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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2772チバQ:2015/08/16(日) 21:00:45
http://www.sankei.com/politics/news/150816/plt1508160001-n1.html
2015.8.16 13:00
【総支局記者コラム】
宇都宮の次世代型路面電車 バリアフリー?巨額公共事業?町おこし? 賛否の渦中、発進できるか





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JR宇都宮駅東口に立てられたLRT導入に理解を求める看板。市は平成31年度の開業を目指すが…=宇都宮市
 LRTと聞いて、分からない人も多いだろう。「Light Rail Transit」の略で、次世代型路面電車のことだ。宇都宮市が平成28年度着工、31年度の運行開始を目指し、導入を進めている。チンチン電車と呼ばれたレトロな路面電車の多くは、バスや地下鉄に取って代わられたが、LRTは6月に閣議決定した初の交通政策白書で、有用性が提言された。次世代型とはいえ、なぜ今、路面電車なのか。

 宇都宮市の計画は、JR宇都宮駅をまたぎ、西側の中心市街地と、市東部の工業団地(一部は栃木県芳賀町)の間18キロを結ぶ。

 市LRT整備室によると、市の東西をつなぐ交通システムとして、BRT(バス高速輸送システム)、LRT、モノレールなどの導入を検討した結果、コストと輸送力の面でLRTに決めたという。路線バスのままでいいとも思うが、「バス運行は飽和状態で、増便は難しい。排ガスが抑えられ環境にも優しい」と説明する。

 では、従来の路面電車とLRTの違いは何か。LRTの特長は、「床が低く、乗降しやすいバリアフリーを採用している」「車両が複数編成」であること。宇都宮市の計画は、レールを樹脂固定し、低振動・低騒音も実現させる。

 市は「生活圏を一定地域に集中させるコンパクトシティー構想を実現し、サービス向上につなげる。LRTはそのための軸になる」とも強調する。だが、住民の高齢化に拍車がかかり、人口減も予想される状況で、LRTは本当に必要か。総事業費をみても、優先整備される予定の駅東側(約15キロ)だけで、452億円と巨額だ。

 宇都宮市と芳賀町は7月28日、行政が主体的な役割を担う第三セクターの新会社を設立すると発表した。市は「採算性は十分」と踏むものの、民間事業者の公募に応募したのは1社のみ。JRの在来線を路面電車化し、LRTを導入した富山ライトレール(富山市、18年4月開業)に比べ、宇都宮市の場合、「15キロ(の軌道を)敷設する国内で例のない事業」(佐藤栄一市長)。反対する市民団体は「LRTの軌道を敷けば道路が狭くなり、交通渋滞が発生してバスの運行を妨げる」と訴える。

 今年度予算に調査費を計上した横浜市をはじめ、神戸、岡山市などでも、LRT導入の検討は始まっている。宇都宮にLRTが走れば、富山市に次いで全国2例目で、ギョーザやバーテンダーとともに、町おこしにつながるかもしれない。が、巨額の事業費への批判や、市民の反対運動があるのも事実。「21世紀の路面電車」がこのまま軌道に乗るか、注視していきたい。(宇都宮支局長 村岡繁)

■私のふるさと宮城

 仙台市出身。高校卒業前に廃止されたが、自宅近くには市電(路面電車)が走っていた。「チンチン」と鳴る懐かしい響きが、今も耳に残っています。


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