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北海道 国政・地方政治スレ

20とはずがたり:2008/10/14(火) 16:47:36
>>19
新スレ盛り上げ有り難うございますm(_ _)m
誤爆の方は消しときますね。

21名無しさん:2008/10/14(火) 16:55:38
>>15
一応、北海道の国民新は、伊東秀子がいますね(07年参院選にも出馬、そんなに票は取れなかったが)
たぶん今でもそれなりの組織はあるんじゃないのかな

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000510707150002
国民新は弁護士の伊東秀子氏(63)。社会党公認で衆院議員を2期務めた後、道知事選に3度挑戦した知名度を生かす。99年の知事選では81万人が名前を書いた。

http://www3.shizuokaonline.com/sanin2007/hirei_kokumin.html
比例区速報

--------------------------------------------------------------------------------
自民 公明 民主 共産 社民 国民新 日本 諸派

--------------------------------------------------------------------------------

国民新党


比例代表
開票終了 政党略称について 比例代表確定方法
国民新(政党名票数:679,054)
候補者 肩書 前元新 得票数
当 自見庄三郎 元郵政相 新 117,590
  青山  丘 元衆院議員 新 74,841
  津島 恭一 元衆院議員 新 73,771
  フジモリ  元ペルー大統領 新 51,612
  呉屋  宏 元沖縄県議 新 51,098
  小林 興起 元衆院議員 新 42,069
  宮本 一三 元衆院議員 新 40,596
  熊代 昭彦 元衆院議員 新 34,239
  関口 房朗 元会社社長 新 27,054
  ペマ・ギャルポ 桐蔭横浜大教授 新 23,254
  伊東 秀子 元衆院議員 新 19,289
  上田 孝之 元厚生労働省職員 新 18,193
  松本 信枝 市民団体代表 新 10,101
  坪井 一宇 元国土政務次官 元 6,456

22名無しさん:2008/10/14(火) 16:59:32
>>21
組織はあっても、有力な人はいないというかんじでしょうね

23名無しさん:2008/10/14(火) 17:02:54
>>21
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%96%B0%E5%85%9A
第21回参議院選挙に向け、国民新党は札幌市中央区に北海道支部を開設し、伊東秀子を比例区の候補者として擁立した。

24とはずがたり:2008/10/14(火) 17:02:56
忘れてました,伊東女史w
統一地方選スレでも北海道知事出馬とか昔は話題になりました↓けど,国民の比例から出たのはすっかり忘れてましたね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/?KEYWORD=%B0%CB%C5%EC%BD%A8%BB%D2

25とはずがたり:2008/10/14(火) 17:33:10
石川vs中川で注目の北海道11区の記事。総選挙スレから再転載しておきます。

決戦十勝─迫る解散・総選挙─
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/5137-5140

臨戦態勢の3陣営
生活者 意識し訴え
第1党は無党派 「既存構図」で測れぬ不透明さ

原油高騰対策を求め帯広市内で6日に開かれた連合系の住民集会。集結した労組関係者を前に、来賓あいさつに立つ自民党の中川昭一の姿があった。会場からはざわめきが起こった。
労組との対決姿勢を鮮明にしてきた中川の行動は自民関係者も驚かせた。民主サイドは「焦りの証拠」とするが、なりふり構わない中川の姿勢から並々ならぬ「本気度」も感じ取った。
中川の最近の言動には「生活者視点」を意識したものが目立つ。大胆な財政出動や各種減税で「景気浮揚」を促す独自政策も発表した。ここに来て地元での活動をスーパーや幼稚園など有権者の身近な場所にシフト。「どぶ板」を展開し、親近感を醸し出すのに懸命だ。

 見えない力関係
多くが「接戦」予想
繰り上げ当選で情勢変化

変化を訴える民主党の石川知裕のポスター。今年に入り管内各地で見掛けるようになり、政治関係者の間で話題になった。石川自身が飛び込みで掲示を依頼したものもある。党関係者は「代議士直々に頼まれたら断れないだろう」と、現職の肩書の威力を強調する。

変化を訴える民主党の石川知裕のポスター。今年に入り管内各地で見掛けるようになり、政治関係者の間で話題になった。石川自身が飛び込みで掲示を依頼したものもある。党関係者は「代議士直々に頼まれたら断れないだろう」と、現職の肩書の威力を強調する。
 一昨年の市長選では中川が推した現職の砂川敏文が大苦戦、衆院選への弾みにならなかった。別の古参支持者は特に市区の強化が進まないことを憂慮する。

中立の鈴木氏石川支持を示唆
前回衆院選以降、決定的な違いは民主党代議士の誕生だ。石川は昨年3月、道知事選で荒井聡が出馬したのに伴い、比例道ブロックで繰り上げ当選。旧社会党時代の新村源雄(故人)以来、民主は十勝で地元代議士を抱えることになった。
前回衆院選で石川は同郷(足寄町)の鈴木宗男=新党大地=に接近、足寄など5町で中川の得票を上回った。一方、大地は十勝管内で5万455票を獲得、一定の勢力を示した。鈴木支持者との連携が、石川の善戦の一要因であることは間違いない。
石川はバッジを着けてからも鈴木に「大先輩」と敬意を払い、秋波を送り続ける。14日、足寄町で開かれた鈴木後援会の催しでも「呼ばれていなくても来ました」と駆け付け、親密度をアピール。現時点で中立の鈴木も「私との間にイデオロギーの対立はなく、私自身、政治家である前に人間。安心してほしい」と、石川支持を示唆した。

これに対し中川は、組織力で石川をはね返したいところだが、後援会組織は高齢化に直面している。
昨年来、若返りも含めて組織強化を目標に掲げるが動きはいまひとつだ。中川系の市議は「本来なら代議士と同世代の支持層が厚くなってしかるべき。今まで若返りの補充をしなかったツケが出ている」と指摘する。

揺れる有権者
現政策へ募る不満
農業、建設 保守王国に「きしみ」

コスト高や事業縮減で、保守基盤の農業や建設業界が揺らいでいる

 長年、中川を支えてきた農業界が揺れている。十勝の農業界は時の農政と連携し政策を誘導することで発展、中川も農業界と二人三脚で党農林族の有力者に成長した。ところが昨年度導入された品目横断的経営安定対策の評判が芳しくない。原油高や飼肥料高騰の波も押し寄せている。

 導入前に1、2割減収とされた品目横断だったが、減収補填(てん)で収入は同程度か増えたとする分析がある。「交付金が複数回に分けて支払われるため減った感じがするだけでは」(西部地区の農協組合長)と冷静な声も。ただ新制度はその年の収量が反映されにくいため、初年度(昨年)の豊作の恩恵を実感できず「頑張っても報われない」と不満が噴出した。

26とはずがたり:2008/10/14(火) 17:36:21

2008.10.06
中川 昭一氏 自民党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (上)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081006-01/index.htm

「選択」してもらう戦い

 「勝ち抜くことが最終目標ではない。引き続き中川に仕事をやらせるのかやらせないのか、十勝の皆さんに選択してもらう戦いだ」

 4日、幕別町内で開かれた中川昭一の国政報告会。事実上の決起集会となった同集会で中川は、集まった約1000人の支持者に支援を訴えた。麻生政権では重要閣僚の財務・金融相に就任、ポスターでも掲げる「実力本位」の4文字を意識した発言となった。

■かつてない逆風
 農水、経産に続く4回目の入閣、しかも金融を担当し、実質的に「旧大蔵相」に当たる権限を持った。後援会内部には「大臣を落とすわけにはいかない」との雰囲気が日増しに高まる。

 中川の9選を目指す次期衆院選は厳しい環境下にもある。構造改革の下で進んだ中央と地方の格差拡大を受けて、かつてない逆風が自民に吹き付けているからだ。党が独自で行った調査によると、十勝でも市部・郡部を問わず「接戦」の数値が示された。選対本部長の矢野征男は「自民党にとって正念場の選挙。中川の戦いは厳しい」と公の場で繰り返す。

■コンテナに登る
 2005年衆院選で民主新人の石川知裕との票差は約2万票はあった。しかし、この3年間、政権与党が展開する政策への不満に加え、入閣や党幹部の就任で地元入りが減った中川に対し「距離が遠い」との声がくすぶった。この間隙(かんげき)を縫い、石川が保守の牙城だった農村などで浸透を進め、次期衆院選で接戦が予想される背景となった。

 麻生内閣誕生前の9月中旬、帯広市と周辺3町で街頭演説を行い、町村後援会を回る中川の姿があった。芽室ではビール箱ならぬジャガイモの「ミニコンテナ」に上がり、持論である景気対策を訴えた。「どぶ板」は久しぶりだったが、「聞いている人の顔がよく見えた」と中川。支持者の間には「印象が変わった」との声が広がった。

 次期衆院選では再び、財務・金融相の就任で本人不在の選挙戦を強いられることに。中川も「若い候補に応援を頼まれたら断れない」とする。党支部と後援会は本人不在をカバーする意味で、選対本部長に前ホクレン会長の矢野、本部長代行に帯広商工会議所会頭の高【異体字】橋勝坦を充て、経済・産業界が一枚岩で推す態勢を整えた。

 主要閣僚や党三役を歴任、議員生活25年の節目を迎えた中川にとり、9選の壁を打ち破れば大きな飛躍が待っていると周囲はみる。4日、帯広市内で開いた後援会事務所開き、中川は自分に言い聞かせるように「新たなスタート」を訴えた。
(文中敬称略、衆院選取材班)

◆   ◆   ◆

 衆院解散・総選挙の早期実施を見越し、十勝(道11区)で立候補を予定する中川昭一(55)=自民現・8期、財務・金融相=、石川知裕(35)=民主現・1期、比例道ブロック=、渡辺紫(60)=共産新=の3氏は、事務所開きを行うなど本番に向けての準備を進めている。事実上の臨戦態勢に突入した3陣営の動きをリポートする。

27とはずがたり:2008/10/14(火) 17:36:41

2008.10.07
石川 知裕氏 民主党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (中)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081007-01/index.htm
地域に税金を取り戻す

 「前回衆院選では落選した翌日から1日も休まず地域の声を聞いてきた。官僚の天下りをなくし、地域に、1人ひとりに税金を取り戻す」

 5日、帯広市内で開いた石川知裕の事務所開き。石川は「地域のための政治」を重ねてアピールした。

■街頭演説も継続
 石川は昨年3月、比例で繰り上げ当選、次期衆院選は現職の立場で迎える。「前回は選対の指示に従うだけだったが今では自分なりに戦略を描いている。頼もしい」と民主党十勝の関係者。同党への風と「現職代議士」という核を持ち、陣営には過去の選挙戦にはない勢いが漂う。

 2005年衆院選で中川昭一に約2万票差まで迫り、この時の善戦が結果的に繰り上げ当選へとつながった。石川自身は当選後も「研修」と称して1次、2次、3次産業の現場を回り、毎週月曜の街頭演説も継続。自転車街宣で若さと行動力もアピールしてきた。「住民目線」で真っ向勝負を掲げる。

 陣営では従来の「党・農・労」の3軸を基盤に、石川個人が3年間で切り開いた人脈、石川と同郷(足寄町)の鈴木宗男(新党大地代表)との協力で上乗せし11万票を目指す。前回は拠点を分けた党支部と連合後援会(新しい風の会)が同じ事務所に入居、連携を密にした。合同選対本部長の池本柳次は「何としても小選挙区で勝つ」と強調する。

■カギ握る鈴木票
 ポイントは鈴木・大地票の行方。道議の佐々木恵美子は9月28日の石川の国政報告会(音更)で、「共闘が実現すれば、約束事項について自分も最大限の努力を誓う」とラブコールを送った。「大地は民主と連携する国民新党と統一会派を結成した。鈴木さんの協力が得られれば大きなインパクトになる」と、党支部の幹部は語る。

 8日夜には幕別町内で全十勝規模の総決起集会を開催。国会での補正予算審議が流動的で、仮に石川本人が十勝入りできなくても、決行する構えだ。集会の実行委員長でもある池本は「11区で『選手交代』しなければ政権交代の実現はない。北海道からのろしを上げる」と意気込む。

 麻生内閣で財務・金融相に就任した中川は依然として大きな壁だが、石川本人は「補正予算案の審議など麻生政権のかじ取り次第で、財務・金融大臣の中川さんの立場にも直接影響が及ぶはず」と政局の行方を注視。一気に畳み掛ける機会をうかがう。

 「泥臭く、地べたをはいつくばってでも支援を訴えていく」−。石川はあくまでも挑戦者の気持ちで決戦に臨むことにしている。
 (文中敬称略、衆院選取材班)

28とはずがたり:2008/10/14(火) 17:37:05
>>26-28

2008.10.08
渡辺 紫氏 共産党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (下)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081008-01/index.htm

“流れ”投票につなげる

 「もうけを出している大企業ばかり減税し負担は庶民に押しつける。今の政治でいいんですか」

 4日、幕別町内のスーパー前で行われた渡辺紫(ゆかり)の街頭演説。母が子を諭すような柔らかい語り口に、買い物客らが1人また1人と足を止めた。中には片手に買い物袋、もう片手につえを握り、うなずきながら聞き入る80代女性の姿もあった。

■1年で100人入党
 自民、民主の2大政党制の下で鬱積(うっせき)する底辺の不満。共産党陣営は過去の選挙戦ではなかった手応えを感じている。

 プロレタリア作家小林多喜二の「蟹工船」は十勝でも静かなブームになった。過酷な労働を強いられる主人公たちの描写は、ワーキングプアや格差問題に重なると若者や働く世代を中心に共感を呼んだ。共産党はこの1年間、全国で1万人の党員を増やしたが、十勝でも若者から高齢者までの幅広い世代で100人が入党している。

 「基本路線は自民も民主も変わらない。大連立構想ではっきりと露呈した」と、同党十勝地区委員会委員長の佐藤糸江。この流れをいかに投票につなげるかが、カギだとする。次期衆院選で同党は比例を重点に全国で650万、道内では35万票の目標を掲げた。十勝は小選挙区との連動で、2万3000票(前回衆院選の比例は1万3918票)と設定した。

■課題は知名度
 渡辺に対し陣営は、2期8年間紋別市議を務め、党道女性部長として活動してきた実績・経験に期待を寄せる。3人の男児を育てた母親でもあり、紋別時代には地域の若い母親と一緒に保育所を増やす運動を展開し実現させた。11区唯一の女性候補として、「子育て世代との接点を増やしていきたい」と渡辺は語る。

 課題は知名度。芽室町の農家で生まれたとはいえ、十勝では落下傘候補で、昨年暮れ、32年ぶりに故郷に戻ったばかり。これまでは2現職に対抗するべく、街頭演説を精力的にこなしてきた。道東をエリアとする比例重複候補でもあるが、9月からは十勝での運動に絞り、大票田の帯広や近隣町村を集中的に回っている。

 ここに来て党地区委員会も、管内200程度はある支部・後援会をフル回転させつつある。8日夜には地区委員会事務所(帯広市西9南17)で決起集会を開き、総選挙勝利に向け弾みをつける構えだ。

 「今の政治を変えたいという雰囲気は高まっている。1人でも多くの人に会い共産党への支持を伸ばしたい」。渡辺は意気込んでいる。
(文中敬称略、衆院選取材班)

29とはずがたり:2008/10/14(火) 17:43:19
>>26
中川も着々と迎撃体制を調えてますね。
財務相の看板と共産の擁立とマイナス要因もありますので民主への風と大地との協力だけでは石川は未だ未だ苦しいのではないかと思います。
>麻生内閣誕生前の9月中旬、帯広市と周辺3町で街頭演説を行い、町村後援会を回る中川の姿があった。芽室ではビール箱ならぬジャガイモの「ミニコンテナ」に上がり、持論である景気対策を訴えた。「どぶ板」は久しぶりだったが、「聞いている人の顔がよく見えた」と中川。支持者の間には「印象が変わった」との声が広がった。
>党支部と後援会は本人不在をカバーする意味で、選対本部長に前ホクレン会長の矢野、本部長代行に帯広商工会議所会頭の高【異体字】橋勝坦を充て、経済・産業界が一枚岩で推す態勢を整えた。

30名無しさん:2008/10/14(火) 17:56:32
>.29
確かに中川t石川の接戦で石川リードとはいえないでしょうが、>.16で言っているように医師連の1次公認から外れたのは、何か気になります。公明との関係も、SAPIOではあまりよくないと出ていましたし、まだまだ影響力のある大地が石川につけば私は、共産擁立のマイナスはありますが石川有利かなと思います

31名無しさん:2008/10/14(火) 18:05:02
>>30
中川t石川→中川と石川
>29→>>29
>.16→>>16

32名無しさん:2008/10/14(火) 18:06:05
>>29
5区の町村については、みなさんどう考えているのでしょうか

33とはずがたり:2008/10/14(火) 18:14:33

渡島は定数3で自民1民主1。

訃報:川村正さん 68歳 死去=自民党道議 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20081004ddlk01060227000c.html

 川村正さん 68歳(かわむら・ただし=自民党道議)3日、肺炎のため死去。通夜は13日午後6時、葬儀は14日午前10時、渡島管内松前町神明、松前町民体育館で行う。喪主は妻明子(あきこ)さん。

 団体役員などを経て、91年の道議会議員選(渡島管内)で初当選し、現在5期目。自民党・道民会議議員会筆頭副会長、道議会総務委員会委員長、新幹線・総合交通体系対策特別委員会委員長などを歴任した。

   ◇

 公職選挙法の規定により、補欠選挙は行われない。川村氏の死去に伴う道議会の新勢力分野は次のとおり。

 自民党50人▽民主党40人▽公明党7人▽フロンティア4人▽共産党2人▽道政クラブ1人▽欠員2

毎日新聞 2008年10月4日 地方版

34とはずがたり:2008/10/14(火) 18:18:04
小樽関連

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1219675389/67
67 : ◆DGkDmY/s.k :2008/09/04(木) 02:54:57 ID:g7cvDYYT
道議会のフロンティア(>>23)は非自民保守と民社系の集合体で
道政には是々非々で望むということで、
改革クラブと似ている点もあるといえばありますが、
そのフロンティアから先ごろ、八田盛茂道議が離脱して一人会派の道政クラブをつくりました。
フロンティアが支庁制度改革に反対だったのに対して八田道議は賛成だったというのが表向きの理由ですが、
そもそもフロンティアは会派要件の4議席を確保するための互助会的な会派であり、
一条例の採決に対する賛否の違いだけで離脱に至るというのも少し不自然な気もします。
小樽市は現在は自民党の空白区であり、
次の道議選で自民党から出馬するための準備かなという感もあります。
そうであれば八田道議は衆院選でも自民党の候補を応援するかもしれません。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7733
7733 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/06(月) 21:52:30
2007年道議選
小樽市 定数3−候補5 (選管確定)
当 18,676 池田 隆一 62 民主 現② 党総支部役員・元衆院議員 =民主党・道民連合
当 16,261 花岡 ユリ子 52 共産 現③ (元)小樽市議 =日本共産党
当 16,000 八田 盛茂 50 無所属 新① 介護施設会長・元特定郵便局長 =道政クラブ
□ 12,875 久田 恭弘 71 自民 現 建設会社社長
□ 9,041 山口 真人 74 無所属 元 社団法人副会長

佐藤静雄氏次男 道議選に出馬へ(10/02 07:08)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/120992.html

 【小樽】元自民党衆院議員の佐藤静雄氏の次男で、小樽青年会議所総務委員長の佐藤聖一郎氏(33)は一日、小樽市内で開かれた静雄氏の支持者の会合で、二〇一一年に任期満了となる次期道議選小樽市(定数三)に立候補する意向を表明した。

 聖一郎氏は後志管内倶知安町生まれ。武蔵大卒。〇三年から静雄氏の秘書を務めた。静雄氏は次期衆院選道4区からの出馬を模索したが断念、八月に政界引退を表明していた。

35名無しさん:2008/10/14(火) 18:23:32
>>34
フロンティアは、ほぼ保守系といっていいと思う。八田自身も保守だから

36とはずがたり:2008/10/14(火) 18:27:48
>>3>>14>>32

千歳の自衛隊票が強いとかいわれますけどどんなものなんでしょうかね。
地力も厚別・北広島や石狩市では拮抗しつつも民主が上のようですが,千歳や恵庭では対立候補の擁立すら出来ていません。
泥船内閣の官房長官をやった位で意識の高い北海道民の方々は有り難がったりはしないでしょうけどどんなもんなんでしょうかねぇ。。

北海道5区管内07年道議選結果

厚別区 定数2−候補3 (選管確定)
当落 得票数 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 30,909 伊藤 政信 63 民主 現 5 党支部代表
当 22,389 伊達 忠応 34 無所属 元 2 検査会社役員→自民党参院議員のバカ息子。飲酒運転で捕まり親爺の選挙に影響が出るので辞職
□ 12,928 松山 丈史 33 無所属 新 行政書士

江別市 定数2−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 布川 義治 57 自民 現 3 レンガ会社役員
○ 勝部 賢志 47 民主 現 2 (元)小学校教諭

千歳市 定数1−無投票
○ 米田 忠彦 61 自民 現 2 学校法人理事

恵庭市 定数1−無投票
○ 原田 裕 54 自民 現 4 旅館経営

北広島市 定数1−候補2 (選管確定)
当 15,491 沢岡 信広 57 民主 現 4 党支部長←辛勝!!
□ 15,262 野村 幸宏 48 無所属=自民 新 農業

石狩市・石狩支庁 定数2−候補3 (選管確定)
当 18,659 織田 展嘉 60 無所属=民主 現 2 農業 =フロンティア
当 17,679 内海 英徳 64 自民 現 2 飲食店経営
□ 5,562 田中 徳子 30 無所属 新 着物着付け講師

37とはずがたり:2008/10/14(火) 18:39:59
と云う事で千歳市議選を調べてみた。

自民系8人,公明系3人に対して民主系2人と少々淋しめ。
自衛隊関連票などを手堅くまとめても1800余りならそれ程関係も無さそうであるまぁこんだけって事は無いのでしょうかね
>元自衛官で自民党新人の香月正氏は、自衛隊関連票などを手堅くまとめ、1865票を獲得し、上位に食い込んだ。

千歳市議選告示、34候補が舌戦スタート
http://www.tomamin.co.jp/2005/cp050523.htm

 21世紀初頭の千歳市の政治潮流を占う市議会議員選挙(定数28)が22日告示され、29日の投開票へ向け7日間の選挙戦へ突入した。予想通り現職19人、元職6人、新人9人の計34人が立候補の届け出を済ませ、初夏を思わせる青空の下、選対事務所前などで第一声を放った。行財政改革、議会改革などを争点に、少数激戦のデッドヒートが始まった。
 市議選は任期満了に伴うもので、2001年5月以来。03年春に44年ぶりに民間出身として山口市政が誕生して以来、初めて迎えた地方選挙でもある。
 立候補者の政党別では、自民党から9人(うち4人が推薦候補)が出馬。民主党からは2人(うち1人が推薦候補)、公明党からは3人、共産党からは1人がそれぞれ立候補。政党の公認、推薦を受けない議会内会派別では、最大会派の桂政会から3人、千政会から5人、市民ネットワークから3人が出馬。その他の無所属から8人が立候補した。
 告示日の午前8時半から、市総合福祉センターで立候補の届け出を済ませた各陣営は早速、各選対事務所で出陣式を行い、必勝コール。中心街や住宅街などそれぞれの地盤で、各候補が力強く第一声を上げ、7日間の舌戦を開始した。
 今市議選は前回に続き2期連続で定数が削減され、28で迎えた初の選挙。さらに道央圏の中核都市として有権者も7万1997人(21日現在)に膨れ上がり、ボーダーラインの上昇は必至の情勢。現職市議の引退も過去最多の10人に上り、新旧交代が加速した複雑な選挙戦。前回以上の混戦模様となっている。
 逼迫(ひっぱく)度を増す市財政の再建手法が今市議選の争点。さらに地方分権時代の社会保障制度の在り方、景気と雇用、中心市街地の活性化、定数問題を含めた議会改革も争点になりそう。
 投開票される29日は、午後9時から市スポーツセンターで開票作業をスタート。午前0時前後に大勢が判明する見通しだ。

http://www.tomamin.co.jp/2005/cp050530.htm
千歳市議選が投開票、新議席決まる
 任期満了に伴う千歳市議会議員選挙(定数28)は29日、投票が行われ、即日開票された。定数が2減され、34人が立候補した少数激戦の結果、現職18人、新人7人、元職3人が議席を獲得。元市議会議長で知名度の高い無所属元職の梅尾要一氏が3300票余りを大量得票し、復活の5選をトップ当選で飾った。政党別では自民、民主、公明、共産がいずれも公認・推薦候補を手堅く全員当選させた。
 開票結果では、空港関連票などをバックにした梅尾氏が圧倒的な強さをみせて無党派層も取り込み、2位の公明党新人の神田聖子氏に千票以上の大差をつけて前回に続きトップ当選。3位には今井俊雄氏、4位には田口博氏が入り、2−4位までは支持母体の創価学会票を手堅くまとめた公明党の新人が独占し、いずれも2千票を超えた。
 無所属現職の村上洋子氏と山本芳郎氏も1900票を超えて上位当選。元自衛官で自民党新人の香月正氏は、自衛隊関連票などを手堅くまとめ、1865票を獲得し、上位に食い込んだ。
 このほか、元職組では無所属の和田次彦氏が8年ぶりにカムバックを果たしたほか、同じく無所属の河野真範氏も4年ぶりに復活当選。無所属現職の米内山淳二氏は苦戦したものの、次点の無所属新人の竹内啓次氏の追い上げをかわし、28番目に滑り込んだ。無所属現職の市川文雅氏は得票が伸びず、落選した。
 政党別では、公認5人、推薦4人の計9人を擁立した自民が全員当選。前回より1議席増やした。民主は公認1人、推薦1人の2議席を獲得、公明も公認3人を当選させてそれぞれ現有議席を確保。候補を1人に絞った共産は公認を当選させたものの、現有の2人から1議席減らした。
 
千歳市議選の投票率は過去最低に
 千歳市議選の投票率は、63・96%にとどまり、過去最低となった。期日前投票こそ好調だったものの、最終的には前回(2001年5月)の投票率(66・83%)をさらに2・87ポイント下回った。
 当日有権者数は男3万5600人、女3万4128人の計6万9728人。これに対し、投票者数は、男が2万2995人、女が2万1603人の計4万4598人。29日は晴れで天候に恵まれたものの、投票率の向上にはつながらず、男女合わせて約2万5千人が棄権した。

38とはずがたり:2008/10/14(火) 18:40:25
>>37-38

http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/1,0,82,html
新政会:14人 ←自民系
市民の会:4人  菊地勝(民),河野真範(無),田中哲(無),村上洋子(無)←民主系
公明党議員団:3人
高志会:3人 梅尾要一(無),和田次彦(無),本宮輝久(無) ←保守系・反市長系か
日本共産党:1人
無所属:1人


http://www.tomamin.co.jp/2005/cp050530.htm
梅尾要一氏が市議選史上最高得票でトップ当選

 「多くの皆さんの支援に感謝します。初心に戻って活動したい」。3366票という千歳市議選史上最高の大量得票で返り咲いた梅尾要一氏(49)は、支持者でごった返す市内末広の選対事務所で新たな出発を誓った。
 保守分裂の一騎打ちとなった2年前の市長選で惜敗した元議長の梅尾氏は、再度市議としての政界復帰を目指し、今年4月に出馬表明。後援会活動こそ短期決戦となったが、抜群の知名度で2位に千票以上の差をつけて堂々の5選を果たした。

39名無しさん:2008/10/14(火) 18:40:42
>>36
実際のところ、07年の道議選は候補すら立てられなかったし、千歳とあと恵庭の自衛隊票には小林がやや左寄りということもありなかなか受け入れてもらえないのが現状です。他地域はほぼ接戦でしょうから最後はここが大きくなってくるはずです。実際千歳、恵庭の保守票は強いですよ。
北広島は、実力者の沢岡がいるので民主が上です。ただ恵庭・千歳は苦しいが小林が接戦から突き放すにはここで少しでも食い込んでいかないとだめだと思います(そのため>>3では町村有利としました)

40とはずがたり:2008/10/14(火) 18:46:35
>>35
>>34の◆DGkDmY/s.k氏の指摘の様に自民入りを画策してるんではないでしょうかね?
郵政民営化反対で党を放逐された訳でもない佐藤静雄が郵政を期に離党した平沼の新党を期待する等接近したことと,それが次男を道議に出す事と自身は引退を決めたこと,元々特定郵便局長の八田氏が中間派のフロンティアを脱退したことと微妙にシンクロするのかしないのか,その辺りに興味有りです。
自民党からちょっと離れた場所にいた二人が次期道議選小樽選挙区での自民党公認を巡って競い合う立場になったのかも知れませんし。

41とはずがたり:2008/10/14(火) 18:51:20
>>37-38よりももっと前,2003年の記事。
北広島では自民公認0なのに恵庭や千歳は堂々と自民の看板を出して闘う辺り自民の強さが窺えますな。
高志会の梅尾,本宮の連携はこの市長選・市議補選からか。

http://www.tomamin.co.jp/2003/cp030421.htm
千歳市長選は新人の一騎打ち 統一地方選後半戦

 第15回統一地方選の後半戦は20日、千歳市長選、同市議補選(欠員3)、恵庭市議選(定数24)、北広島市議選(定数26)が告示され、27日の投開票へ向け7日間の選挙戦へ突入した。
 現職の東川孝市長の引退表明により空席となった9万都市・千歳の市長選には、無所属新人の梅尾要一氏(47)と同じく無所属新人の山口幸太郎氏(61)=自民推薦=の有力二候補が届け出を済ませて、薄曇りの空の下、選対事務所前で第一声を放った。1958年の市制施行以来、市役所出身以外の民間同士の対決は初めて。保守層をほぼ二分した激戦の火ぶたが切って落とされた。
 梅尾候補は午前9時すぎに、山口候補は同10時すぎに、それぞれ事務所前で第一声を上げ、舌戦を開始した。梅尾候補は松下政経塾OBらでつくる政策提言集団「日本フロンティアの会」の推薦を受け、行財政改革の必要性などを強く主張した遊説を展開。山口候補は自民党推薦候補として党本部の全面的なテコ入れも受け、経済の再生、雇用の拡大などを強くアピールする遊説に入っている。21世紀になり初めて迎えた市長選。本道経済が疲弊する中、景気対策や財政再建、今世紀を展望した社会保障制度の在り方、さらには市町村合併問題へのスタンスなども争点になりそう。
 投開票される27日は、市長選については午前0時前後に大勢が判明する見通しだ。
 
恵庭市議選 27人届け出
 統一地方選の後半戦となる、恵庭市議選(定数24、投票日27日)が20日告示され、7日間にわたる選挙戦に突入した。立候補の届け出は、現職、新人を合わせ27人と過去最少となり、前回(1999年4月)と同様の少数激戦。各候補者は、選挙事務所前で支持者に囲まれながら第一声を放ち、選挙カーを走らせ、市内での遊説をスタートさせた。
 午後五時の締め切りまでに現職21人、新人6人の計27人が立候補の届け出を行った。新人は前回より2人減り、女性候補は前回と同様の2人。今回の立候補者数は、47年の恵庭村議会議員選挙以降、最も少なく、26の議席を28人で争った前回をさらに下回った。
 候補者を会派別にみると、自民党平成クラブが公認、推薦を合わせ現職12人、新人2人の計14人。公明は公認の現職2人と新人1人の3人で、民主・春風の会は推薦と支持の現職2人、共産は公認の現職2人。どの会派にも属さない無所属は、現職3人と新人3人の6人となった。
 
北広島市議選に27人
 北広島市議選(定数26、27日投票)が20日告示され、現職25人、新人2人の計27人が立候補した。
 立候補者を党派別にみると、公明が現職3人、民主が現職2人と新人1人の3人、共産が現職3人、社民は現職1人。無所属は現職16人、新人1人の17人となった。
 今回の立候補者数は、町議選当時の1979年以降、最も少なく、26の議席を27人で争う少数対決の構図となっている。
 
千歳市議補選もスタート 5氏立候補
 千歳市議補選(欠員3)も20日告示され、無所属新人、元職の計5人が立候補の届け出を済ませ、27日の投開票へ向け、7日間の選挙戦へ突入した。
 立候補したのは届け出順で、市川文雅候補(39)=無・新(自民推薦)=、鈴木強候補(65)=無・元=、本宮輝久候補(60)=無・新=、竹内啓次候補(57)=無・新=、堀江政行候補(37)=無・新=の5人。市川、堀江両候補は千歳市長選へ出馬した山口幸太郎候補と、本宮候補は同じく市長選へ出馬した梅尾要一候補とそれぞれ連動選挙を展開する。
 届け出を済ませた各候補は、選対事務所前などで第一声を上げ、7日間の舌戦をスタート。早速、遊説カーを中心街、住宅街にくまなく走らせ知名度の浸透に懸命な候補から、街頭演説で政策を正面から訴える候補。さらには自転車を使って独自の運動を行う候補まで、さまざま。それぞれの少数激戦が始まっている。

42とはずがたり:2008/10/14(火) 18:55:29
>>41
結果民主は若い新人がトップ当選するも民主・春風の会は1人増の3人に対し,自民党平成クラブは公認、推薦候補13人と,14対4の千歳とどっこいどっこいですな。まぁ利権屋が幅を利かす地方議会では自民系はより強いが。。
将来はこの柏野氏辺りが小選挙区を継ぐと苦手の恵庭・千歳票も取れて良いのかも知れませんな。

http://www.tomamin.co.jp/2007/cp070423.htm
新人・柏野氏トップが当選
 統一地方選挙後半戦の恵庭市議会議員選挙(定数24)は22日、投開票された。27人が立候補する少数激戦となったが、無所属新人で民主党の推薦を得た柏野大介氏(27)が2768票を獲得、最年少でトップ当選を果たした。
 開票は午後8時45分から市総合体育館で行われた。投票率66.68%。2003年の前回選挙を1.10ポイント下回った。
 開票の結果、柏野氏が唯一、2000票を大きく上回る大量得票。自転車で遊説する戦術が好感され、若さや連合恵庭の手厚い支援を受けての当選となった。
 自民党平成クラブは公認、推薦候補13人が全員当選し、民主・春風の会は1人増の3人、公明、共産は現有議席を守った。無所属は3人が涙をのんだ。
 
多くの支援に責任の重さ 柏野氏
 「多くの支援を頂き責任の重さを実感します」。トップ当選した新人の柏野大介氏(27)=民主党推薦=は、恵庭市福住町の選挙事務所に集まった支持者と初当選を喜び合った。
 大学卒業後に地元・恵庭に帰り、コンビニエンスストア勤務を経て、民主党北海道の「DASH政権塾」に参加。「20、30代の若い世代にまちづくり、政治に関心を持ってもらおう」と立候補した。
 選挙戦は「大きな音で伝わらない思いより、小さな声でも伝わる思い」を合言葉に、選挙カーを使わず自転車で遊説を展開。名前の連呼は一切やめた。
 順調に伸びる開票速報に、支持者から拍手とともに「よし、やった」と大きな歓声。後援会の利根博副会長が当確宣言すると、万歳を三唱し、27歳の初陣勝利を祝い合った。
 柏野氏は「全く予想もしていなかったトップ当選。責任の重さを実感します」と述べ、さらに「若い力でまちづくりを、という市民の期待の表れ。市民と市政の懸け橋になれるよう、しっかり頑張っていきたい」と力を込めた。

43とはずがたり:2008/10/14(火) 18:57:57
時に>>2の歌(?)はなんなんでしょかね?

44名無しさん:2008/10/14(火) 19:14:58
北広島はその記事の無所属という中の一部が保守系会派としてあるわけで新生みらい、自由ネットあたりがそうです。
ただ北広島で自民・保守系が弱いかといえばそういうわけでもなく07年の道議選を見ればわかるように徐々に民主に近づきつつあるといえます

45名無しさん:2008/10/14(火) 19:15:42
>>44
その記事 >>38のもの

46名無しさん:2008/10/14(火) 20:48:33
>>43
「〜」を取って、検索してみました。一か八かだったが。あっぱしダメかと思ったら、おっ、何とか出たッス。

http://www.google.co.jp/search?rls=GGLG%2CGGLG%3A2006-08%2CGGLG%3Aja&hl=ja&q=%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E3%81%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7+%E6%9D%BE%E5%B1%B1%E5%8D%83%E6%98%A5&lr=&aq=2&oq=%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E3%81%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7

どうやら、松山千春の「大空と大地の中で」(1stLP「君のために作った歌」所収)らしい、と見たです。

47とはずがたり:2008/10/14(火) 21:05:03
>>44
江別・北広島が強くて恵庭が弱い感じですね(千歳は時期が違う)

http://www.minsyu.net/vote/vote030421.html
第15回統一地方選挙の結果について

◆ 江別市議選開票結果
4月22日告示、4月27日投票
  名  前 当落
五十嵐 忠男   (公認)   現7 当
赤坂  伸一   (公認)   現5 当
鈴木 真由美   (公認)   現3 当
堀内    城   (推薦)   現5 当
宮野  一雄   (推薦)   現4 当
矢澤  睦子   (推薦)   現2 当
尾田  善靖   (推薦)   現1 当

◆ 恵庭市議選開票結果
4月22日告示、4月27日投票
  名  前 当落
藤岡    登   (推薦)   現2 当


◆ 北広島市議選開票結果
4月22日告示、4月27日投票
  名  前 当落
小岩    均   (公認)   現3 当
中田 富美男   (公認)   現2 当
今    輝雄   (公認)   新 当
渡邊  作次   (推薦)   現7 当
細野  清男   (推薦)   現2 落

>>46
ありがとうございますm(_ _)m。
北海道民の方なら誰でも知ってる有名な歌って訳でもないんですねw

48名無しさん:2008/10/15(水) 09:30:22
>>13 >>15など
今日駅で国民新の選挙カー(宣伝カー?)をみました(>>13さんと同じ感想だが、最近活動が活発的だと思う)
その中で「国民新は新党大地とともにがんばっていきます」といっていました。
やはり新党大地に合流するのは確実なようです

49名無しさん:2008/10/15(水) 09:48:02
>>48
大地としても国民と組めば1議席確保へプラスになりそうですね

50名無しさん:2008/10/15(水) 09:52:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123323.html?_nva=19
釧路市長選 蝦名道議が出馬を表明(10/15 08:05)
 【釧路】自民党の蝦名大也(ひろや)道議(49)=釧路市=は十四日、同市内で記者会見し、伊東良孝前市長の衆院選出馬に伴う釧路市長選(十月二十六日告示、十一月二日投開票)に無所属で立候補することを正式に表明した。

 蝦名氏は出馬理由について「市議、道議を通じ、常に釧路市をどうするか考え続けてきた。これまで培ってきた経験や人脈を生かし、厳しい環境下にある市の役に立ちたい」と説明。「『市民党』として党派を超え、幅広く支援を呼びかけたい」と述べ、行財政改革や産業振興などに力を入れる考えを示した。

 これについて、民主党北海道の佐野法充幹事長は十四日、北海道新聞に対し「自民党の党籍を投げ出してまで立ち上がった蝦名道議の政治決断に強い感銘を受ける。民主党として、ありとあらゆる支援をしていきたい」と述べ、党として全面支援する考えを示した。

 同市長選では、自民党の上田徳郎市議(59)と、上原丈和副市長(61)が出馬の意向を示しているほか、共産党も候補を擁立する方針。

今のところ上原に経済界や地元自民組織がつくので蝦名としては鈴木の支援に加えて民主系の票もほしいところでしょう
民主はどうするのかな

51名無しさん:2008/10/15(水) 09:54:49
>>1
約2日で「50スレ到達」おめでとう

52名無しさん:2008/10/15(水) 10:00:45
>>51
スレ→レス

53名無しさん:2008/10/15(水) 12:02:35
先送りムードから一転11月選挙か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000066-yom-pol
首相、月末解散を視野…投開票は11月30日有力
10月15日3時10分配信 読売新聞


 麻生首相が今月末の衆院解散を視野に準備に入ったことが14日、わかった。

 首相は解散に踏み切る環境整備として、新テロ対策特別措置法改正案の成立や追加景気対策の策定、小沢民主党代表との党首討論の実施を重視しており、いずれも今月末に一定のめどがつくため、解散準備に入ったものだ。衆院選の日程は「11月18日公示−30日投開票」を念頭に置いている。米国発の金融危機の景気への影響など今月下旬の経済情勢を踏まえて最終決断する意向だ。

 自民党の細田幹事長は14日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、「難局を打開するためにはできるだけ早く解散して、(与党で)過半数を取れればそれが最もいい」と指摘した。記者団の「衆院選は11月の最終週になるか」との質問には、「みなさんの推測と私の推測は非常に共通点が多いような気がする」と語った。

 公明党の北側幹事長は14日、大阪府堺市での会合で「選挙で勝って初めて政治的なリーダーシップが生まれる。遠からず、国民の審判を仰ぐ時期はやってくる」と述べた。

 首相周辺や複数の自民党幹部によると、首相は今月末の衆院解散を念頭に、26日に東京・秋葉原で街頭演説を行うことを検討している。首相に就任してから初めての街頭遊説で、「解散・総選挙に向けた遊説スタートという位置づけ」(首相周辺)と言えるものだ。13日には、首相は党本部で広報用ポスターの写真撮影を行った。

 また、首相は自民党の大島理森国会対策委員長に対し、今月末までに小沢氏との党首討論を実現するよう民主党との調整を指示。大島氏は14日、民主党の山岡賢次国対委員長に22日の党首討論開催を提案した。同党が断った場合は29日の開催を求める方針だ。

 インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新テロ法改正案は、民主党も早期採決に協力する姿勢で、早ければ27日、遅くとも29日に参院で否決、衆院で再可決の手順を経て成立する見通しだ。米国の金融危機に端を発した国内の株価下落に対応する追加景気対策は24日にも発表される。これにより、首相は国際貢献や景気を重視する姿勢を前面に掲げる環境が整うと判断している。追加景気対策の各項目は政権公約(マニフェスト)に盛り込む考えだ。

 その上で、首相は次の衆院選を小沢氏との間で「次の首相にふさわしいのは誰か」を競う「党首力」対決と位置づけたい考えだ。仮に小沢氏が党首討論の開催に応じない場合は、その対応を批判して選挙戦に臨むことも想定している。

 ただ、米国発の金融危機に伴う経済の混乱が長引いた場合は、党内外から「解散・総選挙による政治空白は避けるべきだ」との声が強まることも予想される。その場合は衆院選を年明けに先送りすることも念頭に置いている。

54名無しさん:2008/10/15(水) 12:04:31
>>53
やはり11月でしょうか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000038-san-pol
自民・森氏「衆院選は来月中」
10月15日8時5分配信 産経新聞


 自民党の森喜朗元首相は14日夕、都内で開かれた町村派議員のパーティーであいさつし、次期衆院選について「11月末までにしなければ、12月は使えない。常識的に11月中に選挙が行われるスケジュールで考えておくのが無難ではないか」と述べた。森氏は理由として税制関連法案づくりと平成21年度の予算編成作業をあげ、「1カ月でまとめられるならいいが、そうでないと(衆院選は)年を越してしまう」と強調した。

55名無しさん:2008/10/15(水) 23:26:30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/5879
名前:名無しさん 投稿日: 2008/10/15(水) 23:19:28
>>5862 5864
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123498.html?_nva=20
11月なら30日投票の線 衆院選日程、月内にも決断(10/15 21:39)

参院予算委で答弁する麻生首相=15日午後

 政府の総合経済対策を実行するための追加歳出1兆8081億円を柱とする2008年度補正予算案が16日に成立する見通しとなった。これを受け、麻生太郎首相は追加経済対策の策定など当面の重要課題を今月末までに仕上げ、衆院解散・総選挙の日程を最終決断する意向だ。解散に踏み切る場合、衆院選日程は「11月18日公示−30日投開票」が有力。

 首相は24、25両日に北京で開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席。帰国後に追加経済対策を正式決定する考えだ。インド洋での給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案も29日に参院否決−衆院再可決で成立する見込み。

 自民党の大島理森国対委員長は15日、同改正案成立後に、地方の金融機関に公的資金を注入できるようにする金融機能強化法の復活を目指す考えを記者団に示した。

 これらを経て首相は10月末から11月初めに経済・選挙情勢も勘案し、11月中の衆院選実施か、先送りかを決断するとみられる。自民党の細田博之幹事長は15日の都内の会合で「ごくわずかの間に総選挙があるのではないか」と強調した。

56名無しさん:2008/10/17(金) 20:36:41
約2日ぶりのレス
釧路市長選に関して
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123578.html?_nva=127
上田市議も出馬を表明 釧路市長選(10/16 01:17)
 【釧路】自民党釧路市支部副支部長の上田徳郎市議(59)は十五日、釧路市内で記者会見し、二十六日告示、十一月二日投開票の釧路市長選に無所属で立候補すると正式に表明した。自民党の蝦名大也道議(49)=釧路市=も無所属での立候補を既に表明しており、保守分裂の選挙戦になる。

 上田氏は出馬理由について「この難局を乗り切るには人生経験、社会経験のある私が市長をやるべきではないかと思った」と説明。その上で「元気で明るいまちづくりをしていきたい。そのためには市民の目線に立った行政サービスが必要」と強調。公約として行財政改革の推進や教育の充実などを掲げた。

 同市長選をめぐっては、経済界などから出馬要請を受けた上原丈和副市長(61)も立候補を検討中。また共産党系市民団体の「明日の釧路をつくる会」も候補を擁立する構えで、今週末に結論を出す方針。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123769.html
上原副市長は不出馬 釧路市長選 自民、蝦名氏相乗り論も(10/17 07:53)
 【釧路】釧路市の上原丈和副市長(61)は十六日、釧路市内で記者会見し、二十六日告示、十一月二日投開票の釧路市長選に立候補しない考えを明らかにした。同氏の出馬を前提に支持を機関決定していた自民党支部内では、伊東良孝前市長を公認候補として擁立する衆院選への影響を最小限に食い止めるため、無所属での立候補を表明している同党の蝦名大也道議(49)の推薦を検討する動きも出てきた。

 上原氏は、不出馬を決意した理由について「選挙後を考えると、対立軸をつくって地域にマイナスになるのは避けるべきだと思った」と説明。経済界など支持を表明した関係者に対し、「ご迷惑をおかけしたことを、おわびしたい」と陳謝した。

 これに対し、自民党支部は擁立候補を失ったうえ、民主党支部と新党大地が十六日、蝦名氏の推薦をいち早く決め、衆院選を視野に両党が連携を強めていることに危機感を募らす。

 蝦名氏は同日、自民党支部に文書で推薦を要請。支部は近く役員会で対応を協議する。支部内には「蝦名氏支持の保守票が衆院選でそのまま民主党の仲野博子衆院議員に流れないよう、蝦名氏への相乗りで対立軸をあいまいにするしかない」との声が漏れる。

 しかし、自民党支部内では新党大地の鈴木宗男代表に近い蝦名氏へのアレルギーは根強く、相乗り路線で支部内が一本化できるかどうかは不透明だ。

 同市長選には、自民党の上田徳郎市議(59)が出馬表明しているほか、共産党も候補の擁立を目指している。

実質蝦名有利になったか

57名無しさん:2008/10/17(金) 20:40:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123795.html?_nva=127
今国会提出見送り 支庁再編に伴う公選法改正案 四月実施は困難(10/17 07:21)
 自民党の鈴木政二参院国対委員長は十六日、道の支庁制度改革に伴い、道議選の選挙区を現行のまま維持するための公職選挙法改正案について、今国会提出は見送られるとの見通しを示した。

 国会内で北海道町村会の南原一晴常務理事に伝えた。同改正案提出見送りで、道が目指す支庁再編の来年四月実施は困難な情勢となった。

 鈴木氏は、支庁が振興局に格下げされる地域で反発が根強いことを指摘したうえで「道はもっと町村長と話し合い、理解を得てから制度改革を進めるべきだ」と強調した。

 公選法改正は民主党が反対する方針。野党が過半数を占める参院で否決された場合、消費者庁設置法案などの成立を優先する自民党は、衆院で与党の三分の二の賛成による再議決は行わない意向だ。

一部地域の反対の中与党だけでは押しきれないんだね

58名無しさん:2008/10/17(金) 20:43:40
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123890.html?_nva=10
財務省会見場に「日の丸」を掲揚(10/17 13:56)
 財務省は十七日、中川昭一財務・金融担当相の閣議後会見を機に会見場に日の丸を掲揚し、会見を主催する財務省の記者クラブ・財政研究会(北海道新聞社など国内外の新聞、放送、通信各社が所属)の一部の記者が「国民の中には違和感を持つ人もいる」などと抗議した。会見自体に大きな混乱はなかった。中川財務相は「世界に発信する場という認識で国旗掲揚は当然だ」と述べた。

 財務省は国旗国歌法に従った措置であると事前に説明。財政研究会は九月末から対応を協議したがまとまらず、賛成、反対、態度保留などの意見を添えて「慎重に判断を」と財務省に求めていた。中央省庁では既に、首相官邸、外務省などで会見場に日の丸を掲揚している。

 国旗・国歌法が成立した一九九九年、当時農林水産相だった中川氏は農水省の会見室に国旗を持ち込み、記者クラブとの間で問題になったことがある。

59とは:2008/10/17(金) 21:58:27
>>57
これ自民党道議の党利党略どころか私利私略ですもんね。こんないい加減が通っては行けないでしょう。知事は自民党べったりだが民主にも頭下げて自民党の横暴を突っぱねるべきだ。

60名無しさん:2008/10/18(土) 09:50:27
反対を押し切って急ぐようなものではなく、もっとじっくり議論するべきで民主党政権になったらあきらめてね、知事
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124002.html?_nva=119
4月の支庁再編断念 知事 公選法改正見送りで(10/18 07:14)
 高橋はるみ知事は十七日までに、来年四月の支庁再編を事実上断念し、当面は十四支庁体制を維持したまま支庁の機能集約や職員配置の見直しを進める代替案の検討に入った。政局の流動化などで、新体制移行の前提となる公職選挙法改正案の今国会提出が見送られる公算が大きくなったためで、道は来年度途中での再編も視野に戦略の練り直しを図る。

 知事はすでに道幹部に対し、「周到に準備する期間をいただいたと思い、地域との調整を丁寧に進めるように」と指示した。

 知事は四月実施は断念する一方、支庁再編方針は堅持。六月に成立した関連条例が施行されないまま、長期間たなざらしになることを避けるため、引き続き政府・与党に公選法改正を働きかけ、できるだけ早く新体制に移行する方針だ。

 十四支庁を九つの総合振興局と五振興局にする道の再編案には、振興局となる地域や道町村会などが「地域間格差が拡大する」として反発。知事は来年四月の再編にこだわり、地方の反対を押し切って関連条例を成立させたが、結果的に断念せざるを得なくなった。

 公選法では、支庁が道議選の選挙区割りの基準となっており、道は再編後も現行の選挙区を維持するため、同法改正を国に求めていた。今国会での成立は困難な情勢だが、道は年明けの通常国会で同法が改正されれば、来秋にも新体制への移行は可能とみている。

 このため、来年四月の人事異動の際には、来年度途中での再編も見据え、現行の支庁体制の枠内で支庁の機能集約や職員配置の見直しを進める方針。

 併せて、支庁再編に伴い制定を目指す「地域振興条例」案に関する意見交換会などを通じ、反発が残る市町村との対話を続け、国会で公選法改正に反対している民主党の理解も取り付けたい考え。

 また、道の支庁制度改革が、国の公選法改正に左右されている現状を踏まえ、道州制特区制度を活用し、道議選の選挙区割りは道条例で定められるよう国に権限移譲を求めることも検討していく。

61名無しさん:2008/10/18(土) 10:38:46
どうするのかな
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124017.html?_nva=15
支部困惑道連任せ 釧路市長選、自民系2氏が推薦要請 「衆院選戦えぬ」悲鳴も(10/18 09:51)
 【釧路】自民党釧路市支部(草島守之支部長)は、釧路市長選(二十六日告示、十一月二日投開票)に、無所属で立候補を表明した蝦名大也道議と、上田徳郎市議からの推薦要請について、党道連に判断を委ねる異例の方針を決め、十七日、双方の要請書を道連に提出した。対応次第では支部内の亀裂を深め、党公認で伊東良孝前市長を擁立する次期衆院選に影響を与えかねず、道連側も困惑を隠せない。

 蝦名氏は道7区支部副支部長で、上田氏は釧路市支部副支部長。草島支部長は「共に支部役員で判断できなかった。道連の決定に従う」という。

 蝦名氏については、民主党釧路支部と新党大地が推薦を決めたが、地元経済界の間にも推す動きが出ているため、自民党釧路市支部内には「相乗りで対立軸をあいまいにするしかない」との声が出る。

 一方、二〇〇五年の前回衆院選で北村直人氏が落選した際、蝦名氏らが新党大地を支援したとして旧北村系市議らが反発、今も蝦名氏との間に根深い確執が残る。

 道連幹部は「一番大事なのは衆院選。どちらの選択が一番傷が少ないかで、判断することになるが、自主投票も選択の一つ」と、対応に苦慮する。

 市支部では、支持を機関決定した上原丈和副市長が不出馬を表明した問題をめぐっても、責任論が噴出。仲野博子衆院議員の三選を目指す民主党と、新党大地が市長選で急速に連携を深める中、伊東氏の後援会関係者からは「このままでは、衆院選が戦えない。早期に事態の収拾を」と悲鳴の声が上がる。

62名無しさん:2008/10/18(土) 10:39:32
>>61
自主投票か、それが一番いいと思う

63名無しさん:2008/10/19(日) 18:47:43
不正経理 北海道6000万円って多いな、認識が甘かったということ
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101801000204.html
12道府県で不正経理 架空発注し裏金をプール
 各地で発覚した自治体の裏金問題を受け、会計検査院が任意に選んだ12道府県の国庫補助事業を調査した結果、全道府県で裏金づくりなどの不正経理が見つかったことが18日、分かった。

 架空発注で業者に裏金をプールする手口が目立ち、不正額は国土交通、農林水産両省の補助事業を中心に、2006年度までの5年間で計数億円に上る。

 検査院は12道府県に対し不正流用分の返還を求めるとともに、他の自治体でも不正経理の可能性があるとみて、今後ほかの都府県もすべて調査する方針。

 検査院によると、12道府県は北海道、青森、岩手、福島、栃木、群馬、長野、岐阜、愛知、京都、和歌山、大分。不正経理の額が最も多いのは愛知県だった。

 裏金づくりの方法は、06年に発覚した長崎県のケースのように、コピー用紙などの事務用品を購入したように装い、業者の口座に金をプールする「預け」という手口が多かった。実際には雇用していないアルバイトの人件費を計上する「カラ雇用」で金を浮かせたり、本来の目的ではない別の事業に流用するケースも見つかったという。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/124165.html
道、出張費などに充当 国庫補助事業での不正経理問題(10/19 07:13)
 会計検査院が十二道府県の国庫補助事業で不正経理を指摘した問題で、道に対しては国の補助金を道単独事業の出張費に充てた行為などを、補助金を目的外に使う「不正」とみていることが十八日分かった。道は架空発注など他県で表面化した「裏金づくり」は否定しているが、会計処理の認識の甘さが問われた形だ。

 同院の調査は四月中旬に行われ、二〇〇二−〇六年度の五年間に公共事業を所管する建設、農政、水産林務の三部が行った補助事業が対象となった。

 問題が指摘されているのは、例えば道単独事業で出張した旅費に、国の補助金を充てたケース。道建設部は「出張時は大抵、複数の用件をこなすため、補助事業の仕事にも関係がある」としているが、出張目的などを記載する書類に補助事業との関連を明記していない場合もあるという。

 ほかに指摘を受けたのは《1》公共事業の補助金で、総務部門を担当する臨時職員を配置した《2》納入が年度内に間に合わないのに、年度末に物品購入した−など。不正と指摘された金額は、現在道で集計中。

 山本邦彦副知事は「私的流用などの不正は確認していない。補助金の扱いはこちらにも言い分があるので、引き続き検査院と協議したい」としている。

 道は十一月にまとまる同院の決算検査報告書で不正が指摘されれば、補助金を返還する方針だ。

64名無しさん:2008/10/19(日) 18:49:28
>>63
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000036-jij-pol
北海道は6000万円=検査院指摘の不正経理
10月19日14時42分配信 時事通信


 会計検査院の調査により、12道府県の国庫補助事業で不正経理が発覚した問題で、北海道は19日、同院から不適切な会計処理だと指摘された補助金額が2002年度から06年度までの5年間で総額約6030万円に上ることを明らかにした。これらを補助金の目的外の出張旅費などに充てていたことを問題として指摘された。
 同日記者会見した日野健一出納局長は「私的流用や裏金といった不正はない」と明言した。不正経理について道側は「(補助金を)拡大解釈して使っていた」と釈明した。
 道によると、同院から指摘されたのは、国土交通、農水両省の補助金について道の建設、農政、水産林務3部が行った会計処理。補助金の目的外使用などで不適切な会計処理とされた約6030万円の使途の内訳は、事務用品購入などの需用費約210万円、臨時職員賃金約730万円、出張旅費など5090万円。旅費については、予算要望などで上京した際の交通費や宿泊費用などに充てられており、検査院からは「補助金からの支出にはなじまない」と指摘されたという。

65とはずがたり:2008/10/19(日) 18:56:56
>>61
民主と大地は完全に協力体制構築しつつありますねぇ。
>蝦名氏については、民主党釧路支部と新党大地が推薦を決めたが、地元経済界の間にも推す動きが出ているため、自民党釧路市支部内には「相乗りで対立軸をあいまいにするしかない」との声が出る。

総選挙の関係構築考えると頼もしい事ではあるんですけど,この蝦名氏ムネオ直系だそうですけど利権系とかではないか心配。。

自民はどっちに推薦出しても衆院選でのしこりにつながるので,自主投票以外は難しいんじゃないでしょうかね。

66とはずがたり:2008/10/20(月) 00:10:24
すごいですねぇ。そら腐敗もするわねぇ。。
>10期37年にわたり町長を務めた湊被告

談合事件の出直し選挙、北海道森町長に佐藤氏
2008.10.19 22:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081019/lcl0810192237005-n1.htm

 北海道森町の発注工事をめぐる談合事件で、談合罪で起訴された前町長の湊美喜夫被告(79)の辞職に伴う出直し町長選は19日、投開票され、会社役員、佐藤克男氏(58)=無新=がいずれも無所属で新人の前町議松田兼宗氏(52)、前副町長阿部真次氏(66)を破り初当選した。

 得票数は佐藤氏が4435票、松田氏が4163票、阿部氏が2711票。談合事件を受け、10期37年にわたり町長を務めた湊被告が9月、辞職していた。

67名無しさん:2008/10/20(月) 13:29:30
>>66
本家・北海道新聞版です
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124303.html
森町長に佐藤氏 三つどもえ戦制す(10/20 07:29)

当選を決め、夫人や後援会幹部と万歳をする佐藤克男氏(左から2人目)=午後8時15分(村本典之撮影)

 【森】競売入札妨害(談合)罪で起訴された前町長の辞職に伴う渡島管内森町長選は十九日投票、即日開票され、新人で会社役員の佐藤克男氏(58)=無所属=が、前町議の松田兼宗氏(52)=同=、前副町長の阿部真次氏(66)=同=を下し、初当選した。

 同町では、消防防災センターをめぐる官製談合事件で起訴された前町長の湊美喜夫被告(79)が、二〇〇五年の旧砂原町との合併後を含め、一九七一年の初当選以来三十七年間、町長を務めてきた。今回はその長期政権後の町政のかじ取り役を選ぶ選挙戦だった。

 当日有権者数は一万五千三百七十人、投票者数は一万一千四百三十六人で、投票率は74・40%。前回(〇五年)に比べ1ポイント減だった。無効票は一二七。

 佐藤氏は「首都圏で培った経営感覚を生かして町政を刷新する」と訴え、幅広い支持を集めた。三度目の町長選出馬だった松田氏は、行政改革断行を掲げたが、湊町政への批判票を取り込めなかった。阿部氏は四十一年の行政経験を強調したが、談合事件のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)できなかった。

68名無しさん:2008/10/20(月) 13:33:06
こちらは接戦だった
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124304.html?_nva=13
遠別町長に川島氏3選 笹川氏、84票差で敗れる 投票率94・88%(10/20 07:30)

3選を果たし、万歳をして喜ぶ川島茂之氏(中央)=19日午後8時5分、留萌管内遠別町本町の選挙事務所(栗本充則撮影)

 【遠別】任期満了に伴う留萌管内遠別町長選は十九日投票、即日開票され、現職の川島茂之氏(69)=無所属=が、新人で元町議会議長の笹川洸志氏(62)=同=を八十四票の小差で破り、三選を果たした。

 当日有権者数は二千六百七十四人、投票者数は二千五百三十七人で、投票率は94・88%。無効票一六、不受理一。

 同町長選は連続四回無投票当選が続き、投票率は選挙戦となった一九九一年を2・17ポイント下回った。

 川島氏は二期八年の実績を背景に、住民主体の町政や自立・再生の町づくりを訴えた。農協や漁協、建設協会など主要経済団体が推薦するなど、広範な支持を得て選挙戦に臨んだ。一方の笹川氏は「町長選で無投票は避けるべきだ」として町議を辞して出馬。住民と情報を共有し、開かれた行政づくりを主体に支持を訴えたが、一歩及ばなかった。

69名無しさん:2008/10/20(月) 13:41:51
>>63-64
北海道は6030万円
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/124279.php
不正経理、道は6030万円 知事「道民に申し訳ない」(10/20 07:11)
 会計検査院から国庫補助事業の不正経理を指摘された問題で、道は十九日、指摘を受けた補助金の額が二〇〇二−〇六年度の合計で六千三十万円だったことを明らかにした。高橋はるみ知事は「不適切な会計処理だと指摘を受けたことは、大変遺憾であり、道民に申し訳ない」とのコメントを発表した。

 道によると、指摘を受けた補助金額が最も多かったのは建設部の四千三百九十万円で、次いで農政部千二百九十万円、水産林務部三百五十万円だった。

 使途の内訳は、出張旅費に充てたのが五千九十万円。直接事業を担当する部署以外の臨時職員の人件費が七百三十万円、物品購入費が二百十万円だった。

 このうち旅費は、関係団体が主催する講習会や総会への参加、国への予算要望など、補助金の対象となった事業と直接関係がない出張にも支出。世界貿易機関(WTO)の農業交渉に関する中央省庁への要請を「農業農村整備事業打ち合わせ」の名目にして補助金を使ったケースもあった。

 道の日野健一出納局長は十九日夕、道庁内で記者会見し、「私的な流用や裏金といった不正はない」と強調。一方で、道側は「(補助金を)拡大解釈して使っていた」「認識が多少甘かった」などと不適切な処理があったことを認めた。

70名無しさん:2008/10/20(月) 13:45:57
>>61の前日の記事
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123769.php
上原副市長は不出馬 釧路市長選 自民、蝦名氏相乗り論も(10/17 07:53)
 【釧路】釧路市の上原丈和副市長(61)は十六日、釧路市内で記者会見し、二十六日告示、十一月二日投開票の釧路市長選に立候補しない考えを明らかにした。同氏の出馬を前提に支持を機関決定していた自民党支部内では、伊東良孝前市長を公認候補として擁立する衆院選への影響を最小限に食い止めるため、無所属での立候補を表明している同党の蝦名大也道議(49)の推薦を検討する動きも出てきた。

 上原氏は、不出馬を決意した理由について「選挙後を考えると、対立軸をつくって地域にマイナスになるのは避けるべきだと思った」と説明。経済界など支持を表明した関係者に対し、「ご迷惑をおかけしたことを、おわびしたい」と陳謝した。

 これに対し、自民党支部は擁立候補を失ったうえ、民主党支部と新党大地が十六日、蝦名氏の推薦をいち早く決め、衆院選を視野に両党が連携を強めていることに危機感を募らす。

 蝦名氏は同日、自民党支部に文書で推薦を要請。支部は近く役員会で対応を協議する。支部内には「蝦名氏支持の保守票が衆院選でそのまま民主党の仲野博子衆院議員に流れないよう、蝦名氏への相乗りで対立軸をあいまいにするしかない」との声が漏れる。

 しかし、自民党支部内では新党大地の鈴木宗男代表に近い蝦名氏へのアレルギーは根強く、相乗り路線で支部内が一本化できるかどうかは不透明だ。

 同市長選には、自民党の上田徳郎市議(59)が出馬表明しているほか、共産党も候補の擁立を目指している。

71名無しさん:2008/10/20(月) 13:49:55
釧路市長選、蝦名道議出馬に対する読売記事
https://db.yomiuri.co.jp/bunshokan/
自民党の蝦名大也道議(49)は14日、釧路市の伊東良孝・前市長の次期衆院選(道7区)立候補に伴う同市長選(26日告示、11月2日投開票)に、無所属で立候補することを表明した。同市内で記者会見した蝦名氏は「自分の子どもが釧路を誇りに思えるような街づくりをしたい」と述べた。
 蝦名氏は同市議を経て、1999年4月に道議に初当選し、現在3期目。
 一方、蝦名氏の立候補表明を受け、新党大地の鈴木宗男代表は「蝦名道議が勇気を持って立候補を表明したことを高く評価する」とのコメントを出し、支援に回る考えを示した。
 民主党釧路市支部は「財政状況が厳しく、合併後の街づくりもこれからなので、先見性やリーダーシップが問われる。蝦名氏が適任だと思う」として、蝦名氏への支援体制作りを進める考えを示した。

72名無しさん:2008/10/20(月) 13:52:12
なお鈴木代表は、1区で杉村が無所属で出馬しても支援しない方針を発表済み

73名無しさん:2008/10/20(月) 15:56:25
>>63-64,>>69
返還命令へ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124401.html?_nva=15
補助金不正返還命令へ 官房長官(10/20 13:56)
 河村建夫官房長官は二十日の記者会見で、道など十二道府県が会計検査院から国の補助事業での不正経理を指摘された問題について「補助金等適正化法に基づき、交付決定の全部または一部を取り消し、補助金の返還を求めることはある」と述べ、政府として同法に基づき返還を命じるとの見通しを示した。

 河村氏は「会計検査院の正式の報告が出たら、内容を踏まえ、各省庁が適切に対応する」と述べた。この問題で道は二〇〇二−〇六年度で合計六千三十万円分の不正経理を指摘されている

74名無しさん:2008/10/20(月) 20:54:23
毎日新聞に5区に関する記事が出てました
記事にあるように「比例は民主でも町村にいれる」という人は少ないだろう、苦戦ともいわれるがまだまだ町村は強いわけで、小林はどれだけ名前を浸透させられるかがカギ
私は10月初めに町村をみましたが、いろいろまわって町村もがんばってるようですね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000216-mailo-hok
臨戦:衆院選 「町村氏」VS「民主党」 5区、対決構図で駆け引き /北海道
10月20日16時1分配信 毎日新聞


 「中枢で政治を動かせるのは私」「一度、民主党に政権を」――。後期高齢者医療制度や年金問題への反発が広がる中、次期衆院選へ向け危機感を強める道内の自民党「大物議員」たちは知名度を武器に候補者対決の構図に持ち込もうと懸命だ。これに対し民主党候補たちは党の看板を前面に「政権交代」を繰り返し訴え、政党対決ムードを盛り上げる戦術を展開している。最前線の一つ、道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から「町村氏」対「民主党」の駆け引きを報告する。【久野華代、横田愛】
 「こんにちは。町村です」
 19日正午過ぎ、恵庭市のスーパー。店内に飛び込んだ前官房長官、町村信孝氏(64)が握手を始めると、買い物客たちが「あら、テレビでよく見る人」と興奮した表情で応じていた。
 福田康夫内閣の官房長官として昨年9月から丸1年、テレビに映り続けた町村氏は「芸能人並み」(地元道議)の知名度で、握手を拒む人はほとんどいない。それでも町村氏は「それが票につながるかどうか」と顔を曇らせる。
 9月末に官房長官を退任して以降、町村氏は週末ごとに地元に戻っている。10月18日にはJR新札幌駅前のショッピングセンター内を1時間半近くかけて歩き回り「握手作戦」を展開。後援会幹部は「(官房長官時代の)1年で3回しか地元に戻れなかった。本人も危機感を感じているのだろう」と語る。
 自民党への風当たりは強い。町村氏と握手した厚別区の主婦(81)も「『後期高齢者』はひどい。自民党でいいのかと思う」。陣営幹部は「事務所に『1回、民主党にやらせたっていいんじゃないか』と電話がかかってくる」と頭を抱える。
 そんな中、陣営が頼るのは「町村信孝」の個人看板だ。チラシには「日本の政界の中枢で国政を動かします」と太字で記した。陣営幹部は「『北海道に必要なのは相手候補でなく町村』と訴えていくしかない」。
 一方、民主元職の小林千代美氏(39)は町村氏に3連敗(03年衆院選では比例道ブロックで復活当選)しており、今回は背水の陣だ。
 陣営は10月上旬、「政権交代」の前に赤字で「一度」と付け加えた新バージョンのチラシを20万枚印刷。自民党から心が離れつつも「民主党に任せて大丈夫か」と思う層を揺さぶる作戦で、陣営幹部は「『一度ぐらいいいか』という心理がカギになる」とみる。
 18日午前にJR森林公園駅(札幌市厚別区)近くで街頭演説した際も、小林氏は「どうか一度、民主党に」と強調。「応援してます」と声をかけてくる有権者もおり、小林氏は「反応は良くなってきている」と語る。
 ただ、町村氏の前に小林氏の名前はどうしてもかすみがち。別の陣営幹部は「比例は民主党に入れるという人でも、候補者となるとまだ町村さんに流れてしまう。民主党の担い手の1人として『小林千代美』の名前をいかに浸透させるかが課題」と話す。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇民主8勝4敗
 自民党が歴史的大勝を収めた前回05年の衆院選だが、道内の小選挙区では民主党が8勝4敗で勝利した。自民党の4勝のうち3勝は町村氏(道5区)、中川昭一氏(道11区)、武部勤氏(道12区)の「大物」選挙区で、自民党は次期衆院選でもこれらの議席を死守したい考えだ。

10月20日朝刊

75名無しさん:2008/10/20(月) 20:56:35
>>74
実際道内で議席を守れるとすれば町村が一番可能性があると思う

76北海道5区民:2008/10/20(月) 21:11:05
北海道に住んでると確かに町村と小林の知名度の差は大きいと感じます
実際小林よりも町村がくるという時の方が集まりはいいですね
「民主党に比例は入れるが選挙区は町村」という層を小林が食い込んでいければ十分チャンスはありますね

77とはずがたり:2008/10/20(月) 21:29:24
>>74-77
確かになんかもう一翻民主に欲しいですねぇ〜。
厚別12.9・江別12.3vs恵庭6.8・千歳9,2(自民地盤)の南北対決って感じには成らないんでしょうかね。

78千葉9区:2008/10/22(水) 20:22:50
>>61>>70-71など
正しい日本語に訳すと「自主投票」というわけですね。
佐賀県知事選で4人支持(03年11月)とか思い出しますね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/193


自民2氏とも推薦 釧路市長選 支部が異例の決定
二十六日に告示される釧路市長選で自民党の蝦名大也道議と上田徳郎市議が求めた推薦について、同党道連が
両氏を推薦しなかったことを受けて、自民党釧路市支部は二十一日、役員会で両氏を支部レベルで推薦する異例
の決定をした。

同支部は十七日、二人の推薦要請書を道連に提出。判断を委ねられた道連は二十日、「(首長戦で)二人の候補を
同時推薦はできないし、どちらかを選べばしこりが残り衆院選に影響する」として両氏を推薦しない方針を決め、要請
を支部に差し戻していた。

同支部の草島守之支部長は役員会後、異例の決定理由を「それぞれ道議、市議としての実績があり、本人たちの
希望に応えることにした。最善の選択であり、正々堂々と戦ってほしい」と説明した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124751.html?_nva=9

79名無しさん:2008/10/24(金) 19:44:37
恐いな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000123-jij-soci
給食からライフル弾の破片=エゾシカ肉に−北海道
10月24日18時5分配信 時事通信


 北海道釧路市立中央小学校で、給食に出されたエゾシカの肉からライフル銃の弾丸の破片が見つかったことが24日、分かった。同市教育委員会は、シカ肉供給業者に対し金属探知機による検査強化を要請する方針。
 市教委学校給食課によると、23日昼の給食時、3年の男子児童が器に盛られたシカ肉に異物が混じっているのを見つけ、担任教諭に申し出た。異物は銅製のライフル弾の破片で、長さ約7ミリ、厚さと幅は約2ミリ。
 同日は市内29校でシカ肉が給食に出されたが、破片はほかには見つからず、けが人はなかった。

80名無しさん:2008/10/24(金) 20:28:08
社民、初めての小選挙区候補 少し変わった経歴
選挙協力は無理だったのかな
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125245.html?_nva=16
次期衆院選 社民党、道2区に本田氏擁立へ 元フリーター(10/24 16:12)
 社民党道連は二十四日、次期衆院選の道2区(札幌市北、東区)で、元フリーターの新人、本田由美氏(30)を擁立する方針を固めた。二十五日の幹事会で正式決定する。

 本田氏は網走市生まれで道立網走南ケ丘高卒。団体職員を七年半勤めた後、札幌でフリーターで生計を立てながら、貧困問題などに取り組む市民運動にかかわってきた。

 今年七月の北海道洞爺湖サミットでは、国内外から集まった市民活動家のキャンプ地を運営した「国際交流インフォセンター・国際交流キャンプ札幌実行委員会」の事務局員を務めた。

 社民党は民主党北海道との間で選挙協力の可能性も探ったが、二十四日午前の協議が不調に終わったため、道内で唯一の小選挙区候補の擁立を決めた。

81名無しさん:2008/10/24(金) 20:34:48
あと20で100、もう少しだ

82名無しさん:2008/10/24(金) 21:28:59
>>78など
共産も候補決定、これで候補は出そろっただろう
蝦名と上田の事実上の一騎打ち
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124947.html?_nva=144
共産系、松永氏擁立へ 釧路市長選(10/23 07:08)
 【釧路】二十六日告示の釧路市長選で、共産党系の市民団体「明るい釧路をつくる会」は二十二日、元釧路市議の松永俊雄氏(59)を擁立する方針を固めた。既に自民党道議の蝦名大也氏(49)、同党市議の上田徳郎氏(60)が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦になる見通し。

 松永氏は釧路管内白糠町出身。白糠高を卒業後、一九六七年に釧路新聞社に入社。記者を経て八一年に市議に初当選。六期二十五年務めた。二〇〇七年、道議選釧路市に出馬したが落選した。

 松永氏は「現時点では何もコメントできない」と話しているが、関係者によると、二十三日にも立候補を正式に表明する見通し。

83北海道民:2008/10/25(土) 21:21:37
もう少し地域の声を知事は聞いて見直しを含めてもう一度考えるべきだ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125331.html?_nva=20
「道は真摯な対応を」 支庁再編 町村会会長が見直し要求(10/25 07:29)
 支庁再編の前提となる公職選挙法改正案の今国会提出が見送られたことを受け、再編条例に反対していた道町村会の寺島光一郎会長(桧山管内乙部町長)は二十四日、「政府・与党に町村会の要請をご理解いただいた。道の真摯(しんし)な対応を期待する」と述べ、道に条例の見直しを求めた。同会が札幌市内で開いた政策懇談会で述べた。

 町村会は根室など五支庁を振興局(支庁の出張所)に格下げする条例に反発。自民党は高橋はるみ知事と寺島会長の対話が条例可決後四カ月近く途切れていることを問題視し、公選法改正を見送った。寺島会長は「道と地方の対話をやり直す好機。知事は胸襟を開き地域と議論を」とも述べ、道との対話に応じる姿勢を見せた。ただ道は「道議会で可決した条例の撤回は困難」との見解で、町村会とは隔たりがある。

84北海道民:2008/10/25(土) 21:24:09
>>83
せめて町村会とはお互いに譲歩し合ってでも何らかの合意をしてほしい
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/124750.html
4月支庁再編は不可能 公選法改正案、自民見送り決定(10/22 10:13)
 自民党は二十一日の政調審議会で、道の支庁制度改革に伴い道議選の選挙区を現行のまま維持する公職選挙法改正案を了承したうえで、扱いを保利耕輔政調会長預かりとした。党の意思決定機関である総務会には諮らず、今国会での法案提出を正式に見送った。公選法改正は、支庁再編条例を施行する前提条件となっているため、道が目指す来年四月一日の新体制移行は不可能になった。

 改正案には民主党が反対しており、与党内では次期衆院選を前に、成立に衆院再議決も必要な対決法案を扱うことに慎重論が強まっていた。また、自民党幹部は先送りした理由に関し、支庁再編案に反発している町村会との調整が不十分だったとの認識を示した。

 このため道は今後、町村会などとの関係修復を急ぐ。二十二日に示す地域振興条例案のたたき台には「地域社会への影響が懸念される地域に対し支援措置を講じる」と明記、支庁廃止地域への財政支援をあらためて示す方針。

 公選法は市と支庁を道議選の選挙区としており、改正案は十四支庁を九総合振興局にする再編に伴う選挙区変更を避ける目的だ。このため道は、再編条例に「選挙区との整合性に配慮しなくてはならない」と明記。四月の支庁再編実施には、周知期間を考慮すると一月までの法改正が必要となることから、政府・与党に対し今国会での改正を要望していた。

 道は四月実施を断念した後も、引き続き政府・与党に公選法改正を働きかける。年明けの通常国会で同法が改正されれば、来年度途中での新体制移行も可能とみて、来春の人事異動などでは、新体制移行を念頭に機能集約や職員配置も検討していく構えだ。

 ただ、今後も衆院解散・総選挙の時期や結果次第では、支庁再編実施そのものが不透明になる可能性もある。道は四月の支庁再編実施に向けて地方の反対を押し切って関連条例の整備を急いできただけに、道の判断の甘さに批判が出そうだ。

85北海道民:2008/10/25(土) 21:26:47
>>82
あす告示、三つどもえの戦いに
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125350.html?_nva=20
釧路市長選 あす告示、三つどもえの公算大(10/25 07:29)
 【釧路】衆院選に出馬する伊東良孝前市長の退職に伴う市長選は二十六日告示、十一月二日投開票される。立候補を表明しているのは、共に自民党を離党して無所属で出馬する道議の蝦名大也氏(49)=民主、新党大地推薦=、釧路市議の上田徳郎氏(60)と、元市議の松永俊雄氏(59)=共産公認=で、三つどもえの戦いとなる公算が大きい。

 行財政改革などが争点となる見通しで、蝦名、上田の両氏は伊東市政の継承が基本路線。松永氏は伊東前市長が策定した行財政改革プランの見直しを主張している。

 自民党は候補擁立で迷走した末、同党釧路市支部が蝦名、上田の両氏を推薦する異例の決定をし、事実上の自主投票となった。

 立候補の届け出締め切りは二十六日午後五時。蝦名、上田の両氏は届け出と同時に道議、市議を失職する。

86北海道民:2008/10/25(土) 21:28:36
APEC札幌開催を目指す
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125352.html?_nva=20
道、札幌市 札幌にAPEC誘致 2010年開催、政府の支援活用へ(10/25 07:02)
 道と札幌市は二十四日、二〇一〇年に国内で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合の誘致に乗り出す方針を固め、調整に入った。道経連など関係団体の合意が得られれば、近く正式に表明する。政府は、北海道洞爺湖サミットの成功に貢献した北海道に今後の国際会議を優先的に誘致する方針を閣議了解しており、道などはこの後押しを最大限活用し、APEC開催実現を目指す。

 APEC首脳会合の国内開催は、一九九五年の大阪府に次いで、二回目。日本、米国、中国、ロシアなど二十一カ国・地域の首脳が出席する、サミットと並ぶ最大級の国際会議で、随行者を含めた参加者は四千−七千人になる見通し。

 開催地には、会議場となる会場施設や、各国首脳のためのスイートルームが複数ある宿泊施設などが必要となる。道は既存施設の活用を前提とし、大型会議にも対応できる札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)や複数の大手ホテルのある札幌市が最適地だと判断した。

 誘致活動は、道や札幌市など官民十四団体・機関で九月に設立した国際会議等誘致推進会議が実施。洞爺湖サミット道民会議の余剰金約七千八百万円の一部を誘致費用に充てる方向で調整する。

 外務省は本年度中の開催地決定を目指しており、すでに横浜市が正式に名乗りを上げているほか、仙台市など複数の自治体も関心を示しているという。

 道などは国際会議誘致をサミット後の道内活性化策の柱に位置付けており、官民一体の取り組みでAPEC誘致を実現させ、「国際会議産業の先進地」(道)との地位確立につなげたい考えだ。

 道などはAPECのほか、日中韓首脳会議と来年の日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議を当面の誘致目標に設定。帯広市での開催を念頭にG8農業大臣会合、水と衛生に関するG8専門家会合の誘致にも取り組む。

87北海道民:2008/10/25(土) 21:32:54
>>84
もう一つ裏の事情としてはここで押し通せば次の衆院選にただでさえ苦しい現状がもっと悪くなるという思惑があったんでしょうね

88名無しさん:2008/10/25(土) 22:09:48
>>83-84
何らかの配慮、見直しはしてほしい

89名無しさん:2008/10/26(日) 10:52:47
>>80
記事を見る限り道内社民はまだ独自路線が強いですね
自民吉川には差を詰めるチャンス
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125492.html?_nva=8
民主「なぜ妨害を」 反自公票の分散を懸念 社民党道連の本田氏擁立(10/26 07:22)
 社民党道連(山内恵子代表)が次期衆院選道2区(札幌市北、東区)で独自候補の擁立を決めたことに対し、同じ野党の民主党関係者は不快感を表明した。一方、自民党は「非常にありがたい判断だ」(道連幹部)と社民党の判断を歓迎、好対照の反応を示した。

 「二大政党制は民主主義の墓場。多様な声を国会に届ける必要がある」。二十五日、本田由美氏の出馬会見に同席した山内代表は、独自候補擁立の狙いをこう強調した。

 これに対し、民主党北海道幹部は「なぜ妨害をするのか」と社民党の対応を厳しく批判。政権交代を目指す民主、社民両党は、道外では積極的に選挙協力を行い、仮に選挙で野党系の獲得議席が自民、公明両党の議席を上回れば、連立政権を組むことが有力視されているからだ。

 社民党は、二〇〇三年に議席を失って以来、道内の衆院議席ゼロの状態が続く。それだけに、今回も民主党側には「比例代表選に専念してもらえれば」との期待感があった。

 今回の決定は社民党道連主導で決められたとみられ、同党の本州選出衆院議員も「道連の方針は全く聞いていない」と戸惑いを隠さない。

 道2区では選挙のたびに自民、民主両党の候補がしのぎを削っており、前回〇五年選挙ではわずか二千得票余りの差で民主党候補が逃げ切った。

 前回候補を立てなかった社民党の参戦により、反自公票が分散するのは確実で、自民党関係者は「社民党から思わぬプレゼントをいただいた」と話す

90北海道民:2008/10/26(日) 10:55:35
>>89
立ってる人が本田、右は山口
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125518.html
田氏の擁立、社民道連発表 道2区(10/26 07:24)


 社民党道連(山内恵子代表)は二十五日、次期衆院選道2区(札幌市北、東区)に、元フリーターの新人、本田由美氏(30)を公認候補として擁立すると発表した。三十日の党中央常任幹事会で、正式決定する運び。

 本田氏は、札幌市内のホテルで記者会見し「若い労働者が希望を持てない社会を終わらせ、人の命を大切にする政治を取り戻したい」と出馬表明した。比例代表道ブロックにも重複立候補する。

 本田氏は網走市出身で網走南ケ丘高卒。団体職員を経て、札幌でフリーターで生計を立てながら市民運動にかかわってきた。

 道2区では既に自民党現職の吉川貴盛氏(比例代表道ブロック選出)、民主党現職の三井辨雄氏(道2区選出)、共産党新人の岡千陽氏が出馬を表明。これに本田氏が加わり、道1区(札幌市中央、南、西区)と並び道内最多の四氏が争う選挙区となる。

91北海道民:2008/10/26(日) 11:04:09
まぁ、町村・中川・武部に2区の吉川あたりがどれだけ頑張れるかでしょうね
知事は支庁再編を巡り一部から批判を受けたのが心配かな
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125491.html?_nva=8
衆院選勝利へ支援呼びかけ 自民道連セミナー(10/26 07:17)

次期衆院選での支援を呼びかけた自民党道連政経セミナー

 自民党道連の政経セミナーが二十五日、札幌市内のホテルで開かれ、今津寛会長は「自民党が道内十二小選挙区で勝ち抜くことが、国民の審判に応え、政権を引き続き担っていくことに大きな役割を果たす」と述べ、次期衆院選の勝利を目指して支援を呼びかけた。

 同党の道内選出国会議員の現職九人、新人候補三人のほか、経済団体関係者ら約九百人(主催者発表)が出席した。

 衆院選で選対本部長を務める中川義雄参院議員は「日本の将来のために自民党が正々堂々と歩みたい。心から支援をお願いしたい」と訴えた。

 来賓で訪れた高橋はるみ知事は「選挙になればツルの恩返しではないが、はるみの恩返しをしなくてはならないと思っている」と述べた。

92北海道民:2008/10/26(日) 11:06:01
釧路市長選は3氏届け出 実質上田、蝦名の一騎打ち
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125526.html?_nva=8
釧路市長選告示 3人届け出 来月2日に投開票(10/26 08:56)
 次期衆院選に出馬する伊東良孝前釧路市長の退職に伴う市長選が二十六日告示され、無所属で前道議の蝦名大也(49)=民主、新党大地推薦=、無所属で前釧路市議の上田徳郎(60)、共産党で元釧路市議の松永俊雄(59)の三氏が立候補を届け出た。届け出締め切りは同日午後五時。投票は十一月二日で、即日開票される。

 今回の市長選は行財政改革が、大きな争点。蝦名、上田両氏は伊東市政の継承、松永氏は伊東市政の策定した行財政改革プランの見直しを、公約に掲げている。

93千葉9区:2008/10/27(月) 20:07:00
>9時から釧路市長選挙に立候補する蝦名大也君の出陣式に出席する。激しい雨が降ってきたが、多くの心ある支援者の方々に来て戴ける。
>地元の仲野博子代議士、隣の松木謙公、石川知裕両代議士、連合北海道の高柳会長、民主党北海道の佐野幹事長も駆け付けてくれる。釧路市民も幅広く各界各層から来て下さり、盛大な出陣式でホッとする。
宗男ブログより。


http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081027ddlk01010380000c.html
選挙:釧路市長選 各党の思惑絡む戦い 3新人が立候補−−告示 /北海道
 ◇顔見せる国会議員も
 次期衆院選道7区からの出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選が26日告示され、新人3人が立候補を届け出た。

 選挙戦になるのは合併前の02年12月以来、6年ぶり。前市政の評価や行財政改革などが争点になる一方、次期衆院選への各党の思惑も絡んだ三つどもえの戦いが展開される。投開票は11月2日。【山田泰雄】

 立候補を届け出たのは、前道議の蝦名大也氏(49)=無所属、民主推薦▽前市議の上田徳郎氏(60)=無所属▽元市議の松永俊雄氏(59)=共産。

 今回は、自民党釧路市支部が候補者調整に失敗。衆院選を前に自民支持層の亀裂を避けたい同支部は「両者とも推薦」の形を取ったが、自民道連としては独自候補の擁立ができず、この日は伊東前市長ら自民関係者が双方の出陣式に顔を出す慌ただしさとなった。

 民主党側は、蝦名氏の出陣式に衆院7区の仲野博子氏、同11区の石川知裕氏、同12区の松木謙公氏の現職の衆院議員がこぞって出席。蝦名氏は鈴木宗男・新党大地代表の元秘書で大地の推薦も受けており、衆院選で大地との選挙協力を模索したい民主議員の意向がうかがえた。

 共産党は候補者決定に手間取り、松永氏の出馬表明は告示の3日前。この日は紙智子参院議員が遊説に同行し、他の2候補と一線を画す姿勢を強調した。

==============

 ◇釧路市長選立候補者(届け出順)
蝦名大也(えびな・ひろや) 49 無新

 [元]道議[歴]衆院議員秘書▽市議▽自民党・道民会議政策審議委員長▽青学大中退=[民]

上田徳郎(うえだ・とくろう) 60 無新

 [元]市議▽衣料品販売業[歴]繊維卸売会社社員▽釧路北陽高

松永俊雄(まつなが・としお) 59 共新

 [元]市議▽党釧根地区委員会政策委員長[歴]釧路新聞社社員▽党地区委職員▽白糠高

毎日新聞 2008年10月27日 地方版

94北海道民:2008/10/28(火) 11:06:30
小樽の「自民空白」も解消へ
支庁制度改革をめぐりただ一人「フロンティア」から賛成していた
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125837.html?_nva=12
小樽・八田道議 自民会派入り(10/28 06:56)
 小樽市選出で一人会派「道政クラブ」の八田盛茂道議(51)が最大会派の「自民党・道民会議」入りすることが、二十七日分かった。近く会派変更届を道議会事務局に提出する。

 無所属で当選した八田氏は、中間会派「フロンティア」に所属していたが、六月の定例道議会に提案された支庁制度改革の条例案に会派の中でただ一人、自民党・道民会議などと共に賛成。八月に会派を離脱し、一人会派となっていた。

 現在、小樽市選挙区では自民党現職が不在のため、党道連幹部が会派入りを打診していた。八田氏は「前向きに考えている」としており、自民党・道民会議も近く会派入りを了承する見込みだ。

95北海道民:2008/10/29(水) 12:22:01
総選挙スレより
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6311
6311 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 12:18:31
解散先送りに対する道内各党の反応、1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000014-mailo-hok
臨戦:衆院選 年内見送りへ 立候補予定者、戸惑いながら賛否 /北海道
10月29日11時2分配信 毎日新聞


 ◇「解散が景気対策」「経済優先は当然」
 世界的な金融危機を受け、麻生太郎首相が次期衆院選の年内見送りの方針を固めた。実質的な選挙戦をスタートさせていた道内の立候補予定者は予想外の「ブレーキ」に戸惑いながら、「解散こそが最大の景気対策」「経済対策優先は当然」などと賛否が入り乱れた。株価急落や円高など国内経済も不透明さを増す中、有権者からは解散・総選挙よりも景気対策を選択した首相の判断を評価する声が上がる。一方で「肩透かしをくらった感じ」と憤りも漏れた。
 支持率が伸び悩み、苦しい選挙戦も予想されていた自民党。道6区(上川管内)の自民現職、今津寛氏(62)の選対本部長代行を務める加藤礼一道議は「(衆院選の年内実施を見送った結果)今より自民への逆風は強まるかもしれないが、準備する時間ができるのはありがたい」とホッとした表情をのぞかせた。
 道4区(札幌市手稲区、後志管内)から出馬予定の自民新人、宮本融氏(43)=元北海道大准教授=も「政権与党としての政策体系を国民に判断してもらえるし、自民党にとっても悪いことだとは思わない」と指摘。
 また知名度の低い新人候補にとっては選挙活動期間が増えるだけに、与野党を問わず「神様からもらったチャンス」などと歓迎する声が上がった。
 一方、攻勢をかけていた野党からは批判と不満が噴出する。
 28日朝から釧路市内の企業回りを行った道7区(釧路、根室管内)の民主現職、仲野博子氏(49)は「だれもが『何が今ごろ経済対策だ。遅すぎる』と言い、早期解散を求めていた」と力説。道12区(網走、宗谷管内)の民主現職、松木謙公氏(49)も「よっぽど(選挙に)自信がないか、首相になったのがうれしくて、一日でも長く居座っていたいのか」と首相を皮肉った。
 9月に福田康夫前首相が辞任を表明した後、次期衆院選は短期決戦になるとみられた。しかし、一転して長期戦になる見通しで、与野党ともに選挙戦略の練り直しを迫られる。
 早期解散を求めていた公明党は28日も宣伝カーで札幌市内を回った。「来年への先送りが確実になった時点で態勢を立て直し、状況変化には迅速に対応する」。同党北海道本部の森成之幹事長は複雑な表情を浮かべた。
 ◇陣営の資金負担、与野党に暗い影
 さらに、各陣営には選挙資金の負担が暗い影を落とす。
 道10区(空知、留萌管内)の自民現職、飯島夕雁氏(44)の秘書は「経費の面からだと早く終わってほしい。経費を切り詰めていくだけ」と本音を漏らす。道3区(札幌市白石・豊平・清田区)の民主元職、荒井聡氏(62)も「走り出してしまったので資金的に厳しいし(支持者の)意欲をつなぎ続けるのも難しくなる」とため息をついた。
 ◇有権者も評価と憤り
 有権者からは景気対策を求める切実な声が出ている。
 苫小牧市のパート社員、石橋弘美さん(50)は「ガソリンは高いし、勤め先の資材会社の仕事も減っている。選挙をやっても景気が良くなるわけではないので、解散はしなくていい」。帯広市の会社員、菊池博文さん(45)も「金融危機で景気の先行きが暗いなか、政治がストップするのはよくない。経済対策に力を入れるというので歓迎したい」と話した。
 ただ、「選挙管理内閣」と言われた麻生政権が解散を先送りしたことに不満も残る。
 札幌市豊平区の無職、平井武夫さん(65)は「経済危機に対応するための解散延期は理解できない。この結果をもたらした張本人は自民党。(この危機に)誰が対応するかは選挙で決めるべきだ。肩透かしを食らった感じ」と憤った。

96北海道民:2008/10/29(水) 12:23:03
同じく総選挙スレより
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6312
6312 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 12:20:27
>>6311
道新の記事、新党大地の鈴木代表は首相に批判的
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126000.html?_nva=16
解散先送り 道内各党「時期明言を」 資金不足懸念の声も(10/29 08:05)
 麻生太郎首相が次期衆院選を年明け以降に先送りする意向を固めたことを受け、「十月末解散、十一月三十日投開票」を想定して準備してきた道内野党各党は二十八日、「経済対策に先立ち、まずは国民の信を問うべきだ」と批判を強めた。与党各党は首相の判断に理解を示したが、選挙準備の中だるみや資金不足を懸念する事情は野党と同じで、「解散時期を明言してほしい」との嘆きも漏れた。

 「解散が先送りされたという連絡はない。十一月三十日投開票を想定して走り続けるしかない」。自民党道連の丸岩公充幹事長は困惑気味に話す。ただ、自民党は道内全十二小選挙区の候補者のうち、五人が知名度アップが課題の新人候補だけに「選挙が先に延びることはマイナスばかりではない」と強調した。

 公明党道本部の森成之幹事長は「年内解散・総選挙想定で走っている。現時点で方針変更はない」としつつ、「経済情勢が変動する中、国民生活を放って解散できないことは、理解できる」と述べた。

 一方、民主党北海道の佐野法充幹事長は「小沢一郎代表は月内解散に追い込む姿勢を変えていない。淡々と選挙準備を進める」と強調。「経済対策を口実にした解散先送りは許されるべきではない」とけん制した。

 新党大地の鈴木宗男代表も「衆院を解散しても、内閣は粛々と運営できる。解散先送りは首相の逃げとしか思えない」と指摘。共産党道委員会の青山慶二書記長は「首相が解散に踏み切れないのは『今では勝ち目なし』との打算がある」。社民党道連の山内恵子代表は「首相は就任後すぐに解散すべきだった」と批判した。

 ただ、与野党とも本音は複雑だ。自民党新人候補の陣営幹部は「事務所の家賃などに月二百万円かかる。解散時期をはっきり示してほしい」と嘆息。民主党のある陣営幹部も「事務所を一度閉めるわけにもいかず、立ち往生だ。早く解散してほしい」。共産党幹部も「うちは募金で成り立っているので、地方の支部は大変だ」と明かす。

 二十六日に道2区での候補者擁立を発表した社民党幹部は「早期に解散すべきだが、選挙が先に延びた時間を使い、党の主張を浸透させたい」と話した。

97北海道民:2008/10/29(水) 12:30:04
「60市町村」構想は失敗、3件のみにとどまる
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126002.html?_nva=16
道内合併、新法期限内は3地域 「60市町村」構想倒れに(10/29 08:14)
 市町村合併を進める道内三地域の七町村長が二十八日、高橋はるみ知事と会談し、財政上の特例がある合併新法を活用して協議を進める方針を正式に報告するとともに、財政支援などを求める要望書を提出した。道内では三地域以外で協議が具体化しておらず、新法の期限(二〇一〇年三月)内の合併は三地域にとどまる見通し。道が道内市町村を六十に再編するとした「合併推進構想」の実現は不可能になった。

 三地域は「後志管内の留寿都村と喜茂別町」「網走管内の湧別町と上湧別町」「空知管内の南幌町と由仁町と栗山町」の組み合わせ。七町村長の要望に知事は「地域をねばり強く説得し合併を成就させてほしい」と積極支援を表明した。三地域の合併が実現すれば、現在百八十の市町村数は百七十六となる。

 三地域のうち「留寿都・喜茂別」「湧別・上湧別」の二地域は正式協議の場である法定協議会をすでに設置。「栗山・由仁・南幌」は年明けまでの設置を目指している。

 新法の期限内に合併するには、本年度内に法定協を設置する必要がある。道によると、現在、日高管内と根室管内の計二地域で合併に向けた動きがあるが、行政間の協議が始まっていないほか、議会にも慎重派が多く、いずれも年度内の法定協入りは困難な情勢だ。

 道内では、多くの財政支援が盛り込まれた〇六年三月までの旧合併特例法下でも、市町村の減少率は15%で全国ワースト4と合併が進まなかった。

 道は新法下の〇六年に合併推進構想をまとめ、地域の協議を後押ししてきたが、今年に入り江別市と石狩管内新篠津村、空知管内の砂川市など五市町の協議が破たんしている。

98北海道民:2008/10/29(水) 12:32:08
道補正予算、単独事業で43億円
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126033.html?_nva=16
単独事業で43億円 道補正予算案(10/29 07:10)
 道議会議会運営委員会は二十八日、国の緊急総合対策に伴う道の補正予算案を審議するため、十一月六日に道議会臨時会を開くことを決めた。予算案には国の公共事業関連で約百億円を計上するほか、道単独の公共事業となる投資単独事業として約四十三億円を盛り込む方針だ。

 補正予算案の全体規模は調整中だが、公共事業以外も十億円を超える規模になる見通し。新型インフルエンザ発生時に患者を受け入れる医療機関の設備整備への助成費約一億三千万円のほか、農家向けの肥料高騰対策などを盛り込む。

 景気対策として道議会などから要望が強い投資単独事業は、来年度の事業を前倒し発注する「ゼロ道債」分の二十三億円を含め約四十三億円を積み上げた。

99北海道民:2008/10/29(水) 12:34:04
道内は「100円割れ」へ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/126031.html
コープさっぽろ 灯油14−15円値下げ 来月、道内93−98円に(10/29 07:05)
 道内最大の灯油共同購入団体、生活協同組合コープさっぽろ(札幌)が、十一月一日から札幌地区の灯油価格(定期配達、税込み)を一リットル当たり九十三円とするなど全道で十四−十五円の大幅な引き下げを行うことが二十八日、分かった。道内一円の全配達地区で百円を切る価格に設定。他社の追随は必至で、需要期入りにあたり、灯油の“百円超時代”は終わりを告げることになりそうだ。

 石油元売りの卸価格引き下げを見込んだ措置。十一月の値下げ後の最安値は、札幌、北広島、江別などの九十三円で、最高値は稚内、根室などの九十八円。旭川、帯広は九十四円、函館、釧路は九十五円などとなる。

 今回の価格は、同生協の昨年十月末の七十九円(札幌)と比べると十四円高いが、本格的な需要期価格だった昨年十二月の九十六円(同)より三円安く、消費者の負担は少し軽減されそうだ。

 石油情報センターによると、灯油の道内平均価格(配達)は一一二・四円(十月二十日現在)。他社は同生協に追随する傾向にあり、平均価格も近く百円を切る公算が大きい。

 今年七月に一バレル=一四七・二七ドルをつけた原油先物相場は現在、六〇ドル台前半にまで下がっている。円高も進んでおり、こうした動きが石油製品の卸価格に影響してくることから、しばらくは下げ基調が続くとみられ、小売り価格がさらに下がる可能性もある。

100北海道民:2008/10/29(水) 12:36:11
「11月選挙」で動いてきたのでお金の面では大変そう
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125999.html?_nva=16
選挙戦略を見直し 民主、候補に資金支援も(10/29 08:05)
 民主党は二十八日、麻生太郎首相が衆院解散・総選挙を先送りしたことを踏まえ、選挙戦略見直しに入った。十一月の総選挙を想定していたこれまでの態勢では、運動資金が枯渇しかねないため、各候補への支援も必要だ。小沢一郎代表ら幹部が二十九日に本格的に協議する。

 民主党は九月十二日に一次公認候補、十月二十一日に二次公認候補を発表。各候補に当面の選挙活動資金を配り、小沢氏を先頭に「全力疾走」のハッパを掛け続けてきた。

 しかし、選挙日程の見通しがつかなくなり、党内には「気が抜けてしまった」(ベテラン)と、息切れムードがまん延。道内選出議員は「来年九月の任期満了近くまで引き延ばされたら、カネが続かない」と悲鳴を上げる。

 こうした中、平田健二参院幹事長は二十八日の記者会見で選挙態勢について「今すぐ方向転換するとか、縮小するとかは考えていない」と強調。党幹部も「年明けすぐの解散もありうる」と党内の緩みを警戒する。

 党執行部は、当面これまでの態勢を維持しつつ「集会だけでなく、支持団体などを地道に回ること」などと、具体的な選挙戦略を指導。事務所維持費の支援も検討する。

 一方、国会対応では、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案の参院採決には安易に応じずに、参考人招致を求めるなどして、徹底審議を求めていく方針を確認した。

101北海道民:2008/10/29(水) 16:01:08
いよいよ初雪、今日は特に寒かったです
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/126102.html?_nva=21
旭川で初雪 道内冷え込む(10/29 13:58)

雪が降り始め、傘を差しながら横断歩道を渡る市民=29日午前9時10分、旭川市4の9(打田達也撮影)

 道内は二十九日、十一月下旬並みの強い寒気が流れ込んだ影響で、札幌などでこの秋一番の冷え込みとなり、旭川では初雪を観測した。

 札幌管区気象台によると、札幌の最低気温は前日より一・四度低い三・九度、函館は前日より一・七度低い五・一度。最低気温が前日を〇・八度下回る二・四度となった旭川では、午前九時すぎに湿った雪が十五−二十分間降った。旭川の初雪は平年より六日、昨年より十六日遅い。

 同気象台によると、道内は三十日まで気温が低めで、日本海側を中心に各地の平野部でも雪の降る可能性がある。気温は三十一日以降、平年並みに戻る見込み。

102とはずがたり:2008/10/29(水) 16:53:49
>>101
なんと。。
流石北海道ですねぇ。

103名無しさん:2008/10/30(木) 11:36:29
合併関連情報を転載させていただきます。
とはずがたりさん、北海道民さんありがとうございました
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/3949-3962
地域綜合スレ
1 名前:とはずがたり 投稿日: 2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2


3949 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:09:16
<東北・北海道>北海道

流石開拓民の伝統で自主独立の気概が強いのでしょうかねぇ。
内地では合併推進派の俺も北海道は宏大だろうし行ったことなくて印象が掴みにくいから必ずしも合併すべきだとは思わないけど。。
無能はるみのリーダシップが足りない,地域の実情に併せた合併構想なのか疑問,こんなんでは道州制の実験は失敗に終わるぞ。

進んでいるとはいえ「中標津・羅臼」も「南幌・由仁・栗山」も前回失敗してるんだよなぁ。。

「60市町村」構想は失敗、3件のみにとどまる
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/97

合併協議中
「後志管内の留寿都村と喜茂別町」「網走管内の湧別町と上湧別町」「空知管内の南幌町と由仁町と栗山町」

合併に向けた動き
日高管内(何処だ?)と根室管内(中標津+羅臼>>3866-3867)

破談
●江別市+新篠津村…農業基盤整備を巡る見解の相違:>>3864
●砂川市+歌志内市+奈井江町+浦臼町+上砂川町…道の財政支援が無いと困難:>>3864
●伊達市+壮瞥町+豊浦町:>>3863の図では見難いけど合併の動きとされているみたい
●室蘭市+登別市:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●利尻町+利尻富士町:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●中標津町+標津町+羅臼町+別海町:>>3863の図では合併の動きとされているが今では中標津+別海で協議

>>2503
道内市町村60前後に 道が再合併構想 現状の3分の1  2006/05/23
>>2522
市町村合併「道案こだわらず」 高橋知事、自発的協議を重視  2006/05/25
>>2551-2554
2006/06/07 市町村合併:道内59自治体再編構想原案
>>2587-2588
2006/06/26 合併・自治のかたち:首長に根強い不満 「過疎化さらに拍車」−−アンケ
>>3863-3864


3950 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 18:27:53
>>3949
高橋知事はもう支庁制度改革で一部保守系にも嫌われたし次は民主候補に苦戦するでしょうね

104名無しさん:2008/10/30(木) 11:39:25
>>103続きです
3951 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:27:59
<東北・北海道>北海道

ネットでちゃちゃっと調べた範囲で06年の構想以降に何か動きがあったようには見えないんだけど。。

■利尻町+利尻富士町
2003/10/10 任意協議会設置
2004/2/1 礼文町が加入
6/26 礼文町が合併協議から離脱
  新町役場の設置位置などを巡り協議が難航
2004/9/30 2町での合併を断念,協議会を解散
  利尻町(沓形),利尻富士町(鴛泊),礼文町は単独町制継続へ

子供たちとの交流で新たなまちづくりを展開
鬼脇を福祉の村に位置付け活性化
http://www.jiti.co.jp/graph/int/07adachi/07adachi.htm
利尻富士町長 安達 敏夫 氏

――漁業と同様に自治体も合併問題が話題になっていますが、どのようにお考えですか
安達
現在、利尻富士と利尻の合併問題が出ていますが、かつて31年にどちらも合併を経験しており、利尻町の方は仙法志と沓形を合併、利尻富士町の方は鴛泊と鬼脇を合併しました。
その当時も島を1つの町にすることが北海道案として提案されていましたが、役場所在地が決まらず廃案になりました。沓形は人家の密集地域であり漁業基地として栄え、鴛泊は利尻島の玄関口として栄えてきました。現在でもその意識はあり、合併するにしても役場庁舎をどこに置くかがネックだと考えています。
過去の合併は対等合併でしたが、ほぼ吸収された格好となった鬼脇や仙法志が極端に過疎化したという、目に見える形で問題が生じていますから、役場が無くなると、色々とデメリットが出てくると思います。一方そうはいっても、このままでは財政的にも厳しい状況ですから、合併によるメリットも得られると思います。最終的には住民の判断にもよりますが、利尻富士と利尻で十分に話し合いをして、良い方向に向けなければならないと考えています。

105名無しさん:2008/10/30(木) 11:40:34
>>103
3952 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:29:34
<東北・北海道>北海道

マスコミ報道の限りでは06年の構想は将来展望通りの組み合わせとなって自治体は歓迎とされているが,その後の動き見えない>>2551

■富良野市, 空知郡 上富良野町,中富良野町,南富良野町,勇払郡 占冠村
http://uub.jp/upd/uoplst.html

2002/4/16 上川支庁20町村で研究会「広域行政等のあり方についての研究会」設置
2002/10/15 6市町村で研究会「富良野地区広域市町村圏振興協議会市町村合併研究会」設置
  中富良野町は合併に慎重
2003/1月 中富良野町任意協議会不参加表明
2003/1/26 5市町村での協議会設置を見送り,広域連合の設置を検討へ 3月以降検討
2003/8月 南富良野町,占冠村の2町村で合併協議を開始へ
2003/12/12 南富良野町,占冠村の2町村で任意協議会「南富良野町・占冠村任意合併協議会」設置
2004/5/10 南富良野町,占冠村の2町村で法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」設置
  新町名や新町役場の位置などを巡り協議が難航
2005/3/31 法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」を解散
2005/5/11 5市町村で検討会設置
  市町村合併にとらわれず,道州制など地方自治について様々な角度から検討へ
2006/3/31 検討会を解散
2006/6/2 この日示された道内を59自治体に再編する構想原案で富良野市、上川管内中富良野、上富良野、南富良野、占冠の枠組みが示される。

〜参考資料〜
上富良野町の広報

富良野圏域における広域行政のうごき
http://hp.town.kamifurano.hokkaido.jp/hp/02kikaku/0240gyokaku/gappei%5C03-11-10gappei.pdf
【市町村合併関係】
 広域行政や市町村合併について、今年3月まで「広報かみふらの」で、状況をお知らせしてきましたが、市町村合併の富良野圏域5市町村での任意協議会設立についての検討が、1月の中富良野町の任意協議会不参加表明により、合併の研究協議が中断し、何らの進展もないことで、町民の皆さまにこの富良野圏域における合併に関する情報を提供することができないでいました。
 しかしながら、現在国においては合併問題と密接に関係する小規模市町村の将来のあるべき姿がどのようなものかを示すために、第27次地方制度調査会が設置され協議されており、これからの地方制度のあり方についての最終報告が11月中にも出される予定です。
 この報告の内容は、平成17年3月の現在の合併特例法が終わった後に制定されると考えられる新しい合併推進法に大きな影響があることから、人口要件などが報告で示されれば、人口の少ない町村にとっては、合併やまちの将来を考える重要な判断材料となります。このようなことから、町としても「広報かみふらの」の来月号以降で、第27次地方制度調査会の最終報告の内容を紹介する予定です。
【圏域他市町村の合併のうごき】
 8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなり、広域行政などを担当する部署として、7月1日には南富良野町で行政調整室、10月1日には占冠村で広域行政調整室が、それぞれ設けられました。
【広域連合関係】
 5市町村の圏域としての広域行政の推進の観点から、3月以降は現在の一部事務組合を統合する形での広域連合を立ち上げるとすれば、どのような準備体制が必要なのかの研究を、富良野地区広域市町村圏振興協議会で行ってきました。
 9月4日に「広域連合準備室発足に関する調査研究報告書」が市町村長の会議に提出され、「平成17年度から広域連合を発足するならば、16年4月から準備委員会の設立が必要」との報告がされました。
 しかしながら、8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなったため、合併と広域連合の協議を同時に進めることは難しいという意見により、第27次地方制度調査会の最終報告を見た上で今後の進め方について判断することになりました。


3953 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:30:55
>>3950
民主は誰が出てきますかねぇ。
道州制も方向性としては間違ってないような気がしますが,高橋は政策実行力に欠ける気がします。

106名無しさん:2008/10/30(木) 11:41:24
>>103
3954 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:32:08
<東北・北海道>北海道 根室支庁

■中標津町と羅臼町
2002/1/28 標津町,別海町と4町で検討会「根室管内4町合併検討会議」設置
2003/6/27 標津町,別海町と4町で任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」設置
11/30 別海町が合併協議から離脱を表明
11/30 標津町は現時点での態度を保留,2004/8月頃までをめどに合併の是非について検討へ
2003/11/30 任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」を解散
  中標津町,羅臼町は2町での飛び地合併を検討へ
2003/12/26 2町で法定協議会設置
2004/6/13 標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「中標津町,羅臼町の合併協議に参加する(27.2%)」「合併しない(72.8%)」
2004/8/23 斜里町が協議会に「知床(しれとこ)」を用いた新市名称の採用に慎重な意向を申入れ→斜里町は「東知床市」を容認へ>>420
合併予定期日 2005/10/1
  新市名:東知床市(ひがししれとこし)
  新市役所:現・中標津町役場
2004/11/10 合併協定調印式
2004/11/28 中標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(39.2%)」「反対(60.8%)」>>1023
12/6 中標津町は羅臼町との合併を断念>>1117
2005/3/31 2町での合併を断念,協議会を解散
2007/9/7 西澤町長が合併推進を宣言。相手は可能なところとから>>3401
2007/9/19 中標津町のまちづくり懇談会で町長が合併の推進を訴える>>3420

107名無しさん:2008/10/30(木) 11:42:02
>>103
3955 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:40:59
<東北・北海道>北海道 空知支庁

新篠津との合併が破談になった江別と飛び地合併や都市部にそっぽを向いての合併に忌避感が強い南幌が合併するしかないんちゃうの?新篠津とも南幌と歩調を合わせての農業対策を考えると妥協案も出てくるのではないか?

■南幌町と由仁町と栗山町
協議状況・経過等
2001/11/26 北村,栗沢町,長沼町,月形町と7町村で懇談会「南空知町村長懇談会」設置
2002/6/3 由仁町は千歳市,恵庭市,長沼町,早来町,追分町と6市町で研究会「千歳・恵庭近隣市町村合併研究会」設置
2002/7/9 長沼町と4町で研究会「南空知近隣4町合併問題研究会」設置
2002/11/6 南幌町は江別市と2市町で研究会「江別市・南幌町合併研究会」設置
2003/1/8 南幌町は北広島市,長沼町と3市町で研究会「北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会」設置
4〜5月 長沼町の合併に関する住民アンケート(世帯対象)の結果
  合併の是非:「合併したほうが良い(20.4%)」「どちらかといえば合併(21.7%)」「どちらかといえば合併しない(22%)」「合併しない(21.6%)」「わからない(14.1%)」
  枠組み:「北広島市,南幌町(51.6%)」「南幌町,由仁町,栗山町(23.2%)」「千歳市,恵庭市,由仁町,早来町,追分町(18.9%)」「その他(4.3%)」
2003/6/8 長沼町と4町で懇話会「南空知近隣4町8者懇話会」設置
  長沼町は当面の間,単独町制継続へ
2003/7/30 3町で任意協議会「南空知近隣3町任意合併協議会」設置
2004/2/9 法定協議会「南空知3町合併協議会」設置
  南幌町は飛び地
10/16 南幌町で合併問題に関して,南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→署名数不足により不成立>>947
10/31 南幌町の3町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(44.5%)」「反対(55.5%)」>>715>>737
11/12 南幌町長、住民投票結果に反し3町合併を選択>>849
11/22 南幌町長,3町合併決断で説明会 住民に理解求める>>947
11/24 合併協定調印式
  協議内容
  合併方式:新設(旧・協議会)
合併予定期日:2006/3/1
  新市名候補5点:南空知,東札幌,きらら,新空知,夢里(ゆめざと)
  新市名:東さっぽろ市(ひがしさっぽろし)(旧・協議会)
  新市役所:現・栗山町役場(旧・協議会)
2004/11/26 合併関連議案を南幌町が否決>>1009
12/6 南幌町は合併を断念,合併協議から離脱を表明
12/17 南幌町で合併問題に関して,再び南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→南幌町長が辞職>>1118
2005/3/31 3町での合併を断念,法定協議会「南空知3町合併協議会」を解散
2006/1/5 江別の市民有志が南幌町との合併協議会の設置を請求>>2035
1/21 南幌町民が江別との合併を請求>>2058
1/26 江別での直接請求に対して南幌町長は江別との合併協、設置の提案せず>>2070
2006/12/4 空知支庁が南幌町,由仁町,栗山町,長沼町に市町村合併に関する懇談会の設置,参加を提案
  長沼町は参加を保留
2006/12/22 懇談会「南空知3町自治のあり方に関する懇談会」設置
2007/5/21 長沼町が懇談会不参加を表明,単独町制継続へ
2007/8月 研究会「南空知3町広域行政事務研究会」設置
2008/5/1 任意協議会「南空知3町合併検討協議会」設置

108名無しさん:2008/10/30(木) 11:42:52
>>103
3956 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:52:35
<東北・北海道>北海道
>>2580
赤井川は小樽と合併の構想有り。留寿都と喜茂別も合併交渉中

■後志広域連合
(島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川)

「後志広域連合」が設立
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/town/kikakushinkou/shiribeshi_kouiki.jsp

 後志管内16町村で行政事務を共同処理する「後志広域連合」が(2007年)4月24日設立し、伊東和紀後志支庁長から宮谷内留雄・同連合準備委員会長(蘭越町長)に許可証が手渡されました。同連合は設立と同時に、税の滞納整理に関する事務を16町村共同で行うことを手始めに業務をスタートします。
 16町村長による選挙の結果、初代広域連合長に宮谷内町長を選出。宮谷内連合長は「広域連合を成功させるにはそれぞれの町村の利益はもちろん、後志全体の立場から互いに補い合い、助け合うことが何よりも大切だ。地域の個性を残し・育てる新しい自治のモデルとして全国に発信できるものとなるよう、尽力していきたい」と決意を語りました。
 同連合は島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川の計16町村で構成します。各町村議会から1人の計16人による連合議会を設置。連合事務所は倶知安町の後志合同庁舎内に置き、税務、国民健康保険、介護保険、総務の4課9人体制で事務を進めていきます。

1.国・道の行財政改革、道州制議論や事務権限の移譲に対応するため、市町村の行政体制の充実・強化が必要。

2.厳しさを増す行財政環境のもと、行政サービス水準を確保しながら多様化する住民ニーズや地方分権による権限委譲に各町村が単独で対応することは困難な状況。

3.管内町村長は、将来的には管内町村が一つになることを視野に、合併する地域は合併を進めながら、互いの連携と役割分担のもとに効果的に広域行政を進めていくことの認識で一致(「後志グランドデザイン」の策定)

4.当面は、町村間が互いに連携し、役割を分担して、より一層効果的、効率的な行政体制を整備するため、後志町村の区域において、幅広い業務を共同執行、共同処理する後志広域連合を設置することとした。

5.平成18年1月24日に後志広域連合準備委員会を立ち上げ、共同処理により行政サービスの向上や行政コストの削減が図られる事務について検討を重ねてきた結果、税の滞納整理事務、国民健康保険事務、介護保険事務からの取り組みを行うこととした。

6.今後は広域連合が核となって、構成町村との調整を図りながら、支庁制度改革の進展を見据えた道からの権限移譲や、消防事務等の広域化について調査研究を進め、現在一部事務組合で共同処理されているものについては、広域連合への統合を視野に検討し、更なる行政効率の向上や住民福祉の増進を目指して行こうとするものである。

後志広域連合設立までの経過
平成16年 6月29日 「今後の後志町村自治のあり方」について協議検討(町村長会議にて)
平成17年11月 3日 「※後志グランドデザイン」取りまとめ(町村長会議にて)
平成18年 1月24日 後志広域連合準備委員会の設置
平成18年 4月 1日 後志広域連合準備委員会事務局設置(5名体制、後志合同庁舎内に事務所を設置)
平成19年 3月 各町村議会で議決(規約案)
平成19年 4月 2日 道に対し設立許可申請提出
平成19年 4月24日 道から広域連合設立許可(設立日)
広域連合長選挙(宮谷内蘭越町長選出)
広域連合設立式

109名無しさん:2008/10/30(木) 11:43:31
>>103
3957 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/29(水) 18:54:11

<東北・北海道>北海道
>>3956-3957

■磯谷郡 蘭越町,虻田郡 ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,★留寿都町
2001/12/26 倶知安町,ニセコ町は京極町と3町で研究会「京極・倶知安・ニセコ合併研究会」設置
2002/2/21 真狩村,★喜茂別町,★留寿都村,京極町と4町村で研究会「真狩・留寿都・喜茂別・京極合併研究会」設置
2002/5/30 蘭越町,ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,京極町,★留寿都村と7町村で連絡会「羊蹄山麓7町村広域行政事務連絡会議」設置
11月 真狩村,喜茂別町,留寿都村,京極町は4町村での協議会設置を見送り
2003/5/28 ニセコ町,倶知安町,喜茂別町が法定協議会参加,京極町が単独町制継続を表明,蘭越町,真狩村,喜茂別町は態度保留
6月 ★喜茂別町は当初の参加を一時見送り
2003/9/1 ニセコ町,倶知安町の2町で法定協議会設置
10/8 蘭越町が加入
11/4 真狩村が加入
12/5 ★喜茂別町が加入
2004/8〜9月 蘭越町の合併に関する住民アンケートの結果「合併する(32.6%)」「自立する(49.8%)」「わからない・その他(17.6%)」
9月 ニセコ町の合併に関する住民アンケートの結果
  合併の是非:「合併したほうがよい(22.3%)」「合併しないほうがよい(55.7%)」「わからない・その他(22%)」
  枠組み:「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町(26.8%)」「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町,留寿都村,京極町(7.8%)」「倶知安町(6.7%)」「蘭越町,真狩村(4.4%)」「真狩村(4%)」「真狩村,倶知安町(3%)」「蘭越町(2.9%)」「蘭越町,倶知安町(2.8%)」「蘭越町,真狩村,倶知安町(1.8%)」「真狩村,留寿都村(1.4%)」「真狩村,留寿都村,喜茂別町,京極町,倶知安町(1.1%)」「蘭越町,真狩村,留寿都村,京極町,喜茂別町(1%)」「その他(11.2%)」「枠組みなし(2.5%)」
9/16 蘭越町が合併協議から離脱を表明,協議会離脱案を可決
 〜協議の決定内容〜
合併予定期日:2005/10/1
  新自治体は町制施行へ(5町村合併の場合,人口3万人超のため,合併特例法により市制施行も可能)
  新町名候補3点:にせこ,ようてい,にせこようてい (仮名・漢字などの表記方法も検討へ)
  新町役場:現・蘭越町役場,ニセコ町役場,倶知安町役場の3案を検討
2004/12/31 蘭越町,ニセコ町,真狩村,★喜茂別町,倶知安町5町村での合併を断念,協議会を解散
2007/5月▲真狩村,★喜茂別町,★留寿都町の3町村で研究会設置
2008/3/21 同3町村で連絡会「3町村(真狩村・留寿都村・喜茂別町)合併問題連絡会議」設置
4/28 真狩村議会が留寿都村,喜茂別町との合併を断念
5/20 真狩村長が3町村での合併断念を表明,単独村制継続へ
5/21 ★喜茂別町が★留寿都村に合併協議を申入れ
6/6 ★留寿都村,★喜茂別町は2町村での合併を検討へ
2008/6/9 2町村で検討会「留寿都村・喜茂別町合併問題検討協議会」設置
8/29 法定協議会設置案を2町村が可決
2008/9/1 法定協議会「留寿都村・喜茂別町合併協議会」設置
合併予定期日:2010/3/31以前(詳細は協議会で決定)
  新町名:ルスツ町で合意

110名無しさん:2008/10/30(木) 11:44:01
>>103
3958 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 19:33:31
>>3949-3957
今日の北海道新聞に出ていた解説も紹介します 各首長にも一定の責任はあるだろうが道の構想自体が無理だったということですね
新法化の道内合併 3件のみ
弱い首長の統率力
解説 合併新法を活用した市町村合併が道内では3地域7町村にとどまる見通しになったことで、道内186市町村を60に再編する道の合併推進構想は「絵に描いたもち」に終わることが確実となった。合併機運が盛り上がらなかったのは、道の構想自体に無理があったことに加え、各地の首長が消極姿勢を示したことが背景にある。
「平成の大合併」は2006年度以降に第2幕が本格化。道は同年8月、議論のたたき台として構想をまとめ市町村に提示した。しかし、構想には旧法下で合併が失敗した組み合わせが含まれるなど、当初から妥当性を疑問視する声があり、市町村側からは批判の声が相次いだ。
このため市町村側は構想に消極姿勢を示し、道内で協議の動きが出たのは13地域にとどまった。各首長は合併しなかった場合の厳しい将来像などについて説明責任を果たさず、道も構想を提示したあとは市町村の「自己責任」を強調し、具体的な利害調整から腰が引けていた。北大公共政策大学院の山崎幹根教授は「市町村間の利害を乗り越える知事や首長のリーダーシップが弱かった」と指摘する。
道内の自治体は今後、過疎化で人口と税収の減少が財政力を奪う一方、地方分権で業務が増えることは確実だ。合併による財政支援を受けられる新法を活用しなかった市町村の首長は、痛みを含めた街の将来像を明確に示し、住民の意思を「最終確認」をする必要がある。


3959 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 19:36:09
>>3958
こういうところからも知事のリーダーシップ、政策能力が落ちていることが分かるので次の知事選は民主は道政奪回のチャンスといえるだろう


3960 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 19:47:01
>>3949-3959
3地域の状況を整理すると
留寿都村 留寿都村 ルスツ町 2010年3月末まで 法定協 4872人
喜茂別町

湧別町  両庁舎活用 両町名から選択 09年10月予定 法定協 10758人
上湧別町

南幌町  栗山町  公募へ 10年3月末まで 任意協終了 30393人
由仁町
栗山町

となっています。


3961 名前:北海道民 投稿日: 2008/10/29(水) 19:48:43
>>3960
右から町名、本庁舎、名称、目標期日、協議の場、人口の順です。


3962 名前:とはずがたり 投稿日: 2008/10/30(木) 04:53:43
こんなページ発見(;´Д`)

chakuriki
勝手に市町村合併して委員会/北海道
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93

111名無しさん:2008/10/30(木) 11:44:49
>>104-110
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/3949-3962からです

112名無しさん:2008/10/30(木) 14:26:56
バス利用者には迷惑
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/126121.html?_nva=42
JR白石駅前 陸橋完成でルート変更 バス利用客とばっちり(10/29 13:38)

JR白石駅北口。今は人道橋(写真左上)を渡らなければ改札口に行けない

 札幌市白石区のJR函館線白石駅の一部の路線バス乗り場が十二月十七日、駅西側の陸橋開通に伴うバスルート変更で、南口から北口へ移転する。だが、北口に改札口はなく、駅舎が橋上化するまでの約二年間、バスとJRとの乗り換え客は、新たに線路をまたぐ人道橋を渡らなければならない。陸橋も駅舎橋上化も市の事業だが、完成時期の調整はなく、高齢者も多いバス利用者にとって思わぬ負担だ。

 北口経由となるのは、北海道中央バス「白23北郷線」の一日計百四十一便(平日)。白石駅の西側二百メートル地点で、JRと交差する北郷通が踏切から陸橋に切り替わるためだ。「開かずの踏切」の解消となるが、中央バスによると、踏切と違い、陸橋では線路を越えた直後に曲がれず大回りとなる。開通後は道路構造上、南口経由だと北口経由より数分間大回りになり、中央バスは「北口の方が北郷方面からの接続時間は短縮され、相対的に利便性は高まる」と理解を求めている。

 一方、現在の白石駅の入り口は南側にあるが、二〇一〇年度までに橋上化し、南北を結ぶ自由通路ができる予定。エスカレーターも整備され、北口から直接駅を利用できるようになる。

 だが、陸橋開通後から橋上駅舎の完成までの間は、北郷線とJRを乗り継ぐ場合、吹きさらしの人道橋での乗り換えを強いられる。今の白石駅には階段しかなく、乗客は構内で階段を利用しており、さらに負担が増える。

 ボランティア活動のために北郷線とJRを乗り継ぐ、同区北郷の主婦前崎圭子さん(70)は「二年間は長すぎる。掘っ立て小屋のようなものでいいから歩道橋に仮設エレベーターを付けて」と訴える。

 ただ、エレベーターは一基数千万円かかるため、設置予定はない。札幌市道路課は、中央バスと協議の上、北口にプレハブの待合所を設ける予定。同課は「どこまで対応できるか分からないが、まず北口経由にした上で、利用者の要望は聞きたい」としている。(星野真)

113北海道民:2008/10/30(木) 20:38:06
北海道スレも100に到達、これからも充実したものにしたいですね
今日の朝刊に衆院選先送りで道内各陣営がどう考えるかというのが出ていたので紹介します(HPには出てなかったはず)
全体として新人候補には先送りはうれしいようです
   「衆院解散先送り」は、あなたの陣営にとって?
道1区
杉村太蔵(※自現) ○常在戦場だが、本音を言えばラッキー、二重丸だ
長谷川岳(自新)  ○経緯はかさむが、候補者をもっと売り込む好機だ
横路孝弘(民現)  ×首相が政権担当能力を争うなら、民意を問うべきだ
松井秀明(共現)  ×政権延命の先送りだ。解散時期を損得では見ていない

道2区
吉川貴盛(自現)  △国民のために景気対策を優先すべきで、やむを得ない
三井弁雄(民現)  △何が起こるか分からない。11月上旬まで臨戦体制継続
岡千陽 (共新)  △まだ年内選挙の可能性ある。延長した時間で支持拡大
本田由美(社新)  △すでに戦える体制を整えているので、影響はない

道3区
石崎岳 (自現)  △陣営の緩みや経費増は心配だが地元を回る時間できた  
荒井聡 (民現)  ×本格的経済対策を実行するためにも民意を問うべきだ

道4区
宮本融 (自新)  ○新人として支持を広げ、現職との違いを鮮明にできる
鉢呂吉雄(民現)  −先送りは陣営に好都合か不都合かという問題ではない

道5区
町村信孝(自現)  △先送りとは決まっていない。一度緩むと引き締めが大変
小林ちよみ(民元) ×単なる自民党の延命。金はかかるが知名度を上げる好機

道6区
今津寛 (自現)  ○他選挙区の候補選定に時間を取られ、出遅れていた
佐々木隆博(民現) ×国民の信を得ることが最大の景気対策だ
萩生和敏(共新)  △国民の審判を仰ぐべきだが重要法案の国会論戦も必要

とりあえずここまで、続きはまたあとで載せます

114北海道民:2008/10/30(木) 20:40:10
>>113
○、△、×、−はそれぞれ
良い、悪い、どちらとも言えない、印の記入なしです

115名無しさん:2008/10/31(金) 12:22:08
>>101-102
今日の北海道は29,30両日と比べ暖かくなったのでまた小さな虫が出てきてなかなか大変でした
それだったら寒いほうがよかったな

116北海道民:2008/11/01(土) 13:22:28
びっくりした、強気だね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000032-nks-base
日本ハム守護神を交換要員に二岡獲りへ
11月1日9時58分配信 日刊スポーツ


 日本ハムが貧打返上のため、守護神マイケル中村投手(32)を交換トレード要員にすることが10月31日、分かった。最重要の補強ポイントが右の強打者で、他球団と交換要員で折り合いがつけば、放出する。06年に最優秀救援投手に輝くなど在籍4年で102セーブの不動の抑えに加え、同年新人王の3年目左腕・八木智哉投手(24)らも放出候補にリストアップしている。2年連続で低迷した打線のテコ入れへ、攻撃的補強に動く。
 ドラフトから一夜明け、日本ハムが大胆な補強プランを固めた。この日、千葉・鎌ケ谷で山田GMら編成担当のチーム統轄本部と他球団の戦力分析、調査を行うプロスカウトが約3時間30分のミーティング。マイケルらを放出要員としたトレードで、補強ポイントである右の強打者の獲得を最優先にする方針を確認した。
 今季は3位でリーグ3連覇を逃した。リーグ最低の打率&本塁打&得点の「ワースト3冠」となった攻撃部門の低迷が深刻だった。チーム打率は2割5分5厘。82本塁打、533得点は12球団でワースト。外国人選手、ドラフトでの補強では抜本的な改革にはならないと判断し、国内他球団の右のスラッガーへとターゲットを変えた。
 交換要員の筆頭はマイケル。プロ入り4年間で計102セーブ。44年ぶりの日本一を果たした06年にはリーグ新の39セーブを挙げ、タイトルも獲得した功労者の1人だ。今季も28セーブをマーク。不動の守護神だが、今ドラフトで即戦力投手を3人指名するなどある程度のメドがついた。梨田監督の了承も得た上で、方針を決定した。獲得候補として実績十分の巨人二岡、成長株の阪神桜井ら両リーグから複数人をリストアップしているとみられる。
 トレード成立ならば、セットアッパー武田久との勝利の方程式が崩れることになるが「変える必要があるなら、思い切ってチームを動かすしかない」と球団幹部。そんな強い決意は、左肩の故障でここ2年で5勝7敗と不振だが、06年に12勝を挙げた八木らも放出要員としていることでも明らか。同年新人王左腕も加え、タイトルホルダー2人をセットにした大型トレードになる可能性もある。

117北海道民:2008/11/01(土) 13:24:41
いよいよ明日投開票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000014-mailo-hok
選挙:釧路市長選 3新人が舌戦展開 夜遅く大勢判明−−あす投開票 /北海道
11月1日11時1分配信 毎日新聞


 次期衆院選道7区からの出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選は2日に投開票される。6年ぶりの選挙戦となり、新人3氏が三つどもえの戦いを展開している。
 立候補しているのは、前道議の蝦名大也氏(49)=無所属、民主推薦▽前市議の上田徳郎氏(60)=無所属▽元市議の松永俊雄氏(59)=共産――の新人3氏。蝦名、上田両氏は自民党を離党しての立候補で、同党は事実上の保守分裂選挙となっている。
 蝦名、上田両氏とも伊東市政の継承を掲げるが、蝦名氏は民主党のほか新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受け、市職員が進んで市民とかかわる「市庁舎から飛び出す、顔の見える行政」を唱える。上田氏は行財政改革の加速や中小企業振興条例の制定など「21世紀のあったかい街づくり」を訴える。
 これに対し松永氏は市政・福祉・地域の「三つのチェンジ」を掲げ、前市政の行財政改革プラン見直しなどを主張している。
 投票は市内72の投票所で一部を除き2日午前7時〜午後8時。即日開票され、同11時ごろ大勢判明の見通し。【山田泰雄】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇釧路市長選立候補者(届け出順)
蝦名大也(えびな・ひろや) 49 無新
 [元]道議[歴]衆院議員秘書▽市議▽自民党・道民会議政策審議委員長▽青学大中退=[民]
上田徳郎(うえだ・とくろう) 60 無新
 [元]市議▽衣料品販売業[歴]繊維卸売会社社員▽釧路北陽高
松永俊雄(まつなが・としお) 59 共新
 [元]市議▽党釧根地区委員会政策委員長[歴]釧路新聞社社員▽党地区委職員▽白糠高

11月1日朝刊

118北海道民:2008/11/01(土) 14:04:56
真狩村長選
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126641.html?_nva=8
現職佐々木氏が無投票で再選 真狩村長選(11/01 10:12)
 【真狩】三十一日告示された後志管内真狩村長選は同日午後五時で立候補の届け出を締め切った結果、現職の佐々木和見氏(56)=無所属=以外に届け出はなく、佐々木氏の無投票再選が決まった。

119北海道民:2008/11/01(土) 14:06:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126674.html?_nva=130
道が発電事業撤退 10施設を民間へ一括売却方針(11/01 08:01)
 道は三十一日までに、建設中を含む道内十カ所の水力発電所などを民間事業者に一括で売却し、電気事業から撤退する方針を固めた。道の財政難に加え、電力自由化でコスト削減が迫られる中、施設の老朽化などにより将来的に厳しい経営が予想されるためで、年内にも売却額など具体的な条件について、複数の業者と協議に入る。

 道が一括売却を目指すのは、鷹泊発電所(深川市)など稼働中の水力発電所八施設と風力発電所一施設に、現在建設中で二〇一二年度に運転開始予定のシューパロ水力発電所(夕張市)を加えた計十施設。売却先は北電のほか、電源開発(東京)、北電子会社の北海水力発電(札幌)が挙がっている。

 自治体の売電事業は、発電コストに事業報酬を上乗せした「総括原価方式」により価格が算定される仕組みで、赤字にならないよう守られてきた。道の電気事業も〇七年度で約五億四千万円の経常利益がある。

 しかし、電力自由化に伴い、全国的に売電価格は低下傾向にある。道の売電価格は一キロワット当たり約十一円と全国平均に比べて約三円高く、発電コスト削減を迫られるのは必至。

 建設から八十年以上経過した老朽施設もあり、管理維持や改修経費が重い負担になる恐れもある。道は「一定の規模がある民間企業に譲渡した方が、コスト削減や経営基盤の安定が期待できる」(幹部)と判断した。

 発電施設の建設に伴う借金の残高は〇七年度末で約百三十億円。道は、売却の際「一般会計に負担を生じさせない」ことを基本方針とする考えで、借金を上回る売却額を目指す。

 電気事業を行っている都道府県は道を含め現在二十九。〇三年以降、青森、広島など五県が発電事業から撤退している。

120北海道民:2008/11/01(土) 17:15:41
道が補正予算案を発表
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126438.html?_nva=132
道補正予算151億円 景気、燃油高騰対策が柱(10/31 07:55)
 道は三十日、十一月六日に開く臨時道議会に提出する補正予算案を発表した。国の経済対策に伴う公共事業や燃油高騰対策が柱で、補正総額は約百五十一億二千万円となる。

 内訳では、燃油高騰緊急対策事業費として十億二千五百万円を計上。化学肥料や燃油の使用量の削減に取り組む農家を対象に、肥料などの価格上昇分の九割を国などとともに補てんする。

 このほか市町村が実施する間伐などに助成する森林整備事業費に二億円、生活路線を担うバス事業者への支援に約五千万円などを盛り込んだ。景気対策となる公共事業では、国の補助と直轄事業合わせて約百億円、道路整備など道の投資単独事業として四十三億円を計上した。

 また、各事業の不用額を積み上げて、約九億四千万円を減額補正し、補正後の本年度の一般会計総額は二兆九千二百八十億円となる。

121千葉9区:2008/11/03(月) 09:20:27
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110201000524.html
釧路市長に蝦名氏が初当選 保守分裂選挙を制す
 次期衆院選北海道7区に自民党公認で出馬する伊東良孝前市長の辞職に伴う北海道釧路市長選は2日投開票の結果、新党大地の鈴木宗男代表が推す無所属新人の元道議蝦名大也氏(49)=民主推薦=が、無所属新人の元市議上田徳郎氏(60)、共産党新人の元市議松永俊雄氏(59)を破り初当選した。投票率は49・81%。

 選挙前まで自民党議員だった蝦名、上田両氏による保守分裂選挙。鈴木氏の元秘書の蝦名氏は、大地のほか、衆院選での選挙協力をにらみ大地と連携を深める民主党から早々に支援を受けた。自民党は事実上、自主投票だった。

 共産党の松永氏は市政刷新を訴えたが、伸び悩んだ。


2008/11/02 23:55 【共同通信】

122千葉9区:2008/11/03(月) 20:30:27
◆「大地」「民主」、衆院選へ協力加速?


衆議院選挙の前哨戦では、やはり「あの人」の影響力がありました。
きのう行われた釧路市長選挙で蝦名大也さんが初当選しました。自民、民主、そして新党大地が戦ったこの選挙が、次の衆議院選挙に与える影響を取材しました。

神妙な表情で当選証書を受け取る蝦名・新釧路市長ー選挙戦では、次の衆議院選挙を意識した駆け引きがありました。
昨夜、喜びに沸く蛯名さんの事務所ー。釧路市を中心とした北海道7区で戦う民主党の現職・仲野博子さんと市長を辞職した自民党の伊東良孝さんーそして、両党から選挙協力を求められている新党大地の鈴木宗男さんが顔をそろえました。
鈴木さんの秘書だった蝦名さんの推薦をいち早く決め、協力してきた民主党ー鈴木さんは、感謝の言葉を述べました。
(新党大地・鈴木宗男代表)「蝦名市長が誕生したことで(民主党との)協力はあった。皆さんには感謝しています」
いっぽうの自民党ー。蛯名さんと次点の上田さんの2人を推薦する、異例の措置をとりました。次の衆院選で保守層が割れることを恐れたためです。民主党と比べて、蝦名さんへの支援が鈍かった自民党をけん制しながら、鈴木さんは次の選挙をこう占いました。
(鈴木宗男代表)「仲野代議士と伊東候補の選挙もこれで選択肢があり、釧路市民も注目すると期待」
自民、民主がしのぎを削る衆院選ー。新党大地の応援をどう取り付けるか、「7区」だけでなく、道内すべての選挙区で激しい綱引きが続きます。

(2008年11月3日(月)「どさんこワイド180」)
http://www.stv.ne.jp/news/item/20081103190301/

釧路市長に蝦名氏 2氏に大差、初当選(11/03 08:35)

万歳をして初当選を喜ぶ蝦名大也氏=2日午後10時、釧路市内の選挙事務所(大城戸剛撮影)

 【釧路】次期衆院選道7区に自民党公認で出馬する伊東良孝前市長の退職に伴う釧路市長選は二日投票、即日開票の結果、無所属新人で前自民党道議(釧路市)の蝦名大也氏(49)=民主党、新党大地推薦=が、無所属新人で前自民党釧路市議の上田徳郎氏(60)、共産党新人で元釧路市議の松永俊雄氏(59)を破り、初当選した。

 衆院選の前哨戦として位置づけられた今回の市長選。民主党北海道が衆院選での選挙協力を視野に、新党大地の鈴木宗男代表に近い蝦名氏の推薦を早々と決める一方、自民党は道連レベルで対応を決めずに、釧路市支部が蝦名氏と自民党市議だった上田氏の双方を推薦する異例の措置を取り、事実上の分裂選挙となった。

 蝦名氏が勝利したことで、蝦名氏を推薦した民主党と新党大地が衆院選道7区での選挙協力に重要な布石を打った形。これに対し、自民党は7区有権者の56%を占める大票田の釧路市に大きな亀裂を残し、早急な立て直しが必要となった。

 当日の有権者数は十五万四千九百八十九人、投票者数は七万七千二百五人。投票率は49・81%で、選挙戦となった二〇〇二年を4・27ポイント上回ったが、過去三番目の低さだった。無効票は九七〇。持ち帰り四。

 「市民党」を掲げて出馬した蝦名氏は、十五年に及ぶ市議、道議の議員経験を前面に、「顔の見える行政」を訴え、民主党と新党大地の支援で、支持を拡大した。

 一方、「反大地」色を鮮明にした上田氏は伊東市政の継承者をアピール、松永氏は「市民本位の市政」を柱に据え、伊東市政の見直しを訴えたが、いずれも及ばなかった。

 蝦名氏は道内三十五市の中で、旭川市の西川将人市長(39)、登別市の小笠原春一市長(41)に次ぐ三番目の若さ。釧路市長の選挙戦は旧阿寒、音別両町と合併した〇五年以降、初めて。



◆釧路市長選結果(投票率49・81%)

当37946蝦名 大也49無新(民、大推)
 26470上田 徳郎60無新
 11815松永 俊雄59共新
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126951.html

123北海道民:2008/11/04(火) 11:30:33
いよいよ札幌でも初雪 今日も寒い
写真、随分雪が降ってる中で散歩してる人元気な方なんだな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000008-maip-soci
初雪 札幌で観測…平年より8日遅く
11月4日10時31分配信 毎日新聞



拡大写真

札幌市の平野部で初雪を観測。真駒内公園では寒さの中、散歩する人の姿が見られた=札幌市南区で2008年11月4日午前8時6分、尾籠章裕撮影

 上空に12月下旬並みの強い寒気が入り込んだ影響で北海道内は4日朝、全道的に冷え込み、札幌管区気象台は札幌の平野部で初雪を観測したと発表した。平年より8日、昨年より2日遅い。初雪は函館、室蘭、網走、帯広、浦河でも観測された。

【稚内ではすでに初雪…北海道内平野部では今季初】

 最低気温は札幌で1.7度、函館で2.5度、稚内で1.2度などいずれも今季最低を更新した。同気象台によると、5日には平年並みの気候に戻るという。【横田愛】

124千葉9区:2008/11/04(火) 21:24:13
2008年11月3日(月) 鈴 木 宗 男

  夜中の2時まで釧路市長選挙勝利の余韻を噛みしめる。新党大地・鈴木宗男後援会の幹部の方々、特に電話掛けをして下さった女性部の皆さんと話が弾んだ。釧路における新しい歴史の1ページが作られたことに喝采(かっさい)である。
 北海道新聞1面トップは、釧路市長選挙であった。2面に解説記事もあり次期衆議院選挙との大いなる関係について書かれている。大変興味深くかつ、参考にして行きたいと思う。とにかく圧勝の結果で良かった。
 蝦名市長と今朝、得票の中身について分析したがお互い一致した認識だった。自民党道議、公明党、伊東前市長系の票は相手候補でまとまっている数字である。蝦名市長の票は昨年春の統一地方選挙での民主党道議の票と蝦名道議の票がほぼ一致している。
 いの一番に推薦して下さった民主党、連合さんに感謝したい。新党大地、蝦名後援会の票も生かされ、満点の結果と総括したい。
 何よりも良識ある、公平公正な判断を戴いた釧路市民の皆様に感謝してやまない。
 11時、足寄町で平成20年度足寄町功労者表彰式に出席。その後、新党大地・鈴木宗男後援会の糠平、鹿追、屈足、中札内、更別、忠類を廻り国政報告をする。
 特に忠類では新しい後援会体制が出来嬉しい限りである。幕別町と合併したが旧忠類村は忠類として現存する。変わらない人間関係に感謝の気持ちで一杯だ。

http://www.muneo.gr.jp/html/diary200811.html

125千葉9区:2008/11/04(火) 21:27:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/127096.php
釧路市長選で民主・大地協力 衆院選への効果未知数(11/04 09:06)

当選が決まった蝦名氏の選挙事務所で鈴木代表(右)に語りかける民主党の仲野衆院議員

 【釧路】二日に投開票された釧路市長選は、自民党分裂の影響もあり、民主党、新党大地の推薦を受けた前自民党道議の蝦名大也氏(49)が対立二候補に圧勝した。次期衆院選の前哨戦と目された同市長選。道7区では民主党現職の仲野博子氏が有利になったとの見方も広がるが、民主、大地双方の支持者からはこれまで“水と油”だった両党の関係に、冷めた見方もある。

 「間違いなく(民主の)協力があった。感謝する」。二日夜。当選した蝦名氏の選対事務所で、記者団に囲まれた新党大地の鈴木宗男代表は上機嫌で話した。民主党道7区総支部幹部も「大地と選挙協力が成り立つかどうか、この市長選が試金石だった」と、胸をなで下ろした。

 ただ、市長選での蝦名票がそのまま衆院選で仲野票につながるかは不透明だ。北海道新聞が期日前投票で行った出口調査(四百十サンプル)では、蝦名氏に投票した人で仲野氏にも投票すると答えたのは三割。自民党新人で道7区から出馬予定の伊東良孝前市長に投票するという人や「未定」との回答も各三割あり、拮抗(きっこう)した。

 市長選で選挙協力を実現した民主、大地だが、支持者の間には同床異夢の気分も漂う。民主党の中でも旧社会党以来の古参労組員にとっては、鈴木代表はかつての自民党を象徴する旧敵の一人。新党大地支持者の中にも「本籍は自民党。どうしても伊東さんに親近感を覚える」との声は根強い。

 二日夜の蝦名氏の事務所は、仲野氏、鈴木氏に加え、自民党釧路市支部も蝦名氏を推薦した関係で同党道7区支部長の伊東氏も祝福に訪れ、複雑な政党関係、人間模様が交錯した。

 次期衆院選の道7区で悲願の議席奪還を目指す自民党は、釧路市長選では独自候補の擁立に失敗し、今後の保守の一本化にも懸念を残すなど思わしくない結果に終わった。関係者は「(民主と大地という)“水と油”が溶け合うことはない。ドレッシングと一緒で、振り続けなければすぐに分離してしまう」と、衆院選が先送りされたことも生かし、反転攻勢の機会をうかがう。

126とはずがたり:2008/11/11(火) 09:29:15

民主と大地が選挙協力 次期衆院選 小沢、鈴木代表が合意(11/07 06:42)
民主・大地、選挙協力を正式表明 連合も連携協定(11/08 00:05)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/69

128とはずがたり:2008/11/12(水) 09:22:53

南幌は合併への,北見は国政への影響が注目。

南幌町長選 現職が出馬表明(11/10 12:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/128273.html

 【南幌】空知管内南幌町の三好富士夫町長(58)は九日の後援会組織の会合で、任期満了に伴う十二月二十三日告示、二十八日投開票の町長選に二期目を目指して出馬する意向を表明した。三好氏は同町出身。一九九五年二月、町議に初当選し、二〇〇三年四月に議長。〇五年一月、自治体合併破たんに絡み、井沢利美前町長が辞職したことに伴う町長選に出馬し初当選した。

北見市長選は 来月14日告示(11/10 12:01)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/128272.html

 【北見】北見市選挙管理委員会は十日、神田孝次市長(57)の辞職に伴う出直し選挙の日程を十二月十四日告示、同二十一日投開票と決めた。

 市役所の本庁舎移転条例案が七日の市議会で否決され、神田市長は辞職を表明するとともに再出馬する考えを示している。一方、神田市政を批判してきた民主党などが候補の擁立を急いでいる。

129とはずがたり:2008/11/12(水) 09:24:53
127は間違えてsageてもうてどうせならコメント着けようとコメント付して再投稿しようとしたが肝腎のsageを消すのを忘れてた(;´Д`)
あげ,あげ。

130北海道民:2008/11/17(月) 13:29:34
大地も支援するはずか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6534-6535
6534 名前:北海道民 投稿日: 2008/11/17(月) 11:53:51
>>6530
北見市長選には民主の小谷道議が出ますよ
2句はいまさら引いてくれといったって無理でしょうね


6535 名前:北海道民 投稿日: 2008/11/17(月) 11:59:35
>>6534
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/129569.html
小谷道議出馬へ 北見市長選(11/17 06:49)
 【北見】民主党の小谷毎彦道議(62)=北見市=が十六日、神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選(十二月十四日告示、同二十一日投開票)に立候補する意向を固めたことが分かった。十九日の会見で正式表明する。

 小谷氏は北海道新聞の取材に対し「(出馬について)否定はしない」と述べ、「幅広く支持を得たい」として無所属で出馬する方針だ。

 小谷氏は北見市出身。立正大卒業後、北見市職員を経て一九九一年から市議を三期務めた後、二〇〇三年の道議選で初当選し現在二期目。

 既に再出馬を表明している神田前市長は自民党の武部勤衆院議員(道12区=宗谷、網走管内)と近く、小谷氏は民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)の選対幹部を務めていることから、北見市長選は次期衆院選道12区の前哨戦の様相が強まりそうだ。

 小谷氏が道議を辞職しても、定数二の道議会北見市選挙区の補選は、公職選挙法の定めで欠員二にならない限り行われない。

131千葉9区:2008/11/20(木) 21:38:06
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081120ddlk01010260000c.html
臨戦:衆院選 北見市長選、自民・民主候補一騎打ちに 「代理戦争」の様相 /北海道
 ◇両党重点区の大票田 釧路市長選に続く舞台に
 神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選(12月14日告示、21日投開票)で、小谷毎彦(つねひこ)道議(62)=民主党・道民連合=が19日、立候補を正式表明した。自民党は再出馬する神田氏を推す方針で、選挙戦は一騎打ちの公算が大きい。北見は次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1が集中する最大の票田。市庁舎移転問題に端を発した出直し選挙は、衆院選をにらんだ与野党の“代理戦争”の様相となっている。【渡部宏人、横田愛】

 「(神田氏は)だだっ子のようなもの。議会の決定を無視している」。会見で小谷氏は神田氏を批判し、庁舎移転案の白紙撤回を表明。「最大の課題は庁舎よりも地域医療への支援」と、北見赤十字病院の機能強化などに力を入れる考えを強調した。傍らには、99年の市長選で民主推薦の現職として2期目に臨み神田氏に敗れた小山健一元市長が後援会長として陣取り、対決姿勢をあらわにした。

 道12区では、自民党の武部勤元幹事長と民主現職の松木謙公氏=比例道ブロック=が争っており、道5区(町村信孝前官房長官)、道11区(中川昭一財務・金融相)と合わせ、民主党が重点区に位置づける「主戦場」だ。神田氏は武部氏に近く、市長選の結果は衆院選に影響する。

 道東で力を持つ新党大地の鈴木宗男代表は「神田さんに協力はできない」と明言しており、民主党は新党大地と連携して大勝した釧路市長選(今月2日投開票)の再現が可能と判断。18日の北見支部臨時大会では、民主党北海道の佐野法充(のりみち)幹事長が「市長選に勝てば、自民党の三強を崩すことにつながる」と気勢を上げた。

 一方、市長選の引き金となった移転案の採決では、可決に必要な「3分の2」にわずかに届かなかったものの、過半数以上の市議が賛成。関係者からは「市議会の勢力図を考えれば神田氏が逃げ切る」という声も出る。

 しかし、神田氏を推す方針の自民党内部でも、ガス漏れ死亡事故(07年1月)や大規模断水(同6月)など神田市政の「失政」に不満が募っており、同党北見支部幹部は「候補者差し替えや独自候補の擁立を求める声がなくならない」と漏らす。支部幹部は「衆院選前に(保守陣営が)割れたらとんでもないことになる」と危機感を強め引き締めを図っている。

毎日新聞 2008年11月20日 地方版

132千葉9区:2008/11/24(月) 23:43:46
規定路線ではありますが
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/130792.html?_nva=14
大地が小谷氏推薦 北見市長(11/23 08:50)
 【北見】十二月十四日告示の北見市長選で新党大地は二十二日、立候補を表明している道議の小谷毎彦氏(62)=民主党、社民党推薦=を推薦することを決めた。

 先の釧路市長選に続き、民主党と候補推薦で足並みをそろえた。北見市内で同日開かれた鈴木宗男同党代表の後援会緊急拡大役員会で決めた。

 鈴木代表は「(前市長は昨年一月の)ガス漏れ事故や(昨年六月の)大規模断水といった市民の安心安全にかかわる問題で、市民に十分な説明をしていない。市政の流れを変えるべきだ」と述べるとともに、「北見でも釧路市長選と同じ結果が出るようにお力添えをいただきたい」と支持者に訴えた。

 これに対し、立候補を表明している神田孝次前市長(57)の陣営は各政党への推薦要請について「白紙」としている。

 自民党は対応を明確にしていないが、神田前市長は自民党系の議員と連携して選挙戦を進める。

133千葉9区:2008/12/13(土) 10:09:33
=北海道12区=
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/134911.html?_nva=20
北見市長選あす告示 一騎打ちの公算大(12/13 08:44)
 【北見】前市長の神田孝次氏(57)の辞職に伴う北見市長選は十四日告示され、二十一日投開票される。立候補を予定しているのは、共に無所属の前市長神田氏と前道議小谷毎彦氏(62)で、一騎打ちとなる公算が大きい。

 民主党や社民党、新党大地の推薦に加えて、共産党の支持を受けた小谷氏に対し、神田氏は政党推薦を求めていないものの、自民党の武部勤衆院議員が選対総本部長に就任し、次期衆院選道12区(宗谷、網走管内)の前哨戦の様相も呈している。

 今回の市長選は、市役所本庁舎を旧きたみ東急百貨店ビルに移す条例案が市議会で否決されたことが発端。

 市庁舎移転に加え、その跡地に北見赤十字病院を移築する都市再生計画の実現を目指す神田氏は「民意を得て議会を動かしたい」とし、辞職したうえで再出馬を表明した。公約も都市再生に絞り、「赤十字病院を中心とする地域医療はまったなしの状況」と訴える。

 これに対し、小谷氏は都市再生計画を選挙の争点とはせず、昨年のガス漏れ事故や大規模断水など、九年半にわたる神田市政全般の是非を問い、市政の変革を公約に掲げる。今回の神田氏の辞職・再出馬の経緯についても「身勝手なやり方」と批判を強めている。

 立候補の届け出締め切りは十四日午後五時。

134名無しさん:2008/12/13(土) 12:41:30
選挙:北見市長選 次期衆院選の前哨戦に−−あす告示 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081213ddlk01010270000c.html

 北見市の神田孝次前市長(57)の辞職に伴う出直し市長選が14日、告示される。市議会で否決された市庁舎移転案の是非を問うとして神田氏が出馬を表明しており、民主党前道議の小谷毎彦(つねひこ)氏(62)=民主、社民推薦=との一騎打ちとなる見通し。21日投開票される。

 神田氏の選対総本部長には自民党の武部勤元幹事長(衆院道12区=網走、宗谷管内)が就き「自分の後援会をフル稼働させる」と宣言した。小谷氏は次期衆院選へ向け民主党との選挙協力に合意した新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受け、道12区から出馬する民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が小谷氏を積極支援。次期衆院選の前哨戦として注目を集める。

 神田氏は市庁舎移転の経済波及効果や、現市庁舎跡に北見赤十字病院を移転改築することによる高度医療の強化などを訴える。ただ、市長在職中に起きたガス漏れ死亡事故(07年1月)や大規模断水(同6月)の対応に批判もくすぶり、陣営は「(06年4月市長選の)前回票の目減りは覚悟。麻生内閣の支持率低下も手痛い」と引き締めを図る。

 小谷氏は市長選出馬のため道議を辞職。市庁舎移転に反対し、分庁舎の活用や情報公開の推進、地域医療の充実などを掲げる。民主党は「市政奪回の千載一遇のチャンス」ととらえ、独自候補の擁立を見送った共産党も事実上、小谷氏を支援。陣営は与野党対決ムードを盛り上げ、支持拡大につなげたい考えだ。【渡部宏人】

毎日新聞 2008年12月13日 地方版

135千葉9区:2008/12/17(水) 00:23:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20081215-OYT8T00240.htm
北見市長選、前道議と前市長が立候補
 北海道北見市で庁舎移転条例案が否決され、前市長が辞職したことに伴う同市長選が14日、告示された。いずれも無所属で、前道議の小谷毎彦氏(62)(民主、社民、新党大地推薦)と前市長の神田孝次氏(57)の2人が立候補を届け出た。投開票は21日に行われ、同日午後10時半頃に大勢が判明する見通しだ。

 小谷氏は第一声で、「神田市政9年間にイエスなのかノーなのか。ガス事故や断水問題を抱えながら、市政運営してきた前市長にノーと言おうではありませんか」と神田氏を批判した。陣営には、民主党の松木謙公衆院議員や新党大地の鈴木宗男代表らも駆けつけ、応援演説を行った。

 神田氏は「日赤の改築と都市再生をしっかり進めることによって景気、雇用を守っていく。計画は待ったなしの状態。民意で議会を動かし、事業を進めていく」と訴えた。第一声には、自民党の武部勤衆院議員や橋本聖子参院議員らが参加し、気勢を上げた。

(2008年12月15日 読売新聞)

136名無しさん:2008/12/22(月) 00:22:26
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/136626.html

北見市長に小谷氏 神田氏の再選阻む 民主・大地の協力成功(12/21 23:59)

 【北見】神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選は二十一日投票、即日開票の結果、無所属新人で前民主党道議の小谷毎彦氏(62)=民主党、社民党、新党大地推薦=が、再出馬した無所属で前市長の神田氏に三千七百六十五票の差をつけて勝利、初当選した。今回市長選を次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の前哨戦と位置づけ、小谷氏を全面支援した民主党と新党大地は、十一月の釧路市長選に続いて選挙協力を成功させ、衆院選に弾みをつけた。

 一方、道12区で民主党の松木謙公衆院議員(比例代表道ブロック)と議席を争う自民党の武部勤元幹事長は、神田氏の選対総本部長を務め、陣頭指揮したものの、12区の有権者約三十二万人のうち、約九万人を占める大票田で系列の市長を失う形となった。

 当日の有権者は十万三千五百三人、投票者数は六万七千五百三十三人。投票率は65・25%で、前回を4・19ポイント下回り、合併前の旧北見市を通じて戦後最低。無効票は六四二。

 小谷氏は旧北見市長時代から約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ、昨年の大規模断水やガス漏れ事故などに対する神田氏への批判票を取り込み、基盤となる民主党や新党大地などの支持層もまとめた。

 一方、市役所庁舎の移転や北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現を目指す神田氏は、公約を同計画の遂行に絞って支持を訴えたが、市政批判の声にのみ込まれた。

 今回の市長選は、市議会での庁舎移転条例案否決を受け、神田氏が「民意を得る」として、辞職したことが発端。市庁舎移転をめぐり、新市長となる小谷氏は、移転させずに「現在地周辺でのコンパクトな建て替え」を主張している。

137とはずがたり:2008/12/22(月) 00:53:21
素晴らしいっす・゚・(ノД`)・゚・。
此で武部落としには一歩近づいたな。
後は中川と町村だが。。

138名無しさん:2008/12/22(月) 01:54:34
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20081222hog00m010006000c.html

北見市長選:小谷氏が初当選 「民主・大地」衆院選の前哨戦2連勝

 前市長の辞職に伴う北見市長選は21日投開票され、前道議の小谷毎彦氏(62)=無所属、民主・社民推薦=が自民党の支援する前市長の神田孝次氏(57)=無所属=を破り初当選した。小谷氏は新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受けており、次期衆院選へ向け選挙協力を進める「民主・大地」陣営は11月の釧路市長選に続き「前哨戦」で2連勝。自民党は道東での選挙戦略見直しを迫られそうだ。

 当日有権者数は10万3503人(男4万8578人、女5万4925人)。投票率は65・25%(前回06年69・44%)だった。

 市議会で市庁舎移転案が否決され、神田氏が市長を辞職したのに伴う出直し選挙。北見市は衆院道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1以上を占める大票田であり、民主党は12区選出の武部勤・自民党元幹事長の足元を揺さぶる好機とみて小谷氏を擁立。武部氏の対立候補となる民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が前面に出て支持を訴え、同党や連合の道幹部が繰り返し北見入りする「地方選では異例の態勢」を組んだ。

 鈴木代表も合併前の旧町村部でてこ入れを図るなど全面支援。共産党からも応援を受けた小谷氏はガス漏れ死亡事故や大規模断水の対応など神田市政の「失政」批判を展開して支持を広げ、民主系候補として9年ぶりに市政を奪還した。

 小谷氏は当選確定後、「市民主体の市政にしていきたい。市庁舎は現在地を軸にコンパクトに(改築を)進めたい」と抱負を語った。駆けつけた鈴木代表は「北見市もチェンジしたので、勢いを持って国政もチェンジしていきたい」と強調した。

 神田氏は旧北見市時代を含む過去3回の市長選では自民推薦で当選したが、今回は推薦を受けず、市庁舎と北見赤十字病院の移転・改築に照準を絞って支持を訴えた。しかし、実質的には選対総本部長として武部氏が支援する「自民候補」。頼みの保守層も切り崩されての敗北は、武部氏の選挙にも影を落とす結果となった。【渡部宏人、横田愛】

毎日新聞 2008年12月22日 1時38分

139名無しさん:2008/12/22(月) 19:03:27
◆北見市長選、衆院選への影響は?

有権者の判断は新たな市長の選択でした。前市長と新人の一騎打ちとなった北見市長選は、民主党などが推薦する前の道議会議員の小谷毎彦さんが初当選しました。次の衆議院選挙にも影響を与えそうです。

当選から一夜明けて北見市役所に姿を見せた小谷毎彦さん。けさ、早速、初登庁しました。市長の椅子に座ると…。
(小谷毎彦さん)「だんだん身が引き締まる思い。市民の目線でやっていきたい」
今回の北見市長選挙。市役所の移転案を議会に否決され、市長を辞職した神田孝次さんは移転問題を「市民に問う」として再出馬。一方、小谷さんは、大規模断水やガス漏れ事故が相次いだ神田さんの市政運営そのものに「YES」か「NO」かを争点に掲げました。
結果は、神田さんの市政運営の是非を問う戦術に出た小谷さんに軍配が上がりました。
(小谷毎彦さん)「市民の立場、目線、市民のための市政、その訴えが理解された。市役所の建て替えはコンパクトにいまの場所に建てる」
(神田孝次前北見市長)「私の力不足で及びませんでした」
(山内記者)「今回の北見市長選、次の衆院選の行方を占う選挙として注目されていました」
当選した小谷さんを支援したのは地元の民主党・松木謙公さんや新党大地の鈴木宗男さん。勝利に沸きました。
(新党大地・鈴木宗男衆院議員)「この戦いは衆院選の前哨戦だった」
(民主党・松木謙公衆院議員)「(今回の結果が)自分の選挙にはね返って来るのは当然。次は自分の戦いが目前に迫っている」
一方、神田さんを支援したのは松木さんのライバル自民党の武部勤さんでした。決起大会では土下座までした武部さんは昨夜、姿を見せませんでした
(新党大地・鈴木宗男衆院議員)「(武部さんは)逃げた。(今回の北見市長選は)衆院選への流れの一部」
今後のマチづくりとともに政党の影響力に注目が集まった今回の北見市長選挙。有権者は常に政治家の実績や政策に厳しい目を向けていることを物語る結果といえそうです。

(2008年12月22日(月)「どさんこワイド180」)
http://www.stv.ne.jp/news/item/20081222185326/

140千葉9区:2008/12/30(火) 01:11:02
=北海道10区=
05年の町長選の記事が皆無・・・
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081229ddlk01010128000c.html
選挙:南幌町長選 三好氏が再選 栗山、由仁町と合併推進へ /北海道
 任期満了に伴う空知管内南幌町長選は28日投開票され、現職の三好富士夫氏(58)=無所属=が前町議の竹居田新次氏(66)=無所属=を破り再選を果たした。同管内長沼町を挟んで栗山、由仁両町との「飛び地」合併に前向きな三好氏の勝利で、合併協議が進展する可能性が出てきた。当日有権者数は7170人(男3438人、女3732人)。投票率は66・51%(前回73・02%)だった。

 南幌町では04年10月、住民投票で合併反対が過半数を占め、町議会が合併案を否決。当時の町長の辞職を受けた05年1月の町長選で三好氏は「自立」を掲げて当選したが、その後、「このままでは行政サービスの低下は避けられない」として合併推進に転じた。

 三好氏は当選確定後、「これからは由仁、栗山や議会の理解を得て合併へ進んでいきたい」と明言。ただ、住民投票請求が町民から提出されており、先行きはなお不透明だ。

 竹居田氏は「自立しても十分に生き残ることができる」と訴えたが及ばなかった。【吉田競】

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 ◇南幌町長選開票結果=選管最終発表
当 2510 三好富士夫 58 無現

  2199 竹居田新次 66 無新

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 ◇南幌町長略歴
三好富士夫(みよし・ふじお)58 無現(2)

 町長▽会社役員[歴]町議・議長▽北海道拓殖短大

毎日新聞 2008年12月29日 地方版

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/028/6.htm
南幌町長 辞職表明 (2004年12月7日)
「行政の使命果たせぬ」

 「残念だが、自立では、町民のための行政という使命は果たせない」――。空知・南幌町議会で合併提案を否決されたのを受け、井沢利美町長は6日、法定合併協議会からの離脱を宣言するとともに、辞職を表明した。研究会の段階を含め、同町が合併に費やした年月は約2年5か月。井沢町長は、合併にかけた日々を振り返り、「町民一丸となって新しい町を作ってほしい。そのために身を引く」と語った。

「混乱させない」 再出馬考えず

 井沢町長は同町で記者会見し、「最高の決定機関である議会で否決され、現段階では自立の道しかなくなった」と離脱を説明した上で、三好富士夫議長に辞職願を提出したことを明らかにした。

 辞職理由として、〈1〉自立で町民の負担が増す上に新事業ができないのは、行政執行を担うトップとして使命が果たせない〈2〉議会との意見の不一致――を挙げ、「責任を感じているが、政治信条に反するため辞職する」とした。また、「混乱させたくない」として町長選への再出馬は考えていないという。

 一方、合併予定の相手方だった、斎藤外一・由仁町長は「(辞職という)高い意志で臨まれ、決断に非常に苦労された」とし、川口孝太郎・栗山町長は「合併は最良の選択と考えていただけに残念」と話した。

 合併に反対の立場だった議員からは、「辞職は当然。町民の選択である以上、争うことなく自立の道で1本化していくべきだ」との声が聞かれた一方、合併賛成派の議員は「不信任決議を受けての辞職ではないので残念だが、政治生命をかけてまで進めようとした合併の意味を考えるべきだ」と話した。

http://www.jiti.co.jp/gyousen/senkyo/nanporo.htm
三好前議長538票差で初当選を果たす
 合併関連で現職の町長引責辞職に伴う南幌町長選挙は平成17年1月23日投票、即日開票され、新人の三好富士夫(みよし・ふじお、54歳)前町議会議長が、同じく新人の三上国昭(みかみ・くにあき、59歳)前同町住民課長を破り初当選を果たした。町財政の悪化が進む中、農業法人の経営手腕を町政に期待した三好派の支持層が、役場出身者の三上氏を538票差で抑えた。
 三好氏は、昭和25年5月11日生、南幌高卒、道拓殖短大農業経営学科卒。農業。町農業委員、平成7年2月同町議会議員初当選(現在3期目)、15年4月議長。農業生産法人代表。


有権者数 7,309人
投票者数 5,337人
投票率 73.02%
無効票    69票
当選 三好 富士夫 2,903票
三上 国昭 2,365票

141千葉9区:2009/01/24(土) 20:26:43
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000901210004
道議会、政務調査費の公開度最低レベル
2009年01月21日




■取り残される道議会 
■31都府県は1円以上公開


 道議の政務調査費の公開度が都道府県の中で最低レベルにあることが、道などのまとめで分かった。まったく領収書のいらないところも6県あるが、「1円以上」にすべて領収書を添付して報告しなければならないところが大半。道議会と同じ「5万円以上」は、ほかに兵庫県と和歌山県だけだ。「1円以上」なら使途がすべて領収書で裏付けられる。調査費を支給している道内の市町村をみてもほとんどが「1円以上」となっており、道議会は取り残された形だ。
(古賀大己)


 道議会では現在、議会改革等検討協議会(座長・鰹谷(かつや)忠副議長)で政務調査費の支給基準や公開の程度について検討している。昨年末には領収書添付義務を「1円以上」とすることで一致したが、実施時期については「10年度以降」を主張する自民党・道民会議と「09年度から」とする他会派の間で意見が割れ、暗礁に乗り上げている。


 道議に支給される調査費は月額53万円。事務所費と事務費、人件費を除き、5万円以上の支出には領収書を添付しなければならない。この基準ができたのは06年度。当時は添付義務のないところがほとんどで、「5万円以上」といえども道議会は先進的だった。


 ところが、現在は28府県が「1円以上」の全面公開だ。さらに3都県が09年度から1円以上にする。添付義務がなかったり、「1万円以上」などの条件があったりするところは16道県に減った。


 「地方議会の政務調査費」という著書がある道町村議会議長会の勢籏(せはた)了三事務局長によると、政務調査費は以前は交付金の形で支給されていた。ところが、使途を明確化する声が高まって00年、地方自治法が改正され、自治体が条例を定めて支給する現在の形になったという。


 他の都府県が全面公開に向かうようになったのは3年ほど前からだ。全国各地で政務調査費に関する住民監査請求や住民訴訟が頻発したことが背景にある。各地でオンブズマンを中心に、調査費を目的外に使っているとして返還を求める訴訟などが相次いだ。


 道内の市町村をみると、35市のうち1円以上に領収書添付を義務づけているのは27市。残り8市のうち1市は義務がなく、7市は支給を凍結しているか、調査費自体がない。町村では15町が支給しているが、すべて1円以上で領収書添付。130町村は支給していないか、支給を凍結中だ。支給額も月40万円の札幌市を除けば数千円から8万円で、道議会の53万円には遠く及ばない。


 「1円以上」の実施時期がなかなか決まらない道議会について、勢籏事務局長は「道議会の態度は、透明性を高めようという精神にのっとっているとは言えない」と指摘。道市民オンブズマン連絡会議の橋本勝三郎代表監事は「大多数の道民は納得していない。道議は使途の説明責任がある」と話している。

142名無しさん:2009/01/29(木) 06:04:39
増田前知事が北海道顧問 
道知事の要請快諾 近く就任

 前総務相の増田寛也前知事が近く、北海道の顧問に就任することがわかった。高橋はるみ道知事と親交があった縁で、高橋知事の要請を快諾した。「改革派知事」として知られた経験を生かし、地方分権や道州制特区推進などについて助言する。関係者によると、増田氏は非常勤で顧問を務め、東京から北海道に通って任に当たるという。

 増田氏は「正式に決まったわけではないが、高橋知事から顧問就任の依頼は受けた。これまでの経験を生かして、アドバイスしていきたい」とコメントした。関係者によると、高橋知事は2007年の道知事選で再選した後、増田氏に顧問就任を要請。その際にも内諾を得ていたが、直後に安倍改造内閣で増田氏が総務相に就任、実現しなかった。

 増田氏を巡っては、自民党県連幹部と県議が昨年、次期衆院選への岩手3区からの出馬を要請。増田氏は固辞したが、国政への転身を望む声は根強い。

 増田氏の北海道顧問就任について、自民党県連幹部は「将来の首相候補と言っても過言ではない人。出馬を要請した時は『大学で学問の研究をしたい』と言っていたが、やはり行政とのつながりを保ちたかったのだろう」と推測する。

 増田氏に仕えた県職員は「岩手に見切りをつけたということなのだろうか」と複雑な表情で話した。

(2009年1月29日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090128-OYT8T01181.htm

143名無しさん:2009/01/29(木) 13:44:50
     ,,: ニ三ニ三ミミ;、-、
      '''     ``  "゙``、
   彡|||' "     ..   .. ミ.
   川|||||           ::;i
   ,=ミ||     ===ミ  ,===ミi
  i、 9 ーーー−|,⌒ |=|,⌒|‐|
    V;':  :::   `" ゙ ヽ,`´'j
   i:: :i:     7`⌒ー^ `、_.j       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |:.    ゙"/_,,.-==-、゙゙j      < 事務所を調べたら不思議な粉があるって!
 _/ 〉:.:.    丶 " ゙̄.'. ノ__     \__________________
  /  i,`ー、, ____,___ノ \ \
 < '  'i. ヽ、 ,二ニ/     /    \
  <   'i、 /\ /     /       │
  \   'i," (__) /  /           |

144千葉9区:2009/02/04(水) 19:04:30
>>86
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000902040006
APEC誘致 札幌に調査団
2009年02月04日

 来秋のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会合誘致を目指している札幌市に3日、政府の現地調査団が訪れ、同市白石区の札幌コンベンションセンターなどを視察した。


 調査団は外務省、経済産業省、財務省、警察庁の11人。札幌市役所では、上田文雄市長が「札幌はこれまで国連軍縮会議を開いたほか、昨年はG8サミットのアウトリーチ国首脳らが札幌に滞在するなど、国際会議に多くのお客様を迎え、おもてなししてきた」とあいさつ。「札幌は苦境にある北海道を盛り上げる責任もある。新しい北海道を構築する機会を与えていただきたい」と訴えた。


 札幌コンベンションセンターでは、調査団は市幹部らの案内で、本番さながらにラウンドテーブルに21席のいすが添えられた特別会議場に入り、照明や同時通訳設備などを確認していた。横浜や名古屋、広島なども首脳会議誘致を目指している。

145とはずがたり:2009/02/04(水) 19:30:13
>>143
これなんのAAですのん??

146千葉9区:2009/02/15(日) 18:25:40
=北海道11区=
http://www.tokachi.co.jp/news/200901/20090131-0000527.php
佐藤氏 寺山氏一騎打ちへ 音更町長選
2009年01月31日 13時35分
共産は擁立見送る方向
 【音更】任期満了に伴う町長選(3月24日告示、同29日投開票)は、副町長の寺山憲二氏(57)が立候補の意思を固めたことで、既に出馬表明している佐藤英氏(46)=町議会副議長=との新人同士による一騎打ちの構図が濃厚になった。

 寺山氏は、今期限りでの勇退を表明した山口武敏町長(68)=3期=の町政継承を目指す住民グループ「音更のまちづくりを考える会」から選ばれ、山口氏の実質的な後継者となる。同会が母体となって今後、後援会づくりに入り、「町民党」として一部保守層も取り込んだ幅広い支援体制の構築を目指す。

 12年前の町長選で山口氏を支援した連合音更は、近く協議に入るが、寺山氏に対しても「推薦」の機関決定を出す方向。民主党音更支部の塩田支部長は「本人の意思や連合の考え方を聞き、推薦を出すか決定したい」とし、音更を地盤とする佐々木恵美子道議(十勝支庁区)の後援会も山口町政継承の立場で推薦について検討に入る。

 一方、佐藤氏は12年前に同じく新人だった山口氏と戦い、小差で敗れており、町長選は2度目の挑戦。25日に後援会の事務所開きを行い、同年代の商工業者や農業者を中心とした勝手連を母体とする。12年前は「自主投票」だった自民党音更支部(谷口善一支部長)の「支持」も取り付け、広がりを期待する。

 12年前と前々回(8年前)に候補者を擁立した共産党は、今回は見送る方向。どちらの候補を支持するかなどは政策が出そろってからの判断となり、「2月中旬にも固めたい」(佐藤糸江十勝地区委員会委員長)としている。公明党北十勝支部(支部長・久野由美音更町議)は「どちらからも推薦の打診は受けておらず、何とも言えない。対応には道本部の指示も仰ぎたい」と話している。
(酒井花、高田敦史)

寺山氏 出馬要請を受諾
 【音更】任期満了に伴う町長選(3月24日告示、同29日投開票)で、副町長の寺山憲二氏(57)は31日、「音更のまちづくりを考える会」からの出馬要請を受諾し、立候補する意思を明らかにした。

 同日午前9時、寺山氏の自宅を訪ねた同会の黒川義雄選考委員長らに対し、寺山氏は「自問自答した結果、自分なりの結論を出した。音更町民の幸せのため、活力あるまちづくりのために頑張りたい」と決意を述べた。

 同会はこれを受け、同日午後6時半から選考委員会(30人)を開き、寺山氏も出席した上で経過報告する。2月3日午後6時半から共栄コミセンで大集会を開き、参加者の承認を得た上で、後援会体制づくりに入る。

 寺山氏は1951年、幕別町生まれ。帯広三条高校、帯広畜産大学農産化学科(現・畜産科学科)卒。74年に音更町役場に奉職。農政課長、企画課長、企画部長を経て2007年11月から現職。(酒井花)

147とはずがたり:2009/02/17(火) 18:15:20
今更ですけど統一地方選での北海道での推薦状況が判る資料はけーん。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2007/pdf/20070409_1.pdf
社民が結構推薦出しているし関係は良好の模様。
公明も結構自民に推薦出してるけどそこそこ落選している。
大地も一定数推薦出している。。伊達市では自公候補に対して民主公認大地推薦が辛勝。桧山でも自民公認に対して民大推薦無所属が辛勝。名寄・紋別などでは負けている。名寄は惜敗。一定の効果が有ったと見るべきか。

148とはずがたり:2009/02/17(火) 18:18:06
同じく無投票当選分
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2007/pdf/20070331_dougi-tousen.pdf

149とはずがたり:2009/02/17(火) 18:22:51

同じく注目区
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2007/pdf/20070409_3.pdf

札幌市議選立候補者・当選者と推薦
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2007/pdf/20070409_4.pdf
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2007/pdf/20070331_sapporo-shigi.pdf

150とはずがたり:2009/02/17(火) 20:54:13
>>147-150
調査結果反映

北海道道議選結果
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007tohoku-hokkaido.txt
札幌市議選結果
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007seirei-e.txt

151とはずがたり:2009/02/18(水) 20:39:27
北海道奥尻町長選:現職と新人が届出 一騎打ちか
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090217k0000e010012000c.html

 任期満了に伴う北海道檜山管内奥尻町長選は17日告示され、現職で再選を目指す和田良司氏(62)と新人で前町議長の新村卓実氏(56)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。選挙戦となるのは2001年以来8年ぶりで、両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。届け出締め切りは午後5時。22日に投票、即日開票される。

152千葉9区:2009/02/27(金) 21:49:15
>>60>>83-84
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/149671.html
「14支庁維持」浮上 道議会自民 再編条例に修正論(02/27 09:16、02/27 11:09更新)
 現行の十四支庁を九つの総合振興局と五つの振興局にする支庁再編関連条例の修正案が二十六日、道議会最大会派の自民党・道民会議内で浮上してきた。道町村会が反発している振興局を「出張所」と位置づけた文言を削除する−などの内容で、制度上、十四支庁体制が維持される可能性が出てきた。二十七日にも高橋はるみ知事が同会派幹部と会い、修正の是非を協議する見通しだ。

 同条例は昨年六月の定例道議会で自民、公明両与党などの賛成多数で可決。条例施行には公職選挙法の改正が前提となっていたが、町村会などの反対を理由に、自民党本部は今国会での公選法改正に慎重で、施行時期が宙に浮いていた。

 これまで同会派内では「道議会の議決は重い」として、条例修正に否定的な意見が多かった。しかし、二十四日に開会した定例道議会を機に、「中央政局が見通せない中、この問題を長引かせるべきではない」(ベテラン道議)として条例修正で事態打開を図る声が強まった。

 同条例は、振興局の位置づけについて、総合振興局の出先機関となる「出張所」と明記。その文言を削除すれば、法的には十四の出先機関が同列に並ぶ現行支庁体制が維持されることになり、公選法改正の必要はなくなる。町村会会長の寺島光一郎檜山管内乙部町長は十六日の高橋知事との会談で、現十四支庁を総合振興局と振興局に分けることを容認する一方、条例から「出張所」の文言を削除するよう要請。知事は「道議会の理解を得ることも必要」と述べ、道議会の対応次第では条例修正に含みを見せていた。

 こうした自民党内の動きを受け、知事は二十六日夜、副知事と対応を協議。今後、自民党側と意見調整した上で、修正するかどうかを判断する。

 ただ、自民党内にも、条例施行前の修正には慎重論もあり、なお曲折も予想される。

153千葉9区:2009/03/05(木) 20:48:18
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090305hog00m040006000c.html
洞爺湖町:長崎町長が議場で倒れる
 胆振管内洞爺湖町の長崎良夫町長(79)が5日、第1回定例町議会の議場で立ちくらみを起こし、その場に倒れ込んだ。救急車で室蘭市内の新日鉄総合病院に搬送されたが、意識はあるという。

 町総務課によると、町議会は午前10時に開会。長崎町長は09年度施政執行方針などを説明していた同11時半ごろ倒れた。その際、職員と話すこともできたという。

 長崎町長は98年、当時の虻田町長選で初当選。旧洞爺村と合併後の06年、洞爺湖町長選で当選し、現在通算3期目。洞爺湖町は昨年の北海道洞爺湖サミットの主会場。【新庄順一】

毎日新聞 2009年3月5日 13時01分(最終更新 3月5日 16時25分)

154とはずがたり:2009/03/05(木) 23:18:41
>>152
党利党略だ( ゜д゜)、 Peッ

155千葉9区:2009/03/15(日) 10:16:23
>>60>>83-84>>152
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/152681_all.html
道「14支庁維持」を提示 再編修正案、議会提案へ(03/13 16:01)
 道は十三日、十四支庁を九つの総合振興局と五つの振興局に改編する支庁再編関連条例の修正案を、道議会各会派に提示した。地方四団体の要請を踏まえ、振興局を「支庁の出張所」とする条例の文言を削除し、現在の十四支庁と同様に同列の道の出先機関として維持する。地方四団体や議会側と調整した上で、四月一日施行に向けて来週中に修正条例案の提案を目指す。

 道が示した修正案は、十四支庁を同列に位置づける一方、広域的な政策展開にかかる事務に関しては総合振興局が担うことができるよう新たに規定を設ける。広域事務の具体的な内容は、今後地方四団体の意見を聞きながら、段階的に進めるとした。併せて支庁制度改革を将来的に推進していくため、地方四団体の理解を得ながら、一定期間ごとに支庁のあり方を見直していくことを、条例の付則に明記する方針。

 また、支庁再編に伴って制定を目指している地域振興条例については、振興局となる地域への支援を明記した条項を削除し、全道的な地域振興に取り組む指針とした上で、修正支庁再編条例との同時の施行を目指す。

 支庁再編条例は昨年六月の定例道議会で自民、公明両与党などの賛成多数で可決。しかし、条例施行に必要となる公職選挙法改正の見通しが立たず、施行時期が宙に浮いていた。

 会期が三月二十五日までの道議会で修正案が可決されれば、四月一日からの施行が可能となる。ただ、最大会派の自民党・道民会議内では修正に慎重論も出ており、流動的な要素もある。

156千葉9区:2009/04/13(月) 22:53:54
最近ネタのない北海道スレに
こんなことあったんすね

755 :解放戦士:2009/04/12(日) 21:39:03 ID:/YOTWnyH
北海道の旧椴法華村長選
①選挙後、すぐに村長タイーホ
②対立候補もタイーホ
③村民の9割以上がどちらかの候補から金品受け取ってた
④助役、出納役が辞任
⑤村長職務執行代理者が総務部長という異例事態に
⑥なんと総務部長もタイーホ
⑦執行代理者すら決まらず役場機能ストップ
⑧見兼ねた道庁が出直し村長選に課長を送り込む
⑨ところが課長も逮捕

157とはずがたり:2009/04/13(月) 23:35:46
凄いなw
今は函館市に併合されたんでしたっけ。

158千葉9区:2009/04/14(火) 22:38:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/158736.html
北方領土対策 機能を根室に 知事が表明(04/13 13:57)
 【根室】改正支庁再編条例の成立を受け、高橋はるみ知事と、支庁が振興局になる五地域との意見交換会が十二日、根室市を皮切りに始まった。知事は地域との意思疎通が不十分だったことを陳謝し、道庁本庁にある北方領土対策本部の機能を同市内に移すことを検討する考えを表明した。出席者からは「道は本当に反省しているのか」など、厳しい意見が相次いだ。

 「根室支庁存続を求める根室市連絡協議会」を構成する官民二十六団体の代表が出席。

 知事はあいさつで、支庁再編の進め方について「不安や懸念を抱かせ、申し訳ない」と述べた。再編後の根室振興局の機能では「(北方領土問題に対応する)体制の拡充を検討している」と説明。支庁再編は「領土が返還されないため、地域振興を阻害されている根室管内の特殊事情を考慮していない」との同市側の主張に配慮を示し、理解を求めた。

 これに対し、千島歯舞諸島居住者連盟の役員は道が支庁再編の検討の際、根室管内の面積から北方四島を除いていたことなどを挙げ「(道の認識は)残念で裏切られた」と批判。再編の進め方で、道が条例改正案の提出でも事前に地元の意見を聴かなかったことに「どこが反省しているのか」との意見が出た。

 漁業や酪農を担当する支庁機能の維持を求める声も相次いだ。意見交換会は五月末までに、残る四支庁管内でも開かれる。

159千葉9区:2009/04/20(月) 21:02:03
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090420ddlk01010129000c.html
選挙:愛別町長選 矢部氏が初当選 /北海道
 任期満了に伴う上川管内愛別町長選が19日投票され、新人で農業の矢部福二郎氏(57)=無所属=が再選を目指した現職の矢野宣行氏(70)=同=を破り初当選を果たした。投票率は88・12%(前回05年89・85%)。両氏は共に町議出身で前回も対決。公約に大きな違いはなく、矢部氏が世代交代を訴え現町政への批判票をまとめた。【横田信行】

==============

 ◇愛別町長選開票結果=選管最終発表
当 1379 矢部福二郎 57 無新

  1236 矢野宣行  70 無現

==============

 ◇愛別町長略歴
矢部福二郎(やべ・ふくじろう) 57 無新(1)

 農業▽町遺族会会長[歴]町議3期▽愛別高

160とはずがたり:2009/05/19(火) 00:40:39
08年8月の記事

選挙:佐呂間町長選 前教育長の川根氏が初当選 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20080825ddlk01010142000c.html

 任期満了に伴う網走管内佐呂間町長選は24日投開票され、前教育長の川根章夫氏(59)=無所属新人=が農業の大槻哲也氏(62)=同=を破り初当選を果たした。当日有権者数は5113人(男2424人、女2689人)、投票率は88・36%(前回88年96・68%)だった。【渡部宏人】

==============
 ◇佐呂間町長選開票結果=選管最終発表
当 3049 川根章夫 59 無新
  1453 大槻哲也 62 無新
==============
 ◇佐呂間町長略歴
川根章夫(かわね・あきお) 59 無新(1)
 [元]町教育長[歴]町総務・農務課長▽酪農学園短大

毎日新聞 2008年8月25日 地方版

選挙:北海道・佐呂間町長選 新人一騎打ちか
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20080819ddj041010004000c.html

 任期満了に伴う網走管内佐呂間町長選が19日告示され、いずれも無所属で新人の無職、川根章夫氏(59)と、農業、大槻哲也氏(62)が立候補を届け出た。ほかに立候補の動きはなく、2人の一騎打ちとなる見込み。

 届け出は午後5時までで、24日に投開票される。同町長選では、堀次郎町長が引退を表明し、選挙戦は20年ぶり。【渡部宏人】
毎日新聞 2008年8月19日 北海道夕刊

161千葉9区:2009/06/01(月) 22:07:05
なんか紛らわしい苗字だなあ
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090601ddr041010006000c.html
選挙:北海道・千歳市議選 全盲の落野さん当選
 任期満了に伴う千歳市議選(定数25)が31日投開票され、無所属新人で全盲の落野(おちの)章一さん(61)=しんきゅうマッサージ治療院経営=が初当選した。北海道視力障害者福祉連合会(札幌市)は「全盲の市町村議員の誕生は、道内では初めてではないか」と話している。(25面に確定得票数)

 千歳市で生まれた落野さんは、9歳で失明した。

 73年から治療院を開業。98年にはケアマネジャーの資格を、道内では初めて点字受験で取得した。市議選立候補は「障害をもつ当事者だからこそ、つかみ取れるニーズがあるはず」と思ったことがきっかけだ。

 計29人が出馬した選挙戦。落野さんも選挙カーに乗ったり街頭演説会を経験した。

 ケアマネジャーの経験から、認知症や独居高齢者の支援充実を訴えて支持を広げた。「市民からの拍手や声援に勇気付けられた。高齢者や障害者の問題を先頭に立って動かしていきたい」と意気込んでいる。【久野華代】

毎日新聞 2009年6月1日 北海道朝刊

162千葉9区:2009/06/14(日) 02:03:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/171166.html
道議会民主、副議長選び足踏み状態続く (06/13 08:49)
 道議会野党会派の民主党・道民連合(39人)で難航が続く副議長候補選びは、12日も実質的な協議に入れず、足踏み状態が続いた。対立する二つのグループは週明けの最終決着に向けて調整を急ぐが、議長と副議長を正式に決める第2回定例道議会初日の16日までに間に合わなければ、会期日程がずれ込む可能性も浮上してきた。

 副議長候補選びをめぐっては、鰹谷忠副議長率いる「鰹谷グループ」(18人)と、「反鰹谷」勢力(21人)の路線対立が先鋭化。鰹谷氏らが新会派結成を断念し会派分裂は回避されたものの、役員ポストを分け合うことで融和を探る反鰹谷勢力に対し、鰹谷氏らは「ポスト狙いの行動ではない」として役員就任を固辞している。

 反鰹谷勢力は全ポストを独占できる状況だが、今後の会派運営を円滑に進めるには、両グループのバランスに配慮する必要があると判断。週末にかけて調整を加速させる構えだ。ただ、鰹谷氏らが協議入りに応じたとしても、具体的なポストの配分などで折り合いがつくかは不透明な状況だ。

163とはずがたり:2009/06/14(日) 02:11:51
>>162
なんと。分裂手前迄行ったんですねぇ。。
どういう内訳なんでしょうか。

164千葉9区:2009/06/16(火) 22:22:39
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/171745.html
副議長候補に平出氏 道議会・民主 (06/16 10:20)
 道議会野党会派の民主党・道民連合は15日、選考作業が難航していた道議会の副議長候補に平出陽子氏(60)=函館市=を選んだ。最大会派の自民党・道民会議が議長候補に内定済みの石井孝一氏(79)=網走管内=とともに、16日の道議会で正式に選ばれる見通し。道議会副議長に女性が就任するのは初。

 平出氏は元教師で現在5期目。初の投票となった2年前の副議長候補選びで鰹谷忠副議長と20票の同数で並び、抽選で敗れた。今回は投票はなく、話し合いで決まった。民主党・道民連合の役員改選では、会派の議員会長に三津丈夫氏=帯広市=、幹事長に岡田篤氏=釧路管内=を選出。民主党北海道の幹事長は佐野法充氏=札幌市豊平区=が続投する。

165とはずがたり:2009/06/16(火) 22:50:39
>>164
前回も抽選で決着着ける所迄行ったんですねぇ。。
良く自公に手を突っ込まれないもんですな。

166とはずがたり:2009/06/17(水) 17:00:46

道議会:新議長に石井氏 副議長は平出氏
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090616hog00m010009000c.html

 第2回定例道議会が16日開会した。慣例で2年交代となっている議長、副議長選挙が行われ、議長に自民党・道民会議の石井孝一氏(79)=網走支庁、副議長に民主党・道民連合の平出陽子氏(60)=函館市=をそれぞれ選出した。道議会で女性の副議長は初めて。

 副議長選挙では民主党・道民連合が候補者として平出氏を内定していたが、投票総数102票のうち平出氏は81票、同会派の伊藤政信氏(65)=札幌市厚別区=が6票を得て票が割れた。白票は15票。

 一方、高橋はるみ知事は国の09年度補正予算成立に伴う09年度補正予算案(1092億円)や、網走管内湧別、上湧別両町合併のための条例改正案など21議案を提出。本会議では議員提案の「北海道歯・口腔(こうくう)の健康づくり8020推進条例」案を賛成多数で可決した。会期は7月3日までの18日間。一般質問は6月19、22〜24日の4日間行われる。【堀井恵里子】

毎日新聞 2009年6月16日 22時46分

167千葉9区:2009/06/17(水) 23:05:49
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090616ddlk01010238000c.html
道議会:民主党副議長人事、招集前日に決着 会派に亀裂、衆院選懸念も /北海道
 道議会第2会派の民主党・道民連合(39人)は15日、次期副議長候補に平出陽子氏(60)=函館市=を内定した。平出氏は16日に招集される第2回定例道議会で正式に選出される。候補者選定は、会派内の鰹谷忠・副議長グループと、「反鰹谷」グループ間で調整が難航し、招集日前日の夕方というぎりぎりのタイミングまで決着がずれ込んだ。関係者からは「次の衆院選で民主党が政権与党になろうとしている時に大丈夫か」と懸念の声も出ている。【堀井恵里子】

 ◇「反鰹谷」の平出氏、きょう選出
 議長、副議長は慣例で2年交代で、今回が改選期。同会派は、鰹谷グループ18人と「反鰹谷」グループ21人に二分され、人事をめぐる対立は今回が初めてではない。前回07年の副議長候補選びも、鰹谷氏と「反鰹谷」グループの平出氏の2人が競った。当時は両グループ20人ずつで、くじ引きの結果、鰹谷氏が副議長となった。

 今回は、鰹谷グループの道議が市長選出馬のため辞職したり、相手側陣営に移ったことで数の均衡が崩れた。さらに、民主党は高橋はるみ知事の“野党”の立場だが、鰹谷グループは3月の第1回定例道議会で09年度予算案に賛成に回った。一部民主党支部が鰹谷グループを批判する決議を挙げるなど、亀裂が一層深まっていた。

 数では劣勢の鰹谷グループは「予算案採決は、投票行動を拘束しないと決まっていた」として、副議長候補選びに入る前提として決議を挙げた支部などの謝罪を要求。「入り口論」で足踏みが続き、一時は、鰹谷グループによる会派離脱も取りざたされた。

 最終的には、15日の議員総会で伊藤政信会長が「予算への賛否をめぐり混乱が起きたことは、会長の職責として遺憾だ」と発言し、“謝罪”することなどで事態は収拾した。

 ただ、「会派離脱なんて民主党支持者から『何やってるんだ』と言われる」(会派幹部)という声がもれるなどしこりは残る。この日は、会派役員の改選もあったが、鰹谷グループは「ポストが欲しくてやったことではない」と、役員を一人も出さず、今後も不安定な会派運営が予想される。

 一方、民主党の混乱を尻目に4日に早々と議長候補を内定した自民党・道民会議の道議は「道議会の人事が決められずに迷惑だ。なんでこんなに時間がかかるのか」と冷ややかだった。

168名無しさん:2009/06/23(火) 22:54:31
民主党王国だな
小選挙区全勝なるか?

169名無しさん:2009/06/24(水) 10:48:05
>>168
十分チャンスありと思います
全焼へ向けての、やはり最大の勝負は、5区の町村VS小林のところかと思います

170とはずがたり:2009/06/24(水) 12:47:16
中川の飲酒会見でどの程度失速するのかも注目でしょうか。
ムネオが野党よりなのも民主にはプラスですが,酒の個人票は本来堅いですね。

171千葉9区:2009/07/13(月) 21:40:24
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090713ddlk01010020000c.html
’09衆院選:政局に注目 本別町長選8月29日投開票、30日なら連日に /北海道
 ◇変更期限迫り「同日」も視野に
 ◇「町長選8月29日投開票」4月に決めていた……本別町選管
 次期衆院選の日程が決まらないことに、十勝管内本別町選管が気をもんでいる。町は任期満了(9月22日)に伴う町長選の投開票日を8月29日(土曜)に決めているが、仮に衆院選が30日(日曜)になった場合、「連日選挙」を避けるため1日ずらして「同日選挙」にする予定だ。ところが、公選法の規定などから変更期限は7月24日と迫っている。町選管は「早く決めてほしい」と政局の行方をにらんでいる。【田中裕之】

 町選管は公選法に基づき4月の委員会で、町長選の投開票日を8月29日に決め道選管に届け出た。しかし、その後になって衆院選の投開票日が「8月30日になる」との観測が浮上。連日選挙になれば投票率の低下が懸念されるうえ、町長選当日でも衆院選の期日前投票や準備に職員を配置しなければならず「要員的にも大変厳しい」(北山信孝事務局長)のが実情だ。

 しかし、公選法の規定から一度決めた投開票日を変更するためには、任期満了の60日前までに道選管に届け出なければならず、その期限は7月24日。また、8月1日付の町広報誌に日程を掲載して有権者に知らせる予定で、事務的な制約からも24日が限界だ。

 町選管の一部からは「(24日の)期限ぎりぎりになったら(衆院選が)決まらなくても8月30日に変更してしまってはどうか」との声も出ている。

 次期衆院選を巡っては8月30日のほか8、9日や9月6日などの諸説が飛び交っている。日程が決まるのは、今回の東京都議選の結果次第との見方もある。北山事務局長は「連日選挙は避けたいのが本音だが、国政を見守るしかないのが現状。都議選後、すぐに決まってくれれば」と話している。

 町長選に立候補を表明しているのは、今のところ4選を目指す高橋正夫町長(58)のみ。前回選挙戦になったのは高橋町長が初当選した97年で、過去2回は無投票だった。6月1日現在の有権者数は7185人。

172とはずがたり:2009/07/24(金) 12:25:44

岐路の夏:09衆院選 自民・公明VS民主・大地 比例協力、実効性は?
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090723ddr041010004000c.html

 衆院解散から一夜明けた22日、道内でも本番さながらの選挙戦が始まった。12小選挙区とともに政党の勝敗を決めるのが、比例道ブロック(定数8)の結果。与党の自民・公明は水面下で選挙協力についての協議を開始。新党大地と選挙協力を組む民主は、一部比例票を大地に回すのと引き換えに小選挙区で票を回してもらう作戦だ。ただ、もくろみ通り票を配分するのは綱渡りで、各党ともに実効性ある協力態勢を模索している。

 「お互い力を合わせ頑張っていきたい」。自民党道連と公明党道本部の青年局が、札幌市内のホテルで開いた意見交換会。自民の柿木克弘道議が選挙協力を呼び掛けると、公明の福田浩太郎市議は「青年の大胆な挑戦力で切り開いていくしかない」と応じた。

 公明は小選挙区は候補者を立てず、比例単独候補1人を当選させる戦略だ。前回05年は自民の小選挙区候補12人のうち9人を推薦。9人は公明から小選挙区の票を回してもらうため、自らの支持者らに「比例は公明に」と呼び掛けた。

 各選挙区の公明票は2万〜3万票と見られており、逆風が吹く自民はぜひとも手に入れたい。一方、公明は比例候補の当選を確実にするため、自民からの票の上乗せを期待するが、公明党道本部の佐藤英道幹事長は「応援が一方通行にならないよう推薦は慎重に見極めたい」と言葉を選ぶ。

 民主の鳩山由紀夫代表は、新党大地の鈴木宗男代表と東京都内で会談。鈴木氏が「12小選挙区全勝を目指しましょう」と呼びかけると、鳩山氏は「選挙協力は順調と聞いている。結果を出しましょう」と息の合ったところを見せた。両党は07年参院選でも協力した。しかし、民主候補は101万票を獲得したものの大地候補は62万票にとどまり落選。鈴木代表は中選挙区時代の自らの地盤で、今でも影響力が強い道7区を例に「こっち(大地)に票がこないとうちは動かないよ。(民主は)負けるよ」とけん制する。

 民主候補の陣営からは「労組の中には、元自民党の鈴木代表を快く思わない人もいる」との声も漏れている。協力がどこまで機能するかは不透明だ。【堀井恵里子、鈴木勝一】

毎日新聞 2009年7月23日 北海道朝刊

173とはずがたり:2009/07/24(金) 12:26:18

’09衆院選:12選挙区情勢/1 1区/2区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090723ddlk01010251000c.html
 事実上の選挙戦に入った衆院道内12小選挙区の現状を探った。

     ◇
 ◇1区◆札幌市中央・南・西区
 ◇追い風受け10選目指す横路氏/「世代交代」訴える長谷川氏

 民主前職の横路孝弘氏(68)に自民・長谷川岳氏(38)▽共産・松井秀明氏(40)▽幸福・高元和枝氏(59)の3新人が挑む。

 10選を目指す横路氏は「政権交代」の追い風に乗り逃げ切りを図る。ただ、前回05年は小泉ブームに乗った自民新人に約1万5000票差まで迫られ、後援会の高齢化による弱体化も指摘される。多選批判もあり、支持層固めを急いでいる。

 元YOSAKOIソーラン祭り組織委員会専務理事の長谷川氏。自民の逆風を意識し、党派色を薄めて「世代交代」を前面に打ち出す。杉村太蔵氏(29)が出馬を断念し、保守分裂を回避したことも好材料。無党派層を取り込むための約8万世帯の戸別訪問は、3巡目をほぼ終了した。松井氏は比例票の上積みも狙い、選挙区外からも有権者が集まる中心部での演説に力を入れる。【鈴木勝一】
 ◇2区◆札幌市北・東区
 ◇民主、自民前職、3度目の対決 女性の新人割り込み激戦に

 民主・三井辨雄(わきお)氏(66)と自民・吉川貴盛氏(58)=比例道ブロック=が3回目の対決。両前職に3人の女性新人が割り込む構図で激戦が予想される。

 前回05年は候補者を立てなかった社民党が本田由美氏(31)を擁立。三井陣営は、1万票強とされる社民票など非自民票の分散を懸念する。前回は吉川氏に約2300票差まで追い詰められただけに、新党大地との選挙協力を軸に保守支持層の切り崩しを図る。

 吉川氏は副経済産業相の公務をこなしながら積極的に地元入りし、政権与党の実績をアピールしてきた。前回の小泉ブームから一転し、自民への強い逆風が吹く中、約3万票とされる公明党との選挙協力に力を入れる。

 共産・岡千陽氏(46)は雇用問題などを訴え、本田氏は護憲を中心にアピール。幸福は山本志美氏(42)を擁立する。【金子淳】=つづく

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 ■05年開票結果■
 ◇1区

当 143,564 横路孝弘(9)民

  128,166 三品孝行   自

   25,481 横山博子   共

   16,698 秋元正博   諸
 ◇2区

当 129,357 三井辨雄(3)民

比 127,031 吉川貴盛(3)自

   29,131 金倉昌俊   共

 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月23日 地方版

174とはずがたり:2009/07/24(金) 12:27:02
’09衆院選:12選挙区情勢/2 3区/4区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090724ddlk01010217000c.html
 ◇3区◆札幌市白石・豊平・清田区
 ◇自民・石崎氏と民主・荒井氏 戦績五分、事実上の一騎打ち

 5回目の顔合わせとなる自民前職・石崎岳氏(54)と民主元職・荒井聡氏(63)の事実上の一騎打ち。戦績は2勝2敗の五分。今回も接戦が予想される。

 前回05年は、石崎氏が「郵政選挙」の追い風に乗って約1万3000票差で勝利。今回は「最大級の逆風」と危機感を募らせ、副総務相の公務の合間に個人宅での懇談会などをこまめに開く。従来の支持層を固める一方で、朝の街頭宣伝や農業関係団体回りなどで、支持層拡大を図る。

 前回は比例復活当選だった荒井氏。07年知事選のために辞職したが落選、議席奪還に向け早くから組織作りを進めた。既に民主の道議や市議とともに、本番同様に選挙区内を宣伝車で回った。無党派層獲得とともに、前回2万票を超えた共産票の受け皿になることを期待する。幸福は森山佳則氏(42)が出馬する。【堀井恵里子】
 ◇4区◆札幌市手稲区、小樽市、後志支庁
 ◇7選目指し強気の民主・鉢呂氏 「若さ」アピール、自民・宮本氏

 7選を目指す民主・鉢呂吉雄氏(61)に自民・宮本融(とおる)氏(43)、幸福・鶴見俊蔵氏(54)の2新人が挑む。

 鉢呂氏は03年に8区から「国替え」した後、4区からの出馬は3回目。昨秋以降、週末ごとに地元入りし、国政報告会やあいさつ回りを重ねる。従来の支持基盤である労働団体のほか、保守色の強い農水産団体や経済団体にも食い込み、幅広い層に着々と浸透。陣営幹部は「政権交代を争点に支持を訴えていく」と強気の構えだ。

 宮本氏は08年8月に立候補を表明した。知名度不足は否めないものの、同じ旧通産省出身の高橋はるみ知事の応援を受けて克服を目指す。「若さ」と「新人」の2点に重点を置いてアピール。自民への逆風については「新人の自分が党を変えるという意思を有権者に訴えている」(陣営幹部)と逆手に取る戦略だ。【坂井友子】=つづく

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 ■05年開票結果■
 ◇3区

当 138,765 石崎岳 (3)自

比 125,445 荒井聡 (4)民

   22,581 川部竜二   共
 ◇4区

当 108,023 鉢呂吉雄(6)民

  100,170 佐藤静雄(4)自

   20,766 琴坂禎子   共

 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数
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毎日新聞 2009年7月24日 地方版

175とはずがたり:2009/07/25(土) 21:40:49

岐路の夏:09衆院選 道5区 前官房長官、初心「ドブ板」
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090724ddr041010002000c.html
 ◇自民、強まる逆風・募る危機感 民主、支持拡大「手応え感じる」

 「かつてない厳しい選挙を実感している」。23日午後2時のJR新札幌駅前。衆院解散後、初めての街頭演説に臨んだ前官房長官、町村信孝氏(64)は約60人の支持者を前に苦境を訴え、「麻生降ろし」など自民党内の混乱にも触れておわびした。

 83年の初当選以来、8連勝の町村氏。道5区(札幌市厚別区、石狩管内など)に張り巡らした支持基盤は盤石だ。小泉政権下で外相を務めた前回05年衆院選は、解散後わずか7日間しか地元にいなかったが、今回も立候補する民主元職の小林千代美氏(40)に約5万票の差を付け圧勝した。

 しかし今は追い風に乗る小林氏がひたひたと迫っているのを感じている。党内最大派閥の会長。有権者の目は他の自民候補よりも厳しい。陣営幹部は「支持者からおしかりの電話が多数入った」。

 03年衆院選では、厚別区や江別市で小林氏の得票を下回り、比例復活を許した。今回は共産党が候補者擁立を見送ったことも気に掛かる。選んだ戦術は「初当選以来」と言うドブ板選挙だった。

 昨年10月以降、ほぼ毎週末に地元入りし、新興住宅街を訪問した。目標は1日400軒。別動隊の淳子夫人(64)と合わせると、すでに延べ「数万軒」の門をたたいた。「のべつ幕なしの訪問は初めて」。町村陣営の北広島市議は驚く。革靴を脱ぎ、3足のウオーキングシューズを履き回した。小さな夏祭りや焼き肉パーティーにも参加。「こんなところにまで来るなんて、町村さん、危ないってことね」。町村氏と両手で握手した60代の女性はささやいた。
   ×  ×
 23日午後1時。新札幌駅から約2キロの路上には小林氏の姿があった。通行人が手を振れば、演説を中断して握手に走る。小型自動車の屋根に出力の小さいスピーカーを積んで細い路地まで入り込む。「相手のようにカネもヒトもない。その分、私は動かなきゃ」。ドブ板選挙を始めた町村氏に「私と同じことをやっている」。

 7月上旬、小林氏は町村氏の支持基盤である町内会長らを訪問し始めた。町村氏のポスターが張ってある家にも乗り込んでいく。「『立場上、ポスターを張らざるを得ない』という人もいた。確実に手応えを感じる」。4年間の集大成となる「決戦の夏」を迎え、自信ものぞかせた。【久野華代、金子淳】
   ◇
 事実上スタートした衆院選。各地の選挙区を報告する。
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 ■道5区の立候補予定者
町村信孝  64 [元]官房長官  自前
小林千代美 40 [元]党道副代表 民元
畑野泰紀  42 幸福道副代表   諸新

毎日新聞 2009年7月24日 北海道朝刊

176とはずがたり:2009/07/25(土) 21:41:32

’09衆院選:12選挙区情勢/3 5区/6区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090725ddlk01010205000c.html
 ◇5区◆札幌市厚別区、千歳市など、石狩支庁
 ◇町村氏、「政治力の差」訴える/4回目の戦い挑む、民主・小林氏

 9選を目指す自民の町村信孝氏(64)に、民主元職の小林千代美氏(40)が4回目の戦いを挑む。

 町村氏は官房長官を退いた昨秋以降、ほぼ毎週末地元入りし、企業や住宅街への訪問を精力的にこなしている。最大派閥を率い、党への逆風をまともに受ける立場。陣営は「過去最大の危機感で臨む」と気を引き締める。景気対策や安全保障政策などの実績を掲げ、小林氏との「政治力の差」を訴えて支持拡大に全力を注いでいる。

 小林氏は民主の候補を前面に打ち出し「政権交代を」と考える有権者にアピールする。町内会長や農家宅の訪問のほか、千歳や恵庭の自衛隊前でも演説し、町村氏の支持基盤とされてきた層にも切り込みを図る。前回2万票以上を獲得した共産が候補擁立を見送った事も好材料。幸福は畑野泰紀氏(42)を擁立する。【久野華代】
 ◇6区◆旭川、士別、名寄市など、上川支庁
 ◇佐々木氏、民主への期待追い風に/自民・今津氏は組織固め進める

 民主・佐々木隆博氏(60)と自民・今津寛氏(62)=比例道ブロック=の両前職が初めて激突。共産・荻生和敏氏(59)、幸福・武田慎一氏(42)の2新人が立候補する。

 佐々木氏は民主への期待感を追い風に、旭川市中心部での街頭演説やあいさつ回りなどを重ね、課題の知名度アップに懸命となっている。西川将人市長も会合に出席しており、支援に期待する。佐々木氏は市内で6月末にあった新党大地の事務所開きに出席。「一緒に戦う」と訴え協力関係をアピールした。

 旭川市出身の今津氏は知名度で優位に立つ。ただ、全国的な自民への逆風にさらされているうえ、前回は比例単独だったため後援会などの組織固めを進める。市内での政経セミナーには、高橋はるみ知事が駆け付けた。

 荻生氏の街頭演説などは1000回を超えた。【横田信行】=つづく

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 ■05年開票結果■
 ◇5区
当 173,947 町村信孝 (8)自
  124,547 小林千代美(1)民
   22,521 山崎貴裕    共
 ◇6区
当 143,860 佐々木隆博(1)民
  141,099 金田英行 (4)自
   23,343 田辺八郎    共
 (注)当は当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月25日 地方版

177とはずがたり:2009/07/31(金) 04:25:37
選挙:本別町長選 次期衆院選と「同日に」−−町選管決定 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090715ddlk01010217000c.html

 次期衆院選の投開票日が8月30日になったことを受け、十勝管内本別町選管は14日、任期満了(9月22日)に伴う町長選の投開票日を8月29日から1日ずらして30日にし、衆院選と「同日選挙」にすることを決めた。

 町選管は4月に8月29日と決めていたが、衆院選が30日になった場合、「連日選挙」となることから投票率の低下などを懸念し、変更を検討していた。ただ、公選法の規定などから変更期限は7月24日と迫っていたため、衆院選の日程が決まらず気をもんでいた。

 道選管から衆院選の日程通知を受け次第、正式に変更を届け出る。北山信孝選管事務局長は「早く決まってくれてよかった。同日選挙の経験はないが、万全の準備をして臨みたい」と話した。

 8月30日は任期満了に伴う根室市議選(定数20)も投開票される。【田中裕之】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

178千葉9区:2009/08/02(日) 11:17:21
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/08/02/20090802m_01.html
政権交代なら影響も―室蘭・苫小牧市長選と道議選
【2009年8月2日(日)朝刊】

 衆院選はまだ公示されていないが、本道9区の大票田となる室蘭、苫小牧の民主党支持層からは、早くも政権交代後の第2幕をうわさする声が漏れている。両市長選と道議選を指し、苫小牧では「追い風のうちに候補を」、室蘭では市長選出の枠組みや道議2人擁立論が取りざたされている。
(鞠子理人、松岡秀宜)



◆― 室蘭

 再来年の室蘭市長選が注目されるのには二つの理由がある。現職が4期目を「最後の任期」と位置づけ戦ったことと、経済・労働界の相乗りによる共同テーブル方式による選出の意義が薄れているからだ。

 共同テーブルによる選出は、製造業の苦戦などによる地域の疲弊を受けて、無用な政争を避けたことが背景にある。製造業復活の今、関係者の一人は「政権交代ともなれば民主系の市長が誕生する可能性も否定できない」と推測する。

 民主陣営は前回の道議選室蘭市区(定数2)で、2人擁立を本格的に議論したが、断念した経緯があり、平成22年の地方選では再度、議論される見通しだ。

 前回の選挙では、若手市議や五輪選手の名前を挙げて出馬を調整したが、結果的に現職の滝口信喜道議1人を擁立。3万を超える得票で自民の候補にダブルスコアで当選、2人が勝利する可能性をつかんだ。

 関係者は「新宮市長は最後の任期だろう。民主の2人擁立も、シナリオが描ければありうる。政権が交代すれば、両選挙が複雑に絡み合い、選出の枠組みに変化が及ぶのではないか」と展開した。


◆― 苫小牧

 苫小牧では来年7月に市長選を控える。衆院選では民主に「地元から首相誕生を」との追い風が吹くが、残り1年を切った現段階でも候補を擁立できない状況だ。

 現職の不祥事を受けて急きょ18年に行われた前回選。民主が元職の返り咲きを狙い、元衆院議員の岩倉博文氏と一騎打ちとなった戦いは約6千票差で敗れている。

 今回は好機を生かし、苫小牧対策に奔走する鳩山陣営。党関係者は「大票田を制した上で政権交代を実現し、苫小牧でも民主系市長誕生との流れが理想だが、動きは全くない」と嘆いている。

 自民党関係者は苦戦を強いられている今回の衆院選結果が市長選に及ぼす影響について「市長は現在、市民党の立場で活動している。衆院選では個人後援会も動いていない。影響は小さい」と否定的だ。

179とはずがたり:2009/08/02(日) 23:18:43
北海道開発局:関新局長、官製談合防止へ抱負−−就任会見で /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090725ddlk01010214000c.html

 24日付で北海道開発局長に就任した関克己氏(55)が同日、札幌市内で記者会見し、「官製談合はあってはならないという思いで職員と一緒に取り組む」と、再発防止に向けて抱負を述べた。

 関氏は長野県出身で、京都大大学院(土木)修了。78年の旧建設省入省と同時に道開発庁に出向。河川畑が長く、国土交通省北陸地方整備局河川部長、河川局治水課長、国土地理院参事官などを経て08年7月から大臣官房技術審議官を務めた。検討されている開発局の統廃合に、関氏は「開発局が果たしてきた役割、(これから)果たしていく役割は当然ある」と話し、開発局の存在意義を強調した。

 退任する鈴木英一前局長(59)も会見し、「開発局が職員一同力を合わせ、道民・国民の皆様から信頼される存在になってほしい」と話した。【鈴木勝一】

毎日新聞 2009年7月25日 地方版

180とはずがたり:2009/08/04(火) 23:28:04

これは。。流石脳ナシ武部。。節操もない。

349 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 21:30:27 ID:pggNogSX
武部は地元選挙区では「郵政民営化反対」と言ってるらしい。
有権者たちからは、「お前が郵政民営化が北海道をボロボロにしといて、ぶざけんな。オホーツクの恥だ
」の声がかなり
ttp://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20090804_uesugi_pate.mp3
8/4pm3上杉隆、各選挙区取材レポ

181千葉9区:2009/08/08(土) 01:49:10
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090807ddlk01010235000c.html
選挙:衆院選 目立たぬ上田・札幌市長 奔走の知事と対象的 /北海道
 ◇「客寄せ自民とは一線」の声も
 衆院選(30日投開票)に向け、高橋はるみ知事が自民党の応援に奔走する一方、札幌市の上田文雄市長の姿が目立たない。市内の各選挙区の民主党陣営などによると、立候補予定者の集会に駆けつけたのは1回だけ。市長周辺は「札幌は国よりも先に政権交代した。その力で候補者を後押ししたい」と声がかかるのを待っているが、ある陣営からは「客寄せを狙う自民とは一線を画すべきだ」との声もある。【仲田力行】

 「(民主党の)各候補者から要請があれば、公務と調整して、もちろん応援させていただきたい」。7月28日の定例会見。上田市長は衆院選の対応について意欲を示した。

 市長は7月23日に豊平区のホテルで開催された荒井聡氏(道3区)の政経セミナーに出席した。7日から公示の18日までは夏休みに入り、休み中の10、17日は、それぞれ横路孝弘氏(道1区)と三井辨雄(わきお)氏(道2区)の総決起大会に出席。23日は鉢呂吉雄氏(道4区)の個人演説会に出席する予定だ。

 小林千代美氏(道5区)の陣営は、公示後に応援要請をするという。市幹部は「民主党側からもっと要請が来ると思っていたが、意外に来ていない」と話す。

 07年の市長選で、自民党推薦の候補者に17万票差の53万5000票を獲得して圧勝した上田市長。後援会幹部は「政権交代の期待がある中で、国よりも先に政権交代を実現した札幌市民の力を、今回の総選挙でも後押ししてほしい」と市長効果に期待する。

 一方、ある選挙区の民主陣営の幹部は「自民党にとっては高橋知事を呼ぶことで客寄せの印象があるが、上田市長には基本的には市政最優先で、政党に対しては中立になってもらうべきではないか」と話している。

182名無しさん:2009/08/09(日) 21:49:33
中川の断酒宣言

石川の勢いが強く、やや苦しい状況の中で、挽回を狙ったと思うけど...

ただどうなんでしょうかね
完全にここはもう石川の流れですからね

石川は今後もがんばっていってほしいものです

183とはずがたり:2009/08/09(日) 22:16:44
飲酒会見を余計に思い出させる可能性もありますなw

今更持ち出さねば成らない程苦しい事を露呈してますかねぇ。

184とはずがたり:2009/08/09(日) 22:19:52
>>173-174 >>176

’09衆院選:12選挙区情勢/4 7区/8区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090726ddlk01010092000c.html?inb=yt

 ◇7区◆釧路、根室市、釧路、根室支庁
 ◇3選目指す民主・仲野氏/自民・伊東氏は人物本位を訴え

 3選を目指す民主の仲野博子氏(50)と、元釧路市長で自民新人の伊東良孝氏(60)の事実上の一騎打ち。

 仲野氏は民主への追い風を背景に「政権交代」を訴える。前回選挙で自民現職を破った一因とされる、鈴木宗男・新党大地代表との連携も強調。「小選挙区は仲野、比例は大地」と訴える。昨年11月の市長選で鈴木氏の元秘書だった蝦名大也(ひろや)氏を支援し、当選につなげた点にも期待。緩みを指摘する声もあり、引き締めに躍起だ。

 伊東氏は一次産業から経済界、地元首長などによる「オール保守態勢」を構築。市議や道議も歴任した政治経験を掲げ、市長辞職後の9カ月間に管内全域を精力的に回った。ただ、自民に吹き付ける逆風は強く、人物本位の訴えに重点を置き逆境の打破を目指す。

 幸福は金成幸子氏(50)が出馬する予定。【本間浩昭、山田泰雄】
 ◇8区◆函館、北斗市、渡島、檜山支庁
 ◇小選挙区初挑戦の民主・逢坂氏/保守は福島氏と佐藤氏に分裂

 民主・逢坂誠二氏(49)=比例道ブロック=が、小選挙区初挑戦で再選を目指す。5期務め今期で引退した金田誠一氏(61)の後継として、労組を中心に票固めに力を入れる。元後志管内ニセコ町長。知名度は高いが、陣営は「楽観はできない」と引き締めを図る。

 保守は分裂選挙の様相を呈している。自民は農水省出身で、1次産業振興を訴える元参院議員の福島啓史郎氏(63)を擁立。過去2回の衆院選で自民から立候補した、佐藤孝行元衆院議員(81)の次男健治氏(51)も無所属で出馬する。

 背景には、中選挙区時代から続く佐藤氏と阿部文男元衆院議員(06年死去)との根深い対立がある。「ただでさえ前回も民主に負けたのに、保守が分かれて戦うのは厳しい」(福島陣営幹部)との声が出ている。

 幸福は西野晃氏(32)が立候補する予定。【佐藤心哉】=つづく

==============

 ■05年開票結果■

 ◇7区
当 95,473 仲野博子(2)民
  86,924 北村直人(6)自
  15,438 村上和繁   共

 ◇8区
当 134,963 金田誠一(5)民
  114,141 佐藤健治   自
   21,891 前川一夫   共

 (注)当は当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月26日 地方版

185とはずがたり:2009/08/09(日) 22:21:21

’09衆院選:12選挙区情勢/5 9区/10区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/archive/news/2009/07/27/20090727ddlk01010110000c.html
 ◇9区◆苫小牧市など、胆振、日高支庁
 ◇鳩山氏、完勝目指し組織固め 公明など支持拡大図る川畑氏

 民主党代表の鳩山由紀夫氏(62)は後援会と労組を両輪に基盤固めを進める。苫小牧市では中小企業経営者の応援団も新たに発足。選対幹部は抜群の知名度と追い風ムードによる陣営のゆるみを警戒する。これまでは農林・漁業者が多い郡部で劣勢に立つことが多かった。今回は全4市14町の完勝を目指して組織を引き締める。

 自民新人の川畑悟氏(38)は改めて連合後援会の態勢を整えた。自民が過去3回擁立した岩倉博文氏(現苫小牧市長)が、苫小牧から日高管内に知名度を広げたのに比べると浸透度はなお薄い。企業の支援態勢や公明との選挙協力を含む組織的な支持拡大がカギ。

 共産新人の佐藤昭子氏(66)は、「自民か民主か」の体制選択ムードに埋没するのを警戒し積極的に動いている。

 幸福は里村英一氏(48)が立候補する。【斎藤誠】
 ◇10区◆岩見沢市など、空知、留萌支庁
 ◇民主・小平氏、7選へ態勢整う 知名度アップで再選狙う飯島氏

 7選を目指す民主・小平忠正氏(67)と自民・飯島夕雁氏(45)=比例道ブロック=の2前職による事実上の一騎打ち。郵政民営化に反対して自民を離党、無所属で出馬した山下貴史氏(現深川市長)が獲得した票の行方が勝敗のカギを握る。

 小平氏は衆院議員を務めた父から引き継いだ知名度は抜群。ただ、前回初めて11万票を下回ったことに危機感を強め、管内を精力的に回り支持拡大に全力を挙げている。23日にはより強固な組織づくりを目指し、事務所の結団式を開催。労働団体、農民組織を軸として戦う態勢が整った。

 前回「刺客」として擁立された飯島氏。知名度の低さを克服するため毎週末、イベントに顔を出して浸透を図ってきた。ゼロだった後援会は、解散が先延ばしになったこともあって各地に発足。

 幸福は大林誠氏(36)を擁立した。【吉田競】=つづく
==============
 ■05年開票結果■
 ◇9区
当 150,050 鳩山由紀夫(7)民
  131,130 岩倉博文 (1)自
   23,400 佐藤昭子    共

 ◇10区
当 109,422 小平忠正 (6)民
   78,604 山下貴史 (1)無
比  62,100 飯島夕雁 (1)自
   17,617 谷建夫     共
 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数
毎日新聞 2009年7月27日 地方版

186とはずがたり:2009/08/09(日) 22:26:26

ずっと2選挙区一回でやってきたのに11区だけ単独だw

>「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。

>黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。

岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2545
 ◇おわび行脚/影は一瞬

 「いろんな反省がありますね、私は。今の時点では、私の方が下にいるんだろうと思っています」。27日午前、十勝管内池田町で行われた前財務・金融担当相、中川昭一氏(56)の事務所開き。取材に応じた中川氏は、民主党前職の石川知裕氏(36)=比例道ブロック=の存在を念頭に、苦戦を率直に認めた。口調は重かった。
(略)
 順風満帆だった経歴は今年2月、ローマでのろれつの回らない「もうろう会見」で吹き飛んだ。「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。

 これまでは選挙期間中でもほとんど地元入りしてこなかった。しかし、3月以降は、妻郁子さん(50)とともに「数千軒」(陣営幹部)の支持者宅をおわび行脚した。

 11区は小選挙区が五つある岐阜県とほぼ同じ面積。黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。帯広市の事務所に掲げていた看板は実績を強調する「実力本位」から「新たなる決意」に差し替えた。
(略)
==============
 ■道11区の立候補予定者
中川昭一  56 [元]財務相 (8)自 前
石川知裕  36 党青年局次長 (1)民 前
渡辺紫   60 党地区委員     共 新
吉田美智子 62 幸福道副代表    諸 新

毎日新聞 2009年7月28日 北海道朝刊

187とはずがたり:2009/08/09(日) 22:32:01

’09衆院選:12選挙区情勢/1 >>173

’09衆院選:12選挙区情勢/2 >>174

’09衆院選:12選挙区情勢/3 >>176

’09衆院選:12選挙区情勢/4 >>184

’09衆院選:12選挙区情勢/5 >>185

岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦 >>186

’09衆院選:12選挙区情勢/6止 11区/12区 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/archive/news/2009/07/29/20090729ddlk01010220000c.html
 ◇11区◆帯広市、十勝支庁
 ◇中川氏、「もうろう会見」に危機感/再挑戦の石川氏は「ドブ板戦術」

 9選を目指す自民前職の中川昭一氏(56)に、比例道ブロックで繰り上げ当選した民主前職の石川知裕氏(36)が再挑戦。共産新人の渡辺紫(ゆかり)氏(60)は比例票の上積みを目指す。

 中川氏は財務・金融担当相として景気対策に取り組んだ実績をアピールする。課題は閣僚辞任の契機となった「もうろう会見」による支持者離れの克服。前回は石川氏に約2万2000票差まで追い上げられただけに、危機感は強い。精力的に地元入りして組織固めを図っている。

 石川氏は早朝の街頭演説など、秘書として師事した小沢一郎代表代行仕込みの「ドブ板」戦術を展開。西松事件で参考人聴取されたが、陣営は「影響は少ない」とみている。若さと政権交代を訴え無党派層にも浸透。同郷の鈴木宗男・新党大地代表との連携も期待する。幸福は吉田美智子氏(62)を擁立する。【田中裕之】
 ◇12区◆北見市など、宗谷、網走支庁
 ◇武部氏、危機感持ち組織固め/「三度目の正直」狙う、松木氏

 自民元幹事長の武部勤氏(68)と民主・松木謙公氏(50)=比例道ブロック=の両前職による事実上の一騎打ち。幸福は笠松長麿氏(56)を擁立する。

 武部氏は前回、約2万2000票差と松木氏に追い詰められた。「代理戦争」の様相を帯びた昨年末の北見市長選は、武部氏が選対総本部長を務めた前市長が、民主と新党大地が推薦する現職に敗退し、危機感を強める。7月中旬、地盤の北見市で早くも総決起集会を開き、事実上の選挙戦に突入。建設、商工、農漁業など各団体の引き締めに入った。

 松木氏は2区から国替えした03年以来、2回続けて武部氏に敗れ比例で復活。今回は「三度目の正直」を狙う。旧自由党出身で、連合組織との意思疎通が課題。ダブルスコアの差をつけられた礼文、利尻町などをこまめに自転車で遊説している。【渡部宏人】=おわり
==============
 ■05年開票結果■

 ◇11区
当 107,056 中川昭一 (8)自
   84,626 石川知裕 (1)民
   16,145 長谷部昭夫   共

 ◇12区
当 124,465 武部勤 (7)自
比 101,835 松木謙公(2)民
   14,882 菅原誠    共
 (注)当は当選、比は比例道ブロックで復活当選。カッコ内数字は当選回数

毎日新聞 2009年7月29日 地方版

188とはずがたり:2009/08/10(月) 06:35:46
>>182-183

もうろう会見の中川前財務相「断酒」宣言
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3305

中川昭一氏:支持者ら前に断酒宣言 背景に苦戦の予想
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090810k0000m010040000c.html

断酒を宣言する中川昭一氏=北海道帯広市で2009年8月9日午後3時22分、田中裕之撮影

 2月の「もうろう会見」で醜態をさらし、財務・金融担当相を辞任した自民前職の中川昭一氏(56)=衆院北海道11区=は9日、地元・帯広市で開いた総決起大会で「日本のために、皆様方のために、酒を断つ」と宣言した。

 中川氏は冒頭、支持者約1700人を前に「(皆さんを)一気に失望させてしまった。本当にご迷惑をおかけした」と陳謝。その後、登壇した叔父の中川義雄参院議員(71)が「断酒をすればもっと強い政治家になれる。叔父として命じたい」と促すと、中川昭一氏は再登壇し、真剣な口調で断酒を宣言。会場からは拍手がわいた。

 もうろう会見について中川氏は一貫して「疲労や風邪薬の飲み過ぎ」と釈明し、飲酒が原因ではないことを強調してきた。しかし、もともと酒好きとして知られ、支持者の間では飲酒のマイナスイメージを払しょくできずにいた。次期総選挙で苦戦を予想されていることが、断酒宣言の背景にあるとみられる。

 大会後、中川氏は報道陣に対して断酒の期間については答えなかった。妻の郁子さん(50)は「(辞任後は)私の目の前で飲んだことはなく、飲んで帰ってきたこともなかった。断酒ということは(期間は)一生ではないでしょうか」と話した。【田中裕之】

毎日新聞 2009年8月9日 20時04分(最終更新 8月9日 21時21分)

189とはずがたり:2009/08/10(月) 22:39:51

中川氏、民主批判強め逆風しのぐ 北海道11区
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080401000551.html

 北海道11区で9選を目指す自民党前職中川昭一前財務相が、“もうろう会見”のダメージが尾を引き苦戦を強いられている。民主党が日米自由貿易協定(FTA)締結を衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだのを機に民主党批判を強め、逆風をしのごうと必死だ。

 「民主党が政権を取れば十勝は壊滅する。それでもいいのか。これまで十勝を守ってこれたのは私だからだ」

 新得町での3日の選挙事務所開きで、中川氏は民主党の日米FTA締結方針を強く批判した。

 日本の食料基地・北海道の中でも、11区の十勝地方は特に農業、畜産業が盛んなため、FTAで農畜産物の関税の引き下げや撤廃となれば、影響は甚大。民主党は農家への所得補償制度などを打ち出して農家に支持を広げてきたが、「政権交代後」への不安も広がり始めている。

 2月にローマでもうろう会見した後、有権者の反発を買った中川氏は妻と二人三脚で、計1万人以上の支持者宅を1軒ずつ訪問。7月以降は50人程度の小集会も連日開催し、一人一人と握手する「どぶ板」選挙を続けている。
2009/08/04 17:22 【共同通信】

190すすきの:2009/08/11(火) 09:13:11
北海道は民主全勝かも。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/182077.html

191名無しさん:2009/08/15(土) 06:16:08
>>189
勢いの民主が、不安があるとすれば農業分野かなという気がします

自民に不満があっても民主にも不安がある、そういう人も少ないようですね
FTAの文言が修正され、若干ぶれた印象なんかもややマイナスかな

そこで、自民のほうがいいんだということをうまくアピールできれば、11区は「中川」という可能性が現状よりは高まると思います

192名無しさん:2009/08/15(土) 06:46:47
武部さん情報
北海道新聞の「選挙最前線」より

「オホーツク宗谷武部党」として土着政治家をアピールしながら、必死にがんばっている武部
ただ地元紙にはっきり「空回り気味だ」と書かれるあたり、苦戦の色合いが強いか


「わがオホーツクのために、やっぱり武部だといわれるようにがんばります」。9日夕、上湧別町を訪れた武部は大きな声を張り上げた。

武部は今、「オホーツク宗谷武部党」を名乗る。スタッフの名詞にも「自民党」の文字はなく、あるのは「オホーツク宗谷武部党」だ。武部は「(党公認を得られず無所属で初当選した道議時代から)武部党だ」とこともなげに話す。

...追い風に乗る民主松木謙公(50)との事実上の一騎打ちを前に危機感を募らせる武部は「土着政治家」を前面に出す。

2004年から2年間の幹事長時代、当時首相だった小泉の「偉大なるイェスマン」を自任し、優勢民営化などの構造改革を進めたことが「猛烈な逆風」(周辺)の一因になっている。改革の旗を振った武部を「地方を疲労させた」とみる有権者は多く、最近は構造改革という言葉はあまり口にしなくなった。

しかし郷土色を強め、自民と距離を置く武部の戦略は空回り気味だ←はっきり言われてしまってる
「地域を知っているのはやはり武部」という根強いファンがいる一方で、「自民党の武部だから支持してきた」と複雑な思いの支持者もいる。北見の長年の支持者は、武部が党総裁の麻生を「徳がない」と批判したことを「間違いだ」という

...(新党大地の)鈴木は「『そんなに(武部党を)言うなら自民を出ればヒーローだと』言ったら、武部さんは『(小泉)チルドレンの面倒をみる』と答えた」と明かした。

だが、衆院解散後、応援に道外に出たのは1回だけ。幹事長としてヘリなどで全国を飛びまわり、1日しか地元に戻らなかった前回の05年選挙戦とは対象に、夏祭り、街頭、ビールパーティーとはしごし、日本一広い自らの選挙区をひたすら駆け回る日々だ

193とはずがたり:2009/08/15(土) 10:47:51
>>192
>「オホーツク宗谷武部党」
最初はグー,サイトウケンと同じ様なセンスですな〜。
この軽量感はかわりませんねー。

194名無しさん:2009/08/15(土) 16:31:39
>>193
土着をこれだけアピールするなら、無所属で出たほうがよかったんじゃないかなと思います

もうひとつ
武部には、今日の新聞に出てましたけど、郵政研が民主・大地をフル回転で支援する中、特に12区を重点区に指定。
「比例復活もさせるな」とかなり動いているそうです

やはり偉大なるイエスマン路線への批判は相当でかいと思われます

町村と中川のどちらかが当選しても、はたして比例復活できるところまでとどくか
武部は必死の選挙戦ですね

195千葉9区:2009/08/15(土) 20:36:21
>>194
比例復活制度がなければ離党してるでしょうね。

196とはずがたり:2009/08/16(日) 00:16:43
政治塾の3人を比例に擁立へ 自民道連 (08/07 06:58)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/181380.html

 自民党道連(今津寛会長)は6日、次期衆院選比例代表道ブロックの単独候補に、同党が政治家養成のために開講した「HOKKAIDO政治塾」の第1期修了生の若手3人を擁立する方針を固めた。候補者名簿の登載順位は、重複立候補する道内小選挙区候補12人に続く13位以下となる。近く党本部が正式決定する。

 札幌市の会社員穴田貴洋氏(33)、同市の会社役員沼沢真也氏(32)、北見市の介護職員上地史隆氏(29)で、いずれも道内出身。昨年5月に開講した政治塾で、党の政策や政治史などについて学び、今年4月に修了した。

197とはずがたり:2009/08/16(日) 00:23:17
>>189-191
俺も其れ気になります。
>FTAの文言が修正され、若干ぶれた印象なんかもややマイナスかな
云ったことを直ぐに撤回・修正するのは小泉の公約大したことないを髣髴とさせますしね。。

幸福が候補者見送って極右票が割れないだけはプラスか。幸福の支援候補的に見られるのはマイナスかもしれませんが,普通の人はあんま考えないでしょうしね。

>>194-195
ネット予想屋輿論でも民主が当確扱いの北海道2区なんかの方が武部などよりも惜敗率も高そうな気もしますし,ここは落としきりたい所。
ほんと,中川や鳩山愚弟なんかと同じ穢さを感じます。

198名無しさん:2009/08/24(月) 02:47:05
北海道の情勢予測

道内12区 民主全勝も
5,7区 自民と接戦

5区
民主元職と自民前職が横一線で並び、接戦

7区
民主前職を、自民新人がわずかの差で追う展開

199名無しさん:2009/08/24(月) 02:48:40
民主
1,2,4,8,9,10区で安定

6,3,11,12区で自民候補を引き離し

200名無しさん:2009/08/24(月) 02:50:33
比例

民主 5議席獲得の可能性も
自民 2議席を確保しつつある
大地
公明 それぞれ1議席の獲得が有力

201名無しさん:2009/08/24(月) 02:52:28
政党支持率

自民 28.5
民主 25・8
公明  3・9
共産  3・3
大地  1・3
社民  0・9

無党派層 29・7

202名無しさん:2009/08/24(月) 02:57:02
1区〜5区

1区
横路、全年代で圧倒
長谷川支持広がらず

2区
三井、保守層も獲得
吉川、地盤の東区不振

3区
荒井、各世代で安定
石崎、女性票伸び悩む

4区
鉢呂、全域で優勢
宮本、組織固めに懸命

5区
小林、町村 横一線
無党派層の行方が焦点

203名無しさん:2009/08/24(月) 03:02:41
6区〜12区

6区
佐々木が抜け出す
追う今津、旭川票が課題

7区
仲野と伊東 競る
「支持政党なし」も拮抗

8区
逢坂が引き離す
福島 農漁村部も劣勢

9区
鳩山、盤石の戦い
川畑、基礎票固めきれず

10区
小平、手堅くリード
飯島、保守分裂の後遺症

11区
石川、幅広く浸透
中川、支持基盤が離反

12区
松木、北見で優位に
武部、農業票で巻き返し

204名無しさん:2009/08/24(月) 03:04:09
比例
民主、4議席固める

大地1、公明1 自民3議席維持厳しく

205名無しさん:2009/08/24(月) 03:07:42
>>198-204

いずれも北海道新聞からです

206名無しさん:2009/08/24(月) 03:24:58
もうちょっと詳しく、分析記事の前段部分

1区
10戦を目指す横道が各年代、各職業ともに幅広い支持を獲得し、手堅い戦い。
長谷川は自民支持層を固め切れていないが、連立与党の公明支持層の取り込みにも力を入れ、懸命に追い上げを図る展開

2区
4期目を目指す三井が民主支持層だけではなく、保守層を含む幅広い支持を集め、戦いを優位に進めている。
前回は三井に2300表差に肉薄、比例で復活を果たした吉川は自民支持層を固め切れていない

3区
荒井が幅広い年代で支持を集め、石崎が追う展開。
ただ、投票先を決めていない有権者が4割近くあり、行方が注目される

4区
7選を目指す鉢呂が都市部、町村部を問わず選挙区ない全域で優位を保ち、安定している
宮本は若さと、旧通産省職員の経歴を武器に浸透を図るが、自民支持層の5割弱を固めるにとどまり、終盤での追い上げを目指す
投票先を決めていない人は、なお2割近くいる

5区
小林と町村が激しく競り合っている
小林が民主への追い風を背に、無党派層の多い大票田、アツベツクで優位な戦いを繰り広げる。
一方町村は、地盤とする千歳、恵庭両市や町村部で強みを見せており、互いに基礎票を固め、投票先をまだ決めていない無党派層を奪い合う展開となっている

207名無しさん:2009/09/01(火) 23:54:18
http://www.news24.jp/nnn/news8811222.html
民主政権で道議会は「ねじれ」
(北海道)■ 動画をみる 政権交代の波紋が地方議会にも及んでいます。民主党が政権与党となる一方で道議会では現在、自民党会派が与党となっています。このため、国政と道政の間に「ねじれ」が生じることとなって、公共事業の要望などを巡って、自民党会派の間に戸惑いの声が上がっています。

きょうの道議会。自民党会派には重苦しい雰囲気が漂いました。おとといの衆議院選挙では民主党が圧勝し、自民党が政権を明け渡すことになりました。今度は民主党が政権与党になります。ところが道議会は自民党会派が与党。国政と道政との間にねじれが生じることになったのです。
(自民党道民会議・遠藤連幹事長)「市町村から聞く要望は公共事業に関するものが多い。今度は党が違いますから今まで通りすんなりといかない」
あすブラジルから帰国予定の高橋知事も、自民党会派の支持を得ているため今後、難しい局面に立たされそうです。
(民主党道民連合・岡田篤幹事長)「我々はすべて公共事業を削減するとは言っていませんから必要なものは進めていくスタンスでやっていく」
ねじれ現象の中、政権交代によって道政がどう変っていくのか先行きは不透明です。[ 9/1 19:58 札幌テレビ]

208名無しさん:2009/09/10(木) 23:21:45
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/187870.html

「野党知事」の悲哀 民主 高橋知事に冷ややか対応 (09/10 10:26)
民主党本部で鳩山代表と会談した後、記者団の質問に答える高橋知事=9日

 高橋はるみ知事は9日、衆院選後初めて上京し、次期首相となる鳩山由紀夫代表と会談したが、時間はわずか10分程度で道政課題で踏み込んだ話はできずじまい。鉢呂吉雄民主党北海道代表との面会もできず、衆院選で自民党支持を鮮明にした知事にとって、「政権与党・民主党」との関係修復が遠い道であることを印象づけた。

 「立場上、自民党候補を応援した」。鳩山氏との会談で知事は、衆院選での対応をこう釈明。これに対し、鳩山氏は「まったく気にしていない」と受け流したが、知事に先だって党本部を訪れた民主党推薦の上田文雄札幌市長に対し、具体的政策課題に前向きな考えを示したのとは対照的な対応をみせた。

 2003年の初当選以来、自民、公明両党に支えられてきた知事。国政とのパイプが売りだっただけに、政権交代が決まった今、「野党知事」の悲哀が漂う。<北海道新聞9月10日朝刊掲載>

209名無しさん:2009/09/11(金) 21:40:25
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000760909110001

政権交代@北海道


【政権交代@北海道】


対国政 市長ら盛衰
2009年09月11日




■民主系、「パイプ」強調
■自民系、様子見や困惑


 民主党を中心とする鳩山政権にどう臨むか。初めて経験する政権交代という事態に、道内の市長らは政治的立場によって悲喜こもごもだ。民主系の市長はここぞとばかりに同党とのパイプを強調し、下野する自民党と近い市長は困っている。早くも民主党議員に陳情する市長も現れた。


 「陳情ではなく意見交換をしっかりしていくという姿勢は、明らかにこれまでと違う」。札幌市の上田文雄市長は9日、民主党の鳩山代表と面会した直後、自公政権時代と比べて、そう語った。


 市長選で民主党などの推薦を受けた上田氏は、これまでは自民党の道内選出議員に冷遇されてきた。道内の他の首長と一緒に陳情して、自分だけ党本部に入るのを断られたこともある。


 上田氏は鳩山氏との面会前、「大人げない政治家が多かった。肝の小さい政治家もいた」と痛烈に自民党議員を批判。そのうえで「民主党の議員にはそんな人はいないと思っている」と述べた。


 ただ、浮かれているわけではない。8日の臨時局長会議では「民主党以外の会派にも今まで以上に誠意を持って対応するように」と指示した。


 北見市の小谷毎彦(つねひこ)市長は、もともと民主党の道議だった。昨年12月の市長選で同党などの推薦を受けたが、「国の方針が百八十度変わると、市長としては戸惑いと市民生活への影響に懸念を持たざるを得ない」と語る。


 釧路市の蝦名大也(ひろや)市長も同様だ。民主や大地の推薦を得て初当選したが、今後の陳情については「民主党の方針が示されてから検討したい」と話すにとどめている。


 自民党系の市長は、とりあえずは様子見の構えだ。


 千歳市の山口幸太郎市長は、同党の町村信孝・前官房長官系列の道議だった。総選挙でも町村氏の応援演説に立ち、「千歳の発展のため、皆さんで応援しましょう」と市民に呼びかけた。


 ところが、総選挙で自民は大敗し、町村氏も小選挙区で初めて敗れた。山口氏は「時の政権の下で行政をしていく立場で、不安はない」と言うが、「これから民主党がどうやって政策的に自民党政権からの切り返しをしていくか。時間が要るだろう」とも語った。


 07年の市長選で3期目に臨むにあたり、初めて自民党の推薦を受けた稚内市の横田耕一市長。総選挙では同党の武部勤氏を支持した。横田氏は「民主党が言う官僚機構のコントロールがどこまでできるのか、それによって政策決定過程がどのように変わるのか。もう少し様子を見たい」と話している。


   ◇


■政権発足前 早くも陳情


 鳩山政権がまだ発足していないにもかかわらず、一部の市長はすでに動いている。


 「市が抱える当面の課題や問題について理解してもらい、政策に生かしてほしい」。小樽市役所で7日、山田勝麿市長が同市を地盤とする民主党・鉢呂吉雄衆院議員に要望した。政権発足前の陳情はパイプづくりのためだ。鉢呂氏は「政権交代で政策の継続に不安のないよう、着実な船出をしたい」と応じた。


 北斗市の海老沢順三市長は3日、民主党政権に代わるのを機に、道内選出国会議員への陳情中止を表明した。もともと陳情の効果には疑問を感じていたという。表明後、表だった反応はない。


 ただ、地元選出の民主党・逢坂誠二衆院議員への配慮は忘れない。4日夜、逢坂氏も出席したパーティーで「密接な関係を保ちたい」とあいさつした。市長は「密接な関係を保つことと陳情を繰り返すことは別」と話している。

210名無しさん:2009/09/11(金) 22:29:30
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090911hog00m010008000c.html
高橋知事:参院選での自公応援「まだ決めていない」

高橋はるみ知事 高橋はるみ知事=似顔絵=は11日の定例会見で、衆院選で自民、公明両党の候補を応援したことについて「私の選挙では自公の皆さんから支援を頂いた。ご恩返しをするのは、政治家の世界では当然許されることだろう」と述べ、改めて理解を求めた。

 高橋知事は「私の先輩格に当たる知事の方もそうしてきたと理解している」とも説明した。ただ、来年の参院選でも自公候補を応援するかについては「まだ決めていない」と述べるにとどまった。

 高橋知事の応援をめぐっては、民主党と選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が「知事は道民党でスタートしたのに(衆院選で)自公にテコ入れした。道民に対して説明責任がある」と指摘するなど、一部に説明を求める声が出ていた。【堀井恵里子】

毎日新聞 2009年9月11日 21時27分

211チバQ:2009/09/12(土) 20:48:48
http://www.tokachi.co.jp/feature/200909/20090902-0002621.php
【激震11区 2009衆院選】(2)市長選 勢力図一変
2009年09月02日 15時19分



選挙戦最終日、帯広市中心部で開かれた石川知裕氏の大集会。石川氏は市内で5万2000票を獲得、市長選をめぐる勢力図は一変した
民主に主導権 静まる自民

 「帯広の5万2000票は想像をはるかに上回る数字。来年4月の次期市長選に向けて大きな弾みになる」−。民主党関係者は今衆院選の結果を踏まえ、12年ぶりの「市政奪還」に自信をみせた。

 石川知裕氏の帯広市内の得票は前回(3万6096票)を1万7000票近くも上回り、中川昭一氏に1万1111票の大差をつけた。小選挙区移行後、中川氏でさえ市内では5万票台に乗せたことはなく、前回市長選(2006年)の民主系候補票(3万2316票)の実に1.6倍。

 半面、中川氏は前回衆院選から市内で8000票近くも落とす4万1000票台。後援会は「市長選どころではない」と混乱している。保守系市議の1人は「大敗を喫し、市長選の候補選びを導く人材もいない。混乱に乗じて立候補に意欲を示す人が出るかもしれないが、組織挙げての支援態勢が整うかは分からない」とする。




後ろ盾ない砂川氏 次は極めて困難に
 帯広市政の基軸の「中川−砂川ライン」。現職の砂川敏文市長は大腸がん手術・療養から復帰した8月29日、帯広市内での中川氏の街頭演説に参加、「皆さんの心遣いを中川さんに」と訴えた。市議会の民主・市民連合の野原一登会長はこれに驚き、「9月議会では現市政の3期12年間を徹底的に総括する」と手ぐすねを引く。

 砂川氏は前回市長選で大苦戦、中川氏のサイドには衆院選への影響を心配する声が広がっていた。中川陣営の関係者は衆院選の結果を受け、「市内で4000票をひっくり返せば比例復活もあり得た。市長の体制がしっかりしていれば可能だった」と悔やむ。最大の後ろ盾が議席を失い、砂川氏の再出馬も可能性は限りなく狭まった。

 今衆院選の比例代表、民主と新党大地の市内票は計5万2043票。石川氏の得票と合致し、両派の連携は明らかになった。これに対し自民、公明の合計得票は3万7961票。高橋幹夫氏が田本憲吾氏を破った1990年の市長選と同じ構図が再現される可能性は高い。

 民主サイドは近く、候補選定を進める考えで、一連の作業工程を描く。同党帯広の三津丈夫代表は「5万2000もの票を得て市長選の主導権を握った。自民の出方を見てからでも遅くない」と腰を据えて取り組む構えだ。

 これに対し自民は中川敗戦のショックから、市長選の動きは静まっている。同党帯広支部の清水誠一支部長は「反転攻勢を仕掛けるとすれば市長選しかなく、相乗りは考えていない。ただ現職がいる以上、作業を早める必要もない」と強調。砂川氏に関して複数の支部関係者は「冷静にみて体力的にどうか」と、中川−砂川ラインの実質的な解消を示唆する。

党派超え候補擁立の可能性も
 市長選をめぐっては民主サイドの揺さぶりも活発だ。石川氏は8月31日、十勝毎日新聞社のインタビューで、「よい候補なら党派にこだわらず『無投票』でもいい」と語った。実は砂川氏の指導力に批判的な一部の与野党議員が接触、党派に偏らない地元出身者擁立の可能性を探る動きも出ている。

 市議会与党の幹部は「大敗した以上、中川色の強い人は難しい。自民党内から浮上していた名前は軒並み可能性が薄まった」とみる。主戦か相乗りか−。自民、民主の調整が水面下で本格化する。
(衆院選取材班)

212名無しさん:2009/09/14(月) 21:20:59
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090914ddlk01010124000c.html

選挙:士別市長選 牧野氏が初当選 民主などの支援受け、市政刷新訴え実る /北海道
 任期満了に伴う士別市長選が13日投開票され、新人で前市議の牧野勇司氏(58)=無所属=が、新人で前副市長の相山慎二氏(61)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者は1万8874人、投票率は81・72%(前回98年87・65%)だった。

 田苅子進市長が4選不出馬を表明し、市長選は11年ぶり。目立った争点はない中、選挙戦は衆院選の結果を反映し、まちを二分する激戦となった。

 牧野氏は90、98年に続き3度目の市長選挑戦。労組出身ながら政党の推薦を断った98年から一転、民主党、社民党、新党大地の推薦を受け市政刷新を訴えた。地元出身の民主党衆院議員、佐々木隆博氏が全面支援。他の国会議員とも連動した。

 相山氏は田苅子市長の事実上の後継。自民党士別支部の支持を受けたが逆風を意識し、政党色を出さなかった。【横田信行】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 7690 牧野勇司 58 無新

  7639 相山慎二 61 無新

==============

 ◇士別市長略歴
牧野勇司(まきの・ゆうじ) 58 無新(1)

 [元]市議[歴]市職員・総務部税務課管理・市民税係長▽市職労書記長・委員長▽道工大=[民][社]

213チバQ:2009/09/14(月) 21:59:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000909140004
士別市長に牧野氏
2009年09月14日




■民主系新顔、接戦制す


 士別市長選は13日投票、即日開票の結果、無所属の新顔で元市議会副議長の牧野勇司氏(58)が、同じく無所属の新顔で元副市長の相山慎二氏(61)を破り、初当選した。旧士別市時代の98年以来の選挙戦で、両氏の一騎打ちとなったが、民主党が圧勝した総選挙の勢いを生かした牧野氏が接戦の末、相山氏を振り切った。当日有権者数は1万8874人。投票率は81・72%(98年87・65%)。


 民主党と社民党、新党大地の推薦を受けた牧野氏は、総選挙の6区で再選された民主党の佐々木隆博氏と二人三脚態勢をとってきた。佐々木氏は告示後も地元に張り付き、大地の鈴木宗男氏らも応援に駆けつけて支援した。今回が3度目の市長選挑戦で、「士別も政権交代で変わろう」などと訴えて「改革」を強調、支持を広げた。


 自民党士別支部が支持した相山氏は、「市民党」の立場を貫いた。政党色を薄め、総選挙の6区で落選した自民党道連会長の今津寛氏との連携は極力抑え、党も裏方に回ったが、同党への逆風を吹き飛ばすまでには至らなかった。


 勇退する田苅子進市長の応援も得て、財政課長などを歴任した行政経験をアピール。市政の継続、発展を訴えて、保守層を中心に浸透を図ったが、あと一歩及ばなかった。

214名無しさん:2009/09/15(火) 21:55:13
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090915ddlk01010285000c.html
’09政権交代:士別市長選、勝敗分けた風 民主支援、51票差で牧野氏 /北海道
 任期満了に伴い13日投開票された士別市長選は、民主、社民、新党大地の推薦を受けた前市議の牧野勇司氏(58)が、自民党士別支部の支持した前副市長、相山慎二氏(61)を51票差で破り初当選した。牧野氏は90、98年に続き3度目の市長選挑戦。衆院選で民主を圧勝させ「政権交代」に導いた風が、保守地盤の強い地方の首長選にも影響したことをうかがわせる結果となった。【横田信行】

 市長選が選挙戦となったのは、3期務めた田苅子進市長が初当選した98年以来。当時、自民の推薦を受けた田苅子市長は国会議員5人を投入し、「中央直結」をアピールした。一方、牧野氏は政党色を排し、市職労出身ながら政党の推薦を断った。まちを二分する激戦となり、結果は609票差だった。

 牧野氏は今回、一転して政党の推薦を受けた。衆院選での民主の戦い方を意識し、マニフェストを発表。相山氏が田苅子市長の事実上の後継となることから「市政の継続か変革か」を掲げた。地元出身で、衆院道6区で自民・今津寛氏を破った民主・佐々木隆博氏の全面的支援も受け、他に国会議員3人を投入し衆院選の再現を狙った。

 これに対し相山氏は公示前、今津氏の集会に参加し連携を示唆したものの、陣営は結局、自民への逆風を意識し一線を画した。選挙戦でも政党色を極力出さず、企業、団体の組織票頼みの「守りの戦い」を強いられた。

 牧野氏の選挙事務所は13日、士別でも「政権交代」が実現した興奮に包まれた。念願を果たした牧野氏は支持者に対し「国が変わったから士別も変わった」と宣言。陣営幹部は「98年と反対の結果になったのは風のおかげ」と分析した。

    ◇

 士別市長選の当日有権者は1万8874人、投票率は81・72%。確定投票数は牧野氏7690票、相山氏7639票だった。

215名無しさん:2009/09/17(木) 23:34:13
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090917hog00m010007000c.html

政権交代:道議会「ねじれ」波乱 民主が知事の姿勢追及

三津道議から政権交代後の政治姿勢について質問を受ける高橋知事=道議会で2009年9月17日午後1時26分、鈴木勝一撮影 鳩山内閣発足から一夜明けた17日、開会中の道議会で代表質問が始まった。国政と道議会は与野党が逆転する「ねじれ状態」。国政与党となった民主会派は、衆院選で自民を応援した高橋はるみ知事の政治姿勢を激しく追及した。道側の再答弁準備のため約2時間も空転。予定されていた自民会派の代表質問が18日に持ち越されるなど、ねじれ状態を反映する波乱含みの幕開けになった。【鈴木勝一、高山純二】

 道議会の構成は知事与党の自民党・道民会議50人と公明党6人で過半数を占め、民主党・道民連合39人とフロンティア4人、共産党2人が野党・中間会派の立場。道庁内には「自民は知事与党の立場を主張するだろうし、民主は国政与党としてアピールするだろう。両党から(どちらにつくか)『踏み絵』を迫られるかもしれない」と議会運営を不安視する声も出ていた。

 代表質問では、民主会派の三津丈夫道議(帯広市)が「知事は衆院選で民主公約を批判していた。(今になって民主公約と道政は)『方向性を一にする』と答弁されても空々しく聞こえるばかりだ」と批判。知事は再答弁で「民主党マニフェストは政治主導による政策展開に共感する一方、日米FTA(自由貿易協定)の影響などは『地方の声を大切にしてほしい』と申し上げてきた」と述べた。

 民主道議からは「知事はあれだけ自民に肩入れした。行動責任が問われる」「知事選で道政奪還を目指す」などと気勢が上がる一方、自民、公明はともに「知事との関係は今までと変わらない」と静観する姿勢だ。

 しかし、知事与党内でも、高橋知事が鳩山由紀夫首相や道内選出の民主党衆院議員にあいさつ回りに行く姿を見て、「次期知事選は与野党相乗りで出馬するつもりか」と反発する声も漏れ始めた。

 ねじれ状態の道議会は今後、施行が先送りされている支庁制度改革や道の補正予算について混乱する恐れもある。特に補正予算を巡っては国レベルで予算執行が凍結される可能性もあり、各党、道ともに対応に苦慮する場面が出てきそうだ。

毎日新聞 2009年9月17日 20時59分

216名無しさん:2009/09/18(金) 23:45:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090918ddlk01010194000c.html
’09政権交代:道議会「ねじれ」波乱 民主会派、知事の政治姿勢追及 /北海道
 ◇代表質問で
 鳩山内閣発足から一夜明けた17日、開会中の道議会で代表質問が始まった。国政と道議会は与野党が逆転する「ねじれ状態」。国政与党となった民主会派は、衆院選で自民を応援した高橋はるみ知事の政治姿勢を激しく追及した。道側の再答弁準備のため約2時間も空転。予定されていた自民会派の代表質問が18日に持ち越されるなど、ねじれ状態を反映する波乱含みの幕開けになった。【鈴木勝一、高山純二】

 道議会の構成は知事与党の自民党・道民会議50人と公明党6人で過半数を占め、民主党・道民連合39人とフロンティア4人、共産党2人が野党・中間会派の立場。道庁内には「自民は知事与党の立場を主張するだろうし、民主は国政与党としてアピールするだろう。両党から(どちらにつくか)『踏み絵』を迫られるかもしれない」と議会運営を不安視する声も出ていた。

 代表質問では、民主会派の三津丈夫道議(帯広市)が「知事は衆院選で民主公約を批判していた。(今になって民主公約と道政は)『方向性を一にする』と答弁されても空々しく聞こえるばかりだ」と批判。知事は再答弁で「民主党マニフェストは政治主導による政策展開に共感する一方、日米FTA(自由貿易協定)の影響などは『地方の声を大切にしてほしい』と申し上げてきた」と述べた。

 民主道議からは「知事はあれだけ自民に肩入れした。行動責任が問われる」「知事選で道政奪還を目指す」などと気勢が上がる一方、自民、公明はともに「知事との関係は今までと変わらない」と静観する姿勢だ。

 しかし、知事与党内でも、高橋知事が鳩山由紀夫首相や道内選出の民主党衆院議員にあいさつ回りに行く姿を見て、「次期知事選は与野党相乗りで出馬するつもりか」と反発する声も漏れ始めた。

 ねじれ状態の道議会は今後、施行が先送りされている支庁制度改革や道の補正予算について混乱する恐れもある。特に補正予算を巡っては国レベルで予算執行が凍結される可能性もあり、各党、道ともに対応に苦慮する場面が出てきそうだ。

217チバQ:2009/09/19(土) 14:33:41
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000909180009
民主、知事に攻勢
2009年09月18日




■道議会 総選挙の「意趣返し」


 鳩山政権発足から一夜明けた17日、道議会では代表質問が始まり、政権交代を果たした民主党の議員が高橋はるみ知事を責め立てた。背景には、高橋知事が自らの選挙や道政運営で自民、公明両党の支援を受け、恩返しとして総選挙で両党候補の応援に熱心に出向いたことがある。「意趣返し」に対して知事は慎重な答弁に終始したが、「国政野党」となった立場の多難さが予想される議会となった。
(神元敦司)


 民主党・道民連合の質問者は三津丈夫氏。中川昭一元財務・金融相が落選した11区の帯広市選出だ。総選挙の結果や自民党政治の総括、知事の政治姿勢や民主党のマニフェスト(政権公約)に関する見解などを質問したが、端々で「自民党を応援した知事の総括がなければ鳩山政権との関係は容易に築けない」などと牽制(けんせい)を忘れなかった。


 これに対し、高橋知事は総選挙について「様々な課題に対する民意が反映された結果」と答弁。「政権交代が選択されたことは、しっかり受け止めなければならない」と述べるにとどめた。


 一方で、鳩山政権へのスタンスについて「道の厳しい実情や課題など地域の切実な声を伝えるとともに、提案や要望を適宜していきたい」と説明。「国民や道民の暮らしを守るという基本的な考えは、私の道政に臨む基本姿勢と方向性を一にする」と語る場面もあった。


 だが、三津氏は再質問でなお政治姿勢などを追及。その答弁調整に手間取り、予定されていた自民党会派の質問は18日に延期された。


 道幹部は「民主党にも自民、公明と同じように丁寧に対応していくことになる」と話す。


 だが、民主党は高橋知事への対決姿勢を強める意向で、一般質問や委員会でも厳しい追及を続ける構えだ。

218名無しさん:2009/09/19(土) 18:02:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090919ddlk01010278000c.html

自民道連:会長に伊東氏が就任 /北海道
 自民党道連は18日、総務会を開き、先月の衆院選で道7区(釧路・根室管内)から立候補し初当選した伊東良孝衆院議員(60)を道連会長とすることを正式に決定した。当選1回目の衆院議員が会長に就任するのは初めてだが、伊東氏は道内小選挙区の自民公認候補で唯一勝利した点などが評価され、総務会の満場一致で立て直しの顔に選ばれた。

 また、18日告示された自民党総裁選で道連に割り当てられる票が8票に決まったことも報告された。党員投票は27日まで郵送で受け付け、28日に道連で開票し、8票を得票数順にドント方式で振り分ける。【鈴木勝一】

毎日新聞 2009年9月19日 地方版

219名無しさん:2009/10/11(日) 11:16:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/193774.html

知事選は独自候補で 民主北海道、三井新代表が会見 (10/11 08:14)
 民主党北海道は10日、札幌市内で運営委員会を開き、新代表に三井辨雄(道2区)、副代表に佐々木隆博(6区)の両衆院議員を選出した。三井氏は就任会見で、高橋はるみ知事との関係について「北方領土問題など道が抱える問題で(民主党政権との)窓口にはなるが、知事選の問題は全く別だ」と述べ、2011年春の知事選は、独自候補で戦う考えを強調した。

 前道議会副議長で、民主党・道民連合の鰹谷忠道議(網走市)が知事選出馬に意欲を示していることには「何も話が来ていない」と不快感を示した。

 2議席独占を目指す来年夏の参院選道選挙区については「(公認候補を)1人出すか、2人出すか、まだ考えていない。候補をどう絞るのか、これから検討したい」と述べ、新党大地と協議しながら、擁立作業を急ぐ考えを明らかにした。また、前原誠司国土交通相がサンルダム(上川管内下川町)などの工事を凍結する方針を打ち出したことについては、「北海道には北海道の事情がある。地元の事情をしっかり聞き、大臣と掛け合いたい」と、慎重な姿勢を示した。

220チバQ:2009/10/13(火) 18:04:56
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910130009
知事選出馬に鰹谷忠氏前向き
2009年10月12日

■前道議会副議長


 民主党・道民連合の鰹谷忠(かつや・ただし)道議(58)=網走市選出=が、11年の知事選への立候補を前向きに検討していることが11日、わかった。地元後援会と協議し、近いうちに正式に態度を表明するという。


 鰹谷道議は朝日新聞の取材に対し「道議が知事選に出るのはいいことだと思っていた。選挙戦は、一人の政治家として戦ってみようと思う」と話した。


 民主党北海道や連合北海道との調整はしていないという。


 鰹谷道議は網走支庁小清水町出身。地元の高校を卒業後、郵便局勤務などを経て、87年に初当選し、現在6期目。07年5月から09年6月まで、道議会副議長を務めた。

221チバQ:2009/10/13(火) 18:05:53
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091011ddlk01010118000c.html
選挙:知事選 鰹谷氏が出馬意向 民主候補者選考はまだ、分裂の可能性も /北海道
 前道議会副議長の鰹谷忠氏(58)=民主党・道民連合、網走市=は10日、11年春の次期知事選に出馬する意向を固めた。後援会への説明を始めており、来月にも議員を辞職して準備を進める方針。毎日新聞の取材に対し「(出馬は)自分の意志。前向きに検討している」と述べた。

 民主党北海道は次期知事選で、独自候補を擁立して道政を奪還したい考えだが、まだ候補者選考には着手していない。鰹谷氏は同党の最大の支援団体の連合北海道とも相談をしておらず、先んじて出馬を決めたことで、分裂選挙となる可能性もある。

 鰹谷氏は69年に旧郵政省入省、網走市労働組合協議会役員などを務め、87年の道議選で初当選し、現在6期目。現職の高橋はるみ知事は次期知事選への態度をまだ明らかにしていない。【堀井恵里子】

222名無しさん:2009/10/28(水) 20:44:13
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910280005
現在位置:asahi.com> マイタウン> 北海道> 記事
知事、7年目の初出席 連合北海道大会
2009年10月28日
■雇用で連携訴え
 政権交代後初めてとなる連合北海道の定期大会が27日、札幌市内で2日間の日程で始まった。初日は、政権を安定させるために来年の参院選で推薦候補の完勝をめざすことを確認した。また、高橋はるみ知事が就任7年目で初めて出席し、雇用対策で連携していくことをアピールした。
 高柳薫会長は「民主党とはより緊密に、しかし、ほどよい距離感で選挙協力や政策協議など一層の連携を強めていく」とあいさつ。参院選について、同党と協力して複数擁立も視野に候補者選びを急ぐ考えを示した。また、高柳会長は衆院道5区で当選した同党・小林千代美氏派の選対幹部だった山本広和・前札幌地区連合会長が公職選挙法違反(買収の約束)の疑いで逮捕されたことに触れ、「事実であれば極めて残念。推移を見守りたい」と語った。
 民主党北海道の佐野法充幹事長は、来年の参院選道選挙区に関して「2議席占有をめざす。候補者選びは11月末をめどに進めたい」と、今後の方針を明らかにした。また、自民党会派が多数を占めている道議会での過半数獲得や、次の知事選で道政奪還をめざすことも強調した。
 一方、知事選や道政運営で自民党に支えられてきた高橋知事。道内の厳しい雇用情勢に言及して「国の動きと連携し、連合北海道のみなさまの理解、協力を得て対処していきたい」。佐野氏の道政奪還発言について報道陣に問われると、「(道議でもある佐野氏は)道議会でもいつも言っているし、立場があってのことでしょう」とかわした。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/196747.html
知事選に独自候補 連合北海道定期大会 高橋道政と対決姿勢 (10/28 07:59)
定期大会であいさつし、参院選や統一地方選に向けて結束を呼びかける高柳会長
 連合北海道(高柳薫会長、組合員約25万人)の定期大会が27日、札幌市内で始まった。2010〜11年度の運動方針では、再来年の統一地方選に向け、政権与党となった民主党北海道と連携して知事選候補の擁立作業を進めることを明記し、独自候補を立てて道政奪還を目指す方針を鮮明にした。

 運動方針では、2期目を折り返した高橋道政について「北海道経済の再生、雇用対策、地域医療問題など山積している課題は何一つ解決されていない」と指摘。その上で来年7月の参院選勝利とともに、再来年4月の統一地方選での道政奪還と道議会の過半数獲得を目標に掲げ、候補擁立作業に取り組むとした。

 これまで自民党の支援を受けてきた高橋はるみ知事が初めて出席。「国とも連携をはかりながら北海道の雇用情勢の厳しさに対処をしていきたい」と新政権との連携をアピールした。大会は28日まで。

223チバQ:2009/11/04(水) 12:45:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000500911020001
恵庭市長選8日告示 「改革派」再選混とん
2009年11月02日
■問責5回■対抗馬は道議4期


 乳児に本を贈るブックスタートを全国に先駆けて実施したことで知られる恵庭市の中島興世(こうせい)市長(63)。初当選した4年前には絵本型マニフェストが話題を集め、今もローカルマニフェスト推進首長連盟の代表を務めるなど「改革派」首長として全国区の存在だ。ところが足元の市議会とは対立続きで、問責決議を5度も受けてきた。再選を目指す市長選挙は8日告示、15日に投開票されるが、道議を4期務めた原田裕氏(57)=同市区選出=との激戦が予想されている。
(小西淳一)


 「4年間、我慢と忍耐の日々を過ごしてきました」


 市長選告示まで1週間余りとなった10月30日。中島市長は1期目を振り返り、政策講演会で支持者に語りかけた。


 「5回もの問責決議は、私にとっては勲章。議会とのなれ合いを排し、志を曲げなかったことに対する勲章です」


    ◇


■分かれる評価


 4年前、自民が推薦する現職の3選を阻んで当選した中島市長。市議会は「オール野党」に近い状況だった。とりわけ定数24の過半数を占める自民会派の清和会(13人)とはことごとく対立してきた。


 市長に近いのは「無所属市民の会」の3人だけ。ある支持者は「自民の300議席がそのままで鳩山政権が誕生したようなもの」と形容する。


 そんな中でも、全国的に注目される動きを見せる。一時は荒れていた学校を変えたと言われる「朝読書」や読み聞かせなどの読書コミュニティーづくりや、子育て支援の施策には定評があり、全国の自治体から視察がひっきりなしだ。9月には京都市長らと全国に呼びかけて「子育てと教育を考える首長の会」を発足させて事務局長に。文部科学省の最高諮問機関である中央教育審議会の生涯学習分科会委員も務めている。


 一方、自らが強い関心を示さない分野については前副市長に「丸投げだった」との批判もあり、評価は分かれる。


 5度目の問責のきっかけとなった職員の公金着服問題は象徴的だ。市職員が130万円を着服していたことを把握しながら公表されず、退職金までが支払われていた。


 とりわけ問題視されたのは、事件が市長に報告されないまま副市長で止まり、問題の職員に退職金を支払われる依願退職とすることが決められていたことだ。副市長は引責辞職して現在は空席だが、問題発覚後の今年6月、中島市長は記者会見で「極めて遺憾で私の統治能力が欠如していた」と陳謝。議員の間では「執行体制の二重構造。市政の混乱と停滞を招いた責任は重い」という指摘もある。


    ◇


■民主擁立断念


 「2期目は強い」とされる現職に対抗できる切り札として、市長と激しく対立してきた自民党側が白羽の矢を立てたのが原田氏。中島市長とは北大、恵庭市役所職員時代を通じて先輩、後輩にあたる。地元旅館を経営する傍ら道議を4期、自民党道連副会長などを歴任した。


 民主勢力が市長選での独自候補の擁立を断念したため、自民党籍を抜いて無所属で立候補する。10月いっぱいまで道議を辞職しなかったのは、道議補選が市長選と同日選となり自民と民主が対抗する構図を市長選に持ち込みたくなかったから――との見方がもっぱらだ。


 その民主党恵庭支部は10月29日、立候補予定者に市政運営の方針をただす公開質問状を提出。回答を検討したうえで「どちらかを推薦・支持することもあり得る」としているが、自主投票となる公算が大きいとみられている。


    ◇


■草の根VS.組織


 中島、原田氏両陣営とも既に選挙戦の拠点となる事務所を設けている。事務所開きに集まったのはそれぞれ約60人と約300人。


 中島市長の支持母体のキャッチフレーズは「元に戻るのはイヤ!」。集うのは高齢者や主婦層が中心で、「有力者による利権としがらみの古い政治に戻してはいけない」と訴えている。中島市長本人によれば「普通のおじさん、おばさんによる草の根選挙。非常に苦しい選挙になるが、やり抜いたらこれは強い」。


 一方の原田氏。組織を生かした活動を展開する。キャッチフレーズは「信頼と絆(きずな)の政治」で市議会との関係融和を唱える。道議当時からの後援組織の人数は1万6千人。島田道朗代表は「地元選出道議と言っても過去3回は無投票で名前を書いてもらっていないので、特に若い世代への浸透に力を入れたい」と話す。

224チバQ:2009/11/08(日) 19:11:58
>>219-221
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/198790.html
道知事選鰹谷氏が出馬表明 (11/08 09:20)
 【網走】前道議会副議長の鰹谷(かつや)忠道議(58)=民主党・道民連合、網走市=は7日、網走市内で開かれた後援会主催の道政報告会で「知事選出馬に向け、12月中に議員辞職する」と述べ、高橋はるみ知事の任期満了に伴う2011年4月の知事選に出馬する意向を正式に表明した。<北海道新聞11月8日朝刊掲載>

225チバQ:2009/11/09(月) 21:36:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009110900627
民主道議が出馬表明=北海道知事選
 民主党北海道議の鰹谷忠氏(58)は9日までに、2011年春の道知事選に出馬することを自身の後援会の会合で表明するとともに、同党道連幹部に伝えた。12月定例議会後に道議を辞職する考え。次期道知事選への出馬表明は初めて。
 ただ、同党道連や連合北海道は鰹谷氏とは別の候補者擁立を模索している。(2009/11/09-16:49)

226チバQ:2009/11/10(火) 23:40:46
鰹谷氏、知事選出馬への波紋
再来年の知事選に向けて民主党の鰹谷忠(かつや・ただし)道議が出馬の意向を表明しました。
党への報告もない中での出馬表明…、民主党は戸惑いを隠せません。
地元、網走で、後援会に出馬の意向を自ら説明します。
道議会の副議長も務めたベテラン。
来月には議員辞職し、知事選に向け1年半をかけて全道を回るといます。
3選出馬へ向け、まだ態度を明らかにしていない高橋知事にとっても意外なことでした。
鰹谷道議、所属する民主党や支持母体の連合北海道に相談はしていないといいます。
戸惑いを隠せない、民主党北海道の三井代表。
知事選に出るのなら手続きを踏むべきと憤ります。
一方、本人から2週間前に相談を受けていた議員がいました。
しかし、鈴木議員も応援するかどうかは民主党の知事選候補の擁立を見極めた上で決めると慎重です。
高橋知事からの道政奪還を宣言した民主党。
しかし、党の組織を切り崩しかねない突然の出馬表明に三井代表は、近く、鰹谷道議との直接の会談を申し入れることにしています。
TheNEWS北海道で放送 2009年11月9日(月)19:00更新
http://news.hbc.co.jp/11091902.html
http://news.hbc.co.jp/picture/11091902.jpg
http://news.hbc.co.jp/newsi/t05-6_01_003.asx

227チバQ:2009/11/11(水) 01:19:32
http://www.tomamin.co.jp/2009c/c09110901.html
恵庭市長選は原田、中島両氏の一騎打ち
(2009年 11/9)

 任期満了に伴う恵庭市長選は8日告示された。無所属新人の原田裕氏(57)=前道議=と、2選を目指す無所属現職の中島興世氏(63)が立候補の届け出をした。共に元市職員。中島市政1期4年の評価、行財政改革、駅周辺開発などを争点に、15日の投開票日に向けて7日間の舌戦が始まった。

 両陣営が、それぞれ各選対事務所で出陣式を行い、原田候補はJR島松駅前通りで、中島候補は恵み野駅前で午前9時すぎからに第一声を放ち、遊説に入った。
  有権者数は5万5098人。4年前に比べ1731人増えている。

筭 原田候補は市役所改革、恵庭再生、市民協働をマニフェストの柱に掲げ、混乱の現市政を疑問視し「信頼ときずなの回復」を強く訴える。中島候補は子育て・教育、高齢者、住環境、雇用をマニフェストの柱に据え、市政の継続の重要性をアピールする。筭 両候補共に政党からの推薦・支持を受けず、「市民党」の立ち位置での出馬。今夏の政権交代後、恵庭では初の選挙戦となるが、政党色が消えた複雑な構図に。両陣営共に前哨戦から政策中心の運動を展開し、激しいつば競り合いが続いている。

228チバQ:2009/11/16(月) 20:48:40
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000911160010
恵庭市長に原田氏
2009年11月16日





原田 裕(はらだ ゆたか) 57 無新(1)




■組織力で現職破り初当選


 恵庭市長選は15日投票され、即日開票の結果、前道議の原田裕氏(57)=無所属=が、現職の中島興世氏(63)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は5万4403人。投票率は60・63%(前回60・78%)だった。


 道議を4期、自民党道連の副会長も務めた原田氏と、ローカルマニフェスト推進首長連盟の代表で全国的にも知名度のある中島氏との争いとなった同市長選。4年前に自民推薦の現職の3選を阻んで誕生した中島市政1期目の評価が主な争点となったが、自民党を中心とした組織力を生かした原田氏が激戦を制した。


 当選を決めた原田氏は、午後9時半すぎ、グレーのスーツ姿で事務所に現れ、詰めかけた支持者の一人ひとりと笑顔で握手を繰り返した。「皆さんの熱い支持で当選できた。市民の声を街づくりに生かし、開かれた市役所づくりを目指す」と抱負を語った。


 道議4期目の途中、後援会の要請に重い腰を上げた形で立候補を表明したのは告示まで1カ月を切った10月9日。出遅れ感は否めなかった。しかし、支持基盤では道議当時からの後援会(1万6千人)や支援団体の数で圧倒的な優位に立ち、選挙戦に入ってからは個人演説会を連日開催するなど運動が勢いを増した。


 中島氏は前回同様にマニフェスト選挙を展開し、子育て支援や読書コミュニティーづくりなどの実績をアピール。主婦や高齢者が集う「草の根選挙」で臨んだが、及ばなかった。「オール野党」に近い議会とは「根回しを排した健全な緊張関係」を唱えて対立が続き、民主党も一時は独自候補の擁立へ動いた末に最終的には「自主投票」となり、支持が広がらなかった。


 一方の自民党。同市を含む衆院道5区で、原田氏が選対本部長を務めた町村信孝氏(自民)は小林千代美氏(民主)に敗れた。恵庭市での得票は小選挙区で町村氏が上回ったが、比例では自民は民主を下回った。市長選で原田氏が敗れれば自民のダメージは大きく、「負けられない選挙」と位置づけていた。


 原田氏の辞職に伴う道議補選が12月13日に行われる。自民、民主両党ともまだ候補者を公表していないが、余勢を駆って議席の回復を目指す自民、総選挙で追い風を受けた民主との激戦も予想される。

229チバQ:2009/11/18(水) 19:42:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/200676.html
市長選出口調査 原田氏 全年代で過半数 中島氏 前回票の45%失う (11/18 14:41)
恵庭市長選の開票作業=15日、市総合体育館
 【恵庭】新人の原田裕氏(57)が、現職の中島興世氏(63)を破り初当選を果たした市長選。北海道新聞千歳支局は、期日前投票が行われた14日と、投開票日だった15日の2日間、市内10カ所の投票所で出口調査を行った。すべての年代と職業で、原田氏の得票が中島氏を上回るなど、原田氏圧勝の構図が浮かび上がった。(渡辺淳一郎)

 調査は計7項目。今回と前回の市長選で誰に投票したか、年代、職業、支持政党などを聞き、442人から回答を得た。

 今回の市長選で原田氏に投票した人は61%、中島氏に投票した人は39%。実際の投票結果とほぼ一致した。

 原田氏は、20代から70歳以上までの全年代で50%を超える得票率を獲得。特に、60代で65%、70歳以上で78%に上った。

 職業別でも原田氏は中島氏を圧倒。前回市長選では、中島氏が訴えた子育て支援策に共感する主婦層が多かったが、今回は専業主婦のうち、中島氏に投票した人は42%と低迷した。

 全体では、前回市長選で中島氏に投票した人の45%が、今回は原田氏に投票しており、中島氏の支持者離れが起こっていたことが分かる。

 投票所別は、RBパーク(期日前)と恵み野小、恵庭中を除いたすべての投票所で、原田氏が中島氏を上回り、原田氏の地盤である島松公民館では、原田氏の得票が80%を占めた。

 政党別では、民主党支持者の52%が中島氏に投票。そのほかは、自民党支持者の78%、公明党支持者の56%、共産党支持者の55%が原田氏に投票した。支持政党を持たない無党派層の53%も原田氏が固めた。

 自民党道議だった原田氏は、主に保守層の応援を受けたが、市内全域を網羅した後援会活動が、政党や地域に関係なく浸透した様子が見て取れる。

230チバQ:2009/11/26(木) 12:14:47
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091126ddlk01010178000c.html
工藤・函館副市長:年内で辞任 運営路線対立で /北海道
 函館市の工藤寿樹副市長(59)は25日、年内で辞任する意向を明らかにした。来年3月までが任期だが、西尾正範市長との「市政運営をめぐる路線対立」を理由としている。西尾市長は12月議会に後任の選任議案を提出する。

 工藤副市長は「市長と意見の食い違いが大きくなった。任期もわずかであり、新年度の予算編成に入る前に辞めたいと申し出た」と話している。西尾市長も了承しており、今月末に辞職届を提出する。【昆野淳】

231チバQ:2009/12/08(火) 21:20:33
http://www.tokachi.co.jp/news/200912/20091208-0003566.php
政財界 駆け引き活発 帯広市長選 “保革調整”行方注目
2009年12月08日 14時23分
動き次々…斉藤氏、米澤氏、上野氏
 帯広市長選(来年4月11日告示、同18日投開票)をめぐり、地元政財界の駆け引きが活発化してきた。民主党内では市内の弁護士、斉藤道俊氏(51)の名前が浮上、ここにきて帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)を擁立する動きも表面化した。米澤氏を推す有志グループは「市民党」を標ぼう、自民、民主両陣営の候補擁立作業にも微妙な影響を及ぼしそうだ。市議会議長の上野敏郎氏(62)も立候補の可能性を探っており、保革合わせた調整の行方が注視されている。

難航で一転、乱立も
 斉藤氏は前回、前々回の市長選でも民主陣営で名前が挙がり、今回も有力候補の一人とされている。米澤氏も前回市長選で、現職・砂川敏文氏の対抗馬として非自民系のグループが擁立を模索、具体化しなかった経緯がある。

 民主サイドは8月衆院選で勝利した勢いに乗り、年内にも市長候補の擁立を目指す。同党帯広内で主流を占める自治労・連合系には斉藤氏への待望論が強く、同氏の判断を待つ構えだ。人権派弁護士の斉藤氏に対しては、共産党支持層も引き付けるとみられている。

 ただ同じ民主内でも保守系に近い勢力は前回の経過を踏まえ、「米澤氏が出馬するなら優先権は民主党にある」と注目する向きも。同党の石川知裕衆院議員も「(米澤氏は)よい候補だと思う」と興味を示唆する。米澤氏は経済人に加え、母校の帯広柏葉高同窓生有志が推しており、同じ帯柏葉OBの斉藤氏と支持層がバッティングする可能性もくすぶる。

 一方、自民党帯広支部は12日の役員会で市長選の対応を協議する予定。基本的には前回市長選で推薦した現職の砂川敏文氏の進退表明を受けて、動きを加速させる構え。砂川氏は「多選は好ましくない」と発言するなど、再出馬には慎重な姿勢を見せている。12月議会の会期中か今月下旬の臨時議会での表明が濃厚となっている。

 複雑なのは自民・保守内にも、政党色を出さない米澤氏に関心を寄せる動きがあること。地元経済界のある重鎮は「厳しい情勢の中で、党派に属さず経済振興に努めてくれる人材が好ましい。保革相乗りが実現できれば」と期待。一部の保守系市議も保革相乗りを模索している。

 半面、保守内には東京を拠点とする米澤氏ではなく、青年会議所(JC)など地元経済界の若手から人材を求める向きも。上野氏も市長選への関心・意欲は非常に強く、調整が難航すれば一転して、乱立の構図も予想されている。(岩城由彦)

233建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2009/12/10(木) 21:37:15
首相説明求め決議=北海道議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000156-jij-pol
12月10日19時30分配信 時事通信
 北海道議会は10日、鳩山由紀夫首相の偽装献金問題にからみ、
実母から提供された巨額資金について首相に説明責任を果たす
よう求める決議を自民、公明、共産3党の賛成多数で可決した。

234チバQ:2009/12/13(日) 01:25:15
>>224-226
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000912120004
知事選 鰹谷氏が道議辞職
2009年12月12日


道民の意思を結集したいと語る鰹谷忠氏=網走市

■民主党内に反発も


 2011年春の道知事選への立候補を表明していた鰹谷(かつや)忠道議(58)=網走市選出=は11日、石井孝一議長に辞職願を提出し、同日付で辞職した。民主党の会派に所属していたが、知事選は同党の支援なしに戦う見通しだ。同氏の動きに対し、知事の座奪還を目指す民主党北海道(道連)には反発も出ている。


 「道民の意識が多様化している時代。政治家として決断して進んでみたい」。鰹谷氏は辞職願を提出した直後、道議会で記者団に語った。


 郵便局員などを経て1987年に初当選し、07年に6選。同年5月から今年6月まで副議長を務めた。選挙では一貫して無所属。議会では民主党・道民連合で所属議員39人の半数近い「鰹谷グループ」を率いた。道政野党でありながら、道の今年度当初予算案にグループとして賛成。党内では批判されたが、高橋はるみ知事らが頼りにする「大物」として知られる。


 だが、知事選への立候補は多くの関係者にとって「寝耳に水」(道幹部)。道連や民主党を支援する連合北海道は、政権交代を経て初めて迎える知事選だけに「売名行為」「3選を目指す高橋知事を利するだけ」と反発。独自候補を擁立する考えだ。


 網走市の支持者らは「北海道のことを知り尽くしている」とおおむね好意的だが、「道議選とは土俵が違う」という戸惑いもみられる。


 鰹谷氏は「長年、知事選への立候補を考えてきた」と強調。高橋道政を「地域全体をどうするのかというインパクトが弱い」と批判した。


 民主党のある道議は、知事選まで1年以上ある中での辞職を次のように見る。自民、公明両党に支えられてきた高橋知事は政権交代の影響を受ける。まだどの党も候補者が決まらず、今なら先んじることができる――。


 鰹谷氏の辞職に伴う道議補選(網走市選挙区、被選挙数1)は来年1月の見通しだ。
(天野みすず、石間敦)

235とはずがたり:2009/12/13(日) 01:53:47
>>234
この内訳解りますかねぇ??
>議会では民主党・道民連合で所属議員39人の半数近い「鰹谷グループ」を率いた。

また自公との連携,最終的に高橋知事の出馬断念や後継指名まで考えているのかどうか?
今の段階では内応して高橋への側面支援的な動きに終わりそうですね。
>道政野党でありながら、道の今年度当初予算案にグループとして賛成。党内では批判されたが、高橋はるみ知事らが頼りにする「大物」として知られる。

236チバQ:2009/12/31(木) 15:22:34
>>231
http://www.tokachi.co.jp/news/200912/20091229-0003819.php
米澤氏擁立へ支援組織 帯広市長選
2009年12月29日 16時32分

有志の同窓経済人ら
来月にも設立、要請


 帯広市長選(来年4月11日告示、同18日投開票)で、帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長・米澤則寿氏(53)を推す同級生・友人、経済人らの有志グループが、同氏の擁立に向けて支援組織の設立準備を進めている。同グループは政党色に寄らない「市民党」の立場での擁立を模索しており、1月中にも組織を立ち上げ、同氏に出馬要請する考え。

 米澤氏は前回(2006年)市長選でも、現職の対抗馬として民主党などが擁立に動いたが実現しなかった経緯がある。12月上旬ごろから同級生らを中心とするグループが擁立を模索していた。

 グループのメンバーが各自のネットワークを生かし支援の輪を広げており、一定の態勢が整った段階で組織を発足させることにしている。

 米澤氏をめぐっては、民主党の石川知裕衆院議員の支援者らも別個に擁立の可能性を探っていた。自民党帯広支部は市長選の候補を公募することにしているが、一部の関係者が同氏に関心を寄せている。

 米澤氏は現時点で、市長選に関しノーコメントを貫いている。

237チバQ:2010/01/03(日) 14:11:40
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100102-0003862.php
市長選、水面下で候補擁立作業
2010年01月02日 10時46分

帯広市長選は4月11日に告示され、同18日に投票(即日開票)が行われる。現職の砂川敏文氏(61)=3期=は昨年暮れに勇退を正式表明、選挙戦になれば、1974年以来の新人対決になる。
12年ぶりの市政奪還を狙う民主党、現職後継の擁立を目指し人材の公募に乗り出す自民党の両陣営を軸に擁立作業が進められており、いずれも今月から有力候補の絞り込みに着手する動きだ。
地元経済人有志、同窓生グループが「市民党」の立場で擁立を目指す帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)をめぐっては、民主党の石川知裕衆院議員の支援者のほか、自民党内でも一部が関心を寄せるなど、複雑な様相を呈している。
市内で一定の集票力を保持する新党大地代表の鈴木宗男議員の支援者の動向も絡み、水面下での駆け引きが活発化している。

238名無しさん:2010/01/16(土) 00:36:39
道議選網走市の補選 佐藤氏が無投票当選 (01/15 14:16、01/15 18:06 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/210332.html
 【網走】来年4月の知事選出馬を目指す前道議会副議長の鰹谷忠氏(58)の辞職に伴い15日に告示された道議選網走市の補選(定数1)は、同日午後5時で立候補の届け出を締め切った結果、無所属で民主党推薦の前網走市議、佐藤伸弥氏(36)以外に届け出がなく、佐藤氏の無投票当選が決まった。

239とはずがたり:2010/01/16(土) 01:19:10
>>238
網走は定数1だった気がするんですけど,自民党出せず,なんですね〜。

240とはずがたり:2010/01/16(土) 01:19:50
>>237
なんか石川が辞めるとかいう事態になると補選との絡みも出てきそうですねぇ。

241とはずがたり:2010/01/16(土) 23:01:12
09年道議選結果
豊平区 定数3−候補4 (選管確定)→民主惜しくも積極策成らず
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 27,930(28.6%) 高木 宏寿 46 自民 新 1 学校法人役員
当 26,526(27.1%) 岩本 允 72 自民 現 8 学校法人理事長
当 23,953(24.5%) 佐野 法充 59 民主 現 3 党支部代表
□ 19,400(19.8%) 谷村 尚祐 33 民主 新 (元)網走市議


岩本道議後継に吉田氏 今期限りの引退を表明 (01/06 08:17)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/208695.html

 元道議会議長の岩本允道議(74)=札幌市豊平区選出=は5日、道議会内で記者会見し、今期限りでの引退を正式表明し、後継に専門学校9校を運営する吉田学園(札幌)の副理事長、吉田祐樹氏(37)を自民党公認で擁立する意向を示した。会見に同席した吉田氏は「若さと実行力を生かし、北海道を元気にしたい」と述べた。

 岩本氏は現職道議では当選回数最多の8期目。会見で「年齢や体力の問題もあり、北海道の将来を若い人に託す決意をした」と引退理由を説明した。

 吉田氏は札幌市出身で、北洋銀行勤務などを経て昨年5月から現職。

 道議選の札幌市豊平区は定数3。現職は岩本氏を含め自民2、民主1。

242チバQ:2010/01/20(水) 21:30:07
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001180002
【逮捕の衝撃】


(上)民主 重なる不安材料
2010年01月17日

石川事務所前には朝から報道陣が詰めかけた。秘書は「何かあれば対応します」と話すのみ=16日、帯広市

■反攻狙う自民は静観


 民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で石川知裕衆院議員(36)=道11区=が逮捕されてから一夜。民主党北海道(道連)の幹部らは16日、ショックもさめやらぬ中、東京で民主党大会に出席した。


 大会では小沢氏が幹事長続投を表明し、検察当局を痛烈に批判。鳩山由紀夫首相も小沢氏支持を打ち出し、同党は検察との「全面対決路線」を選んだ形となった。


 通常国会開会を18日に控え、同党は衝撃を少しでも和らげようと必死だ。道連代表の三井辨雄(わきお)衆院議員=道2区=は大会後、朝日新聞の取材に「経済情勢や国民の生活が大変な今、国会審議を粛々と進めるだけだ」と語った。小沢氏の説明責任を問う声が高まっているが、仲野博子衆院議員=比例道ブロック=は「幹事長は十分説明している」と擁護した。


   ■ ■


 同党にとって衆参両院で単独過半数を制する悲願の参院選が7月に迫る。道連は昨年の総選挙で、小選挙区を11勝1敗で勝ち抜いた「優等生」だ。9区選出の鳩山氏が首相になり、道内選出議員が政府や党の要職に並ぶ。その勢いで参院選も道選挙区の改選2議席を独占しようと札幌市のテレビリポーター徳永エリ氏(48)の擁立を決め、男性候補の選考を急いでいる矢先の逮捕だった。


 それだけに関係者の口は重い。大会後、鉢呂吉雄衆院議員=道4区=は無言。財務副大臣の峰崎直樹参院議員は「検察とのやりとりの中で、しっかり真実を解明してほしい」、道連幹部は「今後については何も言えない」と話すばかりだった。


 表向きは道連も党本部の対決路線に足並みをそろえている。予定通り22日に札幌市で政治資金パーティーを開き、小沢氏も出席する予定だ。「参院選に影響はない」(仲野氏)という声は多い。


 しかし、相次ぐ不祥事のダメージは確実に積み重なっている。昨年10月には小林千代美衆院議員=道5区=の選対幹部が公職選挙法違反容疑で逮捕され、連座制適用の可能性もある。12月には鳩山首相の元公設秘書らが「政治とカネ」の問題で起訴された。そして今回の逮捕――。道連の高橋由紀雄選対委員長は「参院選への影響が全くないとは言えない」と認める。


   ■ ■


 一方、総選挙惨敗の影響で参院選の候補者選考に苦しむ自民党道連は、この敵失を機に巻き返しを狙っている。「政治に対する信頼を損ねたことは間違いない」(竹内英順幹事長)と反転攻勢の構えだ。「捜査が小沢さんの不透明な政治資金の解明にまで及ぶかどうか。それで影響の度合いは変わる」。当面は事態をじっくりと静観する。


    ◇


 道内選出国会議員の逮捕は佐藤孝行、阿部文男、鈴木宗男の各氏に続き、石川議員で戦後4人目だ。地元を中心に衝撃が広がっている。

243チバQ:2010/01/20(水) 21:30:34
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001180003
(中)揺らぐ十勝の政治力
2010年01月18日





石川知裕議員も出席する予定だった道議の新年交礼会。鈴木宗男衆院議員(左)はあいさつの大半を検察批判に費やした=十勝支庁音更町

■中川氏急逝に続く逆風


 「間違った権力とは戦うという意思表示だけはやっていこう」。17日、十勝支庁音更町のホテルで開かれた民主党道議の新年交礼会で、来賓の鈴木宗男・新党大地代表が検察批判を繰り広げると、大広間を埋めた数百人から拍手が沸いた。


 本来なら、地元選出の石川知裕衆院議員も出席する予定だった。だが、小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏の秘書だった時に関与したとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕されてしまった。


 政治主導を掲げる同党は政権奪取後、国会議員や地方組織を陳情窓口と決定。十勝では石川議員の役割が大きくなるはずだった。絶大なる力を持つ小沢氏への橋渡し役として期待が高まっていただけに逮捕の衝撃は大きい。


 砂川敏文・帯広市長ら地元首長はこの日、十勝地方が抱える政策課題を同党や政府に伝えるための役割分担を確認。逆風の中で結束を固めようとしている。


 しかし、中川昭一元財務・金融相を急死で失い、今また石川議員が痛手を負った十勝地方は重苦しい空気に包まれている。十勝町村会長でもある高橋正夫・本別町長は、こう嘆く。


 「頼りになるのは国会議員なのに、十勝のことを知る大事なパイプ役がいない影響は大きい」


   ■ ■


 国内屈指の農業地帯・十勝地方は、中川氏が父・一郎氏から引き継いで地盤を固めた「中川王国」だった。親子ともども自民党の衆院議員で農林水産相を務め、一郎氏は派閥のトップ、昭一氏も党や内閣の要職を重ねた。


 その力で、一郎氏は十勝に多額の農地整備予算を付けて開発を推し進め、手厚い補助も実現。昭一氏は外国産の安い農産物の輸入阻止に動き、十勝の農業を盤石にした。恩恵を受けた農家は、選挙で票を投じて圧勝させてきた。


 ところが、昭一氏は昨年の総選挙で「もうろう会見」が響いて落選した末、昨年10月に急逝。後援会は解散し、一郎氏の時代から半世紀にわたって続いた王国は消滅した。次の総選挙に立つ後継者も決まっていない。昭一氏の叔父で今年夏に改選期を迎える中川義雄参院議員も、総選挙での自民惨敗の影響で立候補できるかどうか分からない状況だ。


   ■ ■


 一方、石川議員はようやく昨年の総選挙で昭一氏を破り、王国を崩壊に導いた。足寄町出身で、当選をめざして選挙区内をくまなく歩いてきただけに地域事情は熟知している。30代の若さが売りもので、支援者が「フットワークの軽さは並大抵のものではない」と驚くほどだったが、与党の議員として力を発揮する前につまづいた。


 民主党と連携し、検察批判を強めている鈴木氏も今後に不安材料を抱えている。石川議員と同じ足寄町出身で、十勝を基盤として活動を続けてきたが、あっせん収賄などの罪で現在も係争中だ。最高裁で有罪が確定した場合には公民権停止となり、失職することになる。


 「十勝が政治的に空白となるのが不安だ」。音更町のホテルで鈴木氏の激しいあいさつを聴いていた一人は、そうつぶやいた。


   ◇


■「私は元気です」 石川議員、地元へメッセージ


 逮捕された石川知裕衆院議員が地元の支持者らにあてたメッセージが、接見した弁護士を通じて地元事務所などに送られた。「私は元気ですので心配しないでください。自分は道徳的に恥ずかしいことを決してしておりません。いずれ、事の真実が明らかになると思います」としている。


 石川議員の事務所は後援会などと連名で、このメッセージに「これからも石川議員を支えていく」と書き込んだメモを作り、各地の後援会や支持者に送ったという。

244チバQ:2010/01/20(水) 21:31:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001190001
(下)地方選にも影落とす
2010年01月19日




■地元・帯広、迫る市長選


 政治資金規正法違反の疑いで民主党の石川知裕衆院議員=道11区=が逮捕されたことは、道内で行われる地方選にも影を落としている。特に、4月18日に迫る地元・帯広の市長選への影響は避けられそうもない。


 帯広市出身で東京に住む元コンサルタント会社長(53)は16日、同市で開かれた母校・帯広柏葉高校の同窓会に出席し、同級生や先輩、後輩と旧交を温めた。


 元社長は順調に行けば市長選に民主党の推薦で立候補する見通しだ。7日には、帯広をカバーする民主党十勝帯広支部の会合で、石川議員が元社長について「面会して立候補に前向きな感触を得た」と報告した。表明はこれからだが、同窓会への出席は市長選をにらんだあいさつ回りの意味もあるとみられている。


 そこに襲った石川議員逮捕の衝撃。投票まであと3カ月という時期に、大きな打撃を受けた。


   ■  ■


 十勝の民主党組織にとって、帯広市長選を制することは長年の悲願だ。


 1998年には当時の現職を推薦して敗れ、2002年には候補を擁立できなかった。06年の前回選挙では新顔を推薦し、自民党推薦で3選をめざした現職・砂川敏文氏に挑んで1千票差まで迫ったが、惜敗した。


 今度の市長選は砂川氏が引退を表明し、新たな戦いとなる。昨年夏の総選挙で中川昭一元財務・金融相を初めて小選挙区で破った石川議員は、同市では中川氏に1万1千票の差をつけた。民主党はその勢いに乗って市政を奪還するシナリオを描いていた。


 対する自民党は独自候補を擁立すると決めたものの、総選挙で惨敗した末に中川氏が急死して地盤沈下が著しく、なかなか候補者が決まらない。公募に乗り出し、20日が締め切りだが、どうなるか分からない。民主党が候補者擁立を急いだのも、そんな自民党に先手を取って戦いを有利に進めるためだった。


 しかし、石川議員の逮捕で民主党の清新さは色あせた。地元の三津丈夫・同党道議は市長選に向けて「影響を受けない取り組みを展開したい」と態勢立て直しを図るが、地元のタウン誌「ふるさと十勝」の佐藤隆則代表は「民主党への追い風はかなりそがれるだろう」とみる。


   ■  ■


 道内では今年、夏の参院選や帯広市長選のほかにも、初夏に苫小牧市、秋に旭川市などで市長選がある。鳩山由紀夫首相の地元・苫小牧では、かつて総選挙で鳩山氏と戦った岩倉博文市長が再選を目指す。旭川では小沢氏に近い西川将人市長の再選が焦点だ。


 しかし、鳩山内閣や民主党を取り巻く現状はどんどん厳しくなっている。朝日新聞社が16、17両日に実施した全国世論調査(電話)では、同党の支持率は前回調査(昨年12月19、20両日)で42%だったのが、今回は36%に低下した。内閣支持率も48%から42%に下がり、不支持の41%とほぼ並んだ。


 18日に開会した通常国会では小沢氏や首相をめぐる「政治とカネ」が焦点となる。国会での与野党の攻防や、石川議員らに対する捜査の行方は、道内の選挙の帰趨(きすう)をも決める要因にならないとも限らない。

245チバQ:2010/01/27(水) 22:11:04
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100125-0004136.php
上野議長 有力の観測も 市長選候補
2010年01月25日 15時47分
自民 公募に複数の名
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)に向けて、自民党を中心とした保守内の候補選考作業が本格化している。同党帯広支部の候補者公募(20日締め切り)には、自薦、他薦を合わせて複数の名前が寄せられ、27日の選考委員会から絞り込みに入る予定。現時点では上野敏郎市議会議長(62)が出馬に向けて具体的な動きを見せており、同支部の公募でも名前が挙がっているもようだ。新たな人材が急浮上する可能性がある半面、組織力や基盤からみて上野氏が有力とする観測も流れている。

 同支部では次期市長選候補を5日から20日まで、自薦、他薦で公募。管内の党関係者約2000人に、重要政策、望まれる市長像、具体的な候補者名について調査したほか、ホームページで一般からも受け付けた。

 候補者選考は選考委員会(高橋猛文座長)が担当。現時点では複数の名前が寄せられ、27日までにある程度絞って協議する方向。書類審査、面談を経て、2月上旬にも選考結果をまとめる。

 上野氏は昨年秋以降、市長選への意欲を示し、出馬の可能性を検討。自民党支部の公募には上野氏に近い筋(個人)、同氏と親交のある経済人有志が推薦したとみられる。上野氏は支部の選考結果などをにらみ、最終的な判断をするもようだ。

 上野氏本人は25日、十勝毎日新聞社の取材に対し、「(推薦は)23年間の議員実績を評価してくれたことであり非常に光栄でありがたい。選考結果を見守りたいとしか言えない」と語った。

 自民党支部の選考委の1人は「まだ誰も本命視できない段階。推薦された人の名前を見てから決める」と強調。ただ、上野氏の動きが先行しているのも実態で、ある保守内の関係者は「党の丸抱えとはならない。本人の意欲と、自前の組織力などを考慮すれば、おのずと上野さんが有力になってくるのでは」とみている。(安田義教、原山知寿子)

246チバQ:2010/01/27(水) 22:11:56
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100127-0004166.php
市長選公募 上野議長、編田市議ら 自民選考委
2010年01月27日 15時51分

自薦・他薦22人の名
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)をめぐり、自民党帯広支部は27日正午から帯広市内のとかち館で、市長候補を選ぶ第2回選考委員会を開いた。候補者公募には自薦・他薦合わせて、22人の名前が挙がっている。

 関係者によると内訳は、自薦が4人、他薦が18人。このうち8人は出馬に否定的という。残り14人(自薦は1人)のうち保留を含めて4人が出馬の意思を示しているという。

 他薦では、出馬に意欲を見せていた上野敏郎市議会議長のほか、過去の市長選で出馬を検討した経緯のある編田照茂市議の名前も挙がっている。

 選考委では意向確認などを進め、2月上旬を目指して候補者の絞り込みを進める。

247チバQ:2010/01/29(金) 20:41:02
http://www.tokachi.co.jp/news/201001/20100128-0004183.php
自民市長選候補 14人に意向確認 選考委 女性、若手求める声
2010年01月28日 13時41分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党帯広支部の候補者選考委員会は27日、公募結果(自薦4人、他薦18人)を受け、態度保留も含めて出馬の可能性がある14人に対し、意向確認の作業を進めることにした。複数の委員が刷新を印象付ける必要性を強調、女性や若手経済人を期待する声が上がった。半面、時間的な余裕はなく、最終的には、自前の組織を有する上野敏郎氏(62)=市議会議長=ら議員が選考作業の軸になる可能性も強まっている。

市議有力の見方も

 公募結果に関しては、道議、市議など公職にある人以外は、職業と年代、性別のみで氏名は明かされなかった。会社役員や会社員、獣医など職業はさまざまで、女性や地元出身の管外在住者の推薦もあったという。

 市民党の立場で近く出馬表明する会社役員、米澤則寿氏(53)に関しては、自薦・他薦ともなかった。市区選出の同党系道議、一部市議も辞退している。

 選考委は推薦があった全員に出馬の意欲などを確認。うち4人が意思を示し、10人が保留、8人が否定した。委員のうち8人による幹事会を設定、出馬の意思を示した4人に保留を合わせた14人に対し、再度接触を図る。高橋猛文座長は「推薦者の考えもあるので保留した人も排除せず、改めて話を聞きたい」とする。 

 氏名が明らかにされ意欲を示しているのは、上野氏と編田照茂市議(55)の2人。上野氏は十勝毎日新聞の取材に対し、「選考作業の聴取には『十勝圏議員』としてのまちづくり観を訴えたい。選考、不選考にかかわらず後援会と相談して最終的な判断をする」と述べ、出馬に強い意欲を示した。

 編田氏も「22人の中に選ばれうれしい。光栄なこと」と強調。半面、「後援会幹部から『市議1期を全うすべき』との声があるのも事実」とも語った。

 このような情勢の中、委員会内部で待望論が強まっているのが、既成の政治家ではない新鮮な人材。27日の委員会では「変革には今までと違うことを考えないといけない」とし複数の委員から、他薦でも挙がった市内の女性経済人らの擁立を模索するべきとの意見が出た。

 半面、他薦で挙がった民間人の大半は出馬に消極的で、説得も含む作業は容易でないのも実情。結果的に、既存の支持基盤を持つ上野氏らが有力との観測は根強い。選考委の1人は「選挙まで時間がない。時期的には組織がないと厳しいという考えもある」と話している。

 選考委では絞り込み作業を急ぎ、帯広支部や道11選挙区支部の選挙対策委員会などを経て、2月10日ごろに道連に申請する方針。(安田義教、原山知寿子)

248チバQ:2010/02/07(日) 10:56:52
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100205-0004283.php
自民候補選考委 3氏とあす面接
2010年02月05日 13時40分


市議2人、東京の会社員
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会(高橋猛文座長)は6日に3回目の委員会を開き、対象者と面接し出馬への意欲を聞き取る。面接には上野敏郎市議会議長(62)、編田照茂市議(55)、地元出身で東京の会社員男性の3人が臨むとみられ、推薦候補の擁立作業は大詰めを迎える。

 このうち上野氏は5日午前、十勝毎日新聞社の取材に「推薦を受けた場合は手を挙げさせていただく」と語り、自民党の支援で立候補する考えを示した。自民の選考いかんにかかわらず出馬する意向については、「まずは選考結果に委ね、その後、支援者と相談する」とした。

 選考委には、自薦、他薦で寄せられた22人のうち、本人への意向確認などを受けて、保留も含めて出馬の意思がある4、5人に絞り、面接日程を通知していた。関係者によると、名前が挙がっていた女性経営者、農業者などから出席の意向は確認できず、実質的に3人が残ったもようだ。

 会社員の男性は40代で、地元高校、大学を卒業し、現在は東京の外資系企業に勤務。自薦で名乗りを上げた。選考委幹事会のメンバーが4日、東京都内で会社員と初めて面会、1時間程度、意見交換した。会社員は「家族と改めて相談する」としたが、立ち会った1人は「前向きな印象を受けた」としている。

 同支部は10日までに道連に推薦候補を報告する予定。委員会ではさまざまな意見が出ることも予想されるが、高橋座長は「執行部預かりではなく、選考委員会の総意で候補者を選びたい」と話している。(原山知寿子)

249チバQ:2010/02/09(火) 22:30:06
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100208-0004317.php
上野氏有力、藤田氏も浮上 自民候補、今夕決定
2010年02月08日 15時17分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会は8日、市内で最終の会議を開き候補者を1人に絞り込む。6日には候補対象者の面接を行い、編田照茂市議(55)、上野敏郎市議会議長(62)、帯広出身で東京の外資系企業勤務、藤田全宏氏(47)の3人が臨んだ。出馬の態勢を整えている上野氏が依然有力視される一方、新鮮さなどから藤田氏を推す意見も出ている。同委は投票で絞り込む予定で、8日夕にも結果が示される。



6日の面接で市長選に向けての意欲を語る編田照茂、上野敏郎、藤田全宏の3氏(右から、発表順)

 同支部は前回推薦した現職の砂川敏文氏の勇退表明を受け、昨年末から候補者選考作業を本格化。選考委を立ち上げて公募を行い、自薦、他薦で計22人の名前が挙がった。本人への意向確認を進めた結果、編田、上野、藤田の3氏が最終選考に残った。

 6日の面接は公開で行われ、編田氏は民間の有識者の各部署への採用、女性を含む民間人の副市長登用、個人市民税の10%減税などを強調。上野氏は「地域創造会議」の設置、4年間で市職員数150人削減、市長直属の「まち経営戦略会議」の設置などを説いた。藤田氏は、豊かな農業基盤を生かした経済成長などを訴えた。

 上野氏は市議6期の経験や組織基盤などで有力視され、これに対し帯広畜産大卒で若さや民間感覚がある藤田氏に複数の委員が関心を寄せている。藤田氏に関しては独自の支持基盤が皆無で、出馬の準備になお時間を要するのがネックとなっている。

 編田氏は以前から市長選への意欲を持っているが、自身の後援会内で出馬に対し慎重論が出ている。

 選考委は8日午後2時から帯広市内のとかち館で開催。委員22人のうち高橋猛文座長を除く21人が投票して1人に絞り込む。これを受け10日は同党帯広支部、11日は道11選挙区支部が、役員会、総務会、選挙対策委員会を合同で開く。選考委の結果を承認し、道連に申請する。

 選考委の高橋座長は「話を聞いた3人の中から1人を絞る。全会一致を目指したい」と話している。(安田義教、原山知寿子)

250チバQ:2010/02/10(水) 00:24:21

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100209ddlk01010256000c.html
選挙:帯広市長選 自民、上野氏を擁立 選考委で推薦決定 /北海道
 任期満了に伴う帯広市長選(4月18日投開票)で、自民党帯広支部の候補者選考委員会は8日、帯広市議会議長の上野敏郎氏(62)を推薦候補とする方針を決めた。上野氏は取材に対し「大変光栄。良い帯広をつくるための考えを市民に訴えたい」と述べ、出馬する意向を示した。11日にも正式表明する見通し。

 上野氏は1947年山形県生まれで山形県立鶴岡南高、東洋大卒。富士火災海上保険帯広支社勤務などを経て、87年の市議選で初当選し、現在6期目。07年から市議会議長。

 同支部は、前回市長選で推薦した現職の砂川敏文市長が09年12月に引退表明したのを受け、公募による候補者の選考作業を開始。故中川昭一氏の元後援会幹部が座長を務める選考委を設置し、22人の対象者を審査した結果、市議経験が豊富な上野氏が選ばれた。

 市長選では、すでに出馬表明した投資運用会社元役員の米沢則寿氏(53)が民主党帯広支部の推薦を受ける予定。共産党系の市民団体も独自候補の擁立を検討している。【田中裕之】

251チバQ:2010/03/06(土) 18:47:19
【帯広市長選】
>>211
【激震11区 2009衆院選】(2)市長選 勢力図一変
2009年09月02日 15時19分
>>231
政財界 駆け引き活発 帯広市長選 “保革調整”行方注目
2009年12月08日 14時23分
>民主党内では市内の弁護士、斉藤道俊氏(51)の名前が浮上、ここにきて帯広出身のコンサルタント会社(東京)社長、米澤則寿氏(53)を擁立する動きも表面化した。
>市議会議長の上野敏郎氏(62)も立候補の可能性を探っており、保革合わせた調整の行方が注視されている。
>>236
米澤氏擁立へ支援組織 帯広市長選
2009年12月29日 16時32分
>>244
>十勝の民主党組織にとって、帯広市長選を制することは長年の悲願だ。
>1998年には当時の現職を推薦して敗れ、2002年には候補を擁立できなかった。06年の前回選挙では新顔を推薦し、自民党推薦で3選をめざした現職・砂川敏文氏に挑んで1千票差まで迫ったが、惜敗した。
>>250
選挙:帯広市長選 自民、上野氏を擁立 選考委で推薦決定 /北海道

252チバQ:2010/03/06(土) 18:47:55
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100305-0004605.php
【激突 帯広市長選】(上)米沢陣営−民主党の盟主不在
2010年03月05日 15時38分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)は、民主推薦の米沢則寿氏(53)=会社役員=と自民推薦の上野敏郎氏(62)=前市議会議長=の事実上の一騎打ちの様相を強めている。前哨戦の中で垣間見える両陣営の課題を追いながら、今市長選を展望する。
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緊張した面持ちで事務所開きの神事に臨む米沢則寿氏(左から2人目)。知名度の向上が大きな課題だ(2月27日。左は三津丈夫道議、左から3人目は弥生夫人、同4人目は石井啓裕市議会議長)
「市民党」に知名度の壁
 「本人と会えば絶対に米沢の良さが分かってもらえるのだが、選挙では『素人集団』。どう組織的な動きにつなげ、知ってもらうかだ」

 米沢則寿氏の擁立に動いたメンバーの1人は、限られた残りの時間に焦りを隠さない。告示まで40日弱。“Uターン”した無名の新人の相手は、20年以上の市議経験を持つ前市議会議長の上野敏郎氏だ。際だつ争点も無く、盛り上がりに欠く感のある今回の選挙で「知名度」という壁に突き当たっている。

 「特定党派に偏らない市民党」。米沢氏は一貫してこの姿勢を崩さないが、現実の選挙戦は、友人・知人が主体となって立ち上げた手作り組織では限界が出ている。「組織力が必要」(関係者)と、地方主権の考え方などがより近い民主党や民主最大の支持団体である連合の支援を受けることになった。

 しかし、盟主だった石川知裕衆院議員の離党に加え、北海道教職員組合(北教組)による民主党・小林千代美衆院議員陣営への不正な資金提供問題が、ここに来て大きな不安要素となっている。

好感触も未知数
 仲間や後援会のつてで小規模集会を回り、名前と顔の売り込みに腐心する米沢氏。連日100人以上と会い、その範囲内では好感触を得ているものの、それが選挙戦で組織的な動きに広がるかは未知数だ。

 民主党陣営の市合同選対委員会(三津丈夫委員長)は「投票率低下も予想され、組織でフル活動することが極めて大事」と危機感を募らせる。しかし政党色が前面に出ることを避けたい米沢陣営。この折り合いをどう付けるかが目下最大の懸案事項となっている。

 対して自民党を離党し、同じく無所属で出馬する上野氏は市議選を経験した後援会組織が確立されている。さらに自民の推薦を生かし、冬季五輪の日本選手団団長を務めた橋本聖子党道連会長との2ショットポスターを掲示、浸透を図っている。

 これは政党の政治活動として告示前日まで認められる手法。米沢陣営は「民主への厳しい風向きを考えると逆効果になりかねない」と民主党のポスターを使う手段に頭を悩ませたが、高橋功一後援会長は「すべてに門戸を広げている中で推薦を頂いている団体の1つが民主党。とにかく力を借りて米沢の顔を売らなければ」とポスター制作を決意した。

明確な争点なく
 政策面でも、前回市長選(2006年)時の屋内スケート場といった世論を二分する争点が無いのが現実。高橋会長は「米沢の理念には多くの共感をいただいているが、具体的に何をやるか明確に打ち出すのも大事。過去の選挙戦のような争点は見つけにくい」と政策発表に向け、最終調整を進める中での苦しい現状を明かす。

 民主選対の木下栄治事務局長は「今は米沢さんや石川さん、三津さん、市議らの各組織がそれぞれで動いている段階」とし、今月中旬ごろの政策発表を機に各組織の連携を密にして、加速度的に運動を盛り上げることしている。(帯広市長選取材班)

253チバQ:2010/03/06(土) 18:48:35
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100306-0004613.php
【激突 帯広市長選】(下)上野陣営−揺れる自民・保守
2010年03月06日 15時00分



上野敏郎氏(右)にとって保守内の結束が最大のポイントになっている(2月27日の事務所開き。左は裕子夫人)
“軸”失い微妙な一枚岩
 「何も言わずに上野氏を推す。決まった以上は」−。ある保守系市議は、自らに言い聞かせるように語る。

 自民党帯広支部は2月、公募という初めての手法を経て、上野敏郎氏を候補予定者に決定した。出馬記者会見(2月11日)には同党系の道議、市議ら約30人が同席し、一致して支援する姿勢をアピールした。

事務所掛け持ち
 しかし、内実は複雑だ。対抗馬の米沢則寿氏は「市民党」の立場で保守層にも食い込んでいる。両陣営の事務所開きが行われた2月27日、一部の保守系市議は両事務所を掛け持ちした。

 「十勝党」を掲げる上野氏にとり、自民・保守内の「足元」をいかに固めるかが喫緊の課題となっている。

 砂川敏文氏(4月で勇退)を擁した過去3回の市長選では、故中川昭一元財務・金融相の後援会組織が軸となって動いた。その中川後援会は、昨年衆院選での敗北と中川氏の死去に伴い解散、保守内の環境は大きく様変わりした。自民と協調し、与党の一角を構成した公明党十勝総支部も現段階では「政策を見て判断する」と態度を鮮明にしていない。

 正式な出馬表明が告示2カ月前と出遅れ、後援会の態勢に厚みをつける途上にあるのも実情。上野氏と裕子夫人が別行動であいさつ回りをこなし、支持拡大に努める毎日だ。上野氏自身、6回の市議選を経験しているが、「市長選は違う」との実感を改めて強くしている。

 こうした中、自民・保守系無所属市議14人が上野氏を支援する会(佐々木勇一会長)を立ち上げた。3月議会の会期中でも役割分担し、公務の合間を縫って、街頭演説など支援活動を本格化する構えだ。メンバーの1人は「市長選は市議の動きが重要。後援会員に100人回れと言っても難しいが、議員ならできる」と語る。

 上野氏の盟友でもある清水誠一道議(自民党道11選挙区支部長)は「支持拡大よりもまずは保守基盤のあいさつ回り。『オール帯広』の態勢のめどはつきつつある」と強調。連合後援会の益子裕之幹事長は「多くの人に上野さんの政策や人物評価をしてもらうことで票につなげたい」と語る。

旧後援会がカギ
 最大のポイントと目されているのが旧中川昭一後援会。「中川直系」とされた砂川氏の選挙とは違い現時点で動きは静かだが、事務所開きには故中川氏の郁子夫人が出席、上野氏支援を呼び掛けた。郁子氏はその後も旧後援会役員などを回り、周囲の関心を集めている。

 上野氏を支持する保守系の政治関係者は「衆院補選や次期衆院選を見据えるとある程度の勢力を帯広で維持しなければならない。中川後継で最有力視されているのが郁子さん。『郁子さんのためなら』と、旧後援会が動き出す可能性はある」とみる。

 「上野氏、旧中川後援会、4道議、市議がどう協調していけるか」と自民党関係者。中川氏の死去後初となる本格的選挙は、十勝の保守政界を占う試金石になっている。(帯広市長選取材班)

254チバQ:2010/03/06(土) 18:53:31
帯広ネタ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/235
帯広の百貨店・藤丸 釧路から無料送迎バス初運行 予想の3倍350人利用

255南たる:2010/03/10(水) 10:43:23
小樽ネタ・情報求む 現市長は今期限りで引退の模様。で、副市長経験者、現職市議会議員、前回落選者、衆院選落選者等々の名前が漏れ伝わってきますが、実際どうなんでしょうか?道議会議員選挙候補者とも思惑が微妙に絡み合っている様子…。何方かご存知でしたらお願いします。

256チバQ:2010/03/10(水) 23:14:15
ぜんぜんわかりませんが・・・2011年4月の統一選挙ですね。
佐藤静雄は引退済み
森井秀明は再度出馬の可能性ありか
八田県議はいま自民みたいですね。自民が擁立する可能性あるか?

