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都市計画道路・高速鉄道スレッド
2663
:
荷主研究者
:2015/02/01(日) 13:12:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150122/CK2015012202000161.html
2015年1月22日 東京新聞
LRT、車道との共存など説明 宇都宮市が4年目のオープンハウス
LRT事業に関する資料をそろえた「オープンハウス」の会場=宇都宮市で
宇都宮市が導入を計画する次世代型路面電車(LRT)事業について、市民に理解を深めてもらう巡回展示「オープンハウス」が、市内十六カ所で順次開かれている。会場の各地区市民センターなどを巡り、三月十六日まで計二十七日間にわたって開催。市の担当者が常駐し、LRT事業に関するさまざまな疑問に応じる。 (後藤慎一)
四年目となる今年のオープンハウスは、車道とLRTの軌道をどう共存させるかや、LRTを通す区間の一部高架化など、この一年で進めた事業計画の内容を約二十枚のパネルで説明。今年から初めて、コンピューターグラフィックスを使った動画も流している。数種類のパンフレットも用意し、訪れた市民の意見を聞き、質問を受け付ける。
巡回は今月十三日の市役所からスタート。二カ所目の会場となった清原地区市民センター(同市清原工業団地)では二十一日、十人の市民が訪れ、「LRTとバスの接続が大事なのではないか」などと質問。市の担当者は「バス事業者と協議をして利便性を向上させたい」などと答えていた。
オープンハウスは今後、一カ所で二日間ずつ開き、二月二十八日と三月一日はショッピングセンターのベルモール(同市陽東六)、三月十三〜十六日はオリオン通りACプラザ(同市江野町)でも開く。市LRT整備推進室は「最新の状況とこれまでの経過を丁寧に説明したい」としている。
一方、市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」の上田憲一代表は「オープンハウスでは利点ばかりを説明し、不都合なことや疑問に答えていない」と不満を指摘。今春の統一地方選で行われる宇都宮市議選でLRTが争点の一つになることも視野に、現職の市議らに今後、LRT事業への立場を質問するなどしていくという。
<宇都宮市のLRT導入計画> JR宇都宮駅の東西をまたぐ形でルートが計画され、市は2013年3月に駅東側の区間の約15キロを優先して整備することを決めた。総事業費は当初、東西の区間を合わせて約383億円と見込んでいたが、昨年8月以降、車両の大型化などを背景に事業費の大幅な増額が判明。現在の見込みでは、駅東側の区間だけで約450億円(消費税を除く)に上る。このほか、駅西側は市中心部の大通りを通る約3キロが計画区間だが、市はさらに延伸することも検討している。
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