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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2410荷主研究者:2013/11/10(日) 15:09:51
>>2403
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20131023/CK2013102302000054.html
2013年10月23日 中日新聞
どうなる工事再開 名古屋・相生山緑地の市道

立ち入り禁止の看板が立つ相生山緑地=名古屋市天白区で

 名古屋市天白区の相生山緑地を横断する形で計画されている市道弥富相生山線。二〇一〇年一月の工事中断からほぼ四年を経て、工事再開の可否を決める判断が間もなくなされる。賛否両論がある中、河村たかし市長は地元の四学区を対象に市民投票などによる意向調査を実施する考え。その結果を受け、来年一月末までに結論を出す。

 緑地の西側には、立ち入り禁止の看板が掲げられた柵がある。着工した道路の西端部分。柵の向こうには、三年以上手つかずのトンネルがあり、周辺には木が生い茂る。

 弥富相生山線は、近くの野並交差点などの渋滞緩和や、生活道路への車両流入防止を目的に、〇四年三月に着工。これまで総事業費三十六億円のうち二十九億円を投入、全長八百九十二メートルのうち八割の工事が終わった。

 ところが、〇九年四月に初当選した河村市長が掲げた公共事業を見直す「ストップ・アンド・シンク」の対象となり、工事は中断。百七十九メートルが未着工のままだ。

 道路工事の計画区間の東端から西端まで、緑地を迂回するように北側の道を走ってみた。住宅が立ち並び車両の流入が問題になっている地域。距離は一・六キロ、時間は十分。道路が開通すれば住宅地に入る車は減りそうだが、市長の言うように、通行規制をすれば対処できる程度の距離かもしれない。

 緑地の広さは、ナゴヤドーム二十六個分の百二十四ヘクタール。毎年五、六月にはヒメボタルが舞う。道路は緑地を切り開いて造成され、西端の一部はトンネル状になっている。

 緑地近くに住む運送会社パートの阪野勝己さん(66)=天白区菅田=は「地下鉄の延伸などで渋滞は改善されたが、よその車が生活道路へ入り込むのは今も問題」と話す。緑地で山火事が起きたときも火が消せないのではと心配する。工事が始まってからキジの姿が見られなくなったのは残念に思うが、三十億円近い税金が、工事中止で無駄になるのは許せない。「やめるんだったら、市長に全額返してほしい」。

 一方、デザイナーの野田恵以子(えいこ)さん(69)=天白区天白町=は「便利さだけを求めて道を造ることは疑問。道が通れば、騒音や排ガスで、ホタルが住める環境が壊される」と建設に反対。「住民の意向を調べるなら、賛成派だけでなく反対派の意見も紹介する機会を設けて」と訴える。

 利便性と自然保護、そして既に使われた税金と、複雑な要素が絡み合う。河村市長は「高度な住民の判断」を最終的な市の判断材料にするとしている。

◆市民全体が納得を

 市民グループ「相生山の自然を守る会」(近藤国夫代表)は二十二日、河村たかし市長が計画する地元四学区を対象とした住民投票やアンケートについて、市民全体が納得できる形で実施するよう求める要望書を市長宛てに提出した。

 要望書によると、グループは市長に「中止の決断」を求めている。それが難しい場合には、住民投票の対象を四学区に限定しないことを訴えている。グループには百七十人が所属。月一回、相生山を歩く活動をしている。

(中村禎一郎)


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