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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2023チバQ:2012/04/13(金) 21:25:52
http://kumanichi.com/feature/sinkansen/kiji/20120413001.shtml
新幹線、市電を“後押し” 利用者大きく伸びる
 昨年3月に全線開業した九州新幹線が、熊本市電を“後押し”している。観光客の増加が市電の利用者数増につながっており、市交通局は「開業効果が表れた結果」と分析する。同局は運行系統の名称を分かりやすく変更するなどの利用促進策を進めるが、外国人向け案内の充実など課題も残されている。

 今月10日、熊本市西区春日の熊本駅前電停。岩手県盛岡市から観光で訪れた男性(66)が、電停に滑り込む市電にカメラを向けた。「岩手に路面電車はないから、珍しくて記念撮影しました。軌道に敷かれた芝生も美しく、乗るのも楽しみ」と笑顔で話した。

●駅前は過去最多

 市電の年間利用者数は03年度以降、1千万人を割り込んでいる。熊本城本丸御殿が落成した08年度は956万8千人と一時的に増えたが、09年度は924万1千人に減った。

 新幹線開業効果が期待される11年度実績は集計中だが、市交通局電車課は「10年度(953万7千人)より5〜6%伸びそう」。9年ぶりに1千万人台に回復する計算だ。

 交通局が毎年10月に調べている熊本駅前電停の一日乗降客数も、11年は6220人と前年より約1100人増え、過去10年で最多。

 市などは「東日本大震災後は一時的に海外客が激減したが、それを上回る国内からの観光客やビジネスマンの利用があり、全体として伸びた」と話す。

●市電は資源

 市電は全国の鉄道愛好家らに人気で、軌道がカーブする市役所前交差点や、熊本城が背景になる通町筋などが撮影スポットという。

 外国人にも人気のようだ。熊本市シティプロモーション課で韓国国際交流員として働く申惠智[シンヘジ]さん(24)=大邱広域市出身=は「韓国には路面電車はなく、訪れた韓国人らは皆珍しがる」。市交通局によると昨年、韓国からのツアー旅行で1両貸し切られたこともあり、観光資源ともなっている。

 市交通局は昨年3月、新幹線の全線開業に合わせ、「2番系統(熊本駅方面)」「3番系統(上熊本駅方面)」という名称をそれぞれ「A系統」「B系統」に改め、シンボルカラーも赤と青を採用、分かりやすくした。電停も番号化。電停掲示の路線図なども日、英、中、韓4カ国語表記にした。

 しかし車内放送は従来通り、日本語と英語のみ。4カ国語ごとに作った市電案内冊子の配布も熊本駅前電停などに限られている。

 多額の累積赤字を抱える市交通事業の経営健全化計画では、新幹線開業効果や電停バリアフリー化を進めることで、市電の年間利用者数を16年度に1052万5千人まで増やす目標を掲げている。

 九州観光推進機構(福岡市)は「人口減少時代に移る中、韓国や中国など地理的に近い東アジアからの交流人口を増やすことは九州全体の課題。そのためにも、熊本市電を含め、公共交通や観光地の多言語案内を充実させる必要がある」と指摘する。(川崎浩平)



熊本日日新聞 2012年04月13日


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