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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3271荷主研究者:2019/04/14(日) 20:46:03

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=512161&comment_sub_id=0&category_id=256
2019/3/12 中国新聞
全扉降車で「ただ乗り」増 広電昨春導入、1日推定150人

乗務員のいない車両中央の扉からも降りられる「全扉降車」方式の路面電車

 広島市内を走る広島電鉄の路面電車の一部で、乗務員のいない扉から降車できるサービスに乗じた無賃乗車が増えていることが同社の調査で分かった。乗降をスムーズにするため昨年5月に始めた「全扉降車」方式の車両で起きており、中には意図的な不正もあった。無賃乗車は1日約150人に上るとみられ、広電は対応に苦慮している。

 全扉降車方式は、125両・編成のうち「グリーンムーバーレックス」形の低床車16両が対象。「PASPY」などのICカードで1人分の運賃を支払う際だけ、車両中央の無人の扉で降りられる。安全確認と不正監視のため扉付近にカメラを備えており、広電は無作為に抽出した計約6千人分の運賃支払いの有無をビデオ映像で確認した。 

 その結果、無賃乗車の割合は、全扉降車を導入して間もない昨年7月に0・8%だったのが、同11、12月には1・1%に増えた。多いのはICカードを読み取り機にタッチした際、残高不足などでエラー音が鳴ったにもかかわらず立ち去るケース。他の客に紛れ、タッチせずに降りる客も目立った。

 塩田健順・電車企画部長は「時間がたてば慣れていくはずなのに、2回目調査の方が無賃乗車が多かった。決めつけたくはないが、意図的な不正が増えた可能性がある」と懸念する。居合わせた乗客から広電に不正の目撃情報が寄せられることもあるという。

 広電の当初の構想では、全扉降車方式は導入後1年をめどに他の低床車にも拡大する予定だった。だが、現在は「仮に全車両に広げたとして1%の無賃乗車があれば年間約6千万円の減収になる。有効な対策を打てるまでは拡大は難しい」(塩田部長)と慎重な姿勢に転じている。

 全扉降車は欧米の路面電車(LRT)では一般的な方式。広電も導入後、乗客の車内での移動が減って転倒事故が少なくなり、乗降がスムーズになるなど、無賃乗車の問題がある一方でメリットも確認している。

 路面電車に関する著書の多い地域公共交通総合研究所(岡山市北区)の服部重敬研究員(64)によると、全扉降車は「信用乗車」方式とも呼ばれる。停車時間を短くできるため、電車のスピードアップを図る上でも鍵になると指摘。「一部の人の無賃乗車のせいで全扉降車をやめ、利便性を後退させるのは得策ではない。不慣れな人への案内の工夫や主要電停への改札ゲート設置などの対策を講じた上で、他の車両にも拡大してほしい」と話している。


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