したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

都市計画道路・高速鉄道スレッド

2752とはずがたり:2015/06/28(日) 22:25:19
クアラルンプール、交通渋滞損失、年6580億円 バス・鉄道の整備加速
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20150625020.html
06月26日 08:21フジサンケイビジネスアイ

 マレーシアは、首都クアラルンプールの交通渋滞が経済成長の阻害要因となっている。世界銀行によると、年間の損失額は200億リンギット(約6580億円)に達しているもようだ。政府は渋滞の緩和を目指し、バスや鉄道など公共交通機関の整備を急いでいる。現地紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 世銀はマレーシア経済に関する報告書で、2014年の首都の渋滞コストが貨物の遅配のみで国内総生産(GDP)の1.0?1.8%に相当したと指摘。これに混雑中の燃料消費や大気汚染による経済的損失などを含めた同国の総合的な渋滞コストはGDPの1.1?2.2%に達したという。

 マレーシアは1985年の総人口に占める都市人口比が51%だったが、経済成長とともに都市への人口流入が続いて現在は75%となっている。世銀は同国の都市化について、生産性の向上や所得増、所得格差の縮小などの効果があり経済成長の推進力になったと評価する一方で、都市化に伴う渋滞などの諸問題を解決しない限り恩恵も削られると指摘した。

 世銀の地域担当者は、都市化の進行で渋滞による時間的、金銭的損失が増加しているとし「マレーシアは都市交通分野への投資を増やし、都市の生産性と活力を高めるべきだ」と提言。同国の都市交通の発展に必要な改革として、公共交通分野への持続可能な資金供給システムの確立や、各都市レベルで公共交通の計画や管理を統括する新機関の設置などを挙げた。

 政府も首都の渋滞を問題視しており、緩和に向けてバスや鉄道などの路線網の拡大を図っている。都市鉄道では総延長51キロで総工費230億リンギットのMRT(大量高速輸送)1号線の建設が進行中で、総工費280億リンギットのMRT2号線の建設も決定した。

 バスについても、6月に総延長5.4キロで総工費6億6000万リンギットの高架バス路線BRT(バス高速輸送)スカイウェイを開通させたほか、16年末までに34キロの新路線追加を行う方向だ。

 世銀はマレーシアの公共交通機関の普及に当たっては利便性とともに利用者の満足度の向上も必要だと指摘する。自動車に代わる移動手段として選ばれる都市交通網を構築する同国の試みは始まったばかりで、今後も関連企業などの注目を集めていきそうだ。(シンガポール支局)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板