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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2690チバQ:2015/03/03(火) 20:15:15
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/141105/lif14110516290012-n1.html
2014.11.5 16:29コメント
終電は午前8時24分 「都会の秘境駅」となった住吉公園駅の岐路
 平日は5本しか電車が来ない「都会の秘境駅」が大阪市内にある。天王寺駅前(阿倍野区)から出ている路面電車の阪堺電気軌道上町線の終点、住吉公園駅(住吉区)だ。今年3月のダイヤ改正で大幅に減便され、午前8時半前に終電が出発してしまう朝限定の駅に。正月だけは住吉大社の参拝客でにぎわうが、平日は100人程度の利用にとどまっており、阪堺電軌は「今後存廃の岐路に立つ可能性もある」としている。(大竹直樹)

 5日午前7時48分、天王寺駅前行きの一番電車に乗り込んだのは16人だった。阿倍野まで毎日通勤で利用している地元の重留(しげとめ)佳子さん(69)は「前はもっと本数があった。もうちょっと増発してくれるとありがたいのだが…」と話す。

 日本一高いビル「あべのハルカス」全面開業(3月7日)に合わせた今春のダイヤ改正で住吉公園駅発の電車は66本から平日5本、土休日4本に一気に減便された。阪堺電軌は「減便した電車を、利用客の多い別路線の我孫子道始発の電車に振り向けた」という。

 この日、住吉公園駅から出発した電車はわずかに5本。8時24分発の天王寺駅前行きの“終電”が出発すると、改札前にパイロンが置かれ、駅は1時間足らずで早々と営業を終えた。休日はさらに1本少ない4本だけの運行となる。

 5日の乗降客を数えたところ、下車19人、乗車80人の計99人だった。阪堺電軌によると、大幅減便前の昨年10月時点では、平均乗降客743人だったため7分の1以下になった計算だ。

 だが、住吉公園駅から数十メートル離れた場所に阪堺線の電車が発着する住吉鳥居前停留場があるため、地元の桑原七郎さん(72)は「言うほど不便は感じていない」という。

 ただ、住吉公園駅にも朝のラッシュ時の光景はある。8時12分発の電車には28人が乗車待ちの列をつくった。始発駅から座って行きたい通勤・通学客がこぞって利用しているのだ。

 高校2年の河内屋凛乃(りんの)さん(17)は「住吉公園駅から乗れば、座って勉強しながら学校に行けるので便利」と話した。

 住吉公園駅は101年前の大正2年に開業。南海電鉄の住吉大社駅に隣接している。阪堺電軌によると、最盛期の昭和30年代には最短1分間隔で列車が発着。1日に約200本の電車が運行されていたが、利用状況に合わせ年々減少した。

 阪堺線の恵美須町-住吉間は「億単位の赤字を計上している」(同社)不採算路線だが、住吉公園駅が終点となっている上町線は黒字。正月三が日は住吉大社の参拝客のために運行される臨時電車の折り返し場所として“重宝”しているといい、阪堺電軌の担当者は「正月のことを考えると、簡単に廃止にするわけにもいかない」と打ち明ける。

 利用状況だけをみれば存廃の岐路に立つ“盲腸線”の終端駅だが、電車の折り返し場所として有効に活用されており、しばらくは「都会の秘境駅」として存続しそうな情勢だ。


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