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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3276荷主研究者:2019/04/30(火) 15:17:18

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/299696?rct=n_hokkaido
2019年04/25 05:00 北海道新聞
釧路駅高架化、具体策検討へ 津波防災で避難路整備

太平洋岸の平地に広がる釧路駅周辺市街地。鉄道高架化に向けた事業構想の作成が始まった=2018年11月(本社ヘリから)

 釧路市は、津波防災を目的にJR釧路駅の高架化を想定した駅周辺再整備の指針「釧路都心部まちづくり計画」の事業構想の作成を始めた。2020年度末までに鉄道高架の規模や土地区画整理対象エリアなどの概要をまとめ、概算事業費を試算する。市の駅周辺再整備計画は、07年に財政難のため凍結されており、新計画では駅の南北を短時間で結ぶ避難路の整備と、新駅舎の小規模化などによる事業費圧縮がポイントとなる。

 事業構想では、駅舎を西に移動させて高架化し、駅南北を直線道路で結ぶなど、津波発生時の避難時間短縮を図る道路整備を再検討する。駅舎の延べ床面積を、07年の計画の7千平方メートルから1200平方メートルに縮小。高架区間の両端をコンクリート橋ではなく盛り土にして費用を抑える方針だ。

 土地区画整理事業は、07年の計画では9・2ヘクタールを対象としていたが、新計画では土地の活用策とそれに見合う広さを再検討する。

 市都心部まちづくり推進室によると、自治体都合で鉄道高架化を行う場合、費用は自治体負担となり、釧路では道と市が出し合う見込み。事業構想では、国の補助金も想定した上で市の実質的負担を試算する。

 市は5月末、駅周辺活性化策を検討する「公民連携プロジェクト推進チーム」を発足させる。市や商工会議所、地元商業者らで《1》店舗改築や起業の支援策《2》長期滞在者受け入れ物件の確保《3》イベント開催など、ソフト事業の検討も始める。

 鉄道高架を含む駅周辺再整備は市の長年の懸案だが、07年の試算では、290億円もの概算事業費を見込んだ。一方、駅周辺市街地は、沿岸部の海抜2〜4メートルの平地に広がる。東日本大震災後の12年に道が発表した津波予測では、10メートル級の津波が押し寄せると、一帯が5〜10メートル浸水する。市は防災対策のため、15年に鉄道高架の検討を再開。今年3月には基本構想を策定した。

 しかし、着工までには現地調査や、都市計画変更など各種手続きが必要で、市は「事業構想策定から10年はかかる」と見込む。土地区画整理では地権者との交渉の長期化も想定され、完成時期は見通せない。蝦名大也市長は「将来の人口流出を食い止めるためにも、防災とまちづくりを合体させた長期事業として進めたい」と話している。(佐竹直子)


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