【2007年市長選】
30,297(38.4%) 山田 勝麿 68 無所属(自・民・公) 現 3 市長
25,511(32.4%) 佐藤 静雄 65 無所属 新 (元)衆院議員
23,019(29.2%) 森井 秀明 34 無所属 新 (元)小樽市議
【2007年県議選】
小樽市 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 18,676(25.6%) 池田 隆一 62 民主 現 2 党総支部役員・元衆院議員 =民主党・道民連合
当 16,261(22.3%) 花岡 ユリ子 52 共産 現 3 (元)小樽市議 =日本共産党
当 16,000(22.0%) 八田 盛茂 50 無所属 新 1 介護施設会長・元特定郵便局長 =フロンティア→道政クラブ
□ 12,875(17.7%) 久田 恭弘 71 自民 現 建設会社社長
□ 9,041(12.4%) 山口 真人 74 無所属=自民 元 社団法人副会長

257チバQ:2010/03/11(木) 22:01:58
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100310-0004649.php
注目の集票力 2010帯広市長選
2010年03月10日 14時18分
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、民主党を離党した石川知裕衆院議院と故中川昭一元財務・金融相の郁子夫人の動向が注目されている。民主・連合推薦の米沢則寿氏(53)の擁立にかかわった石川氏は表立った動きを控えるが、町村にも足を運び米沢氏の支持拡大を側面支援している。中川郁子氏は自民推薦の上野敏郎氏(62)を支持、旧中川後援会の役員を回るなど保守内の基盤固めに努めている。

石川議員→民主・米沢氏
おわび並行側面支援




石川知裕議員
 石川知裕衆院議員は、政治資金規正法違反で起訴された自身の立場や離党を考慮し、市長選では表舞台に立たず、米沢氏への側面支援に徹している。週末に十勝入りし、自身の一連の問題について町村後援会を中心に「おわび行脚」を展開、並行して米沢氏支持を訴えている。米沢氏の後援会事務所には必勝の「為書き」も送った。

 集会では米沢氏と同席することもあり、秘書や民主党役員を通じ情報交換をしている。14日に帯広市内で開かれる同党十勝・帯広の定期総会(大会)には来賓として招かれており、久しぶりに公の場に姿を見せる予定だ。米沢氏の陣営から要請があれば、街頭での応援演説も行うことにしている。

中川夫人→自民・上野氏
お礼兼ねて全面的に



中川郁子氏
 中川郁子氏は現在、週の半分以上を十勝で過ごし、急逝した昭一氏への支援に対するお礼と、上野氏の応援で管内を歩いている。先月末の事務所開きでは「上野市長が誕生できるようお願いしたい」と訴えた。町村部の自民党関係者を回っているほか、上野氏の裕子夫人とも一緒に行動、支持拡大を図っている。

 財務・金融相を務め絶大な力を持った中川氏の夫人で知名度のある郁子氏の応援に、上野陣営は「裕子さん1人に比べて2人で回るとアピール度が全然違う。大変ありがたい」としている。陣営では両夫人のペアによるイメージアップを期待し、週末ごとに裕子氏と一緒にあいさつ回りをするよう、郁子氏に依頼している

258チバQ:2010/03/14(日) 18:00:10
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100312-0004667.php
【走る 2010帯広市長選】<上>
2010年03月12日 15時24分
 帯広市長選の告示まで1カ月を切った。市内を駆け巡る米沢則寿氏(54)=民主推薦、会社役員=、上野敏郎氏(62)=自民推薦、前市議会議長=の前哨戦をリポートする。

知名度向上へ1日20カ所
素人組織支える民主のノウハウ
 「子供や車いすの『100センチの目線』で市民参加できるまちづくりを進める」

 「管内の町村長より汗をかき、市職員には思い切って背中を見せて意識改革を促したい。一生懸命やる」

 7日午後、帯広市内の個人宅で開いた“お茶懇”(お茶の間懇談会)。集まったのはほとんどが初対面の高齢者だ。穏やかに、時に熱っぽくまちづくりへの思いを語る米沢則寿氏の言葉に参加者は徐々に引き込まれた。

 「熱意を感じ、思いが伝わった。さわやかだ。頑張ってほしい」−。70代の男性はがっちりと握手を交わした。

 「相手(上野敏郎氏)に比べて運動展開が遅いとおしかりをいただく事も多々ある」と連合後援会の高橋功一会長。初動の遅れを認めつつ、叱責(しっせき)は無名の新人に寄せる期待の裏返しだと前向きに受け止める。

 知名度の向上、人柄の浸透を目指して企業の朝礼に。日中も各地の集会を回り、夕方には再び企業終礼に。1日に訪ねる場所は20カ所近くに上る。後援会人脈を駆使し、企業訪問やお茶懇の約束を取り付けてきた。後援会は「素人集団」の感もぬぐえないが、陰で支えるのが選挙のノウハウに富む民主・連合だ。

 「一党一派に属さない市民党」の立場を尊重しながらも、組織力で米沢氏を各方面に紹介、後援会の日程調整や効率的な運動展開に向けてのアドバイスなど、後方から強力に支援する。ある民主党関係者は「われわれでは接点の無かった企業にもどんどん入っていける」と強調、米沢氏個人のカラーとの相乗効果を実感している。

 海外経験豊富な企業経営者。陣営では当初、その経歴から逆に冷徹なイメージを持たれてしまうのではないかと懸念したが、故郷に寄せる思いを織り交ぜた演説を聞き、不安はいつしか消えていった。最大の課題は知名度。米沢氏本人も「18歳で故郷を離れ知名度の無さを実感している」と語り、焦りを感じ始めている。

 現在は政策発表の最終調整段階。「各推薦団体の立場もあるが、票欲しさに市民党の軸がぶれてはきちっとした市政運営はできない。政策は米沢の情熱や思いが伝わるものに仕上げる」と松原信一幹事長。当面は企業訪問やお茶懇中心に理念の定着に努め、徐々に街頭演説にも乗り出す構え。不特定多数に支持を広げるため、政策発表をひとつのポイントに挙げている。(帯広市長選取材班)

259チバQ:2010/03/14(日) 18:01:05
http://www.tokachi.co.jp/feature/201003/20100313-0004676.php
【走る 2010帯広市長選】<下>
2010年03月13日 15時05分


実績武器に組織フル回転
保守系市議中川夫人も助力
 「私のまちづくりへの思いを書いています。ぜひ目を通してください」

 上野敏郎氏が企業朝礼を始めた11日、市内の企業の会議室には約30人が集まった。1人ひとりと握手を交わし、リーフレットを手渡した。

 1987年の市議初当選時から発行する「鳥の目虫の目レポート」。趣味の銭湯の歴史紹介も織り交ぜながら、活動報告や政策を掲載している。市長選出馬を表明し、あいさつに走り回る合間にも最新の195号を作成。自らの思いを訴える手段に活用している。

 キャッチフレーズは「時代は即戦力!」。上野氏の最大の武器は23年間の市議としての実績だ。連合後援会の江崎茂会長は「40年間帯広に住み続け、市議として市政を間近で見てきた。砂川市長勇退後も停滞せずに市政を継続できるのは上野氏」と強調する。

 市議会の自民党・保守系無所属議員との連携にも力。市議14人でつくる「上野敏郎を支援する帯広市議の会」(佐々木勇一会長)は週末ごとに街頭演説を展開する。近く発表する予定の政策も、上野氏本人が立案した100余りの項目を市議側で精査、絞り込みを進める。上野氏は「市政検証している市議の目を通すことで政策に厚みと説得力が出る」と期待する。

 ただ、推薦を受ける自民党が下野、故中川昭一元財務・金融相は死去し、保守内は大きな柱を失った状態。3月議会の会期中のため、道議、市議団の活動は週末が中心。近く選対本部の陣容を固めるが、組織力をいかにフル回転できるかが課題だ。

 現役の議長だった立場上、出馬表明から市議辞職までに時間を要し、「名刺1枚も作れず1からのスタート。相手(米沢則寿氏)より出遅れた」と上野氏。市議時代から支える後援会幹部は「市内全域を網羅する市長選は戦い方が全然違う」と不安を漏らす。

 ここに来て強い味方となっているのが、中川氏夫人の郁子さんの存在。週末ごとに帯広入りし、応援に回っている。上野氏の裕子夫人とペアで動くことが多く、新たな支持層の獲得を進めている。市議会終了後は市議と裕子夫人も企業朝礼を始める予定だ。

 「市議や自民党の応援は大変心強い。上野氏本人の行動力と市議経験を1人でも多くの人に訴えたい」と江崎会長。明確な争点がなく、新人同士の戦いとなる今市長選。議長まで務めた上野氏の実績をアピールし、上積みを図る取り組みが続いている。(帯広市長選取材班)

260南たる:2010/03/18(木) 10:52:08
チバQさんありがとうございます。来春の地方選は当然ながら、帯広はじめ今年も注目の地方選挙がありますし、参議院選、たぶん衆議院の補欠選挙もあるのでしょう。いずれにしても北海道がもっともっと元気になる政治に期待したいものです。
時々おじゃましたいと思います、ご指導の程お願い致します。

261名無しさん:2010/03/20(土) 11:15:16
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100318-0004730.php
新人対決 課題は知名度 2010帯広市長選
2010年03月18日 14時59分

米沢氏 上野氏 懸命に前哨戦
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)は構図が固まり、出馬を予定している民主推薦の米沢則寿氏(54)=会社役員=、自民推薦の上野敏郎氏(62)=前市議会議長=は、告示に向けて前哨戦を本格化させている。36年ぶりの新人対決となり互いに知名度の向上が課題で、街頭演説やお茶の間懇談会(お茶懇)を精力的に展開するなど、政策や人柄の浸透に懸命。全般的に静かだった選挙戦のムードも、徐々に高まりそうだ。

 現職の砂川敏文氏が勇退し、1974年以来36年ぶりの新人対決。ただ米沢、上野両氏とも正式な出馬表明が2月にずれ込み、前哨戦の始動は遅れ気味に。16日に共産陣営が32年ぶりの不戦を表明、一騎打ちの構図が固まった。19日には上野氏が政策を発表する予定で、公約もようやくでそろう。

 米沢氏は地域の集会や企業・団体回りなどをこなし、街頭演説も17日から開始。逢坂誠二衆院議員(道8区)とのツーショットポスターも完成し、掲示する。10の重点施策と46の個別施策を掲げた公約は発表済みで、近く全戸配布を予定している。

 上野氏は市議団と連携して街頭演説を展開、企業・団体訪問も続ける。橋本聖子参院議員(自民党道連前会長)とのツーショットポスターを掲示しているほか、今週からはお茶懇を通して、23年間の市議経験に基づく実績・政策などを訴えている。

 市長選と同時執行の市議補欠選(定数1)は3新人が出馬表明したが、現時点ではいずれも市長選と直接連動していない。「市長選が盛り上がらない一因」とみる向きもあるが、自民や新党大地系で候補を探る動きがあり、混戦模様の中で各候補が市長選へのスタンスを鮮明にすれば、選挙戦全般が過熱するとみられる。(帯広市長選取材班)

262名無しさん:2010/03/25(木) 12:05:31
十勝毎日新聞社ニュース
帯広市長選激戦史 
2010年03月23日 15時49分
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100323-0004783.php

263チバQ:2010/04/04(日) 01:50:21
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100404hog00m010003000c.html
帯広市長選:次期衆院選にらみ支援 石川議員と中川氏の妻、郁子さん

 ■民主陣営

 「ご心配をおかけしました。選挙関係の話を皆さまの前でするのは久しぶりでございます」

 2日に市内で開かれた民主推薦候補(54)の総決起大会。選対の常任顧問に就任した石川議員は約1200人の前で深々と頭を下げた。候補の事務所に秘書を常駐させるなど陰で支援してきたが、表舞台に立つのはこの日が初めてだった。

 離党後も民主の集会に参加するなど連携を継続してきた。だが、市長選では「自分が前面に出るとマイナスになる」と懸念し、裏方に徹していた。

 とはいえ、09年8月の衆院選で石川議員は帯広市で約5万票を獲得し、中川氏を約1万票引き離した。支持者の中には起訴に同情する声もある。「(支持者から)誰を応援しているのかずいぶん聞かれるので、ここで表に出ていくのがいいと判断した」。石川議員は方針転換についてこう説明する。今後は候補とともに街頭に立つ。

 ■自民陣営

 中川氏の妻郁子さんの自宅は東京都内にある。だが、今年3月以降、週の半分は帯広市内で過ごす。自民推薦候補(62)の妻とともに、旧中川後援会の会員に支援を呼び掛けるためだ。

 09年10月の中川氏の急死後、後援会は解散。帯広の保守勢力の足並みは乱れた。市長選と同時に行われる市議補選を巡っては、自民市議3人が離党し、候補を擁立。民主の推薦を取り付けた。「中川ブランドでなければ自民はまとまらない」。自民党内から中川氏の後継として郁子さんを推す声が根強い。

 2月27日にあった自民推薦候補の事務所開き。郁子さんは「主人が最後に『十勝が危ない、日本が危ない』と訴えた言葉の意味が、少しずつ理解できてきた」と述べ、石川議員の起訴や鳩山由紀夫首相の偽装献金事件など民主の一連の「政治とカネ」問題をチクリと刺した。

 市議補選には、中川氏の元秘書(55)が出馬し、市長選で自民推薦候補との連携を目指す。3月28日、帯広入りした郁子さんは毎日新聞の取材に「弔い合戦」を強調した。「主人が大切にした日本を守るつもりで一緒に頑張る」【田中裕之、写真も】

毎日新聞 2010年4月4日 1時36分

264名無しさん:2010/04/04(日) 01:52:43
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100403-0004918.php
帯広市長選告示まで1週間、各陣営フル回転
2010年04月03日 14時35分
 帯広市長選(18日投開票)は、11日の告示まで1週間余りとなった。選挙戦の軸となる米沢則寿氏(54)=元会社役員、民主・新党大地推薦=と上野敏郎氏(62)=前市議会議長、自民推薦=の両陣営では、人脈や組織をフル回転し支持固めを図っている。出馬表明から2カ月余りの短期決戦だけに、各種集会を開きムードを高めていく。

「少しずつ勢い」米沢陣営

 米沢氏の陣営は2日に総決起大会を開催、1200人を集めてムードを盛り上げた。米沢氏本人は企業の朝礼回り、お茶懇、街頭演説などを精力的にこなし、民主・連合、同級生・知人グループ、経済人有志が徐々にフル回転してきた。

 4日には女性集会を開催するなど、イベントも開き知名度を浸透させる。連合後援会の杉浦寿会長代行は「各職場や団体回りが目白押しで街頭でも支持を訴えてきた。まさに体力勝負。いろいろな組織から『ぜひ会いたい』と声を掛けられることが多くなり、少しずつ勢いが出てきた」と話している。

 「市議団結束も」上野陣営 

 上野氏の陣営は後援会、自民、道議、市議が連携して支持固めを進める。上野氏と裕子夫人が別行動で企業・団体、知人などを回り、企業朝礼や夕礼などは1日十数カ所をこなす。「民ができる仕事は民で」など、市の事業や職員数をスリム化する「市役所改革」など政策を訴えている。

 8日に総決起大会を開き、告示後は伊吹文明元財務相らの応援も予定。選対本部長に就く清水誠一道議は「市議団の結束も強化されてフル回転してきた。後援会加入数や訪問企業・団体数などの目標達成に全力を傾け、告示日を迎えたい」と話している。

 このほか無所属の猪股寛=ゆたか=氏(64)が2日に出馬表明、3人の争いになる予定。事実上、米沢、上野両氏の一騎打ちとみられている。同時に行われる市議補欠選(欠員1)とも連動、米沢氏は三井寿果氏、上野氏は神谷博之氏との「ペア戦術」を展開している。

265名無しさん:2010/04/04(日) 01:54:07
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100323-0004783.php
帯広市長選激戦史 
2010年03月23日 15時49分

「政変」「転換」明暗のドラマ

 十勝の中核市のリーダーを選ぶ帯広市長選は、いつの時代も大きな注目を集めてきた。特に新人市長が誕生した選挙戦は、さまざまなドラマを生み、私たちの心に深く刻み込まれている。くしくも4月の市長選は現職の勇退で新人対決となり、市政は新しいページを開くことになった。激戦続きの市長選史上、「政変」「転換」が起こった4回の選挙戦を振り返る。
(能勢雄太郎)



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保守分裂で革新市政


 1955年は4月に続き、8月にも市長選が執行された。4月に再選を果たしたばかりの佐藤亀太郎氏が急死。実質的なやり直し選挙が実施された。
 8月選挙に出馬したのは、4月に落選した吉村博(社会党)、石名春雄(無所属)の両氏と、中島武市氏(日本民主党)。当初は石名氏が本命視されたが、中島氏が出馬して保守が分裂。いずれも保守内の実力者だっただけに、選挙戦の様相は一変する。
 地区労幹部として吉村氏の選挙にかかわった山本忠次氏(元市議会議長)は「落選後すぐに再挑戦の機会が訪れ、なおかつ保守が分裂した。石名、中島の得票はほぼ等しく一方に偏らなかったのも幸運だった」と振り返る。
 吉村氏は4年後の市長選でも宮坂寿美雄氏との激戦を制し、結果的に5選を果たす。総合計画の立案など斬新な政策を次々と打ち出し、全国でも屈指の革新市政と評された。
 そんな吉村氏も74年3月、5期目の途中で突然、辞任する。市役所の公金不正事件をきっかけに長期政権の問題が一気に噴出したのが要因だった。

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200票差の大激戦制す


 吉村市長の辞任に伴う市長選が4月21日に実施された。吉村後継の熊谷克治氏(無所属)と、自営業の田本憲吾氏(同)の事実上の一騎打ちとなった。
 田本氏は、本名武、中川一郎両衆院議員のグループが一本化して擁立。本名派の投げ掛けで中川派から人選された。これに対し熊谷氏は社会党道議として知名度が高く、下馬評では「熊谷有利」とされ、開票日には祝勝会もセットされた。結果は田本氏が200票差の大激戦を制した。選挙戦最終日、藤丸前での絶叫、土下座は今も語り草だ。
 保守系市議だった嶺野侑氏(元市議会議長)は「田本さんは未知数の人材。ただ中央で頭角を現してきた中川一郎氏にとり、おひざ元の市長が社会党ではメンツが立たない状況にもあった」と語る。吉村市政末期に議長を務めた山本忠次氏も「誰も熊谷が負けるとは思わなかった。死力を尽くして戦ったのだが…、あれは『中川一郎の選挙』だった」と振り返る。
 田本市政は中川一郎氏という中央とのパイプをバックに、各種ハード整備を展開。4期連続で当選を果たし、現在の帯広の基盤を形成した。

266名無しさん:2010/04/04(日) 01:54:24
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「文化ホール」焦点に


 任期満了に伴う市長選は5選を目指す田本憲吾氏(無所属)と、前回落選した元市職員の高橋幹夫氏(同)が再度ぶつかった。現職優位の観測を覆し、高橋氏が当選。旧社会党陣営が市政を奪還した。
 中川昭一、鈴木宗男両衆院議員のライバル関係を背景に、労組票に鈴木派が合体したといわれた。その一方で高橋陣営は、物議を醸した市民文化ホール問題を徹底的に批判する戦術を展開した。
 選対本部長代行だった三津丈夫氏(道議)は「長期政権の『ひずみ』がいろんな分野に及び現職離れが進んでいた。高橋は浪人時代の4年間、地道に市内を回り支持を広げていた。負けるとは思わなかった」と語る。
 田本市政で議長を務めた嶺野侑氏は「巨額の家賃を払い続けても市の持ち物にならない、文化ホールの手法に世論は非常に厳しかった。文化ホールが(現職の)最大の敗因だった」とする。
 高橋氏は2期連続で当選。高齢者バス無料券など福祉政策を展開し、後半は新市立病院の建設計画を推し進めた。市民文化ホールをめぐっては、市と所有者との間で係争に発展、対応に苦慮した。

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中川昭氏が全面支援


 衆院の小選挙区制移行後、初の市長選。現職の高橋幹夫氏(無所属)に、道開発局幹部だった砂川敏文氏(同)が挑んだ。砂川氏が中川昭一衆院議員の全面支援を受けて初陣を飾った。
 選挙期間中、砂川氏支援で「土下座」する中川氏の姿が話題に。座敷で開いた個人演説会での出来事だった。旧中川後援会幹事長の高橋猛文氏は「両手をついてお辞儀をしたのが土下座に見えた。本人は意識していなかったのだがものすごい反響だった」と明かす。
 当時は現職と連携していた三津丈夫氏が道議落選中。これに対し小野寺勇、清水誠一、山田■(りん)太郎の自民・保守系3道議が砂川氏支持で一本化した。砂川陣営は現職が掲げた新市立病院建設に財源論で対抗、清水氏は「将来見通しのない市立病院に市民の不安は強かった」と語る。
 砂川氏は中川氏の後ろ盾で3期連続当選し、行財政改革や屋内スピードスケート場建設を推進。「中川−砂川ライン」は地元政経界の基軸となった。前回市長選(2006年)は、行政手腕や屋内スピードスケート場への批判から大苦戦し、1001票差の薄氷の勝利だった。
※山田■(りん)太郎氏のりんの字は馬へんに米の下に舛です。

267名無しさん:2010/04/04(日) 01:55:45
http://www.tokachi.co.jp/news/201003/20100325-0004806.php
2010帯広市長選 告示前情勢 上野氏、米沢氏 競り合う
2010年03月25日 15時20分
6割が態度未定
運動遅れ 基盤固まらず
 帯広市長選(4月11日告示、同18日投開票)で、十勝毎日新聞社は19〜22の4日間、世論調査を実施、担当記者の取材を総合して告示前の情勢を探った。前市議会議長の上野敏郎氏(62)=自民推薦=と会社役員の米沢則寿氏(54)=民主推薦=がほぼ横並びで、競り合いを展開している。両氏とも出馬表明が2月にずれ込み運動は遅れ気味で、基盤を固め切れていない。回答者の約6割が態度未定となっている。民主支持率の低落傾向や自民の鈍い回復基調を背景に無党派層が拡大、選挙戦全般の流動的要素となっている。

 上野氏は50〜60代、70歳以上で比較的浸透。商工業者、会社員、主婦層で米沢氏を上回っている。公明支持層の3割強を引き付ける。推薦を受ける自民支持層は5割弱、昨年衆院選で故中川昭一元財務・金融相に投票した層は3割にとどまる。

 自民内は中川氏の死去と中川後援会の解散で運動の中核を喪失。政権交代で自民寄りだった企業、産業団体が中立の様相を強めているのも不安要素だ。上野氏は自身の地盤に加え盟友の清水誠一道議のバックアップで支持拡大に取り組むが、企業の動きが鈍く苦慮している。

 中川氏の郁子夫人、市議補選に出馬する元中川氏秘書の神谷博之氏と連動し、旧中川後援会を含む保守票の囲い込みをどこまで進められるかがポイントとなっている。

 米沢氏は公務員、60代以上の高齢者層で浸透。50代も比較的支持を取り付ける。市長選で不戦の共産支持層の4割弱を引き付ける。民主支持層は5割弱、昨年衆院選で石川知裕氏に投票した層は2割程度にとどまる。

 「市民党」を掲げ、高校同窓生グループや経済人有志に、民主・連合、石川氏の後援会を合わせて運動展開、市議補選では三井寿果氏と連携する。三井氏をめぐっては一部自民系市議が擁立にかかわるなど保守内が分裂含みで、米沢氏が食い込む足掛かりができた。

 半面、昨年衆院選時のような民主への「追い風」はなく、政治資金規正法違反で起訴された石川氏本人の活動も目立っていない。組織をフル回転させて、知名度を向上できるかが課題となっている。

 選挙戦の構図が固まったのは3月中旬と前哨戦の始動が遅く、6割が誰に投票するのかを決めていない。政権交代後の政治情勢の変化を受けて政党支持層が減少、「支持政党なし」の無党派が6割以上に膨らんだのも特徴だ。無党派の7割は誰に投票するかを決めていない。

 両陣営とも「本格的な運動展開はこれから」としており、無党派層の取り込みが大きな焦点に。自主投票の共産、現時点で中立の公明の支持層の動向も選挙戦を左右するとみられている。

無党派層増加65%


 市長選世論調査では、「支持政党なし」の無党派層が前回(2006年3月)より10.9ポイントも増え、64.9%に達した。政党別では自民が15.0%(前回比8.1ポイント減)、民主が11.9%(同4.3ポイント増)となっている。

 民主は前回より支持を伸ばしているが、昨年8月の衆院選調査時(32.8%)より落ち込みが目立つ。「政治とカネ」の問題などによる政治不信で支持離れが進んでいる。自民も昨年衆院選時(22%)を下回り、回復傾向はみられない。政党別支持率は共産(1.1ポイント)以外は軒並み前回を下回った。

 無党派層は30代で最多の80.9%、次いで40代の75.1%、20代の75.0%。60代でも58.5%と6割近い。職業別では「会社員」(72.4%)と「パート.その他」(70.1%)で7割を超え、「主婦」(66.3%)、「農業」(63.2%)、「商工業」(55.9%)、「公務員.団体職員」(51.7%)の順。

■世論調査■
 帯広市内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人に対し、電話で聞き取り調査した。サンプル数は男女各500人。

268チバQ:2010/04/06(火) 12:11:19
有名?
自由連合レベル?
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/224634.html
苫小牧市長選 渡辺氏出馬へ (04/06 07:52)
 【苫小牧】上川管内和寒町出身でレスリング東京五輪金メダリストの会社経営渡辺長武(おさむ)氏(69)=東京都在住=は5日、任期満了に伴う6月20日告示、27日投開票の苫小牧市長選に立候補する意向を明らかにした。

 渡辺氏は北海道新聞の取材に「地球温暖化対策と五輪選手育成を柱に、苫小牧市民のために行政を変えたい」と述べた。

 渡辺氏は士別高、中央大卒で1964年の東京五輪で金メダルを獲得、「アニマル」の異名をとった。92年と95年の参院選比例代表に「さわやか新党」などから出馬し、落選。4月に東京から苫小牧に本部を移した温暖化対策に取り組むNPO法人の理事長から要請を受け、立候補を決めた。

 苫小牧市長選では現職の岩倉博文氏(60)が既に再選出馬を表明。民主党も候補擁立を進めている。

269チバQ:2010/04/06(火) 12:23:32
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100405-0004933.php
【断面】中川後援会の本気度は
2010年04月05日 14時32分

 「保守の火を消さないとの思いは一つ。援軍来たり」
 市長選に立候補を予定する上野敏郎は、市議補選に出馬する神谷博之への期待感をこう語る。

 前回の市長選、自民・保守が推した砂川敏文は中川昭一の全面支援を受けた。その中川は昨年死去、中川後援会も解散した。自民系は中核を失い、運動に一体感を欠いている。上野の事務所に中川系の人脈は少なく、陣営幹部は「(旧中川後援会を)動かすのは簡単な話ではない」と漏らす。

 神谷は中川秘書を22年務め、地元の中川支持者に顔が広い。中川夫人の郁子に加え、神谷の“参戦”はひとつの転機とみられている。

 神谷の事務所は上野と同じ春駒通沿いの目と鼻の先。選対本部長は道議の小野寺秀、幹事長には元帯広JC理事長の谷脇正人が就いた。海野利雄、古澤慎二、高橋猛文といった旧中川後援会の歴代幹事長が指示を送る。どこから見ても中川派だ。

 上野、神谷の連携に関し、自民党の関係者は「両輪と言うよりはトロイカ体制」と指摘。ある中川支持者は「中川後援会は昭一さんを支援する組織。本人がいなくなった以上、どこまで上野さんで本気になれるのか…」と語る。保守結束の行方を各陣営は注視している。(文中敬称略)

270チバQ:2010/04/09(金) 12:19:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004090005
3市長選 譲れぬ民・自
2010年04月09日


選挙戦に向け気勢をあげる支持者=帯広市

■帯広・富良野・名寄 11日告示
■「参院選の前哨戦」


 帯広、富良野、名寄の3市長選が11日に告示される。いずれも事実上、民主系と自民系候補の一騎打ちの構図で、両党とも夏の参院選の前哨戦という位置づけで臨む。だが、民主党は「政治とカネ」の問題を抱え、自民党からは離党者が相次ぐ中での選挙戦。投開票日は18日、有権者がどういう判断を下すのかが注目される。


■帯広 新顔3氏立候補へ
■「石川VS.中川」の様相


 8日夕方。帯広市内で、自民、公明両党が推薦する前市議会議長の上野敏郎氏(62)=無所属=陣営の総決起大会が開かれた。あいさつに立った故・中川昭一元財務相の妻・郁子(ゆうこ)氏(51)は、民主党を批判し、「この選挙に勝つことが日本を守ることにつながる」と訴えた。


 一方、民主党と新党大地が推薦、社民党が支持する元コンサルティング会社社長の米沢則寿氏(54)=同=陣営は2日に総決起集会を開いた。民主党を離党した石川知裕衆院議員=道11区=が「米沢氏に配慮して表に出ることを控えてきたが、今後は改める」と「決意表明」した。


 帯広市長選は、3期12年務めた砂川敏文市長の引退を受け、新顔3氏が争う見通し。


 自民党は砂川氏を推薦し、市政与党の座にあり続けた。だが、昨年の総選挙の道11区で、盤石の強さを誇った中川氏が初めて落選。同市では、相手候補の石川氏に1万1千票差をつけられた。そのうえ10月、中川氏は急逝した。


 これらの影響で、砂川氏の後継候補の人選は公募となり、選考作業も遅れた。上野氏の正式な立候補表明は、市長選告示2カ月前の2月11日だった。


 上野氏陣営の狙いは、根強い「中川支持票」の取り込みだ。それに呼応するように、郁子氏の活動が活発化。2月21日の道議の新年交礼会では、あいさつで上野氏支持を呼びかけた。最近は上野氏の妻と一緒に市内を回り、支持を訴えている。


 対する米沢氏は、母校・帯広柏葉高校の同窓生や、石川氏ら民主党サイドから要請を受け、立候補を決意。石川氏の当選の余勢を駆って、勝利につなげる考えだった。


 だが石川氏は、秘書として仕えていた小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴された。2月12日には離党し、米沢氏には「黒衣に徹し、外から応援する」と伝えていた。


 ところが選挙戦が近づくにつれ、知名度の高い石川氏への「待望論」が陣営内で高まった。政治とカネの問題での悪影響も懸念されるが、地元有権者の中には石川氏への同情論も根強い。これらを勘案し、石川氏は前面に出ることにしたとみられる。


 その結果、市長選は「石川VS.中川」という色合いも帯びてきた。参院選の前哨戦にとどまらず、市民からは「石川氏が議員辞職し、11区の補欠選挙になった場合、郁子氏は自民党候補として立候補するのでは」との声も聞かれる。


 市長選には幕別町の猪股寛氏(64)も立候補を表明。これまで候補者を擁立してきた共産党は、今回は見送る。


   ◇


■民主 逆風下「全力で」
■自民 知事選級の応援


 帯広、名寄、富良野の3市長選について、民主、自民両党は、夏の参院選の前哨戦と位置付けている。


 民主党北海道(道連)の佐野法充幹事長は、推薦候補を立てる帯広市長選を「全力でとる」と表明。名寄、富良野の両市長選も、参院選のみならず、秋の旭川市長選の前哨戦とみて力を入れる。


 民主党は「政治とカネ」の問題を抱える。特に道内では、11区の石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反罪で起訴され、離党。5区の小林千代美衆院議員についても、複数の陣営幹部が公職選挙法や政治資金規正法違反罪で起訴され、ダメージが大きい。


 佐野氏は「この状況下の戦いで、力量と真価が問われる」としている。


 対する自民党も、与野党対決の構図が鮮明な首長選での勝利を重視。昨年の総選挙での惨敗や、道選出の中川義雄参院議員ら離党者の続出という失地の回復につなげる狙いがある。


 中でも帯広は「絶対に勝たなければならない選挙」(竹内英順・道連幹事長)との位置付け。党本部も、民主党推薦候補を破った2月の長崎県知事選と同レベルに考え、小泉進次郎衆院議員や河野太郎幹事長代理といった知名度の高い国会議員が応援で訪れる予定だ。

271チバQ:2010/04/14(水) 12:08:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/226014.html
鎌田前道議が根室管内から道議選出馬へ  (04/14 07:19)
 札幌市中央区選出で道議を3期務めた鎌田公浩前道議(47)は13日、来春の道議選根室管内(定数1)に無所属で立候補する意向を固めた。14日に会見して表明する。

 前道議が選挙区を変えて立候補するのは異例。鎌田氏は北海道新聞の取材に対し、「地元からの出馬要請に応えたいと決断した」と述べた。鈴木宗男衆院議員が代表を務める新党大地などとの連携の可能性も示唆した。

 鎌田氏は同管内中標津町出身、札幌大卒。1995年に道議選札幌市中央区(定数3)から新進党公認で初当選。97年に同党を離れて自民党入り。99年、2003年と連続当選したが、07年に落選した。

 道議選根室管内では、自民党現職の中司哲雄氏(62)が3選を目指し立候補するとみられている。

272チバQ:2010/04/14(水) 20:08:54
http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100414-0005050.php
帯広市長選で世論調査…接戦模様で終盤へ
2010年04月14日 14時54分
 帯広市長選(18日投開票)で、十勝毎日新聞社は8〜11の4日間、世論調査を実施、担当記者の取材を総合し情勢を探った。元会社役員の米沢則寿氏(54)=民主・大地推薦、社民支持=と、前市議会議長の上野敏郎氏(63)=自民・公明推薦=が接戦を展開。米沢氏は知名度を徐々に高めて、勢いを付けつつある。政権交代の余波を受ける上野氏は、従来の自民支持層を懸命に囲い込み、激しく追っている。依然として半数が態度を決めておらず、最終盤に向けての不確定要素となっている。


 米沢氏は民主支持層の6割強、市長選で独自候補の擁立を見送った共産支持層の4割を引き付ける。各年代・職域で支持を伸ばし、30、40、60代、公務員、会社員、主婦で比較的厚い。新党大地の支援を背景に企業、保守層に食い込む。前回調査(3月)より商工業者で支持を伸ばし、上野氏と互角になった。

 連携する市議補選候補の三井寿果氏を支援する一部保守系市議も合流。14日には内閣総理大臣補佐官の逢坂誠二衆院議員、16日は大地代表世話人の歌手松山千春氏が応援に入りムードを高める。

 半面、石川知裕衆院議員の起訴・離党、道5区の北教組の選挙違反事件などを受けて、民主に昨年衆院選のような「追い風」はなく、労組の動きも低調。石川氏に投票した層は3割強にとどまる。新人対決ゆえ政策的な違い・争点を打ち出せるかもポイントとなっている。

 上野氏は自民支持層の6割強、公明支持層の3割強を固めた。公明は推薦を打ち出しており、同党支持層の支援は手厚くなると予想されている。50、70代、農業者で米沢氏を上回り、商工業者に浸透する。市議時代の後援会、自民系道議の後援会を中核に、JC同期など上野氏の個人的な人脈で支持を広げる。

 一方で政権交代の影響から、実働部隊だった企業(特に建設)が総じて様子見を決め込み、経済・産業団体の動きも鈍い。中川昭一元財務・金融相の落選・死去に伴い運動の核が消失、昨年衆院選で中川氏に投票した層は3割強にとどまっている。

 中川氏の郁子夫人、市議補選候補で中川氏元秘書の神谷博之氏と連動し、旧中川後援会を中心とした保守票をどこまで固められるかがカギ。自民衆院議員の小泉進次郎氏、河野太郎氏らも投入、無党派層への浸透を狙う。


 元帯広保健所職員の猪股寛氏(64)は出馬表明が遅れ、浸透していない。

 政党支持率は民主、自民が15%前後で拮抗(きっこう)、公明は1.6%、共産は1.5%。「支持政党なし」の無党派層は前回調査より若干縮小したが、それでも6割となっている。

 投票に「絶対行く」としたのは91.4%。ただ態度未定も5割を超え、投票率の見極めは難しくなっている。拡大した無党派層の動向が、選挙戦の勝敗を左右するとみられている。

 世論調査 帯広市内の選挙人名簿から無作為抽出した1000人に対し、電話で聞き取り調査した。サンプル数は男女各500人。

273名無しさん:2010/04/18(日) 08:41:21
大地・鈴木代表 高橋知事を批判 「限界がある」 (04/18 07:30)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/1469

274チバQ:2010/04/18(日) 22:02:53
>>271
中央区 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 23,810(25.6%) 段坂 繁美 57 民主 現 5 (元)党札幌代表
当 22,312(24.0%) 千葉 英守 57 自民 現 2 党道政調会委員
当 20,559(22.1%) 小林 郁子 59 無所属=民主・ネット 新 1 (元)札幌市議・「市民ネットワーク北海道」
□ 18,864(20.3%) 鎌田 公浩 44 自民 現 (元)衆院議員秘書
7,515(8.1%) 岩井 善昭 64 共産 新 党地区委員

根室支庁 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 21,280(73.8%) 中司 哲雄 59 自民 現 2 酪農業
□ 7,558(26.2%) 馬渕 秀俊 57 無所属=民主 新 飼料会社役員

275秋田2区:2010/04/18(日) 23:15:42
帯広市議会議員補欠選挙・21時45分から確定時までの、15分おき時点の結果を掲載しています。
23時00分確定(開票率100%)届出受理番号 届出政党の名称 候補者氏名 得票数 備考
1 無所属 高田 ゆきこ 6,547
2 無所属 三井 ひさか 26,630(民系)
3 無所属 神谷 ひろゆき 33,641(中川系)
4 日本共産党 すぎの 智美 8,172

276秋田2区:2010/04/18(日) 23:16:48
速報 帯広市長に米沢氏 名寄に加藤氏 富良野は能登氏 (04/18 23:00)
 任期満了に伴う帯広市長選は無所属新人の元会社役員米沢則寿氏(54)=民主党、新党大地推薦=が他の2候補を下し、初当選が確実。名寄市長選は無所属新人の会社役員加藤剛士氏(39)が初当選。加藤氏は道内最年少の市長となる。また、富良野市長選は現職の能登芳昭氏(70)=無所属=が再選。

277秋田2区:2010/04/18(日) 23:29:58
〉〉276
23時00分確定(開票率100%)届出受理番号 届出政党の名称 候補者氏名 得票数 備考
1 無所属 上野 敏郎 37,378
2 無所属 米沢 のりひさ 37,516
3 無所属 猪股 寛 1,781

278とはずがたり:2010/04/19(月) 01:14:11
>>277
ありがとうございます。すげえ僅差。。

279チバQ:2010/04/19(月) 22:37:16
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004190006
帯広市長に米沢氏 民主系、接戦制す
2010年04月19日





帯広市長選に初当選した米沢則寿氏=18日午後11時13分、帯広市、吉本美奈子撮影




■3市長選 民主系1勝2敗


 帯広、富良野、名寄の3市長選は18日投票があり、即日開票された。いずれも民主系と自民系の候補による事実上の「一騎打ち」の構図で、夏の参院選の前哨戦として注目された。両党の推薦候補が対決した帯広は、民主系の候補が勝利。富良野、名寄ではともに自民系の候補が当選し、国政与党・民主系の1勝2敗という結果となった。


    ◇


 帯広市長選は18日、新顔で無所属の元コンサルタント会社長の米沢則寿氏(54)=民主、新党大地推薦、社民支持=が、ともに新顔で無所属の前市議長の上野敏郎氏(63)=自民、公明推薦=と元帯広保健所職員の猪股寛氏(64)を破り、初当選した。米沢氏と次点の上野氏は138票差という大接戦だった。当日有権者数は13万5234人。投票率は57・55%(前回57・73%)だった。


 帯広市西19条南2丁目の米沢氏の選挙事務所では、当選確実の連絡が入った瞬間、大きな歓声がわき上がった。米沢氏は、大勢の支持者を前に「支援をいただきありがとうございました。人生を賭けて新しい帯広を作り上げていきたい」と満面に笑みを浮かべて力強く話した。


 3期12年務めた現職の砂川敏文市長の引退を受け、同市長選は36年ぶりに新顔3氏の争いになった。事実上、民主系と自民系の一騎打ちの構図で、労組票を固め、無党派層や農村票を取り込んだ米沢氏が接戦を制した。


 民主党の推薦を受けた米沢氏は、同党11区総支部代表だった石川知裕衆院議員が小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地取引を巡り逮捕・起訴され、離党に追い込まれたことなどが逆風となり、苦戦が予想された。しかし、「市民党」を前面に打ち出す作戦で、12年ぶりに自民党から市政を奪還した。


 選挙戦では「故郷の未来にクワを入れるために戻ってきた」と主張。市内の企業や商店などを積極的に回った。終盤には街頭演説に歌手の松山千春氏を迎え、知名度不足の解消に努めた。


 毎回候補者を擁立している共産党が今回は見送りを決めたことや、政権与党との絡みから主要農協の幹部が米沢支持に動いたほか、建設業界でも「中立」の立場をとる業者が多かったことなどが優位に働いたとみられる。


 一方、上野氏は23年間市議を務め、自民党が推した砂川市政を支え続けた。しかし、同時にあった市議補欠選挙を巡り同じ与党会派の市議3人が離脱し、逆に米沢氏支持に回ったことも手痛かった。


 故中川昭一元財務相の妻郁(ゆう)子さん(51)が東京から度々帯広入りし、街頭演説や主要集会でこまめに支持を訴えたり、上野夫人とともに市内を巡ったりして「中川支持票」の取り込みも図ったが、わずかに及ばなかった。


 上野氏は、選挙事務所で支持者らに「不徳の致すところ。申し訳ありません」と頭を下げた。郁子さんは「役に立てず残念だ」と話した。


 猪股氏も積極的に街頭に立ち支持を訴えたが、及ばなかった。


 また、帯広市議補欠選(被選挙数1)も同時に投開票され、無所属で新顔の神谷博之氏(55)が、無所属2人、共産1人の新顔3氏を破り初当選した。投票率は57・54%だった。

280チバQ:2010/04/19(月) 22:38:00


http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004190004
富良野市長は能登氏 自民系
2010年04月19日


■実績訴え再選


 富良野市長選は18日、現職の能登芳昭氏(70)=無所属=が、新顔の焼酎企画販売会社代表佐々木雅夫氏(63)=同=を破り、再選を果たした。前回2006年と同じ顔合わせ。ともに市民党を掲げたが、実質的には自民系と民主系の戦いで再び激しい選挙戦を展開、4年間の実績を訴えた能登氏が振り切った。当日有権者数は1万9465人。投票率は73・89%(前回70・87%)。


 能登氏は、自民党富良野支部の推薦を受けなかったが、前回自主投票だった富良野商工会議所の政治団体「日本商工連盟富良野地区連盟」の推薦を得て、商工層などに支持を広げた。農業団体が佐々木氏支援に回ったことに危機感を強め、農民票の取り込みに力を入れたことも奏功した。


 再選を決めた能登氏は「農業の人づくりをさらにやっていかないといけない。観光振興をさらに深め、森林資源の活用を図りたい」と語った。


 一方、佐々木氏は、連合富良野や市農政同友会の推薦を取り付けたが、労組票や農民票をまとめ切れなかった。選挙戦を自民党の牙城(がじょう)だった農協前からスタートさせるなどして、支持拡大を図ったが、民主党の支持率低下の影響を受け、伸び悩んだ。

281チバQ:2010/04/19(月) 22:38:33
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004190002
名寄市長に加藤氏 自民系
2010年04月19日


=確定得票

 名寄市長選は18日、自民党名寄支部の支持を受けたホテル・飲食業の加藤剛士氏(39)=無所属=が、連合名寄の推薦を受けた元旧市議会議長の高見勉氏(66)=同=を破り、初当選した。島多慶志市長の引退で新顔同士の争いだったが、島市長の応援を受け若さをアピールした加藤氏が振り切った。当日有権者数は2万4882人。投票率は78・57%(前回80・08%)。


 加藤氏は、父親の自民党道議加藤唯勝氏や島市長の支持層を固めたほか、名寄青年会議所の理事長も務めた経験を生かし、商工層にも支持を広げた。若年層にアピールしたことも奏功した。


 加藤氏は、力強い産業と雇用の創造を掲げ、地域資源を生かし、人が集まる町づくりや道北の医療福祉保健拠点としての町づくりなどを進めるとしている。


 一方、高見氏は前回2006年の市長選に続いての挑戦。市職員、市議会議長を経験を生かして、「安心と信頼の名寄を創(つく)る」と訴えたが、及ばなかった。民主党の佐々木隆博衆院議員らの応援を得て、政権交代効果も期待したが、民主党の支持率低下が響いた格好だ。

282名無しさん:2010/04/19(月) 23:35:41
2010年4月19日(月)
http://www.muneo.gr.jp/html/diary201004.html
鈴 木 宗 男
 昨日投開票が行われた帯広市長選挙で、新党大地が民主党と一緒に推薦した米沢則寿氏が、なんと138票差で勝利する。人口18万人の街での138票差というのは、本当に僅差中の僅差である。
 しかし、勝利は勝利だ。帯広市民の賢明な判断に感謝したい。
 米沢氏は知名度がなかったが、最終盤で松山千春さんが応援に入ったことも結果的に大きなアクションとなった。松山さんにも早速勝利の報告をし、喜んで戴いた。
 帯広は石川知裕代議士の地元でもあり、帯広市長選は全国的に注目されていた。この勝利の意味は極めて大きい。小沢幹事長にも選挙結果を報告し、「今回の結果を受け止めて、自信を持って参議院選挙に向かってほしい」と激励する。
 アイスランドの火山の爆発により、ヨーロッパ便が欠航になっている。
 成田空港では、外国人のお客さんがロビーのベンチや床で寝泊まりしている。
 テレビでその様子を見ていた家内から連絡が入り、「政府は外国人観光客を2020年初めまでに2500万人、将来的には3000万人にすると言っているのだから、『日本人は親切だ』、『日本は優しい国だ』というイメージを持ってもらうためにも、食事や毛布等の差し入れをするべきじゃないの」とアドバイスを戴く。「なるほど」と私もうなずきながら、早速女房の貴重な声を外務大臣秘書官、外務省官房長に伝える。
 旅先で、特に海外で受けた親切は、心に残るものである。外務省、政府には迅速に対応してもらいたい。家内の生活感溢れる声を活かして戴きたい。
 15時半から宮中において、拝謁及び茶会が行われる。先週15日の園遊会、そして本日、天皇陛下にお目にかかれて、これに勝る感激はない。改めて、国家国民のために頑張らなければと、自分自身に言い聞かせるものである。
 夕方の便で福岡に飛び、民間団体主催の会で講演。
 今年に入り、講演も15回目を数える。私なりの発信ができることは、ありがたい限りである。


◎ 本日提出した質問主意書2件
・ №129 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に係る外務省元欧州局長の発言に関する質問主意書
・ №130 かつて在モスクワ日本国大使館に存在していたとされる裏金組織「ルーブル委員会」に係る外務省元官房長の発言に関する質問主意書

283名無しさん:2010/04/20(火) 09:29:05
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004200001
3市長選 民主系1勝2敗
2010年04月20日

■民主「有権者厳しい」 自民「反転攻勢狙う」


 夏の参院選の前哨戦として注目された帯広など3市長選が「民主系1勝」「自民系2勝」と終わった結果に、民主党北海道(道連)の幹部は19日、「有権者の目が厳しい」と深刻に受け止めた。一方、自民党道連からは「反転攻勢のきっかけにしたい」との見方が出た。


   ◇


 18日に投開票された帯広市長選は、民主系の候補が自民系に138票差で競り勝った。一方、富良野と名寄の2市長選は、自民系の候補が民主系に勝利した。


 「1勝2敗」となった結果に、民主党道連の高橋由紀雄選対委員長は「民主党に対して、有権者の目が厳しいことが結果に表れた」と振り返り、昨夏総選挙の道内12小選挙区で「11勝1敗」と圧勝した勢いが、ほぼなくなったことを示唆した。


 帯広で勝ったことに触れ、「拠点都市で民主党系の首長が増えたことの意義は大きい。自民党政治に戻してはいけないとの意識が根強く、その思いを参院選に結びつけていきたい」と語った。


 一方、帯広で惜敗したことについて、自民党道連の竹内英順幹事長は「当初は(民主陣営に)水をあけられていたが、党本部や道連、地元の支持者が一枚岩になれた」と前向きに評価した。


 名寄、富良野の両市長選で勝ち、竹内幹事長は「中川義雄参院議員の離党などでガタガタしていた党内が参院選に向けてまとまれたことに意味がある」と話した。


 帯広で敗れたことについて、伊東良孝道連会長は「3連勝と思ったが悔しい」と話した。参院選への影響はないとした上で、「自民党へのこれまでの逆風の中、互角の戦いをした。地方選では勝っているので、反転攻勢のきっかけにしたい」と意気込んだ。


■米沢氏に証書「より良い街に」


 帯広市長選で初当選した米沢則寿氏(54)=民主、新党大地推薦、社民支持=が19日、帯広市役所で当選証書を受け取った。わずか138票差の激戦から一夜明け、米沢氏は「より良い帯広の街づくりに努めたい」などと、改めて抱負を語った。


 この日午前、帯広市選挙管理委員会から受け取った。その後、米沢氏は「証書をもらって改めて当選を実感した。選挙戦で訴えたことを実行した」と決意を新たにした。

284チバQ:2010/04/20(火) 12:16:30
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100420ddlk01010168000c.html
ニュースプラス:3市長選痛み分け どうなる参院選 民主に漂う危機感 /北海道
 ◇自民「反転攻勢」も不透明
 今夏の参院選の行方を占ううえで注目された帯広、名寄、富良野の3市長選は、民主党系が帯広、自民党系が名寄と富良野で当選し、勝敗を分け合った。ただ民主側にとっては、帯広は予想に反した薄氷の勝利で、参院選に向け危機感が漂う。自民側は「反転攻勢の礎に」と位置づけるものの、有権者の支持が回復するかどうか不透明だ。【田中裕之、横田信行、岸川弘明、和田浩幸】

 ■138票の小差

 「ぎりぎりまで当選が決まらず、いろんな風が吹いていたと思った」。19日午前、帯広市役所で当選証書を受け取った民主推薦の米沢則寿(のりひさ)氏は、138票差の勝利をそう振り返った。

 民主は今回、数千票差の勝利を目算していた。前回市長選は自民推薦の現職に民主推薦候補が1000票差まで迫り、昨夏の衆院選では当時民主党の石川知裕衆院議員が故中川昭一元財務・金融担当相に市内で約1万1000票差を付けて「中川王国」を打ち破った。今回も米沢氏が地元経済人の要請で出馬を決めており、有利な条件はそろっていた。

 しかし、石川議員が政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴され、離党を余儀なくされるなど「政治とカネ」の問題も直撃した地域。選対の常任顧問を務めた池本柳次道議は「今の政権与党の影響は少なからず出たと思う」と語る。

 自民推薦の上野敏郎氏の選対本部長を務めた清水誠一道議は「残念な結果だが、民主の支持率も下がっており、国民も私たちの政策に戻ってくると意を強くしている」と巻き返しを狙う。

 ■追い風止まり

 支援候補が敗れた名寄、富良野両市では、民主党のショックは一段と大きい。地元・道6区選出の佐々木隆博衆院議員は18日夜、名寄の選挙事務所で「まさかこんな結果になるとは」と唇をかんだ。

 民主は6区で、政権交代の余勢を駆って士別市長選(昨年9月)で同党推薦の新人を当選させ、今回の2市長選も重視してきた。しかし富良野は、前回自民支持だった農協の支援を受けながら逆に票差がつく結果に。佐々木氏は「地方ではもう衆院選の時の追い風は吹いていない」と危機感をあわらにする。

 一方、2勝した自民だが、6区の党関係者は「地方には自公政権の構造改革で疲弊したという思いを持つ人がまだ多い。簡単に党への支持が回復するとは思えない」と慎重な見方を示す。

 ■浮動票の行方は?

 参院選道選挙区(改選数2)では民主2人、自民1人、共産1人などが立候補予定。今回の選挙結果の影響について、民主道連は「国政選挙と地方選挙は性格が違う」(佐野法充(のりみち)幹事長)、自民道連は「市民の目は自民党に若干向いてきてくれている」(竹内英順(ひでのぶ)幹事長)と分析する。

 道選挙区には政党支持率を伸ばすみんなの党も候補者を出す方針。民主の徳永エリ氏陣営の幹部は「徳永さんは無党派がターゲット。浮動票が新党に吸収されるのではないか」と警戒感を強める。

 ◇民主系得票、勢いに陰り−−3市
 3市の最近の主な選挙で民主、自民系の候補者の得票数を抽出して比較すると=グラフ参照=政権交代につながった昨年8月の衆院選や07年7月の参院選時に比べ、民主系候補の勢いに陰りが出ていることがうかがえる。

 自民系候補が多くの票を獲得したのは、小泉政権下で自民が圧勝した郵政選挙(05年9月)と、統一地方選で自民系の高橋はるみ氏が再選を果たした知事選(07年4月)。しかし、わずか3カ月後に実施された参院選では民主公認候補が一気に票を伸ばし、その勢いは昨年の衆院選でも維持された。

 ところが今回の市長選は、民主党の負け越し。名寄、富良野両市の民主系候補の得票率は、郵政選挙時よりも下だった。

 知名度や実績、地盤など候補者個人の事情もあり、得票率がそのまま両党の勢いを反映しているとは言い切れないが、民主党には厳しい結果になった。【木村光則、水戸健一】

285名無しさん:2010/04/20(火) 15:42:34
138票差の余波 2010帯広市長選】−下−
http://www.tokachi.co.jp/feature/201004/20100420-0005122.php

286チバQ:2010/04/22(木) 22:38:56
http://www.tokachi.co.jp/feature/201004/20100419-0005107.php
【138票差の余波 2010帯広市長選】−上−
2010年04月19日 15時21分



大接戦を制して喜びを爆発させる米沢氏の陣営関係者。一方、石川氏(左から2人目)は冷静な表情を浮かべる
石川氏 微妙な「失地回復」

 「昨年衆院選で応援してくれた人が、まだまだ来ていなかった。自分がもっと前面に出るべきだった」

 わずか138票差という「超接戦」となった今市長選。米沢則寿氏を支援した石川知裕衆院議員は薄氷の勝利に安堵(あんど)しつつ、複雑な思いもにじませた。

■基盤強化狙う
 政権交代後初の管内首長選となった今市長選は、石川氏にとっても昨年8月衆院選を経た初の選挙戦。12年ぶりの「市政奪還」が至上命題となった背景には、市長選を通じて石川氏の政治基盤を強化する狙いもあった。

 地元の民主幹部が市内の弁護士の擁立を断念した直後、前回市長選でも名前が上がった米沢氏の擁立に動いたのは石川氏本人。“盟主”の強い意向を受け、「地元在住」にこだわっていた幹部も即座に方針転換した。

 選挙戦の主導権を握ったかに見えた民主陣営だったが、石川氏は政治資金規正法違反で逮捕・起訴され離党、鳩山政権の迷走もあり、昨年衆院選時に吹いた民主・石川氏への「追い風」は「逆風」に一変した。石川氏は陣頭指揮を執るどころか市長選の表舞台から遠ざかった。

 選挙戦では新党大地に加え、市議補欠選と連動し一部保守系市議が合流。結果として昨年衆院選を上回る態勢を構築した。市長選の勝利で国政と市政のラインが一本化され、石川氏は「失地回復」の足場を築いた。半面、米沢氏の得票は昨年衆院選の石川氏の市内得票(5万2890票)には遠く、「逆風」は収まっていないことを裏付けた。

■「辞職を」4割
 十勝毎日新聞の出口調査(18日)でも、石川氏に対し「辞職すべき」とした人が38.91%に達し、「辞職は必要ない」(30.59%)を上回った。米沢氏陣営の市議は「石川氏は自身の後援会を固めていたが、前回衆院選の支持者の多くは浮動票。すでに組織のパイ自体が縮小しているのでは」と指摘する。

 公明は石川氏の「政治とカネ」の問題を理由に上野敏郎氏の推薦を決定、共産は市長選で独自候補の擁立を見送ったが、出口調査で米沢氏が取り込んだ共産票は57.14%。上野氏には25.71%が流れた。自民陣営は選挙中の法定ビラを民主政権の批判に集中、上野氏の応援演説を行った小泉進次郎氏、河野太郎氏ら自民国会議員も同様の問題を追及した。

 石川氏は「国政と市政は別。自身の問題がどう影響したかは分からない」とかわすが、米沢氏陣営の保守系市議の1人は「民主・石川氏だけでは勝てなかった。われわれのおかげ」と断言。米沢氏も「予想以上に影響は大きかった」と認める。

■無所属の不安
 米沢氏の高橋功一連合後援会長は「政党に頼らない後援会網を整備しなければ」と示唆、23日には米沢氏を「励ます集い」を開く。ある市議は「石川氏が存在感を増すには国政(民主政権)との『パイプ』を発揮するしかない。無所属の立場でどこまでやれるか」と案じている。(岩城由彦)

287チバQ:2010/04/22(木) 22:39:34
http://www.tokachi.co.jp/feature/201004/20100420-0005122.php
【138票差の余波 2010帯広市長選】−下−
2010年04月20日 14時55分



上野敏郎氏(右)の個人演説会に参加した中川郁子氏(左)は保守市政の継続を訴えた=11日、とかち館
 「帯広には保守の政治土壌があると実証された。保守分裂の中で始まったことを考えると、次はこの票以上を獲得できる自信が持てた」

 きん差で敗れた上野敏郎氏の陣営で選対本部長を務めた清水誠一道議は、惜敗にも一定の手応えをつかんだ。「私たちの政策に(有権者は)戻ってくる」と語る。

 自民党が惨敗した昨年8月の衆院選。故中川昭一氏の得票は帯広市内でも4万1779票にとどまり、民主の石川知裕氏に1万余の差をつけられた。今市長選の上野氏の得票は3万7378票。得票率は48%で、中川氏の41.2%、前回市長選の砂川敏文氏の45.8%を上回った。




■神谷氏連動で求心
 衆院選後に中川氏が急逝し、十勝の自民は大きな核を失い、党への求心力は低下していた。その中で迎えた市長選。関係者が「保守の大同団結」を唱えるのは、混迷の裏返しでもあった。市長選と同時執行の市議補選をめぐっては、党支部の役職に就く市議3人が離党、相手候補を応援する事態に至った。

 流れを変えたのが、元中川氏秘書の神谷博之氏の市議補選出馬。小野寺秀道議が神谷選対の本部長に就き、市長選の清水道議と役割分担する体制をとった。中川氏の郁子夫人も張り付き、旧中川後援会の役員宅を回った。

 神谷陣営では「出馬表明3週間で、どこまで浸透できるか」と不安視していたが、ふたを開けると、米沢則寿氏と連動した候補を引き離した。上野陣営の幹部は「本来はもっと票差が開いてもよい陣立てだった。神谷さんが出たことで、相乗効果が表れた」と語る。

 戦いの「中身」に一定の評価がある半面、あと一歩のところで勝利を逃し、複雑な空気が流れる。ある政治関係者は次期衆院選への影響に関し、「国会議員は系列の市長がいるのといないのとでは全然違う。上野さんが落ちたことで厳しくなった。神谷さんの当選でいくらか(自民が勝つ)可能性は残った」とする。

■民主減退明らか
 一方で「共産党が出れば上野さんが勝っていた。民主は勝利を錯覚するとつまずく」との指摘も。十勝毎日新聞社の出口調査では、4割近くが石川氏は辞職すべきと回答するなど「政治とカネ」の問題には批判が根強いことが示された。昨年衆院選時の民主党の勢いは大幅に減退しており、浮動層をどう引き付けるのか、自民サイドとしては戦術上のポイントが明確になった。

 中川後継の最有力とされる郁子夫人は「私たちが負けたとは思っていない。きん差であり、多くの方々に温かいメッセージをいただいた」と語った。旧中川後援会の幹部も「ようやく『次の絵』を描けるぐらいにはなった」と、次期衆院選に向けての感触を強めた。

 惜敗の中に見いだした光明。自民党関係者は「まずは夏の参院選。道議や市議が一丸になって『ねじれ』をつくる」と意気込む。

 鳩山政権の支持率低下など国政の流動化がささやかれる中、新市長の米沢則寿氏に対しては「自民にも接近せざるを得ないのでは」との観測が出ている。(安田義教)

288名無しさん:2010/04/25(日) 14:14:40
高橋道政支持55% 前回比5ポイント増 北海道新聞世論調査(04/21 08:22)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/227210.html

 北海道新聞社は20日、知事選が1年後に迫った高橋はるみ知事の道政2期目に関する全道世論調査の結果をまとめた。高橋道政の評価は「大変良い」と「まあ良い」を合わせた「支持派」が、昨年4月の前回調査を5ポイント上回る55%で、2期目半年の07年10月の調査と並ぶ過去3番目に高い数字となった。

 「あまり良くない」「まったく良くない」を合わせた「不支持派」は3ポイント減の21%だった。評価の内訳は、過去5〜7%で推移していた「大変良い」が前回比5ポイント増の12%、「まあ良い」は前回と同じ43%、「あまり良くない」が3ポイント減の15%、「まったく良くない」は6%で変わらなかった。

 支持の理由は「行政手腕、指導力がある」と「人柄が良い」がともに28%で最も多かった。次いで「何となく」20%、「自民、公明両党の支持を受け、民主党政権と距離を置いている」17%、「政策が良い」5%。

 不支持の理由は「行政手腕、指導力が足りない」が47%と半数近くに上り、「政策が良くない」と「自民、公明両党の支持を受け、民主党政権と距離を置いている」がいずれも17%、「何となく」7%、「人柄が良くない」5%など。

289名無しさん:2010/05/04(火) 01:55:32

鰹谷忠前道議(網走市)を支援 知事選で松木謙公氏(05/01 08:42)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/229058.html

【北見】民主党の松木謙公衆院議員(道12区)は30日、来春の道知事選に立候補を表明している鰹谷忠前道議(網走市)が北見市内で開いた講演会であいさつし、「鰹谷さんにはぜひ民主党推薦で(知事選に)出てもらいたい」と述べ、鰹谷氏を支援する姿勢を明らかにした。

 鰹谷氏は民主党北海道の了承を得ず知事選への立候補を決め、民主党は知事選に別の独自候補擁立を目指している。2003年の衆院選で道2区(札幌市北、東区)から12区(宗谷、オホーツク管内)に選挙区替えとなった松木氏は「鰹谷さんがいたから(12区で)戦えると思った。鰹谷さんは地方を考えている政治家。この友情を大切にしたい」と述べた。

290チバQ:2010/05/18(火) 22:50:53
>>268
http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10051804.html
渡辺氏が出馬を断念 苫小牧市長選
(2010年 5/18)

 6月の苫小牧市長選に立候補を表明していた東京五輪レスリング競技の金メダリスト渡辺長武氏(69)が出馬を断念した。

 苫小牧民報社の取材に、「短時間で準備不足もあった」とし、「岩倉市長は実績もあり、政策に共通点がある。出馬せず応援することが適切と考えた」と説明した。「岩倉氏を全面的に応援したい」とも述べた。

 市長選は6月20日告示、27日投票の日程。即日開票される。2選を目指す岩倉市長と、新人で市議の沖田清志氏の一騎打ちになる公算が大きくなった。

291チバQ:2010/05/23(日) 12:10:07
>安住氏は無所属で立候補予定だが、みんなの党などと接触しており
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/232554.html
旭川市長選に安住市議出馬へ(05/21 08:19)

 【旭川】旭川市議の安住太伸(たかのぶ)氏(40)は20日、北海道新聞の取材に対し、11月の旭川市長選に立候補する意向を表明した。

 安住氏は旭川市出身。慶大を卒業後、会社員を経て1999年の同市議選で初当選。自民党旭川支部幹事長代行だった2期目途中の06年、離党して市長選に立候補し、同じく新人だった西川将人市長に敗れた。翌年4月に市議に返り咲いた。

 安住氏は無所属で立候補予定だが、みんなの党などと接触しており「政党の枠を超え政策協定ができれば、推薦などを受ける可能性もある」と話した。

 同市長選で出馬の意向を表明したのは、安住氏が初めて。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3315
当65033 西川 将人=無新<1>[民]
 63275 加藤 礼一=無新[自][公]
 17513 安住 太伸=無新
  7739 荻生 和敏=無新[共]
  7515 神崎  実

292名無しさん:2010/05/25(火) 20:05:56
北海道独立論掲示板
http://8308.teacup.com/shirai/bbs?

293チバQ:2010/06/21(月) 22:35:33
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001006210016
苫小牧市長選 自民系と民主系の一騎打ち
2010年06月21日


告示された苫小牧市長選。鳩山由紀夫前首相の事務所前を選挙運動員の車が通過した=苫小牧市、吉本美奈子撮影

■苫小牧市長選 参院選期間中投票
■自民系と民主系 現新の一騎打ち


 苫小牧市長選が、20日告示された。いずれも無所属で、自民系現職で再選を目指す岩倉博文氏(60)と、民主系新顔で元市議の沖田清志氏(46)が立候補を届け出た。参院選の公示日をはさんだ選挙戦で、民主系と自民系の一騎打ちの構図となった。投票は27日で即日開票される。


 岩倉氏は出陣式で、「行財政改革でバス民営化など行政コストの削減を進めた」と4年間の実績をアピール。「今後も官と民間の役割分担を見直し、民間にできることは民間に任せるなどして財政健全化に取り組む」と訴えた。


 岩倉氏は「市民党」を掲げて政党色をうすめているが、自民党と公明党の支援を受けている。


 一方、沖田氏は岩倉市政の4年間を「多くの市民が閉塞(へいそく)感を感じている。変化を感じない公約達成の自己評価は自己満足にすぎない」と批判。「苫小牧版事業仕分け」の実施を公約に「国に政策提言していく」と強調した。


 沖田氏は民主党を離党したが、民主党苫小牧支部と連合の推薦をうけ、組織と無党派層の取りこみを狙う。


 19日現在の選挙人名簿登録者数は14万2204人。

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100621ddlk01010107000c.html
選挙:苫小牧市長選 告示 現職と新人、一騎打ち 参院選前に注目 /北海道
 任期満了に伴う苫小牧市長選は20日告示され、再選を目指す現職の岩倉博文氏(60)=無所属=と、民主党の前市議で新人の沖田清志氏(46)=同=が立候補を届け出た。岩倉氏が自民、公明両党を背景に基盤固めを図るのに対し、鳩山由紀夫前首相の地元で無投票を避けたい民主党苫小牧支部は前幹事長の沖田氏を5月初めに急きょ擁立して短期決戦を挑んだ。投開票は27日。7月11日投開票の参院選を前に、結果が注目される。

 岩倉氏は20日午前9時過ぎ、苫小牧駅前に支持者を集め「市民に約束した財政再建に道筋をつけた。行・財政改革にしっかり取り組む」と強調。「市職員労組出身で私の行革に反対した人が行革を叫ぶのはまやかし」と対立候補を批判した。

 沖田氏は同日午前8時半、国道36号沿いの事務所前で遊説開始。「この4年間、市民の暮らしは何も変わらない」と現職を批判し、「地域主権を真っ先に掲げる民主党政権の下で市民が主役の新しいマチづくりを実現したい」と力を込めた。【斎藤誠】

==============

岩倉博文(いわくら・ひろふみ)60 無現(1)

 市長[歴]岩倉建設取締役▽日本青年会議所副会頭▽自民党苫小牧支部長▽衆院議員▽立教大=[公]

沖田清志(おきた・きよし)46 無新

 [元]市議[歴]市職員▽市職労書記長▽市監査委員▽民主党苫小牧支部幹事長▽苫小牧南高

 (届け出順)

294チバQ:2010/06/27(日) 22:37:46
625:06/27(日) 22:16 3Ue6Zxrc [sage]
だから最初から岩倉当確だっつーに
鳩山後援会の最高幹部まで岩倉陣営側についてんだよ
631:06/27(日) 22:22 3Ue6Zxrc [sage]
宗男は岩倉へ相乗り要請したんだが地元の労組が蹴って対抗馬を擁立した
でも鳩山系は岩倉再選を容認したから寝たふりを決め込んだ

295チバQ:2010/06/28(月) 23:08:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001006280003
岩倉氏が再選 苫小牧市長選
2010年06月28日

■民主系・沖田氏破る


 苫小牧市長選は27日投開票され、自民系現職の岩倉博文氏(60)=無所属、公明支持=が、民主系新顔で前市議の沖田清志氏(46)=無所属=を破り、再選を果たした。参院選の投票を前にした自民系と民主系の一騎打ちの構図で注目された選挙は自民系が勝った。当日有権者数は13万9719人。投票率は54・55%(前回は59・36%)だった。

 岩倉氏は「市民党」を掲げて政党色をうすめているが、自民党の支援を受け、公明党の支持を得た。1期目の行財政改革の実績を前面に掲げた岩倉氏は、市営バスの民営化など行政の効率化を実現したと最大限にPR。しっかりした財政基盤を基に、港と空港を生かした戦略的な苫小牧づくりを進めると活性化を強く訴えた。

 一方、沖田氏は事業仕分けの「苫小牧版」の導入で無駄をはぶき、地方のことは地方が決める地域主権の確立をはかると訴え、民主党苫小牧支部と連合の支援をうけたが、立候補表明が5月上旬と遅かったのが最後まで響き、及ばなかった。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/238819.html
苫小牧市長選 岩倉氏が再選 (06/27 23:06、06/28 01:34 更新)
 【苫小牧】任期満了に伴う苫小牧市長選は27日投票、即日開票の結果、現職の岩倉博文氏(60)=無所属、公明党支持=が、前市議で新人の沖田清志氏(46)=無所属=を破り、再選を果たした。当日の有権者数は13万9719人。投票者数は7万6211人。投票率は54・55%で、2006年の前回より4・81ポイント下がり、過去最低となった。無効票は854。

 市民党を掲げた岩倉氏は、市営バス民間移譲など行財政改革を中心に1期4年の実績を強調。

 全面支援した自民党と支持を取り付けた公明党の支持者を固めたほか、民主党支持者も取り込み、高齢者や主婦、無党派層にも幅広く浸透した。

 民主党を離党して挑んだ沖田氏は、「苫小牧版事業仕分け」を目玉に掲げ、推薦を受けた連合北海道が組織戦を展開。地元の鳩山由紀夫前首相の退陣で支持率がV字回復した民主党との連携を強調し、終盤に猛追したが、5月上旬となった出馬表明の遅れや知名度不足をはね返せなかった。

◆苫小牧市長選結果

(投票率54・55%)

当 46688 岩倉 博文 60 無現(公支)

  28668 沖田 清志 46 無新

296ジョ−ジ・О・プッシュ:2010/07/19(月) 15:46:51
ネット上にはトラップ trap(罠)としての掲示板, ブログのコメント欄が多数存在しますが、 例えば、 したらば掲示板でもカテゴリ− 「旅行/地域」 で検索窓に‘北海道’と入力して表示される掲示板は殆んどがそれに該当するとご指摘を受けました。
しかも、 見る人が見れば、 アングラ経済と道警との癒着ぶりが垣間見えるとも評価(笑)されています。

297チバQ:2010/07/23(金) 23:27:18
これも転載しときます

7132 名前:名無しさん 投稿日: 2010/07/23(金) 18:16:58
http://www.tokachi.co.jp/news/201007/20100723-0006133.php
十勝毎日新聞社ニュース

自民・清水誠一道議が党道11区支部長辞任の意向
2010年07月23日 15時07分

 自民党道11選挙区支部長の清水誠一道議が、支部長を辞任する意向を関係者に伝えていたことが23日、分かった。清水氏の後援会関係者が参院選で、みんなの党の候補を応援したことに関し道義的責任を取るもの。同時に党道連副会長も辞任する考え。後任の支部長は、大谷亨幹事長(道議)を軸に調整する。同支部は24日、帯広市内で執行部会を開き、対応を協議する。

 11日に投開票が行われた参院選道選挙区で、清水氏の一部後援会関係者は、中川義雄参院議員の長男でみんなの党から立候補した中川賢一氏を支援。道選挙区には党公認の長谷川岳氏が出馬しており、支部の内部から問題視する意見が出ていた。

 清水氏は、党道連の道選挙区候補の選考過程にも不満を示し、党道連副会長も辞任する意向を固めている。

 24日の執行部会では、清水氏から事情を聞いた上で、役員体制などを協議する。清水氏は辞任の意向だが、慰留される可能性もある。大谷氏が支部長に就任した場合、後任の幹事長は他の道議を軸に調整するとみられる。

 清水氏は今年2月、次期衆院選候補が正式に決まるまでの暫定措置として、支部長に就任した。

参院選機にあつれき露呈
 自民党道11選挙区支部の清水誠一支部長の辞意は、参院選の対応をめぐる道義的責任問題が直接の契機だが、中川昭一氏(故人)という中核を失った同支部のギクシャクした内部事情も露呈した。

 党支部は昨年の衆院選後、中川氏の後継を正式に固めず、道議最ベテランの清水氏が暫定支部長に就任。清水、喜多龍一、大谷亨、小野寺秀の4道議が中心となり、帯広市長選や参院選を戦った。

 清水氏は中川義雄参院議員(たちあがれ日本)と近いことで知られ、党道連の参院選道選挙区候補の選考で中川氏が外されると、公然と不満を示していた。中川氏は新党に参画し参院選比例代表に出馬したが、党支部として比例代表の中川氏支持を表明、物議を醸した経緯がある。

 支部内の一部には、参院選に限らず各級選挙への対応や政策面で、清水氏の運営に不満があった。清水氏の後援者が中川賢一氏を支援したことを理由に、参院選直後から、「清水下ろし」の動きが水面下でくすぶっていた。

 党支部の喫緊の課題は次期衆院選の候補選考。故中川昭一氏の旧後援会は、郁子夫人を囲む大規模な集会を8月に予定するなど、後継選考を見据えた動きが活発化しつつある。

 半面、清水氏が辞任した場合、党支部の集団指導体制に「しこり」をもたらすのは確実。次期衆院選、統一地方選に向けて自民側が重視する「保守内の結束」に、新たな不安要素が持ち上がったとみられている。

298チバQ:2010/08/04(水) 19:49:59
議員の寝ている姿だけではなく、活動している姿も見せたい
とか言うんすかね
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/244651.html
旭川市長選 小菅前園長出馬へ 11月投開票 市の発信力強めたい(08/04 08:51、08/04 08:52 更新)
小菅正夫氏
 【旭川】旭川市旭山動物園の前園長、小菅正夫氏(62)は、任期満了に伴う10月31日告示、11月7日投開票の同市長選に出馬する意向を固めた。

 小菅氏は3日、北海道新聞の取材に対し「前からまちづくりに力を貸せと多くの市民に言われ、退職後、その声が大きくなり真剣に考えるようになった。動物園の発信力を生かし旭川全体の発信力を強めたい。組織に頼らず市民の力をお借りし戦いたい」と述べた。9月初めまでに市民有志の要請を受ける形で正式表明する見通しで、政党の公認は受けず草の根選挙を目指す。

 小菅氏は、札幌市出身。1973年に北大獣医学部を卒業後、獣医師として同動物園に勤務。95年に園長に就き、入園者減に悩む同動物園を年間300万人を超える人気動物園に立て直した功労者とされ、映画などのモデルにもなった。2009年3月に定年退職し名誉園長に就任。3月に退任後はテレビ出演や講演、自然保護活動などに専念していた。

299チバQ:2010/08/04(水) 19:53:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20100804-OYT1T00660.htm
旭山動物園「育ての親」小菅氏、旭川市長選出馬へ


旭川市長選に立候補の意向を示した小菅正夫氏 北海道旭川市の旭山動物園を「行動展示」などで活性化し、国内有数の動物園に育て上げた前園長の小菅正夫氏(62)が、旭川市長選(10月31日告示、11月7日投開票)に立候補する意向を、地元政党関係者に伝えていたことが4日、明らかになった。

 小菅氏は札幌市出身。1973年に北海道大獣医学部卒業後、旭山動物園で勤務し、1995年に園長に就任した。同市長選には、元市議の安住太伸(たかのぶ)氏(40)がみんなの党推薦で立候補する意思を明らかにしているほか、民主党系の現職・西川将人氏(41)も出馬が確実視されている。

(2010年8月4日15時03分 読売新聞)

300チバQ:2010/08/15(日) 16:29:34
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100813ddlk01010226000c.html
選挙:旭川市長選 自民党支部、小菅氏支援方針 /北海道
 旭川市長選(11月7日投開票)を巡って自民党旭川支部は12日、市長選対策委員会(森本茂広委員長)を開き、立候補を検討中の前旭山動物園園長の小菅正夫氏(62)を支援する方針を決めた。小菅氏の正式表明後、本人と会って政策協議などをしたうえで支援態勢を決める。

 同市長選には前市議の安住太伸氏(40)が立候補を表明し、現職の西川将人氏(41)も再選出馬が確実視されている。自民支部は独自候補の擁立を検討しており、小菅氏は有力候補の一人だった。ただ小菅氏は、立候補する場合は政党の支援を受けない考えを示しており、支部長の加藤礼一道議は「党としては一歩、二歩下がっても構わない」と、推薦や支持ではなく勝手連的な支援になる可能性も示唆した。【横田信行】

301チバQ:2010/08/20(金) 00:07:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/246939.html
綿貫元釧路市長 道議選出馬せず(08/19 08:52)

綿貫健輔氏
 【釧路】来春の道議選釧路市(定数4)に無所属での立候補を検討していた元釧路市長の綿貫健輔氏(64)が不出馬を決めた。有力候補とみられていた綿貫氏の出馬取りやめで、同選挙区の候補者選びは活発化しそうだ。

 綿貫氏は17日、北海道新聞の取材に「支持者から出るなら応援すると言っていただいたが、本音は世代交代を望んでいると感じた」と述べ、出馬環境が整っていないとの考えを明らかにした。

 道議から市長に転身した綿貫氏は2002年、釧路市との合併が争点になった釧路管内釧路町長選で、合併推進派候補を当選させようと介入し、公選法違反で逮捕され、03年に有罪判決を受けた。08年に公民権停止が解け、今春から支持者回りを本格化させていたが、旧後援会には「市民は事件を忘れていない」と、慎重論もあった。

 道議選釧路市は、蝦名大也現市長が自民党道議から転身したため、現在欠員1。自民、民主両党の現職、共産党新人が出馬表明し、公明党現職も出馬が確実視されている。綿貫氏は鈴木宗男・新党大地代表と近いとされ、民主党が連携の可能性を探る一方、自民党は警戒感を強めていた。不出馬を受け、大地の動向もにらみながら自民、民主の2人目の候補擁立に向けた動きが進みそうだ。

303チバQ:2010/09/04(土) 18:35:18
>>298-300
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/249428.html

旭川市長選 現職西川氏、再選出馬へ(09/04 06:34)
 【旭川】旭川市の西川将人市長(41)は3日、任期満了に伴う、10月31日告示、11月7日投開票の同市長選に、再選を目指して出馬する意向を固めた。6日に市内で記者会見し正式表明する予定。

 西川氏は北海道新聞の取材に「1期4年間、地域経済活性化や子育て支援などでさまざまな施策を行い、出始めている成果を(2期目に)さらに大きく伸ばしたい」と述べた。前回市長選に続き民主党の推薦を得る見通しで、中国からのチャーター便誘致や道外からの大型工場誘致など1期目の実績と市政運営の継続を訴えるとみられる。

 西川氏は、旭川市出身。北大卒業後、日本航空176件パイロットなどを経て2006年、59年ぶりに新人5人が立候補した前回市長選で初当選。当時37歳で道内最年少市長だった。

304チバQ:2010/09/09(木) 22:32:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/250279.html
旭川市長選 小菅前園長が不出馬会見 「自分には強い意志がない」(09/09 16:01、09/09 19:41 更新)
旭川市長選への出馬を見送ることを発表する、旭山動物園の小菅正夫前園長=9日午後、旭川市
 【旭川】任期満了に伴う10月31日告示、11月7日投開票の旭川市長選に出馬83件の意向を示していた旭山動物園前園長の小菅正夫氏(62)は9日、旭川市内で記者会見し、一転して出馬しない意向を表明した。

 小菅氏は不出馬の理由について「多くの市民から期待は受けたが、どうしても(市長を)やりたいという強い意志が、結局自分にはないと感じた」などと語った。さらに「期待を寄せて下さった皆さんに申し訳ない。お騒がせしました」と謝罪した。

305名無しさん:2010/09/15(水) 11:33:29
札幌市議補選(厚別区) 自民、新人・川田匡桐を擁立へ‎
10年09月15日(水) 11時24分
衆院道5区補選と同じ来月24日の投開票

 今月6日、厚別区選出の義卜(ぎぼく)雄一札幌市議(公明党)が、辞職したことを受け、同区の市議補欠選挙が10月24日に行われる。

 義卜氏は昨年2月に脳梗塞を患って入院、復帰を目指していたが、リハビリに専念するため、辞表届を提出した。市議補選は、定数5の厚別区が公職選挙法で定める6分の1の欠員を超えるため実施される。

 市議補選と同日投開票の衆院道5区(厚別区、石狩管内)補選には、すでに自民党の町村信孝衆院議員、共産党新人の宮内聡氏、民主党新人の中前茂之氏、幸福実現党新人の森山佳則氏が出馬を表明している。

 一方、市議補選は、自民党が新人候補擁立の準備を進めているが、公明党は候補者擁立を見送る方針。また民主党も「市議補選に新人を出せば、現職が2人いる厚別区は、来春の市議選で3人の民主党候補が争うことになる」(札幌市議)と、"共倒れ"を危惧している。
 自民党札連は、14日、新人の川田匡桐(ただひさ)氏(41)の公認を決め、最終決定する道連に申請した。川田氏は2007年4月の市議選に党公認で厚別区から立候補して落選したが、来春行われる市議選の公認候補に決まっていた。

 川田氏は「来春の市議選立起を目指していたが、急きょ、市議補選が実施されることになり、選挙の準備を進めているところ。厚別区の発展と区民のみなさんのため、全力を尽くします」と語る。

ttp://www.hokkaido-365.com/news/2010/09/post-1266.html

306とはずがたり:2010/09/18(土) 00:37:54

海外視察 今度は9道議 費用490万円 今期引退の議員も
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/251467.html
(09/17 08:20)

 来春の任期満了を前に道議9人が公費による海外視察を10月に計画していることが16日、分かった。費用は台湾を訪れるグループが1人50万円、インドネシアなどを訪れるグループが同60万円。海外視察は規定上認められているが、6月の定例道議会でも議決を経て22人が視察を行い、「任期切れを目前に成果を生かせるのか」と批判が出ていた。来春まで半年に迫った今回の海外視察にも疑問視する声が高まりそうだ。

 各派会長会議に提出された「海外調査派遣計画書」によると、視察を申請しているのは自民党・道民会議が4人、民主党・道民連合が5人で、今期での引退を表明している議員も含まれている。9人の視察費用の申請総額は490万円で、全額が公費から支出される。開会中の第3回定例道議会最終日(10月8日)に議案を提出する。

 自民党の4人は当初、インドネシアとシンガポールの視察を6月に申請したが、参院選があったため延期、今回あらためて申請した。10月中旬から8日間、訪問する予定で、参加する板谷実氏は「現地から経済協力を求める声があり、視察の意義は大きい」と話している。

 民主党の5人は、10月下旬に台湾を5日間訪れ、観光や経済交流で関係者と意見交換する。参加予定で、今期での引退表明をしている沢岡信広氏は「現場に行って直接話を聞いたり、人脈をつくることは大切。ルールに沿った視察であり、成果を出せるよう努力する」と話す。

307名無しさん:2010/09/19(日) 13:53:47
http://www.news-kushiro.jp/news/20100919/201009193.html
2010年09月19日
釧路町長選、無風濃厚に/来月告示

 任期満了に伴う釧路町長選挙(10月19日告示、同24日投開票)まで、19日で残り1カ月となる。同選挙に出馬を表明しているのは現職の佐藤広高氏(60)のみで、現時点で対立候補はなく、無風の可能性が一段と強まっている。佐藤氏が町長選に立起を表明したのは後援会が主催する今年1月。共産党を除く主要政党から推薦を受けている。町選挙管理委員会によると、過去20年間で町長選が無投票だったのは1998年、2006年の2回。02年は「平成の大合併」を争点に3氏が争った。

308名無しさん:2010/09/19(日) 13:55:29
選挙:夕張市長選 羽柴氏、出馬へ /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100919ddlk01010150000c.html

 青森県の会社役員、羽柴秀吉氏(60)=本名・三上誠三=が18日、夕張市内で記者会見し、来春の夕張市長選に立候補することを表明した。羽柴氏は「一日も早く再生団体から脱出するため地下資源を活用したい」と述べ、天然ガス開発による独自財源の確保などを政策に掲げた。羽柴氏は07年にも同市長選に出馬し、次点で落選。同年の参院選道選挙区でも落選した。羽柴氏は「最後の戦いだと思って臨む」と語った。【円谷美晶】

毎日新聞 2010年9月19日 地方版

309名無しさん:2010/09/22(水) 16:12:57

定数3減の「21」に 恵庭市議会
(2010年9/22)
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10092201.html

 恵庭市議会の議員定数が現行の24から、21に削減されることになった。21日の本会議で、条例改正案を可決した。2011年春の市議選から適用される。

 改正案は、自民党清和会と公明党が提出した。清和会の鷹羽茂会長は、地方自治法改正などを挙げ「議会活性化の仕組みづくりが広げられた。最小経費で最大効果を上げることが必要」と説明した。

 反対討論で、林嘉男氏(民主・春風の会)は「3減は少ないという声がある」と指摘した上で、「議会費の主眼は地域民主主義の実現。執行機関の行革と同様に語るべきではない。改正案では議会改革の方向性が示されず従来型の議会を踏襲する削減案」と語り「会派間で不一致となった議員制度の根幹にかかわる問題を、議員全員の議論も市民的合意も取らずに数の力で押し切るのは議会制民主主義の否定」とした。寺田務氏(共産党)も「現行定数は人口5万〜10万人規模の都市の全国平均で、議会費は一般会計の1%。議員は住民代表で市民と議会、行政のパイプ役。定数の削減で住民の信頼を得られるのか。パイプを細くすることは住民自治への背信行為」と反対した。

 採決では、清和会(11人)と公明党(3人)、市民の会(2人)が賛成。民主・春風の会(3人)と共産党(2人)が反対した。

310名無しさん:2010/09/22(水) 21:26:54
39 :無党派さん:2010/09/20(月) 19:33:17 ID:L/ub9q4Q
やっと財界さっぽろ斜め読みしてきた。
来年は統一地方選の年だから、市長選の噂も多いわけですが、
自民支部長クビ組からは、飯島夕雁に夕張市長選、宮本融に小樽市長選の
噂があるようです。

311とはずがたり:2010/09/29(水) 12:50:09

民主北海道 新代表に小川勝也氏
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/253299.html
(09/29 07:16)

 民主党北海道は28日、国土交通副大臣に就任した三井辨雄代表の後任に首相補佐官の小川勝也副代表を充てる方針を固めた。小川氏は当面は代表代行となり、10月24日投開票の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙の前後に党北海道の大会か運営委員会を経て正式に代表に選出される見通しだ。

 民主党は今年3月、当時の小沢一郎幹事長の提案で閣僚副大臣は公務に専念するため都道府県連の代表、幹事長を兼務しないことを決定していた。三井氏は29日、札幌入りする岡田克也幹事長と協議し、後任を小川氏とする方針を確認する。

 小川氏は参院当選3回。昨年9月の政権交代後、鳩山由紀夫、菅直人両内閣で首相補佐官を務めている。党北海道代表に就いた後は来年4月の道知事選の陣頭指揮を執る。

312チバQ:2010/10/02(土) 11:40:12
>>291>>303>>304
強敵の園長が出馬取り止めで西川安泰か?

西川将人 現職;民主党(旧自由党系)
安住太伸 旭川市議:自民党離党しみんなの党に接触
小菅正夫 旭山動物園前園長:自民党支援も出馬辞退
佐々木通彦 会社社長:自民党支援
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101002ddlk01010304000c.html
選挙:旭川市長選 佐々木氏が出馬 /北海道
 任期満了に伴う旭川市長選(11月7日投開票)で、同市の農業機械製造会社社長の佐々木通彦氏(55)が1日、立候補を正式に表明した。佐々木氏は自民党道連青年局長などを務めたが、9月30日に離党しており、無所属で立候補する。自民党旭川支部は同氏の支援を決めており、5日に推薦を決定する。

 佐々木氏はこの日開いた支援団体の集会で「旭川を変えていく決意を固めた」と出馬を表明。「企業人・経営者としての経験、市民として感じた部分を生かしたい」と意気込みを語った。【横田信行】

313名無しさん:2010/10/03(日) 07:48:04
民主北見支部の臨時大会は無効 大空町議が質問状(10/03 07:15)

 【北見】道議選北見市(定数2)の民主党公認候補として元衆院議員秘書の長南幸子氏の推薦を決めた党北見支部臨時大会について、党員の小島一弘・オホーツク管内大空町議が2日、北見市内で記者会見し、大会は成立要件を満たさず、無効だとする公開質問状を同支部に送付したと明らかにした。

 質問状は1日付。それによると、9月30日に北見市内で開かれた臨時大会で執行部は、同支部の党員登録者数を470人と報告。しかし、小島氏が大会前日に民主党北海道に確認した党員数は273人で、「あまりにも乖離(かいり)が大きい。(大会成立の前提となる)党員数の虚偽の報告をした」と指摘している。<北海道新聞10月3日朝刊掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/253950.html

314チバQ:2010/10/06(水) 22:37:40
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/254407.html
道議定数 2減で決着 民主、自民案を容認(10/06 16:03)
 道議会第2会派の民主党・道民連合は6日、来春の道議選に向けた定数(106)の削減について、最大会派の自民党・道民会議が主張する「2減」案を受け入れる方針を固めた。これを受け全会派でつくる定数検討協議会は同日中に2減案で合意し、定例道議会最終日の8日に議員定数条例の改正案を提出する見通しとなった。

 定数削減をめぐっては、同協議会の座長を務める自民党・道民会議の遠藤連幹事長が8月に渡島、オホーツク両管内の定数を現行の3から2に各1減し、定数を104とする試案を提示。これに対し、民主党は渡島、オホーツクに加え、後志管内(定数3)も1減する「3減」案を主張して譲らず、調整が難航していた。

 しかし、来年4月に道議選が迫る中、今議会中に自民党との調整がつかなければ、「削減自体が先送りになりかねない」(民主党・道民連合幹部)との声が強まり、2減案を容認する方針となった。

315とはずがたり:2010/10/08(金) 14:44:52
知事、初の「民主訪問」幻に 「首相は不勉強」発言 釈明目的…急に辞退
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/254615.html
(10/08 08:52)

 高橋はるみ知事が7日、札幌市中央区の民主党北海道事務所をひそかに訪問しようとしたが、土壇場でキャンセルする一幕があった。自民党の支援を受ける知事の訪問は過去になく、「何事か」と報道陣が大挙待ち構えたものの、初の民主党訪問は幻に終わった。

 関係者によると、きっかけは知事が9月の会見で、地域主権をめぐる菅直人首相と小沢一郎元代表の発言に対し「不勉強」「不見識」などと批判したこと。民主党北海道は道内選出国会議員らに対し、知事の陳情を事実上受けないよう促す文書を送るなど反発していた。

 このため同日、知事側が発言の経緯を釈明しようと、民主党北海道の佐野法充幹事長に面会を打診。同日夕に知事が道連事務所を訪れることになった。

 しかし、民主党訪問の予定が伝わると、報道関係者は騒然。来春に迫る知事選を念頭に、「まさか相乗り要請では」との憶測も飛び交う中、各社が事務所で待ち構えたこともあり、直前に知事側から急用を理由にキャンセルを伝えたという。

316チバQ:2010/10/09(土) 11:52:28
ユッキー擁立を!
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101009ddlk01010269000c.html
選挙:知事選 高橋知事、3選出馬は確実 民主の候補者選びに注目 /北海道
 半年後に迫った来春の知事選(4月10日投開票)には、高橋はるみ知事の3選出馬が確実視されており、国政では与党となり「道政奪還」を掲げる民主党道連の候補者選びが注目される。

 前回07年の知事選は、自民、公明推薦の高橋知事が民主推薦候補にダブルスコアで圧勝。本人は知事選について先月29日の記者会見で「諸課題に誠実に対応していくのが精いっぱいで、その先どうするかはなかなか見通せない」と述べるにとどめたが、道政与党の自民、公明両党は「道民人気は健在で、失点もない」として3選出馬を既定路線と受け止める。前回の出馬表明は第4回定例道議会直前の11月下旬で、今回も同時期か年明けの出馬表明が予想される。

 民主道連は、支持団体の連合北海道の定期大会が開かれる10月28日を目標に、候補者選定を進めている。これまでに道内選出国会議員に水面下で立候補の打診をしたが承諾を得られず、「高橋知事に勝るキャリアの人物を」と官僚の擁立を探る動きもある。ただ、衆院道5区補選(24日投開票)が重なったこともあり、決定がずれこむ可能性も高い。

 共産党道委員会も、関係団体と構成する「明るい革新道政をつくる会」での候補擁立を目指している。【堀井恵里子】

317チバQ:2010/10/09(土) 20:15:19
>>314
オホーツク(旧網走)は高齢の石井隠退で無風かな
渡島が自民の高齢vs若手の争いになりそうな


渡島支庁 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 19,154(33.0%) 岡田 俊之 67 民主 現 3 (元)旧八雲町職員
当 14,659(25.2%) 川村 正 66 自民 現 5 党支部長
当 13,847(23.8%) 冨原 亮 34 無所属 新 1 不動産会社役員→自民党・道民会議●
□ 10,452(18.0%) 石田 広紀 58 自民 新 (元)七飯町職員

網走支庁 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 29,787(39.5%) 高橋 文明 54 自民 現 6 道会議長
当 24,358(32.3%) 日下 太朗 60 民主=社民・大地 現 3 新聞社役員
当 16,421(21.8%) 石井 孝一 77 自民 現 5 党道政調会長
4,835(6.4%) 多田 茂光 52 無所属 新 農業

318とはずがたり:2010/10/09(土) 20:33:12
>>316
それだ!!(・∀・)>ユッキー

319チバQ:2010/10/09(土) 20:55:38
http://mainichi.jp/hokkaido/jichisaiko/news/20100928ddr041010005000c.html
自治再考:道議会の実像/1 議員定数削減 党略、思惑で「最小限」
 ◇「自分の選挙に跳ね返る」
 「いじっても『支障』のないところを減らすというのが真相だ」。北海道議会の定数削減を巡り、8月に自民党・道民会議の遠藤連幹事長(定数等検討協議会座長)が示した座長試案。渡島、オホーツク管内の定数を各1減とする案に、自民のベテラン道議は辛辣(しんらつ)に批判した。

 渡島管内(定数3)は08年10月、自民の道議が死去。欠員1となり残りは自民、民主が各1。オホーツク管内(定数3)は自民2、民主1だが、自民の石井孝一議長は今期限りで引退の意向で、渡島と同様に現職道議への「支障」はない。

 06年、前期の定数協は「2増6減案」を今期に引き継いだ。岩見沢、千歳両市を増やし▽渡島▽後志▽胆振▽釧路▽オホーツク▽十勝の6管内を削減する案だったが、渡島、オホーツクを除く4管内は自民、民主が議席を分け合う。定数減は現職道議の死活問題となり、党勢に影響する。

 自民の遠藤幹事長は「会派内では定数削減の問題が政争の具にされてきた」と打ち明ける。自民は09年6月の議長選で2派に分かれた。対立候補が定数削減への方針を明確にしない中、石井氏は「地方の議員定数をいたずらに減らすことはない」と表明。地方議員の支持を獲得し、勝利した。遠藤幹事長は「当時から地方を減らさないという合意ができていた」と指摘する。

 民主党・道民連合も事情は同じだ。渡島、オホーツクに後志管内(定数3)の1減を加えた計3減案を今月7日にまとめたが、後志の議席は自民2、民主1。ある民主道議は「1減になってもうちは1議席を取れる。影響を受けるのは自民だけだ」と解説する。

  ◇  ◇

 道議会の定数は106。道議1人当たりの人口は5万3092人(07年)で、人口500万人以上の9都道府県別では最も少ない。さらに道財政が危機的状況にあり、定数削減は避けられない。

 公職選挙法は「地方議会の議員数は人口に比例して定める」と規定。人口減少が続く地方の定数を削減する2増6減案は法令上妥当な判断だった。しかし、地方選挙区の道議には、都市部の比重が高まることへの懸念が強い。10選挙区で定数28を有する政令市・札幌市には道から権限が大幅に移譲されており「地方の声を届ける地方議員の定数を維持し、札幌の定数を削減すべきだ」という意見が議会内で多数派だ。

 ただ、人口以外の要素を考慮した定数配分には法改正が必要。前期の定数協は申し送り事項で「国に、政令市の議員のあり方を検討するよう要望する」と明記したが、今期の定数協は07年4月から約2年間開催されず、放置されていた。自民の本間勲道議は「定数問題は議員にとっていつでも自分(の選挙)に跳ね返ってくるデリケートな問題」と本音を漏らす。

 道議会は10月8日の第3回定例会閉会までに削減数を決める方針。党利党略や個々の選挙区事情に配慮すれば、議員にとって影響が最小限の削減にとどまるしかない。

  ×  ×

 道民の代弁者として道政をチェックする道議会。どこまでその役割を果たしているのか。連載「自治再考」の第3弾は、道議会の実像を探る。=つづく

毎日新聞 2010年9月28日 北海道朝刊

320チバQ:2010/10/09(土) 20:56:12
http://mainichi.jp/hokkaido/jichisaiko/news/20100929ddr041010005000c.html
自治再考:道議会の実像/2 答弁調整 演出された「議論」
 ◇質問内容の「丸投げ」も
 開会中の第3回定例道議会の本会議場。道議の一般質問に、高橋はるみ知事はペーパーを見ながら、流暢(りゅうちょう)に答える。知事が答弁に窮する場面はない。「答弁調整」で、道議の質問と知事の答弁の内容を事前にすり合わせているからだ。

 答弁調整は知事が答弁に立つ本会議だけではない。道の部長や課長らが答弁する各種委員会でも常態化している。道議にとっては、道側から前向きな回答を引き出し、有権者にアピールできるというメリットがあるが、道側も道議の質問の詳細を知り、対処することが容易になる。

 与党の中堅道議は07年12月の道議会で先輩議員の質問を聴き、驚いたことがある。中堅道議は道教委の施策を批判する質問を予定していた。質問の再考を求める道教委の要求を断り、着々と準備していた時、一般質問に立った先輩議員が同じ施策を褒め上げる質問を行った。同じ会派の自分が180度異なる質問はしづらい。「批判をつぶすため、先輩議員に泣きついたな」。中堅道議は自身の質問を取り下げざるを得なかった。

◇  ◇

 答弁調整は83年、革新系の横路孝弘氏(現衆院議長)の知事就任後に始まったとされる。議会多数派の保守系対策が理由で、一字一句まですり合わせた。その後、政策決定や議論過程の透明化が求められる時代となり、高橋知事は03年の初当選時に答弁調整の廃止を公約した。一字一句の調整はなくなったものの、双方ともにメリットのある慣習は続いた。

 道議や道幹部によると、道職員に質問の文面を書かせたり、「○○部で何か(質問は)ないか」と質問内容さえも道職員に丸投げする道議がいる。

 ある道幹部は「本来は議員が持つ『調査権』を使って情報を集めて質問を作るべきだが、実際にそうしている道議は少ない」と指摘した上で、「有権者が選んだ『先生』だから大事にしなきゃいけないけど、道側の方が圧倒的に情報を持ち、優位な立場だ」と、余裕の表情で話した。

◇  ◇

 100年続いた支庁制度を再編する条例改正案が可決された09年3月の道議会。道側と議会側の意見が合わず、5日間にわたって会期を延長したが、実質審議はわずか2日間。大半の時間は答弁調整に費やされた。

 北海道大公共政策大学院の元教授(公共経営・地方行財政改革)で地方公共団体金融機構の木幡浩資金部長は「密室での答弁調整で、議会議論が有権者に分かりづらくなっている。政策の問題点や思いを率直にぶつけることで、生きた政治が行われるようになる。答弁調整せず、真剣勝負の議論をしなければダメだ」と指摘する。

 菅改造内閣の総務相に就任した片山善博・前鳥取県知事に07年、「ほとんどの地方議会で八百長と学芸会が行われている。一番ひどいのは道議会」と名指しで批判された道議会は今も、議員控室などで道議と道職員の密談が続いている。=つづく

毎日新聞 2010年9月29日 北海道朝刊

321チバQ:2010/10/09(土) 20:57:03
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100930ddr041010004000c.html
自治再考:道議会の実像/3 議員報酬 限界?「削減努力」
 ◇全国9位も「工面厳しい」
 9月中旬の週末、黒いミニバンが美唄市内の農道を走り回った。ハンドルを握る柿木克弘道議(42)=自民党・道民会議=は稲作農家に会うため、市内の農業施設10カ所を訪問。「今年のコメはどうですか?」。農家の生の声に耳を傾けた。朝に家を出て、午後6時に帰宅。その後、議会準備のため深夜まで書類を読んだ。

 休みは月に1、2日あるかないか。会派の政策審議委員長を務め、道議会開会中以外でも、平日の大半は道議会庁舎に詰める。週末は地元で支持者回りだ。

 毎月の議員報酬は税引き後の手取りで約60万円。月43万円の政務調査費も支給されるが、年4回の「議会便り」、ポスター、チラシなどの印刷代だけで年間数百万円に上る。事務所の家賃は年間100万円以上。専業主婦の妻(41)と長女(12)、長男(5)も抱え、資金に余裕はない。

 柿木道議は「政務調査費に計上できない慶弔費は年100件程度。会合に顔を出していると出費も増える」とやりくりの厳しさを話した上で、「このままでは資産家や特定組織の支援がなければ金が工面できなくなり、政治を志す若者がいなくなる」と危惧(きぐ)する。

 ◇  ◇
 道議の月額報酬は90万円。06年度から独自に10%削減し、81万円になった。道議の09年の年収はこの報酬と期末手当2回分を合わせて1377万円。道議の間には「(税引き後の)実質収入で日常生活や政治活動を支えるのは苦しい」という声が根強く、道議会内ではさらなる報酬削減の動きは出ていない。

 だが、全国都道府県議会議長会によると、道議の報酬額は10年4月現在で47都道府県中9位となり、独自縮減後の実支給額でも同12位に位置する。

 これに対し、道職員は国家公務員の給与と比較するラスパイレス指数で同44位。全国都道府県職員の最低水準の給与に甘んじる道職員からは「議会も削減努力をすべきだ」などと不満がくすぶる。

 ◇  ◇
 道議会4階にずらりと並ぶ約100年間の歴代議長の肖像画。道議会事務局によると、09年6月に退任した26代目の釣部勲前議長の肖像画は47万8000円で作製された。かつては200万円の肖像画を作製した議長もいたという。

 議長肖像画を安価な写真に変えるよう求める声が出ており、議会改革等検討協議会で今後検討される予定だ。27代目の石井孝一議長は「肖像画は『100年の歴史がある』という人もいるだろうが、写真でもいい。写真なら2万〜3万円で済む」と変更を受け入れる考えだ。

 しかし、全国で高ランクに位置する議員報酬について話が及ぶと歯切れが悪い。「報酬が安いか高いかはコメントしたくない。第三者機関に見直してもらうことも考えられる」と述べ、自ら報酬に切り込むことには及び腰だ。=つづく

毎日新聞 2010年9月30日 北海道朝刊

322チバQ:2010/10/09(土) 20:57:51
http://mainichi.jp/hokkaido/jichisaiko/news/20101001ddr041010004000c.html
自治再考:道議会の実像/4 政務調査費 巨額領収書「公開」
 ◇変わらぬ実態不明
 今年度から1円以上の領収書公開(全面公開)が義務付けられた道議会の政務調査費。全面公開は09年4月時点で35都府県が実施しており、遅ればせながら透明度が高まったと言える。だが、いまだに「ブラックボックス」の支出がある。自民党・道民会議(50人)、民主党・道民連合(39人)の両会派が政務調査費から支出する「調査研究費」だ。

 政務調査費は政策研究や調査など議会活動のための費用。議員報酬とは別に、議員個人に月43万円、所属会派に議員1人当たり月10万円が支給される。自民会派は09年度の支給額5980万円のうち約8割の約4730万円を「調査研究費」として支出。うち4445万円は自民党道連に支払われた「調査委託費」が占める。

 5万円以上の支出の領収書公開が義務付けられた06年度以降、自民の調査委託費は計1億8222万円。道連へ支払った金額を記した振込用紙が添付されているが、調査委託費の実態は不明。関係者によると、会派の政策審議委員会の専門員の人件費や中央陳情の旅費などに使用されているとみられるが、道連は「詳細に公開しては政治活動の手の内がばれ、支障が出る」と、具体的説明を避ける。

 民主会派も09年度の政務調査費4670万円から3216万円の調査研究費を計上した。うち2984万円は民主党道連に支払った調査委託費だった。会派の岡田篤幹事長は「政策審議委員会の専門員4人の人件費に使い、何も違法なことはない。会派が雇用すると、雇用保険など労働法上の問題が発生するので、政党が雇用した職員を派遣してもらっている」と説明する。

  ◇  ◇

 厳しい道財政を背景に05年12月以降、各会派は海外視察を自粛。09年4月に自民、民主両会派が再開し、今年度は8〜9月に民主の3グループ(計22人)が欧州を視察した。いずれも視察先にデンマークが含まれ、目的にも農業や環境など共通項目が並ぶ。視察に参加した伊藤政信・前会派会長は「それぞれの視察テーマは違っている。(民間企業でも)テーマが違えば認められるのではないか」と主張。会派内で視察先を調整して経費を削減する姿勢は見えない。

 海外視察について公明、共産両会派は「(来春の)任期切れを目前にした『駆け込み視察』だ」と批判する。10月に台湾や東南アジアを視察する予定だった民主5人、自民4人は一部道議が「地元行事と日程が重なった」(自民道議)などとして申請を取り下げたため、中止になった。

 海外視察は4年間の任期中に1人100万円まで認められ、現在は申し合わせで支出上限を90万円に抑えている。今年度の支出は総額2000万円に上る見通しだ。

 政務調査費や海外視察費用について、市民団体「市民フォーラム北海道」の橋本勝三郎代表は「血税の支出には説明責任が伴うはずだ。道民目線で検証するため、外部の有識者を招いて『道議会の事業仕分け』を公開で実施すべきだ」と求める。=つづく

323チバQ:2010/10/09(土) 20:58:14
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101002ddr041010002000c.html
自治再考:道議会の実像/5止 政策立案 要望くむ仕組み必要
 9月17日の道議会代表質問。自民党道議の質問は農業、経済、教育などの52項目に上り、40分以上延々と読み上げられた。その後、知事らが答弁。一括質問・答弁方式の道議会は、集中しなければ何の質問に対する答弁か分かりづらく、混乱してしまう。

 道議会は昨年7月、議会の役割や責務を明確化する「議会基本条例」を制定した。いわば議会の「憲法」で、06年に栗山町議会が全国で初めて制定。他の10府県議会にもある。

 道議会は分かりやすい議論を目指し、条例に一問一答方式の質疑応答や道側から逆質問できる反問権を盛り込んだ。しかし、努力目標にしたため未実施のまま。道議会運営委員会の岩本剛人委員長(自民党・道民会議)は「導入を難しくしている最大の要因は時間的制約。(各会派への)質問の時間配分を見直し、質問の事前通告制度や議場の配席も考えるなど準備することは多い」と釈明する。

 栗山町議会や三重県議会では一問一答方式が大半。ある自民道議は「条例はほかの県議会をまねて作っただけ。本当の意味で議会改革につながっていない」と批判する。

  ◇  ◇

 条例では「議員提案による条例の制定を通じ、政策立案を積極的に行う」と規定。議会自らが立案・制定する政策条例は05年までの50年間で5本だったが、昨年は3本が成立。47都道府県議会でトップとなった。「道障がい者条例」は千葉県に続く全国2例目で障害者が住みやすい街づくりの推進などを盛り込んだ内容は関係者に評価される。

 一方、道地球温暖化防止対策条例は各会派の思惑に揺れた。民主会派が道内企業に温室効果ガスの排出削減計画などを報告するよう求め条例案を提出。当初は協力姿勢だった自民会派は北海道経済連合会が反対すると一転して難色を示した。同条例からは計画の報告義務が消え、削減達成状況の報告だけを求める内容になった。

 北海学園大法学部の神原勝教授(自治体学)は「議会基本条例は根本の議論が欠けていたため、実行しなくても責任を問われない抽象的な内容になった。道民や市町村・企業のニーズをくみ取る仕組みを作らなければ、政策立案能力も高まっていかない」と指摘している。=おわり

 (この企画は鈴木勝一、木村光則、高山純二が担当しました)

324チバQ:2010/10/10(日) 18:05:23
http://www.tokachi.co.jp/news/201010/20101010-0006860.php
新党大地が擁立…道議選市区が選挙戦へ
2010年10月10日 15時00分
 来春の道議選(4月10日投開票)まで半年となった。帯広市区(定数3)では鈴木宗男元衆院議員(新党大地代表)の後援会が山崎泉市議(37)=鈴木代表の帯広事務所代表=の事実上の擁立を決定、すでに出馬を予定している清水誠一氏(61)=自民・5期=、三津丈夫氏(64)=民主・4期=、小野寺秀氏(47)=自民・2期=の3現職と合わせ、8年ぶりの選挙戦突入が濃厚となっている。前回(2007年)は不戦だった共産、みんなの党も新人擁立を検討しており、現職・新人の計6氏が争った03年以来の激戦も予想される。



道議選出馬に意欲を語る山崎氏
 次期道議選に向けては、民主サイドが三津氏に続く2議席目の獲得を目指し、連携する大地の協力を仰ぐ形での候補擁立を描いてきた。鈴木代表は最高裁で実刑が確定、収監後も大地代表を続けるが、来春の統一地方選は実質的に「不在」となるため、大地内でも「党勢維持・拡大のため道議選を戦うべきだ」と主戦論が強まっていた。

 当初は農村部に基盤を持つ有城正憲市議(63)の擁立案が浮上。鈴木代表が水面下で調整に乗り出したものの、有城氏は年齢などを理由に出馬を辞退。前回も出馬の動きを見せた山崎氏が有力視されていた。

 鈴木代表は山崎氏出馬について「民主党と石川知裕衆院議員の後援会の推薦が前提」としており、石川議員は「各級選挙で培ってきた大地との共闘関係に基づき判断する」と説明。民主も10月下旬の常任幹事会で対応を決める方針だ。山崎氏と議席を争うことにもなる三津氏は「山崎氏の出馬は想定の範囲で、大地内では順当な人物」と話す。

 ただ民主幹部の1人は「連合は従来通り三津氏推薦の立場で、農民組織内も『中川系』支持者が多い。まずは大地が一枚岩の態勢を築くのが重要」と指摘。別の関係者は「過去の選挙では何かにつけて大地から『民主・連合の動きが鈍い』と批判されたが、山崎氏を出す以上は通用しない。道議選は大地の力を占う試金石になる」とみる。

 一方、山崎氏が出馬するとなれば、支持層が大地系と重なる清水氏にも波及するとみられる。清水陣営の関係者は「影響はあるだろうが冷静に対処したい」と説明。山崎氏が所属する帯広青年会議所OBの小野寺氏サイドも「有権者の選択肢が広がるのはいいこと」と平静を装う。ただ自民党内には「清水、小野寺両氏とも8年間選挙を戦っておらず、組織は盤石ではない」との懸念もある。

 共産党十勝地区委員会の佐藤糸江委員長は「政治的には戦うのが筋で、擁立を前提に検討中」とする。7月の参院選道選挙区で中川義雄元参院議員の長男賢一氏(43)を擁立、市内で1万1000票余りを獲得したみんなの党も「(帯広市区を含む)3人区で候補を出すのが基本方針」(大塚徹帯広市第1支部長)と党勢拡大をうかがっている。

 十勝総合振興局区(定数4)は喜多龍一氏(58)=自民・4期=、大谷亨氏(62)=同・3期=、池本柳次氏(63)=民主・同=、佐々木恵美子氏(61)=無所属・同=の4現職が出馬を予定。市区と同様、共産も新人擁立を模索中で、選挙戦の可能性を含んでいる。

325チバQ:2010/10/10(日) 18:07:28
市議の山崎泉氏を推薦
 鈴木宗男十勝総連合後援会(赤津寛一郎会長)は9日夜、帯広市内のとかち館で拡大役員会を開き、来年4月の道議選帯広市区に帯広市議の山崎泉氏(37)の推薦を決めた。山崎氏は出馬に前向きだが、今後は自身の後援会と相談し、石川知裕衆院議員の後援会と民主党の協力を得られれば、月内にも正式に態度を決める。

 有城正憲市議が緊急動議として山崎氏の出馬を要請。これを受けて谷津征彦会長代行は、後援会の賛同、帯広・十勝の総連合後援会による「オール十勝」の応援態勢構築、石川議員と民主党の協力−の3点を条件に「私たちの仲間から1人道議がほしい。山崎氏に頑張ってほしい」と語った。

 鈴木元議員は「(道議候補に)ふさわしいと思っていた有城さんの言葉は重い。私も賛成で、ぜひお願いしたい。オール十勝でしっかり応援してもらえれば」と語った。

 拍手で承認を受けた山崎氏は「ありがたいことでこの上ない喜び。鈴木代表の十勝の後援会を自分自身で守っていきたい。何とかいい報告をできるように頑張りたい」と語った。

 山崎氏は1973年帯広市出身。帯広三条高卒。95年から2003年まで鈴木氏の秘書を務め、03年市議選で初当選し2期目。前回道議選では鈴木元議員の後援会青年部「宗志会」などの支持を受けて出馬を検討したものの、環境が整わず辞退した。


帯広市 定数3−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 三津 丈夫 61 民主=社民 現 4 党支部代表
○ 清水 誠一 58 自民 現 5 党道副会長
○ 小野寺 秀 43 自民 現 2 会社役員

326チバQ:2010/10/15(金) 21:10:12
>>305
http://www.hokkaido-365.com/news/2010/10/post-1350.html
厚別区市議補選が告示 自民、みんなの党の一騎打ち
10年10月15日(金) 10時15分
衆院道5区補選と同じ24日投開票

 義卜(ぎぼく)雄一市議の辞職に伴い実施される厚別区札幌市議補欠選挙(改選数1)が15日告示された。

 補選の立候補は、午前8時30分から午後5時まで厚別区役所で受け付けており、午前10時までに、自民党公認の川田匡桐(ただひさ)氏(41)と、みんなの党公認の場谷常八(ばやつねはち)氏(60)の2人が届け出た。両氏は立候補届け出後、同区内で第一声を上げた。

 義卜氏が所属していた公明党は補選の候補擁立を見送り、定数5の厚別区で2議席を有する民主党も来春の市議選を見据え、候補擁立を断念した。このため補選は川田氏と場谷氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 札幌市議会では、民主、自民両会派がそれぞれ21人で構成されており、与野党の勢力が拮抗。川田氏が当選した場合、自民党が第1会派になる。

 投開票日は衆院北海道5区補選と同じ24日。期日前投票は16日から厚別区役所で行われる(文、写真・糸田)

327名無しさん:2010/10/16(土) 11:16:29
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101016ddlk01010264000c.html

選挙:札幌市議補選・厚別区選挙区 2氏が出馬 /北海道

 札幌市議の辞職に伴う市議厚別区補選(改選数1)は15日告示され、みんなの党の新人で元道保健福祉部福祉局長の場谷常八(ばやつねはち)氏(60)と、自民党新人で元北広島市職員の川田匡桐(ただひさ)氏(41)が立候補を届け出た。投開票は24日で、衆院道5区補選と同じ。14日現在の有権者数は10万7498人。

 場谷氏は介護や福祉の充実のほか、地域密着型産業による地域活性化と雇用創出を主張。川田氏は行政サービスの効率化や、観光振興などによる札幌経済の自立などを訴えている。

 民主党は衆院道5区補選への集中に加え、来春の統一地方選で改選期を迎える市議が2人いることから候補者擁立を見送った。【中川紗矢子】

==============

 ◇札幌市議補選厚別区立候補者(改選数1−2、届け出順)
場谷常八 60 み新

 [元]道職員[歴]道保健福祉部福祉局次長・局長▽放送大院

川田匡桐 41 自新

 メンテナンス会社監査役[歴]北広島市職員▽札幌学院大

毎日新聞 2010年10月16日 地方版

328チバQ:2010/10/25(月) 12:16:47
市議補選も自民
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101025ddlk01010168000c.html
選挙:札幌市議補選・厚別区選挙区 川田氏が初当選 /北海道
 札幌市議の辞職に伴う市議補選厚別区(改選数1)は24日投開票され、自民党新人で元北広島市職員の川田匡桐(ただひさ)氏(41)が、みんなの党新人で元道保健福祉部福祉局長の場谷常八(ばやつねはち)氏(60)を破って初当選した。札幌市議会の自民党議員は22人になり、民主党・市民連合を上回って市議会第1会派となる。投票率は53・42%だった。

 川田氏は行政サービスの効率化や、観光振興などによる札幌経済の自立などを主張。衆院道5区補選に出馬した町村信孝氏と連動し、支持を広げた。場谷氏は介護や福祉の充実のほか、地域密着型産業による地域活性化と雇用創出を訴えたが、及ばなかった。【中川紗矢子】

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 ◇札幌市議補選厚別区開票結果(改選数1)=選管最終発表
当 26361 川田匡桐 41 自新

  25199 場谷常八 60 み新

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 ◇札幌市議補選厚別区当選者(改選数1)
川田匡桐 41 自新(1)

 メンテナンス会社監査役[歴]北広島市職員▽札幌学院

329チバQ:2010/10/26(火) 23:07:04
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/257090.html
知事、3選出馬へ 来月にも正式表明 複数の経済人に意向(10/26 07:03)
 高橋はるみ知事は25日、来年4月の知事選に3選を目指して出馬する意向を固めた。知事は既に複数の経済人に出馬の考えを伝えており、今後は選挙態勢の整備を急ぐ。出馬表明は、11月下旬開会の第4回定例道議会を想定しているが、周辺には対抗馬を擁立する方針の民主党の動きを見極めるべきだとの意見もあり、年明け以降にずれ込む可能性もある。

 関係者によると、知事は今月上旬、札幌市内で経済人らとの会合に参加。出席者から「各地で3選待望論が出ている」などと出馬を促す声が相次いだのに対し「頑張りたい」と応じ出馬表明の時期を検討する考えを伝えた。

 知事は2期目で北海道洞爺湖サミットを成功させ、懸案だった支庁再編なども実現したが、道内経済の活性化などの取り組みは道半ばであることから3選出馬を決断した。

 知事の「後見人」とされる自民党の町村信孝元官房長官が24日の衆院道5区補欠選挙で当選したことも判断を後押しした。<北海道新聞10月26日朝刊掲載>

330チバQ:2010/10/28(木) 23:17:41
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101028ddlk01010210000c.html
ニュースプラス:統一選前哨戦なのに…低調、旭川市長選と網走市長選 /北海道
 ◇旭川市長選、自民候補選び迷走
 ◇網走市長選、民主が擁立見送り
 ◇31日告示 来月7日投開票
 任期満了に伴う旭川市長選と網走市長選が31日告示される。民主系の現職ら3人が立候補予定の旭川は、自民党の候補者選びが前旭山動物園長の小菅正夫氏(62)の不出馬などで迷走し、今月上旬に候補がようやく決定した。一方、現職が引退する網走は保守系の新人2人が出馬したため、自民は自主投票。民主は候補擁立を見送り、保守系の1人を推薦した。来春には統一地方選を控えるが、両市長選とも民主、自民の全面対決とは言えず、選挙戦は低調気味だ。投開票は11月7日。【横田信行、渡部宏人】

 ■旭川

 再選を目指す現職の西川将人氏(41)=民主推薦=に、農業機械製造会社社長の佐々木通彦氏(55)=自民推薦=と、前市議の安住太伸氏(40)=みんなの党推薦=の保守系の2人が挑む。

 旧自由党出身の西川氏は従来の支持者と連合など民主支持団体による選挙態勢づくりに時間をかけ、正式表明は9月にずれ込んだ。

 民主政権とのパイプをアピールしたいところだが、選対幹部は「票につながるかどうか」と懸念する。西川氏が師と仰ぐ小沢一郎氏が「政治とカネ」問題を抱えているほか、参院選や衆院道5区補選で民主陣営が「連敗」を喫したからだ。

 ただ、保守が二分されたほか、共産党が候補を擁立せず、これまで自民を支援していた商工会議所が初の自主投票となったことは追い風。地元の衆院道6区の佐々木隆博議員は「もう一つの敵は油断」と引き締める。

 一方、自民は前回(06年)、保守が分裂し1758票差で敗れたため、党旭川支部長の加藤礼一道議が今年4月に安住氏に断念を迫ったが失敗。8月に小菅氏の立候補の動きが表面化すると、小菅氏に推薦・支持を断られても支援を表明するなりふり構わぬ作戦に出た。だが、小菅氏が9月に不出馬を表明。支部市長選対策委員会のメンバーだった佐々木氏の決断で不戦敗を回避した。

 告示1カ月前の出馬決定で選挙戦は自民党の地方議員や支援団体頼み。5区補選の勝利がプラス材料だが、集票部隊だった建設業界の動きは鈍い。ある建設会社社長は「今回は与党・民主が現職。弓は引けない。現職支援で動く同業者も少なくない」と話す。

 前回、自民党を離党して立候補し落選した安住氏は6月、みんなの党の推薦を受けて再挑戦を表明。事務所に渡辺喜美・党代表の大きな写真を飾り、今年の参院選で躍進した党の勢いを借りる。事業仕分けなどによる行財政改革の断行や市立病院、上下水道などの民営化推進を公約に挙げ、改革派として無党派層への浸透を図る。

 ■網走

 網走市長選は、3期務めた大場脩市長が引退。前市議会議長の宮川隆昌氏(64)と、前市議の水谷洋一氏(47)の一騎打ちとなる。両氏とも大場市政の継承を掲げ、争点ははっきりしない。

 自民は「2人とも元自民党員」とし、保守層の遺恨を避けるため自主投票を決めた。民主は、水谷氏が95年の道議選で自民公認で出馬した経緯などを理由に宮川氏を推薦した。

 ただ、民主を支持する連合内には保守系候補への反発も。宮川氏の陣営内には道5区補選での民主惨敗の影響を懸念し、「政党色は排したい」との声が出ている。一方、水谷氏は政党の推薦を受けていないため、「うちこそ市民党」と強調するが、保守系市議が支援に回り、公明票の取り込みも狙っている。

331チバQ:2010/11/01(月) 23:55:46
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101101ddlk01010086000c.html
選挙:旭川市長選 現新3氏が立候補 統一選前哨戦、対応分かれる各党 /北海道
 任期満了に伴う旭川市長選が31日告示され、いずれも無所属で、前市議の安住太伸氏(40)=みんな推薦▽再選を目指す西川将人氏(42)=民主、新党大地推薦、社民支持▽農業機械製造会社社長の佐々木通彦氏(55)=自民推薦=の3人が立候補を届け出た。投開票は11月7日。30日現在の有権者数は29万6028人。

 安住氏は市内中心部の事務所前で第一声。「特定の企業だけが優遇され、特定のグループの人間だけが良い目を見ている」と現市政を批判。「努力している人が救われ、支え合っている方々が幸せになれる旭川に変えることが私の使命。市民の手に政治を取り戻すことが戦いの最大の目標」と呼び掛けた。

 西川氏はJR旭川駅前の買物公園で第一声。「市民との対話を第一に考えてきた。4年間種をまき、芽を出し、花を咲かせ、実をつけたものもたくさんある」と1期目の実績を強調。「旭川駅を中心とする中心街、北彩都地域を旭山動物園に次ぐ第2の旭川の象徴となる地域に生まれ変わらせたい」とアピールした。

 佐々木氏は市内中心部の事務所前での第一声で、現市政について「可もなく不可もなくで、何もしないで4年間たった」と指摘。「旭川を変えなければならない。人に優しい街、人を思いやる街、人を助ける街という三つの心で医療、福祉、観光、経済を連携させ、市民がまちづくりをしていこう」と訴えた。

 同市長選は統一地方選の前哨戦として各政党が重視してきたが、共産党と公明党は自主投票を決定。民主党は政権与党ながら国会審議などのため地元国会議員中心の応援で、現職の実績や人柄のPRに重点を置く。一方、候補擁立が遅れた自民党は衆院道5区補選で当選した町村信孝元官房長官らを投入し攻勢をかける。みんなの党は31日夕に渡辺喜美代表が入り、てこ入れを図った。【横田信行】

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 ◇旭川市長選立候補者(届け出順)
安住太伸(あずみ・たかのぶ) 40 無新

 [元]市議▽会社役員▽まちづくりグループ副会長[歴]新日鉄社員▽自民党支部幹事長代行▽慶大=[み]

西川将人(にしかわ・まさひと) 42 無現(1)

 市長▽上川地方総合開発期成会会長[歴]自由党道連幹事長▽民主党道連交通政策委員長▽北大=[民][社]

佐々木通彦(ささき・みちひこ) 55 無新

 会社社長▽旭川機械金属工業振興会会長[歴]旭川青年会議所理事長▽自民党道連役員▽金沢工大=[自]

332チバQ:2010/11/03(水) 11:01:21
福岡で再選挙の話があったんで、札幌の記事を引っ張り出してみる
札幌市長再選挙 戦いの構図 (2003/05/22(木)〜05/24(土)朝刊)

  政令指定都市で初の再選挙となった札幌市長選は、これまでに四人が立候補を表明し、二十五日の告示を迎えようとしている。政党による候補差し替え、無党派候補の一本化失敗…。先の市長選から一カ月余りで、戦いの構図は大きく様変わりした。
(3回連載)

http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/kouzu/01.html
<上> 出 自 2003/05/22(木)
戦う権利めぐり舌戦
 「四月の札幌市長選を戦った道見(重信)さんは、戦友だと思っている。道見さんは候補差し替えに納得していない」

 差し替え疑問

 十九日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた市長再選挙の立候補予定者による討論会。先の市長選で民主党と市民ネットワークの推薦を受けて最多得票した弁護士の上田文雄氏(54)は、刺すように言葉を放った。

 矛先は、隣に座った前衆院議員の石崎岳氏(47)。石崎氏が「再選挙は、だれも市長として信任されなかったということだ」と発言したのに対し、再挑戦組の上田氏と元参院議員の中尾則幸氏(56)がかみついた。

 前回、自民党推薦で出馬したものの、今回は同党の推薦を得られずに出馬断念に追い込まれた道見氏を引き合いに、候補差し替えの不当性を訴えたのだった。

 自民党にとって、石崎氏への候補差し替えは、先の市長選で分散した保守支持層の一本化が狙い。「知名度のある候補で短期決戦を勝ち抜く」作戦だが、道見氏とその支援者の反発は予想以上だった。さらに、差し替えた候補が石崎氏だったことが、“適格性”への疑問につながった。

 石崎氏は昨年十二月、若手経済人らから市長選への出馬を要請されたが、「国政への思いを断ちがたい」として、固辞した経緯があるためだ。

 討論会でも、中尾氏が「なぜ一回目から立候補しなかったのか。分かりやすく説明すべきだ」と疑問をぶつけた。これに対し、石崎氏は「再選挙は異例の事態で、市政の混乱を放置できない。当時とは状況が変わった」と情勢変化を訴えるしかすべがなかった。

 途切れた戦意

 討論会で、石崎氏が批判の矢面に立つ一方、石崎氏と同じ「候補差し替え組」の共産党道委員会副委員長の青山慶二氏(48)は、とうとうと党の主張を述べた。

 「共産党は自民、民主、公明三党の総与党だった前市政と厳しく対じしてきた。その共産党が候補を立てないのは無責任になる」

 ただ、強気の発言とは裏腹に、共産党を取り巻く状況は厳しい。

 先の市長選で同党は、労組や福祉団体などとつくる「明るい札幌市政をつくる会」として、団体役員の佐藤宏和氏(50)を擁立した。しかし、佐藤氏は有効投票の10%を二万五千票余りも下回る約五万四千票しか獲得できず、七人の中で最下位に終わり、供託金を没収された。このため、つくる会には当初から「えん戦気分」が強かった。

 候補擁立見送りを主張する労組などに対し、再選挙での立て直しを目指す党が業をにやし、急場しのぎで党役員を公認で擁立した形だ。いったん途切れた戦意を取り戻せるかどうか不透明だ。

 再挑戦組は、最初の選挙で信任されなかったから、市長にふさわしくないのか。差し替え組は、最初の選挙に立候補しなかったから、戦う権利がないのか−。再選挙は、その“出自”をめぐって既に激しい舌戦が始まっている。

333チバQ:2010/11/03(水) 11:01:43
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/kouzu/02.html
<中> 政党色 2003/05/23(金)
「無党派」獲得に躍起
 四月の市長選で政党の支援を受けずに戦った「無党派」四陣営が候補一本化へ向けた調整を水面下で重ねていた大型連休のさなか。前回、民主党などが推薦した弁護士の上田文雄氏(54)は、無党派候補だった一人と札幌市内でひそかに接触した。

 推薦を支持に

 「有権者を幅広く取り込むなら、民主の推薦を(推薦より党のかかわりの薄い)支持に変えた方がいいのかもしれない」。その場で交わされた言葉が、再選挙告示を五日後に控えた二十日、民主党の「支持」決定で現実となった。

 「前回は自民党と民主党の対立関係で候補のイメージがつくられた」。市民運動関係者らによる上田氏の支援組織幹部は、党派色を薄めることで「市民派・上田文雄」をより強く打ち出し、無党派層への浸透を進める狙いを明かす。

 しかし前回、候補乱立の中であえて党派色を強めた経緯もあり、「いまさら推薦を支持に変えても有権者の印象は変わらないのでは」(労組幹部)という冷めた見方も。一度浸透した「民主党の上田」のカラーを変えるのは容易ではなさそうだ。

 先の選挙では元参院議員中尾則幸氏(56)、財団理事長秋山孝二氏(52)、早大教授坪井善明氏(54)、前札幌市議山口たか氏(53)の無党派四候補の合計得票が、政党推薦を受けた三候補の票を上回った。しかし中尾氏以外の三氏は再出馬を断念。再選挙を戦う四陣営は、それぞれ政党との間合いを計りながら、三氏の票の取り込みを目指す。

 結束ぶり強調

 「無党派」候補でただ一人再挑戦する中尾氏の陣営は、一貫して政党と距離を置く姿勢を強く打ち出している。「無党派候補の代表」を有権者にアピールしようと懸命だ。

 今月中旬、陣営関係者が公明党幹部に「支援要請」を行ったことが報道機関に伝わると、後援会幹部は「個人が勝手に動いただけ。正式な要請ではない」と陣営のかかわりをかたくなに否定。中尾氏の生命線となる「無党派イメージ」への影響に神経をとがらせた。

 前回、前札幌市議の道見重信氏(58)を推薦しながら保守層の支持が分散した自民党は、推薦候補を前衆院議員の石崎岳氏(47)に差し替える“力わざ”で保守を一本化。党の結束を強調し、秋山氏や坪井氏に流れた票の取り込みに全力を挙げる。

 共産党道委員会副委員長の青山慶二氏(48)は同党公認で、今回出馬する四人の中で最も党派色が強い。道委員会幹部は「一番知名度があるのは『共産党』だ」として、党の看板を前面に掲げ無党派層に切り込む構えだ。

 政党推薦三候補と推薦を受けない四候補に色分けされた前回と変わり、再選挙に出馬する四氏と政党との関係は、公認、推薦、支持、支援なし−と四者四様になった。前回、無党派四候補に過半数の票が集まった結果は、今回どう変わるのだろうか。

334チバQ:2010/11/03(水) 11:02:02
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/kouzu/03.html
<下> 市役所改革 2003/05/24(土)
「断行宣言」に不信感
 札幌市役所にほど近い自民党推薦の石崎岳氏の事務所。その一角に「OB会」と書かれた札が置かれたテーブルと座席が用意されたのは二十日だった。市役所OBが来訪した際の“特別席”。「さまざまな懸案があるなか、切るものは切っていく」。過去のしがらみを意識する石崎氏が力強く、そう宣言した事務所開きから、三日しかたっていなかった。

 先の市長選では、市の助役経験者ら有力OBは自民党推薦の道見重信氏、無党派の一角を占めた坪井善明氏の二陣営に分裂し、「桂後継」をめぐって綱引きを演じた。しかし、今回は保守一本化を標榜(ひょうぼう)する石崎陣営に多くが名を連ねる。

 切れない存在

 石崎氏は、過去の桂市政の業績は認めつつも、市役所の体質を強く批判し、「後継」「継承」のフレーズを封印している。それでも「各業界に顔が効き影響力がある」(自民党札連幹部)とされる市OBは、短期決戦を強いられている石崎陣営にとって、切るに切れない存在だ。

 選挙戦で支援を受ける市OBの天下り先となっている市の出資団体の改革に、正面切って取り組めるのか−。市役所内部からもそんな疑問の声が出始めている。

 「桂市政の継承なんて言っていたら票にならない」。先の選挙で民主党の推薦を受け、トップの票を得ながら当選に至らなかった上田文雄氏の陣営には、再選挙出馬を決めた後も不満が充満していた。矛先は、政策づくりに携わり、先の選挙戦を支えた市労連に向いていた。

 民間と距離感

 十二年間続いた桂前市政を陰に日なたに支え続けてきた市労連。その支援を受ける上田氏は当初、市役所組織のスリム化を掲げながら、具体的な職員の削減規模には踏み込めなかった。「民間はずっと苦しいのに、市役所だけが違う」。そんな思いを抱く民間労組との足並みが乱れかねない事態に、同氏は徐々に改革の姿勢を鮮明にしている。

 見せ場は十九日の公開討論会。同氏は「四年後に人件費二百億円を削減」と、初めて具体的な数字に踏み込んだ。そのインパクトは支援組織内に広がり、「あんなこと言わせていいのか」と、市職員の予想以上の反発を買った。外部では「組合の応援を受けている候補に実現できるのか」と、冷ややかな見方が広がる。

 オール与党の両翼として桂市政を支えながら、「変化」を求める市民を意識して市役所改革を強く打ち出す石崎、上田両氏。さらに、「唯一の無党派」を自認する中尾則幸氏と、共産党の青山慶二氏も市役所批判のボルテージを上げる。
 「市役所を変えられるのは私だけ」。四人が掲げるキャッチフレーズは、有権者の心にどう響くのか。
                 


 この連載は石田悦啓、高須賀渉、佐藤均が担当しました。

335チバQ:2010/11/03(水) 11:03:24

深層・真相 札幌市長選再選挙 (2003/05/07(水)〜05/10(土)朝刊)
  二十五日告示の札幌市長選再選挙に向け、自民党が同党前衆院議員の石崎岳氏(47)、民主党などが弁護士の上田文雄氏(54)の擁立を決めた。一方、無党派陣営が「第三極」結集に向けて動きだしている。再選挙をめぐって、政党や候補者、関係者がどんな思惑で、どう動いたのか。水面下の動きをドキュメントで追った。(4回連載
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/re-truth/01.html
<1> 直後 2003/05/07(水)
■山崎氏発言 冗談から始まった「差し替え」騒動

記者会見で、市長選候補を道見氏から差し替えるとの考えを示唆した山崎拓幹事長=4月14日未明、東京・永田町の自民党本部
 四月十四日未明 十三日投開票が行われた統一地方選第一ラウンドの結果について、東京・永田町の自民党本部で山崎拓幹事長が記者会見した。

 札幌市長選で同党が推薦した前札幌市議の道見重信氏(58)が三位に終わったことについて、山崎氏は「どんぐりの背比べ的なものがあったと思うので、選挙の結果によっていろいろと札幌市民の期待に応えるような党としての対応を、あらためていたしたい」と述べた。

 党首脳による事実上の「候補差し替え」発言。再選挙の候補選びをめぐり、自民党札連が混乱した「ボタンの掛け違い」はこの時、生まれた。

 関係者は、山崎幹事長の発言に先立ち、こんなエピソードがあったと明かす。札幌市長選が再選挙となったニュースを見ていた山崎氏、麻生太郎政調会長らが「札幌は候補を変えた方がいい」と冗談交じりで話した。

 山崎氏は、その内容をそのまま会見で発言してしまったというのだ−。立ち会った国会議員は後に関係者に「会見で話すとは」と驚きを漏らした。

■分裂の源流 「民主党が乗れない」岩崎氏を拒否
 道見氏が候補となった過程を振り返ってみよう。今回の市長選で保守分裂した「源流」がそこにあるからだ。

 昨年十二月上旬 自民党札連の吉川貴盛会長(衆院議員)と、札幌青年会議所OBで桂信雄前市長の後援会幹部を務める中田揮雄氏らが向き合った。吉川氏は中田氏に「市民の手で市長候補を選んでほしい」と切り出した。

 当時、吉川氏は、横浜や熊本など県庁所在地の市長選で相次いで誕生する「無党派市長」への警戒感が強かった。「自民党」を看板に掲げれば、それだけで有権者の反発を招く。自民、民主、公明による政党相乗りの枠組みを維持し「負けない選挙をしたい」。そんな思惑があった。

 ちょうどそのころ、若手経済人が石崎氏に出馬要請し、回答を待っていた段階だったが、吉川氏は、民主党が乗れないという理由で、石崎氏出馬に最後まで首を縦に振らなかった。

 このことについて、石崎氏は五月四日の出馬表明会見で、昨年末に出馬しなかった理由を「当時は、党内からも反対があり、一つにまとまらなかった」と振り返っている。

 十二月二十一日 吉川氏から人選を依頼された中田氏は、札幌青年会議所の関係者らに働きかけ、「みんなで札幌市長をつくる100人委員会」を設立した。

 100人委は、一カ月以上の候補者選考作業の後、早大教授の坪井善明氏(54)を選んだ。だが、吉川氏にとって、札連会長である自分と歩調を合わせると期待した人選が「政党や議会に縛られたくない」と公言してはばからない坪井氏だったことは認められなかった。

 吉川氏は100人委の結論をけり、以前から市長選出馬に意欲を示していた道見氏の擁立に向かった。道見氏は吉川氏の選挙区内の北区選出市議でもあった。

336チバQ:2010/11/03(水) 11:03:37
■保守一本化 水面下の動き 道見氏「許せない」

市長選で3位となった結果を受け、記者会見する道見重信氏=4月14日未明、中央区の選挙事務所
 話を選挙後に戻そう。道見氏の差し替え方針ですぐに候補に挙がったのが石崎氏だった。

 四月十四日午前 石崎氏は北海道新聞の取材に対し、市長選候補に取りざたされていることに「昨年末から国政を目指していることに変わりはない」と冷静さを守った。

 十四日午後 坪井氏が供託金没収という結果に終わったのを受け、坪井氏の事務所では、中田氏を含め、陣営幹部が今後の検討をしていた。そこに、中田氏の携帯電話が鳴った。町村氏からだった。町村氏は「保守系候補一本化に力を貸してほしい」と打診。「道見後」に向け、水面下の動きが始まった。

 十六日 昨年末に石崎氏擁立に動いた若手経済人と石崎岳氏の後援会幹部が会談。後援会幹部が、再選挙での石崎氏出馬について経済人に意見を聞いた。この経済人は「積極的には支援に動けない」ことを伝えたという。

 同じ日。道見氏は、上京し、国会議員らにあいさつ回りをしていた。ある国会議員には「次は勝てる態勢で臨まないといけない」と話したが、自らの再出馬の考えについては明言しなかった。

 しかしこのころ、道見氏は、支援者らへのあいさつ回りを行う中で「おれが知らない間に、首をすげ替えようなんて、許せない」と反発していたという。

■責任論 吉川氏「体制を一新して臨む」
 民主党や、無党派勢力結集の動きも活発化していた。

 十六日夜 先の市長選で最多得票だった弁護士の上田文雄氏(54)は、中央区のホテルであった連合札幌の集会で、「本番に向けて心の準備をしたい」と、再出馬の意向を明らかにした。

 関係者によると、実は前日の十五日、関係者と今後の打ち合わせをした際、上田氏の妻が「十七万票の支持に応えるべきです」と“主戦論”を唱えたのに上田氏は後押しされたという。

 同じ日。市長選で二位となった元参院議員の中尾則幸氏(56)の陣営関係者が、坪井氏の陣営を訪問。「政党推薦を受けなかった四候補で次は、無党派連合でやらないか」と打診。この関係者は、前札幌市議の山口たか氏(53)の陣営も訪ね、無党派一本化を打診した。
 自民党札連内では、保守分裂、道見氏三位に対して、執行部の責任論が公然とささやかれ始めた。

 十八日夜 自民党札連の宮本幹事長が、胸の内ポケットに幹事長の辞表を忍ばせ、北区の吉川会長の事務所に向かった。100人委設立時から、札連と同委の窓口的な役割を果たした宮本氏は、坪井氏擁立を断った吉川氏に対する反発が極めて強かった。宮本氏は、吉川氏に「責任を明確にしましょう。こういう方法でなければ、保守一本化は不可能だ」と迫った。

 十九日朝 札幌市中央区で、札連が役員会を開き、今年の札連定期総会を当初予定していた六月ではなく、再選挙前の五月十日に開くことを決めた。吉川氏は、自らの責任論には言及しなかったが「体制を一新して再選挙に臨む」方針を打ち出した。このとき、吉川氏の会長辞任の腹は固まっていた。

 さらに札連は、再選挙での「保守一本化」することを合意。今後は経済界と連携し、その調整を札幌関連の国会議員四人に委ねた。候補者選びの主導権が、市長選をめぐって混乱した札連から、国会議員に委ねられた瞬間だった。

337チバQ:2010/11/03(水) 11:03:59
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/re-truth/02.html
<2> うごめき 2003/05/08(木)
■経済界 武井氏ペース「石崎氏?難しいな」
 四月二十一日午前 自民党札連から札幌市長選再選挙の候補選考を委ねられた札幌関連の同党国会議員四人と、経済団体首脳が、札幌市中央区のホテルで初めて会談した。まず自民党と経済団体とが別々に打ち合わせをして、それぞれ結果を持ち寄る形を取った。

 関係者によると、会談前の経済団体側の打ち合わせは終始、道経協の武井正直会長のペースで進んだ。

 「この混乱の元凶は、後継指名もせずに引退する桂信雄市長にある」

 武井会長のこの発言に、もともと市役所内からの候補擁立を主張していた道建設業協会の伊藤義郎会長が大きくうなずき、こう続けたという。

 「やはり市職員から候補が出てくれたほうが、安定した市政を継続する意味でも、みなさんがまとまりやすい。経済界の意見はこれで行きましょう」

 この場では、自民党前衆院議員石崎岳氏(47)の名前も挙がったが、同氏の企業・団体後援会の最高顧問で後見人役の武井会長は「難しいな」と首をかしげた。昨年末、石崎氏本人と事前に綿密な相談をしたにもかかわらず、同氏に出馬要請を断られた若手経済人グループの反発や、「あくまで国政で」との意見が強い後援会の雰囲気を踏まえた発言だった。

■自民と会談 新候補に傾くが一般論に終始

自民党国会議員と経済団体首脳との会談後、記者団の質問に答える伊達忠一参院議員=4月21日午前、札幌市中央区の札幌グランドホテル
 しかし、庁内候補で意見の一致を見たわけでもなく、具体的な名前が挙がらないまま、別室での自民党との会談に入った。

 自民党側は、町村信孝党本部総務局長(衆院議員)、吉川貴盛札連会長(同)、佐藤静雄衆院議員、伊達忠一参院議員の四氏が出席した。

 会談では、保守系候補一本化で一致。しかし、先の市長選で保守層の支持を受けた前札幌市議の道見重信(58)=自民、保守新党推薦=、財団理事長の秋山孝二(52)、早大教授の坪井善明(54)の三氏の中から候補を絞り込むことについては「三陣営を刺激することになる」と難色を示す声が多かった。ここで会談は、新たな候補を選ぶ方向に傾いていた。

 ただ、新たな候補とはいいながらも、この時点では、石崎氏を含む「政治家」、既に擁立の可能性が消えている「庁内候補」=メモ参照=、市財政局長を経験した「総務省の官僚」を一般論として取り上げただけで、人選は「白紙」に近い状態だった。

<メモ> 固辞し続けた田中都市局長
 先の札幌市長選の候補者選考をめぐっては、関係者から幾度となく市役所幹部の擁立論が出た。しかし、有力候補の筆頭だった田中賢龍都市局長(56)に出馬の意思はなかった。

 一月二十九日夜 田中局長は、ススキノの飲食店で親しい市幹部たちと酒を酌み交わし、「みなさんからの要請に返事をします。私は市長選に出るつもりはありません」と断言した。

 田中局長については、引退した桂信雄前市長の市政を引き継ぐ庁内候補を切望していた経済界首脳らがしびれを切らし、一月下旬に白羽の矢を立てていた。この動きに、もともと昨秋から田中局長の擁立に動いていた市幹部らも反応、再度要請したのだった。

 田中局長も悩んだ末に出した結論だったが、この回答を知らない経済人や市OBらが再三にわたって田中局長に接触。だが、田中局長は最後まで首を縦に振らず、混乱する市長選に巻き込まれるのでは−と心配する親しい職員に「あの時、返事した通りですから。気持ちは変わりません」と話していた。

338チバQ:2010/11/03(水) 11:04:12
秋山氏 「シナリオなんてない」無党派結集

再選挙への出馬撤回を表明する秋山孝二氏=4月24日午後、中央区内の秋山氏事務所
 二十二日夕 弁護士の上田文雄氏(54)は、先の市長選で推薦を受けた民主党・連合ブロックや市民ネットワークの推薦決定を待たず、ひと足早く出馬を表明。夕方には早速、ハンドマイクを持って、JR札幌駅前で“つじ説法”を始めた。

 同じ日、当選後の会派構成などの打ち合わせのため市議会へ登庁していた共産党市議のもとへ、連合関係者がひそかに訪れていた。

 「候補を立てない−という支援の方法もある。検討してほしい」

 自民党が石崎氏で一本化することを想定し、「非自民」結集の呼びかけに乗り出した瞬間だった。

 二十三日 市長選で四位だった財団理事長秋山氏は、中央区の事務所で幹部と向き合った。開票直後、「態勢を再構築して臨みたい」と、再出馬への意欲を示した秋山氏。以来、「勝つための態勢」を模索してきた陣営が結論を出す場だった。

 再選挙までの期間はわずか。「どうやってもこのままでは勝利の図式を描けない」。重苦しい空気が支配する中、秋山氏らが出した答えは「出馬の白紙撤回」と「無党派勢力の結集呼び掛け」だった。

 二十四日午後 報道陣が詰めかけた秋山氏の選対事務所は投開票日以来のにぎわいとなった。「掲げた政策を実現させるため、政党に対抗して勝てる候補づくりに全力を注ぐ」。記者会見で無党派結集の必要性を強調する秋山氏。ただ、候補一本化への明確な手順は示されなかった。

 「シナリオなんてない。細い細い糸をたぐる作業だ」。会見終了後、静けさが戻った事務所に残った後援会幹部の言葉が、先行きの難しさを物語っていた。

■自民 虚実情報飛び交い不信増幅
 同じく二十四日。石崎氏は、前日の二十三日から引き続き東京にいた。道建設業協会の伊藤会長や、石崎氏地元の豊平区選出の岩本允道議の上京したタイミングと重なったため、一部関係者の間では出馬に向け関係者が一堂に会し、石崎氏擁立で最終調整に入るとのうわさが一気に広まった。しかし石崎氏は、私用で上京していただけだった。

 ただ、この日も国会議員の協議は続いていた。

 同日正午。東京・永田町の自民党本部四階の党総務局長室。町村、吉川、伊達の三氏が約一時間、会談したが結論は出なかった。伊達氏は同日、北海道新聞の取材に対し、「石崎氏も含めていろんな名前が挙がったが、まだ決まらない。経済界にも誰かいないか探してもらおうと思う」と語った。

 総務局長室内の会話で、石崎氏が上京中であるとの話が出たが、その後、石崎氏が国会議員と会わずに札幌に帰ったことで、ある国会議員は「なぜ、連絡がないんだ」といら立ちを見せる場面もあった。

 このとき、石崎氏擁立の具体的な動きはまだなかった。

 さらに同じ日。同党推薦の道見氏が三位に終わったことについて、自民党札連の区連支部長・幹事長連絡会議が、吉川会長あてに党の一本化を求める要望書をまとめていた。

 「今回の市長選は、わが党が三陣営に分裂し、党所属議員の中には公然と他の陣営に肩入れしたものがいた。今回選挙の敗因は、執行部の不手際もさることながら、党所属の議員が、いかに党意識が乏しく、ただ党を利用するだけで自己本位で選挙を行うものがいたか、だ」

 選挙戦を通じて、道見氏の支援に消極的な札連幹部ら複数市議がいたことに対し、地域党員の反発は大きかった。党内には、札連執行部などに対する不信感が日に日に高まっていた。

 二十四日夜 道見氏周辺や自民党関係者の間で突然、「石崎氏と町村氏が、石崎氏出馬で合意した」との情報が駆け巡った。この情報はなぜか、特に道見氏周辺で広まった。再選挙に向けて、石崎、道見両氏の周辺ともに、虚実ない交ぜの情報に踊らされる“神経戦”に突入していた。

339チバQ:2010/11/03(水) 11:04:35
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/re-truth/03.html
<3> 反発 2003/05/09(金)
■選考会談 石崎氏擁立の情報漏れ懸念
 四月二十六日午前 札幌市中央区のホテルで、自民党国会議員四人と経済団体首脳による二回目の会談があった。選考過程の議論が、記者団に漏れるのを嫌った同党は、会談場所を奥の部屋に取り、記者が近づかないようエレベーター前に立ち入り禁止の非常線を張った。

 自民党が情報漏れを極度に気にしたのには理由があった。

 候補選考に当たって、再出馬に意欲を示す前市議の道見重信氏(58)との調整が進んでいなかったのだ。候補に道見氏が選ばれないことが、道見氏の耳に入れば、感情を逆なでして、保守一本化が壊れてしまう−そんな懸念があった。

 会談後、伊達忠一参院議員一人だけが記者団に対応した。伊達氏は「中央官僚、市役所幹部、政治家に絞り込んだ。三、四人だ」と語った。しかし、この時点で同党は前衆院議員の石崎岳氏(47)を候補の軸に据えていた。

 告示まで一カ月に迫った段階で、勝利をたぐり寄せるには、国会議員やテレビキャスター時代の石崎氏の知名度が必要と判断したのだ。

 さらに、先の市長選で三位にとどまった道見氏では、経済界が一本化できず、そのうえ、「自主投票」を決めた公明党にも「突然、道見氏を支援する理由が見当たらない」(幹部)との事情もあった。

 伊達氏が記者団に対して「三、四人」という微妙な表現をしたのは、「出馬の意欲が残っている道見氏をこの時点で排除していないことを示すためだった」(自民党関係者)との見方が強い。

 札連幹部はこの時、「石崎氏に絞られている。人数はカムフラージュ」と解説した。

■民主党 「保守一本化、公明票におびえぬ」

記者団に囲まれながら経済団体首脳との会合に向かう自民党札連の吉川貴盛会長=28日夕、中央区の札幌グランドホテル
 二十六日夜 民主党札幌は中央区のホテルで臨時大会を開き、弁護士の上田文雄氏(54)の推薦を決定した。参加した国会議員や道議、市議らの間には、既に「自民党が石崎氏で一本化」という情報が流れていた。

 「保守一本化という言葉と、公明党・創価学会票の幻影におびえる必要はない」。民主党北海道の古参幹部は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

 「一本化」といっても、道見氏が反発し挙党態勢の構築には時間がかかると予想していた。かつて道内では長く公明との友党関係を維持してきた経験もあった。「公明党といえども、短期間で浸透させるのは難しい」。

 二十八日午前 同日夜の自民党と経済団体首脳との三回目の会合を前に、関係者が一気に動いた。

 札幌商工会議所の西尾長光会頭は午前、関係者に「候補は石崎さんでまとまりそうだ。今度は経済界を一本化したい」と漏らしたという。

 同日正午。自民党と経済界の調整役を務めていた伊達忠一参院議員は、北洋銀行会長で道経協会長でもある武井正直氏と話し合うため、中央区の北洋銀本店に車で向かった。

 この場では、伊達氏が「自民党として石崎氏で一本化した」と語り、武井氏は異論がないとの意向を示したという。

 伊達氏は武井氏との会談後、行内で前日の二十七日に投開票のあった統一地方選第二ラウンドへの協力のあいさつのために武井氏のもとを訪れていた公明党の風間昶参院議員と出くわした。

 風間氏は北海道新聞に対し、「石崎氏で決まりなんでしょう」と石崎氏擁立が既定路線である認識を示した。

340チバQ:2010/11/03(水) 11:04:54
■強い意欲 道見氏「悔しい。出馬したい」

自民党の擁立方針決定を受け、記者会見する石崎岳氏=28日夜、豊平区の事務所
 二十八日昼 中央区内の企業回りを終えた道見氏は一路、手稲区内の道見氏の資金管理団体の幹部のところに向かった。

 情勢は石崎氏の擁立で固まりつつあった。道見氏は幹部に「石崎氏は昨年、市長選出馬要請を断った張本人だ。大きな騒ぎを引き起こした責任者であり、おれは悔しい。再選挙に出馬したい」と訴えた。道見氏は金という言葉は使わなかったが、幹部は「資金援助を求めている」と直感した。

 道見氏は車をとんぼ返りさせ、中央区の札幌グランドホテルに駆け付けた。この日の夕方に予定されていた、札連と道見後援会による合同選対会議に向け、後援会幹部三人と事前調整するためだった。

 二十八日夕 同ホテル二階で始まった選対会議は、この日で市長選候補選びを決着させたい札連側と、道見氏再出馬の可能性を消されたくない道見氏後援会とのぶつかり合いとなった。

 「きょうは選対本部の解散式です」。札連側の進行役の一言に、道見陣営の幹部は強く反発した。同時に、この幹部は「このまま、消化不良で終わらせるわけにはいかない」との思いを募らせた。

 この会合を途中で抜けた札幌市議の柴田薫心氏は記者団に囲まれ、「道見陣営の反発はものすごい。石崎擁立は白紙に戻るのではないか」と話した。

 選対会議では札連、後援会の話し合いが物別れに終わったまま、同じホテルで引き続き、自民党国会議員と経済団体首脳による三回目の会合が開かれた。

 その後、伊達氏は「候補はまだ決まっていない」と述べたものの、「石崎氏以外の選択肢はあるのか」と食い下がる記者に「ない」と答えた。

 石崎氏一本化がついに水面に出た。

■危機感 なだめに回る国会議員
 二十八日夜 自民党と経済団体首脳の会談の直後。豊平区の石崎事務所には多くの報道陣が詰め掛けた。質問は一つ。出馬意思があるかどうかだ。

 「傍観者でいられない。声がかかったということは重く受け止めざるを得ない」。石崎氏は受諾の意思があることを明らかにした。

 二十九日未明 札幌市北区太平の事務所内で道見氏は、自民党が石崎氏擁立を決定したことに立腹し、記者にまくしたてた。

 「短期間の勝負だから、私が最右翼。私以外なら、札幌関連の国会議員四人がバッジを外して、この危機を救わないとだめだ。国会議員でない石崎さんでは納得できない。石崎さんが出るなら私も出る」

 二十九日早朝 衆院議員の佐藤静雄氏は極秘に、北区の道見氏の自宅を訪れた。

 佐藤氏は「個人的に心配してうかがった。私が中に入ってスムーズに行けば、と思った」と説得を始めた。道見氏と別れた後、佐藤氏は札幌に関連する国会議員に電話して、道見氏と国会議員が直接会談する日程を調整した。

 保守一本化が失敗に終わりかねない危機感を抱えながら、息の抜けない黄金週間が始まっていた。

341チバQ:2010/11/03(水) 11:05:17
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/re-truth/04.html
<4> 着地 2003/05/10(土)
■候補者選考 道見、伊達氏が語る会談内容にずれ
 五月一日午前 札幌市中央区にある自民党札連の会議室で、吉川貴盛会長(衆院議員)と区連支部長による非公式会合があった。

 会合では、前衆院議員の石崎岳氏(47)擁立に対する反対論は目立たなかったものの、先の市長選で自民党が推した道見重信氏(58)の処遇をめぐって、意見が出た。「道見対策がまったくできていないのに『一枚岩になれ』と言うのはおかしい」

 この会合を先の市長選の「総括」ととらえた出席者もいたが、札連が非公式の「懇談」と位置付けたことが後に火種を残すことになる。

 同日夕、中央区の札幌グランドホテルで、同党の町村信孝総務局長(衆院議員)、吉川札連会長、佐藤静雄衆院議員、伊達忠一参院議員の国会議員四人と道見氏、同氏後援会幹部らが向き合った。道見氏は、党による市長選の総括もなく石崎氏の擁立が進んでいることにかみついた。

 会談直後、道見氏と伊達氏が記者団に別々に語った言葉にはずれがあった。

 記者「会談の内容は?」

 道見氏「候補者選考は白紙に戻った。私か現職国会議員四人の中から選ぶべきだ」

 道見氏の後に出てきた伊達氏の認識は微妙に違った。

 記者「候補選考はまったく白紙なのか」

 伊達氏「総括など手続きが抜けていた。あした総括をする」

 伊達氏は、「石崎氏擁立」を白紙に戻したとは認めなかった。

■札連役員会 怒る道見氏にしらけムードが漂う

1回目の選考委員会を終えて記者団の質問に答える佐藤静雄衆院議員=2日夜、札幌市中央区の自民党札連会議室前
 二日午後 中央区の札幌すみれホテルで、自民党札連の拡大役員会があった。市長選を総括する場面がやっと訪れた。関係者によると、吉川会長は自らの責任をこれまでにない明確な言葉で表した。「一生懸命支援していただいた結果が再選挙となり、道見氏も三位に終わった。この責任はすべて私にあるのかなと思う」

 この後、会合の中では党一本化に向けた和解ムードが流れ始めた。だが、会議の後半に呼ばれた道見氏のあいさつで空気は一変する。

 「このような総括の場は私が提案してやっと実現した。自民党よ、しっかりしてくれ。私は人の道理に従う。人の道理なくして党の繁栄はない」

 テーブルを叩きながら、自身の主張をまくしたてる道見氏。会場にしらけムードが漂った。「道見降ろし」にそれまで同情的だった党内世論を味方につけ「処遇問題を優位に進めようとする」(自民党関係者)道見氏だったが、これを境に“道見株”は下落し始める。

 引き続き、同じ会場で、国会議員四人と自民党の道議、市議が懇談会を開き、「選考の手続きを踏み直す」との建前の下、候補選考委員会の設置を決めた。石崎氏擁立の正統性を編み出す作業に淡々と入ったわけだ。

 委員長は「中立的立場で選ぶ」との理由で、石崎氏が国会議員時代に所属した森派の町村、伊達両氏や道見氏擁立を決めた吉川氏ではなく、佐藤氏とした。

 同日夜。一回目の選考委員会が札連会議室で早々と始まった。会議後、委員長の佐藤氏は「結論はまだだ」とだけ答えたが、会議のメンバーは「石崎氏しかいない」との意見で一致していた。

 会議を受け、佐藤氏は北区の道見氏後援会幹部宅に飛び、道見氏と後援会の説得に乗り出した。

342チバQ:2010/11/03(水) 11:05:49
■HBC出演 石崎氏のフライングに佐藤氏叱責
 二日夜 「なんとか、連休中には動きだしそうだ」。財団理事長秋山孝二氏(52)の後援会幹部は、秋山氏の選対でかつてともに汗を流した関係者にそうつぶやいた。

 秋山氏が再出馬の意向を撤回し、元参院議員の中尾則幸氏(56)、早大教授の坪井善明氏(54)、前札幌市議の山口たか氏(53)の各陣営に働きかけていた無党派一本化構想。その第一歩となる初の陣営幹部協議が五日にも実現するめどがこの日ようやくついた。

 統一候補をどのような手順で選ぶのか、政策の違いをどうするのか、資金は、人は…。「この場で、候補一本化のルールづくりから始めなければ」。秋山陣営が事務局レベルの折衝を用意したのは、もつれた糸を解きほぐすような作業のために「地ならし」が欠かせないとの判断だった。

 三日早朝 一方の自民党は、札幌すみれホテルで二回目の選考委員会を開いた。ほぼ同時刻、石崎氏は過去に勤務した北海道放送(HBC)のラジオ番組に出演していた。「退路は断たれたと思う」。正式な出馬要請はまだと断りながらも、出馬の意欲が言葉の端々にのぞいた。

 この時、選考委員会を終えた佐藤氏はHBC前の車内でこの放送を聞いていた。「道見氏を刺激しちゃだめだ」。佐藤氏はあわてて局内に入り、放送を終えた石崎氏を叱責(しっせき)した。

 三日 秋山後援会幹部は朝から慌ただしく電話をかけ続けた。幹部協議の設定を報道で知った一部候補者の周辺から候補同士の直接協議を求める声が沸き上がったからだ。

 当初、会社の事務所に設定した協議場所をホテルに変更して各陣営に再び打診した。結局、坪井氏の日程に合わせて連休明け以降の初協議開催に落ち着いた。

 「幹部同士で話をしても仕方ないだろう」と中尾氏。秋山後援会幹部は日程調整に追われながら、「それぞれの陣営内でも意見がバラバラ。候補者一本化なんて至難の業だ」と無党派結集の難しさを痛感した。

 四日早朝 自民党は、札幌すみれホテルで開いた選考委員会で石崎氏擁立を最終決定。札連の吉川会長が合流し、石崎氏に正式に出馬要請した。

 同日午後、石崎氏は後援会の役員を集めて会合を開いた。後援会は市長選出馬を満場一致で了承。石崎氏は自らの出馬の意志を記者会見でようやく語ることができた。「自分の果たす役割が与えられた。これは天命だなと感じている」

343チバQ:2010/11/03(水) 11:06:04
■4者協議 中尾氏、一転「無党派の集結大事」

無党派候補の一本化をテーマに話し合いのテーブルにつく(左手前から時計回りに)坪井善明、秋山孝二、中尾則幸、山口たかの4氏=9日午後、中央区内のホテルアーサー札幌
 六日 秋山氏の呼びかけで、無党派候補本人による四者協議の九日開催が固まった。

 本人協議となり、各候補との日程調整から取材対応まで自ら行うことになった秋山氏は「誰に一本化するかはまさにその場で話し合う。『白紙』の立場で臨んでもらうのが条件」と報道各社の取材に趣旨を説明した。

 が、最多得票の中尾氏陣営の見解は違った。陣営幹部は九日の協議を「聞いていない」とした上で、「会合に出るにしても、前回の十六万票の重みを評価してほしい。それを無にした形で『白紙』で臨めというのは無理がある」と言い切った。

 七日 「自分が出ることを前提とする方が一人でもいらっしゃるなら、四者協議に入る前でも、この話はなかったことにしたほうが良いのかもしれない」。秋山氏は中尾陣営の反応を念頭に置き、九日以前の協議打ち切りの可能性に言及した。

 一方、夜の幹部会を終えた中尾氏は一転、態度を軟化させる。「九日の協議の話は聞いていたが、胸に納めていた。まずは無党派の結集が大事だ。誰が出るとかではなく、話し合いが先だ」

 四者が協議のテーブルにつく環境は整った。が、中尾氏の様子を伝え聞いた秋山氏は彼の発言の真意を測りかねていた。中尾氏の姿勢に不信感を募らせていた秋山氏の後援会幹部は「中尾氏のペースに完全に乗せられている」と苦虫をかみつぶした。

 七日午後 先の市長選で最下位に終わった佐藤宏和氏を推した「明るい札幌市政をつくる会」。共産党や札幌地区労連などの関係者が出席した選挙後初の役員会は重苦しい空気に包まれた。会議は三時間近く続いたが、再選挙に候補を擁立するかの結論は出なかった。

 ある役員は「意見は真っ二つに分かれた。他候補との連携も難しいだろう」と話した。乱立した無党派候補にすら追い抜かれる屈辱的な結果。ショックから脱却して態勢を立て直す方向性は見えない。

 八日午後 中央区の閑静な住宅街の一角にある坪井氏の自宅マンション。まず秋山氏が、数分遅れて中尾氏が現れ、相次いで建物の中へ消えていった。それぞれの陣営幹部にもほとんど知らされていない隠密行動。この中で秋山氏は、坪井、中尾両氏とそれぞれ個別に話し合った。

 ほぼ二時間後。マンションの裏口から出てきた秋山氏が迎えの車に硬い表情のまま乗り込んだ。「無党派勢力の結集が必要だという点で合意できた。あすの記者会見で四人の共通認識は示せる」。山口氏との電話会談も重ねていた秋山氏は、四候補者による協議の意義を強調した。が、一方では「『この人を候補にします』という結論だけが価値ある答えではない」とも語り、候補一本化が現実的には難しいことを示唆した。

 「第三極」の道筋が定まらぬなか、二大政党を基盤とする候補予定者二人は事実上の選挙戦にすでに突入していた。

344チバQ:2010/11/03(水) 11:06:36
札幌市長再選挙へ 「なんでかな」 (2003/05/01(木)〜05/03(土)朝刊)
  札幌市長選の再選挙が六月に行われる。一九五二年に現行の公職選挙法となってから、全国で三例目の再選挙だ。だが、今回の再選挙は人口百八十五万人の大都市で起きたという点で、過去の二例とは様相が異なる。都市で弱まる政党支配、多様化する民意。再選挙の底流にある、地方政治の「異変」を探った。
(3回連載)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/why/01.html
<上> 崩れた前提 2003/05/01(木)
政党の力、大きく低下

得票数でトップに立ちながら再選挙が決定し、渋い表情を浮かべる竹村さん(左端)ら上田候補の陣営幹部
 札幌市長選の再選挙が確実となった十四日未明。七人の候補の中でトップの十七万二千五百十二票(21・7%)を獲得した上田文雄氏=民主、市民ネット推薦=の選対事務所は重苦しい空気に包まれた。

 上田氏の連合後援会会長の元参院議員竹村泰子さんは「制度だから仕方がないが、一位なのに当選じゃないというのは複雑な心境」と、虚脱感を口にした。

 現在の公職選挙法が施行されてから、首長選が再選挙となったケースは二例ある。最初は一九七九年の千葉県富津市の市長選。次は一九九二年の奈良県広陵町の町長選 だ。

 ともに地縁、血縁が絡み合い、保守系候補らが乱立した末の再選挙だった。

 人口が百万人を超える政令指定都市で再選挙の事態になったのは、総務省選挙部選挙課では予想外のことだった。同課の平川薫理事官は「今回ばかりは読み誤った」と率直な感想を漏らした。

 これまでは投票直前になると、政党が善きにつけ、あしきにつけ力を発揮して、民意は収れんされてきた。それが今回の札幌市長選では収れんどころか、終盤になって民意がさらに分散する結果となった。

 「札幌市長選では政党のコントロールが効かなかった」。平川理事官が見誤ったのは、この一点に尽きる。

 公職選挙法九五条は「有効投票の最多数を得た者をもって当選人とする」と規定。九五条は「ただし」とし、地方公共団体の長の選挙については、「有効投票の総数の四分の一以上の得票」を、当選の条件と定めている。

 過去、政府内でこの条項の見直しが検討されたことがある。一九九九年の東京都知事選で、現在の知事の石原慎太郎氏や元国連事務次長の明石康氏ら有力候補が乱立した時だ。

 政府内では、四分の一というハードルを下げることや再選挙は上位二人による決選投票にすべきだ、などの意見が出た。これに対し、「四分の一以下では住民の長としてふさわしくない」「法で上位二人に限定することは民意をゆがめる」などの反対論もあった。

 結局、再選挙の可能性があった都知事選は石原氏の圧勝に終わった。と、同時に見直しの議論は立ち消えとなった。

 総務省は「現行制度がいかにこなれているかは、過去の実績が証明している」とする。「過去の実績」とは、再選挙という事態にはならなかったことを指している。

 しかし、札幌で大都市での再選挙が現実のものとなり、その前提は崩れた。札幌が異例だったのか、政党支配力の減退を背景とした、混とんの予兆なのか。地方政治の向かう先を、だれもが見極めきれないでいる。

345チバQ:2010/11/03(水) 11:06:58
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/why/02.html
<中> 新しい萌芽 2003/05/02(金)
“相乗り”拒む有権者

かつて再選挙を経験した千葉県の富津市役所。札幌の構図とは違いがあるという
 札幌市長選の投開票日翌日の十四日。宮城県庁での記者会見で、改革派として知られる浅野史郎知事は、同市長選の再選挙という結果に言及した。

 「非常にナンセンス。四分の一得票しなくてはだめだということであれば、再選挙は上位四人に限定すべきだ。でないと、論理的には永久に再選挙をやり続けることになる。これは悪夢ですよ」

 政党の枠組みの中で、選挙が戦われていた時代には想像だにできなかった再選挙。枠組みがひ弱になった今、再選挙はどの自治体でも起こりうる。札幌への全国の自治体の関心は、そんな懸念を映している。

 一九七九年の市長選で、再選挙を経験した千葉県富津市を訪ねた。千葉市から電車で約一時間の海沿いにある、人口約五万二千人の都市。自民党の元衆院議員浜田幸一氏の出身地であり、典型的な保守地盤だ。

 当時の選挙は、現職だった白井長治氏への高齢批判などから、農協幹部や消防学校長ら新人四人が相次いで立候補し、保守系五人の骨肉の争いとなった。投票率は89・32%で、一位の得票率は23・4%。再選挙では一、四位の新人と三位の現職の三人が立候補し、現職の白井氏が逆転勝利した。

 富津市選挙管理委員会事務局の石原英夫主幹の元にはここ数年、選挙のたびにマスコミなどから「再選挙になった場合」を想定し、その経験の問い合わせが増えている。

 問い合わせが急増しているのは、富津市のように地域のしがらみによる保守乱立ではなく、力を失いつつある政党候補と無党派候補が入り乱れ、選挙結果を不透明にしているケースが増えているからだ。

 石原主幹は「札幌の場合は保守系候補が乱立したうちの再選挙とは明らかに違います。大都市では、もう政党への求心力だけでは四分の一をまとめきれないということなんでしょう。正直、驚いています」と話す。

 今回の統一地方選の特徴は与野党相乗り候補の減少だった。前回九九年の統一地方選では、十二カ所の知事選のうち十カ所で与野党相乗り候補が当選したが、今回は二カ所にとどまった。

 政治評論家の岩見隆夫さんは、与野党相乗りの機運は東西の冷戦構造が終えんに差し掛かった一九八〇年代後半からの特徴だと指摘する。

 「保革でしのぎを削ってきた政党が冷戦構造の崩壊でよりどころを失ってしまった。やがて、地方政治では独自候補を立てる気概まで失い、勝ち馬に乗っかることだけを優先させた。結果の見えた選挙が続けば有権者は白けるのは当然だ」(岩見氏)

 札幌も含めて議会も選挙も総与党化に向かって走ってきた地方政治。結果が分かり切った政治や選挙への有権者の抵抗が、七人もの候補者創出につながったのではないか。と同時に、再選挙を選択した民意は、なれ合い政治への有権者からの痛烈な批判のようにも見える。

346チバQ:2010/11/03(水) 11:07:21
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/why/03.html
<下> 漂流する民意 2003/05/03(土)
受け皿見えぬ過渡期

札幌市長選の開票風景。民意は分散した
 先の札幌市長選で、無党派の中尾則幸氏は十六万八千四百七十四票を獲得した。民主推薦の弁護士、上田文雄氏には及ばなかったものの、自民推薦の前札幌市議、道見重信氏は上回った。

 中央で政権を握る自民党だが、大都市では単独で首長を勝ち取ることは難しくなりつつある。

 全国の知事選や札幌市長選が行われた直後の永田町。党幹部は「魅力ある候補を擁立する必要がある。何らかの手を打たなければならない」と、強い危機感を口にした。党では今、地方政治の候補を公募することや予備選実施などの検討が始まっている。

 その一方で、地方政治での党の衰退を「やむなし」という考え方も広がっている。

 自民党首脳は「地方には中央と違って有事法制など与野党の対決軸がない。政党間の違いが出ない以上、与野党対決という構図にはならない。地方で自民が前面に出られない状況は仕方がない」と、本音を漏らした。

 民主党も事情は変わらない。党幹部は「自民党との対決だけでは、有権者が地方政治に求める多様な考え方に対応できない」と打ち明ける。が、その閉塞(へいそく)感を分かっていてもなお、打破できる妙案は見いだせない。

 政党が民意の収れんの組織ではなくなり始めた。だが、当選者がいなかった札幌市長選を見る限り、無党派もまた、民意の受け皿にはならなかった。

 北大大学院の山口二郎教授は「無党派は候補者が掲げるものじゃない。地域に深刻な課題がある時、有権者の側からわきあがってくる勢いがリーダーを求める」と指摘する。

 例えば、脱ダムの田中康夫・長野県知事や、吉野川可動堰(ぜき)建設中止を訴えて昨年四月に徳島県知事選に当選した大田正氏などが典型だという。

 山口教授は「札幌市長選では有権者が創造的破壊を選ぶほど切迫した課題がなかったのではないか」と、無党派の風が強烈には吹かなかった理由を説明する。

 ただ、山口教授はこうも見る。近い将来、札幌の危機は頂点に達し、必ず、無党派に有権者のエネルギーが収れんされる局面が来る、と。雇用問題や少子高齢化、財政の危機。多数の市民がこうした問題を真の危機と実感したとき、有権者のベクトルは大きく変化する可能性があるという。

 政党の時代でもない。いくつかの条件が重ならなければ無党派の風も吹かない。民意の受け皿となるものが見えない。そういう点で、地方政治は「過渡期」にある。

 札幌の再選挙は六月八日と決まった。民意は政党に収れんされるのか、それとも、政党から離れた選択をするのか。そこにはこれからの地方政治の行方を占う意味もある。
                 


 この連載は藤田和恵が担当しました。

347チバQ:2010/11/03(水) 11:11:43
◇札幌市長選(北海道)開票結果 投票率57.32%
  172512 上田文雄(無新、民推薦、54歳)
   168474 中尾則幸(無新、56歳)
   159787 道見重信(無新、自・保推薦、57歳)
    97327 秋山孝二(無新、52歳)
    76405 坪井善明(無新、54歳)
    67785 山口たか(無新、53歳)
    54126 佐藤宏和(無新、共推薦、50歳)
※前回の投票率は59.58%。立候補した7人が全員、法定得票数(有効投票数の
4分の1以上)に達しなかったため、再選挙となることが決定。なお、最上位の上
田氏の得票率は21.7%。

348チバQ:2010/11/04(木) 00:31:37
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/2005syuinsen/danmen/d-03.php3
道2区 札幌市北区、東区

カギ握る「道見票」の行方

 衆院選公示の八月三十日朝、自民党元職の吉川貴盛の選対事務所で、吉川と握手を交わす男の姿があった。選対本部の相談役・道見重信だ。

 道見は札幌市北区の自民党元市議で、一九九一年から三期連続トップ当選。吉川が当選した二○○○年衆院選では選対事務総長として活躍、選挙の強さに定評がある。

 その関係は、○三年の市長選で一変した。自民党札連会長だった吉川は道見を擁立したが、保守乱立で結果は三位。再選挙で候補から下ろされた道見は、民主党支持で現市長の上田文雄を支援した。しこりを残したままの前回衆院選で吉川は、道見票を取り込んだ民主党の三井辨雄に二万四千票余りの大差で敗れた。

 「関係修復は当選の絶対条件だ」。市議選で毎回一万票以上を得てきた道見に、吉川陣営はいま、熱烈な秋波を送る。

 八月二十一日夜。札幌市内のホテルの一室で、自民党札連会長で参院議員の伊達忠一は道見と極秘裏に会談、「いろいろと誤解があった」と頭を下げた。同席した吉川陣営幹部が相談役就任を申し入れ、道見は「黙認した」という。「吉川と道見が手打ちをした」。うわさは瞬く間に駆け巡った。

 
 一夜明けた二十二日午後。三井もまた道見が専務を務める北区の会社を訪れた。二人は札幌青年会議所時代の盟友だ。選挙協力を要請された道見は「頑張ってください」と言うにとどまった。

 ただ衆院解散直後、三井と野球大会で会った道見は「二人とも当選してほしい」と思わせぶりに語った。それだけに、三井陣営もラブコールを続ける。道見は吉川選対に名を連ねたものの「市長選のしこりはジグソーパズルだ」と根深い思いをのぞかせ、必ずしも旗色鮮明ではないためだ。

 道見票獲得の足がかりを得た吉川と説得の手綱を緩めない三井。両陣営から道見に注がれる視線は、公示後も一段と熱い。

349チバQ:2010/11/04(木) 00:41:24
旭川
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/554
旭川店閉鎖「申し訳ない」…丸井今井社長が市長と会談
丸井今井:経営再建「これほど急な話とは」 旭川、夏にも閉店 市内からは落胆の声

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/579
西武旭川店は存続 丸井今井閉店で一転

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1097
丸井旭川閉店1年 買物公園地盤沈下進む 空き店舗増え地価下落

350チバQ:2010/11/08(月) 22:37:15
>>330
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101108ddlk01010152000c.html
選挙:網走市長選 水谷氏が初当選 投票率65.32% 無党派層にも浸透 /北海道
 任期満了に伴う網走市長選は7日投開票され、前市議の水谷洋一氏(47)=無所属=が、前市議会議長の宮川隆昌氏(64)=同、民主、新党大地推薦=を破り、初当選した。投票率は65・32%(前回98年71・02%)。

 水谷氏は建設や農業、漁業などの業界団体の支援を得て、保守層を中心に支持を集めた。大場脩市長の応援も得て民主支持層に食い込む一方、医療の充実などを掲げ、無党派層にも浸透した。水谷氏は選挙事務所で「子どもからお年寄りまで、良かったと思ってもらえるまちづくりに努めたい」と語った。

 宮川氏は保守層の一部を取り込んだが、後援会と推薦を受けた民主党や連合が一枚岩にならなかったほか、出馬準備の遅れが響いた。【渡部宏人】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12909 水谷洋一 47 無新

   7783 宮川隆昌 64 無新

==============

 ◇網走市長略歴
水谷洋一(みずたに・よういち) 47 無新(1)

 [元]市議▽北大公共政策研究センター研究員[歴]農協監査士▽衆議秘書▽青年会議所理事▽北大院


http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101108ddlk01010153000c.html
選挙:旭川市長選 西川氏が再選 佐々木氏、出遅れ響く /北海道
 ◇投票率49.33%
 任期満了に伴う旭川市長選が7日投開票され、現職の西川将人氏(42)=無所属、民主、新党大地推薦、社民支持=が、農業機械製造会社社長の佐々木通彦氏(55)=同、自民推薦=と前市議の安住太伸氏(40)=同、みんな推薦=の2新人を破り、再選を果たした。投票率は49・33%(前回06年54・59%)。

 今年7月の参院選、10月の衆院道5区補選で連勝した自民党だったが、候補者擁立が混迷。共産、公明両党も自主投票で、現市政の信任投票の色合いが濃く、選挙戦は盛り上がりに欠けた。目立った争点もなく、政策論争は低調に終わった。

 西川氏は旧自由党時代からの支持者と、連合など民主支持団体を融合させて選挙態勢を構築。参院選、衆院道5区補選での民主党の「連敗」などで政権与党とのパイプのアピールは控え、観光振興などの実績を強調。市民との対話重視の姿勢を前面に打ち出したほか、現職の強みを生かし、公約は64項目と前回から倍増。政党や業界団体への気配りも見せ、従来の自民支持層も取り込んだ。

 西川氏は選挙事務所で「4年間、真剣に取り組んできたことが評価された。さらに前進してほしいとの期待が表れたと思う。地場産業の振興に努力したい」と抱負を語った。

 佐々木氏は「中小企業の社長の経験を生かす」と訴え、小・中学校の給食無料化などの公約で現職との違いを強調したが、告示1カ月前の表明という出遅れが響いた。安住氏が参院選で躍進したみんなの党の勢いを借りる形で立候補したため、保守票が二分された。【横田信行】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 82992 西川将人  42 無現

  31181 佐々木通彦 55 無新

  29216 安住太伸  40 無新

==============

 ◇旭川市長略歴
西川将人(にしかわ・まさひと) 42 無現(2)

 市長▽上川地方総合開発期成会会長[歴]自由党道連幹事長▽民主党道連交通政策委員長▽北大=[民][社]

351チバQ:2010/11/13(土) 00:31:58
>>308
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101113k0000m010042000c.html
夕張市長選:現職の藤倉氏は不出馬へ
 財政破綻(はたん)した北海道夕張市の藤倉肇(はじめ)市長(69)が1期4年で退任し、来年4月の市長選に立候補しない意向を固めた。12月議会で正式表明する予定。9日に後援会幹部と会い、退任の意思を伝えた。年齢や健康上の不安、市役所内の人材不足や交際費などの過大な自己負担を理由に挙げているという。

 藤倉市長は同市出身で、札幌市のタイヤ販売会社の元社長。財政破綻後に行われた07年4月の市長選に「民間の経営感覚」を掲げて無所属で立候補し、7人が乱立した混戦を制した。就任後、市民が政策提言する「ゆうばり再生市民会議」をスタートし、今年3月には26年度までに322億円の赤字を解消するとする財政再生計画をまとめた。

 一方で、人口流出に歯止めはかからず、企業誘致も低迷。工業団地の分譲も難航している。また厳しい財政状況から、市職員の数は破綻前の3分の1程度の100人余りまで減少。市によると、市長報酬は月25万9000円、手取りは17万〜18万円程度という。

 藤倉市長は12日、毎日新聞の取材に「今はまだ何も言えない」と話した。

 次期市長選には、前回次点だった青森県五所川原市の会社社長、羽柴秀吉氏(61)が9月に立候補を表明しており、他にも出馬の動きが出ている。【吉田競、和田浩幸】

352チバQ:2010/11/13(土) 15:18:36
>>310
財界さっぽろおめ
>>351
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/259846.html
夕張市長選 飯島夕雁氏が出馬の意向(11/13 07:01)
 【夕張】自民党道10区(空知、留萌管内)支部長の飯島夕雁(ゆかり)前衆院議員(46)が来年4月の夕張市長選に出馬する意向を示していることが、12日分かった。夕張市内の後援会幹部に伝えた。

 後援会幹部によると、飯島氏は「(市長選で)夕張にお世話になります」などと、出馬への強い意欲を話したという。

 飯島氏は北海道新聞の取材に対し、「現在は自民党の道10区支部長という立場で、自身の処遇については党と協議中」などと述べた。

 飯島氏は東京生まれ。東京都青ケ島村教育長などを経て、2005年、自民党の公募に応じて衆院選道10区に立候補し、比例代表道ブロックで復活して初当選。再選を目指した09年の衆院選で落選した。

353チバQ:2010/11/13(土) 15:20:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101112-OYT1T00382.htm
自己負担年250万…夕張市長「次はやらない」
 来春予定される北海道夕張市長選で、現職の藤倉肇市長(69)が立候補しない意向を後援会幹部に伝えたことが11日、わかった。

 後援会幹部によると、9日午後に同幹部らと面会し、年齢や体調面の不安や、交際費などで年間250万円以上の自己負担があることなどを理由に挙げ、「次はやりません。12月議会の最終日に正式に表明します」と話したという。

 藤倉市長は11日、読売新聞の取材に対し、「12月議会までコメントできない」と話し、同議会で進退について明らかにすることを示唆した。

 藤倉市長は、同市の財政破綻(はたん)後の混乱の中で候補者7人が乱立した2007年4月の前回市長選に出馬し初当選した。来春の同市長選には、前回市長選で次点の青森県五所川原市の建設会社役員羽柴秀吉氏(61)が9月に立候補を表明している。

(2010年11月12日11時35分 読売新聞)

354チバQ:2010/11/16(火) 01:08:30
http://www.tokachi.co.jp/news/201011/20101115-0007189.php
石川知裕後援会に異論 道議選候補の調整難航
2010年11月15日 15時04分
 来年4月の道議選帯広市区(定数3)に向けて、民主党と新党大地、石川知裕衆院議員後援会の3者で行われている新人候補の調整が混沌(こんとん)としてきた。新党大地が事実上擁立した山崎泉氏(37)=市議=がいち早く出馬表明しているが、石川議員の後援会は山崎氏の推薦をめぐり紛糾、結論を先送りした。石川議員の支援者の間に、山田富士雄氏(60)=全十勝地区農民連盟委員長=を推す声が強まっているのが理由。民主党支部は現職の三津丈夫氏(64)に加え山崎氏を推薦する方向で、石川議員は難しい対応を余儀なくされている。
 山崎氏は大地と鈴木宗男代表の後援会の推薦を得て3日に出馬表明、民主党支部と石川後援会に推薦を求めた。これを受けて石川議員の後援会は13日に拡大役員会を開き対応を協議したが、保守系の支援者が強硬に山崎氏への支援を拒絶。意見集約は行わず、民主党支部の推薦判断も待って再協議することにした。

 山崎氏に反対しているグループは水面下で山田氏と接触。山田氏も今月に入り出馬に意欲を見せ、農連の関係者や仲間らと調整を進めている。山崎氏の推薦に反対している石川議員の支援者は「自分たちが折れることはあり得ない。山田氏は農連委員長としてTPP交渉に参加反対を訴えており、農村代表として打って出る大義名分は十分にある」と語る。

 山田氏本人は最終判断していないが、三津氏、山崎氏に割って入るとなれば支持が分散するのは確実。山崎氏本人は「石川後援会で推薦の是非の結論が出たわけではなく、異論を唱えている人も一部。すでに後援会事務所(西8南34)を開いており、選挙活動には影響しない」と平静を装う。米沢則寿市長の後援会にも近く協力を求める構えで、連合後援会を発足させる準備も進めている。

 石川議員の後援会内には「山崎氏の推薦を見送れば大地に必ず報復される。次期衆院選で道11区に対抗馬を送り込まれるのでは」と懸念も。民主党十勝・帯広支部の鈴木仁志幹事長は「党は山崎氏の推薦手続きを進めている。後援会内部でまとまらなければ石川議員自身の立場が大変になる」と指摘する。

 民主・大地と支援者の間で「またさき状態」の石川議員は、「役員会が紛糾したのは事実。調整するのは難しい」とだけ話している。

355チバQ:2010/11/18(木) 21:00:46
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/11/18/20101118m_02.html
「ポスト新宮」―次期室蘭市長選に向け動き本格化へ
【2010年11月18日(木)朝刊】

 室蘭市の新宮正志市長の引退が決まり、各界で次期市長擁立に向けた動きが本格化する見通しだ。現状では次期市長選候補として、民主党道議の滝口信喜氏(63)、室蘭市議の青山剛氏(32)の名前が取りざたされ、支持層の一部に待望論がある。ただ、具体的な動きには至っておらず、道議選とも連動するため、曲折が予想される。




 経済界、労働界ともすでに両氏の一挙手一投足に注目している。滝口氏は早くに次期道議選の公認を受け、5選出馬の姿勢を崩していないが、井野斎連合室蘭会長が市内の会合で「考え直してもらうこともありうる」とメッセージを送るなど、転向の可能性もあるとの見方が根強い。

 青山氏も今年4月に市議選3選出馬を表明した。それでも各地区で展開している支持者懇談会では、市長選出馬を求める声が複数上がっている。本人は「今はまだと思う」と謙遜するが、「将来的には志がある」と方向性としての意欲は否定しない。

 ただ両者が現状では市長選とは別の選挙を目指した動きを進めている以上、後継候補の問題も絡み、擁立に向けた構図は複雑だ。

 民主党は党勢拡大に向けて道議2議席独占を目指すのが基本線にあり、各界に幅広く支持を広げる滝口氏が市長に転戦するとなれば、候補擁立、選挙戦ともに難航が予想される。

 青山氏も前回選挙では民主サイドから道議選出馬の打診を受け、断った経緯がある。今回も民主系の道議候補として俎上(そじょう)に載る可能性は否定できない。

 現時点では各級選挙対策、両氏の存在感が交差した中での難しい擁立作業になる公算が強く、探り合いの中、関係者がシナリオを描き切れていないのが実情だ。

 経済界と労働界が疲弊する地域での無用な戦いを避けた「共同テーブル」方式による新宮市長誕生劇から今年で16年目を迎えた。

 地域事情が変わり、共同選出の意味合いが薄れる中、来春の市長選では各界がどのような選択を行い、擁立作業を進めるのか。市民が注目している。
(鞠子理人、粟島暁浩)

356チバQ:2010/11/20(土) 00:17:32
>>230
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101119hog00m010009000c.html
函館市長選:前副市長の工藤氏が立候補表明 現職と激突の公算大

次期函館市長選に立候補表明した工藤寿樹氏 任期満了に伴う来年4月の函館市長選で、前副市長の工藤寿樹氏(60)が19日、無所属での立候補を表明した。現職の西尾正範市長(61)も再選を目指して立候補するとみられ、現職に辞職した元市ナンバー2が挑むという前回選挙と同じ構図になる公算が高まった。

 工藤氏は乙部町出身。73年に函館市と合併する前の旧亀田市役所に入った。財務や民生部門の経験が長く、99年から市財務部長、06年からは助役を務めた。

 井上博司・前市長の側近ともいわれ、前回07年市長選で元助役の西尾氏が初当選すると辞職願を提出したが、西尾氏に慰留されたとされる。しかし昨年11月、「市政運営で目標を共有できない」として副市長を辞職し、今年春ごろから支援団体を発足させて本格的な選挙準備を進めていた。

 工藤氏は出馬会見で、西尾市政を「何を目指しているのか分からない政策が多すぎる」などと批判。経済再生を最優先課題に掲げるとともに、財政再建のために「市長報酬50%削減」を打ち出している。【佐藤心哉】

毎日新聞 2010年11月19日 23時48分

357チバQ:2010/11/25(木) 00:11:37
>>302
上田厳しいかなあ
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101124/elc1011241911002-n1.htm
総務官僚の本間氏擁立へ
2010.11.24 19:09
 自民党札幌市支部連合会は24日、来春の札幌市長選について、総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)に出馬要請することを決めた。来週にも本人に要請する。

 同市連によると、本間氏は出馬に前向きという。旧自治省出身で、平成14年から17年まで札幌市企画課長を務めた。

358チバQ:2010/11/25(木) 22:23:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001011250002
札幌市長選 自民、本間氏に出馬要請
2010年11月25日

■自民が正式に決定
■本人からも前向き意向


 来春に予定されている札幌市長選をめぐり、自民党札幌市支部連合会(札連)は24日、総務省・自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)に立候補を要請することを正式に決めた。札連の高橋克朋幹事長によると、本間氏からは立候補に前向きな意向を得ているという。近く本人に要請する方針だ。


 本間氏は福岡県出身で早大卒。1993年に自治省(現・総務省)に入省。2002年9月〜05年3月、札幌市企画課長を務めた。その後、愛知県春日井市の副市長などを経て現在は自治大学校研究部長。高橋幹事長は本間氏について「札幌市政への関心や思いが強い人物」としている。


 札連は、すでに政治団体を作り、市長選に向けた選挙公約を検討する一方、経済界への支援要請を進め、本間氏擁立への環境を整えてきた。


 一方、現職の上田文雄市長(62)は3選への立候補について「しかるべき時に判断する」と記者会見で話すなど、態度を明確にしていない。

359チバQ:2010/11/27(土) 17:52:19
>>351-353
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101127ddlk01010237000c.html
選挙:夕張市長選 藤倉市長に再選目指し出馬要請−−地元市民団体 /北海道
 夕張市の市民団体「夕張メロンと夕張川の水を守る市民ネットワーク」が26日、藤倉肇市長(69)に来年4月の市長選に再選を目指し立候補するよう要請した。

 同会は昨年、市内の業者の産業廃棄物処分場建設計画に反対し、藤倉市長も同調して計画が撤回された。市役所を訪れた清野宣昭会長らは「夕張を普通のマチに戻すため今一度、頑張っていただきたい」と要請。藤倉市長は不出馬の意向を後援会幹部に伝えているが、要請には「市長として責任を果たすことにまい進している。進退についてはもうしばらく猶予願いたい」と答えた。【吉田競】

360チバQ:2010/11/27(土) 18:02:14
http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201011260011.html
夕張市長選、29歳の都職員が出馬に意欲 今春まで派遣
2010年11月27日

 財政再生団体・夕張市の来春の市長選を巡り、今春まで2年間、東京都から同市に派遣されていた都職員鈴木直道氏(29)=内閣府地域主権戦略室に出向中=に対し、「夕張市長選挙を通じ夕張市の未来を考える有志」(呼びかけ人・荒舘康治氏)が立候補を要請した。鈴木氏は26日、朝日新聞の取材に「誠意ある要請で非常に重く受け止めており、前向きに検討したい」と、立候補に意欲を見せた。

 鈴木氏への要請は25日にあった。石原慎太郎都知事は26日の記者会見で質問に答え「さっき、彼にも会ったけど、人生をかけてやりますと。いい話だと思うし、激励した」と述べた。

 一方、市民団体「夕張メロンと夕張川の水を守る市民ネットワーク」(清野宣昭会長、約60人)は26日、藤倉肇市長(69)に「もう一期頑張ってほしい」と再選に向けて立候補を要請した。藤倉市長は「現在、私のやるべきことは山積している。進退表明はもう少し猶予をいただきたい」と答えるにとどまり、明言しなかった。同市長の後援会幹部は「次期選挙は不出馬の意向だと市長から伝えられた」と明らかにしている。

 同市長選には、青森県の建設会社役員羽柴秀吉氏(61)が立候補を表明している。

361チバQ:2010/11/27(土) 21:29:02
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010112790070620.html
夕張市長選に都職員出馬へ 再生応援経験生かす
2010年11月27日 07時06分

 財政破綻(はたん)した北海道夕張市に東京都から二年間、応援職員として派遣されていた都職員の鈴木直道氏(29)=内閣府出向中=が来年四月に行われる夕張市長選に出馬する意向を固め、二十六日、石原慎太郎知事に伝えた。三十日付で都庁を退職する。

 鈴木氏は千葉県出身。一九九九年に都職員となり、二〇〇八年一月〜今年三月、現地支援や将来の都行政に経験を生かすため、財政再建中の夕張市に派遣され、財政再生計画策定の市民アンケートなどに携わった。二十五日に現地の市民団体から出馬を要請され、「前向きに検討したい」と回答していた。

 石原知事は二十六日の定例会見で、鈴木氏と面談したことを明かし、「彼が『人生をかけてやります』と言っているのは、男として美しい姿だと思う。大いに役に立ってもらいたい」と期待を込めた。

 夕張市長選では、現職の藤倉肇市長(69)が不出馬の意向を示しており、青森県五所川原市の会社役員羽柴秀吉(本名・三上誠三)氏(61)が立候補を表明。自民党前衆院議員の飯島夕雁(ゆかり)氏(46)も出馬に意欲を見せている。

(東京新聞)

362名無しさん:2010/11/28(日) 00:54:57
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/915

夕張市長選、自民前女性議員が意欲…3人目

 自民党の飯島夕雁・前衆院議員(46)は27日、党北海道第10選挙区支部の会合後、来春の夕張市長選について「党支部長を退任した暁には(出馬要請を)しっかりと受け止めたい」と立候補に意欲を示した。

 飯島氏は会合で、今月いっぱいで支部長を退任することを報告。その後、報道陣に対し「夕張再生のために頑張ってくれという熱い声をいただいている。私の国政経験でも夕張の財政破綻(はたん)は一番の心残りで、特に強い思いを持ってかかわってきた」と語った。

 飯島氏は東京都青ヶ島村教育長などを務め、2005年の郵政選挙で道10区から自民党公認候補として出馬し、比例代表で復活当選。09年8月の衆院選では、民主党の小平忠正氏に敗れ落選していた。

 同市長選には、前回市長選で次点の青森県五所川原市の建設会社役員羽柴秀吉氏(61)が立候補を表明、夕張市への派遣経験がある東京都職員の鈴木直道氏(29)(内閣府出向中)も意欲を見せており、三つどもえとなる公算が出てきた。

(2010年11月28日00時24分 読売新聞)

363チバQ:2010/11/28(日) 20:53:36
>>162あたりの派閥争いが鰹谷に乗れない理由?
参院選で徳永エリが落選してたら、知事選に回すってのも良かったんだろうけど
労組あがりの藤川じゃダメだしな。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/262142.html
道知事選 民主、候補選び長期化へ 月内擁立のめど立たず(11/28 06:31、11/28 09:52 更新)
 来年4月の知事選に向けて民主党北海道が11月中の決定を目指していた知事候補の選考が、12月以降にずれ込む見通しとなった。中央官僚を軸に水面下で作業を続けてきたが、擁立のめどが立っておらず、選考作業の長期化は必至の情勢だ。

 関係者によると、同党北海道幹部は今月に入り、道庁に出向した経験がある40代の男性中央官僚に絞り込み、出馬を打診。本人とも複数回、会うなどして調整を続けてきたが、27日、断ってきたという。

 これを受け同党北海道は近く連合北海道、北海道農民政治力会議と協議し、対応を検討する方針。現時点で他に有力な候補のめどは立っておらず、選考作業が年明け以降にずれ込む可能性もある。

 知事選をめぐっては、高橋はるみ知事が3選出馬を事実上表明しているほか、道議会で民主党・道民連合に所属し、昨年道議を辞職した鰹谷忠・前道議会副議長が出馬の意向を示している。

364チバQ:2010/12/04(土) 01:04:13
地味すぎる
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/262914.html
道知事選 民主、木村氏に出馬要請へ 元小樽市職員、農水官僚(12/03 07:43、12/03 09:57 更新)
 民主党北海道は2日、来年4月の知事選候補として、元小樽市職員で農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)=オホーツク管内遠軽町出身=に出馬要請する方針を固めた。近く連合北海道などと協議し、週明けにも荒井聡代表が正式要請する方向。市職員から国家公務員に転身した異色の経歴や、全国各地でまちおこしなど地域再生の取り組みに携わってきた実績があり、有力候補として浮上した。

 木村氏は遠軽高、法政大を経て、1984年に小樽市役所入りし、産業振興課長、企画政策室主幹などを務めた。

 まちおこしに取り組んだ手腕などが評価され、2006年4月から内閣府、09年4月から農水省に出向し、全国各地の地域再生や農林水産業を軸とした新産業育成などを支援してきた。

<北海道新聞12月3日朝刊掲載>

365チバQ:2010/12/05(日) 12:33:08
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101204ddr041010003000c.html
選挙:北海道知事選 民主道連、「スーパー公務員」木村氏に出馬要請へ
 民主党北海道連は来年4月の道知事選で、元北海道小樽市職員で農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)に出馬を要請する方針を固めた。木村氏は地方公務員から国家公務員に転身し全国各地のまちづくりに関わっている。条件が整えば、近く荒井聡道連代表が正式要請する。

 木村氏は北海道遠軽町出身。法政大を卒業後、84年に小樽市職員となり、産業振興課長や企画政策室主幹などを歴任。「ガラスの街」づくりなど地域振興分野での活躍が評価され、06年4月に内閣府、09年4月には農林水産省へ出向。今年4月に小樽市役所に復帰したが、5月末で退職し、6月から農水省で勤務。地域再生のアドバイザーとして、全国各地を駆け回る仕事ぶりから「スーパー公務員」とも呼ばれている。

 民主党道連は道内に縁のあるキャリア官僚らを対象に候補選考を進め、厚生労働省の男性官僚に絞って接触を重ねたが、先月27日に断られ、新たに探していた。道知事選には、高橋はるみ知事(56)の3選出馬が確実視されているほか、前道議会副議長の鰹谷忠氏(59)が出馬表明している。【岸川弘明、坂井友子】

366チバQ:2010/12/07(火) 22:04:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/263465.html
工藤稚内副市長 市長選に出馬へ(12/07 08:33)
 【稚内】稚内市の工藤広副市長(61)は6日、任期満了に伴う来年4月の稚内市長選に立候補する意向を固めた。9日に定例市議会が閉会後、副市長を辞職し、年内に正式表明する見通しだ。

 工藤氏は6日、市役所で経済界の有志ら二十数人に立候補を要請され、「真摯(しんし)に受け止め、前向きに検討したい」と答えた。

 工藤氏は同市出身で、北大経済学部卒。1974年に市役所に入り、企画調整部長、経済部長などを経て、2005年から助役、副市長として、今期で退任する横田耕一市長を支えた。

 同市長選には市内の建設会社社長、長谷川伸一氏(55)が出馬を表明している。

367チバQ:2010/12/08(水) 22:38:22
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101208ddlk01010224000c.html
選挙:知事選 民主道連、木村氏に出馬を正式要請 「重く受け止める」 /北海道
 来年4月の知事選を巡り、民主党道連は7日、農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)に正式に出馬を要請した。木村氏は「今は白紙の段階。(要請は)大変重く受け止めている。これからしっかり考える」と述べた。民主道連は年内の候補者擁立を目指しており、木村氏の説得に力を注ぐ構えだ。

 上京した民主道連の荒井聡代表と連合北海道の高柳薫会長、道農民政治力会議の北準一代表が午後6時半から都内のホテルで木村氏と約20分間面会。「今までの(地域再生にかかわる)活動の集大成を古里で展開してほしい」と出馬を要請した。木村氏は「もうしばらく時間がほしい」と答えたという。

 木村氏は遠軽町出身の元小樽市職員。地方公務員から国家公務員に転身し、全国各地の地域再生に携わる異色の経歴を持つ。現在は農水省で地域ビジネス創出などを手掛けている。民主道連は「スーパー公務員」とも呼ばれるその精力的な仕事ぶりを評価し、白羽の矢を立てた。

 知事選は、高橋はるみ知事(56)が自民、公明両党の推薦で3選出馬が確実視され、道民人気が健在なことや大きな失点がないことから、「選挙戦を有利に進める」との見方が出ている。一方の民主は、今年7月の参院選道選挙区で2議席独占できず、10月の衆院道5区補選で自民に敗北したほか、内閣支持率が急落するなど風向きが悪く、候補者選びは難航してきた。

 先月末には、道連幹部が出馬を打診し、好感触を得ていた厚生労働省の官僚に土壇場で断られるという苦い思いもした。知名度のある木村氏を口説き落とせなければ、候補者選びは暗礁に乗り上げることも予想される。

 要請後に記者会見した荒井代表は「8年間の高橋道政で、景気はむしろ悪くなっている。これを再生させるのは、彼が最も適任だ」と改めて期待を表明。ただ、木村氏が受諾するかどうかの見通しについて問われると、「白紙と言わざるを得ない」と述べるにとどまった。【岸川弘明】

368チバQ:2010/12/09(木) 21:42:31
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101209ddlk01010221000c.html
選挙:札幌市長選 本間氏が出馬表明 「民主対自民」構図固まる /北海道
 ◇公明、経済界の対応鍵
 来年4月の札幌市長選は、前総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)が8日、正式に出馬表明したことで、「民主対自民」の構図がほぼ固まった。過去2回、民主党に連敗している自民党は、本間氏の「若さ」と「行政手腕」を前面に出し、民主などが支援する上田文雄市長に挑む。しかし、昨年の政権交代の影響で、前回自民候補を支援した公明党や経済界が態度を明らかにしていない。両者の動向が市長選の鍵を握りそうだ。【中川紗矢子、田中裕之】

 ◆知事と連携も

 自民は前回、元国土交通省技監の清治真人氏を擁立したものの、上田市長に約17万票の大差で敗れた。その反省から、今回は札幌への愛着や若さ、親しみやすさを重視して選考を進めてきた。

 本間氏には今年4月から札幌支部連合会幹部が接触。経済界や学者、官僚、道議、市議らにも打診したが、条件面で折り合わず、当初から出馬に意欲的だった本間氏が夏以降、「最有力候補」に浮上した。党内には、官僚への抵抗感を示し、地元出身者を求める意見もあったが、本間氏が出向で札幌市企画課長を務めた経歴も後押しした。

 今後、具体的な政策づくりを進め、年明けに発表する。自民党の支持基盤である中小企業を意識し、上田市政に足りない点とされる経済対策を重点に掲げる考えだ。一方、3選出馬が確実視されている高橋はるみ知事と連携して選挙戦を展開する戦略も描いている。

 ◆「政策で判断」

 前回、自公政権の枠組みで自民候補を推薦した公明は「市民と札幌市の発展にとってどうかという視点で、政策を判断基準にする」(本郷俊史・市議会公明党幹事長)との立場だ。上田市政に対して、市議からは「悪い感情は持っていない」「あまり失点はない」と、基本的には評価する声が多いが、経済雇用対策への不満がくすぶっており、最終決定は選挙直前までもつれ込みそう。

 経済界の動向も焦点だ。前回は、自民候補を物心両面で支援したが、上田市長が民主政権と近いため、札幌商工会議所は「まだ何も答えようがない」と話す。同会議所は今年7月の参院選道選挙区、10月の衆院道5区補選でも態度を明らかにしておらず、市長選も同様の対応になる可能性がある。

 ◆実績強調の現職

 3選を目指す上田市長は、2期8年の実績を前面に出し、3期目は上田市政の集大成と強調する方針。市債残高を就任時の2兆3000億円から1兆9000億円にまで減らして財政健全化に努めたことや、ゴミの有料化でゴミ減量を進め清掃工場1カ所を廃止したことなど、市民生活に密着した実績を訴える考えだ。後援会「上田文雄とみんなでつくる札幌・市民の会」の寺林利郎事務局長は「知事も市長も女性候補で、連携した動きは侮れない」と警戒する。

 前回候補擁立を見送り、上田市長を支持した共産党は「擁立するかしないかも検討中」(宮川潤・市議会共産党幹事長)と話すが、擁立は見送る方向だ。

369チバQ:2010/12/16(木) 22:00:58
http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201012150010.html
3氏に動き 来春の夕張市長選、一気に本格化
2010年12月16日

 来春の統一選で実施される財政再生団体・夕張市の市長選をめぐり、前自民党衆院議員の飯島夕雁氏(46)が15日、同市内で開いた記者会見で立候補を正式に表明した。同市長選には、元東京都職員の鈴木直道氏(29)も近く出馬会見を開く予定で、前回選挙で次点の建設会社役員羽柴秀吉氏(61)が立候補を表明している。全国唯一の再生団体のリーダーを選ぶ選挙戦は、一気に本格化してきた。

 飯島氏は同日、市内で支持者から立候補を要請された後、会見を開き、「46年間の経験を夕張に注ぎ、明るい夕張の未来のために頑張っていきたい」と決意を述べた。自民党は離党し、無所属で立候補する意向だ。

 飯島氏は東京都青ケ島村教育長を経て、「小泉チルドレン」の一人として2005年の総選挙で道10区で出馬。落選したが比例道ブロックで復活当選し、09年総選挙は落選していた。先月まで務めていた自民党10区支部長は退任、21日に現在の岩見沢市から夕張市内に移り住み、活動を本格化させる。

 一方、東京都から夕張市役所に派遣された経験を持つ鈴木氏は今月8日に夕張入りした。到着した際、報道陣に「今日は片道切符。これから夕張に住んで一人ひとりにお会いし、私がどんな人間か理解して頂きたい」と語った。支援者らとともに政策を詰めており、年明けには記者会見を開く見込みだ。

 前回342票差で落選した羽柴氏は9月にいち早く立候補を表明、企業や支持者回りを重ねている。後援会幹部は「前回は破綻(はたん)直後で『ムード選挙』的な面もあった。今回は雇用対策などの政策を具体的に提示し、地道に浸透させていきたい」と語る。

 現職の藤倉肇市長は後援会幹部に次回不出馬の意向を伝えているが、同日、会見に先立って市役所を訪れた飯島氏と懇談し、「私はピリオド(終止符)ではない。続投の声も上がり、意欲的に受けとめている」と述べた。

370チバQ:2010/12/17(金) 22:08:29
>>256>>310
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101217ddlk01010183000c.html
選挙:小樽市長選 商議所専務理事・中松氏が出馬へ /北海道
 小樽商工会議所の専務理事、中松義治氏(64)は16日、来年4月の小樽市長選に出馬する意向を明らかにした。来週中に正式に出馬表明する予定。

 今期限りでの引退を表明している山田勝麿市長の支持母体である民主、自民、公明の各党と連合小樽、小樽商工会議所が15日に出馬を要請していた。中松氏は「みなさんに評価していただけるなら、微力だが前向きに考えたい」と述べた。

 中松氏は夕張市出身で、北洋銀行小樽中央支店長、小樽市収入役を経て、06年から現職。【坂井友子】

371チバQ:2010/12/19(日) 21:54:05
>>366
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101219ddlk01010170000c.html

選挙:稚内市長選 工藤副市長が立候補を表明 /北海道
 稚内市の工藤廣副市長(61)が17日付で退職し、18日に来春の統一地方選で行われる同市長選への立候補を表明した。

 現職の横田耕一市長(61)は今期での引退を表明しており、前回選挙で302票差で敗れた建設会社社長、長谷川伸一氏(55)が、既に立候補表明している。工藤氏は会見で「横田市長が不出馬を明言した今、市政のかじ取りは街の将来に大きく影響を与える」と立候補の理由を述べた。

 工藤氏は同市出身。市職員から、第三セクター「稚内シーポートプラザ」に出向し、稚内全日空ホテルの開業に携わった。05年から助役(今の副市長)になり、横田市政を支えた。【金子栄次】

372チバQ:2010/12/19(日) 21:55:33
>>136とか

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101219ddlk01010165000c.html
サンデー・トピックス:北見市庁舎新築計画 公約から、かけ離れ /北海道
 長年にわたり空転を続け、「政争の具」と市民から揶揄(やゆ)された北見市庁舎の新築問題。ようやくまとまった計画は、庁舎をJR北見駅西側の隣接地に移転し、現在の敷地を北見赤十字病院に提供する内容だ。だが、小谷毎彦(つねひこ)市長が掲げた公約からは大きくかけ離れ、今も市長室の位置を巡って議論は続く。混迷の背景を探った。【渡部宏人】

 ◇議会対立、市民不在 総事業費118億円、財政破綻危惧も
 ◆「前市長案と同じ」

 市の計画によると、新しい庁舎はJR北見駅西隣の旧東急百貨店ビル(通称・まちきた大通りビル)をリニューアルし、6〜4階に総務部など主要部局を配置。3階〜地下1階を商業施設とする。さらに、隣接する立体駐車場ビル1階に市長室を入れ、そのまま「本庁舎」として使う。

 だが、11月下旬から12月にかけて行われた住民説明会では不満が噴出した。「(場所が)結局、神田(孝次)前市長の案に近くなった。現在地の公約だったから小谷市長に投票したのに……」。前回08年の市長選で、民主党道議だった小谷氏が公約に掲げたのは、現在地に「小さな庁舎」を建て替える案。それが最終的に、野党に転じた保守勢力に巻き返された形となったからだった。

 市長室を立体駐車場ビルに入れる案にも不満がくすぶる。市長室が主要部局から離れた庁舎を「議場にいる人が作った成果」と皮肉る人もおり、小谷市長も「今の場所(立体駐車場ビル)がふさわしいとは思っていないが、議会の決定は覆せない。(市長室を旧東急百貨店ビルに移すべきだとの意見も多く)議会と相談して決めたい」と苦渋の選択だったことを認めている。

 ◆撤回理由

 その小谷市長が公約を取り下げてまで決着を図った背景には、北見赤十字病院の存在がある。「あちこちに行くのは止めたい」と病院は神田前市長時代から庁舎敷地提供の要望を続けてきた。小谷市長は、隣接する庁舎敷地なら「建設コストが安く、(市中心部のほうが)来院者の病院離れも防げる」との理由から、09年7月に庁舎敷地の無償貸与と公約撤回を決断した。

 その後、小谷市長は庁舎候補地を「現在地周辺」に広げ、庁舎近くの旧分庁舎に暫定的に移転、その後に約200メートル西側の都市公園に移る案などを示したが、野党は「赤十字病院の新築が迫っており時間がない」などと反発を続けた。

 市は11年度の現庁舎解体を決めており、有利な条件で起債できる「合併特例債」の期限も迫り、新しい庁舎の工事を14年度までに終える必要がある。加えて、与党が少数派の議会では、野党案を受け入れざるを得なかった。小谷市長の主張で残ったのは、ガス漏れ事故など危機管理で批判された神田市政の反省から「災害時支援庁舎」を新設し、庁舎移転候補地として検討した都市公園に建設することだけだった。

373チバQ:2010/12/19(日) 21:55:48
◆残った課題

 計画はまとまったものの課題は残る。現庁舎の解体▽旧東急百貨店ビルの大規模改修▽立体駐車場ビルとは別に建設する駐車場−−など総事業費は約118億円に上る。小谷市長の最初の建て替え案では金額は示されなかったが、約87億円と試算された神田前市長の案を大きく上回る。

 新しい立体駐車場に38億円、災害時支援庁舎が11億円と新設費用が大きい。「待望久しい物件」(村井泰彦北見建設業協会長)と期待の声もあるが、今後は図書館などハコモノの建設事業が目白押し。「(財政破綻し)第二の夕張になりかねない」と元市幹部は危惧する。

 住民説明会では「そんなお金があれば別の場所に庁舎を作れないのか」といった意見が相次ぎ、「新病院になって医者が確保できるのか」と08年に内科医が大量退職した北見赤十字病院に不信感を募らせる人もいた。「結局、市議同士が格闘しただけで市民は傍観者」と有権者不在を嘆く声が聞こえてくる中、市は一連の都市再生基本計画を含む「中心市街地活性化基本計画」を、11年1月にも国に申請する。

 ◇一時凍結、新築、建設… 混迷25年「政争の具」に
 庁舎の新築計画は、市の開基100年(1996年)記念事業として85年にスタートした。55年に建設された現庁舎の老朽化が目立ち始め、95年の市長選では現職の久島正氏(故人)が現在地での新築を掲げたが、「一時凍結」を訴えた新人、小山健一氏に屈した。その小山氏も再選を狙った99年選挙で「新築」を公約としたが、「財政再建のため建て替えはしない」と反対した神田孝次氏に敗れ、庁舎問題は白紙に戻った。

 神田氏も、2期目に周辺自治体との合併協議会が発足したことから、合併特例債を当て込み「庁舎建設」へとかじを切った。しかし、JR北見駅東側案が浮上する中、その隣接地を市長の同族企業が先行取得していた事実が発覚して頓挫。その後も庁舎南側への移転案、分庁舎が入る旧東急百貨店ビル(JR北見駅西側)増築案などの提案も実現せず、旧百貨店ビルへの移転を主張した前回選挙では、小山氏が後援会長を務めた小谷毎彦氏に敗れた。

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 ◇北見市庁舎を巡る主な流れ◇
1955年11月 現庁舎が完成

1994年 5月 久島正市長が現在地での新庁舎建設案を発表

1995年 4月 「一時凍結」の小山健一氏が初当選

1998年 3月 小山市長、新庁舎(現在地)の建設計画策定

1999年 4月 庁舎建設反対の神田孝次氏が初当選

2001年 7月 市議会庁舎建設特別委「現時点では建設すべきでない」

2003年10月 任意の合併協議会発足(北見、端野、常呂、津別)

2004年 9月 北見赤十字病院が庁舎敷地提供の要望書

2006年 3月 合併で新北見市誕生(北見、端野、常呂、留辺蘂)

      4月 神田市長3選 庁舎建設にかじを切る

2007年 5月 きたみ東急百貨店が撤退表明

2008年 2月 旧東急百貨店ビルに企業局など入居。物販施設と分庁舎の複合施設となる

      5月 神田市長、同ビルへの本庁舎移転を表明

     11月 同ビル移転案が否決。「民意を問う」と神田市長辞職

     12月 出直し市長選で、小谷毎彦氏が初当選

2009年 7月 小谷市長、「北見赤十字に敷地無償貸与」を表明

2010年 1月 北見赤十字が北見市に財政支援を要請

      3月 野党など市庁舎移転の修正議決案可決

      3月 市議選

      8月 小谷市長が公約撤回。「現在地周辺」を断念

     10月 市議会が都市再生基本計画案を了承

     11月 庁舎移転など都市再生計画の住民説明会が始まる

374チバQ:2010/12/23(木) 18:35:05
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/265751.html
調整難航の道議選北見市選挙区 民主、鳥越氏を推薦(12/23 10:50)
 民主党北海道は22日の持ち回り常任幹事会で、来年4月の道議選北見市(定数2)への出馬を表明している元北見市議の鳥越良孝氏を推薦する方針を決めた。

 民主党北海道は同選挙区で、元衆院議員秘書の長南幸子氏の公認を10月に決定。その後、党道12区総支部代表を務める松木謙公衆院議員が鳥越氏を支援する構えを示したことに、支持母体の連合北海道北見地区連合会などが反発し、調整が難航していた。

 同選挙区では、自民党が現職の船橋利実氏の公認を決めている。

375チバQ:2010/12/26(日) 18:41:28
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101221ddlk01010168000c.html
自治再考:札幌市政の検証/1 アクセス道路 /北海道
 ◇建設容認に方針転換 経済界は歓迎、「変節」批判も
 上田文雄・札幌市長(62)の「方針転換」が波紋を広げている。札幌の都心部と高速道を結ぶ都心アクセス強化道路(アクセス道路)について、反対から容認に転じたからだ。20日、札幌市内のホテルで開かれた3選出馬会見でも、上田市長は「都心部と高速道路を接続させることは時代の要請ではないかと思う。経済効果という側面もあり、(アクセス道路は)必要だと考えている」と述べた。

 アクセス道路は、前回07年の同市長選で、自民党や経済界などの支援を受けて立候補した元国土交通省技監の清治真人氏が掲げた主要政策だった。民主党などの推薦を受けた上田市長は「札幌は主な社会資本整備は終えている」「大型公共事業による活性化は20世紀で終わった」と批判を繰り返していた。

 道路の建設費用は数百億円にも上り、上田市長の財政再建路線とも相反する。市長与党の民主会派ベテラン市議は「街作りのビジョンがない。(次の)選挙や公共事業ありきの主張なら賛成できない」と市長の「変節」に憤りを隠さない。

   ◇

 上田市長は09年5月、市議会本会議で初めてアクセス道路建設に前向きな姿勢を示した。今年1月には、札幌商工会議所の高向巌会頭が建設を要請。市は来年度に策定する総合交通計画にアクセス道路を盛り込む方針で、建設はもはや「既定路線」とも言える。経済団体幹部は「自身の公約を覆し、(建設反対は)間違っていたことを認めた。大したものだ」と上田市長を高く評価する。

 09年秋の民主党政権発足後、上田市長は自民の牙城でもある経済界との距離を縮めてきた。北海道新幹線の札幌延伸問題などで新政権とのパイプに期待する経済界に対し、市長側も次の選挙で支持拡大や集票が期待できる。後援会や民主会派の幹部は「企業を敵に回す必要はない」と述べ、暗に両者の思惑が一致したことを認める。

   ◇

 新たな支持層を掘り起こす上田市長に対し、従来の支持層には不安が生まれる。労組出身の後援会幹部は「問題は基本的なスタンスをどこに置くかだ。市民や労働者か、あるいは経済界か。そこは一線を画してほしい」とけん制。前回市長選で「市民自治」を掲げた上田市長が経済界にもスタンスを広げつつあることを懸念する。

 一方で、前総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)を擁立した自民党は市政奪還が至上命令。しかし、自民会派のベテラン市議は上田市長について、「本音で言えば、誰がやっても厳しい状況で一生懸命やっている」と評価も口にする。事実上の「民主対自民」の構図になるとみられる市長選。表面上の対立とは裏腹に政策の垣根は限りなく低くなる可能性がある。=つづく

  ×  ×

 来年4月に行われる札幌市長選。上田市長は3選を目指して、立候補を表明した。03年の初当選時から基本理念に据えてきた「市民自治」は進んだのか。連載「自治再考」の第5弾は、2期目の上田市政を検証する。

376チバQ:2010/12/26(日) 18:42:16
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101222ddlk01010161000c.html
自治再考:札幌市政の検証/2 事業仕分け /北海道
 ◇「市民自治」か「役人自治」か 高齢者施設で不満噴出
 「高齢者に貴重な触れ合いの場を提供している」−−。今年10月、札幌市の事業仕分けで「廃止」判定がされた高齢者向け保養施設「市保養センター駒岡」(南区真駒内)を巡り、地元の町内会連合会などが廃止反対を求める署名を提出した。署名提出は4回にわたり、計1万1712人分が集まった。

 同連合会の関口明会長(74)は「センターは高齢者の孤立化を防いでいる。廃止の影響は計り知れない」と指摘する。市議会にも陳情した結果、市長与党の民主会派も「収入増やコスト減に努めた上で残すべきだ」(猪熊輝夫・会派会長)と存続を支持し、陳情は10月に全会一致で採択された。

   ◇

 センターは86年に開設。パークゴルフ場なども併設し、年間延べ約12万人が利用する。年間約2億円の維持費がかかり、料金収入は約1億円。差し引き約1億円の赤字を市が負担する。20歳以上の市民から無作為に選ばれた4人と有識者2人の仕分け人は今後支出が見込まれる約5億4000万円の改修費も問題視した。「市税はもっと有効な使い道がある」と判断した。

 がん治療を受ける妻(58)とともに、豊平区の風呂がないアパートで暮らす年金生活者の菊地明さん(68)は週2回程度、300円の入場料で大浴場に入り、囲碁を打つことが楽しみだという。「ここがなくなれば、どこに行けばいいのか。失望以外の何ものでもない」と仕分け結果に不満顔だ。

   ◇

 事業仕分けでは、対象89事業のうち16事業が廃止と判定された。16事業が廃止されれば、約4億円の経費節減が実現する。しかし、判定結果について市民の意見を募集したところ、全体の8割強となる1372件の反対の声が集まり、実際に廃止が決まったのは「平岡公園梅林ライトアップ事業費」などわずか5事業の約4000万円。市保養センター駒岡を含む11事業は結論を先送りした。

 札幌版事業仕分けは、「行政への市民参加」を掲げる上田文雄市長の肝いりで07年に初めて実施し、今年が2回目。今回は全事業の判定に市民がかかわり、市民参加が一部事業にとどまった前回より前進したものの、市がすべての仕分け対象を決め、仕分け人の有識者を選んだ。野党の自民会派は「市側から廃止を言いづらい事業を対象にし、仕分け人の判定を口実に廃止しようとしている。役人に都合のいい『市民自治』だ」と批判する。

 上田市長は事業仕分けを「市民的な議論の出発点」と位置づけ、11事業の存廃をこれから判断する方針。市保養センター駒岡を巡っては、有識者らによる委員会を設置して検討する考えだ。11事業存廃の意思決定過程や結果によっては、上田市政が「市民自治」か「役人自治」か問われることになる。=つづく

377チバQ:2010/12/26(日) 18:42:40
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101223ddlk01010224000c.html
自治再考:札幌市政の検証/3 市長政策室 /北海道
 ◇見えぬ効果残る溝 部局横断へ調整役果たせず
 新設部署の効果に疑問符が付いている。09年4月、政策立案や情報共有を目的に設置された札幌市の市長政策室。上田文雄市長の直属部隊は市長室のある本庁舎10階と11階に位置し、各部局の職員が絶え間なく訪れる。同室の4部6課に勤務する計96人の職員はいわば札幌市政の心臓部とも言える存在だ。

 だが、市長与党の民主会派からも「市長政策室がガバナンス(統治)を果たすシステムが確立されていない」との声が漏れる。

   ◇

 同室新設のきっかけは、市長と職員の間で相次いだ意思疎通の不足による市政の混乱だった。

 08年の北海道中央バス路線廃止問題では市長の判断が二転三転した。ジェイ・アール北海道バスへの業務委託を撤回し、中央バスに補助金を出して路線を継続することになり、市は約4900万円の損失補償を支払う結果になった。

 同年に発覚した、北区の女児が約8年間にわたって監禁されていた問題でも、市の担当部局は監禁の事実を把握しながら適切な対応を取らず、市長にも報告していなかった。

 札幌市は、上田市長が初当選した03年までの44年間、助役出身者の市長が続き、市長と職員間には強い「身内意識」が存在した。そこに風穴を開けようと、市民自治を掲げた弁護士出身の上田市長が乗り込んだが、2期目になっても市長と職員間の溝は消えなかった。

   ◇

 市長政策室はその溝を埋めるとともに、部局間の壁の解消が狙いだった。スタートから2年近くがたつが、肝心の成果は乏しい。

 上田市長に近い、ある民主党市議は「雇用政策なら、福祉や子育ての分野で雇用を創出するために市長政策室が経済局と保健福祉局を横串で束ねて、連動する政策を打ち出さないといけないが、それができていない。市長政策室は扇の要となって各部局から意見を集約し、議論をまとめていかなくてはいけない」と求める。

 「改革維新の会」の宮本吉人市議は、改修工事をしている札幌の観光名所「もいわ山ロープウェイ」を例に挙げて批判。「ロープウエーの駅は最寄りの市電駅から遠く、不便だった。施設改修だけになったのは担当部局が街作りの視点を欠いた計画を進めたからだ。本来は市長政策室が各部局の意見を取り入れ調整すべきだった」と疑問を投げ掛ける。

 一方で、庁内には「政策は現場を知っている者が作るべきだ。現場も知らない職員が政策を作るなんて無理だ」などと、市長政策室への不満もくすぶる。

 同市の行政評価委員も務める北海道大大学院の吉見宏教授(公会計論)は「首長は選挙で選ばれるが、職員は変わらないので首長が孤立するケースがある。その中で市長の政策を実現するための直轄組織を作ったことは正しい。ただし、市長政策室の効果や市長のリーダーシップは見えない」と指摘する。=つづく

378チバQ:2010/12/26(日) 18:43:03
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101224ddlk01010132000c.html
自治再考:札幌市政の検証/4 経済対策 /北海道
 ◇借金減っても財政硬直 保護費は急増、雇用対策は不発
 「将来の札幌に必要な仕事を厳選せざるを得ない」。今月7日、札幌市役所10階の市長応接室で、公共工事の安定確保を求める要望書を受け取った上田文雄市長は財政再建路線への理解を求めた。要望書を出した札幌建設業協会の岩田圭剛会長(岩田地崎建設社長)は「各企業の経営努力はもう限界だ。つぶれてしまったら元も子もない」と最後まで公共事業の予算増を求め、話し合いは平行線のまま終わった。

 上田市長は初当選の03年以降、市発注の公共工事を抑制し、市債(借金)残高の削減を図る財政再建路線を敷いてきた。10年度の土木費は03年度(1117億円)比33%減の745億円となり、市債残高も順調に削減。就任当初に2兆1800億円あった市債は09年度までに3000億円を減らした。市議会民主会派の西村茂樹相談役は「無駄を省いてきたからこそ、道に比べて財政状況がいい」と評価する。

   ◇

 長期不況に苦しむ札幌市は個人消費も冷え込み、札幌圏の有効求人倍率は今年10月末現在で0・37倍。全国平均を0・17ポイントも下回る。この結果、生活保護の受給者は今年度当初見込みで6万3241人に上り、00年度の1・7倍に増加。生活保護費は当初予算で初めて1000億円の大台を突破する1131億円になり、一般会計総額(8229億円)の14%に膨らんだ。

 生活保護費を含む扶助費や職員の人件費など必ず支出しなければならない経費が歳出に占める割合(経常収支比率)は、09年度で99・8%に上り、政令市で大阪市に次ぐ高率になっている。割合が高いのは自由に使える経費が少ないことを示しており、一般的に70〜80%が適正ラインとされる。札幌市は硬直化した財政状況下で景気・雇用対策に十分な予算を回せないまま、生活保護費が増加していく悪循環に陥っている格好だ。

   ◇

 上田市長は前回07年市長選で中小企業向け融資制度を公約し、制度創設の08、09年度には計約12億円を貸し付けた。しかし、「融資焦げ付きを恐れ、本当に苦しい企業に融資が回っていない」(自民会派・村松正海市議)と実効性を疑問視する。さらに、新産業誘致を進め、IT(情報技術)企業15社が進出したものの、2社は既に倒産。残る企業も「首都圏の下請けばかり」(市産業振興部)という。景気・雇用対策は奏功していないのが実情だ。

 地方財政に詳しい北大大学院経済学研究科の小山光一教授(財政学)は「各業界と将来の経済ビジョンをよく議論して共有し、集中して投資すれば、予算以上の活力が生まれる。札幌市の景気対策は、公共事業の増減しか議論しておらず、各業界で共有できるビジョンがないことが問題だ」と指摘している。=つづく

379チバQ:2010/12/26(日) 18:43:26
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101226ddlk01010099000c.html
自治再考:札幌市政の検証/5止 上田市長、単独インタビュー /北海道
 ◇「市民自治」成果を強調 ごみ有料化で370億円節約
 来年4月に行われる札幌市長選で、3選を目指して立候補を表明した上田文雄市長が毎日新聞の単独インタビューに応じ、2期目の市政運営を振り返った。上田市長はごみ減量化の成功などを挙げ、自身が掲げてきた「市民自治」の成果を強調した。反対から容認に方針転換した都心部と札樽道を結ぶ「都心アクセス強化道路」については「札幌の都市機能を生かすためだ。経済界にスタンスを移しているわけではない」と説明した。

 −−基本理念に掲げている「市民自治」は実現できましたか。

 ◆(09年7月から始まった)家庭ごみ収集の有料化で、市民が廃棄物処理に責任を感じるようになり、ごみの減量につながった。新しい清掃工場が不必要になり、建設費用370億円が浮いたのは市民の力だ。改革の出発点として、市民自治はまず考えるべき理念だと思っている。

 −−市民が参加した札幌版事業仕分けには批判もありました。

 ◆廃止判定は一つの意見であり、最終判断ではない。(廃止判定された)市保養センター駒岡の存続を求める意見があっていい。仕分け対象の事業を選定した職員と、選定された事業の担当職員は対立関係にあり、内部的な議論で真剣なバトルがある。「役人自治」でもなんでもない。事業が必要であれば、運営の仕方など存続のあり方を議論すればいい。

 −−都心アクセス強化道路は前回市長選で自民系候補が掲げた公約でした。なぜ容認に転じたのですか。

 ◆当時反対したのは、建設費用を安くするため乗用車しか通れない道路を造るという案だったからだ。観光バスなどが通れる道路なら必要だ。また、札幌には経済、金融、知的財産の拠点が集中している。道民全体で札幌の都市機能を生かすには、札幌の都心部と高速道路を接続することが大事だ。(選挙のために)経済界にスタンスを移しているということではない。

 −−市長政策室を新設し、職員との溝は埋まりましたか。

 ◆市長政策室に指示しておけば各部局に伝わるし、情報も集まってくるので、気分的にはかなり楽になった。就任1年目は話もしたくないという職員も何人かいたが、やめてもらった。今は根本的な発想の違いで職員と私が対立することはない。

 −−生活保護世帯が急増し、財政を圧迫しています。

 ◆生活保護世帯が増えた背景には、高齢化問題などさまざまな要素がある。私の経済対策が失敗したから増えたという一部の指摘は誠に乱暴だ。働ける能力があっても仕事がない人も多い。新産業を興して仕事を提供していくことが解決策の一つだ。

 −−財政が硬直化している中で、今後どのような経済対策をお考えですか。

 ◆成熟した都市で大型公共事業をどんどんやっていくことはおかしい。ただし、特別養護老人ホームの建設など小規模な公共工事を行えば、経済対策と福祉対策になる。少子高齢化社会の中、経済対策も総合的に判断していかなければならない。=おわり(この企画は田中裕之、木村光則、高山純二が担当しました)

380チバQ:2010/12/26(日) 18:43:54
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001012210005
《検証・札幌 上田市政2期》(上)
2010年12月21日





来春の札幌市長選挙への立候補を表明した上田文雄氏=札幌市中央区

■財界・公明に政策配慮


「次の喜びは函館、その次の喜びは札幌。皆さん一緒にがんばりましょう」


 札幌市の上田文雄市長(62)は4日、東北新幹線全線開業を祝う新青森駅での式典で、新幹線の札幌延伸を訴えた。


 政権交代以降、新幹線延伸を積極的に働きかける上田氏。それは、経済界への配慮という側面もある。


 民主党とのパイプがない経済界は、昨夏の政権交代以降、同党への窓口役として上田氏を頼りにする。上田氏は昨年11月、道商連の高向巌会頭を連れ、前原誠司・国土交通相(当時)に延伸を陳情。今年5月には同党の小沢一郎幹事長(当時)への面会も実現させ、延伸について「財源の問題はあるが、やるべきものだ」との回答を得た。


 道商連幹部は「良くやってくれている。お互いの理解は深まっている」と評価する。


■あえて弓引かず


 経済界には「トラウマ」がある。2007年の市長選で、札幌商工会議所(札商)の有志が元官僚に立候補を要請し、自民、公明、経済界の「3本の矢」で戦った。しかし、民主、社民、市民ネットの推す上田氏に17万票差で惨敗した。


 次の市長選では初めて、上田氏が政権与党を背景に立つ。札商幹部は「あえて政権党へ弓引くこともない」。そんな姿勢を見て、ある自民党市議は「経済界もどちらか一方の陣営につくリスクを知ったようだ」と言う。


 自民党札幌市支部連合会(札連)は今月8日、8年ぶりの市政奪還を目指して、前総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)を擁立した。札連は「財政再建を優先し、経済を低迷させている」と上田市政を批判する。しかし、現時点で経済界は本間氏への支援には動いていない。本間氏は立候補表明の記者会見で、「どぶ板でやって支援を広げていきたい」と覚悟を口にした。


■「丸のみ」指摘も


 一方、「3本の矢」の公明党にも様々な配慮を見せる。市議会は自民、民主の勢力が伯仲し、キャスチングボートは公明党が握るからだ。


 市が12月定例市議会に提案し、可決された子宮頸(けい)がんワクチン接種無料化の補正予算案。無料化をめぐって、公明党は市側に早期実施を求め、要請や署名を繰り返した。


 「公明党の支持層には女性が多い。どうしても実現したかった政策」(公明党市議)と評価する。


 上田氏には苦い過去がある。当選1期目、初めて提案した当初予算案の可決が危ぶまれた。与党の民主党、市民ネットだけでは、過半数に届かなかった。土壇場で公明党が賛成して可決。その後、地下鉄の女性専用車両の導入など、同党の提案には徐々に配慮を見せ始めた。


 「福祉系の施策は公明さんの意見のほぼ丸のみだ」と同市幹部は言う。


    ◇


 札幌市長選に現職の上田文雄氏が立候補を表明した。政治家としての顔、各施策の成果や課題など、これまでの「上田市政」を検証する。
(この連載は古賀大己が担当します)

381チバQ:2010/12/26(日) 18:45:13
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831012220001
【検証・札幌 上田市政2期】


(中)進む財政再建 縮む雇用
2010年12月22日





札幌市就業サポートセンターには、一日約200人が訪れる=札幌市北区

 「福祉系の資格を取ったが、求人は少ないし、賃金も安い。厳しいです」


 札幌市就業サポートセンター(札幌市北区)を訪れた無職女性(27)はため息混じりに話す。北区に住むシングルマザー。4歳になる息子を抱えての就職活動は、今月で5カ月目に入った。


 札幌圏の雇用情勢は厳しい。10月の有効求人倍率は全国平均の0・56倍を下回る0・37倍。道内でも最低水準だ。同センターには一日約200人が訪れる。「1件の求人に200人の求職者が殺到することもあります」と同センターのカウンセラー、西田貴代子さんは説明する。


■予算規模を圧縮


 市が運営する職業紹介センターは全国でここだけだ。2004年の開所以来、約7千人の雇用に結びつけてきており、上田文雄市長はそれを実績として強調する。


 しかし、「こうした就業支援はあくまで対症療法。経済基盤の拡大が最大の雇用対策だ」(市経済局の課長職)との見方が市内部にはある。


 同市内の経済は停滞が続く。総生産額は1995年度から07年度にかけて約7兆円でほぼ横ばい。「リーマンショック以降の景気低迷で、08年度以降の総生産額の下落は間違いない」(市産業振興部職員)。同市によると、07年度の1人当たりの市民所得も253万円で、データのある12指定市のうち最低だ。


 こうした中で、上田氏は03年の就任以来、財政再建路線を歩んできた。生活保護や障害者支援などの扶助費が03〜09年度で約370億円増える一方で、市職員数の削減を進めた。03年度の1万6258人が10年度には1万4373人になった。公共事業費も03年度の1115億円から、09年度は693億円まで削減した。


 この結果、一般会計予算の規模は03年度の8098億円から、09年度は7880億円に縮小した。市の借金に当たる市債残高(特別、企業会計を除く)は、就任当時の1兆940億円から9670億円に減らした。


■「福祉型対策を」


 「財政再建を優先し過ぎ、景気対策のほか、保育園や特養ホームの整備などが遅れている。市民生活が置き去りにされている」


 自民党の市議は上田市政をこう批判し、「経済基盤の拡大が急務」と力説する。


 市長を支える民主党市議も、経済規模の拡大の必要性を認める。「従来型の公共事業増発の経済対策でなく、新しい札幌経済の形を作らなければならない」との意見だ。


 市は今秋、産業振興ビジョンの素案を作った。道産食品の加工産業や福祉産業の育成など、食、観光、環境、健康福祉の4本を柱とした産業振興策。「少しでも経済のパイを大きくしなければ」(市産業振興部職員)


 札幌国際大学の濱田康行学長(中小企業論)は「これほど雇用状況が悪いと、財政再建路線も一時的に棚上げしても理解が得られる。今後は、新幹線延伸とか札幌ドームという時代ではなく、社会福祉型の経済対策が求められる」と話している。

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382チバQ:2010/12/26(日) 18:45:39
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831012240001
【検証・札幌 上田市政2期】


(下)「市民自治」共感と批判
2010年12月23日

検討結果を発表する市民会議の参加者=札幌市

 「みなさんから頂いた意見は、札幌市民の代表的な意見だ。その意見を大切にして、市が最終的な判断をしたい」


 札幌市電(路面電車)の延伸の是非を検討する市民会議最終日の19日。上田文雄市長(62)は参加した市民92人を前に、こう語った。


 札幌市は3月、市電(総延長8キロ)を桑園地区、JR札幌駅地区、JR苗穂駅地区の3方面へ延伸する計画を策定。無作為抽出で選ばれた市民が11月28日、12月5、19日の3日間、この問題を協議した。参加者の約7割が延伸に賛成し、意見書をまとめた。


 上田市長は「会議を持ったこと自体が財産」と会議開催の意義を強調した。参加した同市白石区の会社員、東田慶祐さん(21)は「市政運営に関心が持てるようになった」と話した。


■議会側は警戒感


 「市民自治」――。これが上田氏の政策の柱だ。


 上田氏は初当選直後、既定路線だった札幌駅と大通公園を結ぶ地下通路建設を、いったん凍結。市民千人規模のワークショップを開いて議論した結果、改めて事業継続とした。2006年には、政策決定の過程で住民意見を採り入れることを義務化した「自治基本条例」を成立させた。


 2期目には藻岩山の再整備事業で市民の意見を取り込んだ事業プランを決定した。


 しかし、市議会側はこうしたスタイルを警戒する。「市民から選ばれた我々の声も市民の声だ。議会軽視」(自民党市議)「市民の声をバックに強引に市の施策を進めようとしている」(公明党市議)などの批判がある。


 「市民の意見」が市民から反発を受ける場面もあった。


 6月に実施した事業仕分けで、市は無作為抽出した市民48人を「仕分け人」に登用。計89事業で「市民評価」をし、高齢者らの保養施設「保養センター駒岡」をはじめ計16事業を「廃止」と判定した。この判断がそのまま実行されるわけではないが、市の決定に大きな影響を与えるのは必至だ。


■仕分けに反発も


 こうした動きに利用者側が反発した。保養センターの場合、利用者団体の「もりの仲間のこまおか朝市実行委員会」などが1万人分の署名を添え、9月議会に廃止反対を陳情。議会も全会一致で採択した。伊藤正・同会代表(81)は「施設に足を運んだこともない人が廃止を決めるなんてとんでもない」と憤る。


 上田市長は「議会や利用者など様々な方の意見を聞いて最終決定する」という立場だ。市幹部は「市民自治は直接民主制に近づけること。間接民主制の議員からの反発は当然かもしれない。だが、行政への市民参加は時代の流れだ」と自信を深める。


 北海学園大学法学部の神原勝教授(自治体学)は「まだ本物の市民自治ではない」と指摘する。「市がテーマを特定し、部局ごとの都合で会議が実施されている。場当たり的だ。総合計画策定に市民参加できるような、市民参加条例制定が必要だ」という。
(この連載は古賀大己が担当しました)

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383チバQ:2010/12/26(日) 18:46:06
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101214ddlk01010292000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/1 企業誘致の実態 /北海道
 ◇順調…実は「水増し」 問われる雇用の質
 「200件の企業立地」と「10万人の雇用創出」。高橋はるみ知事が「道政の最重要課題」と位置づけるのが経済・雇用対策だ。

 長期低迷から抜け出せない北海道経済を、民主導の自立型経済構造へと転換し、雇用を生み出す。こうした政策は、経済産業省の元官僚の知事にとって「得意分野」。道のまとめによると、企業立地は目標の200件を超え、雇用創出も2年間で約5万人。知事の戦略は順調に進んでいるように見える。

 だが、その中身を探ると、実態は異なる。数字の「水増し」が浮かび上がってくる。

  ■  ■

 高橋知事は前回07年の知事選公約に「戦略的な企業誘致を加速し、(07〜10年度の)4年間で200件の企業立地」を盛り込んだ。道産業立地課によると、今年9月末時点で道が誘致した企業は「201件」。同課は「公約は達成できた」としている。

 ただし、「201件」と数えた基準は厳密ではない。道外企業が道内に進出したケースは110件にとどまり、残る91件は道内企業の移転など。カウント時点で北海道産業振興条例などによる道の補助金対象となったのは91件。道が相談を受けたり、工業団地や支援制度の案内書を渡しただけなど、道の何らかの関与があれば、「誘致実績」にカウントされる。

 高橋知事が当初、「戦略的な企業誘致」の核に見据えていたのは、下請け企業などに波及効果の高い自動車産業だった。1期目の06年にはトヨタ自動車系列の自動車部品メーカー大手のアイシン精機を苫小牧市に誘致。2期目の07年にもデンソーを千歳市に誘致したが、その後はリーマン・ショックの影響もあり、足踏み状態だ。

 「企業誘致なんかやってるのは時代遅れ。企業は生産を海外に移そうとしているのに」。道東京事務所の企業誘致担当者は、訪問先の会社社長の一言が耳に残る。担当者は「企業を訪問しようとしても7割は断られる」と苦境を明かす。

  ■  ■

 道は08年3月に「(08〜11年度の)4年間で10万人の雇用創出」の目標を掲げた雇用創出基本計画を策定した。前半が終わった09年度末時点で、新規雇用は「5万1035人」。だが、必ずしも新たな雇用の場が増えることを意味しない。

 09年度の実績は2万6603人。うち3分の1に当たる9120人は、高校生を対象にした合同面接会などで就職あっせんした人数で、道が求人を新規開拓したとは言い難いケースが含まれる。しかも9053人は国の事業による就職者だ。

 正規か非正規雇用かも把握していない。最近、アルバイトや派遣社員が多いコールセンターが道内に相次いで進出しており、連合北海道の幹部は「離職率が高い非正規労働者も雇用実績にカウントしている」と批判する。

 道内の完全失業率(年平均)は全国平均値を上回る高水準で推移。知事の2期目就任時の07年は5・0%だったが、09年は5・5%に上昇し、失業者は15万人に上る。

 雇用問題に詳しい川村雅則・北海学園大准教授(労働経済)は「企業誘致型の政策で地域に持続可能な雇用が根付くのか検証する必要がある。雇用の量だけではなく、質を高めなければならない」と指摘する。

  ×  ×

 来年4月の知事選に3選出馬の意向を固めた高橋知事。2期目の4年間、何をしてきたのか。連載「自治再考」の第4弾は高橋道政の主要政策を点検し、その実態に迫る。

384チバQ:2010/12/26(日) 18:46:29
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101215ddlk01010174000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/2 新千歳空港の24時間化 /北海道
 ◇先行き見えぬ枠拡大 住民、先送りに不信感
 「本当は高橋(はるみ)知事に強く文句を言いたいんですよ。あまりにも無責任。道の姿勢をどこまで信頼すればいいんですか」

 先月26日に苫小牧市で開かれた、新千歳空港の深夜・早朝枠(午後10時〜午前7時、1日6便)の拡大に理解を求めるための苫小牧市地域協議会。住民代表の1人は声をいらだたせた。道が拡大数の提示を、一転して3年後に先送りしたからだ。

 同空港の滑走路延長が課題だった7年前。第2ターミナルビルを苫小牧市側に建設すると確約し、住民の合意を得ていたが、初当選から間もない高橋知事が撤回。住民の強い反発で協議会は休眠状態になっていた。昨年6月、道の熱心な求めに応じて、住民は道との協議を再開したばかりだった。

  ■  ■

 深夜・早朝枠拡大による新千歳空港の24時間化は、高橋知事が2期目の実績作りのため、強い意欲を示していた。昨年3月末、支庁再編条例改正案が深夜にようやく成立した直後、道議会庁舎の控室で、疲労がにじむ道幹部を「ご苦労様でした」とねぎらった高橋知事は「でも次は24時間化よ」と宣言した。

 24時間化は国際拠点空港化に欠かせない取り組み。道は、今年10月の羽田空港再拡張をにらみ、枠拡大に乗り出し、「15年までに貨物・旅客便計13便の需要があり、経済効果は約115億円」と打ち出した。

 しかし、日本航空(JAL)の法的整理などで需要は低迷。国内外77社の旅客便利用意向調査では、15年までの需要は11便から9便に減少した。現在就航している6便も、日、月曜日などは2便が運休。今夏に明らかになった羽田空港再拡張の1回目の枠配分でも乗り継ぎ需要が生じず、見通しはもろくも崩れた。

 一方、環境整備も進んでいなかった。住民合意に向けて、「数十億円が必要」(道幹部)とされる防音対策や地域振興策の財源は確保できておらず、深夜の交通アクセスの問題は手つかずだった。苫小牧市地域協議会メンバーからは「知事2期目後半の最大の政策と思っていたが、知事の指導力のなさを感じる」との声が漏れる。

  ■  ■

 道は枠拡大の旗を降ろしていない。高橋知事は今月1日、道議会で「不退転の決意で取り組みたい」と表明。将来目標として「20枠程度」と示し、13年度をメドに住民に提案する考えだ。

 羽田空港再拡張は、13年度に残る国際便の年3万回の発着枠配分が決まるため、担当の道建設部は「新千歳空港への乗り継ぎ需要が期待できる国際便で就航希望があると、国土交通省から聞いている」と強調する。ただし、ある航空会社は「一定の需要はあるが限定的」と指摘する。

 20枠には、「道産品の競争力向上」による国内貨物需要増が2便、未就航の国際貨物が2便など、需要見通しがはっきりしない便が含まれている。知事の「不退転の決意」は再び空回りしかねない。=つづく

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 ■ことば

 ◇新千歳空港の24時間化構想
 国際物流拠点を目指した道の「国際エアカーゴ基地構想」(88年)が始まり。94年の住民合意で深夜・早朝枠(6便、午後10時〜午前7時)の運用がスタートした。国際貨物の定期便は就航せず、一時、国際旅客便が就航したものの、現在はすべて国内便。羽田間に旅客便3便と貨物便2便、仙台間に旅客便1便がある。

385チバQ:2010/12/26(日) 18:46:50
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101216ddlk01010234000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/3 支庁制度改革 /北海道
 ◇理念倒れ、しぼむ熱意 行革効果立ち消えに
 道庁から通り1本はさんだ北海道自治会館5階の会議室。先月17日、道町村会の経済建設文教常任委員会に、山谷吉宏地域振興監ら支庁制度改革の担当者が呼び出された。

 委員会のテーマは支庁制度改革に伴う土木行政のあり方。今年4月の支庁再編条例施行で、土木現業所(土現)は、支庁が衣替えした総合振興局・振興局の建設管理部になった。支庁とかつて道建設部の出先機関だった土現の統合は、総合出先機関化を進め、地域支援態勢を強化するのが狙い。委員会はその成否を検証するために開催された。

 委員会でやり玉に挙がったのは、上川総合振興局の災害時の対応だった。今年8月に4人が死傷した東川町の天人峡、旭岳両温泉周辺の大雨被害で、通行止め規制などをする旧土現の建設管理部事業課の担当者が出勤せず初動が遅れたが、防災対応窓口となる旧支庁の地域政策課も、建設管理部がどのような態勢を取っているのかを確認しなかった。

 山谷地域振興監は「一体となった運用がなされないといけないが、職員の意識が固まっていなかった面があった」と、旧土現と旧支庁組織の間に溝があったことを認めざるを得なかった。

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 高橋はるみ知事が「100年に1度の改革」と位置付けている支庁制度改革。今年4月、14支庁は9総合振興局と5振興局の新体制に移行した。だが、「理念倒れ」との声が庁内外にくすぶる。

 総合出先機関化以上に進んでいないのが行政改革の側面。高橋知事は当初、5振興局を総合振興局の出先機関に位置づける予定だったが、一部市町村などの「地方切り捨て」との反発を生み、撤回した。

 振興局から総合振興局に集約する広域事務量は、当初の約4割から約1割に減り、道の担当者も「業務の減少は課ごとでみれば1人分にもならない」と、目指していた行革効果が立ち消えたことを嘆く。

 その総合振興局へ移行対象となった職員研修や統計調査など100の広域事務も3年間かけての移行で、1年目の今年度は12の広域事務のみ。来年度に予定する52事務の移行協議は進んでいない。

 この背景にあるのは支庁制度改革に最後まで難色を示してきた道町村会への配慮だ。道は町村との関係改善を図るため地域振興支援策の実行を優先させた。日高振興局であれば「馬産地対策室」の設置など、地域の特色に応じた業務に当たる職員2人を配置したほか、市町村などへの地域づくり総合交付金(総額34億6000万円)決定の権限を局長に与えた。

 過去2回の知事選で実質的に高橋知事を支持してきた道町村会の幹部は「来年は知事選だからどうするのかね」と述べるなど、知事サイドに揺さぶりをかける。

 今秋、高橋知事は道庁内で幹部にこんな言葉を漏らした。「地域主権は票にはならないのね……」。庁内の改革への熱意は急速にしぼみつつある。=つづく

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 ■ことば

 ◇支庁制度改革
 支庁は地方自治法に基づき都道府県の条例で設置できる出先機関。道は、100年間続いてきた14支庁体制の再編に着手し、08年6月には9総合振興局・5振興局体制とする支庁再編条例が成立。しかし、道町村会などが強く反発したため、道は09年3月、総合振興局と振興局を同列に位置づける条例改正案を道議会に提出し、可決された。

386チバQ:2010/12/26(日) 18:47:16
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101217ddlk01010162000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/4 道債残高削減 /北海道
 ◇目標後退、達成危うく 公共事業抑制も揺れ
 「道債償還費の増大は道財政の収支不足の大きな要因。経済雇用情勢に配慮しつつ、道債の計画的な発行抑制に努めたい」。先月29日の道議会本会議。膨らむ道の借金を憂う議員の質問に対し、高橋はるみ知事は財政健全化を進めることを繰り返し強調した。

 財政悪化に苦しむ道にとって、借金である道債発行の抑制は最重要課題。今年度末の道債残高見通しは、過去最高の5・7兆円。財政の健全度を計る実質公債費比率は24・0%(前3カ年度平均)と47都道府県で最悪。25%以上になれば早期健全化団体に転落し、起債などの制約を受ける。

 高橋知事は08年2月、行財政改革の基本指針を改訂し、道債残高を14年度までに5兆円に削減する目標値を打ち出した。コストカットに果敢に切り込み、実績を上げてきた。

 当初は07年度までと約束していた職員給与の独自カットを職員組合側の反発を受けながらも継続した。職員数の削減計画も1000人増の約6800人とし、今年4月現在で4481人を減らした。

 だが、道債残高の削減目標の達成は危うい。

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 昨年1月、知事と経済界の代表らが意見交換した行財政改革推進会議。リーマン・ショックの影響を受け、道経連の近藤龍夫会長は「目標にこだわるあまり先につながる対策を怠れば北海道全体が壊滅してしまう」と道債削減計画の見直しを提言した。知事はその場では、「目標全体をなしにすれば雪崩を打って歳出増圧力が出てくる」とかわしたものの、その後、目標を後退させた。

 知事は同年2月の09年度当初予算案発表で、道債残高の削減目標から、臨時財政対策債(臨財債)などを除外し、「別枠」扱いとした。臨財債などは国の税収減による地方交付税の不足を補うための措置で、将来的に国からの交付税で補填(ほてん)されるというのが理由だ。

 ただし、臨財債も道の借金。10年度までの「別枠」の総額3072億円を含めると、14年度の道債残高見通しは5・2兆円で、目標はクリアできない。

  ■  ■

 一方、「道単独事業費の前年度比7%減」を掲げる公共事業の抑制方針も揺らぐ。

 09年に民主党政権が誕生し、国の公共事業費が大幅削減されると、道政与党の自民党からは道単独事業の上積みを求める声が強まった。今年度当初予算では、道単独事業費の削減率は目標に満たない3%。だが、道は、道単独事業費から国の交付金を利用した事業費を除き、「道の財源を充てる事業費は7%減を守った」と強弁する。

 「道債を減らそうにも、公共事業はやれと言われる。税収が落ち込む中、ローンを借り増しながら毎年家を建て替えているようなもので、限界がくるのは目に見えている」。道幹部はため息を漏らす。道財政の危機は徐々に高まっている。=つづく

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 ■ことば

 ◇実質公債費比率
 総務省が地方自治体の財政健全度を計るため、06年度に導入した指標の一つ。自治体の一般的な収入(標準財政規模)に占める借金返済額(公債費)の割合を示し、数値が低いほど健全とされる。18%以上は地方債発行に国の許可が必要。25%以上は起債が制限される「早期健全化団体」となるが、これまで該当する都道府県はない。夕張市のように35%を超えると「財政再生団体」となり、財政破綻とみなされる。

387チバQ:2010/12/26(日) 18:47:40
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101218ddlk01010276000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/5止 自治体病院 /北海道
 ◇医師不足で赤字拡大 広域化・連携地域任せ
 「医師不足では収入も上がらない」「攻める医療、展開する医療が見えてこない」。先月22日、医療関係者らによる「道病院事業改革プラン評価委員会」で、委員から道立8病院の経営を巡り厳しい指摘が相次いだ。

 北海道の人口10万人当たりの医師数は224・9人(08年末)で、全国平均とほぼ同じ。ただし、札幌、旭川両市周辺に集中し、地方では医師不足という偏在が大きな問題で、地域医療のけん引役となるべき道立病院も例外ではない。

 05年に76人だった道立7病院(07年開設の子ども総合医療・療育センターを除く)の常勤医は、医師臨床研修制度が変わり大学病院からの派遣が減った影響などで、今年4月には52人に減少。羽幌、江差など4病院は今年度、民間病院などから応援を受ける「緊急臨時的医師派遣事業」を計延べ214日(11月末現在)利用した。羽幌病院は、常勤医が昨年度の7人から4人に減少。利用日数は前年度の延べ6日から125日に急増した。

 05年には、道立病院から近隣の自治体病院に応援を出す余裕もあった。特に羽幌、江差両病院は地域センター病院としてその役割が求められるが、道の道立病院室は「まずは、現在の病院の医療機能維持に最大限努力したい」と釈明する。

 医師不足は患者減少による病院の収入減に直結。道立病院事業会計の09年度決算で、8病院の赤字額は計約16億円。道病院事業改革プランで目標としていた赤字約13億円への抑制は達成できなかった。累積赤字は約670億円に上る。道の担当者は「目標値と現実値が非常に乖離(かいり)している」と認め、年明けには減収を見込んだ目標に修正する方針だ。

  ■  ■

 同じく地域医療を支える市町村病院(95病院)も09年度は計約77億円の赤字で、医師不足に悩むのは道立病院と同じだ。

 道は自治体病院の連携強化に全国に先駆けて取り組み、08年に「広域化・連携構想」をまとめた。全道を30地域に分け、中核病院のほかは規模縮小や診療所化を促す内容だった。しかし、構想の具体化は各地域任せ。市町村の病院縮小への抵抗感は強く、議論は進んでいない。先月末になって高橋はるみ知事は「道と市町村などが一体となって協議する」と調整に乗り出す方針を示した。

  ■  ■

 道は医師不足対策として、緊急臨時的医師派遣制度のほか、地域で一定期間勤務することを条件にした臨床研修医らへの研修費貸付制度、地域から要望の強い総合内科医を養成する病院への運営費助成などに取り組んでいる。道の調査によると、道内病院で診療科閉鎖の危機に陥るなど緊急性の高い医師不足数は336人(09年4月現在)にも上る。

 地域医療に詳しい北海道大公共政策大学院の石井吉春教授は「医師偏在の解消に、道がもっと積極的に対処すべきだ。自治体病院の広域化は避けられないが、道は絵を描いたら終わりというスタンスではどうか」と指摘し、知事のリーダーシップを求めている。=おわり(この企画は堀井恵里子、岸川弘明が担当しました)

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 ■ことば

 ◇道立病院
 48年に7病院2療養所で運営が始まった。現在は8病院で、2次医療圏の中核となる地域センター病院の羽幌、江差、紋別の3病院▽心臓血管外科など高度専門医療を行う北見病院▽精神医療の向陽ケ丘(網走市)、緑ケ丘(音更町)の2病院▽結核医療の苫小牧病院▽小児高度専門医療を手がける子ども総合医療・療育センター(札幌市)。病床数は計1473床。紋別病院は11年度から地元5市町村に運営移管される。

388沖縄無党派:2010/12/28(火) 17:02:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/266396.html
みんなの党・中川賢一氏、離党届

 今年7月の参院選道選挙区にみんなの党公認で出馬、落選し、現在は同党衆院道1区支部長を務める中川賢一氏(43)が、同党に離党届を提出していたことが28日、分かった。

 離党届は今月23日付。中川氏は理由について「環太平洋連携協定(TPP)への対応など、政策課題をめぐり党と自分の考え方に齟齬(そご)を感じるようになった」と話している。
当面は無所属で次期衆院選出馬を目指すとしている。
中川氏は中川義雄前参院議員の長男。道職員を辞めて7月の参院選道選挙区に出馬、約32万票を獲得した。

389チバQ:2011/01/07(金) 23:19:24
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110107ddr001010002000c.html
選挙:北海道知事選 木村氏、出馬へ 民主要請受け
 民主党北海道連が4月の道知事選に出馬を要請している元小樽市職員で農林水産省政策課企画官の木村俊昭氏(50)が出馬に向けて最終調整に入った。すでに選挙公約など立候補を前提にした水面下の協議を進めており、16日にも札幌市で会見し、正式表明する。

 木村氏には10年12月7日、民主道連と連合北海道、北海道農民政治力会議が出馬を要請。元自治体職員らでつくる「有志の会」も立候補を促していた。

 木村氏は遠軽町出身。小樽市職員時代に培った地域活性化の手腕が評価され、06年4月に国に出向。10年5月に市職員を退職し、現在は農水省職員として全国の地域再生事業に携わっている。

 知事選には、高橋はるみ知事(57)と鰹谷忠・前道議会副議長(59)が出馬を表明。共産党も候補擁立を目指している。【岸川弘明】

390チバQ:2011/01/11(火) 20:53:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110111-OYT1T00979.htm?from=main2
再建道筋ついた…夕張市長、市議選くら替えへ

 全国唯一の財政再生団体である北海道夕張市の藤倉肇市長(69)は11日、市役所で記者会見し、次期市長選(4月24日投開票)に再選出馬せず、同じ日程で行われる市議選(定数9)に立候補する意向を表明した。

 藤倉市長は「再生計画の策定で(財政再建に)道筋はついた。今度は市議の立場で後押ししたい」と述べた。藤倉市長は2007年4月の前回市長選で初当選。しかし昨年11月、年齢や体調面の不安などを理由に1期で退くことを後援会幹部らに伝えていた。現役市長が市議選にくら替えする決断について、北海道選管は「相当珍しい」としている。

(2011年1月11日19時52分 読売新聞)

391チバQ:2011/01/12(水) 22:28:11
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110112-OYT1T00187.htm
確定1分前に立候補辞退…「選挙戦なら出ない」

. 11日に告示された北海道・清水町議選(定数13)で、いったん立候補の届け出を済ませた男性(62)が、届け出が確定する締め切り1分前に立候補を辞退した。

 選挙戦になるのを回避するのが目的とみられるが、町選管は「定数に達したから辞退というのは聞いたことがない」と話している。

 同町議選は、現職と新人合わせて10人が立候補の意思を表明していたが、残る3人の立候補にめどが立たず、定員割れの心配が出ていた。男性は、この日午後3時過ぎ、届け出会場を訪れた。定数に対して1人足りない12人しか届け出をしていないのを確認し、「選挙になるなら辞退する」と前置きして届け出た。しかし、締め切りの約5分前に14人目の立候補者が届け出ると、「定数に達したのだからいい」と話し、立候補辞退を申し出たという。

(2011年1月12日10時09分 読売新聞)

392チバQ:2011/01/14(金) 00:15:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/268295.html
共産、道議候補を半減 党勢低迷 選挙区絞り込み方針(01/13 09:06)
 4月の統一地方選に向け、共産党の道議候補者が5人と前回選挙の半数にとどまっている。追加公認も検討しているが、二大政党下での組織力低下もあり、党関係者の間でも「候補者上積みは難しい」との見方が大勢だ。

 現在、道議会共産党は旭川市と小樽市の2議席。今回はこの2選挙区に加え、前回2007年選挙で議席を失った札幌市東区と函館市、新たな議席獲得を目指す釧路市で5人を擁立する。

 党道委員会は、現在も札幌市北区や白石区などで追加候補擁立を模索しているが、ある党関係者は支持者の高齢化や二大政党への埋没を背景にした組織力の低下を指摘。「人材には限りがある。当選可能性の低い道議候補を立てるより、市町村議選に立てた方が有意義」と指摘する。

393チバQ:2011/01/16(日) 13:35:05
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110116ddlk01010138000c.html
サンデー・トピックス:2011統一地方選・北海道(その1) /北海道
 ◇「民自対決」も党派色薄め
 4月の統一地方選まであと約3カ月となった。道内では、知事選(4月10日投開票)、札幌市長選(同)など計179の首長、議員選が行われる。09年秋の政権交代後初の統一地方選で、知事選と札幌市長選は、いずれも現職に新人が挑み、「民主対自民」の与野党対決となる。結果はねじれ国会に苦しむ菅政権の行方に影響を与えるとみられる。各選挙の構図や各陣営の戦略などを、首長選と議員選の2回に分けて紹介する。(議員選は23日に掲載します)

 ◆知事選

 ◇「道民党」前面に高橋氏 木村氏は地域目線重視
 過去2回、自民党の推薦を受けて当選してきた高橋はるみ知事(57)は初めて「野党系候補」として3選を目指す。自民党道連との合同選対をやめるなど、これまで以上に党派色を薄め、「道民党」の立場で選挙戦に臨む方針。政策面では、道内産業の競争力強化など「攻めの道政」を掲げる。

 高橋氏は年明けから連日、複数の業界団体の新年会に出席し、13日の定例会見では「例年以上に出ている」と強調した。2月末から地域後援会の決起集会も予定している。

 ただ、他都府県に比べ広大な面積を有する道内の選挙戦では、自民、公明両党の組織的支援が不可欠。自民道連からは推薦も受ける見通しで、道議、市議の集会に出席して、連動を図る。

 一方、民主党道連や連合北海道などが出馬要請している元農林水産省政策課企画官の木村俊昭氏(50)は、16日に立候補を正式表明する。

 まちおこし支援で全国で活躍する実績から、独自の地域活性化策を打ち出す予定。遠軽町出身で小樽市役所勤務が長く、民主道連幹部は「(木村さんは)中央依存でなく地域目線。道外出身、官僚出身の高橋知事との対立軸も明確」と期待する。

 「スーパー公務員」と紹介されるなどメディア露出も多いが、知名度は未知数。菅内閣の支持率低迷もあり、民主道連は党派色を薄めつつ、幅広い支持を狙う。

 前道議会副議長の鰹谷忠氏(59)は、道議会の民主会派に所属していたが、独自に選挙戦を進める。この1年余りで道内各地で数十〜数百人規模の集会を約50回開き、「北海道ブランドの確立で世界に挑める北海道」を重要政策の一つに掲げる。

 共産党道委員会は、月内を目標に候補者選定を急いでいる。前回(07年)は党公認を立てたが、幅広い層の支持を得るため、労働組合など支持団体とともに無所属候補の擁立を目指す。【岸川弘明、和田浩幸】

 ◆札幌市長選

 ◇上田氏、2期の実績訴え 本間氏は「経済」で攻め
 3選を目指す上田文雄市長(62)は、市民自治の推進や財政再建など2期8年の実績を前面に選挙を戦う方針。上田氏の推薦を決めた民主党道連や連合北海道は、道議選、市議選と連動させて全面的に支援する。

 前回の市長選で上田氏の対抗馬を担いで敗れた経済界が、政権交代を受けて中立方針に転じており、上田氏を支持する経済人がグループを作り応援に乗り出す。また、支持が弱いとされる若者と女性をターゲットに、懇談の場を設ける。

 元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)は自民党札幌支部連合会の推薦を受け、自民市議が総力支援する。上田市政について「財政再建中心で、経済対策が足りない」と批判し、具体策を打ち出していく方針だ。

 各市議らが本間氏とのツーショットポスターを200〜500枚作成し選挙区内に張り出す。市議のミニ集会にも積極的に顔を出して知名度不足を補う戦略だ。女性同士とあって、高橋知事にも連携を働きかけている。

 両陣営が注目するのが公明票の行方。前回は自民とともに上田氏の対抗馬を推薦したが、政権交代に伴い今回は態度未定。両陣営とも協力を要請している。共産党道委員会は前回に引き続き、候補擁立を見送る方向だ。【中川紗矢子】

394チバQ:2011/01/16(日) 13:35:46
 ◇中立的立場に転換 道経連と商工連盟、特定候補推薦見送り
 前回の知事選で高橋氏を推薦した北海道経済連合会(近藤龍夫会長)と日本商工連盟北海道連合会(高向巌会長)は、特定候補の推薦は見送り、支援は各企業の自主判断にゆだねる方針を決めた。政権交代を受けた転換で、道内の他の業界団体に波及する可能性もある。

 方針転換は、高向会長が「(自民党)1党支配時代は自民への陳情。(自民、民主両党の)2党交代時代は両方への要望になる」と語るように、政権与党との関係を重視せざるを得ない事情がある。自民支持だった道内の業界団体の多くは昨夏の参院選から中立的な立場に転じており、「今年の統一地方選も同じ」(道経連幹部)という流れだ。

 民主道連の高橋由紀雄選対委員長は、参院選での変化を踏まえ「経済界にも候補の考えを理解してもらえるよう努力したい」と、中立に満足せず切り崩しに意欲をみせる。一方の高橋氏陣営からは、経済界とは良好な関係を築いてきただけに「苦肉の策ということは分かるが……」と戸惑いの声も漏れる。

 他の業界団体は、北海道看護連盟が高橋氏の推薦を決めているが、建設、農業、医師会の各政治団体は未定。【堀井恵里子、鈴木勝一】

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110116ddlk01010064000c.html
サンデー・トピックス:2011統一地方選・北海道(その2止) /北海道
 ◇夕張、三つどもえか 函館は元職員対決の公算
 ◇14市、35町村で首長選
 道内35市のうち、市長選が行われるのは政令市の札幌を含む計14市。町村長選は、道内144町村のうち31町4村で行われる。【吉田競、佐藤心哉、高山純二】

 ◆夕張

 財政再生団体の夕張市長選は、前回(07年)当選した藤倉肇市長(69)が1期で退任し市議選への転身を表明。青森県五所川原市の会社役員、羽柴秀吉氏(61)▽元東京都職員の鈴木直道氏(29)▽東京都出身で前衆院議員の飯島夕雁氏(46)−−の3人が立候補を決めており、いずれも本州出身者による争いとなるのが確実だ。

 前回(07年)、藤倉氏に342票差に迫った羽柴氏は10年9月の出馬表明後、定期的に夕張を訪れ、少人数の集会を開催している。 東京都からの派遣職員として夕張市役所で勤務した鈴木氏は若手グループの要請に応えて都を退職。労働組合の支持も受ける。

 東京都三鷹市出身の飯島氏は昨年11月に自民党道10区支部長を辞任、離党して同12月に出馬表明した。保守層を基盤に支持拡大を図る。

 ◆函館

 函館市長選は、西尾正範市長(62)と工藤寿樹前副市長(61)の一騎打ちとなる公算が高い。前回の市長選と同様、元市役所ナンバー2が現職に挑む構図だ。

 西尾氏は助役だった07年に、井上博司前市長の市政を「密室政治」などと批判して辞職し、出馬した。自民、民主、公明の各党から支援を受けた井上氏に対し、西尾氏は市政改革を掲げて草の根運動を展開。約3万5000票の大差で当選した。

 一方、工藤氏は井上前市長に助役に任命され、西尾氏が当選した際には辞職届を提出。慰留されてとどまったものの、09年に西尾市政との「路線の違い」を表明し、副市長を辞職。10年11月に立候補表明した。

 2人は共に函館ラ・サール高出身で、函館市に合併前の旧亀田町役場入りした同期。しかし、政策の優先順位は対照的で、西尾氏は子育て支援の充実、工藤氏は市長給与半減など財政再建を掲げる。

 だが、市民の一部には、繰り返される市役所内の争いに不満も上がっている。

 ◆市長選

 4期16年を務めた道市長会長の新宮正志・室蘭市長(75)のほか、山田勝麿・小樽市長(71)▽横田耕一・稚内市長(62)▽菊谷勝利・砂川市長(71)の3氏が引退を表明。小樽、稚内、砂川の3市では新人候補が立候補を表明している。

 赤平▽三笠▽滝川▽伊達市などは現職市長らが再選を目指して立候補することを表明。滝川市では元道議が現職に挑む。伊達、千歳の両市は現職以外に立候補の動きがなく、無投票の公算が大きい。

 ◆町村長選

 道町村会長を務める乙部町の寺島光一郎町長(66)は8選出馬が有力視されるが、対抗馬の動きはない。8選は道内の現職市町村長トップの当選回数になる。

 4期目の清里町の橋場博町長(70)は不出馬を表明。同町長選は1971年を最後に無投票当選を繰り返しており、選挙戦になれば40年ぶりとなる。

毎日新聞 2011年1月16日 地方版

395チバQ:2011/01/16(日) 13:36:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20110116ddm007030091000c.html
チュニジア:政権崩壊 アラブ諸国、波及懸念 強権体制、貧富の差共通
 【カイロ和田浩明】北アフリカ・チュニジアのベンアリ大統領(74)が14日、サウジアラビアに事実上亡命し、23年間にわたった独裁体制が崩壊した。高失業率や政治的抑圧に反発した国民による、昨年来の反政府デモの高まりに抗しきれなくなった。民衆の怒りが権力者を引きずり下ろすという、アラブ圏では極めて異例の事態だ。専制的な体制で貧富の差が大きいのはアラブ諸国に共通しているだけに、周辺国政府はチュニジア情勢の展開に警戒感を強めている。

 人口約1000万人のチュニジアは近年、歴史的に関係の深い欧州諸国との貿易を強化して年率3〜5%の経済成長を続けてきたが、富が大統領一族に集中する一方で、年間8万人以上の大卒者のうち2万〜3万人は就職できないなど「貧富の差への国民の怒りは鬱積していた」(西側外交筋)。同国の表面的な「安定」は、政治的自由を制限し、反体制派を抑圧する強大な警察力によって維持されてきたのだ。

 他のアラブ諸国も同じような社会構造を抱えている。

 エジプトでは、ムバラク大統領が29年間にわたり強権体制を維持。非常事態令下で野党勢力関係者らの恣意(しい)的な拘束が行われ、国際人権団体が改善を勧告している。複数政党制の選挙は行われているものの、国内外から「民主的でなく透明性が低い」という批判もある。経済は年率5〜7%で成長しているが、国民の約2割が1日2ドル(約166円)以下で生活する貧困層で、若年失業率も高い。

 周辺国では、リビアでも41年間、イエメンでも21年間にわたり独裁政権が続く。王族が長期支配を続けるサウジアラビアやモロッコでも、政府を批判する勢力への弾圧や人権侵害が報告されている。

 ◇フェースブック通じてデモ拡大
 チュニジアでの反政府デモは、インターネットの交流サイト「フェースブック」や簡易ブログ「ツイッター」などを通じて若者を中心に拡大したと言われる。フェースブックなどの利用は他のアラブ諸国でも拡大しており、エジプトのユーザーはフェースブックに「奇跡が起こった」と書き込んでチュニジアの政変を歓迎した。各国の当局は、こうしたサービスが政治活動に利用されることに神経をとがらせている。

 エジプトでは昨春、賃上げを求める国営企業労働者などによる数百人規模のデモがカイロやアレクサンドリアで相次いだ。王制のヨルダンでは今月14日、首都アンマンなど複数の都市で失業や物価上昇に抗議する異例のデモが行われ、数千人が参加した。カイロ大学のハッサン・ナファ教授(政治学)は「エジプトも民主化を進めなければ、チュニジアと同様の事態が起こりうる」と話す。

 アラブ諸国のこうした専制的体制は、イスラム過激派を生む要因の一つとの指摘もあり、米国のブッシュ前政権は民主化を要求してエジプトなどに強い圧力をかけた。しかし、オバマ米大統領は09年6月のカイロ演説で「イスラム世界との対話」を打ち出し、民主化圧力は実質的に低下している。

396チバQ:2011/01/17(月) 22:21:03
>前道議会副議長の鰹谷忠氏(59)も立候補する意向
どうすんだろ・・・
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001101170006
木村氏「北海道元気に」 知事選立候補表明
2011年01月17日


知事選に立候補を表明した木村俊昭氏=札幌市中央区、杉本康弘撮影

■道知事選出馬 木村氏が表明
■民主が支援、元官僚


 4月の北海道知事選に、元小樽市職員で元農水省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)が16日、立候補を正式に表明した。木村氏は札幌市内で記者会見し、「179の市町村から北海道、全国へ変革のうねりをつくり、地域主権をここから行っていきたい」などと決意を述べた。木村氏は民主党や連合の支援を受ける。


 民主党北海道(道連)などが昨年12月、木村氏に立候補を要請していた。


 知事選には高橋はるみ知事(57)が3選をめざして立候補することを表明し、自民、公明両党が支援する予定。前道議会副議長の鰹谷忠氏(59)も立候補の意向を示している。


   ◇


■木村氏「北海道元気に」 
■知事選立候補表明 所得向上掲げる


 知事選への立候補を表明した元農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)は16日、札幌市のホテルで記者会見に臨んだ。「1人あたりの道民所得の向上」「道民の大切な命を守る」などを「7つの動!」としてまとめた説明板を提示しながら「北海道を元気にしたい」と繰り返し、「道民党」との立場を強調した。具体的な公約は3月上旬に発表する。
(天野みすず)


 政策の柱としてはまず道民所得の向上を掲げ、「地域資源を有効に活用しながら、全国平均まで持っていきたい」と述べた。また入院医療を中心とした2次医療の態勢強化が道政の課題となっていることに関し、「リーダーシップを発揮してやらないといけない」と語った。参加するかどうかで議論が続く環太平洋経済連携協定(TPP)については「国内条件が提示されていない現状では、反対したい」とした。


 木村氏が民主党北海道(道連)や連合北海道から立候補要請を受けたのは昨年12月7日。立候補表明まで約40日かかったことについて「『(講演に)ぜひ来てほしい』という要請が全国からあった。愛する北海道のために働きたいとの思いもあり、調整に悩んでいた」と説明した。


 道連などは財務省や厚生労働省の中央官僚を軸に、昨年10月末までの候補者擁立をめざしていた。しかし、内閣支持率が低迷するなど情勢は厳しく、作業は難航した。その民主党からの推薦を受けて戦うことを問われた木村氏は「多くの人たちに応援していただきたい」と答えるにとどまり、「無所属」「道民党」を強調した。


 知事選の投開票は4月10日。残された時間は多くない。支援する連合北海道の高柳薫会長は木村氏が記者会見した後、報道陣に対し、「正直言って窮屈な感じはある」と出遅れ感を認めた。そのうえで「与党の優位性を生かして戦い、労働組合は足腰となってしっかり票固めに邁進(まいしん)する」と決意を述べた。


 連合北海道は17日に地方委員会を、道連は22日に定期大会を開き、選挙戦に向けた動きを本格化させる。


 知事選には高橋はるみ知事(57)が3選をめざして立候補を表明している。前道議会副議長の鰹谷忠氏(59)も立候補する意向で、共産党も候補者擁立をめざしている。


■小樽ブランド確立 ■「スーパー公務員」


 木村俊昭氏は遠軽町出身で、法政大学大学院修士課程修了。1984年に小樽市職員として採用され、産業振興課長などを歴任。歴史的建造物のライトアップやガラス工房の誘致などに尽力し、「小樽ブランド」の確立に尽力した。また全国職人学会などを設立して職人のネットワーク構築などにも取り組んだ。


 06年4月には内閣官房に出向し、内閣府企画官として地域再生や地域と大学の連携に携わった。09年4月からは農林水産省大臣官房政策課企画官として地域ビジネス創出を手がけた。この年の5月、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で仕事ぶりが紹介され、「スーパー公務員」として脚光を浴びた。


 昨年4月には小樽市にいったん戻り、中心市街地活性化などを担当した。しかし、同年6月に市を退職して再び農水省に戻り、再び大臣官房政策課企画官として講演活動などを続けてきた。

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397名無しさん:2011/01/17(月) 22:35:42
>>396

鉢呂が今回入閣していれば、大臣を花道に木村に4区を譲れたのにね(涙)

398チバQ:2011/01/23(日) 16:44:13
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110123ddlk01010120000c.html
サンデー・トピックス:2011統一地方選・北海道(その1) /北海道
 4月の統一地方選では道議選(4月10日投開票)、札幌市議選(同)、各市町村議員選(4月24日投開票)を合わせて計129の議員選が行われる。注目は道議選と札幌市議選。いずれも自民党が第1会派だが、09年秋に政権交代を果たした民主党も第1会派を目指しており、どちらが多数を制するかが焦点となる。

 ◇弱み抱え擁立難航 支持者離れ進む自民/「政権逆風」響く民主
 ◆道議選

 道議選は48選挙区で定数が104。渡島管内とオホーツク管内の定数が各1減となった。21日現在、立候補を明らかにしているのは133人。ただし、24選挙区(定数46人)で立候補予定者が定数以下となっている。前回(07年)は11選挙区で19人が無投票で当選しており、無投票当選者が増える可能性もある。

 ■自民

 自民党は51人(現職43人、新人8人)の公認・推薦を決めた。単独過半数(53議席)を目指し、60人以上の公認・推薦を目標とするが、擁立作業が難航する選挙区も目立つ。

 前回は公認・推薦計66人を擁立したが、48選挙区のうち6選挙区で候補者が未定。滝川市(定数1)では前回落選した元道議が同市長選に回ったほか、現職不在が続く檜山管内(同)や、保守層にも浸透する民主現職が出馬する伊達市(同)でも候補擁立が進んでいない。

 定数3以上の選挙区は複数候補を立てたい考えだが、選挙協力する公明候補と重なったり、共倒れが懸念される選挙区は1人に絞り込み必勝を期す。

 党道連幹部は「野党転落で支援者離れもあり、新人が立候補したがらない」と打ち明ける。告示日ぎりぎりまで擁立作業を続ける方針だ。

 ■民主

 民主党は前回道議選(50人)を上回る53人(現職38人、新人15人)の公認・推薦・支持を決定。知事選と連動し単独過半数を狙うが、擁立作業は順調とは言えない。

 3人区以上は複数候補の擁立方針を掲げるものの、札幌市白石区(定数3)や上川管内(同)などでは進んでいない。現職がいない「空白区」解消も課題だが、千歳、稚内両市など定数1の8選挙区で候補者が未定。出馬を打診しても辞退されるケースもあり、道連幹部は「内閣支持率は低迷。政権党の看板だけでは難しい」と頭を抱える。

 候補擁立を巡り、党内に足並みの乱れもある。北見市(定数2)では連合などが応援する公認候補と、同党の松木謙公衆院議員(道12区)らが支持する推薦候補の陣営が対立状態だ。

 ■公明、共産

 公明党は過去最多の計8人を公認した。新たに加えたのは苫小牧市で、協力関係にある自民道議の今期限りの引退を受け、新人を擁立した。

 共産党は現職1人を含む6人を公認し、議会で代表質問権などが与えられる4議席以上を狙う。前回は10人擁立したが、今回は旭川、小樽両市など強固な支持基盤を持つ5選挙区を重点区とする。

 ■その他

 みんなの党は札幌市南区、旭川市で元札幌市職員や元道議を公認。2月中に計5人程度の擁立を目指す。

 社民党は99年の道議選で失った議席の復活が悲願だが、候補者探しが難航し、前回に続き公認候補擁立は断念した。

 新党大地は鈴木宗男代表が収監されているが、前回同様、民主道連と協力。釧路市や宗谷管内などで民主と無所属の候補計8人の推薦を決めている。

 市民ネットは札幌市北区に札幌市議を初めて公認で擁立する。【岸川弘明、和田浩幸、堀井恵里子】

 ◇第1会派へ民自激戦
 ◆札幌市議選

 札幌市議選は10選挙区で定数が68。市政野党の自民党と市政与党の民主党の現有勢力が拮抗(きっこう)しており、激しい攻防を繰り広げることになりそうだ。

 自民は昨年10月の厚別区補選(改選数1)で勝利して22人になり、21人の民主会派を上回る第1会派になった。既に20人を公認しており、今月末までに推薦を含めて26人の擁立を目指している。

 民主は新人6人を含む公認24人、推薦1人の擁立を決めた。前回の北、東、白石の3区に加え、西、豊平の両区でも3人を擁立する攻めの姿勢。3選を目指す上田文雄市長と連携して自民に対抗し、勢力拡大を図る。

 公明党は現職9人、新人1人で全勝での現有10議席の維持を図る。共産党は現職5人に元職、新人を合わせ計11人を擁立し、現有5議席から上積みを目指す。現有4議席の市民ネットは5人の擁立が決まり、追加も検討している。議席のないみんなの党、社民党も各1人を公認している。

 一方、手稲区(定数5)は21日現在、出馬表明しているのは5人で、無投票となる可能性もある。【中川紗矢子】

399名無しさん:2011/01/23(日) 16:44:42
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110123ddlk01010124000c.html
サンデー・トピックス:2011統一地方選・北海道(その2止) /北海道
 ◇市町村41議会で定数削減 議員合計5%減 財政難、人口減響く
 4月の統一地方選で改選される道内128市町村議会(28市86町14村)のうち約3割にあたる41市町村議会が定数削減を決めたことが、毎日新聞の調べで分かった。改選後の定数合計は現行の1831議席から約5%減の1732議席になる。「平成の大合併」などの影響で、約24%減となった前回07年統一選よりも下げ幅は小さいものの、財政難や人口減などを背景に減少傾向は続いている。今後、定数削減を検討する市町村議会もあり、最終的な定数合計はさらに減少する可能性がある。

 ■函館は8減

 前回(07年)の統一選後に道内で合併が成立したのは湧別町(09年10月合併)のみで、今回、議員選を行う合併自治体はゼロ。

 今回の削減幅が最も大きいのは函館市の8議席減。釧路市、名寄市、森町が6議席減、伊達市、北斗市、せたな町、洞爺湖町が4議席減と続いた。この8市町は、合併後初めての前回議員選で9〜46議席と大幅に議席数を減らした。合併で一時的に膨れあがった議席数を今回も段階的に削減している格好だ。

 ■削減は限界?

