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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3362荷主研究者:2020/02/16(日) 12:26:17

https://webun.jp/item/7633845
2020.01.30 00:36 北日本新聞
城端・氷見線のLRT化検討 JR西・県・沿線4市

 JR西日本は29日、城端線と氷見線のLRT(次世代型路面電車)化に向けた検討を始めると発表した。新しい交通体系に転換して乗客の利便性を高め、路線の活性化を目指す。沿線自治体が求めていた直通化も議論する。完成時期や運営主体は未定で、建設財源など課題も多い。2020年春にも県や高岡、氷見、砺波、南砺の沿線4市と議論を始め、実現可能性を探る。

 JR西によると、LRTへの転換で、新型車両導入や駅低床化によるバリアフリー化▽運行本数の増加▽新駅整備が容易になる▽線路や車両の維持管理コストの削減-などの利点がある。直通化をする場合も、関連工事費を抑えることができるという。

 両施設は少子高齢化によって経営環境の悪化が懸念されており、4市が直通化など活性化策を協議してきた。金沢市で記者会見したJR西の前田洋明金沢支社長はLRT化について「少子化にも適応し、運営コストという意味でも持続可能性が高まる」と語った。

 公共交通網の充実につながり、環境負荷も小さいことから、国はLRTの導入を支援している。JR西は国補助の活用も視野に入れている。

 県全体の振興につながる広域的なテーマであることから、4市の市長は同日県庁を訪れ、県も協議に加わるよう要望。書面を受け取った石井隆一知事は「LRT化は明るい話題。持続可能な形になるよう知恵を出す」と述べ、新たな協議の場を設けるかどうかも含めて検討する意向を示した。

 ■路線維持への危機感

 JR西日本が城端線と氷見線のLRT化を提案した背景には、路線維持への危機感がある。

 2018年度の1日1キロ当たりの利用者数(平均通過人員)は城端線が2899人、氷見線が2552人。民営化された1987年度と比べて共に4割ほど減った。石井知事は「収支面は厳しいというか、たぶん採算は取れていない」と言う。

 北陸新幹線開業で観光利用は増えたものの、利用者の多くを占めるのは通勤や通学客。少子高齢化が進み、さらなる利用増が見込みにくい中で「利用が減ってどうしようもなくなる前に、JRは早めに手を打った」と県幹部はみる。

 ただ、実現にはハードルもある。運営主体について、JR西の前田金沢支社長は「これからの議論だ」と明言を避けた。自治体が出資する第三セクター化など地元負担につながる提案があれば、実現に向けた機運が一気にしぼむ懸念がある。

 LRT化して利便性が高まると、駅周辺に商業施設や住宅地が集積する可能性がある。路線の在り方は沿線自治体のまちづくりと密接に関わる。LRT化や直通化の協議と並行し、県や各市がどうビジョンを描くかも問われそうだ。 (土居悠平)


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