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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2204荷主研究者:2013/02/24(日) 13:50:09
>>2150
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130208/CK2013020802000076.html
2013年2月8日 中日新聞
ルートすべて浸水域 清水区で導入検討の路面電車

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◆静岡市「想定にこだわると計画できない」

 静岡市が清水区で導入を検討している次世代型路面電車(LRT)の予定ルートすべてが、南海トラフ巨大地震の浸水予測区域内にあることが分かった。市は「被害想定は把握しているが、清水区の活性化にLRTは重要」とルートを変えない方針だが、住民の中には「被害想定が分かったのに、計画を進めるのはおかしい」と疑問視する声もある。

 予定ルートは、静岡鉄道新清水駅を中間点とし、清水マリンパークなど観光名所が集まる清水港日の出地区とJR清水駅の間約二キロをつなぐ。交通アクセスの利便性を良くし、清水区の活性化や定住人口の増加を目指している。

 ところが昨年八月、内閣府が公表した南海トラフ地震の被害想定で予定ルートすべてが浸水区域に当たることが判明。市がホームページで公開している津波の浸水区域や到達時刻を示す被害想定マップによると、大半で一〜二メートル、場所によっては五メートルほど浸水すると想定された。

 市防災対策課などによると、予定地は清水港と近隣の川に挟まれた低地。避難勧告の対象地区もあるが、市はどの程度の時間で水が引くかなどの調査はしていない。

 LRTは、低床式車両を使うため乗り降りが容易なのが特徴。低振動、低騒音で、二酸化炭素排出量を抑えられるといった利点もある。二〇〇六年に導入した富山市では、沿線の地価下落が抑えられた実績もあり、経済効果も期待される。一方、車両は電気機器のため、津波で浸水すれば、車体を使えなくなる恐れもある。

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LRTの予定ルートとなっている場所。右はJR清水駅=静岡市清水区で

 市交通政策課の担当者は「津波の課題は認識しているが、想定にこだわると新たな都市計画が成り立たなくなる」と話す。一方、計画見直しを訴える清水区の男性は「津波の浸水予測が発表されて以降、高台避難を考えている町もある。LRT整備は時代に逆行している」と批判する。

 市は昨年十二月、清水地区の導入検討協議会を設立した。今年九月までに五回の協議会を開き、LRTの利活用や導入に向けた課題を検討しているが、今のところ地震や津波の影響は考慮していないという。

 協議会長の川口宗敏静岡文化芸術大大学院教授は「清水区の活性化やLRTの採算性を考えると、商業施設や駅が集まっている予定ルートが最適」と指摘。清水区選出の市議は「津波ありきで事業の是非を考えてしまうと、市民に生活への不安を与える恐れもある。ただ具体的な津波対策をしっかり考えた上で、LRT計画を進めるのも必要」と話している。

(天田優里)


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