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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1■とはずがたり:2002/12/21(土) 09:07
都市計画に関するスレッド。田舎の道路開通も可。

3204荷主研究者:2018/10/23(火) 22:54:50

http://www.niigata-nippo.co.jp/select/shinodashisei-kyotenka2.html
【2018新潟市長選】検証 篠田市政16年 拠点化の実相

http://tohazugatali.web.fc2.com/road/shinodashisei_kyotenka2.jpg
【写真】2023年度に供用開始予定のJR新潟駅の「万代広場」イメージ図。当初計画にあったペデストリアンデッキは"事業費圧縮"による変更でいったん外された(新潟市提供)

<2> 駅周辺幹線道路

路線価伸びず政令市最低

 国税庁が7月に発表した県内の最高路線価は、連続立体交差(在来線高架化)事業が進むJR新潟駅前(万代口、新潟市中央区東大通1)だった。

 前年から横ばいの1平方メートル当たり43万円。県内では横ばいはいい方だが、価格は全国の20政令市の中で最低だった。しかも政令市ではない金沢市(83万円)に2倍近い差をつけられ、人口が半分ほどの富山市(48万円)をも下回った。

 「一般論として高架化工事が進むと周辺地価は上昇する。そうならないのは、投資に見合う都市としての魅力や将来性に疑問を持たれているということだろう」。地域づくりに詳しい元新潟大法学部長の田村秀・長野県立大教授(55)は指摘する。

 2002年に初当選した頃の篠田昭市長と周辺は、東京一極集中に歯止めをかけ、地方の一大政令市になることを夢見た。目標は「札仙広福」。札幌、仙台、広島、福岡の4市だった。

 あれから16年-。札仙広福の後ろ姿は遠くかすむ。

4本中3本の計画縮小

 「まちの第一印象は、降り立った駅前の様子で決まりやすい」。市長になる前からこう語っていた篠田氏。初当選直後から駅周辺の再開発には並々ならぬ意欲で臨んだ。

 だが次第に膨大な事業費に悩むようになる。転機は07年の政令市移行を経て10年の市長選に3選出馬する際のマニフェスト。目立つ扱いでなかったが、「連続立体交差事業関連の道路建設の一部凍結に向けた検討委員会」を盛り込んだ。

 11年度には外部識者らによる検討委の提言を受ける形で、事業費の300億円規模の圧縮を発表。当初計画にあった、駅の南北をつなぐ4本の幹線道路の整備計画のうち、3本の事業規模を縮小した=地図参照=。計画通り造るのは信濃川の八千代橋から、篠田氏の自宅に近い駅南側の天神尾地区に抜ける「新潟鳥屋野線」1本だけとした。

 田村氏は「駅舎などの"化粧直し"はおまけ。肝は、線路で分断された南北市街地の一体化に向けた幹線道路。本末転倒だ」と方針転換を疑問視する。

 篠田氏の有力支援者だった経済人は「道路も十分整備されない高架駅では、地価の期待が高まらないのも当然だ」と肩を落とした。

 当初事業費は1445億円。いったん約300億円減らしたものの、東日本大震災などによる人件費や資材の高騰などで再び増大。結局、1356億円となり「圧縮効果」は100億円ほどにとどまった。

3205荷主研究者:2018/10/23(火) 22:55:24
>>3204-3205 続き

http://tohazugatali.web.fc2.com/road/shinodashisei_kyotenka3.jpg
【写真】JR新潟駅の全景。在来線高架化の工事は進んでいるが、「万代広場」の本格的な整備はこれからだ(本社ヘリから)

 万代口に先んじて整備された駅南口広場は、バス優先の設計でタクシーと一般車が同じロータリーに集まり、混雑する。

 男性タクシー運転手(68)は「あまり使われないイベント広場ばかりがだだっ広い。使い勝手は以前より悪い」とこぼした。今後、整備される万代広場もほぼ同様の設計で、関係者からは「"失敗"の教訓を生かさないのか」との不満の声が聞かれる。

 かつて新潟市がライバル視した仙台市。1980年代の東北新幹線開業と仙台駅舎の一新に合わせて、駅西口に繁華街へ連絡するペデストリアンデッキ(高架歩道)を整備した。

 新潟市も当初計画には万代口のペデストリアンデッキを盛り込んだが、事業費圧縮の一環でいったんは整備を見送るとした。だが、市民や市議会からデッキを求める声が高まると、17年になって篠田氏は「(整備の)可能性は排除しない」と述べるようになった。

 篠田氏と親交のある元国会議員秘書は「まちづくりは方針を決めたらぶれないことが大事だ」と、トップの「ぶれ」を残念がる。

 最高路線価で、北陸新幹線が開業した金沢市などに水をあけられた新潟市。群馬県高崎市は37万円と新潟市より6万円低かったが、交通の便が良く投資が順調で右肩上がりを続ける。

 今春まで新潟市に住んだ田村氏は警鐘を鳴らす。「群馬にまで抜かれる日が来ないことを祈る」

http://tohazugatali.web.fc2.com/road/shinodashisei_kyotenka4.jpg

<新潟駅在来線高架化事業に伴う幹線道路整備>
 1987年度に有識者らによる議論が始まった。当初は万代口の東大通りと南口の弁天線を駅直下で結ぶ案も出たが、渋滞などの懸念から却下され、複数の幹線道路の整備が望ましいとされた。事業がスタートした2006年には、高架下に(1)新潟鳥屋野線(2)新潟駅西線(3)新潟駅東線(4)明石紫竹山線-の4本の幹線道路を整備する計画だった。だが事業費圧縮などを理由に市は「新潟鳥屋野線」だけを予定通り整備するとした。「新潟駅東線」は歩行者・自転車の通路だけの局所整備にとどめるとしている。


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