 今回定数を削減する自治体が減ったのは、前回減らした自治体が多かったことが背景にある。

 前回は、06年に夕張市で巨額の負債が発覚したこともあり、地方自治体の行財政改革が一層注目された。前回議員選があった130市町村のうち、9割超の124市町村が定数を削減。全体の議席数も2415から1847に激減した。

 前回16から10議席に削減した赤平市は、今回は見直さなかった。同市議会事務局は「これ以上の削減は議会運営に支障が出る。代わりに議員報酬を減らして行財政改革に役立てている」と話す。

 ■市削減率高く

 市町村別で見ると、今回削減したのは市議会13▽町議会26▽村議会2。削減する議席数の合計は、市議会が45議席で現議席数比で約7%減となる。町議会は51議席の同約5%減、村議会は3議席の同約2%減となっており、人口や財政規模が比較的大きい市町議会でさらなるスリム化を進めている形だ。

 前回28から24議席に減らし、今回も2議席削減する室蘭市議会事務局は「財政難などの状況を勘案して市民目線に立てば、更なる削減は避けられないと判断した」と削減理由を説明している。【田中裕之】

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 ◆定数削減を決めた道内の市町村議会◆

 <8議席減>

 函館市(30)

 <6議席減>

 釧路市(28)▽名寄市(20)▽森町(16)

 <4議席減>

 伊達市(18)▽北斗市(22)▽せたな町(12)▽洞爺湖町(14)

 <3議席減>

 恵庭市(21)▽厚岸町(13)

 <2議席減>

 室蘭市(22)▽稚内市(20)▽美唄市(14)▽芦別市(12)▽三笠市(10)▽歌志内市(8)▽北広島市(22)▽木古内町(10)▽奥尻町(8)▽長万部町(10)▽美深町(11)▽小平町(8)▽苫前町(8)▽雄武町(10)▽鹿追町(11)▽新得町(12)▽芽室町(16)▽足寄町(13)▽標茶町(14)▽新篠津村(8)

 <1議席減>

 喜茂別町(9)▽京極町(10)▽愛別町(9)▽増毛町(11)▽壮瞥町(9)▽厚真町(11)▽士幌町(12)▽羽幌町(11)▽天塩町(9)▽幌延町(9)▽真狩村(9)

 ※カッコ内は改選後の定数

400チバQ:2011/01/29(土) 10:10:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/270716.html
小樽市長選 森井元市議が出馬へ(01/29 08:57)

 【小樽】任期満了に伴う4月の小樽市長選に、元小樽市議の森井秀明氏(38)が28日、無所属で出馬する意向を固めた。

 森井氏は、新谷昌明前市長から24年間続く共産党を除いたオール与党体制を批判しており、周囲から出馬要請を受けていた。

 森井氏は札幌市出身。道教育大札幌校卒業後、会社員などを経て、2003年に小樽市議に初当選。07年の同市長選に出馬し、落選した。現在、日本ライフセービング協会(東京)理事。

401チバQ:2011/02/04(金) 22:30:22
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102010013
知事選 鰹谷氏が政策発表
2011年02月01日


知事選に向けた政策を発表した鰹谷忠氏=札幌市

■「行財政改革図る」


 4月の知事選に向け立候補の意向を示していた前道議会副議長の鰹谷忠(かつや・ただし)氏(59)が31日、札幌市内で政策を発表した。鰹谷氏は「困難な北海道が立ち上がるためには、少しリスクがあることでも挑戦し、発想を変えることが必要だ」と決意を述べた。


 理念としては、北海道の自立、森林や水を軸に保全事業やまちづくりをする「北海道モデル」の確立を掲げる。


 重点施策には、行財政改革や地域医療と福祉などを挙げ、知事や特別職の給与の50%削減や一般職員の給与縮減措置の継続▽地域医師配置計画の策定や札幌医科大の整備促進▽港や空港のハブ化促進や外国人を対象としてメディカルツアーを実施する、としている。


 鰹谷氏はオホーツク地方の小清水町出身。1987年に道議選に初当選し、6期23年務め、最後は民主党の会派に所属。07年5月から09年6月まで道議会副議長を務め、同年12月に道議を辞職した。


 道知事選には、現職の高橋はるみ知事(57)と元農水省企画官の木村俊昭氏(50)、共産党国会議員団道事務所長の宮内聡氏(47)がすでに立候補を表明している。

402チバQ:2011/02/04(金) 22:30:52
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102010002
《札幌市議選》81人が出馬準備
2011年02月01日







《札幌市議選》


■自・民が競い合う


 札幌市議選は全10区、定数計68に今のところ、81人が立候補する準備を進めており、手稲区を除く9区で選挙戦となる見込みだ。


 自民党は26人を擁立する。同党などが支援して市長選に立候補する予定の新顔で元総務省官僚の本間奈々氏とともに選挙戦を進め、支持率低迷が続く現政権への批判票の取り込みを狙う。


 前回の市議選で21議席を獲得した民主党は、今回は25人を擁立する。支持団体の労働組合の組織固めに加え、3選を目指す上田文雄市長の選挙戦と相乗効果を狙い、第1会派の座を狙う。


 公明党も各区に1人、計10人を擁立する。共産党は東区に2人を立てるほかは各区に1人ずつで計11人を擁立する方針。市民ネットは計5人の擁立が決まっている。


 新たに設立された地域政党「改革札幌」も、候補者を公募し、全区で候補者擁立を目指す。社民党は北区で1人、みんなの党も厚別区で1人を擁立する方針だ。


 同市議会の会派構成は、昨夏の参院選に民主党の市議が立候補したり、厚別区市議補選が実施されたりした結果、第1会派は自民党となった。現在、自民党22議席、民主党21議席で勢力は拮抗(きっこう)。公明党がキャスチングボートを握る構図だ。

403チバQ:2011/02/04(金) 22:31:26
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102010001
《道議選》候補上積みに懸命
2011年02月01日

民主党の政権運営に反対する意見書採決で起立する道議=09年12月、道議会




■告示まで2カ月


 4月に実施される道議選と札幌市議選の告示(4月1日)まで2カ月となった。2009年の政権交代から初の統一地方選で、民主党にとって昨年の参院選に続く中間評価となる一方、自民党としては政権奪回に向けた地方組織再建の足がかりを図る。道政与党の自民党に対し、民主党は過半数獲得を目指す。また札幌市議選では、拮抗(きっこう)する自民党と民主党が第1会派争いを繰り広げる。知事選や札幌市長選の動きなどとも絡みつつ、候補者擁立作業などが進んでいる。


《道議選》


■自・民 選定難航の地域も
■公明・共産 議席増狙う


 道議選は今回から定数2減となり、104議席を争う。すでに120人以上が立候補の準備を進めている。


 自民党は現職43人と新顔8人の計51人(公認46人、推薦5人)の擁立を決めている。同党道連では候補者の上積みを図り、最終的に60人超を擁立する方針だ。


 伊達市、網走市、檜山振興局など10選挙区で、さらなる候補者擁立を目指す。このうち札幌市厚別区や北広島市など5選挙区は候補者選定のメドが立ち、「擁立手続きの最終段階」(道連幹部)という。だが、選定作業が難航している選挙区もあり、ある道連幹部は「最終的な候補者数は60に届かない可能性もある」としている。


 一方、現職39人を抱える民主党は53人(現職38人、新顔15人)の公認・推薦・支持を決め、さらに上乗せを図る。道政奪還を目指し、3人区以上では複数候補の擁立を進めているが内閣支持率の低迷もあり作業は難航。札幌市白石区(定数3)、小樽市(同)、後志(同)と上川(同)の両総合振興局、苫小牧市(同)、釧路市(定数4)では1人の擁立だけだ。


 定数1の根室市、紋別市、名寄市、留萌市、稚内市など8選挙区で候補者擁立ができていない。中でも、昨秋の衆院5区補選で民主の公認候補が敗れ、自民の牙城(がじょう)とされる千歳市では「なんとしても擁立したい」と、道連幹部は意気込む。北見市(定数2)では民主党の松木謙公衆院議員(12区)が支援する推薦候補と、連合などが支援する党公認候補が争う可能性がある。


 自民とともに道政与党の公明党は過去最多の8人(現職4人、新顔4人)を公認。苫小牧市で初めて候補者を立てる。会派単独で条例提案可能な9議席が将来的な目途で、「今回はそのステップ」(道本部幹部)と位置付ける。


 現有2議席の共産党は議席増を目指し札幌市東区と北区、小樽、旭川、函館、釧路の6選挙区に現職1人、新顔5人の計6人を立てる。


 みんなの党は、札幌市南区と旭川市でそれぞれ新顔と元職を公認、さらに候補者擁立の最終作業を行っている。


 鈴木宗男代表の収監の影響が懸念される新党大地は、札幌市北区、厚別区、道東地域での4人のほか、上川、宗谷、渡島各総合振興局などでこれまでに計10人を推薦。今後もまだ増える見込みだ。

404テレホンセックスしたい人大集合:2011/02/15(火) 15:00:30
QZYK6Og;, www.telephonesexbox.com, テレホンセックスしたい人大集合, http://www.telephonesexbox.com/

405チバQ:2011/02/17(木) 00:44:55
>>256
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/273213.html
小樽市長選 佐藤静雄氏出馬へ(02/16 08:25)
 【小樽】元自民党衆院議員の佐藤静雄氏(69)が15日、任期満了に伴う4月の小樽市長選に無所属で出馬する意向を明らかにした。16日に正式表明する。

 佐藤氏は北海道新聞の取材に対し「国会議員経験者の政治力を期待する市民の声に推された」などと出馬の理由を話した。

 佐藤氏は後志管内ニセコ町出身。道議を経て1986年、旧道1区で衆院議員初当選。通算4期を務め、国土交通副大臣などを歴任した。前回の2007年の小樽市長選に立候補し落選。一度は政界引退を表明したが、09年衆院選への出馬を模索し、断念した。

 小樽市長選には前小樽商工会議所専務理事の中松義治氏(64)と元小樽市議の森井秀明氏(38)が出馬を表明している。

406チバQ:2011/02/18(金) 00:36:26
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110215ddr041010008000c.html
夕張ものがたり:’11市長選〜始動/上 農業団体、民主から自民へ
 ◇異例の面接、推薦決定
 例年より雪深い北海道夕張市。13日、かつて自動車整備店だった空き店舗に構えた事務所で、4月の統一地方選で行われる夕張市長選に立候補予定の前衆院議員、飯島夕雁氏(46)がマイクを握った。「ご家族に『飯島は死ぬ気で夕張に来た』と伝えてください。全力で働いていくことをお約束します」。力のこもったあいさつが終わると、飯島後援会副会長を務める農民の政治団体「夕張市農民連絡協議会」(農民協)の井沢栄委員長は満足そうに拍手を送った。

 この日は後援会の事務所開き。集まった約300人のうち約80人は農業関係者だった。井沢委員長は「夕張再建のため、この選挙に力を入れている。農家への周知を徹底し、1票でも多く取り込む」。その口調は候補者さながらに熱を帯びる。

     ◇

 昨年12月21日、農民協の役員12人が市農協会議室に集まった。ずらりと並ぶ役員の前に座ったのは飯島氏。「医療体制の改善策は?」「点在する市営住宅はどうする?」。1時間近くにわたった「意見交換会」では役員から質問が矢継ぎ早に飛ぶ。農民協が推薦候補を決めるため、立候補予定者を呼び出した「面接試験」だった。

 飯島氏が市農協を後にした約30分後、同じ席には同市長選に立候補予定の元東京都職員、鈴木直道氏(29)が座った。夕張市に派遣されていた元都庁マンは若者らしい熱き思いを訴えた。しかし、「飯島さんは『救急時にすぐに対応してくれる病院を整備する』『市営住宅は効率が悪いので集約する』などと対応策を具体的に提示してきた」(農民協の西口勲書記長)。2人の面接を終えた役員は飯島氏の推薦で一致した。

 農民協は、飯島氏も出馬した09年衆院選道10区で民主党の小平忠正氏を推薦。統一地方選第1ラウンドの道知事選でも民主党が支援する候補を推薦する。民主に近い組織でありながら元自民党員の飯島氏を推薦することについて、西口書記長は「夕張のためになる政治家を選んだ。道や国にしっかり話をできる人じゃないといけない。熱い思いだけで何とかなるものではない」と解説。組合員の理解を得ようと、昨年末から飯島氏と連れだって農家宅を回っている。

     ◇

 農民票は関係業者も含めて約900票とされる。同市長選は、前回(07年)市長選で次点だった青森県の会社役員、羽柴秀吉氏(61)も含め三つどもえが有力視され、当選ラインは2500〜3000票とみられる。保守系が基盤の飯島陣営幹部は「農民票は大きい」と期待を寄せる。

 ただ、飯島氏は夕張市が財政破綻した06年、夕張を含む道10区選出の衆院議員だった。市民の間に「当時、何もしてくれなかった」と厳しい目が残る。飯島氏は「最大限の努力をしてきたが、夕張は借金額が大きすぎた」と批判をかわした上で「夕張を救えなかったことが心残りだった。救えなかったからこそ立候補した」と決意を語った。

  ×  ×  ×

 全国で唯一、財政破綻した夕張市。再生を目指して4年前に初当選した現職、藤倉肇市長(69)は異例の市議転出を表明し、新人3人による激しい市長選が予想されている。前哨戦が始まっている夕張を歩いた。(この企画は円谷美晶、吉田競、高山純二が担当します)

 ◇322億円の赤字を26年度までに解消−−市が計画
 夕張市は06年6月、当時の後藤健二市長が地方財政再建促進特別措置法に基づく財政再建団体入り(財政破綻)を表明。炭鉱閉山後、テーマパーク建設やレジャー施設の買い取りなど観光振興に公費を投入し、債務が累積した。菅義偉総務相(当時)は07年3月、約353億円の赤字を24年度末までに解消する市の財政再建計画に同意した。10年3月に自治体財政健全化法(新法、09年4月施行)に基づく新計画を策定。財政再生団体として、26年度までに322億円の赤字解消を目指している。

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 ◇飯島夕雁(いいじま・ゆかり)氏(46)=前衆院議員
 東京都小金井市役所などに勤務した後、02年に東京都青ケ島村教育長に公募採用。05年衆院選で道10区から出馬・落選したものの、比例代表で復活当選。09年衆院選は落選。10年12月に自民党衆院道10区支部長を退任した。ホームヘルパー1級の資格を持つ。東京都出身、中央大卒。

407チバQ:2011/02/18(金) 00:37:01
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110216ddr041010006000c.html
夕張ものがたり:’11市長選〜始動/中 労組支持、「民・自」対決に
 ◇後継指名、商議所に亀裂
 14日午後8時過ぎ。北海道夕張市内の後援会事務所に戻った元東京都職員、鈴木直道氏(29)を夕張市商工会議所の沢田宏一会頭が待ち受けていた。沢田会頭はこれまで事務所に足を踏み入れたことはなかった。2人は固く手を握りあい、沢田会頭がねぎらいの言葉をかけた。「直道君は夕張のことを分かっていて、市長に適している。体に気を付けて頑張ってほしい」。初めて鈴木氏支持を鮮明にした瞬間だった。

 同日夕には、市議選転出を表明している藤倉肇市長(69)も自身の後援会幹部らに鈴木氏を後継に指名する考えを伝えていた。藤倉氏の後援会相談役を務めていた沢田会頭は藤倉氏と歩調を合わせた格好だ。ただし、沢田会頭は鈴木氏にクギを刺すことも忘れなかった。「組織票をあてにしない方がいい。一般の票が大切だ」

   ◇

 1日に行われた夕張市商工会議所の定例三役会は、奇妙な緊迫感に包まれていた。市内の主要団体では唯一、市長選への対応を決定していない。鈴木氏を推す沢田会頭と、自民党の前衆院議員、飯島夕雁氏(46)の後援会役員を務める副会頭2人らに分裂しているからだ。三役会は出席者5人が誰も市長選の話題に触れないまま散会。一人は「市長選の話をすれば、確実にもめると思った」と漏らした。

 商議所は3月中に総会で選挙方針を決める予定。しかし、自主投票を主張する沢田会頭に対し、藤倉市長の手腕に疑問を抱いて飯島氏支持に回った葛健二副会頭は「大多数の意見が一致すれば(推薦を)決めるべきだ」と要求。両者のミゾは埋められそうにもない。

   ◇

 夕張市職員労働組合と連合夕張は早々に鈴木氏支持を決定。民主党道連は「推薦依頼があれば、推薦の方向で検討する」(幹部)と支援に前向きな姿勢だ。鈴木陣営は「夕張再生」を大義に共産党以外の各党に支援を呼び掛ける方針だが、選挙戦は事実上「民主VS自民」の様相だ。

 従来民主支持だった農民団体が飯島氏を推薦する中、鈴木陣営にとって沢田会頭の支持は自民サイドに切り込む橋頭堡(きょうとうほ)。鈴木陣営幹部は「藤倉市長と商工会会頭が支持してくれたことは力強い。(有権者への)影響も大きいはずだ」と期待する。

 さらに、都庁マン時代の人脈も頼りの一つだ。20日には東京都の猪瀬直樹副知事が夕張入りし、シンポジウムを開催する。鈴木氏は「東京都が持っているさまざまなノウハウやモデル事業を夕張に取り入れようと思っている」と話した上で、「北海道一元気な夕張ブランドのセールスマンとして働きたい。市民目線で夕張の未来を考えられる候補は私だけだ」と力を込めた。

 ◇前回新人7人乱立 現市長は市議選へ
 前市長の後藤健二氏は、財政破綻により市民の負担増や市職員の大量退職を招いた責任を取って1期目での引退を表明。07年4月に投開票された前回市長選には新人7人が乱立。地元出身で経済界や労働組合などが支援した元タイヤ販売会社社長の藤倉肇氏=無所属=が3330票を獲得し、初当選を果たした。大企業誘致などを掲げ、2988票を得た会社役員、羽柴秀吉氏=同=が次点だった。

 藤倉氏は1月に市長を引退して市議選に出馬することを表明した。

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 ◇鈴木直道氏(29)=元東京都職員
 99年に東京都庁に入庁し、主に福祉保健畑に勤務。東京都の猪瀬直樹副知事が発案した夕張市に職員を派遣する「応援職員」として、08〜09年に夕張市市民課に勤務した。夕張市時代には夕張再生市民アンケート実行委員会の中心メンバーとして活動したほか、イベント運営にも携わった。埼玉県出身、法政大卒。

408チバQ:2011/02/18(金) 00:37:35
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110217ddr041010005000c.html
夕張ものがたり:’11市長選〜始動/下 疲弊の街に壮大な公約
 ◇カンフル剤求める市民
 野太い津軽弁が室内に響いた。「夕張は市役所の中から改革をしていかなければならねぇ」。市長選に立候補予定の会社役員、羽柴秀吉氏(61)が3日、北海道夕張市内の民家で開いた「お茶の間懇談会」。集まった60〜80代の男女9人が次々と行政や市議への不満をぶつけると、羽柴氏は「市長室をガラス張りにする」などと市役所改革を訴えた。

 元炭鉱作業員の加藤弘幸さん(74)は、前回07年市長選に落選後もたびたび夕張に足を運んできた羽柴氏の姿に共感し、懇談会に自宅を提供。「サラリーマン市長が今まで通りのことをやっていても借金は減らない。夕張のため、実業経験のある人に市政を委ねたい」と期待を寄せる。初めて羽柴氏の話を聞いた近くの主婦、和泉良子さん(66)も「羽柴さんなら夕張を活気づけてくれる」と好印象を受けた様子だった。

     ◇

 「資産は数百億円」という羽柴氏。前回は「落選しても(閉鎖中の)温泉施設を再開させる」などと主張し、他陣営からは「利益誘導だ」と批判を呼んだ。今回も「東京や政府に太いパイプがあっても、誰もカネは出してくれない。自腹を切れる候補者は私だけ。財政再建をするにも資金がなければできない」と資金力を強調する。

 公約は前回と同様に壮大だ。前回は「5社2000人の大企業誘致」などを掲げた。1月29日の後援会新年会では、夕張市の17年間にわたる赤字返済期間を「早ければ4年、遅くても7年で脱出する」と絶叫した。ただし、具体策については「公にすると、まねをされる」とかわした。

     ◇

 これまでに計15回の選挙に立候補し、すべて落選。しかし、前回夕張市長選だけは、当選した藤倉肇市長(69)に342票差まで迫った。この結果に手応えを感じ、落選後も市内に事務所を置いて、月1回は夕張入り。ほかの候補に先駆けて、10年9月に市長選への立候補を表明した。

 「大きな話が好きだけど、現実性がない」と話す元後援会幹部(63)のように、羽柴氏から離れた人もいる。だが、出馬表明以降、計約300回にわたってお茶の間懇談会を開催。会った有権者は2000人近い。出馬を予定する前衆院議員の飯島夕雁氏(46)と元東京都職員の鈴木直道氏(29)両陣営は「お年寄りを中心に予想以上に浸透している」と警戒する。

 「(国の同意がなければ変更できない)財政再生計画があり、誰が(市長を)やっても同じだという声がある。それなら一か八か羽柴さんにかけようという気持ちがあるようだ」と飯島氏陣営幹部。疲弊した街にカンフル剤を求める市民は少なくない。(この企画は円谷美晶、吉田競、高山純二が担当しました)

 ◇人口流出続く 小学は1校に
 産炭地として栄えた夕張市は60年代後半以降、エネルギー政策の転換でピーク時に24あった炭鉱が相次ぎ閉山。人口もピーク時の10万8000人から減少し、財政破綻が表面化する直前の05年末には1万3417人に落ち込んだ。破綻後も人口流出は続いており、10年10月末現在で1万998人。現在6校ある小学校は、4月に1校に統廃合することが決まっている。

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 ◇羽柴秀吉氏(61)=会社役員
 本名・三上誠三。青森県五所川原市で、建設会社や旅館などを経営する羽柴グループの大株主。24歳の時、尊敬する住職から「お前は戦国武将の生まれ変わりだ」と言われたことから現在の名前を名乗っている。東京都、大阪府知事選や衆院選など全国各地の選挙に計15回出馬し、いずれも落選。青森県出身、旧金木町立金木中卒。

毎日新聞 2011年2月17日 北海道朝刊

409名無しさん:2011/02/21(月) 18:04:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110221/plt1102211617003-n1.htm
マジっ?夕張市長に羽柴秀吉当確 職員まっ青「覚悟できた…」
2011.02.21

 全国唯一の財政再建団体、北海道夕張市のトップを選ぶ市長選(4月24日投開票)で、驚くべきドラマが進行しつつある。全国各地の選挙に出馬してきた青森県の実業家、羽柴秀吉氏(61)=本名・三上誠三=が、何と「最有力候補」と目されているというのだ。北の大地で、統一地方選屈指の“仰天合戦”が繰り広げられている。

 「お前は戦国武将・豊臣秀吉の生まれ変わりだ」と親しい住職に言われて以来、現在の名前を名乗っている羽柴氏。建設業や観光業など数十社を束ねる羽柴グループの総帥で、資産は数百億円ともいわれる。

 これまで、大阪府知事選や衆院選など通算14回の選挙に出馬するなど「戦(=選挙)好き」で知られるが、4年前の夕張市長選では、当選した藤倉肇市長にわずか342票差まで迫った。

 今回の市長選、羽柴氏は、天然ガス開発や砂金採掘に加え、炭鉱で栄えた夕張ににぎわいを取り戻すためには「石炭の露天掘りしかない」などと、やや突拍子もないような政策も掲げる。市が抱える300億円以上の借金も「早ければ4年、遅くても7年で財政破綻から脱出してみせる」と自信満々だ。

 市長選には他にも、自民党の元衆議院議員、飯島夕雁氏(46)や、元東京都職員の鈴木直道氏(29)も名乗りを上げているが、気になる情勢は意外。

 同市の課長クラスは「羽柴氏が最有力です。彼が市長になる覚悟はできています。ただ、羽柴氏は夕張の市長をやりたいのか、選挙で勝ちたいだけなのか…。市政が混乱しないか心配です」と青い顔で話した。

 なぜ、羽柴氏が最有力なのか。地元事情通は「前回の市長選では『羽柴氏の当選阻止』のため、保守層も革新層も、反羽柴の藤倉氏に一本化したが、今回はそれができていない。候補者乱立で、羽柴氏が『漁夫の利』を得る形だ。NHKも『羽柴氏優勢』と読んでいるらしい」という。

 こうした展開に、飯島氏は「元小泉チルドレン」「元衆院議員」というプライドをかなぐり捨てて、こまめに地域を歩くドブ板選挙を展開し、保守層を固める作戦。

 鈴木氏は、東京都職員ながら昨年3月までの2年間、夕張市に応援派遣されていた経験を持つイケメンで、若さとヤル気をアピールする。ただ、経験不足が最大のアキレス腱になっている。

 借金返済のために厳しい負担を強いられている夕張市民には、羽柴氏の独特のプランにいちるの望みをかけたい心情もある様子。平成の秀吉が念願の当選証書を受け取り、夕張の“天下人”になる日がくるのか。

410チバQ:2011/02/25(金) 22:53:36
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102160001
《道政の課題》支庁再編 地域に不信
2011年02月16日


道庁本庁舎(左奥)近くでも、「石狩支庁」のままの案内板がある=札幌市中央区

■行政改革 職員削減は進む


 今月2日の道議会特別委員会。支庁再編条例が昨春施行された後の取り組みとして、道幹部が説明に立った。


 「各振興局長に地域裁量枠の付与や予算配分の権限を移譲するなど、総合出先機関として地域づくりに向けた体制や施策の充実を図ったところです」。“成果”とした文章を滑らかに読み上げた。


 道議がその後、支庁時代と現在との違いなどについて質問。その際、「総合振興局」という呼び名に言いよどみ、「よく(こんな)言いづらい名前つけてもらった」と小声でポロッと出た。


 「看板の掛け替えだけ」との指摘がある支庁再編だが、その看板の名前までもが言いにくくなったとの皮肉がこもっていた。


 昨年4月、道庁と市町村をつなぐ道の14支庁が、9総合振興局と5振興局に再編された。約100年続いていたが、「二重行政」「中二階」とも指摘された支庁を見直す大改革との位置づけだった。


 成果の一つである地域裁量枠。各振興局ごとに、地域特性を生かす部署ができた。
 留萌振興局では農務課に「健康産業支援室」を新設。留萌ではNPOが医療機関と連携して運動療法や健康チェックをする取り組みが盛んなため、そこに地域の食資源をからめた新たな産業づくりを目指している。


 その仕掛けの一つが山菜ビジネス。かつては海岸線に自生し、食・薬用として知られるハマボウフウ復活の作戦を計画。苫前町をモデル地区に住民が昨秋、植え付けをし、食材や薬などの開発に向けて動き始めている。


■道町村会 強く反発


 「地方分権」「行財政改革」を目的とした支庁再編は、高橋はるみ知事2期目の目玉公約だったが、その成立過程は険しかった。


 2005年の6圏域再編案に始まり、07年の再選後には9とする案が出たが、支庁がなくなる地域の抵抗で9総合振興局・5振興局の再編条例が08年に成立した。


 さらに、振興局を総合振興局の出先機関扱いとされることに道町村会が猛烈に反発。この規定を削除して14組織を同列扱いに戻す改正条例が09年に成立した。


 「改革の第一歩を踏み出すことが何より重要」。高橋知事は当時こう述べたが、施行前の条例が改正されるという異例な事態だった。道幹部は「確かに当初の思い通りにはならず、歩幅の小さな一歩かもしれない。(再編の)魂を本格的に入れていくのはこれから」と話す。


 振興局を格落ち機関とされたことに反発した道町村会。会長の寺島光一郎・乙部町長は「地域振興ではなく、行革ありきだった」と振り返りつつ、「(総合振興局へ移管される)広域事務だって、『全部ではなく一部』というのもあり、それでは二重行政は変わらない」と懸念する。


 振興局から総合振興局へ移行するとした広域事務リストは100項目。道は10年度から3カ年で移す予定を立てたが、初年度は道職員の研修など12事務のみ。残り88項目について一部削除の検討を道は始めている。


■1万5千人体制に


 支庁再編の成果はまだ道半ばの一方、行財政改革の一環である職員削減は進む。


 職員数適正化計画では05年の約1万9500人から10年後の15年度当初に35%減の1万2600人を目標としている。10年4月時点では想定の22%減をクリアし、約1万5千人体制となった。


 道地方自治研究所の理事長も務めた神原勝・北海学園大法学部教授は、支庁再編について「ただ混乱があっただけ。市町村との信頼関係も飛び、極めて消極的な評価しかできない」と厳しい。「集権から分権の時代となり、都道府県は国ではなく市町村の補完をしなければいけない。支庁(振興局)が一定の広がりを持つ地域という『面』を掌握し、政策を立てていくことが不可欠」と語る。


 職員削減については「道庁の職員数は多く、減らすのは当然。予算も人も減る中、質を落とさないためには選択と集中しかない」と話す。その上で、「厳選するものは何かを把握するには道が市町村を地域ごとに束ねて議論しなければ。それには関係の再構築が必要だ」と指摘する。
(武沢昌英)

411チバQ:2011/02/25(金) 22:54:01
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102170001
《道政の課題》医師不足 進まぬ対策
2011年02月17日


看護師らが毎朝、ドクターヘリに積まれた医療機器をチェックし、出動に備える=釧路市

■地域医療 ヘリで広域対応


 道東の弟子屈町で2009年12月、50代の男性が心筋梗塞(こうそく)で倒れた。駆けつけた救急隊の要請で、約60キロ離れた釧路市からドクターヘリが出動し、市立釧路総合病院に搬送した。


 到着直前、男性は心停止状態になったが、病院ですぐに救命措置をし、一命を取り留めた。


 出動要請を受けてから病院到着まで63分。同病院の其田(そのだ)一・救命救急センター長は「ヘリに乗った医師が初期対応をし、その後速やかに搬送できたからこそ、救うことができた」と振り返る。


 高橋はるみ知事は2期目の公約で「地域医療の充実」を掲げ、医師派遣システム構築や医療機関の連携、救急医療体制の整備を柱に据えた。


 このうち救急医療についてはドクターヘリ3機を導入。札幌(道央地域)、旭川(道北地域)、釧路(道東地域)を拠点に、半径100キロ圏内をカバーする。


 09年10月に配備された釧路のドクターヘリは、医師不足が著しい根室市や羅臼町など根室振興局管内をカバーする。昨年12月までの出動件数は458件、搬送した患者数は417人。脳血管や心臓の疾患、交通事故などによる外傷患者が大半を占めた。「医療関係者だけでなく患者の安心感も増した」。其田センター長はドクターヘリの効果を語る。


■偏在ぶり浮き彫り


 こうした成果を上げる一方で、地域医療立て直しの根本である医師確保は思うように進んでいない。


 道内の人口10万人あたりの医師数(08年12月現在)は224・9人。全国平均(224・5人)を上回るが、道内に21ある2次医療圏(急性から慢性まで比較的高度な医療を提供)で見ると、その偏在ぶりが浮き彫りになる。


 札幌(275・0人)と旭川を含む上川中部(317・5人)の2カ所に集中。逆に根室(91・2人)、宗谷(96・0人)など道東や道北、道南では医師不足が著しく、大きな格差が生まれている。


 医師不足の改善を目指し、道は大学や都市部の病院の医師を地方の市町村立病院などに派遣している。今年度は常勤医51人(昨年12月現在)を道北の利尻町や道南の今金町などに派遣するが、「多くの病院から派遣要請が寄せられ、応え切れていない」(道の担当者)状況だ。


■研修医確保が急務


 また、道は毎年、医学生を対象に首都圏や札幌でプレゼンテーションを開催。研修医の確保にも力を入れる。


 しかし、10年度の研修医の採用実績は260人で09年度から30人減少。11年春に医学部を卒業し、研修医となる医学生の道内の募集定員に対する採用者数の割合は約60%で、前年より5ポイント減った。


 地域医療の担い手育成のため、比較的軽い症状の病気やけがを診察する「総合内科医」の養成を試みているが、こちらも厳しい状況だ。道は10〜13年度、2年間の研修を終えた研修医に初期診療や救急などを指導する医療機関を23カ所指定。研修医を確保すれば運営費として1医療機関あたり最大1千万円を道が補助するとしたが、実際に集まった研修医は11医療機関の13人だけだった。


 道の担当者は「今後は大学に直接出向いてのPRなど、より多くの人にアピールする方法を考えなければならない」と話す。其田センター長は「医師を増やすことも大事だが、どう配置するかが肝心。地域の医療機関同士が患者の症状に応じて連携できるように、行政が環境作りをする必要がある」と指摘する。
(平間真太郎)

412チバQ:2011/02/25(金) 22:54:48
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102180001
《道政の課題》財政 再建を阻む産業構造
2011年02月18日

■脱・官公需を模索


 「不退転の決意で(財政再建に)取り組む」――道が2004年に発表した「道財政立て直しプラン」の中で、高橋はるみ知事は宣言した。しかし、この「不退転宣言」にもかかわらず、道の借金=道債の残高は今年度末で過去最大の5兆7千億円超に膨らむ。悪化する財政は、官公需に依存した産業構造の裏返しでもある。


 新年度一般会計当初予算案は2兆5118億円。知事選を控えた緊縮型の骨格予算とはいえ、単純に比べると、5兆7千億円という道債の残高は予算案の2倍にもなる。


 自治体の財政が健全かどうかを見る指標に、実質公債費比率がある。収入に対する借金返済額の割合で、借金が多いほど値が高い。道の実質公債費比率は24%と全国47都道府県で最悪レベルだ。25%以上だと早期健全化団体となって新たな借金が制限されてしまう。夕張市のように35%を超えると法律的に財政破綻とみなされる。


■鈍る公共事業費減


 道は景気対策や増える老人医療費の財源に悩む。加えて国が配分してくれる地方交付税は大幅に減り、臨時財政対策債を出して借金してきた。臨財債は国が後で補填(ほてん)してくれる。このため道は臨財債を通常の道債とは別枠扱いにし、借金は圧縮できると強気の構えを崩さない。


 だが、財政を根本から立て直すには歳出を減らし、歳入を増やすしかない。


 まずは人件費からと、道は職員を減らす。05年度に1万9489人いた知事部局の職員は5年間で4千人以上減らした。06、07年度は職員の給与を10%削り、08〜11年度も給与カットを続ける。高橋知事は予算案を発表した10日、「徹底的な行財政改革を実施し、(臨財債以外の道債残高は)少しずつ減らす方向に来ている」と評した。


 だが、他の歳出削減は難しい。08年度、公共事業費に切り込もうと、国の補助事業費を前年度比11%減、道単独事業費は9%減、国直轄事業は4%の削減に踏み切った。しかし、建設業界から反発され、09年度からは削減率をいずれも緩和してしまう。


 歳入はどうか。


 経済活動が活発になれば企業はもうかり、税収は増える。だが、不況の出口は見えず、今年度当初予算の道税収入は21年ぶりに5千億円を割り込んだ。予算に占める税収は17%と、全国平均の40%より格段に少ない。人口減少も激しい。14日発表の国勢調査速報値によると、道内の人口は5年間で12万人減り、減少率は過去最大だった。


■製造業誘致を強化


 全国最悪レベルの財政難に、もがく道。その前に横たわり、財政再建を阻むもの。その一つが道内の産業構造のあり方だ。


 道内経済は産業としての行政機関(政府サービス業)や建設業の占める割合が全国平均より高く、製造業が低い。


 08年度の道内総生産(名目)の構成比は、政府サービス業が17%で全国の10%を大幅に上回り、製造業は8%と全国の20%より著しく低い。建設業は7%で全国の値に近いが、実は建設業の比率が10年間で半減した結果で、数年前までは全国を大きく上回っていた。


 08年度の道民経済計算によると、道外との取引は約1兆3600億円の赤字だ。農業や漁業、観光は黒字だが工業製品などは赤字という。


 行政機関そのものが主要な産業であり、かつての柱だった建設業は公共事業抑制で半減した。一方で製造業は産業基盤が弱いまま。官公需依存の体質は温存されて02年ごろからの全国的な景気回復に乗り遅れ、リーマン・ショックが不況に追い打ちをかけた。


 どう変えるか。道は製造業を強化しようと企業誘致に努め、経済波及効果や雇用創出を考えて自動車産業に力を入れた。トヨタ系自動車部品メーカー「アイシン北海道」(苫小牧市)と「デンソーエレクトロニクス」(千歳市)が07年と09年に操業し、自動車関連産業の出荷額は07年、10年前の1・8倍、従業員数は2・8倍に増えた。


 食や環境産業の振興も図るが、一朝一夕に効果は出ない。北大公共政策大学院の宮脇淳教授(行政学)は「道の財政再建努力は節約レベルにとどまっている。『ダイエット』には限界があり、外科的手術が必要だ」と指摘する。製造業の工場誘致だけでは効果は限定的で、現状を変えるには「北海道ならではの農産品に付加価値をつけて加工し、東京を経由せずにアジアに直接売り込むぐらいの戦略が必要だ」と話している。
(天野みすず)

413チバQ:2011/02/25(金) 22:55:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102230001
《政党はどこへ》(上)
2011年02月23日

上田文雄氏の事務所開きには、札幌市議ら民主党関係者も多く集まった=1月22日、札幌市中央区

■逆風回避へ「民主隠し」
■自民も知事に配慮


 先月22日、札幌市長選に向けた上田文雄市長(62)の事務所開き。民主党議員が居並ぶ中、選対幹部が断言した。


 「幅広い支持の輪を広げたい。世話人には政党議員は入れていない」
 世話人とは、上田氏や陣営を支える核となる人たち。NPO代表や経済団体の元幹部ら100人以上が名を連ねる。選対幹部の発言は、国会議員、地方議員を問わず、陣営から「民主党色」を消し去るとの宣言だった。


 3選を目指す上田氏は、前回、前々回と同様に、民主党の推薦を受ける。だが、今回の方針は上田氏側が望んだという。菅直人首相の政権運営や、22日に党員資格停止処分が決まった小沢一郎元代表をめぐる問題などで、民主党には強烈な逆風が吹きつける。この影響を避けることが最大のねらいで、街頭演説では、民主党議員に演説させないことも検討する徹底ぶりだ。


 上田氏側の姿勢に、同党の札幌市議は理解を示す。「民主隠し」によって、前回選挙で自民党系候補に17万票差をつけた圧勝の再現を図り、それにあやかれば自らも当選できる――。「民主党への批判は相当強い。上田氏への票を何とか取り込みたい」


■会見に議員出ず


 民主党の推薦を受けながら、民主党色の払拭(ふっしょく)を図る姿勢は、道知事選に立候補する木村俊昭氏(50)も同じだ。


 木村氏は先月、札幌市内のホテルで立候補表明の記者会見を開いた。その直前に別室で、民主党北海道(道連)代表の荒井聰・衆院議員と面会。道連から要請されていた立候補を受諾すると伝えた。だが、会見場に荒井氏の姿はなかった。民主党の存在を後景に退けたい木村氏側の意向に、道連が配慮したという。


 道連関係者は忸怩(じくじ)たる心情を吐露する。知事選の立候補予定者を各地に連れて行って顔を売ったり、ポスターを道内全域に張ったりするのは、民主党の協力が不可欠だからだ。「民主党色を薄めたところで、支持が高まるわけでもない。社会党以来の歴史がある『民主党王国』の意地を示さないといけない」


 とはいえ、道連や支持団体の連合北海道にも「民主党の看板で戦うのはきつい」(連合傘下労組幹部)との空気が漂っている。


■政権与党を考慮


 「政党隠し」は、民主系候補だけの動きではない。


 知事選で3選を目指す高橋はるみ知事(57)。過去2回の選挙は自民党の推薦を受けた。だが知事側は今回、党本部ではなく道連の推薦にとどめようとした。自民党の下野や、現職知事としての与党・民主への配慮が理由という。


 道連内には「わかりにくい」という不満もあったが、基本的には知事側の意向を尊重する方向だった。道議選を始めとする統一地方選を野党として迎える立場。党勢回復が実感できない中、「知事の人気を武器にしたい」(道連幹部)からだ。


 しかし、菅政権の支持率低下もあって、今月初めに党本部の推薦が決まった。道議の一人は「我々とがっちり組まないと戦えないということだ」と強調する。だが、別の道議は「自民党の看板で戦えるのかという懸念は消えない」とも漏らす。


    ◇


 統一地方選が迫る中、政党の存在感が揺らいでいる。民主党は支持率低下が深刻化し、自民党もかつての勢いを取り戻せていない。一方、名古屋市や大阪府のように、既存の政党を否定する動きが全国各地で活発化している。政党はどこへ行くのか。

414チバQ:2011/02/25(金) 22:55:50
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102240001
《政党はどこへ》(中)
2011年02月24日

道議会開会前の自民党会派の議員総会。同党は道議選で60人超の擁立を目指す=札幌市中央区の道議会

■自民・共産 弱る擁立力
■逆風民主 残る「空白区」


 政党の力は様々な観点から推し量ることができる。その一つが選挙での候補者の「擁立力」だろう。統一地方選、中でも道議選(定数104)での道内各党の擁立力は、4年前の前回と比べて変化が著しい。


 道議会で第1党の座にある道政与党・自民党。前回は定数106に対して、公認・推薦候補合わせて過去最高の66人を擁立した。ところが、今回は23日現在で公認・推薦合わせて55人にとどまる。11人という大幅減は異例だ。


 獲得議席の目標は53議席以上の「単独過半数」を確保すること。最低限の人数の擁立にはこぎつけたと言える。だが、擁立した候補者のほぼ全員を当選させることは難しい。そもそも擁立の目標は60人だった。道連関係者は「ぎりぎりまで作業を進める」と言うが、道連幹部は「26日に開かれる道連大会を過ぎると難しくなる」と話し、すでにタイムリミットが迫っていることを認めている。


■政権交代が影響


 擁立力が弱まった原因はいろいろある。最大の要因は政権交代の影響だ。


 政権与党から野党に転落したことに加え、これまでは自分たちの意見を政策に反映させたい道内各地の経済団体や自治会のような組織が、自民党候補の選出や支援に積極的だった。だが、政権交代によってそうした組織に「バランスをとろうという意識が働いた」(道連幹部)。自民党を支えていた組織の「積極性」が失われ始めた。


 低迷する経済状況も影を落とす。自民党の地方議員には企業経営にかかわっている人物が多い。だが、経営の厳しさが増せば、政治活動そのものや後援会の維持に振り向ける力が失われる。道連関係者は「議員を志そうと手を挙げる人が減ってきている」と指摘する。


 共倒れを防ごうという思惑もある。前回は定数3以上の選挙区で3人を立てたところもあったが、自民党候補同士の票の奪い合いにつながり、結果は道内全体で17人が落選した。今回は3人以上を擁立する選挙区は一つもない。


■党勢退潮が続く


 擁立力の低下は共産党にも言える。4年前は公認候補を10人立てたが、今回は過去最少の6人に絞り込む。いずれも定数3以上の選挙区で、民主、自民の戦いに割って入るのが狙いだ。同党道委員会幹部は「代表質問ができる4議席以上を確保するため、力を集中する」と説明する。


 背景には歯止めがかからない党勢の退潮傾向がある。道議会では1999年に6議席だったのに、2003年の道議選以降は毎回2議席ずつ減らし、現在は2議席どまり。候補者の絞り込みは、衆院選では道内全12小選挙区に候補者を立てていたのに、09年にそれを初めて見送ったのと同様の戦術でもある。


 09年に政権交代を果たし、道議会第1党をめざす民主党も、擁立力が十分とは言い難い。公認・推薦を合わせた道議選の候補者は、前回の50人から今回は54人に増えた。だが、自民党と同様に過半数を獲得するのは難しい。


 しかも、定数3以上の選挙区に複数の候補者を立てるという目標は、札幌市白石区や小樽市で断念。候補者の擁立すらできない「空白区」も解消のめどは立っていない。


 民主党北海道の幹部は現状をこう説明する。「党への逆風が強く、これ以上の擁立は難しい」

415チバQ:2011/02/25(金) 22:56:25
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102250001
《政党はどこへ》(下)
2011年02月25日

統一地方選の立候補予定者を発表したみんなの党。このほか、道内の議員選挙には複数の政治団体が「初挑戦」する=11日、札幌市中央区

■脱・既存政党 道内でも
■市民の不満を反映


 先月末、道選挙管理委員会に、新しい政治団体の設立届けが出された。名称は「無所属・道民党の会」。苫小牧市の鳥越浩一市議(42)ら3人が共同代表を務める。


 鳥越氏は無所属で現在2期目。市政課題のほか、北海道の将来ビジョンについても考えてきた。しかし、市議になって痛感したことは、議会における「しがらみの強さ」だった。


 議会の会派は上意下達の色合いが強い。そのうえ、政策決定は議会内外の有力者の意向に左右されがちだ。しがらみを断ち切って、政党の枠にとらわれない議論ができる議会を実現させないといけない――。この思いから、政治団体設立に踏み切った。目標は道議会での議席確保だ。


 ただ、政党そのものを否定しているわけではない。「違う政党、違う党派を結びつける役割を目指している。政党に属していようと、属してなかろうと一向に構わない」


 札幌市でも先月末、新たな政治団体「改革札幌」が発足した。現職の同市議が中心となり、市長選や市議選での候補者擁立を模索している。


■河村氏らとは一線


 既存の政党を否定する動きが全国各地で見られる。象徴的なのが名古屋市の河村たかし市長や、大阪府の橋下徹知事の行動だ。両氏はそれぞれ「減税日本」「大阪維新の会」という地域政党を立ち上げ、連携も強めている。


 今月初めには、河村氏が仕掛けた愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会の解散の是非を問う住民投票の「トリプル選」があった。結果は、いずれも河村氏の狙い通りとなった。


 こうした動きが道内に波及するかどうかは未知数だ。河村氏や橋下氏の手法に対しては、「無所属・道民党の会」や「改革札幌」の関係者も「ちょっとやり過ぎ。もっと議論をする必要がある」「首長と議会のバランスが崩れ、自治が崩壊するのでは」と批判している。


 だが「既存政党から有権者が離れている」との認識では一致している。道民党の会の鳥越氏は「いろんな地域政党が共存し、様々な国政課題について共に働き解決していくことを目指している」と、地域政党が持つ可能性を語る。


■楽観と危機感 交錯


 既存政党否定の動きは、有権者の感情を率直に反映したものといえる。半世紀以上にわたって政権の座に就いてきた自民党への失望、政権を奪取したものの期待に応えられていない民主党への不満が代表的なものだろう。


 道内の既存政党組織は様々な反応を見せる。


 民主党北海道の関係者は「道内での動きは限定的だ」と楽観論に立つ。自民党道連幹部は「河村・橋下的なもの」について「都市部の動き。道内では都市部での存在感がまだまだだ」と見る。


 だが、2009年8月に新党の先駆者として発足し、既存政党の中でも歴史が新しいみんなの党は危機感を抱く。同党北海道連絡会議の中村敬臣事務局長は「(自らの党の)停滞感を感じる。政策を継続的に訴える力が細ってきた」と分析するとともに、政党を取り巻く状況を嘆いた。


 「政治不信があまりに広がりすぎている」


(この連載は天野みすず、平間真太郎、古賀大己が担当しました)

416チバQ:2011/02/25(金) 23:11:22
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110224ddlk01010198000c.html
ニュースプラス:2町長・4町議選、なぜ月曜日の28日投開票? /北海道
 ◇農繁期の統一選避け 法律の例外規定活用
 ◇地域事情変化、見直し望む声も
 23日告示された長沼町や秩父別町などの2町長、4町議選は、投開票が月曜日の28日という異例の選挙日程だ。農繁期に当たる4月の統一地方選を避けるため、法律の例外規定を活用して、1963年から曜日にかかわらずこの日程を維持してきた。しかし半世紀近くを経て地域事情も変化し「プレ統一選」を見直そうという動きも強まっている。【田中裕之】

 「4月に入ると、農家は営農準備に忙しくなり、気軽に投票所へ足を運ぶということが困難なので、多くの人々の意思を反映するために農閑期中に選挙をやってほしいという町民の要望があった」−−。59年、長沼町の広報誌に載った「2月28日投票」への変更の理由説明だ。

 戦後間もない47年から始まった統一地方選は、臨時特例法で3月1日〜5月31日に任期満了となる地方自治体体の選挙を対象にしている。今回の2町長、4町議選はいずれも任期満了が3月下旬で、通常なら統一選(今回は4月24日投票)に組み込まれる。

 一方で、特例法には「2月28日以前に選挙を行う場合を除く」との例外規定がある。公職選挙法で地方自治体の選挙は「任期が終わる前の30日以内」とされているため、3月30日までに任期満了を迎えれば、統一選より前に日程を組むことも可能だ。

 長沼町ではこの規定を使えるようにと、59年3月10日に町長と町議が総辞職。3月31日に選挙を実施し、任期満了日を3月30日に変えた。町長選は80年7月の町長死亡で日程が変わったが、町議選は今もプレ統一選が続いている。残る3町も繰り上げの理由や経緯は同じで、秩父別、北竜両町の選管は「現状で特に不都合はなく、統一選に戻すことは考えていない」と話す。

 一方で、見直しを望む声もある。長沼町では昨年8月、町議7人(無所属6人、共産1人)が統一選に戻すよう求める要望書を町選管に提出した。発起人の吉本テツ子町議(68)は「稲作中心の農業形態が変わり、農家は2月もタマネギなどの種まきで忙しくなった。繰り上げの意義は薄れており、本来の期日に戻すべきだ」と主張する。町選管は「さまざまな職業の町民に意見を聞くなどして、次回の町議選までに期日の結論を出したい」としている。

 東川町でも、具体的な動きはまだないが「統一選に戻すかどうか、議会でよく話題になっている」(選管事務局)という。

 99年まで4町と同じ2月28日投票だった南幌町は、前々回の03年から統一選に戻した。札幌まで通勤するサラリーマンが増え、平日投票が多くなるプレ統一選のデメリットが指摘されるようになったからだといい、町は「農家から苦情はない」と話している。
毎日新聞 2011年2月24日 地方版

417チバQ:2011/02/27(日) 20:31:12
http://www.tokachi.co.jp/news/201102/20110227-0008160.php
民主に不満?大地が木村氏の知事選推薦を撤回
2011年02月27日 15時15分

 新党大地は4月の道知事選に出馬予定の元農林水産省企画官で、民主党推薦の木村俊昭氏(50)を自主投票とすることを決めた。今月1日に新党大地として木村氏を推薦していたが撤回した。道議選や市議選ですでに協力関係にある民主党候補への選挙支援は維持する。

 新党大地代表代行の浅野貴博衆院議員が24日に民主党北海道の荒井聡代表に、自主投票とすることを伝えたという。浅野衆院議員の宮野明秘書は27日午前、十勝毎日新聞の取材に対して「木村氏は北海道にこだわる人、北海道に骨を埋める人として推薦していたが、選挙をめぐる民主党の対応が不適切だという各地の支持者の話を聞き、鈴木宗男代表とも相談して党として決めた」と話した。

 民主党北海道の佐野法充幹事長は「昨日(26日)、荒井代表から新党大地が自主投票にしたいという旨を聞いた。事情が分からないので明日(28日)以降しっかり理由を聞きたい」と話した。

 道議選や市議選で新党大地と民主党は協力関係を築いており、「知事選以外では選挙協力を継続」(宮野秘書)としている。

 民主党十勝の合同選対本部長でもある石川知裕衆院議員は27日、「自主投票であり、相手を応援するわけではない。新党大地の方々には引き続き支援をお願いしていく。十勝では従来の信頼関係を保ち、知事選、道議選ともに勝利できるよう頑張りたい」と述べた。

418チバQ:2011/03/04(金) 00:57:04
>>350で市長選落選→道議を目指すも断念
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110303ddlk01010263000c.html
2011統一地方選・北海道:道議選 「みんな」安住氏、立候補断念表明 /北海道
 ◇旭川市選挙区
 みんなの党公認で今春の道議選旭川市選挙区(定数6)から立候補を予定していた前旭川市議の安住太伸氏(40)が2日、記者会見を開き、立候補の断念を表明した。

 安住氏は「公認2人が当選できる情勢にない」と理由を説明。旭川市議選にも立候補せず、安住氏より前に公認を得ていた元職の菅原範明氏(55)の支援に回るとした。会見には、根室市議で同党北海道連絡会議の壺田重夫幹事長と菅原氏も同席。壺田幹事長は「一本化ではなく公認2人を擁立する党の方針に変わりはない」と釈明した。

 道議選旭川市選挙区にはほかに、民主現職2人▽自民現職2人▽公明新人1人▽共産現職1人−−が立候補を表明している。【横田信行】




旭川市 定数6−候補7 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 31,356(18.6%) 加藤礼一 53 自民 元 4 (元)衆院議員秘書
当 29,884(17.8%) 木村峰行 57 民主=社民 現 3 党支部代表
当 28,145(16.7%) 東国幹 39 自民 元 2 生花店役員
当 22,638(13.5%) 荒島仁 59 公明 現 4 党道副代表
当 21,878(13.0%) 三井あき子 45 無所属=民主 現 3 法人顧問
当 18,273(10.9%) 真下紀子 50 共産 現 2 党道委員
□ 16,101(9.6%) 菅原範明 51 自民 現 党道副幹事長

420チバQ:2011/03/04(金) 20:41:51
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110304ddlk01010228000c.html
2011統一地方選・北海道:道議選 三遊亭洋楽氏が「みんな」公認に /北海道
 函館市議で落語家の三遊亭洋楽氏(52)=本名・村本亨=が3日、函館市役所で会見し、4月の道議選函館市選挙区(定数6)にみんなの党公認で立候補することを表明した。

 洋楽氏は「推薦でも十分と考えていたが、公認していただきありがたい。持てる能力を振り絞り頑張りたい」と語った。洋楽氏は07年の市議選に初当選。同党を旗揚げした渡辺喜美代表に共鳴し、09年秋から党員になっていた。

 道議選函館市区にはほかに、民主党現職3人▽自民党現職2人▽公明党新人1人▽共産党新人1人▽無所属新人1人−−の計8人が出馬を表明している。【近藤卓資】

421チバQ:2011/03/04(金) 22:22:39
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103020001
【2011統一地方選】


《夕張はいま》(上)子の姿ない餅まき
2011年03月02日





市内の各会館などの施設は葬儀や法事に使われることが多い=夕張市

■人口流出 5年で2500人


 がらんとした30畳ほどの和室は、線香と供花のにおいがした。


 夕張市の中央部、清水沢清陵町の集会施設・さわやかホール。「この部屋はもっぱら葬儀に使われていてね」。施設の隣に住む管理責任者の森谷猛さん(76)が静かに言った。かつては子どもの塾や女性サークルの会場だったが、今年度はこれまでに葬儀が10件、法事3件。「葬式と法事の使用料に頼って施設を維持しているなんてなぁ」。森谷さんは寂しげだ。


 少し離れた南清水沢清南町内会も事情は同じ。地区の生活館では2月17、19日と葬儀が続いた。棺を見送った町内会長の浜館勝さん(80)は「どんどん人が減りますよ。若い人もいないし……」。今、町内には子どもが数えるほどしかいない。花火大会も開けず、浜館さんらは10年ほど前から、コンビニで買った花火セットを子どものいる家に配って歩く。華やかだった炭鉱街の花火大会の名残だ。


 隣の町内会は、40年ほど続けてきた1月の餅まきの中止を考えている。今年の餅まきに集まった約100人の中に子どもの姿がほとんどなかった。「餅を喜んでくれる子どもがいなければ、そろそろやめざるを得ないさ」。町内会役員からそんな声が漏れる。


■市の将来に見切り 


 財政破綻(はたん)は夕張の人口減や少子・高齢化を加速させた。


 破綻発覚前の2006年1月、人口は1万3380人だった。それ以前の減少率は年2〜3%だったが、街の将来に見切りをつけたり、市職員の大合理化で夕張を離れたりする動きに拍車がかかり、06年7月から1年間の減少率は5・5%に跳ね上がった。


 千歳公共職業安定所夕張出張所管内(夕張市、長沼、栗山、由仁町)の07年度の離職者は1925人(前年度比43%増)。このうち、事業主都合、つまり破産や合理化などで職を追われたのは825人(同222%増)に上った。その多くが夕張とみられ、働く世代や子どもたちが次々と去った。今年1月の人口は1万910人で、5年前に比べ約2500人の減。一方、人口に占める65歳以上の割合、高齢化率は4・5ポイント上昇して44・28%。全国の市の中で最も高い数字は、ジリジリと上がり続けている。


 その傾向が市内で一番顕著な南部地区で2月20日、恒例の「冬祭り」があった。


 炭鉱時代からある体育館で、地元の高齢者や、建設が進む夕張シューパロダムの工事関係者合わせて約150人がラジオ体操で体をほぐし、ボール競技などを楽しんだ。


 景品の砂糖を手にした女性(77)は「家にいるよりずっといい。気持ちが晴れるよ」と笑顔を見せた。だが、建設業の男性(62)は表情が晴れない。4年後に完成予定のダム工事が終われば、自分の仕事はどうなるのか。工事関係者が続々と去れば、南部地区はどうなるのか、不安は尽きない。「この祭りだって、できなくなるんじゃないかな」


■去る人 老後世代も


 夕張を去るのは、働く世代だけではない。


 1月、清水沢宮前町の市営住宅に住む嶋崎富貴子さん(77)は、実直で働き者だった元炭鉱員の夫に先立たれた。1955年に山梨県で結婚した後、兄に誘われて夕張に来た。それから56年。夕張への愛着は深いが、静まりかえる夜は寂しさが募る。そんな時は線香をたき、夫の遺影に語りかける。


 昨年、大好きなユリやシャクヤクを自宅近くに植えた。どんな花が咲くのか、2人で見ることはかなわなかった。「ここは雪も多いしね。独りでは暮らしていけない」。気持ちに整理をつけて3月末、千葉県に住む長男の元へと引っ越す。


(神元敦司)


    ◇


 財政難、人口減、そして少子・高齢化――。「日本の縮図」ともいわれる夕張の市長・市議選を前に、財政再建スタートから4年の「いま」を報告する。
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422チバQ:2011/03/04(金) 22:22:59
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103030001
【2011統一地方選】


《夕張はいま》(中)若き希望 支えられず
2011年03月03日





工場で働く榊原将馬さん(左)。これからもこの街で頑張り続けるつもりだ=夕張市

■増えぬ雇用 進まぬ誘致


 JR新夕張駅から歩いて10分、合板メーカーの夕張工場で、榊原将馬さん(21)はパチンコ台の板を黙々と作っていた。「勤勉でまじめ」。先輩社員からほめられて、榊原さんは少しはにかんだ。


 夕張高校を卒業した時、就職した約10人の同級生は半数以上が市外に出たが、榊原さんは地元を選んだ。小学2年で始めた夕張太鼓を続けたかったからだ。今は指導者として子どもたちに伝統芸能を伝えている。


 片道20〜30分かけて車で会社に通う。ファストフード店も、お気に入りの洋服店もない街だが、お年寄りとも自然にあいさつを交わす夕張に一生住むつもりだ。


 工場長(64)は、そんな姿を頼もしく感じる半面、心配も募る。2008年秋のリーマン・ショックで受注量は激減した。高年齢の従業員に辞めてもらい、榊原さん以降の新採用はない。社員は現在15人。工場長が赴任した6年前より3割以上減った。「ここで若者が生活していくのは、なかなか厳しいのでは……」


■Uターンにも壁


 雇用環境の厳しさは、「夕張に戻りたい」と思う人たちにも壁になっている。


 東京都台東区の臨床試薬メーカーに勤めている高木希さん(27)は、高校を卒業して夕張を離れ、今は出張で全国を飛び回る生活。疲れてマンションに帰り、故郷を思い出すと、心が落ち着く。


 ただ、今すぐ夕張に戻ることは「ないな」と言う。思うような仕事に就けそうにはない。「希望と現実……。希望をとれば、結局は親に甘えて過ごすだけ。自立できなければいずれは困る。帰りたいという人は私も含めて多いはず。それができないのは、何か、もったいないですね」


 昨年、市内に進出した「夕張ツムラ」の生薬加工場などが始動した。漢方薬の製造・販売大手「ツムラ」の拠点で、夕張再生の起爆剤としての期待も高い。社員は現在の10人から増やす方針だが、今は「若い人の応募がなかなかない」(同社)という。


 そもそも企業誘致も思うように進まない。中小企業基盤整備機構が市を支援しようと07年、夕張緑陽団地の5区画を実に9割引きにしたが、3区画の買い手はつかないままだ。


■買い物は市外へ


 街を彩っていた小売店や飲食店の閉店も止まらない。市内の事業所が加入する夕張商工会議所の会員数は5年前よりも約100減って224となった。小網敏男専務理事は「ここ5年ぐらいで市内の購買力は3割以上落ちたと思う」。人口減で小売店が次々に閉店し、「買い物難民」となった住民は市外の店を頼っていく。


 2月27日。隣の栗山町のスーパーに、夕張市内を回って客を乗せた無料の買い物バスが着いた。週に2回ほど運行する。特売日だったこの日、高齢者ら53人がバスを降りて店に入った。65歳の女性は「ここは品ぞろえが豊富。助かっていますよ」。交通が不便な夕張への支援と、隣町の買い物客の掘り起こしを狙ったバス運行に、同店店長は「口コミで徐々に広がり、反応は予想以上」と話す。


 そうした現実を、多くの市民は、重苦しい気持ちで見つめている。


 夕張の将来のまちづくりを考えるため、同月10日夜に開かれた市のマスタープラン策定委員会。市職員や会社経営者、主婦ら約20人が集まり、市内に分散する商店街や住宅を中心部に集約することの是非を話し合った。


 「反対だ。地域の衰退を早めてしまう」。一人の主張に対し、「現実から目をそらすことはできないはずだ」「(集約に向けて)覚悟してもらうしかないだろう」と、反論も続いた。


 白熱した議論が再生への道筋をどう描くのか。出席者にも見えない。


 (神元敦司)
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423チバQ:2011/03/04(金) 22:23:29
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103040002
【2011統一地方選】


《夕張はいま》(下)再生へ 変わる市民
2011年03月04日





高校生ボランティアの堀輝太さん=夕張市

■映画祭支援に高校生


 2月18日夜。夕張市民研修センター会議室で、街づくりを考える市民有志でつくる「ゆうばり再生市民会議」の十数人がテーブルを囲んだ。代表の園泰子さん(60)が問いかけた。「(この活動は)意思がないと続かない。覚悟を聞きたい」


 市民会議は財政再建が始まった直後の2007年6月、「市民と行政の協働」をうたった藤倉肇市長の呼び掛けでスタートした。「再生」に向けて市民が様々な知恵を出し合う。「市議会は傍聴しやすい夜に開催を」「医療情報キットの常備を」などの提言をしてきた。だが、「旗振り役」の市長の任期切れが4月に迫り、市民会議をどうしていくか結論が急がれていた。


 夕張は、炭鉱会社の充実した福利厚生にどっぷりつかってきた。その「依存体質」が、行政に頼り切る市民の姿勢を生んだといわれる。メンバーの1人が「この組織は今までの夕張になかった形。消してはいけない」と言った。別の1人も「夕張がだめになったのは市民もだめだったから。お金が少しかかっても会を続けたい」。市民会議は市長が代わっても、身の丈にあった形で続けることを確認した。


■「行政に声届ける」


 代表の園さんは市内の保育園で20年間、園長を務めた。市役所がどうやって政策を決めているのか、市議会はどんなことをしているのか、ほとんど知らなかった。そして財政破綻(はたん)。推されて市民会議の活動をするうちに確信したことがある。「市民ができることはしていかなければ。意見を言える場があれば、それはチャンス。今後も、街を良くするため、私たちの声を行政などに届けていきたい」


 パートの柿崎貴子さん(48)は知り合いに誘われて軽い気持ちで参加し、多くの人が夕張を支援しようと全国から訪れているのを知った。「市外の人に助けられるだけでは情けない。ここで暮らす私が街づくりにかかわらないといけない」


 市の木・桜がどこにどれだけあるかを把握し、見どころを書き添えた「ゆうばり桜まっぷ」の作成に取り組み、今は「夕張の歴史と文化を学ぶ会」にも加わっている。炭鉱がなぜなくなり、なぜ市の財政が破綻したのか。それを学びながら、老朽化で修繕が必要な市の石炭博物館をうまく存続・運営させるために市民ができることは何かを考えている。


■協賛金集めて復活


 「薬」というには劇薬に過ぎるが、破綻は市民の意識を大きく変えた。


 観客が1万1千人を超えた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の市民ボランティアも、その表れの一つだ。破綻前、多額の市の補助金で運営された映画祭は一度は中断したが、市民が協賛金を集めて復活させ、手作りの映画祭に姿を変えた。


 今回、その事務局に初めて高校生ボランティアが加わった。岩見沢の高校に通う3年生の堀輝太さん(17)。卒業を控え、家庭学習の時期に入った2月、市役所勤務の父の勧めもあってボランティアスタッフに。映画祭の情報を伝える「ゆうばりファンタプレス」の発行を受け持った。


 そこで目にしたのは、この映画祭を成功させようと、集まった市民の「ものすごく頑張っている」姿だった。


 今春、進学で夕張を離れる堀さんは言う。「これから夕張が変わっていくためには、若い力が必要になってくると思う。将来、僕も何かできることを見つけて貢献したいという気持ちがあります」


 少しずつ、しかし、確実に、これまでとは違った「芽」が見え始めている。


(神元敦司、秋野禎木)
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424チバQ:2011/03/06(日) 19:06:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103040001
《市長選の構図》(上)
2011年03月04日

■再選か前副市長か 函館
■「後継」VS.反相乗り 小樽

■函館市
 再選を目指す西尾に、新顔で前副市長の工藤が挑む。西尾は4年前の市長選で助役を辞任して当時の現職に挑み、初当選を果たした。現職にかつての市役所ナンバー2が挑むという構図は同じ。ほかに立候補の動きはなく、一騎打ちの公算が大きい。


 再選に向け、1月に立候補を表明した西尾は企業誘致や子育て支援など4年間の実績を強調。新たに公立はこだて未来大学への医学部設置、ツーコイン(200円)電車・バスの推進などの政策を掲げる。政党への推薦依頼はしない方針。


 一方、昨年11月に立候補を表明した工藤は「西尾市政は財政危機に無策」と批判。職員の削減や給与の見直しによる財政再建や新幹線開業前の函館駅前・大門地区の再生などを訴える。推薦依頼した民主、自民は自主投票を決めた。


 2人は函館ラ・サール高校の同窓で旧亀田市役所の同期入庁組。4年前の市長選後、元市長が西尾に「悪代官」と発言されたとして提訴(敗訴決定)するなど骨肉の争いが続いた。


■小樽市
 3期務めた山田勝麿市長の引退を受け、昨年12月、中松が出馬を表明した。現職を支えた自民・民主・公明の主要3政党と連合、商議所が支持しており、後継候補との位置づけだ。


 一方、「相乗り市政の流れを変えたい」と2月、前回市長選に挑んだ森井と佐藤が現市政への批判票を狙って無所属での立候補を表明、前回と似た対決の構図となった。若さを訴える森井に対し、佐藤は「経験と政治力」を強調する。


■室蘭市
 立候補を表明したのは現市議の青山のみ。ほかに立候補の具体的な動きは今のところなく、無投票となる可能性を含んでいる。


 青山は室蘭工業大助手から市議に転身し、市議選で2期連続トップ当選。支援者を中心に市長選に推す声があり、立候補を決断した。政党の推薦などは受けず、「市民党」を強調し、若さと行動力を前面に支持拡大を図る。新宮正志市長は今期限りで引退する意向を表明した。


■江別市
 現職の三好のほかに、立候補の動きはなく、無投票で再選される可能性が高い。


 三好は2月初めに立候補を表明。「食の街づくりに力を入れるとともに、市立病院の経営を安定化していく」を公約に掲げている。


■千歳市
 3選目指す山口は、自衛隊の体制維持運動で道内自治体の先頭に立って国に再三働きかけるなどそつがない。対抗する動きは鈍く、2期連続の無投票となる可能性が高い。


■伊達市
 現職菊谷のほかに、立候補の動きはなく、3期連続無投票で4選を果たす可能性が高まっている。


 菊谷は昨年12月に4選出馬を表明。4期目に向けては「あらゆる分野での人材育成」を目標に掲げている。


     ◇


 4月24日に投開票される統一地方選の後半戦では、道内13市で首長選が実施される。告示まで約1カ月半に迫った現在の顔ぶれと情勢を2回にわけて紹介する。

425チバQ:2011/03/06(日) 19:07:36
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103050002
《市長選の構図》(下)
2011年03月05日
■現職転身 新顔激突 夕張
■2新顔 5選阻むか 芦別

■夕張市

 4年前の財政破綻(はたん)の直後に当選した現職は市議選への立候補を表明。新顔同士の争いとなる。


 羽柴は次点だった前回選挙に続き2度目の挑戦。企業誘致などで自主財源を確保し、遅くても今後7年で財政再生団体からの脱却を図ると訴える。衆・参院選、知事選など多くの選挙に挑戦してきたが、「これが最後の戦い」と意気込む。


 飯島は2009年の衆院選で再選を目指したが落選。その後、夕張市議らの要請を受け、国政に見切りをつけた。自民、みんなの両党から推薦を受ける。ソーシャルワーカーや病院勤務の経験を生かし、高齢者介護や医療体制の整備に力を入れると訴える。


 鈴木は東京都職員を辞職して立候補する。破綻してから2年2カ月の間、都庁から夕張市に派遣された経験があり、ボランティアや財政再生計画づくりにかかわった。企業や観光客の誘致、人口増を図ることで「若者がUターンできる町づくり」を掲げる。


 市内の住民団体の代表が出馬を模索する動きもある。


■芦別市


 現職の林と市議の清沢、前副市長の三柳の無所属同士の三つどもえになりそう。


 林は4期16年の実績を訴え5選を目指すが、健康状況などを見極め、立候補表明は2月にずれ込んだ。清沢は「新しい発想」などを掲げ、市議会創世会などが中心に草の根運動を展開する方針。三柳は林市政では副市長を務め、市議会平成会が中心に擁立。豊富な行政経験を生かし、決断と行動力を訴える。


 清沢、三柳とも林市政に「批判や不満はない」としているが、市議らに多選批判の声があり、市政継続か刷新かが問われる選挙戦になる。


■稚内市


 長谷川は前回、横田耕一市長に302票差まで詰め寄った地元建設会社長。稚内新エネルギー研究会会長などを務め、太陽光発電などに詳しく、新エネをてこにした新たな地場産業おこしを提唱する。政党への支持・推薦要請はせず、市民党の立場を貫くとしている。


 副市長の工藤は、横田の出馬断念が遅れたため態度表明がずれ込んだが、後援会の構成は地元の政治・経済界の主要メンバーが並ぶ布陣を敷いた。無所属だが自民、公明、民主に推薦を要請している。横田市長の後継として市政継続を訴える。


■滝川市


 元道議の前田が自民党を離党して昨年10月に立候補を表明。「不祥事が続いたので、人心を一新して市政改革を進めたい」と訴える。現職田村は立候補表明が昨年12月にずれ込んだが、「挑戦者のつもりで戦いたい」と3選に意欲を示した。無所属同士による保守層を二分する戦いになりそう。


■砂川市


 現職が昨年9月に引退を表明し、その後の11月に前市総務部長の善岡が名乗りを上げた。「元気になるまちづくりを進める」と訴える。今のところ、ほかに動きはない。


■赤平市


 高尾は昨年12月の定例市議会で立候補を表明、3選を目指す。今のところ高尾以外に立候補の動きはない。


■三笠市


 現職の小林は2期8年で市財政状況を好転させた実績をもとに支持を拡大。ほかに立候補の動きはなく、前回に続き無投票の可能性が高い。

426チバQ:2011/03/09(水) 23:38:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110305/elc11030500310000-n1.htm
【地方異変シリーズ3・「自治力」とは】
(上)「維新」から取り残された街の教訓
2011.3.5 00:29 (1/4ページ)
 「減税を応援したい」

 2日夜、電話から聞こえる国会議員の声に、名古屋市長の河村たかしは大きな前進を感じ取っていた。

 相手は民主党衆院議員の佐藤夕子。河村の元秘書で“子飼い”とはいうが現職国会議員の参加は、河村率いる「減税日本」に大きな力を与えた。電話の翌日に、佐藤は離党届を提出した。

 「党を除名になった方が、選挙が戦いやすい」

 都内の民主党区議は、党が処分をちらつかせるのを喜ぶかのように、河村と並ぶ選挙ポスターを狙う。

 大阪府知事、橋下徹のもとに駆け寄る政治家も後を絶たない。橋下の「大阪維新の会」にあやかろうと、「維新」を名乗るグループが林立する。

 4月の統一地方選、そして衆院解散を見据え、生き残りをかけた戦いが続く。


喧噪から遠く


 東京から北に800キロ。北海道夕張市には永田町の喧噪(けんそう)は届いていない。

 表通りの飲食店。客待ちをする経営者の男性(76)はポツポツと愚痴をこぼした。「上下水道代が高い。夫婦2人なのに月1万円近くかかる」

 夕張は平成19年に財政破綻した。市税収入は年9億円だが、今後15年間に返済する借金は約322億円。

 そのために市民税と固定資産税は増税。下水道料は値上げ、小学校は7校から1校に統合し、除雪回数は減り、市営トイレは廃止。職員も5割以上減った。

 男性は5年前を思いだしていた。破綻を告げる住民説明会。罵声の中で「孫や子に責任を負わせるのはかわいそう」との声が出た。

 夕張には「減税」も「維新」もなく、負担を先送りしないための究極の行政サービス削減だけが残っていた。

 夕張の教訓から何を学ぶべきなのか。自治体運営に本当に必要な力は何なのか。まず「財政均衡力」から検証する。


なかった財政均衡


 JR夕張駅から小高い丘に車を走らせると、テーマパーク「石炭の歴史村」が見えてくる。

 石炭とともに栄えた。最盛期の鉱山は24カ所、人口10万人超。市民の8、9割が何らかのかたちで鉱山に関わっていた。

 石炭産業が斜陽になると観光に活路を求めた。昭和54年から平成15年まで、市長を6期務めた中田鉄治(故人)は「石炭の歴史村」整備のほか、2年に映画祭「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に着手。自治省(当時)から「活力あるまちづくり優良自治体」と表彰された。

 「大半の職員は財政状態を知らなかった。もちろん市民も知らされていなかった」。夕張の財政担当者が話すように、当時の夕張に財政均衡力は皆無だった。

 なぜそうなったのか。

427チバQ:2011/03/09(水) 23:39:08
 依存心だ、と職員はいう。「インフラから病院、住宅まで炭鉱会社丸抱え。市民も市役所も、誰かに何かをしてもらうことに慣れていた」

 財政均衡を目指す必要のなかった夕張に破綻は忍び寄った。観光事業への過剰投資。赤字は不適切な会計処理で隠されていた。

 「石炭の歴史村」には、ゆうばり化石館や土産物店が並ぶ。石炭の街活性化のために、観光拠点を作るという中田の発想に問題があったとは思えない。

 問題は「入」と「出」をバランスさせる当然のことができなかったことだ。


「サービスを戻せ」


 破綻した夕張で歳出削減は強制的に進む。だが破綻前の自治体が、自ら削ろうとすると市民が反発する。

 夕張から北に約40キロ離れた歌志内市の市長、泉谷和美は、紛糾する夕張の住民集会のニュースを見て、眠れない日々を送っていた。

 人口5千人足らずの日本一小さな市。唯一の産業だった石炭鉱山が7年に閉山。18年には約15億円の不適切な長期借り入れが発覚し、破綻一歩手前にきた。

 泉谷の決断はシンプルだった。公共サービスを削減する−。ただ夕張と違っていたのは、破綻前に劇薬を飲もうとしたことだ。

 所得によっては無料だった老人家庭の除雪代を一律2500円に。幼稚園の入園料は4千円から7千円にアップ、下水道料金も30%アップ−。矢継ぎ早な対策で、今年度約7億円の基金が積み上げられた。

 住民の不満がピークに達した。「貯金する余裕があるのなら、切り詰めたサービスの一部でもいいから復活させてほしい」。今年1月下旬、市役所で開かれた市民と市幹部の会議の席上で、自営業の男性(62)が声を上げた。

 夕張の一歩手前とはいっても、破綻しているわけではない。泉谷が感じている危機感を市民は共有できない。

 それでも泉谷は踏みとどまる。男性にも「ノー」と答えた。手綱をゆるめれば破綻が忍び寄る。そう確信する泉谷は「削る力」を駆使する。


「第三の道」


 別な道もある。「行政サービス」という考え方自体を逆転させる方法だ。

 舞台は長野県栄村。人口は約2300人。7メートル85という積雪の日本記録を持つ村で、前村長の高橋彦芳が着手した。税金で市民にサービスを提供するのではなく、市民自身が「自活」するスタイルだ。

 村道整備では整備対象を決めず、村民が「ここからやろう」と決めた。村民が決めるから用地買収の手間は不要。臨時職員を雇って村所有の重機で整備するからさらに格安だ。

 国から補助金をもらいたいのはやまやまだが「ちゃんとした設計会社」に「ちゃんとした図面」を頼むだけで、莫(ばく)大(だい)なカネが消えていく。それを「無駄」と考えた。「補助金もらう工事の5分の1で村道が造れました」。高橋は胸を張る。

 「夕張は特殊な例だ」。そう決め込んで大きな改革に二の足を踏む自治体。それを変えてくれる政治家が、統一選で現れるだろうか。(敬称略)

(半田泰)

428チバQ:2011/03/19(土) 10:33:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103180002
立候補予定者を自民道連が変更
2011年03月18日

■道議選札幌市厚別区


 4月の道議選について、自民党道連は17日、札幌市厚別区で同党公認で立候補予定だった新顔の村上誠氏(48)が辞退する意思を表明したため、代わって新顔で衆院議員秘書の花崎勝氏(57)を公認すると発表した。

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http://www.zaikaisapporo.co.jp/news/topics.php?mode=list
2011.3.18
何があった?自民党道議候補が出馬辞退

 道議選札幌市厚別区(定数2)に自民党公認で立候補予定だった新人候補、村上誠氏(48)が17日、出馬を辞退することを表明。地元関係者に波紋を呼んでいる。

 村上氏は岩手県出身。陸上自衛隊員、警察官などを経て、1991年から今年2月まで元伊達忠一参議の秘書を務めていた。後任は町村信孝代議士の私設秘書・花崎勝氏(57)に決まった。花崎氏は札幌出身、北海高校卒業。元ワコール社員などを経て、09年から町村事務所に勤めていた。村上氏が使う予定だった町村事務所3階にある選挙事務所をそのまま引き継ぐという。

 出馬を取りやめた理由について村上氏は「一身上の都合」と繰り返すが、関係者によると秘書時代の問題が関係しているという。詳細は本誌4月15日発売号で報じる予定だ。(安藤由)

429チバQ:2011/03/19(土) 10:46:21
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/279449.html
室蘭市長選、佐藤・市経済部長出馬へ(03/19 08:52)
 【室蘭】任期満了に伴う4月の室蘭市長選で、室蘭市経済部長の佐藤博氏(60)は18日、「市民の期待の声に応えることが、長く市政に携わってきた者の責任」と述べ、立候補する意向を明らかにした。北海道新聞の取材に答えた。

 佐藤氏は3月31日に市役所を定年退職した後、4月1日に正式表明する。室蘭市出身で千葉工業大卒。1973年に市役所入りし、商工振興室主幹や産業振興課長を経て、2007年から現職。

 佐藤氏をめぐっては、市内の商店街関係者でつくる道商店街政治連盟室蘭支部連合会が出馬を打診していた。

 週明けにも正式に立候補要請を行う。

 同市長選では、現職の新宮正志市長が昨年12月に5選不出馬を表明した。

 室蘭市議の青山剛氏(33)が2月に立候補を表明し、共産党系市民団体も独自候補擁立を検討している。

430チバQ:2011/03/21(月) 17:08:44
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110318ddlk01010234000c.html
知事選・札幌市長選リポート:/上 新人陣営 /北海道
 ◇遊説自粛、知名度伸ばせず
 「国が大変な時に何だ! 選挙なんてやってる場合か!」

 東日本大震災発生から3日後の14日、札幌市長選に立候補する本間奈々氏(41)への支持を得ようと電話をかけた自民党札幌市議は、受話器の向こうの怒声に身を縮めた。相手は支持者から紹介された市内の男性。市議は「申し訳ありません」と繰り返し、電話を切るしかなかった。

 本間氏は元総務省自治大学校研究部長で、市政野党の自民党札幌市連が、約17万票差で惨敗した前回(07年)市長選の雪辱を期して擁立。前回のような経済界の全面支援はないが、民主党政権への失望が広がり、本間氏の「若さ」や「女性」を前面に出した戦術で、陣営には3選を目指す民主党など推薦の上田文雄市長(62)に対し、追い上げムードも生まれていた。それを一変させたのが震災だった。

 新人候補は知名度アップが不可欠だが、活動を自粛せざるを得ず、本間氏も平日の朝に続けていた街頭宣伝を取りやめた。自民道議や市議の一部も決起大会を中止し、有権者の前に出る機会が激減した。一部で企業や地域の有力者訪問などは続けているが、陣営内には「投票日までに回りきれない」と危機感が募る。

 22日の高橋はるみ知事(57)との合同決起大会は、大島理森自民党副総裁、小泉進次郎衆院議員が出席をキャンセル。道民人気が根強く、連携強化を予定していた知事とのツーショット遊説も、知事が震災対応に忙殺され、危うくなってきた。

 「一体、どう動いたらいいんだ」。自民札連の高橋克朋幹事長は腕を組みながら苦渋の表情でうめいた。

  ◇   ◇

 震災の影響で身動きが取れないのは、民主党道連などが知事選に擁立した元農林水産省企画官の木村俊昭氏(50)陣営も同じだ。

 「現職は災害対策でマスコミに登場している」。16日に札幌市内のホテルであった民主党道連や連合北海道の合同選対委員会。連合北海道の高柳薫会長は焦りをにじませた。

 木村氏は1月16日の出馬表明後、道内151市町村を行脚。今月10日に選挙公約発表を済ませ、告示前は大票田・札幌市での活動に全力を傾ける方針だった。

 市内の無党派層対策のため上田市長とペアで行うはずだった街頭演説はすべて中止した。15日には、合同選対本部が、道内の民主党各総支部や連合地方組織に震災後の対応をファクスで通知。「街頭宣伝や不特定多数の後援会加入電話戦術は自粛」「集会開催の是非の判断はゆだねるが、実施の場合は道民感情に十分配慮」など細かく指示した。「知名度アップの大事な時期だが、反感を買っても困る」と道連幹部はため息をつく。

 全国各地の地域活性化に携わってきた木村氏の手腕をアピールしてきた選挙戦略にも迷いが生じる。陣営は公約に具体的な災害対策の追加を検討しているが、「どこまで有権者に浸透できるか」(陣営幹部)。陣営内には選挙延期を望む声が出ている。

  ×   ×

 道内の統一地方選で最も注目を集める知事選(24日告示、4月10日投開票)と札幌市長選(27日告示、同)。各党・陣営の動きをリポートする。

431チバQ:2011/03/21(月) 17:09:31
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110319ddlk01010341000c.html
知事選・札幌市長選リポート:/中 2人の現職 /北海道
 ◇経済界との関係重視
 「推薦状は出せませんが、変わらぬ支援をお約束します」

 3選を目指す高橋はるみ知事(57)の陣営幹部は今月上旬、あいさつ回りで訪れた札幌市内の業界団体事務所で、対応した団体トップから、こう耳打ちされた。

 09年の政権交代以降、自民党を支持してきた業界団体の多くは、民主党政権への配慮から国政選挙で中立姿勢に転換。自民推薦を受けてきた高橋氏への推薦も、今回は道経済連合会や日本商工連盟道連合会、道農協政治連盟などが見送った。

 しかし、高橋氏への推薦団体数は既に前回並みの約450団体。業界団体の地方組織が軒並み、公共事業費削減などに踏み切った民主政権に反発し、推薦を継続したからだ。

 経済団体の関係者は「堂々と政権批判はできないが、圧勝させることで、知事の国への発言力を高めたい」と意気込む。後援会事務所には企業OBの姿も多い。過去2回の知事選と同様、「業界丸抱え」の様相だ。

 11日の東日本大震災発生で、高橋氏は選挙関係の行事をほぼキャンセル。24日の告示後も公務の可能性があるが、陣営内には「公務に専念した方が株が上がる」との見方も出ている。

  ◇   ◇

 高橋氏と同じく3選を目指す札幌市の上田文雄市長(62)。初当選時から民主の推薦を受け、前回07年には、自民推薦候補を全面支援した経済界と対立したが、今回は蜜月ぶりをアピールする。

 今月16日夕、札幌市内で開かれた上田市長の集会。冒頭で世話人代表としてあいさつしたのは、元札幌商工会議所常務理事で不動産会社「札幌中央アーバン」社長の光地勇一氏だった。陣営は、民主党衆院議員をトップに据えた選対本部をやめ、世話人制度を導入。約170人の世話人名簿のうち、約100人が企業経営者だ。

 「地元経済界との連携なしに市政は立ちゆかない」(後援会幹部)との判断で、上田氏は経済界にアプローチしてきた。経済界が強く求める北海道新幹線の札幌延伸もより積極姿勢を打ち出し、初めて公約に盛り込んだ。札幌商工連盟は今回、中立に転じた。

 経済界への接近の一方、民主との距離は開く。菅内閣の支持率は低下。陣営からは「(民主系とみられるのは)もはや、ありがた迷惑。不利なことしかない」との声が上がっていた。しかし震災で、国政は与野党の政争どころではなくなった。上田氏側近は「民主批判が収まり、マイナス要因が小さくなった」と漏らした。

432チバQ:2011/03/21(月) 17:10:03
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110320ddlk01010173000c.html
知事選・札幌市長選リポート:/下 公明 /北海道
 ◇「勝ち馬」見極めでねじれ
 上田文雄・札幌市長(62)は10日の定例会見で、民主党政権への評価を問われ、いつになく厳しい言葉を並べた。「政府の説明が粗くなり、言葉が軽い。非常に不満に思っている」。市幹部は背景をこう解説する。「公明が、菅政権はダメというメッセージの発信を求めているためだ」

 民主などが推薦する上田市長と、自民党推薦の元総務省自治大学校研究部長、本間奈々氏(41)の一騎打ちとなる公算が大きい札幌市長選。市内の公明党票は10万〜12万票といわれ、両陣営が公明道本部の推薦争奪戦を展開。「どうしたら推薦取れますか」「党中央に言ってもらえませんかね」。公明市議団の幹部には昨年末以降、民主、自民両党の市議から盛んにアプローチがあった。

 公明は、前々回(03年)の再選挙と前回(07年)は、国政で連立を組んでいた自民推薦候補を支持・推薦した。だが、09年の政権交代後は、党本部レベルでの選挙協力を解消した。

 今回の統一地方選では、知事選で知名度の高い高橋はるみ知事(57)=自民推薦=の推薦を早々に決める一方、札幌市長選は態度を保留。今も地方レベルで選挙協力する自民に配慮すべきか、公明が主張する福祉政策を取り入れてきた上田氏を評価すべきかを見極め、自主投票の方針を固めたのは告示11日前の16日だった。

 公明道本部関係者は「これまで敵だった上田市長の推薦はできないが、自主投票は最大限の配慮」と語り、上田氏寄りの姿勢を示す。判断を後押ししたのは、11日に発生した東日本大震災。各陣営が活動を自粛し、知名度で勝る現職が有利との観測が一気に広がった。公明の市議団幹部は「自分たちの政策を実現するために勝ち馬に乗るのは当然だ」と言ってはばからない。

  ◇   ◇

 知事選には共産党が推薦する同党道常任委員の宮内聡氏(47)と、前道議会副議長の鰹谷忠氏(60)も立候補を表明している。

 共産は近年、自民、民主の2大政党の間で埋没。政権交代後は有権者の民主への期待感も薄れ、「前回の18万票よりもっと上を目指す」と党勢挽回を狙っていた。だが、震災後は、党員からも「選挙より被災者支援が先」という声が上がる。

 鰹谷氏は道議会で民主会派に属し、会派のほぼ半分の18人が加わる「鰹谷グループ」を率いてきた。しかし、民主道連や連合北海道には支援を求めず、09年11月に早々と立候補を表明。時間をかけて道内を回ってきた。

 ただ、民主など推薦の元農林水産省政策課企画官の木村俊昭氏(50)を支援する連合は「鰹谷氏を支援するなら、選挙はやらない」と、鰹谷グループの道議に圧力をかけており、表立った支援は得られていない。(この企画は、鈴木勝一、中川紗矢子、岸川弘明、和田浩幸、佐藤心哉、堀井恵里子が担当しました)

433チバQ:2011/03/22(火) 21:40:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2011local/280075.html
上田氏が先行、本間氏追走 札幌市長選、6割「未定」 本社世論調査(03/22 09:04)
 27日告示、4月10日投開票の札幌市長選に関して、北海道新聞社は札幌市内で世論調査をし、取材も加味して情勢を探った。3選を目指す現職の上田文雄氏(62)=民主、社民、国民新、市民ネット推薦=が支持を広げ、新人で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)=自民推薦=が追い上げる展開となっている。

 ただ、投票する人を決めていないと答えた人が6割と半数を超えており、情勢はなお流動的ともみられる。

 市長選への関心度では、「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」を合わせた「関心派」は71%で、2月の調査より17ポイント下がり、2007年の前回市長選告示直前の調査の83%に比べても大きく落ち込んでいる。

 東日本大震災後の調査で、地震の被害に有権者の関心が集まった影響があるとみられる。

<北海道新聞3月22日朝刊掲載>

434チバQ:2011/03/22(火) 21:40:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2011local/280074.html
高橋氏、幅広く浸透 木村氏、追い上げ図る 道知事選本社世論調査(03/22 09:04)
 24日告示、4月10日投開票の道知事選で、北海道新聞社は19、20日に行った全道世論調査の結果に独自取材を加え、告示直前の情勢を探った。3選を目指す現職の高橋はるみ氏(57)=自民、公明推薦=が幅広い層に浸透し、元農林水産省企画官の木村俊昭氏(50)=民主、社民、国民新推薦=が追い上げを図っている。しかし、なお5割余が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性もある。

 知事選への関心度は「大いにある」「ある程度ある」を合わせた関心派が81%で、2月26、27日の前回調査から3ポイント減。道内を含め甚大な被害となっている東日本大震災が影響し、関心が高まっていないとみられる。

 投票先を「決めている」「だいたい決めている」を合わせた決定派は前回調査比4ポイント増の47%となったが、2007年3月の知事選告示前調査の61%を大幅に下回っている。今回の「まだ決めていない」は51%。

<北海道新聞3月22日朝刊掲載>

435チバQ:2011/03/23(水) 22:25:15
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103080001
《道議選の構図》(1)
2011年03月08日

■札幌市中央区 現職に元職が挑む


 自民・千葉、民主・段坂、民主推薦の小林の現職3人に、自民公認として道議を3期務め、前回落選した元職の鎌田が挑む。現職3人は実績を強調し、支持拡大を狙う。過去4回トップ当選の段坂は労働組合などの組織固めを進める。千葉と鎌田はともに保守層が支持基盤で、保守票の行方が焦点となる。


■北区 候補8人の激戦か


 8人が立候補を予定し、激戦が予想される。


 自民で4期務めた見延順章が引退し、吉川貴盛前衆院議員の元秘書で長男隆雅が引き継ぐ。道見と2議席を守る構え。民主は4選を目指す蝦名に加え、前回立候補した向井を立て2議席を狙う。共産は2010年7月の参院選比例区に立った岡を擁立し、03年に失った議席の奪還を目指す。市民ネット北海道は、札幌市議の佐藤を擁立する。


■東区


 前回と同じ顔ぶれだが、無所属だった久保が今回は民主公認で、5選を目指す星野とともに民主での2議席獲得を狙う。自民・大崎は保守票を固め、前回2位当選で得た約2万8千票超の上積みを図る。包国は固い基礎票を足場に再選を目指す。金倉は初陣だった前回より知名度が浸透、初当選をうかがう。


■白石区


 主要政党が長年、激しい選挙戦を繰り広げてきたが、共産が擁立見送りの方針を示し、今回は無風の様相に。自民、民主、公明の現職3人で議席を分け合いそうだ。


■豊平区


 前回に続き、自民と民主がそれぞれ2人ずつ擁立し、3議席を争う。道議8期を務めた自民・岩本允が引退し、学校法人副理事長の吉田が後継として立つ。高木は固い支持基盤で再選を狙う。民主は悲願の2議席獲得を目指し、佐野に加え、前回厚別区で立候補した松山を擁立する。


    ◇


 4月10日に投開票される統一地方選の前半戦では道議選が実施される。今回から定数が2減となり、104の議席を48選挙区で争う。4月1日の告示を間近に控え、立候補を予定する顔ぶれと情勢を9回にわけて紹介する。

436チバQ:2011/03/23(水) 22:25:42
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103090001
《道議選の構図》(2)
2011年03月09日

■札幌市南区 元市局長が名乗り


 自民・丸岩と民主・林の現職2人に、みんな・中村が挑む。丸岩は保守票を中心に支持固めを進め、林は労働組合などの組織を固める。元札幌市環境局長の中村は行政経験を強調し、保守層や無党派層への食い込みを図る。


■西区 自民若返りなるか


 7期務めた自民・勝木省三が引退表明し、自民道連の政治塾出身の勝沼が後継として立候補、若返りを図る。7選を目指す和田は組織の引き締めを図る。民主は前回トップで初当選した道下に加え、新顔で30代の岩崎を擁立し、2議席獲得を目指す。


■厚別区


 連合など労組票をまとめ、6選を目指す民主・伊藤と、長く参議院議員秘書を務めた村上が自民から出馬し、議席を分け合うかと思われた。元衆院議員秘書の金沢が「無投票は阻止したい」と立候補の意向を示し、三つどもえの選挙戦となりそうだ。


■手稲区


 前回と同じ顔ぶれの戦いが予想される。3選を目指す角谷と須田はそれぞれ自民と民主の公認を受ける。角谷は保守票、須田は労組票の支持固めを進める。「無投票を避けたい」と、前回立候補した元衆院議員秘書の覚知が再び挑む。


■清田区


 前回は無所属候補が立候補して選挙戦となったが、今回は3人目の動きがない。4選を目指す自民・岩本と、再選を狙う民主・梶谷が議席を分け合うことになりそうだ。

437チバQ:2011/03/23(水) 22:26:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103100003
《道議選の構図》(3)
2011年03月10日

■主要5党ひしめく 函館


■函館市
 自、民の現職5人に、主要政党の新顔3人、無所属新顔1人が立つ見通しで、激戦が予想される。


 川尻、佐々木はこれまでの実績を強調し、建設や水産などの支持基盤固めを急ぐ。平出、斉藤、高橋は労組など支持基盤を中心に票のとりまとめに力を注ぐ。


 公明の志賀谷は、参院議員に転じた横山信一の後継。共産の古岡は若さも強調し、前回選挙で失った議席奪還を狙う。みんなの党公認の三遊亭は市議からの転身を狙う。社会福祉法人理事長で元市議の大日向は3回連続の挑戦。


■北斗市
 3選を目指す民主現職に、自民新顔と無所属元職の2氏が挑む。


 民主・長尾は、道議2期の実績を強調。「お茶懇」とした会合をこまめに重ね、さらなる浸透を図る。人口の多い旧上磯町を地盤とする新関は、北斗市議からの転身をうかがう。前々回選挙後、公選法違反の罪で道議を辞職した河野は、返り咲きを狙う。


■定数1減で混戦に 渡島総合振興局


■渡島総合振興局
 前回より定数が1減となった。自民現職、民主の後継候補のほか、諸派新顔も名乗りをあげ、混戦模様だ。


 前回、無所属で戦った冨原は、今回は2008年に道議在任中に死去した川村正に代わる唯一の自民候補として組織固めを急ぐ。今期限りで引退する現職の後継の笹田は、八雲町職員を辞職して挑戦。新党大地の推薦も受ける。


 無所属・道民党の会の川村は、川村正の次男で、鳩山由紀夫前首相の元秘書。


■檜山振興局
 福原は前回、前々回と自民候補との一騎打ちを制した。元上ノ国町長の知名度と2期の実績を強調して、さらなる支持拡大を図る。自民をはじめ、福原以外に立候補の動きは今のところない。

438チバQ:2011/03/23(水) 22:26:39
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103110002
《道議選の構図》(4)
2011年03月11日

■2氏勇退の後争う 苫小牧市


 自民と民主の現職各1氏が勇退し、4選を目指す自民・遠藤と新顔3氏が争う。


 遠藤は後援会などの組織を中心に支持を固める。民主は元市議の沖田が後継として立候補し、労組を中心に支持拡大を図る。


 重点選挙区とした公明は、市保健福祉部長を退職した安藤を立て、組織票からの上積みを目指す。市議の鳥越は1月下旬、新たな政治団体「無所属・道民党の会」を設立して代表となり、「既存政党にとらわれないで北海道の活性化などを探る」と若者や無党派層への浸透をうかがう。


■室蘭市


 民主・滝口、自民・山本の両現職と新顔・川畑の三つどもえとなりそうだ。5選を目指す滝口、3選を狙う山本はともに実績や経験を強調して支持を固める。前回の室蘭市長選と2009年の衆院選9区に立候補した川畑は若さを前面に支持層拡大を目指す。


■登別市


 自民現職・堀井に民主新顔・赤根が挑む。今のところ、このほかに目立った動きはなく、30代同士の一騎打ちとなる見通し。


 前回選挙で民主推薦の現職を破った堀井は、抜群の知名度と現職としての実績を前面に再選を目指す。1月末で登別市議を辞職した赤根は、連合や鳩山由紀夫前首相の後援会などの支援を受けて支持拡大を狙う。


■伊達市


 民主・中山に対し、今のところ対抗馬を擁立する動きはなく、無投票となる公算が大きい。中山は前回選挙で自民現職を破って初当選。保守層にも浸透を図り、再選を目指す。


■胆振総合振興局


 7選を目指す自民・神戸と、3選を狙う民主・田村以外に、今のところ候補者擁立の動きはみられず、無投票の公算が大きい。


■2現職VS.民主新顔 日高振興局


 前回と同じ顔ぶれの3氏が立候補を表明。自民・藤沢と無所属・金岩の2現職に、民主の新顔馬場が再挑戦する。


 藤沢は若年層への支持拡大を図る。一方、金岩は無党派層への浸透を狙う。馬場は民主公認として、労組や党の組織票から上乗せを目指す。

439チバQ:2011/03/23(水) 22:27:07
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103180001
《道議選の構図》(5)
2011年03月18日

■現新5氏 混戦模様 小樽市


 現職2人に新顔3人が挑む。現職3人と保守系2人と見られたが共産・花岡ユリ子が引退し、混戦模様になっている。


 自民は市議の佐藤禎を公認、前回の保守分裂選挙を制した八田は自民推薦で再選を目指す。元衆院議員の次男佐藤聖もみんなの党の推薦を得て立候補し、保守系3陣営が激しく競い合う。池田は小樽での組合活動が長く、元衆院議員の知名度も生かし地盤を固める。市議だった菊地は共産票のほか女性を中心とした花岡の支持層への浸透を狙う。


■民主初 候補擁立へ 千歳市


 自民推薦の前市議・梅尾は議長を2度務め、各種スポーツ団体の会長を務めるなど知名度は高い。


 小池は小川勝也参院議員の公設秘書。保守地盤の千歳市で初の民主候補で、初当選を目指す。


■恵庭市


 道議だった原田裕市長の転身に伴う一昨年12月の補選の再現。現職の田中は、高橋道政、原田市政とのパイプを強調、市議選の自民党候補と連動する。補選で民主推薦だった柏野は、今回は公認。小まめに地域を回るが、党への風向きがどう影響するか。


■北広島市


 民主の現職が引退、市議同士の一騎打ちとなりそうだ。自民推薦の野原は「即戦力」をキーワードに市内を一巡。小岩は知事選立候補予定の木村俊昭と連携、浸透を図る。


■江別市


 前回と同じ自民・布川と民主・勝部以外に立候補の動きはなく、2期連続で無投票となる可能性が高い。 


■岩見沢市


 河合は前回、2度目の挑戦で、自民現職を破って当選。国民新党の推薦を受け、「市民目線」を強調しながら労組・農民票を固める。市議3期目で自民党岩見沢支部の総務会長を務める村木は自民推薦の無所属で臨む。


■美唄市


 前回は無投票。4選を目指す柿木に、美唄市議の紫藤が挑む。柿木は商工業者や農業関係者らの支持を固めてきた。民主党と国民新党の推薦を得た紫藤は連合などの基礎票に加え、市議5期の知名度で幅広い層への浸透を目指す。


■滝川市


 3選を目指す大河に、前砂川市議の武田が挑む。前回まで大河、前田康吉の保守系同士の同じ顔合わせの戦いが続いた。前田が滝川市長選に転じて無風と思われたが、2月になって武田が立候補を表明。滝川に転居した。大河は保守層を固め、前回前田を推した公明票の取り込みにも努める。武田は若さを訴える。


■石狩市・石狩振興局


 自民・内海と、無所属で民主、新党大地、社民から推薦を受ける織田の現職2人以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。


■後志総合振興局


 自民、民主の現職3人のほかに立候補の動きはなく、無投票となる見込みだ。


■空知総合振興局


 今のところ、4氏以外に立候補の動きはなく、無投票となりそう。自民は前回、現職2人を立てたが1人が落選。今回は釣部1人に絞り込んだ。元道農民連盟委員長の北は農民票を中心に支持拡大を図り、稲村は自治労など労組票を固め再選を目指す。荒当は以前勤務した芦別を拠点に稲津久衆院議員の地盤を引き継ぐ。

440チバQ:2011/03/23(水) 22:27:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103190001
《道議選の構図》(6)
2011年03月19日

■公明、元記者を擁立 旭川市


 公明の新顔以外は前回と同じ顔ぶれの戦いになりそう。


 自民は前回3人を擁立したが今回は現職2人。前回トップ当選の加藤は5選、3位当選の東は3選を目指す。民主は木村、三井がともに3期の実績を訴え、2議席確保を狙う。


 公明は荒島仁が引退し、元北海道新聞記者の吉井を擁立、支持組織を固めて議席死守を目指す。共産・真下は基礎票を上積みし3選に挑む。


 前回次点に泣いた菅原は自民を離党し、みんなの党公認で返り咲きを狙う。


■留萌市


 石塚が3選を目指す。前回は自民公認で立候補したが、今回は推薦にとどめ、無所属で幅広い層からの支持を狙う。民主、連合が候補擁立を目指したが、断念の方向で、無投票の公算が大きい。


■名寄市


 自民現職の加藤唯勝が引退表明し、後継として市議で元旧風連町議会議長の中野が昨年12月に立候補を表明。自民道連の推薦を受けた。民主や連合名寄が候補擁立を目指すが、難しい情勢だ。


■稚内市


 3選を目指す吉田は2期の実績を前面に出し、支持を広げる。民主は候補者擁立を模索するが、難しい状況になりつつある。


■上川総合振興局


 現職3氏以外に立候補の動きはなく無投票となりそう。


 自民の竹内、本間は共に5選を目指す。美瑛、富良野をそれぞれ地盤に自民票を中心に支持拡大を図る。民主・北口は士別を地盤に再選を狙う。


■5選阻止へ2新顔 留萌総合振興局


 5選を目指す現職の自民・工藤に、小平忠正衆院議員の元秘書で民主新顔の花田と、無所属・道民党の会の自営業飯田が挑む。


■宗谷総合振興局


 30代の元衆院議員秘書同士の一騎打ちの公算が大きい。


 前回7選を目指した79歳の現職を下し、初当選を果たした田島は再選を目指す。


 自民は、武部勤衆院議員のもとで宗谷担当だった元秘書、三好を擁立。稚内を拠点に8年間活動してきた経験をいかし浸透を図る。

441チバQ:2011/03/23(水) 22:27:56
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103220001
《道議選の構図》(7)完
2011年03月22日

■新顔3人挑み白熱 釧路市


 自民、公明、民主の現職3人に対し、有力新顔3人が立つ見通しで、混戦模様になっている。


 自民道議だった蝦名大也が約3年前に市長に転身し、現在欠員1。自民は小畑のほか、笠井を公認し2議席獲得を目指す。地盤が重なり、「共倒れ」も危惧される。


 民主・橋本は組織をまとめる。公明の戸田は実績を強調し、組織を固める。


 無所属の山崎は「蝦名後継」を訴えるとともに新党大地の推薦を受けた。共産・松永は組織票に加え、無党派層への浸透にも力を入れる。


■無投票一転 激戦に 帯広市


 前回は無投票。新党大地の鈴木宗男代表の秘書だった市議の山崎が立つことで、一転して激戦になりそう。


 清水は鈴木直系だったが1999年の選挙から系列を離脱、故中川昭一の支援を受けた。残っているとされる「鈴木票」が山崎に流れることに警戒感を募らせる。


 市職労副委員長、市議を務めた三津も95年の選挙では、「まさか」の落選。民主が山崎を推薦し、民主票の目減りの懸念がある。


 中川直系の小野寺は2003年選挙で5期20年務めた父親の後継として初当選。初の自前選挙となり、実力が試される。


 山崎は大地票を固めるとともに、祖父が特定郵便局長だったことから郵政の支援などにも期待をかける。


■根室市


 自民・松浦と、新党大地根室支部長で元市議会議長の遠藤はともに根室育ちの56歳。同年代による一騎打ちになりそうだ。


 松浦は保守分裂の一騎打ちとなった前回、無所属で自民現職を破り初当選。選挙直後に自民に復党し、保守層を固めて再選を目指す。


 遠藤は昨年10月、大地の鈴木宗男代表から直接要請され、1月に出馬を表明。根強い大地票に加え、民主支持層や保守層への浸透も図る。


■北見市


 前回は無投票。その後、民主道議だった小谷毎彦が2008年に市長に転身。後継の座を巡り、民主の公認と推薦の新顔2氏が立候補を表明し、分裂の様相もはらんだ三つどもえの戦いとなりそう。


 5期目を目指す自民・船橋は追われる立場だけに保守層への支持固めに余念がない。


 民主公認で元衆議院議員秘書の長南は、支持母体の労組など組織票への浸透を図る。一方、元北見市議で鈴木宗男前衆院議員の元秘書の鳥越は、松木謙公衆院議員の支援などを得て、民主と大地が推薦。市議4期の実績をアピールして市内を精力的に回る。


■網走市


 鰹谷忠前副議長が知事選立候補のため辞職したのに伴う昨年1月の補欠選挙で無投票当選した元市議佐藤に、武部勤自民党元幹事長の元秘書新谷が挑む。1995年以来16年ぶりの選挙戦が確実だ。


 ともに無所属だが、佐藤は民主、社民、大地が推薦。新谷は自民党網走支部などで組織する「新しい網走を創る百人委員会」が推薦。


■紋別市


 自民推薦で再選を目指す北原に、民主陣営が候補を擁立できるかが焦点だったが、党支部は15日に擁立を断念、無投票の公算が大きい。


■十勝総合振興局


 自民2、民主、民主系の現職4人のほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。前回も同じ顔ぶれで、共産の擁立見送りで無投票になったが、共産は今回も見送りを決めている。


■釧路総合振興局


 自民・小松、民主・岡田の両現職の間に、戸羽が無所属での立候補を今月表明、12年ぶりの選挙戦となりそう。


 岡田、小松は実績を訴えて地盤を固め、戸羽は草の根を中心とした活動を展開する。


■根室振興局


 3選を目指す自民・中司に、仲野博子衆院議員(民主)の秘書だった実妹の浜田が民主公認で挑む。


 民主は候補者選びが難航し、無風の観測も流れたが、浜田が7日に表明。一転して自民、民主の一騎打ちの様相に。中司は2期の実績を強調、陣営の引き締めをはかる。


■オホーツク総合振興局


 今回から定数が1減。自民現職の石井孝一議長が引退を表明。高橋、日下の現職2氏のほかに立候補の動きはなく、自民、民主が議席を分け合う形となりそう。

442チバQ:2011/03/23(水) 23:16:01
鰹谷忠はなにを考えて選挙に出たんすかね?
>>167の頃なんて大派閥のトップだったのに・・・

443チバQ:2011/03/23(水) 23:24:47
滝川市
■07年市長選
12,913(50.7%) 田村弘 60 無所属(自) 現 2 市長
12,566(49.3%) 柴田文男 47 無所属(民) 新 (元)滝川市議
■07年県議選
13,768(52.7%) 大河昭彦 60 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書   →会派はフロンティア
 12,375(47.3%) 前田康吉 52 自民 元 会社代表取締役

444チバQ:2011/03/26(土) 11:21:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000005-mailo-hok
道議選展望:統一地方選/1 /北海道
毎日新聞 3月21日(月)10時21分配信

 統一地方選第1ラウンドの道議選(4月1日告示、10日投開票)は48選挙区で実施される。定数は前回から2減の104議席で、これまで146人が立候補を表明してる。ただ、15選挙区は無投票となる公算が大きい。立候補予定者の顔ぶれと情勢を紹介する。
 ◇8氏が予定、激戦模様−−北区
 ◇自、民、公、共の対決に−−東区
 ◇札幌市中央区(定数3)
千葉英守 61 自現(2)
段坂繁美 61 民現(5)=[社][国]
小林郁子 63 無現(1)=[民]
鎌田公浩 48 無元(3)
 当初は根室管内から出馬を目指していた鎌田氏が一転、古巣の中央区に参戦。元自民党道議だが、今回は無所属。自民は千葉氏が3選を目指す。民主は段坂、小林両氏を支援し、2議席獲得を狙う。
 ◇札幌市北区(定数4)
道見重信 65 自現(1)
蝦名清悦 59 民現(3)=[社]
佐藤英道 50 公現(4)
吉川隆雅 34 自新
向井昭彦 46 民新=[国][大]
岡千陽  47 共新
佐藤典子 55 ネ新
谷口信司 38 無新
 定数の倍の8人が立候補を表明し、激戦模様。自民の道見氏は根強い個人票があり前回は2位で初当選。新人の吉川氏は4期務めた見延順章氏の後継。民主は前回と同じ蝦名氏と向井氏を擁立した。公明の佐藤氏は基礎票への上積みが課題。岡氏は03年に失った共産の議席奪還が悲願。市民ネットワーク北海道からは札幌市議の佐藤氏が初挑戦する。
 ◇札幌市東区(定数4)
大崎誠子 54 自現(2)
星野高志 59 民現(4)
久保雅司 54 民現(3)=[国]
包国嘉介 45 公現(1)
金倉昌俊 36 共新
 前回と同じ顔ぶれの5人が立候補する。自民は今回も大崎氏に絞り、確実な議席獲得を目指す。民主は前回トップ当選の星野氏と前回は無所属で最下位当選だった久保氏を公認。労組の票割りなどで、2議席確保を狙う。公明の包国氏は堅い基礎票に浮動票を積み重ね、再選を目指す。前回441票差で次点となった共産の金倉氏は、幅広く票の掘り起こしを進める。
 ◇札幌市白石区(定数3)
伊藤条一  55 自現(5)
広田まゆみ 47 民現(1)=[国]
森成之   57 公現(3)
 共産が候補擁立を見送る方針で、無投票の可能性が高い。
 ◇札幌市厚別区(定数2)
伊藤政信 67 民現(5)=[国][大]
花崎勝  57 自新
金沢敬  42 諸新
 自民は当初擁立した伊達忠一参院議員元秘書の出馬断念を受け、町村信孝元官房長官秘書の花崎氏を擁立。前回トップ当選した民主の伊藤氏は、労組票などを着実に固める。金沢氏は元衆院議員秘書。
 ◇札幌市豊平区(定数3)
高木宏寿 50 自現(1)
佐野法充 62 民現(3)=[国]
吉田祐樹 38 自新
松山丈史 37 民新
 自民の高木氏は元道議の父親から継いだ地盤も強固で、前回に続きトップ当選を狙う。吉田氏は8期務めた岩本允道議の後継。民主は2議席獲得を目指す。道連幹事長の佐野氏はこれまで最下位当選で、票の上積みが課題。松山氏は前回は党推薦で厚別区から出馬したが、選挙区を替えて公認で戦う。

445チバQ:2011/03/26(土) 11:22:02
 ◇札幌市清田区(定数2)
岩本剛人 46 自現(3)
梶谷大志 39 民現(1)=[国]
 岩本氏、梶谷氏以外に出馬の動きがなく、無風の可能性が高い。
 ◇札幌市南区(定数2)
丸岩公充 69 自現(4)
林大記  59 民現(4)=[国]
中村敬臣 58 み新
 自民の丸岩氏と民主の林氏のベテラン現職に、みんな新人が挑む。中村氏は元札幌市環境局長で市OBも支援。自民、民主の批判票も狙う。
 ◇札幌市西区(定数3)
和田敬友 60 自現(6)
道下大樹 35 民現(1)=[国]
勝沼栄明 36 自新
岩崎道郎 38 民新
 自民は7選を目指す和田氏に加え、7期務めた勝木省三氏の後継として札幌市の医師の勝沼氏を擁立。民主は前回大差でトップ当選した道下氏と新人の岩崎氏の票割りが課題。
 ◇札幌市手稲区(定数2)
角谷隆司 64 自現(2)
須田靖子 59 民現(2)=[国]
覚知壮太 34 無新
 前回と同じ顔ぶれ。3選を目指す自民現職の角谷氏と民主現職の須田氏に、新人の覚知氏が挑む。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◇名鑑の見方
 立候補者のカッコ内数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽公=公明党▽共=共産党▽み=みんなの党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽国=国民新党▽大=新党大地▽諸=諸派の公認。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

3月21日朝刊

446チバQ:2011/03/26(土) 11:22:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000058-mailo-hok
道議選展望:統一地方選/2 /北海道
毎日新聞 3月22日(火)11時7分配信

 ◇定数6に9氏が予定−−函館市
 ◇3現職に3新人挑む−−釧路市
 ◇函館市(定数6)
川尻秀之  65 自現(5)
佐々木俊雄 60 自現(1)
平出陽子  62 民現(5)=[社]
斉藤博   59 民現(3)=[国]
高橋亨   57 民現(2)
志賀谷隆  57 公新
古岡友弥  34 共新
三遊亭洋楽 52 み新
大日向豊吉 61 無新
 民主は平出、斉藤、高橋の現職3氏が組織票を分け議席死守を狙う。自民の川尻、佐々木両氏は菅内閣の支持率低下もあり浮動票の取り込みをうかがう。公明の志賀谷氏は参院議員に当選した横山信一氏の後継。古岡氏は共産の議席奪還を目指す。みんなの三遊亭氏、無所属の大日向氏は無党派層に訴える。
 ◇小樽市(定数3)
池田隆一  66 民現(2)=[国]
八田盛茂  54 無現(1)=[自]
佐藤禎洋  51 自新
菊地葉子  59 共新
佐藤聖一郎 35 無新=[み]
 自民公認の佐藤禎洋氏は小樽市議からの挑戦。現職の八田氏は自民推薦を受ける。民主は前回トップ当選の池田氏が出馬。共産は引退した現職後継として市議2期目の菊地氏を擁立。無所属の佐藤聖一郎氏は保守層や若年層の取り込みを狙う。
 ◇旭川市(定数6)
加藤礼一  57 自現(4)
東国幹   43 自現(2)
木村峰行  61 民現(3)=[社]
三井あき子 49 民現(3)=[国]
真下紀子  54 共現(2)
吉井透   51 公新
菅原範明  55 み元(1)
 民主は木村、三井両氏が労組を中心に支持基盤を固める。3人目の擁立は困難な情勢。自民は、東、加藤両氏が保守票をまとめる。共産の真下氏は3選を目指す。公明の吉井氏は知名度アップを図る。みんなは前回自民から出た菅原氏を公認。前市議の安住太伸氏との一本化に成功した。
 ◇室蘭市(定数2)
山本雅紀 66 自現(2)
滝口信喜 64 民現(4)=[社][国]
川畑悟  39 無新
 民主の滝口氏、自民の山本氏の両現職は支持固めを図る。09年衆院選道9区で自民から出馬した川畑氏は離党し、若さを訴える。

447チバQ:2011/03/26(土) 11:22:46
 ◇釧路市(定数4)
小畑保則 62 自現(2)
橋本豊行 57 民現(1)=[社]
戸田芳美 61 公現(2)
笠井龍司 45 自新
松永俊雄 62 共新
山崎晃  56 無新=[大]
 現職3人に新人3人が挑む激戦区。自民は現職の小畑氏に加え、公募で前釧路市議の笠井氏を公認。2議席の維持を目指す。前回トップ当選の民主の橋本氏は民主政権への逆風が懸念材料。戸田氏は公明支持層以外への支持拡大が課題。松永氏は共産初の議席獲得を目指す。新党大地推薦の山崎氏は民主の協力を得られるかが焦点。
 ◇帯広市(定数3)
清水誠一 62 自現(5)
小野寺秀 47 自現(2)
三津丈夫 65 民現(4)=[社][国]
山崎泉  37 無新=[民][大]
 前帯広市議の山崎氏が民主、新党大地の推薦で立候補表明し、8年ぶりの選挙戦に。自民は清水、小野寺の両氏が支持固めを急ぐ。道議会民主党・道民連合会長を務める三津氏は5選を目指す。
 ◇北見市(定数2)
船橋利実 50 自現(4)
長南幸子 53 民新=[社]
鳥越良孝 54 無新=[民][大]
 民主は候補者調整に失敗。民主公認を得た長南氏は連合の支援を受け、組織票の上積みを目指す。民主推薦の鳥越氏は道12区総支部代表の松木謙公衆院議員が支援。新党大地も推薦。自民の船橋氏は保守層をまとめる。
 ◇岩見沢市(定数1)
河合清秀 64 民現(1)=[国]
村木中  43 無新=[自]
 再選を目指す河合氏は、4年間の実績を訴える。前市議の村木氏は自民党員だが、無所属で立候補。若さをアピールする。
 ◇網走市(定数1)
佐藤伸弥 37 無現(1)=[民][社][大]
新谷正樹 28 無新
 民主推薦の現職と保守系新人の一騎打ち。佐藤氏は昨年11月の市長選で、民主推薦候補が敗れた影響が懸念材料。新谷氏は武部勤元自民党幹事長の元秘書だが、無所属で出馬する。
 ◇留萌市(定数1)
石塚正寛 59 無現(2)=[自]
 民主の候補擁立が難航。無風の可能性も。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◇名鑑の見方
 立候補者のカッコ内数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽公=公明党▽共=共産党▽み=みんなの党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽国=国民新党▽大=新党大地▽諸=諸派の公認。無は無所属。。[]囲みの文字は推薦・支持する政党。

3月22日朝刊

448チバQ:2011/03/26(土) 11:23:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000014-mailo-hok
道議選展望:統一地方選/3 /北海道
毎日新聞 3月23日(水)10時55分配信

 ◇自民現と民主新激突−−登別市
 ◇新人同士一騎打ちに−−北広島市
 ◇苫小牧市(定数3)
遠藤連  57 自現(3)
沖田清志 47 民新=[国]
安藤邦夫 58 公新
鳥越浩一 42 諸新
 自民現職の遠藤氏、民主新人で昨年の市長選に挑んだ前市議の沖田氏が基盤を固める。公明新人の安藤氏は苫小牧市区で同党初の議席を狙う。市議2期を務め「無所属・道民党の会」の鳥越氏は無党派層に訴える。
 ◇稚内市(定数1)
吉田正人 50 自現(2)
 民主は候補擁立が難航。吉田氏以外に出馬の動きなく、無投票となる可能性が大きい。
 ◇美唄市(定数1)
柿木克弘 43 自現(3)
紫藤政則 62 無新=[民][国]
 自民現職で4期目に挑む柿木氏は昨夏に出馬表明し、支持固めを図る。民主推薦の新人、紫藤氏は1月に出馬表明。市議5期の知名度で支持拡大を目指す。
 ◇江別市(定数2)
布川義治 61 自現(3)
勝部賢志 51 民現(2)=[国]
 自民、民主の現職が出馬表明。2期連続で無投票となりそうだ。
 ◇紋別市(定数1)
北原秀一郎 59 無現(1)=[自]
 自民推薦の北原氏が無投票再選する見通し。民主は女性新人の擁立を目指したが、不調に終わった。
 ◇名寄市(定数1)
中野秀敏 54 無新=[自]
桜庭康喜 69 無新
 中野氏は5期務めた自民の加藤唯勝氏の後継候補。元名寄市長の桜庭氏が22日に出馬表明。民主が推薦する可能性も。
 ◇根室市(定数1)
松浦宗信 56 自現(1)
遠藤輝宣 56 無新=[大]
 自民現職の松浦氏に、前市議長の遠藤氏が挑む。両氏は小中高校が同じで、根室青年会議所でともに活動。市内を二分する激しい戦いになりそう。
 ◇千歳市(定数1)
梅尾要一 55 無新=[自]
小池修生 44 民新
 民主党は結党以来初めて候補を擁立、自民推薦の新人との一騎打ちに。梅尾氏は自衛隊票などの保守層の支持を固める。元参院議員秘書の小池氏は出遅れたが、中央とのパイプをアピールし保守地盤への切り込みを狙う。
 ◇滝川市(定数1)
大河昭彦 64 無現(2)
武田圭介 33 無新
 現職対新人の一騎打ちに。現職の大河氏は組織を固め、3選を目指す。前砂川市議の武田氏は知名度アップが課題。草の根選挙に徹している。
 ◇登別市(定数1)
堀井学  39 自現(1)
赤根広介 30 民新=[社][国][大]
 自民現職の堀井氏と民主新人の赤根氏がぶつかる。前回、民主推薦現職の6選を阻んだ堀井氏は冬季五輪銅メダリストという高い知名度に加え、4年間の実績を訴える。赤根氏は登別市議を辞職しての挑戦。鳩山由紀夫前首相の後援会の支援を得て浸透を図る。
 ◇恵庭市(定数1)
田中芳憲 54 自現(1)
柏野大介 31 民新=[国]
 09年12月の補選に続き、自民の田中氏と民主の柏野氏の一騎打ちとなる公算が大。田中氏は市長との連携を強調し、企業・団体を回る。前回は無所属の柏野氏は、党公認で背水の陣に臨む。
 ◇伊達市(定数1)
中山智康 35 民現(1)=[国]
 中山氏のほかに出馬の動きがなく、無投票となる公算が大きい。
 ◇北広島市(定数1)
小岩均 51 民新=[国][大]
野原薫 63 無新=[自]
 民主の沢岡信広氏の引退に伴い、新人同士の一騎打ちに。後継の民主公認の小岩氏は市議長で、旧広島町から18年間の議員経験をアピール。野原氏は、道警勤務時に道議会を担当した経験から即戦力を強調。推薦する自民は16年ぶりの議席奪還を狙う。
 ◇石狩市・石狩管内(定数2)
内海英徳 68 自現(2)
織田展嘉 64 無現(2)=[民][社][大]
 内海氏、織田氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算。
 ◇北斗市(定数1)
長尾信秀 65 民現(2)=[国]
新関一夫 55 自新
河野光彦 70 無元(1)=[大]
 民主の長尾氏は旧大野町議長で、3選を目指す。新関氏は北斗市議から転出し、自民公認で出馬。元職の河野氏は04年に公職選挙法違反(買収、事前運動)の有罪が確定。再び立候補する。=つづく

449チバQ:2011/03/26(土) 11:23:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000008-mailo-hok
道議選展望:統一地方選/4止 /北海道
毎日新聞 3月24日(木)10時40分配信

 ◇現新三つどもえに−−渡島管内
 ◇30代の若手対決に−−宗谷管内
 ◇渡島管内(定数2)
冨原亮  38 自現(1)
笹田浩  50 民新=[大]
川村主税 40 諸新=[民][国]
 前回より定数1減。現職1人、新人2人の三つどもえの戦いに。自民は現職の冨原氏が地元の七飯町などで支持を固める。民主は現職の岡田俊之氏の後継として八雲町職労出身の笹田氏を公認したほか、川村氏の支持を決めた。08年に死亡した自民道議の川村正氏の次男で、民主、自民票の取り込みを狙う。
 ◇檜山管内(定数1)
福原賢孝  63 民現(2)=[国][大]
佐々木俊司 45 自新
 前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなりそう。3期目を目指す民主現職の福原氏は元上ノ国町長。前回は接戦の末に当選し、今回も支持固めを急ぐ。自民は候補者選びが難航し、3月上旬に厚沢部町の建設業、佐々木氏を再び擁立した。
 ◇後志管内(定数3)
村田憲俊 61 自現(2)
中村裕之 50 自現(2)
市橋修治 61 民現(1)=[国]
 現職3氏が出馬を表明。ほかに立候補の動きは無く、無投票となる可能性が高い。
 ◇空知管内(定数4)
釣部勲  65 自現(5)
北準一  65 民現(2)=[国]
稲村久男 55 民現(1)
荒当聖吾 44 公新
 現職と新人の4氏が立候補を表明。無投票となる公算が大きい。
 ◇上川管内(定数3)
本間勲  66 自現(4)
竹内英順 51 自現(4)
北口雄幸 54 民現(1)=[社][国][大]
 自民、民主の現職3氏以外に動きはなく、無風の可能性が高い。
 ◇留萌管内(定数1)
工藤敏郎 73 自現(4)
花田茂巳 59 民新=[国]
飯田佳宏 38 諸新
 2回連続の無投票から一転、2新人が現職に挑む。羽幌町を中心に後援会組織を整える工藤氏は5選を目指す。民主は小平忠正衆院議員の秘書だった花田氏を擁立。連合も支援する。飯田氏は「無所属・道民党の会」から出馬する。
 ◇宗谷管内(定数1)
田島央一 33 民現(1)=[国][大]
三好雅  36 自新
 現職道議最年少の民主の田島氏は松木謙公衆院道議員の元秘書。衆院12区で争う武部勤・元自民党幹事長が元秘書の三好氏を擁立した。田島氏は党への逆風の中、実績を強調。三好氏は地盤固めを進める。今回から宗谷管内に編入した幌延町の票の動きも焦点。
 ◇オホーツク管内(定数2)
高橋文明 58 自現(6)
日下太朗 64 民現(3)=[国]
 今回から定数が1減となったが、道議会議長の石井孝一氏が引退。現職2人が立候補予定で、無投票の可能性も。
 ◇胆振管内(定数2)
神戸典臣 71 自現(6)
田村龍治 59 民現(2)=[国]
 現職2人の他に立候補の動きはない。16年ぶりの無投票の公算。
 ◇釧路管内(定数2)
小松茂  53 自現(2)
岡田篤  60 民現(3)=[社][国]
戸羽俊州 43 無新
 12年ぶりの選挙戦に。自民の小松氏は1次産業を基盤に支持拡大を図る。民主の岡田氏は労組票などの基盤固めを進める。無風の公算だったが、無所属の戸羽氏が今月上旬に「有権者に選択肢を与えたい」と立候補表明。
 ◇根室管内(定数1)
中司哲雄  63 自現(2)
浜田真佐子 49 民新
 3期目を目指す自民現職の中司氏に、民主新人の浜田氏が挑む。当初は別の新人が立候補を表明したが、辞退。民主が3月に入って仲野博子衆院議員の実妹で公設秘書だった浜田氏を擁立した。
 ◇日高管内(定数2)
藤沢澄雄 54 自現(2)
金岩武吉 66 無現(2)
馬場修  56 民新=[国]
 現職は地元の牧場主で自民の藤沢氏と、鳩山由紀夫前首相の元秘書で無所属の金岩氏。元道職員で連合日高役員を務める民主新人の馬場氏が労組を背景に再挑戦する。
 ◇十勝管内(定数4)
喜多龍一   59 自現(4)
大谷亨    63 自現(3)
池本柳次   64 民現(3)=[社][国]
佐々木恵美子 61 無現(3)=[民]
 現職4氏が出馬表明。前回に続き無投票となる公算が大きい。=おわり

450チバQ:2011/03/27(日) 12:17:32
http://www.tokachi.co.jp/news/201103/20110326-0008479.php
中川昭一元秘書・帯広市議が酒酔い運転
2011年03月26日 15時15分
 神谷博之帯広市議が26日、酒酔い運転で逮捕され、議会や地元政治関係者に大きな波紋を広げている。自民党帯広支部は26日、神谷議員の党籍除名、公認取り消しを決定、市議会も同日午後に各派の代表者を集めて議員辞職勧告など対応を協議する。これらの動きを踏まえて神谷議員は議員辞職、市議選の立候補を辞退する方向で、後援会も解散した。市議選(4月17日告示、同24日投票)は神谷議員を含めて定数と同じ32人しか立候補を表明しておらず、告示まで3週間に迫った時期に、定数に満たない異常事態を迎えた。

 25日は3月議会の最終日で、各会派は議会終了後に懇親会を開いていた。再選を目指す現職は議会閉会を受け、改選に向けての活動を一斉に始める予定だった。

 神谷議員は1955年、帯広市生まれ。名城大商学部卒。中川昭一元財務・金融相の元秘書で、現在は会社を経営。昨年4月の市議補選で初当選した。健康上の理由で秘書を辞職しており、その後も治療に専念。自身のパンフレットにも「酒は10数年前より嫌いになった」と書いていたことから、飲酒運転の事態に周囲は驚いている。

 後援会は今回の事態を受け、議員辞職と市議選立候補の辞退は避けられないと判断、26日対応を協議し解散を決めた。役員は「社会的に許されない不祥事。組織を存続すること自体が問題。支持者にはおわびして回る」と語った。

 市議会の石井啓裕議長は「ただ驚いている。各議員は緊張感を持って公務に精励してほしい」と話す。市議会は緊急に代表者による会議を招集、事態の収拾に動く構え。神谷議員が所属する隗始会の渡辺和寛会長は「非常に驚いている。遺憾だ。(前夜の懇親会は)午後9時半過ぎに終わり、その後の行動は分からない」としている。

 神谷議員を公認した自民党帯広支部は26日午前11時、支部事務所で緊急三役会を開き、公認取り消し、党籍除名手続きに入ることを決めた。小野寺秀支部長は「まことに遺憾で有権者の方々には大変申し訳ない。政治家としての身の処し方は個人の判断になるが、辞職するのではないか」としている。

 神谷議員の立候補辞退で、市議選の立候補予定者は現時点では31人となり、定数(32)から1足りない状態に。経済界、市民グループ、政党レベルによる候補擁立作業が再び活発化するとみられる。

 半面、現職市議の資質やモラルを問われる今回の不祥事に、選挙関係者は「候補が何人になるかは別として、有権者の市議選に対する関心は低くなるだろう」と話している。

逮捕容疑認める 
 帯広署は26日、帯広市西20、帯広市議会議員の神谷博之容疑者(56)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、同容疑者は呼気検査に素直に応じ、「酒を飲んで運転したのは間違いありません」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、同日午前0時35分ごろ、同市西18南4の市道で、酒に酔った状態で乗用車を運転した疑い。

 同署によると、約10分前に同市西9南14付近の通行人から「蛇行運転している車がある」と110番通報があり、警戒していた署員が、止まったり発進したりを繰り返す不審な車を発見。停車させて運転していた同容疑者を調べたところ、真っすぐ歩けない状態で、検査では基準値(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム)の3倍のアルコールが検出されたという。

 同署は同容疑者が同市内の飲食店数軒で飲酒した後、帰宅する途中だったとみて、飲んだ場所や量、同席者の有無などを調べている。

451チバQ:2011/03/28(月) 22:42:00
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001103280003
札幌市長選 2氏の争い 民・自対決
2011年03月28日


■民・自対決の構図に


 札幌市長選が27日、告示された。現職で民主党などが推薦する上田文雄氏(62)と、元総務省自治大学校研究部長で自民党推薦の本間奈々氏(41)が立候補を届け出て、民主・自民対決の構図となった。財政再建やごみ減量化など、2期8年の実績を強調する上田氏に、公共投資を増やして札幌の経済活性化を説く本間氏が挑む。公明党や経済界は、自主投票を決めている。投票日は4月10日で、即日開票される。


   ◇


 上田氏は午前9時10分ごろ、札幌市中央区の時計台前で第一声を上げた。


 支援者や民主党の国会議員らが拍手を送る中で、上田氏が姿を見せた。財政再建やごみ減量化、敬老パス廃止などの2期8年の実績を強調した。「公共事業で街を活性化する時代は終わった」と本間氏との路線の違いを示した。幅広い支持獲得を意識してか、民主党の国会議員らの演説はなかった。


 第一声後、上田氏は東日本大震災の被災者への配慮から、選挙カーでの活動は自粛。拡声機を持って市中心部を歩き回り、JR札幌駅やデパート前などで演説を展開。さらに、狸小路商店街や地下歩行空間を練り歩き、市民に直接支持を訴えた。上田氏は「この選挙は8年間の評価を受ける選挙」と話した。


 一方、本間氏は午前9時20ごろ、JR札幌駅南口で第一声を行った。支援者らに見守られながら、本間氏は「札幌と道もねじれが問題」と指摘し、「知事としっかりスクラムを組んで札幌再生、北海道再生を目指す」との決意を述べた。知事選に立候補している高橋はるみ知事も応援に駆けつけ、「2人のコンビで強い札幌、強い北海道を作る戦いが始まる」とエールを送った。


 また、自民党の町村信孝・衆院議員も「本間候補は停滞した札幌市政をチェンジしようと、4カ月前に立候補表明をした。ぜひ逆転勝ちを、皆さんの力で実現しようじゃありませんか」と聴衆に呼びかけた。本間氏はその後、高橋知事や長谷川岳・参院議員らと一緒に市中心部を歩き、通行人らに支持を呼びかけた。

452チバQ:2011/03/30(水) 20:04:26
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110329ddlk01010206000c.html
2011統一地方選・北海道:大物の応援減少 震災影響、野党系候補ら落胆 /北海道
 東日本大震災の影響で、知事選や札幌市長選の応援演説に駆け付ける大物国会議員が大幅に減少している。与野党ともに震災対応に追われているためで、大物と連動して顔を売り込みたかった野党系の候補からはため息が漏れる。一方、低迷する内閣支持率の影響を懸念していた民主系の候補からは、これを機にさらに党派色を薄めようとする思惑も見え隠れする。【和田浩幸、岸川弘明、佐藤心哉、中川紗矢子】

 3選を目指す現職の高橋はるみ氏(57)=自民、公明道本部推薦=の陣営では、告示前に自民党の大島理森副総裁らの道内入りを予定していたが、震災の影響でキャンセル。告示以降の応援予定は増田寛也元総務相だけだ。前回は中川秀直幹事長(当時)や太田昭宏・公明党代表(同)などの大物が続々と駆け付けていただけに、陣営幹部は「選挙が盛り上がらないのは残念」と話す。

 札幌市長選候補の元総務省自治大学校部長の本間奈々氏(41)=自民推薦=にとって、大物の応援キャンセルはさらに痛手だ。陣営幹部は「このご時世だから仕方がない」とあきらめた上で、「高橋氏としっかりスクラムを組みたい」と強調。現職知事の人気に全面的にあやかる考えだ。

 知事選に立候補した共産党道常任委員の宮内聡氏(48)=共産推薦=の陣営は、4月4日に共産党の市田忠義・書記局長を招く。しかし、志位和夫委員長の震災後の来道は実現できそうになく、陣営幹部は「委員長が来るのと来ないのとでは有権者へのインパクトが違う」と肩を落とす。

 一方、知事選に立候補した元農林水産省政策課企画官の木村俊昭氏(50)=民主、社民、国民新推薦=と、札幌市長選に出馬した現職の上田文雄氏(62)=民主、社民、国民新、市民ネット推薦=の民主系両陣営にも、現役閣僚や党幹部の応援予定はない。

 民主党道連幹部は「震災の対応でそれどころではない」と話すが、両陣営とも民主政権の支持率低迷を懸念し、震災前から党派色を薄める方針だった。上田氏陣営の幹部は「(応援に来てもらうと)民主への反感が市長に向かうこともあると思う」と語っていた。

 知事選には前道議会副議長の鰹谷忠氏(60)も出馬しているが、政党の支援を受けずに選挙運動を進めており、影響は出ていない。

453チバQ:2011/03/30(水) 20:07:27
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110328ddr041010003000c.html
挙:札幌市長選 上田氏、民主色薄め 本間氏、自民丸抱え−−告示
 ◇政党と距離、対照的
 27日に告示された札幌市長選は前回(07年)と同様、民主系現職に自民系新人が挑む構図となったが、政党との距離は対照的だ。現職の上田文雄氏(62)=民主、社民、国民新、市民ネット推薦=はこの日、民主党議員との連動はなく、「市民党」を演出。新人の本間奈々氏(41)=自民推薦=陣営は自民党の国会議員や北海道議、札幌市議を動員した「党丸抱え」の選挙戦を展開した。

 午前8時40分、上田氏の第一声を聞こうと札幌市時計台前に集まった約100人の聴衆の中には、民主党の衆院議員や道議、市議の姿もあった。しかし、マイクを握ったのは司会を務めた徳永エリ参院議員のみ。応援演説は後援会関係者や、民主など推薦の知事候補の木村俊昭氏(50)が行い、議員は静かに見守るだけだった。

 一方、午前9時すぎからJR札幌駅南口前で行われた本間氏の第一声で、応援演説の口火を切ったのは選対本部長を務める町村信孝元官房長官。続いて武部勤元自民党幹事長ら北海道選出の国会議員5人がマイクを握り、民主と上田市政批判を繰り返した。自民など推薦の高橋はるみ知事も駆け付けた。

 第一声の後の活動も違いが際立った。上田氏は中心部の地下歩行空間やJR札幌駅前、狸小路商店街などを歩き、市民との直接対話に力を入れた。本間氏は主に選挙カーで、自民道議、市議の事務所を回り、支持者らに支援を呼び掛けた。

 上田氏陣営には支持率が低下する民主色を打ち出すことに懸念があり、連合後援会の有馬清喜事務局長は「あくまで市民が主役の選挙戦を展開したい」と強調した。一方、自民は市長選を次期衆院選に向けた支持基盤固めととらえており、自民党道連の伊東良孝会長は「札幌は衆院小選挙区の1区から5区までがある重要な都市。市長選に勝って勢いをつけたい」と語った。【鈴木勝一、中川紗矢子】

454名無しさん:2011/04/03(日) 16:06:31
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/03/20110403m_03.html
■ 室蘭市長選の争点に長粼屋中央店閉店問題が浮上
【2011年4月3日(日)朝刊】

 来年1月末の閉店予定が明らかになった長粼屋室蘭中央店問題が、室蘭市長選の争点に浮上する情勢だ。立候補を予定している2氏ともに大きな関心を寄せ、マチづくりと商業振興の観点で、今後の対応などを市民に訴えていく。






 市長選に立候補を表明している青山剛氏、佐藤博氏(順不同)とも「行政として対応するためには、状況や背景の把握が必要」という考えで一致する。

 青山氏は「中央店は食品や衣料品を幅広く取り扱うだけでなく、地域のコミュニティーの場になっている。撤退なら、マチづくりに大きな影響を与える。行政として対応を模索したい」と強調する。

 佐藤氏は「赤字が膨らんで閉店するのではない。違う理由があるのは明白。存続はお願いするが、背景をしっかり把握する必要がある。建物所有者と(連結親会社の)ドン・キホーテに赴き、直接説明を受けたい」という。

 今後の対応について、青山氏は「蘭西地区の商業関係者の力を借り、マチ全体の問題として、商業振興につながる施策をしっかり進めたい」と室蘭市の全体像を見据えた策を検討する構え。

 佐藤氏は「商業構造に大きな影響を与えるのは必至だが、現段階で言及するのは適切ではない。なぜなら閉店理由が分からない。状況把握が第一だ」と、段階的な具体の対応を目指す。

 昨年1月の北海道丸井今井室蘭店閉店に続く大型店の撤退問題。丸井今井室蘭店では「存続から再活用」に転換した結果、ヤマダ電機(本社群馬県高崎市)の進出につながっただけに、次期市長のさい配が注目される。
(松岡秀宜)

455チバQ:2011/04/07(木) 23:25:04
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104010002
《北海道の課題》防災 津波対応自治体で差
2011年04月01日


津波が押し寄せ、海水であふれる釧路川周辺=3月11日、釧路市、古源盛一撮影

■道の目配り重要


 東日本大震災を引き起こした3月11日の巨大地震。道内の太平洋沿岸には大津波警報が出された。高さは最大で5メートルを超えたことも分かってきたが、結果的に、道内では大きな人的被害には至らなかった。


 しかし、津波警報などの発令とともに、太平洋沿岸の自治体が一斉に動くという過去に例のない事態だっただけに、自治体間に「ばらつき」があった。


 避難所に逃げた人の割合を示す避難率は、道のまとめでは、94%の豊頃町をトップに、2%の苫小牧市まで様々だった。


 避難勧告の出し方も、自治体によって違った。「警報発令と同時に首長が避難勧告を出す」と防災計画で明記し、それに沿った自治体。勧告発令の具体的な基準はなく、予測された津波の高さから住宅などへの被害が出ることを独自に判断して発令した自治体……。


■安心安全に「格差」


 離島も含め、道内には沿岸域を持つ市町村が81ある。道によると、2009年度末時点で、津波に対する避難勧告を出す基準を「策定済み」としたのは52市町村だった。


 津波による浸水被害を予測する「津波ハザードマップ」は、昨年10月時点で41市町村が作成。自治体がハザードマップをつくる際に参考にする「津波浸水予測図」は、道が沿岸域ごとにつくる。中でも、太平洋沿岸の予測図は最優先とされ、07年度末までに完成した。だが、太平洋沿岸域では42%にあたる16市町村がハザードマップ未作成だった。


 「自分の身の安全は自らが守るのが基本であるとの自覚をもつ」「災害時には自らの身の安全を守るよう行動することが重要」。道の地域防災計画には、災害に対する道民の心構えがこう書かれている。


 こうした住民の「自覚」と「行動」に直接かかわるのは市町村だ。住民の防災意識を高め、通信網や避難所を整備する。日頃から、ハザードマップで浸水域や避難所の位置を知らせる。いざというときには、首長が避難を勧告する。


 今回の津波をめぐり、自治体の足並みはそろわなかった。広い北海道では、自治体ごとに想定される地震も、浸水域や高さも違う。自治体の意識や対策に違いも出てくる。だが、同じ道内にあって、安心・安全の「格差」を、少しでも埋めていくことは必要だ。


■想定地震、積み増し


 専門家らでつくる北海道防災会議の地震専門委員会は3月23日、道内に影響があり、備えるべき想定地震を、現在の6から31へと増やすことを決めた。今後、地震による人的被害などを想定する作業に入る。内陸の活断層も含まれ、沿岸域以外のより多くの市町村が地震の対応を求められる。


 高橋はるみ知事は30日の道議会で、「(今回の津波は)国の想定を超えたから、国の防災基本計画が見直されると考える。国の検討をふまえながらハザードマップや住民避難を検証し、必要な対策に早急に取り組む」と答弁した。そこには、大震災を踏まえ、北海道の防災を自らが引っ張っていくというメッセージは感じられなかった。


 被害想定などの情報を自治体に提供することは、道の重要な役割だが、それだけではない。防災の「落ちこぼれ」をつくらないために、自治体への目配りや指導は欠かせない。
(小林舞子)


   ◇


 統一地方選では、北海道が抱える政策課題への「処方箋(せん)」も問われている。そのあり方を考えるとともに、道内各地の現状を報告する。

456チバQ:2011/04/07(木) 23:25:31
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104030001
《北海道の課題》TPP
2011年04月03日


北海道農協中央会が入るビルの前には、TPP反対の看板が掲げられている=札幌市中央区

■若手農家、未来像探る
■TPP「政治家、賛否明確に」


 道内の若手農家らでつくる「REFARM(リファーム)北海道」が2月末、札幌市内で設立1周年の記念イベントを開いた。参加者は約90人。農家や青果店主ら多彩な顔ぶれがそろった。


 イベントの後半に始まったテーマ別の討議。後継者問題や地域活性化など、農業に関係する8テーマから、参加者が自由に選び、班に分かれた。


 環太平洋経済連携協定(TPP)もテーマの一つ。他のテーマには次々と人が集まるなか、メンバーがなかなかそろわない。


 「ほかに席が空いてなくて」「話が難しそう」。集まったのは男性10人ほど。


 「農協の理事もやっているので立場上は反対」「北海道を世界に発信できるチャンス」。約1時間半の議論で、様々な意見が出た。


■「品質で勝負可能」


 美瑛町の農家村上寿裕さん(33)は、積極的に反対意見を述べた一人だ。昨年10月、TPPをめぐる前原誠司外相(当時)の発言を知り、愕然(がくぜん)としたという。


 「農業などの1次産業はGDP(国内総生産)の1・5%。それを守るために残りの98・5%のかなりの部分が犠牲になっている」――。発言要旨はこうだ。


 「農業は日本経済のお荷物か。『農業VS.輸出産業』の単純な構図が強調されすぎだ」と疑問を感じる。


 大学院で学び、体育教師の免許も取得したが、3年前に農家を継いだ。食べた人の「おいしい」の一言にやりがいを感じるからだ。


 「関税撤廃で安い海外産が入っても、うちは品質で勝負できる」。親子で作る野菜には、自信がある。


 父親は有機栽培歴が30年以上のベテランだ。JAS法の「有機農産物」にも認定され、農協以外の販路も独自に持っている。


 それでも反対するのは、「TPPで価格競争にさらされれば、多くの農家が追いつめられる」との心配からだ。


 道の試算では、TPPの北海道への影響は「2兆1254億円」で、農家「3万3千戸」の経営が行き詰まる。村上さんは「美瑛のように農業で成り立つ町は、つぶれてしまう」と不安を募らせる。


■「酪農は影響深刻」


 一方、美唄市のアスパラ農家内山裕史さん(34)は、反対一辺倒の論調には同調できない。REFARM北海道の世話人の一人で、2月のイベントも中心となって企画した。


 毎年、海外産のアスパラを買って家族で食べる。その度に「この味なら絶対負けない」と確信する。


 政府がTPP構想を表明したのは昨年秋。「拙速」との批判は根強い。


 だが、内山さんは冷静だ。1986年に始まったガットのウルグアイ・ラウンド交渉を引き合いに「貿易自由化は前から議論されてきたし、避けらない問題。農家が考え、備える時間は十分にあった」。


 TPPを調べるほどに「特に酪農の影響は深刻。一言で賛否を語れるほど単純な問題じゃない」と思う。だからこそ、「賛否が分かれて当然。農家一人ひとりが考え、自分の意思を持つことが大事」と強く感じる。


 「TPPの行方を最後に決めるのは政治。政治家こそ賛否をあいまいにせず、自分の考えを出してほしい」。村上さんと内山さんの意見だ。


(諸星晃一)

457チバQ:2011/04/07(木) 23:25:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104050001
《北海道の課題》病院再編構想 進まず
2011年04月05日


■地域医療 水準の低下を懸念


 公立・私立を問わず、道内30区域で医療機関の役割分担を決め、規模の縮小や統廃合も含めた再編を進める――。道が主導したこんな計画が事実上、暗礁に乗り上げている。


 2008年春に策定された「自治体病院等広域化・連携構想」。道は、各区域で「検討会議」を立ち上げてもらい、この構想をたたき台に具体策を話し合ってもらうことにした。


 それから3年。再編も統廃合も、目に見えては進んでいない。


■診療所化に否定的


 道によると、検討会議は道内全域で発足。5地域が結論をまとめた報告書を作成した。そのうちの一つが南渡島地域。函館市、北斗市、木古内町、知内町、福島町、松前町、七飯町、鹿部町、森町、奥尻町の10市町だ。


 検討会議の初会合は08年8月。道の構想では、松前町立松前病院と森町国民健康保険(国保)病院、奥尻町国保病院の3病院が「診療所化を含めて規模の適正化について検討する必要がある」と指摘された。病院から診療所への「格下げ」を促された形だ。


 これに対し、検討会議は09年3月、構想への回答とも言える報告書を出した。内容は「当面、現行の診療体制を維持する」というもの。検討会議の会長を務めた伊藤丈雄・函館市医師会長は、理由を説明する。「診療所になると、夜間の救急対応ができなくなり、住民の不安が増す」


■目標は効率的運営


 道の構想策定の背景には、道内の地域医療をめぐる厳しい状況があった。一つが公立病院の財政悪化。もう一つが地域での医師不足だ。市町村立病院が08年3月末で計295億円の不良債務を抱える一方、同年12月の人口10万人あたりの医師数は、札幌の275・0人に対し、根室91・2人、宗谷96・0人だった。


 このままでは道内の地域医療は守れない。しかし、医師を増やしたり、公立病院にお金をつぎ込んだりする余裕はない。そこで道は、地域ごとの拠点病院に医師らを集め、その他の病院は規模を縮小して効率的な運営を図るという構想を編み出した。


 だが、構想に従えば、住む所によって受けられる医療の水準に差がつきかねない。公立病院を運営する自治体の首長も、自分の自治体の医療水準低下には賛成できない――。こんな不安・懸念が各地に広がり、構想は「絵に描いたモチ」(道南の病院長)となっている。


 高橋はるみ知事は昨年11月末の道議会で、構想について「道と市町村が一体となって協議するとともに、スピード感をもって進展するよう努める」と述べた。自ら構想推進のエンジン役となる意欲を示した発言だ。ただ、道は「構想を強制するものではない」という立場をとってきた。


 構想策定に携わった公立芽室病院(芽室町)の宮本光明・名誉院長は「道庁内に専門性と権限・財源を持ったプロジェクトチームを立ち上げないと、いつまでも事態は動かない」と指摘する。
(若松聡)

458チバQ:2011/04/07(木) 23:26:27
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104060001
《北海道の課題》高校統廃合 悩む自治体
2011年04月06日


来年4月から「市立」としてスタートする三笠高校=3月、三笠市若草町

■閉校 悩む地元自治体 自力存続に財源の壁


 この春、道内では過去10年間で最多の九つの公立高校が学舎(まなびや)を閉じた。公立高校の数は2001年の271校から今年は237校に減った。道教育委員会の高校配置計画による閉校が、まちづくりに影響を与えかねないと懸念する自治体。一方、独自に学校の生き残りを図る自治体も出てきた。


■企業誘致に影響も


 木古内町役場近くの交差点。「ファイト!内高!!」の赤い文字が目立つ看板がある。町内唯一の高校、木古内高校は、3年生15人が来春に卒業すると、61年の歴史に幕を閉じる。


 看板は、閉校の話が浮上した約4年前、同校同窓会が立てた。「子どもには夢を持ってほしい。在校生がいる限りは支えていきたい」。OBで木古内商工会会長木元護さん(73)はこう話す。


 函館まで普通列車で約1時間。木古内の中学生は卒業すると多くが函館の高校に進学する。木古内高校に進むのは3〜4割程度。道教委の高校配置計画で、10年度募集停止、12年度閉校が打ち出された。


 町では当初、町立化を検討した。光熱費や学校運営費を試算。10年度から18年度までの9年間の累計は2億4千万円、年平均2670万円とはじき出した。


 だが「町が負担できる数字ではなかった」と同校OBでもある大森伊佐緒町長(57)は振り返る。財政健全化を目指す同町では、19年度までに約10億円を積み立てる計画がある。高校運営のための新たな財源を見いだすのは難しい。断念せざるを得なかった。


 町には15年度、北海道新幹線が通る。木古内高校そばのJR木古内駅前では、周辺整備の計画が動き始めている。


 町では新幹線開通を機に、企業誘致にも取り組む姿勢をみせている。ただその際、学校の存在は企業側へのアピールにもなる。「せめて開通するまで待てなかったのか」。大森町長は残念がる。


■市立化し存続決定


 一方、閉校が計画されながら、「市立化」で存続を決めた高校もある。


 三笠市の三笠高校。ピーク時の1966年には全校で約1500人いたが、07年から3年間の入学者は30人、17人、16人と減り続けた。道教委は10年度の募集停止、12年3月の閉校を決定。市は道教委や道議会に存続を要望したが、決定が覆ることはなかった。


 そこで市が選択したのは「道が残さないなら、市がやろう」(冨樫繁樹教育長)だった。


 高校がなくなった場合、税収など収入は年1600万円減少。一方、存続すると、市内経済への効果は年9千万円程度見込め、事務員や管理人など新たな雇用創出にもなると試算した。


 特色を出すため、食のスペシャリストを目指す「食物調理科」を作る。授業料は無償で、卒業と同時に調理師免許が取得できるようにする。生徒は全道から募集し、使われていない病院施設を改築して寮にする。


 現校舎の家庭科室の調理台などを約6千万円かけて改装。寮の整備費などと合わせると初期投資は1億2千万円かかる。


 道教委の計画で閉校が決まった道立高校が、市町村立化で存続した例はこれまでない。開校は来年4月。定員40人がどれだけ集まるかにかかっている。


 市企画振興課の小田弘幸課長はこう話す。「このままいったら過疎地域は縮小するだけ。何かやらなければその流れは止められない。(市立化は)地方の一つの挑戦かもしれません」
(芳垣文子)

459チバQ:2011/04/07(木) 23:26:53
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104070001
《北海道の課題》戸別補償
2011年04月07日


国の交付金の明細に見入る農家の男性=新篠津村

■米価下落 制度に不信
■「正直者が損」 反発も


 民主党がコメ農家に限って戸別所得補償制度を導入して1年が経過した。


 「米価は大幅に下落したが、何とか前年並みの所得を維持できた」。新篠津村のコメ農家の男性は、国から送られてきた交付金の明細を見ながら、胸をなで下ろす。しかし、「この先が安心とは限らない」。村内には、米作をやめて野菜の栽培に切り替えた農家もいるという。


 この制度は、制度に参加した農家に対し、コメの生産コストと市場での販売価格の差額分を支給するというものだ。他の作物への転作助成金も、米粉用や飼料用の新規需要米と呼ばれるコメで10アールあたり8万円、麦や大豆で3万5千円などと定められた。交付金を受ける代わりに、参加農家は国の設定した生産数量目標に従わなければならない。


■民主の思惑外れる


 民主党は当初、全国の農家が参加して生産調整できれば過剰生産を抑え、米価を維持できると説明した。道内のコメ農家2万7661戸のうち、99・7%の2万7577戸が制度への参加を決めた。


 しかし、民主党の思惑通りには進まなかった。


 昨年10月時点の全銘柄平均の米価は前年同時期比で15%下落。北海道米の銘柄では「きらら397」が16%減、「ななつぼし」も16%下落した。国も米価の暴落を受け、市場からコメを買い上げ、価格維持策の実施を余儀なくされた。


 米価が下落した原因として、道はコメの過剰生産で需給バランスが崩れたことを挙げている。首都圏周辺の農家を中心に制度に参加しなかった農家が多いといい、「大多数の農家が参加して初めて生産調整が可能となるが、そうはならなかった」と背景を説明する。


 さらに農協関係者は、制度そのものが、米価下落の一因となったとも指摘する。「市場価格が下がっても農家は最終的には税金で補助される。市場関係者からは米価が下がっても農家は困らず、価格が下がり気味になったとの声もある」と言う。


■削減面積 全国最大


 政府は2月、今年度の全国のコメの生産目標数量を公表した。米価の大幅下落を受け、北海道には、前年比3800ヘクタール(3・4%)減の10万9190ヘクタールの作付面積が割り当てられた。全国では最大の削減面積だ。農家からは「制度がうまくいかないしわ寄せを北海道が受けている。生産調整に応じた正直者がバカを見る制度」との反発もある。


 道内のコメ農家に交付された助成金は、一昨年度は420億9千万円。それが戸別所得補償制度の導入によって、昨年度は763億8800万円に急増した。JA北海道中央会の担当者も「今年の米価が下落すると、来年度はさらに多額の予算が必要になる。続けられるのだろうか」と不信感をのぞかせる。


 戸別所得補償制度は今年度から本格実施され、コメに加え畑作でも始まる。


(古賀大己)


=おわり

460チバQ:2011/04/08(金) 21:50:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000061-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:激戦区から/1 道議選 /北海道
毎日新聞 4月3日(日)11時28分配信

 ◇共産の復活なるか−−札幌市東区
 ◇市民ネ加わり混戦−−札幌市北区
 「前回の悔し涙から4年がたった。(福島第1原発事故で)北電泊原発も人ごとではなくなった。何としても道民の命を守る共産議席を取り戻したい」。道議選札幌市東区(定数4)に立候補を届け出た1日朝、共産の金倉昌俊氏は選対の出陣式で、支援者ら約30人にリベンジを誓った。
 6期連続当選した医師の大橋晃氏の後継として初出馬した前回(07年)は441票差で落選した。東区の共産の基礎票は1万数千票。金倉氏の課題は、2万票以上を獲得していた大橋氏の根強い個人票を受け継ぐことだ。大橋氏とともに支援者を回り、大橋氏の紹介で、医師会など保守層の切り崩しも狙う。
 東区の立候補者は前回と同じ顔ぶれ。危機感を強めるのは、前回最下位当選だった民主の久保雅司氏。以前は公明の支援を受けていたが、公明が包国嘉介氏を擁立したことで得票を減らした。北電労組の組織内候補で、原発事故も追い打ちをかける。「北電も(原発事故を起こした東京電力と)一緒だ。原発を止めてくれ」。陣営には有権者から厳しい声が寄せられる。陣営幹部は「原発の安全対策強化を訴えたい」と語る。
 選挙戦を左右するのは浮動票の行方だ。前回は、民主への追い風でトップ当選した星野高志氏の陣営は「逆風もあり、前回の票が音を立ててはがれていく」と漏らす。包国氏が当選圏に入るには、公明の基礎票約1万6000票に、数千票の上積みが必要。自民の大崎誠子氏も、知事選に立候補した高橋はるみ氏と連動して、浮動票を手繰り寄せたい考えだ。
  ■  ■
 8人が乱立する道議選札幌市北区(定数4)。震災の影響で低投票率も予想される中、強固な地盤を持つ自民の道見重信氏と創価学会の組織票に支えられる公明の佐藤英道氏が着実に支持層をまとめる。ある陣営では「残り2議席は団子状態。誰が落ちてもおかしくはない」とみる。
 「(自民)2議席確保のため、なりふり構っていられない」。先月28日夜、札幌市北区のJR拓北駅近くの公民館。吉川貴盛・前衆院議員は道議選初挑戦の長男、隆雅氏の集会で、「(長男が)働く場を皆さんの力で与えていただきたい」と支援を求めた。
 隆雅氏は引退する道議会・自民会派会長の見延順章氏の後継。自民党道連関係者は「次の衆院選に父親(吉川氏)が出馬するには息子の当選が条件になる」といい、吉川氏は自身の後援会をフル稼働させる。
 2議席を目指す民主の蝦名清悦氏と向井昭彦氏の両陣営にとっては、今回初めて公認候補を擁立した市民ネットの動向が気がかり。佐藤典子氏は前回札幌市議選の北区で1万2316票を獲得。原発事故に関心が高まる中、「脱原発」を訴えてきた市民ネットの存在感は増している。特に北教組出身の蝦名氏の陣営は労組部隊の動きが鈍い。民主と支持層が重なる市民ネットに票が流れることになれば、民主公認の候補同士が議席を争う可能性もある。
 岡千陽氏も8年ぶりの共産議席復活へ、道政の変革を訴える。【和田浩幸、岸川弘明】
  ×  ×
 各地で激戦を繰り広げる統一地方選の道議選、札幌市議選。自民と民主が第1会派の座を争い、公明、共産などは勢力拡大を目指す。選挙区の現場から報告する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆札幌市東区(定数4)
包国嘉介 45 公現(1)
星野高志 59 民現(4)
金倉昌俊 36 共新
大崎誠子 54 自現(2)
久保雅司 54 民現(3)
 ◆札幌市北区(定数4)
吉川隆雅 34 自新
向井昭彦 46 民新
佐藤典子 55 ネ新
道見重信 65 自現(1)
谷口信司 38 無新
岡千陽  47 共新
蝦名清悦 59 民現(3)
佐藤英道 50 公現(4)

4月3日朝刊

461チバQ:2011/04/08(金) 21:51:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000014-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:激戦区から/2 道議選 /北海道
毎日新聞 4月5日(火)11時3分配信

 ◇みんな擁立で守りに−−旭川市
 ◇危機感募らせる民主−−函館市
 道議選旭川市区(定数6)に出馬した菅原範明氏が4日に同市内のホテルで開いた演説会。みんなの党の江田憲司幹事長が駆けつけ、既成政党批判を繰り返した。
 返り咲きを狙う菅原氏は自民党を離党し、みんなに入党。みんなからの出馬を表明していた前市議の安住太伸氏との一本化も果たした。そのしこりは残るものの、「当選しなければ終わり」(陣営幹部)と背水の陣で、みんな初の道議に向けて攻勢をかける。
 旭川市区はこれまで各党がしのぎを削ってきた。みんなの候補擁立に加え、東日本大震災の影響で選挙戦の自粛ムードも広がり、各党は組織や支持基盤固めなどの守りの選挙戦を強いられている。
 自民の加藤礼一氏、東国幹氏の両氏は企業回りやミニ集会、個人演説会に専念する。「ドブ板選挙の徹底しかない」と加藤氏。東氏は各地域でのミニ決起集会で「一番若い候補」とアピールする。
 民主党の三井あき子と木村峰行の両氏は知事候補と連動しながら、こまめに街頭演説や個人演説会をこなす。特に危機感を募らせるのは前回(07年)、得票を減らした三井氏の陣営。今回は推薦から公認に変え、民主支持の労組票の上積みを目指す。
 吉井透氏は公明党の強固な組織票に支えられるが、課題は唯一の新人ゆえの知名度不足。陣営は選挙カー自粛を決めたが、「選挙を盛り上げる効果はあるだけに痛い」と苦渋をにじませる。
 共産党の真下紀子氏の陣営は「(選挙運動の自粛は)政策を訴える場を奪う」とし、従来通り街頭での訴えを重視。脱原発の推進など訴える。
  ■  ■
 「本当に厳しい選挙です。被災地の復興のためにも勝ち抜かせてください」。道議選函館市区(定数6)に立候補した平出陽子氏は3月末の決起集会で、声を振り絞って訴えた。震災翌日から防災服で函館朝市や漁港などを巡り、告示後も防災服で遊説を続ける。
 過去2回、3議席を維持してきた民主だが、今回は政権批判の逆風を浴び、危機感を募らせる。平出氏が北教組、斉藤博氏がNTT労組、高橋亨氏は市職労と出身の労組票に加え、民主系の市議選候補者との連動ですみ分けを図る構えだが、身内同士の争いになりかねない状況だ。
 自民の公認は川尻秀之氏と佐々木俊雄氏。6選を目指す川尻氏は経済団体や水産業界の支援で上位当選を続けているが「今回だけは読めない」(選対幹部)。前回、最下位で滑り込んだ佐々木氏も道職員経験を前面に出し、知事選との連動で票固めを急ぐ。
 公明は市議だった志賀谷隆氏を擁立。強固な支持基盤で初当選を目指す。前回、議席を失った共産は古岡友弥氏が議席の奪還を狙う。「(青森県)大間原発の建設を中止し、函館の防災計画に全力を挙げる」と訴える。
 みんなは三遊亭洋楽氏を擁立。選挙事務所を置かないユニークな戦いを展開。大日向豊吉氏は「北海道新幹線の函館駅乗り入れ」に絞って支持拡大を図る。【横田信行、近藤卓資】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆旭川市(定数6)
三井あき子 49 民現(3)
真下紀子  54 共現(2)
吉井透   51 公新
加藤礼一  57 自現(4)
木村峰行  61 民現(3)
菅原範明  55 み元(1)
東国幹   43 自現(2)
 ◆函館市(定数6)
古岡友弥  34 共新
高橋亨   57 民現(2)
大日向豊吉 61 無新
平出陽子  62 民現(5)
川尻秀之  65 自現(5)
佐々木俊雄 60 自現(1)
斉藤博   59 民現(3)
志賀谷隆  57 公新
三遊亭洋楽 52 み新

4月5日朝刊

462チバQ:2011/04/08(金) 21:51:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000130-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:激戦区から/3 道議選 /北海道
毎日新聞 4月6日(水)12時20分配信

 ◇自民と大地争い激烈−−釧路市
 ◇民主党内に深い亀裂−−北見市
 「山崎晃の戦いは新党大地の戦いであり、鈴木宗男の戦いだ」。4日夜、釧路市内のホテルで開かれた無所属の山崎晃氏の激励会。同党代表代行の浅野貴博衆院議員は、支持者ら約800人を前にきっぱりと宣言した。
 道議選釧路市区(定数4)は、現職3人と新人3人が立候補。全陣営が「だれが当選してもおかしくない」と口をそろえる。特に、前回(07年)は自民党現職だった蝦名大也・釧路市長の「空席」をめぐる保守系3人の争いは激烈だ。
 自民は現職の小畑保則氏と新人の笠井龍司氏で「2議席維持」を目指すが、支持基盤が一部重なり、新たな票の掘り起こしが必要。大地は山崎氏を「蝦名後継」として推薦。鈴木氏が服役中の今、党勢の命運を懸ける。
 山崎氏の陣営は、民主党との協力関係を当初模索したが、大地が知事候補の木村俊昭氏の推薦を撤回して以降、不透明感が漂う。民主も政権への逆風を受け、橋本豊行氏の再選に総力を集中せざるを得ない状況だ。
 一方、戸田芳美氏の3選を狙う公明党は、支持基盤を固める一方、前回衆院選で伊東良孝氏の勝利を実現させた自民との協力関係にも期待する。共産党の松永俊雄氏は、民主や自民に失望した有権者の「受け皿」をアピール。初の議席獲得を目指す。
 さらに、かつて鈴木氏の秘書を務めた蝦名市長の動向も焦点。告示の1日朝には、山崎氏の出陣式前に選対事務所を訪れ「山崎さん1人だけを応援して選挙活動をしていきたい」とあいさつした。だが、「市長という立場上、選挙では動けない」(自民陣営幹部)との声も出ている。
  ■  ■
 「道議は、長く北見に住む鳥越さんに」。民主の松木謙公衆院議員(道12区)は2日、北見市内で、道議選北見市区(定数2)の鳥越良孝氏の応援のためマイクを握り、声を張り上げた。
 鳥越氏は鈴木氏の元秘書。鈴木氏の支援を受けて09年の衆院選で当選した松木氏は民主党道連に掛け合い、鳥越氏の推薦を取り付けた。一方、長南幸子氏を担ぎ出した党北見支部は「衆院選での恩をあだで返すのか」と松木氏に怒りをぶつける。連合北見の幹部は「次期衆院選で労働界は松木氏を支援しない」と言い切る。
 長く衆院議員秘書を務めてきた長南氏は昨年7月の参院選後に北見に移住。政策通をアピールするが、「知名度不足」と陣営は焦りを隠さない。連合北見は「市議選との連動ではないだけに、組織の広がりが今ひとつ」と気を引き締め、労組票の取りまとめに力を注ぐ。
 鳥越氏の出馬に神経をとがらせるのは長南氏の陣営だけではない。自民の船橋利実氏後援会の一部は鳥越氏を市議時代に支援していた。船橋氏の陣営幹部は鳥越氏に対し「近親憎悪に近い。一票一票、つぶしをかける」と語気を強め、支持基盤固めに懸命だ。【山田泰雄、渡部宏人】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆釧路市(定数4)
山崎晃  56 無新
松永俊雄 62 共新
橋本豊行 57 民現(1)
小畑保則 62 自現(2)
戸田芳美 61 公現(2)
笠井龍司 45 自新
 ◆北見市(定数2)
鳥越良孝 54 無新
船橋利実 50 自現(4)
長南幸子 53 民新

4月6日朝刊

463チバQ:2011/04/08(金) 21:51:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000009-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:激戦区から/4 道議選 /北海道
毎日新聞 4月7日(木)10時37分配信

 ◇北方領土では対照的−−根室市
 ◇浮動票取り込みカギ−−北広島市
 自民現職で再選を目指す松浦宗信氏に、無所属の元市議長、遠藤輝宣氏が挑む根室市区(定数1)。北方領土問題という特別な課題を抱えるが、アプローチの手法は対照的だ。
 「今ロシアは4。日本はゼロ。まず(歯舞、色丹の)二つ。それから、国後、択捉を協議して平和条約を結ぶ現実的返還論を目指すべきだ」。新党大地根室支部長も務める遠藤氏は5日の総決起集会で、2島先行返還論を訴えた。
 段階的返還論を持論とする同党の鈴木宗男代表の意をくんだ形。さらに、人的な交流が中心のビザなし交流をステップアップさせる「ビザなし特区」も提案し、四島との経済交流に突破口を求める。
 一方の松浦氏は「外交交渉は国の専権事項」として、四島返還へ向けた具体的な方法論は打ち出さず、振興策へ向けた新たな態勢の構築を掲げる。
 松浦氏は「領土問題がなかったら、この地域はこんなに疲弊していなかった」と主張。内閣府と外務省、道、市、元島民らによる「実務的な協議体」を設置し、地域振興策を求める考えだ。
 ただし、東日本大震災の影響で、サンマやサケ・マスの根室への水揚げ量は約40億円以上減少すると予想される。その対策に市民の関心が集まるが、2氏は国に支援を求め、明確な違いはない。
 また、2氏は小中高と同じ学校で学び、根室青年会議所でもともに活動した間柄とあって、表立って態度を示す市民も少なく、票の行方は混とんとしている。
  ■  ■
 「北広島は民主党と他党のつば競り合いの最前線。私たちの牙城はなんとしても守っていかなければならない」。道議選告示前日の31日、北広島市区の民主公認、小岩均氏の出陣式で、党第5区総支部の中前茂之代表は声を張り上げた。
 同区は現職の沢岡信広氏まで7期28年間、社会党と民主党が議席を守ってきた。しかし、強固な地盤に陰を落としたのが「政治とカネ」の問題だった。
 北海道教職員組合の違法献金事件を巡り、小林千代美前衆院議員が引責辞職。事件以降、労働組合は表立った選挙活動を自粛。昨年10月に行われた補選では、北教組の批判を繰り広げた自民の町村信孝元官房長官が、中前氏に大差で勝利した。ダメージを断ち切りたい民主だが、小岩氏の選対幹部は「昨秋よりも状況はましだが、組織票固めという点で労組の動きが鈍いのは相変わらず。戦力ダウンは間違いない」とこぼす。
 一方、補選の勢いに乗りたい自民だが、補選の北広島市での獲得票は町村氏が約600票上回っただけ。自民推薦の野原薫氏の陣営は「北教組事件で流れは多少変わったものの、あれだけの民主への逆風の中で、わずかしか差がつかなかった。ここはいまだに厳しい」と表情は硬い。
 陣営は高橋はるみ知事との連携をアピールし、浮動票を取り込む戦略。5日の個人演説会に駆けつけた町村氏も「高橋知事を支えるのなら、野原氏をお願いします」と訴えた。【本間浩昭、円谷美晶】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ◆根室市(定数1)
遠藤輝宣 56 無新
松浦宗信 56 自現(1)
 ◆北広島市(定数1)
野原薫 63 無新
小岩均 51 民新

4月7日朝刊

464チバQ:2011/04/08(金) 21:52:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110408-00000011-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:激戦区から/5止 札幌市議選 /北海道
毎日新聞 4月8日(金)10時32分配信

 ◇民主と自民の総力戦−−西区
 ◇昨年の補選で複雑に−−厚別区
 「『市民が主役のまちづくり』が根付いてきました。住民目線で暮らしを守ります」。6日朝、札幌市西区のJR琴似駅前で演説した民主新人の常包喜代美氏は、札幌市長候補の現職、上田文雄氏が掲げる「市民自治」をアピールした。
 札幌市議選西区(定数7)は現職6人と新人4人が立候補。民主党は同区で初めて3人を擁立し、うち2人は新人だ。強気の行動に出た背景には、保守系候補の乱立がある。自民現職3人のほか、無所属新人の高橋秀典氏が出馬し、保守票を食い合う構図に。公明の涌井国夫氏、市民ネットの小倉菜穂子氏も議席の死守を目指し、共産は新人の田中啓介氏が挑む。
 高橋氏は03年の市議選で当選したが、公職選挙法違反(買収、事前運動)で逮捕、起訴され辞職。懲役2年執行猶予5年の有罪が確定し、当選も無効とされた。執行猶予期間を終えて政治活動を再開した高橋氏は「議会改革に取り組みたい」と再起を誓う。
 自民公認の村山秀哉、飯島弘之、勝木勇人の3氏は支持基盤の地域ごとに票固めを急ぐ。ある候補は「議会多数派を取るために1人も落とせないのに、震災の自粛ムードで支持固めの時間が足りない」と焦燥感が漂う。
 民主は支持基盤の労働組合を単産ごとに3候補に割り振ったが、知名度で劣る常包氏と中村剛氏の2新人が共倒れになる懸念も。「西区は議会主導権のカギ。自民と民主の総力戦だ」。同区支部幹事長の現職、大島薫氏は語気を強める。
  ■  ■
 7人による激戦となった札幌市議選厚別区(定数5)は、昨年10月に公明市議の辞職に伴う補選があった影響で、複雑な選挙模様となっている。
 告示された1日夜。自民現職の川田匡桐氏が演説会で、必勝鉢巻きをして、「私は議員報酬がなくなっても、札幌のために、厚別のために、頑張っていきます」と絶叫した。
 川田氏は補選で当選したが、危機感を強める。補選では候補擁立を見送った公明から丸山秀樹氏が出馬し、強固な支持基盤を背景に安定した戦いをみせる。補選で惜敗したみんなの場谷常八氏も再挑戦。民主は推薦の小川直人氏と公認の西村茂樹氏が前回に引き続き2議席確保を狙う。自民現職の小嶋裕美氏も再選へ地盤を固める。
 前回最下位当選だった共産現職の村上仁氏の陣営も「党の力としてはギリギリの選挙区」と漏らす。共産が過去に獲得しているのは8500〜1万票の当落線上。4年間で110回以上質問した実績をアピールして無党派層への食い込みを図る。
 補選で2万5000票以上を獲得した場谷氏はみんな公認3候補の中では唯一の選挙経験者で、党は初めての議席獲得に期待する。しかし、場谷陣営は「補選は、自民対『そうではない人』という戦いで、名前を知られているとは感じない。党の勢いも当初から見ると落ちてきている」と引き締める。【鈴木勝一、中川紗矢子】=おわり
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 ◆西区(定数7)
大島薫   60 民現(4)
村山秀哉  58 自現(2)
中村剛   41 民新
涌井国夫  58 公現(4)
飯島弘之  44 自現(1)
小倉菜穂子 53 ネ現(1)
常包喜代美 48 民新
勝木勇人  51 自現(4)
高橋秀典  41 無新
田中啓介  38 共新
 ◆厚別区(定数5)
村上仁  48 共現(1)
小川直人 54 無現(1)
西村茂樹 68 民現(7)
場谷常八 61 み新
丸山秀樹 46 公新
小嶋裕美 44 自現(1)
川田匡桐 42 自現(1)

4月8日朝刊

465チバQ:2011/04/10(日) 22:39:57
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104060002
《道議選ルポ》(1)分裂 公認と推薦争う
2011年04月06日


松木謙公衆院議員の要請で、民主推薦の候補の応援に訪れた谷亮子参院議員。谷議員の来訪を民主の公認候補の陣営は知らなかった=2日、北見市







■北見市 民主票奪い合う


 北見市の繁華街。2日夕、無所属新顔で民主党が推薦する元市議鳥越良孝氏と地元選出の民主党・松木謙公衆院議員の横に、谷亮子参院議員が立った。


 「松木先生のお声がけで応援に駆けつけました」


 昨年の参院選で初当選した谷氏は「小沢チルドレン」の一人。小沢一郎元代表の側近である松木氏が依頼し、声を張り上げた。


 同じころ、民主党公認の新顔、元衆院議員秘書の長南幸子氏は市内の住宅街を選挙カーで遊説していた。谷氏の選挙区入りは知らなかった。


 「もう勝手にして下さいという事態です」。長南氏を支援し、民主の支持母体・連合北見の幹部はため息をついた。


 北見市選挙区は過去3回、民主と自民が定数2の議席を分け合った。自民現職の船橋利実氏が5選を目指す中、連合北見が推す長南氏が党公認を受けた。これに反発していた松木氏が支援する鳥越氏も、その後、党推薦を得た。


 三つどもえの構図とはいえ、公認と推薦が争う形になり民主支持層を奪い合う様相を見せている


 松木氏は「けんかをしているつもりはない。個々の選挙で全力投球する。それから次のものが見えてくる」と淡々と語る。


 6日には、松木氏と親交が深い河村たかし・名古屋市長が来て、北見駅前でマイクを握る。


 民主党北見支部代表の元道議の柏倉勝雄氏は「網走管内の民主支持者はまじめ。逆に、まじめだから今回の事態には反発しかねない」。選挙結果の行方を懸念している。


■小樽市 保守系3人立つ


 小樽市選挙区(定数3)は、2007年の前回選挙と同じく保守系の候補者が3人立った。そこに民主現職と共産新顔が加わり、しのぎを削る構図だ。


 無所属の八田盛茂氏は自民推薦の現職。4年前、世代交代を訴え、自民現職の重鎮と自民推薦の元職を破り初当選した。5日も選挙カーから「小樽のために働いてきた。再び道議会へ送って下さい」と訴えた。


 一方、地元の自民支部は「感情的なしこり」(関係者)が消えない。いまだに支部に加入できず、道議会の自民会派に入るのも19カ月かかった。


 今回自民の公認候補は、市議をほぼ1期務めた佐藤禎洋氏。全面支援する地元支部の意向が尊重された。


 陣営は「この4年、小樽は何も変わっていない。やはり出るべき人、出したい人に道議をやってもらいたい」。


 もう一人の保守系、佐藤聖一郎氏は地元選出の元自民党衆院議員の次男。若さと既成政党のしがらみを持たない立場を強調、他との「違い」を訴えている。


 保守系同士が争う小樽の歴史は古い。半世紀近く続くとも言われ、道議選での保守分裂は「別に何とも思わない」(関係者)と、冷静に受け止められている。


 一方、前回上位当選した民主と共産も逆風にある。


 民主の池田隆一氏は「市民が主役、という党の原点を忘れず、地域再生に取り組む」と訴える。だが、出身母体の北海道教職員組合の不祥事で、支持組織の動きはにぶいとされる。


 花岡ユリ子議員の引退で後継に立った元市議菊地葉子氏は、共産支持層以外にも幅広くあった「花岡票」の目減りを警戒する。
(加賀元、三木一哉)


   ◇


 統一地方選の前半戦は終盤にさしかかった。各地の道議選は日増しに熾烈(しれつ)さを増す。焦点の選挙区を4回にわけて追った。

466チバQ:2011/04/10(日) 22:40:21
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104080003
《道議選ルポ》(2)民・自が一騎打ち
2011年04月07日


「民自の30代対決」を勝ち抜く決意を込め、候補者とともに腕を振り上げる支持者=登別市







■30代 民・自が一騎打ち


■登別市 経済の復興訴え


 登別市中央町。道議選で第1党争いを演じる民主と自民の「30代対決」となった両候補の事務所は、目と鼻の先にある。


 6日午前9時。まず自民現職の堀井学氏の選挙カーが口火を切った。「皆さんとともに4年間、全力で働いてきました」と実績をアピール。すぐさま民主新顔の赤根広介氏側が「登別生まれ、登別育ち。皆さんにお育ていただいた」と地元出身を強調し、運動を始めた。


 前回、堀井氏は冬季五輪の銅メダリストという知名度と若さを武器に、6選を目指した24歳上の民主系現職を711票差で破った。今回、民主は一気に若返りを図り、室蘭出身の堀井氏より若く、地元生まれの前市議赤根氏をぶつけた。自民・民主が前回と攻守の立場を変えた戦いだ。


 選挙直前に起きた東日本大震災が、選挙区内の雰囲気も変えた。全国ブランドでもある登別温泉では、外国人客を中心に宿泊キャンセルが続き、大型連休を前に窮地に立つ。


 4日の温泉街。堀井氏は「この地に観光客が戻ってくるよう、全力を挙げる」と力を込め、「旅行会社と連携した需要喚起、関東・関西圏での誘客の展開を図る」と訴えた。


 一方の赤根氏も「経営的支援や資金調達など政治が支えていく」と強調。3日の個人演説会では鳩山前首相が「赤根候補と協力し、登別の経済的復興のお手伝いをしたい」と力説した。


 30代対決に、温泉街では「今の情勢で何ができるのか」と経験不足を心配する声もある。だが、土産品も扱う商店を経営する60代の男性は「若さは夢を持たせてくれる」と期待する。


■衆院の代理戦争 宗谷総合振興局


 宗谷総合振興局も、前回の「50歳差対決」から一転して、民自の30代同士がしのぎを削っている。2人は、それぞれ衆院議員の松木謙公氏(民主)、武部勤氏(自民)の秘書だった。民主政権への攻防も入り交じり、次期衆院選も見据えた代理戦争の様相も見せている。


 民主現職の田島央一氏は告示後の2〜4日は利尻・礼文島を回った。4年間、毎月のように訪れ、妊産婦のフェリー料金・宿泊費助成、航空路維持など、離島対策に注力してきた。


 「『若さに期待している』と4年前言ってくれた人が今では僕の熱狂的なファン。年齢ではなく、何をしてきたかが問われている」と自信をのぞかせる。


 ただ、選挙区内には政権批判に加え、松木氏が農水政務官を辞任した余波が残り、松木氏は告示日に姿を見せたきりという。


 一方の三好雅氏は幌延町で第一声をあげ、選挙戦をスタートさせた。たすきには、大震災の犠牲者を悼む喪章が揺れる。幌延には放射性廃棄物の地下埋設処分を研究する施設があり、福島第一原発の事故に敏感な雰囲気も流れる。


 秘書として約8年間、宗谷地方を歩いた。「宗谷が大打撃を被るTPP(環太平洋経済連携協定)には断固反対」などと訴え、支持を呼びかける。


 武部氏は告示日などで街頭に立ち、民主批判を繰り返し、後押しを続ける。


     ◇


 道議選で戦う30代以下の候補は23人で、約2割を占める。登別、宗谷以外にも、網走市(定数1)では30代と20代が一騎打ちを展開し、5人が立った札幌市西区(定数3)では3人の30代候補が争っている。
(島田賢一郎、宮永敏明)

467チバQ:2011/04/10(日) 22:40:45
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104080002
《道議選ルポ》(3)新勢力 手探りの戦い
2011年04月08日


「少しでも目につくように」と、自転車にのぼり旗をつけて遊説を始める=苫小牧市




■苫小牧市  道内版・地域政党


 「既存政党のしがらみを打ち破る。公共事業に依存した北海道から自立するために政治と経済を変える」


 苫小牧市から立候補している地域政党「無所属・道民党の会」の鳥越浩一氏は7日、自転車のペダルを踏みながらハンドマイク越しにこう訴えた。


 河村たかし・名古屋市長の「減税日本」、橋下徹・大阪府知事の「大阪維新の会」に代表される地域政党は、今回の統一地方選を前に各地で産声を上げた。


 わかりやすい政策を掲げ、既成政党への不信感をとりまとめることで勢力につなげ、新たな対抗軸として存在感を示す――鳥越氏の動きはいわばその「道内版」だ。


 鳥越氏は「減税日本の政策は成り立たないと思うので共感できない」という。ただそこに有権者の支持が集まっていることに、「既成政党に飽き足らない層を取り込めるのでは」と、1月に会を設立した。


 定数3に対して4人が立った苫小牧では、まさに既成政党との戦いになっている。現職の遠藤連氏は自民党。新顔で元市議の沖田清志氏は民主党。新顔で元市保健福祉部長の安藤邦夫氏は公明党。3陣営ともまずは組織固めに努める。


 市内の4割は特定政党に依拠しない無党派層といわれている。既成政党の陣営幹部の一人は「ただでさえ読めないこうした有権者の動きがさらに難しくなった」とこぼし、道民党の会の動向に警戒感を示している。


 1日夕。市中心部のスーパー前にオレンジ色の派手なジャンパーを着た鳥越氏らが自転車で着いた。「道民党」「本人」と大書きされたのぼり旗を立ち並べ、買い物客らに訴えた。


 「少しでも有権者の目につくことから始めたい」。ボランティア頼みの草の根運動だが、陣営は必死に駆け回る。


     ◇


■旭川市  民・自との差 強調


 4日夕、旭川市のホテル。みんなの党の江田憲司幹事長は、民主、自民両党との違いを強調し、「世間の常識が通じる政治を」と訴えた。


 みんなの党は、民自両党に不信感を募らせた有権者の受け皿として、昨年7月の参院選で10人を当選させた。道選挙区では元道職員の新顔が落選したものの、約32万票を集めた。


 参院選比例区の旭川市では1万7千票近くを獲得し、道議選の当選ラインに迫る潜在力を示した。道議会で初となる議席獲得を目指し、みんなの党は今回、自民党を離党した元職の菅原範明氏を擁立する。


 旭川市は定数6に現職5氏が立った。民主党は三井あき子氏と木村峰行氏、自民党は加藤礼一氏と東国幹氏。共産党は真下紀子氏。公明党は引退議員の後継候補として新顔の吉井透氏を擁立し、議席の維持を目指している。


 1日の出陣式。菅原氏は「地方が元気にならないと国が元気にならない。地方から国を変える火種をつくっていく」と訴えた。


 経済活性化、雇用、福祉、道政改革……。東日本大震災の影響もあり、具体的な政策は他陣営とも似通っている。選対幹部も「国政選挙とは違い、政策の違いを出すのは難しい。地域に根ざした政策を地道に訴えるしかない」と認める。


 新勢力は、手探りの戦いが続いている。


(白勢洋一郎、松島日世士)

468チバQ:2011/04/10(日) 22:41:10
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104100001
《道議選ルポ》(4)生き残りかける大地
2011年04月09日


「塀の中にいる夫に報告しています」と支持を訴える鈴木宗男氏夫人の典子さん。右は歌手の松山千春氏=1日、帯広市







■草の根選挙展開 根室市


 「鈴木宗男が誰よりも信頼を置いている。力を貸して欲しい、戦って欲しいと出馬を要請したんです」


 5日夜、根室市で歌手の松山千春氏は、遠藤輝宣氏の集会で声を高めた。


 松山氏は新党大地の命名者で、現在収監中の党代表、鈴木宗男元衆院議員と「心友」であることは知られている。力を込めた後、松山氏は「(遠藤さんの応援は)塀の中からの(鈴木氏の)指令ですよ。すごいでしょ」と沸かせた。


 市議長も務めた遠藤氏は新党大地の発足と同時に自民から移り、大地の根室支部長を務める生粋の「大地の子」だ。


 収監前の昨年10月、鈴木氏が立候補を強く要請。大地直系として、議席獲得への陣営の思いは強く、ムネオ流の「草の根選挙」を展開する。


 一方、再選を目指す自民現職の松浦宗信氏は1日の出陣式で、「大震災で混乱する日本、道内、根室市の被害も大きい。こういう時こそ道政の継続、安定が必要なんです」と実績を強調した。


 2候補は同年齢、同じ中学、高校の出身で、もとは同じ自民党同士。支持層が重なる部分が多く、地縁、人脈が複雑に絡み合う。


■ムネオ票が左右 帯広市


 道議選告示日の1日。帯広市内で開かれた山崎泉氏の出陣式には、松山氏に加え、鈴木氏の妻典子さんの姿があった。


 「(山崎氏は)秘書として8年間、夫を支えてくれた。大震災で大変な時。優しさや人情を知っているはずなので、それを道政の場でいかして欲しい」と、夫人はマイクで訴えた。


 松山氏は大震災に対する道の対応を巡り「道議会の皆さんの顔が見えない。そんな中で山崎は必ずやってくれる(候補だ)」と支持を呼びかけ、持ち歌の「大空と大地の中で」のワンフレーズまで披露した。


 2003年から市議を務めていた山崎氏の立候補も、鈴木氏の意向が強く働いている。党代表が不在の間、大地の党勢維持と拡大が課せられた「命題」で、「勝てる候補は山崎氏しかいない」と、白羽の矢が立った。


 自転車で市内を回る山崎氏は、大地のイメージカラーである緑色のネクタイをしていない。運動員たちのジャンパーもピンク色だ。推薦を受ける民主への気遣いから、無所属を強調しようと緑色を避けているという。


 定数3の帯広市は前回、自民の清水誠一氏と小野寺秀氏、民主の三津丈夫氏の3現職で無投票。今回も同じ顔ぶれで当初は無風ムードが流れていた。しかし、鈴木氏による擁立で一転、激戦に変わった。


 衆院の旧中選挙区時代から残るムネオ票の行方が左右する。


■新顔 激戦に拍車 釧路市  


 釧路市内で4日夜、開かれた山崎晃氏陣営の集会。「山崎氏の選挙は新党大地の戦い、鈴木宗男の戦いです。山崎候補はまさに新党大地の公認候補です」。鈴木氏の収監後、代わって繰り上げ当選した浅野貴博衆院議員は声を張り上げた。


 収監される2日前の昨年12月、釧路市の自身の集会で鈴木氏は「道議選に勝つため皆さんの支援をお願いします」と、元市議の山崎氏を一番に紹介した。


 この「立候補表明」で、釧路市は激戦に拍車がかかった。選挙戦では、民主の橋本豊行氏、自民の小畑保則氏、公明の戸田芳美氏の現職3氏に加え、自民の笠井龍司氏、共産の松永俊雄氏の新顔2氏が立ち、大地と国民新の推薦を受ける無所属の山崎氏が、主要政党に挑む。


 鈴木氏が出所してくるのは約1年後。鈴木氏を知るある道東の政治家は、今回の道議選について「(議席を取れるか取れないか)新党大地にとって分岐点となる選挙だ」と話し、生き残りをかけた戦いとみている。(深沢博、田中義信、横山蔵利)=終わり

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470チバQ:2011/04/12(火) 23:12:00
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/12/20110412m_02.html
道議選室蘭市区分析、滝口氏前回票減らすがトップ当選
【2011年4月12日(火)朝刊】



 10日投開票された道議選室蘭市区(定数2)は、民主党公認の滝口信喜氏(64)が前回より票を減らしながも1万9432票のトップで5選を果たし、また無所属新人の川畑悟氏(39)は、自民党現職の山本雅紀氏(64)を破り初当選した。東日本大震災で盛り上がりに欠け投票率は低下。そんな中、室蘭は既存政党への批判が顕著に表れた。地方政治のありようが問われた選挙ともいえる。投票結果から分析した。




 前回3万票余りを獲得し、他候補を圧倒した滝口氏。政権奪取へ向けた民主党への追い風を地方から巻き起こした象徴的な結果だった。しかし、今選挙は政権政党となった民主党に対する全国的な逆風下、さらに、東日本大震災が甚大な被害を及ぼす中、自粛ムードが強まり有権者の地方選挙への関心も薄まった。

 道議選投票率は59%で前回の62・7%から後退。地元事情では、候補者選びをめぐり自民党室蘭支部の幹部が分裂。支部長の徳中嗣史市議らによる主流派が現職の山本氏を推し、反主流派が自民党を飛び出した川畑氏を推した。

 保守分裂の中で、断然有利とみられた滝口氏だったが、予想以上の苦戦を強いられた。室蘭民報社が実施した有権者街頭調査、期日前投票と投票日の出口調査では、高砂・水元地区、白鳥台地区でリードしていたが、前回ほどの勢いは無く、無党派層の民主党離れが顕在化した。

 一方、川畑氏は組織票を持たなかったものの、自民、公明票、企業票を背景に知事選との連動選挙を展開した山本氏に善戦。若さを武器にした自転車遊説で有権者に身近な存在の印象を与えることに成功した。

 川畑氏は期日前投票でも中央町地区で圧倒的な人気を誇り、さらに選挙戦後半には輪西地区でも票を伸ばした。中央、輪西地区はもともと滝口氏の地盤だ。これは民主への批判とも受け取れる。

 一方で、本紙の告示前後のアンケートで候補者を「決めていない」としていた市内全域の浮動票は川畑氏が取り込んだようだ。このほか、一部業界の固定票も川畑氏に流れ、さらには共産票などは現職への批判票の受け皿ともなっていた。
(佐藤重理)

471チバQ:2011/04/13(水) 23:37:38
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104120004
民主、逆風・亀裂に苦心 道議選
2011年04月12日


道議選に初挑戦した市民ネットワーク北海道。元札幌市議の新顔佐藤典子氏(左)は次点に終わった=11日午前0時43分、札幌市北区

 10日投開票された道議選(定数104)では自民系と公明党で過半数を占め、道政与党は引き続き高橋はるみ知事を支える構図となった。政権への逆風も受けた民主党は、第2党にとどまった。新党大地直系の議員が道議会で初めて議席を得たが、そのほかの少数・地域政党は全員敗れた。


   ◇


 統一地方選の前半戦で全国的に苦戦した民主党。改選前を1議席上回る40人の公認・推薦候補が当選し、民主党北海道に落胆の色は広がっていない。高橋由紀雄選対委員長は「40議席を確保し、党の政策を訴える足がかりにできる」と語った。


 道議会第1党を狙い、12選挙区で複数の候補を立てた。共倒れはなかったが、道連の佐野法充幹事長(札幌市豊平区)や、4期目を目指した蝦名清悦氏(同市北区)らが敗れる波乱もあった。


 定数1の選挙区で特に厳しかった。民・自系の対決型は12選挙区あり、民主系が制したのは檜山振興局と北斗市のみだった。


 北見市では連合北見が支援する党公認の長南幸子氏が、党推薦の鳥越良孝氏と争う形で敗れ、民主支持層に亀裂を生んだ。


 連合の組織内にも波紋が広がる。今回の長南氏の得票率は約22%。連合が支援する候補は過去の選挙で30%超の得票率を得ていたといい、党北見支部は「(こんな得票率は)経験がない」といい、今後総会で分析する方針だ。


■自公堅調、改選前上回る


 一方、道政与党の自民党系、公明党は、改選前議席(自民50、公明5)をいずれも上回った。自民系51人、公明党8人が全員当選し、高橋はるみ知事との連動も功を奏した。無投票で5選した同党道連の竹内英順幹事長は「民主政権に安定感がないことへの不満が現れた結果。地域の実情を分かっているのは、やはり自民党と判断して頂いた」と自信をのぞかせた。


 公明党も初めて擁立した苫小牧市で議席を獲得。候補の乱立で大激戦となった札幌市北区や旭川、函館、釧路各市でも取りこぼしはなく、最多議席を獲得した。札幌市北区で5選した佐藤英道党道本部幹事長は「これまで以上に道民の視点に立った政策提言をしたい」と語った。

472チバQ:2011/04/13(水) 23:37:58
■大地に存在感 共産苦戦 1議席


 1議席を獲得した政党は明暗が分かれた。


 新党大地は前衆院議員の鈴木宗男代表が収監前に直接擁立にかかわった釧路、帯広、根室の3人の直系候補のうち、帯広の山崎泉氏が自民現職を破り、道議会では初めての議席を得た。「代表不在」(代表代行・浅野貴博衆院議員)でも存在感を示した格好だ。


 浅野氏は「代表の政治理念がたたき込まれている。道議会で存分に活躍して欲しい」とエールを送った。民主会派に加わるかどうかについて、浅野氏は「検討中」と述べるにとどめた。


 釧路市で落選した山崎晃氏は、推薦を受けた大地の全面的な支援を受けた。当選ラインに2500票ほど届かなかったが、選対関係者は「大地の力は見せつけることができた。代表が戻るまで守っていかなくては」と語り、「ムネオ票」の結束を確認するきっかけになったもいえそうだ。


 対して共産党は、選挙前の2議席のうち、小樽市の議席を失い、道議会は旭川市の1議席だけとなった。同党道委員会の青山慶二書記長は「組織そのものの力量、実力が足りなかった」と課題を挙げた。


■地域政党・新勢力 議席獲得ならず


 旭川市などに擁立した、みんなの党、市民ネットワーク北海道、地域政党「無所属・道民党の会」はいずれも議席に届かなかった。60%を下回る投票率の中で、無党派層の支持が十分得られなかったことも影響したとみられる。道民党の会の代表で、苫小牧市で落選した鳥越浩一氏は11日、「短い選挙期間で有権者の市民に(訴えが)浸透しなかった」。札幌市北区で落選した市民ネット北海道の佐藤典子氏も事務所で、「一人ひとりに訴えていく時間がなかった」と語った。

473チバQ:2011/04/13(水) 23:41:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000008-mailo-hok
外れた思惑:統一地方選前半戦/上 高橋人気で圧勝 /北海道
毎日新聞 4月12日(火)10時57分配信

 ◇自民に追い風吹かず
 10日投開票の知事選から約1週間前の2日夜、釧路市内のイベント会場にはほぼ満員となる約800人が詰め掛けていた。この日は現職の高橋はるみ氏(57)=自民、公明道本部推薦=の個人演説会が予定されていたが、本人が風邪で体調を崩し、欠席。しかし、会場と電話中継する演出で高橋氏が「行けなくてごめんなさい」と謝罪すると、その声を待ちわびていたように会場からは大きな歓声が上がった。
 投票率が前回比4・67ポイントも下回った知事選で、高橋氏は前回を11万票上回る184万票を獲得し、3倍以上の大差で民主推薦候補を降した。毎日新聞・HBC共同出口調査で、高橋氏は自民支持層の91%、公明支持層の88%を固めたほか、民主支持層の43%、共産支持層の24%にも浸透していた。
 陣営幹部は「まるで芸能人のような人気。有権者は支援政党ではなく、高橋氏の清潔なイメージや人柄で評価していると思う」と打ち明ける。
  ◇  ◇
 「高橋氏が当選し、(公明議席も含め)道議会でも安定多数を得られた。新人も10人入り、岩見沢市や北広島市の都市部でも民主の議席を奪い取った」。11日未明、高橋氏の選対事務所(札幌市中央区)で道議選の開票速報を見守っていた自民党道連の竹内英順幹事長は誇らしげに語った。
 道議選(定数104)で、自民は公認・推薦候補計56人のうち、51議席を獲得し、第1会派の地位を守った。しかし、改選前から1議席増やしただけ。高橋氏は知事選初の179市町村ですべてトップとなる完勝だったが、自民は目標としていた単独過半数の53議席に届かなかった。
 札幌市議選(定数68)も同様で、改選前の22議席から2議席増やしたものの、23議席の民主をかわして第1会派の座を守るのがやっとだった。札幌市長選では、自民推薦の新人、本間奈々氏(41)が現職の上田文雄氏(62)に16万票の大差で敗れ、自民に追い風が吹いたとは言い難い。
  ◇  ◇
 全国41道府県議選でも、自民の当選者は前回(07年)比21人減の計1119人。一方、大阪府議選などでは、首長が代表を務める「首長政党」が存在感を示し、民主、自民などの既成政党を降して第1党に躍り出た。
 自民道連関係者は「最近、既成政党の枠組みを超えた政党が躍進する傾向があるが、道内にはそういう政党がなく、今回は何とか現状を維持できた。自民党も高橋氏の人気にあやかるだけでなく、自ら斬新な政策を打ち出して存在感を高めなければ、埋没しかねない」と漏らした。【和田浩幸、久野華代】
  ×  ×
 知事選と札幌市長選で高橋氏と上田氏の圧勝に終わった統一地方選前半戦。自民、民主の両党はいずれも「ダブル勝利」は飾れなかった。両現職が党派を超えた幅広い支持を集める一方、薄れる政党の存在感。思惑が外れた政党の選挙戦を振り返った。

4月12日朝刊

474チバQ:2011/04/13(水) 23:42:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000021-mailo-hok
外れた思惑:統一地方選前半戦/下 民主・連合、歴史的大敗 /北海道
毎日新聞 4月13日(水)11時10分配信

 ◇出遅れ、戦略も迷走
 高橋はるみ知事の当確がテレビで速報されると、民主党道連の荒井聡代表はコップの水を口に含み、連合北海道の高柳薫会長は深くため息をついた。
 知事選投開票日の10日午後8時過ぎ。札幌市中央区の事務所で、木村俊昭氏(50)=民主、社民、国民新推薦=の到着を待つ約30分間、組織のトップ2人が言葉を交わすことはなかった。
  ◇  ◇
 民主道連と連合北海道は09年の政権交代後、10年夏の参院選道選挙区の2議席獲得と、今回の知事選での「道政奪還」を目標に掲げた。「道内でも政権交代を成し遂げる」(民主道連幹部)構えだった。
 参院選は自民にトップ当選を許し、2議席獲得できなかったものの、民主2候補を合わせた得票は自民候補を上回る約127万票。道連と連合は知事選で木村氏の得票目標を160万票と設定した。
 しかし、ふたを開ければ54万4319票と、高橋知事との票差は3倍以上。旧社会党時代を含め、知事選の党公認・推薦候補の得票数としては過去最低となった。横路孝弘氏(現衆院議長)を擁し、200万票以上を獲得した87、91年の知事選とは雲泥の差だ。
 毎日新聞・HBC共同出口調査によると、民主支持層で木村氏に投票したのは半数にも満たない46%。出馬表明は今年1月で、陣営幹部は「時間が足りなかった。民主支持者にしてみれば、木村さんって誰と思ったかも」と出遅れを認める。
 選挙戦略も迷走した。民主道連は政権批判をかわすため、木村氏を擁立した当初は党本部の大物議員を応援に招かないなど、「民主隠し」に腐心。しかし、世論調査で民主支持層さえ固め切れていない状況に気付くと、一転して党派色を出そうと焦った。告示前日の23日夜、札幌市内のホテルに集まった民主関係者らに、連合北海道の村田仁事務局長は「党が前面に出ないというのは、党が何もしないことではない」とくぎを刺した。
 前回知事選を含め道内選挙で協力関係にあった新党大地からは「候補の擁立過程で相談がなかった」と不信を買い、木村氏の推薦を取り消された。札幌市長選で3選した上田文雄市長との連携効果は数字には表れず、知事選と一体化を図った道議選でも現職の道連幹事長を落選させるなど振るわなかった。
  ◇  ◇
 「党本部のゴタゴタが結果的には足を引っ張った。責任感じないと駄目だよ。選挙前に内輪もめをやってるんだからさ」。道連の荒井代表は10日夜、木村氏が事務所を出た後、敗因を人ごとのように話した。「(知事選は)木村さんの擁立から連合主導だった」と言い切る道連幹部もいる。歴史的大敗を前に責任の押し付け合いも始まるなど、「4年後」に向けた戦略は当分の間、描けそうにもない。【岸川弘明、円谷美晶】

4月13日朝刊

475チバQ:2011/04/13(水) 23:42:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000006-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:道議選 自民、第1会派守る /北海道
毎日新聞 4月11日(月)10時36分配信

 ◇民主、改選前から後退も
 道議選は10日投開票され、無投票を含む48選挙区104人の新議員が出そろった。自民、民主両党による主導権争いとなったが、自民は公認49人・推薦7人の計56人のうち51人が当選し、改選前の50議席を上回った。単独過半数には届かないが、第1会派の座は守った。一方、公認47人・推薦8人・支持1人を立てた民主は40人が当選。ただ、全員が民主会派入りするとは限らず、改選前の39議席から後退する可能性もある。
 自民は現職41人が議席を守り、札幌市北区や北広島市で新人10人が初当選。一方、民主は政権批判のあおりもあり、複数候補を擁立した札幌市豊平区や自民との一騎打ちとなった宗谷管内で現職が落選した。
 改選前5議席の公明は擁立した公認8人全員が当選。公認6人を立てた共産は改選前の2議席から1議席に減らし、今回も代表質問権が与えられる会派構成要件(4議席以上)を満たせなかった。【岸川弘明】
 ◇民主道連幹事長・佐野氏が落選−−札幌市豊平区
 自民、民主の公認各2人と元社民の無所属候補が出馬して混戦となった道議選札幌市豊平区(定数3)で、4選を目指した民主道連幹事長、佐野法充氏(63)が落選した。佐野氏は「大変申し訳ない。ただただ、不徳の致すところです」と頭を下げた。
 過去3回の選挙では、自民候補2人を追い抜くことができず、いずれも最下位当選。今回は前回に続き、別の民主候補が出馬して票が割れたほか、支援者の一部が重複した元社民道副代表の山口たか氏(61)が参戦したことから、さらに不利な状況に追い込まれた。【和田浩幸】
 ◇くら替え松山氏、支持広げ初当選−−札幌市豊平区
 自民、民主各2人と元社民の無所属候補が出馬し混戦となった道議選札幌市豊平区(定数3)で、民主新人の行政書士、松山丈史氏(37)が初当選した。
 民主道連が主宰する「ダッシュ政権塾」出身。03年に札幌市厚別区から市議選に出馬したほか、07年は同区から道議選に立候補し、いずれも落選した。前回までは無所属だったが、今回は民主の公認を得て豊平区にくら替え。地域主権や行財政改革▽環境に配慮したエネルギー政策の促進▽失業者の起業支援や若者の就労支援−−などの政策を訴え、幅広く支持を集めた。【和田浩幸】

476チバQ:2011/04/13(水) 23:43:10
 ◇民主新人向井氏、激戦区勝ち抜く−−札幌市北区
 自民や民主、公明、共産、市民ネットの公認候補ら8人が乱立した道議選札幌市北区(定数4)で、民主新人の向井昭彦氏(46)が初当選を果たした。
 元共和町議。前回道議選は出馬表明の時期が遅く、知名度不足もあり、1万6716票で次点。落選後は再出馬をにらみ、鉢呂吉雄衆院議員や山岡達丸衆院議員の秘書を務めながら顔を売るなど準備を重ねてきた。
 政権与党の民主党に対する風当たりも強く、影響が懸念されたが、中小企業支援の充実や議会・道庁改革を主張。新党大地などの推薦も得て激戦区を勝ち抜いた。【岸川弘明】
 ◇自民推薦梅尾氏、民主退け初当選−−千歳市区
 道議選千歳市区(定数1)は、自民推薦の新人、梅尾要一氏(55)が民主新人を退けて初当選した。
 梅尾氏は市議6期の実績と知名度に加え、山口幸太郎市長との連携を強調して自衛隊体制維持や道立高等養護学校の誘致を訴えた。1月の出馬表明以降、地元企業や自衛隊行事などにもこまめに足を運び、保守層を固めてきた。
 一方、民主は同市で結党以来初の道議候補を擁立。小川勝也副防衛相の元秘書、小池修生氏(44)が固い保守地盤に挑んだが、自衛隊票を切り崩すには至らなかった。【円谷美晶】
 ◇初当選の吉川氏、「若い力で」と涙−−札幌市北区
 自民や民主、公明、共産、市民ネットの公認候補ら8人が乱立した道議選札幌市北区(定数4)で、自民新人の吉川隆雅氏(34)が初当選を果たした。元道議で前衆院議員の吉川貴盛氏の長男。今期限りの引退を決めた道議会・自民会派会長、見延順章氏の後継候補として初挑戦した。
 妻子とともに事務所に到着した吉川氏は支持者らから拍手で迎えられ、「しっかりと見延氏の後を受け継いで、若い力で道政に向かっていきたい」と目に涙を浮かべながら喜びを語った。【岸川弘明】

4月11日朝刊

477チバQ:2011/04/15(金) 22:30:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000007-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:夕張市、問われる議会のあり方 /北海道
毎日新聞 4月15日(金)10時32分配信

 ◇国が財政チェック、不要論も
 統一地方選第2ラウンド(17日告示、24日に投開票)で、財政破綻している夕張市の市長選と市議選(定数9)が行われる。破綻後の街作りをけん引してきた藤倉肇市長(70)は1期で引退し、異例の市議選出馬を表明。背景には市議会との対立や確執もあったとされる。鹿児島県阿久根市や名古屋市など市長と市議会が対立し、地方自治のあり方が問われる中、国の財政チェックを受けている夕張市では「市議会不要論」も噴き出している。【円谷美晶、吉田競】
 ■市長と議会対立
 先月25日に行われた市議会最終日。任期4年の締めくくりとしてあいさつした藤倉市長は「行政と議会はいろんな意見の食い違いはあったけど、最後には一致した」と市議会との確執に触れた。市議選転出を表明した1月の記者会見でも「新しい市議会作りが必要だ」と述べ、市議会への不満をにじませた。
 市議会は当初、ほぼオール与党体制でスタート。しかし、「(藤倉市長の)信念のない発言や対応に不信感が募っていた」(ある市議)という状況下で、同市紅葉山の産業廃棄物処理施設建設問題が対立を決定付けた。建設容認の姿勢を示していた藤倉市長は09年11月、一転して記者会見で反対を表明。地域振興策として賛成していた市議会側は「簡単に覆された」と強く反発した。
 ■役割は限定的
 市議選には現職5▽元職1▽新人4の計10人が立候補予定。一時、無投票の可能性があったが、3月末に新人が「無投票阻止」を掲げて出馬表明し、選挙戦に突入する見込みだ。
 市議の成り手が少ない背景には、報酬の減額や、財政再建中のため市議の役割が限定されていることがある。
 市議会の財政破綻前の定数は18で、議員報酬は月30万1000円だった。破綻後は定数9、議員報酬18万9000円に大幅削減された。また、三つあった常任委員会は「行政委員会」の一つに統合され、毎月開催される。ほぼ終日かかる行政委員会は市議全員が出席しており、破綻前からの市議は「仕事量は圧倒的に増えた」と口をそろえる。
 一方、現在の行財政方針を示す財政再生計画は自治体財政健全化法に基づいて総務相の同意が必要。市議会が承認した計画でも、総務相が同意しなければ実施できない。
 ■存在意義を強調
 「市議の顔も分からない。自分たちの声を聞いてもらったこともない」。年金生活の70代の男性は吐き捨てる。ある市職員は「市議は議会内でのやりとりに終始し、広く市民の意見を聴いていない」と話す。
 こうした批判に、市議3期を務める高橋一太副議長(41)は「(議会の役割や仕事についての)発信力が足りなかった。次の議会のテーマにしたい」と釈明する。1期目の伝里雅之市議(52)は「国は市民の声を聞くことができない。だからこそ議会が必要だ」と存在意義を強調し、国と市民との橋渡し役になる考えを示した。

4月15日朝刊

478チバQ:2011/04/15(金) 22:31:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110415-OYT1T00157.htm
都知事・小泉チルドレン…夕張市長選に弁士続々
 財政破綻以来、2度目となる夕張市長選(17日告示、24日投開票)に立候補を予定している一部陣営を応援するため、石原慎太郎東京都知事や、かつての“小泉チルドレン”の女性国会議員らが、夕張市入りすることになった。

 一方、外部からの応援は一切受けずに選挙戦に臨む陣営もおり、有権者の判断にどう影響するかが注目される。

 元都職員鈴木直道氏(30)の陣営の応援には、先日4選を果たしたばかりの石原知事が告示後の20日、夕張市入りする。石原氏が同市に入るのは、財政破綻以来初めてとなる。石原氏は午後2時からの街頭演説、午後3時から市内の「はまなす会館」で行う総決起集会に参加予定という。陣営では「『東京と夕張をつなぐ』と訴えている我々には、大きな勢いになる。ムードを盛り上げていきたい」と歓迎する。2月に夕張市を訪れ、鈴木氏の応援を行っている猪瀬直樹副知事も、選挙戦終盤に夕張を訪れる見込みだ。

 前衆院議員飯島夕雁氏(46)の陣営には、告示前の15日に佐藤ゆかり、告示後の18日に片山さつきの両自民党参院議員が、それぞれ応援に訪れる。陣営では「飯島の衆院議員時代の仲間である2人が、ぜひ応援したいと自ら名乗りを上げてくれた」と話す。21日には、武部勤・自民党元幹事長と親交がある俳優の杉良太郎さんも夕張入りし、飯島氏とともに、市内の福祉施設などを回る予定だ。このほか、17日朝の第一声には橋本聖子参院議員らが出席。推薦しているみんなの党や、公明党の国会議員も、期間中に夕張入りする予定といい、応援の総数は10人近くになる見通しだ。

 一方、外部から応援の有名人を呼ぶ予定が今のところないのは、農業羽柴秀吉氏(61)と、塩販売業笹谷達朗氏(52)の2陣営。

(2011年4月15日07時43分 読売新聞)

479名無しさん:2011/04/16(土) 15:22:07
今回の旭川市議選ぜんぜん盛り上がってないと思うんだけど現職は落ちるはずないとたかくくってるのかな。
誰か面白い人いないのかね

480チバQ:2011/04/16(土) 17:40:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104160005
13市長選 あす告示
2011年04月16日
■統一選後半 27市議選も


 統一地方選挙後半戦の13市長選と27市議選が17日、告示される。長引く景気低迷や少子高齢化に加え、東日本大震災の影響が道内に広がる中、後半選挙の舞台となる現場は課題が山積し、経済・雇用対策や地域医療・福祉などが主な争点となる見込み。13のうち6市長選が、27のうち2市議選が無投票になる公算。19日に告示される36町長選と100町村議選とあわせ、24日に投開票される。


   ◇


■夕張・函館・小樽など


 13市長選のうち、選挙戦が確実なのは、函館、小樽、室蘭、夕張、芦別、滝川、稚内の7市。


 夕張市は国内唯一の財政再生団体に移行後、初となる市長選。4年前の前回、財政破綻(はたん)直後に初当選した藤倉肇市長は立候補せず、市議選に挑むという異例の事態となっている。


 今のところ、いずれも無所属で、前回次点の羽柴秀吉氏(61)、前衆院議員で自民、公明、みんなの党の推薦を受ける飯島夕雁氏(46)、元都庁職員の鈴木直道氏(30)、夕張出身で塩販売業の笹谷達朗氏(52)の4人が立候補を表明。住民サービスの低下や高齢化が進む中、有権者がどのような選択をするのかが注目される。


 また、函館市は現職対新顔の一騎打ちとなる見込み。再選を目指す西尾正範氏(62)に、前副市長の工藤寿樹氏(61)が挑む。前回は西尾氏が助役を辞して立候補し、現職を破った。現職と前副市長(助役)という構図は前回と同じで、激戦が予想される。


 現職が引退する小樽市は新顔3氏の三つどもえ、同様に現職が立候補しない室蘭市と稚内市も新顔同士の一騎打ちとなりそうだ。


 芦別市は5選を狙う現職と新顔2氏の3氏の争い、滝川市は3選を目指す現職と新顔の2氏の戦いとなる見込み。


 無投票が見込まれるのは現職のみが立候補を明らかにしている江別、千歳、伊達、赤平、三笠の5市と、新顔のみが表明している砂川の計6市。


 一方、市議選は旭川、函館、釧路、帯広、網走、岩見沢、苫小牧、小樽、夕張、留萌など27市で告示となる。このうち、赤平(定数10)と歌志内(同8)の2市は今のところ、立候補予定者数が定数と同じになる見通しで、無投票となる可能性が高まっている。

481チバQ:2011/04/18(月) 21:57:04
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104180003
現職と前ナンバー2 一騎打ち 函館市
2011年04月18日


市長候補の第一声で気勢を上げる支援者たち=函館市

■一騎打ち、前回の構図再現


 函館市長選には、いずれも無所属で現職の西尾正範氏(62)と新顔で前副市長の工藤寿樹氏(61)の2人が立候補した。当時の市長に、助役だった西尾氏が挑んだ4年前の選挙と同じ構図。前回現職を推薦した民主と自民、支持した公明の各党は、自主投票で臨む。


 西尾氏は午前9時すぎ、同市中島町の選挙事務所前で約200人の支持者を前に「市民の協力で市政を推進できた」と第一声。


 また、「エネルギー政策は検討し直さなければならない」と述べ、建設中の大間原発(青森県大間町)は「函館を含む地域の合意のない新設はあり得ない」と強調した。


 一方、工藤氏は午前9時から同市富岡町3丁目の選挙事務所で出陣式。工藤氏は約400人の支持者を前に「函館を再生するためには今までの延長線上の街づくりでは変えることはできない」と訴えた。


 「函館を沈没させるか、西尾丸を沈没させるのかの戦い。改革と挑戦で街をよみがえらせたい」と支持を呼びかけた。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104180002
4氏、吹雪の中の訴え 夕張市
2011年04月18日


夕張が舞台の映画「幸福の黄色いハンカチ」になぞらえた応援幕で支持者が激励した=夕張市

■前市長は市議選に


 新顔4人の争いとなった夕張市長選。全国でただ一つの財政再生団体はこの朝、真冬さながらの吹雪模様に。各候補は吹き付ける雪の中、それぞれ夕張の再生策を訴えた。


 飲食店経営の笹谷達朗氏(52)は4人の中では唯一の市内出身で「(大震災被災者の夕張への)移住計画を進めたい」と訴えた。休止中の「ユーパロの湯」の再開や、小中学校の空き校舎の有効利用も強調。報道陣には「再生計画は全部見直す」と語った。


 「小泉チルドレン」で元衆院議員の飯島夕雁氏(46)=自民、公明、みんな推薦=は「必ず街の再生を果たし、希望に満ちた町づくりをしていく。皆さんとともに頑張りたい」と述べた。街頭演説では、医療・福祉の充実や雇用の確保なども訴えた。


 前回選挙は次点だった青森県の元観光温泉会社長の羽柴秀吉氏(61)。街頭演説では「石炭などの地下資源を利用して夕張の自主財源を確保する」と訴え、再生計画については「国から押しつけられたこの計画をぶっ壊し、大胆に見直す」と述べた。


 元東京都職員の鈴木直道氏(30)は、実質的に国の管理下に置かれる再生計画は「多くの皆さんの声を背に、実態に即した見直しが必要」と強調。大学時代のボクシング経験を引き合いに、「ぜひ、私を(国との)戦いのリングに上げていただきたい」。


    ◇


 夕張市議選(定数9)には10人が立候補した。財政破綻が表面化した際、その「チェック機能」にも厳しい視線が向けられた同市議会。前回選挙で定数が半分の9になり、今回は当選2〜4回の4人が引退、市議への転身を目指す前市長ら新顔4人、現職5人、元職1人がそれぞれ支持を訴えた。

482チバQ:2011/04/21(木) 22:11:02
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104210002
《統一地方選》薄れゆく旧町村の声
2011年04月21日
■合併市選挙区 存廃に揺れる


 函館市の中心部から約50キロ東に位置する椴法華(とどほっけ)地区。市議選が告示された4日後の20日、多くの選挙カーが漁業の盛んな海沿いの地区を走っていた。


 多くの陣営が訪れる理由について、ある市議候補者の陣営は「合併した旧町村は旧函館市に比べ投票率が高い。とりわけ候補者がいない椴法華は票が見込める」とそろばんをはじく。


■定数減り進退決意


 1月下旬。恵山岬の温泉施設に地区唯一の函館市議村井正幸さん(64)と、後援会員約20人が集まった。議題は、2カ月半後に迫った市議選に立候補するかどうかだった。


 村井さんは旧椴法華村議。旧南茅部、旧戸井、旧恵山の3町とともに函館市に合併した2004年、特例で函館市議となった。


 4年前の市議選は旧4町村ごとに定数1が設けられ、椴法華選挙区では村井さんが3人の候補者を抑えて市議となった。しかし、389票は当選した全市議で最少の得票だった。


 「よその地区は人口があるからいいが、椴法華は厳しい」。立候補しても勝算が見込めないことを村井さんがほのめかすと、後援会員らはうなずいた。


 今回の市議選。旧4町村に配慮した選挙区が廃止され、前回07年よりも定数は8減った。


 「地元の票を全部集めても足りない。定数削減の時から(引退の)覚悟は決めていた」と村井さん。今後、地区の声が行政に届かなくなることを心配する。


 「市議がいなくなれば、椴法華は町内会単位になってしまう」。旧椴法華村で喫茶店を経営し、町内会長も務める川口英孝さん(62)はいう。


 約50年前に4千人近くいた人口は今、約1200人。高齢化率も4割近くと市内では旧恵山町に次いで高く、地区の課題はまだまだ残っている。


 地元候補がいない市議選。川口さんはいう。「今回は誰に投票するか、まったく判断がつかない」


■「1回限り」を覆す


 国道沿いの所どころに雪が残る伊達市大滝区(旧大滝村)。区内に設けた市議選大滝選挙区(定数1)の掲示場には、現職と新顔の2枚のポスターが並ぶ。


 定数は07年の前回から3減となったが、本来は、今回全市1区での戦いになるはずだった。


 伊達市と旧大滝村は06年3月に合併した。合併協定書では選挙区の設置は前回07年の1回限りと決めていたが、これが覆った。昨年9月の市議会で選挙区を設けることの賛否は、1票差で賛成(11)が反対(10)を上回った。


 「地域を熟知した議員が必ず1人出せることになってよかった」と今期限りで引退する大滝選挙区の市議大宮不二雄さん(69)。全市1区だと、壮瞥町を挟んだ飛び地の上、有権者が全市の4%弱の大滝区から議員が出せない可能性があることに危機感があった。


 大滝区の宇佐美雅昭さん(68)は昨年1月、選挙区設置を求める署名を市議長に提出した。10日ほどで有権者の45%、約500人の署名が集まった。「地元議員がゼロになり、地域の声が行政に届きにくくなる不安の表れ」と感じた。それでも、4年後を見通すと、宇佐美さんは今回が最後だと思う。選挙区があることで、他の議員が(大滝区に)無関心になりかねない。


 選挙区に反対する人たちもこれを懸念する。元市議長の下田良夫さん(84)は「全議員が大滝にも行くようになった方が、住民の声は届くはずだ」と言う。


 合併の一体感をつくりつつ、人口の少ない地域の声をより吸い上げる仕組みとは――。難題を背負ったまま選挙戦は繰り広げられている。

483チバQ:2011/04/24(日) 18:53:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000028-mailo-hok
市長選の構図:’11統一地方選/上 函館市、再び「骨肉の争い」に /北海道
毎日新聞 4月19日(火)10時40分配信

 ◇財政再建策、対立鮮明
 「人口減少と高齢化で衰退の一途をたどる函館を再生させたい。市長選は函館を沈没させるか、西尾丸を沈没させるかの戦いだ」。17日に告示された函館市長選。前副市長の工藤寿樹氏は第一声で現職批判のボルテージを上げた。
 一方、再選を目指す西尾正範氏は第一声で工藤氏の批判にはふれず、「私は子育て支援など市民が安心できる町づくりに全力を尽くす。未来に投資しようではありませんか」と決意を訴えた。
 再び市役所のナンバー2が市長に挑む「骨肉の争い」となった選挙戦。工藤陣営の西尾市政批判は日増しにヒートアップしている。
 4年前。市助役だった西尾氏は現在と逆の立場だった。井上博司・前市長を「密室政治」と厳しく批判し、市長選に打って出た。民主、自民、公明などの推薦を取り付けた井上氏が優位とされたが、有力な支持基盤のない西尾氏は草の根運動で現職批判票を掘り起こし、約3万5000票の大差で初当選した。
 その西尾氏も09年12月に身内の反乱に遭遇する。定例市議会で、市議の質問に、当時副市長だった工藤氏が「(西尾氏の)政策に志を感じ取れない」などと公然と批判。その後、工藤氏は辞任。昨年11月に市長選に出馬を表明した。
  ◇  ◇
 2人には共通点も多い。共に井上市政時代の助役を経験。函館ラ・サール高出身で、旧亀田市役所入りした年も同じ同期だ。
 ただし、西尾氏が企画畑、工藤氏は財務畑が長い。掲げる政策も異なる。対立が鮮明なのは財政再建策だ。
 市債残高は09年度決算で約2777億円。西尾氏は「職員を547人削減し、(人件費を)55億円削減した。4年間で市の借金118億円を返済し、11年度は79億円を返す」と実績を強調。市の財政状況について「実質公債比率は約9%。全国1750自治体中、上から338番目でまだ良い方だ」と話す。
 これに対し工藤氏は危機感を強める。税収不足を補う「赤字地方債」のうち、市職員の退職金のための「退職手当債」が23年度までで計100億円超となり、「赤字を借金で穴埋めするサラ金的な借金」と批判。市長給料の50%カットや、市職員給与や退職金の見直しを公約に掲げた。
 こうした工藤氏の攻勢に、「給料に手をつけるのは最後の最後」としていた西尾氏も、最近になって職員給与体系見直しの検討へと方針転換した。
  ◇  ◇
 西尾氏は前回同様に有力な支持組織に頼らず草の根運動を展開している。一方、知名度不足の工藤氏は経済界を中心に支持の拡大を図る。激しいつば競り合いを演じる西尾、工藤両陣営だが、民主、自民、公明、共産の党は自主投票を決定。一部市議が個別に両陣営に分かれて支援する。
 市民からは冷ややかな声が漏れ、投票率の低下も懸念されている。「どっちが当選しても同じ事の繰り返しですよ。お役人が『市長様』になる事に変わりない」。市内で飲食店を経営する男性(57)は吐き捨てるように言った。【佐藤心哉】
 24日に投開票される統一地方選後半戦。夕張を除く6市長選の構図を3回にわたってリポートする。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇函館市◇(届け出順)
西尾正範 62 [元]市助役(1)無現
工藤寿樹 61 [元]副市長   無新

4月19日朝刊

484チバQ:2011/04/24(日) 18:53:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000007-mailo-hok
市長選の構図:’11統一地方選/中 室蘭市/小樽市 /北海道
毎日新聞 4月21日(木)10時45分配信

 ◇室蘭市、「若さ」か「経験」か
 ◇小樽市、市立病院争点に
 「若さ」という将来性にかけるか、行政に精通した「経験」に託すか−−。市民活動を積み重ねてきた33歳の前市議、青山剛氏と市職員歴38年で60歳の前経済部長、佐藤博氏が名乗りを上げた室蘭市長選。新人による16年ぶりの一騎打ちは激しさを増す。
 「32年間、公務員出身が続いたが、変革が求められている。歴史に残る選挙戦に挑む」。17日の出陣式で、青山氏は行政経験者による市政との決別を訴えた。95年から4期連続当選の現職の新宮正志市長は元収入役。その前の岩田弘志市長は道商工観光部長だった。
 市内には「若過ぎないか」と危ぶむ声もある。だが、青山氏は「10年、30年、50年先を見据えたマチづくりに責任を持って取り組む」と力説する。
 市議選で2期連続でトップ当選。新日鉄や日本製鋼所、連合など経済界、労働界から幅広い支持を得ている。一時、無風の可能性も高まったが、「青山独走」状態に待ったをかけたのが商店街の団体。3月下旬に市経済部長だった佐藤氏を担ぎ出した。
 佐藤氏は「行政経験者には情報収集能力や判断力があり、それらが行政をさらに推進させる。私には行政がダメ、民間がダメの発想はない」と青山氏に反論する。政策の内容の争点化を目指し、産業活性化や雇用創出などのマニフェストには財源を明示。「(相手候補との)違いを比べてもらいたい」と意気込む。
 18日朝、市役所前で街頭演説。元の同僚らに「皆さんなら『これはやれる政策だな』と分かってもらえると思う」と理解を求め、「また一緒に仕事をさせてください」と支持を訴えた。
   ◇  ◇
 「市立病院は民間にやってもらい、市民に使い勝手の良い病院にする。病院の赤字の穴埋めに使っていたお金を財源に政策を推進し、小樽の活力を取り戻す」。17日朝、元衆院議員の佐藤静雄氏は第一声で訴えた。元小樽市議の森井秀明氏も「市立病院を改革する」とアピールした。
 新人による三つどもえとなった小樽市長選は前回07年同様、老朽化が進む市立病院のあり方が最大の争点だ。
 現職の山田勝麿市長は2カ所にある市立病院を統合し、病床を現在より57床減らした388床とする方針。総事業費は約140億円、14年度の開業を目指す計画だ。
 この計画の踏襲を表明するのは元小樽商工会議所専務理事の中松義治氏。山田市長を支援してきた民主、自民、公明、連合、商工会議所が相乗りする事実上の後継候補。中松氏は「現在の入院患者数から見て新病院の病床数は妥当だ。後志の災害拠点病院として一日も早く建設すべきだ」と訴える。
 これに対し、佐藤氏は社会医療法人への譲渡を主張する。森井氏は独立行政法人化を提案。民間病院と連携し、診療科と病床数を大幅に減らしたコンパクトな病院にすることで「財政支出を抑えられる」と強調する。【新庄順一、坂井友子】
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 ◇室蘭市◇(届け出順)
青山剛 33 [元]市議    無新
佐藤博 60 [元]市経済部長 無新
 ◇小樽市◇
佐藤静雄 69 [元]衆院議員  無新
中松義治 64 [元]商議所役員 無新=[民][自]
森井秀明 38 NPO理事    無新

4月21日朝刊

485チバQ:2011/04/24(日) 18:54:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000094-mailo-hok
市長選の構図:’11統一地方選/下 滝川・芦別・稚内 /北海道
毎日新聞 4月23日(土)12時32分配信

 ◇「継続」か「改革」か
 市政の「継続」か「改革」か−−。滝川、芦別、稚内の3市長選は、各候補が舌戦を繰り広げる。
 「愛する滝川の誇りと名誉が著しく損なわれた。不祥事は人災。人心を一新してけじめをつけるべきだ」。13日にあった滝川市長選立候補予定者の公開記者会見で、元道議の前田康吉氏は現市政を厳しく批判した。
 2億4000万円に上る生活保護費(介護タクシー代)詐欺事件や、第三セクター「滝川農業開発公社」の粉飾決算問題……。現職の田村弘氏の2期目は不祥事が相次いだ。
 だが、田村氏は「詐欺事件は、市税を使わずに返還・穴埋めのめどがついた。いずれも問題を解決し、信頼回復したことに一定の成果を認めていただいたと思う」と説明し、理解を求める。
 田村氏は市立病院改築や行財政改革の成果を挙げ、道政と一体となった市政継続を訴える。一方、前田氏は民間活力を導入した市政への転換を主張し、草の根選挙を展開する。
  ◇  ◇
 12年ぶりの選挙戦になった芦別市長選は、現職と新人2人が三つどもえの戦い。現職の多選を市民がどう判断するかが焦点だ。
 「16年間、全力投球してきた。体力、気力は十分」。12日の市長選立候補予定者の公開討論会で、5選を目指す林政志氏は多選を意識してか、語気を強めた。林氏は「行財政改革を断行し、財政健全化に明るさが見えてきた。まちづくりを集大成させたい」と意欲を見せる。
 前副市長の三柳純一氏の陣営は「16年続いた市政に終止符を打ち、新たな旅立ちを」と林氏の多選を批判。三柳氏は「市に38年間勤務した経験を生かしたい」と訴え、陣営も「市の財政を好転させたのは三柳氏の功績だ」と力説する。
 前市議の清沢茂宏氏の陣営も「多選でまちに閉塞(へいそく)感が充満している」と指摘。清沢氏は「市議として提案してきたことを実践していく。人が変わればまちも変わる」と強調し「新しい発想で新しい風を」と市政転換を訴える。
  ◇  ◇
 稚内市長選は現職の横田耕一市長が引退。事実上の横田市長後継で前副市長の工藤広氏と、市政改革を訴え、前回302票差で敗れた建設会社社長の長谷川伸一氏が争う。
 知名度不足が懸念される工藤氏だが、前回横田市長を支援した自民に加え、民主も推薦に回った。市内の主要企業や団体も支援する。
 37年の行政経験を武器に、「自立したまちづくり」を主張。女性や若者らの無党派層を意識し、小学生の医療費無料化や給食費半減など少子化対策にも言及する。
 一方、2度目の挑戦となる長谷川氏は、第三セクターのホテル売却などを挙げ、「今の稚内は暗い話ばかりだ」と現市政を批判。市民参加の市政の実現を掲げ、副市長の公募や天下りの根絶、オンブズマン制度などを強調する。【西端栄一郎、金子栄次】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇滝川市◇(届け出順)
田村弘  64 [元]市助役(2)無現
前田康吉 56 [元]道議    無新
 ◇芦別市◇
林政志  71 全市長会役員(4)無現
三柳純一 62 [元]副市長   無新
清沢茂宏 48 建設会社長    無新
 ◇稚内市◇
工藤広   61 [元]副市長  無新=[民][自]
長谷川伸一 55 建設会社長   無新

4月23日朝刊

486チバQ:2011/04/24(日) 19:18:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104220002
再生期し 街駆ける 夕張市長選
2011年04月22日
■夕張市長選 新顔4氏政策競う


 17日に告示された夕張市長選には、無所属の新顔4氏が立候補し、街の再生に向けての政策を競いながら訴えている。財政破綻(はたん)が表面化して5年、有権者たちは夕張の再生を誰に託すのか――。候補者たちの訴えや動きを追った。


■笹谷氏


 4人のうち、唯一もともと夕張市民だった飲食店経営の笹谷達朗氏(52)は21日午後、JR夕張駅前に立ち、行き交う車に手を振り続けた。


 拡声機もマイクも使わない戦い。東日本大震災の被災者を夕張で受け入れたいとの思いを込めて、手に黄色いハンカチを握る。(休止中の)ユーパロの湯を再開させることなど、「すぐにできることを公約にしている」と強調した。


■飯島氏


 「小泉チルドレン」の元衆院議員で医療現場での勤務経験がある飯島夕雁氏(46)=自民、公明、みんな推薦。この日の街頭演説では、「365日、24時間診てもらえる緊急医療態勢の確立を政策の第一項目に置きたい」と訴えた。


 途中、救急車がサイレンを鳴らして通り過ぎると演説を中断し、「在宅医療、介護にも力を入れて参ります」と強調した。


 「医・職・住」の3本柱を政策に掲げた。選挙戦の中盤以降は商店街を歩く回数を増やし、演説回数を増やす戦術をとっている。


 橋本聖子参院議員や稲津久衆院議員ら推薦を受ける自民、公明両党の議員が応援に駆けつけている。


■羽柴氏


 前回選挙は次点だった元観光温泉会社長の羽柴秀吉氏(61)は21日、スーツに長靴姿で団地前に現れ、マイクを握った。


 「何としても若い人が働ける雇用の場をつくる。医療と福祉は万全な対策をとる。水、石炭、メタンガスなど夕張の地下資源を利用して自主財源を創出する」


 個人のつながりを広げる「草の根」に徹する。陣営は「お祭り騒ぎの選挙ではなく、政策を訴える」。


 前回と違い、後援会が組織され、青年部と婦人部がフル稼働している。陣営は「前回は高齢者の方からの支持が多かったが、今回は様々な年齢層、職業の人たちからの支持を頂いている」と手応えを口にする。


■鈴木氏


 夕張市内の集会場。21日夜、元東京都職員の鈴木直道氏(30)は「国や道とのパイプはいらない。市民の皆さんとのパイプを太くしたい。皆さんの思いを背負って夕張を駆け回りたい」と熱弁をふるった。


 昨年11月、都庁を退職。都職員時代、夕張市役所に2年2カ月の間、派遣された経験がある。


 キャッチフレーズの一つは「東京と夕張をつなごう」。東京都にサポートしてもらいながら、夕張の実情を国に訴えていきたいという。20日には、元上司の石原慎太郎知事が夕張入りし、街頭演説とともに選挙カーで支持を訴えた。5分ほどの街頭演説を重ね、「露出度」を高めている。


     ◇


 市長選では、今後16年間で322億円の赤字を解消することなどを盛り込んだ財政再生計画への対応も争点の一つになっている。笹谷氏は「全面的な見直し」、飯島氏は「12年で整えたい」、羽柴氏は「4年遅くても7年に短縮」、鈴木氏は「(短縮期間は)約束できないが短くしたい」としている。


(神元敦司 国吉美香)

487チバQ:2011/04/24(日) 19:18:42
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104240001
「身内同士」火花散る 函館市長選
2011年04月23日

■函館市長選、現職と前副市長の一騎打ち


 函館市長選が告示されて4日目の20日。現職で再選を目指す西尾正範氏(62)は市内のホテルで、「血税を大事に使うと肝に銘じてきた。函館を壊す人に市政は渡せない」と声を張り上げた。選挙戦が始まった17日の第一声では一言も触れなかった相手候補の批判を繰り広げた。


 翌21日。相手候補である新顔で前副市長の工藤寿樹氏(61)の姿が同じホテルにあった。こちらも「思いつき、その場しのぎで、お金をばらまいている。今の市政を続けていいのか」と、西尾市政の1期4年を批判した。


 市のトップとナンバー2が争う一騎打ちの構図は、4年前の市長選と同じ。投票日の24日に向け、両候補の舌戦はさらに激しさを増しそうだ。


■財政改革で対立


 西尾氏は4年前、当時の現職の市政運営を「密室的」と批判、助役を辞めて市長選に立候補した。民主、自民が推薦、公明が支持、経済界も加わった現職に対し、草の根選挙を展開した西尾氏が3万5千票余りの大差で制した。


 もう1人の助役(副市長)だった工藤氏は当選した西尾氏に辞表を提出したが慰留された。しかし、「市政運営で路線の違いを感じる」として一昨年12月に退任、西尾市政に批判的な経済人らに推されて市長選への立候補を表明した。


 2人は函館ラ・サール高校の同窓で、旧亀田市役所の同期入庁組。西尾氏が教育、企画畑が長かったのに対し、工藤氏は主に財務畑を歩いた。


 両氏の主張で対立が際立つのは行財政改革だ。


 工藤氏は「現市政は4年間で赤字穴埋めのために百億円もの借金を重ねた」と職員の退職金支払いのための市債発行を批判、市長の給与50%カットや職員の給与、退職金の見直しを公約に掲げる。


 これに対し西尾氏は「退職手当債は国の制度で道内のほかの都市もやっている」と反論。「4年間で職員を547人削減、約55億円の効果があった」と実績を示す。最近は職員の給与体系の見直しにも言及する。


 医師不足解消を目的にした公立はこだて未来大への医学部新設構想も争点の一つ。西尾氏は「最初で最後のチャンス」と積極的なのに対し、工藤氏は医学部の必要性には賛同するが「市の負担が膨大にならないよう議論が必要」と慎重だ。


 市民の関心が高い大間原発(青森県大間町)の建設問題。工藤氏は「無期限凍結、エネルギー政策の転換」を主張するが、西尾氏も「函館を含む地域の合意なくして新設はあり得ない」とこれまでの発言より一歩踏み込んだ。


■各党は自主投票


 4年前に続く「身内同士」の争いに、自民や民主、公明の主要政党はいずれも自主投票を決め、一歩引いた形をとる。地元の経済界も早々と中立を表明した。


 日に日に激しさを増す選挙戦に、市民からは「行政のプロ同士だから素人が出るよりいい」(40代の男性)という意見がある一方、「市役所OB同士で公約の違いがわかりにくい。大間原発の建設の是非を最大の争点にしてほしかった」(60代の男性)という声も出ている。
(加賀谷直人、中沢滋人)

488神奈川一区民:2011/04/24(日) 20:48:49
夕張市長選は例の人が有利らしい。

489神奈川一区民:2011/04/24(日) 22:18:15
夕張市長選は新人で無所属の鈴木直道氏が
当選確実。
(ソース@NHK)

490チバQ:2011/04/24(日) 22:43:20
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042401000740.html
再建中の夕張、最年少市長誕生へ 元都職員の鈴木氏が初当選確実
2011年4月24日 22時36分

 北海道夕張市長選は24日、新人の元東京都職員鈴木直道氏(30)が、元衆院議員の飯島夕雁氏(46)=自民、公明、みんな推薦=ら3新人を破り、初当選を確実にした。鈴木氏は熊谷俊人千葉市長(33)を抜いて現職では全国最年少市長となる。投票率は前回を0・95ポイント上回る82・67%。

 全国唯一の財政再生団体の同市は、322億円の赤字を2010年度から17年間で解消するとした財政再生計画下にある。赤字解消の前倒しを含む地域再生策の立案や、人口減への対応が急務。

 鈴木氏は、除排雪の充実や夕張産農作物の販路拡大を訴えた。東京都との連携や若さを打ち出し、終盤に応援に駆け付けた石原慎太郎都知事の後押しも受けた。

 08年1月から昨年3月まで都から夕張市に応援派遣された後、内閣府地域主権戦略室に出向したが出馬のため辞職した。

 元衆院議員の経歴から国とのパイプを強調した飯島氏や、前回次点の元会社役員羽柴秀吉(本名・三上誠三)氏(61)らは及ばなかった。

(共同)

491チバQ:2011/04/25(月) 21:44:03
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110425/dms1104251537009-n1.htm
羽柴秀吉またも落選「バカな市民!」夕張市から撤退へ2011.04.25

 全国で唯一の財政再生団体となった北海道夕張市の市長選では、15度目の選挙に挑んだ元会社社長の羽柴秀吉氏(61)が、またもや落選。「バカな市民にはかまっていられない」と夕張市からの撤退を表明した。

 市長選は、無所属の新人で東京都の石原慎太郎知事の支援を受けた元東京都職員、鈴木直道氏(30)が当選。全国最年少の市長が誕生した。

 東京都知事選や大阪府知事選など数々の選挙で落選した羽柴氏だが、今回は「有利ではないか」との下馬評もあり、全国的にも注目された。だが、ふたを開けてみれば次々点に終わった。

 羽柴氏は「支持者のみなさんには、このような結果になって申し訳ない」と頭を下げながら、「一番の敗因は大物を呼ばなかったこと。トラの写真に負けたんだ。親分がついているということに、市民がだまされた。でもオレは自分が親分だから」と敗戦の弁。鈴木氏の応援に、石原知事が駆けつけたことに悔しさをにじませた。

 羽柴氏は、有権者を「バカな市民」とこき下ろして、4年後の市長選出馬を否定。さて、次の合戦場は−。

492チバQ:2011/04/25(月) 22:04:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000072-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:7市長選、すべて新人 /北海道
毎日新聞 4月25日(月)12時9分配信

 統一地方選後半戦の市町長・市町村議選の投開票が24日行われ、選挙戦となった7市長選はいずれも新人が当選した。函館市は前副市長の工藤寿樹氏(61)=無所属=が、現職の西尾正範氏(62)=同=を破って初当選。芦別市の清沢茂宏氏(48)=同=と、滝川市の前田康吉氏(56)=同=も、それぞれ現職に競り勝った。新人同士が対決した市は▽小樽市が中松義治氏(64)=民主、自民、公明小樽総支部推薦▽室蘭市が青山剛氏(33)=無所属▽稚内市が工藤広氏(61)=民主、自民推薦−−が激戦を制した。25市議選と千歳市議補選も投開票され、新議員が次々と決まった。
 ◇函館市長に工藤氏 経済・財政再建訴え支持
 07年の前回と同じ市役所トップと元ナンバー2の対決となった函館市長選は、新人で前副市長の工藤寿樹氏(61)が、現職の西尾正範氏(62)の再選を阻んだ。
 24日深夜、工藤氏の当選確実が伝わると、選挙事務所は歓声と拍手に沸いた。工藤氏は「これで戦いが終わったわけではない。函館再生のため、新しい戦いが始まる。市民の心と自分の心を重ねながら、全力を尽くしたい」と力強く述べた。
 財務に明るい工藤氏は、西尾氏の財政政策を「赤字を借金で穴埋めするサラ金的な運営」と厳しく批判した。意識改革のため、市長給与半額カットや市職員の減給を主張。経済・財政再建を前面に訴えた。現職に対する批判票も取り込み、無党派層からも一定の支持を集めた。
 西尾氏は大震災対応を最重点課題に選挙を展開。「公営住宅で被災者を積極的に受け入れ、観光支援のためプレミアム商品券や宿泊券を作る」と訴えた。
 4年間の実績を強調したものの、前回ほど無党派層の支持が集まらず失速。公立はこだて未来大への医学部設置の公約も、財源を明確に示せず、支持を得られなかった。西尾氏は「私の力不足。申し訳ない」と頭を下げた。【佐藤心哉、近藤卓資】
 ◇中松氏、初の笑顔 三つどもえ戦、競り勝つ−−小樽市
 3新人が争った小樽市長選は前小樽商工会議所専務理事の中松義治氏(64)が、元市議の森井秀明氏(38)と元衆院議員の佐藤静雄氏(69)を破り、初当選を果たした。
 中松氏は午後11時ごろ、小樽市稲穂2の事務所に到着。「小樽のために頑張りたい。観光客が減少しているので、産業の疲弊にまず取り組み、緊急の経済対策を実施する。若い人が働けるよう地場産業の振興に取り組む」と抱負を語った。
 中松氏は民主、自民、公明小樽総支部、連合小樽、小樽商工会議所から支援を受け、万全の体制で選挙戦に挑んだ。若さを強調した森井氏と、衆院議員4期の実績を強調した佐藤氏は、一歩及ばなかった。【坂井友子、久野華代】
 ◇室蘭市は青山氏
 16年ぶりに新人同士の一騎打ちとなった室蘭市長選は、前市議の青山剛氏(33)が前市経済部長の佐藤博氏(60)を破り、初当選を果たした。
 青山氏は「『若い力で室蘭を変えてほしい』という多くの人の思いが当選に結びついたと思う。子供からお年寄りまで、希望の持てる室蘭の街づくりを実現させたい」と抱負を語った。
 「市政に新風を」と訴えた青山氏は、出馬表明が早かったうえ、有力企業や労働団体など幅広い支援を得て有利に選挙戦を進めた。商店街振興団体などから支持された佐藤氏は、必要な公共事業と景気対策などを訴えたが、出馬表明が3月末と出遅れたのが、最後まで響いた。【新庄順一】

493名無しさん:2011/04/25(月) 22:05:12
 ◇前田氏、喜びの涙 保守分裂戦、田村氏の3選阻む−−滝川市
 保守分裂となった滝川市長選は元道議の前田康吉氏(56)が現職の田村弘氏(64)の3選を阻み、初当選した。
 前田氏は、田村氏の2期目で起きた2億4000万円に上る生活保護費(介護タクシー代)詐欺事件と第三セクターの粉飾決算を批判。市政刷新を掲げて草の根選挙を展開した。「けじめをつける選挙で市民から良識ある判断をいただいた。責任の重さを感じている」と勝利の喜びで目を潤ませた。
 田村氏は詐欺事件について「市税を使わず返還・補てんのめどがついた」と理解を求めた。前回同様、市内の主要10団体の支持を受け、滝川市選出の道議と連携したが、新たな市政を求める流れを止められなかった。【西端栄一郎】
 ◇清沢氏、現職破る「挑戦忘れず市政運営」−−芦別市
 12年ぶりの選挙戦となった芦別市長選は、前市議の清沢茂宏氏(48)が、5選を目指した現職の林政志氏(71)と前副市長の三柳純一氏(62)を破り、初当選した。
 清沢氏は地元町内会を中心に新市政を期待する市民の支持を獲得。「困難もあると思うが挑戦する気持ちを忘れず市政運営する。産業振興など将来の具体的ビジョンを示したい」と抱負を語った。
 林氏は「行財政改革を断行し、財政健全化に明るさが見えてきた」と16年間の実績を強調。市政継続を訴えたが、多選批判をかわせなかった。三柳氏は「38年間、市に勤務した経験を生かしたい」と水道料金、ごみ袋料金の値下げなどを公約したが、及ばなかった。【西端栄一郎、渡部宏人】
 ◇工藤氏も広く浸透−−稚内市
 新人同士の一騎打ちとなった稚内市長選は、前副市長の工藤広氏(61)が建設会社社長の長谷川伸一氏(55)を降し、初当選した。当選が決まり、選挙事務所であいさつした工藤氏は「まだ結果が信じられない。この街の未来、子供たちの未来を、しっかりと守っていきたい」と喜びを語った。
 工藤氏は37年の行政経験をアピールし「経済、財政の自立したまちづくり」を公約に掲げた。民主、自民の推薦を受けたほか、市内の企業・団体から幅広い支持を取り付けた。前回、現職に僅差で敗れ、2度目の挑戦となった長谷川氏は、草の根選挙を展開。オンブズマン制度の導入など市政改革などを訴えたが、及ばなかった。【金子栄次】
………………………………………………………………………………………………………
◇7市長選の投票率(%)
市名  投票率   前回
函館市 55.65 60.74
小樽市 61.50 67.74
室蘭市 63.75 67.30
夕張市 82.67 81.72
稚内市 75.80 78.27
芦別市 78.73 無投票
滝川市 68.94 71.56

4月25日朝刊

494名無しさん:2011/04/25(月) 22:07:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110425-OYT1T00369.htm
元部下が2代続けて元上司に勝った函館市長選

 元市職員同士の対決となった北海道函館市長選は、新人で元副市長の工藤寿樹さん(61)が、現職の西尾正範さん(62)を退け、初当選を決めた。

 前回の市長選も当時、助役を辞して現職に挑んだ西尾さんが当選しており、2回続けて現職が元の部下に敗れたことになる。

 当選確実の知らせが届くと、事務所は大歓声と拍手でわきかえった。事務所に現れた工藤さんは支持者とがっちりと握手を交わし、「このまちを活気のある、誰もが幸せに暮らせる素晴らしいまちによみがえらせてみせる」と高揚した様子で語った。

 2009年12月に西尾市政を批判し、副市長を辞任。まもなく市内で街頭演説や企業回りを開始した。「無謀な挑戦だ」と出馬を止める知人もいたが、地道な活動を続けた。民主、自民、公明の各党は自主投票を決め、厳しい選挙戦が予想された。一方で、現職市長と元副市長の一騎打ちに、一部で「兄弟げんか」と冷ややかな意見もあった。

 しかし、観光客数が落ち込む中、東日本大震災が発生し、さらに市の経済が低迷するという危機感から、経済再生への取り組みを強調。市長給与の50%カットなどを含む行財政改革に大きく踏み込んだ公約が市民の共感を呼んだ。

(2011年4月25日10時36分 読売新聞)

495名無しさん:2011/04/25(月) 22:08:01
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/25/kiji/K20110425000697070.html
惜しい次点だった 90歳の新人男性が落選
 24日の北海道旭川市議選で、90歳で新人の市民オンブズマン代表山本実氏が落選した。定数36に対し38人が争った。90歳以上の新人が当選すれば異例だったが、37番目だった。

 市政の情報開示や高齢者施設の増設などを訴えた。選挙期間中、親交のある新党日本の田中康夫代表も応援に駆けつけたが、及ばなかった。

496名無しさん:2011/04/25(月) 22:34:29
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104250006
室蘭市長、33歳青山氏
2011年04月25日


当選を決めて気勢を上げる青山剛氏(中央)=室蘭市

■新顔一騎打ち 429票差で勝利


 16年ぶりの新顔対決となった室蘭市長選は、前市議の青山剛氏(33)=無所属=が、前市経済部長の佐藤博氏(60)=同=を429票差で破って初当選した。


 事務所で支持者から祝福を受けた青山氏は「市民から、若い市長に閉塞(へいそく)感がある室蘭市を変えて欲しいとの声を受けた。活力ある室蘭を市民とともにつくり、希望の持てる市政を取り戻したい」と喜びを語った。


 室蘭工業大助手から市議に転じた青山氏は、市議選で2期連続トップ当選。若さを前面に、商工会議所や連合の支援を受けて選挙戦を優位に進めた。若さを不安視する声には「若いからこそ将来を見据えた責任あるまちづくりができる」と強調。市民活動を積み重ねてきた経験を生かした住民目線の市政運営を掲げ、無党派層も取り込んだ。


 一方、佐藤氏は38年の行政経験に基づく即戦力を訴え、商業者の支援を受けて草の根活動を展開。しかし、立候補表明が3月下旬と出遅れたこともあり、知名度不足を克服できなかった。

497名無しさん:2011/04/25(月) 22:34:52
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104250005

稚内、工藤氏競り勝つ 新顔対決制す
2011年04月25日


初当選を決めて万歳する工藤広氏(右)=稚内市

■前副市長、新顔対決制す


 新顔対決となった稚内市長選は、無所属で前副市長の工藤広氏(61)=民主、自民推薦=が幅広い支持を集め、前回は現職に302票差まで詰め寄った無所属で建設会社長の長谷川伸一氏(55)を216票差で破り、初当選した。


 事務所で支持者の祝福を受けた後、工藤氏は「子育て重視などの政策が理解された。このまちと子どもたちの未来を守るために、しっかり働きたい」と喜びをにじませた。


 工藤氏は財政、企画畑を歩き、2005年から助役、07年4月から副市長を務め、市政の実務面を取り仕切ってきた。立候補表明は昨年12月の退職後と出遅れたが、堅実な市政運営に期待する経済団体や女性層などが後援会を組織し、幅広い支持を取り付けた。


 長谷川氏は、企業経営者の視点から、より効率的な市政運営の実現や、新エネルギー導入で産業を興し、雇用創出につなげることを訴えたが、及ばなかった。

498名無しさん:2011/04/25(月) 22:43:52
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104250004
滝川は前田氏
2011年04月25日

■元道議、現職の3選阻止


 無所属同士による保守層を二分する戦いとなった滝川市長選は、新顔の元道議前田康吉氏(56)が3選を目指した現職の田村弘氏(64)を破って初当選した。当選の知らせを受けて事務所入りした前田氏は「市民の間に、これまでの問題にけじめをつけ、新しい変化を求める思いがあったと思う。課題が山積し厳しい財政状況だが、職員、市民との対話を重視しながら市政に取り組みたい」と抱負を語った。


 自民党を離党して立候補した前田氏は、生活保護費詐取事件など田村市政の不祥事を取り上げ、「人心を一新した市政改革」を強く訴えて支持を広げた。民主票や労組票の取り込みにも成功した。


 3選を目指した田村氏は行政改革を進めるなど2期8年の実績を前面に、食を中心とした産業振興を掲げて市政継続を訴えたが、及ばなかった。

499名無しさん:2011/04/25(月) 22:44:24
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941104250008
小樽市長に中松氏
2011年04月25日


初当選した中松義治氏=小樽市

■新顔3氏激突 市政継承訴え実る


 3期務めた山田勝麿市長(72)の引退を受け、いずれも無所属の新顔3人が争った小樽市長選は、山田市政の継承を打ち出した前小樽商工会議所専務理事の中松義治氏(64)=民主、自民、公明推薦=が、元衆院議員の佐藤静雄氏(69)と元市議の森井秀明氏(38)を破って初当選した。


 当選確実となって事務所に姿を見せた中松氏は「市民の力をいただいて、活力ある小樽を作りたい。市民が安心して暮らせるまちを作りたい」と語った。


 中松氏は山田市政で収入役を務めた後、小樽商議所専務理事に就任。経済界出身ながら市行政にも通じた経歴が買われ、民主、自民、公明、連合、小樽商議所の5団体から山田市政の後継者として、立候補を求められた。争点となった二つの市立病院の統合建て替え問題については、現行案通り進めるとした。


 佐藤氏と森井氏は前回選挙に続く挑戦。2人は、5団体による中松氏の擁立について「密室の相乗り政治」と批判を展開した。しかし、2人の立候補表明が2月に入ってからと出遅れたため、有権者に浸透できず、現市政に不満を抱く勢力を集約できなかったことが響いた。

500チバQ:2011/04/26(火) 21:08:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000134-mailo-hok
2011統一地方選・北海道:道議選 大地推薦の2氏、新会派結成へ /北海道
毎日新聞 4月26日(火)12時35分配信

 道議選(総定数104)で初当選した山崎泉氏(38)=帯広市=と鳥越良孝氏(54)=北見市=が新会派を結成する意向を固めた。26日にも会派結成届を議会事務局に提出する予定。会派名は未定だが、両氏とも今回の選挙では新党大地の推薦を受けており、道議会に大地系会派が誕生することになる。
 両氏は民主党からも推薦を受けていたが、道議会会派の民主党・道民連合には加わらない。民主は今回、党公認・推薦候補計40人を当選させたものの、改選前の39議席を下回るのが確実となった。
 両氏はともに収監中の鈴木宗男・新党大地代表の元秘書。鳥越氏は北見市の道議候補擁立過程で民主や連合と対立するなどしこりも残る。山崎氏は毎日新聞の取材に「民主に敵対するわけではない。協力できるところは協力していく」と是々非々の姿勢を強調した。【岸川弘明】

4月26日朝刊

501名無しさん:2011/05/02(月) 02:24:50
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

502チバQ:2011/05/04(水) 08:07:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110501-OYT8T00014.htm?from=nwlb
小清水町議が辞職願
選挙前に親族転入 実態なし
 小清水町の林正男町議会議員(71)が30日、同町議会あてに辞職願を提出した。理由は「一身上の都合」だが、4月24日に行われた同町議会議員選挙で、公職選挙法違反の疑いがかけられていることが背景にあるとみられる。

 林議員らによると、親族の男性が今年1月、実際には同町に住んでいないのに、町内への転居手続きを行っていた。公職選挙法違反(詐偽登録、詐偽投票)にあたる可能性があるため、林議員は後援会関係者や家族と協議し、30日に議員辞職を決めた。

 林議員は「票欲しさの転入ではなかった。私たちの認識不足だった」と話している。

 林議員は2007年に初当選し、現在2期目。先月の町議選(定数10)では347票を獲得し、7位で当選していた。

(2011年5月1日 読売新聞)

503チバQ:2011/05/04(水) 08:47:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110502-OYT8T00670.htm
パーティー券販売 常態化か 

総務部長の逮捕を受けた記者会見で質問に答える中松市長(手前)(2日午前11時頃、小樽市役所で)=栗原怜里撮影 

北海道小樽市長選で初当選を果たした中松義治氏(64)のパーティー券を、市職員が売買していた事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された市総務部長の山崎範夫容疑者(58)(同市幸4)が、総務部長室に決裁に訪れた市幹部職員らに直接、パーティー券の購入を持ちかけていたことが、捜査幹部への取材でわかった。後援会幹部らは取材に対し、過去の市長選などでも市職員らによるパーティー券販売が行われていたと証言しており、道警はパーティー券販売が以前から常態化していたとみている。

 道警によると、山崎容疑者は3月中旬、総務部長室を決裁のために訪れた幹部職員らに対し「買って下さい」などとパーティー券の購入を持ちかけた。その際、購入を拒否したり、違法性を指摘したりする職員はいなかったという。

 また、山崎容疑者は自ら他部長室を訪れるなどして複数のパーティー券を渡し、1枚3000円で部下の市職員などに売却するよう依頼していたという。消防本部などを含めた市役所の全部局で、計約130枚のパーティー券が販売されたとみられる。道警は、市役所全体が中松氏の資金の提供元になっていたとみて、市役所内でのパーティー券売買の実態解明を進める。



 2日午前10時頃、小樽市稲穂の中松氏の後援会事務所が入る小樽経済センターに、道警の捜査員約10人が捜索のため到着した。捜査員は、資料を入れるための段ボールを手に、6階の事務所に入った。

■中松・小樽新市長「辞めるつもりない」

 新市長として2日、初登庁した中松氏は、総務部長らの逮捕を受け、午前11時頃から市役所内で記者会見した。中松氏は、事件の経緯を説明した後、「大変申し訳ありませんでした」と陳謝した。自身の後援会幹部が逮捕され、市長としての責任が問われていることについては、「市民から負託を受けており、(市長を)辞めるつもりは一切ない。市政について、選挙で訴えてきたことをきちんと進める」と述べ、辞任する意向がないことを明らかにした。

 中松氏は、2日午前0時頃、総務部次長から2容疑者の逮捕について電話連絡を受けたとした上で、「職員に対し、法令順守を含めてえりを正すことを徹底して参りたい」と深々と頭を下げた。また、今回の事件が、自身の選挙活動の中で起きたことの責任を問われると、「私は関与していない」と、語気を強めた。

 過去の市長選でも、市役所幹部がパーティー券の販売に関与していたとされていることについては、「承知していない」と語った。

 市長としての初仕事が、謝罪会見になるという皮肉な結果になり、中松氏は、終始硬い表情で質問に答えていた。

(2011年5月2日 読売新聞)

504チバQ:2011/05/04(水) 08:53:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000009-mailo-hok
政治資金規正法違反:小樽市幹部逮捕 新市政、波乱の幕開け /北海道
毎日新聞 5月3日(火)10時45分配信

 ◇中松市長「違法行為ない」
 小樽市長選を巡る政治資金規正法違反事件で市幹部らの逮捕から一夜明けた2日、市役所では初登庁した中松義治市長(64)が直後から釈明会見に追われ、夕方には道警の家宅捜索が入るなど、新市政が波乱のスタートを切った。「何も違法行為をしていない」と関与をきっぱりと否定した中松市長。市政への信頼回復に向け、就任早々から正念場に立たされている。
 中松市長はこの日、午前8時ごろにタクシーで市役所裏口に到着した。前日まで予定されていた正面玄関でのセレモニーは中止に。緊急部長会議に出席し、法令の順守と再発防止の徹底を指示した。
 午前11時から市長応接室で開いた会見。「就任会見とは別にしたい」との市側の意向で設定された。「私自身は何も違法行為をしていない。辞める気持ちは一切ない」。約15分間にわたり潔白を強調し「多くの市民から負託を受け就任した。それにきちっと対応することが一番だ」と市政運営に意欲を示した。
 中松市長の道義的責任を問う声もある。ある市議は「事実知らないのかもしれないが、政治的・道義的責任はある。けじめをつけないのは許せない」と憤る。市役所内では職員によるパーティー券売買のうわさが以前からあったという。
 午後の就任会見で「市民13万人と1700人の職員の先頭に立ち、小樽の発展のために尽くしたい」と抱負を述べた中松市長は、午後4時から議事堂で約120人の職員に訓示。「法律を守る立場にある我々職員が違反したとして逮捕され、市民の信頼を損なったことは誠に残念。公務員としての自覚を持って職務に精励してもらうことを肝に銘じてもらいたい」と厳しい表情で語った。
 慌ただしい一日が終わろうとした午後6時過ぎ、スーツ姿の道警の捜査員約30人が市庁舎に入り、2階の総務部長室の捜索に着手した。段ボールを手に階段を上がっていく捜査員を、職員らは不安そうに見つめた。【坂井友子、小川祐希】

5月3日朝刊

http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201105020005.html
小樽・パーティー券事件、職員150人関与か
2011年5月3日


 北海道小樽市長選をめぐり、政治資金集めのパーティー券が市役所ぐるみで売買されていた。地位を利用して部下の職員らに券を売りさばくよう求めたとして、政治資金規正法違反容疑で逮捕されたのは市総務部長・山崎範夫容疑者(58)。パーティー券は公務時間中、部長室などで公然と受け渡されていたという。

 道警は、山崎容疑者は部長級の幹部職員十数人に券を10枚程度ずつ渡し、部下に売りさばくよう求めたとみる。決裁などのため部長室を訪れた職員らに券を渡し、その場で代金を受け取ることもあったという。計約150人の職員が庁内での売買にかかわったとみており、道警は市役所などを家宅捜索して全容の解明を進めている。

 当選した中松義治氏(64)は、3期務めた山田勝麿前市長の事実上の後継者として立候補。パーティーは3月22日に市内のホテルで開かれ、約1200人が参加。券は1枚3千円だった。

 山崎容疑者に券を渡し、職員の参加を求めたとして同容疑で逮捕された中松後援会事務局長の松川明充容疑者(62)も市役所OB。市役所時代は山崎容疑者の上司だったこともある。

 市と後援会の複数の関係者は取材に対し、過去の市長選でも市役所内でパーティー券の売買を行っていた実態を証言する。後援会長の山本秀明・小樽商工会議所会頭は「4年前も含め、以前からやっていたので、これが法律違反とは知らなかった」と話している。

 山崎容疑者から券を購入した市関係者は「山崎部長に頼まれ、市役所で買った。地位を利用したという意識はなく、仲間内という認識だった。個人としてお金を出すことは問題ないと思った」と証言。別の市関係者も「今回は課長職から購入を促された。少なくとも前市長の2期目の選挙のときには、庁内で売買があった。認識が甘かったと反省している」と話す。

 一方、山田前市長は取材に「そうした事実があったとは承知していない。私自身が関与した事実もない」と話している。

505チバQ:2011/05/04(水) 08:54:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001105020007
パー券売買「慣例」 小樽・中松市長陣営
2011年05月02日

■小樽・中松市長陣営 庁内でも


 小樽市長選をめぐり、市役所ぐるみで政治資金集めパーティーの入場券売買が行われていた疑いが1日、明らかになった。初当選した中松義治氏(64)の後援会事務局から市部長にパーティー券を売りさばくよう依頼――。複数の市や後援会の関係者は取材に対し、「このやり方は以前からの慣例だった」とも話している。


■1枚3千円 1200人参加


 地位を利用して部下の市職員らにパーティー券を売りさばくよう指示したとして、政治資金規正法違反の疑いで、道警に1日夜逮捕されたのは市総務部長の山崎範夫容疑者(58)。また山崎容疑者にパーティー券を渡し、売りさばくよう求めたとして同容疑で逮捕されたのは後援会事務局長の松川明充容疑者(62)。


 パーティーは告示前の3月22日、「励ます夕べ」と銘打って市内で開催。後援会によると、パーティー券は1枚3千円で、約1200人が参加したという。このうち道警が把握しているだけで約150枚が市役所内でさばかれたという。


 中松氏は引退した前市長の事実上の後継者だった。同後援会によると、市役所内でこうした形でパーティー券の販売が行われるのは以前からの慣習だったという。後援会長の山本秀明・小樽商工会議所会頭は取材に対し、「4年前も含めて、以前からやっていたことなので、これが法律違反とは知らなかった」などと話している。


 一方、山崎容疑者らの逮捕に先立ち、小樽市の山田厚副市長が1日午前、記者会見を開いた。山田副市長は、市の部長や課長ら管理職の複数人がパーティー券を市役所内で売買し、市長選後、管理職の数人が任意で道警の事情聴取を受けたことを公表。その上で「世間をお騒がせし、おわび申し上げたい」と謝罪した。


 山田副市長は「地方公務員法、公職選挙法と比べ、政治資金規正法に対する職員の認識に甘さがあった」とも語り、「今後、関係法規の研修などを実施し、正すべきえりは正したい」とコンプライアンス強化の意向を示した。


 4月24日に投開票された小樽市長選には、中松氏ら新顔3人が立候補。中松氏は民主、自民、公明、連合小樽、小樽商工会議所の推薦を受け、山田勝麿前市長の路線継続を公約に掲げて当選した。


 この問題に関連し、市側は2日朝に予定していた中松新市長の登庁式の中止を決めた。

506チバQ:2011/05/17(火) 21:30:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000007-mailo-hok
道議会:議長選出、自民の一本化難航 5氏が候補に浮上 /北海道
毎日新聞 5月14日(土)10時37分配信

 統一地方選後初の臨時道議会が13日開会し、正副議長選出に向けた各会派の調整が本格的にスタートした。最大会派の自民党・道民会議は議長候補者の一本化が難航。複数が立候補すれば、16日に所属道議による選挙になる。一方、副議長は、第2会派の民主党・道民連合の三津丈夫氏(帯広市)が有力視されている。
 自民党は5期目の議員から議長候補を出すことが慣例。7人いる5期目のうち▽喜多龍一氏(十勝管内)▽竹内英順氏(上川管内)▽船橋利実氏(北見市)▽本間勲氏(上川管内)▽丸岩公充氏(札幌市南区)−−の5氏が候補に浮上している。新執行部が発足した12日以降、当選5回以上のベテランが協議を続けているものの、候補者は絞り切れていない。
 近年は派閥色を嫌う若手が増えて会派内の勢力が流動化。複数の派閥に所属する若手が出るなどして票読みが難しくなっていることも、一本化が難航する背景にある。2年前の議長選も4人が出馬し、決選投票までもつれた。道連職員は「今回も調整は難しいのでは」と予測する。
 一方、民主党は13日、副議長や会派会長などの選挙を告示した。副議長ポストは無投票の公算が大きく、締め切りの16日正午には副議長が内定する見通しだ。【田中裕之、片平知宏】

5月14日朝刊

507チバQ:2011/05/17(火) 21:31:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000035-mailo-hok
道議会:議長に自民・道民会議の喜多氏内定 決選投票で竹内氏逆転 /北海道
毎日新聞 5月17日(火)11時41分配信

 ◇副議長には民主の三津氏
 道議会最大会派の自民党・道民会議は16日、会派内で道議長候補を決める選挙を行い、喜多龍一氏(十勝管内)に決めた。また、第2会派の民主党・道民連合は副議長候補に三津丈夫氏(帯広市)を選んだ。17日の臨時道議会で正式に決定される。
 自民の議長選は喜多氏のほか、船橋利実(北見市)と竹内英順(上川管内)の2氏が立候補。関係者によると、1回目の無記名投票で竹内氏が最多票を得たが、過半数に届かなかったことから、2位の喜多氏との決選投票が行われ、喜多氏が逆転した。
 一方、民主は同日、副議長や会派会長などのほか、道連幹事長ポストの選挙を実施した。各ポストとも党内調整で一本化されて無投票となり、会長は林大記氏(札幌市南区)、幹事長は田村龍治氏(胆振管内)に決定。道連幹事長に内定した岡田篤氏(釧路管内)は29日の道連の臨時大会で正式決定される。【田中裕之、片平知宏】
 ◇武部氏の支援、裏目に
 道議会自民党・道民会議(51人)の議長候補選考は、ダークホースの喜多龍一氏(十勝管内)が決選投票を制した。武部勤衆院議員が竹内英順氏(上川管内)を支援していたことから、下馬評では竹内氏が有利だと見られていたものの、武部氏の支援は「国会議員が道議会人事に口を出すのはおかしい」(中堅道議)などと反発を呼んで裏目に出た形だ。
 関係者によると、1回目は竹内氏20票▽喜多氏16票▽船橋利実氏(北見市)15票。決選投票は喜多氏26票、竹内氏25票で、船橋氏に投票した道議の3分の2が喜多氏に回ったことになる。
 複数の道議らによると、武部氏が議長選に介入。竹内氏と親しい湯佐利夫元議長(07年に落選)が武部氏に協力要請したとされる。武部氏が湯佐氏の要請に応じた背景には、自身の選挙区情勢もあるとみられる。国政転出に意欲を持つとされる船橋氏は武部氏の選挙区内の北見市選出。自身の後継者になることを恐れているという見方だ。湯佐氏は「(武部氏に)『竹内さんが(議長に)なればいいな』と言ったことは事実」と要請を認める。
 喜多氏は「奇跡が起きた」と支持を受けた道議と抱き合い涙した。中堅道議からは「派閥や一部の有力者の考えで(議長などが)決まる時代じゃない。こんなパワーゲームは道民から笑われる」との声も。ダークホースの勝利は政権から転落し、国会議員の威光も薄れていることを如実に示した。【田中裕之】

5月17日朝刊

508チバQ:2011/05/17(火) 21:48:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110515-OYT8T00002.htm
豊富町議 供応買収の疑いで逮捕


豊富町役場から押収した書類を運び出す捜査員(14日午後7時15分、豊富町で)  4月24日投開票の豊富町議選で、票の取りまとめを依頼する見返りに飲食による接待をしたとして、道警は14日、初当選した町議の酪農業佐藤信夫容疑者(62)(豊富町)と後援会役員の無職大沼安三容疑者(71)(同)を公職選挙法違反(供応買収など)容疑で逮捕した。

 発表では、佐藤容疑者らは告示前の4月中旬、大沼容疑者の自宅で行った事務所開きで、集まった運動員や有権者など三十数人に対し、オードブルなど(1人当たり千数百円相当)計約8万円分の飲食接待をし佐藤容疑者への投票や票の取りまとめを依頼した疑い。

 捜査関係者などによると、佐藤容疑者らは、事務所開きで、会費を取らずに、刺し身盛りや鶏のから揚げ、牛乳などを提供。佐藤容疑者は、「当選したい」とあいさつし、大沼容疑者も「票があると言って安心せず、支持を拡大してほしい」などと呼びかけた。2人は容疑を認めているという。道警は14日夜、町役場を捜索した。

 同町の町議選は定数10に対し11人が立候補し、佐藤容疑者は、2位に120票差をつけ、482票でトップ当選だった。

 大沼容疑者は同町の町議を3期12年務め、佐藤容疑者は大沼容疑者の後援会役員だった。ともに酪農を経営しており、今回の選挙で、佐藤容疑者は、大沼容疑者の地盤を引き継ぎ、3月に立候補を表明した。

 町の農業関係者によると、佐藤容疑者は、地元農協で代表監事を務めるなど信望が厚かったという。

(2011年5月15日 読売新聞)

509チバQ:2011/05/17(火) 22:15:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110517-OYT8T00590.htm
美唄市長が辞職届…病気療養中
 病気療養中だった北海道美唄市の桜井道夫市長(61)は17日、同市議会の内馬場克康議長に辞職届を提出し、受理された。辞職は6月6日付。辞職届提出にあたり、桜井市長は「任期半ばで退任することはざんきに堪えないが、今後市政を担う人にその思いを託し、まちの発展を念願している」などとするコメントを発表した。

 桜井市長は昨年9月に脳出血で倒れ、昨年末にいったん復帰した。しかし、今年3月に再び体調不良を訴え、公務を離れていた。

 桜井市長は、市企画財政部長などを経て2004年9月の同市長選で初当選した。現在2期目。市幹部によると、病気後のリハビリで日常生活に困らないところまで体は回復していたが、「気力が保てない」などと話しているという。

 市選挙管理委員会は辞職の通知を受けて、50日以内に市長選を行う。

(2011年5月17日 読売新聞)

510チバQ:2011/05/19(木) 00:21:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000230-mailo-hok
武部衆院議員:道議会自民党・道民会議が行った議長候補選挙介入を否定 /北海道
毎日新聞 5月18日(水)15時7分配信

 道議会自民党・道民会議が行った議長候補を決める選挙で、複数の道議から「介入」を指摘されていた武部勤衆院議員は17日、「(議長選に)介入したことはない。激しい争いだったから、私が(議長選に)介入したという話が会派内で(うわさ話として)飛び交うのも当然だ」と述べ、議長選への介入を否定した。

5月18日朝刊

511チバQ:2011/05/22(日) 14:56:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000548-yom-soci
小樽副市長、違法性知ってた?…以前にもパー券
読売新聞 5月20日(金)16時0分配信

 北海道小樽市の幹部職員らが、同市長選で初当選した中松義治氏(64)のパーティー券を役所内で売買していた政治資金規正法違反事件で、山田厚副市長が、総務部長だった2007年にも、当時の市長の後援会から依頼され、パーティー券を庁内で売買していたことがわかった。

 当時、市選挙管理委員会から「法律に違反する」と指摘されていたことも判明。山田副市長はこれまで「違法だと知らなかった」と説明してきたが、以前から違法性を認識していた可能性が高まり、責任問題に発展することは避けられない情勢だ。

 山田副市長などによると、山田副市長が4年前に庁内で売買したのは、山田勝麿市長(当時)の後援会の政治資金パーティー券。山田副市長は当時総務部長で、後援会の依頼を受け、1枚3000円の券を百数十枚預かり、そのうち十数枚を市役所の職員に売却した。 .

