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都市計画道路・高速鉄道スレッド

2124チバQ:2012/09/21(金) 23:39:20
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120921/stm12092112460001-n1.htm
都県境の見えない“壁” 新座市への地下鉄延伸の行方
2012.9.21 12:45 (1/2ページ)

新座市が延伸を計画する地下鉄新駅の予定地周辺。畑が広がるのどかな田園地域だ=8月22日、同市馬場
 7月の市長選で6選を果たした埼玉県新座市の須田健治市長は、地下鉄12号線(都営大江戸線)の市内への延伸実現を強く打ち出している。建設準備費として今月の市議会には3億円の積立金を盛り込んだ補正予算案を提出。やり残した仕事に筋道を付けるべく動き出したが、都県境には、都営地下鉄が越えるには高すぎる見えない“壁”が立ちはだかっているようだ。(市岡豊大)

 ■新駅は「庭園」に

 「駅前に降り立つと、思わず『すごいな』と言ってしまうような大きな庭園を作るんです」

 新座市馬場の田園地帯に計画する「新座中央駅」(仮称)について、須田市長はこんな構想を持っている。駅前からは、うっそうと雑木林が茂る平林寺やホタルが見られる野火止用水など、市内の名所をめぐる遊歩道を整備するという。広大な市街化調整区域を生かし、周辺には水族館や大学、地下鉄の車両基地も想定する。

 須田市長が重視するのは駅周辺の魅力づくり。都内から訪れる人をどれだけ見込めるかが、延伸の「絶対条件」(須田市長)だ。

 市は、新座中央駅までの延伸にかかる総建設費350億円のうち市の負担金を58億円と試算しており、まずは3億円を建設基金に積み立てる。須田市長は「将来的には税収増が必要不可欠。そのためには選ばれる街にしないと」と訴える。

 ■都県境の壁

 鉄道の整備計画は国の交通政策審議会が15年に1回行う答申で方向性が示される。地下鉄12号線については平成12年、現在終着駅の光が丘駅から大泉学園町駅(東京都練馬区)までが「整備着手が適当」とされた。次の27年の答申でさらに「新座市方面」が整備路線に位置付けられるかが焦点となる。

 大泉学園町から新座中央の間はわずか約2・7キロだが、ここには都県境の見えない壁が立ちはだかる。東京都が経営する地下鉄を埼玉県内に伸ばすには、都側の全面的な理解が必要だからだ。国土交通省の担当者は「都営線が走るのは基本的に都内。後は自治体間の協議次第」と話す。

 東京都は大泉学園町までの延伸計画について検討を進めているが、その先については「白紙状態」という。担当者は「沿線の需要が十分にあるのか、事業主体はどこが担うかなど総合的な判断が必要。まだ前提の延伸計画が完成しておらず、協議すら始められない」とあくまで慎重姿勢だ。

■温度差どうする

 都側の冷ややかな視線に対し、新駅予定地周辺ではおおむね歓迎ムードだ。近くに住む男性(40)は「どこへ行くにも中途半端な場所なので、地下鉄ができれば安心」。農業の女性(72)も「もう農業では食っていけない時代。農家も反対する人はいないのでは」と話す。

 商工関係者はより切実だ。大型店舗やチェーン店に押されて市内の中小業者は廃業が後を絶たないといい、新座市商工会の山野辺範一事務局長は「にぎわい作りの起爆剤になる」と期待を寄せる。

 延伸を期待する人々の中には、須田市長の全国市長会長当選に期待を示す向きもあるようだ。現在副会長を務める須田市長は、来年6月に予定される会長選に出馬する意向だ。ある市関係者は「国への圧力になることも考えての出馬ではないか」とささやく。

 新座市の将来を左右する地下鉄延伸問題。東京都との温度差をいかに乗り越えるか、須田市長の手腕が問われる。


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