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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2120チバQ:2012/08/26(日) 20:48:20
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120825/tcg12082517470006-n1.htm
【宇都宮公共交通フォーラム】
LRT導入 いまだ時期も不明瞭
2012.8.25 17:32 (1/3ページ)

市内4カ所で開かれた新たな公共交通ネットワークについての地域市民フォーラム
 宇都宮市が進める新たな公共交通ネットワーク構築について市民と考える地域市民フォーラムが終盤を迎えている。すでに4カ所で実施され、25日に開かれる「交通まちづくり市民フォーラム」が総括となる。市民からは、まちづくりの基本構想から新公共交通網の整備費まで幅広い質問、意見が出ており、市民が一体となるにはまだ課題が残る。

 「新しい公共交通を構築して日本で5本の指に入る都市を目指す」。6月28日に河内生涯学習センター(同市中岡本町)で始まったフォーラムで、佐藤栄一市長は新公共交通網の整備に意欲を示している。

 宇都宮は全国有数の自動車依存都市で、交通渋滞や交通事故、温室効果ガス排出などの問題が深刻化。人口減少時代に突入し、高齢化も進む中で、市は「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成を掲げている。

 市街地の活力低下を避けるため地域の特性を生かした地域拠点、産業拠点、観光拠点などを整備。子供や高齢者らもマイカーに頼らず行きたい場所に行けるように各拠点を公共交通や地域内交通で結ぶ構想だ。

 その柱が、市中心部の桜通り十文字付近からJR宇都宮駅を通り宇都宮テクノポリスセンター地区を結ぶ東西基幹公共交通(約15キロ)。佐藤市長は「市の予算を踏まえるとLRT(次世代型路面電車)を進めていきたい」と主張する。

 佐藤市長が前向きなLRT導入で最大の争点となってきたのが、推定約380億円という整備費。佐藤市長はフォーラムで、市の平成24年度一般会計予算1825億円を年収500万円の家庭に置き換えて説明。380億円は104万円に相当するが、「104万円の半分は国から補助が出る。県の補助を差し引いても10年分割で毎年6万円の支出となる」とし、LRT導入に理解を求めている。

 ただ、市民からは整備費より整備時期の明確化を求める声が目立った。特に慢性的な渋滞に悩まされている東部地区のフォーラムでは、参加した男性が「着工時期が来ていると思うが、いつ始まるのか見えてこない」と進まぬ導入計画にいらだちをぶちまけた。

 佐藤市長は「国の許可に2年、工事に3、4年かかる。5年後をめどに実行できるようにしたい」と応じたが、市は東西基幹公共交通について「平成30年度までに整備」としている。「整備という言葉が次世代交通の動き出しを意味するのか、工事開始を指すのか明確ではない」(市交通政策課)といい、時期は不明瞭なままだ。

 さらに、フォーラムでは地域間の温度差も浮かび上がった。実施した4カ所の参加者は、河内生涯学習センター200人▽清原工業団地管理センター380人▽国本地区市民センター90人▽市立南図書館130人−と大きな差が出ている。

 東西基幹公共交通の想定ルート周辺の住民は関心があるが、ルート外の住民にとっては既存の交通システムが縮小する懸念が強く、熱心ではなさそうだ。「今のバス路線がなくなれば逆に不便になる」「予算をJR岡本駅に使い、有効活用するのも選択肢ではないか」などの意見も上がった。

 そうした中で、佐藤市長は公共交通網を「魚の骨」と表現。“背骨”の東西基幹公共交通だけでなく、循環バスやデマンドタクシーなど“小骨”となる地域内交通も充実させる方針を示し、理解を求めた。

 だが、想定ルートは主要バス路線と重なるだけに、県内大手バス事業者との足並みもそろっていない。佐藤市長は「利用者と事業者の両方の声を聞いて進めなくてはならない」と慎重な姿勢もみせている。

 11月18日投開票の市長選の争点に浮上することは必至。それだけに、想定ルート周辺の住民だけでなく、市民全体が新公共交通ネットワーク整備の必要性をどう判断するか注目される。(野々山暢)


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