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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2102荷主研究者:2012/08/12(日) 20:48:43

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120622/CK2012062202000078.html
2012年6月22日 中日新聞
地下道改善へ 浜松市役所前の交差点

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◆“階段だけ”から横断歩道設置へ

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浜松市中区の市役所前交差点。歩行者は地下道を通らなければ反対側に渡れない。奥が浜松市役所

 バリアフリーのまちづくりを掲げながら長年、階段の地下歩道しかなかった浜松市役所前交差点が、ようやく改善に向かって動きだした。象徴的な場所だけに、来庁者から違和感を持たれることもあったが、市は横断歩道と歩行者信号の設置を検討中。県警とも調整しており、この夏にも現況測量に入る予定だ。

 「足腰が弱って、もうじき階段を上れなくなるかもしれないから、ありがたいね」

 市役所を訪れた七十代後半の女性は苦笑した。国道152号と市道の幹線道路が交わる同交差点。歩行者は総延長約六十三メートルの地下道に階段で潜らないと、反対側に渡れない。自転車の通行帯もない。

 地上で渡る場合は、二百メートル先の歩行者信号まで遠回り。数年前に市役所を訪れたという県外の自治体職員は「このご時世に、役所の目の前に階段しかない地下道には戸惑った」と話す。

 市交通政策課によると、この地下道の完成は一九七二年。市内中心部は、自動車交通が急速に発展した六〇年代から、歩行者の安全確保を目的に、歩行者通路を地下に設ける交差点整備が進んだ。その後、バリアフリー化の流れの中で地下歩道は解消に動きだし、市は二〇〇五年に交通バリアフリー基本構想を策定。JR浜松駅周辺を重点整備地域に定めて、改善していくはずだった。

 ただ、これまでに改善したのは、〇七年に駅近くの中心街にある鍛冶町交差点地下歩道が廃止され、スクランブル横断歩道ができた一件だけ。

 市役所前は、来庁者の利便性もあり改善の優先度は高かったが、「国道は右折帯を含めると七車線あり、自動車交通量が一日あたり三万三千台と多い。歩行者の安全性との兼ね合いを慎重に検討していた」と担当者。スロープやエレベーターも、設置場所がとれないことから難しいといい、棚上げ状態だった。

 それが自転車がエコ通勤・通学で注目されてきたほか、歩けるまちづくりを求める声もあって、「総合的な判断」(同課)で手を付けることになった。

 本年度予算で現況測量に約二百万円を計上しており、七月にも発注する。工事まで順調に進めば、二年後には地上で横断できるようになる見込みだ。地下道は児童の通学などの安全性もあって残すことも検討している。

 ただ重点地域には、ほかにも改善対象となっている地下歩道が三カ所ある。「まずは一つずつ。ほかは課内で検討の段階」と担当者は話している。

(原昌志)

  <浜松市中心部の地下歩道交差点>  市交通バリアフリー構想の重点整備地区はJR浜松駅を中心におおむね500メートル〜1キロの範囲。地下歩道の改善対象となっている交差点は、市役所前のほか連尺、伝馬町、JR浜松駅北口。鈴木康友市長のマニフェストでも課題としているが、市役所前以外は着手の見通しは立っていない。


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