512チバQ:2011/05/24(火) 22:25:45
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001105240002
夕張市理事に道と都の職員
2011年05月24日

 道と東京都は、財政再生団体・夕張市の要請を受け、市長に次ぐ事務方トップの理事として、それぞれ課長級の職員を派遣することを決めた。道は6月1日付で派遣し、期間は2年間の予定。都職員の派遣も当面2年程度の予定で、6月にも着任する。給与は道、都が負担する。


 4月に初当選した鈴木直道・夕張市長は就任後、選挙戦で訴えた「東京と夕張をつなぐ態勢」の実現や、副市長給与を公約実現の財源にできることなどを理由に、副市長に代わる理事の派遣を道と都に要請した。

513チバQ:2011/05/25(水) 21:36:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110525-OYT8T00621.htm
小樽市長、自ら減給処分…パーティー券問題
 北海道小樽市役所内でのパーティー券売買事件を受けて、中松義治市長は、事件についての責任を取って、自身を減給10分の1(6〜8月の3か月)とする給与条例の改正案など計6議案を、30日開会の市議会臨時会に提出する方針を決めた。5月末で任期切れとなる副市長の人事案は提出せず、しばらく「空席」とすることも含めて、25日に市議会各会派に伝えた。

 説明を受けた複数の議員によると、中松市長は「副市長については当面、空席とさせていただく。大変申し訳なく思っている」などと話した。自らの処分については、自身の後援会事務局長や市幹部職員が略式起訴されたことや、副市長人事案を提出できなかったことの責任を取るためという。

(2011年5月25日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110524-OYT8T00013.htm?from=nwlb
小樽市長が議会で陳謝…パーティー券事件

小樽市議会の臨時会で、全員で頭を下げて謝罪する市幹部ら  市役所内でのパーティー券売買を巡る政治資金規正法違反事件で揺れる小樽市の中松義治市長は23日、同日開会した市議会臨時会に就任後初めて臨んだ。中松市長は事件について、「市民の信頼を大きく損なうことになり、大変申し訳ない」と陳謝。幹部職員約20人と共に、深々と頭を下げた。

 所信表明で演壇に立った中松市長は、「改めて職員に対し、法の順守も含め、襟を正すことを徹底していく」と述べ、外部の有識者を招いた調査委員会を設置する意向を示した。

 この日の臨時会では、事件の原因究明や再発防止策などを検討する市議会の「政治資金規正法違反問題に関する調査特別委員会」(委員9人)が設置された。

(2011年5月24日 読売新聞)

514チバQ:2011/05/28(土) 10:18:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295353.html
パーティ券で罰金刑の7部長留任 小樽市 逮捕の部長も降格せず(05/27 18:00)
 【小樽】小樽市の中松義治市長は27日、6月1日付の部長人事を発表した。自身の政治資金パーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件で、罰金と公民権停止の略式命令を受けた現職の部長職8人のうち、政治資金規正法違反容疑で逮捕された山崎範夫総務部長を北しりべし廃棄物処理広域連合に派遣する。

 ほかの7人は現職に留任。山崎部長は部長職にとどめたまま異動させる。この人事により、市の部長職19人(薬剤師、看護師を含む)のうち、半数弱が公民権停止となる。

 8人全員を部長職にとどめたことについて、中松市長は「市民の信頼を損ねたことは十分承知しているが、震災の影響で地域経済、観光が難局を迎えており、これまでの経験を持って対処することが優先と考えた」と説明。今後の懲戒処分を踏まえた上で降格なども検討するとした。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110526-OYT1T00282.htm
「いろいろ報道」…小樽副市長続投なし、空席に


自らの減給処分などについて説明する中松市長(小樽市役所で) 「適任者がいなかった」。北海道小樽市の中松義治市長は25日夕、6月の副市長人事を見送った理由について、こう語った。

 その上で、部長以下の職員人事を6月中に3段階に分けて発令すると発表した。新市長として初めて手がけた人事だが、事件の影響で、異例の対応を余儀なくされた格好だ。

 中松市長は、5月30日の第2回臨時会に提出する議案を説明する中で、今月末で任期が切れる山田厚副市長の後任人事に触れ、「当面空席として、第2回定例会に提案したい」と述べた。理由については「適任者がいなかったということだ」と述べ、無念さをにじませた。

 副市長人事を巡っては、山田副市長の続投案も取りざたされたが、この点については「(副市長は)いろいろと報道されている」と述べ、パーティー券売買を巡る対応のまずさが、続投見送りの理由の一つであることを明らかにした。

 中松市長は、今後の副市長人事について、「現在はまったく白紙。何とか早く、スピードを持って進めたい」と語った。判断する時期については、第2回定例会の時期を踏まえ、「6月20日過ぎから7月ぐらいまでの間」と述べた。

 中松市長によると、部長以下の人事は6月1日、次長・課長職は同10日、一般事務職は同21日に、それぞれ発令される。

 小樽市政は、副市長が当面空席という異例の事態に陥ったが、市議会では「やむなし」との意見が大半だ。自民市議は「やむを得ない。時間はかかっても市民が納得できる人事案を出してほしい」と話した。共産市議も「仕方がない。ふさわしくない人を拙速に決めても意味がない」と語った。

(2011年5月27日12時21分 読売新聞)

515チバQ:2011/05/28(土) 23:43:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110526-00000028-mailo-hok
夕張ものがたり:最年少市長〜30歳の挑戦 新市政序章/上 /北海道
毎日新聞 5月26日(木)11時5分配信

 ◇波乱の議会デビュー 選挙、前市政のしこり残し
 初めての議会は怒号とヤジが飛び交った。正副議長選出のため、4月の統一地方選後初めて開かれた5月13日の夕張市の臨時議会。市長選で自民党候補の飯島夕雁氏を支持した高橋一太市議(41)=4期=が議長に選出されると、鈴木直道新市長(30)や前市長の藤倉肇市議の支持者ら約80人が陣取った傍聴席は堰(せき)を切ったように騒然となった。「市長、議会に負けるなよ」「談合するな」。若い市長を叱咤(しった)激励する声が次々と上がる中で、議員らへの罵声も相次ぎ、傍聴者約10人が退場させられる大混乱の中での議会デビューとなった。
 発端は、4月の改選後、高橋議長ら飯島氏を推した市議5人と、同じく対立候補だった羽柴秀吉氏を推した市議の計6人が新会派「輝生(きせい)会」を結成したことだった。夕張市議会(定数9)では財政破綻直後の07年4月の市議選後から「議会一丸となって夕張再生を目指す」などとして会派を自主的に廃止していた。このため、4年ぶりの会派復活は市長選の対決構図もあいまって、鈴木市長を推してきた市民や市職員組合にとって、多数派議員による「反・鈴木」ののろしのように映ったのである。
   ◇
 「『反・鈴木』ということはない。夕張市にとって良いことには協力する」。新会派の会長を務める島田達彦市議(46)=2期=は否定に躍起だ。むしろ会派結成の理由について「藤倉さんや共産党市議とは考えが異なっている」と、あえて藤倉前市長の名を挙げ、対決姿勢をにじませる。
 背景にあるのは、藤倉前市政時に深まった確執だ。民間経営者出身の手腕を期待され、07年選挙で初当選後、たびたび財政再建計画の見直しを公言してきたが、国のガチガチの監督下で実現不可能な話も多く、その度に現場の職員や議会は振り回された。市立診療所の建て替えや産業廃棄物処理場建設問題では、建設方針を翻すなど二転三転。議会の反発を受ける中で、水面下のあつれきや相互不信も強まり、今春の統一選では一転して「議会改革」を公約に市議選に出馬し2位当選。両者の間には感情的なしこりが色濃く残る。
   ◇
 「政策実現の障壁になるとは全く思っていない。夕張にとって良いことをするのに(野党会派が)反対するだろうか」。鈴木市長は今のところ鷹揚(おうよう)な構えだ。しかし、4月の市長選では藤倉前市長の後継指名を受けて当選しただけに、「対岸の火事」とはいかないのが実情だ。選挙公約に掲げた「夕張の元気づくり」の実現にはまずは、パートナーである議会との協力関係は不可欠。選挙のしこりや前市政の後遺症をどう取りほぐしていくか。新市長には避けて通れない課題になる。
  ×  ×  ×
 全国最年少市長の誕生から約1カ月。財政破綻のまちのかじ取りを託された鈴木直道市長の「挑戦序章」を追った。

5月26日朝刊

516チバQ:2011/05/28(土) 23:43:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000098-mailo-hok
夕張ものがたり:最年少市長〜30歳の挑戦 新市政序章/中 /北海道
毎日新聞 5月27日(金)12時40分配信

 ◇職員派遣、初の成果 東京連携、具体策手探り
 「今後の体制構築の第一歩だ」。夕張市の鈴木直道市長は26日、東京都庁を訪問。かつての上司で選挙応援にも来てくれた石原慎太郎都知事と会談し、当選のお礼とともに夕張への支援を要請。鈴木市長が求めていた副市長相当の理事職に、都から8月をめどに課長級職員が派遣されることが決まった。
 「(選挙では)お世話になりました。(事務方に)職員の派遣をお願いしています」と丁重に頭を下げる鈴木市長に対し、石原知事は「たくさん人はいる。(市長に就任して)これから大変だなあ」などと鈴木市長を励ましながら快諾。さらに、空室になっている夕張市営住宅の活用に全面的に協力する考えを明らかにするとともに、都側に夕張との連携を図る対応窓口を設置すると約束。鈴木市長にとって就任1カ月で初の「成果」となったが、中身はおおむね事前に要請してあった「想定の範囲」で、より踏み込んだ具体的な連携策は出ないままだった。
   ◇
 この1カ月、鈴木市長は片山善博総務相や高橋はるみ知事にも会い、夕張支援を要請するなど精力的にあいさつ回りをしてきた。このため、市庁舎を不在にしているケースが多く、選挙公約を実現するための調整や協議はほとんどできていない。「東京と夕張をつなぐ」という選挙戦のキャッチフレーズもいまだ市職員には浸透せず、ある職員は「具体的な話もなく、東京との連携と言われても……」と戸惑いの表情を浮かべる。
 事情は都庁側も同じだ。石原知事が夕張を支援するよう指示しているものの、東京都側の窓口になる政策部政策課は「夕張市側が何を望んでいるのかまだ分からない。東京が何を手伝えるのか、話を聞きながら考えていきたい」と手探り状態。都は今週末に職員を夕張に派遣し、市内を視察するなどして連携の具体化を検討していく方針だ。
   ◇
 東京都とのパイプやあいさつ回りでは解決できない難題も山積する。例えば、高齢化が進んだ夕張で市民ニーズの高い医療分野では、市立診療所の移転・新築問題がある。移転場所が決まっていないうえ、藤倉肇前市長が診療所を運営する医療法人「夕張希望の杜」(村上智彦理事長)と救急患者の受け入れ方針をめぐって対立。14年度の供用開始を目指し、今年度は基本設計費を計上したものの、先行きは不透明だ。
 ある市幹部は「あいさつ回りで外に出ているのが許されるのも最初の1カ月だけ。『東京と夕張をつなぐ』と言っても、足元を固めなければ何もできない」とクギを刺す。鈴木市長は石原知事らと面会した今回の東京訪問をきっかけに軸足を庁内業務にシフトする考えを示しており、今後、抽象的な選挙公約をどのように具体化していくかが問われる。

5月27日朝刊

517チバQ:2011/05/28(土) 23:44:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110528-00000007-mailo-hok
夕張ものがたり:最年少市長〜30歳の挑戦 新市政序章/下 /北海道
毎日新聞 5月28日(土)10時54分配信

 ◇“一石三鳥”の新人事 成績主義に職員戦々恐々
 異例の決断にはしたたかな計算があった。13日、臨時市議会に出席した鈴木直道市長は副市長ポストを空席にすると表明。27日に課長級職員の派遣が決まった東京都のほか、道にも副市長に相当する理事職を求め、道も応じることを決めた。今年4月現在、道内35市のうち副市長を置いていない市は人口約4400人の歌志内市だけ。副市長ポストを空席にすれば報酬相当額も節約できるうえ、「東京と夕張をつなぐ」という選挙公約のアピールにもなるという算段だ。
 副市長人事をめぐっては、市役所OBや市長選で戦った対立候補の名前が浮上していた。しかし、鈴木市長は「市内には人材がいない」(市幹部)と早くから見切りを付けていたようだ。東京都庁からの招へいを検討したものの、副市長給与は月24万9000円で、希望する人材を招くにも条件が低過ぎた。
   ◇
 鈴木市長からすれば、人材難や財政難をクリアし、選挙公約をアピールする「一石三鳥」の判断だったものの、ある職員は「道と都から来る理事職と生え抜きの幹部職員がうまくやれるのか不安。足の引っ張り合いにならなければいいが……」。だが、市職員が抱える不安はこれだけではない。鈴木市長が選挙公約に掲げた「成績主義」の導入もその一つだ。
 鈴木市長は「選挙期間中、行政への不満をたくさん聞いた」などとして、東京都に倣い、職員を仕事ぶりで評価する成績主義を導入する考えだ。早期に実現し、市役所の変化を市民にアピールしたいところだが、「評価の基準は?」「できない職員はどうなる?」と現場の職員は戦々恐々。現在は市議を務める市職員労働組合の厚谷司前委員長は「組合として現段階では容認している」と当面はどのような制度設計になるのか見守る構えだ。
   ◇
 さらに職員の自己啓発にもつなげようと導入しようとしている「一人一活動」も懸念材料だ。
 市職員が地域に暮らす一市民として、祭りや町内会などの活動に積極的に参加することを促す狙い。「市長だってスーパーマンじゃない。彼一人に任せきりじゃなく、役所全体が頑張ることで支えないといけない」と、30代までが入会資格を持つ市役所の「若手の会」の村井啓佑会長(30)は大賛成だ。
 ただ財政破綻前の06年に300人を超えていた夕張市の職員数(消防を含む)は147人まで減った。職員数は半減し、1人当たりの業務量は確実に増えている一方で、給与は2割減となり、ラスパイレス指数(国家公務員を100とした場合の地方公務員の給与水準)は全国最下位レベル。「合わせて導入される成績主義の内容次第では、職員の反発が起きかねない」(中堅職員)
 選挙期間中、「厳しい状況の中で、頑張っている姿が輝く」と理想を語ってきた若き市長の思いはどこまで浸透し、現実を変えていく力になるのか。全国最年少市長の「第2章」が始まる。
   ×  ×
 この連載は円谷美晶、吉田競、高山純二が担当しました。

5月28日朝刊

518チバQ:2011/06/03(金) 20:51:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110603-OYT1T00909.htm
報酬安くて若者が町議にならない…引き上げへ

 北海道白老町の特別職報酬等審議会は3日、町議の報酬を月額20万7000円から、43%増の29万6000円へと9万円アップさせる答申を飴谷(あめや)長蔵町長に提出した。


 「現行の報酬では、やる気のある若い人が町議になりたがらない」として、同町長が今年1月に議員報酬の値上げを諮問していた。21日に始まる定例町議会に、条例改正案が提出される見通し。

 答申を受け、飴谷町長は、「厳しい意見もあると思うが、次の世代のために何をすべきかを考えた。10年後に理解される答申だと思う」と話した。

 同町議会は定数15。同町議選は10月に予定されている。

(2011年6月3日20時39分 読売新聞)

519チバQ:2011/06/04(土) 10:47:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000015-mailo-hok
選挙:美唄市長選 板東副市長が立候補の意向 /北海道
毎日新聞 6月4日(土)10時36分配信

 美唄市の板東知文副市長は3日、桜井道夫市長の辞職に伴い7月3日に投開票される市長選に出馬する意向を固め、市議会に対し退職願を出した。4日に同市内で出馬を正式表明する。
 板東氏は同市出身。77年に市役所入りし、保健福祉部長、総務部長、教育長などを経て、10年4月から副市長に就任。6年半を超える桜井前市長の在任中、スタッフとして支えており、桜井市政の継承を訴えていく考えとみられる。
 桜井前市長は昨年9月に脳内出血を発症。約3カ月の入院治療の後、公務復帰したものの、3月以降、自宅療養を続けていたが、回復の兆しが見えないことなどから5月17日に退職願を提出した。
 同市長選をめぐっては、市内の経済関係者らが中心になり、地元出身の国土交通省官僚や道職員擁立を目指す動きがあったが、色よい返事が得られないまま推移。他に元市議らを推す動きがある。【吉田競】

520チバQ:2011/06/05(日) 11:55:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110605-00000010-mailo-hok
選挙:美唄市長選 板東氏が出馬表明 高橋氏も出馬へ /北海道
毎日新聞 6月5日(日)10時55分配信

 美唄市の板東知文副市長(58)が4日、前市長の病気辞任に伴い実施される同市長選(7月3日投開票)への立候補を表明し「桜井道夫前市長の実績と思いを引き継ぐ。今年度スタートの第6期市総合計画を着実に進め、市民が主役のまちづくりを目指したい」と意欲を語った。
 ◇高橋氏も出馬へ
 一方、美唄市議の高橋幹夫氏(47)=2期目=が、市内の経済界の若手や農業関係の市民グループなどが推す形で立候補する意思を固めた。「厳しい状況が続く美唄のかじ取り役として先頭に立ちたい」と話しており、近く正式表明する。【吉田競】

6月5日朝刊

521チバQ:2011/07/02(土) 00:04:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110701-00000021-mailo-hok
道議会:答弁調整廃止 深まらぬ…議論 繰り返し原稿読む知事に不満が噴出 /北海道
毎日新聞 7月1日(金)10時59分配信

 代表質問と一般質問で道議と道執行部が答弁内容を事前にすり合わせる「答弁調整」が廃止された道議会。率直で活発な討論が期待されたが、6月29日までに終わった両質問の再質問と再々質問で、高橋はるみ知事は最初の質問のために用意した原稿を何度も読み上げ、道議は肩すかしを食った。東日本大震災への対応や北電泊原発の安全対策など山積する課題について議論が深まらないとの不満が、野党を中心に噴出している。
 28日に一般質問した民主党・道民連合の高橋亨道議は壇上で、高橋知事に苦言を呈した。「何度質問しても同じ答弁を繰り返すのはやめていただきたい」。選挙区の函館市は、青森県の電源開発大間原発から最短18キロに位置し、住民の不安が高まる。道南の原子力防災計画策定について道の考えを計3回ただしたものの、高橋知事は「国に防災指針を見直すよう求めている」などと同じ答弁を繰り返した。
 質問終了後、高橋道議は「知事は答弁調整のぬるま湯に慣れてしまい、自分の言葉で語らない」と不満を漏らした。野党の他会派も「紙を見て同じ答弁を繰り返されては納得がいかない」(北海道・大地の山崎泉道議)、「答弁が変わらなければ再質問の意味がない。議会軽視だ」(共産党の真下紀子道議)などと口をそろえる。
 3機態勢の北海道エアシステム(HAC(ハック))について、機体を増やすよう求めた民主党・道民連合の田村龍治道議の質問にも高橋知事は「安全管理体制の確立をHACに求める」と繰り返し、まともに答えなかった。代表質問後の22日の定例会見で、「大所高所のことは言えるが、一歩踏み出すかどうか判断しにくいテーマもある」と自身の立場を強調した。
 北海学園大学の神原勝教授(自治体学)は「同じ答弁を繰り返していては議論は深まらない。論点を解決に結びつけていくことが議会の役割。これではせっかくの改革が無意味で、改善が必要だ」と指摘する。【片平知宏】

7月1日朝刊

522チバQ:2011/07/05(火) 22:34:19
>>520
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110704-OYT1T01263.htm
わずか5票差にどよめく…北海道美唄市長選


初当選を決め万歳する高橋さん わずか5票差という僅差で当落を分けた3日投開票の北海道美唄市長選。

 無所属・新人同士の一騎打ちで薄氷の初当選を果たした高橋幹夫さん(48)は当選直後に事務所で報道陣に、「現場で市民の声を聞きたい」と話し、市役所の体制やシステムの検討に着手する考えを明らかにした。

 同日午後11時すぎ、事務所に「5票差で勝利」という一報が伝えられると、会場はどよめいた。まもなく高橋さんが会場に到着すると、事務所で待ちかまえていた岸本邦宏・美唄商工会議所会頭は「様々な経験を持った方に相談し、明るい美唄の未来を切り開いてほしい」とエールを送り、高橋さんを中心に万歳三唱した。

 高橋さんは、5票差での当選について「市民の、若い人に託す気持ちと安定した行政を求める気持ちがはっきり分かれた結果」と指摘。農業政策や地域医療の確保などを例に「相手候補の政策を検証し、自分の施策に反映できる部分は反映していきたい」と述べた。

 自民、公明各党の地元支部や商工会議所、農協など約20の団体の推薦・支持を受けて迎えた選挙戦ながら、特定の支持団体を持たない前副市長の板東知文さん(58)の猛追を許した。陣営関係者が「期間半ばにはかわされたと思った」ほどだった。

 岸本会頭は「(苦戦したのは)民間出身の特長を周知させる時間が足りなかった。公約に優先順位をつけながら取り組んでほしい」と注文をつけた。

        ◇

 一方、わずか5票差で届かなかった板東さんは同日深夜、自らの事務所に姿を現し、「負けは負けとして受け止めなければならない。生活に根ざした市民の思いが、組織を挙げた相手と互角に戦えた」と語った。

(2011年7月5日06時55分 読売新聞)

523チバQ:2011/07/05(火) 22:37:32
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001107040002
美唄市長に高橋氏 初当選
2011年07月04日

■初当選、前副市長と5票差


 桜井道夫前市長の病気退職に伴う美唄市長選は3日投票が行われ、即日開票の結果、新顔で前市議、製麺会社前社長の高橋幹夫氏(48)=無所属=が、同じく新顔で前副市長の板東知文氏(58)=無所属=をわずか5票差で破り、初当選を決めた。当日有権者数は2万1914人、投票率は63・06%(前回50・58%)だった。


 高橋氏は市議2期目の途中で出馬し、地元経済界や農業団体などを軸に組織的な運動を展開。「若さと行動力」を打ち出しながら農業の基盤整備などを訴え、支持を広げた。


 当選後、午後11時過ぎに事務所に姿を見せた高橋氏は「横一線だと思っていた。これからが厳しいと思うが精いっぱい頑張りたい」と語った。


 板東氏は総務部長や教育長を務めた35年間の行政経験と「市民が主役のまちづくり」をアピールしたが、及ばなかった。

524チバQ:2011/07/06(水) 22:09:15
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/303789.html
政調費、自社物件家賃に充てる 道議2人(07/06 06:50)
 2010年度に道議に交付された政務調査費をめぐり、自民党・道民会議の議員2人が、自分が役員を務める会社から事務所を借り、家賃の一部に政調費を充てていたことが5日、分かった。道議会の使途基準には抵触しないが、政調費を身内に還流させたとも受け止められかねず、批判の声もあがっている。

 札幌市内の選挙区選出の議員は、自分が社長を務める会社から、後援会事務所を兼ねた個人事務所(59平方メートル)を賃借。家賃の一部や光熱費、駐車場代、車両リース代の計150万円を、政調費から会社に払っていた。

 一方、石狩管内の選挙区選出の議員は、自分が役員になっている会社に対し、後援会事務所兼用の個人事務所の家賃の一部と、光熱費、車両リース代の計117万円を政調費で支払った。

 周辺の不動産業者らによると、ともに事務所の家賃は実勢価格と同等かやや低めで、議員2人とも「税金からの支出を抑えるために入居した」と話している。

<北海道新聞7月6日朝刊掲載>

525チバQ:2011/07/10(日) 09:52:45
バカか?
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/304427.html
民主橋本道議 政調費を党支部に寄付 10年度60万円、全額返還へ(07/09 09:50)
 道議会民主党・道民連合の橋本豊行道議(57)=釧路市=が、2010年度の政務調査費60万円を、同党第7選挙区総支部への寄付金に充てていたことが8日、明らかになった。道議会が定める使途基準では、政調費を政党活動経費に支出することは認めていない。橋本氏は北海道新聞の取材に「事務手続き上のミスだった」と事実関係を認め、寄付金に充てた政調費全額を返還する考えを示した。<北海道新聞7月9日朝刊掲載>

526チバQ:2011/07/17(日) 23:19:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110716-OYT1T00561.htm
海外視察を凍結、予算は奨学金に…札幌市議会
 札幌市議会(定数68)の7会派幹事長でつくる「市民に役立つ議会検討委員会」は15日、任期中の海外視察を凍結することを決めた。

 4年間で視察費5440万円を削減できる計算で、厳しい財政状況を考慮した。今年度予算に計上した1360万円は市に返還し、子供たちの奨学金制度に活用させる方針。近く各会派の会長・団長会議を開き、正式決定する。

 委員会は非公開で行われ、終了後、座長で自民党・市民会議の細川正人幹事長が報道陣に説明した。細川幹事長によると、「海外の先進事例などを視察する必要性はある」との意見も出されたが、全会一致で凍結を決定した。

 ただ、視察を廃止するかまでは踏み込まず、今後、制度のあり方について議論を継続することになった。細川幹事長は「様々な考え方があり、一から話し合うことにした」と述べた。

(2011年7月17日22時14分 読売新聞)

527チバQ:2011/07/27(水) 22:57:26
>>518
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000501107270001
町議報酬アップ 揺れる 白老町
2011年07月27日




■なり手不足対策 一度は合意
■選挙控え一転「理解得られぬ」


 白老町議会は「通年議会」を導入し、年間の活動日数が延べ204日に及ぶ。議員の若返りのほか、他の仕事との両立が難しいなどの理由から町長が議員報酬の増額の考えを示したのは約半年前。議会内部ではいったん、報酬アップを確認したが、10月に迫った町議選を前に「報酬を上げての選挙は町民に理解が得られない」と「増額」の行方が不透明になってきた。


■「通年議会」実施の白老町


 「このままでは年金生活者の議員が大勢を占める。若い人や女性、幅広い職業や年齢からの議員のなり手がいなくなる」


 飴谷長蔵町長は1月、町報酬審議会に、現在の議員報酬20万7千円から8万9千円増やす「異例」の諮問をした。そして「手取り16万円前後で生活ができない」と危機感を示した。


 町特別職報酬審議会(川田憲秀会長)は諮問の是非を審議してきた。6月上旬、「(議員報酬の引き上げは)審議会も考えが一致している」と答申した。


 同審議会は報酬アップに注文を付けた。(1)多様な層から住民の声を町づくりに反映させる(2)行政が複雑多岐にわたるなか議員は専門的な知識など高い見識が求められる(3)町民の目線や立場に立った活動や議会改革が必要――などだ。


 川田会長は「若手の新鮮な考えや幅広い層の議論で町づくりをしていくことが必要だ。報酬改善も若い人が出やすい環境づくりの一つ」と狙いを話す。


■半数が年金生活


 同議会は議会改革などの一環で2008年、全国で初の「通年議会」を導入。本会議や各委員会、議会報告会など昨年の活動日数は延べ204日になった。導入前に比べて約50日増えた。これに土、日曜日などの町の行事など約30日が加わる。堀部登志雄議長も「片手間で議員が務まらなくなり他の仕事との両立は難しくなっている」。


 現在、同町議は15議員(欠員1)で、平均年齢は62歳。最も若い議員で50歳。最高齢が73歳で2人。70代が3人、60代7人、50代が5人だ。15議員のうち、7議員が年金暮らしで議員を務めている。白老牛などの畜産農家、沿岸漁業が盛んだが、農・漁業者出身の議員はいない。


 若い人が議員になるためには生活費が確保されなければならない。しかし、通年議会の導入で議員活動の拘束が長く、他の職業との兼務が難しくなっているのが実情だ。


■町民は賛否両論


 同議会では今春ごろまで、「報酬増額」を確認していた。だが、10月25日告示、30日投開票の町議選が視界に入ってきた。


 あるベテラン議員は言う。「世の中の流れは議員定数削減や報酬削減。引き上げだけでは町民に理解されない」と選挙を控えて否定的だ。60代の議員は「議員活動を通し、厳しい町民の意見が寄せられている」と話す。


 町民の間では、意見が分かれる。70代の男性は「議員はボランティア的なもので、町の厳しい財政事情から報酬アップは理解されない」と話した。一方で、30代の女性会社員は「女性や若い人の意見を議会に反映させることは町づくりに必要なこと。財政が厳しい中、アップ額を数回に分けるなど改善の手法はある」と理解を示した。


 議員報酬の増額の行方は、選挙直前の9月議会にも示されるかもしれない。


   ◇


 議員の報酬をめぐっては、夕張市の鈴木直道市長も6月、議員数と絡めて、「現行の定数9が適切なのかどうか。人数を減らせば報酬も増やせるし、(政務)調査費を設けることも想定される」と述べた。議員数を削減し、議員一人あたりの報酬を増やしたり政務調査費に回したりする方が望ましいとの考えを示唆した発言だ。


(白勢洋一郎)

528チバQ:2011/07/31(日) 12:44:18
>>372-373
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000014-mailo-hok
北見市庁舎:移転問題 旧百貨店ビルに機能集約 市長室も入居、市長が意向 /北海道
毎日新聞 7月30日(土)10時49分配信

 北見市の本庁舎移転問題で、小谷毎彦市長は29日、新庁舎の機能をJR北見駅に隣接する旧東急百貨店ビル(大通西2)に集約する意向を、市議会都市再生整備特別委の協議会に示した。これまで市長室は、隣の立体駐車場(大通西3)に置くとしていたが、これを撤回し、条例改正案を8月5日開会の臨時市議会に提出する。
 新庁舎の建設は、北見赤十字病院が現庁舎の敷地内に移転するのに伴う措置。10月から解体が始まる予定だったが、新庁舎の場所が固まっていなかった。
 市議会は昨年3月、旧百貨店ビルをリニューアルして4〜6階に主要部局を置き、市長室は駐車場ビルの1階とする条例を3分の2以上の賛成で可決していた。しかしその後、市民から「車両が上階にある駐車場ビルに本丸の市長室はふさわしくない」との声が強まり、議会側からも再考を求める意見が出ていた。
 小谷市長は会見で「本庁舎の位置を一刻も早く決め、庁舎解体も同時に進めたい」と述べ、百貨店ビルを耐震補強して全面改築する考えも示した。【渡部宏人】

529チバQ:2011/08/01(月) 23:03:17
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108010007
北見市庁舎の移転先 前市長案 提案へ
2011年07月30日

■小谷市長、終結を重視し「転換」


 市庁舎の建設場所をめぐって市長の交代劇が起きた北見市で、小谷毎彦市長が29日に記者会見し、「市庁舎をJR北見駅前の商業施設とする条例改正案を来月5日の臨時市議会に提案する」と述べた。これは、2008年12月の「出直し市長選」で対決した前市長案。同市最大の懸案が「元のサヤ」に戻った格好だ。


 小谷市長にとっては選挙公約を翻す形だが、「長年続く庁舎問題に終止符を打つことが何よりも重要だと考えた」とした。


 庁舎移転には、住民の利便性が絡むため、条例改正には地方自治法で「議員の3分の2以上の同意」という特別決議が課せられている。小谷市長は現在地周辺での建て替えを模索し、昨年2月に分庁舎への移転を目指す条例改正案を提案したが、議会が「駅前商業施設」隣の立体駐車場とする「新案」を可決。その後、「駐車場が本庁舎としてふさわしいか」など論争が続いていた。

530チバQ:2011/08/05(金) 23:28:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110805-OYT8T00615.htm
北見市庁舎の移転、論争20年の末に決着…駅前商業ビルに

北見市の本庁舎が置かれることになった旧きたみ東急百貨店ビル 約20年にもわたって論争が続いていた北海道北見市の市庁舎問題で、同市議会臨時会は5日、本庁舎の位置変更条例改正案を可決し、市役所がJR北見駅前の旧百貨店ビルに入居することで決着した。市庁舎問題は、これまで市長選の度に論争の争点となってきた。2015年度に移転する。

 新庁舎が置かれるのは、JR北見駅に近接する旧きたみ東急百貨店の建物。百貨店は07年に撤退し同市が建物の無償譲渡を受け、第3セクター運営のショッピングビルになっている。建物は地上6階地下1階建て。地下1階〜3階が食料品、紳士・婦人服などの売り場で、市役所は4〜6階に入居する。

 庁舎移転は現庁舎の老朽化に伴うもので、同市では1990年代から市長選の争点となり、改築の方向が定まった後も、移転先などを巡り二転三転してきた。

 旧百貨店への入居は、駅前の空洞化対策や、現庁舎敷地を北見赤十字病院の改築用地に提供する狙いもある。既存の建物を活用することで経費削減の効果を目指したが、入居に際しては、改修や耐震補強、立体駐車場の新設などで約110億円が必要。97年の設計を基に建て替えをした場合の試算は約78億円だった。

 自治体が撤退した百貨店やスーパーの商業施設を本庁舎に活用した例は、宮城県石巻市、青森県むつ市、大分県杵築市がある。

 小谷毎彦市長は議会終了後、「長く議論が続き、市政の停滞があったと思う。市庁舎の位置の問題に終止符が打たれ、街活性化のための都市再生基本計画を進める上での支障がなくなった」と話した。

(2011年8月5日 読売新聞)

531チバQ:2011/08/14(日) 19:05:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110813/crm11081307590002-n1.htm
総連系歌劇団に広告 民主北海道連政党交付金から支出
2011.8.13 07:58 (1/2ページ)

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平成22年の金剛山歌劇団札幌公演のパンフレットに掲載された民主党北海道連の全面広告
 民主党北海道総支部連合会(北海道連)が平成13〜22年にかけ、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の金剛山歌劇団(東京都小平市)の札幌公演パンフレットに、税金が原資の政党交付金を使って広告を出していたことが12日、産経新聞の調べで分かった。民主党が間接的に朝鮮総連を支援してきたことになり、菅直人首相ら複数の民主党議員側が拉致事件容疑者の長男が所属する政治団体の周辺団体に献金していた問題に続き、北朝鮮側との密接な関係が浮上した。

 政党交付金使途等報告書や関係者によると、北海道連は13年から22年まで17年をのぞき、歌劇団の札幌公演を主催する「実行委員会」に毎年5万〜10万円を広告料として支出。使途等報告書に記載された実行委員会の所在地は朝鮮総連北海道本部と同じ住所だった。

 支出総額は計50万円だが、歌劇団の膨大な収益は朝鮮総連の重要な資金源と指摘されており、北海道連が広告を出したことで、他の企業などの広告主にも影響を与えた可能性がある。

 22年10月に開かれた札幌公演のパンフレットには、1ページ目に民主党の全面広告が載っており、「歓迎 金剛山歌劇団」という文字の下に、北海道連と道議会の民主党会派の名前が記載されている。パンフレットは非売品で、広告出稿団体などに対してのみ提供されているという。

 公安関係者は「当然、広告としての効果はあまりなく、広告費は歌劇団を支援するための支出という側面が強い」と指摘している。

 22年のパンフレットには、民主党の有力支持団体の連合北海道や北海道教職員組合(北教組)なども広告を出していた。

 民主党北海道連の保村啓二組織局長は政党交付金からの広告費支出について、「優れた海外の芸術を支援する目的で、継続して支出してきた。北朝鮮を支援するという意識はない」としたうえで、「(9月に予定されている)今年の札幌公演への支出については今後、判断する」と話した。朝鮮総連北海道本部と金剛山歌劇団からは、取材への回答は寄せられなかった。





■金剛山歌劇団

 朝鮮民族の音楽や舞踊の普及を目的に昭和30年に在日朝鮮中央芸術団として設立。49年に現在の名称に変わった。北朝鮮は「唯一の海外総合芸術団体」と位置付け、49年に最高の栄誉とされる金日成勲章を授与したとされる。ホームページによると、団員数は70人で、朝鮮学校卒業生らがメンバー。日本や北朝鮮のほか、韓国、中国、ロシアで公演を行っている。

532チバQ:2011/09/27(火) 23:35:42
http://news24.jp/nnn/news881810.html
岩内町長選挙、争点は原発
(北海道)
■ 動画をみる 北電・泊原発の地元4町村の一つ岩内町で町長選挙がきょう告示されました。福島第一原発の事故や北電のやらせ問題をうけて原発が大きな争点となっています。

泊原発周辺4町村のひとつ岩内町。現職で三期目をめざす上岡雄司さんは原発の安全性を訴えました。
(上岡雄司候補)「泊原発の安全確保を最大限求めていく」
一方、北電のやらせ問題を告発してきた共産党は前岩内町議会議員の大石美雪さんを擁立しました。(大石美雪候補)「原発ゼロを目指しまちづくりをしていきたい」
泊原発の地元4町村で福島第一原発の事故後、町村長選挙が行なわれるのは初めてで原発が大きな争点となっています。
(岩内町民)「(原発は)徐々になくした方がいい。やっぱりやめる方向」「夫が原発に勤めている。経済的になくなったら困る」
泊原発をめぐっては福島の事故後、3号機が全国で初めて営業運転を再開しました。定期検査で停止中の1号機、2号機の再稼働は北電のやらせ問題で難航が予想されています。
(上岡雄司候補)「4年間の町政を任せていただきたい。その一環として原子力があるがそれがすべてではない」
(大石美雪候補)「アンケート、住民投票で(原発問題を)問う流れをつくる」
原発の地元町民が原発問題にどのような審判を下すのか投票は来月2日で即日開票されます。
[ 9/27 20:53 札幌テレビ]

533チバQ:2011/10/03(月) 23:08:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000027-mailo-hok
選挙:岩内町長選 上岡氏、3選果たす 原発の安全性強化訴え /北海道
毎日新聞 10月3日(月)10時39分配信

 任期満了に伴う岩内町長選が2日、投開票され、現職の上岡雄司氏(61)=無所属=が、新人で前町議の大石美雪氏(63)=共産=を破り、3選を果たした。投票率は56・42%(前回70・99%)だった。(社会面に関連記事)
 東日本大震災後、泊原発の地元4町村で行われる初の首長選で、共産党が28年ぶりに公認候補を擁立し原発の是非を争点化。町民がどのような判断を示すか注目された。
 上岡氏は福島第1原発の事故を受け、「泊原発の安全性強化をより一層北電に訴えていく。将来的な代替エネルギーとしての再生エネルギー導入も進めたい」と、町として安全性を強化した上で原発と共存していく考えを強調。行財政改革の継続や漁業など地場産業の活性化を訴え、幅広い支持を得た。
 大石氏は脱原発を鮮明にし、自然エネルギーの活用や水道料金の負担軽減などを主張したが、出馬表明が告示5日前と出遅れたことなどが響き、及ばなかった。【坂井友子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇岩内町長選開票結果
当 5167 上岡雄司 61 無現
  1658 大石美雪 63 共新
 =選管最終発表
………………………………………………………………………………………………………
 ◇岩内町長略歴
上岡雄司(かみおか・ゆうじ) 61 無現(3)
 [元]町保険社会課長[歴]町住宅都市課長▽北海学園大

10月3日朝刊

534チバQ:2011/10/03(月) 23:17:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/322533.html
岩内町長選 道内各党の受け止めは冷静(10/03 09:49)
 後志管内岩内町長選で、原発容認派の現職上岡雄司氏が大差で3選を果たしたことについて、道内各党は「結果は織り込み済み」と冷静に受け止めた。ただ、反原発を訴えた対立候補の共産党新人が一定の票を得たことで、各党は泊1、2号機の再稼働問題で慎重な対応を求められることになりそうだ。

 自民党道連の岩本剛人幹事長は「すぐに原発をなくすことには否定的な民意が示された」と指摘。一方、上岡氏が選挙100+ 件戦で安全対策強化を訴えたことを踏まえ「原発への不安は強まっており政府や北電、道の丁寧な対応が欠かせない」とした。

 民主党北海道の岡田篤幹事長は「上岡氏が勝ったとは言え、脱原発の流れは止められない。泊1、2号機の再稼働には、安全性をしっかり見極めた上で判断することが求められている」と強調した。

 共産党道委員会の青山慶二書記長は「原発推進に不安を感じていた人が多くいることが表れた」と結果を評価。「上岡氏は脱原発に多くの人が理解を示した結果を十分受け止めるべきだ」と話した。

 道庁では「震災後、地元で最初の民意を問う戦いでそれなりの関心はあった」(道幹部)が、結果は「予想通り」との見方が大勢だった。

535チバQ:2011/10/08(土) 13:23:12
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100701000607.html
石川知裕氏の議員辞職を決議 北海道議会
 北海道議会は7日、小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で有罪判決を受け、控訴中の石川知裕衆院議員(道11区)に議員辞職を求める決議を賛成多数で可決した。民主党会派は反対した。

 決議は「現職国会議員の有罪判決は極めて遺憾。政治活動を続けることは、国民の政治や政治資金に対する不信を一層増幅させる」と指摘した。

2011/10/07 17:24 【共同通信】

536チバQ:2011/10/30(日) 12:41:11


15 名前:チバQ 投稿日: 2011/10/30(日) 12:40:35
http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY201110290538.html
アイヌ民族が初の政党結成へ 参院比例に候補擁立目指す
2011年10月30日12時0分
 アイヌ民族による政治団体が北海道で発足することが29日決まった。アイヌ民族が求める施策が実現しないことへの不満と危機感が背景にあり、参院選比例区や地方選での候補者擁立を目指す。政治団体として選管へ届け出をし、年明けに結成大会を開く予定だ。

 同日夜、札幌市で「アイヌ民族党(仮称)」結成に向けた準備会が開かれた。代表には、アイヌ民族初の国会議員、故萱野茂・参院議員の次男、志朗氏(53)=萱野茂二風谷アイヌ資料館館長=が就任する見通し。役員には、アイヌ民族最大の団体・北海道アイヌ協会理事や支部長も名を連ねる予定だが、同協会全体として党を支援するかどうかは未定という。同協会によると、アイヌ民族による政治団体の結成は初めて。

 参院選比例区には候補者10人程度の擁立を検討。候補者は原則、アイヌ民族とするが、アイヌ民族でなくても党には加入できるという。

537名無しさん:2011/10/31(月) 20:51:02
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20111031ddlk01010149000c.html
選挙:白老町長選 戸田氏が初当選 民間感覚の町政運営掲げ /北海道
 任期満了に伴う白老町長選は30日投開票され、無所属新人で葬儀社社長の戸田安彦氏(42)が、同じく無所属で新人の食品販売業、水口光盛氏(39)を破って初当選した。投票率は73・94%(前回は無投票)。

 財政再建を掲げた現職の飴谷長蔵氏(61)が「再生の道筋は見えた」と2期で引退するのを受けた8年ぶりの町長選は、新しい地域作りのプランが問われた。戸田氏は「民間感覚の町政運営」を掲げ、地元の若手経済人とも連携して支持を広げた。【斎藤誠】

==============

 ◇白老町長選開票結果=選管最終発表
当 7342 戸田安彦 42 無新

  4557 水口光盛 39 無新

==============

 ◇白老町長略歴
戸田安彦(とだ・やすひこ)42 無新(1)

 葬儀社社長▽観光協会理事[歴]町教育委員▽札幌大

538名無しさん:2011/12/02(金) 00:08:26
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111129ddlk01010237000c.html
政治資金収支報告書:自民3割減、民主1割増 政権交代で明暗−−10年分 /北海道

 道選挙管理委員会は29日、道内の10年分の政治資金収支報告書を公表した。政党別の収入額では、09年8月の衆院選で野党に転落した自民党は前年比28・5%減の13億5957万円となり、過去10年間で最低額となった一方、政権交代を果たした民主党は同11・7%増の8億8603万円だった。政治資金規正法に基づき報告書を提出した政党、政治団体は計3475団体。収入総額は82億3320万円(前年比6・2%減)、支出は80億4676万円(同7・5%減)となり、いずれも平成以降で最低となった。

 ■公明は2割増

 09年8月の政権交代に伴い、自民と民主は明暗が分かれた。

 自民の収入額は08年以降3年連続で減少し、過去10年間で最高だった03年(30億2999万円)より半分以下に落ち込んだ。党費・会費の支払人数は前年より9008人減の6万9417人だった。また、連立を組んでいた公明党は前年比22・9%増の3億6772万円だった。

 一方、民主党は過去10年間での最高だった07年(9億1839万円)には届かなかったものの、過去10年で2位の収入額を記録。党費・会費の支払人数は前年比268人増の9626人だった。

 ■団体減が影響

 道内で政治資金収支報告書の公表を義務づけられている政党、政治団体は3549団体。このうち93・4%にあたる3316団体と10年中に解散した159団体の計3475団体が報告書を提出した。収入と支出が平成以降で過去最低となったのは、公表団体数が前年比108減になったことや資金の動きが鈍る傾向にある衆院選の翌年だったことが影響したとみられる。

 報告書未提出の233団体のうち、政党では自民党が札幌市白石区第四支部、厚岸支部など計12支部が期限内に報告書を提出しなかった。道選管によると、11月8日現在で1団体が期限後に提出しているという。民主、公明、共産、社民各党に未提出の支部はなかった。

 ■知事は75団体

 高橋はるみ知事の資金管理団体や地方組織は75団体。資金管理団体「萌春会」は収入1121万円、支出1774万円だったほか、後援会「北海道を愛するみんなの会」は収入4456万円、支出1891万円だった。

 北海道を愛するみんなの会名寄ブロック、高橋はるみ中富良野後援会の2団体は期限後の提出となり、報告書に記載されなかった。【高山純二、片平知宏】

539名無しさん:2011/12/02(金) 00:09:19
>>538
==============

 ◆10年道内政党・政治団体の収支◆

         【収入】              【支出】

共産党 17億5388万円(▼ 6.8%) 17億5803万円(▼ 4.4%)

自民党 13億5957万円(▼28.5%) 13億4377万円(▼31.8%)

民主党  8億8603万円( 11.7%)  8億7829万円(  8.7%)

公明党  3億6772万円( 22.9%)  4億 117万円( 45.0%)

社民党    4667万円(  7.9%)    4538万円(  3.0%)

みんな    3420万円(   −−−)    3353万円(   −−−)

その他 37億8511万円(▼ 2.0%) 35億8656万円(▼ 4.7%)

計   82億3320万円(▼ 6.2%) 80億4676万円(▼ 7.5%)

 ※カッコは前年比増減、▼はマイナス。みんなは「みんなの党」で10年に設立。

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 ◆政治資金パーティー収入トップ10◆

 (カッコは主催団体)

 (1)「自民党北海道政経セミナー」(自民党道連)           4745万円

 (2)「だて忠一君を励ます会」(自民党道参院選挙区第一支部)     2920万円

 (3)「高橋はるみさんと創ろう輝く北海道(北海道を愛するみんなの会) 2867万円

 (4)「三井わきお国会活動10周年を祝う会(三井わきお後援会連合会) 2600万円

 (5)「三井わきお政経パーティ2010」(同)            2332万円

 (6)「第16回政経セミナー」(自民党道第五選挙区支部)       2327万円

 (7)「2010年新春パーティー」(民主党道連)           2326万円

 (8)「2010年政治セミナー」(同)                2068万円

 (9)「第7回上田文雄の元気セミナー」(みんなでつくる札幌・市民の会)1831万円

(10)「政経セミナー」(自民党道第十二選挙区支部)          1546万円

毎日新聞 2011年11月29日 地方版

540チバQ:2011/12/16(金) 12:45:31
こっちにも
5255 名前:チバQ 投稿日: 2011/12/16(金) 12:44:46
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111216ddlk01020274000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 余市町も分離同意へ 函館市議会「賛成会派が多数」 /北海道
 北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離問題で、分離に同意していない余市町と函館市は15日、それぞれ議会などが対応を協議した。結論は出なかったが、余市町の嶋保町長は「町議会協議会の意見などを判断材料に決断したい」と述べ、道への回答期限の16日に町議会で同意の意向を表明する姿勢を示した。函館市議会の能登谷公議長は「賛成する会派が多数」とする見解を工藤寿樹市長に伝えた。

 余市町議会の協議会には嶋町長と町議17人が出席。「いきなり期限を切るのはむちゃな話」などと道の姿勢を疑問視する声が相次いだが、経営分離に関しては複数の町議が、同意か不同意かにかかわらず町長の判断を支持すると表明した。

 嶋町長は昨年9月の町長選でJR北海道による在来線存続を公約に掲げた経緯に触れ「今まで訴えてきたことと相反するのはじくじたる思い」と述べる一方、「長年促進してきた札幌延伸について、時間のない中で決断を迫られている」と合意取り付けを急ぐ道にも一定の理解を示した。

 一方、函館市議会は各派代表者会議を開き、道とJRから提案された函館−新函館(17・9キロ)間の支援策を協議。5会派のうち▽市政クラブ(11人)▽民主・市民ネット(8人)▽公明党(4人)の3会派が支援策に賛成し、市民クラブ(4人)と共産党(3人)が反対した。

 工藤市長は「はっきり示してくれた方がよかったが、議会の考えは受け止めた」と語った。また、道への回答期限について「猶予をもらうこともある」として回答の先延ばしに含みを持たせた。函館市町会連合会も同日、臨時理事会を開き、全会一致で経営分離反対を工藤市長に報告した。【坂井友子、近藤卓資】

毎日新聞 2011年12月16日 地方版

541チバQ:2011/12/21(水) 20:35:24
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20111221ddlk01010265000c.html
選挙:泊村長選 影潜める“集票力” 北電、やらせで足かせ /北海道
 来年1月10日告示、15日投開票の泊村長選で、北海道電力の対応に注目が集まっている。過去の村長選では原発推進候補の“集票マシーン”として動いていたと言われ、19日にあった現職の牧野浩臣氏(65)の事務所開きにも泊原子力事務所幹部が出席した。しかし、泊原発3号機のプルサーマル計画を巡るやらせ問題で原発不信が払拭(ふっしょく)されていない状況下でもあり、北電の動きは大幅に制限されそうだ。【岸川弘明】

 鉢呂吉雄衆院議員や高橋はるみ知事の「為書き」が張られた牧野氏の選挙事務所。19日の事務所開きには、隣接する共和町の山本栄二町長、神恵内村の高橋昌幸村長のほか、自民党の村田憲俊道議らが顔をそろえた。駆けつけた約80人の中には北電泊原子力事務所の次長と総務課長も含まれていた。

 牧野陣営幹部によると、牧野氏は今月初旬、北電泊原子力事務所を訪問。支援を要請したところ、対応した原子力事務所幹部は「こういうムードだから表に立つことは難しいけれども、協力はします」と約束したという。陣営幹部は「約80人の村民が北電の関連企業に雇用されている。(北電が)声かけをしてくれるだろう」と北電の集票力に期待を寄せる。

 北電はやらせの再発防止のため、今月1日付で組織改編を実施。やらせの中心になっていた本店の電源立地部を廃止して総務部立地室として再スタートしたほか、地元対策の実働部隊だった泊原子力事務所渉外課も総務課に吸収した。ただし、担当社員は後継部署に残留したままであることから、村内には「看板を替えただけで、実質的には何も変わっていない」と指摘する声もある。

 ある村議によると、泊原子力事務所社員は前回08年村長選で、漁協幹部ら地元の有力者を回って、牧野氏への支持を呼びかけ、個人演説会にも北電関係者が動員された。前回村長選は佐藤淳一前村長が告示直前に急死し、牧野氏が急きょ立候補。支援者は「北電のてこ入れがなければ、危なかったかもしれない」と4年前を振り返る。

 今回の村長選では、やらせ問題が足かせとなっているほか、20日現在で出馬表明が牧野氏にとどまっていることから、表だった北電の動きはない。だが、ある村議は「選挙戦になれば、北電は目の色を変えて現職に肩入れしてくるだろう」と見る。

 北電広報部は「会社として特定の候補者を支援することはない」と過去の選挙支援などを否定する一方、「社員の個人的な政治活動は承知していない」と話している。

542チバQ:2011/12/22(木) 12:27:13
5273 :チバQ:2011/12/22(木) 12:26:24
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111222ddlk01020273000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 札幌延伸大きく前進 分離同意の函館市長、「熟慮重ね」決断 /北海道
 北海道新幹線の札幌延伸で着工条件の一つになっていた並行在来線(函館−小樽間、252・5キロ)のJRからの経営分離について、沿線15自治体の同意が21日、ようやく出そろった。最後の同意表明となった函館市の工藤寿樹市長は「熟慮に熟慮を重ねた」と重い決断だったことを強調した。一方、「道民の悲願」とされる延伸へ向け大きく前進し、道庁内には「宿題をクリアした」と安堵(あんど)感が広がった。【近藤卓資、田中裕之、中川紗矢子】

 「オール北海道の立場で同意した」。21日午前、記者会見した函館市の工藤市長は厳しい表情を崩さず、同意の理由を説明した。11月に入って急に同意を迫る道に対し、11月下旬に条件付きの分離容認を示唆したが、市民の反対意見は根強く、調整は難航。「(道の対応は)はっきり言って遅い。他県では、県が主体となってまとめていた。(道は)まるで人ごとのようだった」と道への恨み節も漏れた。

 市民の反発の背景には、道が過去の約束をほごにしたこともある。94年、新函館駅の建設場所が北斗市内に決定した際、函館市と道は「函館駅に新幹線を乗り入れる」とする覚書を交わした。だが、道は05年に覚書を破棄し、JRは10年3月、新函館−函館間の分離を表明した。市民の11万人の反対署名も集まった。

 かつては青函連絡船が就航し、本州と北海道を結ぶ玄関口として栄えた函館市だが、新函館駅は北斗市内に建設されることから、今回の同意表明はJRの駅が市内から消えることも意味する。工藤市長は「88年の青函連絡船廃止に続き、JRがなくなることを心配する市民の思いは理解している」と顔をしかめた。

 だが、同意表明には反発が強い。函館商工会議所の松本栄一会頭は「短時間で結論を出すべきではなかった」と批判。函館朝市協同組合連合会の井上敏広理事長も「市長にはJRに経営継続を訴えてほしかった」と指摘した。

 一方、函館市の同意について、道幹部は「ホッとしている。後は政府の判断だ」として、政府の着工認可の行方を見守る姿勢。分離に反対していた函館商工会議所の説得にあたった北海道商工会議所連合会の高向巌会頭は「札幌延伸が実現の方向に向かい、大変喜んでいる」とのコメントを出した。札幌市の上田文雄市長も「延伸は札幌ばかりでなく、道全体の活力を満たす」と期待を寄せた。

 前田武志国土交通相は20日の閣議後の記者会見で「もう本当に数日のことなんだろうと期待している。数日だと長いかな。一両日中」と述べており、近く政府判断が決定する見通し。道は担当局長らが上京し、政府の動きの情報収集に追われた。

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 ■解説

 ◇“見切り発車”禍根も
 北海道新幹線の札幌延伸は並行在来線の経営分離を巡る地元合意をクリアし、今後は並行在来線のあり方や地域振興策を巡る議論が焦点になる。道はこれらの議論を十分行わないまま同意を取り付けており、沿線自治体はいわば“見切り発車”で同意した格好だ。経営分離した他県には駅前が衰退するケースも頻出しており、今回の同意が道内沿線自治体の将来に禍根を残す可能性もある。

 02年12月の東北新幹線八戸駅開業に伴い、青森県は地元自治体とともに経営分離された目時−八戸間(25・9キロ)を運営する第三セクター「青い森鉄道」を設立した。同社の10年3月末時点の累積赤字額は3億7300万円。10年12月の東北新幹線全線開業で、八戸−青森間(96キロ)も同社が引き継いだが、同区間の片道運賃は1620円から2220円に上がった。

 野辺地駅の利用者数は1日約1800人から約1300人に減少。野辺地町の蛯名進一企画財政課長は「駅前ではレンタカー2社が撤退し、食堂も来客数ゼロの日がある。以前のにぎわいはなくなった」。

 全国では経営分離後の青森、岩手、長野、熊本・鹿児島で計4社の三セクの鉄道会社が設立され、10年度は資産売却を行った長野・しなの鉄道以外は赤字だった。

 今後の函館−小樽間について、三セク化の方針が示された函館−新函館間(17・9キロ)以外は決まっておらず、道と沿線自治体が設置する協議会で検討される。余市町に示された道の地域振興策についても具体策は今後に持ち越された。

 道庁内には「実際の開業や経営分離までは10年以上かかり、不確定要素が多い。現時点で細かい話まで詰められない」と釈明の声も。将来を見渡した視点が道には求められている。【田中裕之】

543チバQ:2011/12/22(木) 21:57:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/339313.html

東京直結、沸く沿線 衰退懸念、函館は複雑 道央集中に警戒感も 道新幹線札幌延伸(12/22 09:40、12/22 09:54 更新)

新幹線の札幌延伸を伝える繁華街の大型テレビジョン。道内では期待の一方、冷めた見方も=21日午後5時、札幌市中央区南4西3

 北海道新幹線の新函館(仮称)―札幌間が来年度までに着工されることが固まり、早期開業を待ち望む道民からは喜びの声が上がった。ただ、並行在来線の経営分離の影響を懸念する函館市民は複雑な表情。新幹線の恩恵が直接及びにくい道東、道北などでは着工に冷めた見方もある。

 札幌や小樽など新幹線のルート沿線では期待が大きい。

 新函館まで最短で50分、東京まで4時間40分で結ばれることが想定されるJR札幌駅。札幌市手稲区の会社員北林繁さん(41)は21日昼、「札幌延伸着工へ」と報じる号外を手にし、「本州から観光客が増えて道内経済の起爆剤になる」と期待。江別市内のパート従業員石山サキコさん(57)は「道外の旅行ではこれまで、羽田空港を起点にすることが多かった。北海道新幹線が開通すれば東北地方も行きやすくなり楽しみだ」と夢を膨らませた。

 小樽市内の無職安田健さん(67)は「観光客が飛行機で新千歳を経由し、小樽に来るのは不便だった。新幹線で直接つながれば、本州から来る人も増えるだろう」と歓迎した。

 一方、市内に新幹線駅ができず、現在の函館駅周辺などが衰退するとの懸念が強い函館市。新函館―函館間(18キロ)の経営分離後の不安もあり、市民の反応も分かれた。

 「第三セクターになって、もし赤字が出たら市長はどう穴埋めするのか」。函館市の五稜郭タワー前で客待ちをしていたタクシー運転手笠井浩典さん(48)は疑問を投げ掛ける。函館生まれ、函館育ちの笠井さんは「(経営分離に同意した)14市町に対して、1市で巻き返しできなかったのだろうが、別の選択肢はなかったのか。赤字覚悟で経営分離に同意するのは理解できない」と話した。

 一方、函館市内の無職浜田淑子さん(72)は「新幹線が延びれば札幌に住む子供の所に行くのに便利になるが、まだだいぶ先。なるべく早く完成してほしい」と期待を寄せた。

 北見や釧路などでは新幹線以外の交通網整備を優先するよう求める声もある。

 通勤などでJR石北線をよく利用する北見市端野町の看護師田岡加代子さん(57)は「地方の路線は、どんどん本数が減らされて不便。新幹線をつくるのは良いが、地方の路線を維持してほしい」と語った。釧路市内の無職塚田輝夫さん(68)は「札幌や道央圏に今まで以上に人、モノ、金が集中して、道東にとって良いことはないと思う。とにかく、できるだけ早く道東道を釧路まで延ばしてほしい」と訴えた。

 北海道新幹線の札幌延伸までは20〜25年程度かかるとみられ、先は長い。札幌市豊平区内の無職女性(74)は「自分は乗れないだろうし、今は雇用充実などお金を使うべきところがあるのではないか」と疑問を呈した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/339309.html
道新幹線札幌延伸 沿線自治体は歓迎 道の対応には批判多く(12/22 09:23)
 北海道新幹線の札幌延伸に伴う函館―小樽間の並行在来線の経営分離について、沿線15市町の同意がそろい、来年度までの着工が固まった21日、沿線自治体からは「悲願に一歩近づいた」と歓迎する声が相次ぐ半面、性急な同意判断を求めた道の対応に批判的な声が多く出された。

 「悲願がかなった。北海道全体の経済発展につながる」。札幌延伸時に新幹線駅ができる予定の渡島管内長万部町の白井捷一町長は喜びを語った。若見雅明・後志管内黒松内町長は「これで東京がぐっと近くなる」とし、中松義治・小樽市長も「人やものの流れが活発になり、地域振興や観光振興につながる」と経済活性化に期待感を示した。

 町内に反対論が強かった嶋保・後志管内余市町長は「道民の悲願がかなう半面、JRによる並行在来線存続という町民の強い要望を諦めざるを得ず、大きな痛みを伴った。善しあしは言えない」と複雑な心境を明かした。

 一方、「同意取り付けが性急だったため、短期間で住民や議会への説明を行い苦渋の選択をした」(宮谷内留雄・後志管内蘭越町長)、「道は沿線15市町の内諾を重く受け止め、今後の協議を真摯(しんし)に進めて」(高谷寿峰・北斗市長)など道への注文も目立った。

 15市町の分離同意がそろったことについて、高橋はるみ知事は「将来を見据えた沿線自治体の地域振興や住民の足の確保などについて、地域の皆さまとともにしっかりと取り組む」とのコメントを出した。

544チバQ:2012/01/09(月) 13:15:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000014-mailo-hok
サンデー・トピックス:泊村長選、無投票の公算 現状維持、進まぬ原発論議 /北海道
毎日新聞 1月8日(日)10時57分配信

 ◇交付金依存も岐路 課題山積、村民に不満も
 10日告示の泊村長選は、1980年以来32年ぶりとなる無投票の公算が大きくなった。現職で再選を目指す牧野浩臣氏(65)が出馬表明しているものの、候補者擁立を検討してきた共産党や反原発の市民団体などが相次いで擁立を断念。東京電力福島第1原発事故以降、原発立地村の将来や原発のあり方を論議する絶好の機会だったが、原発容認・共存の「現状維持」が村内の大勢を占めた格好だ。ただし、村には課題が山積しており、一部村民に不安や不満が残りそうだ。【坂井友子、岸川弘明】
 ■続く人口減少
 日本海の寒風が吹きすさぶ泊村。昼間でも外を歩く村民の姿はほとんどなく、寂しい風景が目に焼き付く。潤沢な原発マネーを背景に、村は賃貸住宅の家賃助成(上限5万円)や住宅新改築の奨励金(同200万円)など手厚い住民サービスを行い、村民の「定住化」を狙った。結婚や第2子出産時に10万円の祝い金を贈るほか、15歳以下の子どもたちの医療費も無償化するなど、若者向けの施策も充実させてきた。
 しかし、ピーク時(1950年代)には1万人前後だった人口も09年に初めて2000人を割り込んだ。村が09年8月に行った有権者へのアンケートでは、「村に住み続けたくない」と答えた20代が11・7%に上り、60代(5・1%)や70代以上(4・6%)の2倍に達した。20代で「村に住み続けたい」と答えたのは32・5%にとどまった。
 冬休みで実家に帰省した東京都の30代の男性会社員は「村の住民サービスはうらやましいと思うけど、村に戻ろうとは思わない。原発関連以外に働き口がないから」と話す。ある村議も「村の定住促進策は、むやみにカネを使っているだけで、次世代への投資になっていない」と嘆く。
 ■漂う閉塞感
 「使える物は使って、直す方がコストも安くなる。ほかの町村はそうしてるのに、なぜ、うちの村はそういう発想にならないのか」。昨年12月26日の村議会で、一般質問に立った酒井元純村議は村の公営住宅建て替え方針に疑問を呈した。牧野村長は「老朽化し、耐震性の問題もある」と建て替えの正当性を主張。両者の溝は埋まらず、他の市町村よりも甘い泊村の財政規律だけが際立った。
 泊村は1980〜2010年度の31年間で総額約168億円の交付金を受け取った。原発設置後、固定資産税もあり、“原発マネー”は総額600億円を超える。豊富な資金で建設した公共施設の維持管理費などが今は村財政を圧迫。村民にも「ハコモノばっかりを建てて、生きたカネの使い方をしてない。村長選が無投票になれば、同じことが繰り返されるのではないか」(60代男性)との懸念が広がり始めている。
 村は水産業や商工業、観光を基幹産業に位置付けているものの、後継者不足の水産業従事者の人口割合は05年国勢調査時でわずか8・8%(90人)。商工業も原発関係に依存するほか、目立った観光資源もなく、産業育成は簡単ではない。それでも原発立地村にばらまかれる原発マネーはあり、閉塞(へいそく)感が漂う中、国の「交付金頼み」ばかりがまん延。新たなアイデアを生む芽を摘んでしまうという悪循環に陥っている。

545チバQ:2012/01/09(月) 13:15:32
 ■試算に消極的
 頼みの原発マネーも岐路に差し掛かっている。定期検査中の泊原発1、2号機は再稼働の見通しが立っておらず、3号機も4月には定期検査入りする予定。全基が停止すれば、交付金の大半を占め、発電実績に応じて算出される「電源立地地域対策交付金」は減額される可能性が高い。固定資産税も施設の減価償却による資産価額の減少で年々先細っていく。他の立地自治体も状況は似ており、一部には原発マネー依存からの脱却を模索する動きも出始めている。
 九州電力玄海原発を擁する佐賀県玄海町は昨夏、原発が再稼働しない場合を想定した財政試算を全国で初めて実施した。泊村は11年4月、10カ年の「第4次泊村総合計画」をスタート。東日本大震災前に策定された同計画には「原発交付金に頼らない村づくり」と明記したものの、原発マネーがゼロになった場合の具体的な対応策や試算は示されていない。試算について、泊村企画振興課は「再稼働は国の判断であり、交付金も今後どうなっていくのか分からない」と消極的だ。
 自主財源の確保のためにも、税収を生み出す産業育成が欠かせない。村は企業振興促進条例を策定し、産業振興を図るものの、01年3月の施行以降、企業誘致の成功例はない。原発立地自治体の現状に詳しい福島大の清水修二教授(地方財政論)は「原発のある地域は元々、人口が少なく、交通も不便。企業誘致には適さない地域だと言える。原発立地自治体は財政的にほかの自治体よりも優位にあるのだから、泊村も余力のあるうちに原発依存の体質から転換を図るべきだ」と指摘。村政は難題を突きつけられている。
 ◇村議らの擁立も不発
 泊村長選を巡っては、共産党や反原発の市民団体に候補者擁立の動きがあったほか、一部村議も立候補を検討。しかし、7日までにいずれも断念する意向を示している。
 共産党は泊村長選で12年ぶりの公認候補の擁立を検討したものの、村内に党の基盤がないことから擁立を断念。また、インターネットで候補者を公募した「泊原発を止める会」(余市町)などの住民有志は後志地方で活動するNPO役員の男性に出馬要請。男性に断られ、新たな人選ができなかった。
 元村職員で過去2回の村長選で敗れ、昨年4月の村議選で初当選した三浦光博村議(60)は「将来のビジョンのない現村政を変えたいという気持ちは強く最後まで悩んだが、村議になったばかりで、有権者からいただいた議席を無駄にはできない」と話し、出馬を見送った。

546チバQ:2012/01/11(水) 12:23:11
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20120111ddlk01010275000c.html
選挙:泊村長選 牧野氏が無投票再選 反原発派擁立できず /北海道
 任期満了に伴う泊村長選は10日告示され、現職の牧野浩臣氏(65)=無所属=以外に立候補はなく、牧野氏が無投票で再選を決めた。泊村長選の無投票は1980年以来32年ぶり。

 東京電力福島第1原発事故後、北海道電力泊原発が立地する同村での初の首長選挙。泊原発3号機のプルサーマル計画を巡る北電のやらせ問題を受けた対応なども問われたが、過去4回の村長選で原発の是非を争点に公認候補を立てた共産党が擁立を断念。反原発団体も候補をインターネットで公募するなどしたが、候補擁立までに至らなかった。

 原発との「共存路線」を掲げる牧野氏は、再選を決めた10日夕、支持者らを前に「国にもっと原発の安全性をPRしてもらわなければ、住民は安全で安心した生活はできない」と訴えた。【岸川弘明、坂井友子】

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 ◇泊村長略歴
牧野浩臣(まきの・ひろおみ) 65 無現(2)

 [元]副村長[歴]村教委次長・総務課長▽札幌短大

547チバQ:2012/02/01(水) 23:04:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000042-mailo-hok
選挙:東神楽町長選 告示 「身内対決」激戦展開 現新一騎打ち /北海道
毎日新聞 2月1日(水)11時25分配信

 任期満了に伴う東神楽町長選が31日告示され、再選を目指す現職の川野恵子氏(55)と新人の前町主幹の山本進氏(45)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。投開票は2月5日。道内市町村初の女性首長として話題となった川野氏と、川野町政を支えた中心職員の「身内対決」で激しい選挙戦を繰り広げている。
 川野氏は町議出身で前回08年選挙で現職を破り初当選したが、選挙戦のしこりなどから就任当初から議会と対立。川野氏が地盤とする町北部のひじり野地区の宅地開発をめぐり町が業者に便宜を図ったとされる問題では議会が川野氏を告発するなど混乱した。
 川野氏は「苦労した1期目だったが、町民生活に支障をきたす政策対立はなかった」と反論。子育て支援の充実など町政の継続を訴えた。山本氏は「川野町政の4年間は停滞し、近隣町村からも後れを取った」と刷新を主張。若さや街づくりへの情熱をアピールしている。
 町選管によると、30日現在の有権者数は7552人。【横田信行】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東神楽町長選立候補者(届け出順)
川野恵子(かわの・けいこ)55 無現(1)
 [元]町副議長[歴]会社員▽町議3期▽東海大工芸短大
山本進(やまもと・すすむ)45 無新
 [元]町まちづくり推進課主幹[歴]町総務企画課主査▽北大

2月1日朝刊

548名無しさん:2012/02/06(月) 14:15:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000033-mailo-hok
選挙:東神楽町長選 新町長に山本氏 刷新訴え「身内対決」制す /北海道
毎日新聞 2月6日(月)11時19分配信

 任期満了に伴う東神楽町長選が5日投開票され、新人の元町主幹の山本進氏(45)=無所属=が、再選を目指した川野恵子氏(55)=同=を破り、初当選した。投票率は75・53%(前回08年76・15%)だった。
 道内市町村初の女性首長の川野氏と、川野氏を支えた中心職員の「身内対決」で、少数与党で町議会と度々対立した1期目の川野町政をどう評価するかが焦点となった。
 山本氏は川野氏について「議会や町職員とも、なかなかうまくいかなかった」と批判。町職労のほか、農協や商工会など町内の主要団体の幅広い支持を取り付け、「今後も停滞した4年を続けるのか、新しい街づくりをするのかが問われている」と訴えた。
 川野氏は前回同様、消費者グループを中心とした草の根選挙を展開。議会との対立について「町民生活に支障をきたす政策対立はなかった」とし、子育て支援の充実などを訴えたが、支持は広がらなかった。【横田信行】

 ◇東神楽町長選開票結果=選管最終発表
当 3405 山本進  45 無新
  2204 川野恵子 55 無現

 ◇東神楽町長略歴
山本進(やまもと・すすむ) 45 無新(1)
 [元]町まちづくり推進課主幹[歴]町総務企画課主査▽北大

549名無しさん:2012/02/06(月) 14:16:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000034-mailo-hok
選挙:北竜町長選 佐野氏が初当選 /北海道
毎日新聞 2月6日(月)11時19分配信

 任期満了に伴う北竜町長選は5日、投開票され、新人で前副町長の佐野豊氏(60)=無所属=が現職で3選を目指した西野陽一氏(64)=同=を破り、初当選した。投票率は91・66%(前回91年97・13%)だった。
 同町長選が選挙戦となるのは21年ぶり。佐野氏は行政改革の一環として町長給与20%削減や農商工業の振興、農家の花嫁対策などを掲げ、支持を広げた。
 西野氏は04年、当時の町長の病気辞職に伴う町長選で無投票当選して以来、選挙戦は初めて。2期8年の実績を基に農業振興など町政の継続を訴えたが、及ばなかった。【西端栄一郎】

 ◇北竜町長選開票結果=選管最終発表
当 960 佐野豊  60 無新
  731 西野陽一 64 無現

 ◇北竜町長略歴
佐野豊(さの・ゆたか) 60 無新(1)
 [元]副町長[歴]町企画財政課長・産業課長▽沼田高

550チバQ:2012/02/28(火) 21:39:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000087-mailo-hok
サンデー・トピックス:札幌五輪、政令市40年 人口減・高齢化に対応、街作りコンパクトに /北海道
毎日新聞 2月26日(日)12時50分配信

 冬季オリンピックが開催され、政令指定都市に移行した1972年から40年を迎えた札幌市。郊外に市街地を広げながら発展してきた190万都市の街作りは転換期に差し掛かろうとしている。市内では近年、都心のマンション需要が伸びる一方、一部郊外では人口減・高齢化が進行。市は地下鉄駅周辺など各地域の主要拠点に人口や都市機能を集約化する「コンパクト・シティ」構想を掲げているが、郊外の住環境維持など課題も多い。【岸川弘明】
 ■衰退する郊外
 札幌市の東端に位置する厚別区・もみじ台団地。買い物袋を提げた高齢者が凍った道で転ばないよう、足元に注意しながら歩く姿が目立つ。停留所で最寄りの地下鉄駅に向かうバスを待っていた70代の男性は「この辺は店が少なくて……。車が使えないと買い物も一苦労」と話した。
 もみじ台団地は人口増加の受け皿として市が68年に造成開始。南北1・8キロ、東西1・5キロに及ぶ広大な団地には80年代のピーク時、2万5000人以上が住んだが、現在は約1万7000人まで減少。住民基本台帳(1月1日現在)によると、高齢者(65歳以上)の割合は市平均の20・9%に対し、もみじ台は34・1%に達する。
 厚別区役所もみじ台まちづくりセンターによると、団地の住民は子育てを終え退職した世代が多く、市内の他地域より少子高齢化が急速に進む。団地に4校あった小学校も昨年3月、2校に統合された。地区の民生委員を務める野村秀雄さん(71)は「自宅に引きこもりがちな1人暮らしの高齢者も多い。ここでは孤独死も現実的な問題。地域の見守りに力を入れているが、限界もある」と話す。
 ■都心は回帰
 札幌は五輪開催を翌年に控えた71年に市営地下鉄が開通。その後の路線拡大に伴い、郊外の宅地開発も進んだ。幹線道路沿いにはマイカー利用者を想定した大型ショッピングセンターや飲食店が進出。一方、身近な商店街は衰退するなど車を持たない高齢者らへの配慮は後手に回った。
 市街地の拡大は市の財政負担増にもつながった。五輪開催の40年前は年間1000キロに満たなかった道路の除雪延長は近年は5000キロに及び、市の除雪費は10倍以上に膨らんでいる。
 都市機能の集約による行政コストの低減を図ろうと、市は04年3月、コンパクト・シティを街作り理念に掲げた都市計画マスタープランを作成。都心周辺や地下鉄沿線への「居住の誘導」を明記。各地域に街作りの核となる拠点を設定し、土地利用規制を見直すなどして生活の利便性を高めようとしている。
 市の政策は特に中央区で顕著だ。昨年は札幌駅前通地下歩行空間が開通し、創成川公園も完成。今後も路面電車のループ(環状)化など注目事業が進められる予定で、都心居住の魅力は増しそうだ。
 最近は都心部の地価下落を背景に、中央区の創成川以東や円山、桑園地区でマンション建設が増え、人口の「都心回帰」もみられる。10年国勢調査の人口増加率(前回05年調査比)は厚別、南区がマイナスとなる一方、中央区は8・7%増と市内10区で最高だった。
 ■地域格差に懸念
 国立社会保障・人口問題研究所によると、札幌市の将来推計人口(08年12月)は15年を境に減少に転じ、35年に175万人、高齢者の割合は34・3%になると予測。コンパクト・シティは人口減の時代要請に応じた政策とも言えるが、「集約化」が先行し、郊外の切り捨て、都心の一極集中につながるのではないかという不安はぬぐえない。
 白石区や厚別区の郊外では、乗客数の低迷からバス路線の見直しや減便が行われた。市内でも「買い物難民」が存在し、南区では客を送迎する無料バスを運行する生協店舗もある。市は「市内のどこに住んでいても不自由なく暮らせるよう交通アクセスの確保が必要」(都市計画課)としているが、具体策を講じず街のコンパクト化が進めば生活の地域間格差は広がりかねない。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇コンパクト・シティ
 郊外への土地利用拡大を抑えつつ、商業施設や病院など生活に必要な機能を集め、中心市街地に居住を促す都市政策。人口減・高齢化に適した街作りとされ、国の支援策もある。3区分した市域ごとに整備方針を明確化した青森市や路面電車網を充実させた富山市の取り組みが先進事例として知られる。

2月26日朝刊

551チバQ:2012/03/23(金) 20:13:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120323-OYT1T00401.htm
自公、水面下の神経戦…岩見沢市長の動静に注目
 22日の北海道岩見沢市議会最終日。

 次期衆院選の北海道10区(空知、留萌)への出馬要請を自民党の地元支部から受けた岩見沢市の渡辺孝一市長に注目が集まったが、渡辺氏は態度表明を見送った。

 「次年度に備え、雪対策にしっかり取り組みたい」。同日午後、市議会の閉会あいさつで渡辺氏は衆院選には一切触れなかった。だが水面下では、渡辺氏出馬に向けた動きが進み続けている。2月21日午後、岩見沢市内の会館。渡辺氏の後援会幹部と地元の自民党道議が協議し、道議側は全面支援を約束した。市議会閉会日の早期表明に期待していたベテラン道議は一転、「3月に態度表明の必要はない。衆院解散が近くなるまで待てばいい」と述べた。渡辺氏側の出馬意向を確信したためだ。

 一方、公明党は静観の構えを貫く。同党道本部代表の稲津久衆院議員の当選に、自民党の選挙協力が不可欠で焦りも募るが、「自民党内に口は出せない」(創価学会幹部)としている。支持母体の創価学会は、今年7月の衆院選挙を想定した準備を進めている。5月以降には比例選を想定した講演会を道内各地で準備する。公明党道本部幹部は「稲津氏は小選挙区では新人。ひたすら浸透を図るしかない」と語る。

 今後も、流動的な衆院解散・総選挙の日程をにらみつつ、自公両党の水面下の神経戦は続きそうだ。

(2012年3月23日12時00分 読売新聞)

552チバQ:2012/04/04(水) 23:16:44
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120401k0000m040064000c.html
夕張市美術館:解体工事始まる 彫刻など搬出

美術品を運び出しながら解体が進む夕張市美術館=北海道夕張市旭町で2012年3月31日午後1時、吉田競撮影 大雪の北海道夕張市で2月、屋根の積雪で倒壊した市美術館(鉄骨平屋建て約850平方メートル)の解体工事が始まり、管理している夕張リゾート社が31日、1階ロビーに残っていた彫刻などを運び出した。解体は1カ月かかる見通し。

 同美術館は79年に開設され、閉鎖ボウリング場を改装して88年、現在地に移設された。佐藤忠良の彫刻や、炭鉱全盛時の夕張を描いた畠山哲雄の絵画など500点以上を収蔵していた。

 倒壊時は冬期閉鎖中で、大半の作品は地下の収蔵庫にあり、被害に遭った作品はなかった。市内の別の場所で保管するが、代替施設がないため展示再開のメドは立っていない。【吉田競】

毎日新聞 2012年3月31日 20時58分(最終更新 3月31日 21時06分)

553チバQ:2012/04/10(火) 22:10:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120410-OYT8T00007.htm
松前町長に石山氏…15年ぶり選挙戦制す
 松前町長選は8日投開票され、新人で元町議会事務局長の石山英雄氏(56)(無所属)が、元副町長の松尾祐三氏(68)(同)を破り、初当選を果たした。同町長選が選挙戦になったのは1997年以来15年ぶり。当日有権者数は7753人。投票率は78・92%。

 両氏とも町の主産業の漁業振興や子育て支援などの公約を掲げる中、養殖分野への積極的な支援を訴えた石山氏が、漁業関係者を中心に多くの支持を集めた。

 2期8年務めた前田一男町長(45)は、自民党道第8選挙区支部長となり、次期衆院選道8区に立候補する予定のため出馬しなかった。

(2012年4月10日 読売新聞)

554チバQ:2012/04/27(金) 23:53:52
http://www.news-kushiro.jp/news/20120427/201204271.html
市長選に独自候補擁立/釧路



  10月14日告示、21日投開票の釧路市長選挙に自民党釧路市支部(久島貞一支部長)は「候補者を擁立して戦う」と現職の蝦名大也市長に対抗して選挙戦を行う``主戦論、、の態度を打ち出した。26日、同支部事務所で行った支部三役、各委員会委員長と自民党の釧路市議代表らによる支部役員会で確認した。しかし具体的な候補者名は挙げず、「6月の支部定期大会までに決定したい」と先送り、現職市長と戦うという姿勢だけを示す形となった。

555チバQ:2012/07/23(月) 21:45:42
2127 名前:チバQ 投稿日: 2012/07/23(月) 21:44:58
>>2043>>2078>>2097
すげえな、無所属でよく決断したな
途中で日和ると思ってたのに
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120723-OYT1T00924.htm?from=navr
未練ないと言えばウソになる…岩見沢市長辞職願

 次期衆院選の北海道10区(空知、留萌)に立候補を表明している岩見沢市の渡辺孝一市長(54)は23日、市議会議長あてに辞職願を提出した。

 31日の臨時市議会で了承され、同日付で辞職する。市選管は24日に選挙管理委員会を開いて市長選日程を決めるが、9月2日告示、同9日投開票が濃厚になっている。現在のところ、市長選には1人が立候補を正式表明し、3人が出馬へ意欲を見せている。

 渡辺氏は23日午前10時、市議会に増山宣之議長を訪ね、辞職願を手渡した。取材に対し渡辺氏は「未練がないと言えばウソになるが、次のステージに向かって頑張りたい」と語った。

(2012年7月23日16時05分 読売新聞)

556チバQ:2012/08/07(火) 19:41:33
http://www.news-kushiro.jp/news/20120807/201208075.html
2012年08月07日 自民との政策協定を否定/釧路市長選で鈴木代表



  新党大地・真民主の鈴木宗男代表は6日、10月の釧路市長選をめぐり、現職の蝦名大也市長と自民党側との政策協定について否定した。釧路市役所で開かれた記者懇談会で鈴木代表は、自民党側から政策協定を持ちかけられたのは事実と認めた上で、蝦名氏のスタンスについて「政策協定はいりませんから、(自民党は)出るなら出てくださいというのが蝦名市長の腹だということを確認した」と述べた。また、蝦名氏が選挙回避のために立ち回っているとの見方に対し「そうではなく、来るなら来いというのが蝦名市長の考え」と強調した。

557名無しさん:2012/08/30(木) 09:35:24
「ぐちゃぐちゃで手がつけられぬ」混戦の市長選

 衆院選転出のために現職が辞職したことに伴う岩見沢市長選は、4氏が立候補を表明して混戦模様となっている。

 岩見沢市は衆院選道10区の有権者の約22%を占める大票田で、近い将来に予想される次期衆院選を目指す候補予定者にとっては足場固めの絶好の機会といえる。だが、混戦を反映し、旗幟(きし)を鮮明にすることによる反動で衆院選に「しこり」が残ることを嫌い、衆院選を目指す各陣営では4候補との距離感に頭を悩ませている。

 市長選に立候補を表明しているのは前副市長の寺林良次氏(67)、前道議の河合清秀氏(65)、元市議会議長の安田昌幸氏(61)、元市企画財政部次長の松野哲氏(56)(表明順)。同市長選で4人が立候補するのは1982年以来だ。

 「ぐちゃぐちゃで手がつけられない」。国政挑戦を決めた渡辺孝一前市長(54)は市長を辞任する直前の7月中旬、周辺にそう漏らした。

 候補者乱立の口火を切ったのは与党会派の一部の市議で、渡辺市政に協力的だった安田氏の擁立に動いた。「(民主と自民の)相乗りも可能で、渡辺後援会など幅広い支持も期待できる」と見込んで、渡辺氏の辞任を待って活動を本格化させる予定だった。

 ところが、間隙を縫う形で、安田氏と同じ民主党系ではありながら、反渡辺色の強い河合氏が自身の後援会の要請を受けて出馬を明言した。民主党系2氏の動きをにらみ、寺林氏は自民党の推薦を受けて自民支持層の集約を狙ったが、今度は寺林氏と同じく市役所を足がかりとする松野氏が立候補を表明した。

 渡辺後援会は支持が三分しており、いずれかの候補に肩入れして衆院選での結束が壊れることを懸念して同後援会では「市長選後は一枚岩で次期衆院選に取り組む」ことを申し合わせた。

 また、河合氏と安田氏が出馬の意向を示した民主党岩見沢支部では一本化を図ったが断念、自主投票を決めた。道10区では現職の小平忠正氏(70)を支援する同支部幹部は「消極的と言われても自主投票が一番傷が小さい」としている。道10区で稲津久衆院議員(54)を擁立する公明党も「状況を見定めて」(党道本部幹部)と慎重な対応だ。共産党は衆院選では木村賢治氏(61)を擁立するが、市長選では独自候補の擁立を断念している。

 同市長選は9月2日に告示され、投開票は9日となっている。

(2012年8月30日07時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120830-OYT1T00218.htm

558チバQ:2012/09/03(月) 22:03:49
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001209030002
岩見沢市長選に新顔4氏立候補
2012年09月03日

 岩見沢市長選が2日告示され、いずれも無所属で新顔の元道議河合清秀氏(65)、元市企画財政部次長松野哲氏(56)、元市議会議長安田昌幸氏(61)、元副市長寺林良次氏(67)=自民推薦=の4人が立候補を届け出た。投票は9日で、即日開票される。1日現在の選挙人名簿登録者数は7万5068人。


 前市長の渡辺孝一氏(54)が次期衆院選への出馬を表明し、任期を2年2カ月残して退職したことに伴うもので、4人の立候補は1982年以来になる。政党同士の対決色が薄いことに加え、4人の主張に大きな違いがないため、混戦模様となっている。


 4氏は各選挙事務所前で第一声をあげた。


 河合氏は「市の借金がこの10年で倍になった。無駄遣い削減に取り組む」。松野氏は「日本一元気な市役所と日本一元気な岩見沢を目指す」と強調した。


 安田氏は「子育て支援の拡充を、少子化対策につなげる」などと訴えた。寺林氏は「部長・副市長経験をもとに安定した市政を推進する」と主張した。


 安田氏の市議辞職に伴う同市議補選(欠員1)も同日告示され、ともに新顔で無所属の建設会社専務平野義文氏(41)と、住宅設備会社長雪道山PaPa(ゆきどうざんぱぱ)氏(58)=本名・桜庭清治=が立候補を届け出た。投開票日は市長選と同じ9日。

559チバQ:2012/09/10(月) 01:00:35
>>557-558
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/402873.html
岩見沢市長選 最年少新人の松野哲氏が当選(09/09 23:23、09/09 23:32 更新)

岩見沢市長選で当選し、万歳をする松野氏(中央)=9日午後10時15分
 【岩見沢】次期衆院選道10区(空知、留萌管内)に立候補する渡辺孝一前市長の辞職に伴う岩見沢市長選は9日投票、即日開票され、無所属新人で前市企画財政部次長の松野哲氏(56)が、前道議の河合清秀氏(65)、前副市長の寺林良次氏(67)、元市議会議長の安田昌幸氏(61)の3氏を破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は7万4230人、投票者数は4万1543人だった。投票率は55・97%で、無効票は728。

 最年少の松野氏は組織に頼らない「草の根選挙」を展開。市役所改革を政策の柱に据える一方、産前産後の家事を手伝うヘルパー事業の導入などの子育て支援策の充実を訴えた。保守、浮動層を幅広く取り込んだほか、民主党支持層の切り崩しにも成功した。

 民主党を基盤とする河合、安田両氏は同党や連合岩見沢の支持者を奪い合う形になり伸び悩んだ。寺林氏は自民党や建設協会など団体の支援を受けたが、広がりを欠いた。

 ◇岩見沢市長選開票結果(開票率100%)

当 松野 哲 12703

 河合清秀  9645

 寺林良次  9541

 安田昌幸  8926

560名無しさん:2012/09/10(月) 14:30:07
夕張市長選に敗れた元小泉チルドレンの会見
http://www.youtube.com/watch?v=qsoI7dHbii8

561チバQ:2012/09/20(木) 20:45:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120920-OYT8T00704.htm
道議の母親が生活保護需給

 札幌市厚別区選出の花崎勝道議(59)(自民党・道民会議)の母親(81)が今年8月まで、生活保護を受給していたことが20日、わかった。花崎道議は記者会見で「議員として道義的責任がある。本当に申し訳ない」と陳謝し、昨年5月以降の受給分を返納する。自民党道連は18日付で、花崎道議を役職停止処分とした。

 花崎道議によると、母親は江別市在住。数年前から毎月、約6万5000円の生活保護費を受け取っていた。花崎道議は昨年4月に初当選した後、仕送りするので受給をやめるよう母親に伝えたが、受給が続いており、自民党などに投書があった。母親は20日に返納に向けた手続きを行ったという。

 道議の報酬は期末手当を含めて年約1400万円。花崎道議は「血税で報酬をもらっている立場として、道義的、社会的な責任を感じている」としている。民法では、親子など血縁が近い親族は相互扶養の義務があり、生活保護法では、扶養義務が保護に優先すると定められている。

(2012年9月20日 読売新聞)

562チバQ:2012/09/20(木) 21:33:10
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120919-OYT1T00289.htm
町外で療養…「居住実態なし」と女性町議失職

 北海道美幌町議会は18日の本会議で、柏葉(かしば)久子町議(61)が町内に居住実態がないため被選挙権を持たず、議員資格がないとする審査結果を賛成多数で了承し、この結果、当選2回の柏葉町議は同日、失職した。


 道では「現職議員が議会の決定で失職するのは極めて異例」(市町村課)としている。

 地方自治法では特定の議員に被選挙権がないとする判断について、対象議員が所属する議会で出席議員の3分の2以上の賛成があれば決められると定めている。美幌町議会(定数14)の採決で賛成は12人だった。

 町議会によると、柏葉町議は今年2月、病気を理由に議会に欠席届を出し、隣の北見市の親族宅で療養してきた。4月には活動再開を議会側に伝えたが、その後も欠席が続き、町議会は7月、柏葉町議の資格を審査する特別委員会を設置し、特別委は本人からの聞き取りなどを行って、18日の本会議に「被選挙権がない」とする審査結果を提出、本会議での採決となった。

 柏葉町議は「親族の元での療養が必要だった」と反論した。

(2012年9月19日13時26分 読売新聞)

563チバQ:2012/10/02(火) 00:15:18
>>556
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000501210010001
現職、腐心の「市民党」 釧路市長選
2012年10月01日

再選に向けた立候補の記者会見で、政党推薦を受けないことなどを説明する釧路市の蝦名大也市長=9月18日、釧路市

■釧路市長選14日告示


 10月14日に告示される釧路市長選で、ただ1人正式に立候補を表明している現職の蝦名大也市長(53)が、前回とはスタンスを変え政党からの推薦を受けない「純粋市民党色」を強く打ち出している。政党側は独自候補を断念するなど市長への支援を模索しているが、こうした動きの背景には総選挙の足音が近づいていることがあるようだ。


■衆院選へ配慮 政党推薦固辞


 18日、釧路市内のホテルで開かれた立候補の記者会見で、蝦名市長はこう明言した。「今回は、既存の政党からの推薦は受けません」。前回は民主、新党大地(当時)と、自民釧路市支部の推薦を受けた。自民釧路市支部が保守系の市議にも推薦を出した保守分裂の選挙の中、蝦名市長は次点に約1万票差をつけて当選した。


 市長周辺によると、今回の推薦固辞の一因は、解散・総選挙との時期的な距離感だ。「総選挙を前に、各党の動きが激しくなってきた。推薦を求める順番など大変なんだ」と後援会幹部。国から自治体への予算配分を注視する市長にとって、与党となる政党との距離感はデリケートな問題だ。「国政と市政は別だが、衆院選が近いこともあり、各党には気を遣う」。蝦名市長の後援会の北島哲夫会長は、そう打ち明ける。


■政党側は支援方針


 これに対し、いくつかの政党は市長との連係に向けた動きを見せている。


 自民釧路市支部は今年4月下旬の役員会で、いったんは次期市長選での独自候補擁立の方針を決めていた。保守系市議の1人が名乗りを上げたが、後援会などの反対で5月には立候補を断念。その後、別の候補者擁立の動きもあったが、実現には至らなかった。


 結局、政治的中立を求め政策協定を結ぶことで、現職推薦という流れとなった。政党側にとっても、現職市長の総選挙への影響は大きいとされる。「衆院選が間近と言われている中で、党としては、現職の市長と決定的な対立は避けたい」。自民党関係者からは、そんな本音も漏れる。


 蝦名市長は新党大地・真民主の鈴木宗男代表の秘書を経て市議、道議、そして市長となった。新党大地・真民主は、いち早く現職を支援する構えを見せていた。前回総選挙で候補が同党の応援を受けた民主も、蝦名市長を支援する方針を固めている。


■友好ぶりアピール


 こうした中、蝦名市長は「地元選出の国会議員との連携は、地域の発展に必要」とも強調、今後の市政への影響をにらみながら、各党との友好関係に配慮している。7月下旬には、釧路市内で開かれた伊東良孝・自民党道連会長のビールパーティーに初めて参加、壇上で握手するなど友好ぶりをアピールした。


 各党の「相乗り」の動きに対し、推薦を模索する党の関係者からは危惧する声も聞かれる。「いくら総選挙が近いといっても、相乗りでいいのか疑問だ。逆に批判票が対立候補へかなり流れてしまうかもしれない」。市長選では、共産党系の市民団体が近く、独自候補を擁立する準備を進めている。


 (横山蔵利)

564チバQ:2012/10/12(金) 23:49:51
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001210120005
道議定数見直し難題
2012年10月12日


■人口比→有権者と距離拡大
■特例区→一票の格差に拍車


 札幌への人口一極集中で、ただでさえ広大な面積を持つ地方選挙区の道議が減る傾向が強まっている。公職選挙法で定数は人口比と決まっているためだ。道議会は地方の声が道政に届きにくくなると懸念し、国への制度変更要請を検討。ただ、札幌の道議でも地方の課題を議論していて現状に問題はないとの指摘もあり、道民から意見を募って問題点を明確にした上で要請する方針だ。


■定数協、基本案に意見募る


 現在の道議の選挙区は48で定数は104。公選法により、選挙区の地域は市や郡、区を基本に決められ、定数は人口比となっている。定数1の選挙区の人口が減れば、隣接の選挙区と合併しなければならない。


 道議選は、道議1人当たりの道民人口(約5万3千人)で選挙区の人口を割った値が0・5未満になると合併の対象となる。現在、ともに定数1の紋別市区と留萌市区が下回っており、前回2011年選挙の前に隣接区との合併が検討されたが、道条例による「特例選挙区」として残した。


 特例区は地元の声が届かなくなる懸念があるとして、1983年の三笠市区で初めて導入した制度だ。背景には道内特有の事情もある。地方選挙区の広大さだ。最も広い十勝総合振興局区は新潟県とほぼ同じ面積だが、定数は新潟県議の53に対し4だけ。現状でも道議と有権者の距離は遠い。


 ただ、特例を増やせば「一票の格差」は広がる。特例選挙区を含まない場合、1人当たり道議数が最少の千歳市区と最多の美唄市区で3・595倍。これが特例選挙区の留萌市区との比較だと3・827倍になる。09年衆院選で最高裁が違憲と判断した2・30倍以上を大幅に上回る。


 一方、三笠市区は次の87年選挙で空知総合振興局区と合併。同年に約23%だった札幌市選出の道議の割合はじわりと上がり、現在は約27%だ。今の道議会の動きは、地方の道議の減少を食い止めるには抜本的な改革が必要との判断がある。


 道議会の各会派でつくる定数協議会の千葉英守座長は「定数が減り続ける地方の声を議会で拾っていけるだろうか。定数を決める時に、面積や市町村数を加味してほしい」とし、国に制度の改正を求める方針だ。


 協議会は地方議会選では導入されていない比例代表制や人口にとらわれない選挙区の導入を国に求める基本案をまとめ、案への意見を募集中だ。26日までに郵送または持参、メール、ファクスで受け付ける。詳細は道議会事務局のホームページへ。


(小林直子)


■特例区、好ましくない
■北大公共政策大学院・山崎幹根教授


 比例代表制などが導入された場合、道議選はどう変わるのか。協議会の意見交換会に参加する北海道大公共政策大学院の山崎幹根教授(地方自治)に聞いた。


 道議会では札幌選出の道議も地方の問題についてちゃんと議論するので、都市部と地方の定数差が広がっても現状では問題はない。それよりも特例選挙区を増やし、一票の格差をねじ曲げるのは好ましくない。


 ただ、地方の声が届かなくなると懸念する地方の気持ちも分かる。


 比例代表制は各会派がユニークな人材を名簿に載せられ、今まで以上に多くの女性や若い人の当選が可能だ。課題は制度が複雑化し、わかりにくくなること。後援会などを通じた一人ひとりの有権者と議員の結びつきを弱めるという心配もある。


 人口にとらわれない選挙区なら、より大きなくくりの選挙区を作ることが多様な人材を確保するのに効果的だ。総合振興局・振興局管内と近隣市の選挙区を一緒にしたり、衆院選と同じ12選挙区にしたりし、定数は1選挙区7、8人に増やす。ただ、選挙区が広すぎると、候補者がくまなく回るには選挙期間が短いとの意見もある。

565チバQ:2012/10/15(月) 20:43:45
>>67
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/411658.html
新人で旧砂原町長の梶谷氏当選 森町長選(10/14 22:54、10/14 22:56 更新)
 【森】任期満了に伴う渡島管内森町長選は14日投票、即日開票され、新人で旧砂原町長の梶谷恵造氏(56)が、現職の佐藤克男氏(62)、前副町長の増田裕司氏(59)、元道議の河野光彦氏(71)の3氏を下し、初当選を果たした。41年ぶりとなる4人以上による選挙戦は、停滞する町政の刷新を訴えた梶谷氏に町民の支持が集まり、激戦を制した。

 当日有権者数は1万4651人、投票者数は1万838人で、投票率は73・97%。前回に比べ0・43ポイント減だった。

 議会との対立を続けながら行財政改革を行う佐藤町政を継続させるか、刷新するかが最大の争点だった。

 梶谷氏は序盤から、反佐藤色を鮮明にし、「町政の協調と前進」を強調。水力などの自然エネルギーを活用し、町による独自収入策を披露。旧砂原町出身ながら、森町の中心部からも票を取り込み、草の根で支持を広げた。

 現職の佐藤氏は、財政改革の継続を、新人の増田氏は国保病院改革などを掲げたが、及ばなかった。河野氏は独自の戦いとなった。

◆森町長選開票結果当選

 当 4,295 梶谷恵造 無新
   3,392 佐藤克男 無現
   2,673 増田裕司 無新
     359 河野光彦 無新

566チバQ:2012/10/22(月) 22:54:37
>>563
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001210220004
釧路市長に蝦名氏再選
2012年10月22日


再選が決まり、支持者らと万歳三唱する蝦名大也氏=釧路市黒金町13丁目

■投票率最低
■問われる経済再生

 釧路市長選が21日投票され、即日開票の結果、無所属で現職の蝦名大也氏(53)が、ともに新顔の無所属で、元横浜市議の中家治子氏(58)=共産推薦=と僧侶の八村弘昭氏(36)を破って再選を果たした。当日の有権者数は15万1064人。投票率は34・45%(前回49・81%)と過去最低となった。


 当選を決めた蝦名氏は、同市黒金町の事務所で「(2期目は)地域の心を一体にして、産業の発展と雇用の確保を進めたい」などと抱負を語った。


 蝦名氏は1期目、市財政を圧迫してきた第三セクターの釧路振興公社と土地開発公社の解散や、職員削減を中心とした財政健全化に取り組んだ。ただ、独自色を出すまでには至らず、地域経済も疲弊したままだ。


 選挙戦では2期目の公約として、雇用の促進や子どもたちの学力向上を盛り込んだ成長プランを推し進めることを掲げた。今後4年間は、蝦名市政の特色を出し、地域経済を再生させられるかどうか、真価が問われることになりそうだ。


 蝦名氏は前回市長選では、民主党、新党大地(当時)、自民党釧路市支部から推薦を受けた。今回は次期衆院選が近づいていることを配慮し、政党の推薦は受けなかった。ただ、各党は水面下で蝦名氏を支持。市民からは「選択肢が少ない」といった声もあった。


 中家氏は、市民が安心して暮らせる市政の実現を訴えたが有権者に浸透しなかった。八村氏は選挙活動をほとんどせず、知名度が広がらなかった。

567チバQ:2012/10/22(月) 23:29:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20121022-OYT8T00067.htm
歌志内市長には村上氏…初当選

 20年ぶりの選挙戦となった歌志内市長選は21日投開票され、新人で前副市長の村上隆興氏(65)(無所属)が、新人で前市議の谷秀紀氏(70)(同)を破り初当選した。投票率は75・07%で、1992年の89・98%を下回った。

 同市は9月末の人口が約4200人で、炭鉱が盛んだったピーク時に比べ、10分の1を割り込んでいる。地域活性化や高齢者対策を主な争点に選挙戦が展開された。

 村上氏は、財政の立て直しを図った泉谷和美市政の継承を掲げた。市財政や市立病院の経営安定化を図る一方、高齢者見守り住宅の整備など「住んで良かったまちづくり」も訴え、幅広く支持を集めた。

 谷氏は、人口減少対策の重要性などを訴えたが、支持に広がりを欠いた。

(2012年10月22日 読売新聞)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/413449.html
歌志内市長に村上氏 20年ぶり選挙戦制す(10/21 23:19、10/22 01:21 更新)
 【歌志内】任期満了に伴う歌志内市長選は21日投票、即日開票され、前副市長で新人の村上隆興氏(65)=無所属、公明推薦=が、前市議で新人の谷秀紀氏(70)=無所属=を381票差で破り、20年ぶりとなった選挙戦を制して初当選を果たした。

 当日有権者数は3731人、投票者数は2801人で、投票率は75・07%。2候補の争いとなった前回1992年(96年以降は無投票)の89・98%を14・91ポイント下回った。無効票は74。


◆歌志内市長選開票結果

当1554 村上 隆興 65 無新(公推)

 1173 谷  秀紀 70 無新

568チバQ:2012/10/25(木) 00:55:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/411907.html
支持表明の手紙 全職員にメール 落選の森町長、選挙期間中に(10/16 09:22)
 【森】9日告示、14日投開票の渡島管内森町長選に立候補し落選した佐藤克男町長(62)が選挙期間中、ある町職員が同町長への支持を表明して書いたとされる手紙を、町職員約330人全員に電子メールで送っていたことが15日、分かった。

 10日に送信されたメールで佐藤町長は「こんな手紙が私に届きました。コメントは避けます」と記した上で、手紙の文面をスキャナーなどで読み取った添付ファイルで紹介。手紙にはパソコン打ちで「役場の中にも佐藤町長を応援している職員がいることをわかってほしくて手紙を書いた」「頑張って当選してください」などと書かれていた。町長は北海道新聞の取材に対し、手紙は封書で9日に届いたとしている。

 公選法では選挙運動に使用できる文書を一定枚数のはがき、ビラなどに限定しており、それ以外の文書の配布を禁止している。佐藤町長は取材に対し「自身のコメントは書いておらず、手紙を引用しただけなので違反には当たらない」との認識を示している。道選管は「事前に相談を受けた行為の法的な可否は判断できるが、事後については判断する立場にない」と話している。

569氏ね情報窃盗野郎【北海道大学】:2012/10/26(金) 13:19:05
【北海道大学】
エピソード記憶を不正に採取し、「解かし」と称して人工テレパシー、ブレインマシンインターフェイス悪用の利権と強要していた。

総務省 総合通信局 近畿総合通信局長 上岡正明(九州テレコム振興会)深野中学校卒業 第8期生

無断で日本テレコムのネットワークを接続 

 北海道大学 電子科学研究所 津田一郎
       情報通信システム学講座 小柴正則

上記は奈良県在住の京都の国立大学卒業のエンジニア(特許多数ある人間)のエピソード記憶を不正採取
企業秘密と他の大学の実験研究ノウハウを盗んだ。

BMI技術の悪用 
日本テレコム 萱野俊介 萱野誠  富永昌彦
アイヌ民族党 代表 萱野志朗
  みちのく衛生の会 代表 大川恭子

ブレインマシンインターフェイスの接続、「俺の無いから取りに来た。」
面白いからやったなどの発言が目立つ。

上岡正明 津田一郎 小柴正則 萱野俊介 萱野誠  富永昌彦 萱野志朗 大川恭子の逮捕をお願いいたします。

570チバQ:2012/10/31(水) 22:44:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/415754.html
小樽市長、膀胱がん手術 既に退院 1日から公務復帰(10/30 16:00)
 【小樽】中松義治小樽市長(66)は30日、市役所で記者会見し、市立小樽病院で23日に初期膀胱(ぼうこう)がんの手術を受けたと公表した。今後は治療を受けながら、公務を続ける。

 中松市長は5日に人間ドックを受診。尿検査で潜血反応が出たため、22日に市立小樽病院に入院し、精密検査を受けた。その結果、初期の膀胱がんと診断され、内視鏡手術をした。28日に退院し、11月1日から公務に復帰する。11月下旬に経過観察の検査を行うため再度入院する。<北海道新聞10月30日夕刊掲載>

571バーバリー マフラー カシミア:2012/11/03(土) 07:09:48
匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
バーバリー マフラー カシミア http://burberry.suppa.jp/

572チバQ:2012/11/03(土) 21:52:33
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121102-OYT1T00269.htm?from=ylist
批判浴びた議会答弁調整、知事は「効率的だ」

 北海道議会各会派が事前に道側と質問と答弁内容をすり合わせる「答弁調整」について、高橋はるみ知事は1日の定例記者会見で「限られた時間で質疑を効率的にやる観点がある」と述べ、一定の事前調整は必要との考えを示した。


 高橋知事は「道政上の課題は膨大な分野があり、限られた時間で(質問に対する)考え方を整理するのは難しい。議論が活発に行われるように知恵を絞って対処したい」と述べた。

 道議会では一時期、道議と道側が、事前に質問と答弁内容の文言まですり合わせる慣習が続き、「学芸会」との批判を浴びた。このため、昨年6月の定例会で、過度の答弁調整を見直した2003年の主要会派による申し合わせを再確認し、質問骨子と答弁要旨を基にした「意見交換」にとどめることになったが、その後も質問や答弁の際、原稿を読み上げるスタイルは変わっていなかった。

(2012年11月2日08時23分 読売新聞)

573チバQ:2012/11/16(金) 00:30:20
>>568
http://mainichi.jp/select/news/20121116k0000m040105000c.html
公職選挙法違反容疑:投票依頼の前森町長を逮捕…北海道
毎日新聞 2012年11月15日 23時59分

 北海道森町で10月にあった町長選で自分への投票を呼びかける内容のメールを町職員全員に送ったとして、道警森署は15日、落選した前町長の佐藤克男容疑者(62)を公職選挙法違反(公務員の地位利用、法定外文書の配布)容疑で逮捕し、町役場など数カ所を家宅捜索した。森町では08年8月に当時の町長が競売入札妨害容疑で逮捕されており、町長経験者が2代続けて逮捕される異例事態となった。

 容疑は町長選告示翌日の10月10日、町長室のパソコンから「佐藤町長頑張って当選して下さい」などと書かれたメールを公用アドレスを使って職員約330人に送信し、投票を呼びかけたとしている。

 町関係者によると、佐藤容疑者はメールの本文で「職員からこのような手紙が届きました」「コメントは避けます」と断った上で、「なぜ佐藤町長ではいけないのでしょうか」「役場の中にも佐藤町長を応援している職員がいることをわかってほしい」などとワープロ打ちされた手紙をスキャナーで読み取り、添付したという。

 捜査関係者によると、佐藤容疑者は今月14日から始まった任意の事情聴取に「違法とは思わなかった」などと説明。道警は現職町長が告示後に公用アドレスで実質的な投票依頼をした点が地位利用に当たると判断した。公選法は選挙期間中に配布できる文書を一定枚数のビラに制限。また、公務員が地位を利用して選挙運動することを禁じている。

 佐藤容疑者は民間企業出身で、08年の出直し町長選に立候補して初当選。先月14日投開票の町長選で落選した。【近藤卓資、伊藤直孝】

574チバQ:2012/11/20(火) 00:13:07
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001211190003
民・自 前哨戦に 北見市長選 2氏届け出
2012年11月19日

■現新2氏届け出


 北見市長選が18日告示され、再選をめざす現職の小谷毎彦氏(66)=民主、社民、新党大地・真民主推薦=と、前市議の桜田真人氏(49)=自民推薦、公明支持=が立候補を届け出た。投票は25日で即日開票される。17日現在の選挙人名簿登録者は10万3828人。


 2人はともに無所属で「市民党」を掲げる。しかし、両陣営はそれぞれ推薦、支持の各政党が後ろ盾になっており、出陣式や第一声には衆院選立候補予定者や参院議員、政党関係者らが顔をそろえた。公示が迫る総選挙をにらんだ激しい選挙戦が予想される。


 小谷氏は第一声で北見赤十字病院の建て替えに着手したことなど4年間の実績を強調し、「安全、安心、安定をキーワードに市政を担っていきたい」と市政の継続を訴えた。


 桜田氏は「北見のまちを笑顔にしたい。オホーツクの未来をつくっていく」とアピール。若さを売り物に現市政への批判を強め、市政を自民党系に奪還することをめざす。


 同時に告示された市議補選(被選挙数2)は、ともに無所属で前職の木工会社役員片桐益夫氏(63)と新顔で元衆院議員秘書長南(ちょうなん)幸子氏(54)の2人以外に立候補がなく、両氏の無投票当選が決まった。

575チバQ:2012/11/20(火) 00:16:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20121119-OYT8T00073.htm
北見市長選 現・新一騎打ち…衆院選12区の前哨戦に

 北見市長選が18日に告示され、民主系の現職と自民系の新人との一騎打ちとなった。同市は衆院選道12区の大票田で、12月の前哨戦とも目される選挙戦だが、国政との連動を前面に出す自民と、衆院選候補が決まらない民主とで、戦い方の違いが際立っている。

 北見市長選に立候補したのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の小谷毎彦氏(66)(民主、社民、新党大地・真民主推薦)と、新人で元市議の桜田真人氏(49)(自民推薦、公明支持)の2人。

 「北見を元気にする。日本を元気にする」。衆院選で立候補を予定している自民党新人の武部新(あらた)氏(42)は18日、北見市の大型商業施設前で声を張り上げた。桜田氏とはこの日、朝の第一声から一日中、遊説をともにした。

 武部氏は自民党幹事長も務めた父・勤氏(71)の長男で、10月中旬、父の後継として自民党道12区支部長に就いたばかり。桜田氏も立候補表明が告示3週間前で、ともに短期決戦となる2人は知名度アップに懸命だ。

 一方、現職・小谷氏陣営は民主党色を出さず、「市民党」を強調する。陣営には「(逆風の)衆院選が及ぼす影響が心配だ」という見方も出ているが、連動しようにも衆院選へ向けた候補が定まっていない。

 小谷氏のJR北見駅前での第一声には、松木謙公氏(53)の姿があった。前回衆院選で民主党公認で当選し、今は新党大地・真民主の幹事長を務めている。

 松木氏は告示前日、道12区での民主党との選挙協力を念頭に、「(12区に民主が候補を立てるなら)小谷さんへの影響が出てはいけない。候補者決定は市長選投票日(25日)以降にしてもらいたい」と注文を付けた。

 民主党道12区総支部は、公認候補を立てる方針を決めているが、民主と新党大地は選挙協力で駆け引きを続けている。同総支部の幹部は「民主党北海道(道連)などに方針を決めてもらわないと動けない」とぼやく。

     ◇

 同市議補選(欠員2)も18日告示され、元議員と新人の2人の無投票当選が決まった。

(2012年11月19日 読売新聞)

576チバQ:2012/11/25(日) 22:22:16
新人で元市議の桜田真人氏(49)(自民推薦、公明支持) NHKで当確

577チバQ:2012/11/26(月) 23:48:12
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001211260006
北見市長に桜田氏初当選
2012年11月26日
■自民が支援、現職を破る
 北見市長選は25日、投票、即日開票の結果、前市議の桜田真人氏(49)=自民推薦、公明支持=が、再選を目指した現職の小谷毎彦氏(66)=民主、社民、新党大地・真民主推薦=を破り、初当選した。当日有権者数は10万2918人。投票率は、過去最低だった前回(65・25%)を大きく下回る53・33%だった。

 両氏とも無所属で「市民党」を掲げたが、後ろ盾となる各政党の思惑も絡み、迫る総選挙をにらんだ激しい選挙戦が展開された。

 桜田氏は立候補表明が10月29日と出遅れたが、自民党が全面的に支援し、支持を広げた。若さをアピールしつつ、市庁舎移転問題や立体駐車場計画、副市長削減策などで現市政を徹底的に批判し、合併前の旧3町にも広く浸透。衆院立候補予定者との連携や参院議員の応援なども奏功し、自民系市政の奪還を果たした。

 小谷氏は、北見赤十字病院の改築着手など4年間の実績を強調。安全、安心、安定のまちづくりを掲げ、市政継続を訴えたが、劣勢を跳ね返せなかった。桜田陣営の批判にさらされ、守勢に回ったのも響いた。

578チバQ:2012/11/26(月) 23:53:17
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/422252.html
北見市長に新人桜田氏 現職を大差で破る(11/25 22:51、11/26 08:43 更新)
 【北見】任期満了に伴う北見市長選は25日投票、即日開票され、無所属新人の前市議桜田真人氏(49)=自民推薦、公明支持=が、再選を目指した無所属の現職小谷毎彦氏(66)=民主、社民、新党大地・真民主推薦=を大差で破り初当選を果たした。

 当日有権者数は10万2918人、投票者数は5万4885人。投票率は53・33%で、2008年の前回選挙を11・92ポイント下回り、過去最低となった。無効票は1042。

 選挙戦は、衆院選道12区(オホーツク、宗谷管内)の前哨戦となった。衆院選に出馬する自民党新人の武部新氏の陣営が桜田氏を、新党大地・真民主の松木謙公前衆院議員の陣営と、候補を擁立する方針の民主党が小谷氏を支援し、激しい舌戦を展開した。

 桜田氏は出馬表明が告示3週間前と出遅れたが、市庁舎の現在地付近での改築や副市長の定数削減など、前回市長選で小谷氏が掲げた公約が守られていないことを批判。市政刷新を訴え、若さをアピールし浸透した。

 小谷氏は北見赤十字病院改築への支援や、カーリングホールなど社会教育施設整備の実績を訴えたが、公約違反に対する批判をはね返せなかった。

◆北見市長選結果
(投票率53・33%)
当30,473 桜田 真人 49 無新(自推、公支)
  23,370 小谷 毎彦 66 無現(民・社・大推)

さくらだ・まこと
無職(北見市議、幼稚園長) 山梨学院大卒、当1

579チバQ:2012/12/01(土) 14:18:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/423601.html
北電「社員議員」9人 市議には給与 電気料金に反映(12/01 09:27)
 北海道電力の現役社員の身分のまま、道議や市議を兼務している「社員議員」が9人いることが30日分かった。うち市議の8人は議員報酬以外に同社から給与を受けており、議員活動による有給休暇も認められている。これら議員への給与は人件費として電気料金に反映されており、「議員活動を電力利用者に支えさせる形になっているのはおかしい」との指摘が出ている。

 同日の道議会一般質問で、高橋はるみ知事が同社の社員議員について「9人いると承知している」と述べた。共産党の真下紀子氏(旭川市)への答弁。

 北電によると、9人の内訳は道議と札幌、苫小牧、滝川、函館、旭川、北見、釧路、帯広の各市議。同社の社内規定では、道議は職務より議員活動の日数の方が多いとして休職扱いとなり、給与は支払われない。一方、市議は通常は職務に従事しているとして、議員報酬を得ながら給与が支払われ、月7日間は議員活動による有給休暇が認められている。

 家庭向けの電気料金は燃料費や人件費などの経費に一定利益を上乗せする総括原価方式で決まる。このため市議への給与も電気料金に反映されている。<北海道新聞12月1日朝刊掲載>

580チバQ:2012/12/19(水) 22:28:54
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/427572.html
道議補選は民主・赤根氏 登別市(12/17 03:22)
 【登別】衆院選道9区で当選した堀井学氏(40)の辞職に伴う道議選登別市(定数1)の補欠選挙は16日投票、即日開票の結果、民主党登別支部代表の赤根広介氏(32)が、自民党登別支部幹事長の辻弘之氏(31)を破り初当選した。

 当日有権者数は4万2690人、投票者数は2万5461人。投票率は59・64%で、前回(2011年)の道議選を4・1ポイント下回った。

 赤根氏は元登別市議で、鳩山由紀夫元首相の元秘書。前回道議選で堀井氏に敗れた直後から再挑戦を表明し、支援を訴え続けてきた。公約には防災対策の強化や、登別温泉を生かした経済活性化などを掲げ、特に若年者層の支持を広げた。

 辻氏は堀井氏の後継を前面に打ち出したが、出馬表明が9月末と出遅れたのが響いた。

◆道議選登別市補選開票結果(欠員1)

当 13,089 赤根広介 32 民新1 
  11,376 辻弘之 31 自新 公

581名無しさん:2012/12/21(金) 20:32:00
.

582名無しさん:2012/12/22(土) 19:31:25
.

583名無しさん:2013/01/14(月) 16:52:48
test

584チバQ:2013/01/27(日) 15:43:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130127-OYT1T00202.htm?from=ylist
「肝いり」副市長、異例の退任…常勤医退職続々

 札幌市の渡部正行副市長(62)が辞表を提出していることが26日、わかった。


 上田文雄市長は近く辞表を受理する見通しだ。担当の保健福祉分野では、市児童心療センターの常勤医の大半が職場に対する不満を漏らして3月末で退職する見通しとなっており、事態打開の道筋を立てられないことから退任で責任を取るとみられる。2011年7月に副市長へ就任して以来、任期(4年)の半分以上を残した「異例の退任」となる。渡部氏の退任後、札幌市の副市長は当面、2人体制となる。

 渡部氏は札幌医科大出身の精神科医で元道職員。市関係者によると、上田市長が市長就任前の弁護士だった時代から親交を持ち、道を退職した渡部氏を上田市長は09年4月、市保健福祉局の医務監として招請、その後、副市長に抜てきした。「肝いり」の登用が挫折したことで、上田市長の任命責任が問われる可能性もある。

 同センターでは昨年、常勤医が勤務状況などに不満を述べて相次いで辞意を表明、5人中4人が3月末で退職する方向だ。4月以降の診療体制の維持が困難になるため、渡部氏は北海道大医学部に医師派遣を求めて交渉したが、現段階でも医師確保にめどがついておらず、市議会や市内部から渡部氏の行政手腕を問題視する声が出ていた。

(2013年1月27日09時21分 読売新聞)

585名無しさん:2013/03/10(日) 10:52:57
この続報キボンヌ
宗男氏、連携意向「維・み・生を全て足すと…」
ttp://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130218-OYT1T00199.htm
新党大地の支持者らの集会が17日、北海道帯広市内のホテルで開かれ、鈴木宗男代表が今夏の参院選道選挙区(改選数2)について、
日本維新の会、みんなの党、生活の党と連携し、道内での候補者擁立を目指す意向を示した。
鈴木氏は、昨年の衆院選の比例代表での得票を基に「新党大地、維新、みんな、生活の党、全て足すと道内で90万を超える。
第3極がうまくまとまれば十分参議院の候補者を出せる。今月中に維新の会と相談する」と力を込めた。3月中に新党大地の方針をまとめるという。

586名無しさん:2013/03/10(日) 22:58:57
 【中標津】根室管内中標津町の中標津町農協(高橋勝義組合長、242戸)は6日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加反対
を訴えるのぼり旗を組合加入の全農家に掲げてもらう運動を始めた。JA北海道中央会は「農家個々が意思表示する取り組み
は聞いたことがない」という。

 「TPP断固反対」などと記したのぼり旗を約100万円で630本製作、農協青年部員が今月中旬までに各農家に2本ずつ配る。
農家は牧場看板など、道路に面し通行車両からも見える場所に立てる。

ソース(北海道新聞) http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/447008.html
写真=牧場看板にのぼり旗を取り付ける中標津町農協青年部員
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/photonews/image/4566_2.jpg

587チバQ:2013/03/15(金) 22:30:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/449358.html
登別市長、「副市長に市議」登用断念 市幹部、議会が反発(03/15 12:00)
 【登別】小笠原春一登別市長が副市長を1人増員し、現職市議を副市長に起用する方針をいったんは固めたものの、市議会や市幹部の反発などを受けて14日、開会中の定例市議会へ関連条例改正案提出を見送ることを決めた。

 地方議員は首長の行政運営をチェックする立場。道市町村課は「現職市議を理事者に起用する例は聞いたことがない」としている。

 市長は11日、新年度から副市長を1人増やし、石山正志市議(58)を起用する方針を議長に伝えていた。<北海道新聞3月15日朝刊掲載>

588名無しさん:2013/03/16(土) 10:47:15
TPPで道産品窮地 2010年の道試算、農業2兆円超影響

 安倍晋三首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を正式表明したことで、農作物をはじめとする道内の1次産品は、
関税が下がったり撤廃されれば、安い輸入品の攻勢にさらされる懸念が出てきた。
道が2010年に試算した農業分野への影響は総額2兆円超。政府が新たな試算をまとめたため、
道もTPPに参加する11カ国からの輸入を想定した試算見直しを行い、影響の深刻さを訴える構えだ。

 10年の道の試算では、農業生産額や関連産業、地域経済を合わせた影響額は2兆1254億円に及ぶ。
まず農業生産額は、コメと小麦、ビート、でんぷん原料用ジャガイモ、酪農(バターなどの乳製品)、
牛肉、豚肉の計7品目で6180億円減少。これは関税撤廃と、国内対策を講じないことを前提にした。

 道産のコメは年間生産量が60万トンあり、全国で新潟県と一、二位を争う大産地。
農業団体も「安い外国産が入り込めば、道産も駆逐される」と主張し、
10年の試算では生産額が1130億円減るとはじいた。

 畑作物は、道の試算ではビート(砂糖の原料作物)492億円減、
小麦418億円減、でんぷん用ジャガイモ160億円減と見込む。
砂糖とでんぷんは外国産と混ぜられて流通することもあり、
「品質差がつきにくく、価格だけで評価されてしまう」(道内の農業団体幹部)のが特徴だ。

 関税が撤廃された場合、外国産に対する国産の価格はでんぷん、砂糖いずれも2倍以上で、販売は難しくなる。

 道内にはでんぷん工場が17カ所、製糖工場は8カ所あるなど関連産業の裾野は広い。
7品目全体で関連産業への影響額は5215億円、商店や飲食店、金融など地域経済への影響は9859億円にのぼり、
全体で17万3千人が失業し3万3千戸の農家が減ると算出した。

北海道新聞3月16日朝刊掲載 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/449585.html

589チバQ:2013/03/17(日) 23:42:35
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130316-OYT1T00905.htm?from=ylist
新代表に前衆院議長を選出、民主道連の狙いは…

 民主党北海道(道連)は16日、札幌市のホテルで定期大会を開き、前衆院議長の横路孝弘衆院議員(72)(比例道ブロック)を新代表に選出した。


 昨年の衆院選で惨敗し、態勢の立て直しが急務となる中、同党の「生みの親」ともいわれる重鎮を起用して原点回帰を目指し、従来の民主支持層の結束を高める狙いがある。

 道連の代表人事を巡っては、荒井聰衆院議員(66)(同)が昨年末、衆院選惨敗を受けて引責辞任を表明し、後任に徳永エリ参院議員を起用したい考えを示していた。しかし、道議らに徳永氏の経験不足を懸念する意見があった上、旧社会党系議員に支持が広がらず、横路氏に代表就任を求める声が上がっていた。

 道連関係者によると、横路氏は当初、就任に難色を示したが、副代表を2人増やして7人とすることなどを条件に要請を受け入れたという。この日の大会では、新たな副代表に徳永氏と逢坂誠二前衆院議員を選出した。

 横路氏は大会後の記者会見で、衆院選の惨敗について、「政策論争で負けたとは思っていない。我々の政策は正しかった。問題は党内がバラバラになり、党内闘争に疲れて内部崩壊したことだ」と総括。今夏の参院選で第3極政党との選挙協力を進めるかどうかについて、「我々の主張をしっかり行って、身の回りにいる人たちに理解してもらうのがベースだ」と述べ、否定的な考えを示した。

 また、道連は同日、連合北海道、北海道農民政治力会議とともに、参院選に向けて小川勝也氏の合同選挙対策本部を設置した。

(2013年3月17日09時09分 読売新聞)

590チバQ:2013/03/22(金) 22:51:48
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130322-OYT1T00291.htm?from=ylist
市長の自宅新築に市建築係長関与、業者とも同席

 自宅の新築工事に市の建築係長を関与させたのは不適切だったとして、北海道芦別市の清沢茂宏市長は21日、自身を減給20%、3か月の処分にする方針を決めた。


 22日の市議会定例会に議案を提出する。

 清沢市長によると、市長は昨年、元後援会幹部の工務店と滝川市の設計会社に依頼し、市内に自宅を新築。その際、係長は建築確認申請に提出する図面を事前にチェックしたり、数回にわたって業者との打ち合わせに同席したりしていた。設計会社は市の受注業者だった。清沢市長は、取材に「市長職にありながら私的なことに職員の関与を受けたのは不適切だった」と話した。

 清沢市長と係長は以前からの友人で、市長の家族が係長に相談したという。

(2013年3月22日11時24分 読売新聞)

591チバQ:2013/04/02(火) 01:46:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032702000114.html
核のごみ 権益守る? 最終処分場 町の一握り誘致推進
2013年3月27日 朝刊


 二〇一一年秋、北海道北部にある人口約二千六百人の小さな町・幌延町(ほろのべちょう)の飲食店で、町議の佐々木忠光(62)が突然、「原発の事故があったばかりだぞ。何を考えているんだ」と声を荒らげた。

 町には、核のごみの最終処分技術の研究をする日本原子力研究開発機構の深地層研究センターがある。佐々木は、センターの「今後を考える」会に誘われたのだった。

 「今後を考える」とは、最終処分場の誘致も視野に話そうとの意味だ。原発事故の衝撃が続く中、誘致話が受け入れられるとは考えにくいが、こんな動きが出た背景には、相応の理由があった。

 会の仕掛け人は、町長の宮本明(70)と会社を経営したこともある町の商工会長、松永継男(65)だ。

 センターの研究期間は〇一年からおよそ二十年とされ、あと十年もすればセンターは使命を終える。困るのが松永と宮本だった。

 松永が社長を務める警備会社「ほくせい」は、機構に職員住宅一棟を貸し、センターの警備も請け負う。創業当時は宮本が取締役を務め、町長に就任したとき、その座を息子に譲っている。

 宮本が社長を務め、町長就任時に息子に引き継いだ会社「幌延商事」も、機構に職員住宅を二棟貸している。

 二社が毎年、機構から得る収入は計三千万円以上。センターがなくなれば、新たに住宅の借り手を探すのは極めて難しくなる。「考える」会への動きは、そうなる前に、確実に借り手がつくよう準備することでもある。

    ◇

 機構から幌延町内の業者に落ちる仕事の総額は毎年二億円ほど。町はこの数字をセンターがもたらす経済効果だとアピールするが、実際の効果は極めて限定的だ。

 機構の公表資料によると、一二年度に受注した地元業者はわずか九社。その内容も、職員住宅の賃貸と運営管理、センターの警備、タクシーの契約、暖房用の燃料の納入など波及効果が小さいものばかり。

 しかも、職員住宅は、ほくせいと幌延商事を含め特定の五社が随意契約を続けており、他社が入り込める余地はまずない。

 その一角を首長らのファミリー企業が占める状況は、機構との癒着を疑われるが、宮本は「契約は私が町長になる前の話で、何も問題はない」と意に介す様子もない。「職員住宅は建てるのに金がかかったし、修繕費もある。もうかる話ではない」とも言う。

    ◇

 一二年四月、松永の「処分場誘致の期成会を立ち上げたい」との発言が地元紙に大きく取り上げられた。反対派を中心に強い反発が出たため、現在は表だった動きはなくなっている。松永も「しばらくは無理。今は時期が悪い」と話す。

 ただ、宮本も町として誘致に乗り出すことは否定する一方、民間で誘致を進める動きは容認する態度を示してきた。幌延町は過疎化が進み、産業らしきものがないだけに、福島事故のほとぼりが冷めれば、また水面下で動きが出始めそうだ。

 そんな様子に町民の一人、岡本則夫(66)は複雑な思いだ。長引く不況で数年前、経営していた建設会社をたたんだ。町の活性化につながるかもしれない処分場誘致に一定の理解は示すが、懸念も感じる。「一部の利害関係者だけで決めるような進め方では、とても合意は得られない」 (敬称略)

<核のごみの最終処分> 国は、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物を、地下300メートル以上深い地中に埋める「地層処分」を実施することを関連法で定めている。処分場を誘致する自治体には、地盤の文献調査に応じるだけで最大20億円を支払うなどの優遇策を提示しているが、進展はない。

592チバQ:2013/04/02(火) 01:51:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/451996.html
留寿都村長に新人の場谷氏(03/25 00:02)
 【留寿都】任期満了に伴う後志管内留寿都村長選は24日投票、即日開票の結果、新人で元道職員の場谷常八氏(63)=無所属=が、現職の土屋隆幸氏(63)=同=を107票差で破り初当選した。

 当日有権者数は1581人。投票者数は1315人で、投票率は83・18%。2009年の前回を16・63ポイント上回った。無効票は10。

 場谷氏は昨年11月に出馬表明し、建設業者らを中心に支持基盤を固めてきた。道庁での行政経験をアピールし、子育て支援や高齢者福祉充実、都市部の観光客誘致などを公約に掲げ、支持を集めた。土屋氏は1期目の実績として財政再建を強調したが、人口減少への有効策が取れてないなどの批判もあった。

◆留寿都村長選結果
当 706 場谷 常八 63 無新
  599 土屋 隆幸 63 無現
ばや・つねはち 無職(道福祉局長)、放送大学大学院修了、当1

593チバQ:2013/04/22(月) 22:37:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130422ddlk01010078000c.html
選挙:愛別町長選 前仏氏が初当選 /北海道
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 任期満了に伴う愛別町長選が21日投開票され、新人で前町教育長の前仏秀幸氏(59)=無所属=が、再選を目指した現職の矢部福二郎氏(61)=同=を破って初当選した。当日有権者数は2765人、投票率は86・98%(前回09年は88・12%)だった。

 約3カ月前まで共に町政などの中枢を担っていた町長と町教委幹部との対決となった。前仏氏は、町政刷新を訴えて知名度不足を挽回。現職に批判的な町議とも連動し、批判票をまとめた。【横田信行】

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 ◇愛別町長選開票結果=選管最終発表
当 1261 前仏秀幸  59 無新

  1124 矢部福二郎 61 無現

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 ◇愛別町長略歴
前仏秀幸(ぜんぶつ・ひでゆき) 59 無新(1)

 [元]町教育長[歴]町PTA会長▽町総務企画課長▽愛別高

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594名無しさん:2013/05/07(火) 08:47:07
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595payday loan canada:2013/05/09(木) 09:19:32
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596チバQ:2013/05/20(月) 21:58:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/467185.html
みんな、維新と協力解消 道選挙区 構図様変わり 参院選 自民、民主は静観(05/20 10:39)
 みんなの党の渡辺喜美代表が19日、夏の参院選での日本維新の会との協力解消を明言し、道選挙区(改選数2)の構図にも影響を与えそうだ。維新、みんな両党の道内関係者はいずれも戸惑いを隠せず、戦略の見直しを迫られるのは必至。第三極の追い上げに神経をとがらせていた自民、民主両党は冷静に見極める構えだ。

 道選挙区にはみんなの党道支部長の安住太伸(たかのぶ)氏(43)が出馬し、維新が推薦する予定だった。維新の支部設立が遅れ、選挙協力の具体的協議は進んでいなかったが、昨年の衆院選比例代表道ブロックでは維新が約33万票、みんなが約15万票を獲得。関係者には「両党を足せば約47万票だった民主党を超えられる」との期待があった。

 みんなの党関係者は「本当に協力しないとどうなるのか真剣に考えなければいけない」と動揺を隠せない様子。安住氏は「党本部から具体的な連絡が来てから対応を決めたい」と述べるにとどめた。<北海道新聞5月20日朝刊掲載>

597チバQ:2013/05/29(水) 21:12:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/469635.html
税金のムダ? 当別町長選、参院選と同日回避か(05/29 10:31、05/29 13:41 更新)

当別町選挙管理委員会の事務局がある町役場。29日に町長選の日程が決まる
 【当別】当別町選挙管理委員会は29日、任期満了に伴う7月の町長選の日程を決める。21日投開票が確実視されている参院選との同日選を避け、23日告示、28日投開票とする方向で調整している。同日選にすれば経費削減や投票率向上が見込めるだけに、町民からは「税金の無駄遣い」「2度も選挙に行くのは大変」との声が上がっている。

 退任を表明している泉亭俊彦町長の任期は8月1日まで。公職選挙法は任期切れの前30日以内に選挙を執行するよう定めている。

 参院選は7月4日公示、21日投開票がほぼ確実。同日選の場合、投開票が1日で済むため、投票管理者や立会人、事務従事者などの費用が1日分で済む。町選管は同日選にすると、147万9千円の経費が削減できると試算している。

 しかし、町選管は「経費削減も大事だが、それより選挙人(投票者)の利便性などの方が大事」と説明。その理由として、投開票を同日にすると、公示・告示後の期日前投票期間が参院選(16日間)と町長選(4日間)で異なるため「町民が混乱する」ことを挙げている。さらに「衆参同日選の可能性もあり、そうなると投票箱が足りなくなる」とも説明している。

 一方、同日選を目指して町長選を7月21日投開票とした十勝管内新得町選管は「経費削減が主な理由。投票当日の事務作業は増えるが、2010年の芽室町長選が参院選と同じ投開票日にしており、やれないことはないと判断した」と話す。

 道外でも奈良市長選は同日選を予定している。担当者は「経費削減と同時に、有権者の利便性を考えると、投票所に何度も来てもらうわけにはいかない」と説明する。

 当別町内の80代無職男性は「町の財政が苦しいのに、日程を分ける意味が分からない」と話し、20代の女性会社員は「経費も私たちの税金。1日で投票する方が有権者にとっても好都合」と話す。

 28日現在、当別町長選に立候補を表明した候補予定者はいないが、複数の町議が出馬を模索している。(佐藤大吾)

598チバQ:2013/06/12(水) 00:04:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddlk01010313000c.html
選挙:紋別市長選 告示 8年ぶり選挙戦 現新2氏、一騎打ちに /北海道
毎日新聞 2013年06月11日 地方版

 任期満了に伴う紋別市長選が9日告示され、新人で元市産業部長の村谷護国(もりくに)氏(68)=無所属=と、現職で3選を目指す宮川良一氏(59)=同=が立候補を届け出た。同市長選では前々回(2005年)以来8年ぶりの選挙戦で、16日に投開票される。

 今回の市長選では、宮川氏を民主党道連や自民党紋別支部、新党大地、社民党、連合北海道がそろって推薦。連続無投票となることを危ぶむ声もあったが、村谷氏が今年4月、「市民の審判を仰がない選挙はよくない」と名乗りを上げた。

 村谷氏は第一声で「4党相乗りは、この小さな町では前代未聞」とし、「現市政の内容を検証し、正しいものは続け、ダメなものは改める。どこにでも出向き、紋別の“トップセールス”をやっていく」と訴えた。

 宮川氏は「この8年、さまざまな課題を解決してきた。公平・公正の政治信条を次の4年間も貫いていきたい」と第一声。地域医療、中心市街地、観光施設の「3つの再生」や基幹産業の推進、次世代の人材育成などを掲げた。【山田泰雄】

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 ◇紋別市長選立候補者(届け出順)
村谷護国(むらや・もりくに) 68 無新

 紋別水泳協会理事長▽道水泳連盟常務理事[歴]市まちづくり推進室長・産業部長▽専修大

宮川良一(みやかわ・よしかず) 59 無現(2)

 道市長会監事▽西紋別地区開発期成会長[歴]食品会社長▽市議▽北星学園大

599チバQ:2013/06/12(水) 23:49:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130612ddlk01010237000c.html
選挙:中札内村長選 現新2人立候補 32年ぶり選挙戦に /北海道
毎日新聞 2013年06月12日 地方版

 任期満了に伴う中札内村長選が11日告示され、新人で元新聞社社員の森田匡彦氏(46)=無所属=と、3選を目指す現職の田村光義氏(62)=同=が立候補を届け出た。同村では32年ぶりの村長選で、投開票は16日。

 森田氏は、高齢者対策や安心して子育てできる村づくりなどを掲げ、「観光や基幹産業の農業をアピールしていきたい」と主張した。

 田村氏は、子育て支援や定住促進、福祉対策の充実などを公約にし、2期8年の実績を打ち出して「若手が村に関心を持てるようにしたい」と訴えた。【三沢邦彦】

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 ◇中札内村長選立候補者(届け出順)
森田匡彦(もりた・まさひこ) 46 無新

 [元]十勝毎日新聞社会部記者・広告局副部長▽室蘭工大

田村光義(たむら・みつよし) 62 無現(2)

 [元]村助役[歴]村産業・民生・保健福祉課長▽酪農学園大

600チバQ:2013/06/16(日) 11:19:18
http://news.livedoor.com/article/detail/7771073/
村長選の前日に…元村長、河川敷で首つり死亡
読売新聞2013年06月16日09時52分
 15日午前、北海道中札内村の札内川河川敷の公園敷地内で、首をつった状態の男性が見つかった。

 男性は死亡が確認され、亡くなったのは、同村西2南、元村長の小田中刻夷(ときひろ)さん(78)だった。遺書があることなどから、帯広署は自殺とみて調べている。

 小田中さんの妻によると、小田中さんは15日午前7時前に家を出て、そのまま行方が分からなくなっていた。家を出るときの様子はいつもと変わらなかったという。妻は「悩んでいる様子はなかったが、ごく短い遺書があった」と話していた。

 小田中さんは同村助役などを経て、1989年6月から村長を3期12年間務めた。2003年5月からは、村議も2期8年間務めた。16日に村長選の投開票があるため、葬儀日程は選挙後に決めるという。

601チバQ:2013/06/18(火) 01:13:27
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-208104-storytopic-26.html
選挙:紋別市長選 宮川市長3選 地域医療再生などに支持 /北海道
毎日新聞 2013年06月17日 地方版

 任期満了に伴う紋別市長選は16日投開票され、現職の宮川良一氏(59)=無所属=が、新人で元市産業部長の村谷護国(もりくに)氏(68)=同=を破って3選を果たした。投票率は57・67%(前回無投票)だった。

 宮川氏は自民党紋別支部や民主党道連、社民党、新党大地、連合北海道から推薦を受け、一時は前回(09年)に続く連続無投票の公算も大きかった。しかし今年4月、村谷氏が「審判を仰がないのは良くない」と立候補し、8年ぶりの選挙戦となった。

 宮川氏は2期8年の実績を掲げ、広域紋別病院など地域医療の態勢充実や中心市街地、観光施設の「三つの再生」、基幹産業の推進などをアピール。手堅い支持基盤もあり、市政継続を望む有権者の支持を集めた。

 村谷氏は「有権者のあずかり知らぬ所で決まった相乗り候補」と宮川氏を批判。市政刷新を訴えたが立候補表明の遅れが響いた。【山田泰雄】

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 市長選開票結果=選管最終発表

当  8509 宮川良一 59 無現

   2840 村谷護国 68 無新

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 ◇紋別市長略歴
宮川良一(みやかわ・よしかず) 59 無現(3)

 道市長会監事▽西紋別地区開発期成会長[歴]食品会社長▽市議▽北星学園大=[民][社]

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602チバQ:2013/07/06(土) 00:58:32
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1307050100001.html
桜田市長が謝罪 空転続いた北見市議会再開[PR]

■議長辞職願は不許可


 実質審議がないまま空転し会期末を迎えた北見市議会は4日、8日ぶりに本会議が再開された。桜田真人市長は、混乱の発端となったプール建設や市庁舎計画見直しなどに言及した一連の発言を取り消し、謝罪した。


 野党会派が提出した桜田市長に対する辞職勧告決議案は否…

603チバQ:2013/09/02(月) 20:22:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/489145.html
士別市議補選 立候補者なし 来年4月の選挙まで異例の欠員1に(09/02 08:57)
 【士別】士別市長選と同時に1日告示された市議補選(欠員1)は午後5時の届け出締め切りまでに立候補者がいなかった。道内の市議補選で立候補者が一人も出ないのは異例。

 公選法の規定により、欠員数が定数(20)の6分の1に満たないため再選挙はなく、任期満了に伴う来年4月の市議選まで欠員1が継続する。来年4月の同市議選は定数が3削減されて17になるため、半年前の今回、市内の政党支部などが候補者擁立に消極的だった。士別では2009年9月の市議補選も欠員4に対し2人しか立候補者がいなかった。

 市長選は、同日午後5時で立候補の届け出を締め切った結果、現職の牧野勇司氏(62)=無所属=以外に届け出がなく、同氏の無投票での再選が決まった。

604チバQ:2013/10/22(火) 20:40:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131022ddlk01010251000c.html
選挙:遠軽町議選 定数割れ 法定得票数達せず欠員1 /北海道
毎日新聞 2013年10月22日 地方版

 任期満了に伴う遠軽町議選(定数18)は20日投開票され、候補者19人のうち2人が法定得票数に達せず、当選者は現職12人、新人4人、元職1人の計17人となって定数に満たなかった。投票率は67・93%(前回78・65%)だった。

 法定得票数に達せず定数割れしたケースは、2002年の石川県加賀市議選▽04年の滋賀県野洲町議選▽11年の栃木県野木町議選−−などがあり、道内では03年4月の札幌市長選で候補者7人が法定得票数に達せず再選挙となった。

 ◇再選挙は行わず
 公職選挙法によると、法定得票数は有効投票総数を定数で割った数の4分の1とされ、今回の遠軽町議選では168票。定数に基づく同法の規定で再選挙は行われず、欠員1のままとなる。【山田泰雄】

605チバQ:2013/10/31(木) 00:25:05
3372 名前:チバQ 投稿日: 2013/10/31(木) 00:22:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/500790.html
公契約条例案 札幌市議会委、否決へ 自公会派が反対(10/29 09:28)
 札幌市議会最大会派の自民党・市民会議と公明党は28日、市発注事業の受注業者で働く労働者の賃金下限額を定める「市公契約条例案」について、29日の財政市民委員会で採決し反対する方針を決めた。建設やビル管理など業界の反対が根強いためで、委員会は賛成少数での否決が確実。両会派は今定例会最終日の31日の本会議の採決も反対の見通しで、可決は極めて厳しい情勢となった。

 条例案は上田文雄市長3期目の公約で、予定価格が一定額以上の工事や清掃、警備などの業務委託の受注業者などが対象。昨年2月に提案されたが業界側に反対論が根強く、継続審議のまま採決に至らず、市は今定例会初日の9月19日にいったん撤回。罰則適用の2年間猶予などを盛り込み、10月3日に修正案を再提出していた。

 しかし、修正案に対しても「業務の煩雑化や経費増になり、経営を圧迫する」などと業界は反発し、自民は反対、公明は慎重姿勢を強めた。上田市政与党の民主党・市民連合が公明党と罰則を削除する再修正など可決に向け水面下で調整を続けたが、決裂した。<北海道新聞10月29日朝刊掲載>

606チバQ:2013/11/02(土) 15:13:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131102ddlk01010298000c.html

選挙:札幌市長選 自民、経済界などの推薦受けて候補選考へ /北海道

毎日新聞 2013年11月02日 地方版


 2015年の札幌市長選をめぐり、自民党札幌支部連合会(札連)は1日、同党の候補者を経済界や業界団体からの推薦を受けて選考すると発表した。近く選考委員会を設置して21日まで受け付け、年内の候補者決定を目指すという。

 記者会見した札連の山田一仁幹事長は、前回、前々回の市長選の敗北は選考過程にも問題があったとし、「地域の皆さんと一体となって戦わなければ勝てない」と述べた。札連会長の橋本聖子参院議員は公募を望んでいたが、手続きを踏むには時間不足と判断した。

 市長選候補には、前回11年に同党から出馬し落選した元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)のほか、道議や市議らの名前が挙がっているという。札連によると、先月7日に本間氏から推薦要請があったが、返答も含めて選考委で検討することにした。【円谷美晶】

607チバQ:2013/11/12(火) 23:23:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/503756.html
意思示せぬ有権者 無投票増える北海道・石狩管内首長選 民主退潮も影響か(11/12 19:41)

 10日告示の恵庭市長選で、現職の原田裕氏(61)=無所属=が無投票で再選を決めた。石狩管内8市町村長のうち、6市村が直近の選挙で無投票となり、投票を経て現任期を務めているのは札幌市と当別町のみだ。自治体の財政難や、民主党などの弱体化が背景にあるとみられ、専門家からは「有権者の意思表示の機会喪失は、民主主義の危機につながる」との指摘も出ている。

 恵庭市長選の無投票当選は12年ぶり。「市民の評価が分からないという不安はある。その分、これまで以上に市民と対話していきたい」。再選を決めた原田氏は10日、有権者の審判を受けなかった選挙をこう振り返った。

 石狩管内や道内で、市町村長の無投票当選は増加傾向だ。管内では江別、千歳、北広島、石狩市がそれぞれ2回連続、新篠津が9回連続で無投票。6市村が無投票の状態は、2000年4月時点と比べ2倍だ。

 無投票当選はかつて、激しい対立による選挙後の行政の停滞を避けるため、比較的小規模の町村で模索されることが多かった。それが札幌圏でも増えているのは、どの市町村も財政難で、思い切った施策が難しくなってきたことが背景にある。

 札幌市内の民主党関係者は「まちづくりの夢を描けた昔とは違い、首長になっても財政再建や行政改革が求められる。その厳しさが影響している」。

 二大政党の一翼を担ってきた民主党の退潮も影響している。恵庭市長選でも、自民党が事実上支援する原田氏に対し、民主党恵庭支部が対抗馬擁立を模索したが断念。ある党員は「組合活動や政治に関心のある若者が少なく、人材が育っていない」と嘆く。

 札幌大法学部の浅野一弘教授(行政学)は「現職に失点がないから無投票のままでは権力への監視力が弱まっていく。政党などが地道に行政への関心を高める努力を続けるしかない」と警鐘を鳴らしている。

608チバQ:2013/11/21(木) 01:39:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131120ddlk01010266000c.html
選挙:札幌市長選 元自治大学校部長・本間氏、再び出馬へ /北海道
毎日新聞 2013年11月20日 地方版

 2015年6月に任期満了を迎える札幌市長選に、元自治大学校研究部長、本間奈々氏(44)が19日、無所属で立候補する意向を明らかにした。同日夕に開いた政経セミナーで「最後まで頑張って戦い抜きたい」と決意を表明した。

 本間氏は福岡市生まれの元自治・総務官僚。札幌市企画課長を務めた経験があり、11年4月の前回市長選には自民党推薦を得て無所属で初出馬し、上田文雄市長に約16万票差で敗れた。

 次期市長選に出馬を表明したのは本間氏が初めて。推薦願を出している自民党札幌市支部連合会から推薦が得られない場合も出馬するという。取材に対し「経済的に萎縮している札幌市を活性化するため、無所属で出馬する」と語った。【平野美紀】

609チバQ:2013/11/24(日) 17:35:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131124ddlk01010081000c.html
選挙:札幌市長選 自民推薦候補選考、3人に意思確認へ /北海道
毎日新聞 2013年11月24日 地方版

 自民党札幌市支部連合会は23日、2015年春の札幌市長選推薦候補者に3人の名前が挙がったと発表した。本人の意思が確認できていないとして、名前は明らかにしていない。21日の消印有効で、支援団体などから推薦を受け付けていた。

 この日開いた選考委員会では、早急に3人に立候補の意思を確認し、近く面接することなどを決めたという。橋本聖子札連会長は「分裂しないよう話をまとめていきたい。年内の決定を目指すが、年明けにずれ込むこともあり得る」と話した。【平野美紀】

610チバQ:2013/11/24(日) 17:46:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/506050.html
自民 3候補の選考に着手 札幌市長選 市の部長級幹部の名も(11/24 07:40)
 自民党札幌市支部連合会(札連)は23日、2015年春の札幌市長選の候補者を決める選考委員会を札幌市内のホテルで開き、経済関係などの団体から推薦があった候補者3人の選考作業に着手した。12月上旬の推薦候補決定を目指す。

 選考委は非公開で行われ、関係者によると、推薦された候補者として、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)、同党札幌市議の長内直也氏(49)=中央区=の2人のほか、札幌市役所の50代部長級幹部の名前が出た。

 本間、長内氏は既に出馬に意欲を示しているが、札連は市幹部に関しては本人の意向を確認していないという。この幹部は北海道新聞の取材に対し、市長選について「何も聞いていないので答えようがない」と話した。<北海道新聞11月24日朝刊掲載>

611チバQ:2013/11/26(火) 19:51:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/506471.html
札幌市長選 自民札連推薦は本間、長内氏から選考 市幹部は辞退(11/26 16:06、11/26 16:17 更新)

 自民党札幌市支部連合会(札連)は26日、次期札幌市長選の推薦候補について、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)と、同党札幌市議の長内直也氏(49)=中央区=から選考すると発表した。

 札連は21日まで受け付けていた団体推薦で3人の推薦を受け、それぞれに出馬の意向を確認した結果、2人は前向きな考えを示したが、札幌市部長級幹部は辞退する意向を伝えた。

 本間氏は福岡県出身。早稲田大法学部卒業後、札幌市企画調整局企画部企画課長などを務め、前回2011年の市長選で敗れた。

 長内氏は札幌市出身。北大大学院修了後、証券会社に勤め、1999年に市議に初当選し現在4期目。札連総務会長などを務めた。<北海道新聞11月26日夕刊掲載>

612チバQ:2013/12/01(日) 23:39:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131201-OYT1T00431.htm
橋本聖子氏ら、推薦候補を選ぶ面接…札幌市長選

 自民党札幌市支部連合会(札連)は30日、2015年4月の札幌市長選の推薦候補を選ぶ選考委員会を開き、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)と札幌市議の長内直也氏(49)の面接を行った。

 山田一仁・札連幹事長は委員会終了後、「2人の思いや考え方は各委員も理解できた。年内に決められるよう努力しなければならない」と述べた。

 面接では、橋本聖子会長ら委員23人が、政策などについて30分ずつ聞いた。前回市長選で現職の上田文雄市長に敗れた本間氏は「各区の町づくりの政策をより具体的に訴え、次は全市に浸透できるよう努力したい」と話した。市議4期目の長内氏は「政治家として『判断』『決断』『責任』という面を鍛えた。民間の発想を生かして頑張る」と強調した。

(2013年12月1日18時36分 読売新聞)

613チバQ:2013/12/16(月) 22:19:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/510396.html
札幌市長選 自民候補の越年決定 経済界や公明、2氏からの選出に慎重論(12/16 09:47)

 
 2015年春の札幌市長選で、自民党札幌市支部連合会(札連)が、年内の推薦候補決定を見送ったのは、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)と、同党札幌市議の長内直也氏(49)=中央区=からの選出に対し、経済界に加え、公明党の慎重論が根強かったためだ。同日の選考委員会では具体的な選考方法も決まらず、候補決定の行方は不透明感を増した。

 「もう少し話し合う時間がほしい」。札連の橋本聖子会長は選考委で、国政で連立与党を組む公明党や、経済界の有力者が両氏の知名度の低さや政策などを理由に慎重姿勢を見せていることを説明。当初模索していた同日の選考方法決定を先送りする方針も示した。

 公明党と経済界の意向が重視されるのは、集票力を誇る創価学会を支持母体にする同党と、資金力を持つ経済界への期待感が背景にある。前回11年は「かなりの票が上田文雄市長に流れた」(市幹部)とされ、札連は「公明党や経済界と一枚岩になれる候補選び」(幹部)を目指してきた。

 橋本氏は選考委終了後、記者団に「年内に方向性(選考方法)は決めたいが、まだ経済界や公明党と思いを一本化できていない」と説明。集約を急げば、自民党内だけでなく公明党や経済界との関係にも亀裂を招くとの危機感がある。

 経済界の一部では、両氏以外から候補を選ぶ可能性もささやかれる。

614チバQ:2013/12/16(月) 23:13:15
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/509213.html
新しい知事像に「脱原発」 民主北海道 候補擁立へたたき台(12/10 10:55)
 民主党北海道は9日、2015年春の道知事選候補擁立に向けた「新しい北海道知事像」のたたき台をまとめた。「脱原発の北海道を目指すビジョンを掲げ、確実に実行していく」など5項目で、道内の党員や道民に示した上でアンケートを行い、意見を反映させて正式な知事像としてまとめる。来年1月25日の定期大会で発表する。

 記者会見した同党の勝部賢志幹事長は、知事選の候補擁立目標を来年4月とし、「多くの意見を募って、それを反映した知事像に発展させたい。知事選への関心を高めることにもつなげたい」と述べた。

 たたき台では高橋はるみ知事による約11年間の道政運営について「経済の停滞、財政悪化などによって活力が低下し、多くの道民が出口の見えない閉塞(へいそく)感と不安を抱えている」「特に3期目に入ってからは何ら情熱を燃やすことのない冷めた惰性の道政が続き、問題は大きくなっている」と厳しく批判した。<北海道新聞12月10日朝刊掲載>

615Shounnyviobby:2013/12/23(月) 14:05:10
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616チバQ:2013/12/23(月) 19:55:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131222ddlk01010061000c.html
新党大地:地方選候補者を公募 /北海道
毎日新聞 2013年12月22日 地方版

 新党大地の鈴木宗男代表は21日、札幌市内で開いた大地の会合で、2015年の統一地方選に向け、道議や市議ら地方議員の候補者を公募すると発表した。同日から来年4月ごろまで受け付け、本人と相談して公認・推薦・支持など支援の形を検討する。【円谷美晶】

617チバQ:2013/12/24(火) 22:11:00
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%82%86%E3%81%8D
佐藤のりゆき(さとう のりゆき、1949年11月18日 - )は北海道札幌市出身のフリーアナウンサー。本名、佐藤則幸。愛称は「のりさん」(現在の出演番組においてもこう呼ばれることが多い)。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20131224ddlk01010141000c.html
選挙:知事選 佐藤のりゆきさんの出馬求める会、札幌で設立総会 /北海道
毎日新聞 2013年12月24日 地方版

 テレビキャスター、佐藤のりゆきさんの知事選出馬を求める会の設立総会が23日、札幌市内のホテルで開かれた。3万人を目標に署名活動し、来年4月に出馬要請する方針。

 若手経営者や学生ら243人が参加。代表の藤原直樹さん(39)は、高橋はるみ知事が富山県出身であることを念頭に、「北海道のリーダーは道内で生まれ育ち、真に愛する人であるべきだ」と呼びかけた。

 藤原さんによると、佐藤さんに会の設立を伝えたが、出馬の意向はコメントしていないという。【鈴木梢】

618旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/12/25(水) 20:04:17
>>617
また懐かしい人を,って思ったらそれは中尾則幸だったっていう私は,もう若くない証拠。

619チバQ:2013/12/27(金) 22:35:03
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000m010085000c.html
札幌市長選:自民、候補者選考は白紙に
毎日新聞 2013年12月27日 21時38分

 自民党札幌市支部連合会(札連)は27日、2015年春の札幌市長選推薦候補選考委員会で推薦候補を決める投票をしたが、白票が過半数を占め、対象の元自治大学校研究部長の本間奈々(44)と札幌市議の長内直也(49)の2氏からの選考を見送った。候補者選考は事実上、白紙に戻った。札連は今後、改めて選考方法を模索するが、2氏以外も対象となる見通し。

 委員26人中23人が出席し非公開で行われた。札連によると、早期決定と決定先送りを求める意見が出たため、橋本聖子・札連会長に判断を一任。橋本氏が選考委員による投票を決めた。出席者によると、白票12票、本間氏10票、長内氏1票で、2氏ともに過半数に届かなかった。

 前回市長選で推薦決定が遅かった反省を踏まえ、札連は約1年前倒しで作業を進め、2氏が名乗りを上げた。しかし、経済界の一部や公明党から慎重論が出たことなどから選考作業は難航していた。

 委員会後、山田一仁・札連幹事長は「白票が多く、決められなかった。選考方法を含め、改めて練りたい」と話した。【平野美紀、高橋克哉】

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620名無しさん:2014/01/03(金) 12:55:33
順位 自治体名 単年度財政力指数 財政力指数(3カ年平均)
1 豊田市 愛知県 1.921 1.85
2 碧南市 愛知県 1.741 1.70
3 田原市 愛知県 1.710 1.51
4 刈谷市 愛知県 1.632 1.64
5 浦安市 千葉県 1.630 1.62
6 武蔵野市 東京都 1.627 1.67
7 裾野市 静岡県 1.606 1.60
8 神栖市 茨城県 1.591 1.61
9 東海市 愛知県 1.574 1.66
10 戸田市 埼玉県 1.513 1.49

ワースト1位  北海道歌志内市
ワースト2位  長崎県対馬市
ワースト3位  北海道三笠市  
ワースト4位  北海道夕張市
ワースト5位  北海道赤平市
ワースト6位  高知県室戸市
ワースト7位  徳島県三好市
ワースト8位  長崎県五島市
ワースト9位  長崎県壱岐市
ワースト10位 石川県珠洲市

11位 青森県つがる市
12位 大分県竹田市
13位 高知県土佐清水市
14位 岡山県新見市
15位 兵庫県養父市
16位 石川県輪島市
17位 北海道深川市
18位 北海道美唄市
19位 鹿児島県奄美市
20位 宮崎県串間市

621穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 17:56:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/513624.html
知事選始動 道政の検証が不可欠だ(1月6日)
 早くも2015年春の知事選に向けた動きが本格化している。

 高橋はるみ知事が年末、道政史上初となる4選出馬の意向を周辺に伝えた。

 選挙まで1年4カ月という早い時期に、現職が進退を口にするのは異例のことだ。最終的には世論の動向を見極めて判断するという。

 道政を積極的にけん引する姿勢が見られない―。支持母体である自民党内に根強いこうした批判をけん制する狙いがあるのだろうか。

 北電泊原発(後志管内泊村)の再稼働や環太平洋連携協定(TPP)の協議など、北海道が直面する課題は山積している。

 道政のかじ取りを引き続き高橋知事に託すのか。道民一人一人が選挙に向けて考えなければならない。10年余りの高橋道政を冷静に振り返り、北海道の将来について議論を深めることが大切だ。

 道内景気は薄日が差してきているとはいえ、公共事業への依存体質は変わらず、本格回復にはほど遠い。

 停止中の泊原発をめぐっては、原子力規制委員会の安全審査を経て再稼働が認められた場合、地元自治体として同意の可否を迫られる重大な局面を迎える。

 さらに、基幹産業の農業は、TPP問題に加え、減反政策の廃止方針など、方向性の定まらない農政に翻弄(ほんろう)され続けている。

 脱線事故を契機に線路幅のデータ改ざんやずさんな安全管理が明らかになったJR北海道は、国土交通省の監査を受けている最中だ。

 今年は道がこうした難問にどう立ち向かうかが問われる。その先頭に立ってリーダーシップを発揮するのが知事に課せられた責務だ。

 自民、民主両党は次期知事選をにらんで、それぞれ高橋道政の検証に取り組んでいる。

 知事を支えてきた身内の自民党でさえ検証作業に着手したことは、現職への批判の表れといえよう。

 「目立った失策がない」との消極的な理由で、人気を保っていることに対する物足りなさは、依然払拭(ふっしょく)されていない。

 民主党も「熱意がない」「惰性の道政」との批判を繰り返しながらも、有力な対抗馬を擁立できずにここまできた。その責任は重い。

 高橋道政への対立軸を明確に示し、選択肢を提示することが急務だ。

 1月末には、すでにたたき台としてまとめた「脱原発」など主要政策を柱とする「新しい北海道知事像」を正式に発表するという。

 現職が機先を制する形で選挙の口火を切ったなら、民主党も選挙態勢の構築を急ぐ必要がある。有権者も動向を見守らねばならない。

622穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 13:46:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk01010205000c.html

選挙:和寒町長選 告示 3選目指す現職と新人との一騎打ち /北海道

毎日新聞 2014年01月15日 地方版


 任期満了に伴う和寒町長選が14日告示され、3選を目指す無所属現職の伊藤昭宣氏(67)と、元道保健福祉部参事で無所属新人の奥山盛氏(53)による一騎打ちとなった。投開票は19日。

 伊藤氏は第一声で「公約はほぼ達成できた」と実績を強調し、基幹産業の農業振興▽商工業の活性化▽交流人口の拡大▽子育てしやすてい環境づくり−−などを公約に挙げた。奥山氏は医療と保健・福祉の連携強化▽農業、観光、産業の育成▽子どもの能力を引き出す学習環境の整備−−などを公約とし、出陣式で「若い力で町を変えてほしいとの話をたくさんいただいた」と訴えた。【横田信行】

==============

 ◇和寒町長選立候補者(届け出順)

伊藤昭宣(いとう・あきのり) 67 無現(2)

 [元]町立病院事務長[歴]町社会教育課長▽士別商高

奥山盛(おくやま・さかり) 53 無新

 [元]道参事[歴]国鉄職員▽道主幹▽和寒高

623チバQ:2014/01/15(水) 22:11:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/515265.html
札幌市長選、秋元副市長を推薦 経済界有志27人が自民札連に(01/15 07:10)
 来年春の札幌市長選で、同市内の経済界有志27人は14日、自民党札幌市支部連合会(札連)に対し、候補者として秋元克広副市長(57)を推薦した。現在、札連が選考対象にしているのは元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)のみだが、秋元氏も新たな候補として検討する方向。秋元氏は取材に対し「まずは副市長の職務に専念したい」と述べ、慎重に検討する考えを示した。

 要請者は札幌商工会議所の副会頭6人のうち、岩田圭剛岩田地崎建設社長、勝木紀昭北海道エネルギー社長、似鳥昭雄ニトリホールディングス社長、布施光章DORAL会長、星野恭亮旭イノベックス社長の5人を含む。岩田、勝木両氏が要請書を札連幹部に提出した。要請書は、秋元氏について「行政経験が豊富で候補者として最適任」とし、候補として検討するよう求めている。

 秋元氏は夕張市出身で北大卒。1979年に札幌市役所入りし、市民まちづくり局企画部長、南区長、市長政策室長などを経て2012年4月から現職。<北海道新聞1月15日朝刊掲載>

624名無しさん:2014/01/16(木) 15:45:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/515584.html
自民札連の推薦候補、本間氏に決定 来年春の札幌市長選(01/16 15:30)

 自民党札幌市支部連合会(札連)は16日、来年春の札幌市長選の推薦候補を決める選考委員会などを札幌市内のホテルで開き、対象者の元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)の推薦を決めた。選考委(26人)の出席者24人による投票の結果、推薦への同意が過半数に達した。本間氏の擁立には経済界から慎重論が出ていたが、支持派が巻き返した形だ。

 本間氏は前回2011年の市長選で同党の推薦を受けたものの、上田文雄市長(65)に約16万票差で敗れた。その後も札幌にとどまり、昨年11月には最も早く再出馬の意向を表明した。<北海道新聞1月16日夕刊掲載>

625穏健保守系無党派:2014/01/16(木) 15:48:18
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/515526.html
札幌市長選 本間氏の処遇焦点 自民札連、きょう候補選考を再開(01/16 10:42)


 自民党札幌市支部連合会(札連)は16日、2015年春の札幌市長選の推薦候補選考を再開する。昨年暮れに選考委員による投票の末に擁立が見送られた元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)の処遇が、最大の焦点となる。橋本聖子会長をはじめ札連執行部は、経済界有志からの秋元克広副市長(57)の推薦を盾に本間氏の擁立を見送る構え。本間氏を推す重鎮・町村信孝元官房長官(衆院道5区)らとの全面対決にもなりそうだ。

 「町村さんは巻き返してくるだろう。その力がどこまで及ぶかだ」。経済界有志からの秋元氏の推薦を受け、札連幹部は町村氏の影響力に警戒感を抱く。

 札連は16日に国会議員を含む議員会と、選考委員会、意思決定機関である総務会を相次いで開く。秋元氏推薦の取り扱いはまだ決まっておらず、現時点での選考対象は本間氏のみ。執行部は本間氏擁立論を封じて選考を正式に白紙へ戻した後、秋元氏擁立作業を進めるシナリオとみられる。

 本間氏は11年の前回市長選に敗れた直後から再挑戦の意向を固め、街頭演説などを続けてきたが、経済界には擁立慎重論が根強い。「経済界と一枚岩になれる候補擁立」を掲げる札連執行部も、本間氏以外の候補を探る動きを活発化させてきた。

 昨年12月下旬には、町村氏が推薦候補の早期決定を求め、選考委員による投票を実施。執行部は白票で対抗し、出席した23人中、白票が12票を占めた。本間氏は10票を得たものの、決定は見送られた。今月14日に岩田地崎建設の岩田圭剛社長ら経済界有志が秋元氏を推薦したのも、「札連執行部の意向が働いている」(経済界関係者)との見方が出ている。

 こうした動きに対し、町村氏をはじめ本間氏の支持派はいらだちを募らせる。町村氏に近いベテラン市議は経済界有志の推薦について、「昨年の推薦募集期間に出さず、今になって出してくるのは明らかにルール違反。許されるはずがない」と批判する。

 本間氏の出馬の意志は固く、16日の結果次第では、分裂選挙の可能性が現実味を帯びる。本間氏の処遇を軸に迷走が続いた札連の候補者選びは、大きな節目を迎えそうだ。(小倉敦、片山由紀)

626チバQ:2014/01/16(木) 23:31:44
http://mainichi.jp/select/news/20140117k0000m010137000c.html
自民札幌支部:市長選に前回候補の本間氏を推薦
毎日新聞 2014年01月16日 22時06分

 自民党札幌市支部連合会(会長・橋本聖子参院議員)は16日、2015年春の札幌市長選の推薦候補選考委員会を市内のホテルで開き、11年の前回選に立候補した元自治大学校研究部長、本間奈々氏(44)を推薦候補者とすることを決めた。

 選考委員会は非公開で行われた。札連によると、委員26人のうち、出席した24人が無記名で本間氏の信任投票をし、信任票が過半数だった。札幌経済界の有志27人から、札幌市の秋元克広副市長(57)を推薦するよう求める要請書が札連に14日に提出されたが、選考委員会では議論しなかった。

 推薦候補に決まった本間氏は「まずはほっとした。ただ推薦決定はスタートに過ぎない。支持をいただけていない経済界や公明党などにも歩み寄り、一本化いただけるよう努力したい」と話した。

 本間氏は福岡市生まれ。早稲田大を卒業後、旧自治省に入省。02〜05年、札幌市企画課長を務めた。前回市長選には自民党推薦を得て無所属で初出馬し、上田文雄市長に約16万票差で敗れた。【高橋克哉、平野美紀】

627穏健保守系無党派:2014/01/17(金) 14:04:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/515747.html
札幌市長選、自民は本間氏 町村氏、巻き返し決着 経済界と関係修復課題(01/17 11:13)

 来年春の札幌市長選に向け、自民党札幌市支部連合会(札連)が16日、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(44)の推薦を決めたのは、民主党が支える上田文雄市長の影響力を嫌う町村信孝元官房長官(衆院道5区)らの主張が土壇場で支持を集めたためだ。ただ、本間氏擁立の慎重論を押し切った代償は重く、経済界との亀裂修復も急務となる。

 「当然の結果。上田市長を倒すのがわれわれの目標だ」。本間氏を支援してきた町村氏は札幌市内のホテルで開かれた候補選考委の後、記者団に満足げな表情を見せた。重鎮・町村氏を刺激したのは、14日に本間氏擁立に慎重な経済界有志27人が札連に提出した秋元克広副市長(57)の推薦要請だった。上田市政の中枢部門を歩んできた秋元氏を「上田直系」と見ていたからだ。

 執行部を中心に秋元氏擁立への期待感が高まる中、町村氏はまず関係者への電話で巻き返しを図った。選考委に先立ち開かれた、国会議員、道議、市議計約35人が出席した議員会では「上田市長側近を自民党から出すなんて自殺行為ですよ」と強調した。

 さらに本間氏支持派が「今ごろ別の人が出てくるのは筋が通らない」などと続いて流れをつくり、早期決着を求め、本間氏擁立の賛否を問う選考委での投票を要求した。札連は票数を明らかにしていないが、出席者によると、昨年12月27日の選考委の投票で出席23人中10人だった本間支持派は今回、出席24人のうち3分の2程度に増えたという。

 この結果に戸惑いを見せるのは、秋元氏を推薦した札幌商工会議所の副会頭5人を含む経済界有志だ。ある要請者は取材に対し「議論の俎上(そじょう)にも上がらなかったのは残念」と無念さをにじませる。札連の橋本聖子会長は記者団に「(経済界と一枚岩になって戦うのは)難しいとの声もあるが、努力をしていかなくてはいけない」と述べた。<北海道新聞1月17日朝刊掲載>

628穏健保守系無党派:2014/01/17(金) 14:08:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140117ddlk01010231000c.html
選挙:札幌市長選 自民推薦 本間氏選び、しこりも 経済界、慎重論ある中 /北海道
毎日新聞 2014年01月17日 地方版

 難航していた自民党札幌市支部連合会の市長選推薦候補選考作業は16日、選考委員会が元自治大学校研究部長、本間奈々氏(44)を選んだことで決着した。ただ、本間氏擁立については経済界の一部などから慎重論が出ていただけに、しこりが残る可能性もある。

 選考委員会には橋本聖子・札連会長のほか、本間氏を推す町村信孝元官房長官(衆院道5区)らも出席。出席者によると、参加者が求めた信任投票の結果、総投票24票のうち約7割が本間氏を選んだという。

 14日には経済界有志27人から、秋元克広副市長(57)を推薦するよう求める要請書が提出されていたが、選考会では一切議論されなかった。橋本会長は終了後、「あれだけ多くの意思を受理しておきながら、テーブルに挙げて議論できなかったことの責任を非常に重く受け止めている」と語った。経済界との今後の関係については「札連として、支持を得られるよう丁寧な活動をやっていく。現段階では(一枚岩になって戦うのは)非常に難しいという声もあるが、一枚岩にするべく努力したい」と話した。

 一方、町村氏は本間氏への推薦決定を「当然の結果」と指摘。本間氏に対する評価が二分することについて「100%素晴らしい候補なんていない」と擁護した。秋元副市長に対する推薦要請については「上田文雄市長を倒すことが我々(自民党)の目標なのに、市長直系の副市長を推すなんてはなから考えられない。どういう思いで要請書を持ってきたのか理解できない」と不快感を示した。

 経済界有志の一人だった勝木紀昭札幌商工会議所副会頭は「市政が停滞することのないよう現職の中枢部から出てもらいたい、と思い要請した。検討してもらえなかったことは残念だ」と述べた。ただ「札連に説明を求めるつもりはない。決定したことを受け止める」と話した。【高橋克哉、円谷美晶】

629チバQ:2014/01/18(土) 00:20:22
http://www.asahi.com/articles/CMTW1401170100001.html
迷走選考劇 しこり残す 札幌市長選
2014年1月17日09時24分
 「きょう決めるべきだ。信任投票も一つの方法だ」。決定を先延ばしにしようという声も上がった選考委員会で、こう述べたのが町村信孝元官房長官だ。前回市長選で本間氏の「後見人」役を務めて以来、本間氏支持で動いてきた。


 自民党は過去3度の市長選で、現職の上田文雄市長に連敗。前回市長選で上田氏に16万票の大差をつけられた本間氏で「本当に勝てるのか」と不安視する見方は根強くあった。上田市長が市長選への態度を明らかにしないなか、「上田氏が出れば本間氏では勝てない」という声がつねにつきまとった。


 同様の不安を抱えた経済界は、「勝てる候補」として秋元克広・副市長に白羽の矢を立てた。行政経験が豊かで、経済界にも精通している。秋元氏なら民主党などの他党も「相乗りしやすい」という計算もあったとみられる。


 ただ、推薦要請書が札連に届いたのは選考委員会の2日前の14日。推薦候補の公募は昨年11月に締め切られていた。口説いていた別の市幹部に立候補を固辞されたという事情もあったが、秋元氏にしても立候補の意思を明らかにしたわけではない。ベテラン市議の一人は「そもそも、選考日程に間に合うよう話をまとめてこないのがおかしい」と指摘する。


 上田市長の「懐刀」ともいわれる秋元氏の名前が挙がったことが、札連の本間氏推薦に向けた流れを作る形になった。


 「上田市長の側近を推して、上田市政を継続させるのか」。町村氏は「相乗り」に傾きかけているとみた道議、市議らに電話をかけ、「本間氏支持」の説得を続けた。同じく電話作戦に出た本間氏が「かけた先、かけた先で、『町村先生からすでにお電話をいただいた』と言われた」と振り返る。


 この日の選考委員会では、経済界からの推薦要請書の取り扱いを議論すべきだという声もあがらなかったという。


 迷走を続けた選考劇は、しこりも残した。自民党の重要な支持基盤の一つである経済界の要請は門前払いされた形になった。橋本聖子会長は「議論せずに決定したことに、大変大きな責任を感じている」と繰り返し語った。


 本間氏は17日、町村氏とともに道連や公明党などを回る予定だ。本間氏は「丁寧に丁寧に、しこりを解いていきたい」と語る。

630チバQ:2014/01/18(土) 14:10:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140118-OYT1T00242.htm
迷走劇で板ばさみの橋本聖子会長、辞意は固く

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16日の選考委員会で本間氏の推薦を決めた後、記者団の質問に答えた橋本氏(右)。経済界の要望に応えられず、硬い表情で「非常に責任を感じている」と述べた=野島正徳撮影



 自民党札幌市支部連合会(札連)は17日、橋本聖子会長が2015年春の札幌市長選の候補者選考を巡り辞表を提出した問題で、札幌市内で役員会を開き、橋本氏を慰留することを決めた。

 橋本氏の辞意は固く、辞任する公算が大きい。候補者選考を巡る迷走劇は、札連に大きなしこりを残した。知事選への影響を懸念する見方もある。

 「橋本会長は経済界とのパイプもある。もう少し頑張ってもらいたい」。17日午後1時、札幌市中央区の札連事務所で開かれた役員会で、山田一仁幹事長や小須田悟士総務会長ら役員5人は橋本氏を慰留することで一致した。山田幹事長ら役員が18日にも東京都内で橋本氏を慰留するが、橋本氏は17日夜、札連幹部に電話で「私の意思は変わらない」と話しており、20日にも辞任する見通しだ。

 橋本氏が札連に辞表を提出したのは、選考委員会で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏の推薦が決まった16日。選考を巡る迷走の責任をとるためだ。

 この2日前、前回市長選で上田文雄市長に16万票差で敗れた本間氏の擁立に消極的な経済界は、秋元克広副市長を推薦するよう札連に要請した。本間氏が昨年12月の選考委の投票で過半数を得られなかったこともあり、党内には「16日の推薦決定はない」との見方が広がった。

 ところが、前回選で本間氏擁立を主導した町村信孝元官房長官が、本間氏の推薦に向けて動いた。経済界が秋元氏の推薦要請を出した翌日の15日、町村氏は市内での会合で、態度を明確にしない選考委員の道議や市議らに「上田市政と対決してきた自民党が、(上田市長の側近である)秋元氏に乗っていいのか」と訴えた。札連関係者に電話をかけて「なぜ本間じゃだめなんだ」と問いつめる場面もあったという。16日には札連の選考委に初めて出席し、「今日、決めるべきだ。信任投票も一つの案だ」と早期決着を促した。町村氏に異論を唱える出席者はおらず、本間氏は大多数の票を獲得し、推薦が決まった。秋元氏については議題に上がることすらなかった。

 橋本氏は選考委終了後、「(経済界の)多くの方の意思を議論のテーブルに載せられなかった。責任問題も含めてしっかりと考えたい」と硬い表情で記者団に述べた。

 今回の迷走について、札連幹部は「橋本会長は町村さんと経済界との板挟みだった」と心情を推し量る。一方、有力市議は「橋本さんは調整力がなく、肝心な時に何も決められない」と批判する。党内にはしこりが残った。

(2014年1月18日10時21分 読売新聞)

631チバQ:2014/01/27(月) 23:18:52
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/517513.html
豊浦町長選 新人の村井氏当選(01/26 21:56)
 【豊浦】任期満了に伴う胆振管内豊浦町長選は26日投票、即日開票の結果、新人で前町議会議長の村井洋一氏(63)=無所属=が、4選を目指した現職の工藤国夫氏(69)=無所属=と新人で元町議会副議長の石沢清司氏(64)=同=を破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は3656人。投票者数は2968人で投票率は81・18%。2010年の前回より4・32ポイント上がった。無効票は22票。

 町議を4期務めた村井氏は、最近2回の町議選でトップ当選した勢いを背景に、工藤氏の政治手法をトップダウンと批判。町民の意見が反映する町政の実現や、「住民目線に立つ」とした町長報酬削減、基幹産業の農漁業振興を訴え、現職批判票を掘り起こした。

 工藤氏は、3期12年の実績と「補助金を獲得する国、道とのパイプ」を強調し、企業、団体を中心に支持固めを図ったが、及ばなかった。前回に続く再挑戦の石沢氏は、支持基盤をつくれなかった。


◆豊浦町長選結果(投票率 81・18%)

当 1,572 村井 洋一 63 無新

  1,236 工藤 国夫 69 無現

    138 石沢 清司 64 無新


むらい よういち

会社社長(町議会議長、町商工会長)伊達高卒、当1

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140122ddlk01010144000c.html
選挙:豊浦町長選 告示 現新三つどもえ /北海道
毎日新聞 2014年01月22日 地方版

 任期満了に伴う豊浦町長選が21日告示され、現職で4選を目指す工藤国夫氏(69)▽新人で前町議会議長の村井洋一氏(63)▽新人で元町議会副議長の石沢清司氏(64)のいずれも無所属の3人が立候補を届け出た。投開票は26日。

 町長選初の三つどもえの戦いで、工藤氏は3期12年で築いた健全な財政運営を堅持しながら社会基盤を安定的に発展させ、「自立する元気な豊浦町」の実現を目指す。

 村井氏はブランド産業を育成する農業・漁業の発展や、活気あふれる地域づくりなど熱意と誠意で心をつなぐまちづくりを訴えた。前回に続く挑戦の石沢氏は「若い世代が希望を持てる地域社会を進めるには新しい政策が必要」と、官民協同による観光産業の強化などを訴えた。【横尾誠治】

==============

 ◇豊浦町長選立候補者(届け出順)
工藤国夫(くどう・くにお) 69 無現(3)

 [元]町教育長[歴]町社会教育・総務課長▽伊達高

村井洋一(むらい・よういち) 63 無新

 金物会社社長[歴]町商工会長▽町議会議長▽伊達高

石沢清司(いしざわ・きよし) 64 無新

 [元]町議会副議長[歴]文具・事務機器販売業▽伊達高

632チバQ:2014/01/28(火) 22:45:37
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/517824.html
上田・札幌市長 4選、知事選に意欲? 31日セミナー、臆測呼ぶ(01/28 16:00)
 札幌市の上田文雄市長は31日、政治資金セミナーを中央区のホテルで開く。3期目の上田市長は来年春の次期市長選への対応を明らかにしておらず、動向が焦点となっている。2011年11月以来の開催で、市内の政党関係者の間では「4選や道知事選への意欲の表れではないか」との臆測も飛び交っている。

 セミナーは後援会主催で、上田市長と親交があり、今春に法政大に移る予定の北大大学院の山口二郎教授らを迎え、札幌のまちづくりを語る。会費1万円で、後援会幹部は「山口教授の話を聞くのが目的」と説明する。

 ただ、市内の民主党関係者は「先の選挙を見据えているのではないか」と指摘。上田市長はこれまで積極的な姿勢を見せていないものの、市政運営を支えてきた同党内には、4選や知事選への擁立を模索する動きがある。

 自民党札幌市支部連合会は今月中旬、市長選の推薦候補を前回11年に上田市長に敗れた元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏に決めた。

 対抗馬の動きはまだ表面化しておらず、上田市長の動向が注目されている。(小倉敦)

633チバQ:2014/01/31(金) 22:52:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/518405.html
山口憲造・むかわ町長が急死、65歳 階段から転落、病院搬送後(01/31 11:59、01/31 13:43 更新)
山口憲造・むかわ町長 山口憲造・むかわ町長

 【むかわ】胆振管内むかわ町の山口憲造町長(65)が31日、死去した。苫小牧署などによると、山口町長は同日午前0時半ごろ、同町内の雑居ビル内の階段から転落、苫小牧市内の病院に運ばれたが、同5時45分、亡くなった。死因は急性硬膜下血腫。

 山口氏は雑居ビル内の飲食店で飲食し、自宅に帰る途中だった。

 山口氏は旧鵡川町出身。苫小牧工業高を卒業後、鵡川町役場入り。1999年から鵡川町長を2期務めた後、旧穂別町と合併した2006年、むかわ町長選で無投票当選し、現在2期目。今年4月13日投開票の町長選には不出馬を表明していた。

634チバQ:2014/02/03(月) 20:58:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140201ddlk01010172000c.html
上田・札幌市長:原発の町に住む人を考えて!! 勝手連結成、都知事選で細川元首相支援へ /北海道
毎日新聞 2014年02月01日 地方版

 札幌市の上田文雄市長は31日、道庁で記者会見し、東京都知事選(2月9日投開票)に立候補した元首相の細川護熙氏(76)を支援するため「脱原発を進める北海道勝手連」を結成したと発表した。

 勝手連には作家の小檜山博氏ら10人が参加。街頭演説はせず、東京の親戚や知人に電話などで細川氏への投票を働きかけるという。

 上田市長は脱原発を推進しており、「東京は日本で最も電力を使う町だが、一基も原発が無い。原発のある町のことを考えてほしい」と述べた。「札幌市を代表しているわけではない」と市民の立場を強調した。

 また、2015年の道知事選出馬の可能性を問われ「任期は来年6月まで。途中で辞めるつもりはない」と否定。同日夜のセミナーでは市長選4選出馬について「先のことは走りながら考えたい」とした。【円谷美晶】

635チバQ:2014/02/12(水) 21:22:44
http://www.asahi.com/articles/ASG273FLYG27IIPE006.html
北海道)道議・札幌市議選の候補者公募へ 民主支部など
2014年2月12日03時00分
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 民主党札幌支部、連合北海道札幌地区連合などで構成する札幌戦略会議は、来春の道議選(札幌市内の選挙区)と札幌市議選に立候補する候補者を公募する。

 対象は、民主党の綱領に賛同し、民主党員または立候補予定者に決まった後に民主党に入党できる人。原則として札幌市内在住であることなどが条件。25日まで受け付け、書類選考と面接を経て4月下旬に決定する。

 選対委員長の渡辺幸一・民主党札幌副代表は「道議は議席の過半数確保を目指し、3人区以上の選挙区には複数候補を擁立したい。市議では比較第一党の座を目指し、上田文雄市長の市政継承・発展を支えたい」と話した。

 道議、市議の公募は前々回、前回の統一地方選に続き3回目。前回は19人が公募に応じ、道議選に2人が立候補して1人が当選、市議選には4人が立候補して2人が当選した。

636名無しさん:2014/02/19(水) 11:25:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/521286.html
> 札幌市の上田文雄市長は14日、最短で2026年の開催を想定している札幌冬季五輪を招致する方向で調整に入った。
>12日までのソチ冬季五輪視察で、札幌開催への意欲をさらに強めたとみられる。新年度に開催経費や経済効果を調べ、
>市民に異論が広がらなければ年内に最終判断する。実現すれば、1972年以来2回目の札幌冬季五輪となる。

ちなみに2022年はアルトマイ/カザフサタン オスロ/ノルウェー リヴィウ/ウクライナ 北京/中国

637チバQ:2014/03/04(火) 21:37:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20140304-OYT8T00773.htm
七飯町長ら公費で議員パーティーに

 北海道七飯町の中宮安一町長と課長ら幹部計10人が2月4日、函館市で開かれた自民党の前田一男衆院議員(北海道8区)の政治資金パーティーに、公費の町長交際費から1人3000円の会費を支出し、出席していたことが、町への取材でわかった。いずれも勤務時間だった。

 特定の政治家の政治資金パーティーに、勤務中の公務員が公費で出席していたもので、政治的中立性を求められる公務員の対応として問題となりそうだ。町総務課は「町の慣例として、これまでも町長が政治資金パーティーに出席する際には、町長交際費から会費を支出していた。問題ないと思っている」と説明している。

 町によると、パーティーに出席したのは、中宮町長と副町長、教育長、町の課長7人。中宮町長が「国政の情報が収集できて町の業務遂行に役立つ」と課長に呼びかけ、希望した課長らとともに参加していた。

(2014年3月4日 読売新聞)

638チバQ:2014/03/06(木) 22:58:03
http://www.asahi.com/articles/CMTW1403060100003.html
道新批判の市公文書 議員らから批判の声
2014年3月6日09時31分
 ■芦別市 全員協で議論7時間


 芦別市の清沢茂宏市長が昨年12月、北海道新聞の地元支局の報道姿勢を批判し、改善を求める市の公文書を同社に送付していたことが、5日に開かれた市議会議員全員協議会で問題として取り上げられた。文書には「私情や私憤の混在した報道」などと記されているが、市はどの記事を指…

639チバQ:2014/03/23(日) 20:00:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/528555.html
自民道連、道政検証の報告書「封印」 知事出馬や情勢見極め(03/22 09:53、03/22 12:36 更新)
 自民党道連は、昨年10月から進めてきた高橋はるみ知事の3期にわたる道政運営を検証した報告書を当面「封印」する。2月下旬に大筋で内容を取りまとめたものの、来年春の知事選に向けた情勢を慎重に見極めるべきだと判断した。知事に対して厳しい内容だとされるが、知事が4選出馬をにらむ中、与党として現段階で予断を与える発信は控えるべきだとの考えのようだ。

 「3期支えてきた道政与党の最大会派だから、ここが駄目、あれが駄目だけでは自分たちの責任になる」。伊東良孝道連会長は19日の道連役員会後、報告書について言葉を選び、当面公表はしない考えを示した。

 検証作業は道連の「公約検証・作成特別委員会」(委員長・神戸典臣元道議会議長)が進めた。統一地方選に向けた公約作りに反映させるための「客観的な評価」を掲げたが、メンバーには「目立った実績がない」と知事に批判的な道議も複数おり、「かなり厳しい内容」(道内選出国会議員)で報告書をまとめたという。知事周辺も関心を示しているが、内容は伊東氏ら道連幹部など限られた範囲でしか共有していない。

 道連の動きに先手を打つように知事は昨年末、4選出馬の意向を経済人らに伝えた。当初から「知事が出馬した場合を考えると、マイナスの評価をしたら推薦しづらくなる」(検証委関係者)との慎重論があった上、知事の根強い人気を考慮すると、道連として知事選への対応が決まっていない現状では、表だった批判を控えざるを得なかった。

 ただ、道連内では知事に対して否定的な評価も少なくない。20日に閉会した定例道議会でも自民党・道民会議の質問では、知事が目指す「民間主導の自立型経済への転換」について、中司哲雄氏(根室管内)が「本道経済に大きな変化をもたらしていない」と指摘。検証委の幹事長を務めた遠藤連氏(苫小牧市)も「道はさまざまな対策を取ったが人口減を防げず、手遅れ感は否めない」と述べた。(報道センター 青山修二)<北海道新聞3月22日朝刊掲載>

640チバQ:2014/04/06(日) 00:49:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/531436.html
帯広市長選あす告示 市政史上初、無投票当選の公算大(04/05 07:15)

 【帯広】任期満了に伴う帯広市長選は6日告示され、13日に投票、即日開票される。立候補の届け出締め切りは6日午後5時。現職で再選を目指す米沢則寿氏(58)=無所属=以外に出馬の動きはなく、無投票当選の公算が大きい。無投票になれば市政史上初めて。<北海道新聞4月5日朝刊掲載>

641チバQ:2014/04/06(日) 10:47:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/531628.html
自民道連大会、知事選の議論なし 「国頼みの道政」くすぶる不満(04/06 09:19、04/06 10:05 更新)
統一地方選に向け、党員獲得運動などの基本方針が決まった自民党道連定期大会 統一地方選に向け、党員獲得運動などの基本方針が決まった自民党道連定期大会

 自民党道連は5日、札幌市内のホテルで定期大会を開き、2014年度の活動方針を決めた。2015年春の統一地方選に向け、全道で4万8千人の党員を獲得する運動などが盛り込まれたが、結束を確認しただけで淡々と終了した。

 知事選については、4選出馬をうかがう高橋はるみ知事に対する評価が道連内部で定まっていないため、選挙を1年後に控えながらも戦略を決める議論の場にならなかった。

 「知事本人が4期目をやりたいというのならば、3期12年間道政与党として支えてきた責任もあるから、(知事が出馬表明する)その時に検討する」。道連の伊東良孝会長は5日の定期大会後、記者団に知事選への対応を問われ、「受け身」の答えに終始した。

 知事に批判的な議員らの目には、「何でも国頼みで道政を沈滞させている」と映る。実際、知事は5日の定期大会のあいさつでも「国の力をいただきながらやらなければならないことは(道が)全国で一番多い」と発言。ベテラン道議は「4選を目指すならば国に頼らず、自分で何をやりたいのか言うべきだ」と冷ややかに語った。

 ただ、知事への支持を明言する国会議員は、知事が高い支持率を維持してきたことに言及し、「今後も知事を支え、与党として道政に注文できる立場を確保した方が得だ」と話す。道連は、知事の道政運営を検証した報告書をまとめているが、当面「封印」する方針。知事が4期目出馬を表明した場合には支援することを前提としながらも、慎重に情勢を見極める構えだ。

642チバQ:2014/04/06(日) 23:31:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140406ddlk01010054000c.html
自民道連大会:札幌市長選に推薦、本間奈々氏が決意 /北海道
毎日新聞 2014年04月06日 地方版

 来春の札幌市長選で自民の推薦候補に決まった元自治大学校研究部長、本間奈々氏(44)が5日、同市中央区で開かれた自民党道連大会に出席し、「最後まで戦い抜く」と決意表明した。

 伊東良孝道連会長(衆院議員)ら道連幹部や町村信孝党札幌市支部連合会長(同)、党員ら約650人が出席。本間氏は「道と札幌市のねじれ状態が続いている。国政が経済対策を打つ中、札幌がけん引役になっているのか疑問。札幌が道都の役割を果たすには、政権奪還しかない」と訴えた。

 来賓で出席した高橋はるみ知事は「本間さんは私の妹分。みなさまのお力添えをいただきたい」とエール。本間氏も大会終了後、記者団に「(来春の知事選出馬は)知事が判断することだが、ご一緒させていただけるなら光栄」と秋波を送った。

 自民の札幌市長選候補の推薦決定を巡っては、経済界の有志から秋元克広副市長を推薦するよう求める要請書が札連に提出されたが、選考委員会で議論されず、信任投票で本間氏に決定。橋本聖子札連会長(参院議員)が混乱の責任を取って辞任した。【小川祐希】

643チバQ:2014/04/08(火) 21:21:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/531943.html
北海道内の市長選、7連続無投票 財政難で裁量縮小、魅力低下か(04/08 09:18、04/08 09:55 更新)
 道内の市長選で候補者が1人しか立候補せず、無投票当選となる事例が相次いでいる。6日告示の帯広、名寄市長選も現職以外に届け出がなく、道内市長選では異例の7連続の「無風」となった。自治体の財政難などで裁量が縮小し、首長の魅力が薄れていることが原因の一つとみられる。ただ、無投票は、住民の選択肢や地域のあり方をめぐる論戦の機会を奪い、まちづくりにマイナスになる危険性をはらんでいる。

 「自分では『無投票』という言葉より『無競争』という方がしっくりいく。(1期目の)4年間を評価し、市民から『もう一度、仕事をしろ』という総意をいただいたと思う」。帯広市の現職米沢則寿氏(58)は市政史上初の無投票当選が決まった6日、市内の選挙事務所で報道各社のインタビューにこう答えた。

 道選管によると、昨年以降、道内で行われた市長選は8回。13年6月の紋別市長選が選挙戦になった後は無風だ。人口規模の小さい町村長選では、選挙後に地域が対立しないよう候補者を一本化する傾向が強かったが、都市化が比較的進み、しがらみも少ないとみられる昨年6、11月告示の北広島、恵庭も無投票だった。

 北海学園大の横山純一教授(地方財政論)は「道内は保革対立が続いてきたので、7回連続で無投票になるのは珍しい」と話す。

 この原因について、自民党の道議は「自治体財政が厳しいことから、市長になってもやりたい政策ができないだけではなく、報酬も削減されて、誰もやりたがらないためだ」。同じ観点から、民主党の道議は「市長を志す『候補者候補』の若者が減った」とみる。ただ、無党派層が増える中、政党が候補者を発掘する力が落ちていることも背景にある。

 同大の稲垣浩講師(自治体学)は「まちづくりの手段として、NPOやインターネットを通じた市民活動も一段と注目されるようになり、自治体のトップに立つ必要性が低くなったのも一因」と分析。無投票により、市長をチェックする機会が減るため、「住民による定期的な政策評価などが重要になる」と指摘する。

 年内の市長選は、告示が今月13日の富良野、6月の苫小牧、秋に市長の任期満了を迎える根室、旭川、網走の5市で予定される。このうち苫小牧では民主党が、旭川では自民党が、それぞれ現職に対抗する候補の擁立作業を進めているが、いずれも難航。告示が迫っている苫小牧では、無投票の可能性も指摘される。

 来年は、統一地方選を含め、札幌や函館など17市長選が行われるが、無投票が相次ぐ状況が続けば、対立軸を示せない政党の意義も問われそうだ。

644チバQ:2014/04/09(水) 19:38:00
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140404011200001.html
【原発と自治体 大間原発差し止め訴訟】

(上)市民・経済界も足並み

訴状提出のため、地裁に向かう函館市の工藤寿樹市長(先頭)ら関係者=3日午後、東京都千代田区、関田航撮影



■函館市長「いざ出陣だ」


 3日、東京は強い雨が降っていた。午後3時前、グレーのスーツ姿で傘を差した函館市の工藤寿樹市長が、東京地裁前に姿を見せた。口を結んで正面を見据えたまま、弁護団や同行した市議たちとともに、地裁に入った。


 14階にある訴訟の受付窓口に着くと、厚さ7センチほどはある訴状を「よろしくお願いします」と、自ら地裁職員に手渡した。手続きは20分ほどで終わった。「こんな風に手続きするんだね」と弁護団らと言葉を交わし、表情が少しゆるんだようにも見えた。


 午後4時からの記者会見。工藤市長は「大間原発の建設凍結を求めて再三要請してきたが、まったく聞き入れてもらえなかった」とこれまでを振り返り、「いよいよだな、と。『いざ出陣だ』という気持ちだ」と心の内を語った。


 全国の注目を集める効果も考えて、東京地裁を提訴先に選んだ。会見では青森県大間町側から撮影した函館市の夜景の写真パネルも取り出した。「大間町からは函館の花火が見える。天気がよければ市役所から(大間原発の)建設現場が見える」。原発からの近さや市民の不安を訴えた。


 函館の地元経済界も、提訴を支持している。函館商工会議所は同市や北斗市など渡島管内11市町の首長らとともに2012年10月、国とJパワー(電源開発)に大間原発の無期限凍結などを求める要望書を提出するなど、足並みをそろえてきた。


 「津軽海峡はわずか23キロ。ひとごとではない。もし何かあって、海に少しでも(放射性物質が)流れ込んだら、函館の昆布や水産物は終わりだ」(酒井康次・函館商工会議所専務理事)。今後も函館市の訴訟には協力していく考えだ。


 道南で最大の新函館農業協同組合も、道南地区農協組合長会(山岸栄一会長)などとともに、大間原発の凍結を求めてきた。約2400戸の正組合員を抱え、農畜産物の販売額は年間280億円を超える。畠山良一組合長は「日本の技術を持ってすれば原子力は制御可能と思っていたが、福島の事故でそれが崩れた」と話す。「放射性物質は土に残る。事故が起きれば農業には大打撃。訴訟では函館市に頑張ってほしい」


 工藤市長が東京で会見を開いていたころ、札幌市中央区のJパワー北海道支店が入るビル前で、「北海道反原発連合」が大間原発の建設中止を求める要請文を北海道支店の遠山則幸総務課長に手渡した。ほかに19団体が名を連ね、受け取った遠山課長は「本店の所管部署に必ず渡します」と答えた。


 工藤市長は今回の訴訟を「脱原発」とは位置づけず、大間原発の問題に焦点を絞った。この日の要請に加わった江別市の団体職員、中川喜征さん(42)は「勇気を持った決断。函館市の提訴を後押ししたい」。札幌市の派遣社員、斎藤哲さん(43)は「工藤市長は本音では脱原発だと思っているはずだ。明言しないのは多くの人の賛成を得るための戦略的な態度で、支持できる」と話した。


   ◇


 自治体が原発の差し止めを求める前例のない訴訟に、函館市が踏み出した。「原発と自治体」の関係はどうあるべきか。司法の場でどんな議論が交わされるのか、北海道でも青森でも市民らが見守っている。

645チバQ:2014/04/09(水) 19:38:26
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140407011200001.html
【原発と自治体 大間原発差し止め提訴】

(中)対岸の漁師「建設中止を」

津軽海峡に面した海岸で、収穫したばかりの昆布を干す人たち=函館市



■「万が一の時 海は死ぬ」


 函館市東部にある戸井地区。そのほとんどが大間原発(青森県大間町)から30キロ圏に入る。


 朝7時。地区のあちこちで、収穫した昆布を干す作業をしていた。4月に入っても昆布がはためくほどの強い冷たい風が吹く。「昆布を干すにはこの風がいいんですよ」。作業をしていた女性が教えてくれた。


 「あそこが大間だもの。夜になると、電気がついて町が見える」


 昆布を干していた漁師の男性(80)が教えてくれた。男性が指す海の向こうに、少し白くかすんだ先に大きな島のようなものが見えた。


 17歳のころから海に出ているというこの男性は、「大間の町に金が入ってくるから責めるわけでねえが、(こちらは)心配だべさ。福島(第一原発)のような事故が起きる可能性があるし、放射能は大嫌いだ」。


 戸井地区と大間町の結びつきは深い。函館市と合併前の旧戸井町だった1971年、本州と北海道の最短距離(約18キロ)に位置することからフェリーが就航。両町を1時間ほどで結んでいた。これがきっかけで同年、両町は姉妹町の調印をする。


 旧戸井町は2004年に函館市と合併したが、海峡をはさんだ交流は続く。今も戸井地区の駅伝大会に大間町の人が参加し、大間町の音楽祭に戸井地区の人が出場するという。


 戸井地区にある戸井漁業協同組合は、市内に五つある漁協のひとつだ。「大間とは漁師同士も仲がいい方だと思うよ」。同漁協の幹部は話す。漁業者で話し合い、津軽海峡の真ん中で分けて漁をしているという。


 他の道南地域の漁協と同じように、同漁協も市が国などに提出した大間原発の凍結を求める要請書に名を連ねた。今回の提訴についても、この幹部は「市長を応援したい」と話す。


 東京電力福島第一原発の事故後、魚から放射性物質が検出されたというニュースを見るたび、「もし大間原発で事故があったら」と考える。「万が一のことが起きたら、ここの海は死んだものと思わなきゃいけねえんでねえか。なんとか建設を中止して欲しいというのが願いさ」


 同漁協では「心では反対だけど、具体的な行動はしてこなかった」と、この幹部は振り返る。自分がリードしなかったのが悪いのかもしれない、とも言う。


 「でもなんとか稼働させたくないという気持ちは、みんな同じだ」


(磯崎こず恵)

646チバQ:2014/04/09(水) 19:38:51
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140407011200002.html
【原発と自治体 大間原発差し止め提訴】

(下)「函館は町民の生活圏」




大間沖から見た建設中の大間原発(奥)。集落が周辺を取り囲む=大間町



■「マグロの町」複雑な片思い


 「大間は片思いの函館市民です」。青森県大間町の50代の漁師の妻はそう語る。車で3時間以上かかる青森市、下北半島の中心市のむつ市より、フェリーで90分の函館市の方が、地理的にも歴史的にも親近感がある。


 見聞きするテレビ、ラジオは北海道の放送。天気予報も「函館の予報がよく当たる」が常識だ。1日2往復の津軽海峡フェリーには函館の病院に通う高齢者も。6割引きになる「通院割り」もある。函館はまさに町民の生活圏だ。


 大間原発建設は1976年、大間町商工会が町議会に提出した原発設置環境調査の請願がきっかけで始まった。当時、町はマグロの大不漁に沈んでいた。漁獲は36トンで現在の水揚げの5分の1以下。コンブやウニ、アワビなどの資源も先細りで、「このままでは町が消える」との危機感が漂っていた。


 大不漁は92年まで続いた。事業者側との漁業補償で激論があったのは90年代前半。「原発誘致をめぐり、『原発のマグロ漁への影響』なんて話はまったく出なかった。そもそも取れなかったんだから」と地元の男性漁師(63)は振り返る。


 マグロ漁がようやく回復基調に乗った2000年、大間が舞台のテレビドラマをきっかけに、大間マグロは一気に全国ブランドに躍り出た。すでに原発計画は着々と進み、同年2月には建設準備工事に入った。


 83年にJパワー(電源開発)が立地環境調査を始めて以降、大間には電源三法交付金として12年度までに計124億円が交付された。保育所や小学校の建設費だけでなく、消防署や病院の人件費、公共施設の光熱水費にまで充てられた。


 だが、築84年の木造の役場や築37年の消防署など、老朽化の施設の建て替えができないほど財政は厳しい。一般会計40億円弱の予算規模に対し、大間原発稼働で15年度から4年間で150億円弱の固定資産税収を見込んでいたが、運転開始時期は見通せていない。


 もっとも、対岸の函館市には同交付金は1円も支払われていない。Jパワーの説明も大間に対するのとは比較にならないほど不十分だ。こうした姿勢には、大間町に隣接する首長からも批判が挙がる。


 「函館市の立場を考えれば(提訴は)当然だと思う。Jパワーが納得いく説明をすれば提訴という事態もなかった。説明が欠けていたのでは」(飯田浩一・風間浦村長)


 「国や事業者側の詳しい説明が函館市になされるべきではないか」(宮下順一郎・むつ市長)


 財政の原発依存を背景に金沢満春・大間町長は原発推進を貫くが、思いは複雑のようだ。北海道新幹線開業を控えた、函館市との連携の取り組みも今後の重要課題だからだ。「尾を引くことはお互い、大人としてすべきではない」


 (加賀元)…

647名無しさん:2014/04/27(日) 17:38:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140425ddlk01010228000c.html

道政を問う:知事選まで1年/上 総花的な交通政策 経済再生、新幹線頼み 鉄道残すか、自動車道整備か /北海道

毎日新聞 2014年04月25日 地方版




JR留萌線の終着、増毛駅。駅は無人で車両も1両編成だ=増毛町で

JR留萌線の終着、増毛駅。駅は無人で車両も1両編成だ=増毛町で


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 「これからも道民は、JRに乗る」−−。4月2日、道庁3階の知事会議室。就任のあいさつに訪れたJR北海道の島田修社長に、高橋はるみ知事はそう訴えるポスターを広げてみせ、「失われた信頼を一日も早く回復してほしい」と告げた。

 道商工会議所連合会が作ったものだが、そこにはJRの再生を後押しするという道の強いメッセージが込められている。背景には、JRの相次ぐ不祥事やトラブルで遅れている北海道新幹線(新青森−仮称・新函館間、2016年3月開業予定)の準備を急がせ、道経済再生の切り札にしたいとの思惑がにじむ。

 こうした“新幹線頼み”に傾斜する知事の姿勢には疑問の声も上がる。「同じ税金を納めているのに(函館から遠い)道東には直接の恩恵がない」。そう不満を漏らす道東選出の道議は函館から道東へとつなぐ2次交通の拡充を道に求めたいという。だが、そうした地方の交通網は厳しい経営に直面している。

    ◇

 札幌から北へ100キロ。俳優の高倉健さん主演の映画「駅 STATION」のロケ地にもなったJR留萌線(深川−増毛間、66・8キロ)は深川、留萌両市などを結ぶ。1キロ当たりの1日平均乗客数は国鉄が分割民営化された1987年度には435人だったが、12年度には約3分の1の162人に激減。並行して走る深川留萌自動車道(有料4・4キロ、無料40・5キロ)は現在、留萌市の郊外までだが、市の中心部へと延伸される計画があり、留萌線の利用者はさらに減る可能性がある。

 留萌市の無職、白戸典子さん(67)は月2、3回、札幌との間を往復する。普段は途中の深川まで車で行き、その先はJRを利用するが、雪で通行止めになることが多い冬は留萌線で深川まで行く。白戸さんは「自動車道が延びれば便利にはなるが、鉄道の利用者は減ると思う。留萌線は通学に使う高校生も多く、廃止されると困る人がたくさん出る」。同様の懸念を抱く住民は多い。

    ◇

 地方航空網も経営悪化にあえぐ。道が管理する女満別▽中標津▽紋別▽奥尻▽利尻▽礼文の6空港はいずれも維持管理費を着陸料で賄えず、毎年計10億円の赤字を出している。

 道は3月に改訂した交通政策の基本方針で「総合的な交通ネットワークの形成を図る」として、高規格道路▽航空路線▽鉄道▽港湾の整備促進を掲げた。だが、ある道幹部は「道選出の国会議員から『道は鉄道を残したいのか、高速道路を延ばしたいのか、優先順位を付けろ』と言われている」と頭を抱える。

 現在544万人の道人口は40年までに125万人減ると予測されている。交通需要が先細りする中、道民の生活の足をどう維持していくのか。知事のリーダーシップが問われる。

  × × ×

 高橋知事の3期目の任期が残り1年を切った。財政の立て直し、交通インフラの維持・整備、泊原発の再稼働問題など、待ったなしの課題が山積している。高橋道政の11年を検証する。

648チバQ:2014/04/27(日) 17:40:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140426ddlk01010197000c.html

道政を問う:知事選まで1年/中 泊原発再稼働への賛否 知事、明かさぬ本音 世論の推移、慎重に見極め /北海道

毎日新聞 2014年04月26日 地方版




運転停止が続いている泊原発=泊村で2013年6月24日、本社機「希望」から貝塚太一撮影

運転停止が続いている泊原発=泊村で2013年6月24日、本社機「希望」から貝塚太一撮影


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 エネルギー政策を巡り、道と道都の首長のスタンスの違いが鮮明になる場面があった。

 1月20日、札幌市中央区であった節電イベント。「脱原発」を明言している札幌市の上田文雄市長は「脱原発依存社会を実現するために継続的な節電を」と呼びかけた。一方、高橋はるみ知事は昨年末に道内最大の火力発電所、苫東厚真4号機(厚真町)がトラブルで運転停止したことに触れ、「電力の需給状況は予断を許さない。停電となれば道民の健康に悪影響を及ぼしかねない」と逼迫(ひっぱく)ぶりを強調した。

 北海道電力泊原発の再稼働は道の最重要課題の一つ。原発停止によって、北電は火力発電のための燃料費の負担増(1日約6億円)で財務を圧迫され、債務超過の危機に直面している。水力発電のための渇水準備引当金の全額取り崩しを決めたほか、日本政策投資銀行から500億円の出資を受けられる見通しとなったものの、抜本的な解決とは程遠い。北電が再び電気料金の値上げに踏み切れば、道経済は深刻な打撃を受けることになる。

    ◇

 高橋知事は国策として原発を推進してきた経済産業省の出身。「本音では動かしたいのでは」(札幌市幹部)と見る向きもあるが、再稼働への賛否については「二極論的な質問にはお答えできない」(2012年12月、毎日新聞のインタビュー)と自らの考えを明らかにすることはない。

 しかし知事がこの問題でイニシアチブを発揮すべきだという声は推進、反対の両派から聞かれる。道経済連合会の幹部は「経済活動に支障がないようにするには早期の運転再開が必要。道も国へ積極的に働きかけてほしい」と期待を寄せる。一方、毎週金曜夜に道庁前で脱原発集会を開いている市民団体・道反原発連合のメンバー、橘晃弘氏は「知事は自らの態度を明らかにしないで、国に下駄を預けている。『国が動かすから仕方なく容認する』という状況にしたいのではないか」と疑念を抱く。

    ◇

 今月11日、政府は原発を「重要なベースロード電源」と位置づけるエネルギー基本計画を閣議決定。原子力規制委員会が規制基準に適合すると認めれば、原発の再稼働を進める方針を打ち出した。

 これに対し泊原発から30キロ圏内にある蘭越町の宮谷内留雄(みやうちとめお)町長は「国や規制委に判断を任せるだけでなく、道も広域自治体として再稼働をどうするのか、自らの考えを示してほしい」と訴える。

 18日の定例記者会見。高橋知事はそうした声についてこう答えた。

 「再稼働は安全性が何より重要。それを規制委にチェックしてもらうということと、原発は全国にあるので、全国一律の形での関係自治体への説明を含めた手続きを明確にしていただく必要が国にあると考えている」

 知事の“本音”はどこにあるのか。

 「稼働の決意は固まっているが、多くの道民は今、『原発はない方がいい』と思っている。世論が移り変わり、その流れにどう乗っていくかを慎重に見極めているのだろう。自ら波風を立てるような発言はしないと思うよ」

 ある自民党道議はこう解説してみせた。

649チバQ:2014/04/27(日) 17:45:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140427ddlk01010124000c.html

道政を問う:知事選まで1年/下 フードピア構想の落選 国への働きかけ疑問 経済界、議会にくすぶる不満 /北海道

毎日新聞 2014年04月27日 地方版


 「やり方を変えなければ、これ以上の改革はない。知事はしっかりとビジョンを表明しないといけない」。3月26日、道庁で開かれた行政改革有識者懇談会。経済団体の代表らと道幹部が顔を合わせた会合で、北海道経済連合会(道経連)の近藤龍夫会長は、高橋はるみ知事に苦言を呈した。道幹部は「突破口の見えない経済政策で、停滞する道政に喝を食らわせたのだろう」と解説する。

 3月上旬、国が地域を限定して大規模な規制緩和を認める国家戦略特区で、道が提案した「JAPANフードピア構想」の“落選”が伝えられた。同28日には正式に6地域が指定され、同じ農業分野では新潟市と兵庫県養父市(やぶし)が選ばれた。「食糧基地のはずの北海道が、なぜ落選するのか」。道や経済界に落胆の声が広がった。

    ◇

 フードピア構想は、道と道経連が合同で提案。オランダを参考に、研究施設を集中させ、食関連企業を優遇して誘致するなどして、食産業の基盤を道内に確立する構想だ。成長が著しい東アジアやイスラム圏への輸出拡大を念頭に、食料輸出額をオランダに匹敵する約8兆円(国の2011年度実績は4500億円)にまで引き上げることを目指す。

 道が付加価値の高い産品を供給できるよう食品加工分野を拡充する構想を求めたのに対し、政府はあくまで農業分野での大規模な規制緩和と企業参入の促進を求めていた。

 しかし、道内には大規模な農協が多いことから急速な自由化は現行の農業制度を崩壊させかねないとの立場を取った。それが「改革姿勢が消極的」と受け止められた可能性がある。ある道幹部は「道と国の思惑は当初よりすれ違っていた。落選は予想できたことで痛手ではない」と話す。

    ◇

 しかし、共同提案した道経連側は不満を隠さない。近藤会長は「思惑の違う政策でも、道がどう生き残るかを模索する中、国の協力を取り付ける積極的な姿勢が必要だ」と話す。民主党道議は「他の自治体は首長が閣僚に陳情をしていたが、道で中心になって動いたのは総合政策部などの幹部だった。知事の閣僚への働きかけが不十分で、意欲が伝わらなかったという評価もある」と明かす。

 知事への不満は議会内にもくすぶる。自民党道議は「泊原発の再稼働も『国が判断すべきだ』の一点張り。国に道の意向を伝え協力を得るという、首長として重要な資質が感じられない」といら立ちをあらわにする。

 高橋知事は4選への意欲を周囲に伝えているという。道内の支持率も高く、地元紙が今月行った世論調査では6割を超える支持を得た。別の自民党道議は「失策もないが、業績もない。敵がいないから支持率も高い」と分析。「波風を立てないままで、気付けば何も進まなかった11年だったのではないか」と厳しい評価を下す。

 1年を切った残り任期で、どこまで独自色を出せるか。真価が問われている。

  × × ×

 この連載は袴田貴行、小川祐希、山下智恵、久野華代、遠藤修平が担当しました。

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 ◆高橋道政11年の主な歩み◆

2003年 4月 道政史上初の女性知事として初当選

  05年 5月 北海道新幹線が着工

  06年 2月 道職員給与10%減など行政改革案を決定

  07年 3月 夕張市が財政破綻

      4月 知事選で民主など推薦の荒井聡氏を破り再選

  08年 7月 洞爺湖サミットを開催

  09年 3月 泊原発3号機へのプルサーマル受け入れを表明

  10年 1月 日本航空が北海道エアシステムから経営撤退表明

      4月 14支庁を9総合振興局と5振興局に再編

  11年 4月 知事選で民主など推薦の木村俊昭氏を破り3選

      8月 泊原発3号機の運転再開を容認

     12月 北海道新幹線の札幌延伸が決まる

  12年12月 毎年恒例の札幌市長とのトップ会談が見送られる

  13年10月 自民党道連が公約検証委員会を発足させる

650チバQ:2014/05/06(火) 22:54:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140506ddlk01010070000c.html
選挙:札幌市長選まで1年 上田市長の去就焦点 続投?知事選転身?引退? /北海道
毎日新聞 2014年05月06日 地方版

 来年春の統一地方選で行われる予定の札幌市長選まで1年を切った。3期目の任期満了を迎える上田文雄市長(65)=前回は民主など推薦=が進退を明らかにしていないため、決戦の構図はあいまいなままだ。自民、民主両党の思惑が交錯する中、上田市長の去就に注目が集まっている。【山下智恵】

 −−反自民の象徴だが

 民主党道連は、札幌市長選と同時に来年春に行われる予定の知事選で、4選出馬への意欲を周囲に示しているとされる高橋はるみ知事(60)=前回は自民など推薦=への対抗馬として、上田市長の擁立を模索している。

 その背景には高橋知事が高い支持率を誇る中、党勢回復の兆しが見えない焦りがある。これまで震災がれきの受け入れやエネルギー政策などを巡り高橋知事と対立してきた上田市長は「反自民」の象徴的な存在だ。民主党道議は「上田市長を知事選に担ぎ出せたとしても、高橋知事とはよくて互角。上田氏が駄目なら、5年後(次の次の市長選)を見据えて選挙をしないといけない」と話す。

 ただ、上田市長は4月10日の定例記者会見で知事選への転身意向を問われ「それはない」と答えるなど、消極的な姿勢を示している。民主党道連は4月までに知事選候補者を決める予定だったが、延期を余儀なくされている。

 上田氏の市長続投を望む声も根強い。民主党市議は「上田市長にはまだやり残したことがたくさんある。4選出馬を要請していく」と話す。ある市幹部は「市長選と市議選が同時に行われる中、党勢が衰えたままで民主党色を前面に出せない現状では『上田党』で選挙をするしかないはずだ」と民主党の内情を推測する。

 −−自民、推薦巡り混乱

 一方、自民党道連は今年1月、市長選の推薦候補に総務省自治大学校の元研究部長、本間奈々氏(45)を決めた。本間氏の推薦を決めるまでには混乱があった。

 推薦決定の数日前、地元経済界の有志27人は札幌市の秋元克広副市長(56)を推薦するよう求める要望書を自民党札幌市支部連合会(札連)に提出。札連はその要望を検討することなく本間氏の推薦を決めた。しかしその後、札連会長の橋本聖子参院議員が混乱の責任を取って会長を辞任する一幕があった。

 自民党市議は「宿敵である上田市長直系の副市長を担ぐのはおかしいとの声が根強く、『反上田』を掲げる町村信孝元官房長官が首を縦に振らなかった」と内幕を明かす。

 市幹部は「町村氏は反上田で拒絶したが、自民党市議の間でも経済に明るく地元経済界にも太いパイプを持つ秋元氏への信頼は厚く、本心では秋元氏を担ぎたい人は多い。民主党が党の色を抑え『市民党』として秋元氏を擁立すれば、本間氏は厳しい戦いを強いられる」と話す。

 続投か、知事選への転身か、それとも秋元副市長を後継指名し引退するのか−−。市長選の構図を決める鍵を握る上田市長は今年秋以降、去就を明らかにするものとみられる。

651チバQ:2014/05/06(火) 23:34:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/536829.html
北海道議会、定数是正に本腰 後志、釧路管内は減員か(05/02 06:30)

 2015年春の統一地方選を前に、道議会各会派幹事長でつくる定数等検討協議会(座長・東国幹自民党・道民会議幹事長)は、道内の「1票の格差」是正に向けた定数見直しの論議を本格化させている。9月に開会する第3回定例道議会で関連条例を改正する予定で、千歳、岩見沢両市の増員や後志、釧路両管内の減員、定数104の削減などが焦点となりそうだ。

 協議会は、議員1人で幹事長がいない共産党を除く5会派で構成。4月8日に、直近10年の国勢調査での道内人口550万6419人を基に議論し、条例改正に向けた日程について合意した。

 公選法では、都道府県の人口を議会定数で割った議員1人当たりの人口を基準とし、その5割に満たない選挙区は原則的に隣接する選挙区と合併する「強制合区」の対象となる。協議会は6月まで、道議1人当たり人口(5万2946人)の半数2万6473人に満たない留萌市(定数1)、紋別市(同1)、美唄市(同1)について隣接する管内区との合区の是非を協議。7月からは定数について議論し、1票の格差が3倍を大きく超える選挙区を解消し、他選挙区より人口が少ないのに定数が多い「逆転現象」が起きている選挙区の削減を目指す方向だ。<北海道新聞5月2日朝刊掲載>

652チバQ:2014/05/26(月) 22:21:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140526-OYT1T50060.html
高橋はるみ知事、4選出馬に意欲ある…町村氏
2014年05月26日 14時46分
 町村信孝元官房長官は25日、札幌市内で開かれた自民党の会合で、高橋はるみ知事の4選出馬を支持する考えを表明した。

 町村氏は、会合で「知事は多分、(4期目を目指して選挙を)おやりになるのではないかと思っている。その時には、改めて皆さんにお願いしたい」と述べた。

 高橋知事は次期知事選への態度を明らかにしていないが、町村氏は、政治家の会合などに積極的に出席している知事の最近の行動を踏まえ、4選出馬に意欲があるとの見方を示した。

 会合後、町村氏は記者団に「個人的な見通しだが、期待を込めて発言した」と語った。自民党道連内に4選出馬への慎重論があることについては、「高橋知事が3期から4期になったからと言って、これはまずいぞ、というものは見当たらない」とし、「夏から秋ぐらいにご判断をいただければいい」と話した。

2014年05月26日 14時46分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

653チバQ:2014/06/13(金) 21:33:12
>>617
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/545228.html
旭川市長選への出馬 佐藤のりゆき氏否定 北海道知事選出馬促す動きも(06/13 19:08)

 【旭川】フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)は12日、今年11月の任期満了に伴う旭川市長選に出馬する意思がないことを明らかにした。佐藤氏には自民党旭川支部の関係者が出馬を打診していた。

 旭川市内のホテルで開かれた加藤礼一道議会議長の政経フォーラムで講演した後、北海道新聞の取材に答えた。

 佐藤氏は「札幌に住んでいるので、旭川市民の方に申し訳ない。ラジオ番組も続けないといけない」と述べた。佐藤氏は母親が旭川出身で、自身も旭川の小学校に2年ほど通ったことがある。

 佐藤氏に対しては、札幌の若手経営者らの間で来春の道知事選への出馬を促す動きもある。<北海道新聞6月14日朝刊掲載>

654チバQ:2014/06/18(水) 23:12:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140618ddlk01010259000c.html
自民道連:15年春の道議選、公認候補44人発表 /北海道
毎日新聞 2014年06月18日 地方版

 自民党道連は2015年春の道議選の公認候補者44人を発表した。候補者は次の通り。(敬称略。*は新人)

 千葉英守(札幌市中央区)▽丸岩公充(同市南区)▽和田敬友(同市西区)▽加藤貴弘(同)*▽吉川隆雅(同市北区)▽大崎誠子(同市東区)▽伊藤条一(同市白石区)▽吉田祐樹(同市豊平区)▽大越農子(同)*▽岩本剛人(同市清田区)▽角谷隆司(同市手稲区)▽八田盛茂(小樽市)▽佐藤禎洋(同)▽村田憲俊(後志管内)▽花崎勝(札幌市厚別区)▽布川義治(江別市)▽梅尾要一(千歳市)▽田中芳憲(恵庭市)▽野原薫(北広島市)▽内海英徳(石狩市・石狩管内)▽加藤礼一(旭川市)▽東国幹(同)▽中野秀敏(名寄市)▽本間勲(上川管内)▽竹内英順(同)▽小畑保則(釧路市)▽笠井龍司(同)▽松浦宗信(根室市)▽小松茂(釧路管内)▽中司哲雄(根室管内)▽川尻秀之(函館市)▽佐々木俊雄(同)▽冨原亮(渡島管内)▽遠藤連(苫小牧市)▽神戸典臣(胆振管内)▽藤沢澄雄(日高管内)▽村木中(岩見沢市)▽柿木克弘(美唄市)▽釣部勲(空知管内)▽喜多龍一(十勝管内)▽大谷亨(同)▽吉田正人(稚内市)▽三好雅(宗谷管内)▽高橋文明(オホーツク管内)

655チバQ:2014/06/21(土) 16:04:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/546431.html
北海道知事選、自民国会議員に高橋氏の4選容認論 道議にも広がり(06/20 07:50)


 来年春に迫った道知事選への対応について、道内選出の自民党国会議員が近く協議に入る。4選出馬意向の高橋はるみ知事に対し、後見人的存在である町村信孝元官房長官は早々と期待感を示しているほか、道議の間でも「4選容認論」がじわりと広がっている。

 一方、多選などを理由に党道連会長代行の吉川貴盛農林水産副大臣ら「4選慎重論」を唱える議員もおり、協議の行方が知事の出馬環境に影響を与えそうだ。

 自民党の道知事選に関する協議は、これまで道議が中心だった。党道連は昨年10月、高橋道政3期の検証を行う「公約検証・作成特別委員会」(委員長・神戸典臣元道議会議長)を発足させ、報告書をまとめた。内容は公表されていないが知事に厳しい内容という。

 ただ、4月に北海道新聞社が行った全道世論調査で知事の支持率は65%と高水準を維持。知事選と同時期に道議選が行われることや他に有力な候補が見当たらないことを念頭に、道議の間には4選を容認する空気が広がりつつある。

 知事は昨年12月、周囲に「状況が許せば4期目をやりたい」と伝えた。7月23日に予定されている自身の政治資金パーティーでは「4選待望論が高まれば、意欲を漏らすのでは」との観測もある。<北海道新聞6月20日朝刊掲載>

656チバQ:2014/06/26(木) 00:16:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140625ddlk01010253000c.html
ニュースプラス:来春の道知事選 自民の動き本格化 /北海道
毎日新聞 2014年06月25日 地方版


道議会第2回定例会の一般質問で答弁する高橋知事
拡大写真 ◇高橋氏支持 道連内に一部慎重論も
 来春の道知事選を巡り、自民党内の動きが本格化している。高橋はるみ知事は4選出馬を明言していないが、後援会幹部は「本人は健康そのもので意欲はある」と話す。これまでの選挙で高橋知事を推薦した同党では「4選支持」を打ち出す動きが出始めたが、道連内には慎重論もくすぶっている。【袴田貴行、小川祐希】

 ◆4選支持か

 先週、伊東良孝道連会長(衆院議員)や町村信孝党札幌市支部連合会長(同)ら道選出の国会議員が、19日に東京・永田町の党本部で会合を開いて高橋知事の4選出馬支持を決めるとの観測が流れた。しかし、出席予定者6人のうち半分が欠席し会合は延期に。高橋知事の「後見役」で4選出馬への期待感をたびたび表明している町村氏は「会期末で人の都合が付かなかったが、そのうちまたやる。必要な時に必要なことをやる」と述べた。

 一方、道連は昨年10月、高橋知事の3期12年にわたる道政運営を検証する「公約検証・作成特別委員会」(神戸典臣委員長)を発足させた。関係者によると、約30ページにわたる報告書は「相当厳しい内容」。公表のタイミングをうかがっていたが、4月に北海道新聞の世論調査で知事の支持率が65%に達したことなどもあり、環境が変化。道連幹部は「出せる状況ではない」と話し、当面公開の予定はないという。

 ◆くすぶる消極論

 道連には、知事の4選支持に消極的な意見もくすぶっている。道連の吉川貴盛会長代行(同)は5月24日、札幌市内で開かれた党道2区支部の定期総会で「首長というのは3期12年がベスト。(元知事の)町村金五さんや堂垣内尚弘さんも3期だった」とけん制した。

 吉川氏と高橋知事は、2012年12月の衆院選で高橋知事が吉川氏の対立候補の応援に入ったことで関係が悪化したと言われている。町村氏は21日の党の集会後、「(高橋知事では)ダメだという声は1人からは聞きましたけど、他にはいますかね」と述べ、道選出の国会議員の大半は高橋知事の4選出馬を容認しているとの見方を示した。

 だが、ある道連幹部は「知事は何もやっていないから批判も少ない。遠目に見ると頑張っているように見えるが、知事をよく知る人ほど批判は多い」と突き放す。別の幹部も「今回の議会で知事の答弁を聞いていても、将来展望が何も感じられない。4選支持は公約検証委員会の報告書を見て検討してほしい」と話す。道連内は4選支持で一辺倒というわけではなさそうだ。

 ◆出馬への動き?

 札幌市に大雪が降りしきった1月17日の金曜日。苫小牧市の岩倉博文市長や同市商工会議所の藤田博章会頭ら約20人が高橋知事を訪ねた。道央道苫小牧中央インターチェンジの建設を陳情するためだ。

 一行は道庁ではなく知事公館で迎えられた。同行した男性は、高橋知事の手厚い歓迎に驚いた。物腰軟らかな高橋知事の態度に「帰る頃にはみんなファンになっていた」。一方で「ある種のセレモニーだった。知事選に向けた支持集めとの印象も受けた」という。

 高橋知事は今年度に入り、地方訪問を活発化させている。4月1日から今月24日までの約3カ月間で、地方への出張と訪問した自治体の数は10回24市町村。昨年度1年間(30回41市町村)のペースを大きく上回っている。ある道議は「公務にかこつけた選挙活動ではないか」といぶかる。

 一方、ある道幹部は「4月の道人事を見れば出馬は既定路線」と分析する。3人の副知事をいずれも留任させたのは、知事選に向けて安定した道政運営を図るためというわけだ。

 高橋知事の4選出馬を巡ってさまざまな観測が飛び交う中、後援会幹部は余裕の構えだ。「知事は出馬表明に向けて環境が整うのを見極めている。対立候補もいないので焦る必要はない」

657チバQ:2014/06/28(土) 00:55:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/547903.html
札幌市長選、札商工連盟が本間氏推薦 自民、経済界の後押し期待 公明は態度保留(06/27 13:15)

 札幌商工会議所の政治団体、札幌商工連盟(会長・高向巌札商会頭)が26日の臨時総会で、来年春の札幌市長選で自民党が推薦する元総務省自治大学校研究部長、本間奈々氏(45)の推薦を決め、同党からは経済界の後押しに期待する声が高まった。札商の一部には本間氏の再擁立に慎重論がくすぶっているが、党札幌市支部連合会(札連)会長の町村信孝元官房長官らが推薦を強く求めていた。推薦を実質的な追い風に変えられるかが課題となる。

 「経済界との関係が取り沙汰されていたので、速やかに推薦をいただけてありがたい」。本間氏は総会で感謝の言葉を述べた後、取材に対し、ほっとした表情を浮かべた。札連幹部も「これで関係団体も動いてくれるはず」と期待する。

 同連盟は、前回2011年の市長選で本間氏の推薦を見送った。連盟の岩田圭剛副会長は「前回は政権与党だった民主党に配慮したが、今回は政権が代わり、自民党が推薦する人を応援していきたい」と語る。

 ただ、今年1月には岩田氏ら札商副会頭5人を含む経済界有志27人が、札連に秋元克広副市長の推薦を要請した経緯もある。同連盟の一人は「団体として推薦を決めても、一人一人が従うかは別。あまり関係ない」と冷ややかだ。

 また、自民が選挙協力を期待する公明党は、本間氏の推薦について、態度を保留している。市議会公明党幹部は「対抗馬がはっきりしていないのに決められない。本間さんが何をやりたいのかもまだ見えてこない」と軸足を決めかねている。

 自民党は今後も選挙態勢づくりを加速させる構えだが、各組織の足並みをそろえるにはまだ時間がかかりそうだ。(片山由紀)

658チバQ:2014/06/30(月) 22:26:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140630ddlk01010106000c.html
選挙:苫小牧市長選 岩倉氏が3選 新人の工藤氏破り /北海道
毎日新聞 2014年06月30日 地方版

 任期満了に伴う苫小牧市長選は29日投開票が行われ、現職の岩倉博文氏(64)=無所属、自民・公明推薦=が、新人で苫小牧地区労連議長の工藤良一氏(60)=同、共産推薦=を破って3選を果たした。投票率は39・27%(前回54・55%)。

 岩倉氏は市財政の健全化など2期8年の実績を強調し、人口減少時代に備えた新しいまちづくりなどを訴えて支持を広げた。

 工藤氏は告示の約1カ月前に立候補を表明。岩倉氏が推進するカジノを含む統合型リゾート誘致への反対などを訴えたが、及ばなかった。【斎藤誠】

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 ◆市長選開票結果=選管最終発表

当 35937 岩倉博文 64 無現

  17837 工藤良一 60 無新

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 ◇苫小牧市長略歴
岩倉博文(いわくら・ひろふみ) 64 無現(3)

 [元]自民党衆院議員▽道港湾協会長[歴]岩倉建設取締役▽日本青年会議所副会頭▽立教大=[自][公]

659チバQ:2014/07/05(土) 09:33:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/549209.html
道議定数「3増6減」 自民、各会派に案提示(07/04 07:05)


 2015年春の統一地方選を前に、道議会各会派幹事長でつくる定数等検討協議会の東国幹座長(自民党・道民会議幹事長)は3日、議員定数を現行の104から101に削減する自民党会派案を各会派に提示した。千歳市など3選挙区で定数を計3増やし、留萌市など6選挙区で定数を計6減らす。各会派は、東座長が提示した「3増6減」案を軸に協議を進め、9月に開会する第3回定例道議会で関連条例を改正する方針だ。

 自民党案では、千歳市と岩見沢市を定数1から2に増やす。オホーツク管内は紋別市(定数1)を合区して定数2から3に増やす。同管内は東部(定数1)と紋別市を含む西部(定数2)に分区する。北見市をはさんだ「飛び地選挙区」で、飛び地への合区を認めない総務省見解に基づいた措置だ。

 紋別市のほかに定数が減るのは、留萌市も留萌管内に合区して定数1が0に。胆振、釧路管内は定数2を1に、後志管内は定数3を2に、函館市は定数6から5に減らす。<北海道新聞7月4日朝刊掲載>

660チバQ:2014/07/05(土) 09:50:57
http://www.asahi.com/articles/CMTW1407050100001.html


道議が差別的表現 ツイッターで

■東京・焼身自殺未遂巡り


 東京で集団的自衛権の行使容認に反対する演説をしていた男性が焼身自殺を図ったことについて、小野寺秀(まさる)道議(50)がツイッター上で「愚行」などと発言、道議を批判したコメントへの反論の中で差別的表現を使っていたことが分かった。小野寺道議が所属する道議会会派の自民党・道…

661チバQ:2014/07/05(土) 09:52:39
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/07/02/kiji/K20140702008489690.html

焼身自殺未遂に北海道議「迷惑な愚行」ツイッターで非難


 北海道議会の自民党・道民会議に所属する小野寺秀議員(50)が、「集団的自衛権反対」と主張していた男性が東京・新宿で焼身自殺を図ったことについて「死にきれずに多大な方々に迷惑をかけた愚行」などと短文投稿サイトのツイッターで非難し、インターネット上で賛否両論の反響を呼んでいる。

 男性は6月29日午後、東京都のJR新宿駅南口の横断橋上で拡声器を使って1人で訴えていたが、その後ガソリンとみられる液体を体にかけ、ライターで火を付けた。火は間もなく消し止められ、男性は重傷を負った。

 小野寺議員は翌日の30日、ツイッターで「公衆の場での迷惑極まりない行為で、明らかに犯罪」と批判。作家の三島由紀夫が1970年、自衛隊員に憲法改正に向けた決起を呼び掛け、割腹自殺した事件にも触れ「『三島事件』と同列に扱うマスコミは完全にイカれている」とつぶやいた。

 小野寺議員の主張には、「迷惑な愚行という表現はいかがなものか」「正論。今後のご活躍にも期待しております」などとツイッター上に反応が寄せられ、掲示板サイト「2ちゃんねる」でも取り上げられるなど議論を呼んでいる。

 警視庁新宿署は焼身自殺を図った男性を軽犯罪法違反(火気乱用)の疑いで調べている。
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[ 2014年7月2日 17:23 ]

662チバQ:2014/07/10(木) 22:59:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/550296.html
病院運営めぐる町、町議会との対立が背景に 士幌町国保病院長の懲戒免職(07/10 08:44、07/10 16:50 更新)

赤字経営が続く士幌町国保病院。運営のあり方をめぐる町や町議会との対立は、元院長の懲戒免職にまで発展した
 【士幌】町が6月下旬、同町国保病院の当時の男性院長(61)を、女性職員に対するセクハラや外部へ文書を独断で出した行為が地方公務員法違反として懲戒免職にした問題は、長年赤字が続く病院運営のあり方をめぐり、元院長と町、町議会が対立したことが背景にある。元院長は処分に納得しておらず、行政不服審査法に基づき町に審査請求をする方針。問題の決着には、なお時間がかかりそうだ。

 国保病院は赤字経営が続き、過去8年は毎年度3億円以上を一般会計から繰り入れている。町は収支改善などを図る目的で2013年夏に「医療・保健・福祉に関するアンケート」を実施。国保病院のサービス、課題などを聞き取り、町民457人から回答を得た。

 サービスは「もう少し改善が必要」が38%で最も多く「まあまあ」23%、「おおむね評価する」15%と続いた。課題では「待ち時間が長い」34%、「医師の対応が悪い」16%などだった。アンケートと前後して町議会産業厚生常任委員会も病院を調査した。

 対立が表面化したのは、3月の町議会予算審査特別委。議事録によると、町議が「アンケートで待ち時間が長いと指摘されている」とただしたのに対し、元院長は「(病院で)何度か調べたが、待ち時間が長い事実はない」と反論。別の議員は「院長の認識がないことが(町民の)病院への不信感を抱かせている」と指摘するなど、激しいやりとりは約2時間に及んだ。

 この後、町は水面下で元院長に《1》13年6月と14年1月の議会産業厚生常任委の調査要求を拒否した上、議事運営を誹謗(ひぼう)中傷する文書を委員長や議長に送付《2》14年3月、送別会で女性職員に、チークダンスを強いてほおにキスするセクシュアルハラスメントを行った―などとして、辞職を促した。元院長が拒否したため6月23日、懲戒解雇した。

 小林康雄町長は「これらの行為は地方公務員法(職務上の命令に従う義務、信用失墜行為の禁止)に違反する」と強調。セクハラ行為に関しては人事院の懲戒処分指針に従い、「管理監督など職責が重く公務に影響が大きい場合は『停職や減給』より重い処分に当たる」と判断したという。

 これに対し、元院長は代理人を通じ「常任委の調査自体を拒否したのではない。目的と内容が不明瞭なため、事前に質問内容の説明を求めたもので誹謗中傷には当たらない」と反論する。セクハラについては、キスの事実を認めた上で「女性に不快な思いをさせる言動はない」と主張。「懲戒免職は元院長の排除という恣意(しい)的な目的による違法な処分だ」と対決姿勢を鮮明にしている。(山本孝人、加藤千茜)

663チバQ:2014/07/11(金) 21:09:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140711ddlk01010176000c.html
ニュースプラス:知事4選、容認論固まる 出馬意思表明の時機、焦点に 自民・道連会長「支持」で加速 /北海道
毎日新聞 2014年07月11日 地方版

 任期満了に伴う来春の知事選を巡り、自民党道連内で高橋はるみ知事の4選出馬支持への容認論が固まった。一時は慎重論もくすぶっていたが、伊東良孝道連会長(衆院議員)が7日に支持を表明したことで一気に流れが決まった。今後は高橋知事が出馬の意思を明らかにする時機や、民主党などによる対立候補の擁立に向けた動きが焦点となりそうだ。【袴田貴行】

 ■道議選有利に

 「(高橋)知事の4選支持を機関決定したわけではないが、道連会長がああいうふうに言えば流れは決まる」。ある道連幹部は、4選容認論が固まった背景をこう説明した。

 伊東会長が高橋知事が4選に出馬する場合は支持する考えを明らかにしたのは、札幌市内で開いた政経セミナーの終了後、記者団から知事選への対応を問われた際だった。

 知事の「後見役」の町村信孝党札幌市支部連合会長(同)は、これまでも4選出馬への期待感をたびたび表明してきたが、伊東会長が4選支持の方針を公の場で明らかにしたのは初めてだった。

 道連幹部は「道連内には多選批判や『高橋知事では将来展望が開けない』といった声もあるが、『他に人もいないし、高橋知事でいいんじゃないか』といった消極的な支持論が一番多い」と指摘する。

 知事選は道議選と同時に行われるため、多くの自民道議の間で、4月の北海道新聞による世論調査で65%の支持率を出した高橋知事と「一緒に戦った方が選挙戦を有利に運べる」といった思惑も働いているとみられる。

 ■待望論打ち消す?

 とはいえ、伊東会長による突然の支持表明には唐突感も否めない。関係者によると、道連内には高橋知事に代わる知事候補として伊東会長を推す声もあったという。現在、衆院議員2期目の伊東会長は、釧路市議、道議、釧路市長を務めた経歴を持つ。地方行政から国政まですべて経験しており、知事候補としては最適というわけだ。実際、伊東会長への説得も一部で試みられたが、慎重な構えを崩さなかったという。

 その背景には、伊東会長が衆院道7区で新党大地の鈴木貴子衆院議員(比例道ブロック)と激しく争っているという事情もあるとみられる。関係者は「7区は伊東さんじゃないと勝てない。伊東さんもこれまで手塩にかけて守ってきた選挙区を明け渡すつもりはなく、自らへの待望論を打ち消すためにああいう発言をしたのではないか」と推測する。

 ■公約検証したが…

 高橋知事の3期にわたる道政運営を検証した「公約検証・作成特別委員会」(神戸典臣委員長)は、知事に「相当厳しい内容」(道連幹部)の報告書を作成したとされる。公表はされていないが、町村氏や伊東会長は目を通していることから、道連の一部からは「一体何のための検証委員会だったのか」と疑問の声も上がる。4選支持を正式に打ち出した場合は、報告書の内容との整合性を問う批判も出てきそうだ。

 高橋知事は8日の定例記者会見で、伊東会長による4選支持表明への感想と出馬表明の時機を問われ次のように答えた。

 「私の知事としての仕事ぶりを一定評価していただいたのかなと。そういったことを励みに日々知事としての仕事をしっかりやっていかなければと思っております。(出馬表明の時機については)思いを巡らせなければならないことが多々あり、そういったことについて今コメントするのは難しいかなと思います」

664チバQ:2014/07/11(金) 21:29:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/550496.html
「再婚したほうがいいな」 父子家庭の旭川市議にやじ 先月の本会議で(07/11 07:53)
 【旭川】定例旭川市議会の一般質問で、妻と次女を病気で亡くした男性市議が、父子家庭の支援策について質問中、同じ会派の男性市議から再婚を促すやじを受けていたことが明らかになった。

 やじは6月25日の本会議中に、保守系会派の市民クラブ所属の木下雅之市議(37)が自らの経験を踏まえて質問している際、福居秀雄市議(57)が発した。議場では笑いも起きたが、木下氏は質問を続けた。7月に入り、インターネットの掲示板サイトに本会議の様子が書かれているのを木下氏の支援者が見つけ、批判が出ていた。

 福居氏は10日、北海道新聞の取材に「本人にも聞こえない小声で『再婚したほうがいいな』と言ったと思う」と述べた。やじについて「木下市議の境遇も知っており、応援したつもりだった。誤解を招くとは思わなかった」と釈明した。

 木下氏は取材に対し「応援と受け止めている」と述べた。

665チバQ:2014/07/14(月) 20:50:40
http://www.asahi.com/articles/ASG7F5JVPG7FIIPE00M.html
全国最年少、29歳が町長選に当選 北海道江差町
2014年7月13日23時55分
 13日投開票された北海道江差町の町長選で、無所属新顔の照井誉之介(よのすけ)氏(29)が現職ら3人を破り初当選した。8月の就任時には30歳で、全国で最年少の町長になる。

 照井氏は横浜市出身で元北海道新聞記者。地元の若手自営業者らに推されて立候補した。人口流出が進み、産業が停滞する中、若さと変化への期待を集め、若年層だけでなく高齢者にも支持を広げた。全国町村会によると、全国928町村の中でこれまで最年少だったのは、今年4月に当選した京都府与謝野町の山添藤真氏(32)。

 江差町は江戸時代から明治中頃までニシン漁と北前船の交易で繁栄した歴史があり、民謡江差追分のふるさととしても知られる。今年5月にはJR江差線が廃止された。

666チバQ:2014/07/14(月) 20:51:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140714ddr041010006000c.html
選挙:北海道・江差町長選 最年少首長、29歳照井氏が初当選
毎日新聞 2014年07月14日 北海道朝刊

 任期満了に伴う北海道江差町長選が13日、投開票され、無所属新人で元北海道新聞記者の照井誉之介(よのすけ)氏(29)が、現職と新人2人を破って初当選した。全国の市町村長で最も若い藤井浩人・岐阜県美濃加茂市長=受託収賄などの容疑で6月24日に逮捕=より誕生日が10日遅く、全国最年少の首長となる。

 同町長選は、4選を目指す無所属現職の浜谷一治氏(69)との事実上の一騎打ちとなった。町内には人口減に伴う町の将来に対する閉塞(へいそく)感や、学校給食を巡る給食費不正流用などの問題があり、照井氏は町政刷新を訴えて経営者や主婦、議員らの支持を集めて票を伸ばした。

 当選した照井氏は「町民の中の閉塞感や不安感を何とか打破してほしいという思いが当選させてくれた。やってきたことが間違っていなかった」と喜び、全国最年少首長について「若者が行政に関心を持ってもらうきっかけになればうれしい」と力を込めた。

 全国町村会によると、全国最年少の町長は現在、今年4月6日に当選した京都府与謝野町の山添藤真町長(32)。【鈴木勝一】

667チバQ:2014/07/17(木) 22:10:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/551662.html
佐藤のりゆき氏、北海道知事選に意欲? 道政懇談、出版・講演…急加速(07/17 06:40)

佐藤のりゆき氏
 札幌の若手経営者らが来春の道知事選に擁立を目指すフリーキャスター佐藤のりゆき氏(64)の動向が、出馬に向けた準備ではないかとの臆測を呼んでいる。4月以降、高橋はるみ知事や道内政党関係者らと接触し、情報収集とも受け取れる動きを展開。9月には「北海道自立プラン」をまとめた対談本出版と記念の講演会を予定しており、出馬意欲を示すのではとの見方もある。

 佐藤氏をめぐっては昨年末、若手経営者らが応援組織を設立し、出馬を促す動きが活発化。佐藤氏は今年6月、自民党旭川支部からの旭川市長選(11月)への出馬打診を断っており、同氏周辺からは「狙いは知事選」との見方も出ていた。

 これまで知事選への態度を明らかにしていない佐藤氏だが、今春以降、出馬を意識するかのような動きを見せている。4月上旬には札幌市内で高橋知事や知事周辺と懇談。知事選の話題は出なかったとされるが、知事サイドと佐藤氏双方が出方を探る場となったようだ。佐藤氏はその後も自民、民主両党など政党関係者と、高橋道政などについて意見交換しているという。<北海道新聞7月17日朝刊掲載>

668チバQ:2014/07/22(火) 21:43:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140722/lcl14072213130002-n1.htm
北海道議が欧州視察の機内で口論、議員辞職へ 原因はシートの角度
2014.7.22 14:00 [自民党]
 北海道議会の自民党・道民会議の小畑保則議員(65)=釧路市選出=が、今月行った欧州視察の際、航空機内で他の乗客と口論したり、客室乗務員に暴言を吐いたりしていたことが22日、議会関係者への取材で分かった。加藤礼一議長によると、小畑議員は議員辞職願を提出した。議長は辞職を許可する見通し。小畑議員は現在3期目。

 関係者によると、小畑道議は欧州連合(EU)の農業・環境政策を調べる道議会の海外調査団の一員として渡欧。13日に成田をたったフランクフルト行きの日本航空機内で、リクライニングシートを倒す角度をめぐり他の乗客と口論になった。また、仲裁に入った客室乗務員にも暴言を吐いた。小畑道議は当時、酒を飲んでいたという。

 議会事務局によると、調査団はドイツとフランスで酪農家やワイナリーを訪れ、19日に帰国した。

669チバQ:2014/07/26(土) 11:48:22
http://www.news-kushiro.jp/news/20140725/201407253.html

市長選12年ぶり選挙戦濃厚/根室




  任期満了に伴う9月7日告示、14日投開票の根室市長選は、現職で3選を目指す長谷川俊輔氏(69)の後援会が8月2日に事務所開きを行い、臨戦態勢に入る一方、出馬が取りざたされていた東京都目黒区の元区議鴨志田リエ氏(55)が同4日に出馬会見を開く予定で、12年ぶりの選挙戦となることが濃厚となった。


鴨志田→2013年都議選出馬落選(みどりの風公認)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1101930771/3751

 ◇目黒区(定数3−9)
当 17321 斉藤泰宏 50 公現
当 14475 栗山芳士 43 自新
当 13877 鈴木隆道 62 自現
  12663 伊藤悠 36 民現=[ネ]
   8752 角恵子 33 み新
   8211 松嶋祐一郎 31 共新
   6463 鴨志田リエ 54 風新
   5753 土屋克彦 43 維新
   1445 安田暁史 29 無新

670チバQ:2014/07/28(月) 22:03:13
http://www.asahi.com/articles/CMTW1407280100010.html
知事選 固まらぬ構図
2014年7月28日11時33分
■高橋氏4選出馬 自民が地ならし

高橋はるみ知事(60)の3期目の任期満了まで、あと8カ月に迫った。4選出馬に向けた周囲の地ならしは着々と進むが、高橋氏本人も、野党の民主党が知事選への擁立を模索する上田文雄・札幌市長(66)も、まだ態度を明らかにしていない。知事選の構図が固まるのはもう少し先になりそうだ。


 23日、高橋氏の後援会セミナーが札幌市内のホテルで開かれた。あいさつに立った町村信孝衆院議員が「あと1期でも2期でも知事としてがんばっていただきたい」と呼びかけ、会場は大きな拍手に包まれた。


 高橋氏は「気持ちは(初当選した)11年前と同じ。北海道を21世紀で一番の地にしたい」と意欲をにじませた。まだ立候補を表明していないが、道議会与党の自民党は「4選出馬の意欲は強い」とみている。


 ただ、知事が戦後に公選制となって以来、4期以上務めた道知事はいない。自民党道連の柿木克弘幹事長は6月、自身の後援会役員会で「個人的には4期は長いと思う」と公言。同席していた道連会長代行の吉川貴盛衆院議員も同調した。


 しかし7月、早くから高橋氏支持を表明してきた町村氏に加えて党道連会長の伊東良孝衆院議員も「出馬表明すれば支持したい」と発言。道連内の慎重論を退けた。


 道連の委員会は昨年から今年にかけて高橋道政を検証した。関係者によると、この11年間で上向いた道内の経済指標は自動車関連産業や観光客数などにとどまると指摘。日本経済全体の低迷も影響しているとしつつ、このままでは人口減や地方の衰退などの厳しい現状を打開できないとの内容だという。


 詳しい検証結果は、党内でもまだ公表されていない。高橋道政を批判すれば、与党として支えてきた自民党にはね返りかねない。またベテランの自民党道議の一人は、知事選と同時期にある道議選で、消費税率引き上げや環太平洋経済連携協定(TPP)などの問題で自民が逆風にさらされるとみている。前回知事選で圧勝した高橋氏の知名度は高い。「高橋知事とタッグを組んで乗り切るしかない」と話す。


■上田・札幌市長 民主が擁立探る


 道政奪還を目指す民主党道連は4月にも知事選の候補者を決める予定だったが、作業は遅れている。


 民主の「意中の人」と目されるのは、来年3期目の任期を終える札幌市の上田文雄市長だ。横路孝弘代表は6月末の記者会見で「知事選候補者として非常にふさわしいと思う」と評価した。しかし上田氏は記者会見で「具体的な話はなく、何も考えていない」と話す。


 札幌市議会の民主党会派には、上田氏に知事選より市長の4選出馬を望む声がある。自民党は前回市長選で敗れた元総務省職員の本間奈々氏(45)を再び擁立する。上田氏を知事選に擁立すれば市長選に新顔を立てることになり、知事と札幌市長の両ポストを失うリスクを抱える。ベテランの民主党市議は「針の穴を通すより難しい作業だ」と指摘する。

 (山吉健太郎)

671チバQ:2014/08/10(日) 21:21:05
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/555958.html
佐藤のりゆき氏「このままでは北海道は泥舟だ」 講演で道政批判(08/09 07:00、08/09 12:56 更新)
 来年春の道知事選への出馬が取り沙汰されているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(64)は8日、札幌市内で講演し「道はプランや実行力、気概がない。このままでは北海道は泥舟だ」と述べ、4選出馬をうかがう高橋はるみ知事の道政運営を批判した。

 佐藤氏は、道内の人口減少問題で流出人口を食い止める必要があるなどと訴えた上で、7月の全国知事会議で人口減少の議論の際、知事が公務のためとして途中退席したことについて「がくぜんとした」と語った。政府の国家戦略特区に道の農業分野の提案が採用されなかったことに関連し、「今後、自立できるようなプランが生まれなかったら北海道は沈没だ」と述べた。

 9月20日には自身の対談本の出版と記念の講演会を予定しており、知事選出馬への意欲を示すのではとの見方も出ている。<北海道新聞8月9日朝刊掲載>

672チバQ:2014/08/14(木) 08:31:23

5620 :チバQ:2014/08/13(水) 18:02:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140813ddlk01010192000c.html
選挙:旭川市長選 候補1人に絞り込む−−自民党支部 /北海道
毎日新聞 2014年08月13日 地方版

 11月2日告示の旭川市長選で、候補の人選を進めていた自民党旭川支部の選考委員会は12日、候補者を1人に絞り込み、党の推薦候補としての擁立を求める選考結果をまとめた。ただ、「支部の正式決定ではなく、本人も家族や関係者と相談しないといけない」(森本茂広委員長)として、現段階で名前は明かさなかった。

 近く支部長の東国幹道議に答申する。地元選出の今津寛衆院議員、加藤礼一・道議会議長、東道議の3人も選考結果を尊重する考えを示しており、本人を説得し、今月下旬には正式表明を目指す。【横田信行】

673チバQ:2014/08/16(土) 10:53:34
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140816-OYTNT50000.html

旭川市長選、東道議が出馬の意向


2014年08月16日

 11月2日に告示される旭川市長選で、自民党旭川支部長の東国幹くによし道議(46)が立候補の意向を固めたことが15日、分かった。後援会の承認が得られれば、18日に立候補を表明する。

 後援会関係者らによると、同党支部の選考委員会は12日、東道議を擁立する方針であることを本人に報告。要請を受けた東道議は、複数の後援会関係者に立候補する意向を伝えた。18日に開かれる後援会の役員会で、出馬について協議されるという。東道議は15日、読売新聞の取材に対し「対応については検討中」とした。

674チバQ:2014/08/17(日) 11:07:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140817-00000010-mai-soci

<札幌市議>「アイヌはもういない」 ネットで自説

毎日新聞 8月17日(日)7時30分配信



 札幌市議会の最大会派「自民党・市民会議」に所属する金子快之(やすゆき)市議(43)=同市東区選出=がインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に今月11日、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいたことが分かった。アイヌ民族でつくる団体からは「不見識だ」と批判の声が上がっている。

 ◇協会「あまりに不勉強」

 金子市議はツイッターに「せいぜいアイヌ系日本人が良いところ」「利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」などとも投稿。今年3月には「同じ日本人に無理やり色を付けて、不透明な特権を与えることが一番の問題ではないか」とも書き込んでいた。

 アイヌ民族をめぐっては、2007年の国連による「先住民族の権利宣言」を受け、国会が08年6月にアイヌを先住民族とする決議を全会一致で採択した。決議では「日本が近代化する過程でアイヌの人々が差別され、貧窮を余儀なくされた」として、アイヌの人々を先住民族と認め、総合的な施策を取るよう政府に求めた。

 今年6月には、政府がアイヌ文化の復興を促進するため北海道白老町に整備する「民族共生の象徴となる空間」の運営の基本方針を閣議決定。札幌市には、アイヌ民族を対象に低金利で住宅新築資金を貸し付ける制度がある。

 金子市議は毎日新聞の取材に「同じ日本人を区別し出自によって公的補助をするやり方は間違っていると批判したかった。誤解を与えるような表現があったかもしれない」と説明した。

 北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「いつアイヌがいなくなったのか教えてほしい。国も先住民族と認め、復権に向けて歩んでいるなかで、議員としてあまりにも不勉強で歴史を踏みにじる発言だ。国際的にも恥ずかしい」と反発している。

 金子市議は道内のテレビ局勤務などを経て、11年にみんなの党公認で初当選し、現在1期目。13年11月に無所属となり、今年5月から「自民党・市民会議」に所属している。【山下智恵】

675旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/08/17(日) 11:40:16
>>674
まだこんなこと言う人がいるのね。

676チバQ:2014/08/18(月) 20:34:34
>>675
人の振り見て我が振り直せ
ってヤツですね・・・

677チバQ:2014/08/18(月) 20:37:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/557429.html
「アイヌ」証明根拠、現行法にない 金子札幌市議、ブログに(08/18 07:00)
 札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ問題で、金子氏は自身のブログで「アイヌ文化や歴史を否定するものではありません」としながらも、「『アイヌ』を法的に証明する根拠が現行法にない」ためなどと説明した。自民党会派は17日、金子氏から18日に真意を聞く方針を決めた。

 ブログは16日付。金子氏は、アイヌ民族を強調する人の目的を「行政からの便益を獲得すること」とし、行政から支援を受ける際の手続きについても「『自称』『推定』を認める客観性の乏しい仕組み」と批判した。<どうしん電子版に全文掲載>

http://yukan-news.ameba.jp/20140818-13381/
アイヌいない発言の札幌市議 反論するも梯子外れてた
2014年08月18日 15時08分
提供:アメーバニュース/政治・社会30 8月11日、札幌市議会の金子快之市議がツイッターで、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と発言し(当該ツイートは削除)、これが問題視されている件について、金子市議がブログで反論している。

 前述のツイートを毎日新聞が「札幌市議:『アイヌはもういない』 ネットで自説」と報道。毎日新聞は、国連による先住民族の権利宣言や、北海道アイヌ協会副理事長のコメントなどを紹介した。

 これに対し金子市議は16日、「アイヌ施策に関するツイートについて」というブログ記事を公開し、17日にも「『民族としてのアイヌは既に滅びた』〜世界大百科事典(平凡社)より」というブログ記事を公開。

「民族としてのアイヌは既に滅びたといってよく、厳密にいうならば、彼らは、もはやアイヌではなく、せいぜいアイヌ系日本人とでも称すべきものである」

 という世界百科事典の記述を根拠に、

「『アイヌ民族は既に滅びた』と言っているのは自説ではなく、事典に書いてあるのです」
「私がtwitterで述べたこととまったく同じことが載っていて、こちらが驚くくらいです」

 と述べている。

 なお平凡社は、

「このたび、小社では『世界大百科事典』の「アイヌ」の項目を全面的に改稿することといたしました。現行の同項目は、1970年代後半の編集になるもので、アイヌ民族が日本の先住民族であるとの視点にないものであり、現時点では適切なものではないばかりか、アイヌ民族に対する偏見や差別を助長しかねないとの認識にいたったためです」

 というお知らせを、2007年4月28日付で出している。

678チバQ:2014/08/18(月) 22:32:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140817-00000002-jct-soci
「アイヌ民族もういない」札幌市議、過激発言連発 批判の声に「本当のことを言うと議員辞めなければならないのか」
J-CASTニュース 8月17日(日)17時43分配信

 北海道札幌市の金子快之市議が投稿した、北海道周辺の先住民族アイヌに関するツイートが物議を醸している。金子市議はブログで発言の真意を説明しているが、反発の声も出ている。

 金子市議は中国や韓国、札幌市、共産党などに対しても、ツイッターで過激な発言を繰り返していた。批判に対しては「本当のことを言うと議員を辞めなければならないのでしょうか?」と、自説を貫く姿勢を示している。

■「ヘイトスピーチだ」「レイシスト!」批判集中

 金子市議は2014年8月6日、札幌市役所前に韓国の国旗が掲揚してある写真とともに、「またもや、札幌市役所に韓国国旗が掲げてありました。いったい札幌はどうなってしまったのでしょうか。強く正しい札幌を取り戻さなければなりません」とツイートした。

 これに対し他のツイッターユーザーから「北海道にはアイヌ民族の問題もある」とのリプライが寄せられると、8月11日にこう投稿した。

  「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」

 このツイートが8月14日頃から拡散され、「札幌市議によるヘイトスピーチ」「ばかもの。議員辞めなさいあんた」「レイシスト(差別主義者)!同じ日本人として恥ずかしい!」など非難のリプライが寄せられる事態に発展。金子市議は8月16日、ブログで真意を説明した。

 金子市議によると、「アイヌを法的に証明する根拠が現行法にない」のだという。一方で北海道では、アイヌの人に低金利の住宅新築資金貸し付けなどの支援を行っている。これが、アイヌを名乗ることで行政からの便宜を獲得する「アイヌを称する利権」だと持論を展開した。過去に議会で指摘し、これからも問題提起を続けていくと強調している。

 しかし、このブログにも「言い訳に終始か」「どこがアイヌがいないという結論になるのか?」「抗議されて当然」など、やはり批判が集中した。

中国国旗掲揚や韓国産食材の使用にも「イチャモン」
 アイヌに関する発言以外にも、物議を醸しそうな内容が散見される。

 14年7月20日、札幌市の陸上自衛隊丘珠駐屯地で米軍の新型輸送機「MV-22オスプレイ」などが展示されるイベントがあった。現地にいた金子市議は「オスプレイ見学客に共産党の活動家が反対ビラを配っている。しかし誰も受け取る人がいない」などと写真付きでツイートした。その後、他のユーザーからのリプライに対し「共産党のチラシなんぞ便所紙にもなりません」とも投稿している。

 7月11日には、「札幌市役所に中国の五星紅旗が掲げられています。『ついに占領されたか?』と思ったら、中国の友好代表団が来られているそうです」。5月14日には「『学校給食で韓国産わかめを使用』と驚愕の記事が札幌市のホームページに」など、中国や韓国に対し悪意のあるようなツイートもあった。

 さらに札幌市の上田文雄市長については8月14日、あるユーザーの「札幌の市長ははっきり言って売国」との発言に返信して、「傍目からどうしようもない売国なのに、本人はそう思っていない」とまで言っている。名指しこそしていないが、文脈から上田市長について言及しているとみられても仕方のない書き方だ。

 こうした過去の発言も拡散され、「なに?このひと。辞職願う」「こりゃ酷い。重症のネトウヨだ」「またまた地方議員から芳ばしい方が出てきてしまい、遺憾だ」といった声が上がり、批判はさらに広がっている。

 「アイヌ発言」が新聞で報道された8月17日、札幌駅前で街頭演説に立ったという金子市議は、ツイッターで「立ち留まって聞いてくれる方も多く、いつもと違う手応えがあります」と報告。非難を浴びても、当人はどこ吹く風といった様子だ。

679チバQ:2014/08/19(火) 19:29:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/557598.html
「アイヌ民族いない」書き込み問題 金子札幌市議を処分せず 自民会派「個人的見解」(08/19 06:30)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ問題で、所属する自民党・市民会議は18日、金子氏から事情を聴き、「個人的見解で問題はない」として処分しない方針を決めた。

 同会派の村山秀哉幹事長によると、金子氏は百科事典の記述を引用したとした上で「民族の歴史、文化を否定するものではない」と説明したという。村山幹事長は「文献を引用しており、問題はない」とした。

 金子氏が引用したという世界大百科事典(平凡社)の2005年版は「民族としてのアイヌは既に滅びたといってよい」などの記述があるが、「差別を助長しかねない」との指摘を受け、07年版から改訂されている。

 金子氏は同日夜、北海道新聞の取材に対し、書き込みを撤回する意思がない考えを重ねて示した上で、会派の方針については「コメントすることはない」と話した。

 一方、市議会の他会派は自民党の方針に対し「処分しないのは党として発言を受け入れたということ」(民主党・市民連合)などと批判した。

 東北学院大の榎森進名誉教授(アイヌ民族史)は金子氏の書き込みについて「アイヌ民族の基礎的な知識や歴史について理解ができていない。アイヌ民族の存在を否定するような表記をする百科事典は今はないはず」と指摘。「アイヌ民族を先住民族とするのは自民党政府が決めた認識で、これを否定する発言を容認するのは党の姿勢としてどうか」と疑問視した。

680チバQ:2014/08/27(水) 20:54:28
http://mainichi.jp/select/news/20140828k0000m010072000c.html
札幌市長選:現職上田氏は不出馬の方針 後継は秋元副市長
毎日新聞 2014年08月27日 20時16分

 札幌市の上田文雄市長(66)が、任期満了に伴う来春の市長選に出馬せず、3期12年で引退する方針を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。後継指名はしないが、秋元克広副市長(58)が出馬の意向を固めており基本的な政策を引き継ぐとみられる。

 上田氏を巡っては、民主党北海道連が4選出馬に意欲を見せる高橋はるみ知事の対抗馬として擁立を検討しているが、上田氏は受けない意向を示している。29日に開かれる自身の後援会の幹部会で不出馬の意向を伝え、9月上旬にも記者会見して正式発表する。

 上田氏は弁護士。2003年6月、政令市初の再選挙となった市長選で民主党などの推薦を受けて初当選した。

 秋元氏は9月上旬にも辞任して選挙準備を本格化させ、中旬にも正式表明する。1日には地元経済界の有志が出馬を要請する予定だ。秋元氏は夕張市出身。北海道大学卒業後の1979年に札幌市役所入り。南区長、市長政策室長などを経て12年4月から現職。

 市長選を巡っては、自民党が元総務官僚の本間奈々氏(45)の推薦を決めている。【山下智恵】

681チバQ:2014/08/27(水) 21:04:27
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014082701001868.html
上田札幌市長、4選不出馬 秋元副市長が立候補へ
2014年8月27日 19時50分

 上田文雄札幌市長


 札幌市の上田文雄市長(66)が来春の市長選に立候補しない意向を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。29日に同市内で開く後援会の会合で、幹部に不出馬を伝える見通し。上田市長は現在3期目。

 上田市長は北海道幕別町出身。弁護士を経て、2003年に民主党などの支持を受け、政令市初の再選挙となった激戦を制して初当選した。

 関係者によると、上田氏は11年以上の市政運営で疲弊している様子という。

 後継候補は指名しない考えだが、秋元克広副市長(58)が上田市長の基本政策を受け継ぎ、9月中に副市長を辞任して市長選への立候補を表明するとみられる。

(共同)

682チバQ:2014/08/27(水) 21:35:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/559321.html
上田札幌市長が4選不出馬 知事選にも立候補せず(08/27 19:31、08/27 20:01 更新)
 札幌市の上田文雄市長(66)は27日、来年春の次期市長選に出馬しない方針を固めた。民主党北海道に擁立論がある道知事選への出馬も見送り、市長3期で引退する意向。多選を避けたい思いがあることや、11年余りの市政運営で市の借金削減など、力を入れてきた施策に一定の道筋がついたと判断した。後継候補は指名しない考えだが、出馬の意向を固めた秋元克広副市長(58)が基本的な施策を継承するとみられる。

 上田市長は29日に後援会の幹部会合を開く予定。北海道新聞の取材に対し「まずは後援会と話をしたい」と述べた。

 一方、民主党北海道は6月に4選に意欲を見せている高橋はるみ知事の対抗馬として、上田市長を軸として選考を進める方針を決めているが、上田市長はこれを受けない意向。<どうしん電子版に全文掲載>

683チバQ:2014/08/28(木) 20:27:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140828ddlk01010318000c.html
選挙:札幌市長選 「上田氏引退」で構図動く 民主の対応にも注目 /北海道
毎日新聞 2014年08月28日 地方版

 任期満了に伴う来春の札幌市長選に向けた構図が一気に動いた。進退を明らかにしてこなかった現職の上田文雄市長(66)が引退の方針である一方、上田市政を支えてきた秋元克広副市長(58)が立候補の意向を固めた。市長選には、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が自民党の推薦で立候補することが決まっており、民主党の今後の対応も注目される。【山下智恵、袴田貴行】

 秋元氏は、札幌駅前通地下歩行空間の開設など行政手腕に定評があり、地元経済界などからの待望論が以前から多かった。今年1月には、地元経済界の有志27人が秋元氏を市長選候補として推薦するよう求めて自民党札幌市支部連合会(札連)に要望書を提出。だが、札連は検討しないまま本間氏の推薦を決め、その後、札連会長の橋本聖子参院議員が混乱の責任を取って辞任した。

 札連の関係者や市幹部によると、経済に明るく地元経済界に太いパイプを持つ秋元氏は、自民党市議の間でも信頼が厚いという。だが、推薦に至らなかったのは「宿敵である上田市長直系の副市長を担ぐのはおかしいとの声が根強く、『反上田』を掲げる町村信孝・元官房長官が首を縦に振らなかったからだ」と、ある同党市議は解説する。

 それだけに秋元氏の周辺は今後、「上田色」の打ち消しを図るとみられ、退任する上田氏から後継指名は受けない方針だ。党勢回復に苦しむ民主党の色も極力出さず、経営者や学識経験者らの専門家を中心とした後援団体を設立し、「市民党」のような立場で幅広い支持を集める戦略を描くとみられる。

 一方、3期12年で引退する方針の上田氏は、札幌市の財政健全化などの施策に一定の見通しが付いたと判断したほか、多選による弊害も考慮した。上田氏はこれまで市民が市政に積極参加する「市民自治」を掲げてきた一方で、震災がれきの受け入れや「脱原発」を目指したエネルギー政策などを巡って高橋はるみ知事と度々対立してきた。

 民主党道連は、来春の知事選で高橋知事の対抗馬として上田氏の擁立を目指している。だが上田氏はこれまで、知事選への転身の意向を定例記者会見で問われても「それはない」と答えるなど終始消極的な姿勢で、民主党の要請には応じない公算が大きい。

 8カ月後に迫る札幌市長選は、今のところ新人2人による激突が選挙戦の軸となる可能性が高い。ある民主党関係者は「『上田色』を出せば経済界には抵抗を示す向きもあり、逆に経済界ばかりを考慮すれば『脱原発』票が共産党に流れる恐れもある。秋元氏がいかにバランスのよいアピールをできるかが勝負の鍵だ」と分析している。

684チバQ:2014/08/28(木) 20:30:39
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/559396.html
秋元、本間氏の対決に 札幌市長選 上田氏が不出馬(08/28 09:05)
 札幌市の上田文雄市長(66)が27日、来年春の次期市長選に出馬しない方針を固め、選挙戦の構図が鮮明になった。上田市長を支えてきた秋元克広副市長(58)が同日、出馬する意向を固めた一方、自民党はすでに元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)の推薦を決めており、両氏が対決の中心になる見通し。経済界の一部には秋元氏を推す動きが表面化するなど、「道都決戦」に向けた駆け引きも熱を帯び始めている。

 上田市長は4選不出馬に加え、民主党北海道に擁立論がある道知事選への出馬も見送り、引退する意向。29日に後援会の幹部会合を開く予定で、27日の北海道新聞の取材に対し「まずは後援会と話をしたい」と述べた。

 民主党北海道は6月、4選に意欲を見せている高橋はるみ知事(60)の対抗馬として、上田市長を軸として選考を進める方針を決めているが、引退の意向を受けて戦略の見直しを迫られることになる。

 上田市長は後継指名はしない考えだが、秋元氏は上田市政を中枢で支えており、上田市政からの大幅な転換を掲げることはないとみられる。秋元氏に対しては経済人有志が9月1日に出馬を要請する方向で、秋元氏は同月上旬に副市長を辞任し同月中にも正式に出馬を表明する方針。上田市長を支えてきた民主党も、実質的な後継候補として秋元氏の擁立を探っている。<どうしん電子版に全文掲載>

685旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/08/28(木) 23:05:19
まあ,そうなりまっしゃろな。

札幌市議に会派離脱勧告=「アイヌいない」発言で
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014082800695
 札幌市議の金子快之氏がツイッターで「アイヌ民族なんて、もういない」などと発言した問題で、所属する市議会会派の自民党・市民会議は28日、金子氏に会派離脱を勧告し、9月4日までに回答するよう求めた。
 金子氏は今月11日、「アイヌ民族なんて、いまはもういない。せいぜいアイヌ系日本人が良いところだが、利権を行使しまくっている」などと書き込んだ。同会派は当初、発言の撤回を求めなかったが、別の会派からの批判などを受け、撤回に応じなければ処分する方針に転じた。
 関係者によると、28日に開かれた議員総会で金子氏は、「(アイヌ民族を先住民とする)国会決議の中身については認められない」などと撤回に応じなかったため、離脱勧告の処分を決めた。
 金子氏は取材に、「勧告を重く受け止めている。じっくり内容を見た上で回答する」と話した。(2014/08/28-17:05)

686チバQ:2014/08/29(金) 23:18:31
すごいですねー、専門家でも定義づけができないのに
このオッサンは民族という意味を厳密に意味づけできるんですね
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140829/lcl14082919350004-n1.htm
「民族として存在しない」 アイヌ発言、主張撤回せず

2014.8.29 19:35 [地方行政]

 短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ札幌市議会の金子快之議員(43)が29日、同市内で記者会見し「厳密な意味での民族としては存在しない」と述べ、主張を撤回しない方針を示した。

 金子氏は同日、アイヌ民族の団体などでつくる「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」から提出された質問状に文書で回答、その内容を会見で説明した。

 回答で、金子氏は発言の真意について「アイヌの文化や歴史を否定する意図ではない」とした上で、「宗教や言語が違い、政治的な要求を持つ集団という意味での民族としては存在しないと認識している」と主張。「書き込みの撤回ではなく、真意を説明するのが務めだと思う」と述べた。

 実行委員会の木幡寛事務局長は「回答というより言い訳の文書。はぐらかそうとしているようにしか思えず、納得できない」と話した。

687チバQ:2014/08/30(土) 08:02:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140830k0000m010144000c.html

札幌:上田市長が引退表明 道知事選「考えていない」

毎日新聞 2014年08月29日 22時07分(最終更新 08月29日 22時12分)


 札幌市の上田文雄市長(66)は29日、同市内で開かれた後援会の役員会終了後、記者団に対し、来春の市長選には立候補せず、3期限りで引退する意向を正式に表明した。出馬が取りざたされている来春の北海道知事選についても「全く考えていない」と否定し、政界から引退する考えを示した。

 会合後、記者団の取材に応じた上田市長は「4選には出馬をしない」と明言。役員会でも「お約束したことの大半は実現できたことで、一区切りにしたい」と伝えたことを明らかにした。

 上田市長をめぐっては、民主党道連が4選に意欲をみせている高橋はるみ道知事の対立候補として擁立を検討しているが、「考えていない。(出馬)要請もないと思う」と述べた。

 上田市長は弁護士で、現在3期目。民主党などの推薦を受け、2003年に政令市初の再選挙となった激戦を制して初当選。07年、11年の選挙でも自民党推薦候補を破った。

 来春の市長選には、自民党が元総務省官僚の本間奈々氏(45)の推薦を決めているほか、秋元克広副市長(58)が上田市長の基本政策を継承し、9月にも辞任して正式表明する見通し。【山下智恵、小川祐希】

688旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/08/30(土) 15:12:57
もう,むっちゃくちゃ。この発言とか
>「日本人として暮らしている中では民族とはいえない」


金子市議、主張変えず 「民族としては存在しない」アイヌ民族有志に回答
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/559846.html
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、金子氏は29日、アイヌ民族有志の団体の質問状に対し、「アイヌ民族は存在しない」と回答、主張を変えない考えを示した。
 質問状を出したのは「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」。金子氏は回答文書で「民族とは宗教や言語、文化などを共有し、自治権や国家形成など政治的な要求を持つ集団。その意味でのアイヌ民族は存在しないと認識している」と主張した。金子氏は回答後に記者会見し、書き込みを撤回しない意向をあらためて示した上で、「日本人として暮らしている中では民族とはいえない」と強調した。

689旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/09/01(月) 22:23:46
「アイヌいない」撤回せず=市議が会派離脱−札幌
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2014090100726&amp;m=rss
 札幌市の金子快之市議が「アイヌ民族なんて、もういない」などとツイッターに書き込んだ問題で、金子市議は1日、所属会派の自民党・市民会議を同日付で離脱したことを明らかにした。発言は撤回しないという。
 同会派は8月28日、発言を撤回しなければ離脱するよう勧告していた。
 札幌市内で記者会見した金子市議は「会派の要請で情報発信を停止してきたが、政治生命に関わる」と述べ、自由に発言できる立場を確保するため離脱したと説明した。
 金子市議は「発言の撤回や、謝罪の意思はない」と改めて表明。議員辞職についても否定した。(2014/09/01-18:31)

690チバQ:2014/09/01(月) 23:12:41
http://mainichi.jp/select/news/20140902k0000m040097000c.html
金子札幌市議:会派離脱…「アイヌいない」発言、撤回せず
毎日新聞 2014年09月01日 21時50分(最終更新 09月01日 22時23分)
 札幌市議会の金子快之(やすゆき)議員(43)=東区選出=は1日、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、もういない」「利権を行使している」などと書き込んだ問題で、所属会派「自民党・市民会議」の勧告に従って会派を離脱した。

 金子議員は東区内の事務所で同日記者会見し「アイヌ利権問題の本質とアイヌ先住民族論の危険性について、国益を守る立場から広く国民に訴えたい」とし、発言の撤回や謝罪の意向はないことを改めて表明した。会派離脱の理由については「自由に発言できる立場を取り戻すため」と述べ、今後もインターネットなどで意見を発信する考えを示した。

 発言を巡って会派は当初、「個人の見解」として問題視しない方針だったが、8月23日に一転して金子議員に謝罪と撤回を促した。5日後には「アイヌ政策を進める政府・与党の方針と合致しない」などとして会派離脱を勧告。金子議員は同30日、「会派や所属議員、政府に迷惑をかけたことに責任を感じている」との趣旨の文書を会派に郵送した。これを受け会派は1日、市議会事務局に金子議員の離脱を届けた。

 会派の対応が一転したことについて、金子議員は「組織なので決めたことを実行するのは当たり前だが、議論は一切しないとか国が決めたことに地方がそのまま従うという考え方は、地方分権と異なる」と批判した。

 会派の細川正人・政審会長は「発言の撤回を求めてきたが、理解してもらえず残念」と話した。【小川祐希、山下智恵】

692チバQ:2014/09/05(金) 00:10:37
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/560766.html
金子・札幌市議に辞職勧告案 民主党・市民連合、可決の公算大(09/04 06:40)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、民主党・市民連合(23人)は3日、金子氏に対する議員辞職勧告決議案を、22日開会の定例市議会に提出する考えを主要会派に伝えた。定数68の札幌市議会で公明党(9人)、共産党(5人)、市民ネットワーク北海道(3人)は賛成の方向で調整しており、賛成多数で可決する公算が大きくなった。

 民主党・市民連合は賛同する会派と決議案を共同提出する考え。今回の問題で金子氏に会派離脱を勧告した自民党・市民会議は「対応を検討したい」としている。決議案が可決しても法的拘束力はなく、金子氏は議員辞職を否定している。<どうしん電子版に全文掲載>

693チバQ:2014/09/05(金) 07:09:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140904ddlk01010280000c.html
ニュースプラス:来春の知事選 佐藤氏、出馬検討か 高い知名度、民主に推す声 /北海道
毎日新聞 2014年09月04日 地方版

 ◇「閉塞打破へ働きたい」
 任期満了に伴う来春の知事選に、フリーアナウンサーの佐藤のりゆき氏(64)の出馬が取りざたされている。知事選をめぐっては、自民党が高橋はるみ知事の4選支持を決める一方、民主党内では対抗馬として佐藤氏を推す声も出始めており、「高橋VS佐藤」の構図となる可能性も出てきた。佐藤氏は毎日新聞の取材に対し「北海道の閉塞(へいそく)感を打破するためには、どういう形であれ働きたいとは思っている」と含みを持たせる。【袴田貴行、山下智恵】

 ■勝手連が促す

 北海道放送(HBC)のアナウンサーを経てフリーランスとして活動する佐藤氏。2012年3月までの18年間、民放テレビ局の情報番組でメインキャスターを務めてきた経験があり知名度が高い。

 同年10月には北海道の活性化策について考えるグループ「北海道独立研究会」を設立し、会社経営者や研究者らとともに各地でシンポジウムやタウンミーティングを開催。昨年12月には佐藤氏の政策提言に共鳴した札幌市の若手経営者らが勝手連「佐藤のりゆきさんを北海道知事に引っ張り出す会」を作り、佐藤氏に知事選への出馬を促してきた。

 ■地ならしか?

 勝手連の要請に対しこれまで去就を明らかにしてこなかった佐藤氏だが、メインパーソナリティーを務める民放ラジオ局の番組を今月末で降板し、キャスターを引退する方針を固めている。このため、周辺からは「出馬に向けた準備では」との推測が出ている。

 今月20日には北海道の自立と活性化に向けた提言集「新北海道デザイン」の出版を記念する講演会を札幌市内で行う予定で、「何らかの意思表示があるのでは」との観測もある。

 ■自民は警戒

 折しも民主党内では、4選を狙う高橋知事の対抗馬として擁立を目指してきた上田文雄札幌市長が政界引退を表明し、代わって佐藤氏を推す声が出始めた。ただ、ある民主党道連幹部は「佐藤氏が『脱原発』と言わない限り推薦とはならない」と話し、当面は情勢を慎重に見極める構えだ。

 こうした中、自民党道連のある幹部は「北海道は伝統的にリベラル勢力が強いうえ、『反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)』や『脱原発』という土壌もある。民主党と連合が(佐藤氏を)推薦して裏方として支え、中間から左派まで取り込んで無党派層にアピールするような選挙戦をやられれば無視できない存在となる」と警戒。別の幹部は「知名度の高い佐藤氏に『反高橋知事』の勢力が集まれば相当手ごわい相手となる」と話す。

 鈴木宗男代表率いる新党大地は独自候補を立てない方針で、「『北海道を変えてやる』という意気込みのある方を応援したい」と佐藤氏への推薦に含みを持たせる。共産党は独自候補の擁立を模索している。

694チバQ:2014/09/05(金) 22:47:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/560974.html
道議会の定数3増6減 来春統一選から 自民案が可決見通し(09/05 07:00)


 道議会最大会派の自民党・道民会議は4日、来年春の道議選に向けて各会派で協議している定数見直しをめぐり、同党が示した「3増6減」を盛り込んだ条例改正案を9日開会の第3回定例道議会で採決する方針を固めた。議長を除く同会派の46人に加え、公明党(7人)やフロンティア(4人)も賛成して可決する見通し。次期道議選の定数は現行の104から101となり、全選挙区を比較した「1票の格差」では3・83倍が2・82倍に下がる。

 自民党案では、千歳市と岩見沢市を定数1から2に増やす。オホーツク管内は紋別市(定数1)を合区して定数2を3にする。その上で同管内は東部(定数1)と紋別市を含む西部(定数2)に分区。留萌市は留萌管内に合区して定数1が0に。胆振、釧路管内は定数2を1、後志管内は定数3を2、函館市は定数6から5に減らす。

 民主党・道民連合が3日の定数等検討協議会で提示した留萌市、美唄市、後志管内を各1減する「0増3減」案では、1票の格差は現行とほぼ変わらない3・78倍だった。<どうしん電子版に全文掲載>

695チバQ:2014/09/07(日) 20:17:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/561389.html
金子・札幌市議の「辞職勧告」可決確実 自民札連は除名の方針(09/07 07:31、09/07 14:56 更新)
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、札幌市議会(定数68)が金子氏の辞職勧告決議案を可決することが6日、確実になった。民主党・市民連合の呼びかけに対し、過半数の議員が所属する会派が賛成の方針を決めたため。決議案は22日開会の定例市議会に提案される。

 民主党が示した決議案の原案では、金子氏の書き込みや、アイヌ民族を先住民族と認めることを求めた2008年の国会決議を否定する発言を批判。一連の書き込みや発言の撤回と謝罪を求め、応じない場合の議員辞職を要求している。金子氏は撤回と謝罪を拒否していることから、事実上の辞職勧告となる。

 これまでに主要会派では民主党(23人)のほか、公明党(9人)、共産党(5人)、市民ネットワーク北海道(3人)が賛成する方針を決定。金子氏が離脱した最大会派の自民党・市民会議(議長を除き23人)は9日に対応を決める。ただ、決議案に法的な拘束力はなく、金子氏は辞職には応じない構えだ。<どうしん電子版に全文掲載>

696チバQ:2014/09/07(日) 20:19:36
↑のアイヌ問題。
自民が除名をするのはわかるんだが、辞職勧告はなんか違う気がする。
法律に抵触したわけでも、倫理が問われる問題でもなく。
単なる思想信条の表明ですから・・・

697とは:2014/09/07(日) 22:54:27
法的拘束力ないからいいんじゃないですか?!札幌市会として信条的には札幌市議に金子某なんかは既に存在しないと表明したこということで♪

698チバQ:2014/09/08(月) 21:51:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140908ddlk01010074000c.html
選挙:根室市長選 告示 12年ぶりの選挙戦に 現新2人が立候補 /北海道
毎日新聞 2014年09月08日 地方版

 任期満了に伴う根室市長選は7日告示され、元東京都目黒区議で会社役員の新人、鴨志田リエ氏(55)と、3選を目指す現職の長谷川俊輔氏(69)=自民、民主、公明、社民推薦=が届け出て12年ぶりの選挙戦に入った。投開票は14日。

 鴨志田氏は選挙事務所前で第一声。2期連続無投票の市長選や医療問題などを挙げて「根室は異例づくめ」とし、地元で出産・分娩(ぶんべん)さえできない根室の現状を打破するには「命を守る政治が必要。現状維持か未来を変えるかの選択」と訴えた。また「外から来た者だからこそ、街の良さが分かる」と話した。

 長谷川氏も選挙事務所前で第一声をし、市立病院建設や「北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律」の改正などオール根室態勢で取り組んだ2期8年の実績を強調。また「北方領土問題は4年以内に必ず解決に向かって動き出す。その時の行司役は市長」と自らの手腕をアピールした。【本間浩昭】

699旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/09/09(火) 20:23:54
金子市議の除名処分決定=「アイヌいない」発言で−自民札幌市連
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014090900823
 自民党札幌市支部連合会は9日、「アイヌ民族なんて、もういない」などとツイッターに書き込んで問題となった金子快之札幌市議を、除名処分とすることを決めた。自民党は2008年6月に衆参両院が決定したアイヌを先住民族と認める国会決議に賛同しており、金子市議の発言は党議違反に該当するとしている。
 処分の通知は、10日に金子市議に届く予定。通知の翌日から10日以内に異議申し立てがなければ除籍される。
 金子市議は9日も同連合会の幹部らに対し、アイヌをめぐる国会決議は認めるものの、自らの発言は撤回できないとの考えを示したという。(2014/09/09-19:14)

700アーバン:2014/09/09(火) 21:39:56
>>698
鴨志田さんは9年前に私の応援していた都議選の候補の応援に来てくれた時にちょっとだけ話したことがあります
いつの間にか根室に行ったとはビックリです
去年の都議選に出馬して落選していた

701チバQ:2014/09/09(火) 22:10:32
>>665-666
http://www.asahi.com/articles/CMTW1409090100003.html
最年少首長が初答弁 江差町議会
2014年9月9日10時02分
■2度の質疑中断も


 江差町議会で8日、定例議会の一般質問があり、全国最年少首長の照井誉之介町長(30)が初めて答弁に立った。町政運営や公約の具体化、町役場改革などの答弁をめぐって2度の質疑中断があり、町長選のしこりも感じさせる幕開けだった。


 定数12の町議会では、7月の町長選後、落選した前町長を支持した町議6人が新会派「政友会」を結成。照井町長を牽制(けんせい)する動きも見せる。一般質問には同会の4人を含む7人が立った…

702チバQ:2014/09/13(土) 07:36:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/562533.html
金子札幌市議の辞職勧告案、自民会派は反対方針 謝罪求める決議案を提出へ(09/13 06:55)

 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、札幌市議会の自民党・市民会議(議長を除き23人)は12日、議員会を開き、民主党・市民連合などが22日開会の定例市議会に提出する、金子氏に対する議員辞職勧告決議案に反対する方針を固めた。他の会派はすべて賛成の方針で、可決が確実な情勢は変わらない。

 議員会には市議17人が出席。参加者によると、決議案について「刑事事件になったわけでもないのに重すぎる」「議員を辞めるかどうかは、次の選挙で有権者が決めること」など慎重な声が多数を占めた。

 一方、金子氏の書き込みや発言については「認められるものではない」とし、辞職勧告決議案とは別に、金子氏に書き込みの撤回と謝罪を求める決議案を提出することも決めた。金子氏は自民党・市民会議から離脱勧告を受け、1日付で離脱した。

703チバQ:2014/09/16(火) 00:33:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/562785.html
根室市長選、長谷川氏3選 新人の鴨志田氏破る(09/15 00:03、09/15 00:11 更新)
 【根室】任期満了に伴う根室市長選は14日投票、即日開票され、無所属現職の長谷川俊輔氏(69)=自民、民主、公明、社民、新党大地推薦=が、元東京都目黒区議の無所属新人鴨志田リエ氏(55)=を破り、3選を果たした。当日有権者数は2万3285人。投票者数は1万3319人。投票率は57・20%で、前回選挙戦となった2002年より4・5ポイント上がった。無効票は217。

 3期目にして初の選挙となった長谷川氏は、貝殻島コンブ漁などにおける漁業者負担金軽減につながった北方領土問題等解決促進特別措置法(北特法)改正に向けた働きかけや、市立根室病院の建設など、2期8年の実績をアピール。自民党や民主党、公明党など主要政党から推薦を受け、幅広く支持者を固めたほか、候補擁立を断念した共産党支持者の一部も取り込んだ。

 漁業者らでつくる市民団体の支援を受けた鴨志田氏は、「市政改革」「命を守る政治」を訴え、市立根室病院の運営に民間の経営手法を導入するよう求めた。街頭演説など草の根運動を展開し、子供を持つ若い世代や女性を中心に一定の支持を集めたが、出馬表明の遅れと知名度不足が響き、一歩及ばなかった。

◆根室市長選結果(投票率57・20%)   

 当 8,456 長谷川俊輔 69 無現(自・民・公・社・大推)

   4,646 鴨志田リエ 55 無新

 はせがわ・しゅんすけ 市長(根室市助役、収入役)根室高卒、当3

704名無しさん:2014/09/17(水) 00:53:41
http://www.zaikaisapporo.co.jp/pbl/honshi/2014/10/nakazuri.png

財界さっぽろ 最新号目次|2014年10月号

○4選不出馬・上田文雄(札幌市長)が胸中を洗いざらい
○札幌市長選マル秘相関図 秋元克広出馬で割れる経済界
○町村信孝の・電話攻撃・に経済人が辟易
○アナウンサー・キャスターを卒業 佐藤のりゆき、知事選出馬に〝超前のめり〟
○シンガポールのカジノ視察に菅義偉(官房長官)が高橋はるみに〝捨てゼリフ〟
○選挙区がない自民党3代議士、次はどうする 渡辺孝一、清水誠一、勝沼栄明〝それぞれの秘策〟
○旭川市長選までラスト2カ月 東vs西川!それぞれの〝不安材料〟
【特集】ショック!農協解体

◎創価学会重鎮が中川郁子に不快感 勝毎が書けない保守政界の〝ドロドロ〟
・集団的自衛権行使容認の世論調査で石破茂が札幌で道新を〝チクリ〟

├札幌市議選東区に民主党から出馬 内閣官房も認めた美人「元都職員」の素顔
├鎌田公浩(元道議)に札幌市議選(中央区)出馬説
├ポスターまで張り出したのに…… 道議選札幌市東区現職・包國嘉介(公明党)突如〝降板〟の真相

●山口那津男(公明党代表)空知を「地方創生」で応援
●「創価学会札幌中央文化会館」が落成、世界平和の拠点となる「北海道文化センター」を併設
●北海道〝福〟知事・大泉洋が大胆〝公約〟
●もう一度ムネオを国会に、新党大地結党10年

http://www.zaikaisapporo.co.jp/pbl/honshi/index.shtml

705チバQ:2014/09/17(水) 20:49:33
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014091701001746.html
アイヌ発言市議、不服申し立て 除名決定で自民に
 短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込み、自民党札幌市支部連合会が党からの除名を決めた金子快之市議(43)が、不服申し立てしたことが17日、支部連への取材で分かった。

 支部連によると、不服申し立ては15日付。郵送で17日に届いた。「自分の主張には根拠があり、除名処分は適当でない」との内容だったという。今後、金子氏の言い分を検討し、除名するかどうかを最終的に判断する。

 金子氏をめぐっては、市議会の6会派が22日開会の市議会に議員辞職勧告決議案を共同で提出し、可決される見通し。

706チバQ:2014/09/18(木) 22:03:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140917ddlk01010165000c.html
始動:’15 札幌市長選/上 上田氏との“違い”示唆−−前副市長・秋元克広氏 /北海道
毎日新聞 2014年09月17日 地方版

 ◇経済界有志と民主党の「同床異夢」−−秋元克広氏(58)
 「上田(文雄札幌)市長は弁護士で理論家ですが、私は行政マンです」−−。8月18日、札幌市内のホテルであった副市長(当時)の秋元克広氏(58)に経済界有志が来春の市長選への立候補を促した会合。経済人から「上田氏の後継者になるのか」と問われると、秋元氏は淡々とそう答えたという。出席者の一人は「行政マンだから『国旗・国歌』(思想的なスタンス)にはこだわりがないという話だった。上田氏の政治姿勢全般の後継者ではないと理解した」と評価した。

    ◇

 次期市長選で札幌商工会議所の政治団体「札幌商工連盟」は自民党推薦で出馬予定の元総務官僚、本間奈々氏(45)への推薦を決めている。しかし秋元氏擁立に動いた経済界有志は「もはや政党政治ではない。市のためになる知恵と情報を持つ人を選んだ」と、人物本位で決めたことを強調した。

 民主党は党勢回復を見通せないなか、「政党色を出しては勝てない」との危機感を持っていたが、経済界有志の動きは思わぬ「恵みの雨」となった。秋元氏の陣営は今後、経済界有志や学者らでつくる後援会を発足させる予定。一方でポスター張りなどの裏方の実務は民主党と連合が請け負う方針だ。ある民主党市議は「経済界を取り込み『市民党』として、幅広い支持を呼びかけたい」と意気込む。

    ◇

 ただ民主党内には経済界が前面に出過ぎれば、上田市政を支えてきたリベラル層の票が逃げるとの懸念もある。焦点となるのが北海道電力泊原発の再稼働問題だ。札幌市には再稼働の権限がないが、上田市長はこれまで否定的な考えを明確に示してきた。秋元氏も「脱原発」派とされるが、経済界有志の一人は「秋元氏は『代替エネルギーが確立するまでは再稼働を考える余地がある』と明言しており、何が何でも反対という人物ではない」と、経済界の意向をくんでくれる人物として期待を寄せる。

 再選挙となった2003年の1回目の市長選を除き、過去3回の選挙で上田氏の対抗馬を立てるのを見送ってきた共産党は、今回は独自候補の擁立を目指す。再稼働反対を掲げた候補が立てば、上田氏を支持してきたリベラル層の一部はそちらに流れる可能性がある。民主党関係者は「上田市政の継承を望む層と、抵抗感を持つ層のバランスをうまく取りながら活動していけるかが課題になる」と、経済界有志と民主党が「同床異夢」の選挙戦となることに頭を悩ませる。

  × × ×

 来春の札幌市長選に向け、有力候補と目される陣営が動き始めた。主要政党や経済界などの思惑を報告する。

707チバQ:2014/09/18(木) 22:03:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140918ddlk01010263000c.html
始動:’15 札幌市長選/下 「挑戦者」、政策を先行発表−−元総務官僚・本間奈々氏 /北海道
毎日新聞 2014年09月18日 地方版

 ◇自民の基盤、経済界分裂に危機感−−本間奈々氏(45)
 「挑戦者として、私の方が早く出すべきだと思った」。元総務官僚の本間奈々氏(45)が10日開いた来春の札幌市長選に向けた政策発表の記者会見。重点7政策のうち、まちづくりや子育てなど3項目についてのみ詳細を説明した。

 会見は前副市長の秋元克広氏(58)が16日に出馬表明するとの情報を得て、急きょ設定された。本間氏を推薦する自民党市議は「政策で重なる点が多く、先行して発表することで印象を強くしたかった」と狙いを明かす。

 会見で本間氏は上田市政について「消極的な姿勢が目立った」と批判。緊縮財政路線を引き合いに「札幌は赤字の大きさではなく、税収が足りていないのが問題。公共事業はやらないといけない部分はやるべきだ」と述べ、地下鉄の延伸や丘珠空港の機能強化など積極的な投資策を掲げた。

    ◇

 秋元氏も出馬会見で経済・雇用を最重点とする政策を発表。「発展には積極的な投資も必要」と述べ、民間投資を呼び込む公共事業を行うと訴えた。

 両氏ともに「経済」を最重点に掲げる背景には、これまで自民党の推薦候補を支持してきた経済界が今回は分裂したため、両陣営が取り込みを図っているからとの見方もある。

 札幌商工会議所(札商)の政治団体「札幌商工連盟」は6月の臨時総会で「札連(自民党札幌市支部連合会)が推薦する候補を支援する」と本間氏の推薦を全会一致で決めた。だが一方で札商幹部を含む経済界の一部は秋元氏に出馬を要請。ある経済人は「行政手腕に実績のある秋元氏に、かじ取りを託したいと思っている人は経済界でも少数派ではない」と話す。

 自民党も一枚岩ではない。札連は昨年11月、候補を経済界などからの推薦を受けて選考すると発表。12月には本間氏ら2氏から選ぶ投票をしたが、白票が最も多く白紙に。今年1月、札商副会頭ら経済界の有志27人が秋元氏を推薦するよう求めたが、札連は最終的に本間氏を推薦候補に選んだ。

    ◇

 その背景には町村信孝元官房長官の強い意向があったとされる。橋本聖子参院議員が候補選考を巡る混乱の責任を取って札連会長を1月に辞任すると、後任には町村氏が座った。自民党関係者は「橋本さんは経済界などの同意を得て推薦候補を選ぶ意向だったが、町村さんが乗り込んできて強引に決めてしまった。そのしこりがいまだに残っている」と話す。別の関係者は「過去の市長選でも保守勢力が分裂した時は厳しい戦いとなっており、楽観はできない」と陣営の引き締めに躍起だ。

 経済界を二分したまま突入する選挙戦。本間氏は支持基盤をどこまで固められるかが課題になりそうだ。

   × × ×

 この連載は山下智恵、袴田貴行、小川祐希が担当しました。

708チバQ:2014/09/21(日) 22:20:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140921-OYT1T50010.html
佐藤のりゆき氏、北海道知事選への出馬検討
2014年09月21日 11時34分
 札幌市内の若手経営者らから2015年春の知事選への立候補を求められているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)は20日、自身の講演会で、出馬について「真剣に検討し、真剣に答えを出そうと思っている」と話した。


 講演会は北海道の改革案などをまとめた自著の出版を記念したもので、「北海道に足りないのは民間の発想。長年キャスターをやらせてもらった恩返しとして、北海道を面白いところにしたい」と、出馬に前向きと受け取れる発言も出た。

 終了後、佐藤氏は報道陣に「首長になりたいといった欲はないが、北海道を豊かにしたいという思いがある。そのために、私に何ができるのかということをしばらく考えたい」と語った。

709チバQ:2014/09/23(火) 09:36:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/564226.html
金子市議の辞職勧告決議 札幌市議会 アイヌ民族発言 本人は拒否(09/22 18:01、09/23 01:04 更新)辞職勧告決議後、取材に応じる札幌市の金子快之市議=22日午後、札幌市
辞職勧告決議後、取材に応じる札幌市の金子快之市議=22日午後、札幌市
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、札幌市議会(定数68)は22日の本会議で、金子氏に対する議員辞職勧告決議案を自民党・市民会議(議長を除き23人)を除く全会派の賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はなく、金子氏は本会議後、議員辞職をあらためて否定した。

 決議は民主党・市民連合、公明党、共産党、市民ネットワーク北海道、改革、みんなの党が共同提出。同市議会が辞職勧告決議を可決するのは2006年に、副市長らへの傷害、暴行の罪で罰金刑を受けた市議に対して以来3度目。

 自民党は決議の反対理由を「会派内に辞職まで求めるのは重いという意見があったため」と説明。書き込みなどの撤回と謝罪を求める決議案を単独で提出したが、自民党を除く反対多数で否決された。<どうしん電子版に全文掲載>

710チバQ:2014/09/24(水) 00:47:24
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/564373.html
書き込み撤回、拒み続け 金子・札幌市議に辞職勧告決議 提出会派「反省ない」(09/23 12:28)金子氏に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した札幌市議会
金子氏に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した札幌市議会
 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題は、札幌市議会(定数68)が22日の本会議で金子氏の議員辞職勧告決議案を可決する事態に発展した。決議案の提出会派は「自説に固執し反省がない」などと厳しく批判したが、金子氏は依然、議員辞職や書き込みの撤回を否定。一向に交わらぬ主張に、議場には冷ややかな空気も漂った。

 「金子氏の民族問題に関する理解は極めてお粗末。誤りを認めずに、自分の都合のいい断片的事実や根拠のない言説をつなぎ合わせて自説に固執する態度をとり続けることは、許されない」。決議提出を主導した民主党・市民連合の大嶋薫会長が本会議での提案説明で、金子氏の書き込みや対応を厳しく批判すると、傍聴席から拍手がわいた。

 これに対し、発言の機会が与えられた金子氏は、ツイッターの書き込みについて「個人的なやりとりを一部のマスコミがのぞき込み、謝罪、撤回を求めるのは言いがかりに近い。先達がアイヌの人たちを苦しめてきたというのはまったく誤った歴史認識だ」と主張。2008年にアイヌ民族を先住民と認めることを求め、全会一致で可決した国会決議についても「疑問に感じる」とした。

 辞職勧告決議案は、自民党・市民会議(議長を除き23人)を除く全会派の賛成多数で淡々と可決。本会議後、大嶋会長は「議会としての良識は示せた。金子氏にはアイヌ民族の方々と対話する場をつくってほしい」と求めた。

 また、公明党の阿知良寛美幹事長は金子氏の議場での発言について「都合のいいように物事を解釈している。到底納得できる内容ではない」と批判。共産党の宮川潤幹事長も「差別発言に対する反省がないことを有権者もしっかり受け止めてほしい」と指摘した。

 金子氏が所属していた自民党・市民会議は、辞職勧告決議に反対する一方、謝罪、撤回などを求める決議案を単独提出し、反対多数で否決された。細川正人政審会長は「会派の議員の中から、辞職は重いという意見もあり、謝罪と撤回、猛省を求める判断をした」と説明した。

 一方、アイヌ民族有志でつくる「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」の木幡寛事務局長は「金子氏は国連や国会が認めるアイヌの民族性を否定する根拠を示していない。議員を辞職した上で、選挙で民意を問うべきだ」と訴えた。(片山由紀、水野富仁)

711チバQ:2014/09/27(土) 15:09:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140927ddlk01010304000c.html
選挙:根室市長選 ビラ無配布は選管責任 鴨志田氏、選挙無効求め異議 /北海道
毎日新聞 2014年09月27日 地方版

 14日に投開票があった根室市長選を巡り、落選した元東京都目黒区議で会社役員の鴨志田リエ氏(55)が26日、改正公職選挙法で定められた「選挙運動用のビラ」を配付できなかったのは市選挙管理委員会(水見信一委員長)の責任だとして、書面で市選管に異議申し立てをした。市選管は同法に基づき「30日以内に回答する」と答えた。

 申し立てでは、2007年の改正公選法で選挙運動用ビラを自費で作成できるようになったのに、市選管がビラの規定を設ける義務を怠ったとしている。鴨志田氏は「1万6000枚のビラを配れていれば政策や人柄を伝えられた。選管の不作為による影響は大きく、(こうしたケースは)恐らく日本で初めて」といい、重大な過失があったとして選挙無効を求めている。

 鴨志田氏は8月6日の立候補予定者説明会で、ビラ作成が可能かを市選管に質問。市選管は「公費負担の制度を条例で定めていない」と回答した。鴨志田氏は「自己負担なら可能かと尋ねたが、条例での規定がないのでできない」と説明されたという。一方、市選管は取材に対し「私費とか自費、公費という形で質問されたという記憶はない」と否定しながらも、「(私費での作成は)可能という説明もしなかったことは事実」と、一部の不手際を認めた。

 鴨志田氏は市長選で、現職の長谷川俊輔氏(69)に3810票差の4646票で敗れた。【本間浩昭】

712チバQ:2014/09/30(火) 20:07:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140930ddlk01010266000c.html
選挙:旭川市長選 元市議の安住氏が意欲 /北海道
毎日新聞 2014年09月30日 地方版

 元旭川市議でみんなの党道支部長の安住太伸(たかのぶ)氏(44)は29日、後援会の集会で「市長になることは胸に秘めた熱い夢」と語り、11月2日告示、9日投開票の旭川市長選への立候補に意欲をみせた。ただ「後援会でも意見が分かれており、1週間後をめどに改めて説明する場を持ちたい」と態度を保留した。

 一方、共産党などでつくる「明るい旭川の会」は同日、市長選の候補擁立を断念し自主投票にすると発表した。

 市長選には西川将人市長(45)と元道議の東国幹氏(46)が立候補表明している。【横田信行】

713チバQ:2014/10/04(土) 14:12:37
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/566707.html
札幌市議ら主催側へ金銭 選挙区の祭り 飲食超過分は違法寄付(10/04 11:47)
 札幌市議や道議らが、選挙区内で開かれた祭りやイベントなどに参加した際、主催者側に金銭を渡すケースがあることが分かった。公選法は議員や首長らが選挙区内で寄付することを禁じており、総務省によると、提供された飲食物などの対価を上回る金銭を渡した場合は超過額が寄付に当たる。金銭を支払った札幌市議らは「飲食を伴う祭りなどでは暗黙の申し合わせがあり、一律3千円渡している」などとしており、同法に違反する寄付が広く行われている可能性がある。

 札幌市西区で8月に行われた町内会主催の盆踊り大会。参加した札幌市議が、「会費」名目で3千円を渡した。町内会役員によると、提供したのは「焼き鳥や枝豆など数百円分程度」という。

 市議は、3千円支払ったことについて「飲食の対価として渡したのであり、寄付に当たるとは思わない。初当選以来、飲食を伴う祭りでは会費として一律3千円払ってきた」としている。

 盆踊りには、来春の統一地方選の立候補予定者も秘書らとともに訪れ、3千円を支払った。「3人分の飲食の対価」としている。

 祭りなどのイベントでの金銭の支払いは、札幌市議の間では、一部議員を除き恒常的に行われているようだ。あるベテラン市議は「一律5千円払っている。金額は区ごとに何となく申し合わせている」と話す。別の市議は、一律3千円払っていることを認めた上で、「多くの会派がやっている。暗黙の了解がある」としている。<どうしん電子版に全文掲載>

714チバQ:2014/10/05(日) 23:23:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/566746.html
上田・札幌市長、任期前に辞任 来年5月、統一選に合わせ(10/04 15:48)上田文雄市長
上田文雄市長
 4選不出馬を表明している札幌市の上田文雄市長(66)は4日、来年6月7日の任期満了を待たず、5月に辞任する意向を固めた。次期市長選は統一地方選に合わせて来年4月12日に投票が行われる見通しで、上田氏が辞任すれば、公選法の規定により新市長が就任する。取材に対し「選挙時期や(統一地方選で)新たに選ばれる市議との任期のずれを解消したい」と話した。

 札幌市長の任期は、上田市長が初当選した2003年に再選挙が行われた影響で、それまでの5月1日までから、現在の6月7日になった。上田市長は退任を5月1日に前倒しして従来の任期に戻し、新市長が早めに補正予算編成に着手できるようにしたい意向だ。

 公選法では、選挙で新たな市長が決まった後に従来の市長が辞職した場合は、その翌日からが新市長の任期になる、としている。<どうしん電子版に全文掲載>

715チバQ:2014/10/05(日) 23:24:52
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014100401001819.html
高橋北海道知事4選出馬へ 12月正式表明で調整
2014年10月4日 19時37分
 北海道の高橋はるみ知事(60)が、来春の知事選に出馬する意向を固めたことが4日、知事に近い関係者への取材で分かった。12月に正式表明する方向で調整しているという。高橋知事は現在3期目。
 関係者によると、高橋知事は「2036年に予定される北海道新幹線新函館北斗―札幌間の開業前倒しに取り組みたい」と話しているという。
 高橋知事は富山市生まれ。1976年に旧通商産業省に入省後、経済産業省北海道経済産業局長などを経て、03年4月、自民党などの推薦を受けて初当選した。
 来春の知事選では、民主党北海道連も候補者の選考を進めている。
(共同)

716チバQ:2014/10/07(火) 23:42:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141007ddlk01010162000c.html
選挙:旭川市長選 現新一騎打ち濃厚 統一地方選へ、自民VS民主の前哨戦 /北海道
毎日新聞 2014年10月07日 地方版

 任期満了に伴う旭川市長選(11月2日告示、9日投開票)で、立候補に意欲を示していた元旭川市議でみんなの党道支部長、安住太伸(たかのぶ)氏(44)は6日、立候補断念を発表した。これで、民主推薦で3選を目指す現職の西川将人氏(45)と自民推薦の新人、元道議の東国幹氏(46)の一騎打ちが濃厚になった。政策論争は低調だが、道内第2の都市だけに来春の統一地方選をにらんだ自民対民主の前哨戦が熱を帯び始めている。【横田信行】

 西川氏は8月8日に3選を目指すことを正式表明。前回同様、旧自由党時代からの支持者と連合など民主系組織が支持基盤たが、政権与党から野党に転落した民主は前面に出るのを避ける作戦を展開。選対本部長に経済人の杉山正幸・後援会長が就き、経済界の一部や市内に張り巡らせた後援会との連動を強化する。

 一方、「リーダーシップを発揮していない」と批判してきた自民党だが、2006年、10年に続き、今回も候補者選びは難航。キャスターや金融関係者、病院理事長ら複数の名が浮上しては消える中、党旭川支部長だった東氏が8月18日に立候補を表明。02年の市長選で現職に惜敗した後、道議3期、会派幹事長も務め、党関係者は「現状で最強の挑戦者」と自信をみせる。

 市議会では保守系が過半数を占めながら、連敗した要因の一つは衆院選の中選挙区時代の遺恨をひきずる保守の分裂。しかし、「過去のこと」と自民党・道6区選出の今津寛・衆院議員は一枚岩を強調する。前回、保守分裂を広げた同党出身の安住氏が今回は立候補を断念。6日の記者会見には東氏も同席。安住氏が支援を表明したことで保守一本化への環境は整った形だ。公明の推薦も期待する。前回、西川氏を推薦した新党大地は「当選後、西川氏から何の連絡もなかったが、東氏からは相談があった」(鈴木宗男代表)として今回は一転、東氏を推薦した。

 西川陣営にとって、共産党などで作る「明るい旭川の会」が自主投票を決めたことは明るい材料。同会は「自民党市政に戻すことは今以上に厳しくなる」との認識を示しているからだ。

 スタンドプレーを嫌い、政策面で手堅さが目立つ西川陣営は18日に総決起集会を開き、現職としての実績をアピールする。一方、東陣営は政権与党の強みを最大限に生かし、自民党の国会議員を投入し、25日の女性集会などで盛り上げを図る。


 中心市街地の活性化や不況対策など課題山積だが、両陣営とも具体的な選挙公約の発表は今月下旬にずれ込む見込み。市民の関心は低調で、かつて集票部隊だった土木建設業界の動きも鈍い。両陣営とも「まだ勝ち馬に乗ろうと様子見の人が多い」と、支持拡大に必死だ。

==============

 ■旭川市長選の過去3回の投票結果■

 <2002年>

当 菅原功一 無現(3)60771

  東国幹  無新   60544

  田辺八郎 無新    4235=共産推薦

  鶴飼重男 無新    1781

 <06年>

当 西川将人 無新 65033=民主推薦

  加藤礼一 無新 63275=自民推薦、公明支持

  安住太伸 無新 17513

  荻生和敏 無新  7739=共産推薦

  神崎実  無新  7515

 <10年>

当 西川将人  無現(2)82992=民主、新党大地推薦、社民支持

  佐々木通彦 無新   31181=自民推薦

  安住太伸  無新   29216=みんな推薦

717名無しさん:2014/10/13(月) 15:52:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/568028.html
札幌市長選まで半年、準備加速 本間氏、街頭立ち周知図る/秋元氏、団体回り要望把握(10/11 09:38、10/11 15:39 更新)
 来年4月12日に想定される札幌市長選まで間もなく半年。すでに出馬を表明している自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と、前副市長の秋元克広氏(58)は、近く後援会の事務所開きを行い、選挙準備を加速させる。経済界の支持が本間、秋元両氏に割れるなど構図が複雑化する中、両者とも地道に市民への浸透を図ろうとしている。

 前回2011年に続く挑戦となる本間氏は、9月から週に2回、JR札幌駅前で早朝の街頭演説を続けている。決まった日時に演説し、知名度を高める狙いだ。自民党市議や道議とのポスターも計5千枚用意し、地域への浸透も図る。

 本間氏は「まだまだ周知が足りていない。議員の協力を得ながら、地道に足場固めをしていきたい」。秋元氏と支持が割れている経済界や、公明党の支援取り付けにも力を入れる。26日に選対本部の事務所開きを行い、11月21日のセミナーには自民党の谷垣禎一幹事長が駆けつける予定で、党本部の後押しもアピールしたい考えだ。

 一方、秋元氏は出馬を要請された経済界有志などと連携し、1日4、5件、企業、団体を回り、支持拡大や市民要望の把握に努めている。ホームページも開設し、動向を発信している。

 秋元氏は「多くの現場に足を運び、まずは秋元という人間の考え方や人柄を知ってもらいたい。政策は市民に共感されるだけでなく、実効性の伴ったものにしたい」と語る。事務所開きは17日に行い、具体的な政策は11月上旬に第1弾を発表する予定。「市民党」を掲げ、支援する方針の民主党や上田文雄市長とは表立った連携を控えており、知名度と陣営の結束が課題となりそうだ。

 また、共産党道委員会は、支持団体などでつくる「明るい札幌市政をつくる会」と候補擁立に向けて協議を重ねている。畠山和也書記長は「今は施策について協議しており、個人名を挙げて検討する段階には至っていない」と話す。

 上田市長の任期は来年6月7日まであるが、札幌市選管は統一地方選の日程に合わせる方針で、投票日は来年4月12日が予想される。(片山由紀、水野富仁)

718チバQ:2014/10/26(日) 19:56:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141026ddlk01010103000c.html
選挙:知事選 札幌市長の擁立断念 民主道連、候補者決定先送り /北海道
毎日新聞 2014年10月26日 地方版

 民主党道連は25日、上田文雄・札幌市長(66)を来年4月の知事選に擁立することを断念したと明らかにした。上田市長の政界引退の意向が強いためで、10月末までを目標としていた民主党道連の候補者決定は先送りされる。

 道連は、党員や道民アンケートを通じ昨年12月に「新知事像」を決定。横路孝弘・道連代表らが上田市長を説得していた。しかし、上田市長は8月末に政界引退表明。知事選も「全く考えていない」と明言した。党内では次の候補擁立に移るため、10月末が説得の期限との声が強くなっていた。

 次の候補には、現職の国会議員や前国会議員らの名前が挙がってるが、本人らの意向もあって有力ではないという。出馬を検討中のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(64)の擁立を望む声もあるが、党は慎重姿勢を示している。

 道連の勝部賢志幹事長は「上田氏の擁立はハードルが高かった。なかなか候補者を決められず申し訳ない。戦える候補者をできるだけ早く擁立したい」と話した。【山下智恵】

719チバQ:2014/10/26(日) 20:15:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027k0000m010060000c.html
北海道知事選:佐藤のりゆき氏出馬へ 高橋氏と選挙戦に
毎日新聞 2014年10月26日 19時58分(最終更新 10月26日 20時02分)

北海道知事選に立候補する意向を固めた佐藤のりゆき氏=札幌市中央区で2014年9月、小川祐希撮影
北海道知事選に立候補する意向を固めた佐藤のりゆき氏=札幌市中央区で2014年9月、小川祐希撮影
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 来年4月の北海道知事選に、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)が26日、立候補する意向を固めた。毎日新聞の取材に「11月4日に記者会見し、正式に表明したい」と述べた。4選に意欲を示す現職の高橋はるみ知事(60)は年内にも出馬表明するとみられ、同知事選は選挙戦となる見通し。

 佐藤氏は、札幌市の若手経営者らでつくる勝手連「佐藤のりゆきさんを北海道知事に引っ張り出す会」から出馬要請を受けていた。

 9月20日に同市内で開いた著書の出版記念講演会では「北海道が自立して道民が豊かに暮らせるためなら、どこへでも行って何でもしたいと思っている。真剣に検討して近いうちに答えを出したい」と発言。その後、選挙戦の支援態勢などについて支持者らと協議を重ね、出馬環境が整ったと判断した。

 佐藤氏は札幌市出身。北海学園大卒業後、1972年に北海道放送(HBC)入社。アナウンサーとして活動し、94年に退社してフリーとなった。

 同知事選を巡っては、自民党は高橋知事を支援する方針。民主党は3期限りで札幌市長を引退する上田文雄氏(66)の擁立を目指していたが、本人に固辞され断念。他の候補擁立を模索しているが、党内には佐藤氏を推す声もある。共産党は独自の候補擁立を目指している。【袴田貴行】

720チバQ:2014/10/28(火) 00:21:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027ddlk01010172000c.html
’15統一地方選:知事選 民主の対応焦点に 佐藤氏、現職・高橋氏に挑戦へ /北海道
毎日新聞 2014年10月27日 地方版

 半年後に迫った来春の知事選。4選を目指す高橋はるみ知事(60)が年内にも出馬表明するとみられるのに加え、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)が立候補する意向を固めたことで、選挙戦となるのは必至となった。高橋知事への支持を固めている自民党に対し、民主党は独自候補擁立を模索するのか、佐藤氏支持に回るのか、対応が焦点となっている。

 佐藤氏は1994年から北海道文化放送(UHB)の朝の看板番組で18年間キャスターを務め、道内で知名度が高い。2012年10月には北海道の活性化策について政策提言するグループ「北海道独立研究会」を設立。道内の経営者や研究者らとともに各地でシンポジウムやタウンミーティングを開いてきた。

 9月には、北海道の自立をテーマにした政策提言集「佐藤のりゆきの新北海道デザイン」を出版。札幌市内で開いた出版記念講演会には約1600人(主催者発表)が出席した。

 佐藤氏は講演で、道内を訪れる観光客から1人1泊あたり100円の「観光振興税」(仮称)を集めて道の観光予算に充てたり、本州に比べて夏の日照時間が長い北海道の特性を生かして「北海道サマータイム」(同)を導入し、省エネルギーや地域振興に役立てるなどの独自のアイデアを提案。「今の道庁には『会社』の発想がない。リーダーは行政マンではなく、経営マンの発想を持たないとダメだ」と訴えていた。

 3期限りで札幌市長を引退する上田文雄氏(66)の知事選擁立を断念した民主党内には、佐藤氏を推す声もある。だが、同党は今のところ佐藤氏支持には慎重な姿勢を崩していない。一方、佐藤氏周辺の関係者も「応援してくれる人からは誰からでも支援を得たいが、『保革の戦い』にはしたくない。あまり『色』は付かない方が望ましい」と話している。

 共産党は独自の候補擁立を目指している。【袴田貴行、山下智恵】

721チバQ:2014/10/28(火) 00:23:35
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/570827.html
地下鉄延伸論が再燃 札幌市長選 本間、秋元両氏 採算性が課題(10/27 07:01、10/27 08:39 更新)

 来年春の札幌市長選に向け、市営地下鉄延伸の議論が再燃してきた。一時は採算性の問題から下火になっていたが、出馬を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と、前札幌市副市長の秋元克広氏(58)がそろって東豊線福住駅(豊平区)から札幌ドーム(同)や清田区方面への延伸を検討する意向を示した。人口減少局面を迎える中、採算性をどこまで示せるかが課題となる。

 「清田方面への延伸については、やると約束させてもらってもいい」。本間氏は18日に札幌市内で開かれた自民党札幌市支部連合会会長の町村信孝元官房長官のセミナーで、福住からの延伸に強い意欲を示した。

 セミナー後には取材に対し「清田区か、北広島市か、どこまで延ばすかはこれからの議論だが、やるべきだと判断した」と説明。9月の政策発表会見でも、福住駅に加え、南北線真駒内駅(南区)、麻生駅(北区)からの延伸についても「検討する」と述べた。

 一方、秋元氏も福住からの延伸の採算性を再検証する考えを表明。念頭にあるのが、市が立候補の方向で調整している2026年の冬季五輪だ。秋元氏は「五輪を契機に札幌ドーム周辺や清田区などの土地利用が大きく変化する可能性がある。北広島への大型店出店などで市が試算した時とは人の流れも変わり、検討の余地はある」と語る。

 ただ、他地域の延伸に関しては「過去に採算性が難しいという結論が出たときから、状況は変わっていない」と否定的だ。(報道センター 水野富仁、片山由紀)<どうしん電子版に全文掲載>

722チバQ:2014/10/28(火) 22:06:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/571037.html
北海道知事選、佐藤のりゆき氏の知名度警戒 自民・民主、支援態勢見極めへ(10/28 07:01、10/28 07:49 更新)
 来年4月の道知事選をめぐり、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(64)が11月4日に出馬表明することが明らかになったことで、道内各党は佐藤氏の動向を注視している。4選出馬意向の高橋はるみ知事(60)を支援する方向の自民党内では、佐藤氏の知名度を警戒。独自候補擁立を探る民主党内の一部には、佐藤氏への支援を探る動きもある。両党などは佐藤氏への支援の広がりを見極め、知事選戦略を練る構えだ。

 「気を引き締めなければ」。自民党道連の柿木克弘幹事長は27日、緊張感を持って選挙戦に臨む考えを強調。道内民放の人気番組で長年、メーンキャスターを務めた佐藤氏の高い知名度を意識している。

 自民党内では佐藤氏を警戒しつつも、あるベテラン道議は「組織力も不足しており、訴えは浸透しない」と指摘。党道連が支援する方向でほぼ固まっている高橋知事と比べて「脅威にならない」(道連関係者)との見方も出ている。

 高橋知事初当選の2003年以降、支持か推薦している公明党道本部は、対応は高橋知事が進退を明らかにしてから検討する方向。森成之幹事長は佐藤氏出馬についても「現時点ではコメントできない」とした。

 上田文雄札幌市長(66)の擁立を断念した民主党北海道は「独自候補の擁立に全力を尽くす」(勝部賢志幹事長)との方針を強調。幹部は佐藤氏が以前「高橋知事の応援団」を公言していたことなどを踏まえ「主張が見えにくい。佐藤氏に乗ることはない」と言い切る。

 ただ、佐藤氏の知名度に期待する声は党内の一部にあり、ベテラン道議は「支援を考える余地は十分ある」と連携をなお模索。執行部は支援論が強まることを警戒している。<どうしん電子版に全文掲載>

723チバQ:2014/10/28(火) 23:26:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2014102600230
バシル大統領、再選出馬へ=「戦争犯罪」で国際手配中−スーダン



スーダンのバシル大統領=23日、ハルツーム(AFP=時事)
 【カイロ時事】26日付のアラブ圏紙アッシャルク・アウサトなどによると、スーダンの与党国民会議は先週行われた党の会合で、2015年4月に予定される大統領選の候補者として、現職のバシル大統領の擁立を決めた。
 バシル氏は西部ダルフール地方での戦争犯罪などの容疑で、国際刑事裁判所(ICC)が国際手配している。身柄拘束を避けるため、外遊に制限も出ている。
 1989年にクーデターで権力を奪取したバシル氏は、中東各国で民主化要求運動「アラブの春」が活発化していた2011年2月、次期大統領選に出馬しない意向を示していた。しかし、「アラブの春」の後、各国で混乱が拡大し、長期政権への批判がかすみがちになったことを踏まえ、態度を変えたとみられる。(2014/10/26-22:44)

724チバQ:2014/11/03(月) 16:00:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141101ddlk01010356000c.html
選挙:旭川市長選 あす告示 自民VS民主、現新一騎打ちか /北海道
毎日新聞 2014年11月01日 地方版

 任期満了に伴う旭川市長選が2日、告示される。3選を目指す無所属現職の西川将人(まさひと)氏(45)=民主推薦=と、同新人の元道議、東国幹(あづまくによし)氏(46)=自民、新党大地推薦、公明支持=による一騎打ちとなる公算が大きい。来春の統一地方選を前に、自民と民主が対決する前哨戦として注目され、2期8年続いた現市政への評価が焦点となっている。

 西川氏は「人・物・心が世界とつながる国際交流都市旭川」をキャッチフレーズに、市中心部での無休の市民サービスセンターの開設や、市庁舎機能をもつシビックセンターの建設構想の推進などを公約に掲げる。

 2002年の市長選に続く2度目の挑戦となる東氏は「今、動く! 変わる旭川」を打ち出し、現市政からの転換を訴えている。市民本位での市役所の意識改革などを公約に盛り込む。

 旭川空港の機能充実や、東海大旭川キャンパスの撤退を受けた公立大の開設など似通った公約も多いなか、最大の焦点は西川市政への評価だ。

 東陣営は「道北の中核市の市長として目立った業績がない」と厳しく批判。一方、西川陣営は100万人が訪れるイベントに成長した「食べマルシェ」の開催や国民健康保険料の4年連続引き下げなどの実績を強調し反論している。

 中央の自公政権と民主系市政の「ねじれ解消」を目指し、東陣営は攻勢に出たいところだが、国会で自民閣僚らの「政治とカネ」の問題が相次いだほか、政府が合意を急ぐ環太平洋パートナーシップ協定(TPP)には市内で反対論が根強く、東氏自身も反対の立場を表明するなど、市長選で政権与党効果がどこまで出るかは不透明な情勢となっている。

 投開票は9日。9月2日現在の有権者数は29万2428人。【横田信行】

725チバQ:2014/11/03(月) 16:55:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/572109.html
北海道・旭川市長選 東氏、西川氏が届け出 9日投開票(11/02 09:16、11/03 00:16 更新)
 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は2日告示され、新人で前道議の東国幹氏(46)=自民、新党大地推薦、公明支持=と、3選を目指す現職の西川将人氏(46)=民主推薦=の2人が立候補を届け出た。投票は9日で、即日開票される。両氏とも公立大学の設置や除排雪体制の充実、救急医療体制の整備を掲げるなど公約面で際だった違いはない。西川氏による2期8年の市政運営への評価や人口減少への対応が主な争点となる。

 東氏は「旭川創生」を掲げ、企業誘致などによる経済活性化、高齢者の健康づくりの推進などを訴える。

 西川氏は「国際交流都市」を掲げ、子育て支援制度充実や、雇用拡大による定住促進などを主張する。

 ともに無所属だが、自民などが東氏、民主が西川氏を推薦し、両党は来年春の統一地方選の前哨戦と位置づける。共産は2010年の前回市長選に続いて候補擁立を断念し、自主投票とした。

 旭川市長選が一騎打ちとなるのは、保守系現職と革新系新人が対決した1982年以来32年ぶり。

726チバQ:2014/11/04(火) 22:24:48
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000m010069000c.html
北海道知事選:フリーキャスター佐藤のりゆき氏立候補表明
毎日新聞 2014年11月04日 20時08分(最終更新 11月04日 20時12分)

 任期満了に伴う北海道知事選(来年3月26日告示、4月12日投開票)に、新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)が4日、無所属での立候補を表明した。同知事選での立候補表明は佐藤氏が初めて。現職の高橋はるみ氏(60)も4選立候補に意欲を示している。

727チバQ:2014/11/05(水) 21:54:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141105ddlk01010235000c.html
選挙:知事選 佐藤氏、出馬表明 民主の対応、焦点に 高橋氏、年内にも態度表明 /北海道
毎日新聞 2014年11月05日 地方版

 フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)が4日、来春の知事選への立候補を正式表明した。高橋はるみ知事(60)は年内に4選出馬を表明するとみられており、次の焦点は独自候補の擁立が難航している民主党の対応となる。佐藤氏は「道民党」を掲げながらも、民主の支援も歓迎する意向だ。民主の動き次第で選挙戦の構図は大きく変わるだけに、各党・関係者の注目が集まっている。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】

 ■「道民党」標榜

 「どこの政党と組むというのは考えていない。あくまで道民党。しかし(民主党や連合が)応援してくださるならありがたくお受けしたい」。報道陣約100人を前に記者会見した佐藤氏は期待感をにじませた。

 民放の朝の看板番組で18年間キャスターを務めた佐藤氏。知名度は抜群だが組織をバックにしていない以上、今後の運動を進めていく上で課題は多い。この日の会見でも「支援団体や政党の支援は受けておらず、道民の一人として『道民党』を標榜(ひょうぼう)して活動したい」と答える一方で、「16日に開く選挙事務所に長い間選挙の仕事をしてきた実績のある人が参画してくれる。お金はないので、多くの人にカンパをお願いしたい」と訴えた。

 佐藤氏の周辺は「『保革の戦い』にはしたくないのであまり『色』は付けたくない。だが、応援してくれるところはどこでもありがたい」と話す。

 ■独自候補は難航

 札幌市長を引退する上田文雄氏(66)に出馬を要請していた民主党は、上田氏の固辞を受けて10月末に断念。「戦える候補をなるべく早く決める」としているが、めどは立っていない。思い出されるのは前回2011年の知事選で候補者選びが1月末までもつれ込み、高橋知事に大敗した苦い経験だ。

 このため、党内には知名度が高く民主党の重点政策の一つである「脱原発」で一致できる佐藤氏を推す声もある。民主道議の一人は「上田市長を断念した以上、早期に『反高橋知事』でまとまらなければ勝ち目はない。佐藤氏は十分に候補になりうる」と話す。

 だが佐藤氏は高橋知事が初当選した03年の選挙では「高橋知事の応援団」を公言していたいきさつもあり、「経済政策など、佐藤氏の主張は自民党に親和性が高いのではないか。安易に佐藤氏には乗れない」(別の民主道議)との声もある。

728チバQ:2014/11/06(木) 23:14:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/572531.html
西川氏先行、東氏追う 旭川市長選・本社世論調査 3割が態度未定(11/05 07:00)
 【旭川】9日投開票の旭川市長選について、北海道新聞社は2、3の両日、旭川市内の有権者を対象に電話世論調査をした。立候補者2人のうち、3選を目指す現職の西川将人氏(46)=民主推薦=が先行し、新人で前道議の東国幹氏(46)=自民、新党大地推薦、公明支持=が追う展開となっている。ただ、回答者の3割が投票する人を決めておらず、情勢が流動する可能性もある。

 西川氏は民主支持層の7割超を固めたほか、無党派層の5割、自民支持層の2割強の支持がある。職業別では、民間企業従事者や主婦などから支持を得ている。

 東氏は自民支持層の6割を固めた。職業別では自営業者から5割超の支持を得ている。年代別では40代で4割が支持し、西川氏に接近している。

 世論調査は、北海道新聞社が北海道新聞情報サービスに委託して、旭川市内に住む20歳以上の男女に対して、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で行い、525人から回答を得た。<どうしん電子版に全文掲載>

729チバQ:2014/11/08(土) 22:53:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141108ddlk01010160000c.html
選挙:旭川市長選 あす投開票 2氏が激戦展開 /北海道
毎日新聞 2014年11月08日 地方版

 任期満了に伴う旭川市長選は9日、投開票される。元道議の東国幹氏(46)=自民、新党大地推薦、公明支持=と3選を目指す西川将人氏(46)=民主推薦=による無所属同士の一騎打ちとなり、市を二分した激しい選挙戦が繰り広げられている。期日前投票(6日現在)は前回同期比1899人増の1万1187人。

 公立大の設置や旭川空港の機能拡大、除排雪体制の充実など似通った公約も多く、2期8年の西川氏の市政運営への審判が最大の争点となっている。

 東氏は「トップリーダー失格」と西川氏批判を強めるとともに、人口減少社会を見据えた企業誘致や市役所改革などを訴え、業界団体や企業など支持基盤固めを進めている。

 西川氏は集会や街頭演説を重ね実績や人柄をアピール。「国際交流都市」を掲げるとともに、子育て支援や国際大会誘致によるスポーツ振興を訴える。

 統一地方選を占う自民と民主の対決として注目される。自民は閣僚など国会議員を多数投入し政権与党の立場を打ち出す一方、民主は前面に出ず連合など組織固めに回っており対照的な戦いぶりだ。【横田信行】

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 ◇旭川市長選立候補者
 (届け出順)

東国幹(あづま・くによし) 46 無新

 会社役員[歴]衆院議員秘書▽市議▽道議▽東海大=[自][公]

西川将人(にしかわ・まさひと) 46 無現(2)

 [元]日航パイロット[歴]衆院議員秘書▽旧自由党道連幹事長▽医療法人役員▽北大=[民]

730チバQ:2014/11/10(月) 00:10:15
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/573479.html
旭川市長選 現職・西川氏が当選確実(11/09 22:07、11/10 00:02 更新)
 任期満了に伴う旭川市長選は9日投票、即日開票され、現職の西川将人氏(46)=民主推薦=が、新人で前道議の東国幹氏(46)=自民、新党大地推薦、公明支持=を破り、当選を確実にした。当日有権者数は29万1471人。投票率は50・43%で、2010年の前回市長選を1・1ポイント上回った。

 両候補の公約に大きな違いはなく、2期8年に及ぶ西川市政の評価や人口減少対策が争点となった。道内市長選では2年ぶりに自民、民主が対決し、来春の統一地方選の前哨戦として注目された。

