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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2326荷主研究者:2013/08/03(土) 13:04:05
熊本クラスの市電でも積み残しが発生しているのか…。路面電車やLRTに適した都市規模だと思っていたのだが。健軍町という郊外まで路線を伸ばしていることで逆に通勤・通学時の輸送需要が増大し対応しきれなくなっているのかもしれない。
>朝夕の通勤・通学時の混雑激化も問題だ。一部車両で起点以外の電停で乗車できない“積み残し”も出ており

http://kumanichi.com/news/local/main/20130801002.shtml
2013年08月01日 熊本日日新聞
熊本市電90年目 新幹線開業効果で乗降客増

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朝のラッシュ時、新水前寺駅前電停で熊本市電に乗り込む利用者。既に満員状態で乗車できず、残されるケースも出ている=熊本市中央区

 熊本市電が運行を始めて1日で90年目に入った。マイカーに押されて一時は全廃されそうになったが、最近は九州新幹線の開業効果などで盛り返し、乗降客は2011年度に9年ぶりに1千万人を超えた。一方で遅々として進まぬ電停のバリアフリー化、ラッシュ時の混雑対応など課題もある。

 熊本市電は1924(大正13)年8月1日、熊本駅前−浄行寺町間4・3キロと水道町−水前寺(現水前寺公園)間2・2キロで営業開始。ピーク時には7系統25キロまで延びたが、マイカーの普及に伴い徐々に廃止。70年代には全廃論も出た。しかし、石油ショックが起き見直しの機運が高まり、存続。現在の2系統12キロが残る。

 2011年度の年間乗降客は前年度比6・9%増の1019万人。04年度以降、900万人台前半で推移していたが、市交通局は九州新幹線の全線開業による観光客の増加、JR新水前寺駅での結節工事完了効果が後押ししたとみている。

 11年度の運賃収入は6・5%増の11億9970万円。09年度以降増加傾向で、06年10月に導入した運賃の150円(子ども80円)均一化などが要因。観光客に分かりやすい運賃にするとともに乗降時間の短縮化が狙いだったが、長い区間の利用者に割安感が出たことなどから利用客の増加につながった。

 経営環境に好転の兆しが見られるが「九州新幹線の開業など外的要因も多く、楽観できない」と市交通局。11年度の経常損益は約3億2600万円の黒字。ただこれには市の一般会計からの繰り入れ分(約8億3400万円)を含み、バス事業を含めた累積赤字は29億円ある。「今は累積赤字を減らすため努力している段階」と言う。

 経営以外に課題もある。総務省九州管区行政評価局は3月、交通事業を所管する国交省に市交通局が点字ブロックや安全柵設置といった電停の改善を指導するよう促した。

 狭くて危険な電停は以前から問題視されており、車いすが利用可能な電停は35カ所のうち19カ所。市は09年度から乗降客が多いなど優先度の高い電停から改良工事を進めている。

 これまでに九品寺交差点電停など8カ所で終了。06年に施行されたバリアフリー新法が規定する幅1・5メートル以上を確保したが、市交通政策総室は「限られた財源で改良できるのは年1、2カ所」と説明。全体完了時期は明示できない状況だ。

 朝夕の通勤・通学時の混雑激化も問題だ。一部車両で起点以外の電停で乗車できない“積み残し”も出ており、新水前寺駅前から利用している熊本市の女子高校生(16)は「本数を増やしてほしいが、仕方ない」と苦笑い。満員の車両を2本見送った。

 市交通局も「大きな課題」と認識しているが、朝の時間帯は約3分に1本の過密ダイヤ。「車両や運転士に限りがあり、これ以上の増発は難しい」と頭を抱える。一方、約70人いる運転士は不足気味で「ギリギリで回している状況」と言う。

 市公共交通協議会長を務める坂本正熊本学園大教授は「市電などの鉄軌道は都市の中で重要な役割を担っている」と評価。しかし、「高齢者や障害者が乗りやすくなるよう電停改良に積極的に予算を投じるべきだ」と指摘。路線バスとの乗り継ぎを良くするなど結節強化も課題に挙げる。(星原克也)


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