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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2510チバQ:2014/04/24(木) 21:11:08
 たまたま乗った電車も鏡川橋止まりだったのでいったん下車してしばらく待っていると、やってきました「平和憲法号」。側面には「守ろう平和憲法!! 平和憲法は世界の宝」、反対側には「守ろう9条・25条を!!」とも大書され、護憲をアピールしている。

 平和憲法号もこの停留所止まりで、折り返し後免町行きとなった。終点まで行く電車は少ないため、後免町行きの電車は「ごめん」と書かれた表示板を掲げて走る。同様に反対方向、伊野行きの電車には「いの」の表示板が掲げられる。

 さて、さっそく平和憲法号に乗ってみる。車内広告で、憲法前文と96条の条文が掲載されていた。あくまで条文を示しているだけで特段、解説などは付けられていない。なかなかうまい手法だと感心させられる。(中略)

 高知では選挙期間中、平和憲法号のほかにもう1両、「憲法9条号」なる電車も走っていると聞いていたが、市内を走っている電車を追っていてもなかなか見つからない。仕方ないので土佐電鉄の車庫を訪れて聞いてみると、この日はたまたま整備のため、車庫の奥に鎮座していた。

 憲法9条号は車体側面に「守ろう9条・世界の宝!!」と大書され、車内広告では憲法前文、9条、13条、96条に加え、国連憲章2条までが紹介されていた。もちろん、こちらも解説抜きである。

 今回の参院選では、この2両の路面電車が公示前から高知市内と周辺を走り回り、護憲を訴えていたわけである。土佐電鉄のウェブサイトには「高知県民の足として親しまれる路面電車は、乗客はもちろんドライバー、歩行者に至るまで多くの人の目に触れる注目度の高い広告媒体です。繰り返し訴求でき、無意識のうちに印象に残し、抜群の効果を発揮します」とあったが、確かにそんな感じがする。

 さらに本紙既報の通り、参院選高知選挙区(改選数1)では自民党候補は9年前から3連敗中だった。今回は民主現職と自民新人の一騎打ちかと思われたが、ふたを開けてみれば共産新人が2位に食い込み、民主現職は3位に沈んだ。今回参院選では京都や大阪の選挙区で、共産候補が民主候補を押しのけて当選を果たしている。護憲の立場を明確にした共産党が支持されたのか、それとも憲法改正への態度を明確にできない民主党が有権者に見限られたのか。(以上引用)


昭和の香り漂う「平和憲法」


 昨年夏に撮影した「ごめん」の札を掲げた平和憲法号をみていると、力及ばず護憲勢力を伸ばせなかったことをわびているようにも思えてくる。それにしても、昭和の香り漂うレトロな車体に「平和憲法」の文字はよくなじんでいた。電車の古さと憲法の古さがうまく釣り合っていたともいえる(でも実のところ電車のほうが新しい)。現行憲法はときに“新憲法”とも称されるが、実際は「施行以来、一度も改正されていない現憲法は、世界で『最も古い』憲法だ」(『国民の憲法』産経新聞出版)。土佐電鉄沿線の住民も「電車も憲法も、まだまだ頑張ってるなあ」と、敬老のまなざしで護憲電車を眺めていたのではなかろうか。憲法の古さを広く知らしめたという点で、平和憲法号・憲法9条号の功績は極めて大きいといえる。それだけに、まだまだ走り続けてほしかった。いや本当に。


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