 西川氏は「北の恵み 食べマルシェ」開催や企業誘致などの実績をアピール。3期目も市民対話重視の姿勢を示し、子育て支援拡充や公立大学の設置などを公約に掲げた。

 民主や連合の支援のほか、保守層の一部にも浸透。知名度を生かして無党派層などから支持を集めたほか、候補擁立を断念した共産支持者の一部も取り込んだ。

 一方、東氏は自民党道議を辞職し立候補。「保守団結」を強調し、推薦政党の国会議員や高橋はるみ知事が応援に駆けつけ、国政、道政との結びつきを訴えた。しかし、西川氏が2期8年で経済界と一定の関係を築いた上、自民党の候補選考の遅れもあって東氏は保守層を固めきれず、無党派層も取り込めなかった。

731チバQ:2014/11/10(月) 21:54:41
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20141110-OYTNT50000.html
旭川市長に西川氏3選
2014年11月10日
 北海道旭川市長選は9日、投開票が行われ、現職の西川将人氏(46)(無所属=民主推薦)が、新人で前自民党道議の東国幹氏(46)(無所属=自民推薦)を破り、3選を果たした。


 西川氏は9日夜、当選が決まると事務所で「旭川が道北の拠点都市としてこれからも発展を続け、次の世代に安全安心な街として引き継いでいけるよう全力で頑張る」と抱負を語った。

 選挙戦は、来春の統一地方選の前哨戦として注目され、西川市政の継続が争点となった。西川氏は、企業誘致の推進や道北最大の食のイベント「北の恵み 食べマルシェ」の成功など2期8年の実績を強調、支持を集めた。労組票も手堅くまとめた。

 新党大地の推薦、公明党旭川支部の支持も受けた東氏は「リーダーとしての行動力が欠如している」などと西川氏を批判。国政、道政と連動した市政運営などを訴えたが、伸び悩んだ。

 投票率は50・43%で前回(49・33%)を1・10ポイント上回った。当日有権者数は29万1471人。

2014年11月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

732チバQ:2014/11/11(火) 21:53:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk01010069000c.html
選挙:旭川市長選 西川氏が3選 実績アピール、支持集め /北海道
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う旭川市長選は9日投開票され、無所属現職の西川将人氏(46)=民主党推薦=が、同新人で前道議の東国幹氏(46)=自民党・新党大地推薦、公明党支持=を破り、3選を果たした。投票率は前回2010年(49・33%)を1・10ポイント上回る50・43%。

 公立大の設置や旭川空港の機能拡大、除排雪態勢の充実など両氏の間で似通った公約が多かったなか、焦点となったのは2期8年の西川氏の市政運営への評価だった。

 選挙戦で西川氏は100万人が訪れるイベントに成長した「北の恵み 食べマルシェ」の成功など実績をアピール。子育て支援や国際大会の誘致によるスポーツ振興などを訴え、幅広い支持を集めた。

 3選を決めた西川氏は9日夜、同市内の事務所で「公約の実現に向け全身全霊を傾けたい。道北の拠点都市としてこれからも発展を続け、次の世代に引き継いでいきたい」と抱負を述べた。

 一方、02年の市長選に続く2回目の挑戦だった東氏は、10年と06年の過去2回の市長選に立候補し、今回も立候補に意欲を示していた元市議の安住太伸氏(44)と政策協定を結び、保守票の分裂回避を図った。

 前回西川氏を推薦した新党大地の推薦も取り付け、「保守の大同団結」を演出。選挙戦では「西川氏はリーダー失格」と批判に力を入れ、人口減少社会を見据えた市役所改革などを訴えたが、立候補表明が8月中旬と遅れたこともあり、広く浸透しなかった。

 当日有権者数は29万1471人。【横田信行】

 ◇民主「大きな一歩」 自民「統一選影響は限定的」
 民主系と自民系の一騎打ちとなり、来春の統一地方選の“前哨戦”と注目された旭川市長選。党勢低迷に苦しむ民主党は白星を得たことで「統一選での勝利につながる大きな一歩だ」と結果を評価した。選挙応援で閣僚や高橋はるみ知事らを投入しながら敗れた自民党は「準備不足だった」と振り返った一方、「統一選への影響は限定的」との見方を示した。

 民主党道連の勝部賢志幹事長は「(西川氏の)2期8年の実績が認められたのは確かだが、安倍晋三政権が進めるアベノミクスや、平和と民主主義を踏みにじる乱暴なやり方など、国政への批判も選挙に影響している」と分析。「大都市や大企業、一部のお金持ちしか優先されない政治ではなく、地域に住む一人ひとりの生活を守る姿勢を打ち出すことで、今回の勝利を統一選につなげていきたい」と意気込みを語った。

 一方、自民党道連の柿木克弘幹事長は「東氏の出馬表明の遅れが響き、現職の厚い壁を破れなかった。(西川氏との)政策の違いをもっとはっきり打ち出せれば、違った展開があったかもしれない」とコメント。別の幹部は「もともと旭川は革新系や組合が強いところで、そういう地域事情を突くような戦い方ができなかった。この選挙結果の影響が統一選で他の地域に広がることはない」と冷静に受け止めた。

 旭川支部が東氏を支持した公明党道本部の森成之幹事長は「できる限りの応援をしたので残念。統一選にどう影響するかは分からない」とコメント。東氏を推薦した新党大地の鈴木宗男代表は「現職に挑戦するには時間が短すぎたが、超短期決戦でもここまで票を得られた」との談話を発表した。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】

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 ◇旭川市長略歴
西川将人(にしかわ・まさひと)46 無現(3)

 [元]日航パイロット[歴]衆院議員秘書▽旧自由党道連幹事長▽医療法人役員▽北大=[民]

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 ◇市長選開票結果
=選管最終発表

当 79355 西川将人 46 無現

  65938 東国幹 46 無新

733チバQ:2014/11/11(火) 22:15:50
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014111101002014.html
アイヌは先住民族か疑念と道議 議会で発言、関連団体が批判
2014年11月11日 18時49分
 北海道議会の自民党・道民会議に所属する小野寺秀議員(51)が11日の道議会で「アイヌ民族が先住民族かどうかには疑念がある」と発言し、道が現状のままアイヌ政策を進めることを問題視しているとの見解を示した。
 衆参両院は2008年6月、アイヌを先住民族と認める決議を全会一致で採択している。北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「9月には国連本部で開かれた『先住民族世界会議』に日本政府代表団の一員として参加したばかりで、非常に残念だ。経緯をきちんと勉強してもらいたい」と発言を批判した。
(共同)

734旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/11/11(火) 22:23:51
>>733
ツイッターみたけど,なんというか品性とか知性とか疑われそうな人だなあ。
政治家は歴史家じゃないだろうに,何を偉そうにこんなこと言うんだか。

735アーバン:2014/11/12(水) 00:02:16
>>734
この人は札幌市議の金子と一緒のタイプ
品性がないことでかなり有名

736チバQ:2014/11/13(木) 21:15:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/574108.html
機内トラブルで辞職の小畑氏、再出馬表明 道議選釧路市(11/13 07:00)
 【釧路】今年7月、国際線の航空機内でトラブルを起こし道議を辞職した小畑保則氏(65)は12日、釧路市内で開いた後援会の会合で、来年4月の道議選釧路市(定数4)に立候補することを表明した。

 小畑氏は道議会の欧州視察の際に搭乗した航空機内で、座席の倒し方などをめぐり乗客とトラブルになり、拳を振り上げたり、乗務員に暴言を吐いたりした。自民党道連は6月、小畑氏を道議選候補として1次公認したが、議員辞職を受け公認は白紙状態となっている。小畑氏はあらためて公認申請する方針だが、公認を受けられない場合、同党道7区支部は支部推薦する方向で検討している。

 小畑氏は辞職から4カ月で再出馬を決めたことについて「(支援者など)いろんな層に早くから出馬要請されていたため」と説明した。<どうしん電子版に全文掲載>

737チバQ:2014/11/17(月) 19:18:36
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141111011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(1)ものづくり産業

■「すそ野」拡大に躍起

 11月5日、名古屋市の国際展示場で始まった展示会「メッセナゴヤ2014」。国内外から集まった約1300の企業や団体に混じって、北海道の工業製品メーカーや企業誘致を狙う自治体もブースを構えた。

 参加企業の一つが、妹背牛町の「佐藤鋳工」。2004年からトヨタ自動車北海道(苫小牧市)に車が曲がる時の車輪の動きを制御する部品を供給している。

 当初は月約5千個だったトヨタ向けの出荷は約5万個に増え、生産の4分の1を占める主力製品に。昨年の同社の売り上げは、トヨタへの出荷前の2・5倍に当たる11億5千万円。今年は新たに、自動車部品製造会社からトラック部品を受注した。中井晤夫営業部長は「大企業との取引で技術が信頼され、次のビジネスチャンスにつながる」と話す。

 トヨタ自動車北海道は1992年に操業開始し、自動変速機などの製造を始めた。高橋はるみ知事の就任後、2006年にアイシン北海道(苫小牧市)、07年にデンソー北海道(千歳市)など大手関連企業が進出した。

 高橋知事は自動車産業を重視し、自動車関連の工場の完成式にもこまめに出席してきた。自動車は1台あたりの部品数が2万〜3万点にのぼる、すそ野が広い産業。大きな経済波及効果が期待できる。昨年10月、トヨタの東北の拠点「トヨタ自動車東日本」(宮城県大衡村)で道内企業と研究機関限定の展示商談会を開き、高橋知事はこう呼びかけた。「ぜひ取引を拡大して地域振興につなげてほしい。トヨタの皆様もぜひ、北海道発の技術に目を向けていただきたい」

 道内総生産のうち、自動車産業を示す「輸送用機械」は、03年度に690億円だったのが10年度には1009億円まで増えた。しかし「すそ野」となる地元企業の成長はまだこれからだ。道はものづくり産業で部品を道内で調達している割合を今年度に27%にする目標を掲げているが、12年度の段階で14%にとどまっており、目標達成は遠い。佐藤鋳工の中井営業部長は「受注が可能なのは、大量生産力や技術がある企業に限られる」と話す。

 道によると、リーマン・ショックのあおりを受けて09年度には44件まで落ち込んだ道内への企業立地は、東日本大震災後の12年度は73件、昨年度は84件と急回復した。本州の企業から自然災害リスクの分散先として評価されたためだが、震災からの時間の経過に加え電気料金の再値上げもあり、道などは進出の動きが鈍ることを懸念している。

 企業立地で地元製造業を活性化させたい道は今後について「人材が確保しやすい場所であることをアピールポイントにしていきたい」と話す。道内では技術系の大学や専門学校から毎年約5千人の人材を輩出しているが、道内の「開発・製造技術者」の有効求人倍率は9月現在で0・56倍。若者の道外流出の一因になっている。

 (森本未紀)

■経済「自立」、険しく

 北海道が縮んでいる。道が毎年まとめる「道民経済計算」で高橋知事の1期目が始まった03年度と直近の12年度を比べると、道内総生産は1兆6200億円減り、1人当たりの道民所得も13万6千円減った。

 道内総生産の減少とほぼ軌を同じくする数値がある。「北海道開発事業費」、北海道への国の公共投資だ。小泉政権の「構造改革」、民主党政権の「コンクリートから人へ」など長く減少が続き、建設業の道内総生産を8年間で5300億円下げるなど、大きな影響を与えたと道はみている。

 道予算をみると、人口が同規模の他県と比べて住民や企業からの税収が少なく、国が配分する地方交付税への依存が大きい。一方、積雪寒冷地で面積が広く、公共事業にお金がかかる。明治時代の北海道開拓から続く国への依存からどう自立するかが、道の長年の課題だ。

 北海道経済産業局長を務め、2003年に知事に就任した高橋氏は、民間が道内経済を引っ張る「自立型経済構造」への転換を掲げた。しかしこの12年は道の危機的な財政と景気低迷の中での苦しいかじ取りでもあった。前回知事選で180万票を超える高い支持を得た一方、道議会野党からは「何もせず、何も変わらない」と批判されている。高橋道政は12年で何をして、どのような課題を残したのか。主要な政策を振り返る。

 (山吉健太郎)

738チバQ:2014/11/17(月) 19:19:03
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141112011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(2)食産業
■ブランドに付加価値を

 10月16日、道産米の新米発表会が東京で開かれた。タレントのマツコ・デラックスさんが炊きたてをほお張り「『ゆめぴりか』は米自体がごちそう。『ななつぼし』はおかずを引き立ててくれる」。高橋はるみ知事も「業務用に向いた品種もたくさんある」とPRした。

 かつて「まずい米の代名詞」と言われた道産米の汚名を返上しようと、道などは道内で道産米をもっと消費してもらうキャンペーン「米チェン」を2005年に始め、高橋知事もテレビCMに出演した。「ゆめぴりか」の開発も追い風に、1996年に過去最低の37%だった道民の道産米利用率(道内食率)は昨年、91%まで上がった。米チェンは高橋道政の食政策の成功例に挙げられている。

 北海道の農業産出額は1兆円超と全国の約8分の1を占め、素材の存在感は群を抜く。しかし道産のタラコが加工されて「博多名物辛子めんたいこ」となるように、道内で付加価値をつけて利益につなげる面が弱い。食品関連製造業の2012年の出荷額は約2兆円で全国2位だが、出荷額から原材料費を除き、付加価値がどれだけついたかで比べると、北海道は全国6位に下がる。道は、付加価値額が出荷額に占める割合を示す「付加価値率」を今年度に32%にする目標を掲げるが、12年現在では全国44位の27・8%だ。

 11年、札幌・江別、帯広・十勝、函館の3地域が国の国際戦略総合特区(フード特区)に指定され、食品企業への税制優遇や金融支援が拡大できるようになった。特区の取り組みのひとつが、自治体としては全国で初めて道がつくった食品機能性表示制度(愛称「ヘルシーDo〈ドゥ〉」)だ。

 昨冬、全国のスーパーにヘルシーDoを示す「北海道認定」マークがついたヨーグルトが並んだ。昨年1月に北海道へ進出したフジッコ(本社・神戸市)が製造する「カスピ海ヨーグルト」で、1日約5万パックを生産するヒット商品となった。高浦克也工場長は「商品の北海道ブランドをより強固に打ち出せる」と、この制度を評価する。

 だが、国が認定する「特定保健用食品」(トクホ)のように効能を直接表示することはできない。取得企業からは「訴える力が弱い」と指摘する声がある。認定商品は26品目にとどまり、トクホとの差別化や知名度アップも課題だ。道などが設立した「北海道食産業総合振興機構」(フード特区機構)は、特区制度を使って16年度末までに計1300億円の新たな取引を生み出す目標だが、13年度までの達成額は185億円。正念場はこれからだ。

 (滝沢隆史)

739チバQ:2014/11/17(月) 19:19:24
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141113011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(3)観光
■鍵握る外国人、道央偏重

 イチョウやモミジが鮮やかに色づく11月初旬。札幌市の道庁赤れんが庁舎前には、カメラを抱えた外国人観光客が絶えない。中国語などの外国語が飛び交い、ポーズを決めて記念撮影をしている。函館や登別などを5日間で周遊してきた台湾人の范綱政(ファンカンツェン)さん(52)は「札幌は街並みがきれい。食べ物もおいしく、また来たい」と満足げだ。

 昨年度に北海道を訪れた観光客は5310万人。そのうち外国人は115万3100人と、100万人の大台を初めて突破。高橋はるみ知事が掲げた公約を達成した。

 高橋道政の2010年に新千歳空港の国際線ターミナルビルが開業。台湾とは多くのチャーター便で結ばれ、昨年度は過去最高の41万5600人が来た。タイとは12年に直航便が就航し、昨年度は増便もされて前年度比1・7倍増となった。円安の追い風もあったとみられるが、高橋知事も中国・上海など海外へトップセールスを重ね、韓国やシンガポールなどへの宣伝にも力を入れている。

 道の観光政策に関連して観光業界からよく聞かれるのが「予算が少ない」との批判だ。引き合いに出されるのが沖縄県。同県によると今年度の観光予算は85億円だが、道の観光局の今年度予算は8億円だ。だが道観光局は「沖縄県と同じ方式で計算すれば約51億円になる」と反論する。「北海道新幹線開業に向けた予算や道路網の整備予算も観光客の誘致につながる。単純に額を比べることに意味はないのではないか」との声も道庁内にある。

 道にとって、観光は食と並ぶ得意分野で、雇用の柱でもある。しかし繁忙期と閑散期の差が大きいために非正規雇用が多く、人手不足が深刻だ。観光業で働く人は道内就業者の6・6%を占める約16万4千人。しかし北洋銀行が10月に道内700企業に行った調査では、ホテルや旅館業で「人手不足」と答えた企業は67%と、全企業でみた割合(55%)より高かった。

 今後少子化と人口減が進み、国内観光客数の大幅増は望めない。高橋知事らが海外へのセールスに汗をかくのは「観光業の生き残りを左右するのは外国人客」という認識があるからだ。だが現在、外国人宿泊客延べ数の7割は札幌やニセコを含む道央圏が占め、「一極集中」の状態だ。

 阿寒湖温泉(釧路市)など道内各地に高級ホテルを展開する「鶴雅グループ」の大西雅之社長は「道東などほかの地域の魅力が落ちているわけでは決してない」と話す。長距離バスの制約や高速道路網の未整備など交通ネットワークの弱さが一因だと指摘し、「道内均衡を取らないと、観光客数はすぐ頭打ちになる」と懸念する。

(森本未紀)

740チバQ:2014/11/17(月) 19:19:49
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141114011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(4)財政再建
■大胆な人件費削減、弊害も

 高橋はるみ知事は今年、優れた取り組みをした道職員への表彰を1987年以来27年ぶりに復活させた。農業被害が深刻なエゾシカの食肉利用を拡大したり、空き家の利活用を進めたりした12人に8月、高橋知事が表彰状を手渡し、こうたたえた。

 「模範となる優れた取り組みに心から感謝申し上げる。業績を多くの人に知ってもらい、意欲的に仕事に取り組む機運を高めたい」

 職員の士気の維持と人材確保はいま、道の大きな課題となっている。

 高橋知事が就任した2003年度、道の借金にあたる道債の残高は、一般会計当初予算の2倍近い5兆2千億円にのぼった。就任4年目の06年度には、支出に対する収入の不足額が2150億円に達した。

 高橋知事の就任前、国の景気対策に合わせて道も公共事業を増やしたつけが回ってきたのに加え、景気低迷による税収の落ち込みや、国からの地方交付税の削減なども追い打ちをかけた。財政にかかる借金返済の負担の重さを示す「実質公債費比率」は全国最悪で、このままでは財政運営に国のチェックを受ける「財政健全化団体」に転落すると言われた。

 そこで高橋道政は06年度から、公共事業と人件費の思い切った削減に踏み切った。公共事業を含む「投資的経費」は、ピーク時の3分の1近くの4千億円台前半に減らした。人件費では知事自らの給料を25%減とし、一般職員の給料も2年間10%カットした。10%は当時、都道府県で最大の削減率だった。今も知事は25%カットを続け、一般職員も2%台のカットが続く。

 職員採用も抑え、04年度の169人が09年度には26人に。今年4月現在の職員総数は約1万3600人と、9年前から6千人近く減った。減らした人件費は年間約400億円。収支不足額はピークの3分の1の720億円に減り、財政健全化団体も避けられる見通しだ。

 しかし弊害を指摘する声は少なくない。道職員の組合「全道庁労連」が今年まとめたリポートには、職員減で一人ひとりの負担が重くなったため「事務の遅れやミスが続く」「健康を害する職員が増えている」とある。全道庁労連の三浦和枝書記長は「道職員の給与は、中小企業の賃金の基準にもなっている。大幅なカットは地域経済にも悪影響を及ぼした」と指摘する。

 職員の年齢構成にもゆがみが出ていることから、道は3年前から採用を100人台に戻し、今年度は227人に増やした。しかし景気の回復で民間企業が採用を増やしているほか、公務員志望者でも「転勤がない」などの理由で市町村職員を選ぶ人が少なくないといい、人材の獲得競争は厳しさを増している。

 (山吉健太郎)

741チバQ:2014/11/17(月) 19:20:08
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141117011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(5)支庁制度改革
■権限移譲 なお模索続く

 全国の競走馬の8割を生産する日高地方。道日高振興局(浦河町)の職員が7日、日高町の門別小で馬産地を学ぶ出前授業の講師を務めた。

 馬産地対策室の豊口享志(たかゆき)(40)さんは、町内の農家で軽種馬農家が半数以上を占めることを紹介。「馬を中心に人や仕事が集まっている。馬がいないと街から人もいなくなる」と語りかけた。

 道内14の総合振興局・振興局の中で、馬産地対策室は日高振興局にしかない。地域課題に柔軟に対応するため、2010年の支庁制度改革で始まった「地域裁量枠」で、振興局に独自の部署を置くことが認められ、振興局長の権限で職員2人を自由に配置できるようになった。「馬」担当職員は4人に増え、日高振興局は「人員が増え、職員が現場に出て行きやすくなった」と話す。

 高橋道政が始まった00年代、全国で市町村合併がピークを迎えていた。道州制の議論も活発で、「地方分権」は大きなテーマだった。支庁制度改革は、地方分権に合わせて本庁から権限を移し、より広域的な地域政策をはかることが目的とされた。

 「支庁」は明治時代に起源をさかのぼる歴史を持つが、保健所や土木現業所が支庁から独立しているなど、縦割り行政も指摘されていた。厳しい道の財政状況をふまえ、出先機関や内部管理部門を統合してよりスリムな組織にすることも大きな狙いだった。

 道は08年、9総合振興局とその「出張所」の5振興局に再編する条例を成立させたが、特に出張所扱いとなる振興局管内の町村は強く反対した。当時浦河町長だった谷川弘一郎さん(79)は「札幌一極集中を目指すもので、地域がますます衰退してしまう。分権の時代にも逆行していた」と振り返る。

 道は09年に振興局を総合振興局と同列とするよう条例を修正し、10年4月から現行体制がスタートした。原則2人という少人数ながらも組織編成の裁量枠が設けられたほか、地域課題にあてられる交付金の事業採択が独自にできるようになった。

 しかし谷川元町長は「看板を変えただけ。大騒ぎした割には、あまり効果がなかった」。政策の広域化のために総合振興局が振興局の事務の一部を担うようにしたが、市町村から「身近な振興局でやってほしい」との要望も強く、約100事務の移行を予定していたが今のところ37にとどまる。

 人口減少と地域の疲弊が大きな問題となる中、市町村からは「むしろ振興局の機能強化を」と求める声もある。10月に道庁で開かれた「地域づくり推進本部員会議」では、総合振興局長からも「もっと権限を移譲してほしい」との要望が高橋知事に寄せられた。道は来年度から、組織や機能のあり方について幅広く見直しの検討を始める予定だ。

 (滝沢隆史)

742チバQ:2014/11/17(月) 19:20:36
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141117011350002.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(6)高橋知事インタビュー

拡大
写真:高橋はるみ知事
拡大高橋はるみ知事
■経済自立「少しずつ形に」

■知事選「頭の中で整理中」

 高橋はるみ知事(60)は来春、3期目の任期満了を迎える。このほど朝日新聞のインタビューに応じ、2003年に知事に就任して以来取り組んできた重要政策について振り返った。5カ月後に迫った次期知事選については「頭の中で整理している」と話すにとどめた。

――道内総生産が下がっています。国の公共事業の減少も大きいと思いますが、現状をどうみますか。

 「確かに道内総生産は減っています。でも全国の総生産も減っていて、同じ苦戦をしているのだと思う。中でも公共事業は全国以上に大きく落ち込んでいるのに、国内総生産に占める道のシェアは変わっていない。それは道庁と民間がともにがんばった成果ではないか。『成果』という言葉を自分自身の道政に使うのは好きではないけれど、数字はそう示していると思います」

――民間主導による「自立型経済」の実現は遠いように思います。

 「自動車関連産業の出荷額はこの10年で明らかに増えました。食料品製造業の出荷額も約700億円増え、機能性食品を含むバイオ産業の売り上げも倍増している。私は経済部や農政部と一丸となって誘致に取り組みました。北海道のよい資源と素材を生かして自前の経済を目指す動きは、少しずつですが形になっています」

――思い切った財政再建に取り組みましたが、職員構成にゆがみも出ています。

 「就任直後、財政担当から『とにかく行財政改革をやらないと道がダメになる』と説明を受けました。財政を立て直すには、人件費だけではなく建設予算も一定程度削減しないといけない。あっちからもこっちからもたたかれ、職員の方々にも本当に申し訳なかったけれど、道財政の将来のために断固やりました。ご協力のたまもので、収支不足額はピーク時の3分の1に減り、ほんの少しですがゆとりが出てきた。でも気を抜かずに効率化・合理化を進めなければなりません」

 「職員構成のゆがみを解消するために、新規採用をここ数年増やしています。さらに採用時の『上級』『初級』といった序列もなくしました。厳しい中でも少しずつ知恵を出し、士気向上を図っています」

――来道外国人観光客数は、公約の110万人を達成しました。円安のおかげでしょうか。

 「それは違います。2003年春ごろの為替は今とほぼ同じでした。民間の方々が各地で観光資源を磨き上げ、我々と連携して海外や道外にアピールした結果だと思います」

 「道としては、ビザ要件の緩和を国に要請しました。また、台湾人観光客が自国の運転免許で運転できるように制度改正を働きかけました。新規航空路線とチャーター便の誘致も、市町村や民間と協力して一生懸命やったつもりです」

――支庁制度改革などの地方分権は中途半端だったとの指摘を聞きます。

 「批判はよく承知しています。ただ私としては新たな9総合振興局と5振興局に、組織編成や交付金などの裁量をできる限り増やしました。市町村への権限移譲は、押しつけるのではなくて手を挙げてもらう方式をとっています。移譲の効果が高いものを1400ほどリストアップして『移譲できます。どうですか?』と尋ね、全項目で実績があります。特にパスポートの発券事務と農地転用の許可権限の移譲は地域にとって便利で、市町村のプレゼンスも高めていると思います。ただ、まだ努力しないといけない」

――次期知事選への態度をまだ表明していません。何を基準に判断しますか。

 「いま人口減少という一大危機があり、その処方箋(せん)をいろいろ考えています。道民の方々にそれをお示しできるかどうか、頭の中で整理をしているところです」

 (聞き手・山吉健太郎)

 =おわり

743チバQ:2014/11/21(金) 21:01:10
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411210100003.html
突然の活動制約、困惑 知事選・札幌市長選
2014年11月21日09時43分

写真・図版
  

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■「演説できぬ」「選考止まる」 きょう解散

 来春の知事選と札幌市長選の立候補予定者が、突然の解散総選挙に戸惑っている。公職選挙法で、選挙期間中は政治活動も制約を受けるためだ。

 札幌市長選に自民党推薦で立候補予定の元総務省職員、本間奈々氏(45)は14日、札幌市内で政策発表会を開いた。すでに解散総選挙が確実視されており、「驚いたのが正直な感想。市長選への市民の関心が薄らぐのではと一抹の不安を感じる」と打ち明けた。21日に政経セミナーを開くが、その日は解散当日。セミナーに出席するはずだった自民党の谷垣禎一幹事長はビデオメッセージで出演する。

 公選法上、選挙期間中の政治活動には制約があり、単独での街頭演説はできない。しかし自民党札幌市支部連合会の細川正人幹事長は「衆院選候補者の応援弁士として顔を売ることはできる」と話す。本間氏は20日、自民党道連の衆院選選対本部の事務所開きにも顔を出した。

 一方、札幌市副市長から市長選に名乗りを上げた秋元克広氏(58)は政党からの推薦を受ける予定はなく、衆院選中に表立った活動はしないという。秋元氏を支援する民主党の札幌市議は「本間氏は衆院選候補者の横に立って演説ができるのに、こちらは長い選挙期間に何もできないのが痛い」とこぼす。秋元氏は年内に政策発表をする予定だったが、これも衆院選で影響を受ける可能性があるという。

 知事選は告示まで残り4カ月ほどだが、現在立候補表明しているのはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)だけ。「衆院選の間に知事選の話題は消えるだろうから、その間にじっくり地方のみなさんと会って話を聞いてこようと思う」と前向きにとらえる。今のところ主な政党が佐藤氏を支援する動きはないが、後援会には「衆院選の構図や結果次第では、流れが変わってくるかもしれない」との声もある。

 現職の高橋はるみ氏(60)はまだ態度を表明していないが、後援会は4選出馬を前提にして動き始めていた。後援会幹部によると当初は12月中の表明を想定していたが、「予想もしなかった解散総選挙で12月は衆院選一色になる。しばらく時間を置いたほうがいい」。

 民主党は上田文雄・札幌市長の知事選への擁立を10月に断念、新たな候補者探しに入ったばかりだった。道連幹部は「選考は完全に止まった」と話している。

744チバQ:2014/11/26(水) 20:57:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141126ddlk01010326000c.html
2014衆院選:来春の知事選、札幌市長選 戦略の練り直し必至 準備本格化矢先の解散 /北海道
毎日新聞 2014年11月26日 地方版

 来春の知事選と札幌市長選を前に突如、決まった衆院解散・総選挙。知事選にはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明し、現職の高橋はるみ知事(60)も4選出馬に意欲を見せ、市長選には新人2人が名乗りを上げている。各陣営とも準備を本格化させようとした矢先の事態で、戦略の練り直しを迫られている。【小川祐希、山下智恵】

 ■地方回りに全力

 今月4日、知事選への出馬を表明した佐藤氏。翌週、突如として衆院の「解散風」が吹き始め、21日の解散に至った。だが、佐藤氏は「衆院選が終われば世間の注目は一気に知事選に向く」と意に介さない。

 衆院選までの期間中、佐藤氏は地方回りに力を入れる。22〜24日の3連休は稚内市から佐呂間町までオホーツク海沿岸の町を南下し、集会を開いたり企業を訪問したりした。

 「私は自民党とも是々非々でやりたいと思っている」と話す佐藤氏は、地方回りを通して自民党支持者の取り込みを狙う。衆院選終了後の12月下旬には第2弾の政策発表を行い、再び存在感をアピールする考えだ。

 ■自民候補応援へ

 一方、自民党道連は高橋知事の4選出馬を支援する方針で、高橋知事も衆院選で自民候補者の集会などで応援演説するとみられる。

 だが、党内には前回の衆院選のように小選挙区での全候補当選は難しいとの見方もある。ある道連幹部は「高橋知事はいい事前運動だと思って応援演説をするだろうが、自民党の支持が伸び悩めば高橋知事にはマイナスに働く」と指摘する。

 ■大地に接近懸念

 一方、道内で根強い支持者を持つ新党大地と民主党が選挙協力を通じて接近することに、自民党内や知事周辺では警戒感が広がる。

 大地の鈴木宗男代表(66)は、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働反対や反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)などで佐藤氏と主張が近い。高橋知事の4選についても「何もしない行政の長なら、知事は3期12年で十分」と批判してきた。

 衆院選で大地は、自民、民主両党との選挙協力を模索。自民とは破談し、鈴木代表の長女の前職が民主の公認候補として出馬することが決まった。自民の関係者は「民主と大地が緊密になれば知事は戦略の練り直しを迫られる」と頭を抱える。

 ただ、民主党道連内には佐藤氏を支援することへの慎重論もあり、上田文雄・札幌市長(66)の擁立を10月に断念した後も、独自候補の擁立を模索している。同党道連幹部は「衆院選で選考が止まった。佐藤氏に乗るかも含め、決定は年明けになるだろう」と話す。

 ■「顔を売る好機」

 「まずは国政選挙で勝ち抜き、その力で市長選を押し上げてほしい」。札幌市長選に自民推薦で立候補予定の元総務官僚、本間奈々氏(45)は、衆院解散日の21日に開いた自身の政経セミナーで訴えた。本会議を終えたばかりの自民の前衆院議員で、札幌市の選挙区から出馬予定の2人も駆けつけ、衆院選と市長選の勝利を誓った。

 本間氏は23日には、札幌市の選挙区から出馬予定の別の自民前職の事務所開きにも参加し、出席者らに握手を求めた。自民の同市議は「知名度の低いことが最大の課題だったので、衆院選で候補者の応援に従事して市内を共に歩くことで顔を売ることができる」と話す。本間氏は、今後も衆院選の候補予定者による個人演説会や街頭宣伝に同行する機会を増やしていくという。

 ■経済界動き注視

 もう一方の市長選候補予定者で、前同市副市長の秋元克広氏(58)は、政党の推薦を受けずに立候補する方針。衆院選の期間中は目立った活動の予定はなく、秋元氏を支援する民主の同市議は「市民への知名度が課題なのはこちらも同じ。本間氏が表に出る間、こちらが大きく出られないのは痛手」と頭を抱える。

 さらに、支援者らが懸念するのが経済界の動向だ。秋元氏は、札幌商工会議所の役員を含む経済人有志らの要請を受け出馬表明したため、本来は自民支持層である経済界を二分する構図となっている。秋元氏は経済界に配慮し、経済政策を最重要政策に掲げている。

 同市議は「本来、経済人は自民支持層。国政選挙を経済界一丸で戦うことで、本間支持に取り込まれる恐れがある」と危機感を抱く。

745チバQ:2014/11/29(土) 11:55:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk01010191000c.html
選挙:小樽市長選 森井氏出馬へ /北海道
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 元小樽市議の森井秀明氏(42)が28日に小樽市内で記者会見し、任期満了に伴う来年4月の同市長選に無所属で出馬すると明らかにした。市長選に挑むのは3度目。

 森井氏は、市議会3会派(自民、公明、民主)など5団体から支援を受けている現市政を「相乗り体制は町の活性化につながらない」などと批判した。

 森井氏は札幌市出身。道教大札幌校卒業後、会社員などを経て2003年に同市議に初当選。07年に同市長選に初出馬し、11年の選挙では現職に3000票差にまで迫った。同市長選には現職の中松義治市長(68)も出馬を表明している。【遠藤修平】

746チバQ:2014/12/13(土) 10:31:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579703.html
道知事選照準、2氏も走る 高橋知事、衆院選自公候補を応援/佐藤氏、人脈生かし支持者回り(12/12 06:25)

 衆院選が終盤戦を迎える中、来年4月の道知事選を見据え、4選出馬の意向を固めている高橋はるみ知事(60)と11月に立候補を表明したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が道内を奔走している。知事は自民、公明両党の候補者の応援で、12日までに道内全12小選挙区に入る予定で、事実上、知事選を意識した活動を展開。政党の支援を受けていない佐藤氏は支持者回りを続け、草の根での支持拡大を目指している。

 「応援要請があることや公務優先で調整できること、候補とのお付き合いなどから決めています」。知事は11日の記者会見で、節度を持って選挙応援にあたっている姿勢を強調した。

 知事選に向け自公両党との関係を強化し、各地で存在感を印象付けたい知事と、知名度が高い知事の応援で、てこ入れを図りたい両党の思惑は一致。知事は各地で両党への支持を明言し、出馬前提と受け取られる発言も繰り返している。

 知事は10日、道12区(オホーツク、宗谷管内)に入り、自民党前職の集会に参加した際「(知事選のある)4月が来たら、いろんなことがあるかもしれません」と発言。9日の道1区(札幌市中央、南、西区)の自民党前職の集会では「北海道は全国以上に伸びている経済指標もある。私の選挙の時に詳しく話します」とまで言い切った。

 知事の4選出馬に慎重だった自民党前職の応援にも入り「関係修復の機会に活用」(自民党道連関係者)。衆院選の結果を踏まえ、出馬表明する考えだ。

 一方、佐藤氏は9日、札幌市内の仕出し店で「北海道に暮らしていて、何か感じていることはありますか」と10人ほどの従業員に語りかけた。1人が「不景気で金回りが悪い」と答えると、佐藤氏は「北海道独自の経済対策をつくらないといけないですね」と応じた。

 衆院選公示前から、佐藤氏はテレビ番組に出演していた時に築いた人脈を生かし、企業回りや10〜20人程度の集会を、毎日のように各地で開く活動を続けている。衆院選での特定候補の応援については「政党の色をつけずに幅広い支持を集めたい。あくまで道民党だ」(後援会幹部)として避けているという。

 佐藤氏は11日、取材に対し「人口減少や中小企業経営の厳しさ、農業の課題など、地方で聞いた声を政策に反映したい」と述べ、年内に発表する第2弾の政策に盛り込む考えを示した。

 佐藤氏周辺は「衆院選後、道民の関心は知事選に移る。年明け以降は地方回りに加え、メディアへの露出を増やす戦略も練らないといけない」と話している。

747チバQ:2014/12/13(土) 10:32:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579965.html
<北海道経済は今>5 酪農 大規模化での維持限界(12/13 07:00)


 「プシュー」「モオオ」。午前4時半、釧路管内鶴居村の農業生産法人「協栄農場」に機械音と牛の鳴き声が響き渡る。24頭同時に搾乳できる設備「ミルキングパーラー」を従業員が操り、乳牛280頭の乳を搾る。1日3回の作業で生乳を年3千トン生産している。

 「若い従業員はよく頑張ってくれている。給料を上げたいが、今は苦しいね」。同農場の才田洋一社長(54)は渋い表情だ。今年6月に3代目社長に就いたばかりだが、円安などによる飼料価格高騰や燃油高、電気料金再値上げといった難題に、いきなり直面した。

 高校卒業後、カナダ留学などを経て鶴居村で家業の牧場を継いだ。乳牛の繁殖・育成を得意とし、搾乳牛40頭による生乳生産のほか、最初の子牛を身ごもった「初妊牛」を出荷して生計を立てた。休みなく働いたが、後継者がおらず、施設も老朽化したため数年前、いったん離農を決意した。「設備更新のための投資をしても経営を続けるのは無理。借金が少ないうちに」と考えた末のことだった。

 そんな時、「うちに来ないか」と協栄農場の前社長・藤沢常行さん(64)に誘われた。同農場は1964年に9戸で設立された古参の法人だ。創業時の農家が65歳を迎えて次々と定年退職し、事業を継続するため、才田さんに白羽の矢が立った。3年前に自分の牧場をたたんで入社した才田さんは「まさか社長になるとは思わなかったけど、牛に関われるのはありがたい」と日々、現場で若手従業員らの指導に当たる。

 国内の生乳生産の5割を担う北海道の酪農だが、その実情は非常に厳しい。

 農林水産省によると、道内ではこの25年間、後継者難などから毎年200軒以上のペースで酪農家の離農が進む。一方で、離農後の牧草地や搾乳牛を別の酪農家が引き継いで規模拡大を進めたこともあり、搾乳牛頭数は92年以降、40万頭前後を維持し、生産量も2002年以降は380万〜390万トン前後を保ってきた。

 しかし、離農と規模拡大のバランスで生産を維持する構造にも、限界が見えてきた。

 道内の多くの酪農家は「規模拡大はもう限界」と口をそろえる。牛舎建て替えや機器更新などが必要になる上、環太平洋連携協定(TPP)交渉が将来に影を落としているからだ。「畜産品が自由化されれば、(競合するとみられる)オス牛などの出荷で酪農経営に影響が出る」(十勝の酪農家)との不安は膨らむ。

 さらに、円安などが引き起こす飼料価格の高騰が追い打ちをかける。北海道農政事務所によると、道内の搾乳牛1頭当たりの年間経費は99年度の56万6千円から13年度には67万1千円に上昇した。このうち飼料費は21万4千円から32万2千円と1・5倍に跳ね上がった。「乳価はさほど上がらず、経費の増加を賄えない。この状況では増産意欲がわかない」(釧路管内の酪農家)との不満は強い。今後も離農傾向が続けば、生乳生産の現状維持に黄信号がともる。

 安倍政権は「農業の成長産業化」を掲げ、農協制度などの抜本改革を目指している。ホクレンの株式会社化なども検討され、農協側は反発している。

 一度は離農を決意した才田さんは、こう語る。「制度を変えれば後継者が増えるほど、現場は甘くない。制度改革よりも、今の生産現場をどう守り、農業をいかに魅力ある仕事にするかを議論してほしい」(経済部 米林千晴)

=おわり=

748チバQ:2014/12/13(土) 15:33:33
2430 チバQ 2014/12/12(金) 22:15:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251737.html
民・自とも足元に不安(2014/12/11)

■道11区(十勝管内)

◇立候補者(届け出順)
三津丈夫 68 民新  
畑中庸助 63 共新  
中川郁子 55 自前 《1》


 4日夜、帯広市内で開かれた民主党と新党大地の合同演説会。民主党から7区に出馬している鈴木貴子(大地代表代理)が応援に駆けつけた。鈴木は「石川後援会、新党大地後援会の皆さん。香織さんがどんな思いで三津候補の名前を言っているのか、よくよく分かるでしょう」と述べ、民主党の三津丈夫への支援を呼びかけた。

 三津の選対本部長は、前回大地公認で出馬した石川知裕の妻香織が務める。石川は政治資金規正法違反事件で有罪が確定し、3年間の公民権停止中。次の衆院選での石川擁立を視野に入れる民主党は今回、道議選帯広市(定数3)で当選5回を重ねてきた三津が道議を辞職し、「つなぎ役」を買って出た形だ。鈴木は言外に「石川のために、今回は三津を応援してほしい」との意味を込めた。

 だが、保守系が多い大地関係者の間には、微妙な空気が漂う。ある支持者は「比例は鈴木のために『民主』と書くが、選挙区は白票で出すつもりだ」と言ってはばからない。どんなに支援しても、三津が落選すれば来春の道議選に出馬し、大地系の現職山崎泉と競合するとの疑念が消えないのだ。

 「政治家人生で、これが恐らく最後の戦い」。三津は大地サイドの空気を察し、こう強調する。昨年の参院選道選挙区の十勝管内での得票数は自民5万5千票に対し、民主、大地各候補の合計は6万8千票。民・大連携がフル回転するかどうかが終盤戦の鍵を握る。

 再選を目指す自民党の中川郁子も、やはり帯広市の道議選に絡んで足元に不安を抱える。9月の内閣改造に伴い農水政務官に就任。三津の出馬表明が解散当日の11月21日と出遅れたのを尻目に優勢に戦いを進めているが、道議選では保守系から4人が名乗りを上げる分裂含みの様相となり、党内は混乱が続いている。党道11区支部幹部は「互いに疑心暗鬼になりながら戦っている」と声を潜める。

 共産党は帯広市長選に出馬経験のある畑中庸助を擁立、消費税再増税の中止を訴える。(敬称略)

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251890.html
自・民陣営 道議選が影(2014/12/12)

■道12区(オホーツク管内、幌延町を除く宗谷管内)

◇立候補者(届け出順)
水上美華 32 民新  
武部新 44 自前 《1》
菅原誠 41 共新  


 「引退したおやじさんが島まで足を運んでくれるなんて。本当にありがたい」。衆院選公示後の5日、宗谷管内の礼文島。お忍びで現れた元自民党幹事長の武部勤が息子・新への支援を訴え、古参の支持者から熱烈な歓迎を受けた。

 前回2012年の衆院選で父から地盤を引き継いだ新は、今回の選挙を自立して戦う「初陣」と位置付ける。勤は2日の出陣式こそ姿を見せたが、「余計な口出しをしないことが支援だ」と語り、選挙の表舞台から姿を消していた。

 ただ、その動向を気にする関係者は少なくない。北見市選出道議から前回の選挙で道1区に転出した前衆院議員、船橋利実との関係が、来春の道議選に向けてクローズアップされているからだ。

 勤の後継を狙っていた船橋の支持者には「船橋は札幌に追いやられた」との思いがある。船橋は北見に基盤を残すことを狙い、8月に弟で建設会社社長の賢二を来春の道議選に擁立することを決定。だが武部親子に近い自民党北見支部の一部は「船橋家は外様」と反発し、別の候補擁立を模索してきた。対立がピークに達していた時に衆院が解散された。

 公示前日の1日、新の選対幹部は船橋後援会に協力を要請。「一時休戦」となったが、互いにわだかまりが解けたわけではない。

 民主党の水上美華の陣営にも来春の道議選が影を差す。出馬が遅れた水上にとって新党大地との連携は最重要課題だが、12区内の道議選北見市、オホーツク西部とも民主、大地両党の候補がそれぞれ出馬を予定し、競合するからだ。

 5日、北見市内での水上の個人演説会。北見市選出の大地系の道議鳥越良孝と、民主党から道議選に出る元北見市議の長南幸子が同じ壇上に並んだ。民主党関係者はささやく。「今は割り切って戦うしかない」

 共産党の菅原誠は3度目の挑戦。特定秘密保護法廃止など訴え、比例票の上積みを狙う。(敬称略)

749チバQ:2014/12/18(木) 22:51:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141218ddlk01010126000c.html
’15統一地方選:自民道連、高橋知事の4選支援へ 柿木幹事長「思いや意欲感じた」 来月4日出馬表明 /北海道
毎日新聞 2014年12月18日 地方版

 自民党道連は17日、来春の知事選に4選出馬する意向を固めている高橋はるみ知事を支援する方針を明らかにした。知事は1月4日に正式に立候補表明する方針で、道連もそれを受けて支援方針を正式に決定する。

 柿木克弘幹事長によると、11月26日夜に高橋知事と会談した際、「3期12年が一区切りで、若い人に託すということも考えたが、やり残した課題や道半ばのものがいろいろある。今バトンタッチするのは無責任な感じがしており、(諸課題を)私の手で成し遂げて次の方に引き継いでいきたい」などと説明を受けたという。

 高橋知事は、道政上の諸課題について▽北海道ブランドの確立に向けた海外との経済交流▽人口減少問題▽地方における人手不足による産業の低下▽高齢化による地域コミュニティーの弱体化−−などを挙げた。

 柿木幹事長は「知事の道政や道民に対する思いや意欲を感じ取ることができた。(知事が)強い北海道を実現し、地方を守る道筋を構築するものと確信し、道連内に(4選支援への)理解を求めていきたい」と話した。

 会談には高井修副知事も立ち会った。【袴田貴行】

750チバQ:2014/12/21(日) 13:28:25
http://www.sankei.com/politics/news/141220/plt1412200020-n1.html
2014.12.20 20:15

新党大地の鈴木氏、統一地方選も民主との協力に前向き






支援者集会であいさつする政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表=20日午後、札幌市
 政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表は20日、札幌市内で開かれた支援者集会で、衆院選に続き来春の統一地方選で民主党との選挙協力に前向きな考えを示した。

 鈴木氏は「民主が嫌だと言わない限り、統一地方選でも相談をしっかりしながら結果を残したい」と述べた。

 北海道で一定の影響力がある大地は自民党に対抗するため、今回の衆院選で小選挙区、比例代表ともに候補者擁立を見送り、全選挙区で民主候補を推薦し支援に回った。

751チバQ:2014/12/27(土) 22:03:53
http://www.sankei.com/politics/news/141227/plt1412270018-n1.html
2014.12.27 13:03

高橋・北海道知事、4選出馬を表明 「皆様方の思い、しっかり踏まえ決断」

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 北海道の高橋はるみ知事(60)は27日、札幌市内で行われた後援会会合で、来年4月に行われる知事選への出馬を正式表明した。立候補要請を受け「皆様方の思いをしっかり踏まえて、出馬をすることを決断した」と述べた。当選すれば道知事で初めての4選となる。

 高橋知事は富山市生まれ。1976年に一橋大を卒業後に旧通商産業省に入省。経済産業省北海道経済産業局長などを経て、2003年4月、自民党などの推薦を受けて初当選した。

 来年の知事選をめぐっては、元北海道放送アナウンサーでフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が11月に無所属での出馬を表明。民主党北海道連と共産党北海道委員会は、それぞれ独自候補の選考を進めている。

752チバQ:2014/12/28(日) 13:37:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141228ddlk01010140000c.html
’15統一地方選:自民札連、町村氏が会長退任へ 市長選へ新体制構築急務 /北海道
毎日新聞 2014年12月28日 地方版

 自民党札幌市支部連合会(札連)は27日、札幌市内で会合を開き、衆院議長に就任した町村信孝氏(道5区)が会長を退任し、来年1月の拡大役員会で後任を決める方針を固めた。町村氏は、4月の市長選に党推薦で立候補する元総務官僚、本間奈々氏の擁立を主導してきた経緯があるだけに、新体制の構築が急務となっている。

 市長選を巡っては、経済界の一部から秋元克広・前副市長を推す声が出たが、札連が本間氏を候補者としたことで経済界が分裂。当時の橋本聖子会長が混乱の責任を取って辞任し、今年2月に町村氏が後任に就いた経緯がある。

 札連は、町村氏の議長就任後も会長継続や、会長を空席にしたままにする案などを検討してきたが、「統一選を戦うのにトップ不在は好ましくない」として、後任を置くことにした。後任は本間氏の選挙対策本部長に決定した高木宏寿氏(道3区)が有力とみられる。

 この日の会合に出席した町村氏は、本間氏の支援態勢について「微動だにしない」と断言。「議長になると頻繁に(地元に)帰ってこられないが、自民党員であることには変わりはない。戻らずにできる活動をやっていく」と述べた。【山下智恵】

753チバQ:2014/12/28(日) 15:31:10
>>752
現職議長が応援に立つことって通例あるんでしたっけ?
議長の応援演説みれるかもって感じですね

754チバQ:2014/12/30(火) 13:30:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141229ddlk01010028000c.html

’15統一地方選:室蘭市長選 新人大西氏が立候補を表明 /北海道

毎日新聞 2014年12月29日 地方版


 来春の統一地方選で行われる室蘭市長選に28日、市内の元スーパー店長、大西武俊氏(45)が無所属で立候補すると表明した。現職の青山剛市長(37)も出馬表明しており、選挙戦が濃厚となった。

 大西氏は士幌町生まれで拓殖大卒。大西氏は「私の好きな室蘭が衰退している。企業人として23年間培ったアイデアを生かし、スピード感を持って取り組みたい」と語った。

 主な政策として、幅広い子育て支援▽観光産業の振興▽企業誘致▽生きがいを持って生活できる市長直轄の「市民ふれあい課」の設置−−など、八つを示した。若手事業主らで組織する支持母体や、4年前の同市長選で429票差で敗れた前市経済部長の旧後援会の支援を仰ぐという。【横尾誠治】

755チバQ:2015/01/04(日) 05:41:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150101ddm010010030000c2.html
 ◆原発問われる立地3道県

 ◇北海道知事選
 北海道電力泊原発(泊村)の再稼働問題を抱える北海道では、統一地方選で実施される道知事選に、高橋はるみ知事(60)が4選を目指して近く正式に立候補を表明する。

 高橋氏は経済産業省出身で、原発再稼働を巡っては「原子力規制委員会が厳正に審査すべきだ」と述べるにとどめ、賛否は明確にしていない。2011年の前回選で、高橋氏は民主党などの推薦候補の3倍以上の約184万票を得て圧勝した。今回も経済界から出馬要請を受けたほか、自民、公明両党の推薦を得て選挙戦に臨む見通しだ。

 民主党道連は当初、札幌市長を引退する上田文雄氏(66)の知事選候補への擁立を目指したが、固辞され断念。道連内には既に立候補表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を推す声もあるが、なお独自候補の擁立を模索。佐藤氏は再稼働に反対の立場を取り、国から再稼働を求められた場合は道民投票を行う考えを示している。共産党道委員会も候補の擁立を目指している。【袴田貴行】

 ◇福井知事選
 都道府県で最多の14基の原発が立地する福井県の知事選は、現職の西川一誠氏(69)が4選を目指して立候補を表明、共産も候補擁立を検討している。このほか自民党の一部にも独自候補擁立を目指す動きがあるが、実現は不透明だ。前回、前々回と同様、現職対共産系候補の一騎打ちとなる可能性もある。

 西川氏は、経済産業相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会」原子力小委員会の委員を務める。原子力の必要性を主張し、原発活用に前向きだ。これに対し、共産系候補は脱原発や原発ゼロを主張するとみられる。

 原子力規制委員会は昨年12月、関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)について、新規制基準に基づく事実上の「合格証」となる審査書案を了承した。県内では最も早い、今年中の再稼働が濃厚だ。

 国内の原発は高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)を含め49基。福井県にはうち14基があり、高浜3、4号機の他、関電大飯原発3、4号機(おおい町)も規制委の審査が進んでいる。【野田武】

 ◇島根知事選
 島根県知事選には3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(68)と前出雲市長で新人の西尾理弘氏(73)が出馬表明しているほか、共産も独自候補を擁立する予定だ。全国で唯一、県庁所在地に原発を抱える県だが、自民王国で大きな争点になる気配はない。

 中国電力島根原発(松江市)は現在、2号機が安全審査中。建設中の3号機もほぼ完成し、今後申請するとみられる。溝口氏は原発について「松江市や周辺自治体、県議会や専門家の意見を聞いて総合的に判断する」との見解を繰り返す。「エネルギー政策はまず国が方針を示すべきだ」とも語り、主体的にスタンスを示すことを避けてきた。

 昨年12月の衆院選では、島根1区で圧勝した自民の細田博之氏の出陣式に出席。党内の電力安定供給推進議連会長を務める細田氏を前に「先生のようにぶれない方がかじ取りをすることが島根にとって必要」と、歩調を合わせた。

 前回知事選は溝口氏と共産候補との一騎打ちで、溝口氏が大差で制した。【曽根田和久】

756チバQ:2015/01/06(火) 06:10:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141225ddm041010118000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 定数減り負担増で拍車 「欠員無投票」昨年4件
毎日新聞 2014年12月25日 東京朝刊


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 自治体議員選の無投票増加問題で、立候補人数が定数を下回り、欠員を抱えたまま無投票となる事態(欠員無投票)が、昨年3月の長野県野沢温泉村議選(定数8)を含め昨年1年間に4件起きていたことが分かった。取材すると、議員のなり手がいないため定数を減らし、1人当たりの負担が増え、ますますなり手がいなくなる−−という悪循環が浮かんだ。欠員無投票は地域の衰退が進めばさらに広がる可能性がある。【和田浩幸、長田舞子】

 他に欠員無投票だったのは、北海道の積丹町議選(定数9、昨年9月)と剣淵町議選(定数10、同11月)、長野県高山村議選(定数12、同9月)。公職選挙法は、欠員が定数の6分の1を超すと補充の再選挙を課すが、3件は野沢温泉村議選と同様、いずれも欠員1で再選挙は免れた。

 「1人でも欠席すると常任委員会で話し合いができない」。定員に1人足りない9人でスタートした剣淵町議会の大河邦晃議長(71)は、ため息交じりに言う。

 町議会では二つの常任委員会を5人と4人で分担。4人の委員会では、欠席者が出ると正副委員長以外の委員が1人となる。

 大河議長は昨年11月告示の選挙に出ず身を引くつもりだったが、町選管委員長に「再選挙は避けたい」と引き留められた。欠員2なら再選挙になる。自身も4〜5人に出馬を促したが断られ、やむなく立候補を決断した。定数が減ってなり手が見つけにくくなる悪循環を指摘するのは、4期目の高橋毅町議(67)。初当選時の定数は16だったが、どんどん削減され、昨年の選挙では40〜60代の比較的若い世代も議会を去っていったという。

 野沢温泉村議の一人も「欠員1で、議長を除くと議員は6人。責任が重い。採決を欠席すれば賛否が逆転してしまうこともある。熱が出ても行かなければならない」と言う。

 こうした悪循環に加え、議員報酬の低さも担い手不足を加速させる要因だ。

 全国町村議会議長会によると、役職のない町村議の報酬の全国平均(昨年7月現在)は月額約21万円。積丹町議会は月の手取りが約14万円で、議員の一人は「議員報酬だけでは暮らせない。そんな状況で若い人に『出てくれ』とはとても言えない」と打ち明けた。

 一方、昨年9月の北海道士別市議補選(改選数1)では、告示されたが時間内に立候補者が現れなかった。欠員1は市議会の定数20の6分の1を超えず、再選挙にならないまま現状維持となった。この補選を含めると、昨年1年間に無投票となった選挙計71件の7%が定数や改選数を下回ったことになる。

 ◇議員、軽視され苦悩
 無投票それ自体が地方自治に及ぼす影響も深刻だ。有権者が1票を行使する機会を奪うだけでなく、議員の側も「住民から選ばれた代表」という正統性を手にすることができず、苦しんでいる。

 欠員無投票となった高山村の畔上(あぜがみ)孝一村議(70)は、「無投票だから村民に何を言っても響かず、何もできない」と危機感を募らせる。野沢温泉村議の一人も「無投票なら『誰がやっても同じ』『あんな議員いらない』と言われる。自分自身も村民の負託がどれほどか知ることができず、目標も分からなくなる」と話す。

 前回の統一地方選があった2011年から直近の13年までの間にあった市区町村議選の結果を都道府県別に調べたところ、無投票の割合は長野県が全国トップの35・5%(76選挙のうち無投票は27)だった。2位は北海道の30・9%(191のうち59)。欠員無投票は、両道県で昨年相次ぎ、3位以下への波及が懸念される。

 一方、無投票ゼロは東京(選挙数64)と大分(19)、香川(13)。無投票の割合は全体に農村部で高く、政令市などを抱える都市部で低い。【和田浩幸】

757チバQ:2015/01/06(火) 19:09:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/584108.html
高橋氏と佐藤氏、4月決戦へ始動 道知事選(01/06 06:55)(右)新年交礼会で参加者とあいさつを交わす高橋知事(左)卓球教室のメンバーらと意見交換する佐藤氏=いずれも5日、札幌市内
(右)新年交礼会で参加者とあいさつを交わす高橋知事(左)卓球教室のメンバーらと意見交換する佐藤氏=いずれも5日、札幌市内
 4月12日投開票の道知事選に向け、4日に4選出馬の記者会見をした高橋はるみ知事(60)と、昨年11月に立候補を表明したフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が5日、事実上の選挙戦をスタートさせた。高橋知事は仕事始めで職員に「人口減少問題は先送りしてはいけない重大な課題だ」と訓示、この問題に取り組む決意をあらためて示し、佐藤氏は札幌市内で市民らへのあいさつ回りを続けた。両氏は3月26日の告示に向け、政策の取りまとめなど準備作業を加速する方針だ。

 「人口減少は、地域の力を結集し、地域資源を生かし、住み続けたいと思える地域づくりに取り組んでいくことで克服できる」

 知事は5日、仕事始めで職員に呼び掛けた。4日の会見と同様、食など道内の資源を生かした産業振興に取り組む考えも表明した。札幌市内で道新グループの新年交礼会に参加した後、午後の会見では「(きょうから)知事選も事実上スタートする」との認識を示した。

 知事を推薦する方針の自民党道連は13日、東京で道内選出国会議員による会合を開催。知事選について協議し、月内に推薦を決める見通しだ。自民党会派の道議は7日、選挙ポスターなどに使う知事との写真撮影を行う。知名度の高い知事と連動して自分の選挙を戦いたい道議と、道議との協力で支持を固めたい知事の意向は一致している。

 一方、佐藤氏は5日、札幌市内の体育館で、自身のテレビ番組で知り合った卓球教室のメンバーらと卓球台を囲んで懇談した。

 メンバーは主婦が中心で、佐藤氏が一人一人に将来の不安や暮らしの悩みなどを聞いた。

 メンバーの一人が「老後の生活が心配だ」と訴えると、佐藤氏は「道民の生活を豊かにしないといけない。そのためには1次産品や観光で利益をあげる必要がある。北海道には資源はあるが、この10年、それを生かす企画力がなかった」などと説明した。

 佐藤氏は地方回りを続けるほか、今後は大票田の札幌市内の支援者回りも強化していく方針だ。

 また、政党からの支援について、佐藤氏は記者団に対し「私のプランと気概とやる気に賛同してくれるのであれば、後押ししてほしい」と述べた。

 知事選をめぐっては、民主党北海道と共産党道委員会も、独自候補の擁立を目指している。

758チバQ:2015/01/09(金) 01:07:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk01010109000c.html
選択の構図:’15知事選/上 自民との駆け引き 慎重論くすぶった道連 /北海道
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 ◇幹事長と会談、地ならし
 昨年11月26日夜。札幌市中心部の新名所「赤れんがテラス」のイタリア料理店で、個室のテーブル席に向かい合う男女がいた。緊張した面持ちで口火を切ったのは、自民党道連の柿木克弘幹事長(46)=道議=だった。

 「4選に批判的な一部の道議や国会議員の思いも背負い、この会談に臨んでいる。北海道の特性を踏まえた独自政策の発信、国に対して力強く訴える提案力、地域重視の視点に立った大胆な発想の転換。4選を目指すからにはこういう姿勢で取り組んでいただきたい」

 会談を持ちかけたのは高橋はるみ知事(61)だった。公の場で自らの4選出馬への明言を避けてきた高橋知事が、きっぱり言った。

 「3期12年が一つの区切りで、若い人に託すことも考えた。だが、やり残した課題や道半ばのものがいろいろあり、今バトンタッチするのは無責任。私の手で成し遂げて次の方に引き継ぎたい」

   ◇  ◇

 高橋知事の4選出馬を巡っては、知事を支える自民党道連内で慎重論がくすぶってきた。道連が3期にわたる高橋道政を検証した「公約検証・作成特別委員会」の報告書は、公表されていないものの「知事に相当厳しい内容」(道連幹部)とされる。一部の幹部の間では「知事は何もやっていないから批判も少ない」「議会で知事の答弁を聞いていても、将来展望が何も感じられない」など、高橋知事の4選出馬を疑問視する声も根強かった。

 昨年5月には、道連の吉川貴盛会長代行(64)=衆院議員=が党支部の集会で「首長というのは3期12年がベストだと思っている」と発言。柿木幹事長も6月に自身の後援会の会合で「4期は長いのではないか。知事の将来ビジョンを聞いて(4選支持を)慎重に判断したい」と述べて高橋知事をけん制した。

 「慎重派」の間では一時、高橋知事に代わって道連の伊東良孝会長(66)=同=の擁立を模索する動きもあった。だが、7月に伊東会長が記者団に高橋知事の4選支持を明言すると、道連内で容認論の動きが一気に加速。知事の「後見人役」とされる町村信孝衆院議長(70)も、公の場で4選出馬への期待感をたびたび表明した。

 そんな中、高橋知事は柿木幹事長との会談で「知事の道政や道民に対する思いを感じ取ることができた。4選を支援する方向で道連内を取りまとめたい」との言葉を引き出すことに成功。昨年12月の衆院選では、吉川会長代行が出馬した道2区(札幌市北・東区)を含む道内全小選挙区で自民・公明候補の応援演説を行い、連携ぶりをアピール。4選出馬に向けた地ならしを着実に進めていった。

   ◇  ◇

 当初、知事の4選支持に慎重な構えを見せていた柿木幹事長は「会談では知事に相当厳しいことも言ったが、(4選支持の判断に)時間をかけたことで、我々の思いが知事にしっかり伝わった」と成果を強調。高橋知事は4日の出馬表明会見で自民との連携について問われ、「他県と違い、広大な北海道では政党との連携がないとポスター一つ全道の有権者に示すことができない。推薦なり支援をいただける皆さまとはしっかり連携したい」と答えた。

 自民党との駆け引きの末、4選に向けた出馬環境を整えた高橋知事。ある自民道議は「自民党が推薦してきた知事なので、知事本人が出るか出ないかを言わない限り慎重派は動きを取れない。意思表示を遅らせたのは知事の戦略」と見る。

 自民党の対応についてはこう解説した。

 「(4選支持への)慎重論が消えたわけではない。ただ知事は道民に人気があり、ツーショットのポスターを作って道議選を戦えば自分たちに有利になる。心の中で思うところはあっても、大人の対応をするのが自民党だ」

  × × ×

 道政史上初の4選に挑む高橋知事を軸に、知事選(3月26日告示、4月12日投開票)へ向けた動きが本格化してきた。北海道の進路を決める4年に1度の選挙戦を前に「選択の構図」を描く。

759チバQ:2015/01/09(金) 01:08:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150107ddlk01010024000c.html
選択の構図:’15知事選/中 絡み合う思惑 知事と連動望む「妹分」 /北海道
毎日新聞 2015年01月07日 地方版

 ◇大地は佐藤氏と協力模索
 「本間奈々氏は妹分。皆さま方のお力添えをお願いしたい」。昨年4月、札幌市内のホテルで開かれた自民党道連大会。来賓の高橋はるみ知事(61)が壇上で笑顔を振りまくと、会場の空気は一気に華やいだ。

 前回に続き今年4月の札幌市長選に立候補する本間奈々氏(45)。総務省出身で、経済産業省OBの高橋知事にとっては「霞が関」の後輩に当たる。これまで共に自民党から推薦を受け、町村信孝衆院議長(70)が「後見人役」を務めるなど共通点が多い。前回同様、今春の統一地方選でも「共闘態勢」で臨む方針だ。

 前回、高橋知事は民主党の推薦候補に3倍以上の票差を付けて圧勝したが、本間氏は約16万票差で民主党推薦の上田文雄市長(66)に敗れた。本間氏陣営には、今回も抜群の人気と知名度を誇る高橋知事と共闘することで票の掘り起こしにつなげたい思惑がある。

 前回の知事選と札幌市長選では、高橋知事が同市内で約61万票を集めたのに対し、本間氏の得票はその6割の約36万票にとどまった。知事の後援会幹部は「一緒にやっても知事の方ばかりに関心が向いて、本間さんは注目してもらえない。演説会が大盛況でも、(本間氏の)票を見たら知事の半分くらいしかなかった」と振り返り、「本間さんの特徴を出すには、あまり連動しない方がいいのではないか」と話す。

 別の関係者はこんな指摘をしている。

 「同じ霞が関と言っても、経産省出身で論理的な思考を好む高橋知事は、『バラマキ型』の旧自治省出身の本間さんとは性格も肌合いも違う。『妹分』と持ち上げながらも内心は違うという話もあり、今回は札幌で一緒に遊説する機会も少なくなるかもしれない」

 高橋知事は4日の出馬表明会見で、本間氏との共闘について問われると「私は全道が選挙区だが彼女は札幌市内だけなので、連動するとしても大変限られたエリアになる。後援会の幹部と相談して今後の選挙戦略を練りたい」と答えた。

 一方、同じく札幌市長選に立候補を表明している前副市長の秋元克広氏(58)は、知事選との連動はしない考え。陣営幹部は「知事選の候補予定者と共闘すると政党色が抑えられない。うちはあくまで『市民党』でいく」と話す。

   ◇   ◇

 知事選にはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)も名乗りを上げている。高橋知事に先立つ2カ月前の昨年11月4日、札幌市で出馬表明会見を開いた佐藤氏は「道民党」を掲げ、特定の政党に偏らない立場をアピール。公認候補が決まっていない民主党だけでなく「自民党とも是々非々でやりたい」と語り、幅広い支援の広がりを期待する。

 そんな佐藤氏に、鈴木宗男代表(66)の率いる新党大地が関心を寄せている。「脱原発」や「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)」など、大地と佐藤氏の政策には共通点が多い。2人は「旧知の仲」で、鈴木氏は佐藤氏の知事選出馬を水面下で後押しした。

 昨年12月末、記者団から佐藤氏への支援について問われた鈴木氏は「(知事選で)民主と大地が協力し合えば、それなりの成果を得られる。民主党の考えも聞きながら相談したい」と含みを持たせた。

 民主との共闘を模索する鈴木氏の念頭にあるのは、衆院選で長女貴子氏(29)が大地代表代理のまま民主公認で道7区(釧路、根室管内)から出馬し、自民党道連会長の伊東良孝氏(66)=衆院議員=に225票差まで迫ったという「実績」だ。自民党道連幹部は「衆院選で民主と大地はかなり接近した。一緒に佐藤氏を推す展開になったら手ごわい相手になる」と警戒感を隠さない。

 共闘は実現するのか。佐藤氏は毎日新聞の取材に「政党の支援や大きな支持母体もなく、応援してくれるところがあったらありがたいという気持ちでいる」と答え、大地や民主に秋波を送った。

760チバQ:2015/01/09(金) 01:08:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150108ddlk01010106000c.html
選択の構図:’15知事選/下 混迷する民主 独自候補再び難航 /北海道
毎日新聞 2015年01月08日 地方版

 ◇佐藤氏支援には慎重意見
 「佐藤のりゆきを推すならそれでもいい。とにかく早く決めないと動けない。ゴーサインがほしい」

 民主党道連幹部は、行く先々で支援者や支援団体幹部らからこんな言葉を掛けられる。衆院選後の昨年12月末以降、今春の知事選への立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を公認候補として推すべきだとの声が日増しに強まっているという。

 衆院選で民主は道内の各小選挙区で接戦を演じ、道内議席を2から5に倍増させた。これを足がかりに4月の統一地方選を党勢回復の正念場にしたいと意気込むが、道連が「統一選の頂点」と位置づけ、昨年1月から本格的に始めた知事選の候補者選びは難航。当初は昨年4月に決定するはずだったが、投票まで3カ月となった今もまだ決まっていない。

 支援組織や支持母体を持たない佐藤氏は、昨年11月に札幌市内で開いた出馬表明会見で「あくまで道民党だが、(政党や団体が)応援してくださるならありがたくお受けしたい」と述べるなど、民主・連合の支援に期待感をにじませた。民主党道連には、衆院選で維新の党との選挙協力交渉が決裂し、野党同士が競合して自民候補を圧勝させた道2区(札幌市北・東区)を引き合いに「野党分裂を民主が先導する印象はマイナス」として佐藤氏に乗るべきだという声もある。

   ◇   ◇

 だが、道連内では佐藤氏の擁立に慎重な意見が多数を占める。道連の勝部賢志幹事長(55)は昨年12月20日、常任幹事会後の記者団の取材に「(知事候補は)道連として勝てる候補を必ず決める」と述べ、独自候補の擁立にこだわりを見せた。

 道連内で佐藤氏支援論が広がらない背景には、佐藤氏が10年以上前に「高橋知事の応援団」を公言し、高橋はるみ知事に演説指導などをしたという経緯がある。また、佐藤氏がたびたび口にする「道庁には経営者の観点が必要」という政策理念が、民主党の支持母体の連合など労働組合と相反するととらえる関係者も少なくない。独自候補の擁立を訴える同党道議は「民主党の理念に沿った一貫した実績がない限り、一つにはまとまれない」と突き放す。

 一方で、独自候補の擁立も壁に直面している。道連は本命として上田文雄・札幌市長(66)の説得を続けてきたが、昨年10月に固辞され断念。次いで有力候補と目された勝部幹事長は、不意の衆院選で公認候補が決まっていなかった道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から立候補。落選したものの、今後は5区総支部長として国政を目指した活動に専念するとみられる。同じく名前の挙がっていた逢坂誠二氏(55)は道8区(渡島、檜山管内)から出馬し当選したため、両氏とも知事選擁立の芽はなくなった。

 道連内には参院議員の徳永エリ氏(53)、衆院選で道2区から民主党道連推薦で立候補した池田真紀氏(42)を推す声がある他、外部有識者の名前も挙がっているが、いずれも現実的とは言い難い。

   ◇   ◇

 2011年4月の前回知事選では、民主は公認候補の決定が同年1月にずれ込み、高橋知事に3倍以上の130万票差を付けられて惨敗。今回は、その反省を込めて早期の公認候補擁立を目指していたはずだった。ある支援団体の幹部は「この時期に独自候補を擁立しても、もはや選挙には勝てない」と切り捨てる。さらに「勝てない選挙を戦うなら、その次の選挙を見据えて長期的に育てられる候補を出すべきだ。もしくは佐藤氏に乗り、『反高橋・反自民』の主導権を握り続けるか。道連からはそういった明確なビジョンが見えてこない」と批判する。

 民主党道連は今月24日の定期大会までに公認候補を決めるとしているが、混迷は深まるばかりだ。

   × × ×

 この連載は袴田貴行、小川祐希、山下智恵が担当しました。

761チバQ:2015/01/14(水) 21:19:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/585734.html
道内自民、地方選に危機感 佐賀県知事選敗北「政権の地方軽視影響」(01/14 07:30)
 11日投開票の佐賀県知事選で、与党推薦候補が農協政治団体の支援する候補に敗北したことを受け、4月の統一地方選を控えた道内の自民党で危機感が高まっている。昨年7月の滋賀、同11月の沖縄両県に続く知事選での敗北に「地方の声を軽視する政権の姿勢が影響した」との見方も出ており、農協改革を掲げる安倍晋三政権に慎重さを求める声が強まりそうだ。

 自民党道連の柿木克弘幹事長は13日、佐賀県知事選の敗北について「環太平洋連携協定(TPP)問題や米価下落に続き、農協改革も打ち出されたことが響いている」と述べ、安倍政権の農業政策に懸念を表明。「国は全国農業協同組合中央会(JA全中)とも丁寧に議論して結論を出してほしい」と注文を付けた。

 背景にあるのは昨年12月の衆院選の際、米どころの道6区(上川管内)で自民党候補が小選挙区で敗北し、道10区(空知、留萌管内)でも与党候補の得票が岩見沢市や深川市で民主党候補を下回ったのは、安倍政権の農業政策が影響したとの道連内部の見方だ。道連常任顧問の釣部勲道議(空知管内)は「国が強引に農協改革を進めたら、自民党は統一地方選でしっぺ返しを受ける」と強調する。<どうしん電子版に全文掲載>

762チバQ:2015/01/15(木) 19:20:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/585989.html
札幌市長選、自・民対決再び 本間氏、与党の強み訴え/秋元氏「市民党」崩さず(01/15 07:00)
 4月12日投開票の札幌市長選は、民主党が前副市長の秋元克広氏(58)を推薦する方針を固め、2011年の前回選挙に続いて出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を推薦した自民党との対決構図となった。ただ、本間氏と秋元氏の推薦政党に対する距離感は対照的だ。

 「昨年、自民党の推薦をもらい、支援していただいてきた。期待に応えるべく全力で頑張っていく」。本間氏は10日、高木宏寿衆院議員の自民党札幌市支部連合会(札連)会長就任の記者会見に同席し、市長選への決意を語った。

 本間氏は昨年12月の衆院選でも自民党候補者の応援演説に奔走。市議、道議などと並んだポスターも早くから掲示し、街頭では与党の強みも訴えている。

 選挙戦では道知事選で4選を目指す高橋はるみ氏(61)との連動も視野に入れる。まだ態度を明らかにしていない公明党に対しても支援を求めている。

 対する秋元氏は13日の連合札幌の会合で「人に優しく、市民と共に進める上田市長のまちづくりに共感しながら仕事してきた。しっかりと次の若い世代につなげていきたい」と述べた。

 この会合では、今期限りで引退する上田文雄市長(66)が秋元氏支持を初めて表明。上田氏が民主党の推薦を受けて再選、3選された07年、11年の市長選も、民主、自民の二大政党対決型選挙だった。民主党は今回、秋元氏を「上田市政の継承・発展」を担う候補として推薦を決めた。

 ただ、秋元氏支持の経済人には民主党や、リベラル色の強い上田氏の支援を敬遠する向きもある。秋元氏は「市民党」の立場を崩さず、衆院選でも民主党候補と街頭に立つことなどはなかった。市長選にも、同党とは一定の距離を保って臨む構えだ。

 共産党も独自候補擁立を目指している。過去2回は上田氏に配慮して擁立を見送ったが、同党の対応が決まれば道都決戦の構図がより鮮明になる。

763チバQ:2015/01/16(金) 23:16:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150116ddlk01010144000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 民主、秋元氏推薦へ 自民系と一騎打ち固まる /北海道
毎日新聞 2015年01月16日 地方版

 民主党札幌は、4月の札幌市長選で秋元克広前副市長(58)を推薦する方針を固めた。自民党は元総務官僚、本間奈々氏(45)の推薦を決めており、自民系と民主系の候補者による事実上の一騎打ちの構図が固まった。

 「市民党」を掲げる秋元氏は当初は政治色がつくことを避けていたが、知名度向上や選挙戦対策のためには民主との連携が必要と判断したとみられる。ただ秋元氏を支援する経済人の中には難色を示す人もいるとみられ、調整が課題となる。

 秋元氏は民主党が支援してきた上田文雄市長の下で市政運営を支えてきた。上田市長は13日に行われた連合北海道札幌地区連合の集会で後継指名を行い、横路孝弘・道連代表は10日の連合北海道の集会で支援を表明していた。21日の運営委員会と24日の道連定期大会を経て正式決定し、党本部に申請する。【山下智恵】

764チバQ:2015/01/18(日) 12:44:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150118ddlk01010164000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 大地が秋元氏支持 推薦は出さない意向 /北海道
毎日新聞 2015年01月18日 地方版

 新党大地の鈴木宗男代表は17日の党支持者の勉強会「大地塾」で、4月12日に行われる札幌市長選で前副市長の秋元克広氏(58)を支持する意向を示した。

 同市長選では、民主党が秋元氏推薦の意向を固め、自民党は元総務官僚の本間奈々氏(45)の推薦を決めている。大地は昨年12月の衆院選で民主党と選挙協力しており、統一地方選での協力も進めている。

 鈴木代表は記者団の質問に「(秋元氏は)一貫して札幌のために働いてきた。札幌を変えるんだとの自覚を持っている」と話した。ただし、「行政の長は一党に偏するべきではない」とし、推薦は出さずに支持や応援にとどめる意向も示した。【山下智恵】

765チバQ:2015/01/21(水) 02:45:18
3400 チバQ 2015/01/20(火) 20:50:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/587001.html
道知事選、民主もつれる候補選び 佐藤のりゆき氏支援に横路氏難色(01/20 07:00)

 4月の道知事選に向けて民主党北海道の候補者選びが大詰めを迎えている。待望論が強まっていたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について政治姿勢の違いなどから横路孝弘代表が難色を示し、代わりに知事選対策責任者の勝部賢志幹事長(55)擁立論が浮上。ただ佐藤、勝部両氏にはそれぞれ賛否があり、候補決定目標の24日の定期大会に向け難しい調整を強いられそうだ。

 「いったん動きを止めてほしい」。1月上旬、ある労組の幹部は民主党関係者から、衆院選後に具体化させた佐藤氏支援の環境整備を中止するよう電話で告げられた。「横路氏がブレーキをかけたのだろう」と幹部は推測する。

 佐藤氏をめぐっては、知名度の高さと高橋はるみ知事への対決姿勢を理由に、昨年11月の出馬表明前後から党北海道内で待望論が起こった。過去3回の道知事選で対抗馬が分散するなどし、高橋知事の当選を許してきた教訓からも「反高橋勢力を一本化するべきだ」との声が広がり、党や連合北海道が水面下で調整に当たっていた。

 横路氏は当初、佐藤氏のキャスター時代の保守的な言動や政治姿勢を疑問視したが、衆院選後から「高橋知事4選阻止の構図をつくる」との意義付けから前向きな姿勢を示していたとされる。有力な独自候補の1人だった逢坂誠二氏が道8区(渡島、檜山管内)で衆院議員に返り咲いたことや、衆院選で選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏に関心を示している点も支援の流れを強めた。

 ただ、横路氏は年明け以降、突如再び慎重姿勢に転じた。あらためて佐藤氏について情報収集する中で、周辺から否定的な反応が寄せられたことが理由とみられる。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)<どうしん電子版に全文掲載>

766チバQ:2015/01/21(水) 23:11:32
自ら負けを選ぶか。。。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddr041010007000c.html
選挙:北海道知事選 民主、勝部氏で調整 難航の可能性も
毎日新聞 2015年01月21日 北海道朝刊

 民主党北海道連は、4月の北海道知事選で勝部賢志幹事長(55)を擁立する方向で最終調整に入った。既に横路孝弘代表が連合北海道などの支持団体に打診しており、24日の道連定期大会までの決定を目指す。

 道知事選では、4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。民主党道連内には、高橋知事の4選阻止のため佐藤氏を、推薦も含めて支援すべきだとの声も広まりつつあった。

 だが、かつて「高橋知事の応援団」を公言していた佐藤氏の政策理念などに、横路代表を中心に拒否感が強まった。また、道連は旧社会党時代から知事選で独自候補を擁立してきたことから、佐藤氏を支援し独自候補擁立を見送ることは、党勢の衰えを印象付けるとの意見も強まった。

 ただ、連合北海道や勝部氏の支持母体の北教組などには、勝部氏が立候補した昨年12月の衆院選から時間をあけずに知事選に立候補することへの慎重論も残る。また、道連と選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表は佐藤氏の支援に前向きとも伝えられ、影響を懸念する声があり調整は難航する可能性もある。

 勝部氏は、教員出身で2003年に道議選(江別市)に初当選。昨年の衆院選では、3期目だった道議を辞職して道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から立候補したが、落選した。【山下智恵】

767チバQ:2015/01/21(水) 23:13:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddlk01010040000c.html

選挙:西興部村長選 告示 28年ぶり選挙に 2新人立候補 /北海道
毎日新聞 2015年01月21日 地方版

 任期満了に伴う西興部村長選が20日告示され、喫茶店経営の山本ちずえ氏(64)=無所属=と元農協参事の菊池博氏(57)=同=の2人が立候補を届け出た。同村長選では1987年以来28年ぶりの選挙戦で、新人同士の一騎打ちとなる。投開票日は25日。

 両候補とも、今期で勇退する高畑秀美村長の村政を高く評価。山本氏は「20年後も輝く村づくり」を提唱。地元で保育士を41年間務めた経験を基に、地域の声を村政に生かす制度の確立や子育て支援の充実、教育環境の整備を訴える。

 高畑氏の後援会から支援を受ける菊池氏は、民間出身の立場から基幹産業の振興、高齢者福祉の充実、子育て支援による定住人口の確保を掲げている。【山田泰雄】

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 ◇西興部村長選立候補者(届け出順)
山本(やまもと)ちずえ 64 無新

 喫茶店経営[歴]村つくし保育所総括主任保育士▽興部高

菊池博(きくち・ひろし) 57 無新

 [元]農協参事[歴]農協支所長・金融部長▽興部高

768チバQ:2015/01/22(木) 20:42:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010093000c.html
’15統一地方選:不祥事辞職の前道議公認 自民道連、高橋知事を推薦 /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版

 自民党道連は20日の役員会で、昨年7月に国際線の航空機内で乗務員に暴言を吐くなどのトラブルを起こして道議を辞職した小畑保則氏(66)を、4月の道議選で公認することを決めた。伊東良孝会長は記者団に「社会的に厳しい制裁を受け、十分反省している。本人からも再度、道議会議員としてやりたいという文書をもらった」と説明した。

 また、道連は同日、4月の知事選に4選を目指して立候補する高橋はるみ知事の推薦も決めた。過去3回の選挙は党本部の推薦だったが、党本部は要綱で知事選の推薦は3期までとしているため今回は道連推薦となった。

 伊東会長は「高橋知事はこれまで12年間、道の諸課題に真剣に取り組み、知事の姿勢に対する道民の評価も高い。いきいきと成長する北海道を作っていくパートナーとして引き続き取り組んでいける知事と判断した」と述べた。【袴田貴行】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010097000c.html
選挙:知事選 民主決定ずれ込む 24日の定期大会以降に /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版

 4月の知事選で民主党の候補者の決定は、目標としていた24日の定期大会以降にずれ込む見通しとなっていることが、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、道連の横路孝弘代表が21日、選挙協力を進める、新党大地の鈴木宗男代表と国会内で会談。出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援せず、独自候補擁立を目指すことを説明し、その際、決定がずれ込むとの認識を伝えた。

 独自候補を巡っては、道連は幹事長の勝部賢志氏(55)の擁立を検討しているが、支持団体などの反発も強く、調整に難航している。【山下智恵】

769チバQ:2015/01/25(日) 14:06:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150125ddlk01010088000c.html
’15統一地方選:民主道連大会 知事選、来月中旬までに決定 横路代表が表明 /北海道
毎日新聞 2015年01月25日 地方版

 民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれ、知事選の候補者選考の遅れについて質問が相次いだ。横路孝弘代表はこの日までに候補者を決められなかったことを謝罪し、2月中旬までに決定すると表明した。

 知事選をめぐっては、4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の2人が出馬を表明している。

 佐藤氏の支援に積極的な参加者が「4選阻止が目的なら佐藤氏以外に選択肢はない。支援しない理由を明確にしてほしい」と要求すると、会場から拍手が湧いた。一方で「佐藤氏でいいのか疑問。この知事で良いという人を選ばないと恥ずかしい」との意見も。

 「連合の支援や新党大地との協力にも影響が出ないよう、一刻も早く戦いの体制を組んでほしい」との声もあった。勝部賢志幹事長は答弁で「特定の人のある、なしをいうのはこの場ではふさわしくない」と述べた。

 民主党道連内には、反高橋で結束するため佐藤氏を支援すべきだとの声もあるが、道連と連合などでつくる政権戦略会議は佐藤氏を支援しない方針を固め、横路代表も23日、記者団の取材に「佐藤氏支援はない」と明言している。

 道連は大会で、札幌市長選に出馬を表明している前副市長の秋元克広氏(58)を推薦することを決定した。【山下智恵】

770チバQ:2015/01/25(日) 17:50:45
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150125-OYTNT50000.html
道知事選候補者選び 民主混迷
2015年01月25日
 民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれた。日下太朗選対委員長は、4月12日投開票の知事選の候補者擁立について「来月中旬くらいを最終タイムリミットとして、方向性をお示ししたい」と述べた。


 知事選では、自民党道連の推薦を受けた現職の高橋はるみ氏(61)が4選を目指すほか、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)も立候補を表明。共産党も候補者の擁立を検討している。

 民主党道連は当初、昨年4月までに候補者を決める目標だったが、上田文雄・札幌市長(66)に出馬要請を固辞されたり、昨年12月の衆院選で作業が中断したりして大きく遅れている。

 道連の一部には「候補者の乱立は高橋氏を利する」などとして佐藤氏支援を訴える声があるが、横路孝弘・道連代表は明確に否定している。大会では、横路氏ら執行部に対し「残る期間で新たな候補者を探すのは難しい」「佐藤氏を外す理由を教えてほしい」などの批判も相次いだ。

 これまでには、衆院選で落選した道連幹事長の勝部賢志氏(55)も浮上したが、選挙協力をする新党大地の鈴木宗男代表は「彼は国政を目指している」などと否定的な考えを示している。

 日下氏は大会後の記者会見で「残された期間で全力を尽くしたい」と語った。

 大会では衆院選の総括も行われ「維新の党との選挙協力は多くの課題を残した」などとした。

2015年01月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

771チバQ:2015/01/29(木) 22:50:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選告示まで2カ月 民主、独自候補巡り迷走 自民、現職推薦で着々 /北海道
毎日新聞 2015年01月26日 地方版

 統一地方選の前半戦で行われる道知事選の告示(3月26日、投開票は4月12日)まで2カ月に迫った。これまでに道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。独自候補擁立を目指していた民主党道連は対応を巡って迷走し、同党の支援に期待を寄せていた佐藤氏は危機感を募らせる。一方で自民党道連は高橋知事への推薦を決めて着々と選挙準備を進めるなど、現時点では各候補や政党で明暗が分かれている。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】

 ■「一騎打ちの構図を」

 民主党道連の横路孝弘代表は23日、報道陣に「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」と述べ、支援を否定。24日だった候補決定の期限を2月中旬へ先延ばしした。だが道連内には佐藤氏を支援すべきだとの声が根強い。

 「自己満足だけの知事選はやめてほしい」。24日に開かれた道連の定期大会。佐藤氏を支援しないとの方針に出席者から異論が相次いだ。道議の一人は「知事の4選阻止と独自候補擁立は両立しない」と声を荒らげた。

 知事選と同時に行われる道議選などでの新党大地との選挙協力が破談にならないか危惧する声も上がった。大地の鈴木宗男代表は23日、報道陣に「(知事選は)1対1の勝負がいい。(横路代表には)佐藤氏がいいと伝えている」と述べている。

 迷走を続ける民主について、佐藤氏は毎日新聞の取材に「今度の知事選は3期12年間の高橋道政を問う道民投票。それには一騎打ちの構図を作ることが必要だが、民主は自分たちのことしか考えていない」と批判。「横路さんと話もしていないのに、政策面の違いで支援できないと言われるのは非常に残念」と肩を落とす。実際、北海道電力泊原発の再稼働反対など、佐藤氏の訴えは民主と近いものも少なくない。

 民主の支援がなければ有力な支持団体のない佐藤氏には痛手だが、それ以上に候補が乱立し票が割れることを警戒。佐藤氏は「民主が自主投票になってくれるだけでもありがたい」と漏らす。

 道連内では独自候補として勝部賢志幹事長(55)の名前も挙がるが、出身労組の北教組などが反対。定期大会で勝部幹事長は「皆さんの意見を聞いて、最終的に詰めを行いたい」と、佐藤氏支援に再検討の余地を残した。ただ会場からの「2月中旬までに何をするのか」との質問には明確な回答がなく、先行きは不透明のままだ。

 ■「満場一致」の決定

 「もろ手を上げて推薦を決めたわけではない」。21日の自民党道連役員会。高橋知事の推薦を決めて閉会した後、幹部がつぶやいた。

 決定は「満場一致」。だが、道連内では高橋知事の4選出馬への慎重論がくすぶってきた。終了後、伊東良孝会長は報道陣に「この12年間、政治・経済的に厳しい状況が続き、(高橋知事が)成果を上げにくい環境だった」と述べ、知事への配慮をのぞかせた。

 「相当厳しい内容」とされる高橋知事の道政運営を検証した報告書については「検証結果の責任は知事とともに(道政与党の)自民党も負っている。知事や(自民党)道議の公約にも反映させたい」と説明。「内部資料なので公表するようなものじゃない」とした。

 道連内には、道民に人気の高い高橋知事とタッグを組んで統一地方選を有利に戦いたいとの思惑がある。高橋知事は21日の定例記者会見で「(推薦は)大変ありがたい。政策的な中身についても自民党とさまざまな議論をしながら、方向性を共有していきたい」と語った。

 知事選には、共産党道委員会も独自候補の擁立を検討している。

772チバQ:2015/02/04(水) 20:07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590246.html
共産、道知事選で佐藤氏支援を検討 「脱原発」で共闘模索 民主は議論大詰めに(02/04 11:07)
 共産党道委員会が4月の道知事選でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する検討に入ったのは、4選を狙う高橋はるみ知事(61)の続投阻止を最優先としたためだ。独自候補を擁立せず佐藤氏を反高橋陣営の受け皿とすれば、同党も賛同する「脱原発」の実現可能性を高められるとの計算がある。佐藤氏支援への待望論が高まる民主党北海道の判断にも影響を与えそうだ。

 共産党は最近の地方選挙で、政策によっては党派の垣根を越えて連携を図る「一点共闘」方式を強めている。昨年11月の沖縄県知事選では保守系の翁長雄志氏を「米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対」の一点において支援し、勝利した。

 これに先立つ昨年11月の佐藤氏の出馬表明当時は、支援に消極的だった同党道委員会も、沖縄県知事選での成功体験や昨年12月の衆院選での躍進を追い風に、道政での政策実現のための現実路線を模索し始めた。道知事選への対応が定まらない民主党の動向も注視してきたが、知事選まで2カ月余りとなり、佐藤氏支援で組織内の調整に入ったもようだ。

 独自候補を擁立しないとの共産党の姿勢は、態度を決めていない民主党北海道内の議論を加速させる見通し。3日の道議会民主党の議員総会では「高橋知事4選阻止が最優先」「独自候補にこだわる必要はない」などの意見が相次いだ。道議にとっては「知事選で誰を担ぐかは自分の当落に影響する」(中堅道議)ため、独自候補にこだわるよりも知名度のある佐藤氏と共闘した方が得策との認識が広がっている。2月中旬を最終期限とした民主党北海道の対応は、大詰めを迎えることになる。(報道センター 鹿内朗代)

773アーバン:2015/02/05(木) 21:51:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150205ddr041010008000c.html

選挙:北海道知事選 民主、佐藤氏支援へ 共産も検討 高橋氏と一騎打ちか

毎日新聞 2015年02月05日 北海道朝刊


 4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は立候補を表明しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることが分かった。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討しており、道知事選は4選を目指す高橋はるみ知事(61)と佐藤氏との一騎打ちになる公算が大きくなった。

 道連内ではこれまで、独自候補の擁立か佐藤氏の支援かで意見が分かれ、独自候補として道連の勝部賢志幹事長(55)にする案が出ていた。しかし、民主党支持母体の連合などが反発。選挙協力を進めている新党大地の鈴木宗男代表も「一騎打ちが好ましい」として、佐藤氏支援に強い関心を示していた。

 道連関係者によると、道連代表の横路孝弘衆院議員と鈴木代表は数回会談。4日も国会内で会い、鈴木代表が高橋知事の4選阻止を訴え、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう横路代表に促したとみられる。勝部幹事長を含む道連幹部も佐藤氏支援の意向を周囲に伝え、道議も3日、横路代表に佐藤氏と会談するよう要請したという。しかし、横路代表は独自候補の擁立を主張し、佐藤氏支援に強い難色を示しており、候補者選びには流動的な要素もある。

 共産党道委員会が独自候補の擁立断念を検討している背景には、佐藤氏が北海道電力泊原発(泊村)の再稼働反対を掲げていることなどから、反高橋知事票の分散を防ぐ狙いがあるとみられる。【山下智恵】

774チバQ:2015/02/06(金) 19:13:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590798.html
佐藤氏「4選是非の投票に」 北海道知事選、政党支援に歓迎の意向(02/06 17:01、02/06 17:13 更新)「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
 4月の道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、札幌市内の後援会事務所で記者会見し、民主党北海道や共産党道委員会が佐藤氏への支援を検討していることについて「大変ありがたい」と歓迎の意向を示した上で、「今回の道知事選は、現職知事の4選を良しとするかどうかの道民投票の意味合いを強くしたい。そのためには道民の意思が最も分かる一騎打ちの選挙にする必要がある」と述べた。<どうしん電子版に全文掲載>

775チバQ:2015/02/06(金) 19:15:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590432.html
北海道知事選 「反高橋」一本化を警戒、自民道連「接戦になる」(02/05 07:01、02/05 07:58 更新)
 4月の道知事選で共産党道委員会がフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)支援の検討に入り、高橋はるみ知事(61)を推薦する自民党道連は4日、反高橋陣営一本化の動きに警戒感を強めた。佐藤氏陣営は共産党の姿勢を歓迎する一方、態度を決めていない民主党北海道の動きを見守る構えだ。

 共産党に加え民主党も佐藤氏を支援することになれば、高橋知事と反高橋陣営が一騎打ちの構図となる。佐藤氏陣営の幹部は共産党の支援検討について「正式な話が来た時点で考えたい」としながらも、「高橋知事の4選を阻止するには一騎打ちの選挙が望ましい」と述べた。

 一方の高橋知事は4日の記者会見で、共産党が佐藤氏の支援を検討していることについて問われ、「ちょっとコメントのしようがありません」と、淡々と答えた。<どうしん電子版に全文掲載>

776チバQ:2015/02/06(金) 19:22:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150206ddlk01010132000c.html
’15統一地方選:道知事選 自民「接戦避けられぬ」 民主・共産、佐藤氏支援最終調整 /北海道
毎日新聞 2015年02月06日 地方版

 4月の道知事選で、民主、共産両党がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることについて、高橋はるみ知事(61)を支援する自民党道連は警戒感を強めている。道連幹部らは「これで接戦は避けられない」と明かし、鍵を握る民主党道連の動きを注視している。

 「最も恐れていた事態だ」。民主、共産の動きを受けて、自民道連の柿木克弘幹事長は渋い表情を浮かべた。「佐藤氏に組織力はないが、道民に知らない人がいないほどの知名度を持つ。昨年の衆院選で善戦して勢いがある共産、民主、大地の組織力が加われば相当手ごわい相手になる」と危機感を隠さない。近く高橋知事の後援会幹部と会談して陣営の引き締めを図るという。

 ある自民道連幹部は「バラバラでいてくれた方が戦いやすかった。佐藤氏の政治手腕は未知数だが、(反高橋氏で)一本化されれば脅威になる」と話し、別の幹部も「共産党の支援を受けた知事が誕生すれば国から相手にされなくなるし、道議会運営も停滞する。北海道のためにも何としても阻止しなければ」と自らに言い聞かせるように語った。

 ただ、民主道連内では、横路孝弘道連代表などが佐藤氏支援になお難色を示しているため、最終調整には時間を要する見込み。これまでに道議団が横路氏に対し佐藤氏と会談するよう要請したほか、佐藤氏支援に強い関心を示している新党大地代表の鈴木宗男氏も横路氏と会談を重ねてきた。

 4日には民主道連や支持団体内で「鈴木氏が国会内で横路氏と会談し、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう促した」などとの情報が飛び交ったが、鈴木氏は「4日に国会内で横路氏と会った事実はない」と否定した。

 民主の支持団体のある幹部は「横路氏は佐藤氏について『推薦に値する候補ではない』とまで公の場で述べており、すんなり支援というわけにはいかないだろう。慎重な調整を重ねている」と話した。【袴田貴行、山下智恵】

777名無しさん:2015/02/07(土) 00:35:16
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590657.html
道知事選 民主、佐藤氏支援論強まる 横路氏の判断焦点(02/06 06:45)
 4月の道知事選に向けた民主党北海道の候補者選びで、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援するべきだとの声が強まっている。独自候補の擁立が手詰まりになりつつある上、候補者選考の期限とした2月中旬が迫り、佐藤氏の知名度を活用することが得策との考えからだ。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討し、高橋はるみ知事(61)に対抗する勢力の一本化の可能性も出ている中で、支援に否定的な横路孝弘代表の最終判断が焦点となっている。

 「まだ当たっているところです」。横路氏は5日、国会内で取材に対し、独自候補の擁立をなお模索する姿勢を示した。

 念頭にあるのは徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=とみられ、民主党北海道幹部は「残る独自候補は彼女しかいない」と話す。ただ、徳永氏は国政課題への意欲を理由に要請を固辞しており、同氏は知事選出馬について「絶対にない」と周辺に断言する。

 徳永氏を含む道内選出同党国会議員は3日、東京都内で知事選対応をめぐり意見交換し「勝てる候補でいくべきだ」と佐藤氏支援で一致。横路氏はこの場におらず、4日に出席者が意見を伝えたが、横路氏は否定的な姿勢を崩さなかったという。

 道議会の民主党会派も3日、議員総会を開き、知事選対応について意向を調べた。発言の大半は「独自候補にこだわる必要はない」などと佐藤氏支援を求める内容だったとされる。ベテラン道議は「大勢がこうなった以上、代表の一存で覆すことはできないのではないか」とし、横路氏の翻意を期待する。<どうしん電子版に全文掲載>

778名無しさん:2015/02/07(土) 00:37:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590208.html
共産、佐藤氏の支援検討 道知事選 民主も流れ加速か(02/04 07:00)
 共産党道委員会が4月の道知事選に独自候補を擁立せず、出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で検討していることが3日分かった。同党が道知事選で候補擁立を見送った場合、1979年以来36年ぶりとなる。知名度のある佐藤氏への支援を高橋はるみ知事(61)の4選阻止につなげたい狙いがあるとみられる。高橋知事への対立候補一本化に向け、対応が決まっていない民主党北海道内でも佐藤氏を推す声が強まりそうだ。

 共産党道委員会は、佐藤氏が北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働に反対している点などに賛同。再稼働に理解を示しているとされる高橋知事に対抗する勢力の分散を避けるべきだと判断したとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>

779名無しさん:2015/02/07(土) 00:38:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/589217.html
北海道知事選、民主は独自候補擁立見送りを 市民団体が要望書(01/30 02:00)
 脱原発などに取り組む道内九つの市民団体は29日、4月の知事選をめぐって民主党北海道に、高橋はるみ知事(61)の4選阻止に向け対立候補の一本化を促す要望書を提出した。党北海道として独自候補を立てないよう求めている。

 知事選は高橋知事とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。「岩内原発問題研究会」「ウィメンズネット旭川」などが出した要望書は事実上、脱原発などで知事との対決姿勢を強める佐藤氏への支援や協調を求める内容。「幌延問題を考える旭川市民の会」の久保あつこさんは要望書提出後に「知事選は高橋道政の継続に賛成か否かの道民投票だ」と述べた。

 市民団体は同日、連合北海道にも候補の一本化を促す要望書を出した。民主党北海道は連合北海道などと協議し、2月中旬までに知事選の対応を決める方針。

780名無しさん:2015/02/07(土) 00:40:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588728.html
知事選候補「一日も早く」 連合会長、民主北海道に要請(01/28 07:00、01/28 11:25 更新)記者会見で統一地方選について述べる古賀会長

 連合の古賀伸明会長は27日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で民主党北海道が候補を擁立できていないことについて「連合北海道の判断に委ねているが、もう選挙も迫っている。党北海道など関係団体と議論しながら、一日も早く選定していただきたい」と述べ、早期決定を求めた。

 古賀氏は統一地方選について「有権者は、どれだけ地元に密着している候補かを見て選択する。そのためにも地域の基盤強化が重要」と、各級選挙で支援する候補の当選に向け、民主党と連合の地方組織の連携をより深める考えを示した。<どうしん電子版に全文掲載>

781名無しさん:2015/02/07(土) 00:42:25
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4809
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00004809-sbunshun-pol
農協改革で苦境の安倍官邸 援軍は北海道民主党のドン
週刊文春 2月5日(木)18時6分配信

「今後、中央会(JA全中)は地域の農協や農家のサポート役に徹してもらいたい」

 1月29日、衆院予算委員会で安倍晋三首相は農協改革に意欲を見せた。

 質問に立ったのは、自民党の稲田朋美政調会長。稲田氏は安倍首相、菅義偉官房長官が推し進める農協改革の旗振り役だ。ただ、稲田氏は衆院当選4回とまだ若く、党の農林部会では抑えがきかない。

 そこで稲田氏は、農協改革に積極的な後藤田正純氏が委員長を務める党規制改革推進委員会でも議論を進め、機運を盛り上げる作戦をとった。意を受けた後藤田氏はテレビにも出演し、農協改革をアピールするが「上から目線で、人望はない。若い稲田と後藤田じゃ、誰も言うことは聞かないよ」とベテラン議員は突き放し、慎重派の二階俊博総務会長も「慎重に議論することが大事だ」と意に介さない。

 官邸サイドは2月12日の施政方針演説に農協改革の方向性を入れ込むべく結論を急ぐが、簡単ではない。1月の佐賀県知事選で、菅氏が擁立を主導した前武雄市長は、農協の支援する候補に完敗。4月の統一地方選挙を控え、自民党内で慎重論が勢いを増しているのだ。中でも、自民党幹部が「農協改革に影響が出かねない」と危惧するのが、北海道知事選だ。

 自民党、公明党の推薦を受けて4選を目指す高橋はるみ氏に対し、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏が立候補を表明。佐藤氏は、“北海道のみのもんた”と呼ばれるほど、高い知名度を誇る。

「佐藤氏に民主党が乗れば大激戦必至。北海道で大きな影響力を持つ農協・ホクレンの全面支援なしには勝てない。ホクレンの協力を取り付けるためには、官邸の意向に反して、農協改革をスローダウンさせる必要がある」(自民党関係者)

 そうなれば、進むも地獄、退くも地獄の自民党だが、思わぬ助け舟を出しそうなのが、北海道民主党のドンだ。

「横路孝弘元衆院議長です。北海道で集票力を持つ新党大地の鈴木宗男氏などが、佐藤氏支援を働きかけているが、首を縦にふらない。女性関係が派手な佐藤氏が嫌いなようで、昨年の衆院選で敗れた北海道教組出身の元道議を独自候補として担ごうとしています」(民主党関係者)

 三つ巴となれば現職の高橋氏が有利と見られる。自民党選対関係者は、横路氏の決断を固唾をのんで見守っている。


<週刊文春2015年2月12日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

782チバQ:2015/02/08(日) 14:05:11
土曜投票だったのか
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591038.html
増毛町長選、堀氏が大差で初当選 新人同士の対決制す(02/07 22:18、02/07 22:44 更新)
 【増毛】任期満了に伴う留萌管内増毛町長選は7日投票、即日開票の結果、新人の元町税務町民課長堀雅志氏(60)=無所属=が、同じく新人の前副町長佐藤順治氏(67)=同=を1654票差の大差で破り初当選した。

 当日有権者数は4186人。投票者数は3575人で、投票率85・40%。2007年の前回選挙戦を2・77ポイント下回った。無効票25。

 石崎大輔町長(61)が多選などを理由に5選不出馬を表明し2氏が立候補。堀氏は団体推薦を受けない草の根選挙を展開。医療費助成拡大などの子育て支援策、活力ある地場産品づくり、シルバー人材センター設立などソフト面の政策を訴え、町民主役の行政を望む幅広い有権者の支持を得た。後継指名しなかった現職が応援し、漁協が支持したことも追い風となった。

 佐藤氏は酒造会社を中心とした後援会で、農協や建設協会、道商工政治連盟増毛支部などから推薦状を受けた組織選挙を進め、食に特化した公立学校の設置など大型事業を公約に掲げたが、及ばなかった。

◆増毛町長選結果(投票率85.40%)

当 2,602 堀雅志 60 無新《1》   

    948 佐藤順治 67 無新

783名無しさん:2015/02/11(水) 14:16:54
沖縄の二の舞? 自民党って何て下品なんだろう 北海道でも!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1704
ところが北海道新聞(2015年2月5日)で報じられた、この自民党道連幹部の発言に驚かされます。

このため自民党道連幹部は「(民主、共産と)全部乗ってきたら接戦になる」と警戒感を示す一方、
「共産党支援の候補が知事になれば、北海道は国から相手にされなくなる」と早くもけん制。
(略)共産、社民両党の支援を受けて当選した翁長武志知事が、安倍晋三首相と面会できないなど政府との間に溝が生じていることを念頭に置いた発言だ

この発言をした自民党道連幹部の名前は報じられていませんが、心底、下品です。

784チバQ:2015/02/12(木) 20:36:24
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/157161
佐賀に続き道知事選で惨敗も 終わらない自民vs農協バトル

2015年2月12日
 JA全中(全国農業協同組合中央会)が政府・自民党に押し切られる形で決まった「農協改革案」。安倍政権が決着を急いだのにはワケがある。議論が長引けば、自民候補が惨敗した佐賀県知事選のように、4月の統一地方選で農協の“反撃”に遭う――。中でも、注目は「農業王国」北海道知事選(4月12日投開票)の行方だ。

 道知事選は現時点で、4選を目指す高橋はるみ知事(61)と、元北海道放送アナウンサーで、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。高橋知事は前回(2011年)、約185万票を獲得し、次点に130万票もの大差で勝利した。自民道連は早々と高橋知事の推薦を決定。今回も圧勝と思われたが、昨年末の沖縄、今年1月の佐賀の両知事選に続き、野党が猛烈に巻き返している。

「佐藤支持派は当初、道内で強い影響力を持つ『新党大地』だけでしたが、佐藤氏が北電泊原発の再稼働に反対を表明、共産党が支援に動き出した。さらに独自候補擁立を断念しつつある民主党も支援に回る可能性が高い。大地の鈴木宗男代表の長女、貴子衆院議員も昨年末の総選挙で民主で当選していますからね」(北海道政担当記者)


■野党一本化で拮抗

 昨年末の衆院選で、比例北海道の各党の得票数は自民が約75万、公明が約31万。対する民主は約69万、共産が約30万で、野党が一本化すれば与野党の票数は拮抗する。そこで勝敗のカギを握るのが「農協票」なのだ。

 JA北海道は、全国のJA組合数の4分の1を占める大所帯で、組合員数は約34万人に上る。JA北海道の政治団体「北海道農協政治連盟」は「(知事選対応は)何も決まっていない」というが、佐藤支持に回れば、形勢は一気に逆転する。

「『農協改革が農家の所得増加につながる理由が分からない』といった批判は依然として根強く、JA北海道が佐藤支援に回る可能性は十分あります。農業王国の北海道で野党候補が勝利すれば、政府の『農協改革法案』にも当然、影響が出る。審議もままならなくなります」(政治評論家の山口朝雄氏)

「安倍政権vs農協」の火ダネはまだくすぶり続けている。

785チバQ:2015/02/13(金) 20:22:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592028.html
44年ぶり町長選 北海道・清里町 有権者6割が投票経験なし(02/13 07:01、02/13 11:04 更新)
 【清里】道内の首長選で最も長く無投票が続くオホーツク管内清里町で、同町の元総務課長古谷一夫氏(62)が12日、町内で記者会見し、4月の統一地方選で行われる町長選に出馬することを表明した。現職の櫛引(くしびき)政明氏(66)も再選を目指して出馬表明しており、無投票が続いてきた同町長選は44年ぶりの選挙戦となることが確実になった。

 清里町は1971年の町長選を最後に無投票が10期続いており、首長選の無投票期間が留萌管内初山別村と並んで道内最長。清里町では有権者の約6割が町長選で投票した経験がないという。<どうしん電子版に全文掲載>

786名無しさん:2015/02/14(土) 09:09:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150207ddlk01010169000c.html
’15統一地方選:道知事選 高橋知事が事務所開き 佐藤氏「一騎打ち」主張 /北海道
毎日新聞 2015年02月07日 地方版

 4月の道知事選に4選を目指して立候補する予定の高橋はるみ知事(61)の後援会は6日、札幌市中央区で選対事務所開きを行った。支援する自民党道連の国会議員や道議、北海道経済連合会の大内全会長をはじめとした経済界の関係者ら約350人が出席した。

 後援会「北海道を愛するみんなの会」の吉沢慶信会長(元道副知事)が「高橋知事は北海道を世界に発信するため、輝く北海道づくりに向けた取り組みを進めている。4選の必勝を目指して支援と協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 その後、高橋知事が「今回は今までの中で最も厳しい戦いになる。決戦までの2カ月、全道をできる限り自分の足で駆け巡って頑張っていきたい」と決意表明。最後に出席者全員によるガンバローコールで気勢を上げた。

 一方、やはり道知事選に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は、同区の事務所で記者会見を開き、「高橋道政の4期目を良しとしない人は一致団結してほしい。ぜひとも高橋知事と一騎打ちして道民の意思を確認したい」と述べた。

 佐藤氏を巡っては、民主党道連と共産党道委員会が支援する方向で最終調整している。佐藤氏は「政党や団体からの支持や支援の話は今のところない。支援の形にこだわらず、一騎打ちになるよう応援してほしい」と強調し、民主党内にくすぶる独自候補擁立の動きをけん制した。【袴田貴行、久野華代】

787名無しさん:2015/02/14(土) 09:13:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591796.html
北海道知事選 民主の候補選び、来週めどに結論 新党大地・鈴木氏が見通し(02/12 06:30)
 新党大地の鈴木宗男代表は11日、札幌市内で行った街頭演説で、4月の統一地方選で選挙協力する民主党北海道の道知事選候補者選びについて「5日間くらい時間をいただきたい」と述べ、党北海道が来週をめどに一定の結論を出すとの見方を示した。

 鈴木氏は、自身が支援に強い関心を示すフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について「十分北海道のリーダーとしてやっていける」と強調。4日に党北海道の横路孝弘代表と会談し、こうした考えを伝えたことを明らかにした。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592027.html
民主、北海道知事選対応15日決定(02/13 07:01、02/13 07:56 更新)
 民主党北海道は12日、道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)の候補者選びについて、15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き結論を出す方針を固めた。出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を軸に最終調整している。

 民主党北海道の知事選対応をめぐっては、横路孝弘代表に近い党関係者が11日、札幌市内で徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=に出馬を要請したが、徳永氏は国政課題への意欲などを理由に断った。これに先立ち、横路氏が検討した勝部賢志幹事長(55)の擁立も、支持組織との調整が難航し頓挫。告示まで1カ月半となる中で独自候補擁立は極めて困難な情勢となっている。

 独自候補を擁立できなかった場合には、自主投票の可能性も残るが、党内や連合北海道内では、旧社会党時代から知事選で毎回候補者を立ててきた基本姿勢を踏まえ、「選挙戦に関与しない選択はあり得ない」と否定的な意見が大勢だ。

 一方、党内や連合北海道内では高橋はるみ知事(61)の4選阻止には対立候補の一本化が必要として佐藤氏支援を求める声が強まっており、複数の党北海道関係者は12日、「佐藤氏支援の方向だ」と指摘。党本部の「推薦」か、党北海道独自の「支持」にとどめるかなど、支援形態について詰めの協議が必要との認識を示した。関係者の一人は「15日には結論を出す」としている。

 道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も佐藤氏支援を検討している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592274.html
民主、佐藤氏支援へ 北海道知事選で独自候補見送り 高橋氏と一騎打ち濃厚(02/14 07:31、02/14 07:56 更新)佐藤のりゆき氏
佐藤のりゆき氏
 民主党北海道は13日、4月の道知事選で、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しとなった。15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き、正式に決定する方向だ。独自候補の擁立を目指してきた従来方針を転換し、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため、知名度の高い佐藤氏に対抗馬を一本化する狙いとみられる。これにより道知事選は事実上、高橋知事に佐藤氏が挑む一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。

 党北海道は佐藤氏の支援検討に当たり、佐藤氏が掲げる脱原発などの基本姿勢が、党の重点政策と一致する部分があることも重視したもようだ。

 民主党は旧社会党時代から道知事選では毎回、候補者を立てており、独自候補擁立見送りは初めて。道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表も佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も同氏支援を検討している。<どうしん電子版に全文掲載>

788名無しさん:2015/02/14(土) 09:15:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591658.html
札幌市長選 民主党本部が秋元氏を推薦(02/11 07:00)
 民主党は10日の常任幹事会で、4月12日投開票の札幌市長選に出馬表明している前副市長の秋元克広氏(59)の推薦を決めた。

 秋元氏は特定の党派に偏らない「市民党」を掲げているが、民主党北海道が1月下旬、「民主党が支える上田文雄市政の中核を長く担い、政策面で一致する」として推薦を決め、党本部に申請していた。新党大地と社民党も支持を表明している。

 札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬を表明しているほか、共産党が独自候補擁立を目指している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592268.html
共産党系団体、独自候補を見送り 党はなお模索、札幌市長選(02/14 07:00)
 共産党道委員会や同党系の20団体による「明るい札幌市政をつくる会」(木村俊二代表)は13日、4月12日投開票の札幌市長選で、会としての候補擁立を見送ることを発表した。党道委員会は「党で独自の候補を立てる必要性を感じている」(幹部)として引き続き擁立を目指しており、週明けにも対応を決める。

 同会は昨年秋から札幌市長選への対応を検討してきたが、独自候補擁立を求める声や、すでに出馬を表明している民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)を推す声など、団体間の意見が分かれた。木村代表は「さまざまな意見が出たが、告示も(約1カ月半後に)迫り、最終的に擁立しないという結論に至った」と話している。<どうしん電子版に全文掲載>

789名無しさん:2015/02/14(土) 20:39:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015021400256
自民幹部が民主応援ポスター=札幌市長選

札幌市長選候補者の秋元克広氏の事務所に贈られた溝手顕正氏らの「為書」=14日午後、札幌市
 4月12日投開票の札幌市長選で、自民党の溝手顕正参院議員会長らが民主党推薦の新人に、応援のための「為書(ためがき)」と呼ばれるポスターを贈っていたことが14日分かった。自民党本部は別の新人を推薦しており、統一地方選を前に党内の足並みの乱れを露呈した形だ。
 同党は町村信孝衆院議長が主導して推薦を決めたが、党内に異論がくすぶっており、橋本聖子元外務副大臣や引退した森喜朗元首相も民主党推薦候補に応援ポスターを贈っていた。 (2015/02/14-20:12)

790名無しさん:2015/02/15(日) 11:20:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00010000-tomamin-hok
民主 佐藤氏支援へ 北海道知事選の独自候補見送り
苫小牧民報 2月14日(土)14時59分配信

 民主党北海道は15日午後、札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議と政権戦略会議を開き、知事候補の擁立を協議する。独自候補の擁立は見送り、既に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しで、正式決定すれば4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)との一騎打ちとなる公算が大きい。

 民主党北海道は、知事選の独自候補の擁立を模索してきたが、選挙実施まで残り2カ月を切っても固めるまでに至らず、党関係者の中では「現職の4選阻止に向け、知名度のある佐藤氏を支援すべきだ」との声がより大きくなってきている。

 前回1月24日の常任幹事会では「政権戦略会議の結論を重視する」との方向を確認、道議会の民主党・道民連合の会派会合でも、同様の方針を確認していた。

 民主党と選挙協力を結ぶ新党大地の鈴木宗男代表は、現職に対抗するには「一騎打ちに持ち込む必要がある」とし、佐藤氏の支援を求めていた。

 政権戦略会議は3団体の7人で構成。佐藤氏の支援を確認後、「推薦」「支持」の積極支援か、「自由投票」といった消極的支援かを検討する見通しだ。

 党関係者は「自由投票になれば、独自候補を擁立できなかった横路孝弘代表が責任を問われることにもつながりかねない」と懸念。

 共産党も、「反高橋」として佐藤氏支援に回る可能性もあり、流動的ながらも「支持」の方向で固まる可能性が大きい。

791名無しさん:2015/02/15(日) 16:45:57
一本化できたのは良かったけど支持どまりか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015021500111
民主、佐藤氏支持へ=独自候補断念で横路氏辞任-北海道知事選

 民主党北海道連は15日、連合北海道などと構成する北海道政権戦略会議を札幌市内で開き、4月12日投開票の北海道知事選で党独自候補を擁立せず、既に出馬表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援することを決めた。道連支持とする方向で、21日に決定する。
 勝部賢志幹事長は記者会見で、横路孝弘代表が独自候補を立てられなかった責任を取るとして、辞任したことを明らかにした。横路氏は佐藤氏支援に強い難色を示していた。
 道知事選では、現職の高橋はるみ知事(61)も出馬を表明している。 (2015/02/15-16:27)

792名無しさん:2015/02/15(日) 22:36:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000040-mai-pol
<民主党>北海道知事選で独自候補断念 横路道連代表が辞任
毎日新聞 2月15日(日)20時14分配信

 4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は15日、独自候補の擁立を断念し、横路孝弘代表(74)=衆院議員=が責任を取って代表を辞任した。これを受け、道連や連合北海道などで構成する道政権戦略会議は同日、既に立候補表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。道知事選で民主党道連が独自候補擁立を断念するのは初めて。

 横路氏は同日午前、勝部賢志・道連幹事長に辞表を手渡した。会議後の記者会見で勝部幹事長は「横路氏は、独自候補が立てられず責任を感じていると述べた」と説明。横路氏は慰留を受け入れなかったという。今後の執行部体制は、21日の常任幹事会で決定する。

 民主の知事候補者選びは昨年10月、上田文雄・札幌市長に固辞されてから難航。道連内では佐藤氏を支援すべきだとの声が高まっていたが、横路氏を中心に根強い慎重論があった。道連は佐藤氏と政策協定を結んだうえで、21日の運営協議会で支持を最終決定する。

 佐藤氏は「『政策に賛同するのであれば応援してほしい』との私の言葉に共鳴してもらったと理解している」とのコメントを出した。

 道知事選には他に高橋はるみ知事(61)が立候補を表明し、自民党道連が推薦を決定。共産党道委員会は佐藤氏支援も視野に検討している。【山下智恵】

793名無しさん:2015/02/16(月) 21:51:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk01010043000c.html
民主道連:横路氏、代表辞任 「高橋知事4選阻止を」 勝部幹事長が会見、佐藤氏支持で結束へ /北海道
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 民主党道連は15日、独自候補擁立を見送り、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支持へ舵を切った。勝部賢志幹事長の記者会見での主なやり取りは次の通り。道連代表を辞任した横路孝弘氏(74)は会見に姿を見せなかった。

 横路氏とのやり取りは。

 横路氏は「戦後、道知事選で候補者を立ててきた。大変残念で責任を感じる。この知事選を一歩進めるため、力を尽くしてほしい」と話した。支援する人を決めて進んでいくことは我々の非常に大切な役割だ。

 横路氏は佐藤氏支援に否定的だったが。

 公式にそうした発言はない。独自候補擁立に向けて努力していたことは間違いない。

 党再生を目指す中で独自候補を擁立できなかった影響は。

 滋賀、沖縄、佐賀県知事選は、大きな政治課題が争点となり、(非自民の県民党である)我々の陣営が勝利した。高橋はるみ知事(61)の4選は阻止する必要があり、その流れを作って勝利できれば党再生の一つの足がかりになる。

 横路氏辞任による知事選への影響は。

 影響が出る状況にならないよう、一致結束して諸課題に力を合わせていきたい。

 なぜ佐藤氏支持か。

 現職の4選阻止が最大目標で、候補者の一本化が大切。佐藤氏の政策は、脱原発や(所得)格差の問題という課題で一致していける。

 反高橋知事勢力の一本化について、結論を出していない共産党への期待は。

 反高橋氏でまとまっていくことは非常に重要だ。

 争点は。

 高橋道政をこれ以上続けさせてはならない。道内経済、地域の暮らしは大変なことになっている。それを食い止めることができるかが争点だ。

794名無しさん:2015/02/16(月) 21:52:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592595.html
<道知事選・緊急リポート「激突」>上 擁立曲折、時間切れ(02/16 07:10)
 3月26日の告示が間近に迫った道知事選は、民主党北海道がフリーキャスター佐藤のりゆき氏を支持する方針を決め、4選を目指す高橋はるみ知事と対決する。佐藤氏への支援決定をめぐる水面下の各党の動きや、迎え撃つ高橋知事の動向を踏まえつつ、決戦の行方を展望する。

           ◇

 「責任を感じている」。15日午前、札幌市内。フリーキャスター佐藤のりゆき氏支援を決める北海道政権戦略会議の直前、民主党北海道の横路孝弘代表は勝部賢志幹事長と会い、辞表を手渡した。勝部氏は慰留したが、横路氏の決意は固かった。

 代表辞任の理由は、旧社会党時代を通じて初めての独自候補擁立断念とされる。しかし横路氏は、高橋はるみ知事の対抗馬一本化に向け佐藤氏支援を求める声が党内で強まっていた1月下旬、佐藤氏について「推薦に値しない」と記者団に明言した。こうした発言を覆すのは「メンツが許さなかった」(党関係者)ようだ。

 横路氏が佐藤氏を拒絶したのは、「高橋知事の応援団」を公言するなど過去の言動に不信感を抱いていたためとされる。

 また、民放の看板キャスターだったころの批判的な人物評が雑誌に掲載されるとの情報も気にしていたといい、支援決定を先送りしたのも記事の内容を確認してからという判断があったとされる。

 横路氏は4日、東京都内で、統一地方選で協力する新党大地の鈴木宗男代表と会談。鈴木氏は急きょ上京した佐藤氏を同席させようとしたが、横路氏に拒まれたとみられている。

 横路氏ら執行部はこの間も独自候補の擁立を模索。同様に佐藤氏支援に難色を示していた党北海道ナンバー2の徳永エリ参院議員(53)に出馬を迫った。

 だが、その徳永氏も国政課題への意欲を理由に要請を固辞し、一転、佐藤氏支援を容認。徳永氏は13日、札幌市内で開いた自身の政治資金パーティー後、カメラの放列に取り囲まれ、諦めたように言った。「時間の限界です」

           ◇

■共闘めぐり、つばぜり合い

 「佐藤のりゆきさんの支援を決めました」。15日夕、札幌市内の佐藤氏の後援会事務所に電話があった。声の主は民主党北海道の勝部賢志幹事長。近く政策協議を持ちたいとの意向を伝えてきたという。

 民主党内では既に政策協議の窓口を誰にするかなどの準備に着手。「高橋道政の継続の是非」を最大の争点とし、脱原発などの重点政策のすり合わせを急ぐ考えだ。

 ただ、横路孝弘氏の代表辞任後、トップ不在のまま選挙戦に突入する党は不安もはらむ。

 知事選候補者選びが迷走した影響で、定数101を争う道議選も候補者擁立が進まず、1月下旬の党定期大会までに公認、推薦、支持候補は大地系を含め40人と、目標とする過半数獲得は絶望的な情勢だ。党内には「横路氏だけでなく、執行部は総辞職するべきだ」との声もくすぶる。

 1年余りに及んだ知事選候補者選びが決着した15日の記者会見。横路氏に代わって指揮を執ることになった勝部氏は「高橋4選は断固阻止しなければならない課題。そこで勝利できれば、党再生の大きな足がかりとなる」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。

 一方、民主党の後ろ盾を得た佐藤氏にとって、次に気がかりなのは、昨年末の衆院選比例代表道ブロックで約30万票を獲得した共産党の動向だ。

 民主党の方針決定を受け、共産党道委員会幹部は15日、佐藤氏支援の最終調整を進める考えを表明。党関係者は既に佐藤氏側と接触しており、佐藤氏陣営の幹部も「4選阻止を成し遂げようという話はした」と認める。

 共産党が参戦すれば、同党を含む幅広い勢力が結集し、現職を破った昨年の沖縄県知事選と似た構図が実現する。しかし佐藤氏のもとで「反高橋知事陣営」が足並みをそろえられるかは不透明だ。

 佐藤氏支援にいち早く強い関心を示した新党大地の鈴木宗男代表は、共産党と佐藤氏の接近を快く思っていないとされる。共産党の佐藤氏支援検討が分かった2月上旬以降、大地関係者は繰り返し佐藤氏側に「共産党が付けば保守票が離れる」とけん制。早くも水面下で組織間のつばぜり合いが展開されている。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)

795チバQ:2015/02/17(火) 22:03:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592791.html
<北海道知事選・緊急リポート「激突」>下 「盤石」一転、焦りも(02/17 07:10)
 「何としても函館にうかがいます」。発達した低気圧の影響で道内各地が激しい暴風雪に襲われた15日。4選を目指す高橋はるみ知事(61)は函館市内で開かれた後援会の事務所開きに、新千歳空港からタクシーを乗り継いで駆け付けた。

 荒天で飛行機が欠航し、携帯電話からのあいさつを準備していた後援会側に変更を要請。函館の経済人らによる市民歌舞伎の舞台に予告なしで「スペシャルゲスト」として登場してあいさつする日程もこなし、事務所開きは約4時間遅れの午後5時すぎに始まった。

 知事はあいさつで「私が(北海道の)先頭に立つ」「細身ではありますが、高橋はるみ、全身全霊をかけて努力していきたい」と訴えた。普段はあまり感情をあらわにしない知事の意外とも言える姿に、後援会幹部も必死さを感じ取った。

 フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)側は民主党北海道による支持方針決定で弾みがついた。一貫して知事を支持してきた自民党道議は、追い上げられる立場にある知事サイドの雰囲気を、こう表現する。「今回の選挙はものすごく不安を感じる。今の高い支持率が落ちるかもしれないから」

 世論調査での高い支持率を「力の源泉」(元道副知事)に、知事選に対しても「盤石」との見方が強かった知事サイド。知事選の対抗馬が佐藤氏に一本化される流れとなったことで、じりじりとした焦燥感が漂い始めた。

     ◇

■4選争点化、さや当て

 「シングルイシュー(の論戦)はあり得ない。道政は国の内閣と同じで、あらゆる分野が重要だ」。高橋はるみ知事は6日、知事選の争点を記者団に問われると、こう強調した。これに先立って佐藤のりゆき氏が記者団に、知事4選の是非を知事選の争点に絞る考えを示したことへのけん制だった。

 知事の言動を振り返ると、既に昨年から佐藤氏との論戦を意識してきたことがうかがえる。

 佐藤氏が昨年11月、北海道電力泊原発再稼働への反対姿勢を打ち出すと、知事は再稼働について明言を回避しつつ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の道内受け入れは「あり得ない」と断言。「原発容認派」とのレッテルが張られないよう細心の注意を払う。

 毎年6億円程度だった観光予算は、2014年度補正予算案と15年度予算案を合わせると26億円を計上。北海道観光振興機構が観光予算の増額を求めていたほか、観光予算の大幅増を主張する佐藤氏に対抗する狙いもある。

 争点をめぐり知事と佐藤氏のさや当てが続く中で、水面下で選挙戦も動き始めた。

 知事への推薦を1月21日に決めた後、様子見の感もあった自民党道連。知事4選に慎重だった柿木克弘幹事長も2月10日、札幌市内のホテルで後援会幹部と会談し「知事選は道議の後援会も総動員する。道議との連携も十分に図ってほしい」と要請し、一転して態勢固めを急いだ。

 道連幹部は「民主党、共産党、新党大地がそろって佐藤氏を支援したら、知事の人気が高いとされる地方でも大勝は難しい」と分析。大票田の札幌市では、従来とは異なる構図も予想される。知事選と同時期に行われる同市長選で、民主党推薦の秋元克広氏に経済界有志も支援に回った。道連選対幹部は「秋元氏に佐藤氏と連携して運動されるのが心配だ」と明かす。

 「政策論争を戦わせて、道民の方々がどう判断するのか。そういう選挙だと思う」。知事は15日、記者団に論戦を通じて佐藤氏との勝敗を決したいとの意向を表明。4月の選挙戦を前に、佐藤氏との論戦の舞台は整った。

796名無しさん:2015/02/17(火) 22:06:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/592799.html
道知事選一騎打ちへ あすの北海道の姿を示せ(02/17)
 今春の統一地方選の焦点、道知事選の構図がほぼ固まった。

 道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)は自民党が推し、出馬を表明していたフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は民主党の支持を得た。事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

 高橋道政の3期12年を是とするか、流れを変えるか―。それが最大の争点だ。

 北海道は過疎化や少子高齢化、地域経済の疲弊など、深刻な問題に直面している。

 苦境にある北海道の将来をどう切り開いていくのか。両氏は有権者に十分に語り、選択肢を提示してもらいたい。

■厳しい状況のただ中

 地方の状況は厳しい。急速な高齢化が押し寄せ、人口が減り、将来、地域が生き残れない―。そんな危機感がまん延している。安倍晋三首相が「地方創生」を掲げたのはそのためだ。

 北海道もそのただ中にある。人口は20年近く減少し続けている。昨年は転出超過が全国最多の約9千人に達した。その中で札幌への人口集中は進み、地域格差が拡大している。

 その根底には、産業構造の変化による雇用問題がある。

 基幹産業と言われる農林水産業では、従事者の高齢化が進み、後継者不足が課題となっている。

 環太平洋連携協定(TPP)の交渉が進み、農産品関税の大幅引き下げが現実味を帯びる中、先行きが不透明になっている。

 エネルギーのあり方も問われている。北海道電力泊原発の再稼働の是非がある。青森県大間町で建設中の大間原発が海峡を挟む函館市などの不安をかき立てている。

 北海道は重大な岐路に立つ。地域の実情を受け止め、克服する道を探る。それを託すに足る知事を選ぶ選挙にしなければならない。

■知名度ばかりに頼る

 その重要な知事選を控え、政党のふがいなさばかり目に付いた。

 民主党も自民党も支援候補決定までに曲折があった。とりわけ民主党の迷走は目を覆うばかりだ。

 独自候補の擁立を目指したが、断念し、結果的には佐藤氏を支援することになった。現職の4選阻止には対立候補の一本化が必要と判断したからだという。

 だが、一時は佐藤氏を「推薦するに値する候補ではない」としていた。「脱原発」などで一致しているとはいえ、政策のすり合わせもこれからだ。それで、なぜ佐藤氏を支援することになったのか。

 個人の知名度に頼るのでは政党の存在意義はなくなる。前回選挙から4年間、道民と向き合ってきたのか。そんな疑問が湧く。

 自民党の動きも分かりづらい。

 高橋道政の12年間に「目立った実績がない」として推薦に慎重論があり、今もくすぶっている。

 一昨年秋、道連は高橋道政を点検する公約検証・作成特別委員会を設置し、昨年2月に報告書をまとめた。高橋知事にとっては厳しい内容も含まれていたという。

 だが公表は封印された。ほかに有力候補が見つからなかったことが背景にある。

 知事の政策に見直すべき点があるなら堂々と指摘して修正に取り組む。それが与党の役割である。

 一連の経緯を見れば、両党からうかがえるのは体面ばかりを取り繕う内向きな姿勢だ。

 そもそも政党の仕事は、道民の声をくみ取り、道政に反映させることだ。その実践者として魅力ある知事候補を発掘し、道民に信を問う体制をつくり上げるのが使命のはずだ。

■具体策提示が必要だ

 政党が頼りないからこそ、両氏はわかりやすい論戦を展開すべきだ。そこでまず聞きたい。

 高橋知事は「未来への芽が広がっている」と強調している。

 財政再建や北海道経済の活性化に取り組み、地産地消の推進や道産品のブランド力強化、製造業の集積を図ってきた。少子化にも手を打ってきたという。

 だが、3期の実績として目に見えるものは少ない。発信力も物足りないと言われ続けてきた。

 知事の言う「芽」とは何なのか。そして今後4年間でその芽をどう育て、実をつけていくのか。行程表を具体的に示す必要がある。

 次に佐藤氏だ。現在の道政について「(従来と)改善しているものが見当たらない」と批判している。これ以上長期政権になっても北海道は豊かにならないという。

 しかし、現職批判だけでは物足りない。佐藤氏は道庁に民間の発想を取り入れると言っている。具体的には何をどうするのか。それをはっきりさせなければ、説得力は持つまい。

 一騎打ちは候補の違いが分かりやすい。互いに公開の場で主張をぶつけ合い、あすの北海道の姿を示すことを求めたい。

797名無しさん:2015/02/19(木) 00:06:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593004.html
共産、佐藤氏を支援 北海道知事選 週内にも発表(02/18 07:00)
 共産党道委員会は17日、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。週内にも正式に発表する。

 同党道委員会は、道労連など関係30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)で知事選候補の選考作業を行ってきた。明るい会は17日までに、佐藤氏を支援する方針で一致した。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015021800754
共産も佐藤氏支援へ=北海道知事選

 共産党北海道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」は18日、北海道知事選(4月12日投開票)で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると発表した。
 佐藤氏については民主党道連が支援を決めており、21日に道連支持を正式決定する方針。これで自民党道連が推薦する現職の高橋はるみ氏(61)と佐藤氏による一騎打ちの構図が固まった。
 革新道政をつくる会の黒沢幸一代表世話人は記者会見で、佐藤氏が「脱原発」を主張している点などを挙げ、「高橋道政からの転換を必ず成し遂げる」と訴えた。(2015/02/18-18:45)

798チバQ:2015/02/19(木) 20:53:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150219ddlk01010098000c.html
’15統一地方選:道議選・旭川 市長選落選の東氏出馬表明 /北海道
毎日新聞 2015年02月19日 地方版

 昨年11月の旭川市長選と12月の衆院選比例代表に落選した前道議、東国幹氏(47)が18日、同市内で記者会見し、今春の道議選(旭川市)に自民公認で立候補すると表明した。

 同党旭川支部からの立候補要請を受け、後援会役員会がこの日、満場一致で擁立を決定。東氏は市長選立候補に際し、落選の場合でも「道政には戻らない」と明言していたが、翻意の理由について「党の2人目の候補者選びが難航した。6人区で自民1人は考えられない」と釈明した。東氏は市議を経て99年から3期、道議を務めた。

 同選挙区では、自民公認で加藤礼一議長(61)▽民主公認で木村峰行副議長(65)と三井あき子氏(53)▽公明公認で吉井透氏(54)▽共産公認で真下紀子氏(58)の現職4人と無所属新人の安住太伸氏(44)が立候補を表明している。【渡部宏人】

799名無しさん:2015/02/19(木) 23:50:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000559-san-pol
北海道知事選 32歳の元道職員が出馬表明
産経新聞 2月19日(木)18時55分配信

 元北海道職員の野地優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた知事選立候補予定者の説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は「現在、考えられる安全対策をした上での原発再稼働はやむを得ない。太陽光発電など施設を増やし廃炉を段階的に進める」と話した。

 知事選には、4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)と、元北海道放送アナウンサーのフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、いずれも無所属で出馬表明している。

 野地氏は昨年3月31日付で道留萌振興局主事を退職した。

800名無しさん:2015/02/21(土) 06:52:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593246.html
共産、佐藤氏支援を発表 脱原発評価「最良の選択」 道知事選(02/19 07:00)佐藤のりゆき氏支援について記者会見を行う明るい会の黒沢代表世話人(左から2人目)ら

 共産党道委員会や道労連など30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)は18日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に発表した。

 明るい会の黒沢幸一代表世話人(道労連議長)は会見で、佐藤氏の政策について、集団的自衛権の行使容認に否定的な見方をしていることや脱原発の姿勢が「会の目標に照らして、大筋で評価できる」と強調。同会の政策目標の実現と、高橋はるみ知事(61)の4選を阻止するため「佐藤氏支援が最良の選択だと判断した」と述べた。

 政党色を極力排したいとの佐藤氏側の意向などを踏まえ、推薦や支持よりも弱い「支援」とした。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593482.html
高橋道政めぐり論戦、きょうから定例道議会(02/20 01:00)
 道の2015年度予算案などを審議する第1回定例道議会は20日開会する。会期は3月11日までの20日間。4月の統一地方選を前に、知事選への4選出馬を表明した高橋はるみ知事の道政運営に対する評価などをめぐり、論戦が交わされる。

 知事選を控え、継続事業中心の「骨格予算」として編成された2兆5290億円の15年度一般会計予算案や、国の地方創生の交付金を活用した経済対策・人口減少対策を盛り込んだ総額386億8千万円の14年度一般会計補正予算案、条例改正案35件が提出される。

 最大会派の自民党・道民会議は、知事の道政運営方針をあらためて問うほか、人口減少対策や観光政策について質問。知事選で争点となるとみられる環太平洋連携協定(TPP)への対応や、原発問題などエネルギー政策について尋ねる。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)
 元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。

 野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。

 立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。

801名無しさん:2015/02/21(土) 06:53:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593513.html
北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産に拒否感、政党との距離に難題(02/20 07:10)
 3月26日告示の道知事選で、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、支援を受ける各政党との距離感に頭を痛めている。支援政党も組織もない中での出馬表明から3カ月余り。期待通り民主、共産両党の支援は得たものの、新党大地の鈴木宗男代表が共産党に拒否感を示し、新たな火だねとなっている。「道民党」を掲げる佐藤氏は政党色を極力排す考えだが、政党側は少しでも影響力を発揮したいところで、足元固めは難航しそうだ。

 「保守、中道、浮動票。来るべき票が離れてしまう」。共産党道委員会が佐藤氏支援を発表した18日、釧路市内で記者団の質問に答えた鈴木氏は共産党への警戒感をあらわにした。

 佐藤氏に強い関心を示してきた鈴木氏は、佐藤氏本人や後援会幹部に共産党の支援は断るよう強く働きかけてきた。大地関係者によると、保守政治家を自任する鈴木氏はかねてから、共産党とは主義主張が異なるとして「新党大地とは相いれない」と一線を引いてきた。

 こうした鈴木氏の動きに佐藤氏側は困惑する。4選を目指す高橋はるみ知事(61)との一騎打ちを狙っていただけに、民主党北海道の支持表明に続き、共産党が支援に回ることは願ってもない展開。もともと「私の政策を良しとしてくれる政党、団体があればありがたい」との立場で、共産党も例外ではなかった。

 「推薦、支持ではない。勝手連みたいな感じでしょう」。佐藤氏は18日、共産党の支援について札幌市内で記者団にこう説明。共産党が自発的に支援するという受け止めを表明することで、鈴木氏に配慮した形だ。ただ、佐藤氏の陣営関係者は「鈴木氏がこれで収まるだろうか」と懸念する。<どうしん電子版に全文掲載>

802名無しさん:2015/02/21(土) 07:09:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593623.html
民主党北海道代表に佐々木隆博氏 国会議員会が方針(02/20 17:00)
 民主党の道選出国会議員会(小川勝也会長)は20日午前、国会内で会合を開き、党北海道の代表を辞任した横路孝弘衆院議員の後任に、佐々木隆博衆院議員(道6区)を充てる方針を決めた。21日に札幌で開かれる党北海道の運営委員会で正式決定する。

 佐々木氏の任期は、横路氏の任期の残り期間となる今年6月まで。佐々木氏は会合後、北海道新聞の取材に「まずは統一地方選に向けて道議選の空白区を埋めていきたい」と述べた。

 佐々木氏は士別市出身。2005年の衆院選で初当選し、現在3期目。民主党政権下で農水政務官や農水副大臣などを歴任した。65歳。<どうしん電子版に全文掲載>

803名無しさん:2015/02/21(土) 10:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593748.html
秋元氏が政経セミナー 「札幌から全道元気に」 札幌市長選(02/21 07:00)
 4月12日投開票の札幌市長選への出馬を表明している民主党推薦で札幌市前副市長の秋元克広氏(59)は20日、同市内のホテルで政経セミナーを開いた。秋元氏は「地元の企業、人を大切にする徹底した地域主義で、札幌から北海道を元気にしていきたい」と述べ、あらためて決意を示した。

 経済人や札幌市、労組の関係者など約1300人(主催者発表)が出席。秋元氏は人口減少や超高齢化を念頭に、「大きな転換点には、財政状況を見据えながら、自分の判断で決めていける即戦力のリーダーが必要だ」と語り、35年間市政に携わってきた経験をアピールした。秋元氏をめぐっては新党大地と社民党も支持を表明している。

 札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明しているほか、共産党が候補擁立を目指している。

804名無しさん:2015/02/21(土) 10:02:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588480.html
札幌市長選、社民党道連が秋元氏支持発表(01/27 01:30)
 社民党道連は26日、4月12日投開票の札幌市長選で、民主党北海道が推薦する前副市長の秋元克広氏(58)を支持すると発表した。

 社民党道連は「憲法の理念を尊重し、市民生活に生かすなどの基本政策が一致したため」としている。新党大地も秋元氏支持を表明している。

 市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明し、共産党が独自候補擁立を目指している。

805名無しさん:2015/02/22(日) 03:16:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222k0000m010045000c.html
北海道知事選:民主党道連 佐藤氏支持を正式決定
毎日新聞 2015年02月21日 20時37分

 民主党北海道連は21日、道知事選(4月12日投開票)への立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。同知事選には、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。

806チバQ:2015/02/22(日) 08:54:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593749.html
民主道代表交代、佐々木氏問われる求心力 党内、横路氏に不満も(02/21 07:01、02/21 14:05 更新)
 民主党北海道は20日、代表を辞任した横路孝弘元衆院議長の後任に、副代表の佐々木隆博衆院議員(道6区)が就く見通しとなり、統一地方選をトップ不在で戦う事態は避けられた。ただ、突然の辞任について横路氏から説明がないままの交代には不満も漏れ、佐々木氏は選挙戦に向け党内の結束力を高められるかが問われそうだ。

 佐々木氏を新代表とする人事は道内選出の同党国会議員会(小川勝也会長)が20日に固めた。党北海道が21日に札幌市内で開く運営委員会で正式決定する。任期は横路氏の残り任期となる6月まで。

 高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す党内では、佐々木氏の代表選出について「一致結束して臨む体制ができた」(若手道議)と歓迎の声が上がった。佐々木氏は民主党政権で農水副大臣を務めるなど農政に精通しており、支持団体の北海道農民連盟は「環太平洋連携協定(TPP)反対などの姿勢を正しく発信してくれる」と期待する。<どうしん電子版に全文掲載>

807名無しさん:2015/02/22(日) 12:01:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593929.html
民主、佐藤氏支持正式決定 道知事選、4選阻止へ「結束」(02/22 07:00)

 民主党北海道は21日、札幌市内で運営委員会を開き、3月26日告示の道知事選の候補として、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。独自候補を擁立できなかった責任を取り辞任した横路孝弘前代表の後任に佐々木隆博衆院議員(道6区)を選出。高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す方針を確認した。

 佐藤氏は運営委員会であいさつし、民主党北海道の支持について「活動に弾みがついている」と謝意を述べた。「これまで10年間、北海道は国の出先機関のような形でやってきたが、北海道の人みんなが自治を行うのがあるべき姿だ」とし、高橋道政を批判した。

 佐々木氏は代表就任を受け「党員の結束を固め、民主党再生の礎となる覚悟だ」と決意を表明。「統一地方選でしっかりした結果を出すことが私に課せられた使命」と述べ、道議選では第1党の議席獲得を目標とした。<どうしん電子版に全文掲載>

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選 民主道連、佐藤氏支持を決定 脱原発姿勢に同調 /北海道
毎日新聞 2015年02月22日 地方版

 民主党道連は21日、運営委員会を開き、4月12日投開票の道知事選で、立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。

 同委員会で日下太朗選対委員長は、「高橋はるみ知事の4選阻止を優先するため、佐藤氏を支持する」と執行部方針を説明。挙手による採決で賛成多数で可決された。その後、登壇した佐藤氏は「これまで北海道は国の出先機関だった。私は自治を行う。1次産業の安全を守る観点から、道内で原発を動かさない政策を行う必要がある」と訴え、道連が重点政策に掲げる脱原発の姿勢を強調した。

 佐藤氏と道連は20日、初の協議を行った。道連側が策定を進めている道政の重点政策が提示され、佐藤氏は「基本的に異論はない」と応じた。今後、さらに政策協議を重ねるが、協定締結は行わないという。

 また21日、道連代表を辞任した横路孝弘衆院議員(74)の後任として、佐々木隆博新代表(65)=道6区=が就任した。佐々木新代表は「当面の課題は統一地方選で、道議会の第1党を目指す。佐藤氏とも政策協議を深めたい」とし、「選挙は街づくり。民主党北海道が目指す共生社会の実現のために努力していく」と抱負を述べた。

 知事選には佐藤氏のほかに、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。【山下智恵】

808名無しさん:2015/02/25(水) 00:35:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00000012-pseven-soci
北海道知事選 「北海道のみのもんた」立候補で官邸は戦々恐々
NEWS ポストセブン 2月24日(火)11時6分配信

 3月26日に告示が迫った北海道知事選挙(4月12日投開票)の行方が永田町に波紋を広げている。4選を目指す自民党道連推薦で現職の高橋はるみ知事に対して、民主党側は「4選は絶対に阻止しなければならない」と候補者選びを進めていた。

 2月15日になって民主党道連は独自候補の擁立を断念し、すでに立候補を表明していた無所属のフリーキャスター・佐藤のりゆき氏を支援する方針を固めた。混乱の背景には、民主党王国である北海道の“ドン”といわれる横路孝弘・代議士(元衆議院議長)の存在がある。民主党中堅議員が明かす。

「横路さんは、“かつて高橋知事を支援していた佐藤はダメだ”と周囲に語っていた。(新党大地代表の鈴木)宗男さんが横路さんに“佐藤候補で野党一本化しましょう”と提案したらしいが、首を縦に振らなかった。横路さんは“俺がなんとかする”と数か月ずっと独自候補を探していたが、話に乗る人はいなかった」

“ドン”の面目丸潰れとなった横路氏は「候補を擁立できなかった責任を取る」として道連代表を辞任。それが皮肉にも、有利とみられていた高橋知事を窮地に追いやったのだ。自民党の北海道議が語る。

「高橋知事は安定感があって支持率も高いが、4期目となると長期政権批判が出てくる。そのうえ相手(佐藤氏)は、“北海道のみのもんた”と呼ばれる人気者で、事実上の一騎打ちとなれば分が悪い。何よりわがままで嫌われ者の横路がいなくなったことで野党協力が進むのが脅威だ」

 民主党と大地のほか、2月17日には共産党も佐藤氏支援の方針を固めた。維新も支援に回るとみられる。

 昨年末の総選挙の比例北海道ブロック得票率は、自公合計の約42%に対し、民・維・共は合計で約50%。そのため官邸は、

「事実上の不戦敗となった福島県知事選にはじまり、落としてはならなかったはずの沖縄県知事選、佐賀県知事選に続く4連敗となる可能性がある」

 と戦々恐々なのだ。

※週刊ポスト2015年3月6日号

809チバQ:2015/02/26(木) 08:33:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150225ddlk01010127000c.html
’15統一地方選:知事選 告示まで1カ月 高橋氏、佐藤氏 一騎打ちへ 各党対応ほぼ固まる /北海道
毎日新聞 2015年02月25日 地方版

 道知事選告示(3月26日)まで約1カ月に迫り、道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、4選阻止を狙うフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)=民主党道連支持=による一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。安倍晋三首相が道知事選を統一地方選における重点選挙と位置付ける中、両陣営とも「決戦」に向けた準備を本格化させている。【袴田貴行、山下智恵】

 ■反自民勢力の結集

 「朝まで独自候補の擁立に向けて努力したが、できなかった」。15日午前。民主党道連代表だった横路孝弘衆院議員は勝部賢志幹事長に辞表を渡し語った。

 タイムリミットぎりぎりまで独自候補の擁立にこだわった横路氏は「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」とまで述べ、道議選などで選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表から佐藤氏と会うように勧められても応じなかった。だが、出馬要請に応じる人物は現れず、2月中旬としていた「時間切れ」を迎えて横路氏が代表を辞任する結末となった。

 15日午後の記者会見で勝部幹事長は「滋賀、沖縄、佐賀の県知事選のように一つの政治課題を争点とし、反自民のわが陣営が勝つ。そういうふうに進んでいけばいい」と述べ、高橋知事の4選阻止に向けて反自民勢力の結集による一騎打ちの構図とする姿勢を強調した。

 18日には共産党道委員会も佐藤氏が脱原発を掲げていることなどを評価して支援を表明。かねて佐藤氏支援に強い関心を示していた大地も含めて構図がほぼ固まった。

 ■距離感に悩む佐藤氏

 だが、佐藤氏は支援を受ける各政党との距離感に悩む。佐藤氏は「自分はあくまで『道民党』で、一党派には属さない」と訴え、政党との政策協定は結ばない考えだ。支援をする政党側もそれを了承しているものの、「目に見える合意がなければ対立構図がはっきりしない」(民主道連幹部)、「何らかの合意形成がなければ支援の意味がない」(共産関係者)といった声もあり、各党は政策実現に向けた確約を得たいのが本音だ。

 また、大地の鈴木代表は佐藤氏が共産から支援を受けることで「保守票や無党派層が離れてしまう」と強い警戒感を示すなど、政策や主張の異なる政党による足場固めは困難を極めそうだ。

 ■危機感強める高橋氏

 「昨年の衆院選で民主と共産が獲得した比例票を合わせると自公に迫り、さらに維新の党も加われば逆転される」。自民党道連幹部が「そろばん」をはじいて頭を抱えた。

 高橋氏は前回2011年の知事選で184万票を獲得し、民主の推薦候補に3倍以上の差を付けて大勝した。だが、6日に札幌市であった自身の事務所開きで「今までで最も厳しい戦いになる」と話し、自民や後援会関係者らの間でも危機感が強まっている。

 高橋氏は24日の定例記者会見で今後の選挙戦術について問われ、「地域にこだわり続け、告示前にできる限り全道を回り、1人でも多くの方にあいさつしたい」と述べた。一方、自民道連の柿木克弘幹事長は「民主や共産は地方で組織力があり、これまでのように地方でリードできない恐れもある。札幌など都市部の有権者も意識しながら、4期目を任せても大丈夫という『安心・安全』をアピールポイントにしたい」と話す。

 柿木幹事長は10日に札幌市内で高橋氏の後援会幹部と会談し、自民道議と連携して選挙戦に当たるよう要請。28日には臨時の道連大会を開いて高橋氏との結束を強める。ある道連幹部は「高橋知事が落ち、自民が道議会で過半数を取れない事態が最悪のパターン。それも想定しながら、そうならないように戦いたい」と自らを戒めるように語った。

 知事選は4月12日に投開票が行われる。

..

810チバQ:2015/02/26(木) 09:42:55
北海道も大分も、多選阻止が目的となって「私が知事になったらナニします」が不明確ですね

811チバQ:2015/02/26(木) 23:22:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594761.html
札幌市長選、共産党が候補擁立へ(02/26 08:37、02/26 08:38 更新)

 共産党道委員会は25日、札幌市長選(3月29日告示、4月12日投開票)で今月27日に公認候補を発表する方針を固めた。札幌市長選で同党の公認候補擁立は、告示後の選挙期間中に運動を中止した2003年6月の再選挙以来となる。

 党道委員会幹部は北海道新聞の取材に対し、候補擁立を前提に「詳細は27日に示す。新しい市政をつくるため公認候補を出す必要性を強く感じた」と述べた。

 共産党は過去2回の市長選で現職の上田文雄氏(66)への配慮もあり擁立を見送った。上田氏が引退する今回は自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)らが立候補を表明しているが、秋元氏が脱原発や憲法擁護の姿勢を必ずしも明確にしていないなどの判断が働いたとの見方もできそうだ。

 共産党道委員会と同党の支持団体でつくる「明るい札幌市政をつくる会」は13日に独自候補擁立を断念したが、党道委員会が引き続き擁立を模索していた。

812チバQ:2015/02/27(金) 22:58:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015022700745
札幌市長選で新人擁立=共産


 任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、共産党北海道委員会は27日、新人で同委副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。同市長選にはこれまで、元総務官僚の本間奈々氏(45)、札幌市前副市長の秋元克広氏(59)、個人投資家の飯田佳宏氏(41)がいずれも無所属での出馬を表明している。(2015/02/27-16:44)

813チバQ:2015/02/27(金) 23:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594971.html
自民・橋本氏ら4人、札幌市長選の民主推薦候補に「為書き」 札連「看過できない」(02/27 07:01、02/27 08:27 更新)

 自民党札幌市支部連合会(札連)は26日、元会長で同党の橋本聖子参院議員ら4人が、札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為(ため)書き」を送ったとして、自民党道連に対し、厳正な対処を党本部に求めるよう申し入れる文書を27日付で送ることを決めた。橋本氏に対しても、為書きの撤収を求める文書を送付する。

 札連などによると、秋元氏に為書きを送ったのは橋本氏のほか、森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長、岸宏一参院議員。いずれも6〜13日にかけて後援会事務所に届いた。

 同党は市長選で、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を推薦しており、橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理にも名を連ねる。<どうしん電子版に全文掲載>

814チバQ:2015/02/28(土) 22:05:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010142000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 告示まで1カ月 戦いの構図固まる 本間、秋元両氏ら軸に /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版

 ◇共産が道副委員長の春木氏擁立
 4月12日投開票の札幌市長選の告示(3月29日)まで約1カ月と迫る中、共産党道委員会は27日、道副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。既に立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)=自民党推薦=と前副市長の秋元克広氏(59)=民主党など推薦=らと合わせ、戦いの構図がほぼ固まった。各陣営は準備を本格化させる一方、足場堅めには苦慮している。【山下智恵】

 ■橋本氏から「為書き」

 秋元氏の事務所に2月初め、自民党札幌市支部連合会(札連)元会長の橋本聖子参院議員(50)から候補予定者を激励する張り紙「為書(ためが)き」が届いた。

 橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理に名を連ねる。自民党の候補者選びを巡っては昨年1月、地元経済界の一部が札連に対し当時副市長だった秋元氏を推薦するよう要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏は混乱の責任を取って会長を辞任した。

 その際のしこりが今も尾を引いている実態が浮き彫りとなり、本間陣営や札連は困惑を隠せない。札連は27日、橋本氏に対して為書きを撤回し、道連には党本部に厳正な処分を求めるよう文書を送付。札連幹部は「結束が必要な時に党人としてあり得ない行動」と怒り心頭だ。

 ■知事との共闘は…

 本間陣営は、知事4選を目指して出馬表明している高橋はるみ氏(61)との連動を目指し、これまでも党の大会などで高い知名度を誇る高橋氏との共闘をアピールしてきた。

 だが知事選では、自民党道連が推薦する高橋氏の4選を阻止しようと、民主や共産などの反自民勢力がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支援に動き、一騎打ちの構図がほぼ固まった。

 昨年12月の衆院選では、比例代表道ブロックの自民、公明両党の獲得票は、民主と共産を合わせた票と拮抗する。知事選を主導する自民道連幹部の間では「各党が組織を張る地方より、無党派層の多い札幌が主戦場となる」との見方が強く、知名度で劣る本間氏と組んでもメリットが少ないと共闘に消極的な声もあるという。

 ■測りかねる距離感

「政党の支援を受けたことで、ようやく名前と顔が浸透してきた」。秋元氏は20日に開かれた政経セミナーで、推薦を受ける民主党に謝意を表した。「市民党」を掲げる秋元氏は、特定の政党の推薦などは受けてこなかった。だが、1月以降は民主や新党大地、社民党の推薦を受け、民主の会合にも積極的に出席してアピールする機会を増やしている。

 一方で、選対本部の幹部は経済人で固めるなど、事実上の後継指名を受けた上田文雄市長(66)や「民主色」に染まるのを避ける戦略も取り、民主党との政策協議も行わない予定だ。「同床異夢」とも言える経済界と民主党との距離を測りかねている秋元氏の胸中には、「民主党との距離を近づけ過ぎると、経済界や保守票が離れるのではないか」との懸念があるとみられる。

 ■「選択肢を示す」

 経済界に配慮したこうした秋元氏の行動は、共産党道委員会による独自候補の擁立を招いた。共産党は2007年と11年の市長選で、「護憲」や「脱原発」など主張に共通点の多い上田氏に配慮して独自候補の擁立を見送ってきた。

 だが、今回は春木氏を擁立。27日に開いた出馬表明会見で青山慶二委員長は、過去に自民党札連が秋元氏を推薦しようとした経緯などを踏まえ「選対を経済界で固め、大型公共事業による経済対策を訴える秋元氏は、民主に推薦をもらいながら本籍は自民のようなもの」と批判。有権者に選択肢を示すため独自候補の擁立に踏み切ったと説明した。

 昨年の衆院選で共産が札幌市内で獲得した比例票は約12万票。共産が候補を立てなければ大半は秋元氏に流れるとみられていただけに、秋元陣営の幹部は「何としても阻止したかった事態」と頭を抱えている。

 同市長選には元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)も立候補を予定している。

815名無しさん:2015/03/01(日) 16:23:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594973.html
社民党道連も佐藤氏支援へ 道知事選(02/27 07:00)

 社民党道連は28日の会合で、道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に決定する。

 佐藤氏が「脱原発」を掲げることや、環太平洋連携協定(TPP)参加に否定的な姿勢を示していることから、重要政策が一致すると判断した。<どうしん電子版に全文掲載>

816名無しさん:2015/03/01(日) 17:55:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150301ddlk01010121000c.html
’15統一地方選:自民道連、結束誓う 知事選、札幌市長選へ??臨時大会 /北海道
毎日新聞 2015年03月01日 地方版

 自民党道連の臨時大会が28日、札幌市中央区で開かれ、知事選や札幌市長選に自民推薦で立候補する高橋はるみ知事(61)と元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が駆け付け結束を誓った。

 党員ら約1100人(主催者発表)が出席。伊東良孝会長が「これからの北海道をどうやって自民党と一緒に作っていくかを問われる選挙。道議・市議がお互い助け合って選挙を乗り切りたい」と決意表明。その後、高橋氏や本間氏とともに自民公認の道議・同市議選候補者ら約80人が壇上に上がってガンバローコールを行った。

 高橋氏は「皆さまとともに光り輝く素晴らしいふるさと北海道を作り上げたい」と呼びかけ、本間氏は「子供たちの未来のためしっかりした街作りをし、停滞した札幌市を元気にしたい」と訴えた。【袴田貴行】

http://www.tokachi.co.jp/news/201503/20150301-0020455.php
高橋氏、佐藤氏 十勝で道知事選“前哨戦”
2015年3月1日 13時52分
 【十勝】道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に出馬表明している現職の高橋はるみ氏(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が1日午前、相次いで来勝した。連携する国会議員の後援会や支援組織の集会に参加し、自らの政策や道政への思いを訴えた。候補予定者2人による知事選の“前哨戦”に、十勝でも選挙ムードが高まり始めた。

中川氏の後援会総会で関係者と握手を交わす高橋氏
■「強い意志で4選」 高橋氏
 高橋氏は午前10時半、幕別町の十勝幕別温泉グランヴィリオホテルで開かれた中川郁子衆院議員十勝連合後援会(矢野征男会長)の総会に出席。知事選に向けた同後援会の推薦状を矢野会長から受け取った。

 来賓であいさつに立った高橋氏は「4選目という道政史上例がない知事選に挑戦する覚悟を決めた。道議選は帯広市区、十勝区ともに厳しい選挙と聞くが、私も皆さんと心を合わせてみんなで勝ち上がる強い意志で頑張りたい。ご支援、ご支持をお願いしたい」と呼び掛けた。自民党公認の道議選候補予定者を「同士」と呼んで握手を交わした。中川氏は「推薦したからには十勝でしっかりと素晴らしい得票を知事にプレゼントしたい」と約束した。

■「北海道を豊かに」 佐藤氏
 佐藤氏は午前11時から帯広市内の中央公園北側広場で開かれた連合十勝の春闘と統一地方選に関する総決起集会に参加し、「心を1つにスクラムを組み、北海道を豊かにしよう」と支援を呼び掛けた。連合北海道の推薦決定後、佐藤氏が十勝入りするのは初。

 佐藤氏は、北海道は疲弊し停滞しているとし、「やる気がある人はいるのに、北海道の資源を生かす企画がなかった。子供たちのためにもこのままではだめ」と高橋知事を批判。その上で、「今変えないといけない。私が生み出した企画を実践したい。北海道は必ずもっと豊かになる」と呼び掛けた。その後、「よろしく」「頑張ろう」と声を掛けながら、1人ひとりと握手を交わし、支援を訴えた。

817名無しさん:2015/03/01(日) 18:28:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594513.html
連合、佐藤のりゆき氏推薦を決定 北海道知事選、脱原発などで政策協定(02/25 06:40)

 連合北海道(工藤和男会長)は24日に札幌市内で開いた地方委員会で、3月26日告示の道知事選で民主党北海道が支持を決定したフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の推薦を決めた。同委員会に佐藤氏を招き、工藤会長が推薦状を手渡した。

 工藤会長は委員会冒頭で「残された期間は極めて短いが、最善、最強の候補である佐藤氏の勝利に向けて、組織の総力を挙げて戦いに臨みたい」と述べ、高橋はるみ知事(61)の4選阻止へ佐藤氏の推薦を提案した。

 その後執行部から、連合北海道と佐藤氏が、労働者、生活者の立場に立った政策の実現や将来的な脱原発を目指すことなどを盛り込んだ政策協定を、18日に取り交わしたと報告。委員会は全会一致で佐藤氏推薦を了承した。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594745.html
高橋、佐藤氏の争いか 知事選告示1カ月前 泊再稼働、人口減争点に(02/26 06:45)

 道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は26日で告示まで1カ月となる。道政史上初の4選を目指す現職高橋はるみ知事(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2人が正式に出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる見通し。人口減少対策や北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働、現職の多選の是非などが争点となりそうだ。

 高橋知事は1月4日、記者会見で出馬を表明。急速に進む人口減少問題を「待ったなしの戦い」と位置づけ、若者や女性支援策を打ち出したほか、産業経済分野では食、観光、北海道ブランドの強化を挙げた。2020年をめどに外国人観光客を年間300万人にするとの目標を掲げる。

 3期12年間の高橋道政を支えてきた自民党は、党本部が多選批判を踏まえ要綱で推薦を3期までとしており、今回は道連が推薦する。公明党道本部も知事側から要請があれば、支援を検討する方針。道内の主要な経済団体も支援に回る。

 佐藤氏は昨年11月4日、記者会見で出馬を表明し、3期の高橋道政を「『北海道丸』は前に進んでいない」と批判した。泊原発再稼働に反対し、国から再稼働を求められれば道民投票を行うとしたほか、環太平洋連携協定(TPP)参加に反対。観光振興税を導入し、国内外からの観光客を任期中の4年間で100万人増やすことを目標に置いた。

 「道民党」を掲げ、政党には推薦を求めない意向で、民主党北海道が支持、共産党道委員会が支援をそれぞれ決定。

 新党大地は支援の可否を検討する。連合北海道は推薦を出した。

 このほか、無職の元道職員(32)も出馬の意向を示している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)

 元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。

 野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。

 立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。

818名無しさん:2015/03/01(日) 18:29:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk01010190000c.html
’15統一地方選:自民、民主が「前哨戦」 道議会一般質問 知事選、道議選控え /北海道
毎日新聞 2015年02月26日 地方版

 第1回定例道議会で25日、本会議の一般質問が始まった。4月の知事選と道議選を前に自民、民主両会派にとっては「前哨戦」の場となり、道政課題を巡り舌戦を繰り広げた。【袴田貴行】

 最初の質問者は最大会派「自民党・道民会議」会長の布川義治道議。冒頭で「知事は1期目から危機的状況にあった道財政の立て直しに取り組み、2006年に2150億円に達していた収支不足額を今年度720億円まで圧縮した」と高橋はるみ知事を持ち上げた。

 布川道議は、知事が道政上の最重要課題に掲げる人口減少問題について、道内の14歳以下の人口が10年に65歳以上の半分以下にまで減ったことを挙げて警鐘を鳴らし、今後の取り組みを尋ねた。高橋知事は「結婚や出産の希望をかなえる環境、若者や働く世代の移住・定住を促進する仕組みづくりに全力で取り組みたい」と応じた。

 次に「民主党・道民連合」副会長の田村龍治道議が登壇。田村道議は、4選出馬を表明している高橋知事について「12年間を思い返すと、日本ハムとか駒大苫小牧とか野球選手と一緒に喜んでいる姿しか記憶にない。何を達成しようとして4期目を目指すのかが分からない」と批判した。

 続いて、原発を巡り知事が「国任せ」で自らの認識を明らかにしていないと指摘し、Jパワー(電源開発)が青森県大間町に建設中の大間原発への対応をただした。高橋知事は「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答えた。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150227ddlk01010220000c.html
’15統一地方選:知事選 「我々自身で自治を」 佐藤氏が決起集会 /北海道
毎日新聞 2015年02月27日 地方版

 道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に立候補を予定しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)の総決起集会が26日、札幌市中央区で開かれた。支援者ら約1300人(主催者発表)が出席し、1カ月後に迫った告示に向けて結束を誓い合った。

 集会には、支持を表明している民主党道連の勝部賢志幹事長や連合北海道の工藤和男会長らが出席し、函館市の工藤寿樹市長や旭川市の西川将人市長らも祝電を寄せた。

 佐藤氏は「これまでのリーダーは『国が、国が』と言ってきたが、これからは『北海道が』を主語にしたい。北海道は国の出先ではなく、私たち自身で自治を行う」と主張。支持や支援を表明した民主、共産両党に謝意を表し「告示まで1カ月となり、ようやく土俵に上がれた。土俵上では四つに組んで勝ちたいと思っている」と気勢を上げた。

 知事選には4選を目指す高橋はるみ知事(61)も立候補を表明しており、事実上、佐藤氏との一騎打ちとなる公算が大きい。高橋氏を推薦する自民党道連は28日に同区で臨時の道連大会を予定しており、高橋氏との連携を確認する。【袴田貴行】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010149000c.html
’15統一地方選:投票用紙の印刷始まる 知事、道議選用 /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版

 春の統一地方選で使用する投票用紙の印刷が27日、札幌市西区の工場で始まった。知事選(3月26日告示)と道議選(4月3日告示)=いずれも4月12日投開票=用の一般投票用紙で、923万8000枚を印刷する。

 開票作業をスムーズにするため、折り曲げても自然に開く「BPコート紙」を使用。知事選用は桃色、道議選用は薄い黄色で、縦12・8センチ、横8センチの投票用紙36枚分が入った用紙約13万6000枚を2台の大型印刷機で8時間ほどかけて印刷した。

 3月17日から順次、道内の各市町村選管に向けて発送する。【袴田貴行】

819名無しさん:2015/03/01(日) 18:30:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594972.html
「道は国の出先ではない」 佐藤氏、道政運営批判 道知事選(02/27 07:00)

 来月26日告示の道知事選に立候補を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は26日、札幌市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。佐藤氏は「今までのリーダーは『国の方針は』と『国』を主語に語ってきた。北海道は国の出先機関ではない」と述べ、4選を目指す高橋はるみ知事(61)の道政運営をあらためて批判した。

 陣営関係者によると、支援者ら約1300人が出席。佐藤氏は道政のあり方について「情熱やプランを持った道内の市町村長が道政顧問として集まり、知事と一緒に政策をつくる。これが本当の地方自治だ」と訴えた。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/594742.html
知事、道内市町村長宛てに文書 「選挙運動ではない」と反論(02/26 06:30)
 25日の道議会一般質問で民主党・道民連合の議員が、4月の道知事選に4選出馬表明した高橋はるみ知事が道内市町村長に「支援と協力」を呼び掛ける文言が盛り込まれた文書を配ったことを取り上げ、事前運動の疑いがあると追及した。高橋知事は「選挙運動を目的としたものではない」と反論した。

 知事の後援会によると、文書は1月10日付で全179市町村長に宛てて発送され、費用は後援会で負担した。「北海道知事 高橋はるみ」の名前で「4期目に挑戦させていただくことを決心致しました」とした上で、「一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます」などと結んだ。知事の後援会と資金管理団体の各会長名で、2月6日に札幌市内で行った選対本部の事務所開きを案内する文書も同封されていた。

 公選法は告示前の選挙運動を禁止しており、民主党・道民連合の田村龍治氏(胆振管内)は「事前運動の疑いがある」とただした。これに対し、知事は「知事選への立候補を決意したことを知らせたものであり、選挙運動を目的としたものではない。今後、誤解を生ずることがないよう十分注意を払う」と答弁した。

 道選管は、この文書について「投票を呼び掛けているのか明確でなく、事前運動に当たるかどうかは判断できない」としている。

820名無しさん:2015/03/01(日) 18:32:19
http://dot.asahi.com/wa/2015022400062.html
自民におきゅう 農協改革のあだ討ちで高橋北海道知事に暗雲
(更新 2015/2/25 07:00)

 昨年11月に北海道知事選(4月12日投開票)へ「北海道のみのもんた」の異名をもつフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明した。現職の高橋はるみ氏(61)は自民党道連がすでに推薦を決定。主婦を中心に北海道ではファンの多い佐藤氏に、民主党、共産党が支援を決定。高橋氏自身が「今までで最も厳しい戦い」と公言している。

 さらに陣営を不安にさせているのが、過去3回の知事選で全面支援してくれたJA北海道の「離反」だ。安倍政権は今月9日、全国農業協同組合中央会(全中)の地域農協への監査権の廃止を柱とした農協改革案をまとめ、全中を押し切った。

 JA北海道中央会の会長で、全中の副会長も務める飛田稔章氏は同日、「今回の改革が、農業所得の増大にどのように結びつくのか、明確な説明はない」との批判的な声明を出した。JA北海道は全国のJA組合数の約16%を占める大所帯。組合員数は約35万人に上る。

 高橋陣営の関係者は不安げに語る。

「国政選挙があれば、農協組合員はそこで安倍政権におきゅうを据える。しかし来夏の参院選までないため、今回の知事選で自民候補に入れず、相手に一票を投じる人も出てくるのではないか。大詰めを迎えているTPP交渉や地方が恩恵を受けていないアベノミクスへの不満も根強い。応援するはずの農家が反乱すれば、致命傷になりかねない」

 2007年の道知事選に立候補した、元農水官僚で民主党の荒井聰衆院議員も「北海道の広さは東北6県に長野県を足したような巨大な選挙区。自分の考えを訴えていくのはなかなか難しい。直前に農協改革もあったので、農業問題がおのずと争点になっていくでしょう」と見る。

 今年1月の佐賀県知事選では自民、公明両党が推薦した前武雄市長が、元総務官僚の新顔に敗れる波乱があった。政権が進める農協改革に対し、地元農協が反旗を翻す形で新顔を応援したことが、波乱要因の一つになった。その再現が北海道知事選で起こらないとも限らない。

※週刊朝日 2015年3月6日号より抜粋

821チバQ:2015/03/01(日) 23:48:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/595365.html
橋本聖子氏、自民札連に退会届 市長選「為書き」問題(03/01 07:31、03/01 08:16 更新)
 自民党の橋本聖子参院議員(比例代表)が自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出したことが28日、分かった。橋本氏は札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為書き」を送ったことが問題視され、札連が撤去を求めていた。

 札連会長の高木宏寿衆院議員は「本人の意思を尊重する」としており、受理する方針。札連幹部によると、退会届は27日夜に提出された。札連が為書き撤去を求める文書を橋本氏に送ったことを受け「厳粛に受け止めている。すべての責任は私にある」との趣旨だったという。

 橋本氏は札連の元会長。昨年1月、市長選に出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)への推薦決定をめぐる混乱の責任をとる形で辞任している。札連は市内に事務所を持つ国会議員のほか、市内の道議、市議、党員らで構成し、現職の議員が退会届を出すのは異例という。<どうしん電子版に全文掲載>

822チバQ:2015/03/02(月) 07:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddm003010082000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 大間原発30キロ圏、国を訴えた函館市 声届ける権利求め
毎日新聞 2015年03月02日 東京朝刊


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 北海道函館市は昨年4月、津軽海峡を挟んで対岸に位置する青森県大間町でJパワー(電源開発)が建設中の大間原発について、国と同社を相手に建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。函館市と大間原発の距離は最短で23キロだが、立地自治体でないために原発建設の事前同意手続きの対象外とされた。自治体が国を訴えるという非常手段の背景には、有権者の声を届けられないシステムへの怒りがある。

 「あの先に見えるのが大間原発です」。函館市役所6階の窓際。市職員が指した海の奥に白っぽい建物群が見えた。工藤寿樹市長は言う。「立地自治体内だけで危険が収まらないことが福島第1原発事故ではっきり分かった。立地自治体と周辺自治体を分ける扱いは全くナンセンスだ」

 函館市が提訴に踏み切ったのは「(原発から)30キロまで危険だというなら、その地域に住む人の同意を受けるのは当たり前」(工藤市長)との思いからだ。工藤市長は「私は脱原発、反原発と言ったことはない」とも強調する。原発の是非ではなく、自治体の権利を巡る裁判と位置付け、市議会も全会一致で提訴に同意した。昨年7月の第1回口頭弁論では工藤市長が「国や事業者は、同意を求めることも一切せずに(市を)無視している」と主張した。

 住民の動きも広がる。市内183の自治組織でつくる「町会連合会」は昨年末から、建設凍結を求める署名活動を始めた。新谷則(しんやただし)会長(79)は「市長だけに任せていられない」と話す。人口27万人の函館市で、署名は周辺市町村からも含めて14万筆を超えた。広がる建設凍結運動の背景を、民主党の道畑克雄市議(53)は「反原発、脱原発という捉え方でなく、自治体の権利が脅かされ、地方自治が軽んじられる状態がまかり通っていいのかという意識がある」と分析する。

 市が募る訴訟費用の寄付には2月27日現在で1139件、4893万円が寄せられた。昨年5月に300万円を寄付した市内の経済人らで作る「政経懇話・谷地頭の会」の村上幸輝代表(74)は「安倍政権の他の政策には賛成だが、原発だけは真っ向反対だ。なぜ市が関与できないのか」と憤る。

 毎日新聞のアンケートでは、函館市の提訴について原発の周辺117市町村のうち4割にあたる45市町村が「理解できる」と答え、「理解できない」としたのは7市町だった。函館市への共感が周辺自治体で広がるのは「声が届かない」という状況が共通しているためだ。

 函館市のいら立ちは、国との間に立つ北海道庁にも向かう。工藤市長は「道庁は正直言って、『我関せず』。自分たちも泊原発(北海道泊村)を抱えているから、あまり触りたくないのだろう」と言う。

 函館市の提訴以降、道は国とJパワーに数度にわたり「誠意を持って説明責任を果たす」ことを求めている。ただ、事前同意手続きを得るべき自治体の範囲については「国が示すべきだ」との立場だ。大間原発を巡って函館市の主張を後押しした場合、泊原発でも地元同意の対象自治体が広がりかねないとの懸念があるとみられる。

 函館市では4月、市長選と市議選が行われる。昨年末の衆院選では、函館市を含む北海道8区に立候補した与野党全3候補が「大間原発建設凍結」を主張した。市長選は無投票の公算が大きいが、市議選も再び与野党が「凍結」一色となる見通しだ。

 Jパワーは審査期間を1年程度と見込み2021年度の稼働に向けて着々と準備を進める。熱を帯びた民意の行き場は見えないままだ。【横田愛、鈴木勝一】

823チバQ:2015/03/02(月) 07:46:51
    ◇

 政権が地方創生を掲げる中での統一地方選では地方が正面から問われる。人口減少、格差拡大など直面するテーマは多いが、今夏にも再稼働が見込まれる原発も地方との関わりが深い。福島事故で自治体消滅が現実となって以降、地方にかかる重みは格段に増し、影響は立地自治体以外にも広がる。原発を通して3回にわたり地方自治を問う。

 ◇周辺自治体「原発は争点」4割超

 毎日新聞が原発30キロ圏の首長に実施したアンケートでは、国の原発政策について「地方選挙の争点になる」と答えた首長は、周辺117市町村で4割超の52市町村に上った。「争点にならない」と答えたのは23市町村だった。立地22市町村では4割の9市町村が争点にならないと回答し、争点になると答えたのは5市町村。「争点になる」とした周辺市町村の首長の多くは、「原発事故は住民生活の根底を崩壊させることにつながるから」(愛媛県内子町)などとし、福島第1原発事故の影響が立地自治体のみにとどまらなかった点を重大視している。今春の統一選で市議選がある福井市の東村新一市長は争点となる理由に「住民の生活に直結している」ことを挙げた。

 4原発が集中し、関西電力高浜原発の再稼働に向け地元同意手続きを控える福井県周辺では、立地自治体以外の19市町のうち12市町の首長が「争点になる」としており、関心の高さがうかがえる。【内田久光】

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 ◇原発30キロ圏首長アンケート・主な質問と回答
【問】最寄りの原発が適合審査をクリアすれば再稼働してもよいと思うか?

               139  21

               市町村 道府県

1.再稼働してもよい      32   0

2.再稼働するのはよくない   44   1

3.その他・無回答       63  20

【問】再稼働が立地自治体のみの同意で進むことは妥当だと思うか?

1.妥当だと思う        25   2

2.妥当だと思わない      61   6

3.その他・無回答       53  13

【問】30キロ圏内の自治体にも立地自治体と同等の安全協定が必要だと思うか?

1.必要だと思う        62   4

2.必要だとは思わない     25   2

3.その他・無回答       52  15

【問】原発政策は地方選挙の争点になると思うか?

1.なると思う         57   5

2.なると思わない       32   2

3.その他・無回答       50  14

【問】自治体の意向は国の原発政策に反映されていると思うか?

1.反映されている        7   0

2.ある程度は反映されている  39   4

3.あまり反映されていない   45   4

4.全く反映されていない    13   0

5.その他・無回答       35  13

  ★「反映」(1+2)    46   4

  ★「反映されず」(3+4) 58   4

 ※国が原発事故時の緊急防護措置区域(UPZ)と定める21道府県と135市町村に、稼働に向け安全審査中の大間原発の30キロ圏4市町村を加えた21道府県139市町村の首長に1月下旬からアンケートを実施。全首長が回答した。

824チバQ:2015/03/02(月) 22:52:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddlk01010042000c.html
’15統一地方選:自民 橋本氏、札連退会へ 為書き問題「責任は私に」 /北海道
毎日新聞 2015年03月02日 地方版

 自民党の橋本聖子参院議員(50)が、自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出していたことが1日、明らかになった。4月12日投開票の札幌市長選に民主党推薦で立候補することを表明している前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、橋本氏が激励の張り紙「為書(ためが)き」を送ったため、札連が問題視して為書きの撤去を求めていた。

 橋本氏は札連の元会長で、自民党推薦で立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)の選挙対策本部長代理を務めている。

 札連幹部によると、退会届は27日夜、札連事務所に橋本事務所の職員が持参した。札連の撤去要請に対し「厳粛に受け止める。全ての責任は私にある」などの趣旨が書かれ、為書きを送った経緯や撤去に関しては一切触れられていなかったという。札連は届け出を受理する方針で、本間氏の選対本部の人事についても検討する。

 自民党の推薦候補を巡っては、橋本氏が札連会長だった昨年1月、地元経済界の一部が当時副市長だった秋元氏を推薦するよう札連に要請。橋本氏も含めて札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏はその後、混乱の責任を取って会長を辞任した。【山下智恵】

825チバQ:2015/03/04(水) 23:32:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<上>政党との距離 「為書き」めぐり綱引き(2015/02/27)

 3月29日告示、4月12日投開票の札幌市長選は、共産党が27日に候補を発表する見通しとなり、戦いの構図がほぼ固まった。走りだした主役たちの姿を追い、道都決戦の焦点を展望する。(小倉敦、片山由紀、山中いずみ、水野富仁が担当します)

 「4千人を超える方々に集まっていただき感激している。最後までやり抜く」

 今月7日、札幌市中央区内のホテル。自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)は、市長選に向けた総決起集会で、部屋の外まで支援者があふれる会場を見つめ表情を引き締めた。

 札幌商工会議所の高向巌会頭も駆けつけ、「経済のために本間さんが必要だ」と激励。会場の熱気に、本間氏を支える自民党札幌市支部連合会(札連)幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。実はこの集会は、陣営の結束が問われる正念場とみられていた。

 ほころぶ結束

 集会の前日、対する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、意外な名前が記された「為(ため)書き」(激励の張り紙)が届いた。送り主は、札連元会長でもある自民党の橋本聖子参院議員。その後、為書きは同党の森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長らからも届く。

 橋本氏は本間氏の事務所にも為書きを送っているものの、本間氏にとって政権与党・自民党の後ろ盾は生命線。結束のほころびを示す情報は、瞬く間に双方の陣営を駆け巡った。

 本間氏と秋元氏が保守層を奪い合う構図は、昨年1月に始まる。本間氏を含む中から推薦候補を選考していた札連に対し、経済界有志27人が副市長だった秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝現衆院議長らが待ったをかける形で、本間氏の推薦を一気に決めた。

 その結果、会長だった橋本氏は混乱の責任を取る形で辞任。為書きをめぐる綱引きに、当時の騒動がなお尾を引いているとみる関係者は少なくない。札連は27日、橋本氏に為書きの撤去を要請し、党道連にも厳正な対処を求める文書を送る。

 保守層離れも

 一方の秋元氏は、20日のセミナーで「政党に支援いただくことによって、街頭ポスター、政党ビラも作ることができるようになった」と、推薦を受ける民主党に謝意を示した。秋元氏は年が明けてから、周囲に慎重論もあった民主党の推薦と、今期で引退する上田文雄市長(66)からの事実上の後継指名を受けている。

 しかし、秋元氏を支援する有力経済人は「民主党は推薦ではなく、(関与が弱い)支持だと思ってやっている」。同党のチラシには「推薦」の文字はなく、「支持」としか書かれていない。秋元氏も「『市民党』なので、民主党とは政策のすり合わせはしていない」と強調する。

 党勢の回復しない民主党の支援や、リベラル色の強い上田市長後継のイメージが強まれば、保守層の支持が離れないか―。同党との距離感をめぐり、秋元氏も模索を続けている。

 27日に候補を発表する共産党も、支持の広がりに不安を抱える。同党の公認候補擁立は2003年に行われた再選挙以来。今回、党道委員会と支持組織で構成し、候補選考を担った「明るい札幌市政をつくる会」は意見をまとめきれず、党単独での擁立となる見通しだ。

 無所属の元衆院議員秘書飯田佳宏氏(41)は、26日夜の時点で政党の推薦や支持は受けていない。

826チバQ:2015/03/04(水) 23:32:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/257749.html
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<下>違いどこまで 課題同じ、差別化に腐心(2015/02/28)

 淡々とした口調ながら、対抗意識がにじんだ。

 「同じ経済政策でもベースになる考えが違う。『札幌の経済が活性化していないのは公共投資を抑制したから』というが、私はそうは思っていない」

 札幌市長選(4月12日投開票)に出馬する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)が、今月12日に開いた政策発表会見。対する自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を強くけん制した。

 秋元氏は20日のセミナーでも「派手な政策はないかもしれないが、財政状況を見据えながら必要な事業を決めていける即戦力になる」と主張。市職員35年間の経験を前面に掲げ、本間氏が打ち出す「政権与党との近さ」に対抗する。

 政策に共通性

 戦いの軸となる両氏が、理念や実行力、政策面の違いを強調し始めている。

 今月9日、本間氏の姿は雪深い北区あいの里の住宅街にあった。除雪状況を視察した後、本間氏は「すごいですよ、この雪は。現市政になって除雪のレベルが下がっている」と市の対応を批判した。

 市雪対策室によると、市に寄せられた除雪に関する苦情や要望は今冬、20日時点で2万5千件に上る。本間氏の批判の狙いは、今期で引退する上田文雄市長(66)が事実上の後継に指名した秋元氏との差別化にあった。

 持論の市営地下鉄延伸でも、東豊線福住駅(豊平区)からの延伸検討は秋元氏らと共通するものの、秋元氏が否定的な南北線麻生駅(北区)、真駒内駅(南区)からの延伸検討も主張している。

 ただ、両氏の政策で除排雪の項目を比べると、「止めているロードヒーティングの見直し」(本間氏)、「大規模な融雪槽の設置検討」(秋元氏)など異なる具体策はあるが、「除排雪のレベルアップ」という文言は共通。持続可能な除雪体制構築など、大きな方向性の違いもみられない。

 政策の共通性は、両氏が柱に据える経済活性化と子育て支援策にもいえる。丘珠空港(東区)の防災拠点化、高速道と市内中心部を結ぶアクセス道路整備、保育所の待機児童解消など同様の政策は多い。

 人口減の局面

 背景には、道内他市町村から人口を吸収する形で成長してきた道都・札幌が、市の推計では今年をピークに人口減少局面に入り、高齢化も急速に進むという共通認識がある。その影響を和らげるためには、出生率向上や企業誘致、地域対策、高齢者福祉など幅広い分野で似たアプローチになる―というわけだ。

 一方、27日に立候補を表明した共産党公認で党道委員会副委員長の春木智江氏(56)は「安倍晋三政権の悪政の防波堤となる札幌市政をつくる」と政権との対決姿勢を強調。無所属の元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)は本間、秋元氏が推進姿勢の冬季五輪・パラリンピック招致に反対する。

 人口減少という明確な転機を迎える道都・札幌。その民意は、候補者の違いをどう見極め、どんな処方箋を選択するのだろうか。

827チバQ:2015/03/04(水) 23:33:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595486.html
維新、佐藤氏支援も 道代表が示唆 北海道知事選(03/02 07:00、03/02 08:48 更新)
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 維新の党道総支部の松木謙公代表は1日、札幌市内で記者会見し、26日告示の道知事選対応について、現時点では白紙としながらも「野党がばらばらではいけない」と述べ、民主党北海道が支持、共産党道委員会などが支援を決めているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を検討していることを示唆した。

 松木氏は、佐藤氏と現職の高橋はるみ知事(61)の政策の違いも見ながら、道総支部内で対応を協議する考えを示した。同席した同党の江田憲司代表は「道総支部の決定を尊重したい」と述べた。

 これに先立ち開いた統一地方選の総決起大会では、道議選など道内の公認・推薦候補計16人を発表。江田氏は「もっと多くの候補者を立てたい。北海道でも維新の党の根を生やしたい」と結束を訴えた。1月に発足した道総支部の設立大会を兼ね、主催者側発表で約450人が出席した。

828チバQ:2015/03/04(水) 23:33:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595940.html
道議選140人出馬予定 告示まで1カ月 定数3減101、無投票19選挙区か(03/04 06:30、03/04 16:46 更新)

 道議選は4月3日の告示(12日投開票)まで1カ月を切った。北海道新聞の調べでは3日現在、定数が今回から3減の101となったのに対し立候補予定者は140人で、各党は擁立作業を続けているものの149人が立候補した2011年の前回選挙を下回る可能性が高くなっている。道議選の結果は、同時に投開票される道知事選で当選した新知事の道政運営を左右するだけに、過半数の51議席をめぐる与野党の戦いが焦点となる。

 定数を超える候補予定者がおらず無投票の可能性が出ている選挙区・候補者は、現時点で19選挙区の28人。前回は14選挙区で過去最多の31人が無投票当選している。

 道議会会派別で現有45議席と最大会派の自民党は、11年の前回選挙を5人上回る公認候補予定者54人を擁立し、単独過半数を狙う。7議席の公明党は8人を公認した。自民党道連は道知事選で初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)を推薦しており、高橋氏と連動した戦いを進める。公明党道本部も高橋氏側の要請があれば支援を検討する

 一方、野党側は36議席の民主党が32人を公認したが、47人の前回を大きく下回っている。1議席の共産党は倍増の12人を擁立して党勢拡大を目指している。

 新党大地は大地系会派に所属する無所属の現職2人、新人3人を推薦。現職2人、新人1人には民主党も推薦、支持を出している。

 民主党は知事選で新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持、共産党は支援を決めているほか、道議選で新人1人を公認した維新の党も佐藤氏支援を示唆している。推薦も含め、これら野党勢力の合計議席がどこまで伸びるかが注目点となる。市民ネットワーク北海道は新人2人を公認。次世代の党も無所属の新人1人を推薦した。

829チバQ:2015/03/05(木) 19:55:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596190.html
大地、佐藤陣営と距離 北海道知事選、共産支援で保守票の離反懸念(03/05 07:20)
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 26日告示の道知事選で、高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の対決構図が固まりつつある中、保守系の新党大地と維新の党の対応が最後の焦点となっている。特に、共産党が佐藤氏支援を決定したことで、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が距離を置く言動を取っていることに佐藤氏の陣営は困惑。幅広い野党共闘の実現に暗雲が垂れ込めている。

 「『道民党』を名乗りながら共産党にまで手を伸ばすのはいかがなものか。賢明な判断、姿勢を持った方がいい」。鈴木氏は、2月26日に苫小牧市内で開かれた新党大地の会合で、佐藤氏への不満を漏らした。鈴木氏は佐藤氏が出馬表明した昨年11月から同氏に関心を示し、選挙協力している民主党北海道にも佐藤氏を支援するよう働きかけた。

 だが、2月18日に共産党道委員会が佐藤氏支援を発表し、佐藤氏も支援そのものについては拒まない姿勢を見せると態度を急変させた。鈴木氏は自身のブログでも、佐藤氏の勝利には保守票が必要だが、共産党が支援すれば保守・中道・浮動票が離れるとの認識を示す。ブログには「私が人を見る目がなかった」とまで書き記し、不信感を強めている。鈴木氏は近く知事選の対応について最終判断を下すとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>

830チバQ:2015/03/06(金) 20:02:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596390.html
佐藤氏、きょう共産と会談へ 保守層への配慮求める(03/06 07:00)

 26日告示の道知事選に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、同氏を支援する共産党道委員会関係者と札幌市内で会談する。同党側は佐藤氏に支援決定を直接伝える見通し。一方、佐藤氏は謝意を示すとともに、新党大地など保守・中道勢力への支持拡大を図る必要性から、共産党の色彩ができる限り強まらない形での支援を要請するものとみられる。

 佐藤氏と共産党との会談は今回が初めて。共産党などでつくる「明るい革新道政をつくる会」が、佐藤氏支援を決定した経緯や、同党の政策など考え方を説明する方針だ。

 これに対し、佐藤氏は感謝の意向を伝えるが、一党一派に属さない「道民党」を訴えている立場や、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため幅広い支持層を獲得する狙いから、保守層に抵抗感もある共産党の支援の印象が強まらないよう、配慮を求めるもようだ。

 共産党は「推薦」や「支持」よりも応援の度合いが弱い「支援」の立場を取っており、佐藤氏のこうした姿勢には一定の理解を示すものとみられる。

 同党と佐藤氏の接近に対しては、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が、保守票離れを招くと懸念を示している。鈴木氏は近く知事選対応を決定する意向だ。

 一方、高橋知事サイドは共産党の佐藤氏支援によって、大地支持者など保守層の一部が高橋氏陣営に流れるとみており、佐藤氏をめぐる「野党共闘」の成否を注視している。

831チバQ:2015/03/06(金) 20:04:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596528.html
維新、道知事選で佐藤氏支援へ 札幌市長選は秋元氏(03/06 16:00)
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 維新の党道総支部は6日、道知事選(26日告示)でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)、札幌市長選(29日告示)で前副市長秋元克広氏(59)をそれぞれ支援する方針を固めた。

 推薦や支持など支援の度合いは7日に道総支部内で協議して決める。同日の記者会見で正式発表する。

 道総支部の松木謙公代表は1日の記者会見で「野党がばらばらではいけない」と述べて、民主党北海道が支持、共産党道委員会、社民党道連が支援を決めている佐藤氏を維新としても支援することを示唆していた。

832チバQ:2015/03/06(金) 20:04:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596391.html
中川郁子氏に不適切交友報道 自民、十勝の地方選を懸念(03/06 06:45)

 衆院道11区(十勝管内)の自民党中川郁子衆院議員(56)は5日、週刊誌で門(かど)博文衆院議員=比例代表近畿ブロック=と不適切な交友関係にあったと報じられ、党関係者からは4月の統一地方選への影響を懸念する声が上がった。中川氏は同日のコメントで陳謝。後援会は近く、本人に事情説明を求める方針だ。

 首都圏で同日発売された「週刊新潮」(道内7日発売)が、中川氏は西川公也氏が農水相を辞任した2月23日、東京都内の路上で既婚の門氏とキスをしていたと写真入りで報じた。中川氏はコメントで「私の軽率な行動」と認めた上で、支持者らに「大変不快な思いをさせたのではないかと誠に申し訳なく思っている」と謝罪した。

 中川氏の後援会幹部は5日、帯広市内で協議し、近く本人から経緯説明を求めることを確認。十勝連合後援会の矢野征男会長は「事実とすれば、残念であり大変なことだ」と述べた。党道11区支部の幹部は「亡くなった中川昭一元財務相の妻だからこそ、郁子氏を支援してきた人も多い。記事の通りなら中川家を裏切る行為だ」と憤った。

 中川氏は自民党道11区支部長で、トップとして統一地方選を仕切る立場。道議選の党公認候補の陣営幹部は「十勝の有権者は怒っている。悪い影響が出るのは避けられないだろう」と懸念を隠さない。党道連関係者も「中川氏を表に出してはだめだ」と強調する。

 中川氏は農水政務官を務めており、菅義偉官房長官は5日の記者会見で、辞任の必要はないとの認識を示した。これに対し、野党各党からは批判が噴出した。

 民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断」と非難。共産党は「有権者から政治を託された者として自覚が足りなさすぎる」、新党大地は「農協改革など大きな問題があるときに能天気」と厳しく指摘した。

833名無しさん:2015/03/08(日) 10:09:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596817.html
北海道知事選、佐藤のりゆき氏に不信感 大地・鈴木代表(03/08 06:55)
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 【夕張】新党大地の鈴木宗男代表は7日、道知事選に出馬する佐藤のりゆき氏(65)が6日に共産党道委員会関係者と会談したことに関し、「一党一派に属さないと言っておきながら、政党色の付いた団体や組織に足を運ぶのは、言っていることとやっていることが違う」と述べ、あらためて佐藤氏側への不信感を示した。

 夕張市内で記者団の質問に答えた。

 佐藤氏が大地など保守・中道勢力に配慮し、共産党側に「静かに応援してほしい」と要請したことについては「私どもに配慮する必要はないし、配慮したというのは大違い」と述べ、週明けに大地の知事選対応を判断する考えを示した。

834名無しさん:2015/03/08(日) 11:46:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150307-00000102-jij-pol
中川氏問題「地方選に影響」=自民道連幹部
時事通信 3月7日(土)18時23分配信

 自民党北海道連の柿木克弘幹事長は7日、同党の中川郁子農林水産政務官(衆院北海道11区)と同僚議員の不適切な関係が報じられたことについて、「極めて遺憾だ。農協改革のさなかで、女性議員でクリーンなイメージもあったので、統一地方選には非常に大きな影響があると思う」と懸念を示した。党本部で開かれた全国幹事長会議の後、記者団の質問に答えた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015030700206
札幌市長選で秋元氏推薦=維新

 維新の党北海道総支部は7日、任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、無所属新人の秋元克広氏(59)を推薦する方針を決めた。同日投開票の道知事選については、無所属新人の佐藤のりゆき氏(65)を支援する。(2015/03/07-15:32)

835チバQ:2015/03/09(月) 18:36:39
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596951.html
夕張市長選、無投票か 立候補予定者説明会に現職陣営のみ(03/09 07:01、03/09 07:44 更新)

 【夕張】市選管は8日、市長選と市議選(いずれも4月19日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開き、市長選に現職鈴木直道氏の1陣営が、市議選は定数9に対し現職4、新人4の計8陣営が出席した。説明会を欠席しても立候補はできるが、両選挙とも無投票になる可能性が出てきた。市議選の無投票は1943年の市制施行以来、初めてとなる。

 市長選は今のところ鈴木氏のほかに具体的な出馬の動きがなく、無投票になれば1987年以来となる。

 市議選は現職のうち高橋一太議長(44)、角田浩晃副議長(54)、島田達彦氏(50)、藤倉肇氏(73)の4人が引退の意向を示し、後援会などに説明。この4人と別の現職1人が説明会を欠席した。この現職は出馬の意思を表明している。

 新人は政治家秘書(68)、司法書士(25)、自営業(41)の3陣営と候補未定の1陣営が出席。出馬が確実視される現職5人と合わせ、定数と同じ計9人の立候補が見込まれる。ただ告示まで1カ月ほどに迫り、候補未定とした陣営の出馬は流動的だ。11年の前回市議選の同説明会も定数9に対し7陣営の出席にとどまったが、結局は10人が立候補し選挙戦が行われた。

 財政再生のため夕張市議の報酬は42%削減の月18万円だ。ある現職は「議員報酬だけでは生活が成り立たず、議員活動と両立できる収入手段がないとできない」と話した。(町田誠)

836チバQ:2015/03/10(火) 19:55:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597271.html
札幌市長、辞職申し出 5月1日付、議長に提出(03/10 16:00)
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札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
 札幌市の上田文雄市長(66)は10日、今年5月1日付で辞職する申出書を同市議会の高橋克朋議長に提出した。10日午後の市議会本会議でも報告する。

 上田市長は提出後、記者団に「できるだけ早く市民の選択に沿った市政を出発させるべきだと判断した。(残りの期間は)次の市長に引き継ぐべく、札幌の文化を残す作業をしていく」と述べた。

 上田市長の任期は6月7日までだが、初当選した2003年の再選挙の影響でずれ込んでいるため、上田市長は就任前の任期や市議の任期に合わせ、辞職を約1カ月早めることを決めていた。今月29日告示、4月12日投開票の市長選で選ばれる新市長の任期は、公選法の規定により5月2日から4年間となる。<どうしん電子版に全文掲載>

837チバQ:2015/03/10(火) 19:55:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597166.html
佐藤氏支援、大地13日結論 共産への対応見極め 道知事選(03/10 07:00)

 新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市内で開いた党の支援者向けの会合で、26日告示、4月12日投開票の道知事選の対応について、3月13日に留萌市と石狩市で開く統一地方選の決起大会で発表すると明らかにした。

 鈴木氏は会合に先立ち、盟友の歌手松山千春氏と会い、支援を検討してきたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が共産党道委員会の支援を受けることで保守票離れを招く懸念があるとの認識を確認したと説明。佐藤氏が6日に共産党道委の関係者と会談して「静かに応援してほしい」と要請したことについても、「一党一派に属しないと言いながら、なぜ行くのか。勘違いしている」と、あらためて不信感を示した。

 ただ、松山氏は鈴木氏に「考える時間は与えた方がいい」と助言。鈴木氏は支援者の会合前に佐藤氏と会談し、投開票日1カ月前の12日までに、共産党との関係についての佐藤氏側の考えを最終的に見極めて結論を出す方針を伝えたという。

 一方、佐藤氏は会談後、札幌市内で記者団に対し、「(大地には)ぜひ応援してほしい」と述べる一方、共産党の支援を断る考えはないことを明らかにした。

838チバQ:2015/03/13(金) 07:56:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597839.html
海道知事選 佐藤のりゆき氏、共産支援状を返上(03/13 06:25)
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 道知事選(26日告示、4月12日投開票)に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は12日、共産党道委員会や道労連などでつくる「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)から受け取っていた支援状を同日返上したと明らかにした。新党大地の鈴木宗男代表が共産党側からの支援は保守票離れを招くとの不信感を表明していた。鈴木氏は13日に大地の対応を発表する予定で、支援状返上は同氏への配慮とみられる。(関連記事2面)

 佐藤氏が札幌市内の後援会事務所で記者団に述べた。一党一派に属さない「道民党」を訴える立場から「他の支援してくれる政党からも頂いていないので返した。共産党に大変ご迷惑をかけた」と説明。共産党からの支援には「今まで通り静かに応援してほしい」と保守層への配慮を求めた。

 鈴木氏に対しては「不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝。大地からは今後も支援を望むと述べた。<どうしん電子版に全文掲載>

839チバQ:2015/03/13(金) 21:25:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150313ddlk01010211000c.html
’15統一地方選:公明、札幌市長選は自主投票 知事選で高橋氏を推薦 /北海道
毎日新聞 2015年03月13日 地方版

 公明党は12日、4月12日に投開票が行われる統一地方選前半戦への対応について、札幌市長選(29日告示)は自主投票とし、道知事選(26日告示)は4選を目指す高橋はるみ知事(61)を道本部推薦とすると発表した。

 同日、道庁で記者会見した公明党道本部の森成之幹事長(道議)は、札幌市長選に自民党推薦で立候補する予定の本間奈々氏(45)から支援の要請があったことを明らかにした上で「(本間氏の)政策や経歴などにいろんな意見があり、推薦には至らなかった」と説明した。公明党は本間氏が初出馬した2011年の市長選でも自主投票だった。

 知事選は「首長は原則3期まで」という同党の内規があることから、道本部レベルでの推薦となった。また同党道本部と高橋知事が人口減少問題と地方創生に全力で取り組む▽地域医療対策に万全を期する▽脱原発に向けた取り組みを推進するなどの政策協定を結んだことも明らかにした。【小川祐希】

840チバQ:2015/03/15(日) 09:20:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk01010246000c.html
’15統一地方選:知事選 大地が佐藤氏支援 共産系、支援状返却も姿勢継続 /北海道
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 4月12日投開票の道知事選で、新党大地の鈴木宗男代表は13日、札幌市内で記者会見し、立候補を予定しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援すると発表した。鈴木氏は「北海道を元気にするために、明確なビジョンを持った人がいい」と支援の理由を述べた。

 鈴木氏は佐藤氏支援に強い関心を示していたが、佐藤氏が共産党道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」の支援を受けたことに難色を示していた。このため佐藤氏は12日、同会から受けた支援状を「他党からはもらっていない」として返却した。

 一方、同会の黒沢幸一代表世話人は13日、「これからも支援する姿勢は何ら変わらない」と述べ、佐藤氏支援の立場を継続することを表明。黒沢氏は「高橋道政の転換を求める道民の広範な結集を妨げようとする者がいる」と暗に鈴木氏を批判した。

 知事選には現職の高橋はるみ知事(61)も自民党道連と公明党道本部の推薦を受けて立候補を予定している。【山下智恵】

841チバQ:2015/03/15(日) 09:27:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/598060.html
新党大地、佐藤氏支援を表明 北海道知事選(03/14 06:40)
 新党大地の鈴木宗男代表は13日夜、札幌市内のホテルで記者会見し、道知事選(26日告示、4月12日投開票)に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する意向を表明した。佐藤氏が共産党道委員会の支援を拒まなかったことに不信感を示していたが、佐藤氏が12日に共産党などで構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)からの支援状を返上したことなどを踏まえ、判断したとみられる。

 一方、明るい会の黒沢幸一代表世話人は札幌市内で記者会見し、佐藤氏支援の方針を変えないとの考えを示した。これにより、道知事選は民主党北海道の支持、維新の党道総支部、共産党道委員会、社民党道連、大地の支援を受ける佐藤氏と、自民党道連、公明党道本部が推薦する高橋はるみ知事(61)との与野党対決の構図が固まった。佐藤氏は16日、高橋氏も週明けにそれぞれ公約を発表する予定で、両氏による政策論争が活発化しそうだ。

 鈴木氏は13日、佐藤氏の支援状返上を踏まえ、盟友である歌手の松山千春氏と対応を協議し、佐藤氏を支援することで一致。この後の会見で「元気な北海道をつくるためにも明確なビジョンを持った人がいいということで、応援していく結論になった」と述べた。大地としての選挙支援のあり方については「佐藤氏から相談されたことに誠意を持って対応したい」と述べ、今後、佐藤氏側と協議しながら検討する考えを示した。

842チバQ:2015/03/15(日) 09:28:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/598062.html
一騎打ちへ臨戦態勢 北海道知事選 佐藤氏、野党共闘実現に安堵/高橋氏、政策論争でアピール(03/14 08:00)
 道知事選は13日、最後まで態度を明らかにしなかった新党大地の鈴木宗男代表がフリーキャスター佐藤のりゆき氏の支援を表明したことで、野党が支援する佐藤氏と、与党が推す高橋はるみ知事との一騎打ちの構図が固まった。佐藤氏サイドは共産党道委員会の支援をめぐってこじれた鈴木氏との関係を修復し、民主党と大地の連携を軸にした戦いに勝機を見いだしたい考えだ。高橋知事側は「ようやく政策論争ができる」と対決姿勢を強めた。

 「官僚的な主張よりも、第1次産業や観光産業などで明確に主張している人の方が私の訴えとオーバーラップする」。鈴木氏は13日の記者会見で、紆余(うよ)曲折の末、佐藤氏の支援を決めたことについてこう強調した。

 鈴木氏は同日、東京都内から道内入り。札幌市内などで、佐藤氏が共産党に支援状を返上したことを受け盟友で歌手の松山千春氏らと対応を協議した。ただ会見で、返上への評価を問う質問には「それは佐藤さんの判断です。私からどうのこうの言うのはせんえつだ」と明確に答えなかった。

 共産党の支援をめぐり佐藤氏の対応に不信感を示してきた経緯があり、鈴木氏は「これから佐藤さんの言いぶりとか発信で保守中道の票を頂かなければ、知事選は戦いにならないと思う」とも述べ、今後も言動を見守る考えをにじませた。大地関係者によると、支援者の中には佐藤氏に依然、批判的な見方もあるといい、鈴木氏としては迷った末の判断だったとみられる。

 「反高橋」を旗印に野党共闘が実現したことに、佐藤氏陣営や佐藤氏を支援する民主党などは安堵(あんど)した。佐藤氏の後援会関係者は「高橋知事から保守票をはがせる」と歓迎。民主党北海道の勝部賢志幹事長も「高橋知事の4選を阻止するため、道民の幅広い声を受け止められる態勢が整った」と述べた。

 支援状を返された共産党側は冷静な対応だった。同党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」の黒沢幸一代表世話人は13日の記者会見で「新しい北海道の政治の生みの苦しみの一つ」と佐藤氏の立場に理解を示した。ただ、「佐藤氏に対し、利己的影響力を保持しようとし、高橋道政の転換を求める道民の広範な集結を妨げようとする者がいることを示している」と、名指しは避けたが鈴木氏を批判した。

 一方、4選を目指す高橋知事は鈴木氏が佐藤氏への支援を表明したことについて、取材に対し「コメントのしようがない。自分の政策を道民に伝え、政策そのものを有権者に判断していただく」と述べた。

 知事サイドは、佐藤氏が主張する多選批判や、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題だけが争点として注目されれば不利になると警戒。3期12年の行政経験や実績を前面に打ち出しながら経済、観光、人口減少など幅広い政策論争に持ち込みたい考えだ。

 知事を推薦する自民党道連の柿木克弘幹事長は「野党が全て結束する情勢になり、厳しい戦いになった。しっかり気を引き締めていきたい」と述べ、野党勢力の一本化に警戒感を示した。同じく知事を推薦する公明党道本部の森成之幹事長は「高橋知事を全力で応援する」と述べた。

 知事の後援会幹部は、佐藤氏が一度受け取った支援状を返上したことについて「(共産党の支援をめぐる)言動が二転三転した佐藤氏に、知事の器があるのか」と疑問を投げ掛けた。自民党道連幹部も「政策的に一致できるので応援するのでなく、応援してくれる人は誰でも受け入れるというやり方だ。自分のスタンスを示さないと、なかなか分かりづらい」などと、保守系の大地から共産党まで左右の勢力の支援を受ける佐藤氏をけん制する。(報道センター 仁科裕章、藤本卓郎)

843チバQ:2015/03/15(日) 17:49:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150315ddlk01010089000c.html
’15統一地方選:知事選、揺らぐ野党共闘 佐藤氏支援決定の鈴木氏 共産との連携に反発あらわ /北海道
毎日新聞 2015年03月15日 地方版

 ◇「結集妨げ」共産系が不快感
 26日に告示が迫った知事選をめぐり、道政野党勢力の共闘が揺らいでいる。立候補予定のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)が共産党の支援を受け入れたことに対し、新党大地の鈴木宗男代表(67)が反発。最終的には佐藤氏支援を表明したものの、共産側は「利己的影響力を保持しようとする者がいる」と暗に鈴木氏を批判するなど、“場外乱闘”の様相だ。【袴田貴行、山下智恵】

 ■苦言と注文

 「当初は政党との政策協議はせず形だけの推薦状ももらわないと言っていたが、(共産系の団体から支援状を受け取ったことで)おかしくなった」「保守・中道の票がなければ戦いにならない。佐藤さんがどういう物言い、発信をするかにかかっている」。13日夜、鈴木氏は佐藤氏支援を表明しながらも、苦言や注文も忘れなかった。

 もともと高橋はるみ知事(61)の4選に批判的だった鈴木氏は、昨年11月の佐藤氏の出馬表明を後押しし、民主党道連の支持取り付けにも水面下で奔走した。しかし、共産が佐藤氏支援を検討していることが伝わると「保守層の支持が離れる」と懸念を表明し、佐藤氏に共産との関係を見直すよう促してきた。

 ■「支援状」騒動

 これを受けて佐藤氏は6日、共産党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)の関係者と会談。保守層への配慮を念頭に「静かに応援して」と異例の要請をし、その際に明るい会から支援状を受け取った。

 鈴木氏の批判が過熱してきたのはこのころだ。「『一党一派に属さない』と言うなら、なぜ共産党のところへ行くのか」「(同じ支援勢力の)民主党さんや連合さんから紙(支援状)もらってますか?」。9日、札幌市中央区で開かれた大地の集会後、記者団に怒りをぶちまけてみせた。

 このため、佐藤氏は12日夜に急きょ記者会見を開催。明るい会に支援状を返上したと明かし、「大地の鈴木代表に不快な思いをさせたことを申し訳なく思っている」と陳謝した。

 ■錦の御旗どこへ

 やり玉に挙げられた格好の明るい会は13日、それでも引き続き佐藤氏を支援すると説明したが、鈴木氏の一連の動きを念頭に「高橋道政の転換を求める道民の広範な結集を妨げようとする者がいる」と不快感を表明した。高橋知事の4選阻止を錦の御旗(みはた)に野党勢力が結集したはずだったが、足並みの乱れが目立っている。

 佐藤氏側のこうした動きについて、高橋知事を推薦する自民党道連の幹部は「国会と違い北海道では与野党の勢力が伯仲しており、かなり厳しい戦いになる」としながらも、「ただ高橋知事の4選反対というだけで多くの政党が集まっても、一つにまとまるのは難しい。大地と共産の間にはこれからも問題が起きるんじゃないか」と話している。

844チバQ:2015/03/17(火) 21:29:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk01010205000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 道議選 民主離れ相次ぐ 1人区 現職3人、無所属出馬へ /北海道
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 4月12日の投開票まで1カ月を切った統一地方選の前半戦。民主党は昨年の衆院選に続き党勢回復への足がかりにしたいと位置づけるが、道議選に同党公認で立候補を予定しているのは16日現在で、前回2011年を15人下回る32人にとどまる。前回は公認で出馬した1人区の現職3人が、今回は無所属での出馬を予定するなど、民主離れの動きが相次いでいる。【小川祐希、横尾誠治、鈴木勝一】

 ■保守層取り込み狙う

 1月4日、登別市選出の赤根広介道議は自身の後援会の新年会で、今度の道議選に無所属で出馬すると発表した。赤根氏は12年の補選に民主公認で出馬し、自民候補に約1700票差をつけて初当選した。

 赤根氏は無所属で出馬する理由について「経済界や保守層の人も応援しやすくするため」と説明する。民主の支持基盤の連合のほか、保守系と言われる地元の商工団体や建設業界からも支援を受ける予定で、同選挙区は無投票となる公算が大きい。赤根氏は登別市を含む衆院道9区選出で自民の堀井学氏との良好な関係もアピールする。

 同じく無所属で隣の伊達市から出馬予定の中山智康道議は「民主党が再び政権を奪還できる可能性がほとんどない状況で、地域をまとめて国や道とパイプをつくるには片方(の政党)に寄っているのはよくない」と話す。

 ■労組依存に嫌気

 「1月に突然、『無所属で出馬する』と言い出した。確かに以前から『考え方は自民党に近い』とも言っていた」。北斗市選出の長尾信秀道議の後援会幹部は振り返る。

 民主公認で3回連続当選の長尾氏は、今度の道議選を前に民主党を離党した。長尾氏は「組合員が減り衰退が続く連合への依存体質を変えられない民主党に嫌気がさした。同じ民主会派の道議でも出身母体が違うと話もできず、また一緒にやろうという気持ちになれない」と言い切る。

 ■連合支援なく苦労も

 中山道議の後援会幹部は「政府への陳情も、民主を表看板にするのと無所属で行くのとでは受け入れられ方が違う」と事情を説明し、連合胆振の幹部は「『鳩山王国』の影響力が薄れたことも関係している」と分析する。

 長尾氏の後援会幹部も「政党より人物主義。『北斗市民党』として支援は変わらない」と結束ぶりをアピール。ただし、名簿集めや集会での動員など、選挙の中心となっていた連合とは距離を置くことになり「選挙経験が乏しいわれわれには試行錯誤の毎日」と明かす。

 民主道連の勝部賢志幹事長は「道議会で過半数(51議席)を取るという目標の達成は厳しい状況。民主候補のいない選挙区を埋める努力を続ける」と話す。相次ぐ民主離れについては「1人区を民主党の力だけで勝ち上がるのは厳しい。自民党に議席を渡さないために、無所属で出ることは次善の策」と一定の理解を示す。

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 道議選立候補予定者(敬称略)

 ◆登別市(定数1)

赤根広介 34 無現(1)

 ◆伊達市(定数1)

中山智康 39 無現(2)

 ◆北斗市(定数1)

長尾信秀 69 無現(3)

高村智 48 無新

 (カッコ数字は当選回数)

845チバQ:2015/03/17(火) 22:22:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&amp;k=2015031400190
自公推薦の現職先行=統一地方選・北海道


 自民北海道連と公明道本部の推薦で4選を狙う高橋と、民主道連が支持する新人・佐藤が激突する。維新の党や共産、社民の道組織と地域政党「新党大地」も佐藤を支援するが、経済連合会や農協政治連盟など道内団体から幅広く推薦を受ける高橋が先行している。
 都道府県の中でも深刻な人口減少への対応や、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働が争点。高橋は外国人観光客数増加などの実績を訴え、人口減少対策についても「先頭に立つ」と強調。食産業、観光の振興を通じた経済活性化を掲げる。
 フリーキャスターの佐藤は「脱原発」や環太平洋連携協定(TPP)への参加反対を明言。知名度の高さを武器に、幅広い層への浸透を図る。 

◇北海道知事選立候補予想者
高橋はるみ  61 知事    無 現
佐藤のりゆき 65 キャスター 無 新

(2015/03/14-15:19)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&amp;k=2015031400202
与野党の新人競り合う=統一地方選・札幌市


 上田文雄市長の不出馬に伴い、新人4人が立候補を表明。民主などが支援する秋元と自民推薦の本間が競り合う。両氏とも冬季五輪招致や地下鉄延伸などを訴え、公約には共通点も多い。
 前副市長の秋元は上田市長の事実上の後継。民主や維新の党が推薦するほか、社民や地域政党「新党大地」が支持する。経済界の一部からも支援を受け、豊富な行政経験をアピールする。
 元総務官僚の本間は前回2011年に続き2度目の挑戦。国とのつながりの強さを前面に出し、「女性の視点で新しい風を」と支持を呼び掛ける。共産・春木は福祉の充実などを唱える。 

◇札幌市長選立候補予想者
本間 奈々 45 元総務官僚 無 新
               (自)
秋元 克広 59 元副市長  無 新
           (民・維・社)
春木 智江 56 党道役員  共 新
飯田 佳宏 42 元議員秘書 無 新

(2015/03/14-15:34)

846チバQ:2015/03/18(水) 21:45:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010239000c.html
選挙:三笠市長選 西城副市長が立候補を表明 /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 4月26日投開票の三笠市長選で、同市副市長の西城賢策氏(64)が17日、同市内で記者会見し、立候補を表明した。3期目の小林和男市長(79)が今期限りでの引退を表明。西城氏は商工会や建設業協会の要請を受けて、出馬を決意したという。西城氏は「小林市政を継承・発展させ、市民や議会と知恵を出し合って、まちづくりにあたりたい」と述べた。

 同市長選への出馬表明は初めてで、西城氏は17日付で副市長を辞職した。【吉田競】

847チバQ:2015/03/18(水) 21:46:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010236000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 中空知4市長選 無投票の公算大 人口激減で人材不足? /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 かつて石炭産業で栄えた中空知地域。4月26日投開票の統一地方選後半戦では芦別、赤平、滝川、砂川の4市長選が行われるが、今のところいずれも無投票となる公算が大きい。急速に進む人口減少は、まちのリーダーの選択肢を示すことも難しくしている。【渡部宏人】

 「こんなことになるとは……」。3月1日、66年の歴史に幕を閉じた道立赤平高(赤平市)。孫娘の卒業式に出席した高松守男さん(76)はため息を漏らした。1989年当時、約170人いた卒業生は9人にまで激減。孫娘は4月から市内の老人介護施設に勤める。「地元に残ってくれたのが、せめてもの救い。早くひ孫の顔が見たい」と話す。

 3日に行われた赤平市長選の立候補予定者説明会。名乗りを上げているのは市議の菊島好孝氏(65)のみで、過去の市長選で一定の存在感を示してきた連合赤平は関係者を出席させたものの、候補予定者の氏名欄には「選考中」とだけ書いた。

 炭鉱マンだった元連合役員(74)は「革新勢力の力も衰えた」と認める。12年前の初出馬の際は連合などの支援を受けて三つどもえの戦いを制し、今回後継指名しないまま引退する高尾弘明市長(70)は「人材が乏しくなった」と現状を嘆く。

    ◇

 中空知5市5町の人口は石炭産業最盛期の1959年には約32万人に上ったが、2014年には約11万人にまで激減。滝川市の前田康吉市長(60)も無投票での再選が濃厚だが「(有権者からの)白紙委任とは受け止めてはいない」とし、「滝川を、人口減少を食い止める中空知のトップランナーにしたい」と、近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進を公約に掲げる。

 昨年11月の奈井江町長選で8選を果たし空知町村会長も務める北良治氏(78)は、この地域の生き残り策として、農業を中心に教育とエネルギーを加えた三つの柱を掲げる。

 その三本柱で活路を見いだそうとしているのが隣接する南空知の三笠市だ。同市も12年9月、人口1万人を割った。赤平高の卒業生らが涙でまなびやに別れを告げた同じ日、市立三笠高では1期生の卒業式が開かれた。3年前、閉校が決まっていた道立三笠高を市に移管し、調理師やパティシエらを養成する食物調理科を開設して再出発した。

 道内各地から生徒が集まる人気ぶりで、今春の入試では千葉県からの志願者もいた。教員出身の小林和男市長(79)は「道教委からは『やめたほうがいい』と諭されたが、存続させてよかった」と振り返る。同市では次世代エネルギーとして、室蘭工大と共同で進める「石炭地下ガス化」事業も進む。

 ◇「対抗馬出たら降りる」
 芦別、砂川両市も現職以外に表だった立候補の動きはなく、無投票となりそう。再選を目指す善岡(よしおか)雅文・砂川市長(64)は「対抗馬が出たら私は降りる」と周囲に公言してきた。「地域がどん底まで疲弊した以上、争いは避けたい」との思いからという。一方、赤平市の60代の自営業男性は「選挙後のしこりを残したくないが、政策論争する光景が見られないのは、やっぱり寂しい」と本音を明かす。

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 ◇立候補予定者(敬称略)
 ◆芦別市長選

清沢茂宏 52 無現(1)

 ◆赤平市長選

菊島好孝 65 無新

 ◆滝川市長選

前田康吉 60 無現(1)

 ◆砂川市長選

善岡雅文 64 無現(1)

 (カッコ数字は当選回数)

848チバQ:2015/03/19(木) 20:52:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0113148.html
函館市長選まで1カ月、無投票の可能性高まる 戦後初、対立軸見当たらず
03/19 07:00


 函館市長選は4月19日の告示まで残り1カ月となった。現職の工藤寿樹氏(65)が再選を目指し立候補を表明しているほかは現段階で立候補の動きはなく、戦後の函館市政で初めて無投票となる可能性が高まっている。工藤氏が電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟に踏み切った点などを評価する各党が工藤氏支援になびいている形だ。市民からは、まちのあり方をめぐる論戦の機会が持てないことを懸念する声も聞かれる。

 道内の市長選では近年、候補者が1人しか出ず無投票当選となるケースが相次いでいる。人口10万人以上の苫小牧(約17万人)、釧路(約18万人)、帯広(約17万人)でも無投票の例がある=表参照=。もし、告示日に立候補者が工藤氏1人であれば、人口約27万人の函館は市長選が無投票となった最も人口が多い道内市となる。

 副市長だった工藤氏は前市長の市政運営に反発し前回2011年4月の市長選に立候補し、初当選。職員給与削減などで市の財政再建を進めた。昨年4月には国と電源開発を相手取り大間原発の建設差し止めなどを求めた訴訟を起こし、市議会や経済界も支援を表明して「オール函館」態勢が構築された。この結果、各政党が工藤氏への対立軸を打ち出しにくくなった。

 昨年秋には、工藤氏が再選出馬を表明する前にもかかわらず、函館商工会議所の政治団体、日本商工連盟函館地区連盟(松本栄一会長)が早々と推薦を決定。工藤氏は前回選挙で政党の支援は受けていないが、今年2月には自民党函館支部が推薦を決め、今月16日には民主党道8区総支部も支援を発表した。1月には共産党函館地区委員会などでつくる団体が「大間の訴訟に市民一丸となる時だ」として候補擁立を見送り、自主投票を決めている。

 函館市議会のある会派幹部は「工藤氏は函館経済再生の歩みを進め、財政再建も成し遂げつつある。批判する点がない」と語る。

 だが、投票の機会がないことに複雑な思いを抱く市民は多い。

 18日、市役所を訪れていた市内の無職男性(36)は「黙っていても市長が決まるということに危機感を覚える。対抗馬がいないことで今後の市政もマンネリ化すると思う」と懸念した。函館朝市で販売員をしている小野昭光さん(40)は「毎日仕事をしていると一日一日過ごすのに精いっぱい。選挙自体に興味を持てない」と漏らした。(福本泰範、岩崎あんり)

849チバQ:2015/03/19(木) 21:12:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319mog00m010024000c.html
全国自治体調査:2015年統一選 民意のかたち/1 衰退する民主主義 北海道上砂川町、首長も議員も無投票
2015年03月19日


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 北海道の中央部に位置する上砂川町の「消滅可能性」の全国順位は42位。2006年の町長選から、助役や副町長が新人で無投票当選する状況が3回連続で起きている。新人無投票で当選した町長が2人続けて1期限りで退任したためだ。

 14年に副町長から無投票当選した奥山光一町長(56)は無投票が続く理由を「この町は乾いたぞうきんをずっと絞り続けてきたようなものだ。町の財政を考えれば、町長あたりだと、やりたいことはなかなかできない」と分析する。やれることが限られているから、なり手がない、という見方だ。

 上砂川町は炭鉱・三井砂川鉱業所を有した炭鉱城下町だ。1987年の炭鉱閉山後、町財政は徐々に悪化。2000年度は10億円あった公共事業費は06年度には6000万円まで減少し、町の貯金である財政調整基金は06年度末には3700万円まで減った。

 10年に前町長が副町長から無投票当選した際、後援会長だった貝沼宏幸・元町議長(82)は「財政が厳しいから、新たな人を担ぐにもみんな二の足を踏んだ」と話す。「誰も居ないなら副町長にやらせるしかない」というムードが広がり、貝沼さんは「副町長もいやがったが、何とかお願いして出馬してもらった」。町議の一人も「わらにもすがるような思いで出馬をお願いしてきた」と語る。

 町長報酬を最大3割、職員給与は2割をカットするなどの行財政改革で町の基金残高は現在、約20億円まで回復したが、人口減と高齢化はとまらない。1952年には約3万2000人が暮らした町は、昨年10月現在で3530人まで落ち込み、高齢化率は45・9%まで上がった。

 政府が進める地方創生に対しては、自治体が選別され、切り捨てられるという懸念もある。奥山町長は「地方創生は選別的なところも入ってくるように聞いているから、それを考えなければいけない」と語った。

 町議会(定数9)も2回連続で無投票だ。堀内哲夫議長(69)は「昔は社会党が強くて、共産が3人、公明も2人いて、喧々囂々(けんけんごうごう)で大騒ぎだった」と懐かしむ。85年の町議会(定数20)は社会党議員が9人、共産が3人、公明が2人。だが、現在の町議会は自民系無所属から公明、共産(各1人)まですべて同じ1会派だ。

 財政難から議員報酬も行革の対象になり、01年の15人から09年には9人まで定数を減らした。以前は四つほどの会派があったが、09年の選挙後に解散した。

 堀内議長は「何人もいないところで会派を組んでもしょうがない。弊害もない」と言う。しかし、13年の改選後に開かれた計14議会に町側から提出された93議案のうち、個々の議員の賛否が分かる起立採決ではなく、全会一致で「異議なし」とする「簡易採決」の割合は97・8%に上る。起立採決をしたのは、町立診療所などの民間委託を決めた2議案(修正無しで可決)のみだ。

 国政では与野党が激しく対立する「集団的自衛権の行使容認反対」や、「限定正社員制度の推進」に関する意見書も簡易採決(全会一致)で採択。元自衛官の高橋成和町議(42)は「(意見書提出の)賛成議員に名前が入らなければ、別に採択されても良い」と話す。堀内議長は「結局、そういう、何でも通すようになってしまっている」とあきらめたように話す。

 議会は機能を果たしているのか。上砂川商工会議所の岩渕健悦会頭(62)は4月にも町長に、議員定数を3減らして6にするよう直訴するつもりだ。「2人減らすだけだとたぶん、また無投票になるから」と「3減」の理由を語る。

 町が衰えていくなかで、政治に関わる余裕が町から失われている。その結果、質が落ち、さらになり手がなくなるという悪循環に陥る。岩渕会頭は「生活に精いっぱいで選挙に出る余裕がない。無投票になると議員も努力しないし、質問もまともじゃなくなる。町のことなんかどうでもよくなる。国は地方創生と言っているが、そこまで考える余裕がない」と憂えた。【小田中大】

      ◇

 統一地方選が26日の10道県知事選告示から始まる。政権は地方創生を掲げるが、地方の衰退とともに、民主主義の基盤である地域社会が崩れつつある。政治参加への無気力が忍び寄る「民意のかたち」の現状を描く。=つづく

850チバQ:2015/03/21(土) 10:17:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk01010292000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 函館市長選 大間原発提訴に支持 工藤氏、無投票の公算大 /北海道
毎日新聞 2015年03月20日 地方版

 4月19日告示、同26日投開票の函館市長選は、再選を目指す工藤寿樹市長(65)の他に立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。無投票となれば、戦後、市長公選制が始まって以来、同市長選では初めて。工藤氏に対抗馬が現れないのは、市が昨年、Jパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求めて国などを相手取り東京地裁に提訴したことを、多くの市民が支持しているためとみられる。

 「この4年間で種をまいてきた施策を次の4年間で花を咲かせて、このまちが元気になるように全力投球したい」

 工藤氏は2月、同市内で開かれた後援会の事務所開きで約450人の支持者を前に抱負を語った。来賓の最前列には昨年の衆院選で当選した民主の逢坂誠二(55)、自民の前田一男(48)両衆院議員をはじめ、両党の地元選出道議らが顔をそろえた。主要政党が相乗りして支援する構図を象徴する場面だった。

 工藤氏は副市長を辞職して前回2011年の市長選に出馬し、現職を破って初当選した。この4年間で財政改革や経済の活性化策などに取り組み、自民支持層や経済界から信頼を得た。「自分の思想信条は保守」と工藤氏は保守派を自任している。

 一方で、工藤氏は市民に大きな不安を与えている大間原発の建設を止めようと、昨年3月、市議会で全会一致の承認を取り付け、同4月、提訴に踏み切った。これにより労働組合や共産党など革新勢力の支持者の間でも、工藤氏の評価が高まった。また、自民支持者が多いとされる地元経済界でも、一部には「国を訴えて補助金が減らされないか」と懸念する声があるものの、大間原発ができると地場産業である観光や水産物加工などのブランドイメージにキズがつきかねないとして、提訴を歓迎する声が根強い。

 日本共産党函館地区委員会の三国武治副委員長は「提訴していなかったら、独自候補を出して戦っていた」と話す。民主党8区総支部は16日、市長選で工藤氏を支援すると発表。代表の逢坂氏は「大間原発訴訟の取り組みは政治判断として非常に優れていた」と、工藤氏の手腕を評価した。【鈴木勝一】

851チバQ:2015/03/23(月) 19:38:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010261000c.html
道議選展望:統一地方選/1 北区、4議席に8人の激戦区/西区、現新各3人で混戦模様 /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 統一地方選前半戦の道議選(4月3日告示、12日投開票)は、47選挙区で実施される。定数は前回より3減の101議席で、これまでに前回より9人少ない140人が立候補を表明している。19選挙区は無投票となる公算が大きい。立候補予定者の顔ぶれと選挙区情勢を紹介する。

 ◇札幌市中央区(定数3)
千葉英守 65 自現(3)

小林郁子 67 無現(2)=[民][大]

藤川雅司 58 民新=[大]

越智美智子 45 無新

 自民は千葉氏が4期目を狙う。民主の藤川氏は6期務めた現職、段坂繁美氏の後継。民主は小林氏も推薦する。越智氏は初出馬。

 ◇北区(定数4)
吉川隆雅 38 自現(1)

向井昭彦 50 民現(1)=[大]

道見泰憲 48 自新

山根理広 39 民新=[大]

中野渡志穂 49 公新

佐野弘美 39 共新

佐藤典子 59 ネ新

梶浦宣明 53 無新=[維]

 道内有数の激戦区。自民の道見氏は引退する道見重信氏のおい。吉川氏と共に2議席確保を目指す。民主は向井氏と新人の山根氏を擁立。公明の中野渡氏は衆院議員に転身した佐藤英道氏の議席確保を狙う。佐野氏は12年ぶりに共産の議席獲得を目指す。市民ネットワーク北海道の佐藤氏は2度目の挑戦。維新は梶浦氏を推薦する。

 ◇東区(定数4)
大崎誠子 58 自現(3)

星野高志 63 民現(5)=[大]

阿知良寛美 59 公新

宮川潤 54 共新

谷口誠 52 無新

 自民は大崎氏が4期目を狙う。民主はベテランの星野氏が出馬。民主の現職、久保雅司氏は谷口氏を後継指名。公明は市議の阿知良氏が初挑戦。宮川氏を擁立する共産は昨年の衆院選比例代表では東区で公明を約3900票上回っており、8年ぶりの議席を狙う。

 ◇白石区(定数3)
伊藤条一 59 自現(6)

広田まゆみ 51 民現(2)=[大]

森成之 61 公現(4)

森英士 37 共新

 前回は候補擁立を見送った共産が森英士氏を擁立。自民の伊藤氏、民主の広田氏、公明の森成之氏の現職3人も立候補予定で、8年ぶりの選挙戦となる。

 ◇厚別区(定数2)
花崎勝 61 自現(1)

菅原和忠 56 民新=[大]

橋本美香 44 共新

 民主の菅原氏は前回トップ当選の伊藤政信氏の後継。JR北海道の労組出身で組織票を固める。前回2位の自民・花崎氏はトップ当選を狙う。共産の橋本氏は自民・民主の批判票の取り込みを図る。

 ◇豊平区(定数3)
吉田祐樹 42 自現(1)

松山丈史 41 民現(1)=[大]

大越農子 45 自新

山崎恵 36 無新=[民]

 前回約3万票を獲得した自民の高木宏寿氏が衆院議員に転出し、票の行方に注目。自民新人の大越氏は元参院議員秘書。山崎氏は障害者団体の代表。

 ◇清田区(定数2)
岩本剛人 50 自現(4)

梶谷大志 43 民現(2)=[大]

 岩本氏、梶谷氏以外に出馬の動きがなく、2期連続で無投票となる可能性が高い。

 ◇南区(定数2)
丸岩浩二 45 自新

畠山みのり 49 民新

大竹智和 37 維新

 5期務めた自民と民主のベテランが引退し、新人3人の争い。自民の丸岩氏は現職の丸岩公充氏の次男。民主は林大記氏の後継として畠山氏を擁立。2012年と14年の衆院選に出馬した維新の大竹氏は道議選に初挑戦。

 ◇西区(定数3)
和田敬友 64 自現(7)

道下大樹 39 民現(2)=[大]

八田信之 70 無現(1)

加藤貴弘 32 自新

伊藤栄一 67 維新

小倉菜穂子 57 ネ新

 現職3人と新人3人が出馬し混戦模様。自民は和田氏に加え加藤氏も公認し、2議席獲得を目指す。民主の道下氏は過去2回の選挙でトップ当選。八田氏は2期目を狙う。伊藤氏は維新公認で出馬。小倉氏は市議から転身。

 ◇手稲区(定数2)
角谷隆司 68 自現(3)

須田靖子 63 民現(3)=[大]

 角谷氏、須田氏以外に立候補の動きはなく、無投票となりそう。=つづく

==============

 ◇一覧の見方
 立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

852チバQ:2015/03/23(月) 19:39:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319ddlk01010183000c.html
道議選展望:統一地方選/2 函館市、定数減で8人の激戦区/帯広市、7人で3議席の大混戦 /北海道
毎日新聞 2015年03月19日 地方版

 ◇函館市(定数5)
川尻秀之 69 自現(6)

佐々木俊雄 64 自現(2)

平出陽子 66 民現(6)=[社]

高橋亨 61 民現(3)

志賀谷隆 61 公現(1)

見付宗弥 45 民新=[大]

本間勝美 46 共新

広田知朗 53 無新

 定数減で激戦区に。自民の川尻氏と佐々木氏は経済活性化を訴え議席維持を図る。民主は現職の平出氏、高橋氏と新人の見付氏を擁立。労組票に加え無党派層の浸透が必至。公明の志賀谷氏は、政権とのパイプや実績をアピール。本間氏は共産の議席復活を目指す。広田氏は政党批判を強め無党派票を狙う。

 ◇小樽市(定数3)
八田盛茂 58 自現(2)

佐藤禎洋 55 自現(1)

川澄宗之介41 民新=[大]

菊地葉子 63 共新

 前回無所属だった八田氏が自民公認で3期目を、同じく自民の佐藤氏が再選を目指しそれぞれの基盤を固める。共産は元市議の菊地氏が2回目の挑戦。民主は前回トップ当選だった現職の後継として、元教員の川澄氏を擁立し議席の確保を狙う。

 ◇旭川市(定数6)
加藤礼一 61 自現(5)

木村峰行 65 民現(4)

三井あき子 53 民現(4)=[大]

吉井透 55 公現(1)

真下紀子 58 共現(3)

東国幹 47 自元(3)

安住太伸 44 無新

 自民は議長の加藤氏と東氏が保守地盤に浸透する。ただ、東氏が市長選、衆院選と半年で3回目の選挙となる影響が気がかり。民主は副議長の木村氏、三井氏が労組を中心に支援態勢を固める。公明の吉井氏は堅い基礎票からの上積みを図る。共産の真下氏は党唯一の議席を守ってきた実績を強調。台風の目は元市議で元みんなの党道支部長の安住氏。

 ◇室蘭市(定数2)
滝口信喜 68 民現(5)=[社][大]

川畑悟 43 無現(1)

千葉英也 46 自新

 民主と保守系無所属の現職2人に自民新人が挑む三つどもえの戦い。6選に挑む滝口氏は組織票の上積みを目指し、5期連続のトップ当選をうかがう。前回自民を離れ、無所属で初当選した川畑氏は実績と知名度で再選を目指す。公募候補の千葉氏は出馬表明が2月と出遅れたが経済界にも浸透。前回に続く保守分裂の争いとなる。

 ◇釧路市(定数4)
笠井龍司 49 自現(1)

橋本豊行 61 民現(2)=[大]

小畑保則 66 自元(3)

田中英樹 46 公新

石川明美 63 共新

 航空機内のトラブルで昨年7月に辞職した自民の小畑氏が再び党公認を得て出馬。立候補予定者全員が政党公認を得ている。

 ◇帯広市(定数3)
山崎泉 41 無現(1)=[民][維][大]

三津丈夫 69 民元(5)=[社]

伊賀淳貴 53 自新

清水拓也 40 自新

編田照茂 60 無新

上野庸介 41 無新

佐々木とし子 60 共新

 民主、維新、新党大地の推薦を受けた現職、山崎氏、衆院選に出馬した民主の三津氏が知名度を生かして浸透を図る。自民は伊賀、清水両氏に加え、公認選考に漏れた編田、上野両氏も無所属で出馬。初の共産議席を目指す佐々木氏も加わり、大混戦の様相。

 ◇北見市(定数2)
鳥越良孝 58 無現(1)=[民][維][大][減]

塚本敏一 64 自新

長南幸子 57 民新=[社]

船橋賢二 51 無新

 自民は、衆院選に転出した船橋利実氏の後継をめぐり分裂選挙に。船橋氏の実弟で党公認を見送られた賢二氏と、先月中旬に擁立された前副市長の塚本氏が激しいつばぜり合いを展開する。民主の長南氏は衆院選で協力した大地の推薦を得られず、革新層などへもアピール。鳥越氏は唯一の現職として実績を強調。自民の“お家騒動”に距離を置く保守票の取り込みも狙う。

 ◇岩見沢市(定数2)
村木中 47 自現(1)

中川浩利 46 民新=[大]

 定数が1増となった。現職の村木氏、新人の中川氏以外の立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。=つづく

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 ◇一覧の見方
 立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

853チバQ:2015/03/23(月) 19:39:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk01010306000c.html
道議選展望:統一地方選/3 千歳市、定数増で2新人が挑戦/北広島市、接戦の前回と同じ2氏 /北海道
毎日新聞 2015年03月20日 地方版

 ◇網走市(定数1)
佐藤伸弥 41 無現(2)=[民][維][社][大]

小沢陽平 36 自新

 前回は62票差の勝利だった佐藤氏は、この4年間の実績や、地盤を引き継いだ民主元職から続く人脈などを強調。保守層の一部も含む支持層の拡大を図る。網走市議から転出の小沢氏は、20年ぶりの自民公認候補。立候補表明が遅れたが、与党とのパイプを武器に議席獲得を目指す。

 ◇苫小牧市(定数3)
遠藤連 61 自現(4)

沖田清志 51 民現(1)=[大]

安藤邦夫 62 公現(1)

松橋千春 32 共新

 自民の遠藤氏と民主の沖田氏、公明の安藤氏の現職3人が基盤を手堅くまとめて続投を目指す。共産は8年ぶりに松橋氏を擁立して初議席獲得を狙う。

 ◇稚内市(定数1)
吉田正人 54 自現(3)

 民主は候補擁立を目指すも難航し、無風となる可能性が大。

 ◇美唄市(定数1)
柿木克弘 47 自現(4)

 柿木氏の他に出馬の動きがなく、無投票となる公算が大きい。

 ◇江別市(定数2)
布川義治 65 自現(4)

勝部賢志 55 民元(3)=[大]

 勝部氏は昨年12月の衆院選出馬で議員辞職したが、道議再挑戦が決定した。5選を目指す布川氏とともに前回と同じ顔ぶれ。2人以外に出馬の動きはなく3期連続で無投票となりそうだ。

 ◇名寄市(定数1)
中野秀敏 58 自現(1)

 民主・連合の候補者擁立が難航し、無風の可能性が高まる。

 ◇根室市(定数1)
松浦宗信 60 自現(2)

 3選を目指す松浦氏は、8年間の実績をアピールする。民主は候補擁立が難航しているが、「必ず立てる」としている。

 ◇千歳市(定数2)
梅尾要一 59 自現(1)

太田憲之 34 自新

小林俊晴 64 無新=[民][大]

 定数増となり、自民現職に元市議の自民新人と民主推薦の新人2人が挑む。梅尾氏は、有権者の多くを占める自衛隊員の支持拡大を目指す。太田氏は若さをアピールし、若年層や無党派層への浸透も図る。小林氏は労組や非自民系の票の受け皿となって議席を狙う。

 ◇滝川市(定数1)
大河昭彦 68 無現(3)

渡辺精郎 75 無新=[社]

 現職の大河氏に前滝川市議の渡辺氏が挑む。大河氏は保守の地盤を固め、4選を目指す。元教員の渡辺氏は教育の充実を掲げ、無党派層や生活弱者に支持を訴える。

 ◇登別市(定数1)
赤根広介 34 無現(1)

 前回民主の赤根氏が保守系を含む幅広い層から支持を取り付け無所属で挑む。他には立候補の動きはない。

 ◇恵庭市(定数1)
田中芳憲 58 自現(2)

 現職の田中氏以外に立候補の動きがなく、前回選挙で候補者を立てた民主も擁立を断念したため、無投票の公算が大きくなっている。

 ◇伊達市(定数1)
中山智康 39 無現(2)

 前回民主の中山氏が、今回は商工会議所系の団体や農協、漁協の推薦を取り付け無所属で挑む。自民は候補擁立が難航している。

 ◇北広島市(定数1)
野原薫 67 自現(1)

小岩均 55 無新=[民][大]

 大接戦となった前回選挙と同じ顔ぶれになるとみられる。自民の野原氏は現職の知名度を生かして幅広い層に浸透を図る。民主の推薦を受けた小岩氏は、非自民系が強い市の土壌を固めて現職の壁に挑む。

 ◇北斗市(定数1)
長尾信秀 69 無現(3)

高村智 48 無新

 前回まで民主公認だった長尾氏は、今年1月に離党。政党の推薦・支持は受けず、無所属で4選を目指す。新人の高村氏は、自民党員だが公認を受けない「保守系無所属」として現職に挑む。=つづく

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 ◇一覧の見方
 立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

854チバQ:2015/03/23(月) 20:15:13
間違えた

7148 :チバQ:2015/03/23(月) 19:39:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150321ddlk01010183000c.html
道議選展望:統一地方選/4止 空知地域、無風から一転5人争い/釧路地域、1減に現職2人が激突 /北海道
毎日新聞 2015年03月21日 地方版

 ◇空知地域(定数4)
釣部勲 69 自現(6)

稲村久男 59 民現(2)

荒当聖吾 48 公現(1)

木村賢治 63 共新

白川祥二 64 無新

 無風だった前回から一転し5人が4議席を争う。7期目を狙う釣部氏は支持基盤固めを急ぐ。初選挙となる荒当氏は衆院選での稲津久氏の獲得票の上積みを狙う。3期目を目指す稲村氏は労組を中心に支持固め。初挑戦の白川氏は出身の由仁町を中心に支持拡大を急ぐ。衆院選に続いて出馬の共産・木村氏は同選挙区初の議席を目指す。

 ◇石狩地域(定数2)
内海英徳 72 自現(3)

池端英昭 55 無新=[民]

上村賢 46 無新=[大]

 三つどもえの戦いで8年ぶりの選挙戦に。自民現職で4選を目指す内海氏は知名度を生かし、石狩市での浸透を図る。石狩市議会副議長の池端氏は3期務めた織田展嘉道議の後継で、基盤固めを進める。同市議で新党大地石狩支部長の上村氏も地元での支持拡大に力を入れる。

 ◇後志地域(定数2)
村田憲俊 65 自現(3)

市橋修治 65 民現(2)=[大]

 定数1減だが、前回当選の自民の中村裕之氏が衆院議員に転身したため、無投票の公算が高い。

 ◇胆振地域(定数1)
神戸典臣 75 自現(7)

 定数1減。立候補表明は自民現職の神戸氏だけ。民主は現職の田村龍治氏が引退するため候補選考を進める。

 ◇日高地域(定数2)
藤沢澄雄 58 自現(3)

金岩武吉 70 無現(3)

 自民の藤沢氏、無所属で鳩山由紀夫氏の元秘書の金岩氏の現職2人が4選を目指す。民主は候補擁立を探る。

 ◇渡島地域(定数2)
冨原亮 42 自現(2)

笹田浩 54 民現(1)=[大]

 現職2人以外に立候補の動きはなく無投票となる公算が大きい。

 ◇檜山地域(定数1)
福原賢孝 67 民現(3)=[大]

内田尊之 54 自新

 民主現職の福原氏は元上ノ国町長。南部で浸透し、労組などの支持基盤固めを進める。自民新人の内田氏は北部のせたな町議出身。3月上旬、高橋はるみ知事を招いて江差町で集会を開くなど、南部で知名度向上を図る。

 ◇上川地域(定数3)
竹内英順 55 自現(5)

本間勲 70 自現(5)

北口雄幸 58 民現(2)=[大]

 無投票だった前回と同じ顔ぶれで、他に立候補の動きはない。

 ◇留萌地域(定数1)
石塚正寛 63 自現(3)

浅野貴博 36 無新=[民][大]

855チバQ:2015/03/23(月) 21:46:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0114676.html
高橋氏先行、追う佐藤氏 道知事選世論調査 投票先は3割が未定
03/23 07:05

 26日告示、4月12日投開票の道知事選に向け、北海道新聞社は20〜22日に行った全道世論調査の結果に独自の取材を加味し、告示直前の情勢を探った。自民党道連、公明党道本部が推薦し4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)が先行し、事実上の野党共闘で挑む新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が追う展開。3割以上が投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的な要素がある。

 高橋氏は自民、公明両党支持層の8割近くを固めているほか、20〜30代の6割、40〜50代でも5割前後の支持を得ている。

 性別では女性の6割近く、職業別では民間企業従事者の6割以上、主婦層の約5割がそれぞれ高橋氏を支持。地域別の支持割合は札幌市や同市以外の道央、道東で5割を超えるなど、幅広く浸透している。

 これに対し佐藤氏は、民主党と共産党の支持層のそれぞれ7割近くから支持を集めている。無党派層の支持は4割で高橋氏と拮抗(きっこう)。年代別の支持は20〜30代で約3割、40〜50代でも3割台後半と伸び悩むが、60代以上では4割を超え、ほぼ高橋氏と並ぶ。

 性別では女性の支持が3割強にとどまったが、男性では4割以上と、高橋氏と競り合う。職業別の支持は公務員・団体職員と自営業(個人事業主)が5割弱と、高橋氏を上回った。

856チバQ:2015/03/23(月) 21:47:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0114687-s.html
本間氏と秋元氏が互角 札幌市長選世論調査 投票先未定54%
03/23 07:00

 29日告示、4月12日投開票の札幌市長選に向け、北海道新聞社は20〜22日に札幌市内で世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。立候補を表明している新人4氏のうち、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と、民主党、維新の党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)が互角の戦いを展開している。ただ、投票先を「まだ決めていない」と回答した人が54%に上り、情勢は変化する可能性もある。

857チバQ:2015/03/24(火) 20:18:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150322ddlk01010038000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/上 原発を巡るスタンス /北海道
毎日新聞 2015年03月22日 地方版

 ◇知事選の争点に浮上 「慎重」高橋氏VS「反対」佐藤氏
 「現時点ではOKするのかしないのか。どうなんですか?」。半ば興奮気味に迫るフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)に対し、高橋はるみ知事(61)は顔色を変えずに淡々と述べた。「答えは同じでございます」

 18日に札幌市中央区で開かれた道知事選の立候補予定者による公開討論会での一幕。北海道電力泊原発(泊村)の再稼働への賛否について「本音を聞かせてほしい」と問いただした佐藤氏に対し、高橋氏は「それほど軽い政策課題じゃない。行政のトップは責任を持って、慎重に判断しなければならない」と明言を避けた。佐藤氏は質問を繰り返したが、答えは変わらなかった。

  ◇   ◇

 自民党道連と公明党道本部の推薦を受けて4選を目指す高橋氏と民主党道連や共産党道委員会などから支持・支援を受ける佐藤氏による与野党一騎打ちとなる見込みの知事選。スタンスの違いが最も明確なのが、泊原発の再稼働への対応だ。

 脱原発の姿勢を明確にしている佐藤氏は、公約集「新北海道デザイン」に「再稼働を容認することはできない」と明記。泊原発が原子力規制委員会の安全審査をクリアし、国から地元同意を求められた際は道議会で審議したうえ、意見が分かれた場合には道民投票を行い賛否を問うとの考えを示している。

 一方、高橋氏は公約集「新・北海道ビジョン」で「将来、原発に依存しない北海道を目指す」と記した。泊原発の再稼働については「予断を持って認める、認めないと言えるほど軽い政策課題じゃない。道議会と地元自治体の意見を聞き熟慮を重ねて、知事としての判断をしていく」と述べるにとどめ、世論や国の動向を慎重に見極めていく考えだ。

 また、函館市が国と事業者のJパワー(電源開発)を相手取り、建設の差し止めを求めて訴訟を起こしている大間原発(青森県大間市)について、佐藤氏は「(国や事業者に)大間原発の無期限工事凍結を要請する」と公約集に明記。佐藤氏は同市の工藤寿樹市長と面会して訴訟を支援する考えを伝え、2月末に札幌市であった佐藤氏の総決起集会には工藤市長から祝電が届いた。

 一方、高橋氏の公約集には大間原発に関する記述はないが、2月25日の第1回定例道議会の一般質問で、民主会派の議員から今後の対応を尋ねられ「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答弁している。

 原発へのスタンスが知事選の争点の一つとして浮上しつつある。

  × × ×

 統一地方選の天王山となる道知事選と札幌市長選の告示(26日と29日)が目前に迫った。立候補予定者らが公約に掲げる主張を比較するとともに、決戦前夜の最新情勢をリポートする。

858チバQ:2015/03/24(火) 20:18:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddlk01010046000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/中 野党共闘に危機感の自民 /北海道
毎日新聞 2015年03月23日 地方版

 ◇高橋氏4選慎重派が応援 佐藤氏、足場固め課題
 「知事の4選に慎重だった3人が、今では一番の応援団だよ」。3月上旬に札幌市内であった会合で、自民党道連選対委員長の遠藤連道議(61)が冗談めかして言うと、同席していた道の関係者は苦笑を浮かべた。

 3人とは遠藤氏のほか、道連幹事長の柿木克弘道議(46)と同会長代行の吉川貴盛衆院議員(64)。3人は昨年夏ごろまでは、高橋はるみ知事(61)の道政史上初となる4選出馬に「長いのではないか」と公の場で述べるなど「4選慎重派」の最右翼だった。その後、道連内は4選容認論でまとまり、今年1月に高橋氏の推薦を決定。一方、対抗馬のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)は民主、維新、共産、社民、新党大地の道内組織から支持・支援を受け、「野党共闘」態勢を構築した。情勢の変化を受け、かつての4選慎重派たちが自民の選対幹部として奔走している。

 自民党本部は、統一地方選で「与野党対決」の構図となった道知事選を最重要選挙と位置付けている。道連では当初、伊東良孝会長(66)が統一選の選対本部長を務めていたが、3月上旬に急きょ、伊達忠一参院幹事長(76)に変更。党本部の役員である伊達氏を本部長に据えることで道連と党本部の連携を強めるのが狙いだが、異例の交代の背景には、日増しに強まる危機感がある。

 「特に都市部で苦戦している。深刻に受け止め、今以上に危機感を持ってやってほしい」。伊達本部長や柿木幹事長は18日、高橋氏の後援会幹部と同市で会談し、道連による知事選候補予定者に関する情勢調査の結果を伝え一層の引き締めを求めた。柿木幹事長は「知名度のある候補予定者に既存の政党が乗っかれば、こうなることは分かっていたが、共産党まで(佐藤氏に)付かれたのがボディーブローのように効いている」と頭を抱える。

  ◇   ◇

 一方、高橋知事の4選阻止を旗印に野党共闘態勢を築いた佐藤陣営だが、共産党の支援を受け入れた佐藤氏に一時、大地の鈴木宗男代表(67)が不快感をあらわにするなど、必ずしも足並みはそろっていない。

 昨年末の衆院選で道内3選挙区の議席を奪還したのに続き、今回の知事選を党勢回復への足がかりにしたい民主党道連は、鈴木氏と佐藤氏の関係修復に苦心した。

 民主の支援団体幹部は「一連の騒動で佐藤陣営は疲弊した。鈴木氏は佐藤氏に対する人格批判に及ぶなど、投票行動に影響が出かねないところまで踏み込んだ」と話し、今なお不満もくすぶる。大地側の支持者にも、佐藤氏が依然として共産党から支援を受けることへの抵抗感も根強くあるといい、今後の足場固めが課題となる。

 一方、共産党道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」は「知事選は悪政の限りを尽くす自民・公明勢力が推す候補との一騎打ちの選挙。勝利のために全力を尽くす」との声明を出し、与党との対決姿勢を強めている。

859チバQ:2015/03/24(火) 20:19:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk01010324000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/下 争点見えにくい札幌市長選 /北海道
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 ◇目玉施策で共通点多く 国とのパイプVS行政経験
 「他の候補(予定)者との違いを出すために踏み込んだ政策にした」。4月12日投開票の札幌市長選に立候補予定の元総務省自治大学校研究部長、本間奈々氏(45)は今月9日、3回目の政策発表の記者会見を開き、除排雪に関する新たな政策について説明した。市と町内会が生活道路の除排雪費用を折半する現行の「除雪パートナーシップ制度」を廃止し、市が全額負担するというものだ。

 19日に行われた同市長選の候補予定者による公開討論会では、除雪パートナーシップ制度の廃止を訴えた本間氏に対し、前副市長の秋元克広氏(59)は「住民負担をなくしても除排雪のレベルアップにはならず、やり方を工夫したい」と反論するなど、争点の一つとなった。本間陣営の幹部は「市民の関心が高い除雪政策などで、少しでも対立軸をつくりたかった」と政策を追加した狙いを明かす。

  ◇   ◇

 同市長選は、自民推薦の本間氏と、民主、維新、社民推薦・支持の秋元氏らを軸とした与野党対決となる見通し。だが、秋元陣営の選対本部長には札幌商工会議所役員で昭和交通社長の加藤欣也氏が就任するなど、従来は政権与党を支援してきた経済界が本間、秋元両陣営に二分した状態となっている。

 両氏は経済政策を公約の重点としており、2026年の冬季五輪・パラリンピックの招致や市営地下鉄の延伸、札幌都心と高速道路を結ぶアクセス道路の整備など、目玉施策では共通する点が多く、争点がわかりにくい。

 本間氏は「政策は同じでも、国の認可が必要な事業で政策実現能力を見極めてほしい」と政権与党とのパイプの太さをアピール。秋元氏は35年間の市役所勤務を踏まえ「即戦力」と行政経験を強調する。

 一方、五輪招致反対を掲げて出馬表明した元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(42)の存在に本間、秋元両陣営とも警戒している。秋元陣営の幹部は「討論会では明確な争点に見える五輪招致の是非が対立軸とされる場面があった。実質的な一騎打ちとなる本間陣営との対立を明確にしたい時期に痛手だった」と明かす。

 両陣営とも支持基盤の足場固めにも苦心する。公明は12日、自主投票を決めた。昨年の衆院選では札幌市内で約10万票を集めた公明の動向を両陣営とも重要視してきた。本間陣営が国政での協力の延長として支援を度々求めた一方、秋元陣営の経済人も公明党本部の幹部に支援を要請するなど働きかけを続けてきた。

 共産党道委員会副委員長の春木智江氏(56)が立候補を表明したことで、秋元陣営は野党支持層の票が割れると懸念し、公明票の取り込みに躍起だ。

 札幌市長選は政策面では明確な争点が示されないまま、与野党の支持基盤が交錯した混戦模様で29日の告示を迎えようとしている。

  × × ×

 この連載は袴田貴行と山下智恵が担当しました。

860チバQ:2015/03/25(水) 19:17:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk01010191000c.html
’15統一地方選:知事選、あす告示 与野党対決、現新一騎打ちの公算 /北海道
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 統一地方選の幕開けとなる道知事選が26日、告示される。4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)とフリーキャスターの新人、佐藤のりゆき氏(65)による一騎打ちとなる見込みで、全国でも数少ない与野党対決の舞台となる。両陣営とも決戦に向け、最後の準備に余念がない。

 高橋氏は自民党道連と公明党道本部が推薦し、経済界も支援。当初、自民党道連には道政史上初となる4選に慎重論もくすぶっていたが、容認論でまとまった。高橋氏は1月4日に記者会見を開き「北海道が直面している人口減少の危機突破を何としても成し遂げる」と立候補を表明。当選した場合は女性知事初の4期目となる。

 一方、昨年11月4日に出馬表明した佐藤氏は民主党道連が支持、維新の党道総支部と共産党道委員会、社民党道連、新党大地が支援する。当初は政党・団体の支援はなかったが、独自候補の擁立を断念した民主党道連が2月に支持を表明したのを皮切りに、他の野党も相次いで支援を打ち出し、事実上の「野党共闘態勢」が構築された。

 告示日の26日には、高橋氏は午前9時から札幌市中央区大通西10の選挙事務所前で、佐藤氏は同8時45分から中央区の北3条広場でそれぞれ第一声を行う。【袴田貴行】

861チバQ:2015/03/25(水) 19:26:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk01010349000c.html
札幌市議選展望:統一地方選 北区、前回同様14人の激戦 /北海道
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 統一地方選前半戦の札幌市議選(4月3日告示、12日投開票)は、10選挙区で実施される。総定数は68で、これまでに前回より3人多い94人が立候補を表明している。立候補予定者の顔ぶれと選挙区情勢を紹介する。

 ◇中央区(定数7)
長内直也 50 自現(4)

細川正人 59 自現(3)

長谷川衛 66 民現(2)=[社]

村上裕子 59 民現(1)=[社][大]

本郷俊史 61 公現(5)

小形香織 50 共現(2)

鎌田公浩 52 無新=[維]

中川賢一 48 自新

立野憲子 59 ネ新

中田源 34 無新

豊島ゆりか 28 無新

 前回より2人多い11人が出馬予定。自民は現職2人と、新人で中川義雄元参院議員の長男賢一氏が議席を狙う。民主、公明、共産はいずれも現職が出馬。立野氏は市民ネットの伊藤牧子氏の後継、元道議の鎌田氏らが議席を目指す。

 ◇北区(定数10)
高橋克朋 49 自現(5)

横山峰子 64 自現(2)

伊与部年男 77 民現(9)

宝本英明 45 民現(2)=[大]

林清治 52 民現(1)

国安政典 51 公現(2)

坂本恭子 54 共現(4)

石川佐和子 56 ネ現(1)

伴良隆 36 無現(1)=[自]

村松叶啓 39 自新

中山真一 42 維新

長屋いずみ 52 共新

浅野隆雄 58 社新

金沢敬 46 諸新

 全10区で最多だった前回と同じ14人が出馬する激戦区。自民は2人の現職と引退する村松正海氏の長男叶啓氏を公認。民主は現職3人が議席堅持を目指す。昨年の衆院選で躍進した共産は現職と新人で2議席を狙う。

 ◇東区(定数9)
鈴木健雄 64 自現(5)

五十嵐徳美 57 自現(4)

山田一仁 65 自現(4)

藤原広昭 63 民現(5)=[社]

篠田江里子 65 民現(2)=[大]

金子快之 44 無現(1)

成田祐樹 36 民新=[社][大]

小口智久 48 公新

太田秀子 57 共新

平岡大介 26 共新

堀江政行 49 無新=[維]

 自民は現職3人を擁立。民主は川口谷正氏の後継として前小樽市議の成田氏を公認した。公明は前回トップ当選した阿知良寛美氏が道議選に転出し、後継の小口氏が議席を目指す。

 ◇白石区(定数7)
佐々木美津子 52 自現(2)

阿部英明 49 自現(1)

畑瀬幸二 68 民現(6)=[社]

山口和佐 38 民現(2)

伊藤理智子 53 共現(3)

松浦忠 75 無現(7)=[大]

藤田稔人 37 自新

 自民は現職2人と新人で勢力拡大を目指す。民主は現職2人で議席を堅持。公明は、前回トップ当選の谷沢俊一氏の後継として前川氏を擁立した。

 ◇厚別区(定数5)
川田匡桐 46 自現(2)

小嶋裕美 48 自現(2)

丸山秀樹 50 公現(1)

小川直人 57 無現(2)=[民]

村上仁 52 共元(1)

松原淳二 42 民新=[社][大]

 自民は現職2人。民主は西村茂樹氏の後継に松原氏を擁立し、前回トップ当選の小川氏を推薦した。共産は前回次点だった村上氏が返り咲きを狙う。

862チバQ:2015/03/25(水) 19:27:09
 ◇豊平区(定数7)
三上洋右 69 自現(6)

近藤和雄 73 自現(4)

小竹知子 55 自現(1)

峯廻紀昌 54 民現(3)

表山千春 59 民新

菅野太一 41 民新=[大]

石丸武司 51 維新

好井七海 52 公新

池田由美 54 共新

奥田恭子 51 ネ新

坂元倫孝 47 諸新

 自民は三上、近藤両氏と前回無所属で初当選した小竹氏を公認。民主も現職に加え、2新人を擁立し、3議席を目指す。公明は芦原進氏の引退で、好井氏を擁立。共産の池田氏は初当選を狙う。

 ◇清田区(定数5)
宮村素子 72 自現(5)

北村光一郎 61 自現(1)

恩村一郎 62 民現(4)=[大]

桑原透 57 民現(3)=[社][大]

佐藤正幸 27 維新=[元気]

竹内孝代 43 公新

吉岡弘子 63 共新

 自民、民主はいずれも現職2人を擁立し、議席死守を図る。維新は若手の佐藤氏で議席を目指す。公明の竹内氏は引退する三浦英三氏の後継。共産の吉岡氏は3回目の挑戦。

 ◇南区(定数6)
小須田悟士 65 自現(2)

宗形雅俊 60 自現(2)

三宅由美 66 民現(3)=[社]

堀川素人67 無現(5)=[維]

木村彰男 60 無現(1)

岩崎道郎 42 民新=[社]

渡部泰行 47 公新

紙谷恭平 32 共新

岩野美穂 49 ネ新

脇元繁之 47 無新=[大]

 自民は3選を目指す現職2人。民主は現職の三宅氏、新人の岩崎氏を公認した。公明は任期中に死去した高橋功氏の後継に渡部氏を擁立。現職の堀川氏は無所属で維新が推薦。新人の脇元氏は新党大地の推薦で議席を目指す。

 ◇西区(定数7)
勝木勇人 55 自現(5)

飯島弘之 48 自現(2)

大島薫 64 民現(5)

中村剛 45 民現(1)=[大]

涌井国夫 62 公現(5)

村山拓司 32 自新

田中啓介 42 共新

深町宏美 46 ネ新

島津光久 38 諸新

高橋秀典 45 無新=[自]

 自民は現職2人と新人に加え無所属の高橋氏を推薦し、党勢拡大を図る。民主は現有議席の確保を目指す。市民ネットは道議選に出馬する小倉菜穂子氏の後継に深町氏を擁立し、議席の死守を図る。

 ◇手稲区(定数5)
武市憲一 68 自現(8)

福士勝 66 民現(7)=[維][大]

小野正美 65 民現(5)

福田浩太郎 46 公現(2)

松井隆文 39 自新

佐々木明美 54 共新

 自民は現職の武市氏と新人の松井氏を公認した。民主は現職2人で勢力を維持。共産は引退する井上ひさ子氏の後継に佐々木氏を擁立した。

==============

 ◇名鑑の見方
 立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽元気=日本を元気にする会▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地。諸は諸派。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

863チバQ:2015/03/25(水) 23:39:22
>>854の続きはってなかった
 留萌市と留萌地域が合区し、定数1減。保守系の一騎打ちに。石塚氏が現職の強みと政権与党、道政与党の立場を強調し、知事選と連携した選挙戦を狙う。元衆院議員の浅野氏は幅広い支持の獲得を目指し新党大地を離党し、同党推薦と民主支持で臨む。

 ◇宗谷地域(定数1)
三好雅 40 自現(1)

 自民現職の三好氏以外に立候補の動きはなく、無風の見込み。

 ◇オホーツク東地域(定数1)
高橋文明 62 自現(7)

 定数見直しに伴う新設の選挙区。民主は現職の転出に伴い候補者擁立が難航。無風の可能性が高まる。

 ◇オホーツク西地域(定数2)
日下太朗 68 民現(4)=[社]

久保秋雄太 37 自新

新沼透 61 無新=[大]

 新設の選挙区。久保秋氏は、武部新衆院議員の秘書から1月末に立候補表明。“落下傘”批判もあるが、政権与党の看板を武器に支持拡大を急ぐ。新沼氏は99年道議選で自民から立候補。今回は党公認を得られなかったが、地盤の紋別市を中心に自民支持層の取り込みを狙う。日下氏は連合などを軸に基盤固めを図るが、従来の拠点はオホーツク東部で知名度向上がカギ。

 ◇十勝地域(定数4)
喜多龍一 63 自現(5)

大谷亨 67 自現(4)

池本柳次 68 民現(4)=[社][大]

佐々木恵美子 65 無現(4)=[民]

山川秀正 62 共新

 3期連続の無投票とみられたが、一転して選挙戦に。自民の喜多、大谷両氏は支持基盤固めに力を入れ、民主の池本氏は新党大地支持層への浸透を図る。民主推薦の佐々木氏も引き締めに躍起。共産の山川氏は農業者。農民票への食い込みを目指す。

 ◇釧路地域(定数1)
小松茂 57 自現(3)

岡田篤 64 民現(4)=[大]

 前回までは自民と民主が議席を分け合う「無風区」だったが、今回から定数が削減され、生き残りをかけて現職2人が激突する。

 ◇根室地域(定数1)
中司哲雄 67 自現(3)

 自民現職の中司氏が実績を訴える。民主の候補擁立は難航しており無風の可能性も。=おわり

==============

 ◇一覧の見方
 立候補予定者のカッコ内数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。

864チバQ:2015/03/25(水) 23:48:43
北海道2011年選挙結果+2015年

中央区(定数:3)
当 千葉英守31740自民61現
当 小林郁子26580無所63現
当 段坂繁美19708民主61現   引退。新人藤川雅司を擁立
落 鎌田公浩15265無所48元   07,11県議選落選。15年は札幌市議選に出馬


北区(定数:4)
当 道見重信23725自民65現   引退。おいの道見泰憲を擁立
当 吉川隆雅23169自民34新
当 佐藤英道20342公明50現   衆院転身。新人中野渡志穂を擁立
当 向井昭彦17026民主46新
落 佐藤典子14536北ネ55新
落 岡千陽_12982共産47新
落 蝦名清悦12251民主59現
落 谷口信司4053無所38新


東区(定数:4)
当 大崎誠子34171自民54現
当 包国嘉介22492公明45現
当 星野高志21181民主59現
当 久保雅司20531民主54現  引退。谷口誠が後継
落 金倉昌俊17153共産36新


白石区(定数:3)       2015は共産擁立で選挙戦へ
無投票
当 森成之_―公明57現
当 伊藤条一―自民55現
当 広田まゆみ―民主47現


豊平区(定数:3)
当 高木宏壽29793自民51現  衆院転出
当 吉田祐樹19826自民38新
当 松山丈史16912民主37新
落 山口たか15876無所61新
落 佐野法充12033民主63現


南区(定数:2)
当 丸岩公充29088自民69現     引退。次男の丸岩浩二を擁立
当 林大記26476民主59現      引退。畠山みのりを擁立
落 中村敬臣18736みん58新


西区(定数:3)
当 道下大樹29728民主35現
当 和田敬友29316自民60現
当 八田信之14476無所66新       会派「フロンティア」
落 勝沼栄明14332自民36新      12年衆院選比例下位当選 14年宮城5区比例復活
落 岩崎道郎10380民主38新


厚別区(定数:2)
当 伊藤政信31986民主67現      引退。菅原和忠を擁立
当 花崎勝_21970自民57新
落 金沢敬_6973諸派42新

865チバQ:2015/03/25(水) 23:48:54

手稲区(定数:2)      
当 須田靖子26228民主59現
当 角谷隆司25926自民64現
落 覚知壮太14886無所34新

清田区(定数:2)
無投票
当 梶谷大志―民主39現
当 岩本剛人―自民46現


函館市(定数:6)       定数1減5人に
当 川尻秀之18921自民65現
当 佐々木俊雄18145自民60現
当 志賀谷隆17823公明57新
当 斉藤博_14910民主59現
当 平出陽子14819民主62現      引退。見付宗弥を擁立
当 高橋亨_14788民主57現
落 古岡友弥10964共産34新
落 大日向豊吉8081無所61新
落 三遊亭洋楽7007みん52新


小樽市(定数:3)
当 池田隆一15655民主66現      引退。川澄宗之介を擁立
当 佐藤禎洋15558自民51新
当 八田盛茂13408無所54現      2015は自民公認で出馬
落 菊地葉子12655共産59新
落 佐藤聖一郎7899無所35新


旭川市(定数:6)
当 東国幹_25626自民43現      旭川市長選。衆院比例下位出馬落選
当 加藤礼一24426自民57現
当 三井あき子23354民主49現
当 木村峰行21237民主61現
当 吉井透_19939公明51新
当 真下紀子18567共産54現
落 菅原範明17355みん55元


室蘭市(定数:2)
当 滝口信喜19432民主64現
当 川畑悟15209無所39新       会派「蘭政会」 09年衆院選自民から出馬落選
落 山本雅紀11261自民66現


釧路市(定数:4)
当 小畑保則19787自民62現       >>668航空機でトラブルで辞職・・・再出馬
当 戸田芳美16056公明61現      後継田中英樹を擁立
当 橋本豊行13498民主57現
当 笠井龍司12550自民45新
落 松永俊雄10290共産62新
落 山崎晃9985無所56新


帯広市(定数:3) 2015年は自民系4分裂
当 小野寺秀18923自民47現      引退 >>733アイヌは先住民族か疑念 >>660道議が差別的表現
当 三津丈夫18747民主65現      衆院選出馬落選。15年再出馬
当 山崎泉_17768無所37新      会派「大地」
落 清水誠一16840自民62現

866チバQ:2015/03/25(水) 23:49:08

北見市(定数:2)         15年は自民公認、自民非公認、大地、民主で2議席を争う
当 船橋利実31477自民50現     12年衆院選1区当選14年落選。 実弟の船橋賢二が自民非公認で出馬
当 鳥越良孝13994無所54新      会派「大地」
落 長南幸子12727民主53新     2015年再出馬 民・大分裂選挙


岩見沢市(定数:1)       定数1増の2人に
当 村木中21170無所43新
落 河合清秀20888民主64現     中川浩利を擁立


網走市(定数:1)
当 佐藤伸弥10358無所38現     民主会派
落 新谷正樹10296無所28新


留萌市(定数:1)          留萌市と留萌振興局が合区。15年は石塚vs浅野貴博も出馬
当 石塚正寛―無所59現

留萌振興局(定数:1)
当 工藤敏郎8141自民73現      引退
落 花田茂巳6967民主59新
落 飯田佳宏3679諸派38新


苫小牧市(定数:3)
当 沖田清志22961民主47新
当 遠藤連_21828自民57現
当 安藤邦夫19082公明58新
落 鳥越浩一13725諸派42新


稚内市(定数:1)
当 吉田正人―自民50現


美唄市(定数:1)
当 柿木克弘10164自民43現
落 紫藤政則4378無所62新

867チバQ:2015/03/25(水) 23:49:20

江別市(定数:2)
無投票
当 勝部賢志―民主51現        14年衆院選出馬落選。15年再出馬
当 布川義治―自民61現

名寄市(定数:1)
当 中野秀敏10598無所54新      会派自民。15年は自民公認
落 桜庭康喜7208無所69新      元名寄市長


根室市(定数:1)
当 松浦宗信7761自民56現
落 遠藤輝宣6727無所56新      大地系


千歳市(定数:1)       定数1増の2人に
当 梅尾要一27727無所55新      会派自民。15年は自民公認
落 小池修生11616民主44新


滝川市(定数:1)
当 大河昭彦16512無所64現   会派「フロンティア」
落 武田圭介5494無所33新


登別市(定数:1)
当 堀井学_15619自民39現   衆院選9区出馬当選
落 赤根広介11157民主30新   15年は無所属出馬


■補選
当 13,089 赤根広介 32 民新1 
  11,376 辻弘之 31 自新 公


恵庭市(定数:1)
当 田中芳憲18913自民54現
落 柏野大介13314民主31新

伊達市(定数:1)
無投票
当 中山智康―民主36現     15年は無所属出馬

北広島市(定数:1)
当 野原薫13762無所63新
落 小岩均13741民主51新   15年再出馬

北斗市(定数:1)
確定
当 長尾信秀11750民主65現   離党 15年は無所属出馬
落 新関一夫7457自民55新
落 河野光彦2753無所70元


空知総合振興局(定数:4)
無投票
当 荒当聖吾―公明44新
当 稲村久男―民主55現
当 北準一_―民主65現    引退
当 釣部勲―自民65現

石狩市・石狩振興局(定数:2) 15年は自民、民主、大地の争い
無投票
当 織田展嘉―無所64現   会派「フロンティア」 引退 池端英昭を後継擁立(民主推薦)
当 内海英徳―自民68現

後志総合振興局(定数:3)  定数1減の2に
無投票
当 市橋修治―民主61現
当 村田憲俊―自民61現
当 中村裕之―自民50現   衆院選4区出馬当選

胆振総合振興局(定数:2)  定数1減の1に
無投票
当 神戸典臣―自民71現
当 田村龍治―民主59現   引退 

日高振興局(定数:2)
当 藤沢澄雄15883自民54現
当 金岩武吉15226無所66現   会派「フロンティア」
落 馬場修11403民主57新

渡島総合振興局(定数:2)
当 冨原亮19342自民38現
当 笹田浩19106民主50新
落 川村主税15467諸派40新

檜山振興局(定数:1)
当 福原賢孝14192民主63現
落 佐々木俊司11416自民45新

上川総合振興局(定数:3)
無投票
当 本間勲―自民66現
当 竹内英順―自民51現
当 北口雄幸―民主54現

868チバQ:2015/03/25(水) 23:49:30

宗谷総合振興局(定数:1)
当 三好雅11973自民36新
落 田島央一9560民主33現

オホーツク総合振興局(定数:2)    オホーツク・紋別→オホーツク東(1)とオホーツク西(2)に
無投票
当 日下太朗―民主64現        オホーツク西から出馬
当 高橋文明―自民58現        オホーツク東から出馬
紋別市(定数:1)
無投票
当 北原秀一郎―無所59現       会派自民。引退へ

十勝総合振興局(定数:4)
無投票
当 大谷亨―自民63現
当 池本柳次―民主64現
当 佐々木恵美子―無所61現     会派民主
当 喜多龍一―自民59現

釧路総合振興局(定数:2)     定数1減。1に
当 小松茂_16290自民53現
当 岡田篤_11121民主60現
落 戸羽俊州5289無所43新

根室振興局(定数:1)
当 中司哲雄19124自民63現
落 浜田真佐子6971民主49新

869チバQ:2015/03/27(金) 21:58:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk01010476000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 知事選告示 経験か刷新か 注目の与野党対決 /北海道
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 26日告示された道知事選に立候補を届け出た現職の高橋はるみ氏(61)と新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は、札幌市内で第一声を上げて、17日間にわたる舌戦をスタートさせた。4選を目指す高橋氏は自民党道連と公明党道本部が推薦。佐藤氏は民主党道連と市民ネットワーク北海道が支持、維新の党道総支部と共産党道委員会、社民党道連、新党大地が支援している。「与野党対決」の構図となり、全国から注目される選挙戦となった。【袴田貴行、久野華代】

==============

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇地域の課題乗り越える 高橋はるみ 61 無 現(3)
 全道の半分の自治体が消滅してしまうかもしれない人口減少の危機突破。地域を守り創生していく課題を乗り越えられるのは、誰よりも地域を巡り行政に精通している高橋はるみに与えられた使命。

 今、北海道はアジアの憧れの地となっている。北海道ブランドがアジアで高まっているのを追い風として、飛躍へのチャンスに結びつけていく。そのため、道産食品の輸出1000億円と海外(から)の観光客300万人の実現を公約の一部に掲げた。

 お年寄りから子どもまで、世代の輪がつながる安心の地域社会づくりを目指す。札幌と連携し北海道を活性化させる。(2026年)冬季五輪・パラリンピックの誘致も何としても成功させたい。(札幌市中央区大通西10の選挙事務所前で)

 ◇1次産業発展で豊かに 佐藤のりゆき 65 無 新
 北海道は疲弊、停滞を続けている。夢と希望を持って暮らせる北海道にしなくてはいけない。人も豊かな資源も広い大地もある。でも(3期12年間続いた高橋道政には)生かす企画や実行力がなかった。さらに4年間続けば、北海道は沈没するという危機感がある。

 人口減少は13年前から始まっていたのに対策はなく、ただ減っていくのを見つめているだけの12年間だった。

 若い人に地元で働いてもらい、1次産業を発展させる。そうすれば観光業も福祉産業も豊かになる。

 北海道に原発はいらない。脱原発のためのロードマップを作る。

 北海道に住んでいる人間がみんなで自治を行い、豊かな北海道をつくろう。(中央区北3西5の道庁前で)

==============

 ◇初心にかえり着用

 〇…4選を目指す現職の高橋はるみ氏は、グリーンのブレザー姿で出陣式に臨んだ。陣営幹部によると、2003年に初出馬した時に着ていたもので、「初心にかえる」という思いを込めて07年と11年の知事選でも初日に着用したという。また、陣営のスタッフたちは「はるみ」にかけて「春を呼ぶ、いい政治を」と書かれたハンカチーフを胸ポケットに入れて験を担いだ。

 ◇チェンジTシャツ
 〇…新人の佐藤のりゆき氏が第一声を行った道庁前では、支援者らが「CHANGE(チェンジ)」と書かれたそろいのTシャツ姿で演説に聴き入った。現職の高橋はるみ氏がテレビCMに出演して話題となった道産米普及キャンペーン「米チェン」に引っかけて、佐藤氏への「知事チェン」を表現したという。

==============

高橋はるみ 61 無 現(3)

 [元]北海道経産局長[歴]通産省関東通産局商工部長・統計解析課長・輸入課長▽中小企業庁指導課長・経営支援課長▽経産省経済産業研修所長▽一橋大=[自][公]

佐藤のりゆき 65 無 新

 フリーキャスター▽政治団体「北海道未来研究会」代表[歴]北海道放送アナウンサー▽北大創成研究機構客員教授▽北海学園大=[民][ネ]

==============

 ◇候補者一覧の見方
 氏名▽年齢(投開票の4月12日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は経歴▽学歴、=以下は推薦・支持

 ※政党略称は、自=自民党、民=民主党、公=公明党、ネ=市民ネットワーク北海道、無=無所属

870チバQ:2015/03/30(月) 18:38:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddr041010007000c.html
選挙:札幌市長選 告示 上田市政、継承か転換か 「緊縮財政でじり貧」/「決断力を学んだ」
毎日新聞 2015年03月30日 北海道朝刊

 29日告示された5政令指定都市の市長選で唯一、「自民・民主対決」の構図となった札幌市長選。立候補した新人5人のうち主な4候補が、今期で引退する上田文雄市長(66)の3期12年をどう評価するかが焦点の一つとなっている。【山下智恵、三股智子、野原寛史、遠藤修平】

 札幌市中央区の札幌駅前通で第一声を上げた共産公認の春木智江氏(56)は上田市政を「福祉の充実を願う市民の切実な声に応えていない」と批判。演説を聞いた看護師の女性(53)は「市民が安心して暮らしていける政策を期待したい」と話した。

 同区の札幌パルコ前で演説した自民推薦の本間奈々氏(45)も「(上田市政は)消極的な市政だった。このままでは、じり貧になる」と批判を展開。緊縮財政が地域経済の停滞を招いたと指摘し、市債を減らすより税収を増やすべきだとして、市政の刷新を訴えた。第一声を聞いた無職の若松薫さん(67)は「大企業の本社機能を誘致するなど、沈滞している経済を活気づけてほしい」と要望した。

 一方、上田市政を副市長として支え、民主などが推薦する秋元克広氏(59)は札幌市時計台前(中央区)で第一声。「(上田市長らに)その時代に必要なことを決めていく決断力、リーダーシップを学んだ」と継承をアピール。上田市長も応援に駆け付けた。旗を振って応援していた自営業の女性(58)は「市政を知り尽くした人なら、すぐに物事が進んでいくはず」と期待を寄せた。

 札幌ドーム前(豊平区)で演説した諸派の飯田佳宏氏(42)は、上田市長が昨年11月に表明した2026年冬季五輪・パラリンピックの招致について、撤回を主張。「五輪は失敗する」と異論を唱えた。会社員の八重柏治さん(37)は「(市長は)福祉など他の部分に目を向けてほしい」と共感していた。

871チバQ:2015/03/30(月) 22:32:07
>>852 県議選出馬予定が市長選に変更
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0117501-s.html?df=1

細野豪志の秘書だったよう

函館市長選、選挙戦へ 元衆院秘書・広田氏が出馬意向
03/30 16:00、03/30 17:18 更新

 【函館】統一地方選で行われる道議選函館市(定数5)に無所属で立候補する意向を示していた元衆院議員秘書の広田知朗(ともあき)氏(53)は30日、道議選への立候補を取りやめ、4月19日告示、26日投開票の函館市長選にくら替えして立候補する考えを明らかにした。同市長選は現職の工藤寿樹氏(65)が再選を目指して出馬を表明している以外に動きがなく、戦後初の無投票の可能性が出ていた。

872チバQ:2015/03/30(月) 23:11:13
チバQ 勝手に注目区

■北海道知事選
高橋はるみ 61 無 現(3)
佐藤のりゆき 65 無 新

■札幌市長選
春木智江 56 共産 新 党道副委員長
本間奈々 45 無所属(自) 新 (元)総務省職員
秋元克広 59 無所属(民・維・社) 新 (元)副市長
飯田佳宏 42 諸派 新 政治団体代表
須田真功 52 無所属 新 不動産賃貸業

■留萌地域(定数1)
石塚正寛 63 自現(3)
浅野貴博 36 無新=[民][大]

■北見市(定数2) 自民系:塚本、船橋 民主系:鳥越・長南
鳥越良孝 58 無現(1)=[民][維][大][減]
塚本敏一 64 自新
長南幸子 57 民新=[社]
船橋賢二 51 無新

■帯広市(定数3)  民主系:山崎泉 三津丈夫 自民系:伊賀淳貴、清水拓也、
山崎泉 41 無現(1)=[民][維][大]
三津丈夫 69 民元(5)=[社]
伊賀淳貴 53 自新
清水拓也 40 自新
編田照茂 60 無新
上野庸介 41 無新
佐々木とし子 60 共新

■石狩地域(定数2) 自vs民vs大
内海英徳 72 自現(3)
池端英昭 55 無新=[民]
上村賢 46 無新=[大]

■オホーツク西地域(定数2) 自vs民vs大
日下太朗 68 民現(4)=[社]
久保秋雄太 37 自新
新沼透 61 無新=[大]

873チバQ:2015/04/04(土) 10:29:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddm041010134000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 北海道・羅臼町 トリプル無投票か/福井県議選・大飯郡区 原発のお膝元、無投票
毎日新聞 2015年04月04日 東京朝刊

無投票になる見込みの中で支持を訴える北海道議選の立候補者=北海道羅臼町で2015年4月3日午後3時51分、本間浩昭撮影
無投票になる見込みの中で支持を訴える北海道議選の立候補者=北海道羅臼町で2015年4月3日午後3時51分、本間浩昭撮影
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羅臼町の位置
羅臼町の位置
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 ◇北海道・羅臼町 トリプル無投票か 夢も選挙もない…
 41道府県議選で総定数に占める無投票当選者の割合が過去最高となり、地方自治の危機を印象づけている。北海道東部の町では、属している道議選の選挙区が無投票となり、21日告示の町長選、町議選と合わせて「トリプル無投票」が懸念されている。

 北海道議選(47選挙区、定数101)では今回、過去最多の19選挙区が無投票だった。その一つ、根室地域選挙区(定数1)の羅臼町では、町長選、町議選でも立候補の動きが低調だ。町民は今回の統一選で1票を行使できるのは、4種類の選挙のうち道知事選のみとなりそうだ。

 町は昨年12月に高潮被害を受け、今年2月には観測史上最大の179センチの積雪で一時孤立状態となった。

 「繰り返し大変な暴風雪や高潮被害があって、海岸も大変なことになっています。9日間走るのも1日で終わるのも、その後の4年間やることは同じ。責任は重い」。自民現職の中司(なかつかさ)哲雄氏(67)はみぞれが舞う3日午後、羅臼町内で有権者に訴えた。だが、午後5時までに対抗馬は現れず、無投票で4選が決まった。

 町は漁業が盛んで、知床半島の世界自然遺産登録で観光客も多いが衰退は止まらない。人口は3月末現在5503人でピークだった1970年の3分の2以下。コンブ漁師の男性(68)は言う。「高潮で浜が削られ、今は選挙どころではない」

 以前は違った。「80年代の町長選は町を二分する戦いで、みんな目の色を変えた」と80歳の町民は言う。

 21日告示の羅臼町議選(定数10)には、現職9人と元職1人が立つ予定で、前回に続き連続無投票となる公算が大きい。

 町長選は99年から連続4回無投票だ。2003年に無投票で初当選した現職の脇紀美夫町長(74)は一度も選挙を経験せずに3期務め、今期で引退する。前町議が新人として立つ見込みで、他に動きはない。脇氏は言う。「財政が厳しく、夢を描けなくなった。誰がやっても同じなのかもしれない」

 北海道内では、道議選胆振地域選挙区(定数1)の壮瞥町も同様に「トリプル無投票」になるとみられる。【本間浩昭】

 ◇福井県議選・大飯郡区 原発のお膝元、無投票

 福井県議選(12選挙区、定数37)で、8基の原発を抱えている大飯(おおい)郡選挙区(高浜町、おおい町、定数1)では、自民現職の田中宏典氏(50)が無投票で3選を決めた。高浜町議会は先月、関西電力高浜3、4号機の再稼働容認を決定。関電は11月の再稼働を目指す。おおい町の同大飯3、4号機も国の審査が進む。

 田中氏は再稼働に賛成で、取材に「いま実際に原発が存在する以上、安全を前提に最大限活用しなければならない」と語った。

 同選挙区の無投票で原発に反対する民意の行き場はなかった。高浜町の農業、東山幸弘さん(68)は「対抗軸を示せる候補者が立てば、原発の方向性が議論になるのに」と残念がった。

 元おおい町議の男性も言う。「選挙で選ばれてこそ議員活動への覚悟も固まるのだが」【松野和生】

 ◇さいたま市議選も
 自治が「無投票」に侵食されているのは地方だけではない。

 人口125万人を超す政令市のさいたま市議選(10選挙区、定数60)で今回、北区選挙区(定数7)が無投票となった。

 2001年に合併で市が誕生して以降、無投票の選挙区が出たのは初めて。異例の事態に、複雑な反応が広がった。

 同選挙区の候補は現職6人、元職1人で、新人はゼロだった。

 新人が出てこない背景について、自民党現職の関根信明氏(56)は「2人に声を掛けたが家庭の事情で断られた。議員の仕事は昔より魅力がなくなったのか」。

 民主党現職の小川寿士(ひさし)氏(51)も「勤め人が仕事を辞め、選挙活動をするのは難しい。無投票は良くないと言うが、実際に出ることは難しい」と話す。

 しかも、同選挙区は埼玉県議選の南4区選挙区(定数2)と丸ごと重なる。その南4区で候補が2人だったため、「ダブル無投票」となった。【西田真季子、川畑さおり】

874チバQ:2015/04/05(日) 11:11:33

>40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。
>政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。


4658 :チバQ :2015/04/05(日) 11:10:14

>大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150404-OYT1T50126.html
対決型2知事選、与党系候補が先行…読売分析
2015年04月05日 05時07分


 読売新聞社は、統一地方選前半戦の10道県知事選と5政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

 その結果、10知事選すべてで現職が堅調な戦いを展開。このうち与野党対決型となった北海道、大分県の2知事選では、いずれも与党系候補が先行し民主党系候補が追いかけている。政令市長選のうち札幌市長選では、民主系候補が自民党系候補をややリードしている。ただ、各陣営は3日告示された道府県議選とも連携した選挙戦を進めており、情勢には流動的な面がある。

 統一地方選の前半戦では知事選、政令市長選のほか、41道府県議選、17政令市議選が行われており、いずれも12日に投開票される。知事選では北海道、大分の2道県知事選、政令市長選では札幌市長選が、それぞれ自民、民主両党による事実上の対決構図となり、各党が特に行方を注視している。

 40年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった北海道知事選では、自民、公明両党の支援を受け、道政史上初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏が一歩リードし、民主などが推す新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏が追いかけている。

 大分県知事選では、自公両党の県組織から推薦を受けている現職の広瀬勝貞氏が、安定した戦いを見せている。

 両知事選以外の構図は、神奈川、福井、奈良、鳥取、徳島、福岡の6県で与野党が現職に相乗りし、三重、島根の2県では民主党が候補の擁立を見送っている。

 このうち奈良では、現職の荒井正吾氏が一歩リードし、新人の前生駒市長・山下真氏が追っている。他の7県知事選も、いずれも現職の側に安定感がある。

 政令市長選では、唯一の新人同士の争いとなった札幌市で、民主などが推す元副市長の秋元克広氏がややリードし、自民推薦で元総務省職員の本間奈々氏が追い上げている。公明党は自主投票となっている。

 相模原、静岡、浜松、広島の各政令市長選では、いずれも現職が立候補。このうち相模原、広島の現職には自民、民主、公明の各党が相乗りし、優位な戦いを展開。静岡の現職は自民、公明両党などが推薦して、一歩リードしている。浜松は無所属の現職が安定している。

2015年04月05日 05時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

875チバQ:2015/04/06(月) 20:40:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120112.html
秋元氏ややリード 迫る本間氏 札幌市長選 投票先未定は4割
04/06 07:02、04/06 07:55 更新

 北海道新聞社は12日投開票の札幌市長選に関し、3〜5日に札幌市内で世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。無所属新人で民主党、維新の党が推薦する元副市長の秋元克広氏(59)がわずかにリードし、無所属新人で自民党が推薦する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が、若年層などの支持を集めて迫っている。まだ約4割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 秋元氏は民主党支持層の約7割を固め、無党派層でも3割を超す支持を集めた。

 本間氏は自民党支持層の6割弱が投票先に選び、公明党支持層も6割強が支持しているが、無党派層の支持は3割に届いていない。

 共産党新人で同党道委員会副委員長の春木智江氏(56)は支持が広がっておらず、諸派新人で元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(42)は浸透していない。

 男女別では、男性は本間氏が秋元氏よりやや優勢な一方、女性は秋元氏への支持が多い。年齢別でみると、40代以下は本間氏、50代以上は秋元氏が優勢となっている。

876チバQ:2015/04/06(月) 20:40:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120114.html
高橋氏の優位続く 佐藤氏が追う展開 道知事選の終盤情勢
04/06 07:05

 12日投開票の道知事選に向け、北海道新聞社は3〜5日に行った全道世論調査の結果に独自の取材を加味し、終盤情勢を探った。自民党道連、公明党道本部が推薦し4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)が引き続き優位な戦いを進め、民主党北海道などによる事実上の野党共闘で挑む新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が追っている。投票先を決めていない人は24%で、情勢には流動的な要素が残る。

 高橋氏は自民党支持層の8割近く、公明党支持層の9割以上を固めた。無党派層でも4割台半ばと、支持を伸ばしている。

 女性の6割近くの支持を集め、男性の支持も5割を超えた。20〜50代の各年代で過半数をおさえ、60〜70代でも5割をうかがう。

 職業別では、自営業(個人事業主)の7割弱をはじめ、民間企業従事者、主婦、無職の各層から5割以上の支持を得ている。

 地域別の支持率は道東で6割台後半、道北で6割弱。道央でも大票田の札幌市、同市を除く石狩・後志・空知管内でそれぞれ5割以上をまとめている。

 佐藤氏は民主党支持層の7割台後半を固め、共産党支持層の5割強の支持を得ている。無党派層からの支持は4割で、高橋氏に先行されている。女性の支持が3割台半ばで、男性は4割。20〜50代で支持が4割を下回った一方、60〜70代では4割強の支持を得ている。

877チバQ:2015/04/07(火) 21:13:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150406ddr041010014000c.html
注目区を行く:’15統一地方選/中 自民も野党もぎくしゃく 道知事・札幌市長、連動できず 候補者選考のねじれ原因
毎日新聞 2015年04月06日 北海道朝刊

 北海道知事選と札幌市長選は、2003年以来4回連続で事実上「自民VS民主」の構図となり、今回の統一地方選で数少ない注目区だ。前回までは両陣営とも知事選と市長選の候補がタッグを組む「連動選挙」を展開してきた。ところが今回は自民側も野党側もぎくしゃくしている。

 「使命は市政奪還だが、大変厳しい」。自民推薦の市長候補・本間奈々氏は3日朝、同市清田区で訴えた。同じ場所でわずか20分前、自民道連、公明道本部の推薦する知事候補で4選を目指す高橋はるみ氏もマイクを握ったが、遅れて現れた本間氏と会わずじまいだった。2人が遊説で並ぶ機会はほとんどない。経済界の一部で、知事は自民系、市長は民主系を支援する「ねじれ」があるためだ。

 知事選告示日の3月26日、札幌市の大通公園近くで高橋氏が演説する中、自民関係者は居合わせた道内有力企業の社長に「(選挙応援を)やるなら高橋知事だけにしてほしい」と耳打ちされた。社長は高橋氏を支援する一方、民主、維新、社民が推薦・支持する前札幌市副市長、秋元克広氏を応援する。

 ねじれの原因は自民の候補者選考にある。経済人有志27人は14年1月、自民の地元支部に秋元氏を市長候補として推薦するよう要請したが、自民は町村信孝衆院議長(北海道5区)の意向で本間氏の推薦を決定。経済人らは引き下がらず、今も秋元氏を支援する。

 加藤欽也・昭和交通社長は自民党員で高橋氏支持を公言するが、秋元氏の選対本部長を務める。JR札幌駅近くの秋元氏の選対事務所に自民の橋本聖子元道連会長、森喜朗元首相らの激励の張り紙「為書き」が飾られる。

 自民道連幹部は「秋元氏支持の経済人に『はるみ&奈々』をごり押しすれば、知事選の票まで失いかねない」とアタマを抱える。



 「原発はもう北海道にいりません!」。4日午後、札幌市中心街で知事候補のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏が訴えると、支持者が太鼓を鳴らした。佐藤氏は民主、維新、共産、社民の地元組織が応援する事実上の野党統一候補だが、中でも力を入れるのが共産だ。この日は共産の小池晃参院議員が「沖縄で『オール沖縄』の知事が誕生した。北海道でも党派を超えオール北海道の知事を作ろう」と呼びかけた。

 共産のてこ入れに、民主は「色が付きすぎる」とやきもきする。街頭演説直前、共産側は佐藤氏と小池氏を並ばせるよう求めたが、民主側は拒否。佐藤氏は演説後に小池氏と握手したのみだった。

 佐藤氏は、地元テレビ局で長くキャスターを務め、繁華街を歩けば「あっ、のりゆき!」と声がかかる。郡部中心の遊説を続ける高橋氏に対し、無党派層狙いで札幌市内に重きを置くが、市長候補の秋元氏と街頭に立つことはない。「共産とは一緒にできない」とする秋元氏支持の保守系経済人への配慮からだ。「制約が多くて厄介だ」。民主道連幹部は嘆息した。【横田愛、袴田貴行、山下智恵】

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 ◇北海道知事選立候補者(届け出順)
高橋(たかはし)はるみ 61 [元]経産省職員(3)無現

佐藤(さとう)のりゆき 65 キャスター 無新

 ◇札幌市長選(同)
春木智江(はるき・ちえ) 56 党道副委員長 共新

本間奈々(ほんま・なな) 45 [元]総務省職員 無新=[自]

秋元克広(あきもと・かつひろ) 59 [元]副市長 無新=[民][維][社]

飯田佳宏(いいだ・よしひろ) 42 [元]衆議員秘書 諸新

須田真功(すだ・まさかつ)52 アパート経営 無新

878チバQ:2015/04/07(火) 21:51:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120509.html
道南の攻防 大間原発、競って「共闘」 対町村会、乙部町長参り
04/07 07:10

 12日投開票の道知事選で、現職の高橋はるみ氏(61)とフリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)は先週末から6日にかけて、相次いで道南入りし、「町村との関係」「大間原発」という二つの争点をめぐり綱引きを演じた。両氏は道町村会会長の寺島光一郎氏が町長を務める檜山管内乙部町を相次ぎ訪問。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしている函館市では、原発対応をめぐり同市との「共闘」を競い合うようにアピールした。

 「町長ありがとうございます」。4日、乙部町に入った高橋氏は、街頭演説のために乗用車を降りるとすぐに寺島氏に手を振り、歩み寄って握手した。

 乙部町は海藻類が生えなくなる「磯焼け」対策で行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄をめぐり2008年に道と対立。道町村会と道の間にも支庁制度改革などをめぐり溝ができた。高橋氏は3月24日に札幌で寺島氏と会談、イカゴロ問題で道の対応に不備があったと陳謝し、関係修復を図った。だが、高橋氏を出迎えた寺島氏が応援演説に立つことはなかった。

 一方、6日に檜山管内を回った佐藤氏は、選挙カーでの移動が予定より大幅に遅れ、急きょ乙部町での街頭演説を中止。それでも、乗用車に乗り換えて乙部町役場に急行した。

 佐藤氏は出馬表明前の昨年9月に出版した著書で、寺島氏と対談。市町村との連携重視を掲げていることもあり、支援を取り付けたい思惑があったとみられる。寺島氏や町職員らに「よろしくお願いします」とあいさつし、握手した。寺島氏は「選挙カーで来ないと誰も気付かない」と助言したが、佐藤氏に対しても応援演説に立たなかった。

 両氏から支援要請を受けた形の寺島氏は取材に対し「町長として知事選候補は誰が来ても出迎える」と述べるにとどめ、態度を鮮明にすることはなかった。

 大間原発をめぐっても、高橋、佐藤両氏は函館市で舌戦を展開した。

 高橋氏は5日の総決起大会で、「訴訟を起こしている函館市さんをしっかり支援していく」との姿勢を強調。「いったん工事を中断し、立ち止まって対応すべきだ。国にしっかり申し入れていく」と訴えた。

 これに対し、佐藤氏は6日の街頭演説で、大間原発に関して「建設は凍結する」と力説。高橋氏の主張について「立ち止まって考えて、結局はゴーを出すつもりか。私は函館と歩調を合わせる」とけん制した。

879チバQ:2015/04/08(水) 22:09:14
http://news.livedoor.com/article/detail/9984769/
札幌市長選候補者が 「生活保護は遺伝」と発言 | スクープ速報

2015年4月8日 18時0分 週刊文春WEB
 札幌市長選に自民党推薦で立候補している本間奈々氏(45)が、「生活保護は遺伝する」などと述べていたことがわかった。

 2013年3月、保守系の団体「日本のために行動する会」で本間氏が講演。同団体がアップした動画によれば、次のように発言している。

<生活保護は遺伝するとか世襲制だって言われてますけども、要は生活保護をもらっているご家庭の多くのお子さんたちは、やっぱりまた生活保護をもらうような状況に入ってしまう>

「奈々ちゃん」で売り出したが……
Photo:Kyodo
<大阪ってのは掃き溜めになっちゃっているという部分がありまして。言葉悪いですけども。京都とか奈良とか、近隣のそういうものをすべて引き受けているというのがあるんですね>

 本間氏は、週刊文春の取材に対し、次のように説明した。

「講演の主な内容は地方自治で、その中で札幌の課題である生活保護の問題を取り上げました。過激な表現だったと反省しております。言わんとしたのは貧困の連鎖。それを『遺伝』と言ったのはよくなかった。大阪へ来て生活保護の受給をしている方がいるのも確か。しかし表現はよくなかった。2年前に動画が出た時から、反省しています」

 札幌市長選挙は、統一地方選の中でも激戦とされるだけに、候補者の言動は今後も注目を集めそうだ。

880チバQ:2015/04/08(水) 22:16:38
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158795
札幌市長選で自民党が事実上の“白旗”…道知事選にも影響か
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2015年4月8日
 統一地方選の前半戦は12日が投票日。7日自民党の谷垣幹事長は、10道県知事選について「堅実に進んでいる」としたものの、札幌市長選だけは「かなり厳しい」と発言。事実上の“白旗”を揚げた。

 札幌市長選は自民推薦の元総務省職員・本間奈々氏(45)と民主・維新推薦、社民・大地支持の元札幌市副市長・秋元克広氏(59)の事実上の一騎打ちで、国政の与野党対決の構図だ。

 ところが実態は、「秋元さん(の選挙)をやっている自民党議員もいて、自民党組織は分裂状態」(地元記者)。秋元氏の選対事務所には、自民党の橋本聖子元道連会長や森喜朗元首相の激励メッセージまで掲げられているという。本間氏の自民推薦は形だけで、勝ち目ナシというわけだ。

「戦犯は地元のドンの町村信孝衆院議長ですよ。4年前の市長選で落選した本間さんに『次回も君で』と勝手に手形を切った。地元経済界から元副市長の秋元さんの推薦を打診されても、町村さんは突っぱね、本間さん推薦をゴリ押ししたんです。それで地元の自民党組織は完全にシラけてしまった」(自民党関係者)

「次は引退」と囁かれる町村だが、現職議長のため最後まで権力を誇示したいらしく、地元では「老害」と揶揄されているという。

 この自民党内のゴタゴタは、自民支援の現職と野党支援の新人の差が詰まってきている北海道知事選でも、最後に効いてきそうだ。

881とはずがたり:2015/04/09(木) 00:33:05
道知事はもうちょっと競ってくれると思ったんだけどなぁ。。

882チバQ:2015/04/09(木) 21:05:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk01010220000c.html
激戦区から:’15道議選/上 釧路地域/留萌地域 /北海道
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 3日に告示された道議選は、12日の投開票日に向けて、各選挙区で熱い論戦が繰り広げられている。定数の見直しなどで注目度が高まっている「激戦区から」リポートする。

 ◇減員で自・民現職激突
 ◆釧路地域(定数1)

岡田篤 64 民現(4)

小松茂 57 自現(3)

