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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2042チバQ:2012/05/06(日) 20:37:21
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120324ddlk40010421000c.html
北九州市50年ものがたり:第2部・交通と街/5 空中を走るモノレール開業 /福岡
毎日新聞 2012年03月24日 地方版

 ◇JR駅連結で乗客増
 85年1月9日、北九州都市モノレールが開業した。国鉄小倉駅の南400メートルの「小倉駅」(現・平和通駅)から小倉南区の「企救丘(きくがおか)駅」まで12駅間8・4キロを18分で結んだ。80年に廃止された路面電車の西鉄北方線(魚町−北方)の代わりでもあったが用地取得が難航、着工から6年余をかけての開通だった。

 「路面電車と違って空中では爽快に運転できました」。西鉄路面電車の運転士からモノレールを運行する第三セクター、北九州高速鉄道(小倉南区企救丘)に移った内藤正秋さん(64)は振り返る。

 路面電車の車掌、運転士を15年務め、路面電車の路線廃止が拡大した81年に退社。路上から一転、空中を走る鉄道の運転が仕事になった。「路面電車は車、人、交通信号ありで気が休まらなかった。絶えず緊張していた」。運転する電車が割り込んできた車とあわや衝突という夢にはっとなって目覚めたことも何度か経験した。

 それに比べ、モノレールは地上から平均12メートル、最高点の三萩野では19メートルの高さを走る。「渋滞がなく、車も人も気にしなくてよかった」。内藤さんは4年間、運転士を務めた。

 ただし天候には気を使った。「台風の時、三萩野付近でマンション建設現場のやぐらが傾いていた。これには驚いた」。対向の運転士も気付いて本社に通報した。幸い運行に支障はなかったが、ひやりとした場面だった。

 冬場になると凍結が心配だった。「レールが滑ることがあった。だから、寒い日には砂をまいたりして備えた。今は凍結防止剤を使っていますが」。現在は運転経験を生かし、運行を管理する旅客サービス係長を務める。

 国、北九州市と北九州高速鉄道が681億円を投じて建設した都市モノレールだが、利用者は目標の1日6万人を大きく下回り赤字が続いた。ネックは終点の小倉駅とJR小倉駅(87年に民営化)との間を、横断歩道を渡って歩かなければならないことで、JR駅との連結を求める声も強まっていた。

 そんな中、JR九州の小倉駅改修計画が浮上。これに合わせて北九州高速鉄道も延伸に乗り出し98年4月、JR駅構内にモノレール駅が乗り入れた。延伸分も含めた総工費は816億円。13駅8・8キロを19分で結ぶ。連結効果でこの年から乗客が増加に転じ、単年度収支も黒字になった。累積赤字270億円は05年、市が債務の株式化という手法で穴埋めし、市の100%出資会社となっている。

 同社の廣田誠秀専務は「今月中には開業から乗客3億人を達成できそうだ。今後も1日3万人以上の乗客を確保できるようにサービス改善に努めたい」と話す。

〔北九州版〕


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