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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1966チバQ:2011/12/30(金) 10:30:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20111229-OYT8T00791.htm
高速鉄道延伸議論大詰め
岩槻まで、2月メドに報告書

 埼玉高速鉄道の岩槻延伸を巡る有識者会議「地下鉄7号線延伸検討委員会」の議論が大詰めを迎えている。来年2月をメドに報告書をまとめる予定だ。沿線では延伸への期待が膨らんでいるものの、採算性の問題があり、同鉄道に出資する県、さいたま市、川口市は難しい判断を迫られそうだ。(栗原健)

■開業望む声 

「人口と経済は裏表の関係。街ができれば人口が増え、経済も発展する。政治的な決断を期待する」

 14日に開かれたさいたま市議会の特別委員会で、さいたま商工会議所の松永功会頭は延伸の必要を訴えた。

 埼玉高速鉄道は、2001年に赤羽岩淵―浦和美園間(14・6キロ・メートル)で開通した。鉄道空白域だったさいたま市東部などを走り、東京メトロ南北線に接続する。

 延伸については、旧運輸相の諮問機関、運輸政策審議会が00年に浦和美園―蓮田間を「15年までに開業するのは適当」と答申。今年6月から「地下鉄7号線延伸検討委員会」が、このうち浦和美園―岩槻間(3駅、7・3キロ・メートル)の延伸について検討を進めている。

 延伸が実現すれば、例えば岩槻―飯田橋(東京都)間は現在の乗り換え2回、所要59分が、乗り換えなしで50分に短縮されるなど沿線住民の利便性が向上する。

 災害時にJRや東武線の代替機能を果たすことや、高齢者の移動手段の確保、自動車の利用減による温室効果ガス削減も見込まれる。埼玉スタジアム近くに駅を設ければ、地元経済への波及効果も期待される。

■横たわる課題 

懸案は採算性だ。埼玉高速鉄道の利用者は1日平均約8万人。並行して走るJR京浜東北線(約60万人)や東武伊勢崎線(約40万人)を大きく下回っている。

 さいたま市の人口は15年頃をピークに減少する見通しで、浦和美園駅周辺など沿線開発も遅れが目立つ。延伸しても利用者増につながるか不透明だ。

 延伸のための建設費は約770億円に達するが、同鉄道の事業環境は厳しい。11年3月期の決算は18億円の営業赤字だった。有利子負債額は1275億円に上り、県と2市が財政支援を続けている。

 検討委の報告を受け、県などはどう判断するのか。交通政策に詳しい戸崎肇・早大教授は「延伸の是非は感情論ではなく、綿密な需要予測に基づいて判断すべきだ。住民もタダではなく、相応の負担があることを理解しないと、失敗を繰り返す」と話している。

(2011年12月30日 読売新聞)


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