 「厳しい選挙だ。前回(2011年)より2000票は上積みしないと危ない」。告示日の3日夜、自民現職の小松茂氏の陣営幹部は腕組みしながら取材に語った。

 今回から定数が2から1に減員された。これまでは自民、民主が議席を分け合う「無風区」だったが、一転、小松氏と民主・岡田篤氏の現職同士が生き残りをかけて激突する。

 昨年12月の衆院選では、民主公認で出馬した新党大地代表代理の鈴木貴子衆院議員が同地域で1万5326票を獲得、自民道連会長の伊東良孝衆院議員に約600票差まで詰め寄った。今回も岡田氏が民主・大地連合の応援を受け前回トップ当選の小松氏に挑む。

 危機感を募らせる小松氏は漁師歴40年で、1次産業の代弁者であることを強調。「皆さんの声を道政、国政に届けられるのは私だけ」と訴え、連日10カ所以上で街頭演説を重ねている。

 「(知事選立候補者の)佐藤のりゆき氏とともに北海道を変える」。第一声で岡田氏は知事選との連動を強調。鈴木氏も雨の中、応援に駆けつけ、初日から全7町村を回った。選対幹部は「衆院選の票は貴子さんだから取れた。まだまだ相手の背中に届いていない」と支持固めに懸命だ。【近藤卓資】

 ◇業界二分、市長は苦慮
 ◆留萌地域(定数1)

浅野貴博 37 無新

石塚正寛 63 自現(3)

 今回から留萌市と合区され、保守系同士の一騎打ちとなっている。

 新党大地の元衆院議員で無所属新人の浅野貴博氏が3日に開いた出陣式には、かつて秘書として仕えた大地の鈴木宗男代表が駆けつけた。釧路市出身だが「留萌に骨をうずめる覚悟。妻は留萌出身」とアピール。2012年の衆院選道10区(空知、留萌管内など)と翌13年の参院選にも出馬しており名前は一定程度浸透。民主と連合からも支援を受ける。

 自民現職の石塚正寛氏は公明の地方組織の推薦を受け、国政と道政での与党の立場を強調。告示前日には高橋はるみ知事の応援を受け、出陣式で石塚氏は「与党と野党との戦い」と訴えた。

 建設業従事者の割合が道内有数の高さで基幹産業となっており、道議会建設委員長の石塚氏は実績を強調するが、業界は二分。浅野氏の後援会長は地元最大手の土木建設会社会長で留萌建設協会会長も務める。

 大票田・留萌市の高橋定敏市長は対応に苦慮。浅野氏を応援する鈴木氏は故中川一郎元農相秘書時代の先輩であり、石塚氏は市長選出馬のため道議を辞職した際の後継だからだ。高橋市長の後援会は両陣営に分かれており、双方の集会に顔を出す“等距離外交”を図っている。【横田信行】

883チバQ:2015/04/09(木) 21:05:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk01010206000c.html
激戦区から:’15道議選/中 帯広市/北見市 /北海道
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 ◇自民系の4氏が乱立 帯広市
 ◆帯広市(定数3)

伊賀淳貴 53 自新

三津丈夫 69 民元(5)

佐々木とし子 60 共新

清水拓也 40 自新

山崎泉 41 無現(1)

編田照茂 60 無新

上野庸介 41 無新

 「バタバタと乱立してしまったが、公認の2人を当選させるのが私の務め」。今期限りで道議を引退する自民帯広支部長の小野寺秀氏(51)は3日、自民新人の伊賀淳貴氏の個人演説会で声を張り上げた。

 乱立の要因は小野寺氏が中心となって進めた公認候補選考。申請した4氏のうち伊賀氏と新人の清水拓也氏を選んだが、選考に漏れたいずれも新人の編田照茂、上野庸介両氏は無所属で出馬し、4氏が保守票を奪い合う形となった。

 「選考に漏れた2人は党員として公認候補を支援する」と読んでいた自民支部にとっては想定外だった。小野寺氏は「人としてどうなのか。思考回路が分からない」と批判したが、元市議は「地元選出の中川郁子農水政務官の指導力のなさが招いた」と解説する。

 中川氏は同僚議員との不適切な関係が報じられた後、地元には戻っていない。「顔を出されたら票が逃げてしまう」と、ある陣営幹部は声を潜める。2議席奪還が悲願の自民だが、迷走の根は深い。

 昨年の衆院選に出馬した民主元職の三津丈夫氏、無所属現職の山崎泉氏は知名度を生かして支持層を固め、共産新人の佐々木とし子氏は唯一の女性候補として党初の議席獲得を目指す。【鈴木斉】

 ◇公認選考めぐり遺恨 北見市
 ◆北見市(定数2)

船橋賢二 51 無新

塚本敏一 64 自新

鳥越良孝 58 無現(1)

長南幸子 57 民新

 「全会一致で即戦力の候補として決定したわけです」。3日朝、自民新人の塚本敏一氏の第一声の際、党北見支部長の宮沢祐一郎氏は塚本氏が公認を受けた経緯の正当性を強調した。

 塚本氏と無所属新人の船橋賢二氏に保守系が二分。因縁は3年前にさかのぼる。地元選出の武部勤氏が引退した2012年の衆院選の際、後継は長男の新氏に決まり、名前が挙がり当時道議だった船橋氏の兄、利実氏は道1区(札幌市中央区など)に転出。今回、利実氏の後継として船橋氏が昨年8月、自民北見支部に公認申請したが、今年2月、副市長だった塚本氏が選ばれた。

 自民支持者の一部には船橋氏への同情論があり、塚本陣営は「手続きは民主的に進められた」と反論に躍起で、5日には党本部の二階俊博総務会長を応援に迎えるなど、公認候補の強みを前面に押し出す。

 これに対し、船橋氏は「政党のために働くわけじゃない」と塚本氏をけん制。将来につながる地域づくりなどを地道に訴え、浸透を図る。

 一方、全道的には協力関係にある民主と新党大地だが、大地推薦で無所属現職の鳥越良孝氏と民主新人の長南幸子氏の連携は微妙で、両陣営とも「自民系同士が競るほど票が持っていかれる」と埋没に危機感を抱く。【山田泰雄】

884チバQ:2015/04/09(木) 21:06:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk01010121000c.html
激戦区から:’15道議選/下 函館市/札幌市東区 /北海道
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 ◇定数1減、7氏が混戦 函館市
 ◆函館市(定数5)

平出陽子 66 民現(6)

高橋亨 61 民現(3)

見付宗弥 45 民新

本間勝美 46 共新

佐々木俊雄 64 自現(2)

志賀谷隆 61 公現(1)

川尻秀之 69 自現(6)

 定数が今回から1減の5になり、現職5人に新人2人が挑む混戦模様。函館市がJパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設中止を求めて提訴し、市民から支持を受けているのを意識してか、全7氏とも「大間原発反対」「建設工事中止」を訴えている。

 自民は現職2人が出馬。前回トップ当選した川尻秀之氏は来年3月の北海道新幹線開業を地域の活性化に生かすと訴え、商工・観光業などの支援者を固める。前回2位の佐々木俊雄氏は6日、演説会に集まった支持者に「定数が1減っただけで戦い方がガラッと変わる。大変厳しい」と訴えた。

 民主は3人を擁立したが、支持労組の連合函館は北教組出身の平出陽子氏と市職労出身の高橋亨氏の現職2人のみを推薦し、新人の見付宗弥氏は支援にとどめた。定数1減で激戦になるのを見越し「確実に取れるところを優先した」(連合幹部)という。見付氏は新党大地から推薦を得て、若さを前面に押し出して追い上げを図る。

 公明現職の志賀谷隆氏は支持母体の創価学会が持つ組織票を固め、道南ドクターヘリ導入などの実績を訴えている。

 共産新人の本間勝美氏は社会福祉士として医療・福祉現場で活動してきた経歴をアピールし、共産議席の復活を目指す。【鈴木勝一】

 ◇公、共が激しいバトル 札幌市東区
 ◆札幌市東区(定数4)

谷口誠 53 無新

星野高志 63 民現(5)

大崎誠子 58 自現(3)

宮川潤 54 共新

阿知良寛美 59 公新

 自民、民主の現職2人に新人3人が挑む。とりわけ、いずれも札幌市議から転じた公明の阿知良寛美氏と共産の宮川潤氏が激しいバトルを繰り広げている。

 公明は引退する包国嘉介氏に代わって阿知良氏を擁立。8日には、党本部の石井啓一政調会長が選挙区入りするなど、支持拡大に躍起だ。

 一方、共産は昨年の衆院選で公明を上回る比例票を東区で得ただけに、余勢をかって12年ぶりの議席獲得を目指す。党公認の市長候補と連動した戦いを進め、4日には小池晃参院議員が応援に入った。

 4期務め引退する民主の久保雅司氏の後継指名を受けた谷口誠氏は無所属で出馬。出身の北電労組を中心に連合の支援を受ける。

 こうした新人3人の活発な動きに、現職の2人も安穏とはしていられない。自民の大崎誠子氏は「自民への冷たい風を感じている。厳しい選挙」と言い、地盤固めを進める。

 民主の星野高志氏は、昨年の衆院選道2区で公認候補を擁立できなかっただけに危機感を強めており、住宅地での街頭演説を重ねるなど、無党派層にアピールしている。【野原寛史】

885チバQ:2015/04/10(金) 21:21:13
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121647.html
現職と前職の札幌市長、全面対決 上田・桂氏、意中の候補応援
04/10 06:30


本間氏への支援を訴える桂信雄前市長=9日午後0時50分ごろ、札幌市清田区
 12日投開票の札幌市長選で、桂信雄前市長(84)が9日、無所属新人で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)=自民党推薦=の街頭演説に立った。対する無所属新人で元副市長の秋元克広氏(59)=民主党、維新の党推薦=の遊説には、上田文雄市長(66)が連日参加しており、両氏の接戦が伝えられる中、前市長と現市長も全面対決の様相だ。

 「35年間、市役所で仕事をしてきた秋元君より、多種多彩な経験をしてきた本間さんに市長をやってもらいたい」。桂氏は9日、清田区での街頭演説で本間氏への支持を訴えた。

 桂氏は2003年まで3期12年間、市長を務めた。接戦を続ける陣営の依頼で、初めて応援に立った。遊説後、取材に「変なふうに変えてもらっては困るが、札幌を新しい街に変えなければだめだ」と語った。

 一方の上田氏は9日、秋元氏とともに4カ所で街頭に立った。白石区では「行政経験がある秋元なら、適正に財政を管理しながら、札幌を発展させていくことができる」と自ら進めた堅実な財政運営や、市民の市政参加の継承を訴えた。

 上田氏は秋元氏を事実上、後継指名しており、秋元氏陣営もポスターの「前副市長」の文言を「上田市長推薦」に変えるなど、連携強化をアピールしている。

886チバQ:2015/04/10(金) 21:21:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121654.html
道知事選 地方遊説3500キロ 両陣営、残る2日間は札幌圏
04/10 07:00、04/10 10:20 更新


 12日投開票の道知事選で、現職の高橋はるみ氏(61)、フリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)は9日夜、そろって地方遊説を終えて札幌市に戻った。両氏の主な遊説先を基に、北海道新聞が札幌以外での移動距離を計算したところ、15日間でそれぞれ日本列島縦断に匹敵する約3500キロに上った。地方での手応えを踏まえ、両氏は残る2日間、大票田・札幌圏での訴えに臨む。

 高橋氏は「地方重視」を掲げ、告示日の3月26日から札幌を離れて道央、道東、道北、道南各地を回った。最も移動距離が長かった4月5日は、渡島管内松前町を出発して室蘭市に入るまで約300キロを走った。

 乗用車での移動が多く、出迎えた支援者ら一人一人と握手した上で、選挙カーの到着を待って街頭演説を行う場面が目立った。9日は上川、空知両管内を回った。遊説担当者は「人口減少対策や1次産業振興を訴えながら全道をくまなく回ることができた。手応えは十分」と話す。

 10日は札幌市を中心に遊説する予定。11日は午後3時半からのJR札幌駅南口での街頭演説に、自民党の谷垣禎一幹事長が応援に駆けつける。

 佐藤氏は平日に地方を回り、週末に大票田・札幌市に戻る遊説戦略を展開。道東は3月31日から3日間、道南は4月6日から2日間かけて回った。最も移動距離が長かった1日は釧路市から根室市、根室管内中標津町、釧路管内弟子屈町などを経由し、釧路市に戻る約400キロを駆け抜けた。

 大半は支援を受ける道議選候補らとともに、選挙カーで移動。街頭演説では各地域の特性に合わせて、原発問題や農林水産業の政策などを訴えた。9日は空知管内を遊説した。

 10、11の両日は札幌市と石狩市で遊説予定。一党一派に属さない「道民党」を掲げるため「国会議員の応援予定はないが、民間人の応援弁士は未定」(陣営幹部)という。

■道知事選候補 主な遊説予定

高橋はるみ氏

 ▽午前8時 札幌市中央区・札幌市中央卸売市場▽午後0時30分 札幌市西区・鉄工団地

佐藤のりゆき氏

 ▽午前8時30分 札幌駅西口▽午後2時 石狩市・コープさっぽろいしかり店▽午後4時 札幌市北区・ダイエー麻生店▽午後5時40分 札幌市中央区・道庁北門

 ※場所や時刻は変更の可能性があります。

887チバQ:2015/04/10(金) 21:22:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0121652.html
道議選終盤情勢 自公で過半数か 民主系は40議席に迫る
04/10 08:12


 北海道新聞は12日の道議選投開票に向け、各選挙区などでの取材を元に終盤情勢を探った。無投票当選者を含めると、自民党は第1党を維持し、公明党と合わせた与党で過半数の51議席を超える勢いを示している。民主党は、推薦や支持を出した新党大地系の無所属候補も合わせ、40議席に迫る状況だ。

 自民党は、公認候補は前回比5人増の54人を擁立し、18人が無投票当選。定数2以上の複数区を中心に安定した戦いを展開している。道連幹部は「目標の単独過半数確保は困難」とみているが、会派の現有議席にあたる45議席程度を固め、上積みを狙う勢いだ。

 現有7議席で、前回と同じ8人を公認した公明党は手堅い戦い。自公で過半数を占め、議会運営の主導権を握るとの見方が強まっている。

 一方、民主党は前回比15人減の32人を公認し、うち7人の無投票当選が決まった。候補を1人に絞った複数区の選挙区などで議席獲得の可能性が高い。自民党と激戦の選挙区も多く、民主党としては会派入りが見込まれる推薦候補などを合わせ、会派の現有36議席を前後する戦いだ。

 前回比6人増の12人を立てた共産党は数人が当選圏をうかがい、2人ずつ公認候補を出した維新の党や市民ネットワーク北海道も激戦を繰り広げている。

888チバQ:2015/04/10(金) 21:22:59
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0120891.html
知事・道議選、連動に差 与党は強調、野党は慎重
04/08 06:50

 12日投開票の道知事選と道議選は、それぞれの候補同士の連動に与野党で違いが出ている。現職の高橋はるみ氏(61)を推す自民、公明両党は道議選で高橋氏との連動を前面に出し、票の掘り起こしを図る。新人の佐藤のりゆき氏(65)を事実上の共闘で支援する野党各党は連携を図っているものの、「道民党」を掲げる佐藤氏への配慮などから微妙に距離を置く。

 道議選で定数1減の5議席を7人で争う激戦区となった函館市。5日に行われた高橋氏の総決起大会には、自民党2人、公明党1人の現職が勢ぞろいした。自民党現職の1人は「春だ、はるみだ、高橋だ」と高橋氏を激励。公明党現職は「北海道のお母さんである知事を泣かせるわけにいかない」と訴えた。

 両党は、高橋氏の遊説先の街頭演説や総決起大会などに、地元の道議選候補を参加させている。3期12年間の実績をアピールする高橋氏と連携するとともに、与党の一体感を強調し、得票面での相乗効果を狙う。

 特に自民党は、茂木敏充選対委員長ら幹部や閣僚も道内入りし、党ぐるみで支援。自民党道連は4日、無投票当選が決まった道議を集めて札幌市内で会合を開き、各選挙区で高橋氏への支持を訴える活動を続けることも確認した。

 これに対し民主党は、道議選候補が佐藤氏との街頭演説などを行う一方、「道民党」の立場も考慮。長妻昭代表代行が4日に札幌の道議選の応援に入った際も、佐藤氏と並ぶことはなかった。佐藤氏の知名度を生かしたい思いはあるが、高橋氏に対抗する勢力の結束を図るため、民主党色をあえて強めない戦略だ。

 共産党は、道議選候補が「知事は佐藤さん」と呼び掛けている。ただ、佐藤氏は「日程が合わない」として候補に連動して姿を見せたことはなく、もどかしさもにじむ。

 新党大地は、佐藤氏の街頭演説に道議選の無所属大地系推薦候補を参加させているが、佐藤氏が重点的に運動する札幌にはおらず、機会は限定的だ。

 このほか、道議選に公認候補を出した維新の党は佐藤氏を支援、市民ネットワーク北海道は佐藤氏を支持している。

889チバQ:2015/04/12(日) 20:05:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk01010249000c.html
’15統一地方選:知事選 投票率、伸び注目 知名度高い候補者対決 /北海道
毎日新聞 2015年04月11日 地方版

 12日に投開票が行われる統一地方選前半戦のうち、4選を目指す現職と道内で有名なフリーキャスターの新人による一騎打ちとなった知事選は、知名度の高い候補者同士の対決で、投票率がどれぐらい伸びるかに注目が集まっている。

 前回2011年の投票率は59・46%で、過去最低だった1947年(北海道庁長官選挙の決選投票)の59・39%とほぼ並ぶ数字だった。51〜91年はいずれも70〜80%台で、95年以降は60%台で推移していた。

 政党関係者はどう見ているのか。佐藤のりゆき氏を支持する民主道連の幹部は「60%台前半。東日本大震災の直後だった前回や、12月で悪天候だった昨年の衆院選(56・33%)よりは高くなるだろう」とみる。「知名度の高い佐藤氏にとって、投票率が上がるほど無党派層の票が伸びて有利になる」と期待する。高橋はるみ氏を推薦する自民道連幹部も「前回より高い60%以上」と予想する。

 同じく高橋氏を推薦する公明道本部の関係者も60%台前半と予測。この関係者は「知事選、札幌市長選とも接戦。そのうえ道議選も共産が前回候補を立てていなかった選挙区にも擁立して白熱しており、有権者の関心は高い」と分析する。選挙結果への影響については「投票率が上がると無党派層の票が増えるが、こればかりはどちらに有利になるか予想がつかない」とした。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】

890チバQ:2015/04/12(日) 20:57:11
http://mainichi.jp/select/news/20150413k0000m010050000c.html
統一地方選:北海道知事選 高橋氏当確 自公票固め4選
毎日新聞 2015年04月12日 20時41分
 北海道知事選は、自民、公明の地方組織の推薦を受けた現職の高橋はるみ氏(61)が幅広い層から支持を集め、道知事としては初の4選を果たした。高橋氏は道内で急速に進む人口減少の危機を突破すると訴えて多選批判をかわし、自民、公明票の大半を固め、無党派層からも一定の支持を受けた。

 民主、維新、共産、社民の地方組織の支持・支援を受け、事実上の野党統一候補として挑んだ新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は「脱原発」を掲げ、民主、共産票に加えて無党派層にも浸透したが、及ばなかった。【袴田貴行】

http://mainichi.jp/select/news/20150413k0000m010038000c.html
統一地方選:札幌市長選 秋元氏当確 本間氏ら破る
毎日新聞 2015年04月12日 20時11分(最終更新 04月12日 20時24分)
 札幌市長選は、民主と維新が推薦、社民が支持した前副市長、秋元克広氏(59)が保守層の一部にも食い込み、初当選を果たした。新人5人が出馬。秋元氏と自民推薦の元総務省職員、本間奈々氏(45)の事実上の一騎打ちとなった。

 秋元氏は引退する現職の応援を受け、市政継承をアピールし、幅広い支持を得た。本間氏は現市政の緊縮財政を批判し、積極投資を訴えたが、及ばなかった。【山下智恵】

891チバQ:2015/04/13(月) 21:50:20
>>709-710とか
http://www.sankei.com/politics/news/150413/plt1504130034-n1.html
2015.4.13 02:38
【統一地方選】
アイヌ発言の金子氏が落選 札幌市議選





【統一地方選2015】
 12日投開票の札幌市議選で、東区選挙区(定数9)から出馬した無所属現職の金子快之氏(44)が落選した。同選挙区では計11人が立候補していた。

 金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んで議論を呼び、札幌市議会は同9月に法的拘束力のない議員辞職勧告決議を賛成多数で可決。決議後に金子氏は「辞職の考えはない。市議選で有権者の審判を受ける」と述べていた。

 金子氏は兵庫県西宮市生まれで東京大卒。航空会社勤務などを経て、平成23年、解党したみんなの党公認で初当選した。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122649.html
「アイヌ民族いない」発言、金子快之氏が落選 札幌市議選
04/13 03:31、04/13 15:22 更新

 札幌市議選東区(定数9)で、無所属現職の金子快之(やすゆき)氏(44)が落選した。

 金子氏は昨年8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込み、市議会が議員辞職勧告を決議。金子氏は辞職せず、今回の同市議選に立候補していた。

 金子氏は取材に対し「自分の政策が有権者の求めるものとは違っていた。書き込みが影響したとは考えていない」と述べた。

東区定数9開票終了投票率55.92%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 五十嵐徳美 57 自民 現 15,368
当選 小口智久 48 公明 新 14,020
当選 鈴木健雄 64 自民 現 13,797
当選 藤原広昭 63 民主 現 13,017
当選 太田秀子 57 共産 新 12,572
当選 山田一仁 65 自民 現 11,561
当選 篠田江里子 65 民主 現 10,353
当選 成田祐樹 37 民主 新 7,901
当選 平岡大介 26 共産 新 6,679
    金子快之 44 無所属 現 5,315
    堀江政行 49 無所属 新 3,317

892チバQ:2015/04/14(火) 21:53:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk01010245000c.html
’15統一地方選:道議選、札幌市議選 民主の議席大幅減 自、共は伸ばす /北海道
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 無投票28議席を含む101議席を争った道議選では、自民と共産が議席を伸ばす一方、民主は副議長の木村峰行氏(旭川市)や道連選対委員長の日下太朗氏(オホーツク西地域)らベテランが相次いで落選し、議席を大きく減らした。札幌市議選(定数68)でも同様の傾向がみられ、来年夏の参院選に向けて党勢立て直しが急務だ。【山下智恵、袴田貴行、野原寛史】

 ■受け皿なれず

 「知事選で佐藤のりゆき氏が善戦したのは、高橋道政に対する不信感の表れ。道議会で追及の論陣を張る好機なのに、核となる重鎮議員が落選してしまった」。民主の支持団体幹部はため息をつく。

 民主会派は36議席を有していたが、区割の変更や定数見直しがあった選挙区で会派幹部が相次いで落選。当選は公認24人と民主系の無所属5人の計29人と大幅減になった。

 道連は昨年12月の衆院選で国会議員を2人から5人に増やしたのを足がかりに、統一地方選を「党勢回復の正念場にしたい」と意気込み推薦候補も含め道議会第1党を目標としていた。道連の勝部賢志幹事長は「民主党への信頼や期待は相変わらず低いと実感した。自民党批判の受け皿にはなれていない」と声を落とした。

 ■単独過半数も

 公認候補54人を擁立した自民は、目標としていた単独過半数(51議席)には届かなかったものの、定数が1増となった千歳市で2議席を独占するなど会派の議席を4増の49に延ばした。今年1月に民主を離党して無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)の会派入りが決まり、他にも保守系無所属の当選者に会派入りを呼びかける方針で実現すれば32年ぶりの単独過半数となる。道連の柿木克弘幹事長は「アベノミクスにより道内でも景気回復の芽が出始めており、この勢いで地方創生にまい進していきたい」と話している。

 1議席だった共産は8年ぶりに4議席を獲得した。昨年12月の衆院選で14年ぶりに比例道ブロックの議席を確保したのに続く快挙で、党道委員会の佐川敏幸書記長代行は「高橋道政に対峙(たいじ)し、有権者の期待に応えていきたい」と意欲を見せる。

 選挙前に7議席だった公明は8人を擁立し、全員当選した。

 ■共産躍進

 札幌市議選では、自民が3増の24議席を確保し第1党を守った。推薦した無所属を含め勢力は25人。続く民主は2減の20議席で、推薦した無所属と合わせ21人の勢力となる。

 定数10に14人が立候補した北区では、自民の公認と推薦した4人が全員当選する一方で民主は3議席から1減。維新は初の議席を獲得した。共産は道議会と同様に3増の8議席と大幅に党勢拡大。公明は全10選挙区で立候補した10人全員が当選を果たした。市民ネットワーク北海道は2減の1議席だった。

893チバQ:2015/04/14(火) 23:22:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0123059.html
道議会、自民会派が過半数も視野に 無所属の動向を注視
04/14 07:00、04/14 07:55 更新

 12日投開票された道議選で自民党が単独過半数に迫る勝利を収め、道議会は与党主導の議会運営が一層強まりそうだ。定数101(過半数51)のうち自民党は会派の議席数を改選前の45から49議席とし、会派入りの意向を示している無所属1人を含めると50議席となる。同じ与党会派の公明党8議席と合わせて58議席と過半数を維持。民主党会派は改選前36議席から同党系の無所属5人を含めても計29議席に減る一方、共産党は議席が1から4に躍進と、野党の勢力図も変化した。

 自民党は今回の道議選で単独過半数という目標には届かなかったものの、無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向を固めていることから、50議席を確保する見通し。さらに単独過半数を視野に、今回当選した保守系の無所属議員の動向も注視していく考えだ。

 与党による過半数を確保し、さらに自民党単独の過半数となれば、同党主導の議会運営がより強まるとみられる。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題など、重要案件について与党ペースで議論が進む可能性がある。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122653.html
副議長や選対委員長も… 民主有力道議、相次ぎ落選
04/13 15:25、04/13 15:35 更新

 道議選では、第2会派の民主党・道民連合の所属で道議会副議長や党、会派の役員を務める現職が、定数や区割りの見直しが行われた選挙区などで相次いで落選した。

 定数6をめぐって7人が争った旭川市では、5選を懸けて出馬した副議長の木村峰行氏(65)が落選。

 定数が2から1に減った釧路管内では、会派の議員会長で同じく5選を目指した岡田篤氏(64)が自民党現職との一騎打ちに敗れた。

 新設されたオホーツク西部(定数2)では、党北海道の選対委員長を務める日下太朗氏(68)が、自民党新人、新党大地など推薦の無所属新人との三つどもえの戦いに敗北し、5選を果たせなかった。

 檜山管内(定数1)でも、4選を目指した会派幹事長の福原賢孝氏(67)が自民党新人に議席を明け渡した。

 木村氏は落選を受け「不徳の致すところで、誠に申し訳ありません」と支持者に陳謝した。

 岡田氏は「自分を含め幹部が当選できず、党の信頼回復は道半ばと感じる」と述べた。

894チバQ:2015/04/14(火) 23:25:19
>>768
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0122798.html
小畑氏、4位で返り咲く 道議選釧路市 昨年、機内トラブルで辞職
04/13 14:30

 【釧路】昨年7月の航空機内トラブルで道議を辞職し、道議選釧路市(定数4)に立候補した自民党元職の小畑保則氏(66)は、4位ながら当選を果たして返り咲いた。

 小畑氏は選挙戦で「原点回帰」を掲げて、釧路の振興に尽くす考えを強調。当選を受け、北海道新聞の取材に対し「(道議を続けることに)有権者の理解を得られたと思う」との認識を示した。

 選挙事務所では約100人の支援者を前に「初心に帰って今まで以上に釧路のために働くことを誓う」と4期目への決意を示した。


 ◇釧路市(定数4−5)
当 17816 笠井龍司 49 自現

当 16681 田中英樹 46 公新

当 16197 橋本豊行 61 民現

当 15715 小畑保則 66 自元

  12519 石川明美 63 共新

 =選管最終発表

895チバQ:2015/04/16(木) 22:29:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk01010073000c.html
あすを選ぶ:検証 ’15知事選・札幌市長選/上 和解と瓦解 /北海道
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 ◇高橋氏「支援」へ先手 「共闘」佐藤氏、党利に翻弄
 「道庁サイドにも落ち度があった。当時の不手際をおわびしたい」。知事選告示を2日後に控えた3月24日、札幌市のホテルで高橋はるみ知事(61)が切り出した。長年、反目が続いていた乙部町長(道町村会長)の寺島光一郎氏(70)との「和解」が実現した瞬間だった。

 海藻類が枯死する「磯焼け」対策として、乙部町が行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄に対し、道が2008年、誤って「違法」と判断したことで両者の対立が始まった。

 その後も、道町村会は、高橋知事が進めた支庁制度改革に批判的な態度を取るなど溝が深まった。両者の仲介に奔走した自民道連の柿木克弘幹事長(47)は「町村部が苦しむ人口減少問題への対応を公約に掲げながら、町村会長と話もできない状況を解消したかった」と語るが、実力者の寺島氏が知事選対抗馬の佐藤のりゆき氏(65)への支援に動く事態を防ぐために先手を打ったのが実情だ。

 知事選では、自民道連と公明道本部の推薦を受けて4選を目指した高橋氏と、民主、維新、共産、社民などの道組織から支持・支援を得て事実上の野党統一候補となった佐藤氏が激突。野党勢力の結集に対して自民はかつてない危機感を強めたが、結果は高橋氏が35万票差で逃げ切った。

   ◇   ◇

 「佐藤のりゆき候補と一緒に訴えます!」

 佐藤氏と共産の小池晃副委員長(54)が並んだ写真とともに、そう書かれたビラが配られたのは、4月3日。4日に佐藤氏の応援のため道内入りした小池氏の街頭演説を周知しようと、共産などで構成する「明るい革新道政をつくる会」が作製したが、これを見た民主の関係者は慌てた。

 4日の小池氏の演説では、佐藤氏の選対に入る民主関係者が会場に乗り込み、小池氏と佐藤氏が並んで演説するよう求める共産の申し出を拒否。結局、小池氏が応援演説している間、佐藤氏はその場を離れ、近くの商店街で握手して回った。

 選挙期間中、民主道連の幹部は「共産は佐藤氏の選挙運動を利用して党勢拡大を図っている。応援を拒む必要はないが、共産色が強まると無党派層が逃げる」と歯がゆい思いを明かした。佐藤陣営は「道民党」を掲げているだけに、党利党略に翻弄(ほんろう)されないよう対応に苦慮した。

 30日には、情勢視察のため札幌入りした民主の玄葉光一郎選対委員長(50)が「民主支持層が固まっていない。民主色を出したほうがいい」と佐藤陣営の選対幹部に忠告したが、結局、民主幹部が応援に入ることはなかった。

 一方、民主道連に佐藤氏を支援するよう働きかけた新党大地の鈴木宗男代表(67)は、その後、佐藤氏が共産に接近し過ぎだとして不快感を示し、選挙期間中はほとんど動かなかったという。

 「自公と野党の力関係で言えば勝てない選挙だったが、支援のお願いはしっかりできた」。知事選の大勢が判明した12日夜、佐藤氏の事務所で開票状況を見守っていた共産道委員会の宮内聡常任委員(52)はそう総括した。知事選では及ばなかったものの、同時に行われた道議選で1から4議席に、札幌市議選で3増の8議席にと、共産は躍進した。

 一方、民主は道議選で前回の当選者数34人から24人に、札幌市議選で同22人から20人へと減らした。民主関係者は「野党共闘といっても、連携があったとはとても言えない。党と党の思惑がぶつかり合い、結局、我を通した党が一番利益を得た」と恨み節を漏らした。

   × × ×

 統一地方選前半戦の天王山だった12日投開票の知事選で、高橋知事が道政史上初の4選を果たし、札幌市長選では秋元克広氏(59)が初当選した。いずれも与野党対決となり、全国的な注目を浴びた両選挙の戦いの舞台裏を振り返り、検証する。

896チバQ:2015/04/16(木) 22:29:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk01010221000c.html
あすを選ぶ:検証 ’15知事選・札幌市長選/下 現市長VS前市長 /北海道
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 ◇秋元氏「上田氏後継」鮮明に 本間氏、終盤で桂氏街頭へ
 「道産子同士頑張っていきましょう」「やっぱり北海道と札幌市の連携が必要なんですよ」−−。

 札幌市長選終盤の4月10日、札幌市北区の商業施設前で、市長候補の秋元克広氏(59)と知事候補の佐藤のりゆき氏(65)が互いの選挙カーの上から声を掛け合った。秋元氏は民主推薦、佐藤氏は民主道連から支持を受けていたが、選挙戦で並んで街頭演説に立つのはこのときが初めてだった。

 秋元氏は、自民系とされる経済界の一部からも支援を受けた。秋元氏を支援した経済人らは、民主が前面に出ないことを条件に加わり、その多くは知事選では高橋はるみ氏(61)を応援した。そのため秋元氏と佐藤氏は選挙戦中盤まで表立った「連動」はできなかった。

 10日の佐藤氏との街頭演説について、秋元陣営は「偶然一緒になった」と説明。だが、主導した民主系の選対幹部は「経済界有志への配慮でできなかったが、選挙戦も終盤にさしかかり、今さら(佐藤氏との)連動を見て本間奈々氏側に流れることもないだろうと踏み切った。佐藤氏の知名度を借りて無党派層からの支持を集めるのが狙いだった」と明かす。

 経済人の一人は「共産も支援する佐藤氏とは一緒にできないと民主側に伝えていたのに、度が過ぎていないか」と不快感を示したが、波風は立たなかった。結局、秋元氏は経済界や後継指名を受けた上田文雄市長(66)の支持層などから幅広い支持を得て、対抗馬の本間奈々氏(45)と13万票差以上の45万票を獲得して初当選を果たした。

 だが、民主関係者の中にも「『市民党』が微妙なバランスで成り立っていることを示す場面だった。今後、秋元市政を共に支えていく中で悪影響が出ないか心配だ」と懸念する声がある。

   ◇   ◇

 「35年間市役所で仕事をしてきた秋元君よりも、多彩な経験をし自らも子育て中の本間奈々に市長の仕事をやってもらいたい」。選挙戦終盤の9日、清田区の商業施設前でマイクを握った桂信雄・前札幌市長(84)はそう訴えた。2003年までの3期12年間、市長を務めた桂氏は、本間陣営からの強い要請を受けて街頭に立った。

 本間陣営には焦りがあった。経済界が秋元氏を支援するグループと二分されたうえ、公明が自主投票を決めたからだ。高橋氏の陣営に対しては連携を再三要請したが、劣勢が伝えられる本間氏には素っ気なく、2人がそろって街頭に立ったのは市長選告示以降、3回のみ。そんな中、わらをもすがる思いで白羽の矢を立てたのが桂氏だった。

 そのころ、秋元陣営は上田市長の後継候補であることを前面に出し始めていた。桂氏がマイクを握った前日の8日、秋元氏の選挙ポスターには「上田市長推薦」との赤いシールが貼られ始めた。それまで秋元氏は「3人の市長(上田氏、桂氏、板垣武四氏)の後継」を強調。保守票も幅広く取り込もうと、革新色の強い上田氏のカラーを抑えるのが狙いだった。だが、告示直後の情勢調査で本間氏との接戦が伝えられると、上田市長の名を借りた方がより支持が広がるとそろばんをはじいた。

 本間陣営の自民関係者は「秋元氏が『上田市長後継』に傾いたことを懸念する経済人もいたはず。本間陣営が桂氏を前面に出すことで、秋元陣営の『3代の市長を引き継ぐ』とのイメージを突き崩せないかと考えた」と意図を明かす。だが、秋元氏に流れた経済界や保守層の票を取り戻すことはできなかった。

 秋元氏が競り勝った札幌市長選。だが、自民のベテラン札幌市議は「我々(自民)と同じ立ち位置の経済人が応援した新市長なので、上田市長の後継とはいえ、今後の市政運営の中では、こちらの側につく可能性も十分にある」と読む。一方、民主関係者は「まさに『呉越同舟』で挑み勝利した選挙。上田市政を継承して市政与党になるためには、これからが正念場になる」と気を引き締める。

   × × ×

 この連載は袴田貴行、山下智恵、久野華代、三股智子が担当しました。

897チバQ:2015/04/17(金) 23:50:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk01010204000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 夕張市長・市議選、19日告示 史上初、ダブル無投票公算大 /北海道
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 ◇対立回避か政治不信か
 全国唯一の財政再生団体、夕張市で高齢化と人口流出で疲弊になかなか歯止めがかからない。そんな中、今後4年間のかじ取り役を選ぶ市長選と市議選が19日告示されるが、史上初のダブル無投票となる可能性が高い。再生へ長い道のりが始まったばかりの市内には、対立回避による再生の加速への期待や政治不信などさまざまな思いが漂う。【野原寛史】

 ■進む市街地集約

 ピークの1960年には約11万7000人だった人口は約9300人まで減少。各地域に分散した3643戸の公営住宅を抱え、老朽化し空き室も多い。

 市は人口が半減するとされる20年後を見据え、コンパクトシティー計画を本格化させた。2013年度からの10年間に5地区で公営住宅を集約し、移住を進める。次の10年で人口の4割が集まる清水沢地区を核に、鉄道と主要道で南北に結ばれる紅葉山地区から本庁・若菜地区を軸とした街への再構築を目指す。沼ノ沢地区では老朽化した公営住宅12棟を6棟に集約。今後10年で1億円の経費削減効果も見込む。既に補償を受け市内全体で207世帯が移住し、将来的には市役所など主要施設を清水沢地区に移すことを検討する。

 清水沢地区に12年に新設された市営「萌(めばえ)団地」へ昨年夏に夫婦で移った海沼栄一さん(81)は「こんなに暖かく、楽な冬を過ごせたのは初めて。除雪の手間も少なく、バリアフリーで生活がしやすい。生活に必要な施設も近くにそろっている」と喜ぶ。

 ■診療所移転課題

 しかし、借金を返済しながらの街の再構築に向け、市が解決する課題は山積している。最大の課題は本庁・若菜地区にある市立診療所の移転だ。清水沢地区に移転する計画だが、診療所の指定管理者や地元の医師会の反対を受け、時期など方針が二転三転。市議会は紛糾した末に最大10年後までの先送りを決めた。鈴木直道市長も「自分の判断が甘かったことを認めざるを得ない」としており、16年度末に迎える診療所の指定管理者の契約更新時に、市の方針と折り合える法人と契約できるかが山場となる。

 ■農協幹部は歓迎

 「今回は無投票でいい」。前回市長選で元衆院議員の飯島夕雁氏を支援した市農協幹部は、無投票再選の流れを歓迎する。三つどもえとなった市長選の後、対立が残り、市民間のしこりだけでなく市政を停滞させる要因になったからだ。

 市の主要産業である農業の関係者が、鈴木市長を支持する要因には、農政で一定の成果を残したことがある。農協と約束した夕張メロンの販路拡大は、市長が営業マンを務め海外輸出が実現しただけに「販路拡大は過去の市長はできなかった。東京都や国とのパイプ強化も鈴木市長だからこそ」と評価する。そのうえで、「役所や地域と市長をつなぐ副市長のような補佐役を置き、意思疎通をより密にしてほしい」と2期目へ注文をつける。

 ただ、皮肉なことに市長選回避の公算が大きくなったことで、市議選への関心まで盛り上がりに欠け、一時は定員(9人)割れすら危ぶまれた。鈴木市長の計らいで、14日の市長の総決起集会には立候補予定者7人が登壇。合同演説会の様相を呈したが、訪れた女性(80)は「市議に何かできるわけでもないし、あまり興味がない」と冷ややかだ。

898チバQ:2015/04/18(土) 00:02:05
>>891
http://yukan-news.ameba.jp/20150417-115/
「アイヌ発言市議」 落選でネットと現実世論の差実感
2015年04月17日 16時38分
提供:アメーバニュース/政治・社会
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 統一地方選の前半戦が12日に投開票されたが、札幌市議選で、無所属現職だった金子快之氏(44)が落選した。定数9に11人が立候補し、同氏は10番目の得票数を獲得した。同氏は「アイヌであることを声高に主張する連中は利権屋であり、アイヌ民族なんて、いまはもういない」とツイートして物議を醸したことがあり、その後真意を以下のように説明していた。

〈我が国では戸籍や住民票へ「アイヌ」との表記はありません。「アイヌ」を法的に証明する根拠が現行法にないのです(中略)しかしいま、ことさら「アイヌ」を声高に主張する一部の方には別の目的があるものと思われるものがあります。それは「アイヌ」を名乗ることで、行政からの便益(メリット)を獲得するということです〉

 つまり、「アイヌ特権」的なものがあると考えている、ということだ。その後、同氏は自民党から除名処分を受けた。

 こうして無所属で出馬した今回の選挙だが選挙後に「それにしてもネットの世論とリアルの世論は違うと改めて感じました。皆さん投票には行かれたのでしょうか」と感想を述べている。

 これがネットの「勘違い誘発装置」たるもので、自分にとって都合の良い意見が入ってくるとあたかも自分が全方位から支持されていると思ってしまう。さらには、自ら検索で選ぶネタや、フォローしている人が紹介するネタも自分にとって心地良いものばかり。

 これが必ずしも実態を伴っていないということを金子氏は今回の選挙を通じて気付いたようだ。また、金子氏の普段の発言は、金子氏の選挙区外からの支持が多いため、票に結び付きようもなかったのである。

899チバQ:2015/04/18(土) 00:12:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0124267.html
夕張市長選 過去にしこり、厭戦感 28年ぶり無投票濃厚
04/17 07:00、04/17 08:42 更新

 【夕張】全国唯一の財政再生団体である夕張市の市長選は、再選を目指す現職の鈴木直道氏(34)の他に出馬の動きはなく、28年ぶりの無投票が濃厚となっている。背景には鈴木氏の高い知名度と、過去2回激しい選挙戦が続いたことへの厭戦(えんせん)ムードもある。

 鈴木氏は前回市長選に東京都職員を辞めて出馬し、初当選。その経歴に加え、30歳で当時の全国最年少市長として注目された。就任後も、まちの再生に奔走する首長としてメディアに頻繁に取り上げられている。

 再選へ向けて鈴木氏は支持母体の連合夕張に加え、4年前の前回市長選で対立候補を推した夕張市農協、自主投票だった夕張商工会議所のそれぞれの政治団体からも推薦や支持を得て態勢を固めた。

 保守系市議は鈴木氏について「課題はあるが目立った失策はなく、夕張の現状を全国に発信している姿勢は評価できる」と話す。財政破綻直後の前々回の市長選は候補7人が乱立。新人4人が出馬し、有力3候補による事実上の三つどもえになった前回市長選のしこりも残る。無投票には「選択の機会を奪う」との否定的な声がある一方、ある経済団体の役員は「国や道に対し、夕張は地域再生に向けて一枚岩だとアピールできる」と肯定的な見方を示した。

900とはずがたり:2015/04/18(土) 07:16:59
北区…民主共倒れ

東区・厚別区…労組系無所属新人落選

稚内・美唄・名寄・根室・恵庭・宗谷・オホーツク東…定数1自民党無投票当選

千歳…自民2議席独占

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh01.html

中央区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 43,610(43.9%) 千葉 英守 65 自民 現 4 党道政調副会長
当選 28,000(28.2%) 藤川 雅司 58 民主(社・大) 新 1 (元)札幌市議
当選 22,729(22.9%) 小林 郁子 67 無所属(民・大) 現 3 社福法人理事
5,036(5.1%) 越智 美智子 45 無所属 新 健康食品販売業

北区 定数4 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,158(18.6%) 吉川 隆雅 38 自民 現 2 党道副幹事長
当選 21,401(16.5%) 道見 泰憲 48 自民 新 1 党支部長
当選 20,517(15.8%) 中野渡 志穂 49 公明 新 1 党道副総支部長
当選 15,129(11.7%) 佐野 弘美 39 共産 新 1 党地区常任委員
□ 14,949(11.5%) 佐藤 典子 59 ネット 新 ネット共同代表
□ 14,560(11.2%) 山根 理広 39 民主(社・大) 新 党支部副代表
□ 11,143(8.6%) 向井 昭彦 50 民主(社・大) 現 党支部代表
7,781(6.0%) 梶浦 宣明 53 無所属(維) 新 衆院議員秘書

東区 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 34,407(29.9%) 大崎 誠子 58 自民 現 4 党道女性部長
当選 27,846(24.2%) 星野 高志 63 民主(社・大) 現 6 党支部代表
当選 20,306(17.6%) 宮川 潤 54 共産 新 1 (元)札幌市議
当選 19,495(16.9%) 阿知良 寛美 59 公明 新 1 (元)札幌市議
□ 13,105(11.4%) 谷口 誠 53 無所属 新 北電労組副委長

白石区 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 29,040(31.9%) 伊藤 条一 59 自民 現 7 党道副会長
当選 27,318(30.0%) 広田 まゆみ 51 民主(社・大) 現 3 党支部代表
当選 20,550(22.6%) 森 成之 61 公明 現 5 党道幹事長
□ 14,197(15.6%) 森 英士 37 共産 新 党道委員

厚別区 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,708(38.6%) 花崎 勝 61 自民 現 2 党道副幹事長
当選 24,312(38.0%) 菅原 和忠 56 民主(社・大) 新 1 党総支部役員
□ 10,634(16.6%) 橋本 美香 44 共産 新 党地区相談室長
4,397(6.9%) 渡辺 奈津美 34 無所属 新 労組執行委員

豊平区 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 30,048(31.2%) 吉田 祐樹 42 自民 現 2 学校法人役員
当選 29,109(30.2%) 松山 丈史 41 民主(大) 現 2 党支部代表
当選 20,349(21.1%) 大越 農子 45 自民 新 1 (元)参院議員秘書
□ 13,218(13.7%) 山崎 恵 36 無所属(民・社) 新 民主党支部役員
3,702(3.8%) 金子 利喜男 72 無所属 新 NGO会長

901とはずがたり:2015/04/18(土) 07:17:13

清田区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 岩本 剛人 50 自民 現 5 党道副会長
当選 梶谷 大志 43 民主(大) 現 3 党総支部役員

南区 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 33,369(45.5%) 丸岩 浩二 45 自民 新 1 党札連青年局長
当選 22,978(31.3%) 畠山 みのり 49 民主(社) 新 1 労組執行委員
□ 16,956(23.1%) 大竹 智和 37 維新 新 (元)民放社員

西区 定数3 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 29,521(29.1%) 道下 大樹 39 民主(社・大) 現 3 党総支部幹事長
当選 27,091(26.7%) 和田 敬友 64 自民 現 8 党道会長代行
当選 21,589(21.2%) 加藤 貴弘 32 自民 新 1 (元)パン販売業
□ 15,084(14.8%) 小倉 菜穂子 57 ネット 新 (元)札幌市議
8,315(8.2%) 伊藤 栄一 67 維新 新 コーヒー販売業

手稲区 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 須田 靖子 63 民主(大) 現 4 党道民生活局長
当選 角谷 隆司 68 自民 現 4 党道組織委員長

函館市 定数5 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 22,741(18.6%) 川尻 秀之 69 自民 現 7 党道副会長
当選 18,652(15.3%) 志賀谷 隆 61 公明 現 2 党道副幹事長
当選 17,873(14.7%) 高橋 亨 61 民主 現 4 党道政調委員長
当選 17,424(14.3%) 平出 陽子 66 民主(社) 現 7 党総支部副代表
当選 15,774(12.9%) 佐々木 俊雄 64 自民 現 3 党支部幹事長
□ 15,044(12.3%) 見付 宗弥 45 民主(大) 新 (元)函館市議
□ 14,451(11.8%) 本間 勝美 46 共産 新 (元)函館市議

小樽市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,772(26.3%) 八田 盛茂 58 自民 現 3 党道組織副委長
当選 14,990(25.0%) 菊地 葉子 63 共産 新 1 (元)小樽市議
当選 14,779(24.6%) 川澄 宗之介 41 民主(社・大) 新 1 党支部副代表
□ 14,524(24.2%) 佐藤 禎洋 55 自民 現 党道広報副委長

旭川市 定数6 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 32,300(21.5%) 東 国幹 47 自民 元 4 (元)党道青年局長
当選 23,363(15.6%) 安住 太伸 45 無所属 新 1 (元)旭川市議
当選 20,364(13.6%) 三井 あき子 53 民主(大) 現 5 党総支部副代表
当選 19,307(12.9%) 真下 紀子 58 共産 現 4 党道委員
当選 18,844(12.6%) 加藤 礼一 61 自民 現 6 党支部幹事長
当選 18,135(12.1%) 吉井 透 55 公明 現 2 党道幹事
□ 17,742(11.8%) 木村 峰行 65 民主(社) 現 党総支部役員

室蘭市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,518(42.7%) 滝口 信喜 68 民主(社・大) 現 6 党総支部役員
当選 12,547(28.9%) 千葉 英也 46 自民 新 1 電気設備会社長
□ 12,284(28.3%) 川畑 悟 43 無所属 現 (元)玩具会社員

902とはずがたり:2015/04/18(土) 07:17:48
釧路市 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,816(22.6%) 笠井 龍司 49 自民 現 2 党道副幹事長
当選 16,681(21.1%) 田中 英樹 46 公明 新 1 党道青年局次長
当選 16,197(20.5%) 橋本 豊行 61 民主(社・大) 現 3 党道常任幹事
当選 15,715(19.9%) 小畑 保則 66 自民 元 4 (元)党道副幹事長
□ 12,519(15.9%) 石川 明美 63 共産 新 (元)釧路市議

帯広市 定数3 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,279(22.5%) 三津 丈夫 69 民主(社) 元 6 党総支部代表
当選 14,033(18.2%) 清水 拓也 40 自民 新 1 (元)帯広市議
当選 12,063(15.7%) 山崎 泉 41 無所属(民・維・大) 現 2 (元)帯広市議
□ 9,729(12.6%) 上野 庸介 41 無所属 新 (元)衆院議員秘書
□ 9,350(12.1%) 伊賀 淳貴 53 自民 新 (元)茶道具販売業
□ 8,245(10.7%) 佐々木 とし子 60 共産 新 党地区常任委員
6,262(8.1%) 編田 照茂 60 無所属 新 (元)帯広市議

北見市 定数2 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 20,631(34.8%) 船橋 賢二 51 無所属 新 1 建設会社会長
当選 14,392(24.3%) 塚本 敏一 64 自民 新 1 (元)北見市副市長
□ 12,335(20.8%) 鳥越 良孝 58 無所属(民・維・大) 現 (元)北見市議
□ 11,953(20.2%) 長南 幸子 57 民主(社) 新 (元)北見市議

岩見沢市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中川 浩利 46 民主(大) 新 1 連合空知副会長
当選 村木 中 47 自民 現 2 党道副幹事長

網走市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,021(57.0%) 佐藤 伸弥 42 無所属(民・維・社・大) 現 3 (元)網走市議
□ 8,325(43.0%) 小沢 陽平 37 自民 新 (元)網走市議

苫小牧市 定数3 - 候補4(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,262(32.5%) 遠藤 連 61 自民 現 5 党道選対委員長
当選 21,009(28.2%) 沖田 清志 51 民主(大) 現 2 党道常任幹事
当選 16,492(22.1%) 安藤 邦夫 62 公明 現 2 党道幹事
□ 12,796(17.2%) 松橋 千春 33 共産 新 党地区委職員

稚内市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 吉田 正人 54 自民 現 4 党道幹事長代理

美唄市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 柿木 克弘 47 自民 現 5 党道幹事長

江別市 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 布川 義治 65 自民 現 5 (元)党道選対委長
当選 勝部 賢志 55 民主(大) 元 4 党道幹事長

903とはずがたり:2015/04/18(土) 07:18:18

名寄市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中野 秀敏 58 自民 現 2 党道副幹事長

根室市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 松浦 宗信 60 自民 現 3 党道常任総務

千歳市 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,416(39.8%) 太田 憲之 34 自民 新 1 (元)千歳市議
当選 14,232(34.5%) 梅尾 要一 59 自民 現 2 党道常任総務
□ 10,639(25.8%) 小林 俊晴 64 無所属(民・大) 新 (元)千歳市議

滝川市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,057(80.1%) 大河 昭彦 68 無所属 現 4 社福法人理事
3,981(19.9%) 渡辺 精郎 75 無所属(社) 新 (元)滝川市議

登別市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 赤根 広介 34 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書

恵庭市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 田中 芳憲 58 自民 現 3 党道政調副会長

伊達市 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中山 智康 40 無所属 現 3 (元)衆院議員秘書

北広島市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,528(53.5%) 小岩 均 55 無所属(民・大) 新 1 (元)北広島市議
□ 13,494(46.5%) 野原 薫 67 自民 現 党道選対副委長

北斗市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,476(56.0%) 長尾 信秀 69 無所属 現 4 (元)大野町会議長
□ 9,019(44.0%) 高村 智 48 無所属 新 (元)北斗市議

空知地域 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,888(26.4%) 稲村 久男 59 民主 現 3 党総支部幹事長
当選 22,063(24.4%) 釣部 勲 69 自民 現 7 党道常任顧問
当選 18,011(19.9%) 荒当 聖吾 48 公明 現 2 党道青年局次長
当選 15,750(17.4%) 白川 祥二 64 無所属 新 1 (元)由仁町議
□ 10,786(11.9%) 木村 賢治 64 共産 新 党道委員

石狩地域 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 17,397(47.1%) 内海 英徳 72 自民 現 4 党道総務副会長
当選 11,539(31.3%) 池端 英昭 55 無所属(民) 新 1 (元)石狩市議
□ 7,980(21.6%) 上村 賢 47 無所属(大) 新 (元)石狩市議

後志地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 村田 憲俊 65 自民 現 4 党道役員
当選 市橋 修治 65 民主(大) 現 3 党総支部幹事長

胆振地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 神戸 典臣 75 自民 現 8 党道常任顧問

904とはずがたり:2015/04/18(土) 07:18:54
>>900-904
日高地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 藤沢 澄雄 58 自民 現 4 党道役員
当選 金岩 武吉 70 無所属 現 4 (元)衆院議員秘書

渡島地域 定数2 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 冨原 亮 42 自民 現 3 党支部長
当選 笹田 浩 54 民主(大) 現 2 党総支部副代表

檜山地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,367(54.1%) 内田 尊之 54 自民 新 1 (元)せたな町議
□ 11,330(45.9%) 福原 賢孝 67 民主(大) 現 (元)上ノ国町長

上川地域 定数3 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 竹内 英順 55 自民 現 6 党道総務会長
当選 北口 雄幸 58 民主(大) 現 3 党道副幹事長
当選 本間 勲 70 自民 現 6 党道副会長

留萌地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,522(54.6%) 浅野 貴博 37 無所属(大) 新 1 (元)衆院議員
□ 13,743(45.4%) 石塚 正寛 63 自民 現 党支部長

宗谷地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 三好 雅 40 自民 現 2 党道広報副委長

オホーツク東地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 高橋 文明 62 自民 現 8 党道常任顧問

オホーツク西地域 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,512(41.1%) 久保秋 雄太 37 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 14,149(35.2%) 新沼 透 61 無所属(維・大) 新 1 新聞社会長
□ 9,507(23.7%) 日下 太朗 68 民主(社) 現 党道選対委員長

十勝地域 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 24,540(25.9%) 喜多 龍一 63 自民 現 6 党道副会長
当選 23,095(24.3%) 大谷 亨 67 自民 現 5 党道政調会長
当選 20,915(22.0%) 池本 柳次 68 民主(社・大) 現 5 党総支部役員
当選 16,879(17.8%) 佐々木 恵美子 65 無所属(民) 現 5 社福法人理事長
□ 9,431(9.9%) 山川 秀正 62 共産 新 (元)音更町議

釧路地域 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 19,923(60.8%) 小松 茂 57 自民 現 4 党道選対副委長
□ 12,869(39.2%) 岡田 篤 64 民主(社・大) 現 党総支部役員

根室地域 定数1 - 無投票 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 中司 哲雄 67 自民 現 4 党道総務副会長

905とはずがたり:2015/04/18(土) 07:19:56
>>900
訂正

稚内・美唄・名寄・根室市・恵庭・宗谷・オホーツク東・胆振・根室地域…定数1自民党無投票当選

906とはずがたり:2015/04/18(土) 07:20:59
>>900
タイトル忘れ(;´Д`)

北海道議選

907とはずがたり:2015/04/18(土) 07:42:46
札幌市議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yi01.html

札幌市中央区 定数7 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,288(15.2%) 中川 賢一 48 自民 新 1 党支部長
当選 11,700(11.6%) 村上 裕子 59 民主(社・大) 現 2 党支部幹事長
当選 11,425(11.3%) 本郷 俊史 61 公明 現 6 党道副幹事長
当選 10,668(10.6%) 細川 正人 59 自民 現 4 党札連幹事長
当選 9,992(9.9%) 小形 香織 50 共産 現 3 区原水協役員
当選 9,880(9.8%) 長内 直也 50 自民 現 5 (元)党札連役員
当選 9,635(9.6%) 長谷川 衛 66 民主(社) 現 3 党道副幹事長
□ 6,768(6.7%) 鎌田 公浩 52 無所属(維) 新 (元)道議
□ 5,530(5.5%) 立野 憲子 59 ネット 新 ネット運営委員
□ 5,117(5.1%) 中田 源 35 無所属 新 住宅改装会社員
□ 4,858(4.8%) 豊島 ゆりか 28 無所属 新 家事代行会社長

札幌市北区 定数10 - 候補14(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,781(12.2%) 国安 政典 51 公明 現 3 党道副幹事長
当選 15,228(11.8%) 高橋 克朋 49 自民 現 6 (元)党札連幹事長
当選 14,480(11.2%) 伴 良隆 36 無所属(自) 現 2 自民党札連役員
当選 10,679(8.3%) 石川 佐和子 56 ネット 現 2 (元)NPO理事
当選 10,642(8.2%) 村松 叶啓 39 自民 新 1 NPO副理事長
当選 10,400(8.0%) 林 清治 53 民主 現 2 党支部幹事長
当選 10,343(8.0%) 横山 峰子 64 自民 現 3 党札連役員
当選 8,847(6.8%) 中山 真一 42 維新 新 1 党道副代表
当選 7,986(6.2%) 伊与部 年男 77 民主 現 10 党支部副代表
当選 7,834(6.1%) 坂本 恭子 54 共産 現 5 (元)党地区委員
□ 7,383(5.7%) 長屋 いずみ 52 共産 新 党地区委員
□ 6,155(4.8%) 宝本 英明 45 民主(大) 現 (元)衆院議員秘書
2,668(2.1%) 浅野 隆雄 58 社民 新 党道副代表
808(0.6%) 金沢 敬 46 諸派 新 道民党代表

札幌市東区 定数9 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,368(13.5%) 五十嵐 徳美 57 自民 現 5 (元)党札連幹事長
当選 14,020(12.3%) 小口 智久 48 公明 新 1 党道青年局次長
当選 13,797(12.1%) 鈴木 健雄 64 自民 現 6 党札連会長代行
当選 13,017(11.4%) 藤原 広昭 63 民主(社) 現 6 (元)党道副代表
当選 12,572(11.0%) 太田 秀子 57 共産 新 1 党道委員
当選 11,561(10.2%) 山田 一仁 65 自民 現 5 (元)党札連幹事長
当選 10,353(9.1%) 篠田 江里子 65 民主(社・大) 現 3 党支部副代表
当選 7,901(6.9%) 成田 祐樹 37 民主(社・大) 新 1 (元)小樽市議
当選 6,679(5.9%) 平岡 大介 26 共産 新 1 党地区委職員
□ 5,315(4.7%) 金子 快之 44 無所属 現 (元)民放社員
□ 3,317(2.9%) 堀江 政行 49 無所属(維) 新 (元)千歳市議

札幌市白石区 定数7 - 候補8(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,910(16.5%) 山口 和佐 38 民主 現 3 党支部副代表
当選 13,225(14.6%) 前川 隆史 47 公明 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 12,790(14.1%) 松浦 忠 75 無所属(大) 現 8 (元)国鉄職員
当選 12,280(13.6%) 伊藤 理智子 53 共産 現 4 (元)党地区委員
当選 9,852(10.9%) 佐々木 美津子 52 自民 現 3 党札連財務委長
当選 9,848(10.9%) 阿部 英明 49 自民 現 2 党札連役員
当選 9,106(10.1%) 畑瀬 幸二 69 民主(社) 現 7 党総支部副代表
□ 8,568(9.5%) 藤田 稔人 37 自民 新 (元)人材情報社員

908とはずがたり:2015/04/18(土) 07:43:11
>>907-908
札幌市厚別区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,941(19.8%) 松原 淳二 42 民主(社・大) 新 1 党支部副代表
当選 12,940(19.8%) 小川 直人 58 無所属(民) 現 3 北電社員
当選 10,670(16.3%) 小嶋 裕美 48 自民 現 3 党支部副幹事長
当選 10,348(15.8%) 丸山 秀樹 50 公明 現 2 党総支部長
当選 9,357(14.3%) 村上 仁 52 共産 元 2 党地区副委員長
□ 9,190(14.0%) 川田 匡桐 46 自民 現 党札連広報委長

札幌市豊平区 定数7 - 候補11(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 18,072(18.4%) 三上 洋右 69 自民 現 7 党道副会長
当選 12,029(12.2%) 小竹 知子 55 自民 現 2 党札連役員
当選 11,934(12.1%) 好井 七海 52 公明 新 1 党道経産局次長
当選 9,912(10.1%) 池田 由美 54 共産 新 1 党地区常任委員
当選 9,797(10.0%) 近藤 和雄 73 自民 現 5 党支部長
当選 8,931(9.1%) 菅野 太一 41 民主(大) 新 1 党支部副代表
当選 8,042(8.2%) 峯廻 紀昌 54 民主 現 4 党支部幹事長
□ 6,671(6.8%) 石丸 武司 52 維新 新 (元)大学講師
□ 6,522(6.6%) 表山 千春 59 民主 新 党支部副代表
□ 5,254(5.3%) 奥田 恭子 51 ネット 新 ネット代表委員
1,246(1.3%) 坂元 倫孝 47 諸派 新 政治団体代表

札幌市清田区 定数5 - 候補7(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,071(19.6%) 宮村 素子 72 自民 現 6 党札連副会長
当選 9,666(17.1%) 北村 光一郎 61 自民 現 2 党札連役員
当選 8,651(15.3%) 竹内 孝代 44 公明 新 1 党道女性局次長
当選 7,833(13.8%) 桑原 透 57 民主(社・大) 現 4 党総支部幹事長
当選 7,302(12.9%) 恩村 一郎 62 民主(大) 現 5 党道副代表
□ 7,046(12.4%) 吉岡 弘子 63 共産 新 党地区常任委員
□ 5,055(8.9%) 佐藤 正幸 28 維新(気) 新 (元)衆院議員秘書

札幌市南区 定数6 - 候補10(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,090(17.7%) 宗形 雅俊 60 自民 現 3 党札連副幹事長
当選 11,192(15.1%) 小須田 悟士 65 自民 現 3 (元)党札連役員
当選 9,115(12.3%) 渡部 泰行 47 公明 新 1 党道青年局次長
当選 8,175(11.0%) 三宅 由美 66 民主(社) 現 4 党道女性局長
当選 7,113(9.6%) 堀川 素人 67 無所属(維) 現 6 (元)不動産管理業
当選 6,886(9.3%) 岩崎 道郎 42 民主(社) 新 1 党支部副代表
□ 6,461(8.7%) 紙谷 恭平 32 共産 新 党地区常任委員
□ 5,163(7.0%) 脇元 繁之 47 無所属(大) 新 保険代理店経営
□ 5,077(6.9%) 岩野 美穂 49 ネット 新 ネット代表委員
1,831(2.5%) 木村 彰男 60 無所属 現 行政書士

札幌市西区 定数7 - 候補10(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,932(13.7%) 村山 拓司 32 自民 新 1 (元)参院議員秘書
当選 12,845(12.6%) 涌井 国夫 62 公明 現 6 党道副代表
当選 12,490(12.3%) 中村 剛 45 民主(大) 現 2 党支部副代表
当選 11,466(11.3%) 大島 薫 64 民主 現 6 党支部幹事長
当選 11,387(11.2%) 勝木 勇人 55 自民 現 6 設計会社専務
当選 11,261(11.1%) 飯島 弘之 48 自民 現 3 党札連政調会長
当選 10,158(10.0%) 田中 啓介 42 共産 新 1 党地区常任委員
□ 9,099(9.0%) 高橋 秀典 45 無所属(自) 新 (元)衆院議員秘書
□ 7,659(7.5%) 深町 宏美 46 ネット 新 ネット代表委員
1,352(1.3%) 島津 光久 38 諸派 新 政治団体幹事長

札幌市手稲区 定数5 - 候補6(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,564(19.6%) 小野 正美 65 民主 現 6 党支部代表代行
当選 13,228(19.1%) 松井 隆文 39 自民 新 1 小売業
当選 11,830(17.1%) 福田 浩太郎 46 公明 現 3 党青年局次長
当選 11,188(16.1%) 福士 勝 66 民主(維・大) 現 8 党支部副代表
当選 10,733(15.5%) 武市 憲一 68 自民 現 9 党札連顧問
□ 8,803(12.7%) 佐々木 明美 54 共産 新 党地区相談室長

909チバQ:2015/04/19(日) 12:48:44
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0124985.html
北海道内、13市長選きょう告示 26市議も 統一選後半戦
04/19 07:00、04/19 08:21 更新

 第18回統一地方選は19日、道内13市長選と26市議選が告示され、後半戦が始まる。市長選には現職11人と新人8人以上が立候補する見通しで、うち8市は無投票当選となる公算が大きい。後半戦は、いずれも21日告示の町村長選、町村議選と合わせ、26日に投開票される。

 道内13市長選のうち、選挙戦が予想されるのは函館、小樽、室蘭、芦別、江別の5市。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしている函館市では、再選を目指す現職に、新人が「訴訟取り下げ」を掲げて挑む。室蘭、芦別の2市も現職と新人の一騎打ちで、江別市は現職と新人2人の三つどもえの争いとなる。小樽市は現職と新人1人が出馬表明し、さらに新人1人が立候補を検討している。

 無投票の可能性があるのは夕張、稚内、赤平、三笠、千歳、滝川、砂川、伊達の8市で、前回より2市多い。全国唯一の財政再生団体の夕張市は前回、新人4人による選挙戦で当時の全国最年少市長が誕生したが、今回は現職以外に立候補の動きがない。稚内市も再選を目指す現職以外に出馬の動きがなく、夕張、稚内の2市は1987年以来28年ぶりの無投票当選が見込まれる。

 一方、市議選は前回、道内27市で実施され、赤平、歌志内の2市で無投票だった。地方政治の「なり手不足」が深刻な状況を迎えており、今回も無投票当選が発生する可能性がある。

 統一地方選の後半戦に合わせ、千歳市議補選も19日告示、26日投開票される。

 後半戦で全国では、政令市を除く89市長選と295市議選、東京都の11特別区長選、21区議選が告示される。


http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125013.html
北海道内13市長選・26市議選告示 統一選後半戦スタート
04/19 09:00、04/19 11:37 更新

 第18回統一地方選は19日、政令指定都市を除く89市長選と295市議選、東京都の11特別区長選、21区議選が告示され、後半戦がスタートした。道内は13市長選と26市議選が告示された。市長選には現職11人と新人8人以上が立候補する見通しで、人口減少問題や経済再生などで論戦が交わされる。21日告示の道内36町村長選、100町村議選とともに26日に投票、即日開票される。

 道内の市長選で選挙戦が予想されるのは函館、江別、小樽、室蘭、芦別の5市。各選管によると、19日午前11時半現在、函館市は届け出順に、元衆院議員秘書の広田知朗氏(54)と、現職・工藤寿樹氏(65)の2氏が立候補を届け出た。当初、工藤氏の無投票再選とみられていたが、告示まで1カ月を切った3月末、広田氏が道議選からくら替えして市長選に出馬する意向を示した。電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟について、広田氏は訴訟によらない「政治的解決」を訴えており、訴訟の是非が大きな争点に浮上している。

 江別市は届け出順に、前市企画政策部長の鈴木誠氏(61)と、3選を目指す現職・三好昇氏(66)、岡英彦氏(42)の3氏が立候補を届け出た。前回2011年まで2回連続無投票だった市長選は12年ぶりの選挙戦となり、三つどもえの争いとなれば32年ぶりとなる。小樽市も現職と新人2人の三つどもえ、室蘭と芦別の2市は現職と新人の一騎打ちとなる見通し。

 全国唯一の財政再生団体の夕張市は、現職・鈴木直道氏(34)が立候補を届け出た。新人4人が立候補した前回から一転、今回は鈴木氏以外出馬の動きがみられないため、1987年以来の無投票となる公算が大きい。千歳、稚内、赤平、三笠、滝川、砂川、伊達の7市も無投票の可能性が高い。

 道内の市議選は旭川や岩見沢、釧路、帯広、函館など計26市で告示され、千歳市議補選(欠員3)も統一地方選後半戦に合わせて告示された。市長選、市議選ともに立候補の届け出締め切りは午後5時。

910チバQ:2015/04/19(日) 16:38:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk01010201000c.html
’15統一地方選:13市長26市議選、あす告示 8市長選は無投票か /北海道
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 道内の13市長選と26市議選が19日告示され、統一地方選の後半戦がスタートする。5市長選は選挙戦となる見込みで、残る8市長選は無投票となる公算が大きい。千歳市議補選(改選数3)も同日告示される。投開票は21日に告示される町村長選と町村議選とともに26日に行われる。【小川祐希】

 市長選で選挙戦が見込まれるのは函館▽小樽▽室蘭▽芦別▽江別の5市。

 函館市では2期目を目指す現職の工藤寿樹氏(65)の無投票再選とみられたが、道議選への出馬の準備を進めていた元衆院議員秘書の広田知朗氏(54)が市長選への出馬を表明し、一転、選挙戦となる見込み。

 国などを相手取りJパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを東京地裁に提訴した工藤氏に対し、広田氏は大間原発建設には反対しつつ、国とのコミュニケーションが取れなくなっていると指摘し、争点化を図るとみられる。

 江別市は32年ぶりの三つどもえの選挙戦となりそう。3期目を狙う現職の三好昇氏(66)に市議の岡英彦氏(42)と前市企画政策部長の鈴木誠氏(61)の2新人が挑む。三好氏にとっては初の選挙戦となる。

 室蘭市では前回初当選した現職の青山剛氏(37)と元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)による一騎打ち。小樽市は再選を目指す現職の中松義治氏(68)に3回連続の出馬となる元市議の森井秀明氏(42)が挑む。芦別市は2期目を狙う現職、清沢茂宏氏(52)と市議の新人、今野宏(ひろむ)氏(67)が対決する。

 夕張市は4新人が立候補した前回から一転、今回は現職の鈴木直道氏(34)のみが立候補を表明しており、無投票となりそう。

 三笠市は3期務めた現職が引退。前副市長の西城賢策氏(64)以外に立候補の動きがない。赤平市も前市議の新人、菊島好孝氏(65)以外に動きはなく、両市とも新人が無投票で初当選となる見込みだ。

==============

 ◆13市長選の立候補予定者(敬称略)

 ◇函館市
工藤寿樹 65 無現(1)

広田知朗 54 無新

 ◇小樽市
中松義治 68 無現(1)

森井秀明 42 無新

 ◇室蘭市
青山剛 37 無現(1)

大西武俊 46 無新

 ◇夕張市
鈴木直道 34 無現(1)

 ◇稚内市
工藤広 65 無現(1)

 ◇芦別市
清沢茂宏 52 無現(1)

今野宏 67 無新

 ◇江別市
三好昇 66 無現(2)

岡英彦 42 無新

鈴木誠 61 無新

 ◇赤平市
菊島好孝 65 無新

 ◇三笠市
西城賢策 64 無新

 ◇千歳市
山口幸太郎 73 無現(3)

 ◇滝川市
前田康吉 60 無現(1)

 ◇砂川市
善岡雅文 65 無現(1)

 ◇伊達市
菊谷秀吉 64 無現(4)

911チバQ:2015/04/19(日) 16:43:23

2011年小樽市長選
当27,982(41.5%)中松義治 64 無所属(民・自) 新 1 (元)商議所役員
落24,864(36.9%)森井秀明 38 無所属新 (元)市議
落14,569(21.6%)佐藤静雄 69 無所属新 (元)国交副大臣

http://otaru-journal.com/2015/03/0318-2.php

《市長選》佐藤票の行方が焦点! 中松・森井陣営が争奪戦 (2015/03/18)

 いよいよ統一地方選の幕が、3月26日(木)に告示される北海道知事選挙から始まる。続いて、道議会議員選挙が、4月3日(金)に告示される。知事・道議選の投開票日は4月12日(日)。投票時間は、午前7:00から午後8:00まで。

 知事・道議選が終わると、市民の生活に深い関わりをもつ、市長選と市議選が、4月19日(日)に告示され、4月26日(日)に投開票される。これから4月26日までは、小樽も選挙・選挙の日々を迎えることになる。

 中でも、小樽市長選の行方に市民の関心が集まることになるが、これまで出馬表明したのは、現職の中松義治市長と新人で3度目の挑戦を表明した森井秀明氏の一騎打ちの構図となっている。

 前回(2011年)の市長選では、中松氏・森井氏に元衆議院議員の佐藤静雄氏の3氏が名乗りを上げ、激しい戦いを繰り広げた。結果は中松 27,982、森井 24,864、佐藤 14,569の順となり、最下位に沈んだ佐藤氏は、政界引退を余儀なくされた。

 今回の市長選は、残されたこの佐藤票を、自陣営に取り込めるかの戦いとなっている。まさに、佐藤票の行方が勝敗を分けるカギとなっている。森井票が中松票に3,000票差に迫った結果でも、今後、佐藤票を半分ずつ分け合ったとしても、結果は、35,000vs32,000となり、3,000票差がそのまま温存されてしまう。

 佐藤票の大半は、自民党の基盤の上に成り立っていたこともあり、この保守票がどっちに多く傾くかで、勝敗の帰すうが決することになろう。共産党は、カジノ反対を表明した森井"支持"を明らかにし、独自候補を立てていない。

 これは、道知事選の構図とも重なっており、知事選の結果次第が、小樽市長選にも大きな影響を及ぼすことは必至の情勢となっている。

912チバQ:2015/04/19(日) 17:02:22
■釧路地域(定数1)>>882
減員で自・民現職激突
→自民現職当選
当選 19,923(60.8%) 小松茂 57 自民 現 4 党道選対副委長
□ 12,869(39.2%) 岡田篤 64 民主(社・大) 現 党総支部役員

■留萌地域(定数1)>>882
業界二分、市長は苦慮
→大地の浅野が当選
当選 16,522(54.6%) 浅野貴博 37 無所属(大) 新 1 (元)衆院議員
□ 13,743(45.4%) 石塚正寛 63 自民 現 党支部長

■帯広市(定数3)>>883
自民系の4氏が乱立 帯広市
→自・民・大が当選
当選 17,279(22.5%) 三津丈夫 69 民主(社) 元 6 党総支部代表
当選 14,033(18.2%) 清水拓也 40 自民 新 1 (元)帯広市議
当選 12,063(15.7%) 山崎泉 41 無所属(民・維・大) 現 2 (元)帯広市議
□ 9,729(12.6%) 上野庸介 41 無所属 新 (元)衆院議員秘書
□ 9,350(12.1%) 伊賀淳貴 53 自民 新 (元)茶道具販売業
□ 8,245(10.7%) 佐々木とし子 60 共産 新 党地区常任委員
6,262(8.1%) 編田照茂 60 無所属 新 (元)帯広市議

■北見市(定数2)>>883
公認選考めぐり遺恨 北見市
→自民系2人が当選。民主・大地それぞれ落選
当選 20,631(34.8%) 船橋賢二 51 無所属 新 1 建設会社会長
当選 14,392(24.3%) 塚本敏一 64 自民 新 1 (元)北見市副市長
□ 12,335(20.8%) 鳥越良孝 58 無所属(民・維・大) 現 (元)北見市議
□ 11,953(20.2%) 長南幸子 57 民主(社) 新 (元)北見市議

913チバQ:2015/04/19(日) 17:02:34
■函館市(定数5)>>884
定数1減、7氏が混戦 函館市
当選 22,741(18.6%) 川尻秀之 69 自民 現 7 党道副会長
当選 18,652(15.3%) 志賀谷隆 61 公明 現 2 党道副幹事長
当選 17,873(14.7%) 高橋亨 61 民主 現 4 党道政調委員長
当選 17,424(14.3%) 平出陽子 66 民主(社) 現 7 党総支部副代表
当選 15,774(12.9%) 佐々木俊雄 64 自民 現 3 党支部幹事長
□ 15,044(12.3%) 見付宗弥 45 民主(大) 新 (元)函館市議
□ 14,451(11.8%) 本間勝美 46 共産 新 (元)函館市議

■札幌市東区(定数4)>>884
公、共が激しいバトル 札幌市東区
→民主系候補が落選
当選 34,407(29.9%) 大崎誠子 58 自民 現 4 党道女性部長
当選 27,846(24.2%) 星野高志 63 民主(社・大) 現 6 党支部代表
当選 20,306(17.6%) 宮川 潤 54 共産 新 1 (元)札幌市議
当選 19,495(16.9%) 阿知良寛美 59 公明 新 1 (元)札幌市議
□ 13,105(11.4%) 谷口誠 53 無所属 新 北電労組副委長

■民主離れ相次ぐ 1人区 現職3人、無所属出馬へ >>844
→全員当選
登別市(定数1)
当選 赤根広介 34 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書
伊達市(定数1)
当選 中山 智康 40 無所属 現 3 (元)衆院議員秘書
北斗市(定数1)
当選 11,476(56.0%) 長尾信秀 69 無所属 現 4 (元)大野町会議長
□ 9,019(44.0%) 高村智 48 無所属 新 (元)北斗市議

■民主・大地分裂区 1勝一敗で痛み分けって感じ
オホーツク西地域 
当選 16,512(41.1%) 久保秋雄太 37 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 14,149(35.2%) 新沼透 61 無所属(維・大) 新 1 新聞社会長
□ 9,507(23.7%) 日下太朗 68 民主(社) 現 党道選対委員長

石狩地域
当選 17,397(47.1%) 内海英徳 72 自民 現 4 党道総務副会長
当選 11,539(31.3%) 池端英昭 55 無所属(民) 新 1 (元)石狩市議
□ 7,980(21.6%) 上村賢 47 無所属(大) 新 (元)石狩市議

914チバQ:2015/04/19(日) 22:30:38
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

915チバQ:2015/04/20(月) 07:51:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125221.html
地域の未来、議論なく 伊達選挙区トリプル無投票 市議「達成感ない」
04/20 07:00


各候補の選挙カーが集中した伊達市中心部の住宅街。選挙運動時間中、新人の佐藤匡則氏が現職市議の車に頭を下げた=19日午後3時45分ごろ(藤井泰生撮影)
 【伊達】統一地方選後半戦がスタートした19日、伊達市議選は合併で設けた伊達(定数17)と大滝(同1)両選挙区のうち、旧伊達市の伊達選挙区が町制時代を含め初の無投票となった。同日告示の伊達市長選では現職の菊谷秀吉氏(64)が4回連続無投票で5選を決め、前半の道議選伊達市(同1)も現職が2回連続無投票。身近な代表を決める市議選まで競争なしに終わり、当選した議員からも「選ばれた達成感がなく、これでは政治が良くならない」と戸惑いの声が漏れた。

 1日だけの選挙運動。4期目出馬の市議会議長寺島徹氏(68)は「市民の議会離れが心配。今後の4年間は重い」と第一声を上げ、選挙カーに乗った。市中心部は午前中、4千人が参加したハーフマラソン大会で交通規制が行われたため、各候補は郊外へ。午後は一転、スピーカーで連呼する車が商店街などを駆け回った。

 中心部の住宅街に住む主婦海老子久美子さん(72)は「(午後の)短時間だけにぎやかでしたが、統一地方選は対抗馬なしに終わった。まちづくりへの気構えが地域にほしい」と、三つの選挙でいずれも選択の機会を与えられなかったことへの不満を語った。

 財政運営に手腕を見せる菊谷氏の長期市政の中で、市議会が静かになったことも背景にありそうだ。市長選直前の定例議会の一般質問は菊谷氏1期目最後の2003年3月が10人だったのに対し、今年3月は5人に減った。元市議で市連合自治会協議会長の渡辺源之(げんゆき)さん(74)は「まちづくりの目標が同じならオール与党でも良いが、議会は市長との分かりやすい論議を通して、若者の市政参加を促してほしい」と注文する。

 午後5時に立候補届け出が締め切られ、現職12人と元職2人、新人3人の当選が決まった。新人のうち2人はPTA活動の仲間の応援で立候補。元福祉施設職員の佐藤匡則(まさのり)氏(43)はPTAを通じて学校と関わる中で、障害のある子供の就職を支援したいと出馬した。「吐きそうなほど悩んで仕事を辞め、選挙に勝つため4人の仲間とともに100人以上に頼んで17人の後援会役員を確保した。選ばれて議員になりたかった」と、選挙の洗礼を受けられなかったことを残念がる。(伊達支局 平山栄嗣)

916チバQ:2015/04/20(月) 18:48:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddm041010187000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 再建途上、北海道・夕張市ダブル無投票 「政策論争必要なのに」
毎日新聞 2015年04月20日 東京朝刊

老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
拡大写真
 19日に告示された統一地方選の後半戦。各地で市区長選、市区議選が始まったが、無投票当選が相次いだ。全国で唯一の財政再生団体の北海道夕張市は、市長選と市議選の「ダブル無投票」。県都の一部でも有権者の選択肢が奪われた。

 夕張市が財政破綻し国の管理下に入ってから8年。人口減で疲弊が進む街は、政策論争が起きないまま1日だけの選挙戦を終えた。

 「政策を議論する相手がおらず、訴える時間も1日だけだったので、(2期目は)今まで以上に自ら市民に説明する責任を果たす」。再選を決めた鈴木直道市長(34)は午後6時ごろ、市内の事務所で決意を語った。

 旧産炭地の夕張市は観光による地域振興策が失敗し、2007年に財政再建団体となった。現在は財政再生団体に移行。353億円の借金の返済は26年度まで続く見通しだ。

 前回(11年)の市長選は、民間出身の市長が1期で引退し、都職員時代に夕張に派遣された経験のある鈴木氏が、自民党などが支援した元衆院議員ら3人との激戦を制した。

 都や国とのパイプや行動力を前面に出した鈴木氏。公営住宅の入居者を地区ごとに集約するコンパクトシティー化計画を推進し、「計画を確かなものにしていく」と訴えた。市内の各種団体からは、亀裂を残した前回選挙の反省もあり、今回は“委任ムード”が高まっていた。市議選(定数9)もこれまでは激戦の市長選と連動する形で候補者が出たが、今回は低調で、一時は定数割れも危惧されていた。

 一方、07年に約1万2600人だった人口は今年4月で約9400人に減少。27年には5000人台にまで減るとみられている。商店街で楽器店を営む田淵徹さん(79)は「この4年でさらに経営が苦しくなった。一日も早く経済を活性化させてほしい」と求める。

 中心部から約15キロ離れた真谷地(まやち)地区は約90世帯で、4年で2割以上減った。鈴木氏の街頭演説に耳を傾けた無職女性(77)は、コンパクトシティー化計画の一環で公営住宅の3階から1階に転居した。窓枠やトイレなどがリフォームされ「生活がよくなったわけじゃないけど、暮らしやすくなった実感はある」という。

 だが、市長選・市議選で市内の医療体制についての議論を期待していた。市立診療所の移転計画があるが、実施時期の見通しが立たないからだ。「高齢者の暮らしに直結することなので、候補者の話を聞きたかった。それもないのは寂しい」と話した。【野原寛史、久野華代】

917チバQ:2015/04/20(月) 19:07:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010216000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 後半戦スタート 5市で市長選 市議選は20市1区 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 道内の13市長選と26市議選が19日告示され、有権者に最も身近な首長や議員を選ぶ統一地方選の後半戦が始まった。市長選は函館と小樽、室蘭、芦別、江別の5市で選挙戦となり、立候補の届け出を済ませた候補者たちはマイクを握って第一声を上げ、経済の活性化策や人口減少問題対策などを訴えた。市議選は20市と伊達市の飛び地の大滝区で選挙戦になった。同日告示された千歳市議補選(改選数3)には5人が立候補した。いずれも21日に告示される町村長選と町村議選と合わせ、26日に投開票が行われる。【小川祐希】

(写真は一部画像処理しています)

 ◇大間原発訴訟、争点に 函館市 新人と現職が届け出
 函館市長選は、元衆院議員秘書で新人の広田知朗氏(54)=無所属=と再選を目指す現職の工藤寿樹氏(65)=無所属、自民函館支部・公明函館総支部推薦=が立候補を届け出た。工藤氏が国とJパワー(電源開発)を相手取って大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を東京地裁に起こし係争中なのに対し、広田氏は訴訟の取り下げを主張し、大きな争点となっている。

 広田氏は同市大手町の選挙事務所前で、支持者約30人を前に第一声を上げ「大間原発訴訟で市が原告になることは全くの無駄。市民団体が(函館地裁で)起こしている訴訟を側面から支援すればいい」と指摘。「市が国とのコミュニケーションが悪くなっている状態を解消しなくてはならない」と訴えた。

 工藤氏は同市美原2に構えた選挙事務所前で第一声。300人を超す支援者らを前に「大間原発(の建設)凍結は市民の総意。相手候補に票を許すと『市民の中にも大間原発に賛成している人がいるじゃないか』ということになる。圧倒的な勝利でなければ、大間を止めることはできない」と主張し、支持を呼びかけた。【鈴木勝一】

 ◇現職に2新人挑む 小樽市 第一声で持論展開
 小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=と2期目を目指す現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=の一騎打ちとみられていたが、市議選への出馬準備を進めていた前市議の吹田友三郎氏(65)=無所属=が立候補を届け出て、三つどもえの選挙戦となった。

 森井氏は第一声で「人口が減り住みづらい街にした」と現市政を批判し「若さと実行力を生かして小樽を全国にPRし、活気を取り戻す」と強調した。

 中松氏は1期目の公約だった市立病院の統合再建などの実績を強調し「残された課題を解決するためにも私を2期目に押し上げてほしい」と訴えた。

 吹田氏は運動員を連れずに1人で選挙運動を展開。「公共投資や子育て政策などに税金を適切に使えるようにしたい」と主張を述べた。【遠藤修平】

 ◇32年ぶり三つどもえ 江別市 現職が初の審判
 江別市長選は、元市企画政策部長で新人の鈴木誠氏(61)=無所属=と3期目を目指す現職の三好昇氏(66)=同、前市議で新人の岡英彦氏(42)=同=が立候補し、32年ぶりの三つどもえの選挙戦となった。過去2回は連続して無投票だったため、三好氏は初めて有権者の審判を受ける。

 鈴木氏は同市野幌町の選挙事務所前で第一声。地元出身を強調し「積極的に地域へ赴いて地元の考えを聞き、課題の解決を図る」と意気込みを述べた。

 三好氏は同市元町の選挙事務所前でマイクを握り、市立病院改革をはじめ、2期8年の実績を強調。「次の4年間には今まで以上に安全安心なまちづくりを進めたい」と訴えた。

 岡氏はJR野幌駅前で「人口が12万人を割り『消滅可能性都市』に含まれている。若い世代にとって挑戦できるまちにしたい」と述べた。【吉田競】

 ◇現新の一騎打ちに 芦別市 市政継続か刷新か
 芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=と再選を目指す現職の清沢茂宏氏(52)=同=による一騎打ちとなった。

 今野氏は第一声で「(現市政は)消防庁舎の建設や道の駅の整備などに事業費をつぎ込み、財政を悪化させた」と批判した。出馬表明が3月下旬と出遅れたが、後援会役員は取材に「市長を選ぶ選択肢が市民に与えられ、勝手連組織が回転し出した」と話した。

 清沢氏は約150人の支援者を前に、1期目に手がけたスポーツ交流人口の増加などを挙げ「地方再生が芽を出し、花を咲かせ始めている」と市政の継続を訴えた。「市立病院の医師不足の解消にメドがついた」と医療の充実も強調した。【渡部宏人】

918チバQ:2015/04/20(月) 19:08:40
 ◇経済活性化で論戦 室蘭市 現新2氏、声張り上げ
 室蘭市長選は、元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=無所属=と再選を目指す現職の青山剛氏(37)=同=による一騎打ちの選挙戦となった。

 第一声で大西氏は民間で23年間培ったアイデアとスピード、決断力を発揮するとし「経済を豊かにして活性化する。市民が望んでいる観光を振興させ、雇用を創出する。市民ふれあい課を新設し、中学卒業まで医療費実質ゼロにする」などと声を張り上げた。

 青山氏は直面する人口減少問題対策のため300人の雇用創出やフェリー航路の着実な開設、夜景観光の推進などの経済活性化策を挙げ「七つの戦略と50項目の政策の全てを達成できるのは青山しかいない」と市政の継続を訴えた。【横尾誠治】

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26面に市議選立候補者と無投票当選者

919チバQ:2015/04/20(月) 19:10:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010226000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 8市長選、無投票 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 19日告示された13市長選のうち、無投票となったのは夕張と稚内、赤平、三笠、千歳、滝川、砂川、伊達の8市で、前回2011年の選挙時より2市増えた。赤平、三笠両市は新人が無投票で初当選。伊達市は03年から4回連続で無投票、赤平、三笠、千歳、砂川の4市は07年から3回連続で無投票となった。候補者たちは「1日限りの選挙戦」を終えた。【小川祐希】

 ◇5市1区で議員無投票
 市議選は26市のうち、夕張と名寄、三笠、砂川、歌志内の5市と、伊達市の飛び地の大滝区(定数1)を除く伊達区(定数17)で無投票となった。

 市議選の無投票は前回2市のみで、歌志内市は2回連続の無投票。夕張、三笠、砂川の3市と伊達市伊達区は市長選とともに「ダブル無投票」となった。【山下智恵】

 ◇「政策が伝わらない」 夕張市ダブル無投票で市民
 夕張市議選は、定数と同じ9人の立候補にとどまり、市政史上初の無投票となった。市長選も無投票で、市民からは「選挙がないと候補がどんな政策を考えているか知ることができない」と懸念する声が上がった一方、一時は定数割れも予想されたことから「市議候補すら集まらないのが今の夕張の現状」と嘆く声も聞かれた。

 同市議の議員報酬は全国の市で最低の月18万円。今期限りで引退する市議からは「出費も多く、兼業でも生活が大変」との声が漏れる。財政再生団体のため財源が限られ、市民の要望に応えることも容易ではなく、市議らは市政報告会を開く回数を増やすなど、限られた条件の中で役割を果たそうとしてきたという。

 鈴木直道市長(34)が無投票で再選されたこともあり、市議選への関心は低かった。19日、市内各地で街頭演説をした現職の厚谷司氏(49)は「これまでの市議選に比べても反応はよくない。選挙が行われず、市民に各候補の考えが伝わらないまま市議になることに懸念を覚える」と話した。

 一方で、市議になることで街の課題を解決しようと考える若者もいる。司法書士で新人の今川和哉氏(26)は市内で唯一の不動産業を営む。「夕張は不動産業がなく民間の賃貸住宅が少ないことも市の人口減に影響していた。議員になることで市に直接質問し、提言も行い、市の活性化に少しでも貢献できれば」と話し、1日かけて市内全域を巡った。【野原寛史】

920チバQ:2015/04/20(月) 19:10:44
 ◆市長選無投票当選者

 ◇再生を加速したい 鈴木直道氏

 夕張市長選は、現職の鈴木直道氏(34)=無所属=が無投票で再選を果たした。元東京都職員の鈴木氏は前回2011年の選挙で全国最年少の市長として初当選し、全国唯一の財政再生団体の市の再建に着手。鈴木氏は「4年間で夕張のイメージも変わってきた。再生のための取り組みを加速したい」と訴えた。【野原寛史】

 ◇「初心忘れず」抱負 工藤広氏
 稚内市長選は、現職の工藤広氏(65)=無所属、自民稚内支部推薦=が無投票で再選を決めた。工藤氏は午後5時過ぎ、遊説を終えて事務所に戻ると、支持者を前に「(約200票差で勝った)4年前の厳しい現実があって今の私がある。初心を忘れず、身を引き締めて市政運営に取り組みたい」と抱負を語った。【金子栄次】

 ◇「光るまちに」訴え 菊島好孝氏
 赤平市長選は、前市議の新人、菊島好孝氏(65)=無所属=が無投票で初当選した。3期務めた高尾弘明市長(70)の引退に伴い、経済界の応援を得て立候補。「小さくとも光るまちに」と訴え、主な公約に幼保一体の認定こども園やサービス付き高齢者住宅の建設、進出企業への用地の無償提供などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇人口減少に歯止め 西城賢策氏
 三笠市長選は、前副市長で新人の西城賢策氏(64)=無所属=が無投票で初当選を果たした。3期務め引退する小林和男市長(79)の下で7年間副市長を務めた西城氏は「経済の活性化で移住・定住を進め、人口減少に歯止めをかけたい。農業振興のため後継者の確保や農産物のブランド化を進めたい」と訴えた。【吉田競】

 ◇空港運用拡大訴え 山口幸太郎氏
 千歳市長選は、現職の山口幸太郎氏(73)=無所属=が3回連続の無投票で4選を決めた。山口氏は元道議で2003年に初当選。自民、民主系双方の市議から出馬要請を受けるなど幅広い支持を得た。4期目に向けては、新千歳空港の24時間運用などさらなる利用拡大や、自衛隊の体制維持などを訴えた。【野原寛史】

 ◇定住自立圏の推進 前田康吉氏
 滝川市長選は、現職の前田康吉氏(60)=無所属=が無投票で再選を果たした。元道議の前田氏は前回、当時の現職を破って初当選した。前田氏は2期目の主な公約に近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進、子育て世代のための女性センターの整備、駅前市街地のリニューアルの推進などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇政策決定透明化を 善岡雅文氏

 砂川市長選は、現職の善岡雅文氏(65)=無所属=が2回連続の無投票で再選を果たした。善岡氏は「政策決定の透明化が必要」と訴え、市民との直接対話を約束。2期目の主な公約に65歳以上の高齢者を職員が見回る「地域包括システム」の構築や、複数の子どもを持つ家族の生活費負担軽減策などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇若い人材を育てる 菊谷秀吉氏
 伊達市長選は、現職の菊谷秀吉氏(64)=無所属、公明室蘭総支部推薦=が無投票で5選を果たした。菊谷氏は第6次総合計画をベースに健康の産業化や新たな地域コミュニティーの創出など三つの公約を掲げた。菊谷氏は4期連続無投票を信任ととらえ「次につながる若い人材を育てていく」と抱負を述べた。【横尾誠治】

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 ◇夕張市
鈴木直道(すずき・なおみち) 34 無現(2)

 [元]東京都福祉保健局主任[歴]市市民課主事・行政参与▽内閣府地域主権戦略室員▽法大

 ◇稚内市
工藤広(くどう・ひろし) 65 無現(2)

 [元]副市長[歴]市企画係長・財政課長補佐・企画課長・企画調整部長・経済部長・助役▽北大

 ◇赤平市
菊島好孝(きくしま・よしたか) 65 無新(1)

 [元]市議▽カバン製造会社社長▽赤平商工会議所副会頭[歴]赤平青年会議所理事長▽赤平東高

 ◇三笠市
西城賢策(さいじょう・けんさく) 64 無新(1)

 [元]副市長[歴]市経済建設部長・総務部長▽三笠高

 ◇千歳市
山口幸太郎(やまぐち・こうたろう) 73 無現(4)

 道基地協議会長▽道自衛隊駐屯地等連絡協議会長[歴]弁当販売会社社長▽市議▽道議▽明大

 ◇滝川市
前田康吉(まえだ・こうきち) 60 無現(2)

 [元]道議[歴]食品製造会社社長▽市議▽滝川国際交流協会長▽日大

 ◇砂川市
善岡雅文(よしおか・まさふみ) 65 無現(2)

 [元]市総務部長[歴]市職員係長・総務課長補佐・行政改革推進課長・広報広聴課長▽龍谷大

 ◇伊達市
菊谷秀吉(きくや・ひでよし) 64 無現(5)

 [元]市議長▽全国市長会相談役[歴]建設コンサルタント会社社長▽国際商大

921チバQ:2015/04/20(月) 22:25:43
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025602.html
道内市町村長選の直前情勢
【道央・道南】
04/17

■江別市 32年ぶり三つどもえ、現職に2新人挑む

三好昇 66 無現《2》
鈴木誠 61 無新
岡英彦 42 無新

 3選を目指す現職の三好氏に、前市企画政策部長の鈴木氏、市議の岡氏の新人が2人挑む。前回まで2回連続無投票だったが、12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。三つどもえの選挙戦は32年ぶりとなる。

 元石狩支庁(現振興局)長の三好氏は、市立病院の再建など精通する保健医療分野での実績や、地元企業の成長を柱にした経済活性化への取り組みの成果を強調している。昨年度からスタートした市の新総合計画を軌道に乗せるため、市政運営の継続を訴える。

 保守系市議らを中心に支持層を固めながらも、政党色は前面に出さず、幅広い層への浸透を図る戦略。政策効果を説明する懇談会をこまめに開き、企業回りにも力を入れる。

 鈴木氏は昨年11月、三好氏への対抗馬の動きがなく、3回連続無投票となることを疑問視し、出馬を表明。子育て支援の充実や除排雪の改善、市民との対話促進などを掲げ、現職への批判票の取り込みを狙う。

 新総合計画の策定にも関わるなど、35年間に及ぶ行政経験を強調。江別で生まれ育った地域に根差したリーダーを目指すと訴える。市職員労組委員長を務めたこともあるが、民主党や連合は表だった支援はせず自主投票となる見通しだ。

 市議2期目の岡氏も江別市出身で、40代の若さと世代交代をアピールしている。昨年8月まで全国若手市議会議員の会会長を務めた経験で培った独自の人脈を活用し、若い世代や子育て世代への浸透を図る。

 人口減少問題への対応を主要課題に位置付け、子どもの医療費助成の拡大などを掲げる。前回の市議選ではトップ当選しており、市政報告会や街頭活動に加え、インターネットも積極的に活用しながら、無党派層の支持拡大に努める。

■小樽市 現・新、前哨戦激しく

中松義治 68 無現《1》[自][民][公]
森井秀明 42 無新

 再選を目指す中松氏と、市長選に3回連続の挑戦となる元市議の森井氏が激しい前哨戦を繰り広げている。

 中松氏は人口減少対策を最重要課題とするほか、観光客を年間1千万人に引き上げることや市民プール整備などを掲げた。誘致に積極的だった、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)は再選しても任期中は誘致活動をしないと明言。市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が支持拡大を図る。

 森井氏は前回、中松氏に3118票差まで迫った。その市長選での中松氏の後援会のパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件と、その素地とされた主要5団体の相乗り体制を批判。カジノ誘致反対や小学生までの医療費無料化、除雪態勢の強化、北海道電力泊原発の再稼働反対などを掲げ、無党派層への浸透に力を入れる。

922チバQ:2015/04/20(月) 22:25:54
■室蘭市 現・新の一騎打ち

青山剛 37 無現《1》
大西武俊 46 無新

 再選を目指す青山氏に、新人の大西氏が挑む。

 青山氏は前回に続き日本商工連盟室蘭地区連盟と連合室蘭の推薦を受けた。3月には「4年間で300人の雇用創出」など数値目標を盛り込んだ公約を発表。公務の合間を縫って、企業の朝礼や商店街へのあいさつ回りを積極的に行っている。今月15日の決起集会には支持者700人が集結。「4年間の実績と確かな戦略で、誇れる室蘭をつくりたい」と決意を述べた。

 元スーパー店長の大西氏は政党や組織に頼らず、草の根の支持拡大を目指す。個人、企業へのあいさつ回りに加え、住民との懇談会を50回以上開催。知名度向上に全力を注ぐ。2月に発表した公約では、医療費助成の拡充や観光振興などを柱に据えた。今月14日に行われた立候補予定者の公開討論会で「室蘭市政に一石を投じたい。開かれた市役所をつくる」と訴えた。

■芦別市 市議出馬、選挙戦に

清沢茂宏 52 無現《1》
今野宏 67 無新

 無風とみられていたが、市議の今野氏が「市民に選択肢を与えたい」と3月下旬に出馬表明し、現職の清沢氏に挑む構図が固まった。

 三つどもえとなった前回市長選で清沢氏に敗れた候補の支援者らが今野氏を勝手連的に支持。今野氏は「市政の流れを変えなければ芦別は駄目になる」と現職への批判票取り込みを狙う。

 清沢氏は、日本商工連盟芦別地区連盟会長を後援会に迎え入れるなど支持基盤固めを進める。給付型奨学金の創設や新規就農支援を掲げ「正々堂々と政策をぶつけ合いたい」と意気込む。

■空知管内雨竜町 多選への評価焦点

藤本悟 64 無現《4》
西野尚志 54 無新

 5選を目指す藤本氏と、前町住民課長の西野氏の一騎打ち。西野氏は同世代の農業者らの支持を受け「対話重視のマチづくり」を掲げて世代交代を迫る。

 藤本氏は商業者などの支持基盤固めを進め、子育て支援を公約の柱にすえる。役場庁舎建て替えをめぐる対立点はあるが、農業振興策などで両者に大きな違いはなく、藤本氏の多選への評価が焦点になりそうだ。

■檜山管内今金町 4選狙う現職、前町議と対決

外崎秀人 65 無現《3》
村本照光 65 無新

 4選を目指す現職の外崎氏は、商工・建設業界を中心にした組織的な運動を展開。4期目を「町政の総仕上げ」と訴え、支持拡大を図る。前町議の村本氏は農業振興を政策の柱に、若手農家らに浸透。「町民とともに歩む町政」をスローガンに、現職への批判票取り込みも図る。

923チバQ:2015/04/20(月) 22:26:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025603.html
【道東】
04/17

■オホーツク管内斜里町 現職と元職が再戦、大学院構想に影響も

馬場隆 64 無現《1》
村田均 67 無元《1》

 再選を目指す現職の馬場氏と、返り咲きを狙う前町長の村田氏が立候補を表明しており、前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちになる見通し。馬場氏は漁業、村田氏は新聞社経営と経歴は異なるものの、いずれも保守系町議を5期経験しており、保守分裂の選挙戦になる。

 注目されるのが、知床をフィールドに野生生物管理の専門家を育てる「知床自然大学院大学構想」に対する両者の姿勢の違いだ。設立財団も2013年、町内に発足したが、馬場氏は町の厳しい財政状況を理由に支援に消極的な姿勢を示す。一方の村田氏は、資金支援以外にも協力方法はあるとして推進する立場で、公約にも明記する。地元の理解は構想実現の行方を左右するだけに、選挙結果に関係者の関心が高まる。

 前回は、医師不足や廃棄物処理施設の建設への説明に関する村田氏への批判票を取り込み、馬場氏が385票差で当選した。逆に今回は、馬場氏の1期目の評価がカギを握りそうだ。

 馬場氏は図書館の建て替えや国保病院の内科医増員など1期目の実績をアピール。町民との対話や協働の姿勢を打ち出し、30〜50代の比較的若い層や漁業者などに支持を訴える。

 村田氏は、記者や議長の経験を基にした政策立案能力を強調。温浴施設の建設や町長時代に始めた地場産品の認証事業の発展を唱え、商工業者や農業者を中心に支持拡大を図る。

■オホーツク管内清里町 44年ぶり選挙戦に

櫛引政明 66 無現《1》
古谷一夫 62 無新

 再選を目指す櫛引氏に、元町総務課長の古谷氏が挑む一騎打ちになる公算が大きい。町長選は1975年以降、無投票が10期続き、選挙戦は44年ぶりとなる。首長選の無投票期間としては、留萌管内初山別村と並んで道内で最も長かった。

 無投票の背景には町内に深刻な亀裂をもたらした67年と71年の激しい選挙戦があるが、当時を知る町民も減り、多くは選挙を前向きに受け止めている。18日には町民が企画した公開演説会も開かれる。

 櫛引氏は昨年12月に出馬を表明。集会などで、道の駅の改修など1期目の実績を強調、公約として子育て環境の充実などを挙げる。一方の古谷氏の出馬表明は今年2月。「町民が主役のまちづくり」を掲げて街頭演説を行うなど、草の根の支持拡大を図っている。

 両氏とも町役場出身で明確な争点はない。現職の1期目への評価に加え、町民が無投票の44年間をどう総括するかが焦点だ。

■オホーツク管内美幌町 現職と新人、振興策競う

土谷耕治 64 無現《2》
松浦和浩 53 無新

 3選を目指す土谷氏に、民間出身で町議を3期務めた松浦氏が挑む。

 土谷氏は2期8年の実績を土台に、人口減少対策や地域医療の充実、1次産業振興、子育て支援を訴える。松浦氏は中心市街地に商業施設と町民交流の拠点「交流センター」を設置する独自の振興策を掲げる。

■オホーツク管内滝上町 新人急きょ出馬

長屋栄一 63 無現《2》
工藤唯広 42 無新

 前回に続いて選挙戦になる見通し。当初は3選を目指す長屋氏のみが出馬し、2007年以来の無投票になるとみられていたが、4月上旬に元会社員の工藤氏が急きょ立候補を表明した。

■十勝管内更別村 子育て支援訴え、新人同士が火花

高島敏彦 56 無新
西山猛 61 無新

 現職の岡出誠司氏(66)が3選不出馬を表明したのを受け、前教育長の高島氏と、前村立幼稚園長の西山氏による新人対決の可能性が高い。

 更別出身の高島氏は中学、高校の同級生ら、十勝管内中札内村出身の西山氏は役場OBや幼稚園の保護者らが支持。両氏とも岡出村政の継承と、子育て支援策の拡充を訴えている。

924チバQ:2015/04/20(月) 22:27:03
■十勝管内大樹町 新人同士の一騎打ちか

酒森正人 56 無新
加藤明浩 55 無新

 伏見悦夫町長(74)が昨年12月に5選への不出馬を表明した後、前副町長の酒森氏と町議の加藤氏の新人2人が出馬を表明している。両氏の一騎打ちになる公算が大きい。

■十勝管内幕別町 町政継承掲げ2新人が争う

前川雅志 47 無新
飯田晴義 59 無新

 2月に前町議の前川氏、前教育長の飯田氏が相次いで出馬を表明し、16年ぶりに新人同士の選挙戦となる見通しだ。

 両氏とも、4期での退任を表明した現職の岡田和夫氏(70)の町政継承を掲げる。公約も定住促進・少子化対策、農業振興など共通している項目が多い。

■十勝管内足寄町 12年ぶりの三つどもえ

安久津勝彦 63 無現《3》
矢野利恵子 62 無新
清野幸吉 61 無新

 4選を目指す安久津氏に元町議の矢野氏と元町職員の清野氏が挑み、12年ぶりの三つどもえの戦いになる公算が大きい。

 安久津氏は3期12年の実績を強調。自治労や建設業協会などから推薦を得ている。3度目の挑戦となる矢野氏は、地場産業創出や再生可能エネルギーの振興を打ち出す。清野氏は町民参加型の町づくりと6次産業化の推進を主張する。

■十勝管内陸別町 新人2氏が戦う構図に

原子裕志 61 無新
野尻秀隆 61 無新

 6期24年間務めた現職金沢紘一氏(71)が退任を表明しており、新人2人が戦う構図になりそうだ。

 前回に続き出馬する元町議でNPO法人理事長の原子氏は高齢者福祉の充実や、働く母親支援などを掲げる。町議会副議長の野尻氏は金沢町政の継承を打ち出し、農林業振興による町の経済基盤確立が必要としている。

■根室管内別海町 前々回出馬の新人が再挑戦

水沼猛 65 無現《2》
曽根興三 63 無新

 3選を目指す現職の水沼氏に、前々回の町長選で敗れた元町産業振興部長の曽根氏が挑み、8年ぶりの選挙戦となる見通し。水沼氏は2期8年の実績を強みに農漁協や建設業界などから支持されているのに対し、曽根氏は町内各地でミニ集会を重ね、草の根活動で支持拡大を図っている。

925チバQ:2015/04/20(月) 22:27:33
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025604.html
【道北】
04/17

■上川管内幌加内町 元町職員が出馬、24年ぶり選挙戦

守田秀生 59 無現《1》
細川雅弘 59 無新

 再選を目指す現職の守田氏に対し、元町職員の細川氏が2月に出馬を表明、24年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。守田氏は特産ソバの振興策や地域包括ケア推進などの実績を強調。細川氏は対話を大切にした町政やバランスのとれた農業振興策を訴える。

■上川管内中川町 現職と元自衛官、前回に続き対決

川口精雄 65 無現《1》
高見善雄 68 無新

 現職の川口氏は再選を目指す。前回も出馬した旭川市の元自衛官高見氏も立候補する意向で、同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。

■留萌管内苫前町 4選目指す現職、30代新人が挑む

森利男 73 無現《3》
西大志 39 無新

 4選を目指す現職の森氏と町議を3期務めた新人の西氏の対決となる見込みで12年ぶりの選挙戦。

 森氏は町財政立て直しや風力発電推進など3期12年の実績を強調する。西氏は産業振興や苫前らしいまちづくりを訴え、草の根で挑む。

■宗谷管内中頓別町 現職が不出馬、新人2氏激突

柳沢雅宏 62 無新
小林生吉 54 無新

 野邑智雄町長(69)の5選不出馬を受け、町議会副議長の柳沢氏と元町職員の小林氏の新人2氏による一騎打ちとなる見通し。酪農業の柳沢氏は民間出身をアピール、町民目線のまちづくりを訴える。小林氏は行政経験を生かした福祉の充実や経済活性化を掲げる。

■宗谷管内豊富町 酪農振興めぐり現職と新人争う

工藤栄光 66 無現《3》
相馬靖男 70 無新

 12年ぶりの選挙戦となり、4選を目指す現職の工藤氏と、新人の農業相馬氏との一騎打ちになる見通し。工藤氏は地元特産の豊富牛乳の増産や温泉振興などを訴える。相馬氏は小規模酪農の振興や農水産品の加工場整備などを主張する。

926チバQ:2015/04/20(月) 22:29:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025031.html
統一地方選最前線
道知事選 野党の支援、間合い手探り

03/26

 「私たちが代弁して政策をお話しします」。今月21日、JR札幌駅周辺で共産党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」のメンバーが、道知事選に出馬するフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)への支援を呼び掛けた。

 佐藤が好みの色という紺のTシャツを着込み、ビラを配ったが、本人の姿はない。「本人とも連動したいが、相手のある話なので」。共産党道委幹部はもどかしさを感じつつ、今後も独自に応援を続ける予定だ。

 その佐藤は翌22日、札幌・狸小路商店街で新党大地代表の鈴木宗男と並び立った。鈴木は佐藤を「北海道を変える男だ」と持ち上げ、佐藤は笑顔で買い物客らに握手。鈴木は一時、共産党の支援を拒まない佐藤を激しく批判、佐藤は同党からの支援状を返上し、鈴木に配慮を見せた。佐藤はこの日、「パワーアップになる」と、鈴木に感謝した。

 幅広い野党勢力の支援を受け、現職の高橋はるみ(61)に挑む佐藤。だが、各党と佐藤の間合いの取り方には手探りの部分が残る。

 佐藤後援会事務所では、主に連合北海道から出向いた職員が遊説日程を取り仕切る。それ以前は佐藤自身や後援会関係者の人脈を頼りに散発的に集会を開くのみだったが、各地で連合の地方組織が中心となり、ほぼ連日、集会やあいさつ回りができるようになった。佐藤後援会幹部は「大きな戦力だ」と歓迎する。

 ただ、連合を支持母体とする民主党北海道からは「中途半端な関わり方にとどまっている」との声も漏れる。佐藤支援に積極的な道議がいる一方、別の道議は道議選で佐藤と連動する予定は無いとし、「『支持』という党の方針で、どこまで踏み込んでいいのか…」と戸惑う。独自候補を推薦したこれまでの知事選とは異なり、支持決定まで二転三転した経緯も尾を引く。

 そんな民主党の逡巡(しゅんじゅん)をよそに、佐藤支援に力を入れる共産党。民主党内には「佐藤の知名度を最大限利用して、道議選で反自民票を民主党から奪う狙いがある。こちらも存在感を示さないと」(札幌の支部幹部)と警戒感も生まれている。

 広範な野党の支援の枠組みを生かし切れるかどうか。佐藤の戦いの鍵を握る。(敬称略)


 統一地方選が26日から始まる。17日間の長丁場となる道知事選、4月3日告示の道議選などの戦いの断面を探る。

927チバQ:2015/04/20(月) 22:29:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025080.html
統一地方選最前線
札幌市長選 自民本部重点化二の足
03/27

 「何でそこまでやらなきゃいけないんだ」。3月12日、自民党本部。選対委員長の茂木敏充が声を荒らげた。札幌市長選を重点選挙に位置づけ、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々(45)=自民党推薦=への支援を強化するよう札幌市議らが求めた時のことだ。

 前副市長の秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=に対し、当初は劣勢が伝えられた本間。「勝てない」とみた首相の安倍晋三は1月、茂木に党推薦候補の再検討を指示。だが、本間が衆院議長町村信孝に出馬への強い意向を伝え、札幌市支部連合会も選挙戦目前の方針転換に異を唱えた。茂木がいら立ったのは「党本部は深く関与しない」(参院幹部)との条件で矛を収めた経緯があるからだ。

 そんな本間が秋元と繰り広げる互角の戦い。党本部では「予想外の急上昇」とささやかれるが、茂木は今月23日、周囲に「道知事選と連動させる領域には至っていない」と話した。組織を挙げて支援する知事選と同列に札幌市長選を扱うことには、なお慎重だ。

 背景には知事選での「黒星」を避けたい安倍の強い意向がある。自民党は昨年以降、滋賀、沖縄、佐賀の知事選で支援候補が連敗。首相自身が重点選挙にした道知事選でも敗れれば「地方で支持されない政権」との評価が定着しかねない。

 だが、自民党道連と公明党道本部が推薦し「圧勝」を見込んでいた現職の高橋はるみ(61)は、民主党北海道など野党勢力の支援を受けたフリーキャスター佐藤のりゆき(65)に食い下がられている。自民党にとって北海道は今や全国10知事選で最も不安要素が残る選挙だ。札幌市長選に力を注ぎ、知事選を取りこぼさないか―。「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」(党幹部)との懸念が拭えない。

 一方の民主党は秋元の想定外の苦戦に焦りが広がる。知事選、札幌市長選とも自民系にとられれば、北海道が党勢衰退の象徴になり「党執行部の責任問題に発展する」(閣僚経験者)。側面支援に徹してきた同党だが「札幌市長選に幹部を投入するしかない」との声も漏れ始めた。(敬称略)

928チバQ:2015/04/20(月) 22:30:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025094.html
統一地方選最前線
道議選帯広市、十勝管内 自民「中川隠し」公然と
03/28

 7日、十勝管内芽室町での自民党現職大谷亨の事務所開き。「中川一郎先生(元農水相、故人)を筆頭に中川昭一さん(元財務相、故人)、中川義雄さん(元参院議員)に導かれてきた」。党道11区支部幹事長も務める大谷はあいさつで「中川王国」とのつながりを強調する一方、支部長で衆院議員中川郁子(56)の名前には一切触れなかった。

 過去最多タイの7人が出馬する道議選帯広市、12年ぶりの選挙戦が見込まれる同十勝管内。今月上旬、中川が自民党の同僚議員との不適切な交友関係を週刊誌に報じられて以降、両選挙区の自民党陣営では、公然と距離を置く「中川隠し」の動きが起こっている。

 「正直、選挙応援に来られても困る」。14日、帯広市内で開かれた11区支部の会合では、辛辣(しんらつ)な声が相次いだ。中川のポスターの扱いも、役員は「候補の事務所に張ろうと張るまいと自由だ」と言う。

 実際、自民党陣営のほとんどはポスターを掲示していない。ある候補予定者は「中川が応援に来て『軽率な行動でご迷惑をおかけしました』と謝ったところで、入る票も逃げてしまう」と本音を吐露する。中川は21日、後援会幹部と協議し、統一地方選終了後まで十勝に入らないことを決めた。

 中川は週刊誌報道の直前、十勝管内幕別町の会合で安倍政権が進める農協改革に触れ、「(自民党に)大変な逆風が吹く統一地方選になった」と語っていた。道議選帯広市では党公認から漏れた新人2人が無所属で出馬表明し、保守系の分裂選挙に突入する。ただでさえ厳しい情勢にスキャンダルが加わり、帯広市で目標の公認候補2人当選は難しいとの観測も出始めた。

 他党には格好の攻撃材料となっている。民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断だ」と批判。共産党は「自覚が足りない」、新党大地も「無責任だ」などと非難する。

 強固な結束を誇ってきた「中川王国」の苦境。党支部幹部はこう漏らす。「今は自分たちの力で乗り切るしかない」(敬称略)

◇立候補予定者

■帯広市(定数3)

伊賀淳貴53自新
清水拓也40自新
三津丈夫69民元《5》社道連推薦
佐々木とし子60共新
山崎泉41無現《1》民大維推薦
編田照茂60無新
上野庸介41無新

■十勝管内(定数4)
喜多龍一63自現《5》公道本部推薦
大谷亨67自現《4》公道本部推薦
池本柳次68民現《4》大推薦・社道連推薦
山川秀正62共新
佐々木恵美子65無現《4》民推薦

(《》内の数字は当選回数)

929チバQ:2015/04/20(月) 22:30:52
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025119.html
道議選北斗市 地元代表かけ無所属対決
03/29

 「高橋知事の4選を応援するために民主党を離党し、無所属で立候補すると決めた」

 2月15日、函館市内で開かれた道知事選候補高橋はるみの後援会事務所開き。長尾信秀が高橋を前にこうぶちあげると、居並ぶ自民党の各級議員からどっと拍手が起こり、「よく言った」との声が飛んだ。

 長尾は、以前は道8区(渡島、檜山管内)が地盤だった民主党の元衆院議員鉢呂吉雄の強い誘いを受け、過去3回は民主党公認で当選した。だが1月、「各党の良いところを取り入れたい」と民主党を離党し、無所属となった。北斗市の前身の旧渡島管内大野町議会議長を務め、もともと保守層に足場はある。離党は、自民党支持層からも広く支援を得ようとする思惑があると受け止められた。

 2月1日、長尾の対抗馬として名乗りを上げたのが高村智。北斗市議1期目の自民党員だ。地元の衆院議員前田一男(比例代表道ブロック)の名前を挙げ、「前田と共に道南を盛り上げる」と自民色をより鮮明に打ち出し、同党支部に公認申請もした。

 しかし、前田が支部長を務める党道8区支部は申請書類の不備を理由に扱いを留保した。「自民党と距離を縮めた長尾と、党員の高村。どちらかに肩入れするのは得策ではない」(同支部関係者)との判断から、様子見を決め込んだ。

 そんな直後の長尾の高橋応援発言。長尾は「遠くないうちに判断する」と、当選した場合の所属について明言していないが、地元では自民会派入りするのではとの見方が強まっている。高村は公認申請を取り下げ無所属で戦う腹を固めたが、「当選できれば自民会派に入りたい」と公言する。

 来年3月に開業する北海道新幹線新函館北斗駅が立地する北斗市は大野町と上磯町の合併で9年前に誕生し、2007年の前々回選挙から定数1の選挙区として渡島管内から独立した。地元唯一の代表として首長や経済界との連携を求められる傾向が強い1人区の道議。党勢回復が道半ばの民主党では登別市、伊達市の現職道議も今回、無所属で立候補する。長尾に去られた地元の民主党関係者は「残念だ」と言葉少なに語る。(敬称略)

◇立候補予定者

■北斗市(定数1)

長尾信秀69無現《3》
高村智48無新

930チバQ:2015/04/20(月) 22:31:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025139.html
統一地方選最前線
道議選胆振管内、日高管内 民主「発祥の地」不戦敗
03/30

 「道議選の胆振、日高両管内も候補擁立に取り組んでいきます」。7日、苫小牧市で開かれた民主党道9区総支部の合同選対設立総会で代表の元衆院議員山岡達丸は語気を強めた。それからわずか2週間後、総支部は苫小牧市政記者クラブに1枚の紙をファクスで送った。両管内での候補擁立を断念すると書かれていた。

 衆院道9区(胆振、日高管内)は元首相鳩山由紀夫の地盤で民主党発祥の地と呼ばれてきた。その両管内で道議選に候補すら立てられない現実。苫小牧の労組関係者は「話にならない」と、厳しい表情をみせる。

 胆振管内は今回、定数1減。これまで当選を重ねてきた民主党現職の田村龍治(63)と自民党の元道議会議長神戸典臣が1議席を争う見通しだったが、田村が1月に不出馬を表明した。地元の民主党幹部は「自民党の牙城で必死にやっても厳しいと、限界を悟ったのではないか」と推測する。

 山岡や民主党道議は町議や市議に声を掛け、田村の後継を模索。当初は「何としても立てる」としていた幹部の言葉は、「4年後を考え何とか立てないと」へと弱まった。結局、「費用の捻出、敗れたときの生活保障もあり、調整しきれなかった」(道議)という。

 民主党が4年後を見据えるのは、75歳の神戸に4年後の引退説がささやかれているためだ。民主党関係者は「後継候補の話もうわさになり始めていると聞いており、今回負けても次が勝負だ」とにらんでいた。

 一方、神戸は自らの去就について「言う段階ではない」と、目前の選挙に全力で臨む。陣営幹部は「東西200キロの胆振管内で、ぽっと出の新人では、短期決戦は厳しいと判断したのではないか」と話す。

 日高管内では、民主党に別の思惑がある。無所属の金岩武吉は元鳩山秘書で、昨年12月の衆院選でも山岡を支援した。金岩も70歳とあって、9区総支部幹部は「4年後にもし金岩が引退すれば、民主党候補を応援してくれる可能性もある。今回は争わない方がいい」。とはいえ、かつての鳩山王国で不戦敗二つという事実に変わりはない。苫小牧の党幹部は「せめて市部の道議選で圧勝したい」と、不安を振り払うように話す。(敬称略)

◇立候補予定者

■胆振管内(定数1)
神戸典臣75自現《7》

■日高管内(定数2)
藤沢澄雄58自現《3》
金岩武吉70無現《3》

(《》内の数字は当選回数)

931チバQ:2015/04/20(月) 22:32:17
>>878>>895
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025186.html
統一地方選最前線
道知事選 決戦直前、7年越し「和解」
04/01

 「知事も町長も北海道を愛する気持ちは同じ。互いに協力してほしい」。3月24日夕、札幌市中央区のホテルで自民党道連幹事長の柿木克弘は、道知事選で4選を目指す現職の高橋はるみ(61)と檜山管内乙部町長の寺島光一郎(70)に「和解」を呼び掛けた。

 農水官僚から故郷の町長に転身して8期目の寺島は、道町村会長や全国町村会副会長を務め、政府高官とも独自のパイプを持つ実力者。高橋は、乙部町が磯焼け対策で行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄をめぐり2008年に道と対立した経緯に言及し「違法と判断した道の言動に落ち度があった」と陳謝した。寺島は「なぜあんな判断をしたのか確認してほしい」と要請したものの、会談の最後に握手を交わした。

 新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)と一騎打ちの知事選告示を2日後に控えたタイミングで、なぜ、7年前の問題をめぐる和解の場が必要だったのか。ある道幹部は、そこに「知事も必死だ」と高橋の危機感を見て取った。

 イカゴロ投棄問題の後も、道の支庁制度改革や道州制をめぐり高橋と対立した寺島は、佐藤が出馬表明前の昨年9月に出版した対談本に登場した。そこでは、現在の道政を「打って出ることがあまり感じられない」などと、高橋批判とも受け取れる発言をしている。

 一方の佐藤は、道政に首長の意見を反映させる「市町村長道政顧問会議」の設置を公約の目玉の一つに盛り込み、市町村との連携重視を掲げる。万が一、知事選で寺島が佐藤支援の旗を鮮明にするようなことがあれば、道内の自治体関係者の票の動きに大きな影響を与える―。そんな陣営の懸念から、柿木を仲立ちとした会談はセットされたというのが大方の見方だ。

 過去2回、圧倒的な票差で再選、3選された高橋だが、今回は知名度のある相手候補に加え、選挙戦で多選も争点の一つとなり、予断を許さない戦いが続く。自民党道連幹部はこんな感想を漏らす。「寺島町長と会って陳謝したことや演説の仕方など、知事はいつになく謙虚にわれわれの意見に耳を傾けてくれる」(敬称略)

932チバQ:2015/04/20(月) 22:32:49
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025212.html
統一地方選最前線
道議選オホーツク西部、同東部 合・分区 乱戦と無風と
04/02

 「市長としてあまり表立って1人の候補への支援をはっきりさせるのは、良くないのではないか」。3月中旬の夜、紋別市の繁華街はまなす通りの飲食店。民主党現職の日下太朗は、店で会った紋別市長宮川良一にくぎを刺した。

 宮川は2005年に民主党推薦で初当選。13年の市長選では市民党を掲げ、自民党、民主党、新党大地などの推薦を受けて3選を果たした。だが、今回の道議選オホーツク西部では、紋別の元新聞社社長の新人新沼透の擁立に関わり、出馬表明の記者会見にも同席。旗幟(きし)を鮮明にする。

 今回選挙からの区割り変更で、従来の紋別市(定数1)はオホーツク管内(同2)に合区。その上で、オホーツクは西部(同2)と東部(同1)に分区された。宮川の動きは自民党からも反発を買ったが、宮川には西部に組み込まれた紋別から道議を出したいと、地元候補擁立へのこだわりがあった。

 日下も分区で誤算が生じた。東部が拠点だった日下は、同じく東部が地元の自民党現職高橋文明との一騎打ちを避け、西部に移った。しかし民主党と協力関係にある新党大地は「地元に根差した候補」との理由で新沼を推薦。日下はなお大地に支援を求め続けたが、新党大地代表の鈴木宗男は「日下さんは東部で戦うのが筋だ」と報道陣に語り、にべもなかった。

 新沼の戦略も揺れた。新沼の父浩(故人)は自民党の元道議会議長。新沼自身も、父親が引退した後の1999年の道議選に自民党から出馬し、落選した過去がある。当初は自民党公認を目指したが、同党は衆院議員武部新の秘書久保秋雄太を擁立。新沼が大地の推薦を受けたのは公認争いに敗れた後だった。

 こうした経緯もあり、自民党も一枚岩ではない。久保秋が党公認に決定した後も、人口約2万4千人と大票田の紋別では自民党市議の一部が新沼を支持する。2議席を3人で争い、各党の支援関係が入り乱れる激戦に有権者からは「何が何だか分からない」と戸惑いの声も漏れる。

 一方の東部は民主党が日下の後継を擁立できず、高橋は無投票当選の公算が大きい。分区した東西の選挙模様は対照的な光景を描く。(敬称略)

◇立候補予定者

■オホーツク西部(定数2)
久保秋雄太37自新
日下太朗68民現《4》(社)
新沼透61無新 [大][維]

■オホーツク東部(定数1)
高橋文明62自現《7》

(《》は当選回数。党派略称の[]は推薦、()は地方組織による推薦)

933チバQ:2015/04/20(月) 22:33:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025230.html
統一地方選最前線
札幌市長選 現市政との距離、対照的
04/03
 札幌市長選(12日投開票)が告示された3月29日の午後。同市内の連合系道議選候補予定者の後援会事務所に、札幌市長上田文雄(66)が姿を見せた。

 「秋元をよろしくお願いします」。5月に引退する上田は、市長選に立候補している元副市長秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=の支援を要請した。この事務所幹部は「自分の選挙でも来たことがなかったのに」と驚く。

 その数時間前、上田は秋元の第一声で応援演説に立ち、「12年間、彼が支えてくれた。秋元さんは現実を見て将来(像)を訴えることができる」と強調。秋元も「上田市長ら3市長の下で、決断力とリーダーシップを学んだ」と応じた。

 上田の活発な動きは、秋元と元総務省自治大学校研究部長本間奈々(45)=自民党推薦=が、互角の情勢と伝えられていることへの危機感がある。上田は前回2011年、本間との一騎打ちを制した。「3期やってきたことを引き継ぎたい。全力でやる」。上田は最近、周囲にこう漏らす。

 上田の支援をめぐっては、秋元陣営の経済人にはもともと慎重論が強かった。脱原発依存や護憲を唱え、リベラル・民主党色が強い上田の支援を受ければ、保守層の支持が逃げると懸念したからだ。

 しかし、選挙戦が近づくにつれ、無党派層の取り込みが課題に浮上。陣営内では「上田の知名度を生かすべきだ」との声が強まった。上田の危機感とも相まって、秋元応援の前面に立つ場面は増えている。

 対する本間は、第一声で「12年間を取り戻す。札幌は緊縮財政で少しずつ元気がなくなり、これまでの財産を食いつぶしてきた」と上田市政を批判。陣営の上田への対抗意識は根強い。

 昨年1月、自民党札幌市支部連合会が本間の推薦を決めた際には、経済界有志が副市長だった秋元の推薦を求めたが、現衆院議長町村信孝(70)らが「上田側近を自民党が担ぐのは自殺行為」と押し切り、本間擁立を決めた経緯がある。

 秋元を「上田市長の後継」と位置付ける本間は、03年まで3期12年札幌市長を務めた桂信雄(84)からも助言を受ける。道都決戦は、現市政のあり方が問われる戦いになりつつある。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

春木智江56共新
本間奈々45無新[自]
秋元克広59無新[民][維]
飯田佳宏42諸新
須田真功52無新

(党派略称の[]囲みは推薦)

934チバQ:2015/04/20(月) 22:34:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025255.html
統一地方選最前線
道議選釧路市 元職再出馬、激戦に突入
04/04
3月30日夜、釧路市内のホテルで開かれた自民党元職の小畑保則の総決起集会は千人近くの支持者であふれかえった。「知事になれるんじゃないか」。同じ場所で前日開かれた知事選候補高橋はるみの集会と比べ、参加者の数は約2倍。その熱気から、会場ではこんなジョークも飛び出した。

 小畑は昨年7月に航空機内でトラブルを起こし、道議を辞職。その4カ月後、道議選出馬を表明した。集会では「(議員の職を)途中で投げ出すのは申し訳ない。勝って恩返しする」と熱弁。危機感をばねにして、勢いを増しつつある。

 それでも陣営幹部の表情はさえない。「前回支援してくれた10人のうち1人には断られる。こんな厳しい選挙は初めてだ。特に女性の反応が鈍い」。市議時代から上位当選を続けてきた「常勝」陣営の支持基盤に、機内トラブルが少なからぬ影響を与えている。

 そんな小畑の動向は、他陣営に大小の余波を広げている。「小畑さんは根性がある。道議は頑張る人がいい」。3月18日、新党大地代表の鈴木宗男は、釧路市内で開かれた大地公認市議の集会で小畑にエールを送り、大地から推薦を受けた民主党現職の橋本豊行陣営に困惑が広がった。

 労組を支持基盤とする橋本は、6人が出馬した前回、約1万3千票で3位当選。今回は5人による少数激戦で各陣営は当選ラインを1万〜1万5千票とみており、橋本にとっては大地票の取り込みがカギとなる。しかし小畑と大地は保守層の支援者が一部重なり、「大地票の相当数が小畑に流れる」(地元の大地関係者)との見方が強い。

 前回4位当選だった自民党現職の笠井龍司は小畑と支持基盤が重なり票を奪い合う格好で、公明党新人の田中英樹も「知名度がない」(党支部幹部)などと、各陣営とも課題を抱える。

 釧路市の議席は1999年以降、自民、民主、公明各党の指定席だったが、今回、この3党は共産党の動きも警戒する。同党は、昨年12月の衆院選道7区(釧路、根室管内)に出馬、落選しながらも知名度を高めた新人の石川明美を擁立したからだ。各陣営とも票の行方を読めない中、激戦の選挙に突入した。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■釧路市(定数4)

笠井龍司49自現《1》
田中英樹46公新
石川明美63共新
橋本豊行61民現《2》[大]
小畑保則66自元《3》

(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは推薦)

935チバQ:2015/04/20(月) 22:34:47
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025265.html
統一地方選最前線
道議選室蘭市 保守系分裂、しのぎ削る
04/05
 「私は千葉を必ず勝たせるため全力で戦います」。告示日の3日朝、自民党公認の千葉英也の出陣式で、同党衆院議員の堀井学(43)が訴えた。4年前の前回選挙に続き、自民党候補と無所属の川畑悟がぶつかる保守分裂選挙に突入したことに危機感をにじませた。

 前回選挙では自民党員だった川畑が党室蘭支部の運営に反発して離党し、党公認の現職を破り当選した。今回は支部が1月に公募による公認候補者選定を実施。復党を目指した川畑、旧室蘭青年会議所で理事長を務めた千葉が名乗りを上げ、党外も含む選考委員による投票で千葉が選ばれた。

 長く、元首相鳩山由紀夫のお膝元だった室蘭。自民党室蘭支部長の堀井にとって、保守勢力の一本化は重要課題だ。昨年12月の衆院選道9区(胆振、日高管内)でも、室蘭市の得票は民主党候補が当選した堀井を上回った。

 電気設備会社を営む千葉は、有力企業からの推薦も得て、延べ750社を巡るなど精力的に活動してきた。ただ、出馬表明からは2カ月弱。まち場にも強力な後援会がない。千葉は「知名度はまだまだ。街の隅々まで訴えて回らねば」と危機感を強める。

 対する川畑は、前回当選後は道議会会派の自民党・道民会議に入会。復党の道も探った。ただ、党の公募では応募しない考えを一度は表明するなど迷いも見せ、復党に至らなかった。2月に自民会派を離脱、政党の後ろ盾なしで選挙に臨む。

 「道議の仕事は素人には無理です」。告示直後の遊説で、川畑が車上から自らの手腕をアピールした。現職ではあるが、こちらも分厚い後援組織がない。告示前は目立つ山吹色のジャンパーに「政策本位」と大書したたすき姿で、商店街などを自転車で回った。「とにかく露出し、人目に触れることが大事」と言う。

 2人の戦いは、4回連続トップ当選中の民主党現職の滝口信喜にも緊張感をもたらしている。支持層は鳩山の旧地盤と重なり強固だとされるが、これまで築いた保守系支持層を2人に切り崩されていると滝口は受け止める。実際、建設業界などは滝口への推薦を取りやめた。6度目の選挙は、自身が「今までで最も厳しい」という激戦だ。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■室蘭市(定数2)

千葉英也46自新 [公]
滝口信喜68民現《5》大[社]
川畑悟43無現《1》

(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは地方組織による推薦)

936チバQ:2015/04/20(月) 22:35:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025285.html
統一地方選最前線
小樽市長選 批判応酬かすむ政策論争
04/06

 「選挙違反には十分に注意してほしい」。19日告示、26日投開票の小樽市長選で再選を目指す現職の中松義治は3月下旬の後援会役員会で、くぎを刺した。

 中松の脳裏をよぎるのは4年前の市長選での政治資金規正法違反事件。後援会のパーティー券販売をめぐり、市幹部や団体としての後援会などが罰金などの略式命令を受けた。市の第三者委員会は市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と、小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が手を組んで歴代の市長候補を支援し続けたことで緊張感が緩み、事件の素地となった可能性が高いと指摘した。

 後援会は今回の選挙に向けてはパーティーを開かず、チラシやポスターも選管に細かい点まで確認しながら作成。役員会の構成を経済人中心に変えたが、5団体の枠組みは維持された。

 このため表面上は選挙態勢が整っているものの、事件を引きずり、当初、運動が停滞した。後援会幹部は「厳しい戦いを強いられ、ピリピリした雰囲気が流れている」と危惧する。

 市長選に3回連続の挑戦となる元市議で新人の森井秀明は、事件と相乗り体制を批判。3月中旬、支持者の集まりで「公正な選挙を乱して市民を裏切った人々が、また同じ候補を立てた。しがらみにとらわれた相乗り体制はいらない」と訴えた。

 だが、森井陣営も相手に批判材料を与えている。市内の団体などが公開討論会開催を呼び掛けたが「時間を確保できない。組織に頼らず、有権者一人一人に直接政策を語りかけたい」などとして参加を拒否。2月に公表した公約に関しても記者会見を開いていない。

 中松の後援会関係者は「説明責任を果たせない人間に市長が務まるのか」と疑問を投げかける。

 小樽市長選は当初、カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)誘致の是非が最大の争点になると見られていた。森井は2月に誘致反対を明言。一方、誘致に積極的だった中松も3月、可能性が極めて低くなったとして、再選しても任期中は誘致活動をしない方針を表明した。

 最大の争点が曖昧になり、批判の応酬となった前哨戦。小樽の将来に向けた政策論争は置き去りにされかねない。(敬称略)

◇立候補予定者(届け出順)

中松義治68無現《1》自民公
森井秀明42無新

(《》は当選回数)

937チバQ:2015/04/20(月) 22:36:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025305.html
統一地方選最前線
道議選空知管内 自公、衆院選にらみ火花
04/07
 告示後初の週末となった4日。空知管内南幌町で街頭演説を行う公明党の荒当聖吾の傍らに、同党衆院議員の稲津久がいた。「少数激戦で大変厳しい選挙。荒当さんをぜひお願いしたい」。告示日に引き続いて、荒当への支持を訴えた。

 荒当は、道議から衆院議員に転じた稲津の後継として4年前に初当選した。前回は無投票だったため、今回が事実上の初陣。得票が読み切れないものの、道議時代に3回連続でトップ当選した稲津との二人三脚で「堂々の勝利」(荒当)を期す。

 稲津は昨年12月の衆院選で、自民党の支援を得て道10区(空知、留萌管内)での再選を果たした。しかし自民党支部は一時、元岩見沢市長で自民党衆院議員の渡辺孝一(比例代表道ブロック)を擁立する動きを見せ、今も擁立論が根強く残る。ここで荒当がふがいない戦いをすれば、渡辺を担ぐ動きが再び加速しかねないとの懸念がある。

 こうした中で、公明党に神経をとがらせるのが自民党現職の釣部勲だ。稲津と荒当が衆院選での自公協力をきっかけに、保守層の経済団体や農業団体へ手を伸ばしてきているからだ。衆院選で稲津を支援した釣部は「遠慮なく自民党の座敷に踏み込んでくる」といら立ちを募らせる。

 釣部は渡辺の父親、元衆院議員渡辺省一(故人)の秘書出身。「今回当選すれば、4年間の任期中に衆院解散が1回はある。次こそは小選挙区で勝ち、孝一さんに金バッジ(小選挙区の議席)を着けさせたい」。足を骨折し、3月中旬まで1カ月余の入院生活を強いられたが、つえをつきながら精力的に動き回る。

 渡辺はベテランの釣部に空知を任せ、新党大地系新人との一騎打ちで、より厳しい戦いと伝えられる道議選留萌管内(定数1)の自民党候補の支援に飛び回る。釣部との役割分担で、10区の地盤を固める戦略だ。

 道議選を舞台に次期衆院選をにらんだ自公の駆け引きが火花を散らす中、民主党の稲村久男は労組の組織固めを進める。北海道農民連盟出身で無所属の白川祥二は農業者の支持結集を図る。共産党の木村賢治は衆院選出馬の経験を生かし、支持拡大を目指す。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■空知管内(定数4)

稲村久男59民現《2》
白川祥二64無新
釣部勲69自現《6》
荒当聖吾48公現《1》
木村賢治64共新

(《》は当選回数)

938チバQ:2015/04/20(月) 22:36:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025401.html
統一地方選最前線
道知事選 官邸「脱原発票」を警戒
04/09

 「原発に反対の人は、最初から自民党が推す候補には入れない。道知事選の結果には全然関係しない」。政府高官は3月末、新人のフリーキャスター佐藤のりゆき(65)が脱原発を公約の前面に掲げた影響を周囲に問われ、関心のなさを強調した。だが、首相官邸の本音は違う。「道知事選の情勢はしっかり押さえている。知事の同意がなければ原発再稼働は絶対に無理だからだ」(官邸筋)

 安倍政権はエネルギー基本計画で、原子力を「重要なベースロード電源」に位置付けており、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を含め、原子力規制委員会の審査に合格した原発は順次再稼働する方針。ただ、そのためには知事をはじめとする「地元の同意」を取り付けることが不可欠だ。

 現職の高橋はるみ(61)は自民党道連などの推薦を受けるが、公約では泊原発再稼働に触れず慎重な物言いに徹している。政権内からは「通産省(現経済産業省)出身だから最終的には再稼働に反対しない」との声も漏れる。優位な戦いが続く中、自民党幹部は「賛否が割れる政策で踏み込む必要はない」と話す。

 一方、民主党北海道など事実上の野党共闘で挑む佐藤にとって「脱原発」は格好の対立軸となる。

 「北海道に原発はいらない。この知事選は原発か脱原発かの住民投票だ」。佐藤は「卒原発」を提唱する前滋賀県知事の嘉田由紀子とも連携、持論を訴える。経産省には「佐藤が知事になれば泊だけでなく、函館市が建設差し止めを求めている電源開発大間原発(青森県大間町)も動かなくなる」との警戒感も広がる。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる沖縄県との対立が激化する中、政権内には、道知事選で脱原発の機運が高まれば国と地方の新たな対立の火種になりかねないとの懸念も浮上。野党が脱原発で結集する構図は、自民党推薦の現職が、反辺野古勢力の共闘で新人の翁長雄志(おながたけし)に敗れた昨年の沖縄県知事選と重なる。佐藤陣営が5日に札幌・大通公園で開いた街頭集会では、最後に翁長からの激励のメッセージも読み上げられた。

 「野党は沖縄と同じ展開を狙っている。道知事選は最後まで気が抜けない」。首相周辺は眉をひそめた。(敬称略)

939チバQ:2015/04/20(月) 22:36:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025424.html
統一地方選最前線
道議選 公明・共産、議席争い過熱
04/10

 道知事選候補の新人佐藤のりゆきが4日、札幌市中央区で開いた街頭演説。駆けつけた共産党副委員長の小池晃が応援のマイクを握り、「希望ある北海道の未来を、佐藤のりゆきさんと力を合わせてつくっていこう」と呼び掛けた。以前、佐藤のテレビ番組に出演したこともあるという小池はその直前、佐藤が自分の演説を終えて選挙カーの横から立ち去ろうとすると、呼び止めて握手を交わした。

 共産党は道議選でも候補が「知事選では脱原発を訴える佐藤さん。そして一緒に頑張る道議の議席を増やさねばなりません」などと盛んに訴える。前回の倍の候補12人を擁立し、現有1議席からの躍進を目指す戦略の柱の一つが、知名度のある佐藤との連動。党道委員会書記長代行の佐川敏幸は「昨年の衆院選の勢いは続いている。知事選との連動で支援の広がりも感じる」と手応えを口にする。

 こうした共産党の動向に神経をとがらせているのが公明党だ。「これまでの共産党とは明らかに違う動きだ」と、党道本部関係者。公明党が道議選で候補を立てた8選挙区(札幌市北、東、白石区、函館、旭川、釧路、苫小牧各市、空知管内)全てで、共産党の候補と競合している。

 7日に道内入りした公明党代表山口那津男は、札幌市内6カ所で行った街頭演説の全てで共産党批判を展開。プレミアム付き商品券発行などの財源を盛り込んだ国や道、札幌市の補正予算案について「共産党は国会で反対。札幌市議会で反対。道議会では賛成した。こんなちぐはぐな対応をする政党に未来を任せるわけにいきません」と訴えた。

 山口の批判に共産党道委幹部は「一つ一つの内容を吟味して判断している」と反論。小池は4日に札幌で行った道議選候補の応援演説で「公明党は軽減税率を主張するが、そんなに皆さんの生活が心配なら消費税増税自体をやめればいい」と公明党をけん制した。

 ともに弱者重視の政策を掲げ、支持を求める層も重なり合う老舗の政党。昨年の衆院選の道内比例票は公明党の約30万7千票に対し共産党は約30万2千票だった。過去をさかのぼれば、共産党が6議席と躍進した1999年の道議選で公明党は5議席と後塵(こうじん)を拝したこともある。両党の議席争いの行方は、最終盤に入った道議選の焦点としてクローズアップされている。(敬称略)

940チバQ:2015/04/20(月) 22:37:15
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025453.html
統一地方選最前線
道知事選 自・民対決 変わる力関係
04/11

 「自民党の世論調査では、道議選の複数区で4年前はトップ当選した候補が2、3位に落ちており、知事選への影響を懸念している」。4日、札幌市内のホテルで開かれた自民党道連の統一地方選対策本部の会合で、本部長代行を務める吉川貴盛(道連会長代行)の声が響いた。会合は本部長の参院幹事長伊達忠一が招集し、道議選告示日の3日に無投票当選が決まった道連幹事長の柿木克弘を含む道議ら約20人が出席。道議が地元に張り付き、4選を目指す現職の高橋はるみ(61)への支持を呼び掛けることを確認した。

 吉川は党務で多忙な伊達に代わり、高橋の選挙事務所に毎朝8時前に顔を出して企業・団体回りの徹底を指示するなど、高橋陣営の司令塔の一人。その姿に陣営幹部は「知事と距離を置いていた吉川さんが頑張ってくれて、ありがたい」と感謝の言葉を口にした。

 高橋は2012年の衆院選で、吉川の地元道2区(札幌市北、東区)で民主党候補の激励にも入ったことから、吉川と関係が悪化。吉川は昨年5月、党道2区支部の定期総会で「首長は3期12年がベストだ」と発言するなど、一時は柿木らと並び道連内で高橋4選慎重派とみられていた。

 だが、道議を中心に4選容認の流れが強まり、吉川は会長代行の立場も踏まえ、高橋支援の姿勢へと転換。道知事選は統一地方選で数少ない自民・民主対決型の構図となり、吉川は首相の安倍晋三から「北海道は絶対に勝ってください」と激励されたという。

 高橋も昨年秋ごろから自民党との関係を強化したい意向をにじませ始め、吉川らとの距離は接近。今年2月に吉川の支持者が札幌のホテルに集まった会合に出席し、吉川に知事選への協力を求める一幕もあった。

 自民党道連内では高橋の3期目の道政運営に対して「支持率が高く選挙に強いという自信からか、自民党への配慮が欠けている」などと不満も漏れるようになり、それが4選慎重論の背景にあった。知名度のある新人佐藤のりゆき(65)を相手にした今回の選挙は、圧倒的票差で勝った過去2回とは様相の異なる戦いとなり、高橋と自民党の力関係は変化したというのが大方の見方だ。道連幹部は言う。「もし勝利を収めたら、知事は吉川さんに足を向けて寝られないだろう」(敬称略)

=おわり=

941チバQ:2015/04/21(火) 20:07:25
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210028-n1.html
2015.4.21 19:28
【統一地方選】
11回連続で無投票当選 北海道初山別村






11回連続で無投票となった北海道初山別村長選で3選を決め、万歳する現職の宮本憲幸氏(中央)=21日午後
 北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属で現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は昭和46年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。

 村選管によると、46年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。

 無投票が続く理由について、ある村民は「46年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。

 午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。

942チバQ:2015/04/21(火) 20:08:19
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210022-n1.html
2015.4.21 17:59
【統一地方選】
44年ぶり選挙戦も「争点」なく 北海道清里町長選





44年ぶりの町長選となる北海道清里町で、候補者のポスター掲示板を見る有権者=21日
 北海道オホーツク地方の清里町で21日、44年ぶりとなる町長選が告示され、再選を目指す無所属現職の櫛引政明氏(66)と無所属新人で元町総務課長の古谷一夫氏(62)が立候補を届け出た。

 同町長選は昭和50年以降、10期連続で無投票当選が続いていた。背景は、42年と46年に農協が二つに分裂するなど町を二分する激しい選挙戦があり、争いを避けてきたためとされる。

 1期目の実績と継続を訴える櫛引氏に対し、古谷氏は町政の変革を呼び掛ける。ただ、ともに町役場OBで、両候補が「政策に大きな違いはない」と認める「争点なき選挙戦」(町関係者)だ。

 有権者約3600人のうち約6割が町長選への投票は未経験。両候補の街頭演説を見に来た主婦、佐々木千佳さん(32)は「一人一人が町のことを考えられる機会で、1票の重みを感じる」。幼い長男の子育て中でもあり「将来をしっかり見据えて、投票先を決めたい」と話していた。

943チバQ:2015/04/21(火) 20:15:17
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/21/kiji/K20150421010212310.html
北海道初山別村 44年11回連続で無投票当選のワケ
 北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は1971年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。

 村選管によると、71年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。

 無投票が続く理由について、ある村民は「71年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。

 午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。
[ 2015年4月21日 19:07 ]

944チバQ:2015/04/21(火) 20:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125801.html
北海道内18町村長選、無投票に 斜里は現職と元職の一騎打ち確定
04/21 18:00、04/21 18:30 更新

 21日に告示された統一地方選後半戦の町村長選と町村議選は同日午後5時に届け出が締め切られた。道内は36町村長選に現職27人、元職1人、新人27人の計55人が立候補し、18町村で無投票、18町村で選挙戦に入った。人口減少問題や地域振興策などを争点に舌戦が繰り広げられている。

 選挙戦となった18町村のうち、オホーツク管内清里町は、現職の櫛引政明氏(66)に元町総務課長で新人の古谷一夫氏(62)が挑む構図となり、1971年以来44年ぶりの選挙戦が確定した。同管内斜里町は再選を目指す現職の馬場隆氏(64)と、返り咲きを狙う元職の村田均氏(67)の一騎打ちとなった。そのほか、檜山管内今金町、空知管内雨竜町、上川管内幌加内町、美瑛町、中川町、留萌管内苫前町、宗谷管内中頓別町、豊富町、オホーツク管内美幌町、滝上町、十勝管内更別村、大樹町、幕別町、足寄町、陸別町、根室管内別海町の16町村が選挙戦に突入した。

 立候補者が1人で無投票となったのは空知管内由仁町、新十津川町、沼田町、後志管内京極町、赤井川村、胆振管内壮瞥町、檜山管内厚沢部町、乙部町、上川管内下川町、美深町、音威子府村、留萌管内初山別村、天塩町、オホーツク管内訓子府町、興部町、十勝管内鹿追町、浦幌町、根室管内羅臼町の18町村で、前回2011年より6町村減った。初山別村は現職の宮本憲幸氏(57)が、道内単独で最多となる11回連続無投票で3選を果たした。

 道内の町村議選は100町村で前回より30減の総定数1075を争う。町村長選、町村議選の投開票は19日に告示された市長選、市議選、市議補選と同じ26日に行われる。

945チバQ:2015/04/21(火) 20:45:08
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210032-n1.html
2015.4.21 20:16
【統一地方選】
「弊害はない」と説明 北海道乙部町長が9選、8回連続無投票






8回連続で無投票となった北海道乙部町長選で9選を決め、万歳する現職の寺島光一郎氏(右)=21日午後
 北海道乙部町長選は現職の寺島光一郎氏(70)が8回連続の無投票で9選を決めた。乙部町は人口約4千人で、北海道南部にある渡島半島の日本海側に位置している。寺島氏は多選について、「毎回を全力で取り組んでおり、地域を愛していれば弊害はないと思う」と話した。9期目は、製造業や観光業の振興を図り、若者の雇用創出が課題という。

 寺島氏は北海道大農学部を卒業し、旧農林省に入省。昭和58年、乙部町長選に初当選した。平成17年から現在まで北海道町村会長を務めるほか、23年からは2回目の全国町村会副会長を務めている。

 北海道の出先機関「支庁」の再編をめぐっては、北海道町村会長として、今月12日投開票の道知事選で4選を果たした高橋はるみ氏(61)に異を唱えたこともあった。

946チバQ:2015/04/22(水) 19:35:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddr041010015000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 北海道・浦幌町議選 欠員無投票、でも安堵 「再選挙は防げた」
毎日新聞 2015年04月22日 北海道朝刊

 人口減や高齢化に直面する全国の町村で、首長選と議員選がスタートした。自治の担い手が不足し、民主主義の根幹が「無投票」に侵食されつつある。地方自治はどこへ向かっているのか。どこへ向かうべきなのか。選挙告示日の動きを各地で追った。

 ◇定数減、なお成り手なく
 「欠員による再選挙を防げただけでも良かった」。北海道浦幌(うらほろ)町議選は、定数11に対して立候補者が10人だけで、定数に満たないまま欠員無投票となったが、町議会関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。公職選挙法の規定だと欠員2で再選挙となるためで、田村寛邦議長(68)らは「議会の存在意義が問われる」として、心当たりの町民に立候補を促してきた。

 町議会は昨年3月、町人口の規模や議会の委員会機能の維持などを考慮して定数を2削減したばかりだった。だが、今回の町議選で町選挙管理委員会による立候補予定者の事前審査を受けたのは、15日までに現職の9人だけだった。「欠員再選挙」が現実味を帯びたうえ、定数削減後の欠員は議会改革に対する町民の批判も予想された。田村議長ら町議は、引退予定の議員を慰留し新人の擁立に奔走した。

 小麦などの畑作地帯が広がる人口約5200人の同町は1次産業従事者が多く、町議らは農業者にも立候補を要請して歩いた。だが、町内では離農跡地を活用した経営の規模拡大が進んでおり、「忙しすぎて議員の仕事は無理」との返答ばかりだった。結局、告示前日に新人1人が立候補を決意したが、残る1人の穴は埋められなかった。

 当選者10人のうち65歳以上は6人。ある町議は「4年後は高齢化でもっと大変なことになる」と危惧し、別の町議は「『町財政が厳しい中、議員定数をもっと減らしても良かった』と町民から批判が出るのは必至だ」と嘆いた。

 同町では町長選も現職が無投票当選し、町議選と合わせてダブルで無投票となった。【鈴木斉】

 ◇乙部町長選 8回連続無投票、全国最多の9選
 北海道乙部(おとべ)町長選は、現職の寺島光一郎氏(70)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、8回連続の無投票で9選を果たした。山梨県早川町の辻一幸町長(74)と並んで現職で全国最多当選となった。

 寺島氏は北海道大を卒業後、旧農林省に入省。1983年に乙部町長選に立候補し、対立候補を破って初当選した。毎年1月、町内16地区で懇談会を開いて町民と対話するなどしており、今回も対立候補擁立の動きはなかった。

 無投票当選後、寺島氏は「1期ごとに全力を挙げた結果。郷土を愛し、地域のためにという思いがあれば弊害はないと思う」と連続無投票当選を振り返った。

 寺島氏は現在、北海道町村会長と全国町村会副会長を務めている。【鈴木勝一】

 ◇初山別村長選 11回連続で選挙なし
 北海道初山別(しょさんべつ)村長選は1975年以来、道内過去最多の11回連続無投票となった。3選を果たした無所属現職の宮本憲幸氏(57)の後援会幹部は「小さな村なので、隣同士がいがみ合う選挙は繰り返したくない思いはある」と複雑な思いを語る。

 道北部の日本海に面した村の人口は、59年のピーク時の4分の1に満たない約1300人で、農林漁業が主たる産業だ。

 最後の選挙戦となった44年前の村長選では、農協幹部と元町教育長の新人2人が激しい戦いを繰り広げ、村が二分されて選挙違反による逮捕者も10人出た。当時を知る村の関係者によると、一時住みにくくなって村を離れた人もいたといい、村民には「村が二分されたらしこりが残る」と、えん戦気分がいまだに漂っているという。

 宮本氏は11回目となった村長選の無投票について「その意味を深く考え、少しでも住民の声を拾い上げる努力をする。地域に出向き、住民と対話をする機会を多くしたい」と語った。宮本氏の後援会長で元村議会議長の高沢国雄さん(76)は「優れた村長に恵まれた面もある。選挙戦になった方がいいとの声はあるだろうが、村民が選んだ候補を村民が無投票当選させるのも、地域の選択ではないか」と話す。

 また音威子府(おといねっぷ)村長選も無所属現職の佐近勝氏(60)が無投票で再選され、同村長選は5回連続の無投票となった。【横田信行】

947チバQ:2015/04/22(水) 19:46:58
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125965.html
反原発かすむ議論 北海道・泊村議選、全員再稼働反対せず
04/22 07:00、04/22 12:36 更新


泊原発のPR施設「とまりん館」の前を通りすぎる選挙カー。村議選で原発再稼働の是非を語る声は聞かれない=21日午前10時50分、後志管内泊村(写真を一部加工しています)
 統一地方選前半戦の道知事選で大きな争点となった北海道電力泊原発の再稼働問題。お膝元の泊村を含めて後志管内各地では、町村議選が21日告示されたが、再稼働の是非を問う声はほとんどなかった。ただ住民の声に耳を傾けると、原発の経済効果などに期待する一方で、事故への不安も聞こえる。

 「原発があってこその豊かな財政。予算を有効に使い持続可能な村を目指す」。朝から小雨が降る泊原発のPR施設「とまりん館」そばの国道脇。現職候補が力を込めて訴えたが、聞いていたのは玄関から顔を出した女性1人だけだった。

 泊村議選には定数9に対し11人が立候補したが、原発再稼働の反対を掲げる候補はゼロ。街頭演説をした候補もごくわずかだった。ある現職候補は「争点がないから、有権者に訴えたいこともない」と話した。

 静かな選挙の背景にあるのが「原発マネー」。泊原発1号機の建設が始まった1984年度から30年間で、泊村には約200億円の電源3法交付金が支払われ、北電から固定資産税など約522億円の税収を得た。村の本年度一般会計予算約40億円の歳入の7割弱は、原発関連が占める。

 地元の商工関係者は「村内の約70の商店や会社の半数が原発関連の需要で成り立っている」。1〜6歳の子供3人がいる30代の母親は「15歳以下の医療費免除など住民サービスは手厚い。村の将来は原発なしには語れない」と言い切る。

 ただ、東京電力福島第1原発の事故を受け、原発に不安を抱く人も少なからずいる。年金暮らしの男性(85)は「再稼働に反対だが、代弁してくれる候補がいない」と嘆く。50代の主婦も「選挙は論戦の場なのに、それができないなんて矛盾している」と不満を口にした。

 選挙戦は、30年間で約84億円の電源3法交付金を受け取った岩内町と、約42億円が支払われた神恵内村でも幕を開けたが、原発再稼働の是非を問う動きは泊村同様に広がっていない。(報道センター 久保田昌子)

948チバQ:2015/04/22(水) 19:47:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126034.html
室蘭の選挙ポスター、公正期して順送り掲示 88年から
04/22 11:00、04/22 14:50 更新


各候補者の選挙ポスターを張る位置が場所によって違う室蘭市長選・市議選の掲示板
 【室蘭】26日投開票の室蘭市長選と市議選に向け、市選挙管理委員会が設置した選挙ポスター掲示板は、各候補者の掲示区画を一つずつずらす珍しい方式を採用している。掲示位置を固定化することによる不公平さをなくす狙いで、中央部にポスターがない「虫食い状態」の掲示板も。選挙が激しかった時代から公正を期して続く方式だという。

 市選管によると、市長選と市議選の掲示板の区画は最上段の右から左へ順に割り当て、下の段に続く。 

 各区画には立候補届け出順の番号を明記し、位置を指定。最初の掲示板は1番から始まり、次の掲示板は1番が最後で、2番が繰り上がる。その後も番号が順に繰り上がるため、張る場所は掲示板ごとに違う。

 今回の市議選は定数22に23人が出馬し、掲示板に用意した30区画のうち7区画が空いた。番号をずらした30通りの掲示板172カ所の中には、中心部が空白になったものもある。

 番号をずらすようになった経緯は不明。市選管の谷沢康夫事務局長は「端の方が目立つとか、気にする人がいたのだと思う。場所が上だとポスターを張るのに脚立が必要で、作業に時間もかかる」と語る。少なくとも今の市選挙事務取扱規定ができた1988年から続いているという。

 西胆振では室蘭だけの方式で、道内主要10市でも小樽と江別だけ。大半の自治体は番号の位置を固定し、「届け出順の番号を抽選で決めるので、掲示板が不公平という声はない」と、室蘭方式は少数派だ。

 かつて室蘭市議選は10人以上が落選し、ポスターの位置に敏感だったらしい。投票率も80%前後と高かった。しかし今回は前回に続き落選は1人だけ。市長選の盛り上がり次第では前回63・75%だった投票率の低下が心配される。こだわりの掲示板を貫く市選管は「室蘭の将来を担う人を選ぶ大事な機会。棄権しないで」と投票を呼び掛けている。(津野慶)

949チバQ:2015/04/23(木) 22:46:11
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126642.html
よそ者町議 浦河変える 札幌出身30歳・武藤さん 無投票当選「町と住民の仲介役に」
04/23 18:30


書店「六畳書房」で本に囲まれる武藤さん。「さまざまな町民と一緒にまちの未来図を考えたい」
 【浦河】21日告示の日高管内浦河町議選(定数18)で、札幌市出身で2年前に浦河にやって来た武藤拓也さん(30)が無投票で初当選した。直前まで町の地域おこし協力隊員として働き、浦河で現在唯一の新刊書を扱う書店を寄付金で運営する形態で立ち上げたアイデアマン。まちづくりへの情熱がさらに高じて、立候補を決意した。

 武藤さんは小樽商大を卒業した2008年、さっぽろフィルムコミッション(現札幌・北海道コンテンツ戦略機構)入り。映画の道内ロケ誘致などに従事し、札幌・ススキノを舞台にしたヒット作「探偵はBARにいる」の制作を補助した。

 13年7月、浦河町の地域おこし協力隊員に応募し、採用された。協力隊では、インターネットを活用しながら、都会の人に浦河町を移住先として検討してもらう事業を推進した。

 昨年11月には、雑誌やコミック以外の新刊書を扱う書店がなかった浦河で、5千円を寄付するごとに仕入れる本を1冊指定できる「1口店長」(上限3口)を募る形態の新刊書店「六畳書房」を立ち上げた。

950チバQ:2015/04/24(金) 22:58:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk01010128000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/上 函館/江別/室蘭 /北海道
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 ◇函館 市が国訴えた是非問う/江別 異口同音に人口減対策/室蘭 「37歳」に「民間出身」挑む
 ■函館市長選立候補者

広田知朗 54 無新

工藤寿樹 65 無現(1)

 (届け出順。年齢は投票日現在)

   = ◇ =

 「訴訟を取り下げると訴えている人がいる。大間原発(建設)反対を掲げているようだが、実際には容認しているようにしか思えない」。告示日の19日、現職の工藤寿樹氏は16分間の第一声演説のうち約半分を大間原発に関する主張にあてた。

 新人の広田知朗氏は「大間原発の建設に反対」としているが、建設を止める方法として、工藤氏が進めた市が国を相手取って起こした大間原発建設差し止め訴訟は、国との関係が悪化するとして「取り下げるべきだ」と主張する。

 函館から津軽海峡を挟んで対岸にある青森県大間町で進むJパワー(電源開発)大間原発。事故が起きた場合、基幹産業である観光や水産加工業が打撃を受けるとして、市内では反対の声が大きい。

 訴訟を主導した工藤氏は、当初は無投票で再選されるとみられていたが、広田氏が道議選への出馬を取りやめて市長選に転戦し、選挙戦となった。今回の市長選は、市が起こした訴訟の是非を有権者に直接問う初めての機会となっている。【鈴木勝一】

 ■江別市長選立候補者

鈴木誠 61 無新

三好昇 66 無現(2)

岡英彦 42 無新

   = ◇ =

 現職に2新人が挑む。選挙戦は8年ぶり、三つどもえの構図は32年ぶり。道都・札幌のベッドタウンでありながら、4月1日現在で市の人口が12万人を割ったこともあり、各候補が人口減対策を訴えているが、違いは不鮮明だ。

 現職の三好昇氏は2期8年間で解決した市立病院の医師確保問題などの成果をアピール。人口減対策として保育料の軽減を掲げる。

 市企画政策部長などとして三好市政を支えてきた新人の鈴木誠氏は「江別のことは江別で決める」と津別町出身の三好氏をけん制し、自らは地元出身と強調。保育園の待機児童の解消など人口減対策を政策の柱に掲げる。

 前市議で新人の岡英彦氏は連日、自転車に乗って市内を回り、若さをアピール。「挑戦する人材を受け入れることで、人口減対策を図っていく」と訴える。【吉田競】

 ■室蘭市長選立候補者

大西武俊 46 無新

青山剛 37 無現(1)

   = ◇ =

 再選を目指す37歳の現職・青山剛氏に、元スーパー店長で新人の大西武俊氏が「市政に民間の感覚を」と訴えて挑む。室蘭市の人口はピーク時の半分以下の9万人を割り、人口減対策が急務。基幹産業だった製油所が原油の精製を停止するなど暗い話題が続く中、現市政の継続か転換かが焦点となっている。

 青山氏は水素エネルギー社会実現への取り組みなど経済振興策に明るい兆しがみえてきたと主張。前回は対立候補に429票差まで詰め寄られたが、今回は270を超える企業・団体から推薦を受け「確実な勝利」(後援会幹部)を目指す。

 一方、大西氏は「愛する室蘭が衰退するのをみていられない」「1台800万円する水素自動車が本当に必要なのか」と現市政を批判。民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政を刷新すると草の根選挙を展開する。【横尾誠治】

   × × ×

 統一地方選後半戦の道内5市長選は、各地で深刻化している人口減少問題対策などを巡って舌戦が繰り広げられている。各市長選の構図をリポートする。

951チバQ:2015/04/24(金) 22:58:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk01010151000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/下 小樽/芦別 /北海道
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 ◇小樽 かすむ「争点」のカジノ/芦別 現市政の継続か刷新か
 ■小樽市長選立候補者

森井秀明 42 無新

中松義治 68 無現(1)

吹田友三郎 65 無新

 (届け出順。年齢は投票日現在)

   = ◇ =

 2期目を目指す現職に2新人が挑む三つどもえの戦い。選挙前は、現職の中松義治氏が積極姿勢を示していたカジノを含む統合型リゾート誘致の是非が争点になるとみられていたが、国会での法案の早期成立が困難な見通しとなり、争点は見えづらくなっている。

 中松氏は1期目の公約に掲げた市立病院の統合再建や企業誘致による雇用確保が進んだとして実績を強調。2期目の公約は人口減対策としている。

 森井秀明氏は、中松氏が市議会3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受けている体制を批判。「しがらみを取り除く」とカジノ誘致反対を掲げ、無党派層への浸透を図っている。

 告示日に立候補を表明した吹田友三郎氏は「市議ではできないことを、行政の長としてやらなければならない」と主張。市が発注する公共事業の公平性に疑問を呈している。【遠藤修平】

 ■芦別市長選立候補者

今野宏 67 無新

清沢茂宏 52 無現(1)

   = ◇ =

 再選を目指す現職の清沢茂宏氏と前市議で新人の今野宏氏による一騎打ち。現市政の継続か刷新かが焦点となっている。

 清沢氏は市議候補4人の応援を受け、「地方創生の芽が出始めた」と現市政の継続を強調。商工会議所や老人連合会などから幅広い応援を受ける。

 今野氏は「相次ぐ公共事業で市財政を悪化させた」と現市政を批判。「市政の流れを変える」をキャッチフレーズに、教育・文化団体などでつくる有志の会の支援を受ける。【渡部宏人】

952チバQ:2015/04/24(金) 23:29:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126730.html
空知の議員、なり手不足 無投票が9市町 低報酬で敬遠も
04/24 10:30、04/24 17:54 更新


市議選と市長選が無投票になったことを知らせる張り紙=三笠市役所
 統一地方選後半戦になる空知管内17市町の議員選挙のうち、無投票当選が9市町に上り、12年前のゼロから急増した。夕張市、三笠市、砂川市は今回、市制施行後初の無投票になった。財政難で行政運営の自由度が狭まり、行政の監視や政策を提案する議員の仕事に魅力を感じづらくなったほか、長い拘束時間と低い報酬も敬遠されるなど、議員のなり手不足は深刻さを増している。 

 管内17市町の議員選挙をみると、無投票は03年にゼロ、07年に1町、11年に5市町、15年に半分超の9市町に増加した。

 夕張市議選(定数9)では、立候補を予定していた自営業の2人が本業との両立などを懸念して断念。告示まで1カ月を切った3月下旬の段階で立候補予定者が8人にとどまり、欠員の恐れもあった。鈴木直道市長の支持母体の連合夕張が「欠員が生じると国や道に財政再生に対する市民の熱意を疑われる」として今月3日、当時の会長を擁立し、何とか定数を埋めた。

 全国唯一の財政再生団体の夕張市の議員報酬は、手取りで月14万円ほどと全国最低の水準。さらに、財政再生計画に縛られ、議員独自で政策を提案したくても国や道の同意が必要だ。

 引退する市議の1人は議員の拘束時間の長さと報酬の低さを挙げ、「後継者を探そうにも議員活動に時間を取られても収入が確保できるような人はいなかった」と打ち明ける。

 三笠市議選(定数10)では現職7人と新人3人のほかに、複数の新人を擁立する動きがあったが難航。告示直前に元会社員の男性が立候補を表明し選挙戦の可能性が高まった直後に、出馬の意向を示していた別の男性が「選挙になれば地盤がないので(当選は)厳しい」として立候補を取りやめ、無投票となった。

 一時、立候補を検討した農業男性は「農繁期に議員活動でどのぐらい時間を取られるか分からない」と本業の忙しさなどを理由に断念したという。ある市議は「人口減でマチが小さくなり、なんでも国の交付金頼み。昔と比べやりがいもなくなっている。(労組などの)組織も人が減り、候補を出す力がなくなっている」と指摘する。(統一地方選取材班)

953チバQ:2015/04/24(金) 23:30:34
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126704.html
清里町長選、44年ぶりに関心高く 両陣営「投票率90%超も」
04/24 07:30、04/24 09:58 更新


 【清里】44年ぶりの選挙戦となった26日投開票の町長選は、21日の告示以降、現職の櫛引政明氏(66)と新人の古谷一夫氏(62)が、ともに精力的に町民に支持を訴えている。期日前投票の初日の投票数は前回2011年の町議選の約2倍で、町民の関心も極めて高い。

 町では1967年と71年に、保守系の中村弥一氏(故人)と革新系の牧野民夫氏が対決。いずれも中村氏が当選したが、町民は大きく割れ、選挙後に農協が分裂するなどした。町内の女性(72)は「違う候補を推す商店を利用しないなど亀裂が残った」と振り返る。その後、選挙を避ける風潮が生まれたという。

 町選管によると今回、期日前投票初日の22日は133人が投票。直近の有権者数3588人の3・7%に当たり、11年の町議選の初日を約1・8ポイント上回った。11年町議選の最終的な投票率は89・97%。櫛引氏陣営は「今回、90%超えは確実」、古谷氏陣営は「90%台後半も」とみている。

 町では歴代、現職の町議候補は町民への迷惑を考慮し、選挙期間の2、4日目は連呼を自粛する申し合わせがある。町長選はしばられないが、今回は両陣営ともそれを踏まえ活動する。

 櫛引氏陣営は、21日は15カ所で街頭演説。22日は選挙カーを事務所前に置いて電話で活動。23日は農村部を回った。2期目の公約を中心に訴える。古谷氏陣営は、21日は5カ所で街頭演説。22日は各地区を歩いて有権者と対話。23日は各地で街頭演説を行い、公約などの浸透を図っている。

 期日前投票は25日まで。役場1階で午前8時半から午後8時まで受け付ける。(米田真梨子)

954チバQ:2015/04/27(月) 06:48:29
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150427-OYTNT50229.html
44年ぶり選挙戦 現職が再選…清里町
2015年04月27日
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影

 26日投開票された統一地方選後半戦。1971年以来、44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引くしびき政明さん(66)が新人で元町総務課長の古谷一夫さん(62)を破り再選を果たした。投票率は90・85%だった。

 櫛引さんは当選後、「全国的に注目される中での選挙戦。相手の主張も否定せず、しこりの残らないよう町全体で取り組む」と述べた。一方、古谷さんは約200票差での敗戦に、「私の力不足」と支持者に一礼。今後の町政に「町民の思いを受け止め、まちづくりの理念を示して」と注文した。

 同町長選は67、71年の2回、保守系の現職と革新系の新人の同じ顔ぶれで激戦となり、いずれも現職が勝利した。選挙戦では、両候補を推した町民の間で溝が広がり、その後、地元農協が分裂するなど、大きなしこりが残ったという。以来、同町長選では10回連続で無投票が続いてきた。

2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

955チバQ:2015/04/27(月) 07:13:20
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260039-n1.html
2015.4.26 22:43
【統一地方選】
得票同数、くじで当選決定 北海道の3町村議選





【統一地方選2015】
 北海道の神恵内村議選(定数8)、大樹町議選(定数12)、遠別町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。

 神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸氏(61)と無所属現職の稲葉寛久氏(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門氏は「これで議員活動ができる」と安心した様子で話す一方、「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。

 大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富氏(67)と福岡孝道氏(67)が167票で並び、阿部氏がくじ引きで当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。

956チバQ:2015/04/27(月) 07:16:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127751.html
小樽市長選 森井氏が初当選 現職・中松氏を振り切る
04/26 22:46、04/27 06:54 更新


小樽市長選で初当選を決め、大勢の支持者から祝福を受ける森井秀明氏=26日午後10時10分、小樽市花園4の選挙事務所
 三つどもえの争いとなった小樽市長選は、元市議の新人・森井秀明氏(42)が再選を目指した現職・中松義治氏(68)らを破り初当選した。3度目の挑戦となった森井氏が、中松氏との事実上の一騎打ちで約1万5千票差をつけた。前回市長選での中松氏の後援会をめぐる政治資金規正法違反事件の素地となった相乗り体制を批判。市民の関心が高いカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について反対を明言し、若さを前面に打ち出して幅広い支持を集めた。

 中松氏は自民、民主、公明の各党、経済界などに推されたが、組織面で有利な立場を生かせなかった。

957名無しさん:2015/04/27(月) 15:32:53
清里町長選にまつわるお話ですが、
200票差という激戦ではありましたが、古谷氏のバックについている元議員(議長)の評判があまりにも悪く、そいつさえ応援してなかったら古谷氏は当選していたかも。
嘘つきで私利私欲の塊であるその元議員が応援している限り古谷氏には投票しないとはっきり態度を表明している町民は多かった。

958チバQ:2015/04/27(月) 22:06:56
小樽市長選。11年出馬の元市議が現職を破る>>911とか
芦別市長選。3月末に出馬表明した市議が現職を破る>>922とか (かなり意外)


http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010209000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その1) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の市町村長・市町村議選の投開票が26日に行われ、選挙戦となった5市長選の当選者が決まった。三つどもえの戦いとなった小樽市は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=同=ら2氏を破って初当選。芦別市でも、前市議で新人の今野宏氏(67)=同=が現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破って初当選を果たした。江別市は現職の三好昇氏(66)=同=が新人2氏を降して3選。函館市の工藤寿樹氏(65)=同=と室蘭市の青山剛氏(37)=同=も再選を決めた。21市議選(伊達市は大滝区のみ)と千歳市議補選も同日投開票が行われ、新議員が次々と決まった。市長選の投票率は函館を除く4市で過去最低だった。(15面に市議選の開票結果)

 ◇小樽市長に森井氏初当選
 小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=と前市議で新人の吹田友三郎氏(65)=無所属=を破り初当選を果たした。事務所で万歳をした森井氏は、3回目の挑戦での悲願達成に、「思いは8年前と変わっていない。この間にたくさんの市民と対話ができた」と感慨深げに話した。

 選挙戦では、市議会主要3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受ける中松氏の体制や前回選での中松氏の後援会のパーティー券販売による政治資金規正法違反事件を批判。カジノを中心とする統合型リゾート(IR)誘致や、運転停止が続く北海道電力泊原発(泊村)の再稼働に反対を表明するなどして幅広い支持を集めた。

 中松氏は告示直前に2期目の任期中はIR誘致を推進しないと表明するなど争点化回避を図ったが、及ばなかった。吹田氏は告示日に出馬を表明し出遅れた。【遠藤修平】

 ◇芦別市、今野氏が初当選
 現市政の継続か刷新かが焦点となった芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=が、再選を目指した現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破り、初当選を果たした。

 今野氏は、徹底した草の根運動を展開。現市政を厳しく批判し、主婦や会社員など無党派層から幅広い支持を集めた。選挙戦では財政再建や商工業振興、子育て支援などを訴えた。

 今野氏は「市民の目線で訴えてきた熱い思いが届いた。芦別の現状は厳しいが、皆さんの支援に精いっぱい応えたい」と語った。

 清沢氏は、1期4年間に手掛けた地方創生策の継続に加え、給付型奨学金制度の継続などを公約に掲げたが、2回目の当選はならなかった。【渡部宏人】

 ◇室蘭市、青山氏支持広げ再選
 室蘭市長選は、現職の青山剛氏(37)=無所属=が元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=同=を破り、再選を果たした。青山氏は「身の引き締まる思い。経済の活性化、室蘭港の活性化、子育て支援の三つに取り組む。粉骨砕身、精いっぱい頑張る」と語った。

 青山氏は「若さと行動力で誇れる室蘭」を強調し、経済・雇用対策や子育て支援など七つの戦略と50項目の公約を掲げた。1期目で水素エネルギー社会の実現やフェリー航路の開設など明るい話題を提示したことが評価につながり、有力企業や労働団体などから幅広い支持を得た。

 大西氏は民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政の刷新を唱えたが及ばなかった。【横尾誠治】

 ◇江別市、三好氏3選果たす
 三つどもえの戦いとなった江別市長選は、三好昇氏(66)=無所属=が、元市企画政策部長の鈴木誠氏(61)=同=と前市議の岡英彦氏(42)=同=を破り、3回目の当選を決めた。

 過去2回は無投票で、三好氏は初めて有権者の審判を受けた。三好氏は「初めての選挙で市民の支持を得た。江別にはさまざまな課題があるが、経済基盤の立て直しを図り、次の世代への基礎をつくっていきたい」と抱負を述べた。

 三好氏は地元選出道議らの支援を受けて組織を固め、市立病院の医師確保や再建問題解決など実績を強調して幅広い支持を集めた。

 鈴木氏は支持基盤を固めきれず、岡氏は若さをアピールしたが浸透しなかった。【吉田競】

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 ■5市長選の投票率(%)

市名  投票率   前回

函館市 51.86 55.65

小樽市 60.21 61.50

室蘭市 60.53 63.75

芦別市 77.23 78.73

江別市 55.84 無投票

959チバQ:2015/04/27(月) 22:08:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010234000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その2止) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 道内の町村長選は、無投票当選が決まった18町村を除く18町村で投開票され、新町村長が決まった。町村議選も68町村であった。(町村議選の開票結果は28日に掲載します)

 ◇足寄町、安久津氏が4選 「初心に帰って頑張る」
 12年ぶりに三つどもえの戦いとなった足寄町長選は、現職の安久津勝彦氏(63)=無所属=が、ともに無所属新人の元町議、矢野利恵子氏(62)と元町建設課上下水道室長、清野幸吉氏(61)を破り、4選を果たした。安久津氏は事務所で万歳をし、「3期12年の取り組みが評価された。初心に帰って頑張りたい」と語った。

 安久津氏は医療と介護施設の連携、ハード面の充実など3期12年の実績を強調し、「今後は子育て支援などを強力に進めていく」と訴えた。圧倒的な知名度に加え、町職労や建設業協会などの推薦を受け、各層に幅広く浸透した。

 矢野氏と清野氏は草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【鈴木斉】

 ◇別海町、水沼氏3選果たす 「酪農を魅力ある産業に」
 別海町長選は、現職の水沼猛氏(65)=無所属=が、新人で元町産業振興部長の曽根興三氏(63)=同=を破り、3選を果たした。水沼氏は基幹産業の酪農について、「担い手が夢と希望の魅力ある産業にしないといけない」と抱負を述べた。

 両氏の対決は2007年以来2度目。曽根氏は子育て支援を重点に将来の町の姿を訴えたが、及ばなかった。【本間浩昭】

 ◇町政刷新を主張、細川氏が初当選 幌加内町
 24年ぶりの選挙戦で元町職員同士の一騎打ちになった幌加内町長選は、元町保健福祉課長の新人、細川雅弘氏(59)=無所属=が、再選を目指した現職の守田秀生氏(59)=同=を破り初当選した。

 細川氏は対話を大切にした町政の実現など刷新を主張し、支持を広げた。守田氏は実績を訴えたが届かなかった。【横田信行】

 ◇現職5選を阻み西野氏が初当選 雨竜町
 16年ぶりの選挙戦となった雨竜町長選は、新人の元町住民課長、西野尚志氏(54)=無所属=が、5選を目指した現職の藤本悟氏(64)=同=を破り、初当選を果たした。

 西野氏は役場庁舎建設費をカットし、削減分を新規農業者支援などに充てると訴えた。藤本氏は商工会の応援を受けたが及ばなかった。【渡部宏人】

 ◇実績アピールし川口氏が再選 中川町
 前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった中川町長選は、現職の川口精雄氏(65)=無所属=が、元陸上自衛官で新人の高見善雄氏(68)=同=を破り、再選を果たした。

 町議会議長も務めた川口氏は実績をアピールする選挙戦を展開し、町政刷新を訴えた同町出身で旭川市在住の高見氏を圧倒した。【横田信行】

 ◇福祉重視を掲げ小林氏が初当選 中頓別町
 新人同士の争いとなった中頓別町長選は、元町保健福祉課長の小林生吉氏(54)=無所属=が、前町議の柳沢雅宏氏(62)=同=を破って初当選した。

 小林氏は30年の行政経験を基に子育て支援や福祉施設の整備など福祉を重視した政策を掲げ、支持を広げた。柳沢氏は町政刷新を訴えたが及ばなかった。【金子栄次】

 ◇実績を強調し外崎氏が4選 今金町
 今金町長選は、現職の外崎秀人氏(65)=無所属=が、前町議の新人、村本照光氏(65)=同=を退け、4選を果たした。

 外崎氏は行財政改革や子育て支援などの実績を強調。国が進める地方創生に速やかに対応すると訴えた。

 村本氏は農業振興や医療・福祉の充実などを訴えたが及ばなかった。【鈴木勝一】

 ◇未来志向政策で酒森氏が初当選 大樹町
 大樹町長選は、新人で前副町長の酒森正人氏(56)=無所属=が手堅く支持を固め、新人で前町議の加藤明浩氏(55)=同=との一騎打ちを制し初当選。

 酒森氏は産業振興や子育て支援など未来志向の政策を掲げ、経済団体などの支援で幅広く浸透した。加藤氏は農協役員や町議経験を強調したが広がらなかった。【鈴木斉】

 ◇「町民党」掲げて飯田氏が初当選 幕別町
 新人対決となった幕別町長選は、元町教育長の飯田晴義氏(59)=無所属=が、元道議秘書の前川雅志氏(47)=同=を破り、初当選を果たした。

 飯田氏は行政経験を産業振興や経済活性化に生かすと主張。「町民党」を掲げて幅広く浸透した。前川氏は医療系大学誘致などを訴えたが、及ばなかった。【鈴木斉】

960チバQ:2015/04/27(月) 22:08:35
 ◇子育て支援掲げ西山氏が初当選 更別村
 新人同士の一騎打ちとなった更別村長選は、元更別小校長の西山猛氏(61)=無所属=が、元村教育長の高島敏彦氏(56)=同=を退け初当選した。

 西山氏は教育者としての経験を基に子育て支援策を打ち出し、主婦や無党派層、子育て世代に浸透した。高島氏は農業振興を掲げたが票固めには至らなかった。【鈴木斉】

 ◇林産業振興訴え長屋氏が3選 滝上町

 滝上町長選は、現職の長屋栄一氏(63)=無所属=が、元会社員で新人の工藤唯広氏(42)=同=を破り、3選を果たした。

 長屋氏は実績を強調し、医療や子育て支援の充実、林産業の振興などを訴えて支持を集めた。工藤氏は、殺人事件遺族の立場で「犯罪のないまちづくり」を掲げたが及ばなかった。【山田泰雄】

 ◇地域資源の開発、土谷氏が3選 美幌町
 美幌町長選は、現職の土谷耕治氏(64)=無所属=が、新人で前町議の松浦和浩氏(53)=同=を破り3選を果たした。

 土谷氏は国保病院の体制確立や自衛隊駐屯部隊の充実整備、地域資源の開発などを掲げて支持を集めた。松浦氏は官民の連携強化による産業活性化などを訴えたが及ばなかった。【山田泰雄】

 ◇4期実績を強調、浜田氏が5選 美瑛町
 美瑛町長選は、現職の浜田哲氏(62)=無所属=が、前町議の新人、森平真也氏(35)=同=を破り、5選を果たした。

 浜田氏は4期16年の実績をアピールするなど現職の強みと知名度を生かした。

 告示直前に立候補を表明した森平氏は、草の根選挙を展開したが届かなかった。【横田信行】

 ◇3期実績を強調、森氏4選果たす 苫前町
 12年ぶりの選挙戦となった苫前町長選は、現職の森利男氏(73)=無所属=が、新人で前町議の西大志氏(39)=同=を破って4選を果たした。

 森氏は財政再建や風力発電の推進など3期の実績を強調し、支持を拡大した。西氏は循環型まちづくりなどを掲げ、草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【横田信行】

 ◇観光振興訴え工藤氏が4選 豊富町
 豊富町長選は、現職の工藤栄光氏(66)=無所属=が、新人で農業の相馬靖男氏(70)=同=を破って4選を果たした。

 工藤氏は実績を強調し、温泉やサロベツ原野などを活用した観光の振興や移住者の定住環境整備などを訴え、支持を広げた。相馬氏は産業振興などを主張したが及ばなかった。【金子栄次】

 ◇後援会組織継承、野尻氏が初当選 陸別町
 新人同士の争いとなった陸別町長選は、前町議会副議長の野尻秀隆氏(61)=無所属=が、介護施設NPO理事長の原子裕志氏(61)=同=を破って初当選を果たした。

 野尻氏は6期務めた金沢紘一町長の事実上の後継で、後援会組織も継承し票を固めた。原子氏は町政刷新を訴えたが広がらなかった。【鈴木斉】

 ◇実績を強調し馬場氏が再選 斜里町

 前回と同じ顔ぶれになった斜里町長選は、現職の馬場隆氏(64)=無所属=が、返り咲きを狙った元職の村田均氏(67)=同=を破り再選を果たした。

 馬場氏は「ステップアップへの2期目か、一度ゼロに戻った2期目か」と訴えて支持を集めた。村田氏は現町政を「停滞の4年間」と批判したが及ばなかった。【山田泰雄】

961チバQ:2015/04/27(月) 22:11:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddr041010006000c.html
統一地方選:北海道・函館市長選 「大間凍結」支持幅広く 再選の工藤さん、「訴訟反対」に大差
毎日新聞 2015年04月27日 北海道朝刊

 「原発の建設を止めてほしい」との住民の声が、北海道函館市長選で反映された。Jパワー(電源開発)が青森県大間町に造っている大間原発の建設差し止め訴訟をめぐり、市が国と争うことの是非が最大の争点だった。現職の工藤寿樹さん(65)=無所属=は「圧倒的な勝利でないと、原発は止められない」と訴え、訴訟取り下げを掲げた新人で元衆院議員秘書の広田知朗さん(54)=同=との一騎打ちを制した。【鈴木勝一】

 「たとえ相手が誰であろうと、全力で戦う」。選挙戦初日の第一声で、工藤さんは支援者を前にこう叫んだ。広田さんは市長選告示の3週間前、道議選函館市区から市長選へのくら替えを表明。当初は無投票当選とみられたが、一転して工藤さん再選阻止の動きが浮上した。工藤さんは闘志をむき出しにし、緩みかかっていた後援会組織に活を入れた。工藤さんの後援会幹部は「くら替えすると聞いた時は驚いたが、選挙戦の準備は続けていた」といい、前回獲得した7万票を大幅に超す得票で大勝することを目標にした。

 地方自治体が国を訴えるという異例の訴訟への民意を問う初の選挙。広田さんは大間原発建設反対を掲げながらも、訴訟で市が国と対立していることに批判を強め、「国とコミュニケーションが取れなくなっている」と主張。政権与党と市の連携を重視する保守層の一部有権者からも「補助金が減らされないか」などの懸念も出ていた。

 保守層の切り崩しを狙う広田さんに対し、工藤さんは「私は『反原発』『脱原発』の立場で発言したことはない。大間原発の建設を凍結しろと言っている」と、原発再稼働を進める自民党の支持層に配慮。広田さんの主張について、「訴訟の取り下げは、建設を容認することと同じだ」とけん制し、幅広い有権者に浸透した。

 再選を決めた工藤さんは「大間原発の凍結について市民の皆さんが理解し、支持をしてくれた」と語り、訴訟継続に自信を深めた。

962名無しさん:2015/04/27(月) 22:11:51
 ◇清里町長選 44年ぶり選挙、櫛引さん 投票率90・85%
 44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引(くしびき)政明さん(66)=無所属=が、元町総務課長で社団法人理事の新人、古谷一夫さん(62)=同=を破って再選した。有権者の6割近くが同町長選で1票を投じた経験がない中、町民の関心は高く、投票率は90・85%に上った。

 同町長選はかつて、町を二分した激しい選挙戦が繰り返され、農協が分裂したこともあった。その反動で、選挙戦を忌避する空気が長くあり、有力者が候補者調整に動くこともあった。

 しかし、18日にあった公開演説会には、主催側の予想を大きく上回る500人以上の町民が参加。「これまで無投票が続いたことの方がおかしい」との声が相次いだ。

 前回2011年は無投票当選だった櫛引さんは、インフラ整備や農業振興など1期4年の実績を前面に打ち出した。田園景観を生かして全国にアピールするまちづくりの戦略などを訴えて、有権者の支持を広げた。

 古谷さんは「(現町政は)広く町民の意見を取り入れる過程に欠ける。町民一人一人がまちづくりの主体となるよう変える」と訴えたが、及ばなかった。

 選挙戦について、櫛引さんの陣営は「4年間の実績と課題を町民の前に提示できた」と振り返り、古谷さんの陣営も「町の今後にとって、必ずいいきっかけになる」と評価した。

 当選した櫛引さんは「無投票の時とは違う責任感を感じる」とし、過去の選挙で町内にしこりが残ったことについては「もう過去に戻すべきではない」と述べた。44年前の選挙戦を知る飲食業の男性(70)は「選挙で町民の審判を受ける方がいい。今回は町民同士の激しいぶつかり合いもなかった。昔のようなことにはならないだろう」と話した。【山田泰雄】

 ◇3議会議員選挙、くじで当選決定 神恵内、大樹、遠別
 北海道の神恵内(かもえない)村議選(定数8)、大樹(たいき)町議選(定数12)、遠別(えんべつ)町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。

 神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸さん(61)と無所属現職の稲葉寛久さん(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門さんは「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。

 大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富さん(67)と福岡孝道さん(67)が167票で並び、くじ引きで阿部さんの当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。

963チバQ:2015/04/27(月) 22:12:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010215000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 新市長の略歴と開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 ◇函館市=選管最終発表
当 90914 工藤寿樹 65 無現

  24651 広田知朗 54 無新

工藤寿樹(くどう・としき) 65 無現(2)

 [元]副市長[歴]亀田市職員▽函館市秘書課長・財務部長・企画部長・助役▽早大

 ◇小樽市=選管最終発表
当 38132 森井秀明 42 無新

  23268 中松義治 68 無現

   1530 吹田友三郎 65 無新

森井秀明(もりい・ひであき) 42 無新(1)

 南樽整形さいとう理事[歴]札幌トヨタ社員▽市議▽日本ヘリ共同運用機構役員▽道教育大札幌

 ◇室蘭市=選管最終発表
当 31067 青山剛 37 無現

  13345 大西武俊 46 無新

青山剛(あおやま・たけし) 37 無現(2)

 [元]市議[歴]日本工学院道専門学校非常勤講師▽NPO理事▽保険代理会社監査役▽室蘭工大院

 ◇芦別市=選管最終発表
当 6015 今野宏 67 無新

  4112 清沢茂宏 52 無現

今野宏(こんの・ひろむ) 67 無新(1)

 [元]市議▽市青少年問題協議会委員[歴]市建設部長・議会事務局長▽芦別高

 ◇江別市=選管最終発表
当 23915 三好昇 66 無現

  15806 岡英彦 42 無新

  13829 鈴木誠 61 無新

三好昇(みよし・のぼる) 66 無現(3)

 [元]道石狩支庁長[歴]道保健福祉部総務課長・医療局長・次長▽明治薬大

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 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。

 ※政党略称は、自=自民党、民=民主党、無=無所属

964チバQ:2015/04/27(月) 22:20:09
現職が苦戦してる感じ。()は現職後継の意味

現職大勝  ;今金町、中川町、苫前町、(中頓別町)、豊富町、美幌町、滝上町、大樹町、足寄町
現職落選  ;雨竜町、幌加内町、、
現職競り勝つ;美瑛町、斜里町、清里町、(陸別町)別海町
現職後継不明;(更別村)(幕別町)

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010240000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 町村長選開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 ◇今金町=選管最終発表
当 2454 外崎秀人 65 無現

  1611 村本照光 65 無新

 ◇雨竜町=選管最終発表
当 1234 西野尚志 54 無新

   728 藤本悟 64 無現

 ◇幌加内町=選管最終発表
当  677 細川雅弘 59 無新

   484 守田秀生 59 無現

 ◇美瑛町=選管最終発表
当 3454 浜田哲 62 無現

  3401 森平真也 35 無新

 ◇中川町=選管最終発表
当  986 川口精雄 65 無現

   299 高見善雄 68 無新

 ◇苫前町=選管最終発表
当 1483 森利男 73 無現

  1086 西大志 39 無新

 ◇中頓別町=選管最終発表
当 1010 小林生吉 54 無新

   383 柳沢雅宏 62 無新

 ◇豊富町=選管最終発表
当 2316 工藤栄光 66 無現

   438 相馬靖男 70 無新

 ◇美幌町=選管最終発表
当 7812 土谷耕治 64 無現

  4658 松浦和浩 53 無新

 ◇斜里町=選管最終発表
当 4088 馬場隆 64 無現

  3263 村田均 67 無元

 ◇清里町=選管最終発表
当 1719 櫛引政明 66 無現

  1512 古谷一夫 62 無新

 ◇滝上町=選管最終発表
当 1400 長屋栄一 63 無現

   684 工藤唯広 42 無新

 ◇更別村=選管最終発表
当 1300 西山猛 61 無新

  1022 高島敏彦 56 無新

 ◇大樹町=選管最終発表
当 2544 酒森正人 56 無新

  1381 加藤明浩 55 無新

 ◇幕別町=選管最終発表
当 7934 飯田晴義 59 無新

  7047 前川雅志 47 無新

 ◇足寄町=選管最終発表
当 2645 安久津勝彦 63 無現

  1264 矢野利恵子 62 無新

  1105 清野幸吉 61 無新

 ◇陸別町=選管最終発表
当 1004 野尻秀隆 61 無新

   955 原子裕志 61 無新

 ◇別海町=選管最終発表
当 5439 水沼猛 65 無現

  4384 曽根興三 63 無新

965チバQ:2015/04/27(月) 22:23:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427k0000e010117000c.html
統一地方選:北海道5選挙で1票の明暗
毎日新聞 2015年04月27日 10時38分(最終更新 04月27日 10時51分)

 26日投開票の統一地方選後半戦で23市町村長選、89市町村議選があった北海道では、1票が当落を分けた選挙が五つあり、案分による1票未満の「小数点差」が勝敗を決したケースも一つあった。

 11人が出馬した和寒町議選(定数10)では、得票順10位で当選した候補が193票、落選した11位が192票だった。9位で当選を決めた候補も194票で、9〜11位までが1票差で並んだ。

 滝上町議選(定数9)には10人が立候補。最後の1議席を獲得した松ケ瀬哲朗氏と次点の茂木博氏の票差はわずか0.579票だった。(共同)

和寒町定数10開票終了投票率86.31%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 伊藤明 58 無所属 新 379
当選 谷口勝弘 47 無所属 新 298
当選 佐々木広行 64 無所属 現 268
当選 酒向勤 57 無所属 現 266
当選 石田利美 61 無所属 現 246
当選 窪田裕二 43 無所属 新 219
当選 下條美恵 53 無所属 現 211
当選 塚崎正 70 無所属 現 210
当選 金谷浩幸 54 無所属 現 194
当選 中原浩一 53 無所属 現 193
兼丸曻 75 無所属 現 192

966チバQ:2015/04/27(月) 22:24:40
滝上町定数9開票終了投票率89.13%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 高橋浩徳 52 無所属 新 301
当選 清水優 61 無所属 新 254
当選 大原満 57 無所属 現 234
当選 森田寛 62 無所属 新 221
当選 菅原賢司 69 無所属 現 220
当選 原田清二 61 無所属 現 194
当選 小野博実 67 無所属 現 190
当選 富樫享 62 無所属 現 189
当選 松ケ瀬哲朗 61 無所属 現 162
茂木博 61 無所属 現 161

967チバQ:2015/04/27(月) 22:26:04
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127835.html
滝口道議ら、統一会派結成へ調整 10人超、第3勢力も
04/27 07:00

 道議会会派の民主党・道民連合に所属する滝口信喜氏(室蘭市)ら一部議員が、今月30日からの新たな任期では民主党会派に入らず、中間会派のフロンティアと統一会派を結成する方向で調整していることが26日分かった。滝口氏らは、新党大地系の北海道・大地にも参加を打診している。全員参加すれば10人以上になり、自民党系、民主党系の両会派に次ぐ第3勢力になる。

 滝口氏は「国政の与野党の枠組みにとらわれず、政策ごとに地域の声を踏まえて是非を判断し、道議会論議を活性化させたい」と話している。滝口氏に同調するのは、民主党会派の中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)ら数人。26日までの調整では、新任期でフロンティアには4人、大地には3人が入ることが固まっている。

968チバQ:2015/04/27(月) 22:27:54
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127812.html
小樽市長選、相乗り打破を選択 森井氏、カジノ誘致から撤退も明言
04/27 05:04、04/27 08:22 更新


事実上の一騎打ちとなった小樽市長選の開票作業=26日午後9時、小樽市総合体育館
 【小樽】事実上の一騎打ちとなった小樽市長選で元市議の新人森井秀明氏(42)が初当選したのは、市議会の自民、公明、民主各会派と小樽商工会議所、連合小樽の5団体が組み、歴代の市長候補を支えてきた相乗り体制に、市民が「ノー」を突きつけた意味合いが強い。

 現職中松義治氏(68)の4年前の初当選直後、後援会によるパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚。事件の素地とされた「5団体が中松氏を推す構図」が維持されたことを森井陣営は徹底して批判し、支持を広げた。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働にも反対を訴え、共産党支持層や無党派層を取り込んだ。

 また、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について、森井氏は2月に反対を明言。中松氏は2013年9月に誘致方針を表明したものの、今年3月、道内への誘致の可能性が低くなったとして、2期目の任期中は誘致を断念する意向を示したが遅かった。

 森井氏は前回の落選後、連日街頭に立ち、知名度を上げた。北海道新聞が計1440人から協力を得た期日前投票を含む出口調査によると、森井氏を支持する理由は「人柄」「年代・世代」が合わせて半数を超えた。市民は人口減や財政健全化問題など閉塞(へいそく)感が漂う小樽の打開策を、相乗りの枠組みに乗る現職より、若く清新な新人に託した。

 ただ経済団体などが呼びかけた公開討論会への参加を森井氏が拒否するなど、政策論争は低調だった。戦後の小樽市長選で初めて現職を破り、最年少で市長となる森井氏が、市政課題にどう取り組むか注目される。

 中松氏は新市立病院の開院や商業ビル跡地の再開発に道筋を付けるなど、一定の成果を挙げた。しかし、相乗り体制が組織の末端まで浸透せず、中松氏を推薦した自民党支持層の4割、民主党支持層の6割以上が森井氏に流れた。政策論争も深まらず、現職の強みを生かせなかった。中松陣営は「実績と2期目への政策を訴えたが有権者に届かず、森井氏への風を打ち破れなかった」と分析した。(田子由紀)

 ■当選後「カジノはやりません」

 小樽市長選でカジノ反対を明言した新人の森井秀明氏が初当選したことで、小樽市は、中松義治現市長の下で進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致から、撤退することが確実になった。森井氏は当選を決めた26日、支持者を前に「カジノはやりません」とあらためてIR誘致活動から撤退する意向を表明。「カジノはこの街の雰囲気に合わない、という市民が多い。私自身もそういう思いだ」と強調した。

969チバQ:2015/04/28(火) 21:40:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150428ddlk01010163000c.html
選挙:江別市議選 開票、4時間も遅れる 選管「慎重に点検」 /北海道
毎日新聞 2015年04月28日 地方版

 江別市議選挙は開票作業が市選管の当初予定より約4時間も遅れ、終了したのは27日午前3時25分だった。市選管によると、市議選の開票では2003年に翌日の午前2時過ぎまで遅れたことがあるが、3時過ぎまで作業がずれ込んだのは今回が初めて。古石允雄・市選管委員長は「立会人が慎重に点検した結果」と話している。

 同市では26日、市長選と市議選があり、開票作業は午後9時過ぎに始まり、市長選の開票は27日午前0時50分に終了した。市議選の開票は26日午後11時半の時点で91・61%まで進んだものの、最終発表が出るまでさらに約4時間かかった。市選管によると、市議選の立会人は合計9人。全員が今回初めてだったという。【吉田競】

970チバQ:2015/04/28(火) 22:15:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0128247.html
現職の5団体相乗りに批判票 小樽市長選 市民の不満の矛先に
04/28 07:00、04/28 11:33 更新

 【小樽】26日投開票の小樽市長選は、自民、公明、民主、小樽商工会議所、連合小樽の5団体相乗りという盤石の支援体制を背負って再選を目指した現職の中松義治氏(68)が、約1万5千票の大差で新人の森井秀明氏(42)に敗れた。カジノ誘致反対などの主張で民主支持層が切り崩され、一部保守層にくすぶる相乗り体制への批判も表面化したことが背景とみられる。

 「民主は本当に動いているのか」。選挙期間中、何人もの自民関係者が疑問を投げかけた。実際、北海道新聞が有権者1440人に協力を得た出口調査では、民主党支持層の7割近くが森井氏に流れた。民主党小樽の幹部は、労組関係者らの間に「国政で対立する自民となぜ手を組むのか」と不満があったことを認める。さらに森井氏がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致への反対を明言したことが引き金を引いた。民主党支持者の一人は「党の推薦に関係なく、自分の考えで行動した」と森井氏に投票した理由を説明する。

 自民支持層も4割以上が森井氏に1票を投じた。森井氏が前回の落選後、連日街頭に立ち続け「女性を中心に同情票が集まった」(自民党支部幹部)ことや、5団体主導の市政運営に反感を持つ零細企業経営者などの票が流れたもようだ。

971チバQ:2015/05/05(火) 23:59:47
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150501-OYTNT50008.html?from=yartcl_popin
道議会会派 自民が単独過半数に
2015年05月01日
 北海道議会(定数101)の会派結成の届け出が30日、締め切られ、新たな会派構成が決まった。自民党・道民会議は、改選前と比べて6人増の51人で、改選後の会派発足時としては32年ぶりとなる単独過半数に達した。1人増で8人の公明党と道政与党を形成する。


 第2会派の民主党・道民連合は、10人減の26人となった。改選前に所属していた議員5人が新会派を結成するなどして所属議員は大幅に減り、1998年の民主党結成以来、初めて30人を割った。

 民主会派を離脱した滝口信喜道議らは、フロンティア、北海道・大地の両会派に所属していた議員らと合流し、新会派「北海道結志ゆうし会」を結成し、30日に届け出た。最終的な所属議員は12人で、自民、民主に次ぐ第3会派となる。地方自治法に基づく議案提出権も得た。

 改選前は1人会派だった共産党は3人増やし、道議会で代表質問ができる4人を確保した。

2015年05月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

972チバQ:2015/05/06(水) 00:05:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0129279.html
滝口氏ら新会派結成、道議会第3勢力 12人合流
05/01 07:00、05/01 08:05 更新


 道議会会派の民主党・道民連合に所属していた滝口信喜氏(室蘭市)らは30日、新会派「北海道結志(ゆうし)会」を結成した。民主会派を離脱した滝口氏ら5人と、中間会派フロンティアの4人、新党大地系の北海道・大地3人の計12人が合流して構成する。

 会派規模順では10年ぶりの過半数となった自民会派、改選前の36議席から26議席に減らした民主会派に次いで、結志会が第3勢力となった。次いで公明党8議席、共産党4議席と続く。

 新会派の世話人代表として、滝口氏と旧フロンティアの金岩武吉氏(日高管内)、旧北海道・大地の山崎泉氏(帯広市)の3人が30日、記者会見した。滝口氏は新会派設立の理由について「道議会では与党、野党が固定化されてきた。そうした枠を超えて議論できる会派を目指したい」と説明。提案される個々の政策で判断し、道議会議論を活発化させる方針を示した。会派の代表など役員については、5月上旬に決定する。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0129261.html
離党せずに活動 新会派結成、西胆振選出の民主系3道議
05/01 07:30


「北海道結志会」結成の会見に臨んだ滝口氏(中央)ら世話人代表
 西胆振選出の民主系3道議らが道議会に新会派「北海道結志(ゆうし)会」の結成を届け出た30日、滝口信喜道議(室蘭市)ら世話人代表3氏が札幌市内で会見を開き「与野党の枠を超えた議論を、しっかり道議会の中で位置付けてゆく」と理念を語った。

 道議会の「第三極」立ち上げ会見に、道庁内の会見スペースは報道陣であふれた。「(新会派設立について)励ましの意見がある一方、びっくりしたとの声もあった。総じて期待されていると思っている」。滝口氏は、中間会派フロンティアの金岩武吉氏、新党大地系の北海道・大地の山崎泉氏と並び、冷静な口調で記者の問いかけに応じた。

 新会派の主要政策については協議中として「地方分権や道州制など、地方議会のあり方を考えたい」(金岩氏)「北海道のために何が良いかが大事」(山崎氏)とのスタンス。他会派の議案に対しては「真摯(しんし)に議論し、賛否を明らかにしたい」(滝口氏)と述べた。

 自民党会派、民主党会派に次ぐ所属議員12人の第3勢力で、その4分の1を民主系の西胆振選出議員が占めることになる。滝口氏は「民主党は離党しない。これまで以上に党の活動を強めるのが基本だ」と強調した。

 質問が集中したのは滝口氏と、同じく民主党会派から合流した中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)らの党籍の扱い。滝口氏は「地方議会では、党籍を持ちながら別な(複数の)会派があるというのは、特異な例でない」と説明した。

 鳩山由紀夫元首相を生み「民主党発祥の地」とも言われる西胆振。党とともに強固な地盤を支えた労働界・連合胆振との関係については「私どもは連合の推薦を受けた議員。労働運動に取り組むことに、今後も変わりない」と明言した。

 道結志会として国政選挙や首長選に臨む姿勢は「所属議員がそれぞれの意思に基づいて行う。会派としては関わらない」と語った。(石川泰士)

973チバQ:2015/05/06(水) 00:06:47
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0129078-s.html
道議会自民、10年ぶり単独過半数 船橋氏が会派入り
04/30 16:00

 道議会会派の自民党・道民会議は30日、今回の道議選に無所属で立候補して初当選した船橋賢二氏(北見市)の会派入りを認めることを決めた。同日午後の自民党道連役員会や会派役員会で報告される。これにより、自民党会派に所属する議員は51人となり、定数101の単独過半数に達することになる。

 自民党会派の単独過半数確保は2005年以来、10年ぶり。

974チバQ:2015/05/10(日) 20:49:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0132072.html
道議会の会派離脱5氏、除籍と離党勧告 民主党北海道が方針
05/10 07:00、05/10 12:47 更新

 民主党北海道は9日の常任幹事会で、離党届を提出しないまま道議会自民党会派入りした長尾信秀氏(北斗市)を除籍(除名)処分とした。また党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派「北海道結志(ゆうし)会」に参加した滝口信喜氏(室蘭市)、池本柳次氏(十勝管内)、中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)の4人を離党勧告処分とする方針を決めた。11日の倫理委員会を経て、次回の常任幹事会で正式決定する。

 同党の処分は重い順に除籍、離党勧告、党員資格停止の3種類。離党勧告に応じなければ、除籍される。

975チバQ:2015/05/10(日) 20:51:01
>無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0123059.html
道議会、自民会派が過半数も視野に 無所属の動向を注視
04/14 07:00、04/14 07:55 更新

 12日投開票された道議選で自民党が単独過半数に迫る勝利を収め、道議会は与党主導の議会運営が一層強まりそうだ。定数101(過半数51)のうち自民党は会派の議席数を改選前の45から49議席とし、会派入りの意向を示している無所属1人を含めると50議席となる。同じ与党会派の公明党8議席と合わせて58議席と過半数を維持。民主党会派は改選前36議席から同党系の無所属5人を含めても計29議席に減る一方、共産党は議席が1から4に躍進と、野党の勢力図も変化した。

 自民党は今回の道議選で単独過半数という目標には届かなかったものの、無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向を固めていることから、50議席を確保する見通し。さらに単独過半数を視野に、今回当選した保守系の無所属議員の動向も注視していく考えだ。

 与党による過半数を確保し、さらに自民党単独の過半数となれば、同党主導の議会運営がより強まるとみられる。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題など、重要案件について与党ペースで議論が進む可能性がある。

976チバQ:2015/05/10(日) 20:52:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/mitounoyonnkime/
未踏の4期目 高橋道政の行方

<上>批判意識、「挑戦」前面に
04/14


当選確実となり、笑顔で支持者に頭を下げる高橋はるみ氏(右)。左は自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長=12日夜、札幌市中央区の選挙事務所
 13日未明、道政史上初の4選を果たした高橋はるみ知事(61)は、人もまばらになった札幌市中央区の選挙事務所で自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長、吉川貴盛本部長代行ら道連幹部と笑顔で向き合っていた。知事は「先生方の選挙はどうなっています」と自民党道議の当落を気にかける余裕を見せた。新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)との一騎打ちを制し、場は和やかな空気に包まれた。

 だが、選挙戦では「北海道の経済はこの12年間、疲弊、停滞を続けている」などと、多選問題を含め現職批判を全面的に展開した佐藤氏が、高橋氏の対抗馬としては過去最高の114万票を獲得。高橋氏の得票数は149万票と、前回より35万票減らした。一定の批判票の存在を意識せざるを得ない結果に、高橋氏は13日朝、「相手候補の批判のポイントを精査して、これからの道政運営に反映させなければならない」と謙虚な姿勢を見せた。

 知事が出馬表明する1カ月前の昨年11月26日、自民党道連の柿木克弘幹事長は札幌市内のレストランで道幹部を交え、高橋氏と4選出馬問題を協議した。柿木氏はその席で道連内の高橋道政検証で厳しい意見もあったことを伝えた上で、《1》国への提案力《2》地域重視の視点に立った大胆な発想の転換《3》政策と予算の集中《4》果敢で行動的なリーダーシップ―などと高橋氏の政治姿勢に注文を付け、最後にこう加えた。「人気があるとか、選挙に強いからではなく、気持ちよく道民に説明できる形の中で正式に支援表明したい」

 ともすれば「無難で失点のないことが最大の強み」などと言われる高橋道政への批判を意識した発言だったことは間違いない。

 「身内」からのこのような声を意識したのか、高橋氏は選挙戦で「新しい発想で、大胆に挑戦する」ことを強調。道産食品輸出額1千億円などの数値目標を公約に掲げたほか、選挙戦終盤の街頭演説や12日の北海道新聞のインタビューでは、2030年度末に決まった北海道新幹線の札幌延伸時期について、さらなる前倒しを模索するとの発言も出た。

 今回の選挙結果を受けて自民党や道幹部の間では「高橋氏の5選出馬はないだろう」との見方が少なくない。懸念されるのは求心力が徐々に衰えてゆくレームダック(死に体)化だ。ある道幹部は「これからは、任期最後まで求心力を維持することが知事の大きな課題になる。そのために、新幹線の延伸前倒しなど踏み込んだ発言も出たのだろう」と推測する。

 高橋氏は12日のテレビインタビューで「大胆に挑戦する」ことの具体例として、公約に掲げた18年の「北海道150年事業」を挙げた。1869年(明治2年)に蝦夷地(えぞち)から北海道に名称が変わって150年目の年に、北海道の歴史や文化遺産を内外に発信するとの内容で、「道民的な運動をぜひ展開していきたい」と意気込んだ。18年度は4期目の最後の年度にも当たる。果たして、それが花道を飾るイベントにもなるのか―。高橋氏は15日に道庁に登庁し、4期目の実質的なスタートを切る。(報道センター 青山修二)


 40年ぶりの一騎打ちとなった道知事選は、高橋はるみ氏が勝利し、道政史上初の4選を果たした。道政の安定的な継続を望んだ民意が表れた一方、敗れた佐藤のりゆき氏も114万票を獲得し、高橋道政への不満が表面化した形だ。今後4年間の道政を展望する。

977チバQ:2015/05/10(日) 20:52:38
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/mitounoyonnkime/2-0025549.html
未踏の4期目 高橋道政の行方

<下>細る民主、泊問題に照準
04/15


知事選敗北など厳しい選挙結果が伝えられ、険しい表情を浮かべる民主党北海道の佐々木隆博代表(中央)=12日午後9時、札幌市中央区の合同選対本部
 「頭が真っ白になって、言葉が見つからない」

 13日未明、札幌市中央区にある民主党北海道などの統一地方選合同選対本部。党北海道の佐々木隆博代表はあいさつの途中、動揺を隠しきれずに言った。道6区(上川管内)選出の衆院議員として足元の大事な選挙でもある道議選旭川市(定数6)で、道議会副議長を務める民主党の木村峰行氏が落選したとの情報に衝撃を受けたのだ。

 道議選はほかにも会派会長、会派幹事長、党北海道選対委員長と要職を務める現職候補が軒並み落選。改選前は民主党会派に所属し、離党して無所属で出馬した長尾信秀氏(北斗市)は当選後、自民党会派入りを明言した。現時点で民主党会派の勢力は改選前議席の36から、同党系の無所属と合わせても29に減少。政権交代に向け上り調子にあった2007年の選挙で獲得した民主系の42議席と比べると勢力は3割も細った。

 迷走の末に独自候補の擁立を断念し、共産党や新党大地などとの事実上の野党共闘でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持した知事選も、114万票を得て善戦したものの敗北。民主党側から見れば、高橋はるみ知事(61)に道政史上初の4選を許した大きな要因は党の力量不足にほかならない。昨年の衆院選では道内3小選挙区で議席を獲得し、足がかりをつかんだかに見えた党再建への道のりは、なお険しいことを浮き彫りにした。

 今後、自民、公明両党で過半数を占める道議会で、民主党は高橋道政とどう向き合うのか。党北海道幹部は「高橋道政の追及に力を入れる。相当強烈にやらなければならない」と危機感を強める。念頭に置くのは、高橋道政4期目の最重要課題となる北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題だ。

 知事は再稼働について「道議会の意見を聞いた上で判断する」などとするだけで、態度はあいまいにしている。原子力規制委員会の審査が進んでいけば、自民党側から知事に対して早期に再稼働を認めるよう働きかけが強まることも予想される。だが、選挙公約に「将来、原発に依存しない北海道を目指す」と明記した知事に対しては、再生可能エネルギーの導入目標など脱原発への道筋をどう具体化するのかなど、判断の前に議論を尽くすべき点は少なくない。それを道民の前に示すのは、野党第1党の役割だ。

 民主党の低迷の一方で、1議席から会派の代表質問ができる4議席に躍進した共産党の動向は、改選後の道議会の大きな注目点となる。同党はこれまでも、道職員の天下り問題などの追及で一定の存在感を発揮してきた。党道委員会の青山慶二委員長は「道民の要求を実現するための大きな力を得ることができた」と攻勢をかける構えだ。道幹部は「共産党は力を抜かずガンガンやってくるだろう。しんどくなる」と警戒感を強めるが、その言葉は民主党の存在感の薄さの裏返しのようにも受け取れる。(報道センター 西依一憲)

978チバQ:2015/05/10(日) 20:53:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/
秋元市政の針路 12年ぶり新市長

<上>保守分裂 「オール与党化」兆しも
04/15、04/15 更新


札幌市長選で初当選が確実になり、橋本聖子氏からの電話を笑顔で受ける秋元克広氏=12日午後8時30分ごろ、中央区の選挙事務所
 札幌市長選で、元副市長の秋元克広氏(59)の初当選が確実になった12日午後8時30分ごろ。秋元氏は喜びに沸く中央区の選挙事務所で、意外な人物から祝福の電話を受けた。

■橋本氏から祝福

 相手は自民党の橋本聖子参院議員。「どうもありがとうございました」。わずかな時間だったが、秋元氏は満面の笑みでお礼の言葉を述べた。

 今回の統一地方選で、政令指定都市では唯一、自民・民主対決型となった札幌市長選。民主党、維新の党推薦の秋元氏と、自民党推薦の本間奈々氏(45)との戦いに注目が集まったが、内実は自民党の分裂選挙の色合いも濃かった。

 昨年1月の同党札幌市支部連合会(札連)の推薦候補選考で、経済界有志が秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあり、本間氏支持派との溝が深まった。結局、町村信孝氏(現衆院議長)らが推す本間氏の推薦が決まったが、札連会長だった橋本氏は責任を取る形で辞任。今年2月には橋本氏と森喜朗元首相らが秋元氏に激励の張り紙「為(ため)書き」を送るなど、対立は最後まで尾を引いた。

 接戦が伝えられた市長選だったが、結果は秋元氏が45万3493票を獲得し、本間氏に13万6664票差をつけた。上田文雄市長と本間氏の一騎打ちだった前回2011年の16万3864票差に比べると縮まったものの、秋元氏にとっても「想定外の圧勝」(選対幹部)だった。

 北海道新聞社の出口調査では、自民支持層の約3割が秋元氏に投票した。自民党市議の1人は「心は秋元氏支持という議員もいた」と明かす。

■「現市長と違う」

 自民支持層が多い経済界も割れた。札幌商工会議所(札商)の政治団体「札幌商工連盟」は本間氏を推薦したが、昨年9月には札商に所属する経済人ら有志が秋元氏に出馬を要請。秋元氏の選挙対策本部長は、その1人である加藤欽也昭和交通社長が務めた。

 秋元氏も経済・雇用対策を最重要政策に掲げ、公約に「地元企業への優先発注」「(高速道と市中心部を結ぶ)アクセス道路の早期実現」などを並べ、経済界の協力取り付けへ布石を打っている。札商幹部も「選挙が終わればノーサイドだ。課題を出し合って連携できるような関係をつくりたい」と話す。

 市議選(定数68)では、自民党系会派が25議席を獲得して最大会派を維持した。これに対し、市長選で秋元氏を推薦、支持した会派は、民主党系(21議席)など計23議席にとどまる。表面上は上田市長と同じ「少数与党」での船出となる。

 ただ、自民党ベテラン市議は言う。「秋元氏は、すぐに市長室から国旗を撤去した上田市長とは違う」。選挙戦から浮かび上がったのは、保守層からも一定の支持を集める秋元氏の姿だ。そこには、共産党を除いた「オール与党化」の兆しものぞく。


 12日投開票された札幌市長選は、元副市長の秋元克広氏が初当選し、12年ぶりの新市長が誕生する。秋元市政の行方を展望する。(水野富仁、片山由紀、小倉敦が担当します)

979チバQ:2015/05/10(日) 20:53:31
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/2-0025563.html
秋元市政の針路 12年ぶり新市長
<中>継承どこまで 経済界や道と協調狙う
04/16


札幌市長選で当選が確実になり、上田文雄市長(右)から祝福を受ける秋元克広氏
 「市民とともにまちづくりをしていくことと、人を大事にする市政はしっかり引き継ぎたい」。15日、札幌市役所で市長選の当選証書を受け取った秋元克広氏(59)は、記者団に上田文雄市政から継承する点を問われ、こう答えた。

■上田氏に「感謝」

 秋元氏は12日夜、当選が確実になった後、選挙事務所で「上田市長にあらためて感謝を申し上げ、しっかり次につないでいきます」と述べ、駆け付けた上田氏に頭を下げた。あいさつで名前を挙げて謝意を示したのは、上田氏だけだった。

 秋元氏は1月、上田氏から事実上の後継指名を受けた。陣営の経済人にはリベラル色が強い上田氏が前面に出ることに慎重な意見もあったが、無党派層の取り込みが課題に浮上すると、上田氏は連日、秋元氏の遊説に同行。陣営内で「どっちの選挙か分からない」とささやかれるほどの熱の入れようだった。

 秋元氏は2003年、初当選した上田氏の初登庁を秘書課長として出迎えた。44年ぶりの民間出身市長として「市役所改革」を掲げた上田氏は、市職員とたびたび対立。秋元氏は両者の間に入って、調整役を務めた。

 上田氏は09年に市長政策室を新設した際、1年前に南区長に送り出した秋元氏を呼び戻し、室長に任命。12年には副市長に指名し、秋元氏は上田市政を中枢で支えてきた。

 秋元氏は財政規律の重視や、市民が市政に参加する「市民自治」の推進など、上田市政の基本政策の多くを踏襲する姿勢を見せている。一方で、理念型と評される上田氏と、調整型とされる秋元氏の政治姿勢には、違いもにじむ。

 上田氏が反対の立場を明確にしてきた北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働では、秋元氏は「安全性が確保されるまではすべきではない」と微妙な言い回しにとどめている。

 さらに秋元氏は、経済界や道との関係改善を狙う。

 上田氏は、市発注事業の受注業者で働く労働者の賃金下限額を定める公契約条例の制定を目指したが、経済界の反発を受け、市議会で否決された。4選を決めた高橋はるみ知事とも、震災被災地のがれき受け入れや、北海道エアシステム(HAC)への共同出資問題でたびたび対立した。

 これに対し、秋元氏は公契約条例制定にこだわらない姿勢を見せており、17日には市長選で本間奈々氏(45)の支援に回った札幌商工会議所の高向巌会頭にあいさつに出向く。高橋知事にも「いつでも連絡が取り合える関係を築きたい」と呼びかけている。

■市職員は「歓迎」

 上田氏が就任するまで44年間、市職員OBが務めてきた札幌市長の座。12年ぶりの市職員出身市長の「復活」に、市幹部は「上田市長は役所の論理を理解してもらうのが大変だったが、秋元氏なら安心感がある」。

 豊富な行政経験が役所の論理の横行や、なれ合いにつながらないか。秋元氏が強調する「市民の目線」が問われることになる。

980チバQ:2015/05/10(日) 20:53:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/2-0025583.html
秋元市政の針路 12年ぶり新市長
<下>道都の転換期 人口減目前、どう対応
04/17


北海道薬剤師会の東洋彰宏会長(右)と握手して感謝の言葉を述べる秋元克広氏=16日
 札幌市長選で初当選した秋元克広氏(59)は16日、支援を受けた企業・団体をあいさつして回った。「お世話になりました」。北海道薬事会館(豊平区)では、北海道薬剤師会の東洋彰宏会長らに穏やかな表情で感謝を伝えた。

 一方で秋元氏の視線はすでに、市長として公約を具体化する2015年度補正予算案や、幹部人事に向いている。政策面で最大の課題となるのが、人口減少と超高齢化への対応だ。

■子育て支援強調

 人口194万人にまで成長した札幌も間もなく、戦後初めて人口が減り始める。国立社会保障・人口問題研究所(東京)は、40年の札幌市の人口を15年比11・5%減の171万1636人と予測。65歳以上の高齢者が占める割合も、15年の約26%から40年には約40%にまで高まる見通しだ。

 背景には、女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が政令指定都市最低の1・14(13年)にとどまり、産業基盤の弱さから若者の道外流出にも歯止めがかかっていないことがある。

 秋元氏は選挙戦で「保育所の待機児童ゼロを実現し、子育てしやすいまち日本一を目指す」「若者が札幌で働き、子どもを産み、育てられる環境をつくる」と繰り返し強調。公約には、保育所や放課後児童クラブの定員増などの子育て支援、地元企業の振興や企業誘致による若者の雇用促進などを並べた。

 当選を確実にした後の北海道新聞のインタビューでは、観光客など交流人口を増やすため、補正予算案では観光関連予算を15年度当初予算と合わせ、14年度の8億8千万円から倍増する考えを明らかにした。

 高齢化対策では、特別養護老人ホームの大幅な定員増、心身ともに自立して暮らせる「健康寿命」を延ばすことなどに力を入れる。地下鉄の駅近くなどに施設を集約し、「誰もが歩いて暮らせるまちづくり」も進めるとしている。

■「カラー」出せるか

 秋元氏は近く、それぞれの公約について、任期の4年間でいつ、どのような財源で実行するかを示す行程表をまとめる方針。「財政規律とのバランス」を図りつつ、どのように「秋元カラー」を打ち出せるかが早速問われることになる。公約に掲げた、市営地下鉄東豊線福住駅(豊平区)から清田方面への延伸検討の扱いなども焦点となる。

 また、市の中長期ビジョンを描く上で柱の一つとなる26年冬季五輪・パラリンピック招致は、市役所内部で正式立候補に向けた開催計画作りが始まっている。秋元氏は、道内自治体だけでなく、長野県との広域開催を検討する方針だ。

 転換期の中で、有権者との約束を着実に実行することに加え、時代の変化に即応した「札幌像」をどう描き、内外に発信していくのか。その重責を担う秋元氏は5月2日に市長に就任し、大型連休明けの同7日、市役所に初登庁する。

981チバQ:2015/05/13(水) 22:00:00
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0132626.html
民主、西胆振の3道議に離党勧告答申 地元「納得いかぬ」
05/12 07:30、05/12 08:48 更新

 道議会会派の民主党・道民連合を離脱、新会派「北海道結志(ゆうし)会」を結成した滝口信喜氏(室蘭市)ら西胆振の3道議について、党北海道の倫理委員会が11日、離党勧告処分を答申したことで、地元党員や支持者から「納得いかない」と異論が噴出した。党道9区総支部(胆振、日高管内)は23日の常任幹事会で対応を協議する。 

 新党大地系の北海道・大地、中間会派フロンティアと合流し、新会派を設立した滝口氏と中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)に対し、倫理委は離党勧告処分を答申。党北海道が週内にも正式決定する。滝口氏は「党から具体的な連絡がなくコメントできない」、中山、赤根両氏は「無所属で当選し、会派入りは約束していない。処分は承服しかねる」と主張した。中山氏は、党北海道への異議申し立ても検討するという。

 元首相の鳩山由紀夫氏が長く議席を保った「民主党発祥の地」西胆振では、鳩山氏引退後も、滝口氏を中核に3氏が党を支える。昨年12月の衆院選では9区のうち室蘭、伊達両市でだけ、民主党候補が得票数で自民党候補を上回った。三氏の地盤が強いだけに、処分方針への容認論は少ない。

 党室蘭支部の児玉智明代表は「(2会派との連携で)党の裾野を広げようとする3氏に、なぜ厳しい処分なのか」と処分方針を非難した。登別市の党関係者も「民主党離れが進み、西胆振の地盤が弱体化する」と危惧(きぐ)。党北海道への反発から、一部党員からは地元支部の解散論も聞かれる。

 党道9区総支部の山岡達丸代表は7日、離党勧告などの厳しい処分をしないよう党北海道に申し入れ。来年夏の参院選や次期衆院選への自身の出馬に3氏の協力が欠かせないためで、「3氏は西胆振の党勢拡大に必要な政治家だ」と語る。(小沢弘和、石川泰士)

982チバQ:2015/05/15(金) 07:30:03
町村の立場がないな・・・
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0133988.html
「本来は秋元氏が自民党の候補になるはずだった」 札幌市長と初会談で首相
05/15 07:00


秋元克広札幌市長
 安倍晋三首相は14日、4月の札幌市長選で自民党推薦候補を破って初当選した秋元克広市長と首相官邸で初めて会談し、「経済界はほとんど秋元氏(支援)だった。本来は秋元氏が(自民党の)候補になるはずだった」と述べ、今後連携していくことを確認した。

 会談は自民党道連選対本部長を務める伊達忠一参院幹事長の仲介で実現。首相は「選挙の結果は結果として、地元の国会議員と一緒に頑張ってほしい」とも述べた。選挙で民主党、維新の党の推薦を受けた秋元氏は「政党、選挙は関係なく進めたい。政権与党の力を貸してほしい」と市政運営への協力を求めた。

 札幌市長選をめぐっては昨年1月の自民党札幌市支部連合会(札連)の推薦候補選考で、経済界有志が秋元氏推薦を要請。札連内にも同調の動きがあったが、別の候補への推薦が決まり、当時札連会長だった橋本聖子参院議員が辞任するなど混乱が続いた。(東京報道 村田亮)

983チバQ:2015/05/20(水) 01:18:19
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150519-OYTNT50004.html
道議会、遠藤議長を選出
2015年05月19日
記者会見で、議会の活性化策などについて語る遠藤氏(左)と三井氏(18日、道議会で)
記者会見で、議会の活性化策などについて語る遠藤氏(左)と三井氏(18日、道議会で)

 道議会は18日の臨時会本会議で、正副議長選挙を行い、議長に自民党・道民会議の遠藤連氏(61)(苫小牧市、当選5回)、副議長に民主党・道民連合の三井あき子氏(53)(旭川市、同5回)をそれぞれ選出した。遠藤、三井両氏は就任後、記者会見し、「公正かつ円滑な議会運営に努める」と抱負を述べた。

 遠藤氏は会見で、道議選の投票率低下などについて、「政治参加の意識を醸成するための教育分野での取り組みなどが求められており、議会の中で議論していく必要がある」と語った。

 さらに遠藤氏は、地方議員の身分保障の必要性に言及し、「議員年金もない、退職金もないという現状では、政治の世界に簡単に入ってこられない。政治に対する関心を高めるためには、総合的かつ抜本的な対策をしなければならない」と強調した。

 三井氏も「若者がどうしたら議員になってくれるかなど、ほかの議員と考えていきたい」と述べた。

2015年05月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

984チバQ:2015/05/25(月) 21:43:54
http://www.sankei.com/politics/news/150523/plt1505230001-n1.html
2015.5.23 14:00
【北海道検索中】
「笑顔の町づくり」が叶わなかった三遊亭洋楽さん 北斗市議選で最下位落選の弁を語る





(1/2ページ)

北斗市議選で最下位落選した三遊亭洋楽さん
 「直前になって出ようと思ったんです」。先月の統一地方選で北斗市議選に出馬し、468票と最下位で落選した落語家の三遊亭洋楽さん(56)が話し始めた。これまで選挙については取材を一切断ってきた洋楽さん。出馬は「地元を良くするためだった」と振り返った。

 地元の新聞社の取材には告示日に、写真撮影だけを行った。それ以外の取材は断ったという。断ってきた理由についても「話したくない」と明らかにはしていない。

 これまで函館市議選(当選)、北海道議選(落選)と2回の選挙を経験し、今回が3回目だった。今回は実家のある北斗市の市議選に出馬した。

 9年前に東京から戻り、最初の函館市議選に出たときは、まだ元気だった、先代の三遊亭円楽師匠に「いいところを見せようと」頑張ったのだという。だから選挙にも自信があった。落ちてもネタになるからと気楽だったのも、勝因だという。

 そもそも洋楽さんが北海道に戻ってきたのは、祖母、両親の3人の介護をするためだった。当初は、函館市に住んで、実家に通いながら介護をしていたが、今は隣接する北斗市の実家に戻った。

 「今は祖母もお袋も亡くなって、父と二人暮らし」で、父親の介護を行っている。

 「選挙の道具もあるし。だれよりも自分は役に立つ」というので、今回の出馬に踏み切ったという。 「しがらみがないので、自分のようなもののほうが活動できる。それは函館市議をやっているときに分かった」

 今回、選挙事務所も作らなかった。選挙運動は、選挙カーでの活動だけだった。しかも、ライバル候補に出合うと、相手の邪魔にならないようにと、音量を下げて配慮した。

 「それでも(候補者のなかで)一番、車を走らせていないかも」という。「だいたい、歩いている人もいない」とこぼす。自然豊かな土地での選挙だから仕方がない。

 500票ほどだろうと予想したが、実際には468票だった。

 法定得票数を上回って供託金も戻ってくるので、今回の選挙で使ったのは「ポスターを貼ってもらったアルバイトの代金」の5万円ほどだという。

 開票日は午後10時に寝た洋楽さん。自分が最下位で落選したのは、翌日の新聞で知った。

 「予想通り最下位だった。悔しさとかはない。何もしないよりは、やった方がいい」と、どこかさばさばした表情だ。

 「笑顔の町づくり」を目指すという公約の書かれた選挙公報が配られたときには、一番反応があり、「手を振る人が増えた」という。その選挙公報では、「新幹線開業の新しい時代に、私なら『乗り遅れ』ません」と落語家らしく笑いも取った。

 「選挙カーの看板を作っていたときの工作が一番楽しかったかな」。しみじみと今回の北斗市議選を振り返った。(松垣透)

985チバQ:2015/05/27(水) 22:01:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0138195.html
札幌市議の選対2人、書類送検 未成年に運動させた疑い
05/27 07:00、05/27 10:09 更新

 4月12日投開票の札幌市議選で、未成年の運動員に選挙運動をさせたとして、札幌手稲署と道警捜査2課が、公選法違反(未成年者による選挙運動の禁止)の疑いで、同市手稲区で当選した武市憲一市議(68)=自民=陣営の選対関係者2人を書類送検していたことが26日、関係者への取材で分かった。

 送検容疑は札幌市議選の選挙期間中、未成年と知りながら、19歳の少女2人にウグイス嬢として選挙運動をさせた疑い。少女2人も26日までに、同法違反で書類送検された。武市市議は元札幌市議会議長で、当選9回目。

986チバQ:2015/06/01(月) 22:52:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0139946.html
民主道9区総支部、離党勧告撤回へ意見書 3道議の処遇見通せず
06/01 07:00、06/01 11:50 更新


満場一致の拍手で、離党勧告処分の撤回を求める意見書を承認した民主党道9区総支部の定期大会
 【苫小牧】胆振管内3道議が、道議会の民主党・道民連合を離脱し新会派を結成、党北海道から離党勧告処分を受けたことをめぐり、党道9区総支部(胆振、日高管内)は31日、苫小牧市内での定期大会で処分撤回を求める意見書を党北海道に提出することを決め、9区の体制維持を目指すことを確認した。ただ、新会派結成や処分への受け止めは、党北海道と地元の間で開きがあり、意見がくまれるかは見通せない。

 大会には日胆の民主党の地方議員ら55人が出席。道議会民主党を離れて「北海道結志(ゆうし)会」を結成、処分を受けた滝口信喜(室蘭市)、中山智康(伊達市)、赤根広介(登別市)の3道議も幹部席に並んだ。一方で処分を出した党北海道からの来賓出席者は無し。処分をめぐる説明はなく、佐々木隆博代表の「オール民主党で党再生を進める重要な1年だ」とのメッセージが代読されるにとどまった。

 処分撤回の意見書をめぐっては「党北海道と9区総支部は、この事態に至るまでに十分に議論したのか」との不満も出たが、最終的には拍手で承認。山岡達丸総支部代表は、1年後の参院選や自身が出馬予定の次期衆院選に向け「9区の誰1人欠けることなく、次の国政選挙を乗り切りたい」と結束を呼び掛けた。

 9区総支部は、6月初旬にも党北海道に意見書を出す。党北海道は3氏から異議申し立てがあれば、倫理委で再び協議することとしている。処分が妥当との結論ならあらためて3氏に通知。従わないと除籍になるという。「党北海道と9区の受け止めは大きく開いている。離党勧告は温情処分。動かない」と見る党北海道幹部もいる。除籍に至れば、今後の国政選挙で、日胆の組織の機能が劇的に低下することは不可避だ。

 9区総支部の最大支持母体である連合胆振地域協議会の井野斎会長は、定期大会の席上、「政党の理論に労組が口を挟むべきでない」と前置きした上で、「判断の誤りは、党道9区存亡に関わる問題につながりかねない。危惧を抱きつつ見守っている」と注文した。(石川泰士、田鍋里奈)

987チバQ:2015/06/03(水) 22:14:34
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0141069.html
秋元・札幌市政1カ月、手堅い人事で無難な船出
06/03 07:30、06/03 10:31 更新


補正予算案の査定で「課題を解決しながら、市民が安心して暮らしていけるまちづくりを目指していきたい」と語る札幌市の秋元克広市長(左)
 札幌市の秋元克広市長は2日、就任から1カ月を迎えた。副市長にベテランを据えるなどして無難な船出を見せており、2日には市長選の公約を踏まえ、初めて編成する2015年度補正予算案の査定に着手。すでに表明している観光関連予算の倍増や待機児童対策に加え、選挙戦で訴えた「徹底した地域主義」などの公約の具体像をどう示していくのかが注目される。 

 「選挙期間中に市民に約束した事柄をしっかり実現し、誰もが安心して生涯現役で輝き続けるまち、そして世界都市としての魅力を発信していくまちづくりの第一歩とする」。秋元市長は2日、補正予算案の査定で幹部に対し、「秋元カラー」を打ち出す意気込みを語った。

 秋元市長は、観光振興を経済・雇用対策の柱の一つに位置付けており、補正予算案では関連予算を15年度当初予算と合わせ、14年度から倍増となる15〜16億円に積み増す方針。急増する外国人旅行客に対応するため、スマートフォンなど向けに多言語で観光情報提供できる環境整備などを進める。保育所の待機児童対策では、約400人分の定員増を盛り込む方針だ。

 公約には経済界からの要望が強い高速道路と中心部を結ぶアクセス道路の早期実現や、町内会加入率の下落に歯止めをかける条例制定などを盛り込んだ。補正予算案では、こうした施策や、市が立候補を表明している26年冬季五輪・パラリンピック招致関連の事業などを検討する見通しだ。

 秋元市長は市長選で、上田文雄市政の継承を掲げ、民主党、維新の党の推薦を受けた。市議会では「手堅い船出を見せている」(民主党・市民連合幹部)と評される一方、就任早々に安倍晋三首相や高橋はるみ知事と会談するなど、「敵をつくらない」と自認する政治姿勢を見せ、上田前市長とは異なる独自色も打ち出しつつある。

 まもなく人口減少、超高齢化という大きな転換点を迎える札幌。24日開会の定例市議会に提出する補正予算案は、秋元市長が目指す道都の姿を占う試金石となる。(水野富仁)

988チバQ:2015/06/06(土) 09:59:19

http://mainichi.jp/select/news/20150606k0000m040161000c.html
北海道・浜中町:役場移転で大揺れ…34.6m津波の恐れ
毎日新聞 2015年06月06日 08時30分
 太平洋沖で巨大地震が起きた場合、国内最大級の津波が押し寄せると懸念されている北海道浜中町で、被害が予測されている沿岸部にある町役場の移転先を決められずにいる。町は昨年、役場の裏にある湯沸(とうふつ)山(標高約40メートル)への移転を提案したが、内陸部への移転を主張する町議の一部が反発。移転条例案は議会で否決され、町を二分した綱引きが続く。【近藤卓資】

 ◇高さ40m現庁舎の裏山vs内陸部

 役場庁舎は築48年と老朽化も著しいため、町は昨年4月、新庁舎建設検討会議を発足。5カ月後には湯沸山へ移転する案をまとめた。提案を急いだ背景には建設費の7割を国が負担する緊急防災・減災事業債を活用したいとの思惑があった。申請期限は2016年度末で早期に案を固める必要があった。湯沸山を選んだ理由について検討会議は、沿岸部を見渡せる位置にあり災害対策面で優位▽町の中心である霧多布地区の利便性が維持される−−などを挙げた。

 これに対し、内陸部を地盤とする町議らが反対した。津波で霧多布大橋が流された場合、役場が孤立する危険があると指摘。現庁舎から北へ十数キロ離れたJR浜中駅周辺に移すよう主張した。町職員だけで検討したことも疑問視し、反対派の中心の鈴木誠町議は「有利な起債に飛びつくのではなく、外部有識者も交えて時間をかけて議論すべきだ」と町の姿勢を批判する。

 ◇3分の2満たず

 3月議会の採決(定数12)では賛成7、反対5で賛成が上回ったが、庁舎移転を含む重要案件の場合は3分の2以上(8人)の賛成が必要で1票足りず否決された。

 4月の町議選は12年ぶりの選挙戦となり人口約6200人の町を二分。反対票を投じた沿岸部選出の町議が地元から反発を受けて出馬を断念するなど荒れた。最終的に賛成派8人、反対派5人が立候補したが、賛成派の現職1人が落選し選挙前と同じ7対5の構図となった。

 ◇解決策見えず

 選挙後、全員協議会が開かれたが議論は平行線で、6月議会での条例案の再提出も不透明だ。波岡玄智(げんち)議長は「協議を進めているが、簡単ではない」と厳しい表情をみせる。

 町は1960年のチリ地震で津波被害を受け11人が死亡、霧多布大橋が流された。道が12年に公表した津波浸水予測図では、町の琵琶瀬地区に最大で34.6メートルの津波が押し寄せ、役場のある霧多布地区は15.8メートルの浸水が想定されている。松本博町長は「この機会を逃したら新庁舎建設は難しくなる」と頭を抱える。

989チバQ:2015/06/12(金) 00:09:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0144085.html
池島・岩見沢市議の酒気帯び摘発、議会が事実確認へ
06/11 07:30

 【岩見沢】池島和行市議(45)が酒気帯び運転で摘発された問題で市議会は10日、各派代表者会議を開き、一部議員から事実確認を求める意見が出された。これを受け、笹島清一議長は池島氏が所属する政和会に調査を要請する方針を固めた。

 各派代表者会議は市民クラブ、政和会、公明、共産の4会派の会長と団長、正副議長の計6人が出席。共産党の上田久司団長が「市議会として本人から事情を聴き、事実を確認するべきだ」との意見を出した。

 会議終了後、笹島議長は「調査を政和会に要請する方向で考えたい」とし、市議会として事実確認を行う方針を決めた。

 政和会の谷口洋一会長は「慎重に事実確認を進めたい」としている。市民クラブの篠原藤雄会長は「まずは事実関係を確認した上で、ほかの議員と対応を協議したい」と述べた。公明、共産の両党も調査結果を踏まえ、今後の対応を決めるとしている。

 池島市議は北海道新聞の取材に対し、昨年11月に美唄市内で酒気帯びで道警に摘発されたと認めている。(猫島一人、鬼頭良幸)

990チバQ:2015/06/13(土) 09:33:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0143923.html
北海道・浜中町 役場の移転白紙、町長が議会で表明 反対派「津波で孤立」
06/10 17:00


 【浜中】釧路管内浜中町で津波浸水区域内にある役場庁舎を高台へ移転する条例案が3月の町議会で否決された問題で、松本博町長は10日午前の定例町議会で、高台移転を白紙に戻すことを表明した。町内では賛否が二分し、町は現在の議会情勢では移転に必要な3分の2の賛成を得ての可決は難しいと判断した。

 松本町長は冒頭の行政報告で「きょうまで定例会への提案を熟慮したが、残念ながら難しいと判断した」と述べた。町は今後、町議会の過半数の賛成で実現できる現在地での改築などを探るとみられるが、国が事業費の70%を実質的に負担する「緊急防災・減災事業債」の活用も、2016年度末の期限までに作業が間に合わないとして断念する。

991チバQ:2015/06/21(日) 20:52:07
>>989
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0147604.html
酒気帯び運転容疑で書類送検、池島市議に辞職勧告案 岩見沢市議会で提出へ
06/20 07:00、06/20 16:07 更新

 【岩見沢】昨年、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで道警に書類送検されていたことが明らかになった池島和行市議(45)に対し、市議会の市民クラブ(篠原藤雄会長)は19日、同市議が議員辞職しない場合、26日の定例市議会で議員辞職勧告決議案を提出する方針を固めた。公明、共産の両会派も賛同しており、可決される可能性が高い。

 同決議に法的拘束力はないが、可決されれば、1943年の市制施行以来初めて。

 19日の各派代表者会議で、池島氏が所属する政和会は同氏を厳重注意処分とすることを報告。同氏は「市議としての信頼を失墜させるような事を起こしてしまい深く反省しています」などと書いた謝罪文を議長に提出した。議員の職については「誠心誠意努める」として辞職しない意向を示している。政和会の谷口洋一会長は「会派として本人を教育する。生活態度を改めさせる」と述べた。

 これに対し、市民クラブ、共産、公明の3会派は池島氏や会派の対応を疑問視。同クラブの篠原会長は「議長や会派への報告が遅く、市民への説明もない」と同氏を批判した。同クラブは今後、決議案の共同提案者となるよう、公明と共産に働き掛ける。

 市議会各会派の所属議員数は政和会9人、市民クラブ9人、公明2人、共産2人。(猫島一人)

992チバQ:2015/06/24(水) 23:20:26
http://mainichi.jp/select/news/20150625k0000m040054000c.html
北海道・芦別市長:市議当選者に酒贈る
毎日新聞 2015年06月24日 19時55分

 北海道芦別市の今野宏(こんの・ひろむ)市長(67)が、初当選した4月26日投開票の市長選と同時に行われた市議選(定数12)の当選者に、祝いとして日本酒を贈っていたことが24日、分かった。

 同日、記者会見した今野市長によると、4月26日深夜から翌27日にかけて、後援会関係者とともに、市長の名前が入ったのし紙付きの酒を持って全当選者の事務所や自宅を訪問。9人が酒2本ずつを受け取り、1人は拒否、2人は不在で渡せなかった。その後、別の後援会関係者から、選挙区内での寄付行為を禁じた公選法違反の疑いがあるとの指摘を受け、同28日までにすべて回収したという。

 24日の市議会で、市議から公選法に抵触するのではないかと追及を受け、今野市長は「祝意を表したい気持ちが先行した。軽率だった」と陳謝した。

 今野市長は市職員出身で、選挙管理委員会事務局長や議会事務局長などを務めていた。開会中の市議会で、自らの減給処分を提案するという。【渡部宏人】

993名無しさん:2015/07/01(水) 17:13:03
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0151920.html
石狩市議が覚せい剤 自民道連青年局長、使用容疑で逮捕 両腕に注射痕

07/01 12:28、07/01 16:11 更新

【石狩】札幌中央署は1日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議会議員、葬儀会社社長大平修二容疑者(46)=同市花川南2の5=を緊急逮捕した。道警によると、道内で現職市議が同法違反容疑で逮捕されたのは初めて。同容疑者は2014年9月から自民党道連青年局長を務めていた。

 逮捕容疑は、6月中旬から30日にかけて覚せい剤を使用した疑い。大平容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、両腕には複数の注射痕があったという。

 中央署などによると、大平容疑者が覚せい剤を所持しているとの情報が寄せられたため30日、任意で尿検査をしたところ覚せい剤の陽性反応が出た。家宅捜索で自宅の台所のごみ箱から、覚せい剤や注射器が入っていたとみられるビニール袋数点が見つかった。同署は入手経路などを調べている。

 大平容疑者は名寄市出身。石狩で葬儀会社を経営し、道商工会議所青年部連合会長、日本商工会議所青年部連合会副会長などを歴任。2007年に石狩市議に初当選し、15年5月の同市議選で3選を果たしたばかりだった。石狩市の定例市議会は6月10日に開会、同26日に閉会していた。

994チバQ:2015/07/01(水) 18:45:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150701-00000068-jij-soci
石狩市議を逮捕=覚せい剤使用疑い―北海道警
時事通信 7月1日(水)12時2分配信


 覚せい剤を使用したとして、北海道警札幌中央署は1日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議大平修二容疑者(46)=同市花川南二条=を逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は6月中〜下旬、北海道内で覚せい剤を使用した疑い。
 同署などによると、情報に基づき6月30日午後、大平容疑者の自宅を捜索。尿検査で陽性反応が出た。自宅のごみ箱から注射器が入っていたとみられるポリ袋が見つかったという。

995チバQ:2015/07/02(木) 20:27:23
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0152242.html
驚きと怒り、市民に衝撃 石狩市議が覚せい剤使用容疑 「議会の信用失われる」
07/02 09:30


記者会見で汗をぬぐい顔をしかめる伊藤一治市議会議長(右)=1日午後3時15分、石狩市役所(富田茂樹撮影)
 【石狩】覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議会議員の大平修二容疑者(46)=同市花川南2の5=が逮捕されたことが分かった1日、市議会関係者や市民から「議会の中心的存在だったのに」「石狩の恥だ」などと驚きと怒りの声が上がった。

 「3期目の当選を果たしたばかりで、市議会でも指導的役割を担う立場だっただけに遺憾。市議会を代表して深くおわびする」

 同日午後、市役所で記者会見した伊藤一治議長は何度もハンカチで汗をぬぐいながら、陳謝した。大平容疑者の処分については「市の政治倫理条例に基づき判断される。厳粛に判断していきたい」と述べた。

 同席した田岡克介市長も、大平容疑者に対し「社会人として許し難い行為だ」と語気を強め、「二度と起きないよう議会と対応していきたい」と話した。

 突然の逮捕に、同僚議員や後援会関係者も驚きを隠さなかった。大平容疑者が所属する会派「自由民主クラブ」の高田静夫会長は「事実であれば大変なこと。市議の活動には熱心で、幼稚園の耐震化など子育て分野に力を入れていただけに信じられない」と話す。

 大平容疑者は名寄市出身。同市の知人らによると、名寄中を卒業後、同市内の企業に就職。その企業が石狩に進出したことに伴い、石狩で働き始めたという。

 1996年に石狩市内に葬儀会社を設立。自民党道連の青年局長や小学校のPTA会長なども務め、名刺の裏には過去の経歴や肩書がずらりと並ぶほどだった。

 今年5月の市議選で3選を果たし、後援会や支持者からは「中堅市議として実績を積んだ上で、将来は道議候補に」との声も上がっていた。後援会幹部の男性(53)は「まだ若く期待も大きかったのに。信用し投票してくれた市民のみなさんに本当に申し訳ない」と声を落とした。

996チバQ:2015/07/03(金) 22:31:56
>>995
46歳で中卒からの社長。市議。とはなかなかの叩き上げっぷりな感じがするけど、なんか無理しちゃったんですかねえ

997チバQ:2015/07/09(木) 21:44:38
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0709/mai_150709_2667986883.html
<収賄容疑>北海道福島町長を逮捕 業者の支店開設で便宜
毎日新聞7月9日(木)1時33分
画像:北海道福島町長の佐藤卓也容疑者
北海道福島町長の佐藤卓也容疑者

 北海道福島町への企業誘致をめぐり、便宜を図る見返りの現金受け渡しがあったとして、道警捜査2課などは8日、町長の佐藤卓也容疑者(53)=同町福島=を事前収賄容疑で、情報技術(IT)関連会社「ブレーン」(本社・東京)取締役の小鹿昭義(こしかあきよし)容疑者(62)=同町白符=を贈賄容疑で逮捕した。

 容疑は佐藤容疑者が町長に就任する直前の2012年8月13日ごろ、町内への支店開設を計画するブレーンの担当者だった小鹿容疑者から、支店開設に際して優遇するよう依頼を受け、自らの後援会事務所で現金100万円を受け取ったとしている。道警は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 佐藤容疑者は町長就任後の13年7月、情報関連などの町外の業者が事業所を新設した場合、従来の条例より助成金を受けやすくなるよう要件を緩和した「企業立地促進条例案」を町議会に提案したが、反対に遭い撤回。同年9月には、ほぼ同じ「企業誘致条例一部改正案」を提案したが否決された。ブレーンは同月から町内の支店で営業を始め、小鹿容疑者は支店長を務めていた。この時期、町内の進出企業は同社以外になかったという。

 佐藤容疑者は同町出身。町議を経て、11年の町長選に立候補したが落選。前町長の死去に伴う12年8月26日投開票の町長選で、企業誘致による産業振興などを訴え初当選。小鹿容疑者も同町出身で、11年の町長選では佐藤容疑者の選対幹部を務めていた。【袴田貴行、日下部元美、遠藤修平】

          ◇

 企業誘致をめぐる贈収賄容疑で北海道福島町長らが逮捕された事件。贈賄側の支店開設は町にとって21年ぶりの企業進出で、佐藤容疑者に期待した町民からは「新しい企業が来て活性化すると思ったのに」と失望の声が上がった。

 働く場がなく、若者の流出が止まらない過疎地域の悲哀が垣間見える。道南に位置し、イカ漁やスルメ加工が盛んだが、約4500人の町人口は15〜64歳の生産年齢を中心に減少に歯止めがかからず、水産業の他に就業の受け皿だった建設業も就業者は2000年の809人から10年に430人とほぼ半減した。

 閉塞(へいそく)状況の中、12年8月の町長選で企業誘致を掲げたのが佐藤容疑者。「企業誘致条例一部改正案」を提案した13年9月の町議会では、町議から「一部企業だけ得する」と批判を受け否決されたものの、成立を強く主張した。青函トンネル(1988年開通)建設などで83〜92年には町外から5社が進出したが、その後3社は工事終了や経営悪化で撤退。支店は92年以来の町外からの企業進出だった。町議の一人は「人口減対策のため精力的に取り組んでいると思ったが……」とため息。60代の男性住民も「活気が少しでも戻ればと投票したのに」と落胆した表情だった。【遠藤修平、安達恒太郎】

998チバQ:2015/07/09(木) 21:45:58
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0154729.html
選挙支援見返りに新条例 福島町長逮捕 「約束違う」町長室に怒声
07/09 07:00


任意で事情聴取を受け、8日午後10時25分ごろ、いったん函館西署を出る佐藤卓也容疑者(右)
 【福島】渡島管内福島町の贈収賄事件は、町長選勝利に向け選挙資金を確保したい佐藤卓也容疑者(53)と、新規事業を有利に進めたい小鹿昭義容疑者(62)の「利害の一致」の構図があった。道警は、小鹿容疑者から選挙支援を受けた佐藤容疑者が、条例案作成や議会への提出という町長の職権を使って便宜を図ろうとしたとみており、2人が関係を深めた経緯などを詳しく調べる。

 「条例が通ると思って金融機関から融資を受けたのに裏切られた」「約束が違う」。福島町内への企業進出を支援する条例改正案が否決された直後の2013年9月25日朝。町役場2階の町長室からは、佐藤容疑者を怒鳴りつける小鹿容疑者の声が響いたという。

 福島町関係者らによると、佐藤容疑者は12年8月の町長就任直後から、条例案作成に着手したという。支援の対象となる町外企業に情報関連事業などを盛り込んだほか、奨励金や雇用助成金の創設、町長の采配で行う用地や建物のあっせんといった「特別援助」などが柱だった。

 佐藤容疑者は2度、同じ内容の条例案や条例改正案を議会に提出した。だが町議会議事録などによると、当時から「(ブレーン)1社を支援したがっているとしか思えない」などと関係の深さを指摘する声が続出。結局、いずれも議会の反対で可決されず、小鹿容疑者の不満が高まったとみられる。

999チバQ:2015/07/09(木) 22:35:18
>>958>>970
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0154269.html
小樽市長、多難な船出 市営海水浴場否決、副市長も決まらず…
07/08 07:00、07/08 09:40 更新


定例市議会最終日に議案の提案説明をする森井秀明小樽市長=7日
 【小樽】森井秀明小樽市長が初の論戦に臨んだ第2回定例小樽市議会(定数25)が7日、閉会した。「おたるドリームビーチ」に市営海水浴場を開設する補正予算案が否決されたほか、副市長は決まらず、公約実現の助言役として自身の元後援会幹部を嘱託職員の参与に任用したことを各会派が追及。4月の市長選で現職の相乗り体制を批判して初当選した市長は、苦難の船出となった。 

 最大の焦点だった市営海水浴場関連の予算案は、同ビーチ協同組合が建築基準法違反問題で今夏の海の家の運営を断念したことを受け、必要経費1290万円を計上。補正予算案の他の項目とは切り離して審議された。森井市長は「安全対策のため必要だ」と繰り返し理解を求めたが、賛成したのは市長選、市議選を共に戦った1人だけだった。

 保守系会派「新風小樽」はライフセーバー配置など安全対策に特化した修正案を提出したものの、森井市長は「安全対策には海水浴場開設が望ましい」と歩み寄らず、結局、修正案も他会派の反対で否決された。

 また、森井市長は5月から空席となっている副市長の選任に同意を求める人事案を提出できなかった。予算特別委でこのことを追及され、市長は候補が複数いることを明らかにした上で「迷っている」と答弁した。一方で、森井市長は自身の元後援会幹部で除雪業者に再就職していた元市職員(63)を6月、参与に任用。市議会各会派からは「利害関係のある人でいいのか」などと批判された。

1000チバQ:2015/07/10(金) 21:11:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0155310.html

福島町長、容疑を否認 汚職事件 現金授受は認める
07/10 16:30

 【福島】渡島管内福島町への企業誘致をめぐり、同町長の佐藤卓也容疑者(53)が事前収賄容疑で逮捕された事件で、佐藤容疑者が道警の調べに対し、贈賄容疑で逮捕されたIT関連会社「ブレーン」(東京)松前支店長の小鹿(こしか)昭義容疑者(62)=福島町白符=から現金100万円を受け取ったことを認めた上で、「小鹿容疑者から便宜を依頼されたことはないし、便宜を図ったこともない」などと容疑を否認していることが10日、佐藤容疑者の弁護士への取材で分かった。

 弁護士によると、佐藤容疑者は、2012年8月の町長選前に「100万円を受け取ったが、賄賂と認識していない」などと供述。小鹿容疑者との関係について「一緒に飲食したことはあるが、頻繁ではない。企業誘致は前からの持論だ」と説明しているという。自らが会計責任者を務める政治団体「佐藤卓也後援会」の12年収支報告書に、100万円を記載していなかったことについては認めている。

 小鹿容疑者の弁護士によると、同容疑者も「選挙資金として、佐藤容疑者に現金100万円を渡したが、賄賂ではない」と容疑を否認している。

ociety/society/1-0155310.html

1001チバQ:2015/07/12(日) 15:42:59
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/07/12/204605980
無難な船出 長野市長就任2ヵ月
 別府市の長野恭紘市長が就任して2カ月が過ぎた。定例市議会では本年度補正予算が成立し、副市長人事も同意を得て、無難な船出となった。市の方向性を定める総合戦略づくりには議論の段階から関わり、意欲を前面に出すが、厳しい財政の制約や議会からの苦言にも直面した。

 「20年、30年先まで見据えたプランを考え、同世代が帰ってきてくれる古里にしたい」。6月末にあった総合戦略策定に向けた市民会議。長野市長はグループ討議にも最後まで加わり、別府の活性化、観光振興にかける思いをにじませた。
 「とがったまち」と自身が表現する個性的なまちづくりの具体像はこれからだ。厳しい観光地間の競争を勝ち抜くためにも観光、経済界と一体となった浮揚への“一手”が求められている。観光団体関係者も「県内最年少の青年市長の感性と行動力に期待している」と注視する。
 定例市議会は、市長選の対応をめぐって所属する自民党系市議が分裂した余波も懸念されたが、大きな混乱はなかった。自ら進んで答弁する姿勢など会派を問わず一定の評価を得たようだが、「熱意は分かるが、力みすぎている面もあるのでは」(ベテラン議員)との声も聞かれる。
 本会議では就任後すぐに着手した職員人事に質問が相次いだ。特別職の交代は副市長だけだったが、一般職は総務、企画両部長など課長級以上の6割を動かした。「専門性を考慮した適材適所」との人事方針だったが、「短期間で異動した幹部もいる。職員のやる気をそがないか心配だ」(中堅議員)との指摘もある。
 財政の厳しさも実感した。補正予算で独自色を出せたのは総合政策アドバイザーの設置にとどまる。財源捻出に向け、聖域なき事業見直しに入る方針を示したが、議会内には前市政からの長期計画に沿った事業を見直すことに否定的な意見が根強い。
 長野市長は「やりたい事業も先延ばしにせざるを得なかったが、芽が出る分野にはしっかり投資をして、どこにもまねのできない別府の将来像を示していきたい」と話している。

1002チバQ:2015/07/20(月) 12:33:00
>>974>>981>>986

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0158492.html
「離党の意志ない」 会派離脱の民主・池本氏、倫理委答申受け
07/19 07:30


池本柳次氏
 民主党の党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志会を結成した道議の池本柳次氏ら4人について、民主党北海道の倫理委員会(委員長・佐々木秀典元衆院議員)が離党勧告処分を妥当と答申したことについて、池本氏は18日、「自ら離党する意志は全くない」と述べ、党北海道の最終的な決定を待つ考えを示した。

 鹿追町であった野遊会後、北海道新聞社の取材に答えた。池本氏は「(新会派結成は)党のウイングを広げるための活動で処分は不当。頭ごなしの離党勧告をいったん白紙に戻し、再度審議してしい」と訴えた。

 党北海道は同日、札幌市内で常任幹事会を開いたが結論は8月下旬の常任幹事会に持ち越した。池本氏は「今後の推移を見守りたい。処分の内容次第では今後の参院選などの対応を後援会と協議する」としている。

 党北海道は池本氏らが同党の公認得て道議選に出馬したことを問題視し、5月下旬に離党を勧告。これを受け、池本氏らが不服申し立てを行っていた。(佐藤志穂)

1003チバQ:2015/07/20(月) 12:33:29
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0158514.html
道議4人の処分、来月に先送り 民主北海道
07/19 07:00、07/19 10:44 更新

 民主党北海道は18日の常任幹事会で、党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志(ゆうし)会を結成したため、離党勧告処分を受けた道議4人の不服申し立てについて、地元の意見を聴取した上で判断するとし、結論を持ち越した。佐々木隆博代表らが近く、4人のうち3人が所属する党道9区総支部(胆振、日高管内)を訪問、意見交換を踏まえ、8月29日の次回常任幹事会で最終決定する方針。

 4人は滝口信喜氏(室蘭市)、池本柳次氏(十勝管内)、中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)。5月に離党勧告処分を受け、6月に不服を申し立てた。諮問された党北海道の倫理委員会は14日、4人から「党再建、ウイングを広げるための活動で処分は不当」などと弁明を聞いたが、処分妥当と答申した。

1004旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/07/23(木) 19:48:59
共産党。

飲酒運転の砂川市議辞職
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2015072300836
 酒気帯び状態で車を運転して事故を起こし、警察に報告しなかったとして、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で逮捕された北海道砂川市議の星洋一容疑者(64)は23日、弁護士を通じて市議会議長に辞職願を提出した。同日付で受理された。(2015/07/23-19:20)

1005チバQ:2015/07/23(木) 20:02:32
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150723/k10010163181000.html
砂川市議が飲酒運転で事故 警察に未届けか
7月23日 19時13分

砂川市議が飲酒運転で事故 警察に未届けか
先月、飲酒運転の車に衝突されるなどして一家5人が死傷する事故があった北海道砂川市で、64歳の市議会議員が酒を飲んで車を運転して事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして逮捕されました。警察によりますと、市議会議員は容疑を認めているということです。
逮捕されたのは、砂川市の市議会議員の星洋一容疑者(64)です。
警察の調べによりますと、星議員は23日午前3時すぎ、砂川市内の国道12号線で酒を飲んで車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
事故のあと現場に車を放置して帰宅していましたが、その後の警察の検査で、息から基準を上回るアルコールが検出されたということです。
星議員は、ことし4月に行われた市議会議員選挙に共産党の公認で立候補して初当選しました。
警察によりますと、調べに対して容疑を認めたうえで、車を放置して立ち去った理由については「周囲に迷惑をかけたくなかった」などと供述しているということです。
砂川市では先月6日、同じ国道12号線で、ワゴン車が飲酒運転の車に衝突されるなどして一家5人が死傷する事故があり、砂川市議会は飲酒運転撲滅に取り組む決議を全会一致で可決していました。
市議会の事務局によりますと、星議員は23日夕方、代理人の弁護士を通じて議長に辞職願を提出し、受理されたということです。

1006チバQ:2015/07/23(木) 20:07:31

これも共産党 
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6597
酒気帯び運転などの疑いで逮捕された石原剛・甲府市議(58)(共産党)=同市中小河原=が13日、市議会議長に議員の辞職願を提出し、辞職が許可された。

1007とはずがたり:2015/07/24(金) 20:08:07

酒気帯び運転、逮捕の元市議「コンビニに行こうとした」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150724/Tbs_news_38538.html
TBS News i 2015年7月24日 05時49分 (2015年7月24日 07時20分 更新)

 先月、飲酒運転の車の暴走で家族5人が死傷した北海道砂川市で、酒気帯び運転のうえ、事故を起こした疑いで逮捕された元市議会議員の男が、「コンビニに行こうとした」と話していることがわかりました。
 物損事故の直後に現場を走行した車の車載カメラの映像です。砂川市議会議員だった星洋一容疑者(64)は22日午前3時すぎ、酒気帯び運転で道路沿いの電柱にぶつかり、車を放置したまま現場を立ち去った疑いで、23日、逮捕されました。

 接見した弁護士によりますと、星容疑者は前の日の午後8時ごろ、ウイスキーを180ミリリットル飲み、眠れずに午前3時ごろ、「弁当とタバコをコンビニに買いに行くところだった」などと話しているということです。

 星容疑者は、先月の市議会で可決した「飲酒運転による事故を撲滅する決議」に関わりましたが、逮捕を受け、23日付けで議員を辞職しました。(24日05:36)

1008チバQ:2015/08/02(日) 21:00:50
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0163267.html
酒気帯び市議に再び辞職勧告決議 岩見沢市議会
08/01 07:00、08/01 16:02 更新

 【岩見沢】岩見沢市議会は31日、臨時会を開き、酒気帯び運転が問題となっている池島和行市議(45)に対する2度目の議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。

 閉会後、池島市議は「議員は続ける」と述べ、決議の受け入れを拒否する考えを明らかにした。決議に法的拘束力はない。

 市議会は今年6月、池島市議に対する最初の辞職勧告を決議した。その後も池島市議が一連の問題への説明責任を果たさず決議も受け入れていないとして、再提案に至った。

1009チバQ:2015/08/03(月) 22:03:18
http://www.sankei.com/politics/news/150803/plt1508030011-n1.html
2015.8.3 11:04

北海道・福島町長の不信任決議を可決 事前収賄罪で起訴 





 北海道福島町議会は3日、事前収賄の罪で起訴された町長の佐藤卓也被告(53)の不信任決議を可決した。佐藤町長は辞職するか、10日以内に議会を解散しなければ失職する。

 決議は「町政は大きく混乱し、町内外の信頼を失った。町長不在が長く続けば、大きな支障を来す」としており、町議11人中10人が賛成した。

 佐藤町長は初当選した町長選を控えた平成24年8月、東京のIT関連会社「ブレーン」の取締役、小鹿昭義被告(62)=贈賄罪で起訴=から、町長に就任後、同町に支店を開設する際に便宜を図るよう依頼を受け、現金100万円を受け取ったとして、函館地検が7月29日に事前収賄の罪で起訴した。

1010チバQ:2015/08/06(木) 19:09:51
>>578
自民系
>>602
辞職勧告決議案が出されてた(否決)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000526-san-soci

自殺の北見市長、市政運営に悩みか 自宅に遺書のようなもの
産経新聞 8月6日(木)13時27分配信

 6日朝、北海道北見市の桜田真人市長(52)が自宅で首をつって死亡しているのが見つかったことに関して同日、自宅から遺書のようなものが見つかったことが分かった。北海道警は自殺とみて調べている。

 北見市議の一人によると、昨年夏頃から市政運営がうまくいかず、悩んでいる様子だったという。渡部真一副市長は市役所で記者会見し「このところお疲れの様子だった。近くで見ていてそう感じた」と話した。

 北見市によると、桜田市長は5日午後6時ごろ市内の会合に出席し、職員が運転する車で同6時半ごろに帰宅した。6日は午前10時に市役所で陳情を受ける予定だったという。

 桜田市長は平成25年6月、市民温水プールの建設費を補正予算案に計上せず、説明も十分でなかったとして、市議会で問責決議が可決された。

1011チバQ:2015/08/06(木) 19:21:20
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0165264.html
桜田・北見市長が自殺 遺書見つかる
08/06 11:13、08/06 14:06 更新


桜田真人北見市長
 【北見】6日午前7時15分ごろ、北見市北3東6の桜田真人(まこと)北見市長(52)の自宅で家族から「(市長が)首をつっている」と119番通報があった。桜田市長は北見赤十字病院に搬送されたが、同7時43分、死亡が確認された。北見署は、桜田市長の自宅から遺書とみられる手書きのメモが見つかったことから、自殺とみている。

 桜田市長は1963年、北見市生まれ。札幌第一高、山梨学院大卒。札幌や北見の幼稚園教諭を経て、2000年から北見さくら幼稚園長。06年、北見市議に初当選し、2期目途中の12年11月の市長選で自民党の推薦などを受け、無所属で出馬、当時の現職小谷毎彦(つねひこ)氏を破って初当選した。

 桜田市長は、市内に通年利用が可能な国内最大級のアドヴィックス常呂カーリングホールや、市民温水プールなどの大型施設を完成させた。市役所庁舎の建設場所などをめぐって、市議会がたびたび紛糾。13年6月には市民温水プールの建設問題などで市議会が桜田市長の問責決議を可決した。

1012チバQ:2015/08/08(土) 10:25:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0166013.html
桜田北見市長死去 来月末までに市長選 各党候補擁立急ぐ
08/08 07:00


 北見市長の桜田真人氏の死去に伴い、9月末までに市長選が実施される。最長でも1カ月半余りの短期決戦となるだけに、各政党や陣営は候補者擁立を急ぐ考えだ。ただ市長死去という難しい局面での登板となることから、擁立作業の難航は避けられない見通しだ。

 市選挙管理委員会によると、市長が死去などした場合、職務代理者(今回は渡部真一副市長)が5日以内に市選管に通知。その日から50日以内に選挙が実施される。

 今回の場合、仮に期限となる8月11日に通知したとすると、9月30日が50日目となる。投開票は日曜日が一般的なため、最も遅い日程は同20日告示―27日投開票。同13日告示―20日投開票とする案もあるが、「選挙の準備期間や、20日が5連休中であることを考えると、27日投開票の可能性が高い」(市選管)という。9月3〜28日には第3回定例市議会も予定されている。

 各政党・陣営では候補者を擁立するかも含め、決定までに時間を要するとの見方が強まっている。難題が山積する中で、市長が急死したという局面だけに「好んで火中のクリを拾う者はいない」(関係者)との声も上がる。

 そうした中、出馬が濃厚とみられるのは、新党大地系で前道議の鳥越良孝氏。7日に市内で開いたビールパーティーのあいさつでは、桜田市長の死去に哀悼の意を表し、市長選については言及しなかったが、4月の道議選で落選後、地域のイベントにまめに顔を出すなど「市長死去とは関係なく、早い段階から次の市長選を視野に入れて活動している」(市議)という。

 各政党や各陣営では「政党色が薄い人」や「オール北見で支えられる人」への待望論が強い。

 保守系では、北見の政治、行政をよく知る候補として、北見市議会の高橋克博議長や渡部副市長のほか、市役所の特別職や部長級の名前も挙がる。行政手腕や人脈への期待から前副市長の塚本敏一氏を押す声も根強いが、4月に道議になったばかりで、本人は周囲に「市長選に出るつもりはない」と話しているという。

 民主党でも、道12区総支部代表の水上美華氏や前回道議選候補だった元市議の長南幸子氏らの名前が取り沙汰されている一方、「北見の非常事態なので擁立には慎重になるべきだ」との意見もある。

 市長選と同時に、現在欠員1となっている市議補選も行われる。市議補選の候補者選びとの兼ね合いが必要なことも、構図が固まるまでに時間がかかる要因となりそうだ。

1013チバQ:2015/08/08(土) 11:00:25
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0165681.html
自宅に遺書2通、いずれも手書き 北見市長自殺
08/07 07:00、08/07 18:40 更新


桜田真人北見市長
 【北見】北見市内の自宅で6日朝、首をつった状態で見つかり、死亡が確認された桜田真人(まこと)市長(52)の自宅から、市民と家族に宛てた遺書とみられる書き置きが2通見つかっていたことが、関係者への取材で分かった。北見署は、自殺とみている。

 関係者によると、桜田市長は自宅1階の仏間のはりにロープで首をつった状態で見つかったという。書き置きは2通あり、いずれも手書きだった。1通には「市民の皆さまへ」と記され、「大きな渦に巻き込まれてしまいました」などと書かれていたという。もう1通は家族宛てで「一緒に生きていけなくてごめんなさい」との趣旨の内容が書かれていたという。

 市選挙管理委員会は11日にも、市長選の日程を決める。投開票日は9月下旬が濃厚で、27日を軸に調整が進むとみられる。

 市長の職務代理者となった渡部真一副市長は会見で「職務の課題を背負い、うまく進んでいかないとの思いが強かったのではないか」と話した。

1014名無しさん:2015/08/10(月) 15:25:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00050030-yom-pol
北見市長が自殺か…副市長「最近は疲れた様子」
読売新聞 8月6日(木)10時19分配信

 6日午前7時15分頃、北海道北見市の桜田真人(まこと)市長(52)が、同市北3東6の自宅で首をつって意識を失っているのを家族が見つけ、119番した。

 桜田市長は市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。北見署は自殺とみて、詳しい死因などを調べている。

 道警幹部によると、桜田市長は自宅の1階仏間で見つかった。室内には、家族に宛てた数枚の書き置きがあり、自殺をほのめかす内容が書かれていた。

 桜田市長は2012年の市長選で初当選し、現在1期目。渡部真一副市長は市役所で記者会見し、「心からご冥福を祈りたい。最近は疲れた様子だった」などと語った。

最終更新:8月6日(木)13時49分

1015チバQ:2015/08/18(火) 21:22:07
>>1009
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0169353.html
福島町長選、来月29日告示
08/18 07:00

 【福島】渡島管内福島町選管は17日、前町長の佐藤卓也被告(53)の失職に伴う町長選の日程を9月29日告示、10月4日投票と決めた。即日開票。

 企業誘致をめぐる事前収賄罪で町長だった佐藤被告が起訴されたことで、町議会が今月3日に不信任決議案を可決し、4日に通知した。地方自治法に基づいた期限までに佐藤被告が議会を解散せず、15日に失職が確定していた。

1016チバQ:2015/08/19(水) 19:32:37
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0169752.html
市長急死の北見市政、混乱常態化 新庁舎建設めぐり泥沼劇
08/19 07:00、08/19 11:52 更新


 【北見】6日に現職市長の桜田真人(まこと)氏が急死した北見市は、20年以上にわたって与野党が入り乱れて戦ってきた「政争のまち」と言われる。最近の歴代市長は1人を除いて短期で交代を繰り返し、論争の中心テーマとなってきた新市庁舎はいまだ着工できていない。9月20日告示、27日投開票の市長選で新たなリーダーを選ぶ北見市は、混迷のトンネルを抜け出すことができるか―。

 「各党派みんながまとまって推せる市長がいいに決まっている。でも、そんな人物いるわけがない」。自民党関係者は半ば諦めたように語る。北見市長選に向け、各党派は水面下で候補擁立を模索する。だが保守系同士の対立も絡み、告示まで1カ月近くに迫った今も選考作業は難航を続けている。背景の一つが、市長と市議会の一筋縄ではいかない関係だ。

 自殺したとみられる桜田氏はここ1年、「住民協働組織」が火種となり、市議会で野党ばかりか与党からも激しく追及された。同制度は、一定のエリアで地域課題に取り組むために住民が組織を結成して登録すると、市から交付金が支給される仕組み。組織の有無などに伴う「不公平感」や、エリアの大小などで生じる「交付金の差」が問題視され、市議会がたびたび紛糾。ほかにも審議中に一般会計補正予算案の一部撤回に追い込まれるなど混乱が続いた。

 ある市職員は桜田氏が死去した6日、「北見の市政はかなり特殊だ。市議会がとにかく前に向かって進まない。桜田市長はまじめすぎた」と無念そうな表情を浮かべた。

 こうした「荒れる市議会」の常態化は、与野党がめまぐるしく変転する不安定な北見市政の歴史=図=が引き起こした。旧社会党が推した小山健一氏は1期で自民党などの支援を受けた神田孝次氏に敗退。神田氏は1市3町の合併を挟んで9年続いたが、任期途中の出直し選挙で民主党など推薦の小谷毎彦(つねひこ)氏に敗れた。その小谷氏も1期で自民党など推薦の桜田氏に取って代わられた。

 この間、常に争点となってきたのが、市庁舎建設問題だ。初めは「着工」か「先送り」かが市長選の対立軸となり、途中からは「どこに庁舎を移すか」をめぐって主張がぶつかり合った。選挙後もこの問題が新市長を縛りつけると同時に野党の攻撃材料となり、神田氏が「民意を問う」と途中辞任したり、桜田氏への問責決議が可決されたりする事態につながった。

 市職員OBは「庁舎でも協働組織でも何だって足を引っ張るための政争の具にしてしまう。市民のことを考えた建設的議論と思えない」とため息をつく。議会対応に疲れた市職員の意欲低下を指摘する声も多い。(北見報道部 日栄隆使)

1017チバQ:2015/08/29(土) 08:57:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0173501.html
北見市長選、候補選考は堂々巡り 投開票まで1カ月、保守分裂のしこりなお
08/29 07:00


28日に北見市民会館で行われた立候補予定者説明会。保守系陣営は姿を見せなかった
 【北見】現職市長の桜田真人氏が自殺とみられる死を遂げた北見市の市長選が、9月27日の投開票まで1カ月を切った。北見市選管による立候補予定者説明会が行われた8月28日時点で出馬表明はなく、各党派は水面下で腹の探り合いを続けている。非常事態なだけに「オール北見」でまとまれる候補を探る動きもあるが、4月の道議選などでの保守分裂も尾を引き、候補選びの行方は見通せていない。

 28日の説明会は、民主、共産両党と新党大地系の関係者のみが参加し、市長選の枠組みに大きな影響を与える自民党など保守系の姿はなかった。

 保守系の対応に関心が集まるのは、4月の道議選北見市(定数2)で、自民党が候補擁立をめぐって分裂したからだ。地元選出の武部新衆院議員が率いる自民党公認の塚本敏一氏と、同党の船橋利実前衆院議員の弟で無所属の船橋賢二氏の両方が当選した。現在でも北見の保守系は武部系と船橋系が主導権をめぐって微妙な関係を続けており、「互いの感情面でのしこりは消えない」(自民党関係者)とされる。

 桜田氏をはじめ歴代市長は、こうした政治事情もあって安定した基盤を築けず、市議会対応に苦労してきた。

 一方、民主党も保守系の枠組みの行方をうかがう。今回も分裂選挙になれば、無所属の船橋系と組み、「反武部系」の結集もありうるとの構えだ。新党大地も「他陣営との連携を模索中」としており、候補を擁立するかは決まっていない。(北見報道部 日栄隆使、金子俊介)

1018チバQ:2015/08/30(日) 10:10:50
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150830-OYTNT50024.html
民主道連、新会派の4道議処分
2015年08月30日
 民主党道連は29日、常任幹事会を開き、党籍がありながら道議会の新会派を結成した滝口信喜、池本柳次の2道議を離党勧告、中山智康、赤根広介の2道議に対しては資格停止3か月とする処分を決めた。


 一方、町村信孝前衆院議長の死去に伴う衆院5区補選の候補者については、結論は出なかった。

 道連の市橋修治幹事長は会合後、読売新聞などの取材に対し、「(離党勧告の2人には)9月いっぱいまでに離党を求める。応じない場合は除籍にする」と語った。

 滝口氏らは改選前まで民主党会派に所属していたが、他会派の道議らと新会派「北海道結志ゆうし会」を結成した。

2015年08月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1019チバQ:2015/09/02(水) 22:52:35
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0174499.html
元砂川市議を略式起訴 酒気帯び運転罪で
09/01 06:10

 現職の砂川市議が酒気帯び運転で事故を起こした上、警察に通報せずに現場から立ち去った事件で、滝川区検は31日、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の罪で、星洋一元市議(64)を滝川簡裁に略式起訴した。

 共産党道委員会は同日、星元市議を除名処分としたことを明らかにした。処分は8月28日付。

 星元市議は7月22日未明、砂川市西1南12の国道12号で、酒気帯び状態で車を運転し、電柱に衝突。警察に通報せず、車を乗り捨てて立ち去った容疑で逮捕された。その後、市議を辞職した。

 砂川市内の国道12号では6月、飲酒運転の乗用車など2台が猛スピードで赤信号を無視して交差点に進入し、軽ワゴン車の一家5人を死傷させた事件が発生。これを受け、砂川市議会は「飲酒運転等の交通死亡事故を撲滅する決議」を全会一致で可決していた。

1020チバQ:2015/09/02(水) 22:53:15
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0174415.html
「たまたまアルコール検出」 酒気帯び運転問題、池島・岩見沢市議が会見
09/01 07:15、09/01 09:53 更新


記者会見で釈明する池島和行市議
 【岩見沢】酒気帯び運転問題をめぐり、市議会で2度の議員辞職勧告決議を受けた池島和行市議(45)が31日、今年6月の問題発覚以降、初めての記者会見を市役所で開いた。池島市議は「酔っ払っていたと認識していなかった。酒は抜けていたと思った」などと述べ、議員辞職しない考えをあらためて示した。

 池島市議によると昨年10月30日午後6時ごろ、350ミリリットルの缶ビール2本を飲み就寝。約6時間睡眠を取り、翌31日午前1時ごろ、牛乳配達のため自家用車で美唄市内を運転中、パトカーに呼び止められ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。

 酒気帯び運転で摘発されたことを公表しなかった理由について「市議会の倫理規定がないので報告しなかった」と釈明。今年4月の市議選出馬は「後援会長に酒気帯び運転でつかまったことを話したが『(選挙に)出るな』と言われなかったため出ることにした」とした。公表していたら落選したのではないかという問いには「それはない。政治活動を見てもらっていると信じる」と強調した。

 摘発当日の事実関係については「たまたまアルコールが検出された。私は飲酒後就寝し、蛇行運転もなかった」との認識を示した。たまたまとはどういう意味か、という問いには「酒を飲んですぐの運転ではないという意味」と弁明。さらに飲酒運転による昨年7月の小樽の4人死傷事故や、今年6月の砂川の一家5人死傷事故とは「同じ(性質の問題)とは思っていない」などと持論を展開した。

 議員辞職勧告決議については「重く受け止めるが議員は続ける」とし、1日に開会する定例市議会で仮に3度目の辞職勧告決議案が可決されたとしても受け入れない姿勢を示した。(猫島一人)

1021チバQ:2015/09/07(月) 22:07:29
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0176859.html
太布氏「重く受け止める」 北見市長選出馬要請に前向き
09/07 12:17


永田会頭から出馬要請書を受け取る太布氏(右)
 【北見】現職市長の急死を受けた20日告示、27日投開票の北見市長選に向け、北見市内の商工会議所や農協など産業界8団体の代表らが7日午前、北見信金本店を訪れ、理事長の太布(ふとの)康洋氏(64)に出馬を要請した。太布氏は「オール北見での要請。重く受け止める」と答え、出馬を前向きに検討する考えを示した。

 出席した8団体代表は19人。同本店の理事長室で、北見商工会議所の永田正記会頭が「北見の救世主としてぜひとも出馬していただきたい」と太布氏に要請書を手渡した。

 これに先立ち、8団体代表らは同商工会議所で会合を開いた。永田会頭は、太布氏を選んだ理由について「経営手腕や高い見識、明るい人柄から北見市の安定を図るけん引役はほかにいないと判断した」と説明した。

1022チバQ:2015/09/08(火) 01:12:48
間違えた
7079 チバQ 2015/09/07(月) 22:07:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0176738-s.html
信金理事長・太布氏擁立へ 現職急死の北海道・北見市長選
09/07 06:30、09/07 12:57 更新


太布康洋氏
 【北見】現職市長の急死を受けた20日告示、27日投開票の北見市長選で、北見市内の商工会議所、農協など産業界8団体の代表は6日、北見信金理事長の太布(ふとの)康洋氏(64)を擁立する方針を固めた。出馬すれば、自民党など保守勢力の統一候補となる。

 北見商工会議所の永田正記会頭らが7日午前、北見信金本店に出向き、出馬の要請文を手渡す。太布氏は北海道新聞の取材に「現段階ではコメントできない」と述べた。

 太布氏は旭川出身。拓殖大卒。1974年に北見信金に入り、留辺蘂支店長、常務理事、専務理事などを経て2011年から現職。

 現時点で北見市長選への出馬表明はない。

1023チバQ:2015/09/08(火) 20:49:33
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0177308.html
太布氏、北見市長選不出馬の意向 信金役員会で反対多数
09/08 17:00

 【北見】現職市長の急死を受けた20日告示、27日投開票の北見市長選で、市内の産業界が出馬要請していた北見信用金庫理事長の太布(ふとの)康洋氏(64)が不出馬の意向を固め、関係者に伝えたことが8日分かった。

 関係者によると、7日開かれた同信金常勤理事の役員会で、反対する理事の人数が賛成を上回った。太布氏はこうした内部の意見を踏まえ、出馬を断念したという。8日午前、出馬要請した関係団体を回り、不出馬の意向を伝えた。太布氏は北海道新聞の取材に「今はコメントできない」と話した。

 北見の産業界8団体代表は7日に北見信金本店を訪れ出馬を要請。太布氏は「オール北見での要請。重く受け止める」と、出馬に前向きな発言をしていた。

1024チバQ:2015/09/09(水) 23:11:35
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0177441.html
北見市長選 民主、独自候補を模索 共産は市議補選と連動狙う
09/09 07:00


北見市長選のポスター掲示場。どんな候補が並ぶか、構図が見通せない状況が続く
 【北見】20日告示、27日投開票の北見市長選で、市内の産業界が保守統一候補として出馬要請していた北見信金理事長の太布(ふとの)康洋氏(64)が不出馬の意向を固めた8日、民主党など他陣営は独自候補擁立を模索し始めた。共産党などで構成する「明るい北見市政をつくる会」は、昨年12月の衆院選道12区(オホーツク、宗谷管内)で落選した菅原誠氏(42)の擁立方針を内定。保守一本化の動きも見通せず、候補乱立の可能性も出てきた。

 北見市の保守勢力は、4月の道議選北見市で、武部新衆院議員が率いる自民党公認の塚本敏一道議と、無所属の船橋賢二道議の陣営に分裂。太布氏の出馬が決まれば、両陣営の統一候補になる見込みだった。

 野党最大勢力の民主党と同党系の市議らは、太布氏への出馬要請があった7日、保守勢力が推す太布氏への相乗りが可能か検討を開始。推移を見極めようとしていた直後の不出馬決定だけに、関係者からは「大々的な要請活動をしたにもかかわらず、結果的に根回しができていなかったということ。あまりにお粗末」などと驚きの声が漏れた。

 ある民主党幹部は「そもそも武部氏が率いる自民党色の強い経済人が出馬要請の前面に出ていたように見え、『オール北見』という感じではなかった」と指摘。保守勢力の足並みが乱れ始めているとみて「独自候補を立てて戦うべきだとの考えが強まっている」と強調した。武部派と船橋派の溝が深まれば「船橋氏の陣営とは『反武部』でまとまれるのでは」(党関係者)と協力を探る声もある。(市長選取材班)

1025チバQ:2015/09/09(水) 23:14:12
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150909-OYTNT50007.html
小樽副市長案 否決…市長と議会の対立続く
2015年09月09日


 小樽市議会は8日の本会議で、森井秀明市長が提案した副市長選任の人事案を反対多数で否決した。副市長の人事案が否決されるのは異例。同市議会は、後半でも火種となる人事案件絡みの採決を控えているが、森井氏と議会の対立が解消するメドは立っていない。

 この人事案は、4年前のパーティー券売買事件に絡み、政治資金規正法違反で略式命令を受けた元市部長の中村浩氏(61)を副市長に充てる案。森井氏は市長選で、事件を起こした前市長陣営を批判していたため、批判が噴出した。採決では議長と欠席の1人を除く23人中、自民、公明、共産、民主の19人が反対、新風の3人は棄権。賛成は無所属の1人だった。閉会後、森井氏は「大変残念。公約実現へブレーキになりかねない」と述べ、足早に去った。

 小樽市では前市長時代、道が副市長を派遣していた。森井氏周辺は今回も道に要請したが、道側が断ったという。議会で圧倒的多数の野党対策を副市長が中心的に行う必要があるためで、道幹部は「(森井氏は)議会との関係を整えるのが先。副市長になった人が苦労するだけ」と苦言を呈する。

 森井市長は6月定例会でも、「おたるドリームビーチ」を巡る補正予算案を否決された。また、市長権限で新設した「参与」に元後援会幹部を充てたことも議会の反発を受けている。今議会に関係条例の改正案などを提出しているが、各派は「副市長を置けば、参与は不要」などとしている。

 8日、議会を傍聴し、市長選で森井氏に投票したという無職男性(66)は「しがらみを批判したのに、事件に関わった人を副市長にしようとしたのは残念。市長と議会が歩み寄り、人口減対策など緊急の課題を前に進めてほしい」と話した。

2015年09月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1026チバQ:2015/09/16(水) 23:32:43
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0180032.html
民主、辻氏を支持 北見市長選、独自候補見送り
09/16 07:30

 【北見】現職市長の急死を受けた20日告示、27日投開票の北見市長選をめぐり、民主党北見支部は15日の党員集会で、市内の経済人ら一部の保守勢力が支援し、すでに出馬表明している前北見市常呂自治区長の辻直孝氏(62)を支持することを決めた。独自候補擁立は見送る。

 市長急死という非常事態を踏まえ「『オール北見』でまとまり、市政の安定を図る必要がある」と判断。市役所出身で政党色の薄い辻氏であれば、支援できるとの意見で一致した。民主党最大の支持団体である連合北見も辻氏を支援する方針。

 一方、自民党は同日、辻氏支援について協議したが、結論は出なかった。

 北見市長選には、共産党系で無所属の菅原誠氏(42)が出馬表明している。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0179113.html
北見市長選、常呂自治区長の辻氏出馬へ
09/13 07:30、09/14 07:41 更新


辻直孝氏
 【北見】現職市長の急死を受けた20日告示、27日投開票の北見市長選で、北見商工会議所幹部が12日、北見市常呂自治区長の辻直孝氏(62)に出馬要請したことが分かった。辻氏は受諾し、近く出馬表明する見通し。

 北見市の自民党は4月の道議選で、党公認候補と無所属候補の陣営に分裂。市長選では両陣営の対立を回避するため、経済人らが政治色を薄めた候補の選考作業を進めていた。13日に産業界8団体と自民党で協議するが、辻氏が保守統一候補となるかは不透明だ。

 辻氏は常呂町(現北見市)出身。北海学園大卒。旧北見市役所に入り、社会教育部長、市議会事務局長などを経て2013年から現職。自治区長は市の特別職。辻氏は取材に「今はコメントできない」と述べた。

 市長選には共産党系で無所属の菅原誠氏(42)が出馬表明している。

1027チバQ:2015/09/16(水) 23:50:56
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0179633.html
3度目の辞職勧告 岩見沢市議会、酒気帯び運転の池島市議に
09/15 07:00

 【岩見沢】岩見沢市議の池島和行氏(46)の酒気帯び運転問題をめぐり、同市議会は14日の本会議で、同氏への3度目の議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。

 同市議会は6、7月にも池島氏への辞職勧告を決議した。決議に法的拘束力はなく、同氏は「残りの議員活動をきっちりと努めたい」などと述べ、辞職しない考えを示した。

 池島氏は現在2期目。同氏によると、美唄市内で昨年10月31日、自家用車を運転中、警察官から職務質問を受け、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検され、岩見沢簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

1028チバQ:2015/09/16(水) 23:52:26
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0179658.html
「15歳で初めて覚せい剤」 元石狩市議の初公判
09/15 07:00、09/15 10:39 更新


大平修二被告
 現職の石狩市議だった今年6月に自宅で覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた札幌市西区、会社役員大平修二被告(46)の初公判が14日、札幌地裁(薄井真由子裁判官)であり、大平被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6カ月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。判決は24日。

 起訴状によると、大平被告は6月30日ごろ、石狩市内の当時の自宅で、覚せい剤を身体に注射して使用したとしている。

 被告人質問で大平被告は「15歳の時に友人に勧められて初めて覚せい剤を使った。その後は使っていなかったが、約2年前に密売人と知り合い、仕事のストレスや疲れから再び使い始めた」と明らかにした。使用頻度について「6月に入ってから4、5回使った」と述べた一方、同月10〜26日の市議会会期中の使用は否定した。

1029チバQ:2015/09/17(木) 07:54:41
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0180462.html
自民3支部、辻氏支援 北見市長選、保守一本化強まる
09/17 07:00

 【北見】20日告示、27日投開票の北見市長選で、同市内の自民党4支部のうち常呂、端野、留辺蘂の3支部が16日、前北見市常呂自治区長の辻直孝氏(62)への支援を決めた。最大の北見支部も大半が支援に前向きとみられ、分裂していた北見の保守勢力は一本化の流れが強まった。公明党も支援する構え。民主党は支持を決めており、保守一本化が実現すれば自民、民主両党相乗りの広範な支援態勢となる。

 北見の保守勢力は4月の道議選で、自民党の武部新衆院議員が支援した党公認の塚本敏一氏と、無所属で出馬した船橋賢二氏の陣営に分裂。市長選では対立を避けるため経済人らが政党色の薄い候補の選考を進め、北見商工会議所幹部が辻氏を擁立した。「船橋派」も辻氏支援を決めている。

 これを受けて自民党4支部は対応を協議。3支部は「保守一本化のためには辻氏でまとまるべきだ」として支援を決定した。北見支部はなお一部に異論があって結論を先送りしたが、宮沢祐一郎支部長は16日、辻氏側に「支援を前向きに検討中」と伝えた。

 北見市長選には共産党系で無所属の菅原誠氏(42)も出馬を表明している。

1030チバQ:2015/09/17(木) 07:57:41
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150917-OYTNT50020.html
小樽「参与報酬」否決…市議会委
2015年09月17日
 小樽市議会は16日の予算特別委員会で、森井秀明市長が新設した「参与」職の報酬に関する条例改正案を反対多数で否決した。また、来年3月までの参与の報酬約280万円を盛り込んだ一般会計補正予算案について、報酬分を差し引いた減額修正案を自民、公明、民主、新風の主要4会派が共同で提出し、賛成多数で可決した。同市議会は連休明けの本会議でも条例改正案を否決し、補正予算案を減額修正する見込みだ。


 参与は森井市長が6月、「公約実現のアドバイザー」として新設。だが、市職員OBで市の除雪委託業者に再就職した元後援会幹部を起用し、月額30万円の報酬を他の会計から流用して支払ったことなどに6月定例会で批判が集中していた。同市議会では8日の本会議でも副市長選任の人事案件が否決された。

2015年09月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1031チバQ:2015/09/19(土) 10:34:38
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0181350.html
北見市長選、新人一騎打ちの公算大 あす告示
09/19 06:40

 【北見】現職市長の急死に伴う北見市長選は20日告示され、27日に投票、即日開票される。立候補を予定しているのは前北見市常呂自治区長の辻直孝氏(62)と前共産党北見地区委員会委員長代行の菅原誠氏(42)=共産推薦=。両氏とも無所属の新人で一騎打ちとなる公算が大きい。

 自民党北見支部は18日、辻氏への支援を決めた。これにより分裂していた北見の保守勢力は辻氏支援で一本化する。

 北見市の保守勢力は4月の道議選で、自民党の武部新衆院議員が支援した党公認の塚本敏一氏と、無所属で出馬した船橋賢二氏の陣営に分裂。市長選では対立を避けるため経済人らが人選を進め、船橋派が先に辻氏への支援を決めていた。その後、市内の自民党4支部のうち常呂、端野、留辺蘂の3支部が支援を決定。北見支部だけが結論を先送りしていた。

 辻氏にはこのほか民主、公明、新党大地の各党も支援する。

 立候補の届け出締め切りは20日午後5時。市議補選(欠員1)も同じ日程で行われる。

1032チバQ:2015/09/19(土) 10:35:24
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150919-OYTNT50046.html
北見市長選あす告示 一騎打ちか
2015年09月19日
 現職市長の死去に伴う北見市長選が20日、告示される。これまでに立候補を表明しているのは前市常呂自治区長の辻直孝氏(62)(無所属)と、前共産党北見地区委員会委員長代行の菅原誠氏(42)(同)のみ。自民党支持層や、他党からも支持を集め“オール北見”態勢を築きつつある辻氏と、共産党が推薦する菅原氏という、新人同士の一騎打ちの構図がようやく固まった。投開票は、27日に行われる。


 辻氏は、自民党支持層の統一候補を模索していた北見商工会議所の役員に要請され、14日付で自治区長を退職、出馬に至った。

 北見市区選出の船橋賢二道議の後援会をはじめ、市内の自民党4支部が支援する。さらに、新党大地や、民主党道12区総支部が推薦を決定。出馬を模索した前道議の鳥越良孝氏(59)も、辻氏を支援する考えを表明した。

 一方、9日に出馬表明した菅原氏には、共産党系の市民団体などが支援している。両氏とも、公約には子育て支援や地域活性化、防災対策の充実などを挙げている。

 同日程の市議補選(欠員1)には、新人や元議員の立候補が見込まれている。

2015年09月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1033チバQ:2015/09/26(土) 18:18:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0183717.html
森井小樽市政、手詰まり 副市長人事、参与報酬に市議会NO
09/26 07:00


副市長選任への不同意を受け止める森井市長=8日
 【小樽】定例小樽市議会が25日に閉会した。4月の市長選で自民、公明、民主など5団体の相乗り体制を批判して初当選した森井秀明市長(43)が提出した副市長の人事案を不同意とし、市長直轄のアドバイザー「参与」の報酬も認めなかった。森井市長にとっては、いずれも市長選での主張との矛盾を突かれ、自らに跳ね返ってきた格好だ。市長就任から5カ月。市政停滞は長期化の様相を呈している。

 森井市長は25日の本会議後、記者団からコメントを求められ「ありません」などと言葉少なに応じた。

 市議会は8日に副市長の人事案を不同意とした。議長と欠席者を除く市議23人のうち、賛成したのは4月の統一地方選を森井市長と協力して戦った1人のみ。市長選で森井市長を勝手連的に支援した共産党も反対に回った。森井市長が提案したのは市の元福祉部長(61)。4年前のパーティー券販売事件に関与して政治資金規正法違反で罰金と公民権停止4年の略式命令を受け、公民権停止が今年解けたばかりだった。

■疑問には答えず

 森井市長は市長選で事件と、その背景とされる相乗り体制を厳しく批判した。ほぼオール野党の市議会は「批判に賛同した有権者への裏切り」と猛反発した。森井市長は「処分を終えており、公約実現に最適な人」と繰り返すだけで、疑問に正面から答えなかった。

 6月に自身の元後援会幹部で市の除雪委託業者に再就職していた市OB(63)を、非常勤の嘱託員「参与」に任用したことにも、市議会は反発。森井市長が「選挙時の支援関係を就任後も引きずり、市政に強い影響をもたらしていた」と、相乗り体制によるしがらみを市政停滞の要因に挙げていたからだ。

 市議会側は「自らの批判と同じことをしている。恣意(しい)的な論功行賞だ」(公明党)と追及した。森井市長は重点公約の除雪拡充に向け「(参与は)官民両方の経験がある」と説明。しがらみ批判も「私はそのように考えていない」と突っぱねた。25日の本会議では、参与の報酬月額を定めた条例改正案が否決された。

■市議は態度硬化

 市議会全5会派は市長選直後、森井市長が約3万8千もの票を得たことから「市長を全否定しない。案件ごとに是々非々で臨む」との考えだった。2回の定例市議会を経て、多くの市議は「理解できない判断をし、質問しても同じ回答ばかり。議論しようがない」と態度を硬化させている。

1034チバQ:2015/09/26(土) 21:56:59
北海道・道議会 H27.4.30現在
自民党・道民会議 51人
民主党・道民連合 26人
北海道結志会   12人 
公明党        8人
日本共産党     4人

結志会:安住太伸 滝口信喜 山崎泉 佐藤伸弥 大河昭彦 赤根広介
     中山智康 白川祥二 金岩武吉 浅野貴博 新沼透 池本柳次
http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/_/meibo/grp/senkyoku-kaiha.pdf

1035チバQ:2015/09/26(土) 22:16:55
結志会はこんな感じですね
滝口信喜 民主党>>1018
赤根広介 民主党>>1018
中山智康 民主党>>1018
池本柳次 民主党>>1018

山崎泉  新党大地
浅野貴博 新党大地
新沼透  新党大地

安住太伸 元みんなの党

佐藤伸弥 民主より無所属
大河昭彦 中間会派フロンティア
金岩武吉 中間会派フロンティア
 
白川祥二

1036チバQ:2015/09/28(月) 22:58:34
http://www.sankei.com/politics/news/150928/plt1509280027-n1.html
2015.9.28 18:01

民主・徳永氏、投票日に特定候補を応援 秘書がツイッターに書き込み? 北海道北見市議補選





 民主党の徳永エリ参院議員のツイッターに、北海道北見市議補欠選挙の投開票当日、民主党推薦候補の応援を呼び掛ける書き込みがあったことが28日、分かった。北見市選挙管理委員会によると、公選法に抵触する可能性があるという。

 北見市議補選(欠員1)は、民主党北見支部副代表の長南幸子氏ら4人が立候補して27日に投開票、長南氏が当選した。

 徳永氏と事務所によると、私設秘書が27日午前9時ごろ、徳永氏のツイッターに「北見市長、市議会議員の補欠選挙、投票日です。(中略)長南さちこさんへの応援お願いします」と書き込んだ。北見市選管は「書き込みは選挙運動であり、公選法に抵触する可能性がある」としている。

 徳永氏は「地元回りで忙しく、代わりに更新してもらった。確認してまずいと感じ、午前11時ごろに削除してもらった」と話した。

1037チバQ:2015/09/28(月) 22:59:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0184229.html
現職急死の北見市長選、辻氏が初当選 大差で菅原氏破る
09/28 00:17、09/28 08:29 更新


辻直孝氏
 【北見】現職市長の急死に伴う北見市長選は27日投票、即日開票の結果、無所属新人の前北見市常呂自治区長の辻直孝氏(62)=自民、民主、新党大地推薦=が、無所属新人の前共産党北見地区委員会委員長代行の菅原誠氏(42)=共産推薦=を大差で破り、初当選を果たした。

 投票率は41・73%。2012年の前回選挙を11・6ポイント下回り、過去最低となった。

1038チバQ:2015/09/30(水) 21:14:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0184993.html
池本道議、民主除籍確実に 離党勧告処分に「意思ない」
09/30 07:00

 民主党北海道が、党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志会を結成した池本柳次道議(十勝管内)の離党勧告処分を最終決定した問題で、池本氏は29日、北海道新聞の取材に対し「自ら離党する意思はない」と述べ、離党届を提出しない考えを明らかにした。これにより同氏は除籍(除名)されることが確実となった。30日に帯広市内で記者会見し、今後の対応について説明する。

 池本氏は「(処分を決めた)党北海道常任幹事会の『処分ありき』の姿勢を許すわけにはいかない」と強調。来夏の参院選対応について「後援会と相談するが、応援することはできないだろう」と述べ、同党候補の支援は難しいとの考えを示した。将来的な復党の可能性については「考えはない」と明言した。

 池本氏は道議当選5回のベテラン。4月の道議選に同党公認で当選後、滝口信喜道議(室蘭市)らと新会派を結成した。5月に離党勧告処分を受け、「党のウイングを広げるためで処分は不当」と申し立てたが、党北海道は8月末に処分を最終決定。池本氏らは9月末までに離党届を提出しなければ除籍される。(佐藤志穂)

1039チバQ:2015/10/01(木) 21:55:45
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0185501.html
池本氏、民主除籍 北海道議会会派離脱、滝口氏は離党
10/01 07:00、10/01 07:45 更新

 【室蘭、帯広】民主党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志(ゆうし)会を結成したことで党北海道から離党勧告処分を受けた池本柳次氏(十勝管内)は30日、帯広市内で記者会見し、離党届を提出しない考えを明らかにした。これにより同氏は30日付で除籍(除名)処分が確定した。一方、同じく離党勧告処分を受けた滝口信喜氏(室蘭市)は30日、離党届を提出し受理された。

 池本氏は会見で離党届を提出しないことに関して「新会派は党の支持基盤拡大を意識して立ち上げた。(処分を決めた)常任幹事会は当事者の弁明を聴取しておらず(処分には)重大な瑕疵(かし)がある」と強調。来夏の参院選道選挙区について「人物本位で対応する。非自民を前提に政治勢力を結集する」と述べ、民主党候補を支援するかどうかは明言しなかった。

 室蘭市内で記者会見した滝口氏は、勧告に従い離党届を提出した理由を「『除籍はイメージが悪い』という後援会などの意見を聞いて決めた」と説明。将来の復党については「処分撤回や取り消しがなければあり得ない」と否定し、参院選の対応に関しては「今は白紙」と述べるにとどめた。

 一方、8月31日から党員資格停止3カ月の処分を受けている赤根広介氏(登別市)は、北海道新聞の取材に対し資格停止後の対応について「後援会などと協議する」、中山智康氏(伊達市)は「まだ結論は出せない」としている。

1040チバQ:2015/10/04(日) 20:12:31
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0184647.html
北海道、「県」に分割? 自民道議有志「4」「6」案を検討
09/29 06:30、09/29 18:18 更新

 自民党の道議有志が、北海道を複数の県に分ける「分県」の研究会を発足させる。1886年(明治19年)の道庁設置以来、浮かんでは消えてきた議論だが、「広大な北海道に知事がたった1人では、国への影響力が他地域に見劣りする」との声が多く、道州制の失速も踏まえ機運が高まった。実現のハードルは高いが、議論を呼び水に政治力の強化策を探りたい考えだ。

 名称は北海道分県研究会で、自民党・道民会議(51人)の30人超で構成。10月1日の役員会を皮切りに《1》道南、道央、道北、道東の4県《2》道南、道央、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室の6県―の2案をたたき台に議論を進める。

 分県論が再浮上する背景にあるのは、政治力不足への危機感だ。

1041チバQ:2015/10/04(日) 20:12:46

http://news.biglobe.ne.jp/trend/1003/jtn_151003_0845042238.html
北海道分割計画が浮上! 実現したらどうなるか予想してみた
Jタウンネット10月3日(土)11時0分
画像:北海道を4県に分割した場合(編集部作成)
北海道を4県に分割した場合(編集部作成)
画像:北海道を6県に分割した場合(編集部作成)
北海道を6県に分割した場合(編集部作成)
北海道を複数の「県」に分割して、国に対する発言権を強化しよう——。そんな意見が北海道議会の自民党議員から起きている。

2015年9月29日の北海道新聞によると、自民党・道民会議に所属する議員30人超が「北海道分権研究会」を発足させる。

(1)道南、道央、道北、道東の4県
または
(2)道南、道央、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室の6県

の2案を叩き台に議論を進めるという。

北海道を分割する意見は今回が初めてではなく、過去に県が置かれていたこともある。しかしそのことを知る他県民は少ない。

仮に分割されるとしたらどんな感じ?

