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都市計画道路・高速鉄道スレッド
1970
:
荷主研究者
:2012/01/08(日) 00:07:42
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20111214104.htm
2011年12月14日03時42分 北國新聞
寺町大通り拡幅を中止 金沢市、整備より保全
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/H20111214104.jpg
道路拡幅を取りやめる寺町大通り=金沢市寺町5丁目
金沢市の寺町大通りの都市計画が変更される方向となった。道路周辺が来春、市伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に指定される見通しとなったことを受け、都市整備よりも、金沢の個性である伝統的なまちなみ保全を優先し、拡幅計画を中止する。
都市計画の変更を検討している区間は、寺町大通り蛤坂(はまぐりざか)交差点から寺町3丁目交差点手前までの約650メートル。1930(昭和5)年に16メートルの幅員を19メートルに拡幅し、66(昭和41)年には蛤坂交差点―寺町5丁目の幅員を20メートルとする都市計画がそれぞれ決定していた。
拡幅工事が実施されれば、通り沿いに点在する加賀藩ゆかりの寺院門扉や、歴史的価値の高い大木などの位置をずらす必要があり、藩政期からの景観に手を加えることになる。
一方で、歩道が狭く、歩行空間の確保が課題に上がったが、最終的には「本来の姿を残すことがより重要」(市都市計画課)と判断した。
計画変更は来年2月の市都市計画審議会に諮られ、同3月の県都市計画審議会で正式に承認されるとみられる。市内では都市計画が廃止されるケースはあったが、変更は初めて。
来年4月にも指定される寺町台地区の伝建地区は約22ヘクタール。野町、泉野2校下の12町会が含まれ、対象範囲には55の寺社と約100の町家が含まれる。
他県では都市計画に阻まれ、伝建地区の指定範囲を縮小した自治体もあり、市は「計画変更は歴史的建造物の保全を大いに後押しすることにつながる」(歴史建造物整備課)としている。
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