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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3390荷主研究者:2020/06/21(日) 22:58:35

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413855?rct=n_hokkaido
2020年04/20 08:36 北海道新聞
釧路駅 いつ高架化 事業構想は20年度中に 見通せぬ着工、完成 費用も巨額

http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20200420hokkaido01.JPG
釧路市の中心部を分断するJR釧路駅(手前)と北大通。高架化で津波からの避難が円滑になることなどが期待されている=3月中旬(本社ヘリから、小松巧撮影)

http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20200420hokkaido02.JPG

 釧路市は、津波防災を目的にJR釧路駅の高架化を想定した駅周辺整備の指針「釧路都心部まちづくり計画」の事業構想編を2020年度中に策定する。高架化した鉄道の下に複数の道路を走らせることで、津波から避難しやすくする狙いがあり、策定で中心部のまちづくりが本格的に動きだすが、着工まで早くても7〜10年かかるとされ、費用負担など先が見えない課題も多い。

 東西に走る鉄道で分断される釧路駅周辺の中心市街地。南北に抜けるには、車は東側の旭跨線橋(こせんきょう)か西側の北中跨線橋、歩行者は駅の地下道か駅と旭跨線橋の間にある巴(ともえ)跨線橋を通る必要がある。津波発生時に海から離れた北側へ避難するのに不安を抱く市民が多いのが現状だ。

 市の計画では、旭跨線橋から北中跨線橋を含む約2・5キロの鉄道を高架化し、駅南側の北大通を駅北側の共栄大通・新橋大通と接続する。旭・北中・巴跨線橋は解体して平らな道路にし、市役所西側に「市役所横通」も新設。計5本の道路を鉄道の下に走らせ、津波発生時に歩行者や走行中の車の避難を円滑にする。

 市は釧路駅の高架化を、約30年前から交通の利便性を高める目的で検討してきたが、財政難を理由に07年に凍結。11年の東日本大震災で津波防災の必要性が見直され、15年から検討を再開した。18年度末には、釧路都心部まちづくり計画の概要を示した基本構想編を策定。内容を具体化する事業構想編については19年度から協議を進めてきた。

 約30年前と違い、釧路市では人口減が深刻化し、空き店舗も目立つ。メインストリートの北大通でも、19年度の空き店舗率は26・6%。駅の高架化に合わせて、北大通のにぎわい創出も重要な目的となっている。

 市は、北大通をいずれも片側1車線の共栄大通・新橋大通と接続するため、北大通も現在の片側2車線を1車線にする方向で検討している。車線を減らすことで北大通を通る車を少なくし、避難時の混雑を分散。代わりに歩道を広げ、歩行者が往来しやすいようにして、にぎわい創出にもつなげたい考えだ。

 ただ、高架化実現への課題は山積している。凍結前の試算では概算費用が290億円。事業構想編には新たな試算を盛り込むが、国、道、市、経営難のJR北海道による巨額の費用負担の協議はこれからで、難航するのは必至だ。

 政府の地震調査委員会は、千島海溝沿いでマグニチュード(M)9クラスの超巨大地震の発生が「切迫している」とする長期評価を公表しているが、市によると、着工まで早くても7〜10年かかり、完成に至っては全く見通せない。仮に赤字の花咲線・釧網線がそれまでに廃線になると、そもそもの前提が変わってしまうという事情もある。

 3月中旬に開かれた釧路市議会の都心部市街地整備特別委員会でも「北大通を片側1車線化すると避難時に課題がある」「歩道を広げてにぎわいが創出できると思えない」などと市議から異論の声が相次いだ。

 市総合政策部の米山晋司・都心部まちづくり担当部長は「課題は多いが、今できる議論をしっかりしないと、7〜10年後の着工もない」と力を込める。市は今後、市民からも意見を公募しつつ、事業構想編の策定作業を進めていく考えだ。(五十地隆造)


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