研究会がどのような形のプランを描いているか定かではないが、編集部は総合振興局の区域をもとに、4分割案と6分割案を作成してみた。参考までに、人口最少県の鳥取をほぼ同じ縮尺で載せてある。

かつて存在した「箱館県」「札幌県」「釧路県」

江戸末期までアイヌの土地だった北海道は開拓当初、別のネーミングだった。明治政府が最初に設置したのは「箱館府」で、2週間だけ「箱館県」を名乗ったこともある。そして1869年に置かれた行政機関の名前は「開拓使」だった。トップには長官が就任し、屯田兵を募集・入植させる。
1882年に開拓使が廃止され、西から「函館県」「札幌県」「根室県」の3つが置かれた。しかしその試みはうまくいかず、わずか4年で北海道庁に移行して現在に至る。廃藩置県ならぬ「廃県置庁」だが、さすがに広すぎるので、道の出先機関である支庁(現在の総合振興局)が14カ所置かれている。

ご存じの通り、北海道は四国や九州よりも広い。面積だけで考えるなら分割するのが妥当に思える。しかし札幌とそれ以外のエリアは格差が著しく、「過疎化が進む地域(とくに東部)は自立できるのか」という指摘は絶えない。道州制導入や行政機関のスリム化の動きに逆行しているという意見も多い。

北海道が分県したら、札幌圏の"陽"北海道と過疎地域の寄せ集めの"陰"北海道ができると予想。
過疎に耐え切れなくて市町村合併していったのに、なんで分県とかの話になる?
- 反北海道新聞 市民の会 (@maincoon1215) 2015, 9月 30

北海道分県となると、札幌を含まない県の最低賃金ガタ落ちだよな。
北海道の最低賃金が結構高い水準なのは札幌があるから。
というのも最低賃金は都道府県労働局単位(地方最低賃金審議会)で事実上決まるから。
- ?(^o^)?~~~~? (@_loAol) 2015, 9月 29

北海道分県?行政の効率化に逆行だな。これ以上無駄な議員や役人を増やしてどうする/北海道、「県」に分割? 自民道議有志が研究会「4」「6」案を検討 http://t.co/swaCQR8VtJ ... http://t.co/APpJJaoBme
- indoor_fisher (@indoor_fisher) 2015, 9月 29

分県構想の主な狙いは知事を増やすことだが、札幌に集中する権限と人口を分散させ、地域間競争を促進させる効果があるとして、賛成する声もある。

北海道、「県」に分割? 自民道議有志が研究会「4」「6」案を検討 http://t.co/ddsaSPg9UL  札幌一極集中を排除するためにも,是非とも分県した方がいい。ただ,道庁や札幌市は反対するんだよな〜。
- 荒木 樹 (@Tacky1971) 2015, 9月 28

ところで研究会会長の喜多龍一議員は、十勝地方の広尾町出身で当選6回。道議会議長を務めたこともある大物だ。分県のハードルが高いことは百も承知だろうが、次のような意気込みを同紙に語っている。

「分県の議論を起点に、国に道内の細かな声を届けられるような地方創生につながる提案をまとめたい」

1042チバQ:2015/10/21(水) 00:48:11
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/4783
宮崎県椎葉村も同じ感じ
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASHBJ4Q6RHBJIIPE00K.html
町議選ポスターの顔写真NG、慣例に異論噴出 北海道

10月20日 21:41朝日新聞

町議選ポスターの顔写真NG、慣例に異論噴出 北海道
共和町の地図
(朝日新聞)
 北海道共和町議選(11月3日告示、定数13)で、現職議員が新顔の立候補予定者に「選挙ポスターに顔写真を掲載しない」「選挙カーの使用は午後6時まで」などと求めていることがわかった。経費節減を理由に同町議選では慣例になっているという。法定の選挙運動を制限する内容で、新顔陣営からは異論が出ている。

 同町役場で15日にあった町議選の立候補予定者説明会の会場で、5期目の浜岡康行町議(76)が「議員会の申し合わせ」とする文書を配った。選挙ポスターに顔写真は掲載せず色は2色まで▽選挙カーの使用は新顔候補は3日間まで、現職候補は2日間までとし、午後6時以降は運行しない▽選挙はがきの発送は自粛――というものだった。

 公職選挙法では、ポスターに使う色や顔写真の制限はなく、選挙カーは町議選では5日間、午後8時まで使用できる。選挙はがきも800枚まで出せる。

1043チバQ:2015/10/21(水) 22:49:16
>>1000>>1009>>1015
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0193028.html
贈賄側、起訴内容認める 北海道・福島町の汚職事件
10/21 16:00

 【函館】渡島管内福島町の企業誘致をめぐり、事前収賄罪で前町長佐藤卓也被告(53)が起訴された事件で、佐藤被告に現金100万円を渡したとして贈賄の罪に問われた同町内のIT関連会社「ブレーン」松前支店元支店長小鹿(こしか)昭義被告(63)=福島町白符=の初公判が21日、函館地裁(佐藤卓生(たかお)裁判長)であった。罪状認否で小鹿被告は「言われた通りです」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、小鹿被告はブレーン(東京)の福島町進出に当たり佐藤被告を町長に当選させ便宜を図ってもらおうと考え、佐藤被告に「選挙資金を名目に賄賂として現金を供与することに決めた」と指摘。

 2012年8月26日投開票の町長選直前の同13日、佐藤被告の後援会事務所で佐藤被告に「選挙の足しにして」と現金100万円を渡し、「うちに合うような条例をやってくれないと困るよ」とブレーンへの助成を容易にする条例の制定を求め、佐藤被告は「まずは条例の改正から始めます。大丈夫ですよ」などと答え、助成を約束したとした。

 また佐藤被告はこの現金について収支報告書などには記載せず、同報告書などには「妻からの寄付などの虚偽の記載」があったとも指摘した。

 一方、佐藤被告の弁護人によると、佐藤被告は100万円を受け取ったことは認めた上で「便宜を依頼されたことも図ったこともない」と否認。21日の初公判を受け佐藤被告の弁護人3人は連名で「小鹿被告の贈賄を認める陳述があっても、佐藤被告が無罪との確信にゆらぎはない。裁判で真実を明らかにする」とのコメントを出した。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0184902.html
福島町長、新人・鳴海氏が無投票当選 浜中、岩内は現職
09/29 17:01、09/30 00:38 更新

 【福島、浜中、岩内】事前収賄罪で起訴された前町長の失職に伴う渡島管内福島町長選と、任期満了に伴う釧路管内浜中町と後志管内岩内町の2町長選は29日に告示された。同日午後5時で立候補の届け出を締め切った結果、届け出はいずれも1人で、福島町は新人で前町総務課長の鳴海清春氏(59)が初当選した。

 浜中町は現職の松本博氏(65)の再選、岩内町は現職の上岡雄司氏(65)の4選がそれぞれ決まった。浜中町長選での無投票は9回連続。

1044チバQ:2015/10/21(水) 23:00:05
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0192860.html
豪雪・小樽、除雪ピンチ 市長、突然の条件変更 入札不調の恐れ
10/21 06:00、10/21 10:02 更新

 【小樽】小樽市の複数の地域で、この冬の市の除雪作業が例年通り始められない恐れが出ている。森井秀明市長の意向で市が委託する除雪作業の入札条件を突如変更し、共同企業体(JV)を構成する業者の数を増やしたためだ。JVを新たにつくり直すのが難しく、条件を満たせない事態が発生。23日の入札が成立せず、除雪ができない地域が出る可能性が高い。毎年大雪に悩む坂のマチの市民生活に影響が出そうだ。 

 除雪対策の拡充は4月の市長選で初当選した森井市長の重点公約の一つ。市は除雪を直接手がけておらず、これまでは市内を6地域に分けて3、4社の土建業者で構成するJVに一つの地域の除雪を委託していた。

 市は今冬から7地域に細分化し、雪処理場の管理業務と合わせて8件の入札に参加するJVを8月31日〜9月16日に募集。だが「少しでも携わる業者を増やしてほしい」とする森井市長の意向を受け、募集終了後の9月25日にJVの構成条件をこれまでの「2社以上」から「4社以上」に引き上げ、募集をやり直した。

 この結果、10月9日の締め切りまでに8JVが応募したものの、「4社に満たないところがあった」(市建設部)。北海道新聞の取材では除雪を希望する3社構成のJVが三つあり、23日の入札には参加できない。このため、3地域で稼働するJVが決まらない恐れがある。

 長年、除雪作業を受託してきた市内の業者は「市長の入札条件変更は突然で、強引な印象だ」と困惑。「市民から苦情が多い除雪業務はきめ細かい対応が必要。信頼できない会社とは組めず、簡単に構成業者を増やせるものでない」と訴える。

 市内は近年6メートル前後の降雪があり、坂も多い。例年なら11月中旬までに除雪車が初出動している。入札が不調になった場合の再入札は早くても11月上旬の見通しだ。

1045チバQ:2015/10/29(木) 23:05:37
http://www.asahi.com/articles/ASHBY4TP7HBYUTFK00D.html
小泉元首相「矛盾している」 原発訴訟の函館市長を支持
関根慎一2015年10月29日19時08分
 小泉純一郎、細川護熙両元首相が29日、北海道函館市を訪れ、大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求める訴訟を起こしている函館市の工藤寿樹市長と意見を交わした。

 函館市の一部は大間原発から30キロ圏にあり、福島第一原発事故後に避難計画の策定が義務づけられた。一方、工藤市長は原発の稼働に当たって函館市には同意権がないことを問題視し、提訴の理由としている。

 小泉氏は「函館から意見を聞かない。しかし、避難計画を作るという法律がある。矛盾している」と函館市の姿勢を支持した。原発事故後に工事がいったん中断していた大間原発について、工藤市長は「完成して稼働すれば、これからもドンドン新しい原発をつくっていくことにつながる」と指摘した。(関根慎一)

1046名無しさん:2015/11/03(火) 19:43:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151103-00050058-yom-soci
「え?」気色ばむ市長、旭化成建材の杭打ち中断
読売新聞 11月3日(火)16時46分配信

 旭化成建材(東京)による杭(くい)打ちデータ流用問題で、北海道内では2日、新たに2件の流用が発覚し、不正は計6件になった。

 釧路市では、同社がこの日始めた市営住宅の杭打ち作業が急きょ中断されるなど、騒ぎは拡大する一方だ。ただ、これまでに道内で建物の傾きなどが確認されたケースはない。

 「え? そんな報告は受けていない」。2日の定例記者会見中、釧路市の蝦名大也市長は気色ばんだ。同席した担当者から、市営住宅の耐震工事で、旭化成建材がこの日から杭打ちを始めたことを知らされたからだ。

 同市内では10月28、29日、道営住宅で相次いで流用が明らかになった。道が1日に開いた入居者対象の説明会でも、「本当に安全性に問題はないのか」などの声が上がっていた。

 「多くの住民を不安にさせている業者に、工事を任せていいのだろうか」。蝦名市長は語気を強め、杭打ちを一時中断させるよう、その場で職員に指示した。

 その釧路市では同日、市の独自調査で、市営海光団地A棟(鉄筋コンクリート造5階建て、25戸)の新築工事でデータ流用が発覚。国土交通省北海道開発局も、稚内市にある東浦漁港の屋根施設の工事で不正があったと発表した。同社はこの2件についてもデータ流用を認めた。

1047チバQ:2015/11/11(水) 07:17:44
>>1042
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20151111-OYTNT50007.html
選挙運動 独自の制限…共和などで申し合わせ
2015年11月11日
共和町議選のポスターは、申し合わせで候補者の顔写真を掲載しなかった
共和町議選のポスターは、申し合わせで候補者の顔写真を掲載しなかった

◆ポスター顔写真なし、車遊説自粛など

 候補者の写真が入ったポスターの掲示や、選挙カーによる遊説を制限する申し合わせが、道内の一部の町議選で行われている。制限は強制ではなく、肯定派は「金をかけない選挙ができる」と主張し、反対派は「運動の方法は公職選挙法の範囲内で自由」と指摘、賛否は割れている。

■はがき出さず

 「ポスターに顔写真は使わず色は2色まで」「選挙はがきは自粛」「選挙カーの使用は新人3日間、現職は2日間まで。午後6時以降は使用しない」

 3日告示で無投票だった共和町議選は、立候補予定者説明会で、金をかけない選挙をしようと現職議員からこんな提案があった。長年の慣例で、すべての立候補予定者が合意して申し合わせを行い、告示日に候補者写真の入ったポスターは貼られなかった。

 公職選挙法は選挙で使えるポスターの枚数の上限を定めているが、写真掲載の有無については規定していない。初当選した藤木恵子氏(62)はポスターに似顔絵を添えた。「選挙はがきを自粛し、無投票で選挙公報もなかったため、有権者に思いを伝える機会がなくなった」と残念がった。ある現職議員も「申し合わせに沿ってやってきたが、基本は個人の自由」と疑問を口にした。

 一方、初当選した國本豊氏(57)は「小さい町なのでポスターに顔写真を入れなくても名前だけでわかる。強制ではなく、お金をかけずに選挙ができるので良いことだ」と評価した。

 業者によると、ポスターを100枚印刷する場合、写真入りなら3万5000円〜5万円だが、写真なしの2色刷りなら2万5000円〜3万円で済む。また、ある現職議員によると、選挙カーは5日間走らせた場合、運動員の費用を含めて45万円程度(ガソリン代除く)という。ただ、「費用面より、候補者名を大声で連呼することへの苦情を避ける意味合いが大きい」と話した。

■演説会を開催

 4月の豊富町議選は、選挙カーの使用自粛を申し合わせた。各地で無投票が増えていることに危機感をもった現職議員が「金をかけない選挙で、志のある人が立候補できるようにしたい」と、選挙カーを使用しない代わりに共同の個人演説会の開催を提案した。

 演説会は11人中8人が参加。呼びかけた議員は「名前の連呼より候補者の考え方がわかると好意的な意見が多かった」と話した。ただ、申し合わせは強制ではなく、合意による候補者間の“紳士協定”で、選挙カーを走らせた陣営もあった。

 同じく4月の新十津川町議選は、選挙カー使用を告示日と最終日のみとする申し合わせを行った。同様に強制ではなく、選挙カーを走らせた陣営もあった。かつて立候補者の大半が農家で、農繁期の農作業への影響を避けようと始まった慣例という。

 こうした事例について、香川大学法学部の三野靖教授(地方自治論)は「有権者は、政策だけでなく、候補者の人柄や考え方などを含めて総合的に判断する。経費節減の効果があるとしても、ポスターや選挙はがきの制限は、有権者の判断材料を減らすことになるのではないか」と疑問を投げかけている。

2015年11月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1048チバQ:2015/12/13(日) 12:14:13
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0212623.html
釧路市議会 安倍政権批判「不適切」 広報不掲載で調整
12/13 07:00、12/13 11:17 更新

 【釧路】安倍晋三政権を批判する文言を印刷したクリアファイルに関する教職員対象の調査をめぐり、釧路市議会(定数28)で行われた質疑内容について、市議会の過半数の議員が議会広報への掲載は不適切と判断、不掲載の方向で最終調整に入っている。

 共産党の梅津則行氏が4日の一般質問で市教委の対応をただし、その後、質疑内容を議会広報に掲載するよう求めた。議会広報特別委員会が11日、月田光明議長の助言で各会派の意向を確認したところ、自民、公明などはファイルに記された「アベ政治を許さない」との表現が「特定政党を批判している」などとし、掲載は不適切だと主張した。同様の考えの議員は計18人に上る一方、共産と民主系が掲載を求めている。

 一連の協議で、月田議長は共産党に掲載内容の差し替えを提案したため、同党は11日に議長不信任決議案を提出。12日未明に否決された。梅津氏は「広報に何を載せるかは、質問した議員が選択すべきだ。意見の検閲につながる」と批判している。

1049チバQ:2015/12/20(日) 13:36:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0215151.html
議長肖像画、4会派「廃止」 道議会、自民のみ存続主張
12/20 08:30


 道議会議長の肖像画が公費で制作されていることについて、北海道新聞は全5会派に継続すべきかどうか見解を聞いた。議長ポストを得ている自民党・道民会議(51人)は継続に理解を求めたが、他の4会派は「廃止すべきだ」と回答した。4会派はこうした考えを議会改革の議論の場で主張する考えで、自費への転換を含めた見直しの動きにつながる可能性が出てきた。

 自民党・道民会議の田中芳憲幹事長は「議長に対する敬意の証しだ。過去の制作費が200万円だったことを踏まえると、現在の15万円は道民に理解を得られると思う」と答えた。

 民主党・道民連合(26人)の勝部賢志会長は「以前から廃止を求めてきたが、議論が止まっている。議会改革等検討協議会で議論を再開すべきだ」と求めた。北海道結志会(12人)の山崎泉幹事長は「税金で作ることに道民は納得しない。肖像画は廃止し、写真にすべきだ」と指摘した。

 公明党(8人)の森成之団長は「これまでも廃止を訴えてきた。公費で作る必要がない。議会改革の議論の中で訴えたい」。共産党(4人)の菊地葉子幹事長は「廃止を提案している。議長に働きかけたい」と話した。


http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0209645-s.html
今どき税金で議長肖像画 道議会「かつて200万円、今は15万円」
12/05 10:45、12/05 15:40 更新

 道議会庁舎4階に飾られている歴代議長の肖像画に、近く新たな1枚が加わる。慣例に沿って公費で制作されたことに「時代錯誤」との声があるが、道議会側は「高額批判を踏まえ、15万円に抑えた」と理解を求める。公費15万円の肖像画は高いのか安いのか、そもそも必要なのか―。

 道の条例や規則に議長肖像画に関する決まりはないが、道議会の前身である道会の初代議長・平出喜三郎(1901年就任)以来、退任するたびに制作されてきた。近年は議長が交代する2年おきに描かれている。

 今回加わるのは加藤礼一前議長(62)=旭川市=の肖像画で油彩10号。依頼料は額縁を含めて15万円で、道議会事務局費から支出した。飾られるのは加藤氏で41枚目となり、同氏を含む最近の6人は道内の同じ有名画家に依頼している。

 肖像画には以前から批判がある。道議会を傍聴に訪れた40代男性は「権威を示すために道民の税金を使うのはおかしい」と話す。道議会の共産党は今年7月、道財政に余裕がないとして廃止を提案した。議会関係者によると、都道府県議会のうち公費で議長肖像画を作っているのは道議会と東京都議会だけとみられる。

 一方、議長ポストを握る自民党・道民会議には「100年以上続く伝統で、肖像画は写真とは違う重みを感じさせる。途絶えさせるわけにはいかない」(議長経験者)との声が多い。依頼料は2001年には約200万円かかっていたという。市民団体の批判もあり、依頼料は03年に50万円、11年には15万円に引き下げてきた努力も強調する。

1050チバQ:2016/01/08(金) 19:12:26
http://mainichi.jp/articles/20160108/k00/00m/010/128000c
北海道「分県論」
複数の県に分割…自民道議が議論を開始

毎日新聞2016年1月7日 21時59分(最終更新 1月8日 09時19分)



大雪山とジャガイモの植え付け作業=北海道美瑛町で2015年5月11日、手塚耕一郎撮影


 北海道議会会派「自民党・道民会議」の有志が、私的機関「北海道分県研究会」(会長=喜多龍一・元議長)を設立し、北海道を複数の県に分割する「分県論」の議論を始めた。研究会参加者は「知事一人では、広大な北海道の地域課題に目が行き届かない」と指摘。中央への発言力や政治力を高め、地域課題の解決や地域活性化につなげる狙いだ。

 北海道の面積は約8万3000平方キロで、7県がある九州全体の約2倍の面積を有する。明治政府は1882年、札幌、函館、根室の3県を設置し、4年後に北海道庁を新設した。道は1910年、14カ所に出先機関「支庁」を設置し、2010年に「振興局」と名称変更した。

 研究会には、自民会派51人のうち37人が参加。分県議論の理由について、同研究会は「札幌に経済・行政・文化的機能が集中している」ことも挙げ、「県庁と市町村の距離が短くなり、地域の実情に合った弾力的な行政対応ができる」などと長所を指摘する。

 今後、道南▽道央▽道北▽道東--の4県案のほか、道東地方を細分化した6県案を軸に議論を進め、今夏ごろをメドに報告書をまとめる方針。喜多会長は「現在の北海道は札幌に人口が集中し、全道の均衡ある発展に結びついていない。分県の議論を深め、地域の諸課題解決に向けた取り組みにつなげたい」と話している。

 研究会などによると、同様の分県論は戦後の地方自治法制定時など、過去複数回にわたって浮上し、そのたびに立ち消えになっているという。分県には新たな法律を定めることが必要になるといい、実現するかは不透明だ。【酒井祥宏】

1051チバQ:2016/01/15(金) 20:46:09
http://www.asahi.com/articles/ASJ1H539QJ1HIIPE024.html
「アベ政治を許さない」議会広報に一転掲載へ 釧路市
佐藤靖2016年1月15日19時55分

 北海道釧路市議会が、共産党議員による一般質問の一部を議会広報に掲載しないとした問題で、同市議会の月田光明議長は15日、「アベ政治を許さない」などの文言を含む質問を一転して掲載すると決めた。

 昨年の12月市議会で、共産党議員は、「アベ政治を許さない」との文言が印刷されたクリアファイルが学校現場にあるかを道教育委員会が調査した問題について質問し、議会広報に掲載を希望した。しかし、市議会広報特別委員会で「特定政権の批判にあたる文言の掲載は不適切」との指摘が出て、全6会派のうち3会派が掲載に反対したため、掲載しないとされていた。

 反発した共産党会派は、議会広報の該当部分を空白にするよう主張。市民からはメールやファクスで37件の意見が寄せられ、大半は不掲載への批判だった。

 月田議長は15日、掲載に反対した会派などから一任を取り付け、掲載を決めた。広報特別委員長の金安潤子市議は「運営への批判を真摯(しんし)に受け止める。(共産党会派に)心からおわび申し上げる」と陳謝した。(佐藤靖)

1052チバQ:2016/01/17(日) 22:44:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0224213.html
泊村長に牧野氏3選 前村議の三浦氏を破る
01/17 21:58、01/17 22:19 更新


牧野浩臣氏
 【泊】任期満了に伴う後志管内泊村長選は17日投票、即日開票され、現職の牧野浩臣氏(69)=無所属=が、新人で前村議の三浦光博氏(64)=同=を68票差で破り、3選を果たした。村内に立地する北海道電力泊原発の再稼働に関して、牧野氏は国が安全性に責任を持つことを前提に容認する考え。再稼働時期は不透明だが、次の任期中に地元同意の判断を下すことになる。

 当日有権者数は1458人、投票者数は1273人。投票率は87・31%で、8年前の前回選挙を1・14ポイント下回った。無効票は17。

 牧野氏は漁協や商工会などの推薦や、9人の村議のうち7人の支持を受けて組織戦を展開。村営老人ホームの改築など2期8年の実績や、養殖漁業の強化といった産業振興策を訴え支持を広げた。

 三浦氏は、高齢者向けの通院バス導入などを掲げたが及ばなかった。泊原発の再稼働は三浦氏も容認姿勢で、争点にならなかった。


http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0220702.html
泊原発再稼働、問わぬ村長選 12日告示、2候補とも容認派
01/10 13:00

 【泊】北海道電力泊原発の地元の後志管内泊村で村長選が12日に告示、17日に投開票される。立候補を予定するのは3選を目指す現職の牧野浩臣氏(69)と、村議の三浦光博氏(64)。泊再稼働論議が本格化する中で8年ぶりの選挙戦となるが、両候補とも再稼働を前提としたまちづくりを掲げる点で違いはない。

 三浦氏の立候補は2004、08年に続き3回目。08年は新人同士の一騎打ちとなり、牧野氏が100票以上の差で初当選した。

 村議会では本年度まで4年連続で新年度予算案が修正、または否決された。空転も目立つ。特定の支持団体を持たず草の根の活動を展開する三浦氏は「村政の混乱は村長の議会への説明不足が原因だ」と批判。漁協や商工会などの推薦を受けた牧野氏は「これまで以上に議会と十分な協議を持ちたい。ただ、施策の是非を議論するのは議会本来の役割だ」と反論する。

 一方、原発再稼働については「国が安全性に責任を持つならば、状況を総合的に考慮した上で同意手続きを進める」という両氏の立場に違いはない。

 「原発あっての泊村。恩恵をしっかり活用して、時代の変革に対応できる産業を育てていく」(牧野氏)

 「原発財源を将来への投資に使い、先人が誘致によって成し遂げようとした豊かな村づくりを進めたい」(三浦氏)

 両者は昨年12月、支持者との懇談会などでこう語った。共に、この10年で17%も減少し1700人台まで落ち込んだ人口減少対策などの訴えに力を入れる。

 原子力規制委員会は泊原発の基準地震動の想定をおおむね了承。新年度には再稼働に必要な地元自治体の同意手続きが進む見通しで、次期村長は同意の是非を判断する役割を担う。だが、福島第1原発事故が発生した11年以降も泊では2回の村議選で明確に脱原発を訴えた候補はおらず、原発の是非は争点にならない。

 福島の事故から間もなく5年。87歳の女性は「あの時感じた恐ろしさは、正直だんだん薄れてきた」と話す。事故の風化と、地盤沈下が続く地域への焦り。有権者の多くは、原発マネーを活用した地域振興について両氏が選挙戦でどんな青写真を描くかを注視する。(岩内支局 角田悠馬)

1053チバQ:2016/02/24(水) 23:58:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160224ddlk01010186000c.html
<民主・維新>合流へ 「地方議員、処遇は?」 道内に戸惑いも /北海道

10:35毎日新聞

 民主と維新は23日、民主の党名を変更した上で維新が解散し、民主に合流することで大筋合意して党内調整を始めた。道内では、4月の衆院道5区補選(4月12日告示、同24日投開票)や夏の参院選を控え、両党は3月にも予定されている新党結成で弾みをつけたい考えだ。しかし、両党の関係者には「地方議員の処遇がわからない」と戸惑いの声も。与党側は「両党は政策に違いがあるのでは」と冷ややかな反応だ。

 5区補選を巡り、両党は安全保障関連法廃止を求めて共闘し、無所属で出馬する民主道連道民生活局長の池田真紀氏(43)を社民や共産とともに推薦している。

 また参院選では、民主の2人目の候補擁立に向け、維新、新党大地との3者で協議を進めていた。維新道総支部代表の松木謙公衆院議員は「より団結し、補選や参院選に向かって全力を出したい」と意気込む。

 一方、民主道連内では、党名変更への慎重論や、地方議員らを民主に残す手法の検討に動揺も。民主道連幹事長の市橋修治道議は、自民一強に対抗する野党組織の誕生に期待するが、「民主で信頼回復に努めてきた中で今になって新党とは……。補選や参院選を前に有権者の目にも不安定に映るのではないか」と疑問を呈した。

 ◇与党側は冷淡

 与党側の受け止めは冷淡だ。自民道連幹事長の吉田正人道議は「両党は政策面で大きな違いもある。両選挙では自分たちの政策を地域に訴えていくだけだ」と述べ、公明道本部幹事長の森成之道議は「影響が道内にもあるかは、今のところわからない」と話すにとどめた。

 5区補選に自民公認で立候補する和田義明氏(44)=公明、こころ推薦=を推薦し、参院選でも自民から支援要請を受けている新党大地の鈴木宗男代表は「昨年のうちに合流していたら別の展開があったのではないか。参院選では道民は良識ある選択をすると思う」とコメント。民主離党が取りざたされている長女の鈴木貴子衆院議員については「合流と関係なく、貴子議員が賢明な判断をする」とした。【酒井祥宏、三股智子、野原寛史】

1054名無しさん:2016/03/02(水) 23:07:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0241271.html
市長答弁拒否で空転 小樽市議会、後援会会報めぐり
03/02 07:10

 【小樽】小樽市の森井秀明市長の後援会会報に市議会を批判する記述があったことが問題となり、第1回定例市議会の代表質問の審議は2月29日と1日、空転した。議会側は重ねて説明を求めたが、市長は「議会にそぐわない」と答弁を拒否している。審議は2日も再開するめどは立っていない。

 問題となった文書は、同後援会が1月に発行した会報「森井ひであき後援会通信」。森井市長就任後の市議会について「重要な施策などには一切触れず、市長の個人的な部分を誹謗(ひぼう)中傷とも取れるやりとりで質問をしつこく浴びせ、いたずらに議会を空転させている」と記すなどして議会側を批判している。同後援会の会長は地元経済人だが、代表者は市長自身が務めている。

 会報の記述に、昨年4月の市長選で、現職だった中松義治市長を支援した自民、公明、民主などの会派が反発。2月29日の代表質問初日に自民会派の市議が森井市長に見解をただしたが、市長は「答弁を差し控えたい」と拒絶した。このため、横田久俊議長は「正当な理由がない答弁拒否は遺憾」などとし、審議を再開しなかった。

1055チバQ:2016/03/28(月) 21:08:08
http://www.sankei.com/affairs/news/160328/afr1603280039-n1.html
2016.3.28 18:16

前北海道福島町長に有罪 企業誘致めぐる汚職判決


 北海道福島町の企業誘致をめぐる汚職事件で、事前収賄罪に問われた前町長の無職、佐藤卓也被告(54)に、函館地裁は28日、懲役1年6月、執行猶予5年、追徴金100万円(求刑懲役1年6月、追徴金100万円)の判決を言い渡した。

 贈賄側はIT関連会社(東京)の元取締役の男(63)。函館地裁が1月に言い渡した懲役1年、執行猶予3年の判決が既に確定している。

 佐藤被告の判決理由で佐藤卓生裁判長は「元取締役は自分にとって不利益なことも含めて証言しており、信用できる。被告が元取締役から請託を受けて賄賂を受け取ったことが強く推測できる」と述べ、被告の無罪主張を退けた。

 判決によると、佐藤被告は平成24年8月13日ごろ、約2週間後の選挙で当選して町長に就任したら便宜を図るよう元取締役に頼まれ、町内の後援会事務所で100万円を受け取った。

1056チバQ:2016/03/31(木) 21:25:22
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0253474.html
小樽市総務部長不在に 内定幹部が退職願、森井市政また打撃
03/31 07:00、03/31 14:02 更新

 【小樽】小樽市は30日、市職員の4月1日付人事で総務部長になる予定だった幹部職員が内示を固辞して退職願を提出したとして、4月から当面は総務部長を空席とする方針を固めた。市職員の中には森井秀明市長の政治姿勢に不満を抱く人も多く、筆頭部長の不在は、森井市長の市政運営に影響を及ぼしそうだ。

 新総務部長として28日に内示されたのは三浦波人福祉部長(58)。31日付で退職が確定する見込み。代わりの総務部長を人選する時間がないことから、当面は空席とし、上林猛副市長が職務を代行する見通し。今後は道への総務部長の派遣要請も視野に、事態の収拾を目指す。

 今回の人事では市長部局の幹部職員(課長職以上)のうち、4人が自らの希望で降格。森井市長への不満を理由に定年前に退職する幹部職員もいる。

 森井市長は、議会での答弁が市議側から再三、「質問の趣旨に合っていない」と指摘されるなど、対立を深めている。総務部長は森井市長と市議側を調整する役割を担う。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0242193.html
小樽市、降格希望相次ぐ 幹部4人、市長への不満も
03/04 06:30、03/04 12:06 更新

 【小樽】小樽市の4月1日付人事異動を前に、市長部局の幹部職員(課長職以上)116人のうち、少なくとも4人が降格を望む「降任希望申出書」を提出していることが3日、市関係者への取材で分かった。過去に例のない規模で、森井秀明市長の市政運営に影響を及ぼしそうだ。

 降任制度ができた2008年度から前市長時代の14年度までの7年間で降格した市長部局の幹部職員はいないが、昨年4月に森井市長が就任してからは6月人事の後、2人が降格。今回を含め6人となる。

 市幹部は「6人は異常な数字。市長による職員への配慮を欠いた人事や、市議会で追及されると職員に責任を押しつけるような姿勢にストレスを抱えている職員は多い」と指摘。申出書を提出した1人は取材に「今の役職はつらい」と話す。退職願を近く出すという幹部職員は「市長は開かれた市政を掲げながら、市議会や職員が抱く施策の疑問には応えない。心底失望した」と理由を説明する。

 地方自治に詳しい札幌大の浅野一弘教授は「首長への不満が理由とみられる降任や退職は極めて珍しい。市長は職員との対話をもっと重視すべきだ」と話している。森井市長は取材に応じなかった。

1057チバQ:2016/04/01(金) 20:53:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00010002-doshin-hok
勝木・札幌市議「精神鑑定受けた方がいい」 共産にやじを謝罪
北海道新聞 4月1日(金)9時37分配信

勝木・札幌市議「精神鑑定受けた方がいい」 共産にやじを謝罪
謝罪した勝木勇人市議
控室を訪れ「言い過ぎてしまった」
 札幌市議会会派の自民党に所属する勝木勇人氏(西区)は31日、本会議で共産党の小形香織氏(中央区)が討論している最中に「精神鑑定受けた方がいいんじゃないか」とやじを飛ばしたことを認めて共産党に謝罪した。 

 共産党によると、勝木氏は小形氏が3月29日に 安全保障関連法 の廃止を求める意見書案の賛成討論を行った際にやじを飛ばした。自民党は同意見書案に反対した。共産党はやじを受け、自民党に対し、勝木氏の発言の撤回と謝罪を求めることを30日に決めていた。

 勝木氏は31日に市議会の共産党の控室を訪れた。小形氏は不在で、同党の村上仁幹事長が応対した。勝木氏は「自分個人の発言で会派は関係ない。小形氏に対し、言い過ぎてしまった」と謝罪したという。

勝木・札幌市議「精神鑑定受けた方がいい」 共産にやじを謝罪
やじを受けた小形香織市議
共産は正式に抗議申し入れへ
 村上幹事長は「個人への言葉が過ぎた、で済まされる問題ではない。戦争法(安全保障関連法)に反対するすべての人を冒涜(ぼうとく)するもので許し難い」として、4日に正式に自民党に抗議を申し入れる。

 自民党の宗形雅俊幹事長は「正式な申し入れを受けた後、会派として処分するかどうかなどを含めて検討したい」と話している。

1058チバQ:2016/04/05(火) 20:52:17
http://www.nikkansports.com/general/news/1627081.html
「精神鑑定」やじ勝木市議に厳重注意と役職停止1年
[2016年4月5日17時27分]

 札幌市議会で自民党の勝木勇人市議(56)が、共産党市議に「精神鑑定を受けた方がいいんじゃないか」とやじを飛ばした問題で、市議会自民党議員会は5日、勝木市議を厳重注意と会派内の役職停止1年の処分にしたと明らかにした。

 同会は処分について、勝木市議が謝罪していることを踏まえて判断したと説明。本人が会見する予定はないという。

 5日の市議会本会議では、共産党などが勝木市議に猛省と公の場での謝罪を求める決議案を提出したが、自民党などが反対して否決された。

 勝木市議は3月29日の本会議で、安全保障関連法廃止を求める意見書案の賛成討論をした共産党の小形香織市議(51)にやじを飛ばした。(共同)

1059チバQ:2016/05/05(木) 18:22:47
http://www.news-kushiro.jp/news/20160505/201605051.html
2016年05月05日
別海町の水沼町長が急逝/4日朝

  別海町の水沼猛町長が4日午前8時39分、多臓器不全のため、入院先の町立別海病院で死去した。66歳。自宅は町別海寿町63の77。町葬は、通夜が8日午後7時30分から、告別式が9日午前10時から、いずれも町民体育館で行われる。喪主は妻和子さん。町総務部によると、水沼氏は昨年12月に腎臓疾患の治療のため、約1カ月間、札幌市内の病院に入院。公務復帰後、町立別海病院で治療を続けていたが、先月22日に札幌市での公務中に高熱を発し、同23日に町立別海病院に入院したが、2日午後に呼吸不全に陥り、容体が急変したという。町は当分の間、佐藤副町長(60)を職務代理者とする。水沼氏は地元出身。家業の酪農を継ぎ、町議を5期を務めた。町議会議長から2007年町長選に出馬し初当選。昨年4月の統一地方選では3選を果たした。

1060チバQ:2016/05/22(日) 10:02:25
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0272522.html
会派離脱の坂本・札幌市議、共産離党の意向 党関係者に困惑
05/21 07:00、05/21 12:35 更新

 札幌市議会(定数68)の坂本恭子市議(北区)が共産党会派を18日付で離脱し、無所属となったことに、同党関係者が困惑している。坂本氏は16日付で同党道委員会に離党する考えも伝えたといい、その理由を「党の組織運営の考え方に違いを感じた」と話す。同会派によると、不祥事を除き、同党議員が会派を離脱するのは極めて異例という。

 坂本氏は当選5回のベテランで、昨年5月〜今年4月には同会派の団長を務めていた。坂本氏は20日、北海道新聞に対し、会派離脱の理由を説明した上で議員辞職を否定し「政治的なスタンスは変わらない。残りの任期を務め、議員としての責任を果たしたい」と述べた。党側には今後の連絡は、代理人の弁護士を通して行うよう伝えたという。

 これに対し、市議会共産党会派の村上仁幹事長は「突然のことで驚いている。本人と直接話ができない状況が続いている」と戸惑いを見せる。同党道委員会は坂本氏から直接理由を聞いた上で、離党の可否を判断したいとしており、千田悟広報部長は「理由も分からず離党という話にはならない。事情を把握する努力を続けたい」と話している。(鹿内朗代)

1061チバQ:2016/06/09(木) 20:02:08
北広島で落選

>北広島市 定数1 - 候補2(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
>当選 15,528(53.5%) 小岩 均 55 無所属(民・大) 新 1 (元)北広島市議
>□ 13,494(46.5%) 野原 薫 67 自民 現 党道選対副委長

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0280025.html
後継に野原氏 自民道連擁立 柿木道議が辞職

06/09 07:00
 22日公示、7月10日投開票の参院選に自民党公認で出馬する道議の柿木克弘氏(48)=美唄市=の議員辞職願が8日受理され、道議会は新たな態勢で動きだした。自民党道連は同日の役員会で、柿木氏の辞職に伴う道議選美唄市(1人)の補欠選挙に、自民党の渡辺孝一衆院議員(比例代表道ブロック)の秘書で前道議の野原薫氏(68)を公認候補として擁立することを決めた。

 道選管は、補選の投開票を参院選と同じ7月10日にする。

1062チバQ:2016/07/10(日) 19:34:29
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0291201.html
議会空転で市長問責案を提出 小樽市議会自民 13人退席、採決できず
07/09 07:00

 第2回定例小樽市議会(定数25)は8日、本会議を再開した。最大会派の自民(7人)が森井秀明市長に対する問責決議案を提出したが、共産(5人)、民主(4人)、新風小樽(3人)、無所属1人の計13人が退席、定数の半数に満たず、採決できない異例の事態となった。

 問責決議案には自民と公明(5人)が賛成の方針だったが、地方自治法で、定数の半数以上の出席がなければ会議を開けないため、採決に至らなかった。

 決議案では、昨年4月の森井市長就任以来開かれた5回の定例市議会がいずれも空転し、当初決めた会期を延長せざるを得なかった点を指摘。空転の原因を「全ては森井市長の言動にあった」とし、「議会軽視の姿勢を貫き議会を混乱に陥れた」と批判した。

 共産、民主、新風小樽は決議案の内容そのものに大きな異論はなかったが、「同様の内容の動議が今定例市議会で既に可決されており、現在は問責決議案を採決する時期ではない」などの理由で退席。無所属の石田博一氏は決議案そのものに反対で、自公以外に1人でも出席すれば採決可能となって可決の見通しだったため、退席を選んだ。

 浜本進氏(自民)は「(退席ではなく採決で)明確に意思表示してもらいたかった」としている。

 このほか本会議では本年度一般会計補正予算案など議案20件、意見書案7件などを可決。その後、13人が退席し、決議案だけを審議できず、会期の8日を過ぎると自然閉会となる。小樽市議会で自然閉会は1986年以来。

(中野訓)

1063チバQ:2016/07/10(日) 23:12:29
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0291844.html
道議選美唄市補選 自民・野原氏が当選確実
07/10 22:05、07/10 22:19 更新

 【美唄】参院選道選挙区に立候補した柿木克弘氏(48)の辞職に伴う道議選美唄市の補欠選挙(定数1)は10日投票、即日開票の結果、自民党公認で元道議(北広島市選出)の野原薫氏(68)が、無所属新人の会社社長大井和憲氏(69)を破り当選を確実にした。

 当日有権者数は2万309人、投票者数は1万2905人。投票率は63・54%で前回道議選(2011年)の67・41%を3・87ポイント下回った。

 野原氏は2011〜15年に道議を1期務め、落選後は岩見沢を地盤とする自民党の衆院議員渡辺孝一氏(58)=比例代表道ブロック=の秘書をしていた。道議を5期務めた柿木氏の後継として、農業振興などの公約を掲げて支持を広げた。

 大井氏は企業誘致などを訴えたが、北広島市在住で美唄にゆかりがなく、出馬表明が1日の告示直前と出遅れ、及ばなかった。

1064名無しさん:2016/07/31(日) 22:15:25
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100108&amp;g=pol
登別市長に小笠原春一氏が無投票で3選(北海道)

 小笠原春一氏(49)=無所属・現=が無投票で3選。(31日告示)(2016/07/31-17:42)

1065チバQ:2016/08/29(月) 00:17:39
>、吉川氏と長谷川氏をそれぞれ推す勢力
どう別れてるんですかね

http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20160827-OYTNT50016.html
自民道連会長 吉川氏で内定
2016年08月27日
 自民党道連は26日、東京都内で、道選出国会議員らによる「北海道ブロック両院議員会」を開き、伊達忠一会長の参院議長就任に伴う次期会長に吉川貴盛衆院議員(65)を充てる人事を内定した。長谷川岳参院議員を会長代行とする人事も了承した。


 会長人事を巡っては、吉川氏と長谷川氏をそれぞれ推す勢力が伯仲、25日に自民党道連会長経験者が協議する異例の展開をたどった。出席者によると、26日も、衆院道5区補選と参院選で選挙協力した新党大地との連携効果に懐疑的な長谷川氏が、新党大地の解散を新体制発足の「条件」として挙げるなど、波乱含みの決着となった。

 新体制は、9月の道連役員会と総務会で正式決定される。任期は来年春の道連大会まで。吉川氏は26日、取材に対し、「正式決定まで、お話しすることはない」と述べた。

 吉川氏は、道議を経て1996年に衆院道2区で初当選し、当選5回。経済産業副大臣や農林水産副大臣を歴任した。新党大地の鈴木宗男代表と親密とされる。7月の参院選では、道選挙区で落選した柿木克弘氏陣営の陣頭指揮を執った。

 新党大地の解散を求める要望について、伊達会長は「他党の解散を求めるのは非常に困難だ。要望を踏まえ、新会長のもとで(新党大地と)話し合ってみる」と述べた。

 一方、新党大地の鈴木代表は、双方の選挙協力について、「衆院選挙まで協力関係を強化することで合意している」と指摘。「合意では、人事で人が替わっても党本部や道連に引き継がれるとなっている」と強調し、解散に応じない考えを示唆した。

1066チバQ:2016/08/29(月) 00:18:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0308947.html
自民道連会長に吉川氏 長谷川氏は会長代行に
08/26 07:00、08/26 08:46 更新


吉川貴盛氏
 自民党道連は25日、東京都内で会長経験者による非公式会合を開き、参院議長に就いた伊達忠一氏=道選挙区=の後任となる会長に、吉川貴盛衆院議員(65)=道2区=を充てることで一致した。会長就任に意欲を示していた長谷川岳参院議員(45)=道選挙区=は会長代行に就く。26日の党北海道ブロック両院議員会で内定する。

 吉川氏は菅義偉官房長官と近く、国政と道内政財界とのパイプ役を担う道連会長に適任と判断した。

 7月の参院選などで選挙協力した新党大地との関係も良好だが、道連の中には大地との連携効果を疑問視する声もあり、今後は組織内の意見調整が課題となる。

 会長経験者の一人によると、25日の会合では出席者から「大地に来春までの解散と自民党への合流を求めることが吉川氏の会長就任の条件だ」との声が出たという。

 ただ、大地との選挙協力は官邸や党本部の主導で決まった経緯もあり、道連内には地方組織の意向で覆すことは現実的ではないとの見方もある。

 吉川氏は東京都出身。道議を経て1996年の衆院選で初当選し、現在5期目。経済産業副大臣や農林水産副大臣などを歴任した。

1067名無しさん:2016/09/04(日) 23:04:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090400217&amp;g=pol
岩見沢市長に松野氏(北海道)

 松野哲氏(60)=無所属・現=が、元道議の河合清秀氏(69)=無所属・新=を破り再選。(4日投開票)(2016/09/04-22:30)

1068チバQ:2016/09/06(火) 00:02:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0309884.html
岩見沢市長選 河合、松野氏が届け出 一騎打ちに
08/29 01:28、08/29 07:25 更新

 【岩見沢】任期満了に伴う岩見沢市長選は28日告示され、いずれも無所属で、新人で元道議(岩見沢市選出)の河合清秀氏(69)、2期目を目指す現職の松野哲氏(60)の2氏が立候補を届け出た。投開票日は9月4日。

 両氏を含む4人による混戦となった2012年の前回市長選から様変わりし、6年ぶりに一騎打ちとなった。河合氏は地場農産物を加工する食品産業の一大拠点化などを、松野氏は情報通信技術を活用したスマート農業の振興などを主張している。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0312538.html
岩見沢市長に松野氏再選 河合氏に1万2000票差
09/04 22:12、09/05 02:29 更新

 【岩見沢】任期満了に伴う岩見沢市長選は4日投票、即日開票され、無所属で現職の松野哲氏(60)が無所属新人で元道議の河合清秀氏(69)を1万2295票の大差で破り、再選を果たした。

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて以降、市町村長選では道内初の選挙戦となった。

 当日有権者数は7万2426人、投票者数は3万4780人。投票率は48・02%で2012年の前回市長選を7・95ポイント下回り、過去3番目に低かった。

 松野氏は子育て支援の拡充や除排雪体制の強化、情報通信技術(ICT)を活用した先進的な農業の振興など、1期目4年間の実績を強調。2期目に向け「暮らしのレベルアップをさらに進める」と訴えた。

 「オール岩見沢」を標榜(ひょうぼう)し政党の推薦は受けなかったが、いわみざわ農協や岩見沢商工会議所の政治団体、市役所の労働組合などから推薦を受け、無党派層も取り込み得票を伸ばした。

 河合氏は民進党岩見沢支部長を辞任して再挑戦。「食品産業の一大基地化」を掲げて松野市政への批判票獲得も狙ったが、出馬表明が7月31日と出遅れ、支持を広げきれなかった。

◆岩見沢市長選結果(投票率48・02%)

当23,317 松野  哲 60 無現《2》

 11,022 河合 清秀 69 無新

※《》数字は当選回数

1069チバQ:2016/09/24(土) 22:52:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160923ddlk01010119000c.html
<ニュースプラス>釧路市長選まで1カ月 蝦名氏出馬へ、自民静観 独自候補立てず、自主投票 /北海道
09月23日 10:20毎日新聞

 任期満了に伴う釧路市長選(10月16日告示・23日投開票)は、投開票日まで1カ月となった。3選を目指す現職の蝦名大也(えびなひろや)氏(57)、元共産党市議の石川明美氏(65)が立候補を表明している。蝦名氏は新党大地の鈴木宗男代表(68)の自民党時代の元秘書。大地と対立する自民の地元支部は独自候補を擁立せず、自主投票にした。次期衆院選もにらみ、地元保守層が対立を避けた格好だ。【平山公崇】

 元自民道議の蝦名氏は2008年、自民を離党して立候補。自民支部や、09年衆院選で大地との選挙協力を目指した民主党(現民進党)の推薦も得て、自民、共産の元市議を退けて初当選を果たした。前回12年市長選も自民、民主、大地の事実上の相乗りで再選している。

 しかし、市長選直後の12年衆院選で、鈴木氏の長女貴子氏(30)が釧路市を含む衆院道7区に大地公認で立候補し、3党間のバランスが崩れた。貴子氏の選対本部長には蝦名氏の妻が就任。道7区選出の自民現職、伊東良孝氏(67)の支持層は「自民党への攻撃」と受け止め、対立した。

 14年衆院選では貴子氏が民主入りし、伊東氏と激突。伊東氏が225票差で辛勝し、貴子氏は比例当選した。対立は決定的となり、今回の市長選を巡っては、伊東氏の秘書や自民道議の名前も自民の公認候補として一時浮上したが、「経済界が『蝦名氏で良い』と言うので、選挙にならない」(市議長経験者)と対立を嫌う経済界などの意向もあり、候補が決まらなかった。

 さらに、大地は4月の衆院道5区補選、7月の参院選で自民候補を推薦した。昨年末から安倍晋三首相と会談を繰り返している鈴木氏は「(貴子氏は)次の選挙は自民党から出る」などと発言。7月に釧路市入りした自民党の高村正彦副総裁も「参院選後、(伊東氏と貴子氏の)どちらもちゃんと立っていくよう知恵を出すのが党本部の意向」と述べた。

 一方、伊東氏の長男尚悟氏(35)は昨年4月の釧路市議選で、約6500票を獲得してトップ当選。地元では、伊東氏の後継と期待されている。伊東氏に近い釧路市内の会社役員は「長男のこともあり、伊東さんは対蝦名氏、対宗男氏で波風を立てたくないのだろう」と伊東氏の胸の内を推測する。選挙戦では3選が有力視される蝦名氏は「人口減など先が見えない中、地域の力を結集する必要がある」として、政党の推薦を求めず、“市民党”として戦う考えだ。

 ◇石川元共産市議、会見で出馬表明

 共産党系の市民団体「明日の釧路をつくる会」は22日、元共産市議の石川明美氏(65)を擁立すると発表した。同市内で記者会見を開いた石川氏は「蝦名市政への批判の声をくみ取りたい。市独自の福祉政策にも力を入れたい」と抱負を述べた。

 石川氏は埼玉県出身の元会社員。市議4期を務め、現在は同会の代表委員を務めている。無所属で出馬し、共産党が推薦する方針。

 また、前回と同様に蝦名氏の「推薦並みの支持」とした民進党道第7区総支部の酒巻勝美幹事長は「2期8年で都市経営戦略プランを推進し、一定の成果をあげた。市民目線、市民の声を大切にする市政運営に努めており、経済対策や雇用創出に向けた取り組みも評価できる」と理由を説明した。

 ◇大地・民進の影響危惧 伊東氏

 独自候補の擁立見送りについて、伊東良孝氏は毎日新聞の取材に対し、「(蝦名大也氏は)私の後任の市長であり、市政の懸案事項を引き継ぎ、路線を変えずにやっている」と一定の評価をした上で、「(蝦名氏は)支援を受けている新党大地や民進党に影響されやすいので、自分に近い市長が良いのだが、(候補が)見つからなかった」と理由を説明した。

 衆院で自民党と統一会派を組んだ鈴木貴子衆院議員については「自民に入りたいなら、義務である組織強化や入党活動に力を入れるのが当然。新党大地は解党すべきだ。(民主党時代のように)自分だけ自民入りし、支援者が大地に残ることは許されない」と述べた。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇各党支部などの蝦名市長への対応◇

    自民       民進      公明   大地

08年 推薦※      推薦      自主投票 推薦

12年 事実上の自主投票 推薦並みの支持 自主投票 支援

16年 自主投票     推薦並みの支持 自主投票 支援

 ※自民市議も推薦

1070チバQ:2016/09/27(火) 21:11:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0320372.html
前福島町長 上告断念 企業誘致を巡る事前収賄

09/27 07:00







佐藤卓也被告




 渡島管内福島町の企業誘致を巡り、事前収賄の罪に問われた前町長佐藤卓也被告(54)は26日、最高裁への上告を断念すると弁護人を通じて発表した。懲役1年6カ月、執行猶予5年、追徴金100万円とした13日の札幌高裁判決が確定する。

 佐藤被告は、高裁判決について「(函館地裁の)一審判決を単に追従するだけの判決」と批判し、「裁判所に大変失望している。断腸の思いだが、上告申し立てを断念する」とコメントした。

 判決によると、佐藤被告は2012年8月26日投開票の町長選を控えた同13日、IT関連会社元支店長(63)=贈賄罪で有罪確定=から、町内に支店を開設した際に各種助成が受けられるよう町長就任後の条例制定の請託を受け、元支店長から現金100万円を受け取った。

1071チバQ:2016/10/05(水) 18:57:37
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-201610055993.html
小樽市長 問責決議案可決 共産含む全5会派賛成 観光船施設巡り一致
07:00北海道新聞

小樽市長 問責決議案可決 共産含む全5会派賛成 観光船施設巡り一致
森井秀明市長に対する問責決議案を賛成多数で可決した小樽市議会
(北海道新聞)
 小樽・高島漁港の観光船施設建設を巡り第3回定例小樽市議会で4日、森井秀明市長への問責決議案が可決された。昨年の市長選で森井市長を「勝手連的に」支援した共産も同調、全5会派が一致した意味は重い。事実上のオール野党の市議会は市長とはこれまでも対立を続けてきたが、漁業者と事前協議なく建設を許可し、漁業権の侵害の声が上がっていることを背景に、最も厳しい態度を示した形だ。次の12月の定例会までにさらなる追及の場設置も模索している。

 決議案に賛成したのは自民、共産、公明、民進、新風小樽の全5会派23人(議長除く)。7月の第2回定例市議会では、自民が市長問責決議案を提出したが、共産、民主(現・民進)、新風小樽が「(市長を批判する決議案の)内容に異論はない」としながらも、会派間の調整不足で本会議を退席し、採決できなかった経緯があったため、今回は全会派が一致できるかが決議案提出のカギだった。

 そのため決議案には市の係留許可の不適切さや漁業権侵害への批判を強めていた共産の主張を色濃く反映させた。共産は「漁業者が困っていることを放置しているのが問題」と決議で市政への態度を明確にした。

 決議案に反対したのは選挙戦で森井市長と連携した無所属の石田博一氏のみで「市は漁業者と観光船事業者の調整に努力している。問責決議案の解釈は一方的だ」と述べた。

 定例会閉会により観光船問題の議会議論はいったん中断する。森井市長は漁業者と対話する意向を示しており、近く観光船係留の状況が変わる可能性がある。問責決議には「十分に事態が改善されない場合は、議会のあらゆる権能を行使する」と盛り込まれており、新たな対策がとられない場合は自民、公明会派が今月中にも常任委員会など開くことを検討、森井市長の政治姿勢を追及する構えを崩していない。(中野訓)

1072チバQ:2016/10/12(水) 19:58:08
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-201610123692.html
一般会計決算を不認定 小樽市議会特別委 参与報酬を問題視

07:00北海道新聞

 小樽市議会は11日、決算特別委を開き、2015年度一般会計決算を全会一致で不認定とした。全5会派のうち4会派が、森井秀明市長が任用した市の嘱託員「参与」の報酬支払いを問題だったと判断。不認定に強制力はなく、市政運営に直接の影響はない。12月の第4回定例市議会本会議でも不認定となる見通し。

 森井市長は昨年6月から今年3月末まで、自身の元後援会幹部を市長のアドバイザーとして新設ポストの参与に任用していた。昨年9月の定例市議会に参与報酬を定めた条例改正案と報酬を計上した補正予算案を提出したが、条例改正案は否決。補正予算案は報酬分を減額修正された。そのため、市は臨時職員の賃金の予算から約360万円を流用して参与の報酬などに充てた。

 決算特別委で自民、公明、民進、新風小樽の4会派は参与報酬支払いを批判、「論功行賞ととられかねない人事だった」「(条例改正案否決で)任用自体が否定され、関連する支出は議決を欠いた予算執行で無効」などと不認定の理由を挙げた。共産は「(市が昨年度)除排雪を抑制した」ことなどを理由に不認定とした。

 決算特別委は一般会計以外の水道事業などの13決算を認定。森井市長は閉会後に「法令に基づき適正な対応をした。不認定は残念」とする談話を発表した。(中野訓)

1073チバQ:2016/10/17(月) 18:22:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161016-00010002-hokkaibunv-hok
3選目指す現職か新人か 告示の釧路市長選は一騎打ちに 北海道釧路市

北海道文化放送 10月16日(日)18時37分配信

 任期満了に伴う北海道釧路市長選挙が10月16日告示され、3選を目指す現職と、共産党推薦の新人の2人が立候補しました。

 釧路市長選挙に立候補しているのは届け出順にいずれも無所属で共産党推薦の新人、石川明美氏(65)と3選を目指す現職の蝦名大也氏(57)の2人です。

 2期8年の現職の市政運営に対する評価や若者が安心して暮らせる雇用の創出策、阿寒国立公園を中心にした観光の振興などが主な争点となっています。

 立候補の受付は16日午後5時で締め切られ、2人以外に届け出はありませんでした。投票は10月23日に行われ即日開票されます。

1074チバQ:2016/10/17(月) 19:32:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161017ddlk01010104000c.html
<選挙>釧路市長選 告示 現新一騎打ちに /北海道
10:38毎日新聞

 任期満了に伴う釧路市長選が16日告示され、▽新人で元釧路市議の石川明美氏(65)▽現職で3選を目指す蝦名大也氏(57)=いずれも無所属=の2人が立候補を届け出た。投開票は23日。【平山公崇】

 石川氏は「今、必要なのは市民の暮らしにもっと光を当てることだ。現市政は福祉の削減や市民サービスを切り捨てた」と蝦名市政を批判。高校までの医療費無料化や、返済不要の奨学金制度の創設などを掲げ、「福祉と経済の組み合わせで消費を上向かせよう」と訴えた。

 蝦名氏は「2期8年さまざまな課題と向き合い、市民の協力を得て財政再建も一定のレベルに達した」と実績を強調。「今さえよければいい、という非現実的な思想の人たちとは論戦にならない」と石川陣営を批判し、「都市経営」の考えで「市民と一緒に市政を進めたい」と訴えた。

 今回の市長選で石川氏は市民団体の擁立を受けて9月22日に出馬表明し、共産の推薦を受けている。

 蝦名氏は前回と同様に政党の推薦を求めず「市民党」として立候補。大地、民進が支援する一方で独自候補を擁立できなかった自民は自主投票としている。

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 ◇釧路市長選立候補者

 (届け出順)

石川明美(いしかわ・あけみ) 65 無新

 [元]市議▽市民団体明日の釧路をつくる会代表委員[歴]民青同盟釧路地区委員長▽埼玉川越工高=[共]

蝦名大也(えびな・ひろや) 57 無現(2)

 [元]道議[歴]衆院議員秘書▽市議▽道議会総務委員長▽自民党・道民会議政審委員長▽青学大中退

1075名無しさん:2016/10/22(土) 23:19:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101600180&amp;g=pol
歌志内市長に村上氏(北海道)

 村上隆興氏(69)=無所属・現/公明推薦=が無投票で再選。(16日告示)(2016/10/16-23:02)

1076チバQ:2016/10/24(月) 19:05:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00010002-hokkaibunv-hok
釧路市長選 蝦名大也氏が3選 過去2番目に低い投票率

北海道文化放送 10月24日(月)12時39分配信

 任期満了に伴う釧路市の市長選挙は10月23日投開票が行われ、無所属で現職の蝦名大也(57)さんが、3回目の当選を果たしました。

 蝦名大也さん:「十戦七敗でいいからチャレンジしていこう。少しでもプラスのことにチャレンジできる体質、マインドで(市政運営)進めていけるようにしたい」

 蝦名大也氏は釧路市出身の57歳。8年前の市長選で初当選しました。

 今回も蝦名氏は政党に推薦を求めずに選挙戦を展開し、地元離れが進む若者の雇用を確保する人口減少対策や、観光振興による地域活性化などを訴え、無所属で新人の石川明美氏(65)をやぶり当選しました。

1077チバQ:2016/10/24(月) 20:32:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161024ddlk01010106000c.html
<マンデーリポート2016>混乱続く小樽市政 市長の問責決議案可決 観光、経済振興に懸念も /北海道
11:01
<Monday Report 2016>

 小樽市政の混乱が続いている。森井秀明市長(44)は昨年4月、自民、民主(現民進)、公明各党の地元支部が推薦した現職を破って初当選。就任から約1年半たった今も、ほぼオール野党の市議会との溝が埋められていない。今月4日には共産などを含む全5会派が市長への問責決議案を提出し、賛成多数で可決された。双方に歩み寄りの姿勢は見られず、混乱は今後も続きそうだ。【三沢邦彦】

 ◇与党議員が1人

 森井市長は道教育大札幌校を卒業後、札幌トヨタ自動車に入社。市議などを経て、3回目の挑戦で市長に就いた。選挙戦では「相乗り体制は街の活性化につながらない」などと前市政を批判。市議会の主要3会派のほか、商工会議所や連合の支援も受ける現職の中松義治氏を退けた。定数25の市議会は、無所属議員1人が唯一の与党議員となっている。

 このため、就任直後から議会と対立し、市長のアドバイザーを務める参与人事や、おたるドリームビーチの市営海水浴場開設予算案などを巡って混乱。これまでに計6回あった定例市議会はいずれも空転し、会期延長した。今年1月に森井市長の後援会員に配布された会報では、後援会が「市長の個人的な部分を誹謗(ひぼう)中傷し、いたずらに議会を空転させている」などと議会側を批判している。

 ◇便宜供与疑い

 会報での批判に対し、議会側は3月の定例会で真意をただしたところ、森井市長が答弁を控え、議長が促しても態度を崩さなかったことから、自公民の3会派が「市長に猛省を促し、議会制民主主義の尊重を強く求める決議案」を提出し、4会派の賛成多数で可決した。さらに、7月には自民会派が「議会空転が続くのは、市長が議会軽視の姿勢だからだ」などとして市長への問責決議案を提出。この時は公明会派を除く他会派などが退席し、採決に至らなかった。

 また、全5会派は今月4日、「市長後援会関係者が経営する遊覧船が漁港区に係留され、漁業者の漁業権を侵害している。市が係留許可を出しているのは便宜供与と疑わざるを得ない」などとして市長への問責決議案を提出。市議会事務局によると、記録の確認できる1958年以降、初めての市長への問責決議案可決だった。辞職などの法的拘束力はないものの、決議は「十分に事態が改善されない場合、議会のあらゆる機能を行使する」と今後の不信任決議なども示唆する。

 ◇市役所大丈夫?

 森井市長は今月14日の定例記者会見で、「(問責決議は)大変残念。決議を重く受け止めている。漁業者の意見を聞きながら円満解決するよう努力する」と述べる一方、係留許可については「後援会関係者への便宜供与はない」と否定した。また、空転が続く議会について、「何ごともなく、スムーズに終わることが正常だとは思っていない。長く空転が続くことは良い状態ではないが、(審議の)内容によっては止まらざるを得ない」と強気の姿勢を崩さない。

 一方、議会側も「市長の資質から問責決議は必然の結果。今後も小樽の街を良くするため、議会のチェック機能を果たしたい」(保守系市議)と対決姿勢を鮮明にする。ある市職員は「市民から『市役所は大丈夫?』と言われることもある。オール小樽で観光振興や経済振興に取り組まなければならないのに、対立が長引くのは避けてほしい」と戸惑いの声も漏れる。

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 ◇森井市政と議会の主な動き

2015年

 4月26日 森井氏が初当選

 6月10日 森井氏が元後援会幹部を市長アドバイザーの参与に任用

   29日 市議会がおたるドリームビーチの市営海水浴場開設の補正予算案を否決

 9月 8日 市議会が副市長人事案に不同意

   25日 市議会が参与報酬を定めた条例改正案を否決

  16年

 1月18日 市議会が副市長人事案に同意し、副市長空席が約9カ月ぶりに解消

 4月 1日 市長部局の幹部職員が人事異動で降格申し出

 7月20日 市コンプライアンス委員会が「昇任人事22件で地方公務員法に違反する恐れがある」と指摘

10月 4日 市議会が市長への問責決議案を可決

   11日 市議会決算特別委員会が2015年度一般会計決算を不認定

1078チバQ:2016/10/24(月) 20:32:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161024ddlk01010095000c.html
<選挙>釧路市長選 市長に蝦名氏 「市民党」を掲げ3選 /北海道
11:01毎日新聞

 任期満了に伴う釧路市長選は23日、投開票され、現職の蝦名大也氏(57)=無所属=が元市議で新人の石川明美氏(65)=同=を破り、3選を果たした。当日有権者数は14万9495人。投票率は37・03%で、過去最低だった前回2012年の34・45%を上回った。

 今回の市長選では、蝦名氏は前回と同様、政党の推薦を受けずに「市民党」を掲げて戦い、新党大地と民進が支援した。一時は独自候補を模索した自民は自主投票だった。一方、石川氏は「市政の転換が必要だ」として市民団体の擁立を受けて告示の約3週間前に立候補を表明。共産の推薦を受けた。

 選挙戦で蝦名氏は、財政健全化に道筋をつけたことなど実績を強調。市民の知恵や自然環境など、まちのすべてのものを資源として活用する「都市経営」の視点によるまちづくりを訴えて、幅広い支持を集めた。

 蝦名氏は23日夜、同市大町の選挙事務所で「人口減少対策にしっかり取り組みたい。国が観光政策を成長戦略の柱にしているので、それを生かして観光振興にも取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 石川氏は蝦名市政の8年間で福祉の削減や市民サービスの切り捨てが進んだことを批判し福祉の充実を掲げたが、出遅れが響いた。【平山公崇、本間浩昭】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 38987 蝦名大也 57 無現

  15382 石川明美 65 無新

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 ◇釧路市長略歴

蝦名大也(えびな・ひろや) 57 無現(3)

 [元]道議[歴]衆院議員秘書▽市議▽道議会総務委員長▽自民党・道民会議政審委員長▽青学大中退

1079チバQ:2016/10/25(火) 17:26:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000063-asahi-soci
苫小牧市議、児童買春容疑で逮捕 北海道

朝日新聞デジタル 10月25日(火)15時27分配信

 北海道警は25日、苫小牧市議の矢農(やのう)誠容疑者(37)=苫小牧市北栄町2丁目=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕し、発表した。

 道警によると、矢農容疑者は昨年12月26日に札幌市豊平区のホテルで、インターネットのサイトで知り合った同市内の中学3年生の少女に、現金を渡す約束をしていかがわしい行為をした疑いがある。矢農容疑者は「援助交際したことは間違いないが、この子かは分からない」と、容疑を一部否認しているという。

1080チバQ:2016/10/26(水) 13:15:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00010003-hokkaibunv-hok
苫小牧市議 児童買春で逮捕「この少女との記憶ない」 北海道

北海道文化放送 10月25日(火)19時18分配信

 苫小牧市議の男が、女子中学生に現金を渡す約束をしていかがわしい行為をした児童買春の疑いで10月25日、逮捕されました。

 児童買春の疑いで逮捕されたのは苫小牧市議、矢農誠容疑者(37)です。

 警察によりますと、矢農容疑者は2015年12月、18歳未満と知りながら現金を渡す約束をして、インターネットで知り合った当時15歳の女子中学生に、札幌市内のホテルでいかがわしい行為をした、児童買春の疑いが持たれています。

 調べに対して矢農容疑者は「援助交際した事は間違いない。18歳未満だと記憶していない。この少女との記憶はない」と供述しています。

 矢農容疑者は2007年に初当選し、現在3期目の民進党所属で会派の代表を務めていました。

 警察は余罪についても調べてます。

1081名無しさん:2016/10/30(日) 09:27:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102300235&amp;g=pol
釧路市長に蝦名氏(北海道)

 蝦名大也氏(57)=無所属・現=が、元市議の石川明美氏(65)=無所属・新/共産推薦=を破り3選。(23日投開票)(2016/10/23-23:01)

1082チバQ:2017/01/17(火) 00:50:17
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-201701135208.html
芦別市長辞職願 市民「公約果たせず当然」「市議にも責任」指摘
01月13日 07:00北海道新聞

芦別市長辞職願 市民「公約果たせず当然」「市議にも責任」指摘
日沼昇光議長(左)に辞職願を手渡す今野宏市長
(北海道新聞)
 【芦別】「公約を果たせなかったから辞職は当然」「市議にも責任がある」―。今野宏市長が12日、芦別温泉スターライトホテルなどを運営する芦別振興公社の経営悪化の責任を取って辞職表明したことを、市民はさまざまな思いで受け止めた。

 今野市長は昨年12月、経営破綻の恐れがある芦別振興公社への融資を認めてもらうため、辞職の意向を市議会に伝えていた。12日開かれた臨時市議会では市長の辞職と引き換えに、新たな融資1億3千万円を含む一般会計補正予算案が全会一致で可決された。

 今野市長は議場で「経営体制を刷新し努力を続けてきたが、結果として経営改善を図ることができなかった」とし、「市政の混乱を招いた責任の多くは私にあると認識している」と辞職を決断した理由を述べた。

 市議会を度々傍聴した町内会役員の男性(69)は「選挙で公約に掲げて現職を批判したのに、自らが結果を出せなかったのだから辞職は当然」と明言。「議会の質疑でも自分の言葉で丁寧に説明せず、市長の思いが市民に伝わらなかった」と批判した。

 自営業の男性(62)は「選挙で今野市長を担いだ支援者が、はしごを外すように離れていった。市長は孤立無援だったので、見ていてかわいそうだった」と話した。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170112-567-OYT1T50126.html
ホテル運営する公社の経営悪化、芦別市長辞職へ
01月12日 14:45読売新聞

 北海道芦別市の芦別振興公社の経営悪化問題で、同市の今野宏市長は12日、問題の責任を取るとして同市議会の日沼昇光議長に辞職願を提出し、受理された。

 同市議会は同日の臨時会で、今野市長の1月20日付での辞職に同意した。これに伴う市長選は3月中旬までに行われる見通しだ。

 同市議会は12日、臨時会を開き、同公社への短期貸付金を盛り込んだ一般会計補正予算案を全会一致で可決。貸付金は同公社が運営するホテルの従業員の人件費などにあてるもので、今野市長は、予算案を市議会に認めてもらって当面の混乱を回避する代わりに辞職する考えを示していた。

 同市議出身の今野市長は2015年の市長選で、同公社の経営再建を公約に掲げて初当選した。

1083チバQ:2017/02/13(月) 14:35:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020901083&amp;g=soc

港に室蘭市議遺体=31日から不明-北海道警
 9日午後0時半ごろ、北海道室蘭市築地町の室蘭港付近の海上に男性の遺体が浮かんでいるのを、道警室蘭署の警備艇が発見した。男性は1月31日から行方不明になっていた同市議の立野浩靖さん(50)=同市沢町=と判明。目立った外傷などはなく、同署は死因などを調べている。
 同署によると、遺体はコートにズボン姿で、所持品はなかった。立野さんは1月31日に市議会に出席後、連絡が取れなくなり、2日に家族が捜索願を出した。同日、港近くの白鳥大橋の上で立野さんの軽自動車が見つかっていた。
 立野さんは2011年に市議に初当選し、2期目だった。(2017/02/09-18:56)

1084チバQ:2017/02/13(月) 14:35:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020901083&amp;g=soc

港に室蘭市議遺体=31日から不明-北海道警
 9日午後0時半ごろ、北海道室蘭市築地町の室蘭港付近の海上に男性の遺体が浮かんでいるのを、道警室蘭署の警備艇が発見した。男性は1月31日から行方不明になっていた同市議の立野浩靖さん(50)=同市沢町=と判明。目立った外傷などはなく、同署は死因などを調べている。
 同署によると、遺体はコートにズボン姿で、所持品はなかった。立野さんは1月31日に市議会に出席後、連絡が取れなくなり、2日に家族が捜索願を出した。同日、港近くの白鳥大橋の上で立野さんの軽自動車が見つかっていた。
 立野さんは2011年に市議に初当選し、2期目だった。(2017/02/09-18:56)

1085チバQ:2017/02/20(月) 19:58:21
>>1082
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170220ddlk01010109000c.html
<選挙>芦別市長選/芦別市議補選 市長選、荻原氏が無投票初当選 「停滞を打開」 /北海道
10:22毎日新聞

 第三セクター「芦別振興公社」の経営不振で、今野宏・前市長が引責辞任したことに伴う芦別市長選が19日告示され、無所属新人の元副市長、荻原貢氏(65)が立候補を届け出た。荻原氏以外に届け出はなく、無投票による初当選が決まった。同市長選の無投票当選は2007年4月以来10年ぶり。

 荻原氏は芦別市出身。市総務部長などを経て、09年6月〜15年5月に副市長を務めた。豊富な行政経験を背景に、商工会議所、地区連合などから要請を受け、無所属での出馬を表明。「オール芦別」体制をアピールし、振興公社の経営不振で混乱した市政への信頼回復を訴えた。主な公約として農林業の担い手育成や移住・定住の促進、高校教育の充実を掲げた。

 当選後、荻原氏は「副市長時代の行政経験を生かし、ふるさとに恩返ししたい。リーダーの不在期間で生じた行政の停滞を打開する。振興公社の経営改善と市立病院の医師不足解消に取り組む」と抱負を述べた。

 一方、市議補選(改選数1)も同日告示され、新人1人、元職2人の計3人が立候補した。18日現在の選挙人名簿登録者数は1万3120人。26日に投開票される。【渡部宏人】

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 ◇芦別市長略歴

荻原貢(おぎはら・みつぐ) 65 無新(1)

 [元]副市長[歴]水道課長・財政課長・市民部長・総務部長▽駒大

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 ◇芦別市議補選立候補者(改選数1-3、届け出順)

大下俊幸 75 [元]損保代理業(5)無元

樋坂直紀 44 食品加工業 無新

若松市政 75 プロレスラー(4)無元

1086チバQ:2017/03/07(火) 20:41:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0376004.html
統一選で定数割れ 浦幌町、議員なり手対策 報酬引き上げへ
03/07 05:00、03/07 08:14 更新

 【浦幌】十勝管内浦幌町議会(定数11、議員数10)は6日の本会議で、議員のなり手不足対策に関する検証結果の最終報告を行った。最終報告には議員報酬の引き上げや、働いている人も議員との兼務がしやすくなる「議会活動休暇」などの制度創設を、国へ求める方針を盛り込んだ。

 同町議会は前回の2015年4月の統一地方選で道内唯一の定数割れになったことを受け、全議員と議会事務局が、なり手不足対策を協議した。最終報告で、議員定数は二つの常任委員会活動に最低5人の議員が必要とし、議長を含めて現状の11を維持するとした。

 低い議員報酬対策として、独自の算定基準「浦幌方式」を提示。特別職の町長の実働日数(330日)に対し、議員の実働日数を平均110日と算出し、町長給与の33%分を議員の月額報酬とする。月額報酬の試算では、現行の17万5千円から32%増の23万1千円となる。

1087チバQ:2017/04/26(水) 13:45:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00010001-doshin-hok

北海道・奥尻町長、副町長の妻の退職促す 「高給町職員の共働き」批判避ける
北海道新聞 4/26(水) 8:00配信

北海道・奥尻町長、副町長の妻の退職促す 「高給町職員の共働き」批判避ける
奥尻町の新村卓実町長
町議会「妻が町職員」を理由に副町長再任不同意
 北海道奥尻町の議会が3月、田中敦詞(あつし)副町長(当時)の再任案に同意しなかったことを受け、新村(しんむら)卓実町長が田中氏に対し、町職員である同氏の妻の退職を暗に促し、妻が今月、退職願を提出したことが25日分かった。妻が町職員であることを理由に、再任に反対したとみられる町議の意向を踏まえたとみられる。町関係者によると、田中副町長選任案は27日の臨時町議会に再提案され、議会は同意する見通し。

【動画】野菜直売所のネコ店長が人気 当別町

 新村町長は北海道新聞の取材に、「田中氏に『特別職として、けじめをつけた方がいい』と言った」と述べ、妻の退職を暗に促したことを認めた。その理由については「男女共同参画社会の時代だが、高給の町職員の共働きに批判的な町民の声もある」と話した。

 新村町長は3月10日の町議会に、3月29日で任期満了となる田中氏の再任案を提出。議長と欠席の1人を除く6人が無記名投票した結果、賛成2、反対3、無効1で不同意となった。

専門家「妻の働く権利を奪っている」
 ある町議は4月上旬、北海道新聞の取材に「(妻が)辞めれば町民の働き口が広がる。町長にも考えを伝えている」と話した。

 労働法が専門の北海学園大の浅野高宏教授は「職場で個人として尊重され、働きながら活躍することは憲法で保障された権利。特別職の妻が町職員であることが問題視されて退職を余儀なくされたのであれば、妻の働く権利を奪う大きな問題だ」と指摘している。

1088チバQ:2017/04/26(水) 19:52:34
>>1027とか
池島和行
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00000005-mai-soci
<首長・議員の事故>未公表28件 12年以降、警察
毎日新聞 4/25(火) 7:00配信

 自治体の首長や議員の交通違反や事故を巡り、警察が検挙を発表しなかったり、匿名で発表したりした事例が、2012年以降に少なくとも28件あることが毎日新聞のまとめで分かった。逮捕しなかったことや、死者が出なかったためとみられるが、報道で問題発覚後に引責辞任したケースもある。専門家からは「有権者に選ばれた公人の公表は一般人より厳しい基準ですべきだ」との声が上がる。

 毎日新聞が47都道府県警による首長や地方議員、国会議員が関わる交通事故や飲酒運転など検挙事案の公表状況を調べたところ、警察が発表せずに議会での報告や取材などで明らかになった事例が23件、匿名か公人と明かさずに発表した事例が5件あった。

 未発表の23件は、酒気帯びを含む飲酒運転13件、人身事故4件のほか、無免許や速度違反などの道路交通法違反が6件だった。

 飲酒運転はいずれも当事者が逮捕されなかったケースだった。

 長野県池田町の町長は16年1月、同県松本市の飲食店で「水割り5〜6杯飲んだ」(本人の説明)後、帰宅途中に酒気帯び運転の疑いで検挙されたが県警は発表せず、報道で発覚後に町長は辞職した。報道や議会報告で発覚した飲酒運転13件中、少なくとも10件で首長や議員が辞職している。

 人身事故では、長崎県警が15年3月、新上五島(しんかみごとう)町の町長が公務中に公用車を運転して4人がけがをする事故を起こしたことを発表しなかった。事故が報道され、町議会は町長の減給20%(3カ月)を決めた。

 このほか、秋田県警は今年3月、同県八峰(はっぽう)町の町長が登庁中に車を運転し、対向車線をはみ出してきた路線バスと衝突した交通事故(けが人なし)で、町長を「70代地方公務員」と発表した。

 青森県警は14年10月、むつ市議運転の乗用車が自転車の男性と衝突して死亡させた事故で、職業を「会社役員」と発表し、取材に対して市議だと明らかにした。【まとめ・川名壮志】

 ◇選挙の判断材料に

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長の話 一般人の事故や飲酒運転を実名発表しないのは社会的な制裁が行き過ぎないようにする意味があるが、選挙で選ばれた公人の場合、どんな交通事故や道交法違反を犯したかは有権者にとって選挙の判断材料になる。公表されていないケースはもっとあると考えられ、捜査当局が「そんたくした」と誤解されないためにも明らかにしていく必要がある。

 ◇警察が発表しなかった首長などの事故・検挙の例

2013年 和歌山県紀の川市長運転の車が人身事故

  14年 千葉市議が酒気帯び運転し物損事故=辞職

      北海道岩見沢市議が酒気帯び運転=議会で辞職勧告されるが辞職せず

  15年 長崎県新上五島町長運転の公用車が人身事故

  16年 長野県池田町長が酒気帯び運転=辞職

  17年 茨城県つくば市長運転の車が追突事故

1089チバQ:2017/09/13(水) 07:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00010000-doshin-hok
性同一性障害公表の弁護士・保坂さん、根室市議に初当選 「市民の期待に応えたい」
9/12(火) 7:01配信 北海道新聞
性同一性障害公表の弁護士・保坂さん、根室市議に初当選 「市民の期待に応えたい」
初当選を決めた翌日の11日、支持者の家族から花束を受け取り、笑顔を見せる保坂いづみさん
「市長提案受け入れるだけ」の議会に疑問
 10日投開票の北海道根室市の市議選(定数18)で、心と体の性が一致しない性同一性障害を公表している弁護士の新人保坂いづみさん(48)が初当選した。戸籍上は男性だが、女性として立候補して一人で選挙を戦い、上位当選を果たした。

 神戸市出身。幼いころから自分の性別に違和感を抱き苦しんできた。神戸大教育学部を卒業後に通信教育で法律を学び、6回目の挑戦で2010年に司法試験に合格。性同一性障害を明らかにし、女性弁護士として活動を始めた。大学時代に自転車で訪れ「人が温かく食べ物もおいしい」と感じた根室で昨年2月、法律事務所を開業した。

 転機は昨年9月。市の印鑑登録証明書の性別欄の削除を求める請願を市議会に提出し、全会一致で採択された。議会を傍聴し議員と接する中で「市長提案を受け入れるだけの議会の姿に疑問を抱いた」という。「議員の一番の仕事は市民の要望を反映した条例案を議員提案することではないか」

 結果は836票で5位当選。「何かしてくれるとの期待から投票してくれたと思う。応えたい」と力を込める。

1090名無しさん:2017/09/18(月) 10:07:41
浜益温泉 大村紗季@hamamasuspa
北海道新聞9月16日の記事です。どの程度の被害に見えますか?被害は、正確に伝えてほしいものです。
http://imgs.link/fjJKTY.jpg
http://imgs.link/bQqLdy.jpg
19:03 - 2017年9月16日 場所: 北海道 石狩市
11,856件のリツイート 7,984件のいいね

1091チバQ:2017/10/10(火) 21:10:35
>>1077
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100150-n1.html
2017.10.10 20:02

小樽市長に辞職勧告決議、本人は拒否 条例違反と批判
 北海道小樽市議会は10日、森井秀明市長への辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議は、市長の後援会関係者が漁港で行っていた遊覧船事業を巡り、市が係留許可を出したのは条例違反に当たるとし、「行政の長として失格であり、責任は極めて重大」と批判した。決議に法的拘束力はなく、市長は「現時点で職を辞する考えはない」とのコメントを出した。

 市議会は、遊覧船事業について「便宜供与と疑わざるを得ない」と追及していた。今回の決議は、森井市長による人事異動や行事への不参加も「公正性、適格性に著しく欠ける」とした。市議会は、市長が起用した副市長への辞職勧告決議も同時に可決した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/127042
規制区域に観光施設許可 「小樽市は条例違反」 第三者委 市長に報告
08/22 05:00

【小樽】小樽市の第三者機関、コンプライアンス委員会(委員長・山口均弁護士)は21日、水産関連施設以外の建築が規制される市内高島の漁港区に、観光船の発着施設などの建設を市が許可したことは市条例に違反するとの調査結果をまとめ、森井秀明市長に報告した。

 昨年6月、市が市内の事業者に港湾施設占有や護岸使用を許可。同8月から観光船事業がスタートし、休憩所なども建設した。これに対し、今年1月と3月に同委員会に調査を求める匿名の通報があり、同委員会が調査を進めていた。
残り:193文字/全文:423文字

1092チバQ:2017/10/17(火) 22:01:09
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/4214
 池田は、自民党和田義明に敗れた昨年4月の補欠選挙で掲げた安全保障法制廃止には触れず、社会保障の充実を中心に聴衆へ語りかけた。傍らには解散以来、市内の遊説に同行する元衆院議員で千歳市議の小林千代美(48)の姿があった。

 小林は2009年衆院選で民主党(当時)から道5区に出馬し、和田の義父・故町村信孝に勝利。政権交代の喜びもつかの間、選挙違反事件の責任を取って辞職し、公選法の連座制適用で11年から5年間、道5区での立候補が禁止された。

 5月の千歳市議選でトップ当選し、再び表舞台に立った小林の持論は「千歳の負け幅をいかに減らすかが5区勝利の鍵」。池田は補選で江別など4市区で和田の得票を上回りながら、千歳で約1万1千票、隣接する恵庭で約6400票の差をつけられ敗北した。09年に千歳で町村に5千票差まで迫った小林を放っておく手はない。ある労組幹部は「解散に備え、千歳で足場を築くために小林を市議選に担いだ」と打ち明ける。


https://www.tomamin.co.jp/news/area1/11376/
小林氏がトップ、新人7人当選 千歳市議会議員選挙
2017/5/29配信
 28日に投票が行われた千歳市議会議員選挙(定数23)は即日開票された。現職と新人合わせて31人が争い、現職16人と新人7人が当選。民進党公認の新人小林千代美氏(48)が最多の3242票を獲得してトップ当選するなど、女性は過去最多の6人が全員当選を果たした。投票率は49・04%と、投票があった前々回2009年の62・04%を13ポイント下回り、過去最低となった。

 前回の2013年の無投票を経て、今回は8年ぶりの投票が行われた。候補が定数を8人も上回る平成始まって以来の激戦となった。現職19人、新人12人が争い現職3人が涙をのむなど、大激戦を象徴する結果となった。

 トップ当選の小林氏は元衆院議員で労組票に加えて無党派層の支持も取り込みながら初当選した。2位は自民党公認で豊里町内会や自衛隊票をまとめた現職の山崎昌則氏(62)が、自民党が擁立した候補としてはトップ当選。同じく現職で前回トップの香月正氏(68)も2430票と着実に票を固めた。女性現職の松倉美加氏(47)は2322票を集め、支持する層の多さをうかがわせた。

 山口幸太郎市長を支える自民、公明は17人と、過半数を確保。民進党、共産党、無所属は計6人が当選した。

 政党別には、自民党が公認13人、推薦3人の計16人を擁立。現有議席14の維持を前提に勢力拡大を目指したものの、3人が落選したため13議席にとどまった。

 公明党は現職の宮原伸哉氏(49)と新人3人の4人が当選。支持基盤の地区割りが奏功し、全員が上位当選を果たした。

 民進党は労組票に加えて無党派層の票をまとめた小林氏が、2位と665票の差を付けて議席を確保。同党推薦の現職、渡辺和雄氏(63)も当選ラインに滑り込んだ。

 共産党は市政課題を広く訴え、支持者のほか市政への批判票も取り込んで最年少の新人、吉谷徹氏(32)が議席を獲得した。

 道内自治体では初の擁立となった日本維新の会の森川嘉和氏(43)は次点。最下位の候補に9票差で及ばなかった。

 無所属では09年の市議選で、視覚障害者として全道では初めて市議の議席を得た落野章一氏(69)ら、現職3人が当選した。

 一方、現職で自民公認の高秀政博氏(70)、無所属の島原長久氏(68)氏が落選。自民公認の米内山淳二氏(54)も5選を果たせなかった。

票数は省略

1093とはずがたり:2017/10/26(木) 22:14:09
<道12区> 武部氏3選 船橋派と共闘一定の成果 水上氏リベラル系労組が離反
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/5227
10/25 05:00

 水上氏は衆院選で落選した場合、19年道議選の民進党系候補に回ると目されていた。だが今回、周囲の反対を押し切って希望の党を選んだことで「本人が望んでも、周りが許さない」との見方が広がっている。(衆院選取材班)

1094チバQ:2017/11/03(金) 05:24:08
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/139797
LGBT ありのまま受け入れて 札幌で撮影会 身近で生活、応援する社会に 現職の滝川市議が公表

10/20 17:17

北海道��生活��LGBT��先読み生活面

レスリー・キーさん(右)の声に合わせてポーズをとる千葉瞳さん(奥)

 性的少数者(LGBT)が自分らしく働いたり、暮らせる社会づくりを目指したイベントが札幌と東京で相次いで開かれた。札幌で9日に開かれた、LGBTを対象にした撮影会と、都内で11日に開かれたLGBTが働きやすい職場づくりについて考えるセミナー「work with Pride(ワーク ウィズ プライド)2017」だ。それぞれのイベントの様子や参加者たちの思いを紹介する。

 目を閉じて祈るような姿、笑顔でポーズをきめる姿、見つめ合うカップル―。9日に札幌エルプラザで開かれたLGBT対象の撮影会。道内在住の当事者ら計65人が思い思いのポーズでカメラの前に立った。

1095チバQ:2017/11/03(金) 08:42:12
舘内孝夫市議
この方みたいですね


たてうち孝夫 (@TateuchiTakao) | Twitter

Twitter アプリ�� - ��インストール済み

現在、北海道滝川市議会議員(日本共産党)趣味はゴスペル。LGBT(性的マイノリティ)理解と支援の活動もしています。. 北海道滝川市

1096とはずがたり:2017/11/21(火) 14:51:03
道知事選と参院選にはるみと宗男が絡んで来る展開。さてどうする。立憲は独自候補確定で小川は民進・希望系無所属で禊ぎ選挙かな。伊藤忠引退ではるみ・宗男だと野党は厳しいな。道知事は確実に取りに行きたい。

高橋はるみ北海道知事、5選不出馬 周囲に意向伝える
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-00010001-doshin-pol
11/21(火) 10:27配信 北海道新聞

道内拠点に政治活動継続
 高橋はるみ知事(63)が2019年春の道知事選に出馬しない意向を周囲に伝えていることが20日、分かった。高橋氏は現在、道政史上最長の4期目を務めている。道財政の再建に一定のめどが立ち、来道外国人の増加など経済にも明るい兆しが出ているとみて、多選批判も踏まえ、世代交代すべきだと判断したもようだ。

 今年8月以降、経済人や道庁関係者らに「後進に譲りたい」と伝えた。「一生、北海道に関わっていきたい」とも述べ、引退せず道内を拠点に政治活動を続ける考えを示した。高橋氏は「保守系道政」の継続に強い思いがあるといい、後継候補の擁立状況を見極め、最終判断する。

 知事選の3カ月後の19年7月には参院選があり、自民党内で、知名度がある高橋氏の道選挙区(改選数3)への擁立論が出る可能性がある。

 高橋氏は北海道新聞の取材に対し「5選出馬するともしないともまだ決めていない。今後については引き続きあらゆる可能性を探っていきたい」と話した。

 高橋氏は富山市生まれ。1976年に一橋大を卒業後、旧通産省(現経済産業省)に入り、北海道経済産業局長などを経て03年4月の知事選で初当選した。

北海道新聞

1097チバQ:2017/11/21(火) 19:22:45
http://www.sankei.com/politics/news/171121/plt1711210027-n1.html
2017.11.21 13:00

高橋はるみ北海道知事、5選白紙と強調「いい人がいれば譲りたいが…」



 北海道の高橋はるみ知事(63)は21日、2019年春の知事選について「現時点で考えが及んでいない」と述べ、来年以降に出馬の是非を判断する意向を示した。札幌市内で報道陣の取材に応じた。

 現在4期目で「5選は長いという指摘は認識している。いい人がいれば譲りたいという思いはあるが、適任がいない場合は自身が改めて考えなければいけない」と語った。次期参院選道選挙区への出馬に関しては「可能性を含めて検討したい」とした。

 高橋知事は富山市生まれ。1976年に旧通商産業省に入省後、経済産業省北海道経済産業局長などを経て03年4月、自民党などの推薦を受けて初当選した。

 19年の知事選では、自民党北海道連や経済界で高橋知事の多選への批判が強まっているが、容認する声も一部に上がっている。野党側は民進党北海道連を中心に候補者の選考を進めている。

1098チバQ:2017/12/04(月) 14:26:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148907
元NHK記者の庄司氏出馬意向 留萌市長選
12/04 05:00
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 【留萌】任期満了に伴い来年2月18日告示、25日投開票される留萌市長選に、元NHK記者の庄司清彦氏(53)が立候補する意向を固めたことが3日分かった。

 庄司氏は留萌管内羽幌町天売島生まれ。留萌高、道教育大旭川校を経て筑波大大学院修了。小学校教諭、北海道放送記者などを務め、1998年にNHK入局。札幌や函館、山形などで勤務後、今年6月から旭川放送局に所属。今月2日付で退局した。

 庄司氏は3日、北海道新聞に「ジャーナリストとしての経験をふるさとのために役立てたい」と述べた。

1099とはずがたり:2017/12/04(月) 17:12:20

剣淵町長に早坂氏再選 前回と同じ顔触れ、新人退ける
12/03 22:32 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/148892?rct=n_hokkaido

 【剣淵】任期満了に伴う上川管内剣淵町長選は3日投票、即日開票の結果、現職の早坂純夫氏(64)=無所属=がコンビニ店経営の新人加藤秀樹氏(55)=同=を破り、再選した。

1100チバQ:2017/12/15(金) 18:56:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/151361
知事選候補擁立、他党と連携 佐々木立憲民主党道連代表
12/15 05:00
記者会見する立憲民主党道連の佐々木隆博代表
記者会見する立憲民主党道連の佐々木隆博代表
 立憲民主党道連代表に就いた佐々木隆博衆院議員(道6区)は14日、道庁で記者会見し、2019年春の知事選の候補者擁立について「市民団体を中心にした枠組みで(他党と)しっかり連携したい」と述べ、民進党や希望の党などとの連携を視野に入れていることを明らかにした。

 先の衆院選では、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」が仲介役となり、立憲民主と共産党、社民党の共闘が実現した。

1101名無しさん:2017/12/16(土) 23:22:13
高谷北斗市長が死去 65歳 新幹線観光に尽力
12/16 16:53 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/151718


【北斗】北斗市長の高谷寿峰(たかや・としみね)氏が16日午前11時3分、市立函館病院で死去した。65歳。

高谷氏は11月27日から肺炎で同病院に入院し、公務を休んでおり、12月5〜12日の定例市議会も欠席していた。2014年にも約2カ月間肺炎で入院。今年2月にも右気胸で10日ほど入院していた。

高谷氏は旧渡島管内上磯町(現北斗市)出身。旧上磯町職員から、旧大野町と合併後の北斗市副市長を経て、10年の市長選で初当選。14年には無投票で再選した。

昨年3月に開業した北海道新幹線については、新函館北斗駅の地元市長として、観光施設の整備や観光振興に尽力、同駅前の企業誘致に取り組んできた。

今年9月の定例市議会で、来年2月11日告示、18日投開票の市長選に3選を目指して出馬する意向を表明していた。

1102チバQ:2018/01/29(月) 21:10:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/159852
北斗市長に池田氏 新人対決制す 合併後初の民間出身
01/29 01:20 更新
北斗市長に池田氏 新人対決制す 合併後初の民間出身
 【北斗】高谷寿峰(としみね)市長の死去に伴う北斗市長選は28日投票、即日開票の結果、新人で前市議会議長の池田達雄氏(58)=無所属=が新人で前市議の新関一夫氏(62)=同=を1753票差で破り、初当選した。2006年の合併による市制施行後、初の民間出身市長となる。2人が立候補した市議補選(欠員1)も投開票が行われた。

 北斗市長選が選挙戦になったのは8年ぶり。当日有権者数は3万8826人。投票者数は1万9358人で、投票率49・86%。10年の前回を10・79ポイント下回った。無効票は287、不在者投票の投票者のミスによる不受理が2票。

1103チバQ:2018/01/30(火) 18:23:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00000002-hakoshin-hok
北斗市長に池田氏 新関氏振り切り初当選
1/29(月) 9:54配信 函館新聞電子版
北斗市長に池田氏 新関氏振り切り初当選
初当選を決めて家族らと万歳三唱する池田氏(右)=28日午後10時23分ごろ、金子真人撮影
 【北斗】高谷寿峰市長の死去に伴う北斗市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前市議会議長の池田達雄氏(58)が1万411票を獲得し、初当選を果たした。2006年の同市誕生後、初めての民間出身の市長となる。無所属新人で前市議の新関一夫氏(62)は1753票差で涙をのんだ。

 北斗市長選開票結果(選管確定)
 当 10411 池田達雄 58 無・新
    8658 新関一夫 62 無・新

 3選を目指し唯一立候補を表明していた高谷市長が昨年12月16日に急逝。公職選挙法により、選挙日程は高谷市長の任期満了よりも3週間早まった。現職亡き後の市政を誰に託すのか、超短期決戦の中、人口減少問題への対策や新函館北斗駅前の空き区画利活用などを争点に論戦が交わされた。

 池田氏は市議の半数以上が擁立に動き、12月24日にいち早く高谷市政の継承を唱え出馬表明。人口減少問題対策や北海道新幹線開業効果の拡大策、福祉の向上など7項目を公約の柱に、第2子からの保育園・幼稚園の無料化、奨学金支援制度の拡充などを訴えた。

 立候補を届け出るまで議長の公務を続けながら選挙準備を進め、自身の後援会組織を母体に支持に回った市議や、同市区選出の長尾信秀道議も運動に協力。市議、議長時代の実績を訴えながら故高谷氏の支持層も固め、選挙戦を優位に進めた。

 新関氏は池田氏から10日ほど遅れて出馬を表明。市議を辞職して準備を進め、擁立に関わった同じ会派の市議らの支援を受けながら出遅れを挽回。高谷市政に一定の評価をしながら、ワイナリーの誘致、野菜工場、コンベンションホールの新設など産業振興、新函館北斗駅前の活性化策で新たな施策を打ち出し、「市政の流れを変えよう」と支持拡大を図ったが、あと一歩届かなかった。(北斗市長選取材班)

 いけだ・たつお 1960年旧上磯町生まれ。大野農業高卒。98年に旧上磯町議初当選。2006年から北斗市議。11年から市議会議長。

函館新聞電子版

1104チバQ:2018/02/27(火) 22:23:56
https://mainichi.jp/articles/20180226/ddl/k01/010/044000c
留萌市長選 市長に中西氏 新人対決で庄司氏破る /北海道
毎日新聞2018年2月26日 地方版

地方選挙
北海道
選挙・北海道
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 任期満了に伴う留萌市長選が25日投開票され、前副市長の中西俊司氏(61)が、元NHK記者の庄司清彦氏(53)との無所属新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。投票率は67・67%と過去最低。

 3期続いた高橋定敏市長(67)が今期限りで引退。その市政運営への評価が大きな争点となり、経済界など市を二分する激しい選挙戦が展開された。

 中西氏は市職員を42年務めた豊富な行政経験と実行力をアピール。高橋市長の支援を受け、路線継承を打ち出して支持を広げた。庄司氏は地元の浅野貴博道議の支援を受け、JR留萌線の存廃問題や災害対策などで市の姿勢を批判したが、届かなかった。【横田信行】

市長選開票結果=選管最終発表
当  6784 中西俊司 61 無新

   5904 庄司清彦 53 無新

留萌市長略歴
中西俊司(なかにし・しゅんじ) 61 無新(1)

 [元]副市長[歴]市企画調整グループマネージャー・政策経営室長・産業建設部長▽留萌高

1105名無しさん:2018/03/02(金) 14:46:11
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180302/k10011348401000.html

5年前の猛吹雪 娘抱きかかえ父親死亡 助かった少女は今
3月2日 5時09分
シェアするhelptwitterfacebookline
5年前の3月2日、北海道湧別町で、猛吹雪の中、当時53歳の父親の行方がわからなくなり、翌朝、小学生の娘を抱きかかえるようにして死亡しているのが見つかりました。親戚の男性がNHKの取材に応じ「助かった娘は中学校で生徒会長を務めるなど元気に暮らしています」と近況を語りました。
5年前の2日、北海道東部は低気圧の影響で猛吹雪となり、オホーツク海側の湧別町では、当時53歳の岡田幹男さんが車で娘を迎えに行ったまま行方がわからなくなりました。
岡田さんは翌朝、車から300メートルほど離れた場所で、9歳だった小学生の娘を抱きかかえるようにして死亡しているのが見つかりました。

当時の状況について、岡田さんの親戚で、行方不明になった日の午後3時半ごろに電話で連絡を受けた村川勝彦さん(72)がNHKの取材に応じました。
村川さんによりますと、岡田さんは当時、「車が雪にはまって動けなくなった」と話し、村川さんは「消防や町に連絡して救助に向かうので待っていてくれ」と呼びかけたということです。

その後、繰り返し電話をかけても岡田さんには通じず、村川さんは「寒さに耐えられなくなって車の外に出たんだと思うが、車内にいたほうが安全だと、もっと強く伝えるべきだったかもしれない」と話しました。
亡くなる直前まで歌を歌い娘を励ます
村川さんは助かった娘から岡田さんが亡くなる直前まで歌を歌っていたと聞きました。

「岡田さんは娘を溺愛し、酒を飲むといつも娘の名前を入れた替え歌を歌っていた。亡くなる直前まで、娘の名前を入れた替え歌を歌って娘の上に覆いかぶさるようにして抱いていたが、そのまま声がしなくなってしまったと聞いた」

そして助かった娘について「当時、全国の皆さんから支援をいただいたおかげもあって、中学校で生徒会長を務めるなど元気に暮らしています。彼女がこのまま元気に成長してくれることを祈っています」と話しました。

1106チバQ:2018/03/02(金) 17:26:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00010002-doshin-hok
函館市長、市議に「ばか」 執拗な質問にこらえきれず?
3/1(木) 10:39配信 北海道新聞
傍聴席にも聞こえる声
 28日に開かれた定例函館市議会の代表質問で、工藤寿樹市長が質問した市議に対し、答弁直後に「ばかじゃないか」と発言する一幕があった。市議側は12日の議会運営委員会を通じて工藤市長に発言の撤回を求める考えだ。

 質問したのは小野沢猛史氏(市民クラブ)。3月末で退職する市幹部らの再就職に関し、上司に当たる別の市幹部が市内の企業にあっせんしたか否かなどについて問いただした。

 工藤市長は否定して「あなたの詮索にいちいち答える必要はない」と当初取り合おうとしなかった。だが、小野沢氏に「(あっせんの情報があり)きちんと説明して」と食い下がられると、「それ、ガセネタ(信ぴょう性に乏しい情報)じゃないの。きちんと調べずに本会議で質問すべきことではないと思いますよ。冗談じゃないですよ」と答弁。なおも追及する小野沢氏に、工藤市長は着席した状態で傍聴席に聞こえる声で「ばかじゃないか」と言った。

北海道新聞

1107チバQ:2018/03/22(木) 01:57:57
https://mainichi.jp/articles/20180307/ddl/k01/010/230000c
立憲民主党
さらに37人が入党 民進離党の道議、市町議 /北海道
毎日新聞2018年3月7日 地方版

北海道
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 昨年10月の衆院選での分裂で、民進党を離党した道議や市町議37人が6日、立憲民主党に入党した。2月中にも道議3人、市町議12人(網走、函館、帯広、北見市議9人、八雲、新ひだか町議3人)が移籍しており、道内の立憲民主党議員は衆院議員8人、地方議員52人となった。

 入党した37人は、勝部賢志・道議会副議長ら道議7人、札幌市議9人、その他の市町議21人(旭川、士別、名寄、石狩、江別、北広島、千歳、恵庭市の18市議と新得、音更町の3町議)。東京都内で6日開かれた党本部常任幹事会で承認された。

 立憲の選挙区単位の各総支部の設立大会が2月に相次ぎ、移籍が進んだ。3月にも3、4、5、8、10区総支部の大会が予定されるほか、4月7日の民進道連大会で役職を降りた議員らが離党する見通しで、立憲への入党の動きがさらに加速するとみられる。

 移籍した道議の一人は「(改選される)統一地方選まであと一年。ようやく不安定な立場を抜け出せ、選挙に向けた態勢に入れる」と話した。【藤渕志保】

1108チバQ:2018/03/22(木) 10:57:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000012-mai-pol
<道議会>副知事人事で11人退席 自民と知事、対立表面化
3/21(水) 10:00配信 毎日新聞
<道議会>副知事人事で11人退席 自民と知事、対立表面化
副知事人事案の説明前に議場から退席する自民会派の一部の道議たち=札幌市中央区の道議会で、藤渕志保撮影
 道議会は20日の本会議で、道提出の人事同意案を賛成多数で可決したが、与党会派の自民党・道民会議会の4分の1近い11人が採決時に議場から一斉退席した。筆頭副知事の山谷吉宏氏が退任し、4月に後任として阿部啓二経済部長が昇格する人事への「抗議」(退席道議)で、これだけ多数の与党議員が、道提案で退席するのは極めて異例だ。【田所柳子】

 高橋はるみ知事と自民道連間にくすぶっていた対立が表面化した格好で、今後本格化する来春の知事選の候補者選考にも影響する可能性がある。

 退席したのは自民党道連の小畑保則幹事長、中司哲雄政調会長ら道連幹部や神戸典臣元議長、高橋文明元議長、遠藤連前議長らベテランばかり。小畑氏は退席後、「JR問題が大変な時に、責任者の山谷副知事が続投すべきだという道連の意向に反する人事だ」と抗議の意志を表明した。

 自民道連は公明道本部とともに2015年の知事選で高橋知事を推薦した道議会与党だが、道連の吉川貴盛会長と近い山谷氏の退任人事に、「自民への挑戦」(幹部)との反発も出ている。高橋知事は20日の記者会見で「(対立との)認識に至っていない。今回のそれぞれの議員の思いを謙虚に真摯(しんし)に受け止め、新体制でしっかり仕事したい」と対立を否定した。

 来年4月に任期満了を迎える知事選を約1年後に控え、いまだに与党内では高橋氏の続投か新人擁立かの方針が決まっていない。今後、候補者選考が本格化する中で、今回の対立を機に知事、自民双方の主導権争いが激化する可能性もある。

1109チバQ:2018/03/22(木) 21:26:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180321k0000e010228000c.html
<道議会>副知事人事で11人退席 自民と知事、対立表面化
03月21日 10:00毎日新聞

<道議会>副知事人事で11人退席 自民と知事、対立表面化

副知事人事案の説明前に議場から退席する自民会派の一部の道議たち=札幌市中央区の道議会で、藤渕志保撮影

(毎日新聞)

 道議会は20日の本会議で、道提出の人事同意案を賛成多数で可決したが、与党会派の自民党・道民会議会の4分の1近い11人が採決時に議場から一斉退席した。筆頭副知事の山谷吉宏氏が退任し、4月に後任として阿部啓二経済部長が昇格する人事への「抗議」(退席道議)で、これだけ多数の与党議員が、道提案で退席するのは極めて異例だ。【田所柳子】

 高橋はるみ知事と自民道連間にくすぶっていた対立が表面化した格好で、今後本格化する来春の知事選の候補者選考にも影響する可能性がある。

 退席したのは自民党道連の小畑保則幹事長、中司哲雄政調会長ら道連幹部や神戸典臣元議長、高橋文明元議長、遠藤連前議長らベテランばかり。小畑氏は退席後、「JR問題が大変な時に、責任者の山谷副知事が続投すべきだという道連の意向に反する人事だ」と抗議の意志を表明した。

 自民道連は公明道本部とともに2015年の知事選で高橋知事を推薦した道議会与党だが、道連の吉川貴盛会長と近い山谷氏の退任人事に、「自民への挑戦」(幹部)との反発も出ている。高橋知事は20日の記者会見で「(対立との)認識に至っていない。今回のそれぞれの議員の思いを謙虚に真摯(しんし)に受け止め、新体制でしっかり仕事したい」と対立を否定した。

 来年4月に任期満了を迎える知事選を約1年後に控え、いまだに与党内では高橋氏の続投か新人擁立かの方針が決まっていない。今後、候補者選考が本格化する中で、今回の対立を機に知事、自民双方の主導権争いが激化する可能性もある。

1110チバQ:2018/03/24(土) 04:11:49
https://mainichi.jp/articles/20180323/ddl/k01/010/013000c
ニュースプラス
知事選まで1年 高橋氏出馬巡り神経戦 自民も野党も動けず /北海道
毎日新聞2018年3月23日 地方版
 高橋はるみ知事は任期満了(来年4月22日)が約1年後に迫る中、22日に札幌市で開かれた後援会役員会で5選出馬に含みを持たせた。今後、来春の知事選への候補者擁立の動きが本格化するが、現時点では与野党ともに誰も立候補を表明しておらず、神経戦が続いている。【田所柳子、藤渕志保】

 ◆含み持たせる

 与野党ともに最大の注目を注ぐのが、現職の高橋氏の動向。その後援会「北海道を愛するみんなの会」は22日に札幌市で開いた役員総会で、4月1日に会長を吉沢慶信氏から高井修元副知事に交代する人事を決定した。

 高橋氏は「知事5期20年は、生まれた子が成人するほど長いことはよく理解している」としたうえで「後援会をはじめ、多くの方々の推挙、支援があればそれに応えるのは責務だ」とあいさつ。「いずれにせよ道民に恩返ししたい」と5選出馬については含みを持たせるにとどめた。

 自民党道連幹部は「高橋氏が知事選に出馬すれば、誰が相手でも勝てない」と指摘。その態度が決まらない限り自民党道連は新人擁立に動けず、野党も候補者選考を本格的に進められない。高橋氏、自民党道連、野党の3者がけん制し合う「三すくみ」の状況となっている。

 ◆関係悪化の影

 高橋氏は昨年末の毎日新聞へのインタビューで「知事職で5選目を目指すか、その後にあると言われる(参院選などの)国政を目指すか、第三の道を目指すか、しかるべきタイミングにしっかり判断したい」と述べ、今後について5選出馬か参院選を中心に検討する考えを示している。

 学校法人「森友学園」問題などで安倍政権の支持率が急落する中、高橋氏の出馬が最も与党に有利なシナリオだ。北海道はもともと野党が強い地盤で、知事を野党に奪われればその後の国政選挙への影響も大きい。

 ただそこに、副知事人事をめぐる高橋氏と自民道連の関係悪化が影を落とす。20日の道議会では、自民会派49人のうち道連幹部など11人が人事同意案に抗議して退席した。「決定的な対立でなく、けん制のパフォーマンス」(道内与党関係者)との見方もあるが、自民内には「多選で道政が停滞する」(道議)などとの批判もくすぶる。公明党は自民が候補を擁立した場合に、推薦の有無を判断する。

 ◆参院はリスク

 高橋氏が参院選にくら替えして次期知事選で与党新人が勝利した場合、与党にとってはメリットもデメリットもある。

 道内の自民関係者は「野党が分裂している今回のうちに新人に世代交代すれば、次々回に再選しやすくなる」と説明。全国唯一の財政再生団体の夕張市を再生計画見直しなどで立て直してきた鈴木直道市長の名前が浮上するほか、道との関係がある官僚らの擁立を模索する動きもある。

 半面、改選数が1増の3となった2016年の参院選道選挙区で2議席を獲得できなかった自民にとって、道内で圧倒的な知名度のある高橋氏の参院選くら替えはリスクも大きい。保守票が高橋氏に集中して、再び1議席に終わる恐れがあるためだ。橋本聖子自民参院会長が控える比例も調整が難航する。

 ◆野党は協力鍵

 野党側では、立憲民主党の逢坂誠二政調会長代理らの名前が上がる。民進党道連は当初、4月をめどに人選を進める予定だったが、昨年10月の分裂の影響に加え、高橋氏の対応も不明で大幅にずれ込む見通し。野党協力ができるかが鍵となる。

 元ニセコ町長の逢坂氏は同10月の衆院選で民進党と希望の党の合流に反発し、いち早く無所属での出馬を公言し、知名度を高めた。ただ立憲で国会対策や政策分野を担う中心人物の一人で、国政からの転出が難しくなる可能性もある。

 また民進党の小川勝也参院議員は4期目で、来夏の参院選に立候補すれば5期目を目指すことになり「3期までが原則」の連合北海道の支援を得にくくなる。このため、知事選への転向を勧める声もある。先の衆院選で躍進した立憲民主だが、高橋氏と一騎打ちになれば「知名度の点で逢坂氏でも勝ち目がない」(民進幹部)だけに、決め手に欠ける。

 共産党や社民党は、野党統一候補に期待する。「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表を務める上田文雄・前札幌市長は「反原発が大きな争点になる知事選は、国政選挙ではなくても重要な選挙だ」と強調。知事選でも野党共闘を働きかける可能性がある。

 ■ことば

道知事選
 これまで統一地方選で実施されており、前回は2015年3月26日告示、4月12日投開票。2人が立候補し、与党が推薦した高橋氏が野党などが支援する新人を破って道政初の4選を果たした。次期知事選の日程は、今秋に国の特例法で決定される見通し。

1111チバQ:2018/03/24(土) 04:19:01
https://mainichi.jp/articles/20180314/ddl/k01/060/050000c
訃報
布川義治さん 68歳=道議 /北海道
毎日新聞2018年3月14日 地方版
布川道議が死去 補欠選挙せず
 道議の布川義治(ぬのかわ・よしはる)さんが13日、死去した。68歳。通夜は15日午後6時、葬儀は16日午前10時、江別市野幌末広町31の2の北野華苑野幌斎場で行われる。喪主は妻久美子(くみこ)さん。

 江別市議を経て、1999年に初当選し、5期目。江別市区選出で、自民党・道民会議に所属した。

 公職選挙法の規定により、補欠選挙は行われない。道議会各会派の新勢力は次の通り。

 自民党・道民会議49人▽民進党・道民連合25人▽北海道結志会12人▽公明党8人▽共産党4人▽欠員3人【田所柳子】

1112とはずがたり:2018/03/25(日) 18:37:11
<道議会>副知事人事で11人退席 自民と知事、対立表面化
03月21日 10:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180321k0000e010228000c.html

 道議会は20日の本会議で、道提出の人事同意案を賛成多数で可決したが、与党会派の自民党・道民会議会の4分の1近い11人が採決時に議場から一斉退席した。筆頭副知事の山谷吉宏氏が退任し、4月に後任として阿部啓二経済部長が昇格する人事への「抗議」(退席道議)で、これだけ多数の与党議員が、道提案で退席するのは極めて異例だ。【田所柳子】

 高橋はるみ知事と自民道連間にくすぶっていた対立が表面化した格好で、今後本格化する来春の知事選の候補者選考にも影響する可能性がある。

 退席したのは自民党道連の小畑保則幹事長、中司哲雄政調会長ら道連幹部や神戸典臣元議長、高橋文明元議長、遠藤連前議長らベテランばかり。小畑氏は退席後、「JR問題が大変な時に、責任者の山谷副知事が続投すべきだという道連の意向に反する人事だ」と抗議の意志を表明した。

 自民道連は公明道本部とともに2015年の知事選で高橋知事を推薦した道議会与党だが、道連の吉川貴盛会長と近い山谷氏の退任人事に、「自民への挑戦」(幹部)との反発も出ている。高橋知事は20日の記者会見で「(対立との)認識に至っていない。今回のそれぞれの議員の思いを謙虚に真摯(しんし)に受け止め、新体制でしっかり仕事したい」と対立を否定した。

 来年4月に任期満了を迎える知事選を約1年後に控え、いまだに与党内では高橋氏の続投か新人擁立かの方針が決まっていない。今後、候補者選考が本格化する中で、今回の対立を機に知事、自民双方の主導権争いが激化する可能性もある。

1113チバQ:2018/03/29(木) 20:03:30
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/174771
帯広市長選に市議会議長出馬へ
03/25 05:00
小森唯永氏
小森唯永氏
 【帯広】任期満了に伴う4月8日告示、15日投開票の帯広市長選に、帯広市議会議長の小森唯永氏(68)が立候補する意向を固めたことが24日、分かった。26日に正式表明する見通し。市長選には既に3選を目指して現職の米沢則寿氏(62)が出馬表明しており、8年ぶりの選挙戦になる可能性が強まった。

 小森氏は帯広市出身、帯広畜産大別科修了。1999年の市議選で初当選し、現在5期目で、2015年5月から議長。小森氏は、市中心部で民間事業者が進める西3・9周辺地区市街地再開発事業について、市の補助金26億5千万円は多額だとして米沢氏を批判し、対抗馬擁立を模索していた。

 小森氏の立候補の意向は、複数の後援会幹部が明らかにした。小森氏は24日、北海道新聞の取材に対し「選挙になるかもしれない」と述べた。

1114チバQ:2018/04/09(月) 15:57:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/178756
帯広市長選が告示 現職、新人一騎打ち 8年ぶり選挙戦
04/08 17:16 更新
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 【帯広】任期満了に伴う帯広市長選は8日告示され、現職で3選を目指す米沢則寿氏(62)=無所属=と、新人で前市議会議長の小森唯永氏(68)=同=が立候補を届け出た。

 同市長選が選挙戦となるのは2010年以来8年ぶり。米沢氏は農業や食を核とする「フードバレーとかち」構想を中心に2期8年の実績を訴える。小森氏は市が26億5千万円の補助金を支出する中心部再開発事業の見直しを公約に掲げる。

 市議補選(欠員2)も同日告示され、新人3氏が立候補を届け出た。投開票はいずれも15日。

1115とはずがたり:2018/04/10(火) 17:12:11
北海道では民進徳永が立憲の足をひっぱりにきてる。

京都では相乗りに一定の(ほんのちょっとだけど)理解をしている俺であるが,こっちは納得いかんな。。

道知事選、はや相乗り宣言? 民進道連・徳永代表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/178663
04/08 05:00

 民進党道連の徳永エリ代表は7日、札幌市内で開かれた定期大会後の記者会見で、来春の道知事選の候補者選考について「今まで拳を挙げて『道政奪還』と戦ってきたが、果たしてそれでいいのか。(与野党が)連携していい人を選ぶという考え方もある」と述べ、与野党相乗りの可能性を示唆した。

 徳永氏は候補者擁立について「立憲民主党の方向性に従って対応する立場だ」と強調しつつも、個人的な考えとして「北海道は大きな転換点になる。誰がふさわしいのか、(戦い方が)今までのままなら、ダメかもしれない」と述べた。

1116チバQ:2018/04/10(火) 22:03:35
https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k01/010/148000c
選挙
帯広市長選 現新2氏 再開発争点に 8年ぶり選挙戦 /北海道
毎日新聞2018年4月10日 地方版
任期満了に伴う帯広市長選が8日告示され、3選を目指す現職の米沢則寿氏(62)と前市議会議長の新人、小森唯永氏(68)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。米沢氏が初当選した2010年以来8年ぶりの選挙戦は、中心市街地再開発への対応などを争点にした一騎打ちとなった。投票は15日で、即日開票される。

 両氏はそれぞれ8日午前8時半から選挙事務所前で第一声の演説をした。

 米沢氏は2期8年の実績を挙げ「十勝19市町村がスクラムを組んでやってきた。8年間の積み重ねがなければできない次のステージの仕事を進めていきたい」と強調。小森氏は再開発事業に伴い市が拠出する補助金26億5000万円について「市税の無駄は許さない姿勢で、使い道を一から市民に問い直したい」と述べた。

 同時に告示された市議補選(改選数2)には、新人3氏が届け出た。【鈴木斉】

帯広市長選立候補者(届け出順)
米沢則寿(よねざわ・のりひさ) 62 無現(2)

全国市長会監事▽帯広空港ビル社長[歴]石川島播磨重工社員▽投資運用会社社長▽北大

小森唯永(こもり・ただなが) 68 無新

[元]市議会議長▽畜産関連会社社長▽帯広商工会議所議員[歴]市議会建設委員長▽帯広畜産大別

帯広市議補選立候補者(改選数2-3)=届け出順
大和田三朗 53 無新

木幡裕之 55 無新

大平亮介 29 共新

1117とはずがたり:2018/04/13(金) 13:45:12
https://twitter.com/electionshow17/status/984651323005067264
2019 政治決戦ウオッチ
?@electionshow17
18 分18 分前
その他
#札幌市議会
#民進党
市議16人が
#立憲民主党

残る4人は
電力総連の支援受けた議員と
2区選出の一部

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2019 政治決戦ウオッチ
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その他
厚別区 小川直人氏

北区 林清治氏
東区 藤原広昭氏
篠田江里子氏
成田祐樹氏

のうち3人

21:35 - 2018年4月12日

1118チバQ:2018/04/16(月) 18:58:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/180601
大野克之氏が初当選 現職を大差で破る 新ひだか町長選
04/16 02:54 更新
大野克之氏が初当選 現職を大差で破る 新ひだか町長選
 【新ひだか】任期満了に伴う日高管内新ひだか町長選は15日投票、即日開票の結果、元道農政部競馬事業室長の新人大野克之氏(59)=無所属=が、現職酒井芳秀氏(73)=同=を大差で破り、初当選を果たした。

 8年ぶりの選挙戦となった。当日有権者数は1万9111人。投票者数は1万3998人で、投票率は73・25%。2010年の前回を6・27ポイント下回った。無効票は127。

 大野氏は2月末に約40年務めた道職員を退職。出馬表明が3月上旬と出遅れたが、基幹産業である1次産業強化や町政運営の透明化などを訴え、批判票を掘り起こした。元道議会議長の酒井氏は3期12年の実績をアピールしたが、支持に広がりを欠いた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/180598?rct=n_localelection
及川秀一郎氏、初当選 安平町長選
04/16 02:22 更新
及川秀一郎氏、初当選 安平町長選
 【安平】任期満了に伴う胆振管内安平町長選は15日投票、即日開票され、新人で前町教育委員会教育次長の及川秀一郎氏(53)=無所属=が、新人で前副町長の森下茂氏(63)=同=を破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は6859人。投票者数は5258人で、投票率は76・66%。旧早来、旧追分両町が合併、安平町が誕生した2006年の前回を6・31ポイント下回った。無効票は80。

 及川氏は、定住促進住宅の整備による人口減少対策や、最先端情報機器を活用した教育環境の充実などを公約に掲げた。長期的な視点でのまちづくりを強調し、幅広く支持を集めた。森下氏は行政刷新などを訴えたが、及ばなかった。

1119チバQ:2018/04/16(月) 18:59:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/180595?rct=n_localelection
米沢則寿氏が3選 帯広市長選 再開発事業の継続訴える
04/16 01:23 更新
米沢則寿氏が3選 帯広市長選 再開発事業の継続訴える
 【帯広】任期満了に伴う帯広市長選は15日投票、即日開票の結果、現職の米沢則寿氏(62)=無所属=が、新人で前市議会議長の小森唯永氏(68)=同=を6116票差で破り、3選を果たした。

 当日有権者数は13万9004人。投票者数は6万2323人で、投票率は44・84%。2010年の前回を12・71ポイント下回り、同市長選では過去最低だった。無効票922、持ち帰り3、不受理2。

 市長選は当初、米沢氏の無投票3選の観測も出ていたが、小森氏が市中心部の再開発事業見直しを訴えて告示13日前に出馬表明。8年ぶりの選挙戦となった。

 米沢氏は2期8年の実績を柱に、農業や食を核とした産業振興策「フードバレーとかち」の促進や、再開発事業の継続と推進を訴えた。「市民党」を掲げ、政党本部の推薦は受けなかったものの、立憲民主党支部が独自に推薦、自民党支部は「応援」方針を決定。大半の市議が支援に回り、無党派層にも支持を広げた。

 小森氏は、再開発事業の市の補助金26億5千万円を「多額だ」と批判し、市民グループなどと連動し草の根の選挙戦を展開。現職への批判票を一定程度集めたが、浸透しきれなかった。

1120チバQ:2018/04/16(月) 20:05:22
https://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k01/010/089000c
選挙
帯広市長選 米沢氏、中心街再開発訴え3選 投票率過去最低 /北海道
毎日新聞2018年4月16日 地方版
 任期満了に伴う帯広市長選は15日投開票され、無所属現職の米沢則寿氏(62)が、同新人で前市議会議長の小森唯永氏(68)を破り、3選を果たした。投票率は44・84%で過去最低。

 告示2週間前に小森氏が出馬表明し、一騎打ちの構図になった。

 米沢氏は食と農業を核にした産業、地域振興政策「フードバレーとかち」や十勝地方の自治体間連携など2期8年の実績を掲げ、一層の政策推進の必要性を強調。自民や立憲民主、新党大地などの地方組織の支援を受け、支持を固めた。

 小森氏は市が26億5000万円の補助金を拠出する中心市街地再開発の見直しを最大の争点に、市税の使途のあり方を問うとして3月末に議員辞職して出馬。訴えに共鳴する市民グループと連携し支持拡大を図ったが、浸透しなかった。

 市街地再開発(市内西3南9周辺地区)は約20年間空きビルとなっていた大型商業施設などを取り壊し、高層マンションなどを新設する国認可の補助事業。「20年間、何の価値も生まれなかった一等地。都市機能の更新で固定資産税など『都市の稼ぐ力』を高めるには、一定の投資が必要」とする米沢氏の主張が、広く受け入れられた。【鈴木斉】

帯広市長略歴
米沢則寿(よねざわ・のりひさ) 62 無現(3)

 全国市長会監事▽帯広空港ビル社長[歴]石川島播磨重工社員▽投資運用会社社長▽北大

1121チバQ:2018/04/18(水) 01:43:31
http://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k01/010/097000c
富良野市長選/富良野市議補選 告示 市長選、新人3氏が立候補 /北海道
毎日新聞2018年4月16日 地方版
 任期満了に伴う富良野市長選が15日告示され、前市議の広瀬寛人氏(54)、前市議の渋谷正文氏(49)、前市議会議長の北猛俊氏(63)の3人が立候補を届け出た。同市長選で三つどもえになるのは1974年以来。投開票は22日。

 広瀬氏は、市民の要望や満足度を把握したまちづくりや市役所改革、民間活力を利用した効率化、幅広い市民参加による総合計画の策定などを訴える。

 渋谷氏は地域医療・介護、子育て支援の充実、インバウンド対応、文化の香りやスポーツの熱気を感じるまちづくりなどを掲げ、連合富良野が推薦する。

 最も早く出馬表明した北氏は、市民すべてが健康で幸せを感じる「健幸都市」を掲げ、子育てのしやすさ日本一や市民参加型のまちづくりなどを打ち出す。【横田信行】

富良野市長選立候補者(届け出順)
広瀬寛人(ひろせ・ひろと) 54 無新

 タクシー会社社長[歴]保険会社社員▽富良野青年会議所理事長▽市議▽東京経済大

渋谷正文(しぶや・ただふみ) 49 無新

 [元]市議[歴]農協職員▽富良野ソフトボール協会会長▽地域日台親善協会事務局長▽旭川東高

北猛俊(きた・たけとし) 63 無新

 [元]市議長▽富良野高校同窓会副会長[歴]全国市議会議長会理事▽北海道拓殖短大

富良野市議補選立候補者(改選数3-4)=届け出順
大西三奈子 39 無新

小林裕幸 63 無元

谷口正也 49 無新

家入茂 55 無新

1122チバQ:2018/04/23(月) 19:24:26
https://mainichi.jp/articles/20180423/ddl/k01/010/064000c
富良野市長選 市長に北氏 三つどもえ制し初当選 /北海道
毎日新聞2018年4月23日 地方版
 任期満了に伴う富良野市長選は22日投開票され、前市議会議長、北猛俊氏(63)が、無所属新人による三つどもえの激戦を制し、初当選を果たした。投票率は70・15%(前々回2010年は73・89%)。

 選挙戦になるのは2010年以来8年ぶりで、三つどもえは1974年以来44年ぶり。北氏は最も早く立候補を表明。「すべての市民が健康で幸せを感じる『健幸都市』」を掲げ、子育てのしやすさ日本一や市民参加型のまちづくりなどを打ち出し、支持を固めた。

 元市議の渋谷正文氏(49)は地域医療・介護、子育て支援の充実などを、元市議の広瀬寛人氏(54)は市民の要望を反映したまちづくりや子どもの居場所づくりなどをそれぞれ訴えたが、届かなかった。【横田信行】

市長選開票結果=選管最終発表
当 5366 北猛俊 63 無新

  4070 渋谷正文 49 無新

  3377 広瀬寛人 54 無新

富良野市長略歴
北猛俊(きた・たけとし) 63 無新(1)

 [元]市議長▽富良野高校同窓会副会長[歴]全国市議会議長会理事▽北海道拓殖短大

1123チバQ:2018/04/24(火) 21:11:28
76 :チバQ :2018/04/24(火) 21:10:53
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/182809/
高橋知事、二階氏に接近? 都内の派閥パーティーで講演 来夏の参院選への臆測も
04/24 05:00
二階派のパーティーでの講演に臨む高橋知事
二階派のパーティーでの講演に臨む高橋知事
 高橋はるみ知事は4期目の任期が残り1年となった23日、東京都内で開かれた自民党二階派のパーティーで講演した。知事に関しては最近、二階俊博幹事長に接近しているとの見方があり、来夏の参院選に向けた動きとの臆測も流れる。

 講演で知事は、中国、ロシアとの交流が盛んになっているとし、来道外国人の増加について「きっかけは2008年北海道洞爺湖サミットの誘致だ」と説明。道産食品の人気ぶりを挙げ「可能性の大きい北海道をさらに『でっかいどう』にするため、ちっちゃい高橋、頑張ります」と語った。

 二階氏とは03年の初当選の際、応援を受けた間柄だ。15年に二階氏率いる訪中団に参加し、今年3月の党本部での北海道物産展では付き添って会場を回った。周囲にも近さを強調する。

 知事は副知事人事を巡り、二階派の吉川貴盛・自民党道連会長(衆院道2区)との溝が深まっている。道連幹部は「選挙を見据え、有力者が後ろ盾なんだとアピールし、求心力を保とうとしているのでは」と話す。二階派関係者によると「予定していた講師がキャンセルになり、高橋氏に頼んだ。副知事人事の前に決まっていた」という。(佐藤陽介)

1124 チバQ:2018/05/20(日) 23:39:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/190567
小樽市長選 迫氏22日出馬表明

05/18 05:00

北海道��政治��地方選

 【小樽】小樽市の元総務部長で、来年4月予定の小樽市長選に立候補する意向を示していた迫(はざま)俊哉氏(59)は22日、小樽市内で記者会見を開いて正式に出馬を表明する。市長選への出馬表明は迫氏が初めて。

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 関係者によると、迫氏は後援会関係者に「このままでは小樽の将来像が全く見えない」と立候補の理由を伝えているという。

 迫氏は小樽市出身。1982年に市役所入りし、企画政策室長など中枢の役職を歴任した。森井秀明市長が15年4月に就任した後は、北しりべし廃棄物処理広域連合派遣などを経て17年2月に退職した。

1125 チバQ:2018/05/27(日) 20:21:09
https://mainichi.jp/articles/20180508/ddl/k01/010/023000c

2018年5月27日(日)

国民民主党結党 道内議員は2人参加 3人離党、うち2人立憲へ /北海道

毎日新聞��2018年5月8日 地方版

 希望の党と民進党が合流した新党、国民民主党の設立大会が7日に開かれ、道内の国会議員では民進党道連代表の徳永エリ参院議員と希望の党の山岡達丸衆院議員の2人が参加した。

 徳永氏は2日の民進道連常任幹事会で、新党移行について「地域や人によりいろいろな立場があるが、必ずもう一度元の状況に戻し、強い野党として一つの塊を作っていきたい」とあいさつしていた。また山岡氏は7日、毎日新聞の取材に「地元の若い人たちも積極的に意見を寄せてくれる。時間はかかるかもしれないが、民意を国政に反映できるよう、政治を変えていきたい」と語った。

 一方で、民進道連所属の参院議員3人が離党。このうち相原久美子氏と鉢呂吉雄氏は立憲民主党への入党届を提出した。【日下部元美、福島英博】

道内国会議員の動向

 <衆院>

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山岡達丸(希望) 国民入り

 <参院>

相原久美子(民進) 立憲へ

小川勝也(民進) 無所属

徳永エリ(民進) 国民入り

鉢呂吉雄(民進) 立憲へ

 =敬称略

1126 チバQ:2018/05/27(日) 20:21:40
https://mainichi.jp/articles/20180527/ddl/k01/010/058000c
立憲・国民選挙協力へ 道連が確認 統一選や参院選で /北海道

毎日新聞��2018年5月27日 地方版

 立憲民主党道連と民進党道連は26日、札幌市内でそれぞれ常任幹事会を開き、立憲と、民進から衣替えした国民民主の両党が来年の統一地方選と参院選について、道内で選挙協力する方針を確認した。来月16日に選挙協力に関する協定を結ぶ。

 昨秋の衆院選で旧民進党が分裂。このうち、旧希望の党と旧民進が合流し国民を結党したが、今も立憲とは分かれた状態が続く。ただ、来春には知事選、来夏には参院選と相次いで重要選挙が控えており、両党が選挙協力することで野党勢力結集を主導する狙いがある。

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 立憲、国民両党は今後、支持組織の連合北海道、道農民連盟を加えた連絡協議会を設立。知事選などの候補者選定や選挙協力を進めていく。立憲道連の市橋修治幹事長は終了後、「協定を結び、綿密に連携し、選挙を戦いたい」と強調。民進道連の平賀貴幸幹事長も「(連合、農民連盟を含めた)4者で協議を進め、早い時期に候補者を決めたい」と述べた。

 また、民進道連は26日付で名称を「国民民主党北海道総支部連合会」に変更することを決めた。【安達恒太郎】

1127チバQ:2018/06/09(土) 08:56:08
秋元克広 札幌市長 民主系が擁立
904 :チバQ :2018/06/09(土) 08:53:19
導入済 渋谷区、世田谷区、伊賀市、宝塚市、札幌市、福岡市
導入予定 中野区、大阪市、千葉市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180602-00000003-kobenext-life
同性パートナー証明184組 兵庫・宝塚市など全国7市、特別区へ拡大
6/2(土) 8:30配信 神戸新聞NEXT
同性パートナー証明184組 兵庫・宝塚市など全国7市、特別区へ拡大
神戸新聞NEXT
 同性カップルをパートナーとして認め、公的書類を交付する「パートナーシップ制度」が2015年以降、兵庫県宝塚市などの全国七つの市と特別区で導入され、これまでに計184組が交付を受けたことが1日、神戸新聞社の取材で分かった。

 15年11月に東京都渋谷区と世田谷区が先駆けて実施。制度のある市区では書類の提示によって、パートナーと家族向け公営住宅に入居できたり、生命保険金の受け取り手続きができたりと活用が広がる。専門家は自治体の取り組みが、性的少数者(LGBT)に対する差別解消につながると指摘する。

 交付書類は「証明書」「宣誓書受領証」など自治体によって名称が異なる。交付が最多となったのは世田谷区の71組。今年4月に導入した福岡市では、2カ月で18組が取得した。兵庫県内では宝塚市が16年6月、同性カップルが署名した宣誓書を市が受け取り、受領証を交付する制度を開始。今のところ交付はゼロだが、担当者は「問い合わせは数件ある。同性カップルの宣誓はハードルが高い面もあるが、制度が当事者の安心感につながっている」とみる。

 交付書類に法的拘束力はないものの、パートナーを家族とみて対応する事例も出てきた。

 渋谷区や那覇市などでは家族向け公営住宅の入居申し込みができ、三重県伊賀市では市立病院でパートナーの病状説明が聞け、手術に同意できるようにした。さらに携帯電話の家族向け割引や職場の福利厚生制度にも適用が広がっているという。

 今後、大阪市や東京都中野区、千葉市なども導入を予定。制度導入の背景には20年の東京五輪もある。オリンピック憲章には「性的指向による差別の禁止」が明記され、自治体も対応を迫られるためだ。

 制度がある宝塚市の中川智子市長や渋谷区の長谷部健区長らは、年内をめどに首長グループの立ち上げも検討。中川市長は「LGBT支援は人権課題だが、日本は遅れている。自治体トップのネットワークで広く支援の必要性を発信したい」と話す。(中島摩子)

【LGBT問題に詳しい棚村政行・早稲田大教授(家族法)の話】札幌、福岡、大阪市など大都市が手を挙げ、パートナーシップ制度の導入は加速している。自治体の取り組みが都道府県や国を動かす。米国など海外でも、身近な自治体の取り組みが国全体に広がった。(制度を利用した)184組は人口から見るとまだ少ないが、当事者が勇気を持って申請し、自治体が認めることがLGBTに対する差別解消や理解促進につながっている。

1128チバQ:2018/06/11(月) 19:47:33
定数101 自民会派49 =49%【自民会派過半数以下】

○自民党・道民会議 49 全員自民道連所属
千葉英守
吉川隆雅
道見泰憲
大崎誠子
伊藤条一
花崎勝
吉田祐樹
大越農子
岩本剛人
丸岩浩二
和田敬友
加藤貴弘
角谷隆司
川尻秀之
佐々木俊雄
八田盛茂
加藤礼一
東国幹
千葉英也
小畑保則
笠井龍司
清水拓也
塚本敏一
船橋賢二
村木中
遠藤連
吉田正人
野原薫
中野秀敏
松浦宗信
梅尾要一
太田憲之
田中芳憲
長尾信秀
内海英徳
冨原亮
内田尊之
村田憲俊
本間勲
竹内英順
三好雅
高橋文明
久保秋雄太
神戸典臣
藤沢澄雄
喜多龍一
大谷亨
小松茂
中司哲雄


●民主・道民連合
藤川雅司  立憲民主党
小林郁子 
星野高志
広田まゆみ
菅原和忠  立憲民主党
松山丈史  立憲民主党
梶谷大志 
畠山みのり 立憲民主党 
須田靖子  立憲民主党
高橋亨   立憲民主党
平出陽子  立憲民主党
川澄宗之介 立憲民主党
三井あき子 立憲民主党
橋本豊行  立憲民主党
三津丈夫  2014年衆院選落選
中川浩利
沖田清志 
勝部賢志  立憲民主党 2014年衆院選落選
小岩均   立憲民主党
稲村久男  立憲民主党
池端英昭 
市橋修治  立憲民主党
笹田浩   立憲民主党
北口雄幸  立憲民主党
佐々木恵美子 立憲民主党


●北海道結志会 12
滝口信喜 民主党>>1018
赤根広介 民主党>>1018
中山智康 民主党>>1018
池本柳次 民主党>>1018

山崎泉  新党大地
浅野貴博 新党大地
新沼透  新党大地

安住太伸 元みんなの党

佐藤伸弥 民主より無所属
大河昭彦 中間会派フロンティア
金岩武吉 中間会派フロンティア
 
白川祥二




●公明党 8
森成之
志賀谷隆
安藤邦夫
荒当聖吾
吉井透
阿知良寛美
田中英樹
中野渡志穂

●日本共産党 4
真下紀子
宮川潤
佐野弘美
菊地葉子

1129チバQ:2018/06/11(月) 19:53:30
札幌市議会
自由民主党(24名)
武市憲一(手稲区) 阿部ひであき(白石区)
宮村素子(清田区) 伴良隆(北区)
鈴木健雄(東区) 松井隆文(手稲区)
高橋克朋(北区) 近藤和雄(豊平区)
山田一仁(東区) 五十嵐徳美(東区)
勝木勇人(西区) 長内直也(中央区)
三上洋右(豊平区) 小須田悟士(南区)
細川正人(中央区) 横山峰子(北区)
佐々木みつこ(白石区) 北村光一郎(清田区)
飯島弘之(西区) 中川賢一(中央区)
小竹ともこ(豊平区) 村松叶啓(北区)
こじまゆみ(厚別区) 村山拓司(西区)



札幌市議会民主市民連合議員会(20人)
福士勝(手稲区) 中村たけし(西区)
畑瀬幸二(白石区) 松原淳二(厚別区)
小野正美(手稲区) 三宅由美(南区)
大嶋薫(西区) 長谷川衛(中央区)
藤原広昭(東区) しのだ江里子(東区)
恩村一郎(清田区) 小川直人(厚別区)
峯廻紀昌(豊平区) 村上ゆうこ(中央区)
桑原透(清田区) 岩崎道郎(南区)
山口かずさ(白石区) かんの太一(豊平区)
林清治(北区) 成田祐樹(東区)



札幌市議会公明党議員会(10人)
涌井国夫(西区) 好井七海(豊平区)
本郷俊史(中央区) 小口智久(東区)
國安政典(北区) 前川隆史(白石区)
福田浩太郎(手稲区) わたなべ泰行(南区)
丸山秀樹(厚別区) 竹内孝代(清田区)



日本共産党札幌市議会議員団(7人)
村上ひとし(厚別区) 伊藤理智子(白石区)
小形香織(中央区) 池田 由美(豊平区)
太田秀子(東区) 田中啓介(西区)
平岡大介(東区)



改革(2人)
松浦忠(白石区) 堀川素人(南区)



無所属(1人)
坂本きょう子(北区)


札幌市議会市民ネットワーク北海道(1人)
石川佐和子(北区)


札幌市議会維新の党(1人)
中山真一(北区)

1130名無しさん:2018/06/13(水) 20:45:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000008-hbcv-hok

来年夏の参院選 立憲民主党道連が勝部賢志氏を擁立へ
6/13(水) 19:25配信

HBCニュース

北海道放送(株)
立憲民主党道連は、来年夏に行われる参院選の北海道選挙区に、道議会副議長の勝部賢志氏を擁立する方針を固めたことがわかりました。
千歳市出身の勝部賢志氏は道議会議員4期目で現在、副議長を務めています。立憲民主党道連は来年夏の参院選北海道選挙区に2人の擁立をめざし、国民民主党道連などと協議を重ねてきました。そして、北教組出身で連合北海道の支援も受けられることなどから勝部氏を擁立する方針で一致したということです。勝部氏は後援会と相談し、7月中には出馬するかどうか判断する見通しです。また、もう1人の擁立については未定です。なお、参院選北海道選挙区をめぐっては、共産党は畠山和也氏を擁立し、自民党も2人を擁立する方針です。

北海道放送(株)

最終更新: 6/13(水) 19:25
HBCニュース

1131チバQ:2018/06/18(月) 20:09:00
https://mainichi.jp/articles/20180617/ddl/k01/010/024000c
釧路町長選 小松道議が出馬表明 /北海道
毎日新聞2018年6月17日 地方版

地方選挙
北海道
選挙・北海道
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 自民党の小松茂道議(60)は16日、記者会見し、任期満了に伴う釧路町長選(10月23日告示、28日投開票)に立候補することを表明した。現職の佐藤広高町長(68)は今期限りで引退する。

 小松氏は同町出身で、町議を経て2003年に道議に初当選し現在4期目。佐藤氏の引退に伴い、地元経済界などが要請し、16日の後援会役員会で了承された。

 小松氏は9月に道議を辞職する考え。道議選釧路地域(定数1)で選出されており、辞職に伴い補選が行われるため、自民党道7区支部で後継候補の擁立を急ぐ。【平山公崇】

1132チバQ:2018/06/25(月) 17:00:57
対抗立てる力も残ってないのか
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180625k0000m010108000c.html
<苫小牧市長選>岩倉博文氏、無投票で4選
06月24日 23:37毎日新聞

 苫小牧市長(北海道)

 岩倉博文氏(68)=無現[自][公]=が無投票で4選。

1133チバQ:2018/06/26(火) 19:54:56
https://mainichi.jp/articles/20180626/ddl/k01/010/043000c
次期参院選
自民候補選定、難航 知事くら替え、不確定要素 /北海道
毎日新聞2018年6月26日 地方版
 来夏の次期参院選道選挙区(改選数3)を巡り、自民党の候補者選考手続きが難航している。25日に役員会を開いたが、候補の絞り込みは進まず、月内の党本部への1次公認申請を事実上断念した。道連内で具体的な候補についての意見が割れている上、高橋はるみ知事のくら替えの可能性も不確定要素になっているためだ。【安達恒太郎、田所柳子】

 道連幹部は「7月中の候補擁立すら、ほぼ無理」と指摘する。吉川貴盛会長は当初、6月中に候補者を選定する方針を示していたが、この日は選定時期を含め会長に一任することとした。他県連では次々と1次公認候補を決定するが、道連は党本部の7月中の1次公認決定に間に合わない可能性がある。

 一方で、道連内には「知事選も考慮した候補者選定が必要」「不透明な選考過程では道民の理解を得られない」と選考手続きの改善を求める声もある。25日は選考委員会の設置も確認。今後公募などが必要か検討する。

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 擁立予定の2人に対し、これまでに現職の伊達忠一氏のほか、岩本剛人道議、中川賢一札幌市議らの擁立の動きが表面化。ただ、道連内は一枚岩でなく、伊達氏は首相官邸・党執行部へのパイプを持つ一方、79歳と高齢で、参院議長まで務めたとして引退を求める声もある。

 さらに高橋はるみ知事が知事選を目指すのか、国政選挙を目指すのか明確にしていない点も事態を複雑にしている。参院選に立候補した場合は「圧勝する」(道連関係者)可能性があり、最有力候補の一人となるためだ。

 前回2013年から改選数が1増するが、公明党道本部は独自候補を擁立しない見通し。これに対し、新党大地の鈴木宗男代表は自ら参院選に出馬するかを決める時期について「年明けで十分」と述べた。

1134チバQ:2018/06/26(火) 20:01:42
https://mainichi.jp/articles/20180625/ddl/k01/010/081000c
選挙
苫小牧市長選/苫小牧市議補選 市長に岩倉氏 4選 19年ぶりの無投票 /北海道
毎日新聞2018年6月25日 地方版
 任期満了に伴う苫小牧市長選は24日告示され、無所属で現職の岩倉博文氏(68)=自民、公明、新党大地推薦=以外に立候補の届け出はなく、無投票で4選を果たした。無投票は1999年以来19年ぶり。

 2006年と10年に候補を擁立した旧民主系は早期に擁立を断念し、共産党は当初、前回14年に続き新人の擁立を模索したが告示直前に断念を決めた。岩倉氏は「快適都市を目指して〜笑顔あふれるふくしのまちづくり」を基本テーマに掲げ、財政基盤の更なる強化や20年先を見据えたまちづくりの実践を訴えた。

 議員の死亡と辞職に伴う同市議補選(改選数2)も同日告示され、新人5人が立候補した。7月1日に投開票される。【福島英博】

1135チバQ:2018/06/26(火) 22:03:42
明確に民主系と言えるのは札幌、旭川、帯広かな?

札幌市 秋元克広 副市長。民主・共産寄り上田文雄市長の後継 自民推薦本間奈々やぶる ●4区
小樽市 森井秀明 市議 >>1071市議会全5会派から問責決議案

●5区
江別市 三好昇   道職員
千歳市 山口幸太郎 自民道議>>209
恵庭市 原田裕   自民道議>>228
北広島 上野正三  
石狩市 田岡克介

●6区
旭川市 西川将人  民主推薦 自由党などで国政選出馬落選
士別市 牧野勇司  市議 >>212地元出身の民主党衆院議員、佐々木隆博氏が全面支援
名寄市 加藤剛士  >>281 父親の自民党道議加藤唯勝
富良野 北猛俊   市議 >>1122

●7区
釧路市 蝦名大也  大地系 鈴木宗男秘書
根室市 長谷川俊輔 >>703相乗り

●8区
函館市 工藤壽樹  副市長>>494市長を破って当選
北斗市 池田達雄  市議>>1103 長尾信秀(自民)が支援

●9区
室蘭市 青山剛   市議>>496
苫小牧 岩倉博文  自民代議士
登別市 小笠原春一
伊達市 菊谷秀吉  市議

●10区
夕張市 鈴木直道  東京都職員>>360
岩見沢 松野哲   市職員>>559 自民・民主候補を破る
留萌市 中西俊司  副市長>>1104
美唄市 髙橋幹夫  市議>>522 5票差で当選
芦別市 荻原貢   副市長
赤平市 菊島好孝  市議
三笠市 西城賢策  副市長
滝川市 前田康吉  自民道議 保守分裂>>493
砂川市 善岡雅文
歌志内 村上隆興  副市長
深川市 山下貴史  自民代議士・郵政造反組

●11区
帯広市 米沢則寿  会社役員 民主系>>252
●12区
北見市 辻直孝   >>1032非共産相乗り 網走市 水谷洋一  市議 民主系破る>>350 稚内市 工藤広   副市長相乗り>>485
紋別市 宮川良一  >>932 2005年は民主党推薦で初当選

1137チバQ:2018/06/30(土) 03:02:58
訃報:釣部勲さん 72歳=道議、元道議会議長、金滴酒造社長 /北海道 ...
https://mainichi.jp/articles/20170928/ddl/k01/060/107000c
2017/09/28 - 釣部勲さん 72歳(つるべ・いさお=道議、元道議会議長、金滴酒造社長)27日、腎うがんのため死去。通夜は29日午後6時、葬儀は30日午前10時、砂川市東1北21の1の1のベルコ空知セレモニーホール。自宅は新十津川町中央331の15 ...

1138チバQ:2018/06/30(土) 03:19:35
https://mainichi.jp/articles/20180628/ddl/k01/010/100000c
選挙
来春の道議選 自民公認42人発表 /北海道
毎日新聞2018年6月28日 地方版
 自民党道連は27日、来春の道議選の公認候補42人を発表した。内訳は現職40人(空知地域と合区見込みの美唄市を含む)▽元職1人▽新人1人。候補者は次の通り(敬称略)。【安達恒太郎】

 千葉英守(札幌市中央区)▽丸岩浩二(同市南区)▽和田敬友(同市西区)▽加藤貴弘(同)▽吉川隆雅(同市北区)▽道見泰憲(同)▽伊藤条一(同市白石区)▽吉田祐樹(同市豊平区)▽大越農子(同)▽角谷隆司(同市手稲区)▽八田盛茂(小樽市)▽佐藤禎洋(同)=元職▽村田憲俊(後志地域)▽花崎勝(札幌市厚別区)▽梅尾要一(千歳市)▽太田憲之(同)▽田中芳憲(恵庭市)▽東国幹(旭川市)▽中野秀敏(名寄市)▽本間勲(上川地域)▽竹内英順(同)▽小畑保則(釧路市)▽笠井龍司(同)▽松浦宗信(根室市)▽川尻秀之(函館市)▽佐々木俊雄(同)▽冨原亮(渡島地域)▽内田尊之(檜山地域)▽千葉英也(室蘭市)▽遠藤連(苫小牧市)▽神戸典臣(胆振地域)▽藤沢澄雄(日高地域)▽野原薫(美唄市)▽植村真美(空知地域)=新人▽清水拓也(帯広市)▽喜多龍一(十勝地域)▽大谷亨(同)▽塚本敏一(北見市)▽吉田正人(稚内市)▽三好雅(宗谷地域)▽高橋文明(オホーツク東地域)▽久保秋雄太(同西地域)


■未公認議員
大崎誠子 札幌市東区 岩本剛人 札幌市清田区>>1133参院選狙い 加藤礼一 旭川市 *同選挙区の東国幹は公認 船橋賢二 北見市 無所属当選*同選挙区の塚本敏一は公認 >>1017武部系と船橋系が主導権をめぐって微妙な関係 村木中  岩見沢市 長尾信秀 北斗市 >>947-975無所属当選 内海英徳 石狩地域 引退か? 小松茂  釧路地域 >>1131 釧路町長選へ 中司哲雄 根室地域

■元職・新人 佐藤禎洋 小樽市 >>901 植村真美 空知地域 亡くなった釣部勲の後継ってポジション  

■定数減の空知美唄
空知4+美唄1→空知4
釣部勲 死去
植村真美 空知新人公認 (釣部の後継ってポジションか)
野原薫 美唄現職公認

空知地域 定数4 - 候補5(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 23,888(26.4%) 稲村久男 59 民主 現 3 党総支部幹事長
当選 22,063(24.4%) 釣部勲 69 自民 現 7 党道常任顧問
当選 18,011(19.9%) 荒当聖吾 48 公明 現 2 党道青年局次長
当選 15,750(17.4%) 白川祥二 64 無所属 新 1 (元)由仁町議
□ 10,786(11.9%) 木村賢治 64 共産 新 党道委員

>>1063
美唄市の補欠選挙(定数1)は10日投票、即日開票の結果、自民党公認で元道議(北広島市選出)の野原薫氏(68)が、無所属新人の会社社長大井和憲氏(69)を破り当選を確実にした。

1139チバQ:2018/07/02(月) 11:51:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180630-00000001-facta-pol

橋下に倣い古賀茂明「北海道知事選」出馬か


6/30(土) 0:55配信

月刊FACTA



橋下に倣い古賀茂明「北海道知事選」出馬か

来春の北海道知事選が、キナ臭くなってきた。経産官僚出身の自民党系現職・高橋はるみ氏(64)の5選不出馬が確実視される中、後釜にまたも元経産官僚の名前が浮上。3年前、テレビ朝日「報道ステーション」の生放送中に「I am not ABE」の紙を掲げる「放送事故」を起こし、時の人となった古賀茂明氏(62)である。

無論、自民が反アベ・原発ゼロの急先鋒を担ぐ訳がない。話の出所は、与党でも野党でもなく、古賀氏本人の言動だ。突如として政治塾「フォーラム4北海道・古賀みらい塾」を主宰すると発表。4月25日、皮切りとなる講演会を札幌で開いた。

この場で古賀氏は、財務省前事務次官のテレ朝記者へのセクハラ問題の内幕を暴露。相変わらずの「爆弾男」ぶりを印象づけつつ、北海道の人口減少克服や観光振興の方策を滔々と語った。会場には連合北海道幹部の姿もあった。

講演後、地元テレビ局の取材に対し、聞き捨てならない発言が飛び出す。道知事選出馬について「2万パーセントない」と語ったのだ。10年前、橋下徹・前大阪市長(48)はこれと全く同じコメントを発し、舌の根も乾かぬうちに府知事選に打って出た。古賀氏はかつての橋下氏のブレーンである。

ではなぜ、北海道なのか。長崎県出身。官僚時代に北海道勤務はなく、縁もゆかりもない。

接着剤になったのは、塾の設立を持ちかけた市民団体「北海道の未来を拓く会」だ。札幌の経営者らで構成し、北電泊原発の再稼働に警鐘を鳴らしている。道議会専用の豪華庁舎建設に130億円を投じる計画にも抗議を続け、「人気はあるが、議会の言いなりで何もしない」との評が立って久しい高橋知事とガチンコ対決を繰り広げてきた。

地元誌記者は同団体について「これまで政治色は見えなかったが、高橋道政の体たらくがそのまま継承されることに危機感を抱き、主張が似通う古賀氏に近づいたのだろう」とみる。

とはいえ爆弾男の立起は、たやすいことではない。

自民党北海道連は「ポスト高橋」として、中央官僚や道内の市長ら複数人をリストアップ済み。立憲民主党を軸とする野党サイドも、国会議員や経営者らを俎上に載せている。古賀氏が完全無党派を標榜したとして、反アベ票を食い合えば、確実に保守陣営を利する。本意ではあるまい。

古賀氏を野党統一候補に祭り上げるのも、また難しい。立憲の枝野幸男代表と、ソリが合わないのだ。16年の東京都知事選で、当時の民進党都連は古賀氏擁立でまとまりかけたが、「枝野幹事長らがちゃぶ台を返し、あの鳥越俊太郎氏への差し替えが決まった」(古賀氏周辺)。

報ステとの関係然り、橋下氏との関係然り、一時的に重用されても、結果的に袂を分かつケースが、やけに多い人物だ。内に秘めた激烈さ故なのか。その古賀氏は最近のブログで「北海道の道路は直線的で交通量が少ない。自動運転の実験で国家戦略特区に申請してはどうか」と、「公約」まで披露している。

安倍首相が9月の自民党総裁選で3選したとして、統一地方選は最初の大型選挙だ。塾の講義はその直前の来年2月まで続く。道知事選で「I am not ABE」の訴えが轟くのか、見ものだ。
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ファクタ出版

1140チバQ:2018/07/04(水) 18:11:00
http://www.sankei.com/politics/news/180704/plt1807040016-n1.html
2018.7.4 16:50

北海道小樽市長が辞意表明 議会と対立、出直しに意欲
 北海道小樽市の森井秀明市長(45)は4日、市役所で記者会見し、近く任期途中で辞職する意向を表明した。これまで辞職勧告決議を2度受けるなど市議会と対立。「一部の議員に議会運営を人質に取られ、全てに反対された。市長選で民意を問いたい」と述べ、出直し市長選出馬への意欲を示した。

 森井市長は元市議で、北海道電力泊原発の再稼働反対などを訴え、平成27年4月に初当選、現在1期目。3回連続で市長選に立候補しての当選で、来年4月に任期満了の予定だった。

 市議会は昨年10月、市長の後援会関係者の遊覧船事業をめぐり、市が係留許可を出したのは条例違反として辞職勧告決議を可決。同12月にも「資質や能力に欠ける」として2度目の辞職勧告決議を可決したが、市長はこれまで「辞職するつもりはない」としていた。

 28年には、職員の昇任人事に客観的根拠がないとして、元市長らに地方公務員法違反容疑で告発され、その後不起訴とされた。

1141名無しさん:2018/07/05(木) 18:12:51
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180705/k00/00m/010/073000c
小樽市
森井市長が辞意表明 議会と対立 出直し選に意欲
毎日新聞2018年7月4日 20時06分(最終更新 7月4日 21時57分)

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北海道小樽市の森井秀明市長=2016年10月
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 北海道小樽市の森井秀明市長(45)は4日、記者会見し、任期途中で辞職する意向を表明した。近く市議会議長に辞職願を提出する。森井市長は市議会から辞職勧告や問責決議を繰り返し受け、激しく対立。「議会との関係回復に努力したが限界だった。市長選で民意を問いたい」と述べ、出直し市長選への出馬に意欲を示した。

 森井市長は元市議で、統合型リゾート(IR)の誘致や北電泊原発の再稼働に反対し、現職らを破り2015年4月に初当選。現在1期目。来年4月に任期満了を迎える予定だった。

 市議会は昨年10月、市長の後援会関係者である観光船事業者に、市が係留許可を出したのは条例違反だとして辞職勧告決議を可決。同12月にも「市長としての資質、能力に欠ける」として辞職を勧告決議した。就任当初から、たびたび議会が空転してきたが、市長は「辞職するつもりはない」としてきた。

 公職選挙法では、議長が辞職願を受け取ってから5日以内に市選挙管理委員会に通知し、その翌日から50日以内に市長選が行われる。

 次期市長選を巡っては、元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)が今年5月、出馬を表明している。市長の辞意表明を受け、迫氏は「早急に臨戦態勢を整え、市民のため、戦ってまいります」とコメントを発表した。【澤俊太郎、野原寛史】

1142チバQ:2018/07/05(木) 18:51:31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/205754/
森井・小樽市長が会見で辞意表明 議会と対立、出直しに意欲
07/04 23:44 更新
森井秀明氏
森井秀明氏
 【小樽】小樽市の森井秀明市長(45)は4日、市役所で記者会見し、一両日中に市議会議長に辞職を申し出る考えを表明した。市議会が昨年10月と12月に可決した自らへの辞職勧告決議などを踏まえて判断。「市議会は私のやることなすことすべてに反対。市長が市議会に不信任を突きつけることはできない。民意を問いたい」と述べ、8月にも行われる出直し市長選への再出馬を明言した。

 会見で森井氏は辞職勧告決議以降、進退を考えてきたと述べた。6月14日の市議会で、空席が長引く副市長に前市総務部長を充てる選任同意案が反対多数で否決されたことが「理由なき判断」だと反発し、辞職決断のきっかけになったと強調した。

 森井氏は2015年の前回市長選で自民と公明、民主(当時)、小樽商工会議所、連合小樽の5者相乗りの市政運営を批判して初当選し、当初から市議会と対立してきた。森井氏は会見で市議会について「関係改善を努力したが、市議会は受け入れるつもりがなかった」と改めて批判した。

 森井氏の任期満了は来年4月。辞職の申し入れを受けた議長は5日以内に市選管に通知し、50日以内に市長選が行われる。次期市長選には元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。(渡辺佐保子)

1143チバQ:2018/07/06(金) 10:04:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/206208?rct=n_politics
前保健所長が出馬意向 小樽市長選 3人以上の選挙戦濃厚
07/06 05:00
 【小樽】前小樽市保健所長の秋野恵美子氏(66)が5日、森井秀明小樽市長(45)の辞職に伴う出直し市長選に立候補する意向を固めた。9日に小樽市内で記者会見を開き正式表明する。

 市長選には森井氏のほか、元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)が出馬の意向を表明しており、3人以上での選挙戦が濃厚になった。

 秋野氏は現在、ボランティア団体「小樽ポッケ」の代表を務める。取材に対し「保健所を退職した2年前から市政の課題解決のために出馬を志していた。人口減少や医療・介護の問題に本気で取り組まなければならない」と話す。

 秋野氏は札幌出身。北大医学部を卒業後、北大医学部付属病院循環器内科、余市協会病院などを経て1995年に小樽市保健所入り。2009年から所長を務め、16年に退職した。(渡辺佐保子)

1144チバQ:2018/07/10(火) 00:37:39
>>1128

●民主・道民連合
星野高志  国民民主党 札幌市東区(北海道2区→松木謙公@国民・落選のところ)
三津丈夫  国民民主党 帯広市2014年衆院選落選(北海道11区→石川香織@立憲当選のところ)
藤川雅司  立憲民主党
広田まゆみ 立憲民主党
菅原和忠  立憲民主党
松山丈史  立憲民主党
梶谷大志  立憲民主党
畠山みのり 立憲民主党 
須田靖子  立憲民主党
高橋亨   立憲民主党
平出陽子  立憲民主党
川澄宗之介 立憲民主党
三井あき子 立憲民主党
橋本豊行  立憲民主党
勝部賢志  立憲民主党 2014年衆院選落選→参院選北海道出馬へ
小岩均   立憲民主党
稲村久男  立憲民主党
市橋修治  立憲民主党
笹田浩   立憲民主党
北口雄幸  立憲民主党
佐々木恵美子 立憲民主党
小林郁子  不明
中川浩利  不明
沖田清志  不明
池端英昭  不明

1145チバQ:2018/07/10(火) 15:07:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/207307
元裁判所職員、小樽市長選に出馬意向 来月26日投開票
07/10 05:00
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 【小樽】小樽市在住の元裁判所事務官鳴海一芳氏(63)が9日、森井秀明小樽市長の辞職に伴う出直し市長選に立候補する意向を固めた。近く記者会見を開き、正式に表明する。

 鳴海氏は6月23日に自身が代表を務める政治団体「明るく元気なみんなの小樽をつくる会」を設立。「森井市長と市議会の対立とは無関係のしがらみのなさを訴えたい」と話している。

 鳴海氏は十勝管内足寄町出身。日大法学部2部在学中に裁判所事務官になり、卒業後に甲府地裁や最高裁に勤務した。2013年に最高裁を退職し、両親の介護のために小樽に移った。小樽では脱原発や護憲の市民活動に参加している。

 市長選には森井氏のほかに元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)、前小樽保健所長の秋野恵美子氏(66)が出馬の意向を表明しており、4人以上で選挙戦が行われる見通しだ。

 小樽市選管は9日、市長選の日程を8月19日告示、同26日投開票と決定した。(渡辺佐保子)

1146チバQ:2018/07/10(火) 22:11:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180710ddlk01010045000c.html
<選挙>知事・参院選 道内与野党、足踏み 高橋氏の動向注視 /北海道
00:00毎日新聞

 来春の知事選と来夏の参院選道選挙区(改選数3)を巡り、道内の与野党が足踏みしている。高橋はるみ知事(64)がいずれかへの挑戦を示唆しつつも「音なしの構え」を続けるためだ。高橋氏はJR北海道の路線見直し問題などへの取り組みを優先する姿勢で、11日に札幌市で開く政治資金パーティーでも態度を明らかにしない見通し。与野党が高橋氏の動きに神経をとがらせる状況が長引きそうだ。

 いずれの選挙も候補を擁立できていない自民党。参院選に意欲を示す伊達忠一参院議長(79)は8日、当初目指していた7月中旬までの態度表明を断念するとした。札幌市のホテルで岸田文雄政調会長の講演に来賓として出席した後、「夏中のできるだけ早期に結論を出したい」と記者団に述べるにとどめた。

 6月中に知事選、参院選の候補擁立を目指すとした吉川貴盛道連会長は6月30日、札幌市の知事公館で高橋氏と会談。高橋氏の意向を探ったが、明確な回答は得られなかったとみられる。

 知事の任期満了は来年4月22日で、すでに1年を大きく割り込む。自民は高橋氏が知事選に出ない場合、新人を擁立する方針だが、状況は不透明だ。参院議員の改選任期(来年7月28日)も1年後に控え、公認申請の動きは進んでいない。

 一方の野党も、知事選は高橋氏の出馬次第で情勢が大きく変わるため、いまだに候補を擁立できていない。参院選では立憲民主党の勝部賢志・道議会副議長(58)が9日、道選挙区への立候補を正式に表明。旧民主系では初めてで、「このまま安倍1強を許すわけにはいかず、北海道から国の政治を変える力になりたい」と記者会見で意欲を語った。共産党は元衆院議員の畠山和也氏(46)の擁立を発表している。【田所柳子、安達恒太郎】

1147 チバQ:2018/07/20(金) 12:58:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/208952?rct=n_localelection
立憲民主と連携不透明 国民民主党道連始動 国会での対立波及も

07/15 05:00

北海道��政治��参院選��地方選

松木謙公代表代行ら新役員を紹介した国民民主党道連の大会セレモニー

 国民民主党道連が14日、設立大会を経て正式にスタートを切った。道連幹部は野党の中心的存在となった立憲民主党道連との連携強化を強調するものの、勢力差は大きく、働き方改革法などを巡る国会での対立が道内に波及する可能性もある。来年の統一地方選や参院選に向け、両党が足並みをそろえられるかどうかは現時点で見通せない。

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 設立大会では代表代行に希望の党道連前代表の松木謙公前衆院議員、副代表に山岡達丸衆院議員(比例代表道ブロック)とする役員人事を決定。大会セレモニーで徳永エリ代表は「小さな出発だが、立憲民主の仲間と力を合わせ、北海道は一つとの思いで頑張りたい」と立憲民主道連との連携を強調した。

 5月に民進党道連から名称変更した国民民主道連は6月、来年の統一地方選と参院選に向け、連合北海道や立憲民主道連などとの4者協定を既に締結。今後、候補者選考や調整を行うことになっている。

 だが、立憲民主道連との連携は不透明。延長国会での働き方改革関連法を巡り、立憲民主は同法の成立阻止を狙い、共産党などと参院厚生労働委員会で委員長の解任決議案を提出したが、国民民主は共同提出に加わらないなど対応が分かれた。

 両党の対決が深刻化する中、立憲民主道連の佐々木隆博代表は招待されていた大会セレモニーを欠席。関係者は「国会で両党の対立が深まり、党本部の副代表でもある佐々木氏が出席を嫌がったかもしれない」とみる。

 原発政策でも両党の溝は深い。立憲民主が「一日も早い原発ゼロ」を目指すのに対し、国民民主は「2030年代の原発ゼロ」。国民民主関係者は「政策の違いが際立てば連携に影響する」と不安視する。

 国民民主道連は党勢拡大への課題も抱える。14日の設立大会に参加したのは市議ら約30人。非公開にしたのは「小規模なので恥ずかしい」(関係者)との理由からだった。

 国民民主道連によると、道内の所属自治体議員は27人、党員は322人と、いずれも立憲民主道連の2割にとどまる。国会議員も徳永代表と山岡副代表の2人だけで、9人所属の立憲民主側との差は明らかだ。

 大会に出席した国民民主党本部の大塚耕平共同代表も厳しい状況を自覚。「北海道は旧社会党の流れが強い地域。奇策はない」と強調する。(中村征太郎)

1148 チバQ:2018/07/20(金) 12:59:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/208024?rct=n_localelection
根室市長選に石垣副市長擁立へ 経済団体、自民など

07/12 05:00

北海道��政治��地方選

石垣雅敏氏

 【根室】任期満了に伴う根室市長選(9月2日告示、9日投開票)で、市内の主要経済団体と、自民党、公明党、新党大地、国民民主党の各根室支部などは、根室市副市長の石垣雅敏氏(67)を擁立する方針を固めた。来週にも代表者らが石垣氏に出馬を要請する。出馬すれば、引退を表明した長谷川俊輔市長の事実上の後継候補となる。

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 石垣氏は根室出身、工学院大専修学校卒。1976年に根室市役所に入り、北方領土対策室長、水産経済部長、総務部長、助役などを経て2007年から現職。3期12年の長谷川市政を支えてきた。石垣氏は北海道新聞の取材に「現段階ではコメントできない」と述べた。市長選を巡って市内では、道外の市長経験者の擁立に向けた動きがある。

1149 チバQ:2018/07/20(金) 20:48:09
https://digital.asahi.com/sp/articles/CMTW1807100100005.html?_requesturl=sp/articles/CMTW1807100100005.html&amp;rm=218
小樽市長選、混戦模様

2018年7月10日9時38分

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拡大する左:秋野恵美子氏 中:迫俊哉氏 右:森井秀明氏

出直し選、3氏が立候補表明

さらに1人検討

 小樽市の森井秀明市長(45)の辞職に伴う出直し市長選に、元市保健所長の秋野恵美子氏(66)が9日、立候補を表明した。すでに森井氏と元市総務部長の迫(はざま)俊哉氏(59)が立候補を表明している。市民団体代表の鳴海一芳氏(63)も無所属で出馬を検討しており、混戦の様相をみせている。

 出直し選は、市議会と対立を続けてきた森井市長が任期を約9カ月残して辞職することを受けたもの。森井市政の3年間の評価などが争点となりそうだ。

 秋野氏は札幌市出身の医師で、北大病院などを経て2008年から16年まで市保健所長。いまは子どもや障害者らを対象にしたボランティア団体「小樽ポッケ」代表を務める。

 19年ぶりの女性候補となる秋野氏は会見で「小樽のもっとも重要な課題は人口減少。次に医療・介護だ。市民と一緒に考える場をつくりたい」と語った。無所属の意向という。

 迫氏はもともと来春の市長選に出馬予定だった。突然の選挙戦に急ピッチで準備を進め、すでに自民党小樽支部、小樽商工会議所の政治団体「日本商工連盟小樽地区連盟」、連合小樽などから推薦を取り付けた。

 迫氏は「秋野さんとは旧知の仲だが、市政と経済が混迷の中で、候補者が何人になろうと自分の主張を訴えていきたい」と述べた。

 森井市長は就任当初から市議会と対立を続け、2回の辞職勧告を受けた。「(議会は)小樽を変えてほしいという市民の気持ちを無視している」と訴え、再選による市民の信任を原動力に状況の打開をめざす。

 鳴海氏は朝日新聞の取材に「停滞した現状を変えるには、自分がやらなければいけない」と語った。

 共産党小樽地区委員会は「市民不在の選挙に疑問を感じる。候補者の政策をみて、対応を決めたい」と話した。

来月19日告示、26日に投開票

 小樽市選挙管理委員会は9日、森井秀明市長の辞職にともなう出直し市長選を8月19日告示、26日投開票の日程で行うと発表した。投票用紙の印刷や市職員の人件費など、選挙の費用は5500万円という。

 森井市長は任期を約9カ月残し、25日に辞職する。副市長も空席のため、次期市長が決まるまで、日栄聡市総務部長が市長職務代理者となる。この選挙で、仮に森井市長が当選したときは、任期は1期目の残りの来年4月末まで。ほかの候補が当選した場合は任期は4年となる。

 (佐久間泰雄)

市長が辞職し、直後の出直し市長選に立候補した例

 ◇年 自治体名

 経緯・理由/結果

    *

 ◇2005年 大阪市

 関淳一市長が突然「市政改革への民意を問いたい」と辞職し、市長選に/再選

 ◇08年 北見市

 神田孝次市長が市議会の「市役所移転条例案」否決を受けて辞職し、市長選に/落選

 ◇11年 名古屋市

 河村たかし市長が市議会の「市民税恒久減税」拒否を理由に辞職、市長選に/再選

 ◇14年 大阪市

 橋下徹市長が突然「『大阪都構想』の賛否を問いたい」と辞職して市長選に/再選

 ◇18年 大阪府岸和田市

 信貴芳則市長が現金授受疑惑で辞職し、自ら立候補して出直し選に/落選

 ※肩書は当時

1150チバQ:2018/07/25(水) 14:31:59
https://mainichi.jp/articles/20180725/ddl/k01/010/050000c
選挙
小樽市長選、混戦に 現市政の是非争点 説明会に5陣営 /北海道
毎日新聞2018年7月25日 地方版
 小樽市の森井秀明市長(45)の突然の辞職表明に伴う出直し市長選(8月19日告示、26日投開票)で、市選挙管理委員会が24日、市役所で開いた立候補予定者への事前説明会に5陣営が出席した。5人が立候補した場合、同市長選で過去最多。森井市政の是非を争点とする選挙が約1カ月後に迫る中、前職と新人が乱立する混戦は確実になった。

 出席したのは、25日付で辞職する森井氏▽元市総務部長の迫俊哉氏(59)▽元市保健所長の秋野恵美子氏(66)▽元裁判所職員の鳴海一芳氏(63)▽共産党小樽地区委員会の計5陣営。共産は自前候補の擁立も検討している。

 森井氏は2015年に初当選したが、当初から議会との対立を深め、2回の辞職勧告を受けた。「民意を問いたい」として再選で信任を得て、事態を打開する狙いがある。政党の推薦も受けない考え。ただ、任期を9カ月間残しての辞任がどこまで市民の理解を得られるかは現状では不透明だ。

 迫氏は今年5月、来年4月を想定して立候補を表明しており「現市政は市議会や経済界と信頼関係を築いておらず、将来の小樽に不安を感じた」と対立姿勢を鮮明にする。自民、公明、立憲民主各党が支援する方針。

 今月9日に立候補表明した秋野氏は医師で、ボランティア団体代表を務める。医療関係者に地盤があり、人口減少問題への取り組みを訴える。鳴海氏は出馬を検討中で、甲府地裁や最高裁勤務を経て市内に在住。取材に「しがらみのない市政を作りたい」と話す。

 市選管によると、市長選への立候補者数は記録が残る1947年以降、前回(15年)を含む8回の3人が最多で4人以上なら初めてとなる。【澤俊太郎、山下智恵、日下部元美】

1151チバQ:2018/08/01(水) 00:09:13
>>1144

https://www.dpfp.or.jp/article/200406/%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%93%E5%9B%9E%E7%B7%8F%E5%8B%99%E4%BC%9A%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%80%80%E8%87%A8%E6%99%82%E5%85%9A%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E9%96%8B%E5%82%AC%E8%A6%81%E9%A0%85%E3%82%92%E6%B1%BA%E5%AE%9A
国⺠⺠主党 総務会 提出資料 2019年統⼀地⽅⾃治体選挙における
道府県議会議員選挙候補者の公認・推薦について
北海道 札幌市東区 星野⾼志 公認 現

1152チバQ:2018/08/04(土) 03:45:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000012-htbv-hok
<北海道>道知事選 逢坂議員 出馬を固辞
8/3(金) 23:18配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 来年春に行われる道知事選について、立憲民主党道連などが逢坂誠二衆院議員に再度、出馬を要請しました。
 逢坂氏は固辞しています。
 立憲民主党や国民民主党の道連幹部らはきょう東京で逢坂誠二・衆院議員と面会し、来年春の道知事選への出馬を要請しました。
 逢坂氏には既に4月に立憲側が出馬を求めいますが、このときと同様、逢坂氏は出馬を断ったということです。
 逢坂誠二氏は「立憲(の国会議員)として私がやるべきことがあると。年齢的にももう少し若い人のほうがいいのでは」と述べました。
 2つの党は連合北海道などとともに知事選の候補者について検討を続けることにしてます。

HTB北海道テレビ

1153チバQ:2018/08/09(木) 20:20:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00010001-doshin-pol
道知事選候補に鈴木夕張市長浮上 高橋氏後継、自民に擁立論
8/9(木) 10:27配信 北海道新聞
道知事選候補に鈴木夕張市長浮上 高橋氏後継、自民に擁立論
夕張市の鈴木直道市長
 来春の道知事選で、自民党内に高橋はるみ知事(64)の後継候補として夕張市の鈴木直道市長(37)の擁立論が浮上していることが分かった。高橋氏と吉川貴盛・同党道連会長の6月30日の会談で、名前が挙がった。党本部や道連幹部の中にも、一定の知名度があるとして推す声が出ている。

 高橋、吉川両氏の会談は札幌市内の知事公館で約1時間行われた。関係者によると、来夏の参院選道選挙区(改選数3)についても協議し、吉川氏は高橋氏が候補になる可能性に言及したという。

 鈴木氏は8月上旬、菅義偉官房長官と意見交換した。鈴木氏は8日、北海道新聞の取材に対し「何も聞いていない。夕張のために全力を尽くしているところだ」と話した。

1154名無しさん:2018/08/12(日) 23:39:09
https://this.kiji.is/396846326800532577?c=214654568974647301

室蘭民報
道知事選に浅田氏が室蘭で出馬表明「福祉経験生かす」
2018/7/31 00:00
©株式会社室蘭民報社


 伊達市在住の介護福祉士、浅田創成氏(45)が30日、室蘭市内のホテルで記者会見し、来春の道知事選に無所属で立候補する考えを正式に表明した。

 浅田氏は、公約について「防災、福祉について特にオール北海道の意識を高めていく」「財政再建について税収のアップを目指す」「エネルギー改革について価値観を共有する」の3点を強調。その上で、「現職の多選を防ぎたい。福祉の現場で培った経験を生かし、正義感を持って臨みたい」と決意を示した。

 今後の具体的な選挙活動については「支援してくれる仲間を募りたい」と、全道各地でミニ集会や演説などを行う考えを示した。推薦や支持を望む政党・団体に関しては「基本的に自民党」と述べた。

 浅田氏は上川管内幌加内町出身。北海学園大学2部人文学部卒。介護福祉士の資格取得後は胆振管内の老人福祉施設に勤務していた。

 道知事選について現職の高橋はるみ氏(64)は態度を保留しており、立候補を表明したのは浅田氏が初めて。 (統一地方選取材班)

【写真=記者会見で道知事選立候補を表明する浅田氏=30日午後2時5分、室蘭市中島町】

1155チバQ:2018/08/13(月) 22:25:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180810-00000001-hokkaibunv-hok
早くも混乱の兆し 来春の北海道知事選 注目!鈴木直道夕張市長の動向 カギ握るのは…
8/10(金) 9:40配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 春の戦いに、早くも混乱の兆しが出てきました。

 2019年春の北海道知事選を巡り、夕張市の鈴木直道市長の擁立が取りざたされています。果たして、出馬するのでしょうか。それとも…?

 夕張市民:「北海道のために頑張って苦くれると思うけど、夕張のためにもう1期頑張ってほしい」「もう少し夕張にいてほしい」

 夕張市民が動静を注目している「あの人」というのは、鈴木直道夕張市長です。

 全国唯一の財政再建団体、夕張市のトップとして、2011年の初当選以来、市の赤字解消や交通体系の整備などで、手腕を発揮してきた鈴木市長が今、2019年春の知事選の候補として取りざたされているのです。

 その鈴木市長を直撃しようと、夕張市役所に向いましたが…。

 小出昌範ディレクター:「知事選への出馬が取りざたされた鈴木市長ですが、取材には応じていただけませんでした」

 関係者によりますと、鈴木市長は「自民党から知事選出馬を打診された事実はなく、何も答えられない」としています。

 擁立を検討しているのが、自民党道連です。道連ではこれまでの4回の選挙で高橋はるみ知事を支援してきましたが、高橋知事の参院選出馬を視野に、水面下で後継候補の擁立を検討しています。

 2018年7月に行われたセミナーでも一切、態度を明らかにしていない高橋知事を直撃しました。

 北海道 高橋はるみ知事:(Q.後継者を打診された?)「吉川自民党道連会長にさんに会ったのは事実。知事後継を誰にするは全くございませんでした」

 (Q.態度は決めた?)
 「来年に向けて、北海道のかじ取りをどのように私の考え方を整理するか熟考中ですので、全くどうするか決めた経緯はございません」

 (Q.後継者の議論出るのはどう?)
 「ありえませんね。後継は私がそのように思うかどうかということ。そのようなことを意識したこともございません」

 2019年の知事選を巡っては、野党の候補者の選定が進んでおらず、過去4選で圧勝している高橋知事の動向がカギを握ることになりそうです。

UHB 北海道文化放送

1156チバQ:2018/08/13(月) 23:52:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/216884
知事選候補に鈴木夕張市長浮上 高橋氏の後継、自民に擁立論
08/09 21:33 更新
鈴木直道氏
鈴木直道氏
 来春の道知事選で、自民党内に高橋はるみ知事(64)の後継候補として夕張市の鈴木直道市長(37)の擁立論が浮上していることが分かった。高橋氏と吉川貴盛・同党道連会長の6月30日の会談で、名前が挙がった。党本部や道連幹部の中にも、一定の知名度があるとして推す声が出ている。

 高橋、吉川両氏の会談は札幌市内の知事公館で約1時間行われた。関係者によると、来夏の参院選道選挙区(改選数3)についても協議し、吉川氏は高橋氏が候補になる可能性に言及したという。

 鈴木氏は8月上旬、菅義偉官房長官と意見交換した。鈴木氏は8日、北海道新聞の取材に対し「何も聞いていない。夕張のために全力を尽くしているところだ」と話した。

 高橋、吉川両氏は、全国唯一の財政再生団体のトップとして、赤字解消やふるさと納税を財源に地域再生を進める鈴木氏の手腕を買っていた。ともに、鈴木氏がJR北海道に石勝線夕張支線の廃止を提案し、代替交通への支援を引き出したことを「英断」と評価。高橋氏は今年3月、夕張市で鈴木氏と面会した。

 党内に「若すぎる」との声もあり、水面下の調整が続きそうだ。

 鈴木氏は埼玉県出身で法政大卒。1999年に東京都庁に入り、2008年から2年余り、夕張市に応援職員として派遣された。11年の市長選で市民グループの要請を受けて出馬し、初当選。当時の全国最年少市長となった。15年に再選した。

 自民党は03年以来、4回の知事選で高橋氏を支援。高橋氏は既に5選不出馬の意向を周囲に伝え、記者会見などで参院転出を否定していない。(佐藤陽介)

1157チバQ:2018/08/13(月) 23:54:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/217786?rct=n_governorshiprace
道知事選 消えぬ逢坂氏擁立論 立憲民主など「まだ脈ある」
08/12 05:00
逢坂誠二氏
逢坂誠二氏
 来春の道知事選について、立憲民主、国民民主両党が、立憲民主の逢坂誠二衆院議員(59)=道8区=に出馬要請を繰り返している。逢坂氏は国政での活動の優先を理由に固辞しているものの、両党は首長と国政を経験して知名度が高い逢坂氏を本命と位置付け、3度目の要請も検討する。ただ、最終的に逢坂氏が折れる保証はなく、こだわり過ぎれば、次の候補選考に影響するとの懸念も出ている。

 「知事選への出馬の考えはありません。候補者はもう少し若い人がいいのではないか」。逢坂氏は3日、立憲民主道連、国民民主道連、連合北海道幹部と東京都内で会談し、2度目の出馬要請を固辞した。4月に立憲民主道連の佐々木隆博代表が要請した際も同じように断っている。

 高橋はるみ知事が周囲に5選不出馬の意向を伝えているのを受け、立憲民主などは来年の知事選を16年ぶりに道政を奪還する好機ととらえる。逢坂氏は後志管内ニセコ町長時代、改革派として知られ、衆院議員4期目の現在は党政調会長代理の要職に就いており、立憲民主や連合北海道の中には「もっとも得票が期待できる候補」との期待がある。

 固辞されても要請を続けるのは、地方自治への思い入れが強い逢坂氏には「まだ脈がある」(道内選出参院議員)との観測が消えないからだ。高橋知事が自らの進退を正式表明するのを見極めているのでは、との見方もある。国民民主党道連幹部は「何度断られても諦めない。何度でもお願いする」と話す。ただ、いまだ他の名前が挙がらないのは人材不足の表れとも言える。逢坂氏は2003年の知事選で、当時の民主党から立候補要請を受け続け、告示の約2カ月前になって不出馬を表明。選考作業が混乱した経緯がある。党内には「いつまでも逢坂氏に望みをかけ続ければ、次の選択肢に移れない」とのジレンマもある。(中村征太郎、内藤景太)

1158チバQ:2018/08/13(月) 23:55:29
6月の記事
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200570?rct=n_governorshiprace
<舞台裏を読む>立憲民主 中軸2人に溝
06/19 05:00
<舞台裏を読む>立憲民主 中軸2人に溝
「マスコミもいるので、それくらいで…」。立憲民主党道連代表の佐々木隆博衆院議員(69)=道6区=は言葉を濁した。10日、旭川市内での市民有志による懇談会。来春の知事選の候補者を秋までに決める意向を示した佐々木氏に、参加者の一人が「それは9月か、10月か」と問い詰めた時のことだ。

 旧民進党分裂のしこりが残る立憲民主など野党勢力が、短期間で候補を選ぶのは容易ではない。民進党時代の「知事候補は選挙1年前までに決定」との目標は既に破綻。佐々木氏は4月中旬、有力候補だった立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)=道8区=に出馬要請し、固辞されている。

 佐々木氏と逢坂氏。ともに党を引っ張る存在の2人は、政治家としては対照的な肌合いを持つ。

 佐々木氏は、士別市の農家出身で旧社会党出身。道議を5期務めた「たたき上げ」だ。派手な言動は少ないが、昨秋の衆院選では立憲民主党の結党構想に当初から関わり、設立メンバーの一人として枝野幸男代表に次ぐ副代表に就任した。

 逢坂氏は、後志管内ニセコ町長時代に住民自治を進める改革派首長として知られ、知事選のたびに名前が浮上する。旧民進党の希望の党への合流構想に異議を唱え、立憲民主党の結党前に、いち早く無所属出馬を表明して注目を集めた。

 党政調会長代理や衆院予算委野党筆頭理事として活躍する逢坂氏が、国政を離れる道を拒否するのは「織り込み済み」(道議)。佐々木氏は周到な根回しもなく、いきなり衆院議員会館で出馬を求め、その場で逢坂氏に突っぱねられた。ベテラン道議は「断られるため、わざとやったようなものだ」と解説する。

 一連の出来事の裏に「そりが合わない2人の関係性」を指摘する声もある。因縁は2003年の知事選にさかのぼる。最有力候補と目されながら、告示の約2カ月前に不出馬表明した逢坂氏。候補擁立の重責を担う当時の民主党道連幹事長が、佐々木氏だった。

 昨年末、道連代表の座を巡ってもひと騒動あった。

 「いつ決まったんだ」。道内選出の立憲民主党議員の会合で、逢坂氏の怒声が響いた。それまで任意組織の代表だった佐々木氏が、道連代表に横滑りしたことにかみついたのだ。「議員の一任を取り付けた」という佐々木氏の説明に、逢坂氏は「手続きなしの決定だ」と反論し、互いの主張は平行線に。逢坂氏は会合途中で席を立った。

 希望の党の「排除の論理」に対抗して躍進した立憲民主党は、道内の衆院議員8人のうち1期生が4人と最多。横路孝弘元衆院議長の引退で、ともに4期目の佐々木氏と逢坂氏の重みは増す。道政奪還を懸ける一大決戦に向け、2人の距離感が不安定要素だ。(報道センター 五十嵐知彦)

1159チバQ:2018/08/13(月) 23:56:50
5月の記事
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/208157?rct=n_governorshiprace
<舞台裏を読む>「12年に1度」思惑交錯
05/08 11:38
<舞台裏を読む>「12年に1度」思惑交錯
立憲民主党道連の結党大会が開かれた4月21日の夜、札幌市内の和食店。同党の枝野幸男代表は、党道連や連合北海道の幹部たちを前に上機嫌だった。

 「北海道は、ほかの地域とは違いますから」

 枝野氏が強調したのは、すでに党員が千人を超え、強い支持基盤を持つ北海道の特殊性だった。直前の記者会見では、来春の知事選の候補者選びを全面的に道連に任せる意向を示した。知事選は何より「地域事情や課題を優先して考える必要がある」ためだという。

 1年後に迫った政治決戦に向け、各党が動き始めている。今回の知事選の戦略の立て方が特に難しいと言われるのは、数カ月後に夏の参院選があるからだ。4年ごとに行われる知事選と、3年ごとに改選期を迎える参院選が重なるのは12年に1度。その希少なタイミングが来年、やってくる。

 政党関係者にとって悩ましいのは、二つの選挙の候補選定をほぼ同時に進めなければならないことだ。知事選の当選者は1人、参院選道選挙区の改選数は3。二つの選挙は間違いなく連動する。候補の人選、組み合わせが勝敗を左右する。

 その難題をさらに複雑にしているポイントが高橋はるみ知事の去就だ。高橋氏は既に周囲に5選不出馬の意向を伝えているが、正式表明はかなり先になりそうだ。参院選への転出も取りざたされる。高い支持率を誇る高橋氏の動向次第で、知事選も参院選も構図が大きく変わってくる。

 高橋氏が降りると知事選は新人同士の戦いになる。後継はどんな人物か。「相手が分からないまま、こちらの候補を決めなければならない」。立憲民主党などを支援する連合北海道の幹部は厳しい表情をつくる。

 参院選の候補選考をめぐる自民党内の駆け引きも激しい。候補は2人立てる方針だが、まず現職で参院議長の伊達忠一氏の進退はどうなるか。複数の道議の名前も挙がる。高橋氏が出た場合、「独り勝ちして身内の自民党候補の票も食ってしまいかねない」(自民党道議)との懸念が広がる。

 過去の12年ごとの政治決戦も波乱が多かった。

 24年前の知事選は新人同士の戦いで、社会党、新進党などが推薦した堀達也氏が、自民党など推薦の伊東秀子氏に圧勝した。その余波もあり3カ月後の参院選道選挙区(改選数2)は、自民党候補が、社会党候補と新進党候補にまさかの敗退を喫した。

 12年前の参院選道選挙区(同)はトップの民主党候補が大量得票で圧勝。2年後の民主党への政権交代につながった。

 今回の知事選は、支持率が低迷する安倍政権の行方とも無関係ではない。9月の自民党総裁選で安倍晋三氏の続投が決まれば、知事選を含む統一地方選が政権評価につながる最初の大規模選挙となる。道内の関係者は永田町の動きもじっと見つめている。(報道センター編集委員 山下幸紀)

1160チバQ:2018/08/13(月) 23:59:07
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/213542?rct=n_localelection
浅野道議会派離脱へ 道議選向け 自民入り模索
07/30 05:00
 浅野貴博道議(留萌管内)が、所属する非自民党系の第3会派・北海道結志(ゆうし)会を離脱し、1人会派「無所属の会」を結成することが分かった。安倍政権を支持する新党大地の鈴木宗男代表と近く、来春の道議選に向け自民党入りを模索しており、自民党道連も容認する方向だ。

 会派離脱は8月10日の見通し。浅野氏は取材に対し「議会活動を見つめ直したい。今後については後援会と話し合う」と語った。

 浅野氏は鈴木氏の秘書を経て2009年の衆院選比例代表道ブロックに大地から立候補し、10年に鈴木氏の失職で繰り上げ当選。12年衆院選、13年参院選で落選し、15年道議選に大地推薦で当選した。

 大地では、代表代理だった鈴木氏の長女貴子衆院議員=比例代表道ブロック=が民主党(当時)から自民党に転じ、昨年10月に3選を果たした。(佐藤陽介)

1161チバQ:2018/08/13(月) 23:59:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/211589?rct=n_localelection
<舞台裏を読む>小樽市長選、共産がカギ
07/24 05:00
 小樽市の森井秀明市長(45)の辞職に伴う出直し市長選は、相乗り体制を争点に、森井氏と既に出馬表明した元市総務部長で新人の迫(はざま)俊哉氏(59)の因縁の対決を軸に展開しそうだ。市内で集票力を誇る共産党の動きがカギを握る。

 「また同じ体制、同じやり方で挑もうとしている」。市役所で4日開かれた記者会見。職を辞しての出直し選出馬を明言した森井氏は、5者相乗り体制を批判した。5者とは、2015年の前回市長選で現職を支えた自民、公明、民主(現立憲民主)3党と、小樽商工会議所、連合小樽を指す。

 森井氏は前回、5者相乗り批判の一点突破で、現職の中松義治市長を約1万5千票の大差で破り初当選。今回も「5者相乗り再来阻止」を掲げ、自ら仕掛けた出直し選で再選し、市議会との膠着(こうちゃく)状態打破を狙う。

 迫氏は「市長選を目指す判断は自ら決めた」とし、旧来の5者体制とは異なると強調。「市議会や経済界と信頼関係を築けていない」と森井市政刷新を訴える。

 市長選での相乗り体制は1987年、副知事だった新谷昌明氏が保革相乗りの支持基盤に支えられて初当選して以降、森井氏の当選まで28年間続いた。

 5者相乗りに絡め、森井氏が攻勢を強めるのが、11年の市長選を巡るパーティー券販売による政治資金規正法違反事件だ。

 公務員の地位を利用して券を売ったとして、退職者を含む部長職11人が罰金など略式命令を受けた。原因を調査した市の第三者委員会は11年9月、5者相乗り体制が事件の背景の一つである可能性が「極めて高い」と結論づけた。

 森井氏は「迫氏はパーティー券事件で中心的役割を担った」と断じ、市長就任後、総務部長の迫氏を北しりべし廃棄物処理広域連合に派遣し冷遇。迫氏は17年2月に定年前に退職した。

 迫氏は券を購入したとして市の訓告を受けたが、刑事処分は受けていない。支援する政党関係者は「迫氏が事件の中心人物とは事実誤認だ」と反発する。

 激しく対立する両氏に、共産党小樽地区委員会は距離を置く。前回市長選ではカジノ誘致に反対する森井氏を勝手連的に支え、相乗り体制の打破に一役買った。現在は「ワンマンで他人の意見を聞かない」と森井氏を指弾。自民党が支持する迫氏との共闘はありえず、独自候補擁立も探る。

 プロレタリア作家小林多喜二が一時過ごした小樽市は、他都市より伝統的に共産勢力が強く、市議会25人のうち共産会派は5人、道議の定数3のうち1議席は「指定席」だ。前回市長選の投票者数は約6万3千人。基礎票1万票近くとされる共産票が「どこに行くかが問題」と迫氏の後援会幹部は気をもむ。

 出直し市長選は8月19日告示、同26日投開票。2氏のほか、前市保健所長の秋野恵美子氏(66)が立候補の意思を表明し、元裁判所事務官鳴海一芳氏(63)が出馬の意向を固めた。先の読めない真夏の戦いは、混迷の度を深めている。(小樽報道部 西出真一朗)

1162チバQ:2018/08/15(水) 19:13:49
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180815ddlk01010035000c.html
<選挙>知事選 高橋氏が立候補示唆 後援会幹部と面会で /北海道
00:00毎日新聞

 来年4月の任期満了後の去就が焦点となっている高橋はるみ知事(64)が、後援会幹部に来春の知事選への立候補を示唆したことが14日、分かった。高橋氏は当面、態度を明らかにしない方針を示しており、発言が注目されそうだ。

 高橋氏は今月10日に道庁で、苫小牧商工会議所名誉会頭で後援会幹部でもある藤田博章氏らと面会した。藤田氏が来春の知事選への出馬を求めたのに対し、高橋氏は「前向きに考えている」と応じたという。

 藤田氏によると、今後の対応については「タイミングを見たい」とも述べ、表明時期を探る姿勢も示した。現在知事4期目の高橋氏は、来夏の参院選にくら替えする可能性も残す一方、公務などを理由に当面態度を明らかにしない考え。知事選への立候補を決めた場合は、野党の候補者選定にも大きな影響を与える可能性がある。【田所柳子】

1163名無しさん:2018/08/24(金) 08:43:01
http://uhb.jp/news/5542/

北海道ニュース UHB
高橋はるみ北海道知事 参院選出馬か? 関係者が候補者として推薦 来夏の"決戦"に影響か
2018年8月23日18:28

 夏の戦いに向け、大きな動きが出てきました。自民党が公募している2019年夏の参議院選挙の候補者について、関係者が高橋知事を推薦することが分かりました。

 関係者によりますと、2019年夏の参議院選挙で自民党道連の候補者公募に、高橋知事の支援者が、高橋知事を候補者として推薦することを決めたということです。

 自民党道連では、公募について、自薦、他薦を問わず、推薦する自民党員100人の名簿提出を条件としていますが、関係者によりますと、推薦人はほぼ集まっていて、近く、他薦で応募するということです。

 高橋知事は今のところ態度を決めていませんが、支持者の推薦があったことで、情勢が大きく変わる見込みです。

1164チバQチバQ:2018/08/26(日) 20:48:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000007-hokkaibunv-hok
11月の旭川市長選挙 今津寛氏の次男・寛介氏出馬へ 北海道
8/24(金) 19:54配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 任期満了に伴い11月に行われる旭川市長選に、元衆議院議員秘書の今津寛介氏が立候補することを表明しました。

 「旭川市長選に立候補する決意をいたしました」

 今津氏は自民党の前の衆議院議員、今津寛氏の次男で、41歳。公設秘書を務めていました。

 会見で今津氏は、市役所の建て替え計画や大学公立化のあり方について見直しが必要だと指摘しました。

 自民党と公明党に推薦を求め、無所属で出馬する意向です。旭川市長選をめぐっては、現職の西川将人市長が4選を目指し、出馬する意向を固めています。

UHB 北海道文化放送

1165チバQ:2018/08/27(月) 21:34:46
>>1089
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018082701002211.html
性同一性障害の市議、市長選へ 出馬表明、北海道根室市
19:33共同通信

 心と体の性が一致しない性同一性障害を公表している北海道根室市の保坂いづみ市議(49)は27日、任期満了に伴う同市長選(9月2日告示、9日投開票)に、無所属で立候補すると表明した。保坂氏は戸籍上は男性だが、女性として市議や弁護士の活動をしている。

 同日、市内で記者会見を開いた保坂氏は「市民の声を直接聞き、少数者に配慮した政治をしたい」と話した。

 保坂氏は神戸市出身。神戸大を卒業後、2010年に司法試験に合格。岡山県の法律事務所を経て、16年に根室市内に法律事務所を開設。昨秋の市議選で初当選した。

 市長選は前副市長の石垣雅敏氏(67)が出馬を表明している。

1166チバQ:2018/08/27(月) 21:37:20
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-222082.html
小樽市長に迫氏初当選 議会、経済界との融和を
05:00北海道新聞

小樽市長に迫氏初当選 議会、経済界との融和を

初当選が確実となり、万歳をする迫氏=26日午後10時35分ごろ、金田淳撮影

(北海道新聞)

 26日に投開票された小樽市長選は、元市総務部長で新人の迫(はざま)俊哉氏(60)が、前職の森井秀明氏(45)ら3人を破り初当選を果たした。森井氏の辞職に伴う突然の市長選は4人の混戦となったが、市議会や経済界との融和を掲げた迫氏が組織票を固めて抜け出した。

 迫氏は、当選確実の知らせが入った午後10時30分すぎ、支援者約70人が集まった事務所に姿を見せた。「よく頑張った」と声を掛けられ、日焼けした顔で万歳三唱した。

 迫氏は「皆さんのおかげでここまで来られた」と感謝。「市政奪還を果たした。議会と経済界との関係を立て直してまちづくりを進めたい」と抱負を語った。

 迫氏は市職員時代に、前職の森井氏と対立。2017年2月、定年を前に退職し、政治団体「小樽みらい会議」を設立した。35年間市職員として務め、市議会や経済界には名の知れた行政マンだったが、市民には知名度不足が課題だった。

 選挙戦では、自民、立憲民主、国民民主、公明の各党、連合小樽、小樽商工会議所の推薦を受けた。組織の支援を背に分刻みで集会や街頭演説をこなし、愚直に政策を訴えた。後援会の工藤左千夫会長は「明日から市長として頑張ってもらう」と述べた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180827k0000m010108000c.html
<小樽市長選>迫俊哉氏が初当選
00:04毎日新聞

 小樽市長(北海道)

 元市総務部長の迫俊哉氏(60)が初当選。市議会との対立で辞職し、出直し選で再選を目指した前市長の森井秀明氏(45)▽元最高裁事務官の鳴海一芳氏(63)▽前市保健所長の秋野恵美子氏(66)を破る。投票率は54.88%。

 確定得票数次の通り。

当26351 迫俊哉<1>無新=[国]

 19518 森井秀明(1)無前

  6027 鳴海一芳 無新=[共][社]

  4113 秋野恵美子 無新

1167チバQ:2018/09/04(火) 16:57:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/224227
根室市長選2氏届け出 新人同士一騎打ち
09/02 23:31 更新
根室市長選2氏届け出 新人同士一騎打ち
 【根室】任期満了に伴う根室市長選は2日に告示され、いずれも無所属新人で、前副市長の石垣雅敏氏(67)=自民、立憲民主、国民民主、公明、大地推薦、社民支持=と、前市議の保坂いづみ氏(49)が届け出た。

 石垣氏は北方領土返還要求運動の先頭に立つ方針を強調するとともに「強い水産都市・根室」の再興を掲げる。保坂氏は現行の市政運営を「なあなあ政治」と批判し、政策決定過程の可視化や市民との対話重視を訴える。投開票は9日。(村上辰徳)

1168チバQ:2018/09/04(火) 17:24:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00010002-doshin-hok
国交省課長「JRで来た人いない」 網走市長反発「始発で来た」 路線見直し会合で応酬
9/4(火) 11:08配信 北海道新聞
国交省課長「JRで来た人いない」 網走市長反発「始発で来た」 路線見直し会合で応酬
JR北海道への財政支援を巡り、釧網線、花咲線の沿線自治体の首長らが国から説明を受けた合同会合
 【釧路】JR北海道の路線見直し問題を巡り、釧網線、花咲線の沿線自治体が3日に釧路市内で開いた会合で、国土交通省の石原大・鉄道事業課長が「(今日の会合に)JRを使って来た人はほとんどいないと思う」と発言し、水谷洋一網走市長が「私は網走から午前6時41分発の始発で来た。一方的な発言だ」と応酬する一幕があった。

【動画】特急車両「国鉄色」復活 キハ183、苗穂工場で8日公開

 会合には釧路、根室、オホーツク各管内の沿線17市町村の首長ら約40人が出席。会合が始まる午後1時までに各地から釧路駅に着く列車は早朝発の数本しかないことなどを念頭に、石原課長は「午後2時開始ならJRを使って会合に参加できたはず」とも発言した。

 網走市は職員らの出張は原則JRを使うことになっており、水谷市長は「利用している実態を理解してほしい」と語気を強めて反論。ある自治体担当者は「会合の開始時間は国側の指示で調整した」と話す。

 会合では7月に国土交通省が発表したJRへの財政支援について、国や道の担当者が説明。参加者からは国と同水準の負担を自治体に求める支援内容に、不満の声が相次いだ。(光嶋るい)

北海道新聞

1169チバQ:2018/09/10(月) 13:19:56
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180910/k00/00e/010/092000c
根室市長選
前副市長の石垣雅敏氏が初当選
毎日新聞2018年9月10日 10時08分(最終更新 9月10日 12時04分)

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 根室市長(北海道)

 前副市長の石垣雅敏氏(67)が初当選。元市議の保坂いづみ氏(49)を破る。投票率は48.50%。

 確定得票数次の通り。

当 7328 石垣雅敏<1>無新=[自]

  3274 保坂いづみ 無新

1170 チバQ:2018/09/12(水) 07:21:36
そいや、選挙出来たんですね
地震直後なのに


https://mainichi.jp/articles/20180911/ddl/k01/010/064000c
根室市長選 市長に石垣氏 保坂氏破り初当選 /北海道

毎日新聞 2018年9月11日 地方版

 任期満了に伴う根室市長選は9日に投開票され、新人で前副市長の石垣雅敏氏(67)=自民党道連、立憲、国民、公明各党地域支部推薦=が、新人で前市議の保坂いづみ氏(49)を破り、初当選した。投票率は前回(2014年)を8・7ポイント下回る過去最低の48・50%だった。
 3期12年で勇退を表明した長谷川俊輔氏(73)の事実上の後継者として初当選を決めた石垣氏は「市政に空白があってはならない。水産振興はもとより北方四島との共同経済活動の具体化に…

この記事は有料記事です。

1171チバQ:2018/11/06(火) 17:19:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/244915
旭川市長選 新人今津氏と現職西川氏が届け出
11/04 23:32 更新
旭川市長選 新人今津氏と現職西川氏が届け出
 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は4日告示され、いずれも無所属で、新人で元衆院議員秘書の今津寛介氏(41)=自民、新党大地推薦、公明支持=と4選を目指す現職の西川将人氏(50)=立憲民主、国民民主、社民推薦=の2人が立候補を届け出た。投票は11日で、即日開票される。

 老朽化する市庁舎の建て替え計画で今津氏が白紙、西川氏が推進とする違いを除くと、公立大設置や市立旭川病院の経営再建など公約に目立った違いはなく、3期12年続く西川市政の継続か刷新かが争点となる。

 今津氏は「若さと行動力、スピード感」をアピールし、買物公園リニューアルや旭川空港駅設置などによる経済活性化を主張する。

 西川氏は「躍動都市・旭川の実現」を掲げ、子育て支援の充実や積極的な企業誘致、旧西武旭川店跡地再開発の促進などを訴える。

 自民などが推薦する新人が旧民進系推薦の現職に挑む国政の与野党対決の構図は前回市長選と同じ。過去2回に続き候補擁立を見送った共産党は、今回初めて西川氏を支援する。(年齢は投開票日現在)

1172チバQ:2018/11/07(水) 10:00:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050029-yom-pol
「聞いたことない」人選、対立候補を副町長に
11/7(水) 9:07配信 読売新聞
 8月の北海道余市町長選で初当選した斉藤啓輔町長(37)は6日、対立候補だった前町経済部長の細山俊樹氏(56)を副町長に起用する人事案を臨時町議会に提案し、可決された。道選挙管理委員会も「近年、聞いたことがない」と驚く人選は、町を二分した選挙戦のしこりを解消する狙いがありそうだ。

 同日の町議会は採決直前、共産党など4町議が退席した後、人事案は同意された。閉会後、斉藤氏は取材に「選挙が終わればノーサイド。細山さんの町を思う気持ちは選挙後も同じで、行政経験を買った」と説明。細山氏は「少しでも町のためになるならと、お受けした」と語った。

 町長選では、紋別市出身で元外務省職員の斉藤氏は「落下傘候補」と批判されつつ、菅官房長官らの応援を得て政府・与党とのパイプをアピールした。細山氏は町職員労組などの推薦を受け立憲民主、共産党などが勝手連的に支援。国政の与野党対決に似た構図の戦いは、6407票の斉藤氏が4443票の細山氏を下した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220175
余市町長選告示 新人2氏届け出
08/21 12:01 更新
余市町長選告示 新人2氏届け出
 【余市】任期満了に伴う後志管内余市町長選は21日告示され、いずれも新人で無所属の前町経済部長細山俊樹氏(56)と留萌管内天塩町の前副町長の斉藤啓輔氏(36)=自民推薦=が立候補を届け出た。届け出締め切りは同日午後5時で、一騎打ちとなる見通し。町長選が選挙戦になるのは8年ぶり。投票は26日で、即日開票される。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/222050
余市町長選 新人の斉藤氏が当選
08/27 01:18 更新
余市町長選 新人の斉藤氏が当選
 【余市】任期満了に伴う後志管内余市町長選は26日投票、即日開票の結果、新人で留萌管内天塩町の前副町長の斉藤啓輔氏(36)=無所属、自民推薦=が、新人で前余市町経済部長の細山俊樹氏(56)=無所属=を破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は1万6398人。投票者数は1万912人で、投票率は66・54%。新人3人が出馬した2010年の前回を0・99ポイント上回った。無効票は62。

 斉藤氏は自民党の中村裕之衆院議員(道4区)に町長選への立候補を打診され、6月末に出馬を表明。中村氏や地元経営者らの支援を受け、自民党支持層を中心に票を固めた。若さや将来性、中央官庁からの財源獲得をアピールし町政刷新や若者世代の定住促進を訴えた。

 細山氏は38年間の町職員の経験を生かし、町民主体のまちづくりを訴えたが、出馬表明の遅れが響いた。

1173チバQ:2018/11/09(金) 03:14:47
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1811050100011.html?rm=180
旭川市長選は与野党対決
2018年11月5日10時03分
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左:第一声をあげる西川将人氏 右:今津寛介氏=ともに北海道旭川市

現新が立候補 統一選・参院選の前哨戦
 札幌市に次ぐ道内第2の都市、旭川市の市長選が4日告示され、いずれも無所属で、前衆院議員秘書の新顔、今津寛介氏(41)=自民、大地推薦=と、4選を目指す現職、西川将人氏(50)=立憲、国民、社民推薦=の2人が立候補した。国政における与党と野党共闘の対決構図となり、来年の統一地方選や参院選の前哨戦としても注目される。

ログイン前の続き 今津氏は市中心部の買物公園で第一声を上げた。「かつてデパートがあった中心部も空洞化が進み、市の人口も減っている。閉塞(へいそく)感が漂う旭川に新しい風を通す。新しい旭川を市民のみなさんと作っていきたい」と訴えた。

 公約として、官民連携のシンクタンクを立ち上げ、地域経済の活性化を図ることや、スポーツ環境の充実のための花咲スポーツ公園の再整備、アスリート育成に寄与するナショナルトレーニングセンターの誘致などを掲げる。公明の支部推薦も得て、自公で市政奪還を目指す。

 西川氏は選挙事務所そばで第一声。「12年間、市長として経済の活性化や子育て支援に取り組んできたが、まだ道半ば。旭川大の公立化、市立病院の経営健全化などに、4期目のなかで責任をもって道筋をつけたい」と訴えた。

 西川氏は公約として、産前産後ヘルパーの利用助成や給付型奨学金制度の創設、市独自の児童相談所の検討など、子育て支援策をあげる。また、食と農の連携による農畜産物のブランド化、スノーリゾート構想の推進なども掲げる。共産の地区委員会も実質支援し、野党共闘で臨む。

 争点として、市役所総合庁舎の建て替えの是非があがっている。老朽化が進む現庁舎の隣に、9階建ての新庁舎を約110億円で建て、完成後に現庁舎を取り壊す計画で、3月に基本設計案が公表された。今津氏は「窓口が2、3階にあり、市民に配慮していない。現庁舎は文化的価値があり、耐震補強をして残すべきだ。計画を白紙に戻す」とする。西川氏は「レイアウトは市民の声を聞き、見直し作業を進めている。より長く使うことを前提に考えると、建て直すべきだ」としている。

 投票は11日に行われ、即日開票される。期日前投票は5日から市内9カ所で始まる。3日現在の有権者数は29万1658人。

 (井上潜、本田大次郎)

旭川市長選候補者(届け出順)
 上から届け出順。年齢は投票日現在。カッコ内数字は当選回数。〈 〉内政党は推薦。経歴などは原則として候補者の回答に基づいて掲載しています

 今津寛介(いまずひろすけ) 41 無新 〈自〉〈大〉

 小学校PTA会長・少年野球代表〈元〉衆院議員秘書・JC副理事長▽中大

     *

 西川将人(にしかわまさひと) 50 無現(3)〈立〉〈国民〉〈社〉

〈元〉民主党道交通政策委員長・自由党道幹事長・日本航空副操縦士▽北大

1174チバQ:2018/11/09(金) 03:24:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/245733?rct=series
<舞台裏を読む>自民 「過半数」にこだわり
11/07 08:46 更新
<舞台裏を読む>自民 「過半数」にこだわり
 10月下旬、札幌で開かれた新党大地の会合。鈴木宗男代表(70)が自民党の船橋利実(としみつ)衆院議員(57)=比例代表道ブロック=への批判を始めた。

 「船橋は思い上がりですよ。こっちが応援しないと、選挙に負けますから。私が(船橋氏の選挙区の)道1区に出てもいいくらいですよ」

 何が、鈴木氏の逆鱗(げきりん)に触れたのか。火種は、来春の道議選札幌市中央区(定数3)だ。

 船橋氏が支部長を務める自民党道1区支部はこの夏、現職の千葉英守氏(68)に続く2人目の公認候補を公募した。これに、大地元副代表の阿部千里氏(28)が応じたが、書類による1次審査で落選。船橋氏から鈴木氏に連絡がなかったという。

 応募7人の中から選ばれたのは、ボランティアやPTA活動に従事する主婦檜垣尚子(ひがきひさこ)氏(48)。船橋氏は記者発表で「現職と支持基盤が重ならず、自民党支持層以外に幅広く支援を求められる候補」と紹介した。

 あつれきを生みつつも、自民党が中央区で2議席奪取を目指すのには、訳がある。

 55年体制が確立して以降、道知事が保守・革新の両陣営で入れ替わることはあっても、道議会自民党は最大勢力を保ち続けてきた。同党の元道議は「原動力は1、2人区」と語る。

 道議会47選挙区のうち、1人区は18(美唄市は来春編入)、2人区が14あり、主に町村部や中規模以下の市だ。こうした地域は1次産業の比重が大きく、保守層が分厚い。実際、自民党は2015年の選挙で1、2人区計46議席のうち、28議席を獲得。10年ぶりに単独過半数を確保する土台になった。

 一方、定数3以上の選挙区はリベラル層が一定数いる都市部に多く、議席数に幅があるため、野党や中小政党にチャンスが出てくる。ここ中央区も例外ではなく、自民党は07年の選挙で旧民主党系に2議席を明け渡し、以来2回の選挙で現職しか擁立できなかった。

 自民党は来春の選挙で、総定数100の過半数51を最低目標とする。道都の中心にある3人区で象徴的な勝利を挙げ、「単独過半数を確実にしたい」(党道連幹部)というわけだ。

 4期16年にわたる高橋はるみ道政を、公明党との連携で支えてきた自民党。自公ではなく単独での過半数にこだわるのは、党勢拡大だけが狙いではない。

 印象的な出来事があった。16年12月、道議会自民党は保守系団体・日本会議の働きかけに応じる形で、憲法改正の国会議論を促す意見書案の提出を他の4会派に通告した。日本会議が主張する緊急事態や家族の絆の規定に触れる文案で、4会派は反対。だが自民党は単独過半数を武器に、ぎりぎりまで提出の構えを崩さない。

 最後は改憲に慎重な公明党への配慮などから見送ったが、立憲民主党の若手道議は「『数の力』で何でもできることを思い知らされた」と振り返る。

 次回選挙を経て道議会は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致といった賛否が交錯するテーマに結論を下す場面が増える。道民が投じる一票は、地域の代表を選ぶ以上の重みを持つ。(報道センター 佐藤陽介)

1175チバQ:2018/11/09(金) 03:28:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226848?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>宙に浮く上田氏「起用策」
09/11 05:00
<舞台裏を読む>宙に浮く上田氏「起用策」
 「僕は呼ばれないんじゃないかな」。前札幌市長の上田文雄氏(70)は冗談めかして答えた。来春の市長選に再選出馬の意向を固めた秋元克広市長(62)の応援をするかどうか、周囲に問われた時のことだ。

 道都の政治決戦は7カ月後。立憲民主、国民民主、自民、公明各党が秋元氏への相乗りを模索し、前回に続き独自候補擁立を目指す共産党との「一騎打ち」となる線が濃厚だ。そんな中、昨年10月の前回衆院選で立憲民主と共産などの野党共闘の橋渡し役を演じた上田氏と、上田氏が後継指名した秋元氏の間に微妙なすきま風が吹き始めている。

 秋元氏の3年前の市長選のキャッチフレーズは「つづける、つなぐ、つぎへ」。上田氏は秋元氏の街頭演説で応援の弁舌を振るい、高い支持率を誇った上田市政の引き継ぎを印象づけた。選対が描いた作戦は浸透し、自民党が推す元総務官僚・本間奈々氏を破った。

 その上田氏は退任後、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表として、野党共闘の実現に奔走。衆院選に続き、札幌市長選と同じ投開票日の次期道知事選でも、野党統一候補の擁立を狙う。市民の風は脱原発や護憲などの基本政策で共産党と近い。上田氏を突き動かすのは共産を含む野党の結束なくして、国政や道政レベルで勝ち目はないとの危機感だ。

 一方、秋元氏は就任後、普通建設費を毎年1千億円以上確保し、自衛隊関連の会合にも頻繁に顔を出す。前回選挙で秋元氏を支えた市議は「前市長は共産党に接近したように見え、現市長は保守層への配慮がにじむようになった」と話す。

 「そんなことは僕が一番よく分かっている」。秋元氏と上田氏の関係を気遣う立憲民主党関係者が「共産党との関係が近すぎる」と懸念を伝えたとき、上田氏は語気を強めたという。

 市長選への上田氏の態度をめぐり、札幌政界にはさまざまな臆測が渦巻く。「共産党候補の応援に回るのではないか」「後継の秋元氏が不利になるような動きは控えるはずだ」「国政と統一地方選は別。前回のように前面に立って応援してくれるだろう」―。

 秋元氏にとって次期市長選は「秋元カラー」を前面に出せるかどうかがひとつのカギ。上田氏の応援は、もろ手を挙げて歓迎されるわけでもない。市議会与党の民主市民連合でさえ、「2期目となれば親離れが必要だ」(ベテラン市議)とくぎを刺す。

 秋元市政は、プロ野球日本ハムのボールパーク構想(BP)、冬季五輪招致問題といった大きな課題を抱え、つまずきが重なれば支持離れのリスクもある。

 相乗り選挙となっても安穏としてはいられない。「その後の求心力を確保するには、与野党対決型だった前回市長選や、上田氏の市長選時の得票を上回る必要がある」と後援会幹部。得票につながるのは上田カラーの継承か払拭(ふっしょく)か、秋元氏側近らは頭を悩ませる。

 市民の風は5月から、統一地方選での野党共闘について会議を重ねる。ところが札幌市長選についてはまったく議題に上らない。主要メンバーの一人は「距離を置いて眺めるしかない」と様子見を決め込む。

 現職の再選戦略が明確に見えない中、「市民派弁護士」の“起用策”は定まらないまま宙に浮く。(報道センター 五十嵐知彦)

1176チバQ:2018/11/09(金) 03:29:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/207334?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>副議長の辞任巡り神経戦
07/10 05:00
<舞台裏を読む>副議長の辞任巡り神経戦
 副議長ポストはどうなるのか―。道議会副議長の勝部賢志氏(58)が、来夏の参院選道選挙区(改選数3)への出馬を表明したことを受け、選挙とは別にそんな話題が注目を集める。

 「最終的に私自身が判断し、お話ししたい」。立憲民主党公認での出馬を正式表明した9日、勝部氏は記者会見で副議長辞任と議員辞職の時期を問われ、表情を曇らせた。いずれも見通しが立っていないためだ。

 勝部氏の副議長と議員の任期は来年4月。参院選は来年夏なので、本来なら辞める必要はない。しかし、党派に偏らない公平性を求められる副議長が、在任のまま選挙準備を進めるのは問題がある。一方、弱点の知名度不足を解消するには、道内各地の支援労組を選挙前に最低でも1〜2巡したい。とすれば、副議長はおろか、議員活動もこれまで通りは続けられない。

 関係者は当初、「第2回定例道議会の閉会直前の7月5日に副議長を辞任し、出馬を表明。すぐに選挙準備に入り、10月末に議員辞職」とのシナリオを描いた。歯車が狂いだしたのは、他会派に根回しを始めた5月下旬ごろだ。

 道議会では2年ごとに、議席が多い第1会派(現在は自民党・道民会議)から議長、第2会派(同民主・道民連合)から副議長を選ぶ慣例がある。民主の根回しは「勝部氏が任期途中で辞めるので仁義を切るため」(幹部)だったが、自民や第3会派の北海道結志(ゆうし)会は「話が急すぎる」などと反発。副議長の辞任時期の先送りを求めてきた。

 3月に再開した議会改革の議論も影響した。自民は他県の議会にならい、正・副議長いずれも第1会派から出せるよう、慣例の変更を主張。副議長ポストを狙う結志も慣例見直しを唱えていた。民主側は「自民と結志が結託すれば、副議長を奪われる」との不安が高じ、両会派の要求をのまざるを得なかった。

 さらに、議員の辞職時期にまで注文が付いた。

 勝部氏の選挙区の江別市(定数2)は、自民議員が3月に在職死亡して欠員1。勝部氏が辞任すれば補欠選挙となるが、公職選挙法の規定で任期切れ半年前の10月29日以降の辞職なら補選の必要がない。

 民主が「10月末以降の辞職」を伝えたのは「補選をしても、来春の統一地方選時に再び道議選がある。短期間で2回の選挙は有権者の理解が得られない」ためだが、結志は副議長と議員を辞める時期のずれを問題視して民主を揺さぶった。

 副議長は、議会内に個室もあり、野党議員にとって最高のポスト。残り任期をだれが引き継ぐかも含め、民主会派の中でも思惑が交錯する。民主のある幹部は「辞める時期は本来、勝部氏本人の意思で決めるべきだ。最初に他会派の了解を取ろうとしたことが混乱の始まり」と指摘する。

 序列に慣例と、有権者には見えにくい複雑なルールに縛られる道議会。来年の統一地方選と参院選をにらんだ各会派の水面下の駆け引きが続く。(報道センター 中村征太郎)

1177とはずがたり:2018/11/11(日) 22:12:19
旭川市長選 西川氏の4選確実
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/247221
11/11 20:15 更新

 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は11日投票、即日開票され、無所属で現職の西川将人氏(50)=立憲民主、国民民主、社民推薦=の4選が確実となった。無所属新人で元衆院議員秘書の今津寛介氏(41)=自民、新党大地推薦、公明支持=は及ばなかった。

1178名無しさん:2018/11/12(月) 00:35:01
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/241004?rct=s_government_hokkaido

<舞台裏を読む>参院選 立憲と国民譲らず
10/24 05:00

 「4者協議」と呼ばれる会議が注目を集めている。正式名称は「民主連絡調整会議」。旧民進系の立憲民主、国民民主両党の道連と、両党を支援する連合北海道、北海道農民政治力会議の幹部が構成メンバーだ。

 焦点は、来年夏の参院選道選挙区(改選数3)の候補者選考を巡る両党の動向だ。立憲民主公認で道議会副議長の勝部賢志氏(59)に続く2人目を、両党とも「うちから出す」と主張した
。国民民主は獣医師資格を持つ原谷(はらや)那美氏(34)の擁立を決め、4者協議でも支援を確認したが、立憲民主はなお、もう1人擁立する方針を変えていない。

 もともと旧民進系は、労・農・党の「3軸」による連携で、国政選挙や知事選などに臨んできた。その歴史は古く、前身の旧民主党―旧社会党時代から3軸が基本だった。

 「3」から「4」に変わったのは、昨年秋の衆院選で旧民進党が分裂したのがきっかけだ。

 知事選に続き、参院選が控える来年の選挙イヤーは、旧3軸が協力しなければ戦えない。このままでは連合北海道は、傘下の労組が股裂き状態になる。
実際、官公労主体の旧総評系は立憲民主を、民間中心の旧同盟系は国民民主をそれぞれ支持する構図となった。6月にできた4者協議の仕組みは、関係者をまとめるために連合北海道が考え出した苦肉の策だった。

 昨年まで同じ党の仲間だった立憲民主と国民民主は、時間の経過とともに双方が独自性を主張するようになった。立憲民主の道連幹部は「われわれは苦労して結党した。国民民主は違う政党だ。最後はつぶし合うしかない」と本音を打ち明ける。
国民民主の道連幹部も「協力しようとしない立憲民主のかたくなさにあきれる」と突き放す。

 両党の党勢の違いは明らかだ。立憲民主は道内選出の衆院議員が8人おり、7月には全12選挙区に総支部を設置した。一方の国民民主は国会議員2人、道議2人の小所帯にすぎない。
しかし旧民進党を継承した国民民主には、資金力がある。来春の統一地方選に出馬する女性候補に最大260万円を支給し、60万円支給の立憲民主との違いを見せつけた。両党とも互いに譲る気配はない。

 無謀にも見える「改選議席と同数の候補者擁立」は、旧民主党時代からの「お家芸」でもある。参院選道選挙区の改選数が「2」だった2004年から10年までの計3回、いずれも公認・推薦候補2人を擁立した。
04年当時、民主党北海道代表だった鉢呂吉雄氏(現立憲民主党の参院議員)が敷いた路線だ。

 結果的に当選したのは全て1人だったが、票の掘り起こしにはなった。それが北海道が「民主党王国」と呼ばれる礎になり、09年の政権交代の勢いにつながった。

 ただ、16年から道選挙区の改選数が3に増え、党が分裂した今回は事情が違う。支持基盤が重なる両党が互いに票を食い合えば、対立は一層深まる。
参院選の直前にある知事選での選挙協力にもひびが入り、結果的に自民党など他党を利する形になりかねない。

 4者協議が推す候補は、最終的に2人か、3人か―。立憲民主と国民民主による「チキンレース」とも映る我慢比べ。落としどころは、まだ見えない。
(報道センター 中村征太郎)

1179チバQ:2018/11/12(月) 12:00:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000001-hokkaibunv-hok
旭川市長選 現職・西川氏が新人候補を退け4回目の当選果たす 旭川市
11/12(月) 10:00配信 北海道ニュースUHB
UHB 北海道文化放送

 任期満了に伴う旭川市長選の投票が11日行われ、即日開票の結果、無所属で現職の西川将人さん(50)が4回目の当選を果しました。

 立憲民主党などの推薦を受けた西川将人さんは現職の強みを生かし、市役所建て替えなどの課題を掲げ、新人の今津寛介さんに約2万6000票差をつけて4回目の当選を果たしました。

 投票率は47.48%で、前回の選挙を2.95ポイント下回りました。

UHB 北海道文化放送

1180チバQ:2018/11/13(火) 01:06:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/247227?rct=n_hokkaido
旭川市長、西川氏4選 今津氏に2万6千票差
11/12 11:45 更新
4選を果たし、妻史穂さんと万歳する西川氏(右)=11日午後8時35分、旭川市4の4の選挙事務所(舘山国敏撮影)
4選を果たし、妻史穂さんと万歳する西川氏(右)=11日午後8時35分、旭川市4の4の選挙事務所(舘山国敏撮影)
4選を果たし、妻史穂さんと万歳する西川氏(右)=11日午後8時35分、旭川市4の4の選挙事務所(舘山国敏撮影)
旭川市長、西川氏4選 今津氏に2万6千票差
 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は11日投票、即日開票の結果、無所属で現職の西川将人氏(50)=立憲民主、国民民主、社民推薦=が、無所属新人で元衆院議員秘書の今津寛介氏(41)=自民、新党大地推薦、公明支持=を破り、4選を果たした。

 当日有権者数は29万1007人。投票者数は13万8160人で、投票率は47・48%。2014年の前回を2・95ポイント下回り、過去4番目に低かった。無効票は1528、不受理1。

 選挙戦は、人口減少対策や経済活性化、子育て支援の充実など主立った公約で両氏に明確な違いがない中、3期12年の西川市政の継続か刷新か、新市庁舎建て替え計画推進か白紙撤回かが争点となった。

 西川氏は保育所などの待機児童ゼロや企業誘致といった実績を示し、市民対話を重視してきたと強調。43項目の公約を掲げ、旭川大公立化や市立旭川病院の経営再建を訴えた。市庁舎計画では建て替えを前提としつつ、市民に反発があるレイアウトを見直す考えも表明した。

 立憲民主や連合北海道などの組織票を手堅くまとめ、無党派層にも浸透。保守層の一部からも支持を集めた。候補擁立を見送った共産党が今回初めて支援した。

 一方、今津氏は「若さと行動力、スピード感」を打ち出し「市政の停滞を打破する」と主張、市庁舎建て替え計画の白紙撤回を訴えた。インターネットを積極的に使うなど若年層への支持拡大を図った。だが自民党内の調整が不十分なまま立候補した経緯や、経済界の一部が西川市政と距離を縮めてきたこともあり、自民支持層を固め切れなかった。

1181チバQ:2018/11/13(火) 14:29:15
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-247495.html
支持層固めで明暗 旭川市長選本紙出口調査分析
05:00北海道新聞

支持層固めで明暗 旭川市長選本紙出口調査分析

支持層固めで明暗 旭川市長選本紙出口調査分析

(北海道新聞)

 11日投開票された旭川市長選で北海道新聞社は投票を終えた有権者に出口調査を行い、1193人から回答を得た。当選した西川将人氏(50)はすべての年代の6割前後から得票。推薦した立憲民主党、初めて支援を受けた共産党の支持層でそれぞれ9割の票を固めた。敗れた今津寛介氏(41)は、支持拡大を図った10、20代の若年層の得票が3割台にとどまり、推薦した自民党支持層も6割しかまとめられなかった。(久保田昌子)

■西川氏 全年代で過半数

 年代別では、70歳以上で66%と前回市長選の出口調査を11ポイント上回るなど、20代を除く全年代で前回より得票率を上げた。

 職業別では、民間企業従事者57%、主婦64%、公務員・団体職員72%などと幅広い層を取り込み、無職の7割、契約社員・アルバイトの6割からも得票した。

 支持政党別をみると、立憲民主支持層の93%を固め、組織が機能したことを裏付ける。共産支持層は前回より5ポイント高い90%から得票。無党派層も67%と、前回より5ポイント上回った。

■今津氏 若年層3割のみ

 年代別では、4割から得票した30〜50代以外すべて3割台。10代36%、20代35%にとどまり会員制交流サイト(SNS)での情報発信など若年層を意識した選挙戦略の効果は薄かった。

 職業別では、自営業で58%と唯一、西川氏を上回ったが、公務員・団体職員は28%、農林漁業は20%と苦戦。主婦層からも36%の得票だった。

 政党別では、自民党支持層が63%で保守層を固めきれなかった結果がくっきり表れた。前回、自民推薦で出馬し落選した東国幹氏(現道議)と比べても11ポイント低い。

1182チバQ:2018/11/20(火) 14:59:23
414 :チバQ :2018/11/20(火) 14:58:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000007-mai-pol
<参院選>自民北海道連が候補者選び本格化 知事の去就注目
11/20(火) 7:10配信 毎日新聞
<参院選>自民北海道連が候補者選び本格化 知事の去就注目
参院本会議場=藤井太郎撮影
 来夏の参院選道選挙区(改選数3)に向け、自民党北海道連が5人を対象に実施したインターネット投票が終わり、道連は19日、党本部で役員会を開いた。近く選考委員会を開き、候補者選考を本格化させることを決めた。伊達忠一参院議長(79)の政界引退表明で候補は4人に絞られ、このうち知名度の高い高橋はるみ知事(64)は参院選にくら替えする可能性もあり、有力候補。道連は近く、幹部が高橋氏の意向を確認することも検討している。

 会合では今月15日までの1カ月間で投票総数が約8400票になったことが報告され、近く集票結果が示されるとした。4人の順位は出ず、各指標の結果がA〜Dで示されるという。関係者によると、道連会長の吉川貴盛農相は「来年の知事選、参院選の対応を急がなければならない。なるべく早く候補を決めたい」とあいさつした。

 長谷川岳会長代行、小畑保則幹事長、神戸典臣選考委員長らも出席し、投票結果など総合的に判断した上で早急に候補者を決定することを確認した。道連関係者によると、12月中の擁立を目指しており、すでに3人を立てた野党に対抗して2人を擁立したい考え。

 5人の候補のうち、伊達氏は今月12日、高齢などを理由に政界を引退する意向を表明し、立候補を辞退した。残るのは、他薦の高橋氏に加え、自薦の中川賢一札幌市議(51)▽柿木克弘元道議(50)▽岩本剛人道議(54)--の計4人。

 道内の与野党関係者は高橋氏について、知名度が高い上、女性票も手堅いため、知事選、参院選のいずれでも最有力候補と判断。一方で政府与党内には高橋氏が参院選にくら替えする可能性が高いとの見方があり、去就が注目される。ただ、知事としての胆振東部地震の対応を優先し、去就についての表明がずれ込む可能性もある。

 このため、道連は幹部が近く高橋氏に面談し、意向を確認することも検討し始めた。高橋氏の動向次第では参院選に加え、知事選の候補者選考の動きも一気に加速する可能性があり、「カギとなるのは高橋氏の動向」(自民党幹部)となっている。【安達恒太郎】

1183チバQ:2018/11/21(水) 11:03:01
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/250182?rct=n_politics
<舞台裏を読む>函館市長選 対抗馬擁立は
11/21 05:00
9月6日未明の胆振東部地震発生から19時間後の同日午後10時すぎ。「おい、止めてくれ」。大規模停電下の函館市内で避難所回りを続けていた工藤寿樹市長(68)が、運転手に公用車を急停止させた。場所は北電函館支店前だった。

 避難所の住民たちが非常用電源のわずかな明かりを頼りに不安な夜を迎えていたころ、支店の窓からはこうこうと明るい光が漏れていた。「避難所の現状を知っているのかっ」。工藤市長は、応対した幹部職員にまくし立てた。

 怒り心頭に発したのには、理由がある。市内16カ所に設けた自主避難所に身を寄せた人たちや、本庁舎の携帯電話充電コーナーに来た人たちの帰宅のめどを把握するため、市は電気が復旧する時間と地区を知りたかった。だが、支店にいくら問い合わせても「なしのつぶて」。北電への不満を募らせていた矢先の出来事に、堪忍袋の緒が切れた。

 工藤市長は9月28日に市内で開いた自身の後援会パーティーでも「北電は市民を守る自治体にいち早く(情報を)伝達することを考えてほしい。危機管理上、大きな問題があった」と批判。ベテラン市議は「ガリバーの北電に強く言える政治家は少なく、市長の姿勢に留飲を下げた人も多かっただろう。市民の思いを敏感に感じ取れるのが彼の真骨頂」と解説する。

 その象徴的な例が「大間裁判」だ。電源開発(東京)が青森県大間町で建設中の大間原発の建設差し止めを求め、市は2014年、国と電源開発を相手取り、東京地裁に提訴した。国にけんかを売った格好だが、多くの市民がこれを支持。15年の前回市長選では自民党ばかりか、当時の民主党と共産党の一部を味方につけ、圧勝で再選を果たした。

 強力なリーダーシップはだれもが認める。ただ、その裏にある強烈な個性は、時に周囲とのあつれきも生じさせてきた。市議会で野党市議を小ばかにする発言を重ね、反発を招いた。細かい政策までトップダウンで決め、足元の市職員から煙たがられる。

 昨年の衆院選では、自民党から出馬した前田一男氏(52)のみを応援。さすがに立憲民主、共産両党からも「来春の次期市長選で対抗馬を立てるぞ」と怨嗟(えんさ)の声が上がった。

 「奔放」に見える工藤市長の言動に、ある市幹部は「『誰も自分にかなわない』というおごりがあるのでは」とみる。それでも市役所内外で異を唱える人物は見当たらない。市長は次の課題として、空き家の多さが問題となった住宅街「西部地区」の再開発に取り組み始めている。昨冬の豪雪を踏まえ、本年度は除雪体制も拡充させた。

 一方で医療費の無償化などには消極的だ。こうした姿勢に離反ムードを強める立憲民主、共産両党の対抗馬擁立の動きも、いまだかけ声だけで停滞している。大間原発を巡って対立軸がつくれず、政策面でも有効な手段を打ち出せないためだ。市民は政策の是非を問う機会を得られるのか。

 3選出馬が確実視される工藤市長は、10月下旬の記者会見では「何も考えていない」と述べるにとどめた。仮に無投票なら1947年の市長選以降で初めて。ある労組幹部は焦りの表情でつぶやいた。「そろそろタイムリミット。無投票は避けたいが…」(函館報道部 志村直)

1184名無しさん:2018/11/22(木) 21:02:12
https://biz-journal.jp/i/amp/2018/11/post_25545.html

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札幌ドーム、日ハムの要求を無視し続け“見捨てられ”移転…札幌市天下り職員たちの暴挙
文=粟野仁雄/ジャーナリスト2018.11.17


札幌ドーム
 北海道日本ハムファイターズは11月5日、2023年3月に開業予定の北海道北広島市の運動公園に建設する「北海道ボールパーク」(仮称)について華やかに発表した。建設費は600億円、収容人数は3万5000人に上る。

温泉に浸かりながら野球観戦


 ドーム型ではなく開閉型の三角屋根、センター後方の壁は全面ガラスという斬新なデザイン。フィールドは天然芝だ。37ヘクタールという広大な敷地に5000台の駐車場を設け、公園やキャンプ場も整備する。驚くのは観客席上段に露天風呂をもうけること。温泉に浸かりながら試合が見られる。野球専門の球場だが、観戦目的でない観客も呼べる総合レジャーパークの位置付けだ。

 北広島市は歓喜に沸くが、課題は交通。同市は札幌市の南隣。札幌市は札幌ドーム(豊平区)近くまで伸びていた市営地下鉄東豊線を南へ延伸する計画はない。ボールパークの建設予定地はJRの北広島駅から遠く、新駅の建設を要望しているがJR北海道は財政難だ。北広島市も庁舎を新築したばかりの上、9月の地震での液状化被害や、道路や駅周辺の整備などが財政を圧迫する。


「市長が大馬鹿」と怒る札幌市民


 一方、「お宝球団」に去られる札幌市。ある市職員OBが怒りを込める。

「秋元(克広)市長以下、市が大馬鹿だったというしかない。ドーム運営は市の天下りが牛耳り、危機感もない。『どうせ日ハムが頭を下げてくるんだろう』と高を括っていたんですよ。今後、ドームは閑古鳥が鳴き、市で唯一黒字だった東豊線も赤字になるでしょう。馬鹿を見るのは納税者の札幌市民ですよ」

 2004年から札幌を拠点にしたファイターズは、第三セクター「札幌ドーム株式会社」からドームを「リース」していた。しかし、年間リース代は9億円。さらにグッズなどの売り上げもすべて市に吸い上げられる。イベントなどのたびにトレーニング機器を片付けたりしなければならず、そうした費用も球団持ち。市に払う金は20数億円に上ったが、球団の値下げ要求を市は聞かないどころか値上げまでした。

 金銭面だけではない。ファウルグラウンドが広すぎ、ベンチからホームベースまで歩く距離も他球場の倍ある。観客席の傾斜も29度と急過ぎるが、最大の問題はグラウンド。コンクリートの上にロール巻にした人工芝を広げただけで堅く、選手が膝を痛める危険も高かった。選手たちは「(人工芝上で)膝からのスライディングなどは絶対にしない」と話し改善を要望していたが、札幌市の辞書に「アスリートファースト」はないのか、無視された。

 Jリーグ、コンサドーレ札幌の試合では隣の屋外競技場の天然芝をドーム内に移動させているのに。こうした対応に業を煮やした球団は「独自建設」をちらつかせていた。

1185名無しさん:2018/11/22(木) 21:03:47
>>1184

札幌ドーム、日ハムの要求を無視し続け“見捨てられ”移転…札幌市天下り職員たちの暴挙
文=粟野仁雄/ジャーナリスト2018.11.17


札幌市の対応を批判しない北海道マスコミ


 2016年5月、北海道新聞のスクープでファイターズの新球場構想が表面化する。慌てた札幌市はドームの野球専門化提案もしたが折り合いがつかない。そこで2017年の4月、新球場建設地として道立産業共進会場と北海道大学構内の2カ所を提案したが、面積不足や大学の反対などで頓挫した。

 その後、1972年の札幌五輪会場だった真駒内公園が浮上する。実はこの頃、札幌市は2026年冬季五輪の誘致を表明、懸念されたがスピードスケートの会場は帯広市にすることにした。昨年12月には札幌市がファイターズに示した案での真駒内公園での検討を決めた。しかし周辺住民の反対が強かった。結局、北広島市での建設が決まり、ファイターズはついにドームから去ることになった。

 今年4月に札幌市が公表した「北海道日本ハムファイターズ新球場建設に係る報告について」には「H30年3月1日、真駒内公園を候補地として決定」「H30年3月26日にファイターズが北広島総合運動公園を建設候補地として決定」と記される。まともに協議していたならありえない。ファイターズが「何をいまさら」と、早くから札幌市を相手にしていなかったことの現れだ。

 札幌市はファイターズが望んだ指定管理者制度(公共施設の運営を民間企業やNPOに委託する制度。マツダスタジアムで広島市が採用)も拒否していた。札幌ドームは元来、2002年のサッカーW杯日韓共催での試合誘致を目指して建設された。「サッカーと野球の2つのプロチームの本拠地」の謳い文句は脆くも崩れ去る。

 札幌ドームでのファイターズの試合は、オープン戦を含めて年間70日ほどだが、その売上は札幌ドーム全体の半分を占める。市は「ファイターズの日程のために遠慮してもらっていたイベントも多かった」とするが、今後サッカーと音楽イベントなどだけでは黒字経営は難しい。

 ある事情通は「指定管理制者度を拒否したのは株式会社札幌ドームに居座り、甘い汁を吸う市の天下りたちのせいですよ」と批判する。お宝球団を失ったのは、殿様商売していても自分たちの収入になんの影響もない天下りの危機感欠如がなせる業のようだ。

 さらにこの事情通は「札幌市の愚かな対応を道新(北海道新聞)などの地元マスコミは積極的には報じない。みんな取り込まれているんです」と怒る。株式会社札幌ドームは市の天下りのほか、トップには北海道放送(HBC)の社長を据えるなど道内マスコミ界の重鎮を要所に配して批判を封じているようだ。取締役に北海道新聞の取締役が収まっていれば、批判をするはずもない。道内の地元テレビ局も株主に名を連ねる。

 ファイターズはかつて現プロ野球解説者の張本勲が活躍した前身の東映フライヤーズ時代、本拠地の駒沢球場が1964年の東京五輪のため解体される憂き目に。日本ハムになってからも後楽園、東京ドームを本拠地にするも「根無し草球団」だった。北海道移転後、新庄剛志、ダルビッシュ有、大谷翔平、中田翔など実力選手に恵まれ、2006年から5度のリーグ優勝を果たし、短期間でファン層を拡大した。そんな球団にとり「自由に使える自前の球場」は念願でもあった。北広島移転で球団が球場を経営できない状態から脱却する。

 あるファンは「600億円をかけての自前球場建設は、ファイターズの札幌市への怒りの現れですよ。でも、これで球団が北海道から出ていく可能性は完全にはなくなった」と喜ぶ。
(文=粟野仁雄/ジャーナリスト)

1186チバQ:2018/11/30(金) 10:36:24

428 :チバQ :2018/11/30(金) 10:35:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00000008-mai-pol
<選挙>北海道の高橋知事 参院選くら替え出馬へ
11/30(金) 6:20配信 毎日新聞
<選挙>北海道の高橋知事 参院選くら替え出馬へ
高橋はるみ北海道知事=梅村直承撮影
 北海道の高橋はるみ知事(64)が来月に記者会見し、来年4月の任期満了後の対応を表明することが29日、複数の関係者の話で判明した。来夏の参院選道選挙区(改選数3)にくら替えする方向で、自民党から出馬する可能性が高い。2003年に自民党の推薦で初当選後、道知事としても、女性知事としても初の4選を果たしている。

 自民党道連は参院選道選挙区の候補者について、高橋氏を含めた4人から2人を選ぶ予定で、決定は12月になる見通しだ。

 関係者によると、同党道連の吉川貴盛会長が24日に高橋氏と会談し、今後の対応について話し合ったが、去就について明言しなかったという。12月15日には札幌市で高橋氏の後援会の役員会が開かれる予定で、表明はその後になるとみられる。

 自民党側では、夕張市の鈴木直道市長(37)や国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)の名前が取りざたされ、立憲民主党など野党側も擁立を急ぐ。【田所柳子、安達恒太郎】

1187チバQ:2018/11/30(金) 18:07:33
430 :チバQ :2018/11/30(金) 18:07:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/253135
参院選 高橋知事擁立の公算大きく 自民選考で最有力
11/30 07:38 更新
参院選 高橋知事擁立の公算大きく 自民選考で最有力
 来夏の参院選道選挙区(改選数3)の自民党公認候補を巡り、高橋はるみ知事(64)擁立の公算が大きくなってきた。党道連の候補選びで最有力とみられ、29日には道内の経済人が直接、高橋氏本人に参院選出馬を促した。道議会自民党の一部にあった知事5選の待望論は収まりつつある。道連は候補の選考委員会を12月14日に開く予定だ。

 党道連の候補選びは、後援会幹部の他薦で応募があった高橋氏と、自薦の岩本剛人道議(54)、中川賢一札幌市議(51)、柿木克弘前道議(50)の4人が対象。現職の伊達忠一参院議長(79)は不出馬を表明し、応募を取り下げた。

 10〜11月のインターネット投票と、支持団体や党員への聞き取りを参考に、選考委で2人に絞り込む。ネット投票や聞き取りの結果は明らかになっていないが、いずれも高橋氏は実績や知名度で上位に入ったとみられる。

 自民党が参院選に高橋氏を擁立する場合、意向確認が必要となる。道幹部や道連関係者によると、高橋氏と道連の吉川貴盛会長が24日に会談し、選考の情勢や知事後継について意見交換した。高橋氏は既に周囲に5選不出馬を伝えているが、正式表明していない。

 高橋氏を支援する建設業者らは29日、参院選出馬の要請文を手渡した。出席者によると、高橋氏は「道連がどうするか分からないので、明言できない」と述べた。

 道議会では伊達氏続投を望む議員や、人気のある高橋氏が知事選に出ることで同時期の道議選の追い風としたい議員を中心に、5選を求める声があったが、参院転出の容認論が広がっている。高橋氏の後援会は12月15日、札幌市内のホテルで懇親会を開く。去就を表明する可能性がある。

 知事後継には鈴木直道夕張市長(37)、和泉晶裕・国土交通省北海道局長(57)の名前が出ている。(佐藤陽介)
◎高橋はるみ氏

1188チバQ:2018/12/02(日) 19:25:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00010002-kachimai-hok
現職の参院転出濃厚、関心集める後継調整 候補に現職官僚と夕張市長 北海道知事選
12/1(土) 15:00配信 十勝毎日新聞 電子版
現職の参院転出濃厚、関心集める後継調整 候補に現職官僚と夕張市長 北海道知事選
自らの去就について答弁する高橋知事(11月30日)
 高橋はるみ知事(64)が来春の知事選に出馬せずに来夏の参院選へくら替え出馬の公算が大きくなり、自民党内の両選挙対応が焦点となってきた。知事後継では、鈴木直道・夕張市長(37)、和泉晶裕・国土交通省北海道局長(57)のどちらかを擁立する方向だ。知事選まで半年と迫る中で、高橋氏の参院転出の地ならしに手こずれば新人擁立が混迷する可能性もある。

 高橋氏は自らの去就について、11月30日午後の道議会一般質問で問われた際に答弁し「私自身のことについては、まだ思いは及んでいない」と明言を避けている。「胆振東部地震の復旧・復興を最優先で進めるなど直面する課題に全力で取り組む」(高橋氏)というのが理由だ。

 ただ、同党内では「以前から知事5選不出馬で参院選に前向き」と受け止める向きが強い。党関係者によると、党道連会長の吉川貴盛農林水産相が24日に高橋氏と会って参院転出を求め、12月中に去就を表明する意向を示したという。

 これに連動して知事後継で急浮上したのが鈴木氏と和泉氏だ。

 鈴木氏は30日午後、夕張市内で十勝毎日新聞の取材に応じ「報道で自分の名前が挙がっていることは知っている」との認識を示しつつ「出馬の要請は受けておらずコメントのしようがない」と語った。

 2011年に東京都庁職員から転向して30歳という当時史上最年少で夕張市長に就任、財政立て直しで実績を上げ知名度も高い。法政大学の同窓として菅義偉官房長官ら中央に持つパイプが期待されるが、年齢的に若く道庁組織をまとめられるかとの異論もある。

 一方、和泉氏は知名度に課題はあるものの、道路や観光振興など幅広く行政に精通し、建設業界や自治体首長から名前が挙がる。同氏は本紙の取材に「個別にお話は頂いている」と擁立の動きを認めるものの「(出馬は)一切考えていない」とする。

 野党の対抗馬で有力視されているのが立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)。出馬の意向は明らかではないが、元ニセコ町長としての実績や最近の活発な国会活動などで一定の人気があるため激戦が予想される。

 それだけに、高橋氏の知事選温存を望む意見も一部にくすぶる。この流れは吉川農相と高橋氏の会談を契機に薄まりつつあるものの、高橋氏の後援会が15日に開く会合で、本人が去就を表明できるかどうか依然予断を許さない状況だ。

 一方、参院選道選挙区(改選数3)について自民の候補者選考委員会は高橋氏を含めた2人を選ぶ。候補は岩本剛人道議(54)、柿木克弘元道議(50)、中川賢一札幌市議(51)の3人。14日の選考委で絞り込む予定だが、道議会内の支持が厚い岩本氏が一歩リードとされている。

1189チバQ:2018/12/02(日) 19:27:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000010-mai-pol
<選挙>北海道知事選 新人擁立動き加速 野党は逢坂氏断念
12/1(土) 9:17配信 毎日新聞
<選挙>北海道知事選 新人擁立動き加速 野党は逢坂氏断念
高橋はるみ北海道知事=梅村直承撮影
 ◇自民道連は夕張市・鈴木市長を評価

 来春の北海道知事選を巡り、与野党が年内の候補擁立に向けて動きを活発化している。現職の高橋はるみ知事(64)は12月に参院選へのくら替えを表明する見通しで、与党は新人擁立を急ぐ。立憲民主、国民民主両党道連は再三要請してきた立憲の逢坂誠二衆院議員(59)=道8区選出=の擁立が困難として、複数の候補者の調整を進めている。【日下部元美、安達恒太郎】

 「最優先の地震からの復旧復興とともにさまざまな課題に全力を尽くしており、私自身のことについてまだ思いは及んでいない」。高橋知事は11月30日の道議会一般質問で、民主・道民連合の松山丈史氏から任期満了後の対応を問われ、従来の答弁を繰り返した。

 北海道は昨年10月の衆院選で立憲が躍進し、与野党ともに重要選挙区と位置付ける。各党は道組織だけでなく、党幹部も知事選の動向を注視しており、与党幹部は「知事選の結果が参院選や衆院選にも影響してくる」と話す。

 立憲、国民両党道連や連合北海道は圧倒的な知名度を誇る高橋氏に対抗できる候補として、今春以降、逢坂氏に再三要請してきた。しかし、逢坂氏は国会で入管法改正案など安倍政権追及の中心的な立場で、くら替えに消極的だったため、「断念するしかない」との声が上がっている。このため、道内や北海道ゆかりの複数の候補について絞り込みを進める。

 与党も知事選の候補者を擁立できておらず、人選を急ぐ。自民党道連内では、菅義偉官房長官に近い夕張市の鈴木直道市長(37)について、若さや市の財政再建での手腕を高く評価する声が多い。また、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)も取りざたされる。道内出身で昨年7月から今年7月まで北海道開発局長を務め、道路行政や観光振興に精通しており、推す声もある。

 当初、自民党内には、優位な戦いが見込める高橋氏の5選出馬への期待感もあった。しかし高橋氏が参院選にくら替えする見通しで、党道連は参院選候補を決める12月中をめどに知事選の候補擁立作業も進める。高橋氏が初当選した2003年以来4回の知事選で、女性票を中心とした高い支持を得て勝利してきただけに、与党は総力戦で臨む構えだ。

1190チバQ:2018/12/05(水) 18:19:52
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-254677.html
共産、候補選び難航 札幌市長選で独自擁立方針 他党に共闘呼びかけ
05:00北海道新聞

共産、候補選び難航 札幌市長選で独自擁立方針 他党に共闘呼びかけ

共産、候補選び難航 札幌市長選で独自擁立方針 他党に共闘呼びかけ

(北海道新聞)

 共産党を支持する労組や市民団体で構成する「明るい札幌市政をつくる会」は4日、札幌市内で常任幹事会を開き、来年4月の札幌市長選に他党や市民団体に共闘を呼びかけ、独自候補者を擁立する方針を決めた。前回は秋元氏に投票したリベラル層を取り込む戦略。だが、投開票まで4カ月となる中で人選のあてはなく、候補者選びは難航が予想される。党幹部は「擁立はギリギリになる可能性がある」としている。

 共産党側が札幌市長選で共闘を呼びかけるのは初の取り組み。共産党と「つくる会」は、ほかの革新系の党や、過去の選挙で野党共闘を支持した市民団体などと、反原発や護憲で一致できる候補を擁立し、秋元市政への批判票を取り込みたい考え。つくる会の木村俊二代表は「(共産党とは対立する)連合系の労組組合員にも秋元市政に批判的な人がいる。そうした声も取り込んで選挙戦を戦う」と意気込む。

1191チバQ:2018/12/08(土) 11:22:29
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20181208-567-OYT1T50031.html
高橋はるみ知事の不出馬、立民はうれしい悲鳴
09:52読売新聞

 高橋はるみ・北海道知事が来年春の知事選への出馬を見送る意向を固めたことで、16年ぶりの道政奪還を狙う野党の意気が上がっている。立憲民主党道連には自薦・他薦による候補者の売り込みが相次いでおり、道連幹部はうれしい悲鳴を上げている。選挙に強い高橋氏が相手でなければ「勝てる」と見込む野党関係者は多く、候補者選考が一気に進む可能性も出てきた。

 2003年の知事選で高橋氏が初当選して以来、非自民候補は苦杯をなめ続けてきた。知事選に出馬すれば「5選は確実」(自民党道連幹部)と目されていた高橋氏の参院選への転身が確実視されるなか、自民にとって最大の強敵となる立民道連の関係者は「勝算が高まった」とほくそ笑む。

 立民道連は現職の国会議員や道内の企業経営者らを軸に候補者選考を進めている。「俺が出ようか」「あの人がいい」といった候補者の売り込みも増えているという。候補を決めて態勢を早く固めれば、選挙にも有利との思惑から「来週中にも候補を決めたい」と語る道連幹部もいる。知事選まで残り4か月となるなか、知事のイスをかけて与野党の動きが激しさを増している。

1192チバQ:2018/12/09(日) 09:39:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000005-htbv-hok
<北海道>道知事選 和泉氏が出馬を否定
12/8(土) 18:13配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 自民党の来年の知事選候補として浮上している、国土交通官僚の和泉晶裕氏がHTBの取材に答え、出馬について否定しました。
 参院選に出馬する意向を固めた高橋知事の後継として、自民党関係者の間では国土交通省の北海道局長で道内出身の和泉晶裕氏の名前が挙がっています。和泉氏は8日、後志の余市町で、HTBの取材に対し「マスコミではいっぱい出ていますけど、(出馬は)ないと思います。(要請があったら)お断りします」と答えました。和泉氏はそのうえで、「経済界からすでに一度、出馬要請を受けたが断った」としました。自民党関係者の間ではこのほか、夕張市の鈴木直道市長の名前が挙がっています。

HTB北海道テレビ

1193チバQ:2018/12/12(水) 16:44:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000012-hbcv-hok
北海道知事選に向け…自民は鈴木直道夕張市長を軸に調整へ 道連内に擁立の意向
12/11(火) 20:20配信 HBCニュース

北海道放送(株)

北海道の次のリーダー選びに向けた動きが、慌ただしくなってきました。
現職の高橋はるみ知事は、次の知事選ではなく参院選に出馬する意向を15日にも示すとみられています。
こうした中、自民党道連は、内部に夕張の鈴木直道市長を擁立したい意向があり、今後、鈴木市長を軸に調整が進む見通しです。

「若き北海道の『首長のエース』でございます」(高橋はるみ知事・今年9月)

高橋知事が手腕を評価し、知名度も高い鈴木市長。
東京都職員から、2011年、夕張市長選に出馬し、当時の全国最年少市長として当選しました。
市の財政再建に取り組み、まもなく2期目の任期を終えようとしています。

「不可能だと言われ続けてきた財政再生計画の抜本的な見直しによって、実質的な財政再生団体からの脱却に向け、道筋をつけることはできた」(夕張市・鈴木直道市長)

先週の市議会では、市長としての仕事に一定のめどがついたともとれる言い回しでした。
11日朝、知事選への対応を聞いてみると…。

「私の方には何も(連絡が)ないものですから、コメントのしようがない」「夕張再生のために全力で取り組む中で、しかるべき時期に自身の進退は決断したいと思っている」(夕張市・鈴木直道市長)

ただ、知事選擁立にあたっては、市町村長や道議会議員から「37歳で若すぎる」などと反発の声もあり、今後の調整がかぎとなりそうです。
また、国土交通省の和泉晶裕北海道局長にも経済界などから擁立論がありますが、和泉氏はHBCの取材に対し出馬の可能性を否定しています。

北海道放送(株)

1194とはずがたり:2018/12/12(水) 20:10:18
高橋はるみ知事の不出馬、立民はうれしい悲鳴
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20181208-OYT1T50031.html?from=yartcl_outbrain1
2018年12月08日 09時52分

 高橋はるみ・北海道知事が来年春の知事選への出馬を見送る意向を固めたことで、16年ぶりの道政奪還を狙う野党の意気が上がっている。立憲民主党道連には自薦・他薦による候補者の売り込みが相次いでおり、道連幹部はうれしい悲鳴を上げている。選挙に強い高橋氏が相手でなければ「勝てる」と見込む野党関係者は多く、候補者選考が一気に進む可能性も出てきた。

 2003年の知事選で高橋氏が初当選して以来、非自民候補は苦杯をなめ続けてきた。知事選に出馬すれば「5選は確実」(自民党道連幹部)と目されていた高橋氏の参院選への転身が確実視されるなか、自民にとって最大の強敵となる立民道連の関係者は「勝算が高まった」とほくそ笑む。

 立民道連は現職の国会議員や道内の企業経営者らを軸に候補者選考を進めている。「俺が出ようか」「あの人がいい」といった候補者の売り込みも増えているという。候補を決めて態勢を早く固めれば、選挙にも有利との思惑から「来週中にも候補を決めたい」と語る道連幹部もいる。知事選まで残り4か月となるなか、知事のイスをかけて与野党の動きが激しさを増している。

2018年12月08日 09時52分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1195とはずがたり:2018/12/12(水) 22:29:45

紛糾!北海道知事選 「和泉さんがいい」 経済界重鎮が自民候補で男性官僚の支持表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181211-00000014-hokkaibunv-hok
12/11(火) 20:30配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 紛糾する北海道知事選候補選び。2019年春の道知事選で、自民党内で鈴木直道夕張市長を推す声が強まっていることを受け、経済界の重鎮が男性官僚を推す考えを示しました。

 北海道商工会議所連合会 高向巌名誉会頭:「北海道の歴史も知っている、北海道の経済情勢も全体の経済情勢も分かっている。北海道の先祖代々の苦労もよく知っている。そういう人が北海道の代表になるべき。経験とか知識の面で和泉さんがいいと思う」

 前の道商工会議所連合会会頭の高向巌名誉会頭は11日、UHBの取材に応え、2019年春の知事選について、自民党候補に名前が挙がっている国土交通省の和泉晶裕北海道局長を支持する考えを示しました。

 知事選を巡っては、高橋はるみ知事の参院選転出の可能性が高まり、後継候補選びが本格化していますが、高橋知事は11日の道議会でも態度を明らかにしませんでした。

 北海道 高橋はるみ知事:「私自身の進む道については、真摯に思いを凝らし、そのうえで私の考えを皆さんにお伝えしたいと思う」

 関係者によりますと、自民党道連の吉川会長と、長谷川会長代行が鈴木直道夕張市長の擁立を目指し、調整を始めたということです。

 自民党道連内では経済界や建設業界を中心に、和泉北海道局長を推す声が強く、すでに水面下で調整が進んでいましたが、鈴木夕張市長が急浮上し、紛糾しています。

 高向名誉会頭は個人的な意見と前置きした上で、和泉氏を推す考えを示し、議論を尽くすべきだとしました。

 北海道商工会議所連合会 高向巌名誉会頭:「名前だけ出してどっちか、じゃなくて、この人はこういう人、と。2つに分かれて大いに結構。密室で決めちゃいけない」

 (以下、知事候補選びに関して加藤寛アナウンサーが解説)

 紛糾する候補者選びですが、自民党では先週時点で、国交省の和泉北海道局長を軸に、選考を進めていました。

 その状況が変わったのが、8日。東京都内で行われた経済界幹部との会談で「鈴木直道市長を軸に選考したい」との意向が伝えられました。その意向を伝えたのが、吉川農水相と、長谷川岳参院議員です。道連会長・会長代行です。

 なぜ鈴木さんを決めたかというと、党本部で候補になる5人を選んで世論調査をしました。その結果、現職の高橋はるみさんが40ポイント、その次にポイントが多かったのが鈴木直道市長が20ポイント、和泉さんが数ポイントしか無かった。この調査を基に、ならば鈴木さんを推薦しようというのが波紋が広がっています。

 関係者によるとなぜ波紋が広がっているかというと、既に和泉さんが有力視という話もありましたが、経済界・建設業界が推したいという意見、一部議員・首長が支援に回っている。さらに、公明党の一部も擁立に向け調整を進めているということなんですね。ここへきて吉川会長と長谷川会長代行が動き出したことで、自民党だけでなく、与党内を2分する状況にもなっている。

 そんな中、鈴木市長についてこんな声も出ています。これは歴代知事の初当選時の年齢ですが、田中敏文氏は当選時35歳だったんですが、そのあとの知事を務めた人は40〜50代。さらに、前職は官僚や議員、行政経験などが豊富でした。鈴木市長は、そのあたりが心配だとされています。

UHB 北海道文化放送

1196チバQ:2018/12/13(木) 18:02:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000053-kyodonews-soci
2%の宿泊税条例案を可決
12/13(木) 11:12配信 共同通信
 北海道倶知安町議会は13日、民泊を含む宿泊施設を対象に、宿泊税を導入する条例案を可決した。宿泊料金の2%を徴収する仕組みで、実現した場合、定率制の宿泊税は全国初。世界的なスキーリゾートのニセコ地区にあり、増加傾向にある外国人観光客らの受け入れ環境を整備する。総務省との協議後、来年11月の導入を目指す。

 宿泊税は東京都と大阪府、京都市が導入済みで、金沢市が今後導入する予定だが、全て定額制。定率制は宿泊費が高いホテルなどで徴収額が多くなるため、年間で最大約3億円の税収を見込む。

 町によると、人数や部屋数、棟数のいずれかの単位に応じる。

1197チバQ:2018/12/14(金) 11:54:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00000007-mai-pol
夕張市長、北海道知事選出馬に含み 「しかるべき時期に決断」
12/14(金) 8:42配信 毎日新聞
夕張市長、北海道知事選出馬に含み 「しかるべき時期に決断」
鈴木直道氏
 来春の北海道知事選を巡り、自民党道連が現職の高橋はるみ知事(64)の後継として擁立を目指す夕張市の鈴木直道市長(37)は13日の定例市議会終了後、去就について「しかるべき時期に決断したい」と記者団に述べ、出馬に含みを持たせた。早ければ年内にも対応を決めるとみられる。

 大規模な赤字をかかえて財政破綻した同市は全国唯一の「財政再生団体」として財政再建を進めてきたが複合施設建設や保育料支援などの事業を新たに打ち出した。「昨年、財政再建一辺倒から脱して地域再生との両立が始まり、すでに一定の効果を出している」とも述べ、市行政を転換させた意義に触れた。

 一方で、自民党道連の候補者擁立の動きについては「私には何も(連絡が)入っておらず、何もお話しできない。今も夕張再生に取り組んでいる」と述べるにとどめた。鈴木氏は2011年4月の市長選で、自民などが推した候補を含む3人を破って初当選し、当時の全国最年少市長となった。前回は無投票で再選している。【渡部宏人】

1198岡山1区民:2018/12/14(金) 18:01:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00000043-mai-pol
高橋北海道知事 参院選挙区、自民公認に内定 15日にもくら替え表明
12/14(金) 17:16配信 毎日新聞
高橋北海道知事 参院選挙区、自民公認に内定 15日にもくら替え表明
高橋はるみ氏
 自民党北海道連は14日、来年夏の参院選道選挙区(改選数3)の候補者を選考する会合を党本部で開き、高橋はるみ道知事(64)と岩本剛人道議(54)の2人を全会一致で内定した。現在知事として4期目の高橋氏は任期が満了する来春で退任する方針で、15日にも参院選へのくら替えを表明する見通し。

 道連は各候補の実績や信頼感などの各項目についてインターネット投票を実施したほか、支持団体の聞き取り結果などで総合的に判断した。現職の伊達忠一参院議長は当初ネット投票に参加したが、11月に政界引退を表明したため選考対象から外した。

 道選挙区には立憲民主、国民民主、共産の野党3党がそれぞれ候補を擁立している。【安達恒太郎】

1200岡山1区民:2018/12/20(木) 08:30:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000000-mai-pol
北海道知事選、鉢呂議員有力 立憲民主道連が調整
12/20(木) 0:01配信 毎日新聞
 来春の北海道知事選を巡り、立憲民主党道連が道内選出の国会議員から候補を擁立する調整に入った。元経済産業相の鉢呂吉雄参院議員(70)が有力で、週内にも決定する。鉢呂氏は19日、自らのフェイスブックに「今熟慮している」と記した。野党第1党の立憲が候補を擁立した場合、他の野党も支援に回る可能性が高い。

 現職の高橋はるみ知事が15日、来年夏の参院選へのくら替えを表明し、自民党道連は夕張市の鈴木直道市長(37)の擁立を目指す。立憲内には若い鈴木氏に対抗し、道内の若手女性国会議員を模索する動きもある。【日下部元美、横田信行】

1201チバQ:2018/12/20(木) 13:28:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/260202
逢坂氏軸に立憲調整 知事選 連合も要請へ
12/20 07:17
逢坂誠二氏
逢坂誠二氏
 立憲民主党道連と連合北海道は、来年春の道知事選の候補者擁立を巡り、同党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)を軸に調整に入った。同党道連の佐々木隆博代表は18日、逢坂氏に出馬を要請し、連合北海道幹部も近く逢坂氏に要請して出馬環境の整備について協議したい意向だ。同党道連関係者によると、逢坂氏は知事選の戦い方に関し、政策の立案や道議会での多数派形成の重要性を指摘しているという。

 立憲民主と連合は、国民民主党と北海道農民政治力会議の4者で知事選の候補擁立を協議。今年4月から逢坂氏に複数回出馬を求めたのに対し、逢坂氏は「国政での活動を優先したい」と固辞していた。

 15日に高橋はるみ知事(64)が不出馬を表明し、自民党が鈴木直道夕張市長(37)の擁立を軸に調整を始めたことから、「情勢が変化した」(立憲民主党道連幹部)と判断。水面下で出馬を打診していた道内の会社経営者の擁立も断念した。

 逢坂氏は後志管内ニセコ町生まれ。同町長選で1994年から3回連続当選。2005年の衆院選で初当選し現在4期目。町長時代は、情報公開や住民参加を進める改革派として知られ、民主党政権で首相補佐官や総務政務官などを歴任した。03年の道知事選では出馬の方向で調整し、告示2カ月前に不出馬を決めた。

 一方、立憲民主の鉢呂吉雄参院議員(70)=元経済産業相=は19日、自身のフェイスブックに、佐々木氏から2週間前に「出馬要請があった」とした上で、「今熟慮している」とのコメントを載せた。同党や連合は、鉢呂氏の擁立も視野に入れる。

 佐々木氏は鉢呂氏のコメントに関して、「候補者選考は最終的に国会議員が責任を取らないといけない。先輩議員の知恵を借りたいとの思いだった。要請ではなく相談の段階だ」と述べた。(中村征太郎、内藤景太)

1202チバQ:2018/12/20(木) 13:29:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/259920?rct=n_governorshiprace
立憲2氏 言動すれ違い 鉢呂参院議員「出馬要請受けた」 佐々木道連代表「要請でなく相談」
12/19 17:00
 来年春の道知事選で、立憲民主党の鉢呂吉雄参院議員(70)=元経済産業相=は19日、自身のフェイスブックに、同党道連の佐々木隆博代表から2週間前に「出馬要請があった」とした上で、「私としては今熟慮している」とのコメントを載せた。佐々木氏は北海道新聞の取材に「出馬要請ではなく相談だった」と答えた。

 鉢呂氏はフェイスブックで「道民の暮らしや地域経済が危機の状態にあり、北海道政が的確、積極的に対応していない」とし、知事選に当たっては道議選で候補者を積極的に擁立し、知事を支える与党議員を多数確保することなども記した。鉢呂氏は北海道新聞の取材に応じていない。

 佐々木氏は「候補者選考を進める中で、最終的には国会議員が責任を取らないといけない。先輩議員の知恵を借りたいという思いだった」と話している。

 佐々木氏や同党道連などはこれまで、同党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)や道内の会社経営者らにも出馬を打診している。(中村征太郎)

1203チバQ:2018/12/20(木) 13:29:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258395?rct=n_governorshiprace
<高橋知事5選不出馬>上 巧みに求心力維持 紆余曲折の参院転出
12/16 05:00
<高橋知事5選不出馬>上 巧みに求心力維持 紆余曲折の参院転出
 今月8日、高橋はるみ知事はひそかに上京し、自民党道連会長の吉川貴盛農水相に「参院選に立候補させていただきたい」と申し出た。来春の知事選と、続く夏の参院選道選挙区(改選数3)に責任を持つ吉川氏へ、5選不出馬をはっきり告げた瞬間だった。

 高橋氏は昨年8月以降、周辺に5選不出馬を伝えた。ある関係者には激務が15年に及ぶこと、離れて暮らす東京の家族との時間を今より持ちたいことを打ち明けた。

 しかし、北海道新聞が昨年11月に5選不出馬を報じると、すぐに他の報道機関を集め、火消しに回る。「5選は長いという指摘は認識している。いい人がいれば譲りたいが、適任がいないのであれば、私自身も改めて考える」

 それから1年余、表向きは知事選と参院選の両にらみの姿勢を示し続けた。高橋道政で要職に引き上げられた道幹部の多くは最近まで「あの高橋はるみが参院で雑巾がけするわけがない。5選に決まっている」と願望交じりに語り合った。

 高橋氏の側近は「レームダック(死に体)にならないため、身内をも欺いた。よくぞここまで『5選か否か』で耳目を集めてきたものだ」と求心力の維持に感心する。

 「正直に言うと、(9月6日の)震災の直後は思いが揺れることもあった」。15日、記者団に語る表情は晴れやかだった。

 「知事公館の庭の緑の中で、紅葉が始まっていた。ぴんときた。はるみに先見の明を持てという先輩知事の思いだ。北海道150年のその先をいかなるものにするか。手を打つのも大きな役割かなと、しんみりしたところだ」

 高橋はるみ知事は昨年8月3日の政治資金パーティーの壇上、夏の盛りに見えた「色づき」を自らの心境になぞらえた。周辺は「既に腹は決まっていた。次も出るという言葉は一度も聞いたことがない」と話す。

 その頃、高橋氏は札幌の経済人に、後継者になり得る人材として秋元克広札幌市長、鈴木直道夕張市長、米沢則寿帯広市長を挙げた。別の会合では、道に出向する総務省官僚を持ち上げ、観測気球を上げた。

 道政を率い、丸16年近くたつ。大きな失策がない安心感と親しみやすいイメージが重なり、高い支持率を維持。半面、重大な決断を先送りし、「国にお願いする」と連呼する姿は、経済界などから主体性や突破力の欠如を指摘された。

 政策がマンネリになる。イエスマンの登用で組織が硬直化する。多選の弊害を、高橋氏も気にしていたのだろう。後援会の集まりでは「生まれた赤ん坊が5期やると二十歳(はたち)になる。20年は長い」と吐露した。官僚と知事を長く務め、国政の表舞台で「北海道への恩返し」(高橋氏)ができる自負も芽生えたようだ。

 外向けには、知事5選をにおわせ続けた。「天皇陛下出席の今年8月の北海道150年記念式典までは、求心力を維持する狙いだった」(有力後援者)

■自民との確執抱えての表明

 紆余(うよ)曲折を経て、正式表明は師走にずれ込んだ。背景に自民党との確執がある。

 高橋氏は12年衆院選で、党道連の吉川貴盛会長の対抗馬を応援し、絶縁状態になった。15年知事選では吉川氏が高橋陣営をてこ入れし、雪解けとみられた。

 昨年11月の不出馬報道の3日後、2人は国会内で向き合い、高橋氏は参院転出を示唆。吉川氏は親しい道議に「堀さんのようにはしない」と漏らした。堀達也前知事は03年、高橋氏擁立により3選出馬を断念した際、花道も用意されずに政界引退を余儀なくされた。

 だが高橋氏は今春、吉川氏が手腕を認める副知事を交代させ、道議会の人事案採決で自民党議員11人が退席。関係が極度に悪化した。知事選と参院選道選挙区は全道一円で争われ、確実に連動する。現職知事と道連首脳が没交渉なら、作業は袋小路に入る。

 6月、2人は知事公館で極秘会談し、吉川氏は高橋氏に「参院選候補の一人だ」と伝えたが、相互不信はぬぐえないまま。事態が動いたのは、8月のことだ。

1204チバQ:2018/12/20(木) 13:30:03
道連の参院選候補の公募に、高橋氏の身を案じた函館の後援会幹部が、本人の了承を得て他薦で応じた。書類を持参したのは高橋氏の後援会事務所長だった。

 9月6日、胆振東部地震が発生。復興を大義に、人気がある高橋氏とセットで統一地方選を戦いたい道議や、原発再稼働などをにらみ保守道政を継続させたい経済人、国会議員に5選論が強まる。高橋道政批判の急先鋒(せんぽう)だった遠藤連・前道議会議長ですら10月、高橋氏に続投を働きかけた。

■知事後継選出 主導権争いも

 意志を貫いたのは高橋氏の方だった。11月、伊達忠一参院議長が政界引退を表明し、くら替えの障壁が取り除かれると、吉川氏と2度にわたり会談。感情的なしこりを残しつつ、同じ結論を望んでいた2人が遠回りの末、折り合った。

 ただ、今月15日の正式表明で高橋氏は、知事選の後継候補について「自民党道連と議論を深める」と述べ、関与する姿勢を示した。道連幹部は「主導権争いはまだ続く」とみる。(報道センター 佐藤陽介)



 高橋知事の決断に至る裏側と、今後の展望を伝える。(2回連載します)

1205チバQ:2018/12/20(木) 13:30:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258637?rct=n_governorshiprace
<高橋知事5選不出馬>下 のしかかる03年の残像
12/17 09:06
右上から時計回りに、高橋氏、鈴木氏、鉢呂氏、逢坂氏
右上から時計回りに、高橋氏、鈴木氏、鉢呂氏、逢坂氏
 「最後は、皆さんに出馬いただくかもしれません」。立憲民主党道連の市橋修治幹事長は14日、中央省庁への要請で東京都内に集まった道内選出国会議員を前に、来春の道知事選で現職国会議員を擁立する可能性を示した。市橋氏の念頭にあったのは党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)と、元経済産業相の鉢呂吉雄参院議員(70)だ。

 市橋氏はこの後、逢坂氏と個別に面会。4月以降、何度目になるか分からない出馬要請をした。逢坂氏は今回も固辞したが、党道連は知名度が高く、地方自治に精通した逢坂氏の擁立をなお諦めていない。

 もう一人、切り札として期待される鉢呂氏は、選挙に強く、一昨年7月に参院議員に当選して以降、「すでに道内を4巡した」(党関係者)とされる。同党と国民民主党、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者による候補選びは難航しており、立憲民主党道連幹部は「困った時の鉢呂頼みだ」と打ち明ける。

■絞り切れない野党の候補者

 逢坂氏と鉢呂氏。2人が絡む因縁の知事選が、5選不出馬を表明した高橋はるみ知事(64)が初当選した2003年の選挙だ。

 後志管内ニセコ町長だった逢坂氏は、当時の民主党北海道と連合北海道に要請され、出馬の方向で調整するが、選挙戦2カ月前に不出馬を決定。告示まで1カ月を切った段階で候補者となったのが鉢呂氏だった。

 今回は2人のほかに道内の会社経営者や別の国会議員、元アナウンサー、元官僚の名も挙がるが、告示まで約3カ月となった現在も絞り切れてはいない。

 立憲民主党関係者は「あの時のように、準備不足のドタバタで選挙戦に突入するのだけは避けたい」と話す。

■似かよう内実自民調整難航

 03年知事選の残像を抱えるのは自民党も同じだ。

 当時、与野党相乗りで2期目を務める堀達也知事に対し、民主党が不支持を決める一方、道議会自民党や市町村長、経済界に続投論が広がっていた。同党の道議52人中、41人が3選支持と署名。党道連は02年末の役員会で堀氏を軸に調整に入った。

 ところが年明け、町村信孝・党総務局長が北海道経済産業局長を務めた当時49歳の高橋氏に、出馬を打診する。町村氏は世論調査の結果を踏まえ「堀氏では勝てない」と主張。道議らは「道内勤務たった2年の官僚に何ができる」と猛反発したが、堀氏は出馬断念に追い込まれた。

 党道連関係者は「今と構図は違うが、内実は似ている」と話す。

 党道連の吉川貴盛会長らは世論調査の結果も受け、鈴木直道夕張市長(37)の擁立を軸に調整に入った。だが岩田圭剛・北海道商工会議所連合会会頭ら経済人や市町村長、一部道議は「行政手腕が未知数」として、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を推す。

 吉川氏らは8日、都内で岩田氏と会い、理解を求めた。一方、和泉氏を支持する北海道市長会の菊谷秀吉会長(伊達市長)と北海道町村会の棚野孝夫会長(釧路管内白糠町長)は1日と14日、高橋氏と会談した。

 14日、両会長は高橋氏の「お二人の気持ちは変わっていませんか」の問いかけに「より一層強まっています」と答えた。鈴木氏の能力を買ってきた高橋氏が、後継指名を言いよどむ背景になっている。

 16年前は高橋氏擁立への反発から、道議会議長や副知事が名乗りを上げる乱戦となり、それでも町村氏や武部勤衆院議員ら強力な政治家が与党をまとめ上げた。世代交代が進んだ今、吉川氏らは、保守道政の死守と支持基盤の一本化という難題のはざまにある。(報道センター 中村征太郎、佐藤陽介)

1206チバQ:2018/12/20(木) 13:31:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258419?rct=n_governorshiprace
<道知事選>各党候補選び加速 自民、鈴木氏擁立へ環境整備 旧民進系、複数の名前調整難航も
12/16 05:00
 高橋はるみ知事(64)が来年春の道知事選への5選不出馬を表明したことで、与野党はともに候補者選考を加速させる。自民党は高橋氏の後継として、夕張市の鈴木直道市長(37)を軸に調整を進めるものの、市町村長らから異論が相次ぐ。16年ぶりの道政奪還を目指す旧民進党系も複数の名前は挙がるが、絞り込みが進まない。両陣営とも年内に候補者を決めたい考えだが、見通しは立っていない。

 「ここは一気呵成(かせい)に年内に決めないといけない」。自民党道連幹部は15日、高橋氏の後継候補について、こう語った。

 道連の吉川貴盛会長と長谷川岳会長代行は8日の高橋氏との会談で、最近行った世論調査結果を示し、協力を求めた。関係者によると、鈴木氏の支持率は、岩田圭剛・北海道商工会議所連合会会頭らが推す国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)の10倍近くで、無党派層に浸透していたという。

 鈴木氏は東京都職員から全国唯一の財政再生団体のトップに転じ、メディアに取り上げられる機会も多く、知名度がある。党本部や吉川氏らは調査を根拠に、鈴木氏を「勝てる候補」と見定めているようだ。鈴木氏は「しかるべき時期に判断したい」と繰り返し、対応を明らかにしていない。

 一方、市町村長や道議会自民党の一部は「鈴木氏は若すぎて道庁を束ねられない」「国に従って借金を返しているだけ」などとして、和泉氏擁立論を唱える。14日の道連の参院選候補選考委員会でも、知事5選を期待していた衆院議員が「鈴木氏擁立への懸念が経済界や支持団体にある」と指摘。高橋道政の安定路線の踏襲を望む層が、行政経験が豊富で人脈もある和泉氏支持に回っている形だ。

 経済団体幹部や道庁には、夕張市の都市機能の集約を進める鈴木氏の手腕を評価する声もある。道幹部は「露出の多さが市町村長からやっかみを買っている部分がある」と話す。

 現役の国交省幹部である和泉氏は「出るつもりは一切ない」と語る。来春行われる全国の知事選の中で、北海道は数少ない与野党対決型となる見通しで、政治的な意味合いが大きい。道連幹部は市町村長らと意見交換し、鈴木氏擁立の環境を整えたい考えだ。

 一方、旧民進党系は、立憲民主党と国民民主党、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者で候補者選考を進めている。

 4者は当初、高橋氏の5選出馬の可能性もあるとみて、知名度が高く、後志管内ニセコ町の元町長として地方自治に詳しい立憲民主党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)に出馬を要請。「相手が誰だとしても勝てる」(立憲民主道連幹部)としてきたが、逢坂氏は再三の要請を固辞。現時点で、現職国会議員や企業経営者、元アナウンサー、元官僚らの名前が挙がるが、調整は付いていない。

 連合北海道の出村良平会長は候補者選考について「年内に決めたい」と強調。新年交礼会などを通じて候補者の知名度向上を図りたい考えだが、調整が難航し、越年する可能性もある。(村田亮、中村征太郎)

1207チバQ:2018/12/21(金) 11:30:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/260680
<道知事選>連合、逢坂氏に出馬要請 本人固辞 引き続き働き掛けへ
12/21 07:29 更新
逢坂誠二氏
逢坂誠二氏
 【函館】連合北海道の出村良平会長は20日、立憲民主党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)と函館市内で会談し、来春の道知事選への立候補を要請した。逢坂氏は「今までの気持ちと何も変わっていない」と改めて固辞したが、連合は引き続き要請する方針。出村氏は会談後、北海道新聞に「逢坂氏の出馬に向けた環境整備のため、具体的に検討する」と話した。

 連合北海道トップの出村氏が逢坂氏に出馬要請したのは初めて。逢坂氏は会談後、記者団に「知事選へ出ることはない」と述べた。ただ、連合北海道は25日の地方委員会で、逢坂氏への要請を続ける方針を示す。立憲民主党道連も22日の常任幹事会で同様の方針で臨む考えだ。

 逢坂氏は会談で、立憲民主党道連の佐々木隆博代表が約2週間前、同党の鉢呂吉雄参院議員(70)と面会したほか、同党関係者が水面下で道内の会社経営者に出馬を促したことに「複数の人に同時に打診し、何が真実か分からない。交通整理すべきだ」と指摘。「鉢呂氏はやる気があるのではないか」と述べた。

 知事選の戦い方に関し、逢坂氏は「道議選に臨むに当たり、どの程度候補者を立てるのか。知事になる方も、今の道議会の状況では十分な仕事が出来るとは思えない」として、来春の道議選での過半数獲得を目指す必要性を強調した。(中村征太郎、内藤景太)

1208チバQ:2018/12/21(金) 11:30:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/257049?rct=n_unified_localelections
<舞台裏を読む>旭川自民 またも一枚岩ならず
12/12 09:41
<舞台裏を読む>旭川自民 またも一枚岩ならず
「保守のともしびは守れた」。11月11日夜、旭川市長選で敗れた自民党推薦の新人今津寛介氏(42)はそう述べ、支援者に頭を下げた。立憲民主党などが推薦し、4選を目指した現職西川将人氏(50)に挑んだ結果は、2万6千票差の大敗。自民推薦で前回出馬した東国幹氏(50)=現道議=より1万票以上減らした。

 自民党旭川支部幹部が「最初から無理な選挙だった」と振り返るように、告示前から敗戦を予想する党関係者は多かった。

 今津氏は父、寛氏(72)=前衆院議員=の秘書ではあったが、自身の知名度は低い。しかも出馬の意向表明は、選挙まで3カ月を切った8月20日。同支部の候補選考委員会の場だった。支部内の事前調整もほとんどせず、委員から「党が一丸にならなきゃ勝てない。勝算があるのか」と批判された。

 頼みの経済界も足並みはそろっていなかった。経済界有志の会は7月、西川氏に出馬を要請。ある企業の役員は「旭川商工会議所の新谷龍一郎会頭からも相乗りを黙認する空気を感じ取っていた」と話す。

 それでも市長選に打って出たのはなぜか―。

 「『4年後の市長選も頑張ります』とは言わなかったな」。選挙翌日の11月12日、敗戦をわびる今津氏の言葉を聞きながら、集まった党関係者らは「やっぱり道議選に出るつもりなのでは」とささやきあった。

 伏線はあった。選挙期間中も自民党の関係者には「落ちても道議選には出ない」とは明確に否定をせず、みな真意を測りかねていた。

 来春の道議選不出馬を決めた党道6区幹事長の加藤礼一道議(65)の態度も、さまざまな臆測を呼んだ。

 陣営は、加藤氏に党内の取りまとめ役を期待したが、マイクを握ったのは告示の3日後。加藤氏に近い支援者は「加藤氏が自身の後継として道議選出馬を持ち掛けたのに、今津氏が断った。だから協力を拒んでいた」と明かす。

 今津氏は今後の活動について明言を避けている。党支部内では「市長選出馬は売名行為だったのでは」と、今後の動向を警戒する声が公然と上がり始めた。周辺は「加藤氏の誘いを断ったことで、道議選を含め、各級選挙に挑戦する選択肢が広がった。今津氏の生き残り策だ」と解説する。

 党支部内の不協和音に、旭川の保守系がとらわれてきた「呪縛」を思い起こす人は多い。衆院選中選挙区時代から上草義輝、川田正則、村上茂利の3氏がしのぎを削り、選挙のたびにいずれかの候補が涙をのんできた。

 川田派の流れをくむ寛氏は、小選挙区導入後の道6区では2勝5敗。対する立憲民主党の支部関係者は「今も自民党は3派がバラバラ。敵失で勝たせてもらっている」。今回の市長選でも今津氏の「独断」が自陣営に有利に働いたとみる。

 若手経済人が中心となった今津氏の選挙戦は、会員制交流サイト(SNS)での情報発信や、自転車による遊説などの新機軸を打ち出した。その一方で、自民党は「後方支援に徹した」(太田秀明旭川支部長)。

 市長選は、党支部が一枚岩になるきっかけにはならなかった。支部重鎮は「今津氏が選挙に出たことで、党内の亀裂はむしろ広がった」と嘆く。呪縛が解ける兆しは見えない。(旭川報道部 尾崎良)

1209名無しさん:2018/12/25(火) 06:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181224-00000007-htbv-hok
<北海道>知事選どうなる 候補選び難航
12/24(月) 19:11配信 HTB北海道テレビ放送

 告示まで3カ月を切った知事選挙。高橋知事の不出馬で悲願の道政奪還への思いを強める野党ですが、候補者選びが難航しています。
 枝野幸男代表「北海道で先行して政権交代を実現する」
 10月に行われた道連の結党パーティーでこのように宣言した立憲民主党の枝野代表。白羽の矢を立てたのは国会で与党批判の先頭に立っている逢坂誠二氏。本人の意向はあくまで国政だが、その知名度の高さは知事選候補として大きな魅力だ。立憲民主党の支持母体である連合北海道は20日、出村会長自ら要請を行った。しかし…
 逢坂氏「知事選に私が出ることはない、国政に専念する」
 22日に行われた立憲民主党道連の常任幹事会。引き続き逢坂氏に働きかける方針で一致した。逢坂氏の気持ちを動かすことは可能なのか。
 連合・出村良平会長「逢坂さんが言ってるのは、(自分が出ると)補選になりますので、自分の後継者の問題がまず並行して考えなければならないと。それから道議会が少数だと厳しいので、多数獲る体制に努めなければならないと」(逢坂氏の手応えは?)「努力するとしか言えない」
 立憲側の重鎮で知事経験者でもある横路孝弘元衆議院議員は、逢坂氏擁立について楽観的な見通しを示した。
 横路孝弘氏(年内に決まるか微妙だが?)「いやいや年内に決めるでしょう、きっと。みんな頑張るんじゃないの」(Q逢坂さん受けてくれますかね)「大丈夫じゃないの」
 一方、自民党道連は吉川貴盛会長を中心に夕張市長の鈴木直道氏を軸に候補者の調整を進めている。ただ、市長会や町村会などからは鈴木氏は若すぎるとして国交省北海道局長の和泉晶裕氏を推す声があがっている。
 北海道市長会・菊谷秀吉会長(Q知事選の関係で吉川会長と会った?)「『市長会の皆さんはこういう意見だよ』というのを伝えに行っただけ。固有名詞は言う立場でもないし、ただ『こんなお話がありますよ」と」吉川会長は先週、「立憲民主党の動きも注視しないといけない」として知事候補を年内に決められない可能性も示唆している。

HTB北海道テレビ

1210チバQ:2018/12/25(火) 18:21:30
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/261094
知事選 鈴木氏の擁立、経験不足指摘 道市長会長ら、吉川氏に
12/22 05:00
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 来春の知事選の自民党候補擁立を巡り、同党道連の吉川貴盛会長らと北海道市長会の菊谷秀吉会長(伊達市長)、北海道町村会の棚野孝夫会長(釧路管内白糠町長)が21日、東京都内で意見交換した。吉川氏らが鈴木直道夕張市長(37)の擁立に理解を求めたのに対し、菊谷氏らは経験不足を指摘した。

 道連の長谷川岳会長代行も同席した。関係者によると、吉川氏らは野党候補として名前が挙がる人物も含めた世論調査の結果、鈴木氏の支持が最も高かったと説明したという。棚野氏らは市町村長の中に、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)の支持が多いことを伝えた。

1211チバQ:2018/12/25(火) 18:22:21
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/261112?rct=n_governorshiprace
<道知事選>逢坂氏出馬に三つの課題 立憲と連合、説得へ環境整備
12/22 05:00
逢坂誠二氏
逢坂誠二氏
 来年春の道知事選で、立憲民主党道連と連合北海道は、同党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)に出馬要請を継続する方針だ。関係者は、固辞を続ける逢坂氏の説得には「環境整備が必要」とみる。擁立候補の1人である同党の鉢呂吉雄参院議員(70)との関係や、道議会での支持勢力の多数派形成、逢坂氏が立候補すると補欠選挙となる道8区(渡島、檜山管内)の後継者などが課題となる。(中村征太郎)

 「複数の人に同時に打診をしていて、何が真実か分からない。交通整理すべきだ」。逢坂氏は20日、連合北海道の出村良平会長から出馬要請された後、記者団にこう強調した。

 鉢呂氏は19日の自身のフェイスブックに、立憲民主党道連の佐々木隆博代表から出馬を要請され「熟慮している」と記していた。鉢呂氏は、2003年の知事選で逢坂氏が不出馬を決断した後に出馬、落選した経緯がある。05年の衆院選で逢坂氏を初めて擁立したのも、民主党北海道代表(当時)の鉢呂氏だった。立憲民主党道連幹部は「逢坂氏にとって鉢呂氏は恩人。差し置いて知事選には出られないとの思いがあったのではないか」とみる。

 ただ、鉢呂氏は21日のフェイスブックに「出馬しないことにした」とのコメントを掲載した。立憲民主党道連は22日の常任幹事会で逢坂氏に絞って要請を続ける方針を示し、連合北海道も25日の地方委員会で同様の方針で臨むことで、逢坂氏の理解を得たい考えだ。

 もう一つ、大きな問題は来春の道議選で、支持勢力がどれだけ多数を占められるかだ。仮に知事に当選したとしても与党が少数では、思うような道政運営ができないからだ。

 道議会の定数は来春から100となり、立憲民主党道連は選挙協力する国民民主党と合わせて、最大43人の擁立を目指す方針。立憲民主の道連幹部は「他会派の協力が得られれば、自民党の過半数は阻止できる。現在候補がいない空白区の解消に全力を挙げる」と話す。

 道8区の後継問題の協議はこれからだ。逢坂氏は09年以降、道8区で1回の落選を挟んで3回当選しており、逢坂氏の支援者の理解を得る必要もある。同党道連は現在、函館市にゆかりのある元国会議員などを想定し、説得工作を加速したい考えだ。

1212チバQ:2018/12/26(水) 17:11:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262047
自民札連、秋元氏支持決定 札幌市長選 20年ぶり相乗りに
12/26 01:50
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 自民党札幌市支部連合会(札連)は25日、市内で総務会などを開き、来年4月の札幌市長選に再選を目指して出馬表明した秋元克広市長を支持することを正式決定した。札幌市長選は20年ぶりに現職候補への与野党相乗りの構図が固まった。

 総務会終了後、札連の高木宏寿会長は記者団に「自民党が主張してきた、まちづくりや建設・公共投資に対する考え方、総合交通体系の問題など私たちの考え方にそった方向で進めてくれている」と支持を決めた理由を説明した。

 立憲民主党と国民民主党は年明けに推薦を正式決定するほか、公明党も近く支持を決める見通し。主要政党の相乗りによる現職出馬は、桂信雄氏が自民党や民主党(当時)など5党相乗りで3選された1999年以来。

 一方、共産党は社民党など革新系政党や市民団体に共闘を呼びかけ、対抗馬擁立を模索しているものの、具体的な人選には至っていない。(柳沢郷介)

1213チバQ:2018/12/30(日) 08:49:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263019
知事選 鈴木夕張市長に出馬要請へ 自民道連が来月にも
12/29 05:00
鈴木直道氏
鈴木直道氏
 来春の道知事選を巡り、自民党道連は来年1月にも鈴木直道夕張市長(37)に出馬要請する方向で調整に入った。財政破綻した夕張市のトップを2期8年近く務める手腕や知名度の高さから、無党派層を含め、幅広く支持を得られると判断した。

 現職の高橋はるみ氏(64)は5選不出馬を表明し、党道連執行部は既に鈴木氏の擁立を軸に支持団体などへ説明を始めている。同党が最近行った2回の世論調査で鈴木氏の支持率が高く、党本部や安倍政権幹部にも擁立論が広がっている。

1214 チバQ:2018/12/30(日) 12:12:34
>>1211
これ、誰ですかね!?


同党道連は現在、函館市にゆかりのある元国会議員などを想定し、説得工作を加速したい考えだ。

1215岡山1区民:2018/12/30(日) 17:10:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00050055-yom-pol
橋本聖子氏、自民内から北海道知事選に担ぐ動き
12/30(日) 16:03配信 読売新聞
橋本聖子氏、自民内から北海道知事選に担ぐ動き
橋本聖子氏
 来年4月の北海道知事選の候補者選びで、自民党内や経済界、市町村長の間で道内に地盤のある橋本聖子参院議員(54)(比例)を担ぐ動きが広がっている。橋本氏は29日、読売新聞の取材に対し、各方面から出馬要請があることを認めた上で「考える時間がほしい」と態度を保留している。

 道連執行部は現在、党の世論調査で支持の高い夕張市の鈴木直道市長(37)擁立を軸に関係団体などと調整を進めている。鈴木氏に対しては、市町村長らに慎重論が根強く、行政経験の豊富な国土交通省北海道局の和泉晶裕局長(57)を推す声がある。ただ、和泉氏は同日、取材に対し「今の職を全うする。知事選の候補は自民党が決めることだ」と述べるなど、慎重な構えを崩していない。

1216名無しさん:2019/01/03(木) 14:57:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000008-mai-pol
北海道知事選 立憲・逢坂氏、再び固辞 野党、候補擁立で混迷
1/3(木) 10:12配信 毎日新聞
 野党が今春の北海道知事選を巡り、年末年始を返上して候補擁立作業を進めるが、1日に立候補要請した立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)は「国政に専念したい」と再度固辞し、混迷が深まっている。

 立憲、国民民主両党道連や連合北海道の幹部らが函館市の逢坂氏の事務所を訪ね、「高橋はるみ知事が交代する。逢坂さんしかいない」などと要請。しかし、逢坂氏は「ここまで明確に国政に専念すると言っているのになぜ要請するのか。後援会と相談する段階ですらない」と強く拒否した。

 立憲の道内選出国会議員は昨年末にも札幌市で会合を開催。1日は「期限も迫っている」(佐々木隆博・同党道連代表)として、約1週間後に結論を出すことを確認した。ただ、会合を重ねても逢坂氏の姿勢は変わらず、逢坂氏や有力候補だった鉢呂吉雄参院議員(70)が指摘した道議会の議員数拡大に向けた動きも進まず、候補擁立作業は不透明感を増している。【山田泰雄】

1217片言丸:2019/01/03(木) 21:27:19
>>1214
函館ラ・サール出身の石川知裕かな?
北海道11区は妻の選挙区になったし。

1218チバQ:2019/01/06(日) 13:23:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190103k0000m010029000c.html
北海道知事選 立憲・逢坂氏、再び固辞 野党、候補擁立で混迷
01月03日 10:12毎日新聞

 野党が今春の北海道知事選を巡り、年末年始を返上して候補擁立作業を進めるが、1日に立候補要請した立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)は「国政に専念したい」と再度固辞し、混迷が深まっている。

 立憲、国民民主両党道連や連合北海道の幹部らが函館市の逢坂氏の事務所を訪ね、「高橋はるみ知事が交代する。逢坂さんしかいない」などと要請。しかし、逢坂氏は「ここまで明確に国政に専念すると言っているのになぜ要請するのか。後援会と相談する段階ですらない」と強く拒否した。

 立憲の道内選出国会議員は昨年末にも札幌市で会合を開催。1日は「期限も迫っている」(佐々木隆博・同党道連代表)として、約1週間後に結論を出すことを確認した。ただ、会合を重ねても逢坂氏の姿勢は変わらず、逢坂氏や有力候補だった鉢呂吉雄参院議員(70)が指摘した道議会の議員数拡大に向けた動きも進まず、候補擁立作業は不透明感を増している。【山田泰雄】

1219名無しさん:2019/01/08(火) 21:41:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000012-hokkaibunv-hok
混迷の"春" 北海道知事選の候補は… ついに「あの人」も動き出す 与野党選考大詰め
1/7(月) 19:41配信 北海道ニュースUHB

 4月の北海道知事選、夏の参院選が重なる"12年に一度"の選挙イヤーの幕開けです。

 年明けに持ち越しとなった対決の構図…。年末年始返上で、各党が動きました。

 7日朝、初登庁した鈴木直道夕張市長。知事選に向け自民党道連が鈴木市長を軸に候補者の選考を進める中での仕事始めです。

 「おはようございます」

 7日朝も自身の去就については明言しませんでしたが、このお正月は「今後」を考える機会になったようです。

 夕張市 鈴木直道市長:「家族にも今までの(2期)8年間と、そしてこれからどのような道を進んでいくべきなのかについて、(家族から)意見をいただきながら考える機会になった。しかるべき時期に決断したいと思っています」

 自民党道連はこのまま知事選の候補を鈴木市長で一本化する方向なのか?。札幌商工会議所の新年交礼会に出席した自民党の長谷川岳参議院議員は…。

 自民党 長谷川岳参議院議員:「鈴木市長の名前も出ていますし、1つの軸であることは間違いない」

 一方、野党側も元日から動きました。立憲民主党と国民民主党、支持団体である連合北海道など4者が函館詣で。逢坂誠二衆院議員に知事選の出馬を要請しましたが…。

 逢坂誠二衆院議員:「国政に専念したいという気持ちに変わりはない。繰り返し言っているのに繰り返し要請される。一週間後ぐらいを最後に一応の区切りにしたい」

 逢坂氏は改めて固辞。双方は一週間後をメドに結論を出すことになりました。その期限が迫るなか、7日開かれた連合北海道の新年交礼会。

 連合北海道 出村良平会長:「8区の後継者問題が大きい。(乗り越えられるか?)可能性ある」

 与野党ともに候補者の選考が混迷する中、あの人の名前も…。

 7日、会見を開いた市民団体が、前回の知事選で114万票余りを獲得した佐藤のりゆき氏を、野党統一候補として推したいとしました。

 一方、選挙となると黙っていないのがこの人。12年に一度、統一地方選と参院選が同時に行われる今年、どう動くのでしょうか。さっそく、地元の会合でひとこと。

 新党大地 鈴木宗男代表:「私自身、例えば夏の参院選。最後の男の勝負をすべく私なりの決意をしたいと思っております」

 選挙区か比例区かなどの枠組みについては今後、検討するとしましたが、3月までには結論を出すとしました。

UHB 北海道文化放送

1220チバQ:2019/01/09(水) 18:54:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000003-hokkaibunv-hok
北海道知事選 不出馬表明の立憲・逢坂誠二氏 固辞も道議会会派は改めて要請へ
1/9(水) 12:09配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 春の北海道知事選を巡って不出馬を決めた立憲民主党の逢坂誠二衆院議員に、道議会の会派が改めて出馬要請することを決めました。

 逢坂誠二衆院議員:「元日から1週間置いても、候補者選びなど納得できる状況じゃなかった。道連に改めて出馬しないということを伝える。地元の人からも"逢坂さんが8区からいなくなったらどうするの、国政に専念して"という声が多かった」

 逢坂氏は後援会関係者との会合などのため9日朝、地元の函館市に入り、知事選には出馬しないと表明しました。

 逢坂氏は、10日にも道連に正式に伝えたいとしています。

 逢坂氏が固辞を明言するなか、道議会の会派、民主・道民連合は9日、逢坂氏に改めて出馬を求めることを決めました。

 地方自治の手腕を評価し、道政運営への協力を約束する内容の要請文を連名で作成し、9日にも直接手渡すとしています。

UHB 北海道文化放送

1221岡山1区民:2019/01/10(木) 15:51:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000048-jij-pol
北海道知事選、逢坂誠二衆院議員は不出馬=「国政専念」意志固く
1/10(木) 12:33配信 時事通信
 立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)は10日、北海道函館市で記者会見し、4月の道知事選について「終始一貫して国政に専念すると言ってきた。天変地異でも起きない限り、私の気持ちは変わらない」と述べ、立候補しない考えを表明した。

 会見に先立ち、佐々木隆博党道連代表にこうした考えを電話で伝えた。

1222チバQ:2019/01/11(金) 17:07:28
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1901110100006.html?rm=195
野党、候補選び窮地 

2019年1月11日09時27分
知事選、逢坂氏の擁立断念
 4月の知事選で、立憲民主党道連などの4者は10日、「最強の候補」として立候補を要請していた逢坂誠二衆院議員(59)の擁立を断念した。逢坂氏から不出馬の意向が伝えられ、立憲側が受け入れた。知事選まで3カ月を切るなか、野党の候補者選びは窮地に陥っている。

あと3カ月、仕切り直し
 「天変地異でも起きない限り、国政に専念するという気持ちは変わらない」

 逢坂ログイン前の続き氏が10日午前、函館市内の自身の事務所で記者会見を開き、知事選に出ない考えを強調した。

 ここまで強い表現をしたのには理由がある。国政に専念すると明言しても、立憲道連、国民民主党道連、支援団体の連合北海道、北海道農民政治力会議の4者から、度重なるラブコールがあったからだ。

 4者は、逢坂氏が過去にニセコ町長を務めた経験や、国会で安倍首相批判の急先鋒(きゅうせんぽう)に立つ手腕を高く評価。「逢坂さんが最適、最強の候補」(立憲道連幹部)として、昨春以降に何度も立候補を要請したが、断られ続けた。

 それでも、高橋はるみ知事(65)が昨年12月、5選不出馬を表明すると、要請はさらに活発化。元日には立憲道連代表の佐々木隆博衆院議員(69)ら4者の代表が再び要請した。9日夜にも立憲の道議が、道議30人分の署名を記した要請書を手渡したが、翻意させることはできなかった。

 逢坂氏が最も懸念したのは、衆院8区の後継者問題だった。逢坂氏は10日の会見で「私が決断をすれば(道連が)本腰を入れて(8区後継の)検討するというのでは、(知事選立候補の)議論の材料にならない」と、道連の姿勢を疑問視した。

 この会見の1時間ほど前、逢坂氏が佐々木氏に電話していた。「最終的な結論」として改めて不出馬の意思を伝えた。佐々木氏は「残念です」と、受け入れざるをえなかった。

 4者による候補者選びは仕切り直しを迫られる。ただ、ここまで逢坂氏にこだわってきたのは、他に有力な候補者がいないことの裏返しでもある。

 これまで、知名度のある道内企業の経営者、元経済産業相の鉢呂吉雄参院議員(70)、国民道連代表の徳永エリ参院議員(57)らの名前も浮上したが、いずれも出馬を否定。前回2015年の知事選に立候補した元テレビアナウンサーの佐藤のりゆき氏(69)らに期待する声も出てきたが、状況は見通せない。

 佐々木氏は10日、札幌市内で記者団から候補者選びの期限を問われ、焦りをにじませた。

 「いつぐらいなんて言ってられません。明日にも明後日にでも、できるだけ早く決めたい」

 (伊沢健司)

1223岡山1区民:2019/01/11(金) 19:21:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00010001-kachimai-hok

徳川19代 家広氏が浮上 道知事選
1/11(金) 16:00配信 十勝毎日新聞 電子版
徳川19代 家広氏が浮上 道知事選
徳川家広氏(本人の公式サイトより)
自民関係者が「白羽の矢」
 北海道知事選(3月21日告示、4月7日投開票)をめぐり、自民党道連や道内経済界などに、政治・経済評論家で、徳川宗家19代目の徳川家広氏(53)の擁立を目指す動きがあることが、11日までに分かった。自民党道連の関係者が白羽の矢を立て、1週間前から東京を中心に、擁立に向けた調整作業が進められている。

 徳川氏本人は意思を明らかにしていないが、政治・経済に常に関心が深く、次期都知事選の候補にも名前が挙がる人物と目されていた。旧民進系の関係者ともパイプがある。

 徳川氏は1965年、東京都生まれ。小学1年から3年までは米国で過ごした。慶応義塾大学経済学部卒、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。現在は政治・経済評論家、翻訳家として活動している。

本人も強い関心
 複数の関係者によると、徳川氏は首都圏での大地震などに備え、グローバルな視点で、北海道に首都の補完機能を持たせることを主張。仮に出馬する場合は与野党ではなく、「道民党」として出馬するとの見方が強まっている。

 知事選の候補を巡っては自民は道連の吉川貴盛会長らが鈴木直道夕張市長(37)を軸に調整を進めている。和泉晶裕国土交通省北海道局長(57)を推す声もあり、調整が難航している。

 野党側は立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)が10日に不出馬を表明、同党の鉢呂吉雄参院議員(70)に出馬要請する方針だが、本人は出馬を否定している。

 前回出馬したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(69)の擁立を目指す動きもあるが流動的。与野党とも候補を確定しきれていない。

1224とはずがたり:2019/01/12(土) 18:59:08
もう誰でもいいんかいな!?

徳川19代 家広氏が浮上 道知事選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00010001-kachimai-hok
1/11(金) 16:00配信 十勝毎日新聞 電子版

自民関係者が「白羽の矢」
 北海道知事選(3月21日告示、4月7日投開票)をめぐり、自民党道連や道内経済界などに、政治・経済評論家で、徳川宗家19代目の徳川家広氏(53)の擁立を目指す動きがあることが、11日までに分かった。自民党道連の関係者が白羽の矢を立て、1週間前から東京を中心に、擁立に向けた調整作業が進められている。

 徳川氏本人は意思を明らかにしていないが、政治・経済に常に関心が深く、次期都知事選の候補にも名前が挙がる人物と目されていた。旧民進系の関係者ともパイプがある。

 徳川氏は1965年、東京都生まれ。小学1年から3年までは米国で過ごした。慶応義塾大学経済学部卒、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。現在は政治・経済評論家、翻訳家として活動している。

本人も強い関心
 複数の関係者によると、徳川氏は首都圏での大地震などに備え、グローバルな視点で、北海道に首都の補完機能を持たせることを主張。仮に出馬する場合は与野党ではなく、「道民党」として出馬するとの見方が強まっている。

 知事選の候補を巡っては自民は道連の吉川貴盛会長らが鈴木直道夕張市長(37)を軸に調整を進めている。和泉晶裕国土交通省北海道局長(57)を推す声もあり、調整が難航している。

 野党側は立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)が10日に不出馬を表明、同党の鉢呂吉雄参院議員(70)に出馬要請する方針だが、本人は出馬を否定している。

 前回出馬したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(69)の擁立を目指す動きもあるが流動的。与野党とも候補を確定しきれていない。

知事選 逢坂氏擁立断念 鉢呂氏軸に再調整、佐藤氏の名前も
https://kachimai.jp/article/index.php?no=453686
2019/01/10 11:36

 【札幌】道知事選(3月21日告示、4月7日投開票)で、立憲民主党道連の佐々木隆博代表は10日午前、札幌市内で取材に応じ、出馬要請していた同党の逢坂誠二衆院議員(59)から同日、出馬しない旨の連絡があったことを明らかにした。今後、同党の鉢呂吉雄参院議員(70)を軸に再調整を進める方向だが、前回出馬したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(69)にも含みを持たせている。

1225チバQ:2019/01/14(月) 19:42:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000006-htbv-hok
<北海道>知事選まであと2カ月余り 候補者決まらず混迷
1/14(月) 18:47配信 HTB北海道テレビ放送
 知事選の候補者が決まりません。自民党道連は夕張市の鈴木直道市長の擁立を決める方針ですが、道議会議員から異論が出るなど、混迷が深まっています。
 13日に行われた夕張市の成人祭。33人の新成人を前に鈴木直道市長は「(両親に)できればちゃんと顔と顔を合わせて『今までありがとうございます。これからもよろしくお願いします』と、恥ずかしいかもしれないけど、ぜひ言っていただきたいと思います」と祝辞を述べました。毎年、親への感謝の大切さを伝えているという鈴木市長。成人祭への出席はこれで8回目でとなります。知事選まで残り2か月あまり。気になる進退については「何らかの形で夕張や北海道のために、自分自身の力が使うことはできないのかなということを考えながら、しかるべき時に判断をしたいなと思っています」
 鈴木市長を知事選候補の軸に据える自民党道連。
 執行部は12日、会派の道議会議員に対し、鈴木市長が官僚から高い評価を得ていると説明しました。一方、多くの道議が擁立を求めている国交省北海道局長の和泉晶裕氏について、執行部は和泉氏本人が出馬の打診を固辞していると伝えました。和泉氏ではなく鈴木氏を擁立しようという流れの執行部に対し、道議からは異論が相次ぎました。道議の一部らは15日に、和泉氏を擁立するよう道連に対し申し入れを行う方針です。会議では候補者の1人として橋本聖子氏の名前もあがりましました。そして新たに名前があがっているのは政治経済評論家の徳川家広氏。徳川将軍家19代目にあたり自民党の一部から出馬を求める声があるといいます。自民党道連は候補者の選定について今月中に結論を出したいとしています。
 一方の野党側。参議院議員の鉢呂吉雄氏やフリーキャスターの佐藤のりゆき氏の2人が有力ですが、立憲民主党や国民民主党などの4者による候補者選びは難航しています。この状況にしびれを切らしているのが野党共闘を支援する市民団体「戦争をさせない市民の風・北海道」です。川原共同代表は今後、4者に対し、市民の風、共産党、社民党を含めた7者で候補者選びを進めるよう要請するとしています。

HTB北海道テレビ

1226チバQ:2019/01/14(月) 19:42:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000012-hokkaibunv-hok
自民分裂? 北海道知事選候補者選考 道議が執行部に反発「1月中に方向性を」
1/14(月) 19:30配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 果たして1月中に1本化できるのでしょうか。春の北海道知事選を巡って、自民党道連は12日、道議に候補選考の状況を説明しましたが、執行部への不満が続出しました。

 12日に開かれた自民党道連の会合。知事候補の選考について、道連会長の吉川農水大臣ら執行部が水面下で鈴木夕張市長を軸に進めていることについて、道議らが不満を抱き経過説明を求めたものです。

 会合で執行部は、道議や市町村長らの一部が推す国交省の和泉晶裕北海道局長について、出馬の意思がないと最終確認したと説明しました。

 自民党道連 吉川貴盛会長:「できますならば一月中に(候補の)方向性をしっかり出していければなという思いです」

 しかし、道議からは和泉局長は「固辞していないとの情報もある」などと異論が噴出。

 15日、道議と市町村長の有志が改めて和泉局長の擁立を申し入れるということです。

UHB 北海道文化放送

1227チバQ:2019/01/14(月) 19:46:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000013-mai-soci
北海道 縮む公共交通 地方の人口減、直撃
1/14(月) 10:28配信 毎日新聞
北海道 縮む公共交通 地方の人口減、直撃
JR北海道が単独維持困難としている線区
 JR北海道は2016年11月、経営の厳しさから自社単独では路線を維持できない「維持困難線区」10路線13線区(区間)を発表。関係自治体に協力を迫った。維持困難とする総延長は、現存線区の半分にも上る。人口減少が進む中、各自治体とも生活基盤である公共交通の大幅な見直しを迫られる時代を迎えた。【山下智恵】

 JR室蘭線の栗山駅(栗山町)。約80センチの雪が積もる駅のホームに2両編成の列車が滑り込む。午前7時15分ごろ、通学の高校生を中心に約20人が乗り込んだ。

 栗山駅には上下1日各7本が停車する。一方で、ほぼ線路と並行するバス路線の岩見沢行きは1時間に1本。駅舎と合同の待合室でバスを待つ会社員女性(57)は「岩見沢の病院に入院中の母の所に通っている。バスなら1時間に1本あって便利。最近JRは使っていない」と話す。ただ、長男の学生時代は定期代の安さからJRを利用。「若い人が鉄道を使えなくなると早くから外に出て行ってしまうかも」とつぶやく。

 栗山駅のあるJR室蘭線の岩見沢―沼ノ端間(67キロ)は維持困難線区の一つ。通学時間はにぎわうが、1987年に1629人だった輸送密度は17年度には439人に減少した。豪雪地帯で除雪費などもかさみ、区間の収益は17年度は12億3300万円の赤字だった。

 「駅中心の街づくりをしてきた。鉄路があることは、町民の足だけでなく観光客の足、災害時の輸送路など安心にも関わる」。栗山町の担当者は鉄路の重要性を強調する。同線区は国と自治体の負担を前提に維持を目指すことが決まったが、その負担割合などを巡り協議が難航することも予想される。

 国鉄民営化に伴うJR北海道の発足は87年。その歩みは平成の30年間とほぼ重なる。九州の2倍以上ある広大なエリア、積雪期の整備維持費の重い負担などで採算が取れにくかったうえ、経営安定化基金運用益の目減りなどで経営危機が顕在化。近年は事故やトラブルも相次いだ。

 輸送人員は発足翌年の1億300万人から札幌圏の増強により1億3627万人(17年度)に増加したが、鉄道の収益はピークの800億円(96年度)から730億円にまで減り、線路は20線区3192キロから14線区2552キロに縮小した。

 一方、空路の利用はこの30年間で大きく伸びた。89年に1197万人だった新千歳空港の利用者は17年度で2271万人と倍増。格安航空会社(LCC)の就航や、近年の外国人観光客の急増による国際線ターミナルの拡張工事も進む。

 ◇地域維持へ対策急務

 98年12月に新千歳―羽田間で就航、「北海道の翼」を掲げる北海道国際航空(現エア・ドゥ)も昨年末、20周年を迎えた。一時は経営危機もあったが、全日空グループの支援を得て、現在は10路線を運航する。

 空路でも地方路線は苦戦した。道内の拠点都市を結び、航空便の空白地帯を解消するため98年3月に新千歳―函館間などで就航した北海道エアシステム(HAC)。経営不振により、09年に日本航空(JAL)が経営から撤退するなど存続が危ぶまれ、不採算路線の整理を余儀なくされた。その後は債務超過が解消され、14年にJALグループに復帰。丘珠―函館便の好調などもあり、17年には拠点とする丘珠空港(札幌市東区)の利用者が20万人を超え、再建が進む。

 平成最後の年となる19年以降、公共交通機関は陸空、それぞれで転換期を迎える。JR北海道を巡っては、19年度は国が200億円の支援を行うと同時に経営に対する「集中改革期間」に入る。目に見える成果が示されなければ、21年度以降の国の支援継続は困難になる。

 空路では、新千歳空港など道内7空港が一括民営化され、20年から事業者による委託運営が始まる。民間の創意工夫が地域活性化につながると期待されるが、赤字空港や路線を維持できるのかは不透明だ。

 地方の人口減少と札幌などへの一極集中が顕著になった平成時代。公共交通を維持し、生かすための新たな仕組み作りは次の時代に持ち越される。

 JR北海道の路線存続運動に携わってきた小田清・北海学園大学名誉教授は「赤字路線だから廃止では、地方の可能性を摘み、現在進行している札幌圏一極集中と過疎拡大も加速させることになる。公共交通の議論には地域が成り立つための道内全体の青写真が必要だ」と述べた。

1228チバQ:2019/01/15(火) 17:50:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000005-hokkaibunv-hok
和泉北海道局長 知事選候補に擁立へ 自民党道議有志が要望書 「一本化すれば」 出馬に含みも
1/15(火) 12:15配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 4月の知事選をめぐり、自民党道議の有志らが、和泉晶裕国交省北海道局長の擁立を求める要請書を15日午前、自民党道連に提出しました。

 午前11時30分、自民党の道議有志は和泉晶裕国交省北海道局長の擁立を求める吉川道連会長宛ての要請書を提出しました。

 道議37人が賛同していて、和泉氏が行政経験が豊富であることを挙げ、道連として出馬を要請するよう求めています。

 12日に自民党道連が開いた会合では、和泉氏について「出馬の意思がないことを確認した」とされましたが、関係者によると「自民党が一本化すれば」と出馬に含みを持っているということです。

 一方、道連の執行部は鈴木直道夕張市長を軸に調整を進めています。

UHB 北海道文化放送

1229チバQ:2019/01/17(木) 13:28:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266923
<道知事選>道議37人「和泉氏擁立を」 自民道連に要請 一部市町村長も
01/16 01:56 更新
 4月の知事選を巡り、自民党の道議有志と道内の市長・町長有志が15日、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を擁立するよう、それぞれ同党道連に要請した。鈴木直道夕張市長(37)を軸に調整する道連執行部への反対姿勢を明確にした形だ。道連執行部と道議有志の代表は16日、党本部で和泉氏と面会して意向を確認し、道内関係国会議員による党北海道ブロック両院議員会で対応を話し合う。

 要請は共に道議会庁舎で行われた。道議有志には同党の50人中37人が名を連ね、喜多龍一・元道議会議長や大谷亨議長ら5人が「豊富な行政経験や高い政策力を持つ和泉氏がふさわしい」とする文書を、道連の小畑保則幹事長に手渡した。

 市町村長有志の要請には、北海道市長会の菊谷秀吉会長(伊達市長)ら3人と、北海道町村会の棚野孝夫会長(釧路管内白糠町長)ら全道14管内の各町村会の会長ら計17人が出席。棚野氏は「北海道で生まれ育ち、開発行政を通じて本道の振興、発展に全身全霊をかけてきた和泉氏こそ適任」と話した。

 道連執行部は道議の求めに応じて開いた12日の会合で、和泉氏から出馬の意思がないことを最終確認したと説明。道議から「違う情報がある」との声が出ていた。

 関係者によると、和泉氏は各方面に「政権与党の自民党から一本化して要請されれば断れないが、そういうことにはならないと思う」と話しているという。道連の吉川貴盛会長は15日、和泉氏と面会した。

 道連執行部は両院議員会を経て、再び道議らへの理解を求める考えだが、調整は難航しそうだ。(竹中達哉、村田亮)

■和泉氏擁立要請の首長

 自民党道連に国土交通省の和泉裕晶北海道局長を擁立するように要請した17人の首長は以下の通り。

 菊谷秀吉・伊達市長、上野正三・北広島市長、山下貴史・深川市長、棚野孝夫・釧路管内白糠町長、宮司正毅・石狩管内当別町長、木幡正志・渡島管内長万部町長、工藤昇・檜山管内上ノ国町長、山本栄二・後志管内共和町長、三好富士夫・空知管内南幌町長、浜田哲・上川管内美瑛町長、森利男・留萌管内苫前町長、工藤栄光・宗谷管内豊富町長、井上久男・オホーツク管内置戸町長、真屋敏春・胆振管内洞爺湖町長、川上満・日高管内平取町長、高橋正夫・十勝管内本別町長、金沢瑛・根室管内標津町長

1230チバQ:2019/01/17(木) 13:28:31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/265483?rct=n_unified_localelections
道議選・札幌市東区 吉川氏次男擁立 自民内に反発 対抗馬立てる動き 役員辞表提出も
01/10 05:00
 自民党が、4月の道議選札幌市東区(定数4)の立候補予定者として、党道連会長でもある吉川貴盛農水相の次男を公認したことに対し、地元党組織内に反発が広がっている。北区には現職の長男もおり、子息が両区の候補者になるためだ。東区では党支持者から対抗馬擁立の動きが出始め、この8日には、党札幌東区連合支部の役員18人のうち、10人が辞表を出す事態となっている。

 吉川氏は衆院道2区(札幌市北区の一部、東区)選出。道議選北区では3選を目指す長男の隆雅氏(42)が党公認を得ている。

 東区支部役員らによると昨年12月上旬の支部役員会で次男統勝(のりかつ)氏(36)の公認申請を協議し、賛否が分かれた。会議では支部長が判断の一任を取り付け、その後に統勝氏で申請。党道連は20日に公認を決めた。

 これに対し、統勝氏擁立に反対する党員向け署名活動が年末から行われ、東区の党員約560人のうち300人分が集まった。また、東区支部役員の複数が今年に入り辞表を提出。対抗馬擁立に向け、地元市議後援会の幹部らから候補を選ぶ作業も進んでいる。

 辞表を出した役員は「支部内では統勝氏擁立反対が多数なのに、吉川氏に近い役員が強引に支部長一任を決めた。党は吉川家のためにあるわけじゃない」と批判している。

 北海道新聞の取材に東区支部は「コメントすることはない」とした。

 道議選東区では自民党の大崎誠子氏が引退し、統勝氏が後継者として出馬を予定。このほか国民民主党の星野高志氏、公明党の阿知良寛美氏、共産党の宮川潤氏も出馬する。(柳沢郷介、松本創一)

1231チバQ:2019/01/17(木) 13:29:21
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266403?rct=n_unified_localelections
<道知事選>「本命」鈴木氏に道議異論 和泉氏推す動きなお
01/13 05:00
 自民党の知事選候補選びは、道連執行部が12日の道議との会合で経済界の一部が推す国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)から出馬の意思がないことを確認したと説明し、「本命」に見据える鈴木直道夕張市長(37)の擁立への環境整備を図った。だが道議から選考過程を含めて異論が相次ぎ、市町村長の有志にも和泉氏を推す動きがある。執行部が目指す月内決着は微妙な情勢だ。

 「鈴木氏の支持率は和泉氏の4倍だった」。道連の長谷川岳会長代行は道議30人余りを前に、今月上旬の党の世論調査の結果を告げた。和泉氏の「不出馬の意思」と合わせ、道議の反発の沈静化を狙った。

 しかし、喜多龍一・元道議会議長は「和泉氏の意思について違う情報がある。あきらめるべきではない」と発言。鈴木氏の行政手腕を疑問視する声や「選挙は世論調査の数字ほど甘くない」との意見も出て、溝の深さが浮き彫りになった。

 根底には、道連執行部への不満がある。道議の中には自らの選挙との連動を考え、知名度が高い高橋はるみ知事(65)の5選を望む声が若手・中堅を中心にあった。

 知事は一昨年の時点で不出馬の意向を固めていた。だが「菅義偉官房長官と近い鈴木氏を擁立したいがために、吉川貴盛道連会長が高橋知事を降ろした」との説が根強く残る。長谷川氏は12日の会合でこうした見方を否定した。

 加えて吉川、長谷川両氏が昨年12月、高橋知事や、和泉氏を推す岩田圭剛・北海道商工会議所連合会会頭、菊谷秀吉・北海道市長会会長、棚野孝夫・北海道町村会会長らと会い、鈴木氏擁立に理解を求めたことも「道議会軽視の独走」(ベテラン道議)と指摘されていた。

 長谷川氏は道議とのコミュニケーション不足を謝罪。「みんな言いたいことが言え、ガス抜きになった」(道連幹部)との声もあるが、道議には独自に和泉氏に意向確認する動きがある。道内の市町村長有志は15日、道連に対し、和泉氏擁立を求める予定だ。

 混迷の中、保守系では和泉氏に次ぐ候補として橋本聖子・党参院議員会長(54)への待望論や、元経産官僚を擁立する動きも一部である。一方、政府高官や党幹部の中には野党の候補選定が遅れていることも踏まえ、環境整備を重視し、支持率が高い鈴木氏への擁立を急がなくてもいいとの声が上がっている。

 元東京都職員の鈴木氏は12日、札幌市内で記者団に「片道切符で裸一貫で夕張に来て、北海道に骨を埋める覚悟だった。どのような道を選ぶか、しかるべき時期に決めたい」と語った。(佐藤陽介、竹中達哉)

1232チバQ:2019/01/17(木) 13:29:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266604?rct=n_unified_localelections
<道知事選>候補擁立、各界に思惑 主要政党混迷「チャンス」
01/14 10:40 更新
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 4月の道知事選の候補を巡り、市民団体や政界関係者から、これまでと違う名前が出始めている。主要政党の擁立作業が滞り、「チャンスあり」との見方が広がっているためだ。

■のりゆき氏、古賀氏、橋本氏、増山氏…

 一般社団法人「道民のちから改革会議」は月内に、2015年の前回選挙で約115万票を得たフリーキャスター佐藤のりゆき氏(69)に出馬要請する。同団体は、前回も佐藤氏を応援した西村弘行・北翔大名誉教授が理事長を務める。

 佐藤氏は落選以降、政治活動をしていない。立憲民主党を中心とする野党の候補選びが逢坂誠二衆院議員(59)の不出馬で暗礁に乗り上げ、知名度を再評価する向きがある。

 野党系では、安倍政権批判で知られる元経済産業省官僚の古賀茂明氏(63)が道内で政治塾を立ち上げていることもあり、取り沙汰されている。13日の札幌市内での講義では受講者から立候補を促され、「道民がどれだけやってほしいと声を上げるかだ」と語った。

 自民党道連は月内にも、知名度がある鈴木直道夕張市長(37)の擁立を決める方向だ。だが異論もあり、知名度で劣らない橋本聖子・党参院議員会長(54)を挙げる関係者もいる。

 混迷が続く場合を見据え、十勝管内の経営者らは16年の参院選比例代表で落選した増山寿一・元北海道経済産業局長(56)の擁立を模索。本人も前向きだ。

 今月上旬には自民党道議の間で、徳川将軍家19代目に当たる政治経済評論家の徳川家広氏(53)の出馬説が出回った。徳川氏は9日、北海道新聞の取材に「仲がいい人が言っている程度だが、光栄」と述べ、政党などの要請がない限り出ない考えを示している。

 新人対決は03年以来で、この時は9人が乱立、自民党が推薦する高橋はるみ現知事が辛勝した。名前が出ている一人は「全道選挙は組織とカネがものをいう。16年前のように混戦になり、当選ラインが下がれば出たい」と話す。(佐藤陽介)

1233チバQ:2019/01/17(木) 13:30:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/267131?rct=n_unified_localelections
<道知事選>「鈴木氏本命」にノー 自民の候補選び混沌
01/16 13:13 更新
 自民党の知事選候補選びは、鈴木直道夕張市長を本命とする党道連執行部に対し、道議や道内の市長・町長有志が国土交通省の和泉晶裕北海道局長の擁立を求め、公然とノーを突きつけた。「道議を蚊帳の外に置いて決めようとしている」との不信感と、鈴木氏の力量を疑問視する声が絡み合い、官僚経験が長い和泉氏が受け皿となっている。執行部は知名度がある鈴木氏を「勝てる候補」とみるが、情勢は混沌(こんとん)としている。

 「何せ、われわれ道政与党の一翼を担う道議会自民党に、話も相談も一切なかった」

 喜多龍一・元道議会議長は要請後の記者会見で、こう訴えた。同党道議の中で「和泉氏支持」が7割超にまで広がる原動力になったのは、手続きへの異議だ。

 鈴木氏を推す声が出始めたのは2015年の高橋はるみ知事の4選後、間もなくのこと。17年の初めには知事周辺が鈴木氏本人に意向を聞き、17年夏以降に5選不出馬の意向を固めた高橋氏と道連の吉川貴盛会長との複数の会談でも、度々名前が挙がった。法政大同窓の菅義偉官房長官とパイプがあることもあり、昨年夏には有力候補に浮上した。

 一方、和泉氏の擁立論もまた、岩田圭剛・北海道商工会議所連合会会頭(岩田地崎建設社長)が早くから唱えていた。吉川氏らが鈴木氏擁立に向けて岩田氏らへの根回しに入ったのは、昨年12月。道議会には吉川氏に対し「鈴木氏をかわいがる菅氏に忖度(そんたく)し、高橋氏を降ろしたに違いない」とのうわさが広がった。さらに、JR北海道の路線見直しを巡っても「党のプロジェクトチーム座長なのに、国の方を向いている」などの不満の声が噴出した。

 菊谷秀吉・北海道市長会会長や棚野孝夫・北海道町村会長ら17人の要請の根底には、鈴木氏の政治手法への懐疑的な見方がある。

 鈴木氏は30歳にして全国唯一の財政再生団体の長となり、脚光を浴びた。その後も中央政界との人脈を基盤に、ふるさと納税を生かした夕張市の都市機能集約や財政再生計画の抜本的見直しに取り組んだ。

 吉川氏ら道連執行部は実績を評価するが、市町村長の中には「借金を返しているだけ」との見方がある。JR問題について、鈴木氏が石勝線夕張支線廃止を提案し代替交通支援を引き出す「攻めの廃線」を打ち出したことにも、「夕張支線は市内で完結するからできただけ」(道北の町長)と、冷たい視線を注ぐ。

 鈴木氏や和泉氏双方と深い付き合いがない道議や市町村長も多く、棚野氏も要請後、記者団に「和泉氏と会ったことはない」と語った。鈴木氏擁立への慎重論が和泉氏支持に流れているとみられる。

 和泉氏へは、国会議員の中でも橋本聖子参院議員会長や伊達忠一参院議長が支持しており、16日の党北海道ブロック両院議員会で合意形成できるか見通せない。党本部は統一地方選の知事選で唯一、与野党対決型になりそうな北海道を注視しており、菅氏は世論調査の結果を踏まえ「和泉氏では勝てない」と周囲に語る。安倍政権幹部、党本部と地元との調整が、今後の鍵になりそうだ。(佐藤陽介)
■■ 手続きへの異議■■ 政治手法を懐疑■■ 合意形成見えず

1234チバQ:2019/01/17(木) 13:31:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/267513?rct=n_unified_localelections
<道知事選>綱引き続く自民 和泉派「一本化」発言で勢い/鈴木派「本命」擁立揺るがず
01/17 05:00
和泉晶裕氏
和泉晶裕氏
和泉晶裕氏
 自民党の知事選候補選びは16日、国土交通省の和泉晶裕北海道局長が「自民党が一本化するなら断り切れない」と出馬の可能性に言及し、高橋はるみ知事も支持の姿勢をにじませ、道議や市町村長の有志ら「和泉派」が勢いづいた。一方、道連執行部は鈴木直道夕張市長の擁立を目指す姿勢を崩さず、近く鈴木氏の意向を聞く場も設け、党内の理解を深めたい考え。両派の綱引きはなお続きそうだ。

 和泉氏の発言について、ある道内関係国会議員は「出馬の意思を示したということだ」と解説する。

 昨年12月4日の北海道新聞の取材には「出るつもりは一切ない。今の職務を全うしたい」と答え、その後も否定し続けた。道議有志の中には、現職官僚は選挙に出たくても表向き言えない立場だとし、和泉氏は本音を隠してきたとの見方が多い。

 一方、道連執行部は12日の道議を集めた会合で和泉氏から不出馬の意向を最終確認したと説明していた。和泉氏は16日、党が一致することは難しいとの見立ても示し、アイヌ新法や北方領土問題など、道局長として抱える仕事は自分でなければできないと強調した。

 こうした発言を「やる気がない」と取る向きもあり、立場によって解釈が異なっているのが実情だ。

 いずれにせよ和泉氏が「一本化」を条件に掲げたことで、情勢は流動化している。普段は政治的な発言に慎重で「後継指名はしない」と公言していた高橋氏が、道議や市町村長有志の動きについて「重い」と踏み込んだ。橋本聖子・党参院議員会長らの働きかけがあったといい、「和泉派」には事前に発言内容が漏れていた。

 高橋氏は当初、鈴木氏を「若き首長のエース」と推していただけに、参院選道選挙区(改選数3)への出馬を見据えた「道議や市町村長へのアピールだ」(道連幹部)との声もある。

 16日の党北海道ブロック両院議員会では、伊東良孝衆院議員らが和泉氏擁立に前向きな発言をした。政府関係者は「野党が支持率が高い立憲民主党の逢坂誠二衆院議員を出さなかったから、勝てると判断しているのでは」と話す。

 道連執行部や安倍政権幹部は、鈴木氏が3回にわたる党の世論調査で和泉氏を大きく引き離したとして、鈴木氏を本命とする見方を変えていない。

 「若すぎる」「力量不足」などと指摘されている鈴木氏は最近、「裸一貫で夕張に来て、北海道に骨をうずめる覚悟で来た」と繰り返す。周辺は「全国唯一の財政再生団体の立て直しに努めてきた自負や、道民の支持に自信があるから、批判に耐えられているのでは」とみる。(佐藤陽介)

1235チバQ:2019/01/18(金) 17:02:43
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1901160100003.html?rm=146
国交官僚の擁立を要請
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2019年1月16日09時15分

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自民党道連幹事長の小畑保則氏(右)に対して申入書を手渡す喜多龍一氏=札幌市中央区

自民道議37人と17首長/知事選
 4月の知事選候補の選考をめぐり、自民党の道議37人が15日、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を擁立するように党道連執行部に要請した。道連幹部は12日、夕張市の鈴木直道市長(37)を軸に調整する方針を示したばかりで、自民党内の対立が深まっている。

ログイン前の続き 要請書には自民の道議50人のうち37人が名を連ねた。元議長の喜多龍一道議は「豊富な経験をもち、内外から高い評価を得ている。道庁のトップにふさわしい」と強調。執行部主導の候補者選考については「我々に一切の相談もなかった。トップにふさわしい人物像を話し合いながら整理すべきだが、(鈴木氏の)名前だけが出てくる」と不快感を示した。

 道連会長の吉川貴盛農林水産相と会長代行の長谷川岳参院議員ら執行部は12日の会合で、和泉氏に出馬の意思がないとして、候補者を鈴木氏に事実上一本化する考えを示した。これに対し、道議側は「(和泉氏は)環境が整えば、覚悟を決める」と反発している。このため、道議も交えた形で16日にも再び和泉氏の意向を確認するという。

 道内の自治体トップにも同様の動きが出ている。町村会長の棚野孝夫白糠町長ら17人もこの日、和泉氏の擁立を道連執行部に要請。棚野町長は、人口減や高齢化で地域が疲弊していると強調し、「北海道の確かな未来を描けるリーダーが欠かせない。国交省の開発行政を通じて、道の振興発展に取り組んできた和泉氏こそが適任だ」と訴えた。

 (今泉奏)

1236とはずがたり:2019/01/19(土) 22:00:24

<道知事選>道議37人「和泉氏擁立を」 自民道連に要請 一部市町村長も
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/266923?rct=
01/16 01:56 更新

 4月の知事選を巡り、自民党の道議有志と道内の市長・町長有志が15日、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を擁立するよう、それぞれ同党道連に要請した。鈴木直道夕張市長(37)を軸に調整する道連執行部への反対姿勢を明確にした形だ。道連執行部と道議有志の代表は16日、党本部で和泉氏と面会して意向を確認し、道内関係国会議員による党北海道ブロック両院議員会で対応を話し合う。

高橋知事 和泉氏支持の姿勢「道議の要請重い」
2019/01/17(木) 19:06 掲載
https://www.htb.co.jp/news/archives_3353.html

 鈴木氏か、それとも和泉氏か。割れる自民党の知事選・候補選びで高橋知事が和泉氏を支持するともとれる発言です。
 高橋知事「自民党の道議の半分以上が『和泉局長を』という要請をされたことは重く受け止める」
 高橋知事は17日、自身の後継選びが混沌としている状況について報道陣の前でこのように話した。
 高橋知事「私の後になる知事候補の選考過程を透明性の高い形で進めていただければ」
 夕張市長の鈴木直道氏を擁立の軸に据える道連執行部。これに対し多くの道議会議員や市町村長が擁立を求める国交省北海道局長の和泉晶裕氏。道議や自治体トップへの配慮を求めた高橋知事の発言からは、和泉氏支持の意向が強くにじむ。先月末のHTBのインタビューで高橋知事は和泉氏についてこのように話している。
 高橋知事(和泉さんの印象について)「大変着実な行政手腕を持っておられると。いわゆる社会資本整備をやっておられる国交省の役人という意味ではあまり硬さがなくて、ソフトタッチの部分もある人なんでいい人だと思いますよ」
 鈴木氏かそれとも和泉氏か。自民党道連は19日に、鈴木直道氏と面会し、出馬の意思確認を行う予定だ。
 対する野党側候補は、参議院議員の鉢呂吉雄氏やフリーキャスターの佐藤のりゆき氏の2人が有力とみられている。
 大学教授や経済人らで発足した市民団体「道民のちから改革会議」は、18日に佐藤氏に要請を行う方針だ。
 与野党ともに候補者が決まらない中、新たな動きが。
 「今後の10年間をどうするのかという議論がない中であれがいいこれがいいとかいう議論ばっかりなされているのが、僕は悲しいなというか残念だなと思いますね」
 こう語るのは2012年から2年間、北海道経済産業局長を務めた増山壽一氏。十勝の経済界や農業関係者を中心に増山氏を擁立しようという声があがっている。
 増山氏「北海道を一緒に良くしていこうという声が高まってくれば私はいつも前向きですから、前向きで考えていきたいと思ってます」(出馬の意向は?)「常に前向きです、私」
 増山氏は今月中をめどに知事選に出馬するかどうか判断したいとしている。

1237とはずがたり:2019/01/19(土) 22:01:13

経済界も和泉氏を支持 北海道知事選 自民党の候補者選考 大きく前進か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000002-hokkaibunv-hok
1/18(金) 11:12配信 北海道ニュースUHB

 4月の北海道知事選の自民党の候補選考を巡り、道商工会議所連合会が国土交通省の和泉晶裕氏の擁立を支持し、近く推薦する方針を明らかにしました。

 道商連の岩田圭剛会頭はUHBの取材に応じ、自民党道連の知事候補選考について、道議や市町村長の強い支持があることから、国交省の和泉北海道局長の擁立を支持し、近く道連に推薦するとしました。

 知事選を巡って自民党道連は、夕張市の鈴木直道市長を軸に選考を進めていましたが、道議や市町村長などが和泉氏を推し、選考は難航していました。

 道商連が正式に態度を表明したことで、候補選びは大きく動きそうです。

UHB 北海道文化放送

北海道知事選、夕張市長の鈴木氏が出馬に意欲
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000078-mai-pol
1/19(土) 20:46配信 毎日新聞

 4月7日投開票の北海道知事選を巡り、夕張市の鈴木直道市長(37)は19日、自民党道連が出馬の意向を確認したのに対し、「即答はできないが前向きに考える」と述べ、立候補に意欲を示した。また、早期に出馬の是非について結論を出す考えも示した。鈴木氏はこれまで対応を明言しておらず、踏み込んで意欲を示すのは初めて。もう一人の候補である国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)も出馬を否定していないため、道連は2月上旬をめどに一本化を目指すことになった。

 道連側は長谷川岳会長代行ら執行部や道議ら14人が出席。札幌市のホテルで非公開で面談し、道連側が今後要請した場合の意向を聞いたところ、鈴木氏は「仮に要請された場合は重く受け止める。支援者らと話し、できるだけ早い段階で結論を出したい」と回答した。

 鈴木氏は終了後、「『課題先進地』の夕張市と道の共通課題は多い。全国唯一の財政再生団体で人口減少や少子高齢化、財政難を抱える市での経験は生かせる」と記者団に述べ、同市での取り組みを道政に生かす考えも示した。また、道連側が4月の統一選で実施される夕張市長選の後継候補の可能性を聞いたところ、「政治参加する市民が出てきている」とも述べたという。

 ただ、道連内では鈴木氏擁立に前向きな吉川貴盛会長、長谷川氏ら執行部に対し、橋本聖子党参院議員会長や道議の過半数の有志、道市長会長の菊谷秀吉伊達市長、道町村会長の棚野孝夫白糠町長らが和泉氏を推し、二分された状態が続く。このため、道連は鈴木、和泉両氏の政策や思いについて聴取する場を再度設ける一方、昨年以来4回目となる支持率調査も実施し、一本化を目指す。

 現職の高橋はるみ知事が初当選した2003年は、高橋氏の出馬表明が2月5日だった。執行部では当時を参考に、「2月10日をメドに一本化したい」としている。【安達恒太郎、田所柳子】

1238チバQ:2019/01/21(月) 13:39:01
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/268480
道議選札幌東区 自民2人擁立も 支部幹事長が出馬意向
01/20 10:13 更新
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 自民党札幌東区連合支部の渡辺靖司幹事長(62)が4月の道議選札幌市東区(定数4)に出馬する意向を固め、19日までに同支部に公認申請した。自民党は同選挙区で党道連会長の吉川貴盛農水相の次男統勝(のりかつ)氏(36)の公認を決定しており、統勝氏擁立に反発した元支部役員らが支援する。東区支部は23日に役員会を開き、対応を協議する。

 自民党は1991年の道議選以降、同選挙区の公認候補を一本化している。2人擁立となれば、現職道議だった吉川氏が落選した87年以来の分裂選挙となる。

 同選挙区ではこのほか、国民民主党の星野高志氏、公明党の阿知良寛美氏、共産党の宮川潤氏の3人の現職のほか、性的少数者(LGBT)の渕上綾子氏が立憲民主党公認で出馬する。

 道議選では札幌市北区で3選を目指す吉川氏の長男隆雅氏が党公認を得ている。(柳沢郷介)

1239チバQ:2019/01/21(月) 18:56:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/268647
倶知安町長選 新人文字氏が初当選 現職の西江氏を破る
01/21 01:56 更新
倶知安町長選 新人文字氏が初当選 現職の西江氏を破る
 【倶知安】任期満了に伴う後志管内倶知安町長選は20日投票、即日開票の結果、新人で前町福祉医療課長の文字一志氏(55)=無所属=が、再選を目指した現職の西江栄二氏(55)=同=を破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は1万2105人。投票者数は7693人で、投票率は63・55%。前回2015年を1・88ポイント下回った。無効票82、持ち帰り4。

 文字氏は、現在の町政運営について「意思決定のプロセスがはっきりしない」と指摘し、昨年10月、町課長を辞職して出馬表明。行政手続きの透明化を訴え、批判票を取り込んだ。子育て条例の制定や高齢者の包括的な支援体制構築を公約に掲げ、幅広い層の支持を得た。

 西江氏は、観光振興の財源確保を目指す宿泊税条例の制定など1期目の実績をアピールしたが、支持に広がりを欠いた。

1240名無しさん:2019/01/23(水) 23:24:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000603-san-pol
北海道知事選で自民道議らが和泉氏の擁立要請
1/23(水) 18:45配信 産経新聞
 4月の北海道知事選をめぐり、自民党道連の道議らが23日、党本部を訪れ、国土交通省の和泉晶裕北海道局長を擁立するよう林幹雄党幹事長代理らに申し入れた。喜多龍一道議は記者団に対し「北海道は各団体を含めて和泉氏でまとまっている。こんな千載一遇のチャンスはない」と述べた。

 一方、道連会長を務める吉川貴盛農林水産相は22日、鈴木直道夕張市長を擁立する方針を表明しており、道連内で知事選の候補者をめぐる駆け引きが激化している。

1241チバQ:2019/01/24(木) 11:37:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000012-hbcv-hok
北海道知事選 自民候補者選び混迷 道連・吉川会長“鈴木氏で一本化”へ 道議ら和泉氏擁立を直談判
1/23(水) 19:31配信 HBCニュース

北海道放送(株)

4月の知事選挙に向け、自民党が揺れています。
道議らが国土交通省官僚の和泉晶裕氏の擁立を党本部に直談判した一方、22日、道連の吉川会長は夕張市長の鈴木直道氏を擁立したい意向を明らかにし、先行きはますます見えなくなっています。

23日午後、鈴木氏のもとを訪れたのは、夕張の「高齢者の会」です。
市長を2期務める鈴木氏に、知事選への出馬を要請しました。

「夕張市民の皆さん、道民の皆様の声をしっかりと聞き、責任ある結論を出したい」(夕張市長・鈴木直道氏)

鈴木氏をめぐっては、22日、重大な発言が。
候補者選びを取り仕切る立場の吉川貴盛道連会長が、鈴木氏に出馬を要請したいと明言したのです。

「鈴木市長で一本化を図っていきたいと。(Q:鈴木市長に道連会長として出馬要請の方針を固めたということか?)そうとっていただいて結構です」(自民党道連・吉川貴盛会長)

これを受け、鈴木氏は…。

「そういった状況について直接何も聞いていない状況だが、何かお話があれば私の方からもコメントしたい」(夕張市長・鈴木直道氏)

一方、道連会長の発言に異を唱えるのが、国土交通省北海道局長の和泉晶裕氏を推す道議たちです。
23日、町村会長の棚野白糠町長や道内選出の国会議員とともに、党本部の萩生田幹事長代行らに和泉氏の擁立を直談判しました。
党本部は、候補者選びには関わらない姿勢を示したといいます。

「官邸や党本部は、個別の候補者に対してどうだということは絶対ないと確約してくれた」(自民・藤沢澄雄道議)

「(Q:吉川会長が鈴木氏に一本化の方向示したが)それはよくわからない。フライングじゃないかという感じで」「一本化絞り込みについては(道連に)一任することではないと確認したうえで代議士会は前回終わっているので」(自民・喜多龍一道議)

これまで和泉氏は出馬について「自民党が一本化したら断り切れない」としていましたが、吉川道連会長が「鈴木氏で一本化したい」と話したことから、出馬に難色を示しています。

「前提条件が崩れたので『私は出ない』ということになるのは当然」(国土交通省北海道局長・和泉晶裕氏)

道連は来月上旬までに候補者を絞り込みたい考えです。

北海道放送(株)

1242チバQ:2019/01/24(木) 11:47:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000020-mai-pol
北海道知事選 自民道連 今月下旬に鈴木夕張市長擁立決定へ
1/24(木) 8:00配信 毎日新聞
北海道知事選 自民道連 今月下旬に鈴木夕張市長擁立決定へ
夕張市の鈴木直道市長=渡部宏人撮影
 4月7日投開票の北海道知事選に向け、自民党道連が今週末にも役員会を開き、夕張市の鈴木直道市長(37)の擁立を決定する方針を決めた。同党地方議員や道内の首長らが推す国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)は出馬を断念する方向。

 鈴木氏は今月19日に道連側と面談した際、「前向きに考える」と意欲を示していた。その後の党調査で、鈴木氏の支持率が和泉氏や野党側で名前の挙がる現職国会議員らを大きく上回り、鈴木氏を擁立することになった。4期目の高橋はるみ知事は今夏の参院選にくら替えする。

 鈴木氏は埼玉県出身で東京都職員を経て2011年の同市長選で、当時全国最年少の市長として初当選し現在2期目。道連は財政破綻した同市の再建に尽力する鈴木氏の知名度や若さで支持を得たい考え。鈴木氏は菅義偉官房長官とパイプがある。【田所柳子】

1243チバQ:2019/01/25(金) 11:12:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190124k0000m010024000c.html
北海道知事選 自民道連 今月下旬に鈴木夕張市長擁立決定へ
01月24日 08:00毎日新聞

北海道知事選 自民道連 今月下旬に鈴木夕張市長擁立決定へ

夕張市の鈴木直道市長=渡部宏人撮影

(毎日新聞)

 4月7日投開票の北海道知事選に向け、自民党道連が今週末にも役員会を開き、夕張市の鈴木直道市長(37)の擁立を決定する方針を決めた。同党地方議員や道内の首長らが推す国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)は出馬を断念する方向。

 鈴木氏は今月19日に道連側と面談した際、「前向きに考える」と意欲を示していた。その後の党調査で、鈴木氏の支持率が和泉氏や野党側で名前の挙がる現職国会議員らを大きく上回り、鈴木氏を擁立することになった。4期目の高橋はるみ知事は今夏の参院選にくら替えする。

 鈴木氏は埼玉県出身で東京都職員を経て2011年の同市長選で、当時全国最年少の市長として初当選し現在2期目。道連は財政破綻した同市の再建に尽力する鈴木氏の知名度や若さで支持を得たい考え。鈴木氏は菅義偉官房長官とパイプがある。【田所柳子】

1244チバQ:2019/01/25(金) 11:18:31
https://mainichi.jp/articles/20190124/ddl/k01/010/052000c
’19統一地方選
稚内市長選 古我氏、出馬表明 /北海道
会員限定有料記事 毎日新聞2019年1月24日 地方版
4月の統一地方選で実施される稚内市長選を巡り23日、会社員、古我(こが)友一氏(49)が記者会見し、無所属で立候補することを表明した。

 古我氏は東京都世田谷区生まれ。2017年に入社した風力発電開発のブラックジャックシステムの稚内営業所長を務めている。

 古我氏は再生可能エネルギー導入や企業誘致、医…

1245岡山1区民:2019/01/26(土) 12:49:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000037-kyodonews-pol
知事選に石川知裕氏擁立で調整 北海道、立民道連
1/26(土) 10:04配信 共同通信
知事選に石川知裕氏擁立で調整 北海道、立民道連
石川知裕元衆院議員
 4月の北海道知事選で、立憲民主党道連が石川知裕元衆院議員(45)を擁立する方向で調整していることが26日、関係者への取材で分かった。選挙協力する国民民主党道連などと協議し、了承が得られれば出馬要請する方針。

 石川氏は同日、共同通信の取材に「正式な要請を受けていないのでお答えできない」と述べた。

 道知事選を巡っては、現職の高橋はるみ知事(65)が昨年12月に参院選へのくら替えを表明。立民道連と国民道連など野党側は候補者選定が難航していた。自民党道連は鈴木直道夕張市長(37)で調整している。

1246片言丸:2019/01/26(土) 14:12:29
>>1245
>>1217
逢坂の補選候補から昇格した印象。
自民が鈴木にして、鉢呂では苦しく、年齢的にもこの人となりやすい展開だなぁ。
本来は国政志向なんだろうけど。

1247名無しさん:2019/01/26(土) 23:45:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000049-jij-pol
立憲、石川氏擁立を検討=北海道知事選
1/26(土) 15:31配信 時事通信
 立憲民主党北海道連は26日、札幌市内で会合を開き、任期満了に伴う4月の北海道知事選で、石川知裕元衆院議員(45)の擁立を検討する方針を確認した。

 石川氏は北海道足寄町出身。小沢一郎衆院議員の秘書を経て、2007年に衆院比例代表北海道ブロックの繰り上げで旧民主党から初当選した。政治資金規正法違反事件で有罪判決を受け、13年に議員辞職したが、17年衆院選後に公民権が復活した。

1248名無しさん:2019/01/27(日) 15:32:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00000008-mai-pol
北海道知事選、野党が徳永氏を断念 石川氏擁立案も結論出ず
1/27(日) 11:14配信 毎日新聞
 4月7日投開票の北海道知事選で、立憲民主、国民民主両党道連や連合北海道などによる4者は検討していた国民道連代表の徳永エリ参院議員(57)の擁立を断念した。立憲道連執行部は26日開いた会合で、徳永氏と併せて検討していた旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)の擁立を提案したが、異論が相次ぎ、結論は出なかった。

 連合北海道などは徳永氏に打診したが、固辞。徳永氏は26日、「この状況ではまったくない」と札幌市で記者団に述べ、出馬しない意向を示した。

 一方、立憲道連は同日の札幌市の会合で、石川氏の擁立について主に協議。出席者からは「道政奪還に見合う人選が必要」との意見が上がったほか、執行部の選考の遅れへの批判も出た。29日にも立憲道議の緊急議員総会を開く。

 また、国民道連がこの後に同市で開いた会合では、石川氏の擁立を目指す立憲執行部の対応に「このままでいいのか」などと批判が出た。「(候補者を擁立できない)状況を招いた責任を明確にすべきだ」などと懸念も相次いだという。【日下部元美】

1249とはずがたり:2019/01/27(日) 18:00:36
石川氏の何が悪いのか?公民権停止の過去か?誰が文句いってんだ?

ずっと逢坂,逢坂うじうじ云ってたかと思ったら今度は徳永じゃなきゃいやと云ってるらしい。

ずっと立憲と統一会派とうじうじ云ってた連合の意を受けた国民党みたいだけど要するに連合が文句?

北海道知事選、野党が徳永氏を断念 石川氏擁立案も結論出ず
毎日新聞 2019年1月27日 11時13分(最終更新 1月27日 11時14分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190127/k00/00m/010/024000c.amp?__twitter_impression=true

 4月7日投開票の北海道知事選で、立憲民主、国民民主両党道連や連合北海道などによる4者は検討していた国民道連代表の徳永エリ参院議員(57)の擁立を断念した。立憲道連執行部は26日開いた会合で、徳永氏と併せて検討していた旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)の擁立を提案したが、異論が相次ぎ、結論は出なかった。

 連合北海道などは徳永氏に打診したが、固辞。徳永氏は26日、「この状況ではまったくない」と札幌市で記者団に述べ、出馬しない意向を示した。

 一方、立憲道連は同日の札幌市の会合で、石川氏の擁立について主に協議。出席者からは「道政奪還に見合う人選が必要」との意見が上がったほか、執行部の選考の遅れへの批判も出た。29日にも立憲道議の緊急議員総会を開く。

 また、国民道連がこの後に同市で開いた会合では、石川氏の擁立を目指す立憲執行部の対応に「このままでいいのか」などと批判が出た。「(候補者を擁立できない)状況を招いた責任を明確にすべきだ」などと懸念も相次いだという。【日下部元美】

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1250片言丸:2019/01/27(日) 23:18:27
>>1249
堂々とやれば雰囲気も違ってくるのに。
石川は道東や道北でも強そうなのに。
出鼻でマイナス指摘が多いと、いやな流れが続きかねないですね。

1251岡山1区民:2019/01/28(月) 06:00:28
>>1249
いやいや逢坂にこだわり時間浪費した立憲サイドの問題でしょ?

なんでもかんでも国民民主と連合が悪いとするのは間違い。立憲支持ってこういう考えが多いの?そりゃ纏まらんw

1252さきたま:2019/01/28(月) 08:30:37
>>1251
立憲道連が逢坂擁立に拘泥していたのは事実です。
ですが、知事選の候補者調整は昨年6月に設置された「民主連絡調整会議」(立憲道連、国民道連、連合北海道、北海道農民政治力会議の四者会議)で行っており、逢坂への立候補要請を続けたのも四者会議です。
また、連合北海道の出村会長(自治労)も逢坂擁立に執心していました。
なんでもかんでも国民民主と連合が悪いというのは正確ではないでしょうが、立憲サイドの問題と断ずるのも正確ではないかと。

1253岡山1区民:2019/01/28(月) 09:50:16
>>1252
逢坂は終始一貫知事選への転身を拒否してましたよね?にもかかわらず立憲道連内の方向性の対立(佐々木VS逢坂)から「逢坂を何がなんでも追い出したい」という目的ために使われた印象しかないですね。
そこに終始した結果が現状なのではないですかね?まあ自民党の候補者選びも似たような感じですけどね。

1254さきたま:2019/01/29(火) 08:27:59
>>1253
「逢坂を何がなんでも追い出したい」というのは、違うと思います。
佐々木隆博と逢坂の折り合いがなぜ悪いと言われるのか、それは2003年の道知事選でニセコ町長の逢坂が民主党から出馬要請を受けて、一時は前向きな姿勢を見せたものの結局は辞退したところから始まっています。
この道知事選で高橋はるみに勝たれ、以後4期16年自民に道政を奪われました。
その後、逢坂は自治労の組織内議員として国政に転身しましましたが、道知事選の度に名前が挙がり、毎度毎度固辞しています。
ゆえに、毎度毎度断られる側の佐々木には、わだかまりがあると捉えられています。
なぜ、これほど逢坂に固執したかといえば、北海道の旧民主党勢力・連合・農民連盟等にとって、横路・堀と二十年続いた道政を奪還することが至上命題であり、勝てる候補の逢坂を何としても立てたかったからです。
今回、逢坂擁立に執心していた連合北海道の出村会長は、逢坂を組織内議員として抱える自治労の人です。
自治労の出村があえて組織内議員の逢坂を道知事選に出したい、それぐらい道政を奪還したいという気持ちは強いということです。
佐々木は民進党でも立憲民主党でも北海道連代表ですから、支持母体の意向も当然汲んでいます。
佐々木の個人的な感情などで「追い出したい」わけではなく、純粋に勝てる候補が逢坂ぐらいしか居ないので、逢坂に固執していたのだと理解しています。
もし仮に逢坂が出馬していたとして、当選しても逢坂知事と知事与党の立憲民主党の関係が上手くいかなければ意味がありませんから。

私は、政策通かつ小選挙区で勝てる逢坂には国政で頑張ってほしいと思っていますし、再三再四固辞していた逢坂に固執した立憲道連含む四者会議のやり方は悪手だったと思います。
ただ、立憲の北海道連が逢坂しかいないと拘った気持ちも理解できなくはない、というスタンスです。

1255岡山1区民:2019/01/29(火) 10:01:27
>>1254
なるほど。な割には逢坂立候補への環境整備(8区の後任とか)を水面下でやっていた感がないのがあるんですよね。本気で擁立したいなら全部整っていて引くに引けない状態にしとかないと(相当酷い手法ですがw)

1256とはずがたり:2019/01/29(火) 17:58:38
夕張市長の鈴木直道氏が出馬表明 北海道知事選
毎日新聞2019年1月29日 10時51分(最終更新 1月29日 12時28分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190129/k00/00m/010/054000c#cxrecs_s

 4月7日投開票の北海道知事選で、夕張市の鈴木直道市長(37)が29日、「道知事選に無所属で出馬する意向を固めた」と札幌市で記者団に表明した。2月1日に記者会見を開き、正式表明した上で、自民、公明両党に推薦を求める方針。

 知事選への出馬を表明したのは与野党含めて初めて。自民党道連執行部は鈴木氏の擁立を軸に調整してきたが、道連内には国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を推す声もあり、結論が出ていない。

 鈴木氏は埼玉県出身で2011年に夕張市長に全国最年少の市長として初当選し、現在2期目。菅義偉官房長官ともパイプがある。炭鉱閉山と人口減少などにより07年に全国で初めて財政破綻し、現在も唯一の財政再生団体の同市の再建を進めてきた経験を生かし、地域活性化に取り組みたい考え。【安達恒太郎】

1257岡山1区民:2019/01/30(水) 05:53:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00000010-hokkaibunv-hok
鈴木直道夕張市長 突然の北海道知事選出馬表明 自民党道連に波紋…野党側に和泉国交省北海道局長擁立論も
1/29(火) 19:05配信 北海道ニュースUHB
鈴木直道夕張市長 突然の北海道知事選出馬表明 自民党道連に波紋…野党側に和泉国交省北海道局長擁立論も

UHB 北海道文化放送

 これで内紛状態は終息するのでしょうか? 4月の北海道知事選を巡り、夕張市長の鈴木直道氏が29日、無所属で知事選に出馬すると表明しました。自民党道連が2人の候補者の面談を決めた直後の出馬表明に、党内に波紋が広がっています。

 夕張市 鈴木直道市長:「道知事選に無所属で出馬することを決めました」

 29日午前、鈴木直道夕張市長は4月の知事選に無所属で出馬すると表明しました。

 2月1日に、正式に出馬会見を行ったあと、自民党と公明党に推薦を要請するとしました。

 知事選への出馬表明を行うのは、鈴木氏が初めてで、地元の市民団体の要請も決断を後押ししました。

 夕張市 鈴木直道市長:「夕張に住み、暮らし、ともに活動してきた人の声は大変重い。そういう要請も一つの判断になりました」

 知事選の候補擁立をめぐっては、道連執行部が推す鈴木氏と道議らが推す和泉晶裕国交省北海道局長との間で一本化する作業が難航し、道連は27日「もう一度スタート地点に立つ」とし、両者から話を聞くと決めたばかりでした。

 和泉氏を推す道議は鈴木氏の突然の表明について。

 喜多龍一道議:「27日の自民党道連の会議でゼロベースで始めると、私たちとしてはそれに沿って今後の推移に対応していきたい」

 また、道議や経済界と同じくこれまでも和泉氏支持を示唆してきた高橋知事は。

 北海道 高橋はるみ知事:「道議、市町村長、道内有志の方々も声を上げておられるのは一定の意味はある、重いという思いは変わっていません」

 自民党道連は近く、2人の候補者との面談や代議士会を開く予定でしたが、鈴木氏の出馬表明で、一層、不透明になってきました。

 一方の野党側、29日午後4時から開かれた道議会の会派「民主・道民連合」の議員総会のなかで、知事選の候補者について議論しました。

 この中で一部の道議からは和泉氏を推す経済界との連携を模索すべきとの意見や、石川知裕元衆院議員について政治資金規正法違反事件で有罪判決を受けたことから慎重な意見も出ました。

 道議らはこうした意見を道連に伝えることにしています

1258チバQ:2019/01/30(水) 14:36:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190130ddlk01010044000c.html
<’19統一地方選>知事選 鈴木氏が無所属で出馬表明 与野党動き加速 /北海道
2019/01/30 00:00毎日新聞

 4月7日投開票の知事選を巡り、夕張市の鈴木直道市長(37)は29日、「知事選に無所属で出馬する決意を固めた」と表明した。2月1日の記者会見後に自民、公明両党に推薦を求める。知事選への出馬表明は与野党共に初めて。一方、野党側は立憲民主党道連が同日、旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)を擁立する方針を固めた。【安達恒太郎、日下部元美】

 知事選は現職の高橋はるみ知事(65)が昨年12月に夏の参院選へのくら替えを表明した後、与野党が候補者選考を本格化させたが、年明け以降はいずれも擁立作業が難航。今回、鈴木氏の「勝負をかけた突然の表明」(与党関係者)で、与野党の候補者選考の動きは加速し始めた。

 鈴木氏は出馬の理由について「責任ある結論を出したいと申し上げてきた。さまざまな意見をいただき、家族とも話す機会があった」と語った。道政への思いなどについては記者会見で説明するとした。鈴木氏は埼玉県出身で元東京都職員。2011年に夕張市長選で全国最年少の市長として初当選し、現在2期目。全国唯一の財政再生団体を再建した経験を生かし、地域振興に取り組みたい考え。

 自民党道連執行部はこれまで鈴木氏を軸に調整してきたが、道議や首長らに国土交通省の和泉晶裕・北海道局長(57)を推す声が根強く、一本化をいったん白紙に。31日にも道選出国会議員の会合を開くほか、鈴木、和泉両氏の意見も聞き、選考作業を進める。今回、和泉氏を推す道議の一人は「フライングされた」と反発した。

 これに関連し、同党の二階俊博幹事長や甘利明選対委員長ら幹部は29日、調整が難航している北海道、福井、福岡両県知事選の対応について国会内で協議した。二階氏は記者会見で「党本部に持って来られても時間がかかる。(道・県レベルの)支部でしっかり対応してほしい」とクギを刺した。

 ◇立憲は石川氏擁立へ

 一方、立憲民主党道議らで作る道議会野党会派「民主・道民連合」は同日、緊急の議員総会を開いた。道連執行部に候補者選考を一任する方針。執行部は近く、幹部会合で石川氏の擁立方針を決定した上で、2月上旬にも国民民主党道連や連合北海道などの4者協議を開き、方針を確認したい考え。石川氏は要請があれば応じる見通し。

 石川氏は小沢一郎・現自由党共同代表の秘書を経て2007年に旧民主党から衆院比例代表道ブロックで繰り上げ初当選し、当選3回。小沢氏の資金管理団体「陸山会」を巡り政治資金規正法違反事件で有罪判決を受け、13年に議員辞職。14年に有罪判決が確定した。公民権停止中だった17年の衆院選では妻の香織氏(34)が地盤を引き継ぎ、立憲民主党公認で初当選した。

 立憲道連は逢坂誠二衆院議員(59)、鉢呂吉雄参院議員(71)、徳永エリ参院議員(57)らにも打診したが固辞。石川氏の知名度の高さや政治経験の豊富さを評価した。29日の会合では「早く候補を決めるべきだ」との声が相次いだ。保守層の経済関係者も取り込んだ候補者擁立や石川氏擁立への異論も出たが大勢にはならなかった。

1259チバQ:2019/01/30(水) 21:52:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00000007-hokkaibunv-hok
和泉氏支持続々 鈴木夕張市長出馬表明も混乱続く 北海道知事選さらに第3の候補も「可能性は6割」
1/30(水) 19:23配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 鈴木直道夕張市長の出馬表明後も終息の気配は全く見えません。あと2か月余りに迫った北海道知事選。自民党ではお2人の名前が挙がっているんですが、29日に出馬表明した鈴木さんには道連の執行部が、対する国土交通省の和泉晶裕北海道局長には各議員や市町村長、経済団体などが支持の声を挙げているんですが、さらに30日、新たに2つの組織が支持を表明しました。女性団体と、経済団体です。

 選挙の"実働部隊"ともいえる組織がまた、和泉さんの支援に回った格好です。

 29日、候補の一本化へ向け先手を打った形の鈴木さんですが、思惑通りにはいかない様子です。

 夕張市 鈴木直道市長:「道知事選に無所属で出馬することを決めました」

 29日突然、知事選への出馬を表明した夕張市長の鈴木直道さん。候補一本化に一歩先行し、このまま自民党内の混乱を収めたいとの思惑でしたが…。

 中田美知子さん:「和泉さんをぜひ知事にしていただきたい」

 北海道の女性約300人で組織する女性団体が要請したのは、和泉北海道局長の擁立でした。

 団体の代表者5人が30日に道議会を訪れ、自民党道連に対し、要望書を提出。

 要望の理由として団体側は北海道の様々な問題を解決するには、行政能力があり、北海道に精通した知事が必要だとして、和泉さんを知事候補に選んでほしいとしています。

 「地域と密着して、活動してきた方。その人柄を知ったうえで、和泉さんを推したい」

 さらに経済界からも、新たな組織が。北海道商工会連合会の政治組織も30日、「道内企業の情勢を熟知していて、道民の暮らしや経済を支える新たな知事には、和泉さんが最適だ」として、道議会自民党に、要請書を出しました。

 和泉さんが態度を明らかにしない中、選挙の実働部隊となる、支援団体が続々と支持を表明しています。

 一方、知事選に興味を示す第3の候補も…。

 徳川将軍家の19代目にあたる政治経済評論家の徳川家広氏も北海道と世界を結びつけたいと、出馬に意欲を見せています。

 徳川家広氏:「人が踏みとどまることができる環境を作っていく第一歩が、"インバウンド"なんです。もっとたくさんの方に来てもらって、お金をたくさん使ってもらう」

 徳川さんは、出馬の可能性を6割としています。

UHB 北海道文化放送

1260チバQ:2019/01/31(木) 22:58:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/271222?rct=n_unified_localelections
<道知事選>与野党一部、相乗り論も 経済界と立憲・連合 自民執行部に対抗、実現不透明
01/29 05:00
 4月の道知事選の候補者擁立を巡り、与野党の一部に相乗り論が浮上している。自民党道議や市町村長に推す声がある国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を支持する経済界と、立憲民主党や同党を支援する連合北海道が連携し、自民党道連執行部が推す鈴木直道夕張市長(37)に対抗する構想だ。ただ、立憲民主内には「野党共闘が崩壊する」と否定的な意見が強く、実現は未知数だ。

 立憲民主党道連の26日の会合で、執行部は石川知裕元衆院議員(45)を擁立する意向を示したが、「もう少し自民側の動きを見極めるべきだ」などと異論が相次ぎ、結論は出なかった。

 自民側の動きとは、鈴木氏を推す道連執行部と、和泉氏を支持する経済界の対立が続き、着地点が見えないことを指す。ある労組関係者は「自民党道連執行部が鈴木氏擁立を強行した場合、労働界と経済界が組めば勝てる」とみて水面下で経済人と接触。立憲民主の衆院議員の1人も「石川氏が候補者として悪いわけではない。より勝てる可能性を探っている」と話す。

 一方、和泉氏を推す与党支持の経済界有志の中にも「道連執行部が鈴木氏で譲らない場合、連合との連携はあり得る」(札幌の経営者)との声が出ている。

 相乗り論のイメージとしてあるのが、2015年の札幌市長選だ。当時、岩田地崎建設の岩田圭剛社長(現北海道商工会議所連合会会頭)や橋本聖子参院議員は、現市長の秋元克広氏を自民党推薦候補として擁立することを目指したが、失敗。それでも秋元氏擁立を諦めず、民主党などからの推薦を受けて勝利した。岩田氏と橋本氏は今回、和泉氏を支持している。

 ただ、相乗り論は仮定に仮定を重ねた構想でもある。自民党執行部が鈴木氏擁立を強行するのが前提で、対抗して和泉氏が無所属で立候補した場合や、収まりが付かない経済界が和泉氏以外の第3の候補を擁立した場合に限られる。立憲民主道連も石川氏を候補としたい考えのままだ。

 立憲民主内には「自民支持者に推された候補に今から乗れるのか」(道議)、「今後の選挙で共産党と協力できなくなる。相乗り論など論外」(道連幹部)と反発する声が多い。岩田氏も「道連が決めた候補を支援する」との考えを示す。

 それでも和泉氏を支持する勢力から相乗り論がくすぶる背景には、鈴木氏擁立阻止に向け、自民党道連執行部を強くけん制する狙いがあるためとみられる。(中村征太郎、村田亮)

1261チバQ:2019/01/31(木) 22:59:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/269312?rct=n_unified_localelections
<統一地方選>自民2人擁立に公明反発 道議選札幌東区 得票減懸念「信頼関係崩れる」
01/23 05:00
 4月の道議選札幌市東区(定数4)で、自民党内に2人目の候補擁立の動きがあることに、公明党が反発を強めている。自民党は国政選挙で協力関係にある公明党への配慮もあり、これまでは同選挙区の候補を一本化。公明党候補は一部の自民党支持者の票を獲得してきた。ところが自民党系候補者が2人になると、公明党候補が支持を広げる余地が狭まるためだ。

 春の道議選に向け、自民党は東区で、党道連会長の吉川貴盛農水相の次男統勝(のりかつ)氏(36)を公認。また、統勝氏擁立に反対する党員の支持を受け、党札幌東区連合支部幹事長の渡辺靖司氏(62)が出馬する意向だ。公明党は現職の阿知良寛美氏(63)を公認している。

 2015年道議選で、阿知良氏は約1万9500票を得て当選。札幌市議選東区の公明党候補の得票は約1万4千票で、阿知良氏の後援会関係者は「道議選は公明党支持者の票だけで当選ラインに届かせるのは難しい」と明かす。

 自民党関係者によると、衆院道2区(札幌市北区の一部、東区)では公明党が吉川氏を推薦していることなどから、前回道議選では、数千の自民党支持者が阿知良氏に回ったとみられるという。

 公明党道本部幹部は「東区は吉川道連会長の膝元。自民系候補が2人出る事態になれば自公の信頼関係が崩れる」として、他の選挙にも影響しかねないとの見方を示す。支持母体の創価学会関係者も「2人擁立が現実となると吉川氏支援は難しくなる」とけん制している。

 同選挙区にはこのほか、国民民主党の星野高志氏、共産党の宮川潤氏の現職3人と、立憲民主党公認の新人渕上綾子氏が出馬する。(柳沢郷介、小林史明)

1262チバQ:2019/02/01(金) 14:34:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00000003-hokkaibunv-hok
橋本聖子参院議員の出馬検討か 北海道知事選 和泉氏擁立断念 検討メンバーが会合
2/1(金) 12:01配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 国土交通省の和泉晶裕北海道局長の擁立を検討していた自民党関係者が和泉氏の擁立を断念し、橋本聖子参院議員の擁立を検討していることが分かりました。

 関係者によりますと、31日、東京都内で国土交通省の和泉晶裕北海道局長の擁立を検討していた国会議員や道議、経済界のメンバーらが会合を開き、和泉氏の擁立を断念しました。

 しかし、次の知事には、北海道の事情を理解した人が必要だとして、会合に参加していた橋本参院議員の出馬を検討しているということです。

 今後、鈴木夕張市長の擁立を進める道連執行部との調整は難航しそうです。

UHB 北海道文化放送

1263岡山1区民:2019/02/01(金) 20:29:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00050340-yom-pol
橋本聖子氏「真剣に考えたい」道知事選に出馬か
2/1(金) 15:58配信 読売新聞
橋本聖子氏「真剣に考えたい」道知事選に出馬か
橋本聖子参院議員
 北海道内に地盤のある橋本聖子参院議員(54)(比例)が道知事選への立候補を検討していることが1日、分かった。複数の関係者が明らかにした。橋本氏は国土交通省北海道局の和泉晶裕局長(57)の擁立を中心となって進めてきたが、和泉氏が出馬を断念したことを受け、「責任を感じている。出馬を真剣に考えたい」などと話しているという。

 知事選を巡っては、夕張市の鈴木直道市長(37)が1日、記者会見で立候補を正式表明した。これに対し、和泉氏の擁立を目指してきた道内の一部市町村長や道議らは「鈴木氏の立候補は官邸主導ではないか」と反発しており、橋本氏への働きかけを強めている。橋本氏は支持の広がりを見極めた上で、最終判断するとみられる。

 橋本氏は北海道安平町出身。駒大苫小牧高卒。1992年のアルベールビル冬季五輪で銅メダルを獲得するなど、スピードスケートと自転車で夏、冬合わせて計7回、五輪に出場した。95年に初当選し、現在4期目。16年には女性初の自民党参院議員会長となった。

1264名無しさん:2019/02/01(金) 21:30:53
橋本聖子がもし出馬なら次点は若狭勝なんだが離党時に名簿からきちんと削除されているのか
その次が園田修光(2016年当選)、その次が大江康弘だからおそらく大江が次の当選人だとは思うが

1265名無しさん:2019/02/01(金) 23:18:07
三つどもえの構図か 自民、2議席守る構え-道議選千歳市区
2019/1/26配信
https://www.tomamin.co.jp/news/area1/15554/
3月29日告示、4月7日投開票の道議会議員選挙千歳市区(定数2)の構図が、ほぼ固まった。自民党はいずれも現職で3選を目指す梅尾要一氏(62)、今度が2回目となる太田憲之氏(38)が既に立候補の意向を表明。立憲民主党は元道議の向井昭彦氏(53)の擁立を決め、自民が占める議席の奪取を狙う。各陣営では後援会や支持母体などの組織固めに動くなど、水面下での準備が進んでいる。

 前回2015年4月の道議選千歳市区は、定数が1から2に増えた初の選挙。自民は現職の梅尾氏と新人の太田氏を擁立した。これに対して当時の民主党と新党大地から推薦を受けた候補者が無所属で出馬。選挙戦は公明党の協力もあり、自民の2候補が手堅く票をまとめて当選した。

 梅尾氏後援会の中島勝己会長は「後援会には若い人が入っており、心強い。若い世代の支持を取り込みたい」と話す。道議会の文教委員会委員長、道議会防衛議員連盟事務局長など要職を務める梅尾氏。企業回りをはじめ自衛隊の駐屯地、基地前でのつじ立ちも行う。中島会長は「手抜かりなくやりたい」と気を引き締める。27日に、市内末広で事務所開きを行う。

 太田氏は道議会環境生活委員会、同北方領土対策特別委員会に所属。就労や子育てなど若年層の支援や1次産業の振興、医療・福祉などについて質問してきた。後援会の西澤實会長は「前回はトップ当選で注目度もある。この4年間で実績を積み重ねた」と強調。「現状をよく分析して、支持拡大に向けた具体的な方策を練りたい」と力を込めた。事務所開きは29日に市内花園で行う。

 自民党千歳支部の黒坂順一支部長は「選挙戦になると見込んでいた。(対立候補として)誰が出馬しようと、2人を当選させるための選挙を行う」とする。今後は支部として総決起大会を開催する考え。組織全体を引き締め、支部を挙げて議席堅守に臨む。

1266名無しさん:2019/02/01(金) 23:21:12
向井氏は後志管内の共和町議、道議会議員(札幌市北区選出)を経験。このほど千歳市区での出馬の意向を表明した。今月15日には立憲民主党道連の7次公認候補予定者に正式決定した。JR千歳駅前などでのつじ立ちにも精力的に臨む。課題は知名度不足。同党千歳支部の小島正善支部長は「労組や企業回りを地道にやっていく。知名度を広めたい」と話す。1月中には政策を発表し、事務所は2月中旬に錦町に開設する予定だ。

 今年の選挙戦も前回と同様、三つどもえとなる公算が大きい。自民は友党である公明党の支援、立憲は共産党との「共闘」の動向が注目される。また投票年齢の18歳までの引き下げなど前回とは違う要素もあるほか、無党派層の動向も選挙結果に影響しそうだ。
(統一地方選取材班)

1267岡山1区民:2019/02/03(日) 14:46:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000006-mai-pol

北海道知事選 橋本氏擁立、断念か 自民道連、分裂回避へ
2/3(日) 9:56配信 毎日新聞
北海道知事選 橋本氏擁立、断念か 自民道連、分裂回避へ
橋本聖子氏=川田雅浩撮影
 4月7日投開票の北海道知事選を巡り、自民党道連は2日、札幌市で緊急会議を開き、執行部の手続きに不満を示していた橋本聖子参院議員会長(54)の意向を週明けにも聞き取ることにした。橋本氏擁立を目指す道議の間では「擁立は困難」との声が広がり、断念する可能性が出ている。道連は5、6の両日に札幌市、東京都内で会合を開き、分裂回避に向け意見集約を目指す。

 関係者によると、政府与党幹部から1日、橋本氏に分裂への懸念が示された。道議らは4日に予定していた橋本氏への出馬要請を中止。道議の1人は無所属での出馬を表明した夕張市の鈴木直道市長(37)で一本化されるとの見通しを示した。

 会合には鈴木氏が出席し、出馬への思いを説明。国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)は欠席し、武部新副会長に不出馬を伝えたことが報告された。出席者から執行部に「これまで丁寧な手続きが不足していた」と不満が出たほか、鈴木氏に「首長らと信頼関係が築けていない」と懸念も示されたが、橋本氏の擁立に関する発言はなかったという。

 一方、鈴木氏は今月8日に市議会の厚谷司議長に退職届を出す方針を決めた。28日にも失職し、夕張市長選は統一地方選(4月14日告示、21日投開票)のまま変わらない見通し。退職後は職務代理者を置く。【安達恒太郎、田所柳子】

1268とはずがたり:2019/02/03(日) 19:02:23
>>1264>>1267
橋本の擁立には二階に動機有りだけど流石に断念か?!

1269チバQ:2019/02/05(火) 11:41:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000081-mai-pol
石川知裕元衆院議員 週内に北海道知事選出馬を正式表明へ
2/4(月) 20:52配信 毎日新聞
石川知裕元衆院議員 週内に北海道知事選出馬を正式表明へ
石川知裕元衆院議員
 4月7日投開票の北海道知事選を巡り、野党側候補の擁立を進めてきた立憲民主、国民民主両党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者は6日、旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)に出馬を要請する。石川氏は同日に意欲を表明した上で、8日にも記者会見で正式に立候補を表明し、政策面の柱についても明らかにする方向。

 複数の関係者が明らかにした。石川氏が表明すれば、北海道夕張市の鈴木直道市長(37)に次いで2人目。自民党の橋本聖子参院議員会長(54)は不出馬を明言しており、鈴木、石川両氏以外に立候補の動きは現時点でなく、与野党一騎打ちになる可能性が高い。

 石川氏は4日、札幌市のホテルで共産党道委員会の千葉隆書記長、社民党道連の浅野隆雄道連幹事長、野党共闘を求める市民団体「戦争させない市民の風・北海道」幹部に面会。道政に向けた思いを語った。共産、社民などは野党共闘を目指す考えで、社民は石川氏を支援する方針を固めた。月内に正式決定する。共産は党内に石川氏への反発もあるため、意見調整する。

 石川氏は小沢一郎・現自由党共同代表の元秘書を経て2007年に旧民主党から衆院比例代表道ブロックで繰り上げ初当選し、当選3回。小沢氏の資金管理団体「陸山会」を巡り政治資金規正法違反事件で有罪判決を受け、13年に議員辞職した。【日下部元美、鈴木斉】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000061-mai-pol
橋本聖子氏 北海道知事選不出馬を表明
2/4(月) 20:10配信 毎日新聞
橋本聖子氏 北海道知事選不出馬を表明
橋本聖子氏=川田雅浩撮影
 自民党の橋本聖子参院議員会長(54)は4日、北海道知事選(4月7日投開票)に立候補しない考えを表明した。自民党北海道連内で擁立論が浮上していたが、「私自身が出馬するということでは決してない」と国会内で記者団に語り、出馬を強く否定した。自民党は、既に立候補を表明している夕張市の鈴木直道市長(37)の支援に勢力を一本化する方向で、保守分裂は回避される見通しだ。

 橋本氏は、鈴木氏の立候補に不満を抱く道連の一部から今月1日に文書で出馬要請を受けていた。橋本氏は記者団に「参院会長という立場だし、(出馬は)非常に難しいという判断はずっとしていた」と語った。【田中裕之】

1270チバQ:2019/02/06(水) 11:51:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190206k0000m010013000c.html
北海道知事選「若返り」の一騎打ちに
2019/02/06 08:28毎日新聞

北海道知事選「若返り」の一騎打ちに

石川知裕氏の擁立を決めた立憲民主党道連常任幹事会。中央は佐々木隆博代表=札幌市中央区で2019年2月15日、日下部元美撮影

(毎日新聞)

 4月7日投開票の北海道知事選を巡り、立憲民主、国民民主両党道連などは5日、野党側候補として旧民主党の石川知裕元衆院議員(45)の擁立を決めた。一方、自民党道連は同日、党本部で開いた道ブロック両院議員総会で夕張市の鈴木直道市長(37)への一本化を事実上決定し、公明党と共に支援することになり、両氏による与野党一騎打ちの構図となった。4年前の前回は与党が現職の高橋はるみ知事(65)、野党が新人のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(69)といずれも60代の2人を擁立しており、大幅に若返る。

 ◇野党、石川氏一本化へ

 「道民に道政を取り戻す」。野党側は16年ぶりの新人対決となった今回を道政奪還の最大のチャンスと見て、共闘態勢で臨む構えだ。立憲民主、国民民主両党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議の4者は5日、札幌市で開いた会合で石川氏に6日に立候補を要請する方針を決定した。共産、社民両党は独自候補を出さず、野党で一本化できる見通し。

 立憲などは石川氏の政治経験や若さなどを評価しており、会合では今後の戦い方などを巡り協議したという。石川氏は5日、立憲道連に離党届を提出し、受理された。無所属で出馬する見通し。

 石川氏は同日夕、札幌市で記者団に、「非常に身が引き締まる思いだ」と改めて意欲を示した上で、鈴木氏との一騎打ちの構図について「若い者同士で良い政策論争を展開できるのではないか」と語った。

 これに先立ち、札幌市で開いた立憲道連常任幹事会では、逢坂誠二衆院議員らへの打診・固辞を繰り返すなど選定作業の混乱について、佐々木隆博代表が陳謝した。

 石川氏は足寄町出身。小沢一郎・現自由党共同代表の秘書を経て、2007年に旧民主党から衆院比例代表道ブロックで繰り上げ初当選し、当選3回。その後、小沢氏の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で有罪となった。【日下部元美、山下智恵】

 ◇与党、鈴木氏を支援へ

 内部分裂が続いた自民党道連は5日、党本部で道ブロック両院議員総会を開き、会長の吉川貴盛農相ら道内選出国会議員11人が出席。会合では異論が出ず、全会一致で吉川氏への対応一任を決めた。道連は6日に札幌市で全道議を対象にした会合や役員会などを開き、鈴木氏への支援方針を決定する。鈴木氏から要請があった推薦も近く党に申請する。

 反執行部の道議らが一時擁立を目指した橋本聖子・参院議員会長(54)は4日に続き、鈴木氏への一本化に協力する方針を示した。吉川氏は終了後、「できれば明日、鈴木直道さんの推薦を決定し、党本部とも段取りを協議していきたい」と語った。また、長谷川岳会長代行は選考の混乱について「道議会と国会で連絡が不十分だった」と陳謝した。

 鈴木氏は埼玉県出身で元東京都職員。2011年に夕張市長選で全国最年少の市長として初当選し、現在2期目。全国唯一の財政再生団体の再建を進めた経験を生かし、地域振興に取り組む方針を示している。【安達恒太郎】

1271チバQ:2019/02/06(水) 17:52:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273993?rct=n_unified_localelections
<道知事選>難産の末、短期決戦 与党 自民内、結束おぼつかず/野党 石川氏、経歴が懸念材料
02/06 05:00
 3月21日告示、4月7日投開票の道知事選は、与党が鈴木直道夕張市長、野党が石川知裕元衆院議員を担ぐ構図が固まった。告示まで1カ月半―。双方とも曲折を経て、ようやく経歴もタイプも異なる若手政治家の擁立に落ち着いた。北海道の新リーダーを選択する短期決戦が始まる。

■抗争2カ月で幕

 5日、自民党本部で開かれた党道ブロック両院議員会は、わずか20分で対応を吉川貴盛道連会長に一任した。鈴木氏擁立を目指してきた道連執行部と、和泉晶裕・国土交通省北海道局長を支持する経済界や国会議員、道議らの2カ月にわたる抗争が事実上、幕を閉じた。

 道産子ではない。経験不足。全国唯一の財政再生団体のトップを8年務めたが、国の設計に沿って借金を返してきただけ。こんな批判が繰り返された。

 だが、1月29日の鈴木氏の無所属での出馬表明後、和泉氏支持の声は、急速にしぼむ。2月1日に公明党が先行して推薦を出し、決め手になった。

 5日、鈴木氏は公明党の道議と札幌市内で意見交換し、一緒に選挙用の写真を撮影した。面識がない大阪府の松井一郎知事が、ツイッターで支持を表明。関係者によると、東京都職員時代の上司である石原慎太郎・元知事からも「応援に行きたい」との申し出があったという。本来なら土台となるはずの自民党内の結束がおぼつかない分、他党や無党派への働きかけが鍵を握る。

 鈴木氏は同日、自民党の推薦について「大変ありがたい」と夕張市役所で記者団に述べた。「年が近い方と政策議論ができることは貴重な機会だ。堂々と選挙を戦いたい」とも話した。

■「大きな十字架」

 一方の石川氏は同日、立憲民主党道連や国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議から推薦の知らせを受け、札幌市内で記者団に語った。「北海道が命名されて150年。次のリーダーを選ぶ戦いに推薦されるなら大変光栄だ」

 共産党道委員会、社民党道連、「戦争させない市民の風・北海道」の支援も受ける見通し。本命とされた立憲民主党の逢坂誠二衆院議員や、鉢呂吉雄参院議員などさまざまな名前が浮かんでは消えたが、結果的に野党系7団体が足並みをそろえることになりそうだ。

 十勝管内足寄町出身。ベテラン小沢一郎衆院議員の秘書を経て衆院当選3回を重ねた、正真正銘のたたき上げだ。懸念材料は過去の経歴。2014年に政治資金規正法違反で有罪が確定。17年衆院選では公民権回復の日がわずかに公示日に間に合わず、妻香織氏が出馬し、当選した。

 石川氏は記者団に「大きな十字架を背負っている。道民が過去をどう判断するか、私がどういう未来を提示するか、どちらに重きを置いてもらえるかだ」と訴えた。4者の中には「自分の選挙への影響が心配」(立憲民主党道議)との懸念の声も漏れる。

 対立軸は、中央対地方。菅義偉官房長官とパイプがある鈴木氏に対し「首相官邸が擁立に関与していると道民が捉えている。北海道は独立の気概を持てる地域だ」と対抗心を燃やした。(佐藤陽介、中村征太郎)

1272チバQ:2019/02/06(水) 17:53:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273614/
<道知事選>共産、石川氏支援へ 社民も推薦 野党統一候補に
02/05 05:00
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 共産党道委員会は4日、4月の道知事選に独自候補を擁立せず、立憲民主党などが推す元衆院議員の石川知裕氏(45)を支援する方針を固めた。社民党道連も推薦する。野党共闘の橋渡し役を担ってきた市民団体「戦争させない市民の風・北海道」も支援する方向で、石川氏は野党統一候補となる見通しだ。

 共産党道委員会、社民党道連、市民の風の幹部は4日、札幌市内で石川氏と会談し、北海道電力泊原発再稼働やJR北海道の路線見直し、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の誘致問題などについて意見交換。石川氏と基本政策が一致すると判断した。

残り:180文字/全文:440文字

1273チバQ:2019/02/06(水) 17:59:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273863?rct=n_politics
<舞台裏を読む>任期大詰め 関心は参院選
02/06 05:00
<舞台裏を読む>任期大詰め 関心は参院選
「今年は知事を呼ばなくていいんじゃないか」

 札幌市内選出の自民党道議は、後援会幹部にこう告げられた。毎年2月に開く後援会の新年会に高橋はるみ知事(65)を招くのは、恒例のことだった。道議は「こんなこと初めてだ」。

 昨年12月15日、高橋氏は今春の知事選で5選を目指さず、夏の参院選に自民党公認で出ると表明した。組織のトップが退任を口にした瞬間、政治的影響力を失う「レームダック(死に体)」に陥るのは、至極当然のことである。

 道幹部は「胆振東部地震直後とは仕事の向き合い方が違う。道政への興味が急速に薄れているようだ」と、高橋氏本人の気持ちの変化も感じ取る。

 2017年夏以降、周辺に5選不出馬を伝えつつ、求心力を維持するため、表向きは知事選と参院選の両にらみの姿勢を示し続けてきた。それだけに「つき物が取れたように晴れやかな表情になった」(側近)。

 昨年12月22日、札幌市内で道などが開いた公共交通の利用促進を考えるフォーラム。高橋氏は、直前に講演した千葉県の第三セクターいすみ鉄道の前社長に語りかけた。「いすみ鉄道にも乗りたいと思っています。ちょっと暇になるかもしれないので」

 1月下旬の記者会見では「全身全霊で知事の仕事を全うしたい」と強調したが、知事という緊張感を強いられる仕事から解放されるためか、気の緩みと取られかねない発言も出始めた。さらに、関心は自らが挑む参院選にも向いている。

 「今年は特に、ありとあらゆる分野の新年会に参加させていただいています」。1月21日、札幌市内での北海道建設業協会の新年懇親会ではこうあいさつし、聴衆の笑いを誘った。

 この日は新年会5件を掛け持ちした。高橋氏周辺は「参院選を意識した分刻みの日程だ」と明かす。

 自身の後継となる知事選候補選びでも、したたかさを見せる。

 高橋氏は当初、鈴木直道夕張市長(37)を有力候補に挙げていたが、自民党道議や市町村長の有志、経済人らが国土交通省の和泉晶裕氏(57)の擁立を求めると、和泉氏支持をにじませた。

 1月16、17日には東京と札幌で3度、記者団の取材に応じ、「知事の仕事のパートナーは道議、市町村長だ。与党道議の半分以上が出馬要請したことは重い」と繰り返した。党内で巻き起こる対立に「加勢」する形になり、普段は政治的な発言に慎重な高橋氏らしくない対応に注目が集まった。ベテラン道議は「市町村長や道議に恩を売る選挙活動だ」と分析する。

 与野党の一部で一時取り沙汰された「相乗り論」にも関わったとされる。野党道議によると、高橋氏から電話で「和泉さんで相乗りできませんか」と口説かれた。

 道政史上初の4期目の任期もいよいよ大詰めを迎える。目の前には、胆振東部地震の復興やJR北海道の路線見直しなど重要課題が山積みのまま。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致については、判断せず次の知事に先送りするとの見方が強い。

 高橋道政を歴史がどう評価するか。残り3カ月弱における振る舞いもまた、一つの判断材料になるはずだ。(報道センター 竹中達哉)

1274チバQ:2019/02/06(水) 18:00:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/250182?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>函館市長選 対抗馬擁立は
2018/11/21 05:00
9月6日未明の胆振東部地震発生から19時間後の同日午後10時すぎ。「おい、止めてくれ」。大規模停電下の函館市内で避難所回りを続けていた工藤寿樹市長(68)が、運転手に公用車を急停止させた。場所は北電函館支店前だった。

 避難所の住民たちが非常用電源のわずかな明かりを頼りに不安な夜を迎えていたころ、支店の窓からはこうこうと明るい光が漏れていた。「避難所の現状を知っているのかっ」。工藤市長は、応対した幹部職員にまくし立てた。

 怒り心頭に発したのには、理由がある。市内16カ所に設けた自主避難所に身を寄せた人たちや、本庁舎の携帯電話充電コーナーに来た人たちの帰宅のめどを把握するため、市は電気が復旧する時間と地区を知りたかった。だが、支店にいくら問い合わせても「なしのつぶて」。北電への不満を募らせていた矢先の出来事に、堪忍袋の緒が切れた。

 工藤市長は9月28日に市内で開いた自身の後援会パーティーでも「北電は市民を守る自治体にいち早く(情報を)伝達することを考えてほしい。危機管理上、大きな問題があった」と批判。ベテラン市議は「ガリバーの北電に強く言える政治家は少なく、市長の姿勢に留飲を下げた人も多かっただろう。市民の思いを敏感に感じ取れるのが彼の真骨頂」と解説する。

 その象徴的な例が「大間裁判」だ。電源開発(東京)が青森県大間町で建設中の大間原発の建設差し止めを求め、市は2014年、国と電源開発を相手取り、東京地裁に提訴した。国にけんかを売った格好だが、多くの市民がこれを支持。15年の前回市長選では自民党ばかりか、当時の民主党と共産党の一部を味方につけ、圧勝で再選を果たした。

 強力なリーダーシップはだれもが認める。ただ、その裏にある強烈な個性は、時に周囲とのあつれきも生じさせてきた。市議会で野党市議を小ばかにする発言を重ね、反発を招いた。細かい政策までトップダウンで決め、足元の市職員から煙たがられる。

 昨年の衆院選では、自民党から出馬した前田一男氏(52)のみを応援。さすがに立憲民主、共産両党からも「来春の次期市長選で対抗馬を立てるぞ」と怨嗟(えんさ)の声が上がった。

 「奔放」に見える工藤市長の言動に、ある市幹部は「『誰も自分にかなわない』というおごりがあるのでは」とみる。それでも市役所内外で異を唱える人物は見当たらない。市長は次の課題として、空き家の多さが問題となった住宅街「西部地区」の再開発に取り組み始めている。昨冬の豪雪を踏まえ、本年度は除雪体制も拡充させた。

 一方で医療費の無償化などには消極的だ。こうした姿勢に離反ムードを強める立憲民主、共産両党の対抗馬擁立の動きも、いまだかけ声だけで停滞している。大間原発を巡って対立軸がつくれず、政策面でも有効な手段を打ち出せないためだ。市民は政策の是非を問う機会を得られるのか。

 3選出馬が確実視される工藤市長は、10月下旬の記者会見では「何も考えていない」と述べるにとどめた。仮に無投票なら1947年の市長選以降で初めて。ある労組幹部は焦りの表情でつぶやいた。「そろそろタイムリミット。無投票は避けたいが…」(函館報道部 志村直)

1275チバQ:2019/02/07(木) 18:42:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000008-htbv-hok
<北海道>知事選 佐藤のりゆき氏が出馬に含み
2/7(木) 18:36配信 HTB北海道テレビ放送
 4月の知事選挙 佐藤のりゆき氏がHTBのインタビューに答え出馬に含みを残しました。
 きのう、ようやく自民党からの推薦が決まった鈴木直道氏。早速、自民党会派の道議会議員の政治資金パーティーに参加した。
 鈴木直道氏は「新春の集いがあるんで、一番最初に私のところに来てくださいというお声がけをいただきまして参上しました」鈴木氏を招いたのは和泉派に与しなかった吉田祐樹道議だ。
 鈴木氏は「一緒にしっかりタッグを組んで若い力でこの北海道を元気にしていくということを皆さんにお誓い申し上げて私からの挨拶にかえたいと思います。みなさん吉田先生ともども私をよろしくお願い致します」と述べ、道議とともに支持を訴えた鈴木氏。
 会場では自民党の支援者らと名刺交換を行い、写真撮影にも笑顔で応じるなど自らをアピールしていた。
 
一方、立憲民主党や国民民主党から支援を受ける石川知裕氏。こちらもけさ、髪を切った。
 「兄貴から電話が来て、お前こんな長い髪でお前かっこ悪いぞって(秘書:ネクタイもお願いします)「あ、ネクタイ」と言いながらネクタイを整える。
 きょうは関係者と政策を協議していた石川氏。狙いは和泉氏を推していた経済界の取り込みだ。
 石川氏は「経済人の方々にもそういう中小企業振興策を考えているのかお訴えをしないといけない。政策をお伝えしてご判断いただくのが大切なこと」共産党などの支持も取り付けた石川氏。野党統一候補としてあす8日、出馬会見を行う。
 この現状に対し。
 佐藤のりゆき氏は「もうこれじゃあだめだという気持ちが強まっている」
 4年前の知事選で敗れたフリーキャスターの佐藤のりゆき氏。先月、市民団体からの出馬要請に慎重な姿勢を見せていたが、きょうのインタビューでは出馬に含みをもたせた。
 佐藤のりゆき氏「あのときは託す人が必ず出るだろうと思っていたが、私が託せる感じの人は出ていないので、あの時よりは強まっていますね。前回の知事選で114万6573人が私を支持してくれた。
 その方々への重い責任がある。ブレーンのみんなとどうやったら選挙戦に入れるのかできるだけ早く研究したい」と述べた。3人目の候補者となるのか。市民団体は来週、のりゆき氏へ再び出馬要請を行う予定だ。

HTB北海道テレビ

1276とはずがたり:2019/02/07(木) 22:00:10

<北海道>知事選 佐藤のりゆき氏が出馬に含み
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000008-htbv-hok
2/7(木) 18:36配信 HTB北海道テレビ放送

 4月の知事選挙 佐藤のりゆき氏がHTBのインタビューに答え出馬に含みを残しました。
 きのう、ようやく自民党からの推薦が決まった鈴木直道氏。早速、自民党会派の道議会議員の政治資金パーティーに参加した。
 鈴木直道氏は「新春の集いがあるんで、一番最初に私のところに来てくださいというお声がけをいただきまして参上しました」鈴木氏を招いたのは和泉派に与しなかった吉田祐樹道議だ。
 鈴木氏は「一緒にしっかりタッグを組んで若い力でこの北海道を元気にしていくということを皆さんにお誓い申し上げて私からの挨拶にかえたいと思います。みなさん吉田先生ともども私をよろしくお願い致します」と述べ、道議とともに支持を訴えた鈴木氏。
 会場では自民党の支援者らと名刺交換を行い、写真撮影にも笑顔で応じるなど自らをアピールしていた。
 
一方、立憲民主党や国民民主党から支援を受ける石川知裕氏。こちらもけさ、髪を切った。
 「兄貴から電話が来て、お前こんな長い髪でお前かっこ悪いぞって(秘書:ネクタイもお願いします)「あ、ネクタイ」と言いながらネクタイを整える。
 きょうは関係者と政策を協議していた石川氏。狙いは和泉氏を推していた経済界の取り込みだ。
 石川氏は「経済人の方々にもそういう中小企業振興策を考えているのかお訴えをしないといけない。政策をお伝えしてご判断いただくのが大切なこと」共産党などの支持も取り付けた石川氏。野党統一候補としてあす8日、出馬会見を行う。
 この現状に対し。
 佐藤のりゆき氏は「もうこれじゃあだめだという気持ちが強まっている」
 4年前の知事選で敗れたフリーキャスターの佐藤のりゆき氏。先月、市民団体からの出馬要請に慎重な姿勢を見せていたが、きょうのインタビューでは出馬に含みをもたせた。
 佐藤のりゆき氏「あのときは託す人が必ず出るだろうと思っていたが、私が託せる感じの人は出ていないので、あの時よりは強まっていますね。前回の知事選で114万6573人が私を支持してくれた。
 その方々への重い責任がある。ブレーンのみんなとどうやったら選挙戦に入れるのかできるだけ早く研究したい」と述べた。3人目の候補者となるのか。市民団体は来週、のりゆき氏へ再び出馬要請を行う予定だ。

HTB北海道テレビ

1277チバQ:2019/02/13(水) 18:40:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000069-jijp-pol.view-000
農水相次男、道議選は不出
時事通信 2/12(火) 20:11配信

吉川貴盛農林水産相は12日の衆院予算委員会で、次男で政務秘書官の統勝氏について「選挙に出ない」と述べ、4月の北海道議選に出馬しないことを明言した。

時事通信社

1278チバQ:2019/02/13(水) 18:41:09
https://www.sankei.com/premium/news/190213/prm1902130006-n1.html
【政界徒然草】自民、北海道知事選で保守分裂を回避もくすぶる火種
2019.2.13 07:00プレミアム
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北海道知事選の対応について記者団に答える自民党北海道連会長の吉川貴盛農林水産相=2月5日、自民党本部(今仲信博撮影)
北海道知事選の対応について記者団に答える自民党北海道連会長の吉川貴盛農林水産相=2月5日、自民党本部(今仲信博撮影)
 4月の統一地方選に合わせて行われる北海道知事選で、自民党は鈴木直道夕張市長(37)の推薦を決めた。党道連では一部の国会議員や道議らが執行部に反発し、候補者調整が難航したが、党本部の推薦決定で騒動は一応の収まりを見せている。しかし、北海道はもともと革新系の強い地盤だけに、保守分裂になりかけた騒動は知事選にどう影響するか。道連内のしこりも残っており、党本部側は気をもんでいる。

道連内の対立激化

 「取り扱いは道連会長の私に一任となった。できれば、明日の役員会で鈴木直道さんの推薦を決定し、党本部と段取りも協議していきたい」

 5日に党本部で開かれた道連所属国会議員による会合後、道連会長を務める吉川貴盛農林水産相(68)は記者団にこう語り、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 吉川氏の言葉通り、翌6日に札幌市で開かれた道連の役員会で鈴木氏の推薦が決まり、道連は党本部に推薦申請した。

 道連では、これまで道知事選をめぐる候補者調整が混乱した。吉川氏と道連会長代行の長谷川岳参院議員(47)は、知名度などから早々に鈴木氏の擁立を検討。背景には、菅義偉(すが・よしひで)官房長官(70)との距離の近さもあったとされる。


 しかし、こうした動きに橋本聖子参院議員会長(54)ら一部の国会議員や道議、道内の首長らが反発を強めた。“反鈴木派”は国土交通省の和泉晶裕北海道局長の擁立を模索し、和泉氏も、一時は「一本化して要請されれば断り切れない」と含みを持たせた。

 道連内のつばぜり合いが続く中、吉川氏は1月22日、記者団に「党本部が行った世論調査では、両者に相当な開きがある」と述べ、鈴木氏の擁立を明言した。これに和泉氏を推す議員が反発して混乱したが、結局、和泉氏は一本化の動きが見られない現状を見据えて出馬を固辞した。

 最後は橋本氏自身の出馬まで取り沙汰されたが、橋本氏は2月4日に出馬しない意向を示し、表面上は鈴木氏で候補一本化する態勢が整った。

 党関係者は「橋本氏は責任をとるつもりだったが、参院議員会長が知事選にくら替えした前例がなく、出馬させるわけにはいかない」と語る。鈴木氏の一本化を決めた道連は、とりあえず保守分裂を回避した。

他の保守分裂県と異なる事情

 4月の統一選で行われる知事選では、自民党内で候補者調整が付かず、分裂選挙となるケースが多い。

1279チバQ:2019/02/13(水) 18:41:29
 福岡では、麻生太郎副総理兼財務相(78)が推す元厚生労働官僚の武内和久氏(47)と、現職の小川洋知事(69)の続投をめぐり県連内が対立した。党本部は武内氏を推薦したが、武田良太衆院議員(50)=福岡11区=らが小川氏を支援する組織を発足させるなど、対立は深まるばかりだ。

 このほか、徳島、福井、島根の3県でも候補者調整が難航し、分裂選挙となる公算が大きくなっている。

 しかし、これら4県と北海道との違いは、保守層の厚さだ。4県は自民党が圧倒的な支持基盤を誇るが、北海道は革新系が伝統的に強く、第2次安倍晋三政権下の国政選挙でも一定の存在感を示してきた。

 自民党関係者は「保守が強い地域で分裂選挙になっても最終的に保守の候補が勝つが、北海道で分裂選となったら、革新系に知事の座を奪われてしまう」と懸念を深める。

 統一選は夏の参院選の前哨戦となる。安倍首相(64)は今月10日の党大会で「地域のため、ふるさとのために力を合わせて統一選を勝ち抜こう」と必勝を誓った。

 道連内は分裂選挙を避け、鈴木氏擁立でまとまったようにみられるが、火種は完全に消えていない。今回は、特に地方議員や地元首長と執行部の間に深刻なしこりが残っただけに、今後の対応次第では、再び道連内が対立する可能性もある。

 ある道連関係者は、こう警鐘を鳴らす。

 「選挙の実動部隊は国会議員ではなく、道議や市町村議だ。鈴木氏の一本化について、本当に彼らを納得させられたのか。依然として道連執行部に疑問を持っている人は多い」

(政治部 今仲信博)

1280チバQ:2019/02/13(水) 18:45:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000007-hokkaibunv-hok
市民団体 佐藤のりゆき氏に出馬再要請「死にものぐるいで検討」 北海道知事選"第3の候補"に?
2/13(水) 17:50配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

 果たして、"第3の候補"となるのでしょうか? 4月の道知事選をめぐり、市民団体は13日、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏に2度目の出馬要請を行いました。

 1度は出馬要請を断っていた佐藤氏。今回は検討したいとしました。

 佐藤のりゆき氏に2度目の出馬要請を行ったのは、市民団体「道民のちから改革会議」です。

 要請の理由については「前回選挙でおよそ115万票を得ていることや、道政改革への熱意を持っている」ことを挙げました。

 佐藤のりゆき氏:「この出馬環境で何ができるのかを、死にものぐるいで検討します」

 要請を受け、佐藤氏は出馬を表明している2人の政策について、「抽象的であまりにやっつけだ」と批判し、立候補を検討するとしました。

 今後、SNSなどで寄せられた意見を参考に、数日中に結論を出したいとしました。

 知事選をめぐっては鈴木直道夕張市長と石川知裕元衆院議員がすでに出馬を表明しています。

UHB 北海道文化放送

1281チバQ:2019/02/13(水) 18:47:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/276118?rct=n_unified_localelections
<道知事選>自民、亀裂修復に懸命 鈴木氏と道議、和解の宴
02/13 05:00
後援会の準備会合で支持を訴える鈴木氏(左から3人目)=11日、函館市
後援会の準備会合で支持を訴える鈴木氏(左から3人目)=11日、函館市
 4月の道知事選に向け、鈴木直道夕張市長(37)の推薦を決めた自民党の道連が、内部の溝を埋めるのに懸命だ。経済界や道議らに国土交通省の和泉晶裕北海道局長を推す声が広がった経緯を踏まえ、経済団体が軸の後援会づくりに着手したほか、12日には鈴木氏と同党道議が会食した。鈴木氏は近く、和泉氏支持を強くにじませた高橋はるみ知事に協力を求める見通し。

 「道内の商工会議所で初めて鈴木氏の支援団体を設立していただけるということで、吉川貴盛道連会長も感謝していた」。道連の長谷川岳会長代行は11日、函館市で開かれた後援会の準備会合で頭を下げた。

 鈴木氏や、函館商工会議所の松本栄一名誉会頭と正副会頭、道議らが出席。同会議所を含む北海道商工会議所連合会(道商連)は、岩田圭剛会頭が早くから和泉氏の擁立論を唱え、政治団体としても党に要請しただけに、道連は函館発の動きを経済界との融和のきっかけにしたい考えだ。

 松本氏は「候補を絞る段階で争いに加担すべきでなかった。決まった人を推薦するのが経済界の立場。道商連として反省があってもいい」と記者団に語った。道商連の政治団体は要請時に道内各会頭の了承を個別に取り付けたが、松本氏は手続きに関わらなかった。

 鈴木氏は会合後、経済界との関係について「不安はない。出馬の思いや政策を丁寧に説明し、輪を広げたい」と述べた。

 12日夜には鈴木氏と、道議会会派の自民党・道民会議の東国幹議員会長らが札幌市内のホテルで会食。「和解」が狙いとみられる。鈴木氏は15日にも同会派の会合に出席し、高橋氏との面会も予定する。

 だが、抗争のしこりは残る。経済団体幹部は「保守道政継続のため鈴木氏を応援しなければならないが、正直、力が入らない」と漏らす。中堅道議は12日、自民より先に推薦を出した公明党の集会に、鈴木氏が相次ぎ出席したことに「勝手にやってくれればいい」と話した。(佐藤陽介、竹中達哉)

1282チバQ:2019/02/13(水) 18:48:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/275575?rct=n_unified_localelections
<道知事選>大地が鈴木氏推薦 元所属の石川氏支援せず 宗男氏「共産党がつく候補には乗れない」
02/11 05:00
 新党大地は10日、4月7日投開票の道知事選に立候補する鈴木直道夕張市長(37)を推薦した。立憲民主党や共産党などが支援する対抗馬の石川知裕元衆院議員(45)はかつて大地に所属していたが、鈴木宗男代表は「共産党がつく候補には乗れない」と説明した。

 札幌市内で開かれた大地の会合で、宗男氏が「夕張再生は大きな実績だ。経験がない、行政手腕がどうだと言う人がいるが、われわれがサポートすればやれる」と話し、鈴木市長に推薦状を手渡した。

 既に自民党、公明党の推薦を受けている鈴木市長は「心から感謝する。北海道を躍動する大地へ変えるべく、未来を切り開く先頭に立ちたい」と述べた。宗男氏は「以前から自民党が推す候補を推すと言っていた」と語った。

 大地は旧民主党との連携から安倍政権支持に転じ、長女の貴子衆院議員が自民党入りした。(村田亮)

1283チバQ:2019/02/13(水) 18:48:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274346?rct=n_unified_localelections
<新知事選択 与野党激突>上 対決構図 迷走の末決着
02/07 05:00
<新知事選択 与野党激突>上 対決構図 迷走の末決着
 道知事選に向け、与野党それぞれの候補が決まった。4月7日の投開票日まで2カ月。短期決戦に挑む関係者の動きを追った。(3回連載します)

■与党「一本化」 野党は「共闘」

 「最終的に『石川で』となったので、逢坂さんや鉢呂さんの思いも含めて頑張りたい」。知事選出馬を表明した石川知裕氏(45)は6日、記者団から迷走した候補の選考過程について問われ、こう答えた。

 立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)、鉢呂吉雄参院議員(71)…。同党や連合北海道など旧民進系4団体による候補選びは、出馬を打診しては固辞される連続だった。別ルートでは道内の企業経営者にも要請。最後は、連合北海道の出村良平会長(60)や立憲民主党道連の佐々木隆博代表(69)が責任を取って出馬すべきだとの声まで出た。

■秘密裏に会談

 渦中、一部関係者が水面下で検討し、幻に終わった奇策がある。同じく候補選考で分裂の危機にあった自民党の一方の勢力に相乗りする案だ。

 1月26日、連合北海道幹部と、札幌の経済人が秘密裏に会談した。この経済人グループは国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)の擁立を求め、鈴木直道夕張市長(37)を推す自民党道連執行部と対立していた。

 相乗り論は、自民党の和泉支持派の経済人と、連合など野党側の双方にメリットがあった。経済人たちは「自民が和泉氏を選ばなければ、和泉派が連合と連携して無所属でも勝てる」と道連執行部をけん制できる。候補選びで難航していた野党側も、一気に形勢逆転を図れる好機と映った。

 労組関係者は「共産党の約20万票を失っても、経済界との連携で40万〜50万票は得られる。勝てる道を模索すべきだ」と唱えた。

 ただ、思惑はすれ違う。和泉氏本人への相乗りを模索する人たちもいれば、和泉氏に代わる「第3の候補」を一緒に擁立しようという勢力もいた。結局、和泉氏は不出馬を表明し、相乗り可能な第3の候補として名前が挙がった経済界出身の米沢則寿帯広市長(62)らにも断られた。

 石川氏の擁立が決まり、野党共闘は維持された。「もう終わった話だ」。4団体関係者は6日、何事もなかったかのように語った。

 「北海道を人口減少などの課題解決の先進自治体に押し上げたい」。鈴木氏は6日、札幌市内選出の自民党道議の会合にさっそく招かれ、こう訴えた。

 和泉氏支持をにじませてきた高橋はるみ知事(65)は「これからが大変。信頼を回復しながら頑張ってもらえれば。私の立場で応援する」と記者団に話した。

 高橋氏の有力支援者である函館商工会議所の松本栄一名誉会頭を軸に鈴木氏の函館後援会をつくる動きがあり、11日に会合を開く。「決定したら一枚岩になるのが自民党」(小畑保則道連幹事長)。党内抗争は収束モードに見える。

■しこり否めず

 だがそう簡単ではない。6日の党道連役員会で「和泉氏に出馬要請した団体が数多くある。鈴木氏を一枚岩で応援してもらえるよう丁寧に理解を求めてほしい」と注文が相次ぎ、長谷川岳道連会長代行の引責交代論も出た。喜多龍一・元道議会議長は「しこりは否めない」と記者団に語った。

 和泉氏支持の輪は1月中旬に入り、急速に広まった。発信源の経済界や市町村長から道議、国会議員まで道内保守層を覆い尽くす。それでも鈴木氏の知名度や地域再生の手腕を評価する道連の吉川貴盛会長と長谷川氏は引かない。

 ある経済団体幹部は相乗り論と別に「和泉氏が2月1日付で国交省を退職し、出馬表明に打って出る案があった」と明かす。分裂選挙も辞さぬ姿勢を示し、鈴木氏に身を引かせる戦略。だが、無所属での出馬表明で、逆に一本化を実現させたのは鈴木氏の方だった。

 全国に目を向けると、4月の統一地方選で「保守分裂」はキーワードの一つ。10知事選のうち福岡など4知事選が該当する。いずれも野党が分散し、有力候補を出せない事情がある。

 道内の自民はぎりぎりで分裂を避けた。戦後18回の道知事選のうち、自民系10勝、非自民系7勝、残り1回は相乗り。新人対決は自民系3勝、非自民系3勝と拮抗(きっこう)した。道議会議長経験者は「保守が割れるのは地盤が固い証拠。固くない道内では割れようがない」。

 2016年の参院選道選挙区(改選数3)では野党が2議席を占め、17年の衆院選でも道内は立憲民主が躍進。野党共闘の力の前に分裂選挙が不利を意味するのは明白だった。

 16年ぶりの新人対決は、与野党が争う構図にたどり着いた。複雑に絡み合った擁立までの経過が、選挙戦に影響を及ぼしそうだ。(中村征太郎、佐藤陽介)

1284チバQ:2019/02/13(水) 18:48:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274799?rct=n_unified_localelections
<新知事選択 与野党激突>中 自民 ガラス細工の「挙党」
02/09 09:58 更新
自民党道議の会合で出席者と名刺交換する鈴木直道氏=6日夜、札幌市内のホテル
自民党道議の会合で出席者と名刺交換する鈴木直道氏=6日夜、札幌市内のホテル
 1月中旬、自民党の遠藤連・前道議会議長が手紙をしたためた。宛先は北海道町村会幹部。4月の知事選候補に浮上した鈴木直道夕張市長(37)に対し、この幹部は「経験不足」「夕張の借金を返す破産管財人にすぎない」と指摘していた。

 遠藤氏は昨年末、党道連の吉川貴盛会長らと共に、鈴木氏と東京都内で会食したばかり。手紙では、鈴木氏が企業版ふるさと納税制度で1社から5億円を調達した実績などを紹介した。町村会幹部は、鈴木氏や夕張の財政再生は詳しく知らないが、擁立反対は多くの首長の意見だと返信した。

 同党の候補選びは、国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)を支持する動きが経済界から市町村長、道議、国会議員へと瞬く間に広がり、鈴木派は一握りに。道内政界には「北海道市長会の懇親会で、鈴木氏は一番年下なのに酒をついで回らないらしい」との話が駆け巡った。一方、和泉氏は人格者で、道路沿線の景観を生かす「シーニックバイウェイ」を仕掛けたアイデアマンとの評が定まった。

■よく知らぬまま

 ある国会議員は「多くの人が鈴木氏も和泉氏もよく知らないまま、別の作用で和泉擁立論が膨れ上がった」と振り返る。

 読み解く鍵は和泉派の顔ぶれにある。道議と首長の多くがぎりぎりまで5選を求めた高橋はるみ知事は、不出馬を表明。代名詞の「安定道政」継続を望む勢力が和泉氏を能吏と見込み、乗り換えた構図が透ける。

 「官邸の意向」との言葉も反発と共に語られた。吉川氏らは否定するが、菅義偉官房長官の意を受けた道連執行部が地元の反対論を封じようとしたとの見立てだ。官邸が中央官僚を、地元が自治の担い手の首長を推す構図なら分かりやすいが、ねじれとも取れる現象の背景に何があったのか。

 鈴木氏は菅氏と法政大の同窓で、折に触れて面会する間柄。鈴木氏は6日、「夕張再生に取り組む中で力添えをいただいた。確かに強い関係が生まれている」と記者団に語った。

■両派折り合わず

 党幹部は「鈴木氏は世論調査で無党派層の支持率が高い」と解説する。安倍政権はこの6年余り、国政選挙で常勝しつつ、全国の知事選では負けも目立つ。統一地方選の10知事選のうち北海道は唯一の与野党対決型とみられ、夏の参院選の前哨戦として落とせない。

 対する道議や首長には、一枚岩で戦える和泉氏の方が勝てるとの声が根強かった。「広い道内では、われわれが知事候補の写真入りリーフレットを配って初めて浸透する」(中堅道議)

 両派が折り合わない中、鈴木氏が無所属での出馬を表明。1日に公明党が自民党に先んじて推薦を決め、内部闘争は一気にしぼむ。公明の支持母体・創価学会の原田稔会長が直前に道内入りし、情勢分析に当たったことも「異例の判断に影響した」(同党関係者)。

 「まとまって良かったね」。安倍晋三首相は6日夕、官邸で自民党の甘利明選対委員長にこう漏らした。同党は9日に鈴木氏の推薦を決める予定だが、挙党態勢はガラス細工のように映る。(佐藤陽介)

1285チバQ:2019/02/13(水) 18:49:21
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/275215?rct=n_unified_localelections
<新知事選択 与野党激突>下 立憲と国民 薄氷の共闘
02/09 09:16
出馬要請後、石川知裕氏(中央)と手を携える立憲民主党など4団体の幹部=6日、札幌市中央区(中本翔撮影)
出馬要請後、石川知裕氏(中央)と手を携える立憲民主党など4団体の幹部=6日、札幌市中央区(中本翔撮影)
 「4団体から立候補要請をいただいた。自分がふさわしいか自問自答したが、期待をもらった多くの皆さまにこたえたい気持ちが大きくなった」。元衆院議員の石川知裕氏(45)は8日の出馬記者会見で、自らが立憲民主党、国民民主党、連合北海道、北海道農民政治力会議の4団体の支援候補であることを強調した。

 立憲民主党道連幹部から水面下で出馬を打診されたのは1月22日。石川氏は「4団体が一致して推してくれるのであれば」と条件を付けた。衆院当選3回で政治経験はあるが、知名度が高いのは地盤の十勝管内のみ。全道選挙に臨むには、まず組織票を着実に固めることが必要だったからだ。

■崩れたバランス

 北海道の労・農・党の3軸体制は、旧民主党―民進党時代を通じ、強い結束で基盤を築いてきた。それが2017年の旧民進党分裂後、バランスが微妙に崩れた。立憲民主党が主導した候補者選びも、石川氏にたどり着くまでにさまざまなつばぜり合いがあった。

 「本気度が足りない。私なら土下座してでも頼みますけど」。国民民主党道連の徳永エリ代表は1月上旬、最有力候補の逢坂誠二衆院議員(59)への出馬要請が行き詰まると、記者団に怒りをぶちまけた。批判の矛先は立憲民主党道連の佐々木隆博代表らに向かう。迷走続きの候補者選考に、国民民主は「相談もなく、立憲が勝手に進める」(幹部)と不満を募らせた。

 立憲民主内で徳永氏擁立論が浮上したことも不信感を増幅させた。国民民主の道内選出国会議員は2人だけ。「徳永氏に知事選へ出るよう仕向け、うちを弱体化させようとしている」(関係者)といぶかった。

■参院選巡り対立

 両党がぎくしゃくする原因の一つが、夏の参院選道選挙区(改選数3)の候補者調整だ。立憲民主は道議会副議長の勝部賢志氏(59)、国民民主は獣医師資格を持つ原谷那美氏(34)の擁立を決めたが、立憲民主はさらにもう1人を立てる姿勢を崩さない。「票を奪い合うことになる」と国民民主の反発は収まらない。

 参院選問題は石川氏擁立の最終局面にも影を落とした。国民民主と、徳永氏に近い北海道農民政治力会議は、石川氏支援の条件として、立憲民主に参院選で2人目の候補を立てないよう確約を求めた。立憲民主からは「筋違い。無理難題を言うなら4団体協定を破棄し、われわれだけで石川氏を担げばいい」(道連幹部)との強硬論まで出た。

 5日の4団体会議で、立憲民主側が参院選2人目の候補を「出さない可能性はある」と言及し、ひとまず石川氏支援で落ち着いた。だが、徳永氏は会議後の記者会見に臨むにあたり「私はしゃべらないから」と発言を拒否。4団体のトップがそろって石川氏支援を発表する晴れの場で、佐々木氏だけが記者団の質問に答えることになった。

 立憲民主道連幹部は「とりあえず共闘の器はつくった。(不協和音は)石川氏が悪いわけでない」ととりなす。選挙戦は短期決戦。「器」にふさわしい共闘態勢を築けるかが問われる。(内藤景太、中村征太郎)

1286とはずがたり:2019/02/14(木) 07:50:59
市民団体 佐藤のりゆき氏に出馬再要請「死にものぐるいで検討」 北海道知事選"第3の候補"に?
2019年2月13日17:50
https://sp.uhb.jp/news/7280/

 果たして、"第3の候補"となるのでしょうか? 4月の道知事選をめぐり、市民団体は13日、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏に2度目の出馬要請を行いました。

 1度は出馬要請を断っていた佐藤氏。今回は検討したいとしました。

 佐藤のりゆき氏に2度目の出馬要請を行ったのは、市民団体「道民のちから改革会議」です。

 要請の理由については「前回選挙でおよそ115万票を得ていることや、道政改革への熱意を持っている」ことを挙げました。

 佐藤のりゆき氏:「この出馬環境で何ができるのかを、死にものぐるいで検討します」

 要請を受け、佐藤氏は出馬を表明している2人の政策について、「抽象的であまりにやっつけだ」と批判し、立候補を検討するとしました。

 今後、SNSなどで寄せられた意見を参考に、数日中に結論を出したいとしました。

 知事選をめぐっては鈴木直道夕張市長と石川知裕元衆院議員がすでに出馬を表明しています。

1287チバQ:2019/02/14(木) 10:37:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190213ddlk01010009000c.html
<’19統一地方選>知事選・混乱の裏側/上 与党 結束に向けしたたか 分裂の「後遺症」課題に /北海道
2019/02/13 00:00毎日新聞

 「鈴木直道・知事候補予定者の後援会団体名を初めて発表し、函館から発信する!」。祝日の11日、JR函館駅近くの函館商工会議所会議室に背広姿の地元経済界幹部ら16人が集まり、同所に事務局を置く鈴木氏(37)の後援会「活力あふれる北海道の未来を考える会」の函館市の組織を近く設立することを宣言した。

 道内の商工会議所で作る北海道商工会議所連合会の政治団体「日本商工連盟北海道連合会」(岩田圭剛会長)は先月22日、夕張市長の鈴木氏の対抗馬だった国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)の擁立を自民党道連に要請。道連執行部が推す鈴木氏に対し、和泉氏を推して自民党・支持組織の内部分裂の舞台となった。しかし、与党が鈴木氏、野党が石川知裕元衆院議員(45)をそれぞれ正式に擁立し、与野党一騎打ちの構図が固まった今、自民党内では深刻な分裂を乗り越え、したたかに結束に向かおうとする動きが出始めている。

 全会一致で函館地区の後援会会長に選ばれたのは同会議所の松本栄一名誉会頭で、やはり和泉氏を推した高橋はるみ知事(65)の後援会幹部も務める。「対立勢力」からの支援の動きに、鈴木氏は「歴史ある函館の地から狼煙(のろし)をあげてもらい、勝利に向け今後もご支援をよろしく申し上げる」と深く頭を下げた。

 自民党本部内ではもともと、4月の統一地方選で実施される知事選のうち「要注意選挙」は保守分裂の構図となっている福井や福岡などで、北海道は「おおむね順調」。甘利明選対委員長は昨年12月などの党調査での高橋氏の圧倒的な支持率の強さに参院選へのくら替えを惜しんだが、鈴木氏がそれに次いで支持されたことで納得した。しかし、道連手続きの進展を見守っていた1月上旬、反執行部の動きが次々表面化すると、党本部内に驚きが広がった。

 まず、自民道議50人のうち喜多龍一氏ら40人が執行部に候補選考過程を明らかにするよう求めて要望書に署名。このうち37人が1月15日、和泉氏の擁立を要求した。道市長会長の菊谷秀吉伊達市長、道町村会長の棚野孝夫白糠町長ら道内17の首長や経済団体も足並みをそろえ、和泉氏出馬の環境は整いつつあった。しかし、道連会長の吉川貴盛農相が鈴木氏一本化の意向を示し、鈴木氏も出馬表明すると和泉氏は断念。

 今月に入り、反執行部側は橋本聖子参院議員会長(54)の擁立も模索したが、関係者によると安倍晋三首相や森喜朗元首相が懸念を示し、二階俊博幹事長も4日に党本部幹事長室で橋本氏に面会。橋本氏は不出馬を伝えた。ただ、鈴木氏の支援を決定した6日の役員会でも、中司哲雄政調会長が鈴木氏を推してきた長谷川岳会長代行の辞任を要求するなど分裂の後遺症は残る。

 自民党の混乱を尻目に、統一地方選の準備を急ぎたい公明党は1日、早々と鈴木氏の推薦を決定。3連休初日の9日には鈴木氏の後援会と公明党の合同で、地元夕張市の決起集会を開き、道代表の稲津久衆院議員が鈴木氏への支持を訴えた。同党は自民党に先駆け、知事選と道議選を連動させた会合を札幌、旭川、苫小牧など各地で始めている。

 「私を応援する団体は一つもない大変厳しい状況だった。もう1回退路を断ち、すべてを失うかもしれないが北海道を再生させたい」。鈴木氏は夕張市の集会で出馬を決意した状況を振り返った。市中心部のホテルマウントレースイ最大の部屋を埋めた約350人を前に、「夕張の方々は『夕張に残ってほしいけど知事選も頑張ってほしい』と言ってくれた」と声を震わせた。

 自民道議のうち、鈴木氏の支援に回ったのは実績を文書にまとめて道議らに発送した副会長の遠藤連前議長ら少数。鈴木氏は近く、自民道議らに面談を求め、分裂の修復に乗り出す考えだ。【田所柳子、安達恒太郎】

1288チバQ:2019/02/19(火) 10:13:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/278039
夕張市長選、選挙戦へ 元市議も立候補意向
02/19 05:00
 【夕張】4月21日投開票の夕張市長選に、元夕張市議で会社経営の多喜雄基氏(66)が、立候補する意向を固めたことが18日分かった。月内にも後援会を発足させ、正式に出馬を表明する。

 多喜氏は同日、北海道新聞の取材に対し「いまだ道半ばの夕張の再生に向けて、市政に私の経験を役立てたい」と述べた。「夕張再生のため、市政を停滞させてはならない」として、道知事選に出馬する鈴木直道市長(37)の市政を基本的に継承する方針も示した。

 多喜氏は夕張市出身。日大法学部卒。民間企業勤務を経て、1995年の夕張市議選で初当選し、3期務めた。2005年に設立し、社長を務める「夕張友酉(ゆうゆう)市場」は夕張市公設地方卸売市場の指定管理者。

 夕張市は全国唯一の財政再生団体で、トップの交代は8年ぶり。市長選には、鈴木氏の後援会の幹事長代行を務める本田靖人市議(45)が立候補の意向を固めており、選挙戦となる見通し。他にも出馬を模索する動きがある。(藤田香織里)

1289チバQ:2019/02/20(水) 20:14:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000002-htbv-hok
<北海道>徳川家広氏が知事選不出馬 今後は動画で発信へ
2/20(水) 11:40配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 4月の知事選への立候補を検討していた、徳川将軍家19代目の徳川家広氏が20日、不出馬を表明しました。
 徳川氏「今回の知事選挙に関しては、見送らせていただきます。北海道の皆さんのお気持ちと生活実感について、いかにも私の理解が浅かったとたいへん不勉強であると痛感しまして、これはまだ時期尚早であるなと感じたためであります」
 政治経済評論家の徳川氏は20日午前、札幌市内でこのように述べ、知事選に立候補しないことを明らかにしました。今後の政治活動については、白紙の状態だとしたうえで、北海道の美しい景色などをYouTubeなどで英語で発信したいと話しました。

HTB北海道テレビ

1290チバQ:2019/02/20(水) 20:15:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000041-asahi-pol
徳川宗家の19代目、北海道知事選「いざ出陣」とりやめ
2/20(水) 13:06配信 朝日新聞デジタル
徳川宗家の19代目、北海道知事選「いざ出陣」とりやめ
北海道知事選への不出馬を表明した徳川家広氏=2019年2月20日午前10時6分、札幌市中央区、今泉奏撮影
 4月の北海道知事選への立候補を模索していた政治経済評論家の徳川家広氏(54)が20日、「出陣」をとりやめた。徳川氏は徳川宗家18代目・徳川恒孝(つねなり)氏の長男で、19代目当主。徳川記念財団理事も務めている。当面はYouTuberとして、英語で北海道をPRする活動をする。

【写真】北海道知事選への不出馬を表明した徳川家広氏=2019年2月20日午前10時5分、札幌市中央区、今泉奏撮影

 徳川氏は東京都出身で、米・ミシガン大大学院修士課程修了。徳川氏はこの日、札幌市で記者団の取材に応じ「北海道民のみなさんのお気持ちと生活実感について理解が浅く、大変、不勉強だと痛感した」と説明。両親からは「がんばりなさい」と応援されたが、「時期尚早」と判断した。

 昨年10月に知人の北海道議から要請を受け、出馬の準備を進めてきた。1月に住民票を札幌市に移し、北海道内をまわって情報収集をしていた。2月9日には、秘書を通して朝日新聞の取材に応じ「出馬の可能性は60%。20日までには決めたい」と答えていた。

1291チバQ:2019/02/20(水) 23:18:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/277495?rct=n_governorshiprace
<道知事選>切り崩しへ本腰 鈴木氏十勝入り/石川氏は保守層に
02/17 05:00
(上)帯広市の乳牛農家を視察する鈴木直道氏=16日午後2時30分(北波智史撮影)(下)小樽市の南樽市場で支持を訴える石川知裕氏=16日午前11時35分(内藤景太撮影)
(上)帯広市の乳牛農家を視察する鈴木直道氏=16日午後2時30分(北波智史撮影)(下)小樽市の南樽市場で支持を訴える石川知裕氏=16日午前11時35分(内藤景太撮影)
 道知事選(3月21日告示、4月7日投開票)は、自民党、公明党が推薦する鈴木直道夕張市長(37)と、立憲民主党など野党が連携して擁立した石川知裕元衆院議員(45)の双方が、相手の支持基盤の取り込みに力を注ぎ始めた。鈴木氏は16日、石川氏の地元十勝で政党・団体関係者に支援を求め、石川氏は経済界や市町村長に食い込もうと懸命だ。

 「昨日、堀達也前知事と2時間半ぐらい話し、『自分はまず日本海の漁業資源の問題に取り組んだ』と聞いた。しっかりそういう問題に取り組みたい」。石川氏は小樽市で開かれた国会議員の会合で、堀氏との関係の近さとともに、自民が固い地盤を築く1次産業への思いをアピールした。

 堀氏は1999年、与野党相乗りで再選を果たした。戦後の道知事選で相乗りは、後にも先にもこの1回だけ。堀氏は今も経済界を含め幅広い人脈があり、会合に出席した立憲民主党関係者は「味方につければ、保守票を切り崩せるのでは」と期待する。

 石川氏の陣営が着目するのは、自民の候補選びの過程で起きた混乱だ。経済界や市町村長の有志が、国土交通省の和泉晶裕北海道局長を推した。石川氏は最近、古くから自民を支持する有力経営者と会食した。

 政策の柱に、市町村長や経済人らと道政課題を議論する「北海道経営会議」を掲げるのも、「和泉派」を引き込む狙いがありそうだ。労組関係者は「表立って支援してもらうのが難しければ、せめて鈴木氏の応援を足止めできればいい」。

 鈴木氏は16日、帯広市の乳牛農家を視察し、「十勝は日本の食卓を支える国内最大規模の農業地帯で、極めて重要だ。日本の食を守る観点から公約に思いを取り込む」と語った。

 自民の支部会合に出席し、和泉派の急先鋒(せんぽう)だった喜多龍一元道議会議長と隣り合わせた。喜多氏は鈴木氏に「頑張って」と声をかけ、取材には「決まったら一致結束するのが自民党のいいところだ」と強調した。

 鈴木氏は商工会議所会頭や農業界の有力者、創価学会幹部と相次ぎ面会。新党大地の鈴木宗男代表、自民党の鈴木貴子衆院議員父娘の新年会で「北海道、3人鈴木がそろえばこんなに強いことはない」と訴えた。

 石川氏は、宗男氏と十勝管内足寄町の同郷で、大地にいた時期がある。鈴木氏の一連の動きは、十勝の支持が石川氏に流れないようくさびを打つ狙いがある。

 鈴木氏は16日、「夕張市長として8年、自治体経営の観点から仕事した」と記者団に述べた。野党側が鈴木氏と首相官邸の結びつきを指摘し、「地方自治が問われている」としていることに対抗心をにじませた。(佐藤陽介、内藤景太)

1292チバQ:2019/02/22(金) 14:28:04
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-557024.html
北海道知事選で自民党大混乱 「菅官房長官」の安手な私情
2019/02/22 05:59デイリー新潮

北海道知事選で自民党大混乱 「菅官房長官」の安手な私情

菅官房長官

(デイリー新潮)

 太宰治や田宮虎彦、苦学生を描く作品は世に数多くある。自らの過去と重ね合わせ、気付けば応援しながら読む人も多い。官邸にもその情があるようで――。

 北海道知事選の候補者選びで、自民党が割れている。鈴木直道夕張市長(37)を推薦することが既に決まったが、さる自民党道議は、

「鈴木さんと一緒に選挙を戦う人なんているのか、外野から眺めている状況」

 と、傍観者を決め込む。というのも、そもそも和泉晶裕(あきひろ)国交省北海道局長(57)を推す声が大勢を占めていたからだ。道議会議員、財界から現職知事、さらには鈴木氏の同志であるはずの市町村長会までもが和泉氏を推していた。

「吉川貴盛農水相らごく少数の独断で、鈴木氏に決まりました。他の国会議員に聞いても、『代議士会すら開かずに決められたこと』と困惑気味。当の吉川さんは、『勝てる候補は鈴木なんだ』と言うばかり。勝てるんでしたらどうぞご勝手に、と皆で話しています」(自民党員の一人)

 吉川農水相は札幌が選挙区で、鈴木氏とも夕張市とも深い繋がりはない。この大逆転劇には、吉川氏と初当選同期であり、互いのパーティーに顔を出す仲の菅官房長官が関わっていた。鈴木氏は、夕張市が財政破綻した当時、菅氏が総務相だったことで強い関係を築いたと語ったが、2人が急接近した理由は別だ。

「2人はともに法政大卒の同窓で、菅さんは高校卒業後、集団就職で上京した過去を持つ。一方の鈴木さんも高卒後、都庁職員として働きながら法政大の夜間学部を卒業した苦労人です。菅さんは、同窓かつ苦学生エピソードを持つ鈴木さんに惚れ込んだんですよ」(政治部デスク)

 結果、頻繁に官邸に出入りし、自身のSNSでも何度も菅氏との写真をアップしている。地元では、“北海道であんなに官邸に行けるのはW鈴木だけ”と、鈴木宗男氏と同格視されるほどに。しかし、先の自民党道議は、

「鈴木さんは未だに挨拶一つ寄越さない人。地元の声を無視して、官邸主導の選挙を続ければ自民1強も崩れてしまいます」

 と、不安と落胆を露わにする。苦学生のお涙頂戴劇にもらい涙を流す菅氏に、他の観客の目は冷ややかだ。

「週刊新潮」2019年2月21日号 掲載

1293チバQ:2019/02/24(日) 12:26:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000010-mai-pol
函館市長選、戦後初の無投票も 立憲、候補者の擁立断念
2/24(日) 11:06配信 毎日新聞
 統一地方選で4月に実施される北海道函館市長選を巡り、立憲民主党道8区総支部は23日、候補者の擁立断念を決め、連合も了承した。現職の工藤寿樹氏(69)が3選を目指す意向を表明した他に立候補の動きはなく、戦後初の無投票となる可能性が高まってきた。

 2015年の前回選挙で民主党(当時)は工藤氏を支援した。しかし17年の衆院選で工藤氏が当時の自民党の候補を応援したことから、立憲関係者から「対立候補を出すべきだ」との声が上がっていた。

 だが、この日の常任幹事会で「市民に選択肢を示すに足る明確なビジョンを立てるには至らなかった」(同総支部幹部)として正式断念を決めた。

 共産党函館地区委員会は近く会合を開き、市長選への対応を決める方針だが「期日が迫っており、日程的に厳しいのは事実」(同委幹部)と認めている。【山田泰雄】

1294チバQ:2019/03/10(日) 20:41:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/283618
函館市長選 武田春美氏が出馬表明
03/06 21:07
武田春美氏
武田春美氏
 【函館】弘前大大学院保健学研究科元准教授の武田春美氏(64)が6日、函館市内で記者会見し、任期満了に伴う4月14日告示、同21日投開票の市長選への立候補を正式に表明した。

 武田氏は公約として「共生社会の実現」を掲げ、「教育を拡充させ、(函館を)魅力的なまちにしたい」と述べた。東京都出身で、同大学院地域社会研究科博士課程単位取得満期退学。函館大谷短大助教授などを歴任した。

 市長選には、3選を目指す現職の工藤寿樹氏(69)が既に出馬を表明している。(斉藤直史)

1295チバQ:2019/03/11(月) 21:31:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/282386?rct=n_unified_localelections
<焦点2019統一地方選>道議選釧路市 保守系新人出馬に波紋
03/03 05:00
<焦点2019統一地方選>道議選釧路市 保守系新人出馬に波紋
 「知事選を取り仕切る立場でなかなか地元に帰れないが、私も選挙があるんです」。2月下旬に釧路市内で開かれた自民党市議の後援会会合。道議選釧路市(定数4)で5選を目指す党道連幹事長の小畑保則氏(70)は熱弁を振るい、出席者からは「来賓なのにまるで主役のようだ」との声が漏れた。

 小畑氏が地元の引き締めに力を注ぐのは、昨年11月に保守系の元釧路市議、鶴間秀典氏(44)が無所属での出馬を表明したため。

■警戒する自公

 平成に入ってから30年間、釧路市は自民党、旧民進系(旧社会を含む)、公明党で4議席を分け合ってきた。しかし今回、各陣営は予期していなかった無所属候補の登場に、「甘く見ればやけどする」(自民党関係者)と警戒を強める。

 鶴間氏は旧釧路管内阿寒町議から、2005年の自治体合併に伴い釧路市議となり、その後の市議選で安定的な得票数で当選。一時は自民党籍を持ち、党支部内で釧路市長選や道議選の候補に名前が挙がったこともある。支援者は「政治的嗅覚は鋭い」と分析。今回の道議選では、若さを武器に保守票だけでなく、無党派層の掘り起こしも狙う。

 3選を目指す自民党の笠井龍司氏(53)の陣営も「鶴間氏が各候補から2千票ずつ奪えば即、当選ラインを越える」と危機感を募らせる。笠井氏はエゾシカ肉の活用や観光振興など、阿寒地区の振興策の旗振り役を務めてきたとの自負がある。「地元のために働いてきたのは私だ」。阿寒地区を地盤とする鶴間氏への対抗意識を隠さない。

■自信示す野党

 立憲民主党は現職橋本豊行氏が3期で勇退し、後継として元道職員の新人壬生勝則氏(51)を擁立。労組を支持基盤とし、総支部幹部は「支持層は鶴間氏と競合しない」とみる。4年前の前回選挙で橋本氏を推薦した新党大地からは今回、支援を受けられないが、「影響はほとんどない。トップ当選を目指す」と強気の構えだ。

 公明党は現職の田中英樹氏(49)の再選を狙う。党釧路総支部幹部は「鶴間氏の影響を受けるのは自公の保守票」と認めつつ、「自公3議席の強力なタッグこそが釧路に必要だ」と強調。支持母体の創価学会幹部が「計算できる」と語る1万3千票に、どれだけ上積みを図れるかに腐心する。

 一方、共産党は元釧路市議の新人、石川明美氏(67)を公認。石川氏は17年衆院選道7区に出馬して敗れたものの、市内で2万8千票近くを獲得。党釧根地区委員会幹部は「党勢だけでは及ばない数の有権者が石川氏に投票した事実は大きい」と自信を示し、こう付け加えた。「これまでと反応が違う。台風の目は石川氏だ」(平岡伸志)

1296チバQ:2019/03/14(木) 13:09:30
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/285806
元道議の川畑氏 室蘭市長選に出馬へ 選挙戦に
03/13 23:56 更新
川畑悟氏
川畑悟氏
 【室蘭】室蘭市長選(4月14日告示、同21日投開票)に、元道議で4月の道議選に出馬を表明していた川畑悟氏(47)が13日、立候補の意向を固めた。現職の青山剛氏(41)が3選を目指して出馬を表明しており、選挙戦になる見通し。当初、無投票の公算が大きかったが、市職員労働組合執行部が青山氏を推薦しない方針を固めるなど市政への不満は根強い。川畑氏は批判票を取り込めるとみて、市長選へかじを切った。

 「市役所がガタガタしていれば、(道議として)国と道と市をつなぐことができない」。川畑氏は同日、北海道新聞の取材に出馬理由を語った。

 道議選室蘭市(定数2)への出馬を予定していた川畑氏は市内回りを本格化させる中、「予想以上に市政への不満を聞いた」という。開会中の市議会では青山氏に対し、議員から「担当職員に任せきり」「政策判断が遅れた」などと厳しい声が相次いだ。市職労執行部も4日の執行委員会で「具体的なリーダーシップを発揮する姿勢が全く見られなかった」などとして推薦を見送る方針を固めた。

 川畑氏はこうした動きを見て道議選から市長選へのくら替えを決断。2007年にも市長選に立候補しており、このときは約4千票差で当時の現職に及ばなかった。

 一方、青山氏は13日、北海道新聞の取材に「今回も選挙戦を想定して活動を進めていた。支持を得られるよう政策を訴えていきたい」と話した。(田中雅久、久保耕平、田島工幸)

1297チバQ:2019/03/18(月) 14:18:31
https://www.asahi.com/articles/CMTW1903130100001.html
道議選の構図(上)統一地方選
2019年3月13日09時18分
道議選、無投票は最多20選挙区か
 道議選が3月29日に告示され、知事選と同じ4月7日に投開票される。朝日新聞の12日現在の集計では、定数100に対し135人が立候補を予定している。全46選挙区のうち、過去最多となる20選挙区の33人が無投票当選する可能性がある。全選挙区の立候補予定者の顔ぶれと戦いの構図を紹介する。

 前回の2015年の道議選は候補者数140人のうち、28人が無投票で当選を決めた。今回はこれをさらに上回る可能性がある。

 焦点は、自民党が目標とする単独過半数(51人以上)を獲得するかどうかだ。最大会派の自民党(50議席)は54人を公認し、新顔3人にも推薦を出した。公明党(8議席)は現職と同じ人数の候補を擁立し、現状維持をめざす。

 一方、野党側は、十分に候補者を擁立できそうもない。17年秋の総選挙前に、旧民主党の流れをくむ民進党が分裂。その後、誕生した立憲民主党と国民民主党にしこりが残り、旧民主系の両党(24議席)の公認候補者数は32人にとどまる。

 共産党(4議席)は現有の3倍の12人を擁立する。日本維新の会は1人を擁立する。

 ほぼ同じ期間に行われる道知事選は新顔同士の争いとなり、全国で唯一の与野党一騎打ちの知事選となる見通し。自民、公明の両党は鈴木直道前夕張市長(37)を、立憲や共産など野党は石川知裕元衆院議員(45)を「野党統一候補」として擁立する方針。

札幌市中央区(定数3)
千葉英守 69 自現(4)

檜垣尚子 49 自新

藤川雅司 62 立現(1)

柳田真希 41 立新

森英士  41 共新

沢田英一 66 諸新

伊藤三恵 54 無新

中野哲  44 無新

横関喜美 76 無新

     *

 道内で最も多い9人が立候補に向けて準備を進めており、乱戦模様となりそうだ。札幌市の中でも転入転出が多い区だけに、無党派層への浸透がカギとなる。

 自民は現職・千葉に新顔・檜垣、立憲も現職・藤川に新顔・柳田を擁立し、ともに2議席獲得をねらう。共産は、前回白石区に出馬した森が挑む。諸派の新顔1人、無所属の新顔3人も出馬予定だ。

北区(定数4)
吉川隆雅  42 自現(2)

道見泰憲  52 自現(1)

山根理広  43 立新

中野渡志穂 53 公現(1)

佐野弘美  43 共現(1)

     *

 前回は道内最多の8人が立候補し、激戦となったが、今回は5人にとどまりそうだ。道見、中野渡、吉川貴盛農水相の長男である吉川の自公3人と、前回16年ぶりに議席を得た共産・佐野の現職に、立憲は前回に続き山根を立てて挑む。前回、旧民主は候補者2人を擁立して自民に対抗したが、今回は確実な1議席の獲得を狙う。

東区(定数4)
渡辺靖司   63 自新

渕上綾子   44 立新

阿知良寛美  63 公現(1)

宮川潤    58 共現(1)

星野高志   67 国現(6)

小田桐久美子 47 諸新

     *

 四つの議席をめぐり、自民、立憲、公明、共産、国民の道内主要政党が激しく争う展開が予想される。自民は当初、吉川貴盛農水相の次男を公認候補と決めた。しかし、反発する地元支部は新顔・渡辺を擁立。道連は渡辺を公認候補にした。吉川の次男は出馬を辞退したが、この時のしこりは選挙戦の展開に影を落としそうだ。一方、旧民主も一枚岩ではない。7選をめざす国民現職の星野に対し、立憲は新顔の渕上を立てる。今回の道議選で両者が争う唯一の選挙区となる見通し。

1298チバQ:2019/03/18(月) 14:18:53
白石区(定数3)
伊藤条一  63 自現(7)

広田まゆみ 55 立現(3)

森成之   65 公現(5)

伊藤理智子 57 共新

     *

 自民・伊藤、立憲・広田、公明・森の現職3人は、2007年から同じ顔ぶれで当選を重ねている。今回は共産が新顔の伊藤を立てて、議席の獲得をねらう。盤石な地盤を背景に、12年の長きにわたり議席を守ってきた現職の3人。マンネリ化への批判をかわす政策の訴えも求められそうだ。

豊平区(定数3)
吉田祐樹 46 自現(2)

大越農子 49 自現(1)

松山丈史 45 立現(2)

     *

 前回5人が争った選挙戦を制した自民の吉田、大越と立憲の松山が、今回も立候補を表明している。この3人以外に立候補の動きはなく、札幌市で道議選が区ごとに行われるようになって以来初めての無投票になる可能性がある。

南区(定数2)
丸岩浩二  49 自現(1)

畠山みのり 53 立現(1)

     *

 新顔3人での争いとなった前回選挙戦を制した自民・丸岩と立憲・畠山以外に立候補の動きがなく、2003年以来の無投票となる公算が大きい。

西区(定数3)
和田敬友 68 自現(8)

加藤貴弘 36 自現(1)

武田浩光 58 立新

黒田伸  61 無新

     *

 自民・和田は9選をめざす。前回初当選した加藤と合わせ、2議席を確実に確保したい狙いだ。前回トップ当選した道下大樹が任期途中に衆院議員にスライドした立憲は、元病院職員の武田を立てる。このほか、元北海道新聞記者でジャーナリストの黒田も無所属での立候補を表明しており、選挙戦となりそうだ。

厚別区(定数2)
花崎勝   65 自現(2)

菅原和忠  60 立現(1)

橋本美香  48 共新

渡辺奈津美 38 無新

     *

 自民・花崎と立憲・菅原の現職2人に、前回も立候補した共産・橋本が挑む、4年前と同じ構図となりそうだ。やはり前回立候補した労組出身の渡辺も出馬に向けて準備を進めている。

手稲区(定数2)
角谷隆司 72 自現(4)

須田靖子 67 立現(4)

丸岡伸幸 48 維新

     *

 ともに5選をめざす自民・角谷と立憲・須田という、前回と同じ顔ぶれが早い段階で立候補を表明。2期連続の無投票と見る向きもあったが、維新の新顔・丸岡が2月下旬に出馬を表明し、選挙戦となりそうだ。

清田区(定数2)
宮下准一 61 自新

梶谷大志 47 立現(3)

     *

 次期参院選に転出する岩本剛人の後継である自民・宮下と、4選をめざす立憲・梶谷のほかに立候補の動きはなく、3回連続の無投票となる公算が大きい。清田区内は昨年9月の胆振東部地震で液状化による地盤流出の被害を受けており、早期復旧が課題だ。

函館市(定数5)
川尻秀之  73 自現(7)

佐々木俊雄 68 自現(3)

平出陽子  70 立現(7)

高橋亨   65 立現(4)

志賀谷隆  65 公現(2)

本間勝美  50 共新

     *

 自民は前回トップ当選の川尻と、薄氷の勝利だった佐々木の両現職が議席堅守を狙う。建設・水産など業界を軸に支持固めを図っている。前回3人を擁立した立憲は現職2人に絞る。平出と高橋は知事選とも連動しつつ労組票を固め、選挙権年齢の引き下げを意識して若年層への浸透にも力を入れる。公明・志賀谷は組織票を着実にまとめ、道南唯一の議席を守る。共産・本間は12年ぶりの議席奪還を期し、函館での与野党逆転を訴えている。

北斗市(定数1)
滝口直人 63 自新

     *

 前北斗市副市長の自民新顔・滝口が唯一立候補を表明。堅実な行政手腕をアピールし支持固めを進めている。立憲も擁立を模索するが、見通しは不透明だ。

渡島地域(定数2)
冨原亮 46 自現(3)

笹田浩 58 立現(2)

     *

 自民・冨原と立憲・笹田の現職2人以外に動きはなく、前回に続き無投票となる公算が大きい。

1299チバQ:2019/03/18(月) 14:19:07
檜山地域(定数1)
内田尊之 58 自現(1)

福原賢孝 71 立元(3)

     *

 前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなる見込みだ。前回12年ぶりに得た保守議席を死守したい自民・内田は、管内7町長の支援も背に支持拡大を図る。議席奪還をめざす立憲・福原は党国会議員とも連携。知名度の弱い北部地域へのてこ入れを進めている。

苫小牧市(定数3)
遠藤連  65 自現(5)

沖田清志 55 立現(2)

安藤邦夫 66 公現(2)

松橋千春 36 共新

     *

 自民・遠藤、立憲・沖田、公明・安藤の現職3人に共産新顔の松橋が挑む、前回と同じ顔ぶれによる戦いになる可能性が高い。遠藤と安藤は、ともに党や支持基盤固めを進める。沖田は党と連合を軸にカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致「反対」を鮮明に、浸透をはかる。共産の松橋もIR誘致反対を前面に打ち出す。遠藤は賛成の立場。IRが大きな争点になりそうだ。

室蘭市(定数2)
千葉英也 50 自現(1)

滝口信喜 72 無現(6)

川畑悟  47 無元(1)

     *

 前回と同じ顔ぶれでの三つどもえ戦になりそうだ。

 自民現職の千葉が再選を目指す。保守分裂の選挙が続いており、堀井学衆院議員と連携して国政選挙を通じての浸透やこまめな道政報告会などで支持固めをしてきた。

 滝口は旧民主で当選したが新会派「北海道結志会」を立ち上げて離党。今回は無所属だが、連合室蘭の推薦や幅広い支持層を背景に7選に挑む。

 4年前、川畑は僅差(きんさ)で涙をのんだ。前回と同様に同世代のネットワークと保守系の後援会で集票、返り咲きを狙う。

登別市(定数1)
赤根広介 38 無現(2)

     *

 赤根が3選を目指す。今回も無所属で、連合や地元建設業の推薦を受けている。現時点で、ほかに立候補の動きはない。

伊達市(定数1)
中山智康 44 無現(3)

     *

 4選を目指す中山以外に動きは見えない。連合伊達と地元の商議所の政治団体、農漁協、建設協会から推薦を受けた。

胆振地域(定数1)
神戸典臣 79 自現(8)

     *

 前回、定数1減になり、自民・神戸が無投票当選した。立憲は候補擁立を模索したが擁立を断念。今回も無投票の可能性が高い。

日高地域(定数2)
藤沢澄雄 62 自現(4)

金岩武吉 74 無現(4)

     *

 いずれも5期目を目指す自民・藤沢と無所属・金岩以外に立候補の動きは見えず、前回に続き、無投票の公算大。

 ◇朝日新聞の取材に基づく立候補予定者で、文中は敬称略。名前の後の数字は投開票日(4月7日)時点の年齢、カッコ内数字は当選回数。並び順は道議会の勢力順で、自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、維=日本維新の会、諸=諸派、無=無所属

1300チバQ:2019/03/18(月) 14:19:42
https://www.asahi.com/articles/CMTW1903150100001.html?iref=pc_ss_date
道議選の構図(下)
2019年3月18日09時04分
根室地域、8年ぶりの選挙戦か
釧路市(定数4)
小畑保則 70 自現(4)

笠井龍司 53 自現(2)

壬生勝則 51 立新

田中英樹 50 公現(1)

石川明美 67 共新

鶴間秀典 44 無新

     *

 自民の小畑、笠井、公明の田中の現職3人に、新顔3人が挑む構図になりそうだ。

 立憲の壬生は元道職員で、3期務めて勇退する橋本豊行道議の後継。共産の石川は元釧路市議で、前回に続く挑戦だ。無所属の鶴間は釧路市議からの転進を狙い、浸透を図る。

 前回、立候補したのは5人。2011年以来の6人となれば激戦となる。

帯広市(定数3)
清水拓也   44 自現(1)

村田光成   51 自新

三津丈夫   73 立現(6)

佐々木とし子 64 共新

     *

 前回は自民系が乱立するなどして7人が争う大混戦となった。今回、自民は、現職の清水に加え、市議からくら替えする村田を公認候補として擁立。候補者調整を尽くした上で、2011年の選挙で失った2議席奪還を狙う。

 7期目を狙う三津は、国民道連の選対委員長を退き、立憲から公認を得た。知事選の石川知裕陣営と協調して選挙戦を戦う。共産は前回同様、元市議の佐々木を立て、同区初の女性道議誕生を目指す。前回、民主、維新、大地から推薦を受けた無所属の現職、山崎泉は、肩の病気の治療に専念するとして、次の道議選には立候補しない意向。

十勝地域(定数4)
喜多龍一 67 自現(6)

大谷亨  71 自現(5)

小泉真志 56 立新

池本柳次 72 無現(5)

     *

 引退表明した立憲現職の佐々木恵美子の後継として、前連合十勝地域協議会長の小泉が立候補を表明した。自民の喜多と大谷、前回は民主だった無所属の池本の3現職の顔ぶれは変わっていない。前回は共産党が候補者を立てて12年ぶりの選挙戦となった。今回も共産は擁立を模索しているものの難航しており、無投票になる可能性が高い。

釧路地域(定数1)
 桐木茂雄 56 自現(1)

     *

 定数1になった前回選挙を制した前職・小松茂が、釧路町長選に立候補するために辞職。昨年10月に行われた補欠選で、小松の地盤を引き継いだ桐木が無投票当選した。今のところ、桐木以外には立候補を表明した人はいない。

根室市(定数1)
松浦宗信 64 自現(3)

     *

 4選をめざす自民現職の松浦が2日に事務所開き。今のところほかに表だった立候補の動きはない。

北見市(定数2)
塚本敏一 68 自現(1)

船橋賢二 55 自現(1)

鈴木一磨 47 無新

     *

 自民現職の塚本、船橋に前北見市課長の新顔、鈴木が挑戦。激しい選挙戦が予想される。

 前回は自民公認の塚本に対して、公認が得られなかった船橋は当選後に道議会で自民党会派入り。両氏が自民支持層にどう食い込み、支持を広げるか、注目される。「市民党」を掲げる鈴木は立憲、社民、国民の推薦を受ける。

1301チバQ:2019/03/18(月) 14:19:53
網走市(定数1)
佐藤伸弥 46 無現(3)

     *

 佐藤は現職の強みを発揮して4選を狙う。4日の立候補予定者説明会には佐藤陣営以外の出席はなかった。

根室地域(定数1)
中司哲雄 71 自現(4)

瀬波秀人 64 立新

     *

 5選に挑む自民現職の中司と立憲新顔の瀬波の一騎打ちで、8年ぶりの選挙となる見通し。中司は2日に事務所開きし、農業や建設業などの支持基盤固めを図る。瀬波は中標津町での総決起集会に知事選立候補予定の石川知裕元衆院議員と出席、連携し浸透を図る。

オホーツク東地域(定数1)
高橋文明 66 自現(8)

     *

 8期目の高橋は元道議会議長。強固な支持層を背景に手堅く9選を目指す。

オホーツク西地域(定数2)
久保秋雄太 41 自現(1)

新沼透 65 無現(1)

     *

 前回、オホーツク管内を東西に分区した再編選挙で初当選した現職の久保秋、新沼がそれぞれ浸透を図ってきた。衆院議員秘書から転じた久保秋は有権者の多い紋別市で支持を固めてきており、紋別市の元新聞社社長の新沼は紋別市以外へも支持を広げている。

 ◇朝日新聞の取材に基づく立候補予定者で、文中は敬称略。名前の後の数字は投開票日(4月7日)時点の年齢、カッコ内数字は当選回数。並び順は現在の道議会の勢力順で、自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、維=日本維新の会、諸=諸派、無=無所属

1302チバQ:2019/03/19(火) 15:16:32
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/l50
北海道知事選 告示前情勢 鈴木氏ややリード、石川氏激しく追う=JX通信社情勢調査
米重克洋 | JX通信社 代表取締役
3/17(日) 22:40まもなく前半戦が始まる統一地方選挙。この中で行われる北海道知事選挙は、知事選挙としては唯一、与野党対決型の構図となっている。報道ベンチャーのJX通信社では、この週末、北海道内の18歳以上の有権者を対象とした電話世論調査を行い、定性的な情報も加味して情勢を探った。調査の概要や実施方法は、本稿末尾の記載の通りだ。

前夕張市長の鈴木氏がややリード、石川氏激しく追う
北海道知事選の告示前情勢は、自民党・公明党が推薦する前夕張市長の鈴木直道氏がややリードし、立憲民主党や共産党などが推薦する元衆議院議員の石川知裕氏が激しく追う展開となっている。なお、3割以上の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

鈴木氏は自民党支持層の7割弱と公明党支持層の大半をまとめ、無党派の約3割からも支持を得ている。また、石川氏を推薦する立憲民主党や共産党の支持層にも一部食い込んでいる。対する石川氏は、立憲民主党支持層の約7割、共産党支持層の6割弱から支持を得ているほか、無党派層の約2割から支持を得ている。

性別で見ると、男性からの支持は両氏が拮抗する一方、女性からの支持では鈴木氏が石川氏を大きく上回っている。また、年代で見ると、20代から50代までは鈴木氏に対する支持が上回るものの、60代以上では両氏が拮抗している。

高橋知事の道政「評価する」58%
4期16年に渡って道知事を務め、今夏の参院選に転出する現職の高橋はるみ知事の道政への評価も聞いた。この結果、「高く評価する」「どちらかと言えば評価する」とした人は合わせて57.9%に上り、「どちらかと言えば評価しない」「全く評価しない」とした人の合計32.2%を上回った。高橋知事の道政を肯定的に評価する層では鈴木氏への支持が上回る一方、否定的に評価する層では石川氏への支持が上回っている。

また、投票にあたって重視する点を聞いたところ「経済や景気、雇用」が33.5%、「医療や福祉」が23.3%で大きく、「泊原発の再稼働をめぐる問題」が9.8%、「教育や子育て」が8.9%などと続いた。経済や景気、雇用を重視する層では鈴木氏が石川氏を上回る支持を得ている一方、医療や福祉を重視する層では拮抗しており、泊原発の再稼働をめぐる問題を上げた層では石川氏が上回っている。

調査の概要:16日(土曜日)と17日(日曜日)の2日間、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式で、北海道内の18歳以上の有権者を対象に調査した。有効回答は995件だった。

1303チバQ:2019/03/25(月) 23:36:20
https://www.sankei.com/politics/news/190325/plt1903250032-n1.html
宗男氏、道知事選応援で「鈴木」強調 自身の国政復帰を視野
2019.3.25 19:42統一地方選北海道

街頭演説の会場に集まった支援者と写真を撮る新党大地の鈴木宗男代表(左)=24日、北海道釧路市(小川真由美)
街頭演説の会場に集まった支援者と写真を撮る新党大地の鈴木宗男代表(左)=24日、北海道釧路市(小川真由美)

 4月7日投開票日の北海道知事選で、元衆院議員で地域政党「新党大地」代表の鈴木宗男氏が自民、公明推薦候補の応援に奔走している。自民党の地盤が必ずしも強くはない北海道で勝利に貢献し、自身の国政復帰につなげたい思いがある。(小川真由美)

 「『鈴木宗男』と書いたら、(投票は)無効ですからね」

 24日午後、宗男氏は小雪がちらつく釧路市内で応援演説に立ち、大地も推薦した前夕張市長、鈴木直道氏と同じ鈴木姓であることを念頭に聴衆を笑わせた。

 長女の鈴木貴子衆院議員も同夜、厚岸(あっけし)町での街頭演説会に合流し、「38歳の候補の妹分である33歳の鈴木貴子と、私の実の父も駆けつけ、『オール鈴木3人組』だ」と述べ、鈴木姓を引き合いに「鈴木親子」の存在を強調してみせた。

 立憲民主党など野党5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏は、宗男氏とは同郷で、「新党大地・真民主」時代の仲間である。しかし、宗男氏は石川氏でなく直道氏を選んだ。

 宗男氏は選挙戦で石川氏が掲げる政策「北海道独立宣言」を「以前私が提唱したものだ」と批判する。

周囲には「共産党と組む以上、石川氏本人には事前に支援できないと伝えている」と語るが、2人を知る関係者は「石川氏は頭では理解していても複雑な心境だろう」と話す。

×  ×
    

 宗男氏が直道氏の応援に「やるき満々」(自民党選対幹部)なのは、平成22年に受託収賄などの有罪判決が確定し、議員失職して以来となる国政復帰を目指すためだ。まずは夏の参院選を視野に入れる。

 国政復帰の狙いは、ライフワークである北方領土問題において安倍政権内での影響力を行使することと、貴子氏の選挙を盤石にすることだ。

 宗男氏は「安倍政権で北方領土問題を解決するため、政治家として集大成を果たしたい」と強調する。

 第2次安倍政権発足以降、ロシア要人と独自のパイプを持つ宗男氏は毎月、定期的に官邸を訪れ、首相が「戦後外交の総決算」に掲げる日露平和条約締結交渉をめぐり意見を交わす。首相の相談役として日露両国で注目されるようになった。

 昨年11月、首相がロシアのプーチン大統領と歯舞(はぼまい)群島と色丹(しこたん)島2島の引き渡しを明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を交渉の基礎とすることで合意すると、真っ先に「首相の考えは1000%信頼できる」と表明した。

首相も宗男氏のロシア人脈には期待を寄せている。28年の貴子氏の結婚披露宴に出席し、宗男氏と首相の近さがうかがえる。

 一方、貴子氏は前回の衆院選で比例代表北海道ブロックの単独2位で当選した。次は北海道7区での出馬を模索するが、自民党現職の伊東良孝氏がいて、調整は手つかずだ。

 宗男氏は71歳になり、政界復帰に残された時間は少ない。自民党は夏の参院選北海道選挙区(改選3)ですでに新人2人を公認している。

 新党大地は17、21年の衆院選(比例北海道)でそれぞれ43万票余りを獲得した。今は道内で30万票程度といわれる。3年前の参院選北海道選挙区で3番目に当選した候補の得票は49万だった。

 後援会関係者は「貴子氏はまだ政治家として一本立ちしていない。宗男氏が政界復帰し、強い影響力を持たないと地盤が危うくなる」と危機感を募らせる。鈴木親子の前途は必ずしも平坦(へいたん)でないが、宗男氏の決断が参院選に嵐を巻き起こす可能性はある。

1304チバQ:2019/03/25(月) 23:50:40
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190325/ddm/001/010/147000c
選挙
北海道知事選 鈴木氏が先行 与野党一騎打ち
会員限定有料記事 毎日新聞2019年3月25日 東京朝刊

 毎日新聞は23、24両日、統一地方選前半戦で、与野党全面対決の構図となった北海道知事選について電話による調査を実施し、取材を加味して中盤情勢を分析した。16年ぶりの新人対決は前夕張市長の鈴木直道氏(38)=自民、公明推薦=が先行し、元衆院議員の石川知裕氏(45)=立憲民主、国民民主、共産、自由、社民推薦=が追う展開となっている。30%が投票先を「まだ決めていない」と回答しており、残り2週間で情勢が変わる可能性もある。

 4期目の高橋はるみ知事(65)が夏の参院選にくら替えを表明。与野党の一騎打ちとなった今回の選挙戦は…

1305チバQ:2019/03/27(水) 14:20:05
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/unified_local_election_whole/article/496824/
【2019知事選ルポ】(2)北海道 5野党共闘、実は薄氷
2019年03月25日 06時00分

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 北の大地にはるばるやって来たのは、玉城(たまき)デニー沖縄県知事だった。告示を控えた20日夜に札幌市であった野党統一候補、石川知裕氏の総決起集会。「石川さんを新しいリーダーとして応援し、北と南で信頼の絆を築こう」。両者が壇上で手を取り合うと、大きな拍手と指笛が鳴り響いた。

 政府、与党が総力で支援した候補を「オール沖縄」勢力が破った昨年9月の沖縄県知事選。その玉城氏を迎え、マイクを握った石川氏は「オール北海道で私を支援する会を結成していただきありがとうございました」と述べ、野党共闘の実現に感謝を示した。

 全国11道府県知事選で唯一、与野党対決の構図となった北海道。立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の5党が推薦する石川氏と、自民、公明両党が推薦する鈴木直道氏の新人同士の一騎打ち。野党にとっては、夏の参院選での共闘に向けた試金石でもある。

 元々、北海道は労働組合の強固な支持基盤があって野党が強く、「民主王国」と呼ばれた。だが、2017年の衆院選時に旧民進党が分裂したことで、立民と国民の間できしみが生じている。「野党共闘の象徴の玉城氏を招くことに意義があった。北と南から安倍政権を変えようという機運を高めたい」。連合北海道幹部はこう話した。

 21日の告示日。北海道胆振(いぶり)東部地震で被災した厚真町で行われた石川氏の第一声に野党幹部の姿はなかった。「真っ正面から戦って負けた場合、立民が痛手を負うことは避けたい」(党関係者)との思惑も働く。党首級がそろうのは31日の街頭演説のみの予定だ。

 小沢一郎自由党共同代表の元秘書で衆院当選3回。告示日最後の演説は地盤の帯広市で行った。雪が強風に舞い、気温は零度を下回ったが、1200人(主催者発表)が集った。

 だが、石川氏の選対関係者は野党共闘について「実際は薄氷だ」。選対は立民が主導しており、国民関係者は「細かい情報まで共有できず、うちは蚊帳の外だ」と不満を口にする。その成否は参院選に少なからぬ影響を与えることになる。

 与党の支援を受ける鈴木氏は、東京都職員から夕張市長に転じ、再建に取り組んだ実績を訴える。

 夕張市の財政破綻当時、総務相だった菅義偉官房長官は法政大の先輩で親しい間柄。鈴木氏は21日朝の出陣式で「国、北海道、市町村が一体となって人口減少などの課題を乗り越えないといけない」と訴え、国とのパイプを強調した。この日は、自民党の甘利明選対委員長、公明党の斉藤鉄夫幹事長も駆け付けた。

 ただ、多くの自民道議や経済界が別の現職官僚の擁立に動いた経緯もあり、陣営内での融和に腐心する。

=2019/03/25付 西日本新聞朝刊=

1306チバQ:2019/03/29(金) 22:46:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190329-00000010-htbv-hok
<北海道>道議選告示 札幌市東区は「国政の縮図」に
3/29(金) 20:28配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 道議会議員選挙が29日、告示されました。このうち札幌市東区の選挙区は国政の各党が候補を擁立。さながら「国政の縮図」となるなか、諸派の政治団体も参戦し、激しい戦いとなっています。
 道議会議員選挙で、定数が4議席ある札幌市東区の選挙区に立候補を届け出たのは、6人です。
 自民党の新人、渡辺靖司さん。現職の引退で、党支部では吉川貴盛道連会長の次男を擁立する動きがありましたが、それに異を唱えて自らが出馬しました。
 2期目を目指す公明党の現職、阿知良寛美さん。公明党が推薦をいち早く決めた知事候補と連動して、議席を死守することを目指しています。
 7期目を目指す国民民主党の現職、星野高志さん。立憲が新人を擁立し旧民進系の票が割れることが懸念されていますが、ベテランとしての実績を強調しています。
 諸派の新人、小田桐久美子さん。政治団体「国民保守党北海道」として、初めて道議会で議席を獲得することを目指しています。
 立憲民主党の新人、渕上綾子さん。LGBTという立場から、弱者に優しい防災対策などを訴えています。後援会長には上田前札幌市長が就任しました。
 2期目を目指す共産党の現職、宮川潤さん。国政の統計不正問題などを追及する姿勢を訴え、安倍政権に不満を持つ有権者の支持を狙っています。
 こうしたなか、胆振管内の選挙区で早くも喜びの声を上げたのは、神戸典臣さん79歳。戦後最多となる9期目の当選を無投票で決めました。
 神戸典臣道議(79):「少しでも(胆振東部地震からの)復旧復興に努力すべきと考え、9期目に挑むことに決めた」
 定数100に134人が立候補した道議会議員選挙。46ある選挙区のうち過去最多の21選挙区で定数を超える立候補がなく「無投票」になりました。
 政務活動費の使い道や100億円を超える新しい議会庁舎の建設など、道議会に厳しい目が向けられるなか、専門家は「無投票」により道議会をチェックする機会が失われると話します。
 北海道大学 山崎幹根教授(地方自治論):「道議会はいろいろな問題が取りざたされているわけですけど、そうした中で道民の負託にこたえた活動をしてきたのか、来なかったのかということに対して、投票という行動を通じて意思を表す大事な機会。それがないということは、大きな問題はないでしょうか」

HTB北海道テレビ

1307チバQ:2019/03/29(金) 23:02:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000012-htbv-hok
<北海道>室蘭市長選 現職と元道議の一騎打ちへ
3/26(火) 21:01配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 統一地方選の後半で行われる室蘭市長選は、3期目を目指す現職と、元・道議会議員の一騎打ちになる見通しです。
 3期目を目指す現職の青山剛氏は水素エネルギーの普及に向けた実証実験を進めることなど政策を発表し、岩手県宮古市とのフェリー航路就航など実績を強調しました。青山剛氏(41)「市長8年の経験とネットワークを最大限生かし、市民の皆さん一人一人の心に響く希望の持てる力強い施策に改めて取り組んでいく」いっぽう、元道議の川畑悟氏は、「市民の声を聞いていない」などと青山市長を批判し、医療ツーリズムなどによる観光の振興などを訴えています。川畑悟氏(47)「美容と健康の拠点都市宣言というのをしたいと思います。室蘭に行けば室蘭の食べ物を食べれば、きれいになる健康になれるという街を目指していきたいと思います」室蘭市長選は、統一地方選の後半に行われ、4月14日告示、21日に投開票されます。

HTB北海道テレビ

1308チバQ:2019/04/01(月) 20:56:21
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/292052?rct=n_unified_localelections
鈴木氏優位、石川氏追い上げ 道知事選 投票先3割未定 本社世論調査
04/01 05:00

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 7日投開票の道知事選と札幌市長選を前に、北海道新聞社は3月29〜31日に行った全道世論調査の結果に独自の取材を加味し、終盤に向けた情勢を探った。知事選では自民、公明両党などが推薦する前夕張市長の鈴木直道氏(38)がなお優位を保つものの、立憲民主など野党5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏(45)が追い上げの勢いを増している。3割が投票先を未定とし、情勢は流動的な要素が残る。

 鈴木氏は公明党支持層の8割、自民党支持層の7割、無党派層の4割を取り込むが、いずれも3月15〜17日の前回調査より1割ほど下落した。女性の支持でリードし、世代別では40代で5割を固めた。

 石川氏は立憲民主党支持層の7割、共産党支持層の8割近くを固めた。無党派層の支持は3割だった。男性の支持は4割台で鈴木氏と拮抗(きっこう)している。年代別では若年層で引き離されているが、70代以上で4割と鈴木氏に迫る。

 地域別でみると、鈴木氏は胆振・日高管内や上川・留萌・宗谷管内、渡島・檜山管内で5割を超え、大票田の札幌市などでも石川氏を上回った。石川氏は地盤の十勝管内の支持率が5割台で鈴木氏を抑え、夕張市がある空知管内は4割と鈴木氏とほぼ並んだ。

残り:575文字/全文:1084文字

1309チバQ:2019/04/02(火) 19:23:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/292118?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>選挙区消滅 パイプ役確保に腐心
04/01 09:45
 「美唄から道議会に押し上げ、市政と道政の連携をしっかり図ることが重要だ」。道議選が告示された3月29日、高橋幹夫美唄市長は、市内で第一声を上げた現職候補の横で訴えた。

 この候補が議席を得ていた定数1の美唄市選挙区は人口減に伴い廃止され、今回選挙で空知管内(定数4)に編入。同管内は現職・新人計6人による混戦となった。一方、道議の「地元枠」が消える美唄市は、空知管内で選出される4人の道議から見れば、選挙区内22市町の一つになる。

 選挙戦へ向けた準備が進んでいた2月下旬。高橋氏は、別の自治体に拠点を置く陣営が美唄市内で初めて開いた集会に出席し「さまざまな立場でみなさんが美唄を応援してくれる」と連携姿勢を強調した。地元現職とは議席を争うライバルだが、高橋氏は「声が掛かり日程が合えばマイクを握る。中立の立場を保つ」。

 新たに空知管内選挙区となった美唄市には告示後、各候補の選挙カーが頻繁に入り、地域振興策や農業政策などさまざまな訴えが飛び交う。高橋氏は「各候補が美唄の有権者にどういうメッセージを送るか興味がある」と観察する。

 かつて複数の炭鉱を抱え最盛期に9万人を超えた美唄市の人口は2万1千人台。2011年に市長に就任した高橋氏は都市機能の集約を図るが、地域医療態勢づくりなど、急速な人口減への対応には道の協力が不可欠な課題も多い。

 美唄市選出道議は市にとって公共工事などの要望も出しやすい「身近で太いパイプ」(高橋氏)だった。市単独の議席を失うことに市幹部からは「大きなマイナスだ」との声も漏れる。

 それでも高橋氏は道議選後を見据えて冷静に受け止める。「選挙区廃止は損失だが、1本だった矢が4本に広がるとも言える。それぞれの議員の強みを生かせる分野で連携したい」。4人の道議との関係を考慮し「会合などであまり偏ったものの言い方はできない」と自身の立ち位置にも気を配る。市のトップとして新たな「パイプ」を生かせるか。統一地方選後の6月には、自身の3選がかかる市長選を迎える。(勝間田翔)

1310チバQ:2019/04/04(木) 13:09:01
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190404-00559191-shincho-pol
小泉進次郎がスベり候補者が泣きまくる知事選演説に北海道民困惑
4/4(木) 5:54配信 デイリー新潮
小泉進次郎がスベり候補者が泣きまくる知事選演説に北海道民困惑
進次郎の神通力も今は昔……
 統一地方選で行われる11の知事選で、唯一の与野党全面対決となった北海道。しかし、肝心の政策論争もそこそこに、繰り広げられるのは“お涙頂戴”の浪花節ばかりなんだとか。

 まずは、立憲民主党が擁立した石川知裕元衆院議員の陣営に目を向けてみれば、

「ご存知の通り、石川さんは2014年に小沢一郎の陸山会事件で執行猶予付きの有罪判決が確定しています。17年に公民権停止が解け、出馬となったのですが、実は、妻で衆院議員の香織さんも父親が株の偽計取引で東京地検特捜部に逮捕された経験がある。香織さんは応援演説で、“私たちはどちらも国策捜査の犠牲者なんです”と、被害者アピールに必死です」(地元記者)

 一方、自民党が擁立した元夕張市長の鈴木直道陣営も負けてはいない。

「選挙戦の第一声では妻を隣にすえて“夕張市長選に出馬したときも妻は許してくれた”“市長になってからの8年間も妻には迷惑をかけたのに、また……”と言葉を詰まらせて涙を流してみせるのです。彼は“北海道の進次郎”と呼ばれるほど芝居上手ですから“泣き”の演技も筋金入り。とはいえ、終始、こんな調子で白々しいですよ」

 もちろん“北海道の進次郎”のもとには、本物の進次郎も応援に駆け付けた。しかし、

「街宣は、札幌の三越前で行われたのですが“三越前にかけて、鈴木候補が浴びている三つの批判に反論しに来ました”とのっけから頓珍漢。“若いからダメ”“北海道生まれじゃないからダメ”という批判に反論するところまではまだ良かったのですが、三つ目に挙げた批判が“若いくせに飲み会でお酌をしないからダメ”。オチのつもりだったのでしょうが、もうポカーンですよ」

 涙、涙の候補者に、すべる進次郎。泣きたいのは有権者の方である。

「週刊新潮」2019年4月4日号 掲載

新潮社

1311とはずがたり:2019/04/07(日) 23:53:41
自民のうち大地の推薦受けた方が落選

北海道議選北見市
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/01/14068/skh44749.html

定員2
有権者数99,546
開票率99%
投票率56.23%

4月7日 23:02 更新

船橋 賢二
ふなはし けんじ
船橋 賢二

自民

55歳
当選:1回
推薦:公明

22,152(40.2%)

鈴木 一磨
すずき かずま
鈴木 一磨



47歳
推薦:立民・国民・自由・社民

18,018(32.7%)
塚本 敏一
つかもと としかず
塚本 敏一

自民

68歳
当選:1回
推薦:公明・大地

15,003(27.2%)

1312とはずがたり:2019/04/07(日) 23:54:56

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/01/14068/skh44763.html
北海道議選北広島市

定員1
有権者数49,053
開票率99%
投票率61.74%

4月7日 23:46 更新

小岩 均
こいわ ひとし
小岩 均



59歳
当選:1回
推薦:立民

16,099(55.4%)
児玉 正輝
こだま まさてる
児玉 正輝



66歳
推薦:自民・公明・大地

12,943(44.6%)

1313チバQ:2019/04/08(月) 10:22:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000013-mai-pol
石川氏「北海道独立宣言」浸透しきれず「力不足」 知事選
4/8(月) 9:39配信 毎日新聞
石川氏「北海道独立宣言」浸透しきれず「力不足」 知事選
落選が確実となり、支援者らに迎えられる石川知裕氏=札幌市中央区で2019年4月7日午後8時21分、竹内幹撮影
 16年ぶりの新人対決となった北海道知事選は前夕張市長の鈴木直道氏(38)が、元衆院議員の石川知裕氏(45)を破り、初当選した。落選が確定的になると、石川氏の札幌市中央区にある事務所は重苦しい雰囲気が漂った。午後8時20分ごろに姿を見せた石川氏は、陣営幹部や支援者らと握手。「カジノ誘致やJR問題などを明確にしたが訴えが届かなかったのは力不足だ」と頭を下げた。

 野党側は高い支持を誇った高橋知事の退任を「道政奪還」の好機と見たが、堀達也元知事(83)以来16年ぶりの野党系知事誕生はかなわなかった。選挙戦では「北海道独立宣言」を合言葉に地方の自立を強く訴え、「首相官邸依存、中央依存、忖度(そんたく)では北海道の課題は解決できない」と安倍政権への批判姿勢を明確化。野党5党は立憲民主の枝野幸男代表ら党首級を繰り返し送っててこ入れしたが、大所帯で各党支持者を固めきれなかった。

 野党側の要請で出馬を正式表明したのは2月8日と投票まで2カ月足らず。出遅れで道東部以外では支持を広げられず、無党派層に浸透しきれなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000012-mai-pol
最年少・鈴木北海道知事、自民道議との「しこり」修復課題
4/8(月) 9:35配信 毎日新聞
最年少・鈴木北海道知事、自民道議との「しこり」修復課題
北海道知事選で当選確実となり、自身のボードに花をつける鈴木直道さん(右から2人目)=札幌市中央区で2019年4月7日午後8時41分、貝塚太一撮影
 統一地方選で実施された全国の知事選で唯一の与野党全面対決となった北海道では、鈴木直道氏(38)が石川知裕氏(45)を破り、初当選を果たした。全国唯一の財政再生団体である夕張市の市長を2期務め、全国最年少の知事となった鈴木氏は今後、道内外の高い注目を集めることになるが、国と市町村の中間の広域行政の手腕は未知数。与党の候補者選考時に対抗馬を擁立しようとした自民道議や保守系市町村長らとの関係修復も最優先課題となる。

 道知事として最長の4期16年を務めてきた現職の高橋はるみ氏も、支援を受ける自民道連の吉川貴盛会長(農相)としばしば対立し、道議会運営で苦しむ場面があった。今回の知事選では自民の吉川氏、公明道本部の稲津久代表が共に、当初から鈴木氏への支援姿勢を明確にしたものの、自民内では道議50人中40人が執行部の選考に不満を持ち、文書で透明化を要請。経済人や市町村長も一時、国土交通省官僚らの擁立で動いただけに、しこりは残る。

 また、統一地方選で初めて選挙権が18歳まで引き下げられ、16年ぶりの新人対決は38歳と45歳の若手同士、かつ全国的知名度も高い政治家同士の争いになったわりに投票率が伸びなかった。原発再稼働やカジノを含む統合型リゾート(IR)など国政と絡めた争点のわかりやすさはあったものの、身近な暮らしの問題などで十分に全道的な関心を引き起こすことはできなかった。

1314チバQ:2019/04/08(月) 17:01:26
鈴木62.7%石川37.3%

https://www.sankei.com/politics/elRegion2019/hokkaido.html
北海道知事 当選者一覧
当選 氏名 年齢 新旧(回) 所属 肩書 得票数
当確 鈴木直道38 新(1) 無所属 前夕張市長(夕張市行政参与・東京都職員)法大 1621171
石川知裕45 新(0) 無所属 元衆院議員(衆院議員秘書)法大院 963942

札幌市長 当選者一覧
当選 氏名 年齢 新旧(回) 所属 肩書 得票数
当確 秋元克広63 現(2) 無所属 市長(副市長・市長政策室長・市南区長)北大 634365
渡辺達生54 新(0) 無所属 弁護士(札幌弁護士会副会長)一橋大 264008

1315チバQ:2019/04/08(月) 18:44:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000004-htbv-hok
<北海道>道議選では初のLGBT候補が当選
4/8(月) 11:58配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 北海道議会議員選挙では、男性として生まれ、戸籍上は女性に変更したトランスジェンダーの候補が初当選しました。
 立憲民主党の渕上綾子さん(44)は、性的少数者のための政策を訴え、札幌市東区で1万8千票以上を集め初当選しました。戸籍上の性を変更したトランスジェンダーの道議会議員は史上初です。支援者は「当選したことでいろんな声を届けてもらえる。嬉しい」と話していました。渕上さんは「これから頑張ろう、やっとスタートラインに立ったぞという感じです。パートナーシップ制度を全道に拡大してまいります」と話していました。

HTB北海道テレビ

1316チバQ:2019/04/08(月) 19:04:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294261?rct=n_unified_localelections
<初当選道議>札幌市東区・渕上さん LGBTの声反映
04/08 05:00
渕上綾子さん
渕上綾子さん
 性的少数者(LGBT)だと公表している道議が誕生した。札幌市東区(定数4)で当選した立憲民主党の新人渕上綾子さん(44)。「LGBTにフレンドリーな北海道を作れたら、世界の注目を浴びると思う」と笑顔がはじけた。

 佐賀県出身。男性として生まれたが、幼い頃から気楽に過ごせるのは女子、好きになるのは男子だった。北大大学院修了後、農業試験場職員などを経て、ススキノでダンサーとして働いた。戸籍も女性に変えた。客として店に訪れた道議に出馬を打診され、「生きづらさを解消したい」と決意した。

 万歳三唱には、選挙事務所に詰めかけたLGBT仲間らも加わった。「数カ月前はステージで踊ってたのに、こんな人生の転換があるなんて。マイノリティーの意見に耳を傾け、道政に反映したい」。次の舞台は道議会だ。(樋口雄大)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294260?rct=n_unified_localelections
美唄市選出現職が落選 道議選空知管内に編入
04/08 05:00
 【美唄】7日投開票の道議選空知管内(定数4)では、人口減に伴い今回選挙で廃止、同選挙区に編入された美唄市選出の自民党現職、野原薫氏(71)が議席を失った。

 野原氏は美唄市で5割近くの得票率だったが、同市以外の21市町で票が伸びず、4位の候補に約2700票及ばなかった。7日深夜、同市内の事務所で「空知の農業を何としても元気にするという姿勢できたが、結果的に通じなかった」と語った。(勝間田翔)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294259?rct=n_unified_localelections
星野さん7選ならず 札幌東区、国民民主現職
04/08 05:00
 道議選札幌市東区(定数4)に立候補した国民民主党現職の星野高志氏(67)が落選した。同党の現職道議は、当選6回の星野氏しかおらず、恵庭市(定数1)に立候補した新人も落選したため、同党の道議はゼロになった。

 札幌市東区には立憲民主党の新人も出馬し、星野氏と旧民進系の票を奪い合った。星野氏は落選を受け、「結果が全てで、残念だ」と述べた。

1317チバQ:2019/04/08(月) 19:04:58
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294099?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>1万5千票の行方 道議選 鍵握る逢坂氏
04/07 09:40
 道知事選(7日投開票)で自民、公明両党が推薦する鈴木直道氏(38)と一騎打ちを繰り広げる野党統一候補、石川知裕氏(45)が1日に函館市内で行った街頭演説。知事選候補に一時浮上した地元選出の立憲民主党の衆院議員、逢坂誠二氏(59)も応援に駆け付けて、「こんなに多くの皆さんに来ていただいた」と上機嫌だった。

 逢坂氏の横には、知事選と同時に行われている道議選函館市(定数5)に立候補した同党現職の2人に加え、共産党新人の姿があった。「知事選だけではなく、道議選でも協力関係を深めたい」と共産党側が働き掛け、合流が実現した。

 道議選は、自民党現職2人と公明党現職1人を含む6人による激戦。4年前の前回選挙で民主(当時)は3人を公認して1人が落選し、立憲民主は今回、公認候補を2人に絞った。前回落選した民進系候補の獲得票1万5千票の行方が、当落を左右するとみられている。

 共産党候補に一定程度の票が回れば、立憲民主、共産で3議席を占めることも可能―。自民、公明両党の3陣営を中心にそんな見方が浮上している。立憲民主党の関係者は「現職2人の票が危うくなる。そんなことはない」と完全否定するが、その一方で「逢坂氏が個人的に票を回すかもしれない」との臆測も広がる。

 2017年衆院選道8区(渡島、檜山管内)で、共産党は独自候補の擁立を見送り、逢坂氏が自民党候補との一騎打ちを制し、復活当選も許さなかった。市内経済人は「逢坂氏は共産党に恩義がある。次の自身の選挙にもつながる」と強調。共産党幹部も「少しくらいうちの候補に回してほしい」との本音を隠さない。

 「それは最終盤にならないと分からない。今のところは、ない」と、取材をかわす逢坂氏。7日の投開票でどのような結果が出るのか、各陣営は固唾(かたず)をのんで見守っている。(志村直、斉藤直史、菊池真理子)=おわり=

1318チバQ:2019/04/11(木) 18:52:10
https://www.asahi.com/articles/CMTW1904110100004.html
統一地方選 市長選の構図(下)
2019年4月11日09時16分

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江別市
三好昇 70 無現(3)

堀直人 38 無新

     *

 4選を目指す三好と新顔の堀の一騎打ち。前回、三好に敗れた新顔の2人が堀の支持に回り、激戦模様。

 三好は市立病院の経営再建を重要課題に掲げる。顔づくり事業での市民交流会館やホテル誘致、健康都市宣言の取り組み、観光振興などの実績を強調する。

 市議1期目の堀は若さと企画力を前面に打ち出し、市政刷新を訴える。市立病院の経営問題や市庁舎建て替えなどの課題を新しい発想でと呼びかける。

千歳市
山口幸太郎 77 無現(4)

     *

 立候補を表明しているのは、5選を目指す保守系無所属の山口だけで、ほかに動きはなく4期連続の無投票が濃厚。市議2期、道議3期を経て2003年に初当選。市議会最大会派の自民党議員会や後援会の出馬要請を受け、2月に「市の発展に貢献させていただきたい」と5選への決意を述べた。

室蘭市
青山剛 41 無現(2)

川畑悟 47 無新

     *

 3選を目指す青山の無投票かと思われたが、元道議の川畑が道議選からくら替えして立候補を表明。2人の一騎打ちとなりそうだ。

 青山は先端産業都市づくりなどの戦略を掲げ、「誇り輝く室蘭」が目標だ。経済団体や労組、企業などの幅広い推薦を受ける。一方、市職労は「統率力に欠ける」などと推薦を見送っていた。しかし、選挙戦の情勢から告示10日前に推薦を決定、足元が揺らぐ。

 「労使関係の悪化が市政の停滞を招いている」と新顔の川畑が挑戦を決めた。「民間企業勤務の経験を生かし、世界的な視野での幅広い連携から室蘭を活性化する」と訴える。道議時代にはぐくんだ後援会を軸に、市長を代えたいと思う人とともに選挙を戦う。

伊達、6選へ無投票か
伊達市
菊谷秀吉 68 無現(5)

     *

 6選を目指す菊谷以外に動きは見えない。地元の経済団体などから推薦を受け、5回連続の無投票の可能性が大きい。人口減対策として「若者を呼び込む産業を根付かせて地域を守る」と呼びかける。

函館、無風一転新顔名乗り
函館市
工藤寿樹 69 無現(2)

武田春美 64 無新

     *

 市長選初の無投票と見られていたが一転、3選をめざす工藤に、新顔の武田が挑む見通しに。

 各種団体からの支援で体制を強化する工藤は、市の「幸福度」が低いとの民間調査結果などを踏まえ、「市民の暮らしや健康、経済などのレベルアップを図る」と強調する。

 武田は立候補表明が3月と出遅れたが、政党や団体には依拠せず、草の根運動で共感者を増やそうと必死だ。「共生社会」の実現を掲げ、保健医療福祉や教育の「貧弱な現状」を改善すると訴える。

 ◇朝日新聞の取材に基づく立候補予定者で、文中は敬称略。名前の後の数字は投開票日(4月21日)時点の年齢、カッコ内数字は当選回数。

1319チバQ:2019/04/11(木) 18:52:44
https://www.asahi.com/articles/CMTW1904100100005.html
統一地方選 市長選の構図(上)
2019年4月10日09時36分

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5市長選、無投票の公算大
 統一地方選挙の後半戦は、11市長選と26市議選が14日に告示、町村長選、町村議選が16日に告示され、ともに21日に投開票される。このうち市長選の構図を2回にわたり紹介する。11市長選のうち五つが無投票で当選者が決まる可能性がある。

 道内各地では、急速に進む人口減少で地域の疲弊が深刻さを増す。市長選では、地域の活性化や子育て支援、医療・福祉の充実など、暮らしの課題を争点に7日間の選挙戦が始まる。

 ただ、11市長選のうち選挙戦となるのは、7日投開票の知事選で初当選した鈴木直道氏(38)が2期8年にわたり市長をつとめた夕張のほか、稚内や函館、室蘭など六つにとどまっている。

稚内市
工藤広  69 無現(2)

川崎真敏 66 無新

古我友一 49 無新

     *

 3選を目指す工藤に、市議の川崎、風力発電会社営業所長の古我が挑む激戦になりそうだ。

 人口流出やサハリン航路、JR問題、新市庁舎移転と課題が山積する中、工藤は今年度から始まる新たな市総合計画に「自ら魂を入れる」と意気込み、早々に経済界を中心とした支持基盤を固めている。

 川崎が掲げる最大の争点は新カーリング場(総事業費約16億7千万円)。春に本体工事が始まるが、市民には建設反対の声が根強く、「賛否を問う」と立候補した。

 古我は稚内に地盤はないが、IT企業の誘致や観光税・民泊税の導入、風力発電の活用など独自の政策を掲げ、主に若い世代への浸透を図る。

赤平、16年ぶり選挙戦へ
赤平市
菊島好孝 69 無現(1)

畠山渉  50 無新 

     *

 2003年以来、16年ぶりの選挙戦。旧産炭地の切迫した人口減少問題を争点に、前回無投票で初当選した現職と前市企画課長の新顔が競り合う。

 菊島は炭鉱遺産ガイダンス施設の開設や市立病院の医師確保など1期目の成果を強調する。

 畠山は「対話重視の市政」を訴え、身近な暮らしの充実を図る施策や地場産業の強化などを掲げる。

砂川市
善岡雅文 69 無現(2)

     *

 3選を目指す善岡の3度目の無投票当選となりそうだ。市役所での30年以上の行政経験を生かして医療整備を進め、高齢者の健康対策、子育て支援の充実なども図ってきた。さらに成果を高めたいと意欲を示す。

滝川市
前田康吉 64 無現(2)

     *

 3選を目指す前田以外に出馬の動きはなく、前回に続いて無投票になりそうだ。前田は人口減対策として子育て環境の充実を挙げ、室内の遊び場や住民の交流スペースなどの整備を図る方針。中心市街地の活性化やアジア各国との交流強化も掲げる。

三笠市
西城賢策 68 無現(1)

     *

 再選をめざす西城は、昨年の市立三笠高校のレストラン開業から発展させ、「食によるまち活性化」を図る。隣接地に郷土美術館を建設する計画も発表。一体化により観光客の誘致をねらう。今回も無投票の公算が大きい。

夕張、共に「継承」一騎打ちか
夕張市
厚谷司  53 無新

多喜雄基 66 無新

     *

 2期務めた前市長の鈴木直道が知事選に立候補、当選した。全国唯一の財政再生団体のリーダーが8年ぶりに変わることになった。

 出馬を表明しているのは2人。市議会議長として議会の立場から鈴木市政を支えた厚谷司、市が財政破綻(はたん)した時まで市議を3期務めた多喜雄基。ともに鈴木市政の継承を基本に掲げる。

 厚谷は破綻時の市職員労組委員長。破綻の経緯を見てきた立場から責任ある市政運営を訴える。多喜はNPO法人ゆうばり観光協会理事長も務めており、コンパクトシティー化に力を入れるとしている。

 ◇朝日新聞の取材に基づく立候補予定者で、文中は敬称略。名前の後の数字は投開票日(4月21日)時点の年齢、カッコ内数字は当選回数。

1320チバQ:2019/04/16(火) 22:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00000073-mai-pol
初山別村長選、12回連続で無投票 宮本氏が4選 北海道
4/16(火) 20:31配信 毎日新聞
初山別村長選、12回連続で無投票 宮本氏が4選 北海道
12回連続で無投票が続く北海道初山別村長選で、当選後にバンザイをして喜ぶ宮本憲幸氏(右から2人目)=同村で2019年4月16日午後5時17分、竹内幹撮影
 北海道初山別(しょさんべつ)村長選では無所属の現職、宮本憲幸氏(61)が無投票で4選を果たし、12回連続で無投票となった。最後の選挙戦は48年前の1971年で、当時村を二分する激戦になった後遺症が影響しているとの指摘もある。同時に告示された村議選(定数8)も8人が立候補を届け出て無投票となった。

 無投票当選を決めた宮本氏は報道陣の取材に「毎回いろいろな理由がある。村長選で注目された機会を生かし、いい形の行政運営につなげたい」と述べた。

 村長選に投票した経験がある村民は最年少で68歳。48年前の村長選は新人同士の一騎打ちで激戦となり、選挙違反で10人が逮捕された。元村議会議長で宮本氏の後援会長を務める高沢国雄さん(79)は当時を知る一人。「小さな村なので隣同士いがみ合う選挙は二度と繰り返してはならないという思いがあった。優秀な人材が村長を務め、選挙にならなかった面もある」と指摘。その上で「選挙は活性化につながるのでダブル無投票は残念。地方自治に関心が高まるよう若手には選挙に出てほしい」と語った。【横田信行】

1321チバQ:2019/04/18(木) 15:13:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00010001-doshin-hok
89歳元町議 急きょ届け出 羅臼町議選の定数割れ回避「やむにやまれず」
4/18(木) 11:28配信 北海道新聞
定数10「やはり9人なのか」と選管に尋ねる
 【羅臼】記録が残る1955年以来初の定数割れが濃厚。そんな見通しが強まっていた根室管内羅臼町議選(定数10)で、16日の告示日、意を決して届け出たのは89歳の元町議だった。その時を振り返ると―。

 16日午前8時ごろから、引退した1人を除く9人の町議の陣営関係者が町役場1階の選挙管理委員会の部屋付近に集まり始め、届け出順を決めるくじを引き、書類手続きを行い、同9時までに届け出を終えた。

 つえをついた元町議が現れたのは、9陣営が役場を出た後の午前9時半。選管の担当者に「やはり9人なのか?」と尋ね、「9人です」との回答を聞くと、手続きを始めた。同10時55分、井上章二元町議が10人目の届け出を済まし定数に達した。

「高齢で立候補、嘲笑されてもいい」
 井上氏は記者の問いに「定数に届かないのは、なり手不足だから」と答え、若い議員の報酬引き上げの必要性を説いた上で「やむにやまれず高齢で立候補したことが嘲笑されてもいい。議会と行政と町民が三本柱で頑張れば羅臼はよくなる」と話した。

 議員のなり手不足の背景には、基幹産業の漁業の低迷と著しい人口減がある。

 スケソウダラなどの豊漁で1990年のピークに約14万トンに上った漁獲量は、近年2万トンを下回る。人口は65年の8900人から下がり続け、今年3月末には5千人の大台を割った。

「人手に余裕なく、職場を離れにくい環境に」
 町商工会の小川雅勝会長(54)は60歳以下の町議が少ないことに「昔より会社の人手に余裕がなく、職場を離れにくい環境になっている」と話す。

 羅臼町は平成の大合併で中標津町との合併が決まりかけたが、2004年に中標津町の住民投票で反対多数となり破談に。自立の道を進もうと、07年に議員定数を16から10へ大幅削減したが、今回はその定数がぎりぎりで満たされた形だ。

「町議という仕事に興味を持ってもらえない」
 議員報酬は月額14万8千円で、全国町村議会議長会の調査によると全道の町村議会のなかで下から4番目。ただ今回引退した町議は「報酬の問題ではない」と話す。後任探しで若手に声をかけたが「そもそも町議という仕事自体に興味を持ってもらえない」と話す。

 定数割れは避けられたものの、町議選は3回連続、羅臼町長選も6回連続の無投票当選となった。(長谷川史子、椎葉圭一朗)

北海道新聞社

1322 チバQ:2019/04/21(日) 20:51:54
https://www.asahi.com/sp/articles/ASM4L72GVM4LIIPE029.html
北海道)今どき、定数大幅超す候補者

2019統一地方選挙

中沢滋人、井上潜、今泉奏
2019年4月20日3時0分

 首長も議員もなり手不足が際立つ今回の統一地方選だが、定数を大幅に上回る候補者が名乗りを上げた地域もある。北海道帯広市(定数29)では13人多い42人が立ち、美瑛町(同14)では19人の候補者に70〜80代の新顔が計3人。盛り上がりの背後に何があるのか。
 帯広市議選の候補者42人の内訳は、現職26人、元職2人、新顔14人。競争率は1・45倍と、今回の統一選のうち札幌市議選の一部の区を除く道内市議選で最激戦となっている。40人以上が立候補するのは、定数36に43人が立った1999年以来だ。
 議員報酬は2006年度に月額47万円に増やして以来、据え置いたまま。市選挙管理委員会は「候補者が増えた理由は分からない」と首をひねる。
 「政党関係者ら特別な人だけの政治でなく、一般人の代表として市政にかかわりたい」「行政のチェックマンとして市民生活を支えたい」など立候補の動機もさまざまだ。
 多くの人が立候補したことを、候補者自身もおおむね前向きにとらえる。ある新顔は「それだけ当選ラインが下がる。市民にとっても知り合いが出る確率が上がり、注目度が高まるのでは」。現職の一人も「うかうかしてはいられないが、有権者はそれだけ自分の考え方に近い議員を選ぶことができる」と話す。
 元議長で郷土史に詳しい嶺野侑(みねのすすむ)さん(87)は「帯広市議会は治安維持法が厳しかった戦前から、言うべきことは言う『うるさい議会』として定評があった。戦後もそれが受け継がれ、深夜まで紛糾することが絶えなかった。それがここ数年、静かな議会になっていたことへの反動ではないか」と指摘。「議員のなり手不足は、議会制民主主義の危機。これだけ多くの人が立候補した帯広市議会は未来に希望をつないだ」と受け止める。
 美瑛町議選では、現職9人に対し、新顔は1人多い10人が名乗りを上げた。現職は60代5人、70代3人、40代1人なのに対し、新顔は40代1人、50代4人、60代と70代が各2人、80代1人。町選管によると、定数20だった1991年に無投票となった以外、毎回選挙戦になっているという。
 町のある幹部は「5期20年務めた浜田哲町長の今期限りの勇退と関連があるのでは」と推測する。町は道内有数の観光地として知られるが、観光客の受け入れ態勢の整備などに課題も抱える。長く町政のかじ取りを担った浜田町長が去ることで、「町の将来を何とかしたいという方が手を挙げてくれたのではないか」とこの幹部は言う。
 留寿都村議選(定数9)には14人が立候補した。村議会は昨年1月、定数を10から8に減らす条例改正案を否決。住民有志が議会改革のため有権者の4割の署名を添え、村長に直接請求したのを受けて提案された議案だ。その後、定数は1減としたが、「直接請求で議会への関心が高まった」と村関係者はみる。
 有権者は約1500人。前回はトップ当選者が断トツの票を集め、最下位当選は2桁だった。「自分にもできそう、と立候補のハードルが下がった」(同じ村関係者)との声もある。
 13人が立った泊村議選(定数8)の候補者をみると、現職6人に対し新顔が7人で、うち2人は30代。現職2人の引退が多数の立候補を促した形だ。(中沢滋人、井上潜、今泉奏)

選択肢あること好ましい

 《山崎幹根(みきね)・北大公共政策大学院教授(地方自治論)》 人口減少などで元気がない自治体が多いなか、候補者が定数を大幅に超えている議員選があることは驚きだ。議員と住民との対話や情報公開などの改革が功を奏し、議会への関心を高め、候補者が増えているのではないか。憲法上、我々が持つ大事な権利である投票権を行使する上で、選択肢があることは好ましい。

1323 チバQ:2019/04/21(日) 21:48:32
>>1319
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000558-san-pol
北海道・夕張市長選 新人の元市議、厚谷氏が初当選へ

4/21(日) 21:42配信��
0
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 〈統一地方選・北海道〉

 北海道・夕張市長選は21日、投開票され、無所属新人の元市議、厚谷司氏(53)が同じく無所属新人の元市議、多喜雄基氏(66)を破り、初当選を確実にした。

 厚谷氏は自民、立憲民主の地元支部の支持を受けていた。

 前夕張市長の鈴木直道氏(38)が道知事選に立候補、当選したことから、選挙戦となった。

 財政再建が課題。

1324チバQ:2019/04/21(日) 23:30:48
>>1318-1319
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000580-san-pol
北海道・室蘭市長選 現職の青山氏、新人を破り3選
4/21(日) 23:18配信 産経新聞
〈統一地方選・北海道〉

 北海道・室蘭市長選は21日、投開票され、無所属現職の青山剛氏が(41)が新人の元道議、川畑悟氏(48)を破り、3選を決めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000573-san-hok
赤平市長選 新人の畠山氏が現職の菊島氏を破り初当選へ
4/21(日) 23:11配信 産経新聞
〈統一地方選・北海道〉

 北海道・赤平市長選は21日、投開票され、無所属新人の元市職員、畠山渉氏(51)が、再選を目指していた自民推薦の現職、菊島好孝氏(69)を破り、初当選を確実にした。

1325チバQ:2019/04/22(月) 00:03:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000142-kyodonews-pol
最後の1議席、くじ引きで当選 北海道小平町議選
4/21(日) 23:33配信 共同通信
 北海道小平町議選(定数8)は21日、最後の1議席を巡り2候補の得票数が並び、町選挙管理委員会は公選法に基づき、くじ引きで無所属新人の高野謙市氏(60)の当選を決めた。

 小平町選管によると、高野氏と無所属現職の村井フミ子氏(75)の得票数が205票で並んだ。町議選には9人が立候補していた。当日有権者数は2715人で、投票率は86.96%だった。

1326チバQ:2019/04/24(水) 14:31:52
http://mainichi.jp/articles/20190424/ddl/k01/040/041000c
個人情報
自民道議が漏えい、流用 与野党に衝撃走る 野党「JA厚生連にも問題」 /北海道
会員限定有料記事 毎日新聞2019年4月24日 地方版

北海道
 道厚生農業協同組合連合会(JA北海道厚生連、札幌市)の情報漏えいを巡り、自民現職道議が道議選中に職員の個人情報を別の自民道議に提供し、後援会に入会させていた前代未聞の事態が23日、判明し、与野党に衝撃が走った。野党からは批判の声が相次いだ。

 道厚生連によると、3月29日に告示された道議選オホーツク西地域(定数2)で無投票当選した自民の久保秋雄太氏(41)=当選2回=が厚生連役員に札幌市西区在住の職員の情報提供を依頼。役員は厚生連本部や札幌厚生病院の職員計72人の氏名、肩書、住所、電話番号などの個人情報を無断で提供した。

 この後、久保秋氏は、道議選の選挙戦中に札幌市西区(定数3)に立候補中の加藤貴弘氏(36)に情報を提…

1327チバQ:2019/04/25(木) 19:07:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190425k0000m040011000c.html
JA北海道厚生連の情報漏えい 会長と道議、無断利用「知らなかった」
2019/04/25 07:31毎日新聞

JA北海道厚生連の情報漏えい 会長と道議、無断利用「知らなかった」

記者会見で頭を下げるJA北海道厚生連の西一司会長=札幌市中央区で2019年4月24日午後3時1分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 JA北海道厚生連の西一司会長が自民党の現職道議に職員の個人情報を無断で漏えいした問題で、西氏と自民道議2人が24日、それぞれの関与を認めた。3氏とも4月7日投開票の道議選の選挙活動への情報の無断利用については「知らなかった」と否定したものの、詳細な事実関係を明かさなかった。

 西氏によると、札幌市西区選出の自民道議、加藤貴弘氏(36)側が3月までに道厚生連の同西区在住の医師や看護師ら72人全員を無断で後援会に入会させた。西氏は2月、オホーツク西地域選出の自民道議、久保秋雄太道議(41)から「パンフレット配布の政治活動のため」と説明を受けたが、加藤氏への情報提供や後援会入会は「想定外」と強調。

 久保秋氏は加藤氏に名簿提供した際、「個人情報を含む」と伝えたが、目的は知らなかったと説明。加藤氏も「事務所を手伝う人物が名簿を誤り、軽率な行動になった」と説明し自らの関与を否定した。ただ、詳細な事実関係は答えず、同席した自民党道連の小畑保則幹事長も「訴えられていない。そんなに大きなことでない」と事態を軽視するような発言を記者団にした。

 個人情報保護法では、個人情報を扱う事業者は、事前の目的説明や本人の同意なく、第三者に個人情報を提供できないとしている。

 個人情報保護に詳しい新潟大学法学部の鈴木正朝教授は、後援会活動など政治団体や報道機関への情報提供が同法の適用除外とされる一方、提供を受ける側の自主管理が必要なのにあいまいになっているケースも多いと指摘。「自主規制が十分だったか検証が必要」と述べた。【山下智恵、澤俊太郎】

1328チバQ:2019/05/13(月) 20:41:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000007-htbv-hok
<北海道>臨時議長「居座り」 札幌市議会 議長選出巡り混乱
5/13(月) 18:43配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 選挙後初めてとなる札幌市議会が13日に招集されましたが、臨時議長に就いた議員と、他の議員が正式な議長の選出方法を巡って対立し、議場は大混乱となっています。
 午後1時から始まった札幌市議会本会議。まずは議長を選ぶことになっていますが、議長を選ぶための臨時議長の席には、地方自治法の規定により最年長の松浦忠議員(79)がつきました。
 松浦忠議員は「初めて議員になった方が17人います。なぜ私がここに座っているかについて説明します」と冒頭、15分にわたって議会の解説や自分の考え方について述べたあと「議長の選び方は、立候補制でやるのがいいと思うのですが、異議ありませんか」と持論を展開しました。
 議場では「意義あり!」の声が出て、自民党議員からは「各派交渉会で決定された方法により決定することを臨時議長に求める」と意見が出ました。
 これまでは、事前に各会派による会議で議長は互選、つまり、ふさわしいと思う人をそれぞれが投票する慣例を踏襲する取り決めになっていましたが、1人だけの会派で会議に参加していない松浦議員はこれを認めず、立候補により議長を決めると宣言しました。
 議員から「動議をはかってください!」と要請があがりますが、松浦議員は「もう議長選挙の段取りに入っていますから、動議はいりません」と取り合いませんでした。松浦議員は議会の前「議長に立候補する」と報道各社に伝えていて「誰もいないならね、私、立候補表明していますから、ここで私に決まりますよ」と壇上で話しました。
 結局、松浦議員以外のすべての議員が退席。臨時議長は休憩を宣言していないものの、議会は空転状態となり、午後6時現在も、議場には1人、松浦議員が議長の席に座り続けています。

HTB北海道テレビ

1329チバQ:2019/05/14(火) 11:10:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00050147-yom-pol
そして誰もいなくなった…臨時議長「迷走」
5/14(火) 7:41配信 読売新聞
そして誰もいなくなった…臨時議長「迷走」
松浦議員(中央奥)に解任を求める文書を読み上げる会派代表ら(13日午後10時15分、札幌市で)
 札幌市議会は13日、改選後初の臨時会を開いた。議長の選出方法を巡り、地方自治法に基づいて臨時議長を務めた松浦忠市議(79)(9期)が本会議で自ら「立候補制」を提案し、決定したと主張。他の市議が「決まってない」と反発して議場を退席し、議事が8時間近く空転する異例の事態となった。

 同市議会は慣例で、議長を無記名投票で選んでおり、今回も各会派が事前に段取りを確認した。だが、最年長のために臨時議長になった無所属の松浦氏は開会後に「立候補制」を提案し、他に選出方法がないか尋ねた。議場から「異議あり」と相次いだが、松浦氏は「提案がなかったから立候補制に決まった」と主張した。松浦氏を除く65人は反発して議場を退席した。

 松浦氏は議長席に座り続け、会派代表らから議事進行の申し入れがあると「議長選挙に入っている」などと言い、取り合わなかった。市議らは午後10時15分過ぎに65人の総意として松浦氏に臨時議長の職を解く旨を伝えた。

 新たな臨時議長が決まり、議長席に居座る松浦氏の目の前で無記名投票が行われ、山田一仁市議(69)(6期)が議長に選ばれた。

1330チバQ:2019/05/14(火) 11:11:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00010000-doshin-hok
臨時議長が「独走」 札幌市議会8時間空転 議長選出方法めぐり対立
5/14(火) 6:02配信 北海道新聞
臨時議長が「独走」 札幌市議会8時間空転 議長選出方法めぐり対立
臨時議長を解任された松浦忠市議を前に行われた札幌市議会の議長選挙
立候補制を主張、説得に応じず→他の議員が全員退出→最後は解任
 札幌市議会(定数68)は13日、4月の市議選後初となる臨時市議会を開いた。最年長の無所属の松浦忠市議(79)=白石区選出=が臨時議長に就任したが、異例の立候補による議長選を提案。市議同士が互選する通例の選挙を求める他の議員と対立し、午後1時の開会1時間15分後から午後10時10分まで約8時間、議会が空転した。松浦氏はその後解任され、互選による選挙の結果、議長に最大会派自民党の山田一仁氏(69)=当選6回、東区=、副議長に第2会派民主市民連合の桑原透氏(62)=当選5回、清田区=を選出した。

【動画】札幌中心部に雪虫大発生(2005/10/21)

 市議会は午後2時15分、松浦氏を除く議員が抗議のため議場を退出し、議事がストップ。その後、午後10時半ごろに議長を選出し、市が提案した一般会計補正予算案など議案5件は同11時すぎに審議に入った。

 臨時議長は議長選出まで一時的に議事進行を行う役目だが、松浦氏は「議長選は立候補制が良いと思う」と提案。他の議員は「事前に決めた通りに互選で」と異議を申し立てたが、松浦氏は応じなかった。その後も自民党や民主市民連合など主要4会派が午後10時までに3回にわたり説得を試みたが、不調に終わった。

 札幌市議会は最大会派から議長、第2会派から副議長を出す慣例がある。

1331チバQ:2019/05/15(水) 18:59:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010001-doshin-hok
臨時議長「前代未聞の議場ジャック」 札幌市議会が議長の選出法で空転
5/15(水) 11:05配信 北海道新聞
臨時議長「前代未聞の議場ジャック」 札幌市議会が議長の選出法で空転
議長席に座る松浦忠臨時議長に対し、2度目の説得を行う各派交渉会のメンバー(手前)=13日午後5時30分ごろ
改選後の初議会 当選9回の松浦忠市議
 改選後初の臨時市議会を開いた13日の札幌市議会は、議長の選出方法を巡って議事が8時間近くも空転した。議長を決める一時的な進行役の「臨時議長」に就いた当選9回の松浦忠市議(79)が議長席に座り、「前代未聞の議場ジャック」(中堅市議)する事態。松浦氏は正当性を主張したが、市議会は14日、松浦氏の行動への処分を検討する懲罰委員会を設置する方針を決めた。

臨時議長「前代未聞の議場ジャック」 札幌市議会が議長の選出法で空転
札幌市議会空転の経緯
「議長選は立候補制が良いと思う」と提案
 地方自治法の規定により、最年長議員の松浦氏が臨時議長を務め、議会冒頭で「議長選は立候補制が良いと思う」と提案した。他会派は40分ほど抗議したり議論を呼びかけたりしたが、応じないとみて退席した。

 議会が空転した8時間の間、松浦氏は六法全書を熟読。傍聴席の市民からの「なぜ再開しないのか」などの問いかけに「退席した議員が悪い」などと説明した。各会派は「職務を果たしてほしい」などと断続的に3度説得したが、松浦氏は応じなかった。

「臨時議長を辞めないなら出て行け」
 最終的に午後10時10分に各会派は議場に戻り、松浦氏の行動が「臨時議長としてだけでなく、議員としてあるまじき行為」と、松浦氏を除く全会派一致の書状を突きつけ、自民党の飯島弘之市議が「臨時議長を辞めないなら出て行け」などと通告。松浦氏に次ぐ年長者の近藤和雄市議(77)を新たな臨時議長に選任すると、互選による議長選などの議事が動き出した。

 閉会は深夜の午後11時42分。午後1時の開会から、10時間以上かかっていた。「何のためか分からない」。ベテラン市議の行動を前に、多くの市議の表情に疲れの色がにじんだ。

水面下での主要会派調整の人事に矛先
 議会閉会後の14日未明、松浦氏は行動の意図を取り囲んだ報道陣に語った。矛先の一つは、水面下で主要会派が調整した議長人事。「1カ月で議長を辞める人を再任していいか。異議を唱えたい」。選挙前から議長を務めてきた自民党は会派内の山田一仁市議に全国市議会議長会会長を任期の6月まで務めてもらうため、1カ月に限って選ぶ方向で民主市民連合、公明党に打診し、山田氏の「後任議長」までも内定していた。ただ、松浦氏の一連の行動に賛同する市議はいなかった。(五十嵐知彦)

北海道新聞社

1332チバQ:2019/05/21(火) 11:10:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000001-htbv-hok
<北海道>石狩市長選 新人・加藤龍幸氏が当選
5/20(月) 8:38配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 16年ぶりに選挙戦となった石狩市長選がきのう投開票され、加藤龍幸さんが新人同士の一騎打ちを制しました。
 石狩市長選は、無所属の新人で、元石狩市企画経済部長の加藤龍幸さんが、同じく新人で元市議会議員の村上求さんをおよそ3000票上回り、初当選しました。加藤さんは「人口減少を食い止めたいと、さまざまな施策を掲げてきました。5万8000人の市民のために精一杯汗をかいていきます」と話しました。投票率は50・37パーセントで、前回選挙選となった16年前に比べ、およそ14ポイント下回りました。

HTB北海道テレビ

1333チバQ:2019/05/22(水) 15:34:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/306686
石狩市長に新人加藤氏
05/20 02:32 更新
石狩市長に新人加藤氏
 【石狩】任期満了に伴う石狩市長選は19日投票、即日開票の結果、無所属新人で元市代表監査委員の加藤龍幸氏(63)が、無所属新人の元市議、村上求氏(46)を破り、初当選した。

 当日有権者数は4万8375人。投票者数は2万4367人で、投票率は50・37%。選挙戦となるのは16年ぶりで、2003年の前回を14・07ポイント下回り、過去最低だった。無効票は657。

 加藤氏は、5期20年務め、引退を表明した現職の田岡克介市長(73)の事実上の後継候補として出馬。経済団体などから支持を受け、子育て支援策や石狩湾新港の活用を訴えた。村上氏は、民間出身をアピールし市政刷新を訴えたが、組織選挙を展開する加藤氏に及ばなかった。(折田智之)

1334チバQ:2019/05/30(木) 23:05:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/300283?rct=n_unified_localelections
【電子版オリジナル】道議選旭川市 組織の弱体化が露呈 自民1議席落とす、立憲は2議席確保も前回票下回る
04/26 12:46 更新
 4月7日投開票された道議選旭川市(定数6)で、自民党は現職東国幹氏(51)が3期連続でトップ当選を果たしたが、新人穴田貴洋氏(43)は1万余りの得票にとどまり、長年守ってきた2議席確保に失敗した。一方、立憲民主党は新人2人を当選させ、4年ぶりに2議席を獲得したものの、2人合わせた票は前回を下回った。両党とも組織の弱体化が顕著に表れる結果となり、夏の参院選や次期衆院選に向けて戦略の見直しを迫られそうだ。

 今回の旭川市選挙区は、現職3人が引退し、新人4人を含む7人による少数激戦となった。自民は元道議会議長のベテラン加藤礼一氏(65)が、後継指名をしないまま引退表明。4年前に1万8千票だった「加藤票」の行方に注目が集まった。

 結果的に加藤氏の支持基盤は、自党以外の候補も含めた草刈り場となった。東氏は前回に2千票以上を上乗せし、3万4730票を獲得。再選を果たした無所属の安住太伸氏(49)も1千票増やして2万4518票を集めた。加藤票は東氏だけでなく、支持層が加藤氏と重なる安住氏にも「間違いなく流れた」(経済界関係者)。そこに公明党と立憲民主の候補も食い込んだとみる向きが大勢だ。

 1975年に定数6になってから自民が2議席を守れなかったのは初めてのこと。加藤氏に代わる自民党公認候補でありながら、後継指名を受けられなかった穴田氏は、組織だった選挙戦を展開できないまま敗れた。

 旭川の自民党は、2017年衆院選の道6区で今津寛氏(72)が落選して引退を表明。次の衆院選候補となるべき党の道6区支部長は不在となった。6区支部幹事長の加藤氏も一線を退く中、今回の道議選では1議席しか獲得できずに終わった。

 7月の参院選が迫り、衆参同一選挙との臆測も流れる中、同支部は次期衆院選候補の擁立作業を急ピッチで進めなくてはならない立場に置かれている。4月22日に開かれた支部長選考に向けた会合では「選挙区内で有権者の7割を占める旭川からの選出が望ましい」との声も出た。

 ただ自民党支持のある会社役員は、衆院選の中選挙区時代に自民が3派に分かれていたことと重ね合わせ、「みんな『俺が俺が』と我が強くなるばかり。今回の道議選で東氏が穴田氏の票を食って、こてんぱんにした。しこりは残るだろう」と分析。「仮に東氏が衆院選に手を挙げても足を引っ張られることになる」と冷めた目で眺める。

 22日の会合では、ある現職国会議員を落下傘候補として新支部長にする構想が、道連上層部にあることも話題に上ったという。

1335チバQ:2019/05/30(木) 23:06:08
 一方の立憲民主党も、道議選の戦いは盤石だったと言えない。ともに新人で、前旭川市議会議長の笠木薫氏(62)と元道職員の松本将門氏(49)が当選し、開票日の選挙事務所では2議席確保に喜びの声が上がったが、松本氏の陣営では「自民党の失策で勝っただけ」と冷静に見る関係者もいた。

 労組出身の松本氏は昨年8月に出馬表明しながら、知名度不足に最後まで苦しんだ。陣営幹部が「とにかく6位に入れるよう、必死で戦う」と繰り返したのも、労組票を基盤としたかつての組織型選挙がフル回転する時代ではなかったからだ。土壇場になって、元官房長官五十嵐広三氏の選挙に5期にわたり携わった全道庁OBがてこ入れに入ったが、結果は1万6千票余りと「前回までの選挙なら落選レベル」(党関係者)だった。

 立憲民主の支持基盤となる労組の運動量が弱まる中、15年の市議選で7千票超を獲得してトップ当選した笠木氏も、思うように票が伸びなかった。

 引退した現職の後継がなかなか決まらない中、今年1月の出馬表明という出遅れスタート。立憲民主の票割りも松本氏に厚く振り分けられ、笠木氏には不利だった。市議5期20年の実績を誇る「最強の新人候補」(党幹部)は、加藤票の一部など保守票も取り込んだが、目標の2万票をぎりぎり達成するにとどまった。当選順位も4位と公明新人の後塵を拝した。

 立憲民主2人の合計得票は3万7404票と、現職2人が立った前回より約700票減らした。こうした状況に、労組OBは「どん底だったときよりは回復しているが、旧民主系への信頼が戻っていないということ。これがいまの立憲民主の実力」と漏らす。自民党と同様、各級選挙に臨む態勢の再構築を迫られる結果に終わった道議選だったと言えるのではないか。

       ◇

 21日に投開票された旭川市議選(定数34)は、立候補した現職26人、元職1人、新人11人の計38人のうち、現職25人、元職1人、新人8人が当選した。

 市議会会派別では、北海道新聞の取材によると、最大会派となるのは自民党・市民会議で11人、次いで民主・市民連合が10人。今後、市議会では山積する市政の課題に対し、二大会派を中心とした駆け引きが激しくなると予想され、西川将人市長は難しい議会運営を強いられることになる。

 旭川大の公立化構想では、西川市長が市立化を目指す方針を固めており、近く表明する運び。市議会では今後、関連予算案の提出も見込まれ、市政与党会派の民主は、他会派や無所属の市議の協力をどう得ていくか力量が問われる。5月には議長・副議長選も控え、会派間のやりとりは大型連休と前後して始まりそうだ。

1336チバQ:2019/05/30(木) 23:07:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294600?rct=n_unified_localelections
<チェンジ 新知事選択 道内政治の行方>上 自民党 組織選挙より知名度
04/09 05:00
多くの聴衆を前に、指示を呼びかける菅義偉官房長官(左)と鈴木直道氏=6日午後、札幌市中央区
多くの聴衆を前に、指示を呼びかける菅義偉官房長官(左)と鈴木直道氏=6日午後、札幌市中央区
多くの聴衆を前に、指示を呼びかける菅義偉官房長官(左)と鈴木直道氏=6日午後、札幌市中央区
<チェンジ 新知事選択 道内政治の行方>上 自民党 組織選挙より知名度
 「和泉だったら、負けてたかもな」。安倍政権幹部は8日、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 自民党は前夕張市長の鈴木直道氏(38)を推薦し、党丸抱えで支援した。4年前の選挙で高橋はるみ現知事が得た149万票をしのぐ162万票を集め、野党統一候補の元衆院議員石川知裕氏を、100万票の大台割れに追い込んだ。

 道内の自民党の大多数が、圧勝した鈴木氏ではなく、和泉晶裕北海道局長(57)擁立になびいた瞬間があった。1月後半のことだ。

 鈴木氏は若くて知事など務まらないので、選挙戦で手足となる道議も、下支えする経済界や市町村長も、動かないとの理由。行政手腕にたけ、人格も優れた和泉氏でなければ勝負にならないと強硬に訴え、近年まれに見る政争に発展した。

 結局、鈴木氏は北海道新聞社の出口調査で無党派層の6割を取り込み、自民支持層の8割台半ばを固め切る。得票は173市町村で石川氏を上回り、「市町村長の反乱」は見えなかった。

 「和泉派」の主張は、空論だったのか。国会議員の一人は戒める。「鈴木氏の知名度頼りの圧勝だ。逆に、従来型の組織選挙が意味をなさなくなってきている」(佐藤陽介)

■参院選 試される力量

 安倍晋三首相は8日夕の自民党役員会で、切り出した。「北海道議会で36年ぶりに単独過半数を取れた。北海道みたいな所で取れるとは、素晴らしいことだ」

 「北海道みたいな所」とは、リベラル勢力が根強い土壌を言い表しているのだろう。7日投開票の道議選(総定数100)で、自民党は推薦を含めて52議席を獲得した。改選時に単独過半数に届いたのは確かに、1983年以来だ。

 大阪府知事、大阪市長のダブル選で自民の推薦候補が敗れた中、知事選と合わせた道内での躍進は、政権にとって格好の宣伝材料になったようだ。

 だが本当に道議選で、自民の支持が広く行き渡ったのか。党道連幹部は接戦区で行った世論調査も踏まえ、最後まで「過半数は厳しい」と漏らしていた。

 対策として道連は、知事選候補の鈴木直道氏と連動するよう指示を出した。選考過程であつれきがある現職らは「鈴木本人の選挙のためだろう」と取り合わない。道連は、いかに鈴木氏が無党派に強く、どのように訴えれば相乗効果があるか細かく記した二階俊博幹事長名の檄文(げきぶん)を再度、各陣営に送った。

 最終盤の6日、JR札幌駅前に菅義偉官房長官を招いた鈴木氏の街頭演説は、聴衆で埋め尽くされた。陣営幹部は「動員は2千人だったが、その倍は集まったのでは」。

 道議選で過半数に届いた理由を、道連の吉川貴盛会長は8日未明、「鈴木効果が出たのかな」と振り返った。野党勢力が立憲民主党と国民民主党に分裂し、党勢をそがれた「敵失」との解説もある。

 力量が試されるのは、3カ月後に迫った参院選道選挙区だ。2016年の前回選挙で改選数が2から3に増え、与野党が議席を分け合う構図が一変。自民は無党派に強いYOSAKOIソーラン祭り創始者の現職長谷川岳氏と、道議出身の新人柿木克弘氏を立てたが、1位と4位に票が分散し、野党に2議席をさらわれた。

 今回の布陣は、共に新人の高橋はるみ知事(65)と岩本剛人道議(54)。岩本氏は知事選で、鈴木氏の「遊説隊長」として全道を回ったが、知名度が高い候補と道議という取り合わせは前回と重なり、「二の舞いは必至」(自民党幹部)。

 建設業界や1次産業といった支持基盤に地道に浸透させ、票を積み上げる旧来の手法が通用しなくなったとすれば、厳しい戦いになる。

 「鈴木道政」と与党・自民党との関係もまた、今後の焦点だ。強い勝ち方でフリーハンドを得たかのように見えるが、選挙事務所にはこれまで以上に、北電やJR北海道からの人員投入が目立った。

 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の誘致に熱心な自民党道議が、鈴木氏擁立を唱えた経緯もある。原発再稼働や鉄路の存廃、IRといった世論を二分する課題で、鈴木氏は持論の「道民目線」を貫けるか、真価が問われる。(佐藤陽介、竹中達哉)



 新人対決となった道知事選で道民は、38歳の若きリーダーを選択した。これにより道内政治地図がどう変わるのか展望する。(3回連載します)

1337チバQ:2019/05/30(木) 23:08:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/295007?rct=n_unified_localelections
<チェンジ 新知事選択 道内政治の行方>中 立憲・国民 崩れた均衡 悩む連合
04/10 09:23
連合北海道の集会で協力をアピールする石川知裕氏(前列左)と、勝部賢志氏(同右)と原谷那美氏(同右から2人目)=3月5日、札幌市中央区
連合北海道の集会で協力をアピールする石川知裕氏(前列左)と、勝部賢志氏(同右)と原谷那美氏(同右から2人目)=3月5日、札幌市中央区
 「知事選がダメでも、石川を7月の参院選に出せば勝てるぞ」。道知事選の選挙戦最終日の6日夜、元衆院議員石川知裕氏(45)の選対幹部は札幌市内の事務所で周囲に冗談交じりに語った。

 立憲民主や国民民主など野党5党が推した石川氏は、自民、公明両党など推薦の鈴木直道氏(38)に敗れたが、96万票を獲得。全道的に広まった知名度を生かせば、3カ月後に迫る参院選道選挙区(改選数3)でも勝利がうかがえるというわけだ。

 参院選道選挙区には、すでに立憲民主が道議会副議長の勝部賢志氏(59)、国民民主が獣医師資格を持つ原谷那美氏(34)の擁立を決めている。しかし、元道議会臨時職員で政治経験がない原谷氏については「石川氏らに同行した今回の統一地方選でも存在感を示せず、世論調査を見ても名前が浸透していない」(党関係者)との懸念が強い。

 立憲民主党道連は参院選道選挙区への2人擁立の方針を掲げている。石川氏を知事選に擁立する際、警戒心を強めた国民民主党道連代表の徳永エリ氏は、立憲民主側から「参院選に2人目を出さない可能性がある。落選しても石川氏を出すつもりはない」との「約束」を取り付けた経過がある。

 立憲民主党道連の佐々木隆博代表は「『知事になりたい』と訴えた舌の根も乾かぬうちに『参院議員』というのは節操がない」と否定。石川氏本人も「まったくございません」と言い切る。だが、こうした話がなおくすぶるのは、今回の統一地方選前半戦で国民民主が退潮した影響が大きい。

 投開票日の7日夜、道議選当選者が決まるたびにわく立憲民主党道連を横目に、国民民主党道連の事務所は静まりかえっていた。

 札幌市内中心部にある国民民主の事務所は、旧民進党時代からの名残で、立憲民主と壁一枚を隔てた場所にあり、大声なら聞こえる。今回、民主・道民連合会派入りが見込まれる立憲民主の道議は3人増の27人。これに対し、国民民主は唯一の現職が落選し、札幌市議選でも公認・推薦候補3人のうち当選したのは1人だけだった。

 特に現職道議の星野高志氏(67)は当選6回で、旧民主党時代に道連幹事長まで務めたベテラン。立憲民主の道議は「壊滅的だ。国民民主では選挙が戦えない」と話した。関係者は「星野ショック」とささやき合う。

 「道議が1人いるのと、いないのとでは大違いだ。厳しいよね」。投開票日翌日の8日、労組関係者はため息をついた。

 両党のパワーバランスが崩れていくのを最も恐れるのは、両党をともに支援する連合北海道だ。連合は参院選道選挙区で勝部、原谷両氏を推薦すると同時に、比例代表では労組の組織内候補を立憲民主と国民民主から5人ずつ擁立する。原谷氏擁立は、国民民主を支援する旧同盟系労組の票掘り起こしの狙いもある。

 「いくら力の差があっても、われわれは立憲か国民か、どっちか一つにするわけにいかないんだ」。連合北海道幹部は言う。両党の融和をどのように図るか、調整役として難しい局面が続く。(中村征太郎、内藤景太)

1338チバQ:2019/05/30(木) 23:08:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/295356?rct=n_unified_localelections
<チェンジ 新知事選択 道内政治の行方>下 公明・大地・共産 連動効果 損得は複雑
04/11 09:56
当選後に花束を手にする鈴木直道氏(右側)に、拍手を送る鈴木宗男氏(左)と稲津久氏(左から2人目)=7日、札幌市中央区
当選後に花束を手にする鈴木直道氏(右側)に、拍手を送る鈴木宗男氏(左)と稲津久氏(左から2人目)=7日、札幌市中央区
 道知事選投開票日の7日午後10時―。2時間前に勝利宣言を行ったばかりの前夕張市長の鈴木直道氏(38)は、テレビや新聞各社のインタビューの合間を縫い、札幌都心の事務所から片道30分かけて、厚別区の創価学会北海道文化会館へ車を走らせた。

 「公明党と支持団体の創価学会さんのおかげで当選することができました。これからも頑張ります」。出迎えた学会幹部に感謝の言葉を述べると、再び支持者が待つ事務所に戻った。

 鈴木氏が公明党・創価学会を大切にするのは、自民党に先んじて自身への推薦を決め、与党候補となる流れをつくってくれたからだ。鈴木氏は選挙前から、道議選の公明党候補全8人と各地で集会を開催。選挙中も応援に駆け付け、公明党は現有8議席を死守した。

 公明党道本部の稲津久代表は8日未明、「知事選と連動し、いち早く選挙運動ができたことが大きい。完勝だ」と笑みを浮かべた。

 ただ「鈴木効果」は公明にだけ表れたのではない。自民は36年ぶりに道議会で単独過半数の52議席を獲得した。公明道議の一人は「予算案や条例案を自民だけで議決できるとなれば、相手にされなくなるのではないか」と、与党内での存在感低下を懸念する。

 自民と立憲民主を中心とする与野党が激突した知事選は、中小政党にもさまざまな影響を与えた。その損得勘定は複雑だ。

 「旭川、名寄、帯広、釧路、北見、稚内、留萌と同行し、最善最良の候補だと確信した」。公明党と同じく鈴木氏を推薦した新党大地の鈴木宗男代表は選挙戦最終日の6日、JR札幌駅前で声を張り上げた。

 宗男氏は約60市町村で鈴木氏と街頭演説などを展開したという。7月の参院選出馬を目指す自身の存在感をアピールする狙いもある。選挙終了後、宗男氏は記者団に「候補以外では私が一番回った」と強調した。

 だが北海道新聞社の投開票日の出口調査では、自民、公明両党支持層(全回答者の46%)の8割以上が鈴木氏を支持したのに対し、大地支持層(同1%)は6割余りと無党派層(同20%)とほぼ変わらなかった。

 4年前の道議選では、旧民主などの33人を推薦したのに対し、今回は自民中心の15人を推薦した分かりにくさもある。知事選で鈴木氏と争った元衆院議員の石川知裕氏(45)は、宗男氏と同郷の十勝管内足寄町出身で一時は大地にも所属。敵対した宗男氏にプラスとなったのかどうか、不透明だ。

 「運動量が足りなかった。もっと地力を付けないと」。共産党道委員会の青山慶二委員長は8日未明、反省の弁を述べた。

 立憲民主などとともに共産党が推した石川氏は選挙中、共産党主催の演説会に何度も駆けつけ、党公認の道議や市議と街頭に並んだ。かつてなかった光景に「野党共闘もここまで進んだか」と幹部らは満足げに話した。しかし12人を擁立した道議選は改選前の4議席を3に減らした。3議席では会派構成要件を満たさず、代表質問ができない。

 7月の参院選道選挙区(改選数3)では畠山和也氏(47)を擁立し、立憲民主などの候補とも争う。野党共闘の効果とは何だったのか―。共産党道委員会幹部は「知事選と参院選は別ものだ」と強がった。(小林史明、村田亮、高橋澄恵)=おわり=

1339チバQ:2019/05/30(木) 23:09:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/294602?rct=n_unified_localelections
道議会単独過半数 強まる自民ペース 民主会派の対抗策焦点
04/09 05:00
道議会単独過半数 強まる自民ペース 民主会派の対抗策焦点
 7日投開票された道議選で、自民党は目標としていた単独過半数に達し、今まで以上に議会運営の主導権を握りそうだ。立憲民主党を中心とする第2会派の民主・道民連合はやや勢力を拡大したものの、議席数で2倍近く引き離されており、「自民1強」態勢にどう対抗するかが焦点となる。

 「鈴木直道氏と一緒にやっている道議には、(有権者が票を)入れなければという傾向が出た」。自民党道連の小畑保則幹事長は8日未明、知事選で相手候補を大差で破った鈴木氏と連動したことが、道議選勝利の一因との見方を示した。

 自民は公認と推薦を合わせて52議席を獲得し、36年ぶりに改選時の単独過半数を実現した。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の誘致などの重要課題で、一段と自民ペースとなるのは確実。一方、鈴木氏擁立の過程で多くの自民党道議が中央官僚を推した経緯があり、新知事となる鈴木氏との距離感も注目される。

 道議選後初の臨時議会は5月中旬に開かれ、会期中に新しい正副議長を選出する見通し。議長は最大会派の自民党・道民会議から、副議長は第2会派の民主・道民連合から選ぶのが慣例だが、自民内からは早くも「副議長も取りにいく」(ベテラン道議)との声が出ている。

 公明党は全8候補が当選して党勢を保ったが、自民党の大勝により、与党内での存在感が相対的に低下する可能性もある。

 民主・道民連合は、立憲民主党の公認と推薦を合わせて改選前から2増の27議席に伸ばしたが、数に勝る自民に対し、会派幹部は「少数意見を大事にすることが必要と訴えるしかない」と話す。会派に加わっていた国民民主党唯一の道議の落選を受け、会派名を「立憲民主党・道民連合」に変えようという動きもある。

 無所属議員でつくる北海道結志会は1人が引退し、改選前から1減の10人となった。鈴木氏に対しては、高橋はるみ道政と同様に「是々非々」路線で臨む構えだ。

 共産党は1減の3議席にとどまった。4議席以上という会派構成要件を満たせず、代表質問などができなくなるため、発言力の確保が課題だ。(内藤景太)

1340チバQ:2019/05/30(木) 23:12:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/290383?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>ベテラン道議の引退 後継決めず奮起促す
03/27 09:27
 「後継指名はしない」

 道議会議長も務めた自民党のベテラン加藤礼一氏(65)は、今期限りの引退を表明した昨年8月の記者会見で、そう宣言した。「若手が出たいのなら相談に乗る」と語ったものの、後継指名を「上から目線のようなこと」と否定。29日告示の道議選旭川市(定数6)の行方を静かに見つめる。

 党旭川支部による「ポスト加藤」の候補者選考は難航した。離党した無所属道議、元衆院議員秘書らの名前が次々と浮上し、最終的に元旭川市議で決着。同選挙区には自民公認の元市議と現職の2人に加え、立憲民主2人、公明、共産、無所属各1人の計7人が立候補し、激戦となる見込みだ。

 道議選で6度の当選を重ねた「旭川の自民党の顔」でもある加藤氏が沈黙を貫いたのは「あの苦しい選挙があったから、今の自分がある」と考えたからだ。

 道議に初挑戦した24年前。菅原功一氏が前年に道議から旭川市長に転じ、旭川市議だった41歳の自分に白羽の矢が立った。しかし、菅原氏は後継指名せず、加藤氏は「ほとんど何もないところからの選挙戦」。何とか初当選を果たし、汗をかいて支持を広げる大切さを学んだ。

 「ポスト加藤」の候補者選考が難航した背景には、「自民党3派のしこり」もあるとされる。

 中選挙区時代、加藤氏がかつて秘書として仕えた元衆院議員上草義輝氏と、川田正則氏、村上茂利氏の3人が同じ自民党候補同士で議席を争った。上草氏は落選中の96年衆院選で自民公認を得られず、新進党(当時)にくら替えし、敗北した経緯もある。

 その影響は今も残り、旭川の自民党は選挙で一枚岩になりきれない。衆院選道6区(上川管内)で2連敗を喫し、昨年の旭川市長選も推薦候補が現職に大敗した。

 加藤氏は「何もないところからでも勝ち上がる力をつけないと、いい政治家になれない」。今回の道議選では表舞台に出ず、若手の奮起を見守る考えだ。(尾崎良)

1341チバQ:2019/05/30(木) 23:12:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/289987?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>知事選推薦で先手 議席死守へ 公明動く
03/26 09:17
 「この8年間、最も身近な政治家の一人として見てきた。自信を持って鈴木直道を紹介できる」。まだ雪深い2月1日。公明党道本部の稲津久代表は、鈴木直道前夕張市長(38)から道知事選への推薦の要請を受け、その場で快諾した理由をこう話した。鈴木氏が出馬表明してわずか3日での決断だった。

 公明党が自民党に先んじて知事選候補に推薦を出すのは、かつてないこと。誠実でまじめ。どちらかと言えば派手さに欠ける印象の稲津氏が、強引とも言える速さでそれを決めた。当時、自民側には国土交通省の局長を擁立する動きがあり「推薦候補が自民とねじれたらどうするんだ」との指摘も党内にあった。ある公明幹部は「穏やかな稲津が血相を変えた。乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負に出た」と解説した。

 布石はあった。推薦決定の直前、党の支持母体・創価学会の原田稔会長が札幌を訪れ、統一地方選について情勢を分析する中で「党としての主体的な判断があってもいいんじゃないか」と語ったという。

 公明は今回、道議選で8、札幌市議選で10の現有議席死守が目標だが、各地で厳しい戦いが予想される。事前の世論調査で知名度が高かった鈴木氏を支援すれば、相乗効果を期待できるとの読みがあった。

 もう一つは、稲津氏自身の政治家生命にある。東北以北で唯一の公明の小選挙区選出議員ながら、2017年衆院選では、道10区(空知、留萌管内)で立憲民主党の候補に513票差まで迫られ、復活当選を許した。夕張を含む空知管内の地盤強化は重要な課題だ。

 「夕張は公明と学会にとって象徴的なマチなんです」。学会幹部は指摘する。1956年の参院選を巡り、夕張で日本炭鉱労働組合(炭労)と地元学会員の間でトラブルがあり「炭労が地元学会員を追いだそうとしたが、学会側はデモや大会の開催で抵抗した」(学会幹部)。関係者には「夕張事件」として知られる。

 さまざまな思惑が絡み合う稲津氏。党道本のエースとして「まだ2、3期はやれる」(党関係者)との期待が重くのしかかる。(小林史明)

1342名無しさん:2019/06/07(金) 22:53:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00010004-doshin-hok
北海道議会新庁舎にも喫煙所を設置へ 自民、民主両会派の意向で
6/7(金) 15:48配信 北海道新聞
北海道議会新庁舎にも喫煙所を設置へ 自民、民主両会派の意向で
道議会全5会派のアンケートへの回答
分煙徹底されず 問われる議会の姿勢
 来年6月ごろ利用を始める新しい北海道議会庁舎(札幌市中央区)に喫煙所が設置され、建物内が全面禁煙とならない見通しだ。最大会派の自民党・道民会議と第2会派の民主・道民連合が設置を求めているため。道の大半の施設が禁煙となる中、現在の道議会庁舎にも喫煙所がある上に分煙も徹底されていない現状に加え、たばこの害に対する議会の姿勢が問われそうだ。

 改正健康増進法では7月から行政機関の敷地内が全面禁煙となるが、道議会庁舎は「議決機関」だとして規制がない。

 ただ、来年4月からは同法により飲食店などと同様に原則禁煙となり、喫煙所を設置するには国の基準に基づき排気や分煙対策を施した「喫煙専用室」とする必要がある。コストがかさむ上に、分煙の徹底も求められる。

北海道議会新庁舎にも喫煙所を設置へ 自民、民主両会派の意向で
道議会の現庁舎
現庁舎の自民、民主控室にも喫煙所
 現庁舎には、自民、民主の2会派と傍聴者控室の計3カ所に喫煙所がある。しかし、一部議員が喫煙所以外でも喫煙し、批判を受けている。

 道議会事務局によると、各会派は2011年に庁舎内を分煙し、希望する会派には喫煙所を設置する―と取り決めた。今回、北海道新聞が全5会派の幹事長に行ったアンケートに、自民、民主の2大会派が新庁舎にも喫煙所の設置を求める考えを示した。他の3会派は敷地内の全面禁煙を主張した。

北海道議会新庁舎にも喫煙所を設置へ 自民、民主両会派の意向で
道議会庁舎の地下1階にある喫煙所。道職員や来庁者が利用する
議席の8割 意向が通る
 議席の8割を占める2大会派の意向により、11年の取り決めが新庁舎でも踏襲される見通し。議会事務局も今月中に各会派の意向を確認する。

 道の施設は大半が禁煙となっており、道庁本庁舎は08年から建物内を全面禁煙とした。北海道医師会の長瀬清会長は「議会庁舎は議員のものではなく、道民のものだ。公共施設はすべて屋内禁煙とするべきだ」と指摘している。

 新庁舎は来年1月に完成し、6月ごろに利用を始める予定。地上6階、地下1階で延べ1万9200平方メートルで、議員控室は3、4階にあるが、詳細な位置は決まっていない。(竹中達哉)

1343チバQ:2019/06/10(月) 18:13:05

7267板東知文
6072高橋幹夫
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/313587
美唄市長に新人板東氏 現職の高橋氏破り8年前の雪辱
06/10 12:07 更新
美唄市長に新人板東氏 現職の高橋氏破り8年前の雪辱
美唄市長に新人板東氏 現職の高橋氏破り8年前の雪辱
美唄市長選に初当選し万歳する板東知文氏(左)=9日深夜
 【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は9日投票、即日開票の結果、無所属新人で前副市長の板東知文氏(66)が、無所属現職で3選を目指した高橋幹夫氏(55)を破り、初当選した。

 当日有権者数は1万8926人。投票者数は1万3524人で、投票率71・46%。選挙戦は8年ぶりで、板東氏が5票差で高橋氏に敗れた2011年市長選を8・40ポイント上回った。無効票は185。

 板東氏は市立美唄病院建て替え計画などを巡る高橋氏の市政運営を批判し、4月下旬に出馬の意向を表明。「市民が主役のまちづくり」を掲げ、市政刷新を求める有権者の声を取り込んで8年前の雪辱を果たした。高橋氏は、自民、公明両党の地方組織や市内各団体の推薦を受け、市の財政健全化など2期8年の実績を訴えたが、及ばなかった。(勝間田翔)

1344 チバQ:2019/06/15(土) 09:57:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00010000-doshin-hok
札幌市議会、「居座り議長」除名へ 主要3会派「混乱招いた」

6/15(土) 6:31配信��
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臨時市議会での発言や振る舞いを陳謝し、議場で土下座する松浦忠市議

 札幌市議会(定数68)の自民党、民主市民連合、公明党の主要3会派は14日、5月の臨時会で、臨時議長として議事を強引に進め、8時間の空転を招いた松浦忠氏(79)=白石区=への懲罰について、市議の身分を剥奪する「除名処分」が妥当と結論付ける方針を固めた。3会派で定数の8割を超す56議席あり、松浦氏の除名は確実な情勢だ。

 地方議会の議員懲罰は地方自治法で定められ《1》除名《2》出席停止《3》陳謝《4》戒告―の四つから議決で決まる。除名は3分の2の議員が出席する本会議で、4分の3以上の賛成により成立。地方自治の専門家や市民からは「選挙で選ばれた議員の資格を剥奪するのは重すぎる」などの意見もある。

 3会派内では松浦氏に「混乱を招いた責任がある」と厳罰を求める声が拡大。自民と民主は「除名が妥当」との態度をそれぞれ固めており、公明党も17日に正式決定する。共産党は「松浦氏は謝罪した」として、除名より軽い処分を求めている。

 17日の懲罰特別委員会で、内容や理由について各会派の意見表明が行われ、21日にも開かれる本会議で採決される。問題は5月13日の臨時会で議長選挙を行う際、臨時議長の松浦氏が、各会派が慣例通り決めた互選でなく立候補制にすると一方的に宣言した行為。異議や動議が相次いだが無視して議事が混乱した。

 除名の前例は全国的にも少ない。札幌市では1949年、議場で「議会の威信を失墜させる発言」をした市議の除名を決めたが、後に訴訟で取り消しに。横浜市議会では2002年、議場での国旗掲揚を巡り議長席を占拠した議員が除名とされたケースがある。(五十嵐知彦、袖山香織)

1345とはずがたり:2019/06/15(土) 20:47:19
鈴木知事 初の補正予算案「ほっかいどう応援団会議」やJR利用促進費など 北海道
http://news.hbc.co.jp/95e9730f7c5d3943d297be278a94bdb5.html
※ブラウザで再生出来ない場合は、以下のリンクをご利用下さい。
動画リンク
鈴木知事の初めての政策予算となる、道の補正予算案が発表されました。
全国から支援を募る「ほっかいどう応援団会議」の結成や、JRの利用促進費用などが盛り込まれています。

今月始まる定例道議会に提案される補正予算案は、総額2513億円です。
予算案には、北海道にゆかりのある全国の企業や団体から支援を引き出す「ほっかいどう応援団会議」の結成に2500万円が計上されました。
インターネットサイトを開設し、ふるさと納税を増やすほか、クラウドファンディングなどで資金を集め、技術協力なども募る仕組みです。

「北海道が大好きなんですよ、という方々がいっぱいいらっしゃって、その思いを179市町村や道で受ける、受け皿がなかった。トップセールスも連動させて現実のものにしていきたい」(鈴木直道知事)

また、補正予算案には、JRの利用促進費用として2億800万円が盛り込まれました。
ただ、取り組みは、車両整備や駅のWi-Fi設置などにとどまり、「緊急的かつ臨時的」な支援と位置付けられています。
補正予算案は20日から始まる定例道議会で審議されます。

 【06月14日(金) 20時07分】

1346チバQ:2019/07/07(日) 17:29:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000005-hbcv-hok
“議長席居座り”松浦前市議の除名で繰り上げ当選 阿部英明氏に当選証書 北海道札幌市


7/5(金) 12:44配信

札幌市議会の議長席に8時間居座り除名された松浦忠前市議に代わり繰り上げ当選が決まった阿部英明氏に、5日、当選証書が手渡されました。

阿部氏は札幌市白石区選出の54歳。
4月の市議選で落選しましたが、居座り騒動で除名された松浦前市議に代わって繰り上げ当選しました。
市議会では自民会派に所属します。
ただ、松浦前市議の支持者らは除名処分の取り消しを求めて訴えを起こしています。
裁判の結果次第では阿部氏の繰り上げ当選が無効になることも考えられます。

「ひとたびこういう流れになったわけですから、この流れに応じてというか、これも自分の一つの運命かなと。自分の与えられた職務をまっとうしていきたい」(阿部英明市議)

収束したかに見えた松浦前市議の騒動は、このあとも続きそうです。
.
北海道放送(株)

1347 チバQ:2019/07/13(土) 22:09:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/324448
民主、喫煙所設けず 道議会新庁舎 設置は自民のみ

07/12 05:00

北海道

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主要

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政治

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医療・健康

 来年1月完成予定の新しい道議会庁舎への喫煙所設置を巡る問題で、道議会第2会派の民主・道民連合(27人)は11日、新庁舎に会派の喫煙所を設けない方針を決めた。12日の会派議員総会で正式決定する。新庁舎に喫煙所設置を決めたのは、道議会全5会派のうち最大会派の自民党・道民会議(53人)だけとなる。

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 道議会では喫煙所を希望する会派の部屋に設置する取り決めがあり、現庁舎は、自民会派、民主会派、傍聴者向けの3カ所ある。
 北海道新聞が5月、各会派幹事長に行ったアンケートで、民主会派は「今と同様に分煙を徹底し、受動喫煙のない庁舎とする」と回答。新庁舎に喫煙所の設置を求める考えを示していた。
 この回答に対し、道議の後援会などに有権者から批判の声が寄せられた。会派内でも「時代錯誤だ」「全面禁煙にすべきだ」などの声が高まり、会派役員会や議員総会などで連日協議し、対応を再検討していた。

1348チバQ:2019/07/18(木) 11:41:54
https://www.asahi.com/articles/ASM7C0C2DM7BIIPE024.html
北海道議会新庁舎に喫煙室? 自民が方針、他会派は批判
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2019年7月18日10時00分

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北海道監査委員事務局に住民監査請求を提出する松崎道幸・日本禁煙学会北海道支部長(右)=7月10日、北海道庁

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 現在建設中の北海道議会新庁舎をめぐり、論争が巻き起こっている。最大会派の自民党が、もともと計画になかった「喫煙所」を議員控室に設置する方針を決めたためだ。他の会派は「道民の模範となるべき議会は、完全禁煙にするべきだ」と批判。医師や市民団体も「時代錯誤も甚だしい」と反発する。

 受動喫煙の防止をめざす改正健康増進法は7月1日、一部施行され、全国の学校や病院、行政機関の敷地内が原則禁煙となった。

 法制定のきっかけは2020年の東京五輪・パラリンピックだ。国際オリンピック委員会(IOC)は1988年から選手村や競技会場を禁煙にし、「たばこのないオリンピック」の実現を目指しており、東京五輪に向けて、日本政府は対応を迫られていた。札幌市は2030年冬季五輪の誘致を目指している。

 道議会新庁舎は来年1月に完成、同6月から使われる。道庁の屋内はすでに完全禁煙となっているが、議事機関である道議会は行政機関ではないため、法律上、建物内に喫煙室を作ることが認められている。

 現在の庁舎は、一部会派の議員控室や傍聴者の待合所などに3つの喫煙所がある。ただ、決められた場所以外でタバコを吸う議員もおり、傍聴に訪れる道民や道職員らの受動喫煙が問題となっていた。現段階の新庁舎の計画では喫煙室の設置は予定されていない。

 しかし、最大会派の自民党・道民会議は今月1日の議員総会で、新庁舎に喫煙所を設けることを決めた。

 出席者によると、佐々木俊雄議…

1349チバQ:2019/08/06(火) 11:08:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000014-hbcv-hok
次期代表は逢坂誠二氏に内定 立憲民主党道連 24日の定期大会で正式に選出へ 北海道
8/5(月) 19:18配信 HBCニュース

北海道放送(株)

5日、立憲民主党の道内関係の国会議員が集まり、次の道連代表に逢坂誠二衆議院議員が内定しました。

立憲民主党道連は選挙によって代表を決めていますが、事前に所属国会議員が話し合い、立候補は1人というのが慣例になっています。
5日、東京で開かれた会合で、次期代表に逢坂衆議院議員を推す声があり、満場一致で内定しました。

「力は十分ではありませんけれども、そういう中で、お引き受けする決断をさせていただいた」「かつての民進党が分かれた形になっていますから、この状況の中で野党としてどうやって最大限、力を発揮していくのかが一つの大きな課題だと思っています」(逢坂誠二衆院議員)

逢坂氏は、国民民主党に対して中央レベルで立憲会派への参加を呼びかけるということです。
立憲民主党道連は24日に定期大会を開き、今の佐々木隆博代表にかわって逢坂氏を正式に選出します。

北海道放送(株)

1350チバQ:2019/08/26(月) 13:45:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000003-hbcv-hok
立憲民主党道連代表に逢坂氏
8/25(日) 11:59配信 HBCニュース

北海道放送(株)

立憲民主党道連の定期大会が24日、札幌で開かれ、逢坂誠二衆議院議員が正式に新代表に選ばれました。
立憲民主党道連の定期大会では任期満了で退任する佐々木隆博代表の後任として、新代表に内定していた逢坂誠二衆議院議員が正式に選ばれました。
逢坂氏は函館など衆院8区の選出で党の政調会長を務めています。
逢坂氏は国会の公務で海外出張中のため定期大会を欠席し、「他の野党との連携も含め真に大きな力となれるよう尽くす」とのコメントが代読されました。
立憲民主党道連は衆院選を見据えて組織拡大の取り組みを強化するとしています。

北海道放送(株)

最終更新:8/25(日) 11:59

1351チバQ:2019/09/02(月) 11:32:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/340319/
北見市長選 現職新人2氏が届け出 同じ顔ぶれで一騎打ち
09/01 23:33 更新
北見市長選 現職新人2氏が届け出 同じ顔ぶれで一騎打ち
 【北見】任期満了に伴う北見市長選は1日告示され、現職で再選を目指す辻直孝氏(66)=無所属、自民、立憲民主、国民民主、公明、新党大地推薦=と、新人で共産党北見地区委員長の菅原誠氏(46)=共産公認=の2人が立候補を届け出た。投開票は8日。

 現職市長の急死に伴って行われた前回2015年と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。辻氏は1期4年の実績を訴え、休日夜間急病センター移転整備など医療環境充実を公約の柱にする。菅原氏は子ども医療費の助成範囲拡大、高齢者や障害者を受け入れる福祉避難所増設を主張する。(本田みなみ)

1352チバQ:2019/09/18(水) 15:12:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345618?rct=n_politics
<舞台裏を読む>政争なし 代償は「無関心」 北見市長選
09/18 05:00
<舞台裏を読む>政争なし 代償は「無関心」 北見市長選
 「こんな写真は見たことない」。北見市幹部は目を丸くした。

 8日投開票の北見市長選で再選を果たした辻直孝氏(66)の陣営が選挙に向けて作成したチラシ。辻氏の横に、自民党衆院議員の武部新氏(道12区)と道議会自民党・道民会議の船橋賢二氏(北見市)、民主・道民連合の鈴木一磨氏(同)が並び、笑顔で手を合わせていた。

 北見では2012年、新氏の父、武部勤元自民党幹事長の後継候補調整を巡り、自民党の武部氏支持グループと船橋氏支持グループの間で対立が激化。今年4月の道議選北見市(定数2)では、新氏が支援する塚本敏一、船橋、鈴木の3氏で議席を争った。塚本氏が落選し、確執を残したままになっていた。

 「北見で政治の混乱が続けば、市民の心が離れていく。少なくとも市長選に、もう政争はいらないというメッセージを込めた」。辻陣営の関係者は、4人が遺恨を越えて一枚の写真に納まった狙いを説明する。

 北見は「政争のマチ」と呼ばれている。1955年完成で老朽化した市役所の移転を巡り、90年代から与野党が激しく対立。市が合併した06年以降の市長選では、保守系、革新系の市長が入れ替わる事態が続いた。

 状況を一変させたのは、15年に発生した桜田真人市長の急死だった。非常事態と受け止めた自民、旧民主党などは、経済界が擁立を調整した市幹部の辻氏を相乗りで支援。共産党推薦の菅原誠氏を退けた。

 15年の市長選後は、市議会も共産党などを除くオール与党体制が構築された。長年「政争の具」となってきた市役所新庁舎の建設も、17年からJR北見駅近くで進んでいる。

 今回19年の市長選を巡っても、自民、立憲民主、国民民主、公明、新党大地の5党が現職の辻氏を推薦する相乗りが実現。各党内では、オホーツク管内の中核都市で「市長が毎回代わるのは体面がよくない」という見方がある。市政運営に関しても「市長を2期行わないと、目に見える効果が出てこない」とされる。

 辻氏支援の盤石さに、共産党内の一部から、候補擁立を見送る意見も出て、1942年(昭和17年)の市制施行以降、初の無投票当選が現実味を帯びた。結局同党は告示9日前に、前回に引き続いて菅原氏の擁立を決定。共産党側は態勢づくりが遅れ、劣勢をはね返せないまま投開票日を迎えた。

 ただ相乗りの代償は大きかった。今回の投票率は過去最低の34・89%。15年は前回比約12ポイント低下の41・73%と急落したが、今回さらに約7ポイント減。与野党の政策論争が活発だった00年代の60%台からは半減した。

 市政の安定化と引き換えに広がった市民の無関心。辻氏は選挙中の街頭演説でも、有権者の関心が薄れていることを感じたと振り返る。今後の北見市には、人口減少など一朝一夕では解決しない政策課題が待ち受ける。その議論に、市民をどう巻き込むのか。2期目を担う辻氏の手腕が問われる。(北見報道部 本郷由美子)

1353チバQ:2019/09/18(水) 16:34:59
札幌市議選
中央区定数7開票終了投票率53.29%
当選 中川賢一 52 自民 現 17,772 >>1188参院選(自民)に出馬意欲 >>388 2010年参院選みんな出馬落選
当選 村上裕子 63 立憲 現 13,938
当選 長内直也 54 自民 現 13,924
当選 細川正人 63 自民 現 11,339
当選 熊谷誠一 44 公明 新 10,951
当選 竹内有美 51 立憲 新 10,289
当選 小形香織 54 共産 現 10,232
落選 菱沼美江子 58 市民ネ 新 6,420
落選 角田貴美 57 無所属 新 3,245
落選 森越正也 43 無所属 新 2,957
落選 多田その 64 諸派 新 659

北区定数10開票終了投票率56.18%
当選 伴良隆 40 自民 現 17,682
当選 国安政典 55 公明 現 15,399
当選 高橋克朋 53 自民 現 14,385
当選 横山峰子 68 自民 現 11,623
当選 石川佐和子 60 市民ネ 現 9,698
当選 水上美華 37 立憲 新 9,276 2014年2017年衆院選出馬落選
当選 田島央一 41 立憲 新 7,741
当選 村松叶啓 43 自民 現 7,444
当選 林清治 56 立憲 現 7,339
当選 長屋いずみ 56 共産 新 7,223
落選 小室正範 67 共産 新 5,266
落選 中川貴大 26 維新 新 4,915
落選 中山真一 46 無所属 現 4,713
落選 坂本恭子 58 無所属 現 3,997
落選 宝本英明 49 無所属 元 1,909

東区定数9開票終了投票率53.84%
当選 小口智久 52 公明 現 14,240
当選 五十嵐徳美 61 自民 現 13,836
当選 成田祐樹 41 立憲 現 11,801
当選 鈴木健雄 68 自民 現 11,059
当選 山田一仁 69 自民 現 10,998
当選 太田秀子 61 共産 現 10,907
当選 藤原広昭 67 立憲 現 10,522
当選 篠田江里子 69 国民 現 9,605
当選 小田昌博 45 自民 新 8,509
落選 平岡大介 30 共産 現 7,275
落選 小和田康文 48 維新 新 4,412 2017年衆院選落選
落選 中島秀雄 69 諸派 新 868

白石区定数7開票終了投票率51.30%
当選 藤田稔人 41 自民 新 14,647
当選 山口和佐 42 立憲 現 13,003
当選 前川隆史 51 公明 現 12,984
当選 松浦忠 79 無所属 現 10,852    >>1328臨時議長「居座り」 >>1344除名へ
当選 佐藤綾 49 共産 新 10,373
当選 佐々木美津子 56 自民 現 10,021
当選 漆原直子 51 立憲 新 9,754
落選 阿部英明 53 自民 現 8,557    繰り上げ当選>>1346

厚別区定数5開票終了投票率61.79%
当選 松原淳二 46 立憲 現 15,379
当選 小嶋裕美 52 自民 現 14,540
当選 川田匡桐 50 自民 元 10,879
当選 丸山秀樹 54 公明 現 10,456
当選 村上仁 56 共産 現 8,957
落選 常盤一也 53 無所属 新 5,523

豊平区定数7開票終了投票率53.53%
当選 小竹知子 59 自民 現 18,139
当選 三上洋右 73 自民 現 16,317
当選 池田由美 58 共産 現 12,090
当選 菅野太一 45 立憲 現 12,003
当選 好井七海 56 公明 現 11,888
当選 近藤和雄 77 自民 現 11,614
当選 峯廻紀昌 58 立憲 現 10,388
落選 坂元倫孝 51 維新 新 5,051

清田区定数5開票終了投票率60.31%
当選 北村光一郎 65 自民 現 15,333
当選 竹内孝代 47 公明 現 10,100
当選 吉岡弘子 67 共産 新 7,984
当選 恩村健太郎 31 立憲 新 7,877
当選 桑原透 61 立憲 現 7,372
落選 篠塚常子 45 無所属 新 6,883

南区定数6開票終了投票率61.31%
当選 小須田大拓 40 自民 新 12,595
当選 三神英彦 52 自民 新 11,356
当選 碧ひろみ 48 立憲 新 9,762
当選 渡部泰行 51 公明 現 8,928
当選 岩崎道郎 46 立憲 現 7,868
当選 千葉尚子 38 共産 新 7,407
落選 脇元繁之 51 無所属 新 7,068
落選 山本隆巳 65 無所属 新 4,971

西区定数7【無投票当選】
当選 中村剛 49 立憲 現
当選 村山拓司 36 自民 現
当選 田中啓介 46 共産 現
当選 勝木勇人 59 自民 現
当選 大嶋薫 68 立憲 現
当選 飯島弘之 52 自民 現
当選 森山由美子 52 公明 新

手稲区定数5開票終了投票率59.69%
当選 小野正美 69 立憲 現 15,951
当選 松井隆文 43 自民 現 14,094
当選 福田浩太郎 50 公明 現 11,899
当選 武市憲一 72 自民 現 11,473
当選 佐々木明美 58 共産 新 8,380
落選 福士勝 70 国民 現 7,416

1354チバQ:2019/09/18(水) 16:35:12

札幌市議会自由民主党議員会(27名)
武市憲一(手稲区)
三上洋右(豊平区)
鈴木健雄(東区)
山田一仁(東区)
五十嵐徳美(東区)
勝木勇人(西区)
高橋克朋(北区)
佐々木みつこ(白石区)
小竹ともこ(豊平区)
北村光一郎(清田区)
村松叶啓(北区)
川田ただひさ(厚別区)
中川賢一(中央区)
村山拓司(西区)
藤田稔人(白石区)
こんどう和雄(豊平区)
長内直也(中央区)
細川正人(中央区)
よこやま峰子(北区)
こじまゆみ(厚別区)
飯島弘之(西区)
伴良隆(北区)
阿部ひであき(白石区)
松井隆文(手稲区)
三神英彦(南区)
小田昌博(東区)
小須田ともひろ(南区)

札幌市議会民主市民連合議員会(20人)
小野正美(手稲区)
ふじわら広昭(東区)
大嶋薫(西区)
峯廻紀昌(豊平区)
しのだ江里子(東区)
山口かずさ(白石区)
林清治(北区)
村上ゆうこ(中央区)
中村たけし(西区)
松原淳二(厚別区)
岩崎道郎(南区)
桑原透(清田区)
かんの太一(豊平区)
成田祐樹(東区)
うるしはら直子(白石区)
たけのうち有美(中央区)
あおいひろみ(南区)
田島央一(北区)
水上美華(北区)
恩村健太郎(清田区)

札幌市議会公明党議員会(10人)
國安 政典(北区)
福田 浩太郎(手稲区)
前川 隆史(白石区)
丸山 秀樹(厚別区)
好井 七海(豊平区)
小口智久(東区)
わたなべ泰行(南区)
竹内孝代(清田区)
森山由美子(西区)
くまがい誠一(中央区)

日本共産党札幌市議会議員団(10人)
村上ひとし(厚別区)
小形香織(中央区)
太田秀子(東区)
池田由美(豊平区)
田中啓介(西区)
吉岡弘子(清田区)
佐々木明美(手稲区)
長屋いずみ(北区)
佐藤綾(白石区)
千葉なおこ(南区)

札幌市議会市民ネットワーク北海道(1人)
石川さわ子(北区)

1355チバQ:2019/09/18(水) 20:00:31
>>1128更新
【北海道議会】
自民占有率 53/100-53%
知事 鈴木直道

議長  村田憲俊(自民)
副議長 高橋亨(立憲)


札幌市中央区定数3開票終了投票率53.33%  
当選 千葉英守 69 自民 現 28,498
当選 檜垣尚子 49 自民 新 18,030
当選 藤川雅司 62 立憲 現 15,980
落選 柳田真希 41 立憲 新 13,414
落選 森英士  41 共産 新 10,650
落選 伊藤めぐ 54 無所属 新 5,140
落選 中野哲  44 無所属 新 4,262
落選 沢田英一 66 諸派 新 2,510
落選 横関喜美 76 無所属 新 2,212

札幌市北区定数4開票終了投票率56.21%  
当選 山根理広 43 立憲 新 31,476
当選 吉川隆雅 42 自民 現 28,578
当選 道見泰憲 52 自民 現 26,301
当選 中野渡志穂53 公明 現 25,205
落選 佐野弘美 43 共産 現 17,961

札幌市東区定数4開票終了投票率53.87% 
当選 渡辺靖司 63 自民 新 34,859
当選 阿知良寛美63 公明 現 23,184
当選 渕上綾子 44 立憲 新 18,372  トランスジェンダー>>1315
当選 宮川潤  58 共産 現 18,340
落選 星野高志 67 国民 現 15,293
落選 小田桐久美子47 諸派 新 4,633
*吉川貴盛農水相の次男:吉川統勝が自民公認・模索断念>>1261>>1277


札幌市白石区定数3開票終了投票率51.33%  8
当選 伊藤条一 63 自民 現 30,211
当選 広田まゆみ55 立憲 現 27,503
当選 森成之  65 公明 現 19,702
伊藤 理智子  57 共産 新 13,075

札幌市厚別区定数2開票終了投票率61.81% 
当選 花崎勝  65 自民 現 29,297
当選 菅原和忠 60 立憲 現 23,862
落選 橋本美香 48 共産 新 12,001

札幌市豊平区定数3【無投票当選】 
当選 大越農子 49 自民 現
当選 吉田祐樹 46 自民 現
当選 松山丈史 45 立憲 現

札幌市清田区定数2【無投票当選】  
当選 梶谷大志 47 立憲 現
当選 宮下准一 61 自民 新

札幌市南区定数2【無投票当選】
当選 丸岩浩二 49 自民 現
当選 畠山みのり53 立憲 現

札幌市西区定数3開票終了投票率56.19%  
当選 武田浩光 58 立憲 新 30,688
当選 加藤貴弘 36 自民 現 30,467
当選 和田敬友 68 自民 現 26,103
落選 黒田伸  61 無所属 新 11,386

札幌市手稲区定数2開票終了投票率59.71%
当選 角谷隆司 72 自民 現 32,086
当選 須田靖子 67 立憲 現 28,210
落選 丸岡伸幸 48 維新 新 8,143

1356チバQ:2019/09/18(水) 20:00:42
■道央
小樽市定数3開票終了投票率57.57%
当選 佐藤禎洋 59 自民 元 17,241  15年落選
当選 八田盛茂 62 自民 現 13,401
当選 菊地葉子 67 共産 現 12,893
落選 川澄宗之介45 立憲 現 12,141
落選 岸伸一  39 無所属 新 1,740

室蘭市定数2【無投票当選】
当選 千葉英也 50 自民 現
当選 滝口信喜 72 無所属 現 北海道結志会>>1018

岩見沢市定数2開票終了投票率60.53%
当選 村木中  51 自民 現 17,430
当選 中川浩利 50 立憲 現 13,321
落選 大和勝  30 無所属 新 10,567

苫小牧市定数3開票終了投票率52.39%
当選 遠藤連  65 自民 現 24,938
当選 沖田清志 55 立憲 現 18,791
当選 安藤邦夫 66 公明 現 16,547
落選 松橋千春 36 共産 新 13,054

江別市定数2開票終了投票率59.88%
当選 木葉淳  48 立憲 新 23,908
当選 星克明  59 無所属 新 22,460 自民推薦 
落選 野村尚志 54 無所属 新 11,611 自民大地推薦

千歳市定数2開票終了投票率54.14% >>1265-1266
当選 太田憲之 38 自民 現 19,128
当選 梅尾要一 63 自民 現 13,794
落選 向井昭彦 54 立憲 元 8,643 札幌市北区から国替え

滝川市定数1【無投票当選】
当選 大河昭彦 72 無所属 現 北海道結志会(元 中間会派フロンティア)

登別市定数1【無投票当選】
当選 赤根広介 38 無所属 現 北海道結志会>>1018

恵庭市定数1開票終了投票率59.63%
当選 田中芳憲 62 自民 現 23,365
落選 石丸武司 55 国民 新 9,814

伊達市定数1【無投票当選】
当選 中山智康 44 無所属 現 北海道結志会>>1018

北広島市定数1開票終了投票率61.74%
当選 小岩均  59 無所属 現 16,099 民主会派
落選 児玉正輝 66 無所属 新 12,943 自民大地推薦

空知管内定数4開票終了投票率68.57%  >>1309合区
当選 植村真美 43 自民 新 23,371
当選 稲村久男 63 立憲 現 21,545
当選 荒当聖吾 52 公明 現 19,905
当選 白川祥二 68 無所属 現 16,005 北海道結志会
落選 野原薫  71 自民 現 13,320 >>1316 美唄市
落選 重山雅世 75 共産 新 6,457

石狩管内定数2開票終了投票率59.34%
当選 佐々木大介37 自民 新 16,904
当選 池端英昭 59 無所属 現 12,093 立憲推薦
落選 阿部千里 28 無所属 新 8,639  自民維新大地推薦

後志管内定数2【無投票当選】
当選 村田憲俊 69 自民 現
当選 市橋修治 69 立憲 現

胆振管内定数1【無投票当選】
当選 神戸典臣 79 自民 現

日高管内定数2【無投票当選】
当選 藤沢澄雄 62 自民 現
当選 金岩武吉 74 無所属 現 北海道結志会 (元 中間会派フロンティア)

1357チバQ:2019/09/18(水) 20:00:55
■道南
函館市定数5開票終了投票率53.68%
当選 平出陽子 70 立憲 現 22,589
当選 佐々木俊雄68 自民 現 20,968
当選 高橋亨  65 立憲 現 20,064
当選 川尻秀之 73 自民 現 19,790
当選 志賀谷隆 65 公明 現 18,458
落選 本間勝美 50 共産 新 14,776

北斗市定数1【無投票当選】
当選 滝口直人 63 自民 新

渡島管内定数2【無投票当選】
当選 笹田浩  58 立憲 現

檜山管内定数1開票終了投票率75.04%
当選 内田尊之 58 自民 現 13,151
落選 福原賢孝 71 立憲 元 10,015

■道北
旭川市定数6開票終了投票率52.34% >>1334-1335自民票割失敗
当選 東国幹  51 自民 現 34,730
当選 安住太伸 49 無所属 現 24,518 自民会派 みんな→結志会→自民会派
当選 寺島信寿 54 公明 新 20,980
当選 笠木薫  62 立憲 新 20,514
当選 真下紀子 62 共産 現 18,489
当選 松本将門 49 立憲 新 16,890
落選 穴田貴洋 43 自民 新 10,910

稚内市定数1【無投票当選】
当選 吉田正人 58 自民 現

名寄市定数1開票終了投票率67.77%
当選 中野秀敏 62 自民 現 8,838
落選 佐藤勝  69 無所属 新 6,561 

上川管内定数3【無投票当選】
当選 本間勲  74 自民 現
当選 北口雄幸 62 立憲 現
当選 竹内英順 59 自民 現

留萌管内定数1開票終了投票率71.84%
当選 浅野貴博 41 自民 現 18,610 元大地の代議士
落選 野呂照幸 62 立憲 新 9,063

宗谷管内定数1【無投票当選】
当選 三好雅  44 自民 現

■道東
釧路市定数4開票終了投票率53.26% >>1295
当選 小畑保則 70 自民 現 17,084
当選 田中英樹 50 公明 現 13,384
当選 笠井龍司 53 自民 現 12,631
当選 壬生勝則 51 立憲 新 11,096
落選 石川明美 67 共産 新 10,664
落選 鶴間秀典 44 無所属 新 10,386  保守系市議

帯広市定数3開票終了投票率56.31%
当選 清水拓也 44 自民 現 26,753
当選 三津丈夫 73 立憲 現 21,742
当選 村田光成 51 自民 新 16,410
落選 佐々木とし子64 共産 新 11,467

北見市定数2開票終了投票率56.23%
当選 船橋賢二 55 自民 現 22,152
当選 鈴木一磨 47 無所属 新 18,018  民主・道民連合無所属 (立・由・社)
落選 塚本敏一 68 自民 現 15,003 大地推薦

網走市定数1【無投票当選】
当選 佐藤伸弥 46 無所属 現 北海道結志会(民主より無所属)

根室市定数1【無投票当選】
当選 松浦宗信 64 自民 現

オホーツク東部定数1【無投票当選】
当選 高橋文明 66 自民 現

オホーツク西部定数2【無投票当選】
当選 新沼透 65 無所属 現 北海道結志会 大地推薦
当選 久保秋雄太41 自民 現

十勝管内定数4【無投票当選】
当選 大谷亨  71 自民 現
当選 池本柳次 72 無所属 現 北海道結志会 >>1018 社民推薦
当選 喜多龍一 67 自民 現
当選 小泉真志 56 立憲 新

釧路管内定数1【無投票当選】
当選 桐木茂雄 56 自民 現

根室管内定数1開票終了投票率61.86%
当選 中司哲雄 71 自民 現 18,314
落選 瀬波秀人 64 立憲 新 5,722

1358チバQ:2019/09/18(水) 23:55:47
■自民党
江別市:星克明 →自民県連に名前あり
旭川市:安住太伸→自民県連に名前なし
他自民公認議員は全員県連に名前あり

■国民民主党
所属道議 なし


■立憲民主党
 民主・道民連合に所属27名=立憲民主党道連に所属
平出陽子
須田靖子
高橋亨
市橋修治
稲村久男
梶谷大志
北口雄幸
広田まゆみ
沖田清志
笹田浩
松山丈史
小岩均  立憲推薦
菅原和忠
中川浩利
畠山みのり
藤川雅司
山根理広
渕上綾子
松本将門
壬生勝則
鈴木一磨 立憲推薦
木葉淳 
池端英昭 立憲推薦
小泉真志
三津丈夫
武田浩光
笠木薫



■社会民主党
所属道議 なし



○会派 北海道結志会
・元民主
滝口信喜
池本柳次
中山智康
赤根広介

・元フロンティア(中間会派)
大河昭彦
金岩武吉

・その他
佐藤伸弥 10年補選11年民主推薦 15年自民公認破る
白川祥二 2015年初当選

1359チバQ:2019/09/26(木) 13:17:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/347617/
道議会喫煙所 議論は混迷 三つの選択肢、一長一短
09/25 14:25 更新
道議会喫煙所 議論は混迷 三つの選択肢、一長一短
■庁舎内設置…自民党支持者も批判
■完全禁煙…道庁周辺喫煙横行か
■屋外設置…落としどころに浮上

 来年1月完成予定の新しい道議会庁舎への喫煙所設置の是非を巡り、世論の反発が強まる中、最大会派自民党・道民会議(53人)の判断に注目が集まっている。同会派幹部はいったん屋内設置が困難との方向を出したものの内部で巻き返しもあり、結論となる選択肢は「議会庁舎内に設置」「敷地内全面禁煙」「屋外に設ける」―の三つが想定される。ただいずれも一長一短があり、議論は混迷を深めそうだ。

 自民道議の一部は新庁舎内に喫煙所を設置する案にこだわり、会派幹部の意向や他会派の屋内禁煙の流れにあらがっている。9日の臨時議員総会では、設置派の議員が「完全分煙すれば誰にも迷惑がかからない」「一度設置を決めたはずだ」などと主張した。

 設置派の道議は鈴木直道知事が「税金で造るのは難しい」と強調していることを逆手に取り、日本たばこ産業(JT)北海道支社からの寄贈を取り付けている。ただ、電気代や修理代など維持管理費は公費の支出が避けられない。各地の自民党支持者を含む多くの道民から喫煙所設置への批判が出ているほか、全面禁煙を主張する公明党との亀裂も予想される。

 一方、「敷地内全面禁煙」は公明党と北海道結志会、共産党の3会派が主張。改正健康増進法の一部施行で、7月から全国の行政機関が敷地内禁煙となり、札幌市議会や秋田県議会なども敷地内全面禁煙としている。自民党に近い北海道医師会の長瀬清会長も「喫煙所の設置は道議会の権威をおとしめる」と強調する。

 ただ、敷地内全面禁煙で道庁周辺での喫煙が横行し、近隣の施設に迷惑がかかる―との懸念もある。

 そこで、最近、自民会派内で有力視されるのが「議会庁舎内を禁煙にして屋外に喫煙所を設ける」案だ。「観光客や道職員ら誰もが使える喫煙所なら議員特権とも言われず、落としどころになる」(中堅道議)との声もある。

 一方で、議会庁舎の周辺は改正健康増進法で原則禁煙となった道庁の敷地。仮に喫煙所を設置するには、来庁者が立ち入らない、区画されている―などの条件を満たす必要がある。道幹部は「道庁本庁舎周辺で隔離された喫煙所を新たに造るのは現実的に難しい」と認め、本庁舎屋上に屋根を設けず、屋外として設置する案も浮上する。

 道職員が現在使うプレハブの喫煙所は新しい議会庁舎の建設現場にあり、法に従い周囲から隔離されているが、工事終了後の来年春には撤去される。道職員向けの喫煙所のあり方も同時に議論する必要がある。

 自民会派は25日まで所属議員を対象にアンケートを行っているが、配布された用紙には選択肢はなく、無記名式で自由に意見を書き込むのみ。アンケートで自民党がまとまれるかは見通せない。野党道議は「道政課題でない問題で会派内でもめるのは時間の無駄だ」と批判を強めている。(竹中達哉)

1360chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:06:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000009-mai-soci
北海道議会新庁舎に喫煙室 自民会派が決定 内外から批判の声
10/5(土) 9:19配信毎日新聞
北海道議会新庁舎に喫煙室 自民会派が決定 内外から批判の声
来年1月に完成予定の道議会新庁舎=札幌市中央区で2019年10月2日午後5時2分、澤俊太郎撮影
 最大会派の自民党・道民会議は4日、来年1月に完成予定の北海道議会新庁舎に喫煙室を設置することを決めた。現庁舎の喫煙室は、自民党会派と第2会派の民主・道民連合の控室、一般傍聴者も利用できる一室の計3カ所。新庁舎では民主・道民連合が設置しない方針で、他の3会派も敷地内の全面禁煙を求めるなど、議会の内外から反対・批判の声が上がっていた。【真貝恒平、澤俊太郎】

 自民党会派の佐々木俊雄・議員会長は「将来的に禁煙に向けて努力するが、現時点ですぐにというのは難しい問題。さまざまな意見を聞いた上で、禁煙にむけた一里塚として、分煙をしていくために設置を決定した」と説明した。

 同会派は7月、新庁舎の会派控室に喫煙室を設置する方針を一度は決めたが、鈴木直道知事が8月の記者会見で「税金で設置することは難しい」との考えを表明。同党の支持団体である北海道医師会も、知事や議会などに反対を申し入れていたことなどから、会派内で再検討していた。

 一方で、JT北海道支社が喫煙室の寄贈を検討。9月に実施した会派内のアンケートでは、所属道議の約6割が設置に賛成の意見だったことなどを考慮して、議員総議会で最終決定したとみられる。

 北海道医師会の長瀬清会長は「このままでは北海道が全国の悪い例になってしまう可能性が高い」と懸念を表明。今後も関連団体と協力して改めて反対の申し入れなどを行っていくとした。

 設置に反対してきた自民党会派のある道議は「将来的に禁煙に向けて努力するということで反対意見をくみ取ったということだが、不満は残る。道民の批判は免れないのではないか」と語った。

1361chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:07:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00010000-doshin-hok
喫煙所設置強行、背景に知事選のしこり? 道議会自民会派
10/5(土) 6:20配信北海道新聞
喫煙所設置強行、背景に知事選のしこり? 道議会自民会派
建設中の新しい道議会庁舎
道民不在、あつれき収束優先の執行部
 道議会の自民党・道民会議が4日、道民の強い反発を無視する形で道議会新庁舎への喫煙所設置を決めた。喫煙所設置の是非を巡り、春の知事選の候補擁立時から残る会派内のあつれきが再びもち上がり、執行部が収束を優先させた。道議会庁舎という道民の共有物のあり方やたばこの害への意識ではなく、会派内の事情を優先させた結論に対し、他会派の反発は必至で、今後の曲折も予想される。

 「自民党が一つにまとまらなければならない。そのために決断した」。議員総会後、記者団にそう語った佐々木俊雄議員会長の発言は、会派内の“亀裂”が深刻なことを物語っていた。ベテラン議員は「今回できた傷は深い」と認める。

 喫煙所問題で改めて浮き彫りになったのが、今春の知事選での「しこり」だ。

「道民意見が正しいわけではない」
 設置賛成派は、自民党の候補者選びで鈴木直道知事の擁立を主導した吉川貴盛道連会長に反発した道議が中心。9月中旬に会合を開くなどして、喫煙所設置に税金を使わないよう求めた知事を「喫煙する権利はどうなるのか」と批判。「道民意見が正しいわけではない」「ここで譲ると、何でもマスコミの論調通りになってしまう」などと主張し、中間派を引き込んだ。

 設置に反対したのは、知事擁立の後ろ盾となった遠藤連・元議長や吉川氏の長男である会派の吉川隆雅幹事長ら。「遠藤氏が賛同者を集めに動けば動くほど、知事選のしこりが目立った」(中堅議員)。幹事長は全体の調整役を務める必要があり、表だった動きはできなかった。

1362チバQ:2019/10/18(金) 13:56:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/352918?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>町民の声拾い現職破る 雄武町長選
10/09 09:42
<舞台裏を読む>町民の声拾い現職破る 雄武町長選
 町長選で現職の壁を破ったのは、新人候補が掲げたシングルイシュー(単一の争点)だった。医療体制の充実を求める町民の声を敏感に感じ取り、草の根の選挙活動が実を結んだ。

 24年ぶりの選挙戦となったオホーツク管内雄武町長選。元町議で新人の石井友蔵氏(68)が54票差で、3選を目指した現職の中川原秀樹氏(69)を下した。

 9月22日の投開票日。石井氏の選挙事務所が当選の知らせに沸く中、陣営幹部は「町民の声を丁寧に拾った結果だ」と振り返った。

 石井氏の立候補表明は、告示約1カ月前の8月中旬。中川原氏より2カ月遅れだった。石井氏が当初掲げた政策は「町民の声を聴く、風通しの良い役場づくり」だった。

 出馬表明から2週間、町民の声を拾って歩いた石井氏は、ある結論に達する。「高齢者を中心に有権者の多くが医師の診療姿勢など町国保病院の現状に不満を抱いている」

 急きょ、公約の一つだった常勤医増を軸にした町国保病院の再生を最重要政策に格上げ。高度医療が受けられる旭川への医療バス運行の検討も訴え、高齢者らを中心に支持が広がった。

 中川原氏は、6月の出馬表明後、町内の有力企業や団体から推薦を取り付け、「1次産業の徹底強化」を公約に掲げた。訴えは2期8年の実績の強調が中心で「将来に夢が抱ける政策がなかった」(陣営幹部)。

 中川原氏は2011年9月に無投票で初当選した。当時の町長が急病で出馬を断念。副町長の中川原氏は町議会幹部らの支援を受けて出馬した経緯がある。前回15年も無投票再選していた。今回は24年ぶりの選挙戦となり、陣営に戦い方を知る幹部は少なかった。

 中川原氏には、就任当初から役場内外で「ワンマン」「独善的」との見方がつきまとっていた。

 同町では2018年3月、当時の副町長が任期を3年半以上残して辞任。副町長が社長を務める町の第三セクターが運営するホテル日の出岬の委託業務への対応を巡り、町長との信頼関係が崩れたことが一因とされる。

 15年12月には男性係長が自殺。長時間労働が影響したとみられている。一連の問題を巡って、町民から真相を知りたいとの声が上がっても、中川原氏には丁寧な説明をしようとする姿勢に欠けていた。

 町民からは「顔は中川原でも、心は石井という隠れキリシタンはかなり多い。特に役場は半数以上」との声も漏れた。現職への不満が新人への追い風となった。

 3期目を目前にしていた中川原氏。投開票日の事務所は予想外の結果に、重苦しい空気に包まれた。得票数を記したポスターを眺めながら中川原氏は首をかしげるばかりだった。

 道内では、統一地方選が行われた47市町村長選のうち、約6割の26の選挙で無投票となり、現職の連続無投票当選も相次いだ。5期連続無投票が続いていた雄武町長選に風穴をあけた石井氏の挑戦。新町長として医療関連の公約を実現できるか。期待を託した町民は行方を注視している。(紋別支局 泉本亮太)

1363チバQ:2019/10/18(金) 14:02:34
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/343338?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>「中央官僚依存」広がる波紋
09/11 05:00
<舞台裏を読む>「中央官僚依存」広がる波紋
 「あちらにも顔を出しましょう」。7月下旬、霞が関の厚生労働省。道幹部と道議が来年度予算の要望で省内を回る中、道保健福祉部の原田朋弘次長(42)は旧知の官僚を次々と引き合わせた。要望活動では予定を上回る担当者と面談。橋本彰人保健福祉部長は「おかげで中央と顔がつながった」と喜ぶ。

 原田氏は厚労省出身で、7月16日付で道に出向した中央官僚4人のうちの1人。2000年に旧厚生省に入り、年金や医療、社会保障など幅広い分野を経験した。道では医療や福祉分野の人材確保を担当する。

 出向者は他に、財務省からは、西村康稔官房副長官の秘書官だった宮下賢章(よしあき)総合政策部次長(41)。国土交通省からは、釧路出身の山崎雅生経済部次長(44)と、堤啓(つつみけい)建設部国土強靱(きょうじん)化・復興担当課長(41)。

 「エース級を送ってください」。鈴木直道知事は就任直前の4月中旬、財務省の岡本薫明(しげあき)事務次官と札幌で会食し、派遣を依頼した。パイプがある菅義偉官房長官を通しても各省に働き掛け「実績も人脈もある仕事師4人」(道幹部)が送られた。

 道への「エース級」の官僚派遣は過去にもあった。元副知事は「昔は、将来の事務次官候補がどんどんやって来た」と述懐する。

 「改革派知事」として名をはせた浅野史郎元宮城県知事は旧厚生省時代の1985年に道に派遣された。農水省の官僚だった荒井聡衆院議員も86年に派遣され、いったん戻るが、当時の横路孝弘知事の指名で91年、知事室長に就いた。

 事務次官級の元内閣官房地方創生総括官を務めた山崎史郎氏は、92年に旧厚生省から道に出向。元総務事務次官の香山充弘氏は82年から3年間出向し、道財政課長と総務部次長を務めた。元総務事務次官の大石利雄氏も97〜99年に道総務部長を務めた。

 山口県の村岡嗣政知事や元観光庁長官の溝畑宏氏は、旧自治省に入って間もない「見習い官僚」として道庁で地方自治を学んだ。

 将来を嘱望された官僚が道に来たのは「道議会さえ経験すれば、どこに行っても怖くないと言われたから」(道特別職OB)とされる。かつての道議会は空転が続き深夜議会も頻発。中央官僚の「鍛錬の場」だった。高橋道政で道議会の緊張感が薄れるのと時を同じくして、「道への出向も重視されなくなった」(道関係者)との指摘がある。

 鈴木知事は就任当初、注目された3人の副知事人事で「複数の省庁から後任が送り込まれる」との臆測が流れたが、総務省から出向中の中野祐介総務部長の内部昇格にとどめた。知事が実動部隊として期待を込めたのが中堅官僚4人の起用だ。

 ただ「中央依存型人事」の波紋は庁内に広がっている。ある道幹部は「国から情報を取ってもらえるのはいいが、こちらの情報が筒抜けなのも困る」と警戒する。実際、4人のうちの1人は「ラインから外れ、重要な情報が来ない」と周囲に嘆いたという。

 知事は菅官房長官と親しい関係にあり、春の知事選で「首相官邸の言いなりになるのでは」と批判を受けた経緯がある。今回の人事が吉と出るか凶と出るか―。中央官僚4人が実績を残せるかは、知事自身が人材をどう生かし、能力を引き出せるかにかかっている。(報道センター 竹中達哉)

1364チバQ:2019/10/18(金) 14:05:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/307330?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>共産党 札幌市議会で存在感
05/22 05:00
<舞台裏を読む>共産党 札幌市議会で存在感
 「共産党は第3会派の公明党に並んだ。監査委員のポストをもらえないのか」。4月25日、札幌市議会(定数68)の共産党会派室を訪れた札幌市幹部に、共産党市議団の村上仁団長(56)は切り出した。

 共産党が統一地方選後、これまでにない強い態度で監査委員の座を求めたのは、4月の市議選で議席を改選前の7から10に伸ばし、「統一地方選があった17政令市の中で最大の躍進」(党中央委員会)を果たしたからだ。

 市長選では主要4党が相乗り支援した秋元克広市長(63)に対し、共産党推薦候補で弁護士の渡辺達生氏(54)が、同党の支持率3〜5%を大きく上回る3割近くを得票。秋元氏批判の受け皿となった市長選の余勢を駆って、市議選でも20年ぶりに議席数で公明党に並んだ。

 議長、副議長に続く第3の要職ともされる監査委員は、自治体予算などを独自の立場でチェックする。委員の選任権は首長にあり、札幌市は条例で定数4人のうち2人を市議から選ぶ。この20年余りは最大会派の自民党、第3会派の公明党の「指定席」となっていた。

 共産党からのポスト要求に、別の市幹部は懸念を隠さなかった。「市の予算関連の監査で共産党から厳しい指摘を受け続けると、市の業務は大幅に停滞してしまう」

 市議会は4月24日の会派間交渉で、第2会派の民主市民連合に続き、選挙前勢力で上回る公明党を第3会派、共産党を第4会派と位置づける方針を決定。秋元市長は今月14日の臨時議会で、従来通り自民党と公明党から1人ずつ選任し、議会の同意を求めた。

 これに対し、登壇した共産党市議団の小形香織幹事長(54)は「少数会派も応分の権限を持つべきだ。大会派はポストを独占せず、市長にはすべての議員と公平に向き合うことを求める」と異議を唱えたが、秋元市長は「会派から選んだのではない。適任者を選んだ」と応じなかった。

 札幌市議会では「秋元与党」の自民党、民主市民連合、公明党の3会派で議席の8割超を占める。唯一の野党会派、共産党の存在感は議席数の伸長とともに増していく。定例市議会の代表質問の持ち時間は年間3時間10分と、改選前より30分増えた。常任委員会の正副委員長ポストも3人から4人となり、任期満了となる4年後まで、委員会運営で影響力を示せる環境が整いつつある。

 議席数で並ばれた公明党の福田浩太郎幹事長(50)は「逆転されたわけではない」としつつ、「共産党とは類似する政策も少なくないが、うちは与党の立場。責任ある対応を取っていく」と警戒感を示す。

 共産党市議団はベテラン市議を道議選に送り出したことなどにより、10人中5人は新人という構成。正副委員長には当面、議会活動に慣れた2期目以上を充てるため、野党として期待される市幹部との丁々発止の質疑ができるのかなど、課題も多い。

 ある共産党の議員はこう話す。「4年後には監査委員を取りたい。そのためには議席数に恥じない論戦能力を磨くことが必要。新人議員の育成を急がなければ」。市長と議会がなれ合いに陥らないような働きができるか、試されている。(報道センター 久保吉史)

1365チバQ:2020/05/25(月) 21:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53aa715ea04bbda80d39e6db7484837df3e7af8
北海道・鈴木直道「○」 最年少知事が道筋をつけた

 今回のコロナ禍で全国的にもっとも名を揚げたのは、北海道の鈴木直道知事(39)でしょう。日本のコロナ対策の道筋を付けたのは彼だといっても過言ではありません。昨年4月に全国最年少の知事として初当選してから1年足らずですが、彼は「待っていても誰も北海道のことを助けてくれない」という事の本質を理解していたのです。

 鈴木知事は、2月28日に北海道での感染者数が63人となった時点で、道としての「緊急事態宣言」を全国に先駆けて出しました。その直前の26日には、道内すべての公立小中学校の臨時休校を決めています。こちらも全国初です。そして感染者の増加に歯止めをかけた。初期の対応は見事でした。

 活躍の背景には、鈴木知事の経験があります。彼はもともと東京都衛生局の職員でしたが、夕張市に派遣されたことをきっかけに2011年から2019年まで夕張市長を勤めました。当時の夕張は、市が自由に使える財源の約8倍となる約350億円以上の負債を抱えた財政破綻のまっただ中。そこから蛮勇をふるって大改革し、町を立て直していった。今回はその経験が生きています。

 つまり夕張での経験は、彼に「他に学ぶべきモデルがない時、手探りの状態でどうするべきか」という教訓を与えた。中央をアテにしても話は進まない。それを分かっているから、思い切って独自路線を歩むことができたのです。

 今回、鈴木さんが先陣を切って一気に動いたことで、他の都府県の知事たちも自分たちに合った方法で動くようになった。それが現在まで続く日本全体のうねりを生み出していきました。これだけ危機的な状況の中で、まさに地方から中央政府を動かしたのですから、今回の初動対応は文句なしの「○」といわざるを得ないでしょう。

1366チバQ:2020/05/25(月) 21:30:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200511-00625890-shincho-pol
273: チバQ :2020/05/11(月) 09:16:11
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200511-00625890-shincho-pol

吉村大阪知事の後に続け… コロナ禍で知名度がアップした知事「6人」の横顔


5/11(月) 8:00配信

デイリー新潮


 普段は住民以外には縁遠い都道府県知事が俄然、注目されている。理由は説明するまでもない。新型コロナウイルス対策の多くは知事に委ねられているからだ。「新型インフルエンザ等対策特別措置法」によると、外出自粛や休業要請などを行う権限の大半は知事が持つ。話題の知事の横顔を探った。

鈴木直道・北海道知事(39)。2019年に初当選。1期目。報酬年間1628万円

 首都圏には楽観ムードすら漂っていた2月28日、法的根拠のない緊急事態宣言を独断で発出し、週末の外出自粛などを道民に要請。「結果責任は私が負います」と宣言する。

 批判もあったものの、感染者の増加ペースを鈍化させた。泥を全て被る覚悟を決めた上での決断は道内外で評価された。

 埼玉県三郷市育ち。同県立三郷高在学中に両親が離婚したため、経済的理由から大学進学を断念。高校卒業後の1999年、東京都庁に入庁した。翌2000年、自費で法政大第二部法学部(夜間過程)に入学。4年間の在学中は体育会ボクシング部の主将を務めた。

 都では東京都福祉保健局など衛生畑を歩む。この経験が新型コロナ対策に生かされていると言われている。

 中央官庁と違い、学歴より人物を重視する都庁では早くから認められ、2008年には財政再建のため、北海道夕張市に派遣される。成果を上げた後の2011年、同市長選に初当選。2期目で知事に転じた。選挙では自民、公明の両党が推薦した。

 全国知事で最年少。自民党内には「将来は国政に転じ、リーダー候補に」という声がある。48万人の法政大OBも「法大から初の首相を」と期待を寄せる。やはり苦学して法大を出た菅義偉官房長官(71)とのパイプが太い。

 夫人と2人暮らし。好きな言葉、座右の銘は次の通り。
「お金を失うことは小さく失うことだ。名誉を失うことは大きく失うことだ。しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ」

1367チバQ:2020/06/22(月) 21:59:46
>>1344
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200622k0000m040178000c.html
「議長席9時間居座り」元市議の除名処分を取り消し 札幌地裁判決
2020/06/22 19:42毎日新聞

「議長席9時間居座り」元市議の除名処分を取り消し 札幌地裁判決

除名処分が決定した後、報道陣の質問に応じる松浦忠氏=札幌市役所で2019年6月21日午後2時25分、真貝恒平撮影

(毎日新聞)

 札幌市議会の議長選出を巡り議長席を9時間以上占拠し議会を空転させたとして、市議会から除名処分を受け、議員資格を剥奪された元市議の松浦忠氏(80)が市を相手取り、処分取り消しなどを求めた訴訟の判決で、札幌地裁(武部知子裁判長)は22日、「除名は重い。議会の裁量権を乱用しており違法」として除名処分を取り消した。原告側代理人によると、議員の除名処分を取り消す判決は極めて異例。

 札幌市議会の五十嵐徳美議長は「判決の内容を精査して今後の対応を検討する」とのコメントを出した。

 判決文によると、松浦氏(無所属)は2019年5月の臨時議会で、新議長の選出方法について各会派が主張する互選に対し、立候補での決定を提案。唯一立候補表明した自らを議長にすると宣言し、議会は空転した。市議会(定数68)は同6月、賛成56票、反対11票で除名処分を可決した。【土谷純一】

1368チバQ:2020/07/07(火) 21:24:59
https://mainichi.jp/articles/20200706/ddl/k01/040/035000c
室蘭の古沢市議、頭部打撲で死亡 川に転落か /北海道
会員限定有料記事 毎日新聞2020年7月6日 地方版

北海道
 室蘭署は5日、室蘭市東町2の同市議、古沢孝市さん(79)が市内の河川の浅瀬で頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡したと発表した。古沢さんは頭部打撲と首の骨を折るなどして死亡しており、同署は転落事故の可能性があるとみて調べている。

 同署によると、古沢さんは3日午後6時55分ごろ、同市陣屋町4…

1369チバQ:2020/09/16(水) 11:17:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ff9a2185039abf21b7135dda21f1e2037a09f28
道知事の「後ろ盾」、首相就任へ 国政とのパイプより太く 核ごみ問題…道政への影響に懸念も
9/15(火) 11:20配信
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ウポポイの開業記念式典の後、報道陣の取材に答える菅氏(左)と知事=7月11日、胆振管内白老町
 新首相就任が確実となった菅義偉官房長官は、鈴木直道知事の「後ろ盾」となってきた人物でもある。菅氏は夕張市の財政破綻時の総務相で、知事は前任の夕張市長時代に財政再建などで相談を重ねたほか、知事選でも強力な後押しを受けた。今後、国政と道政のパイプがより太くなる一方、道政に対する菅氏の影響力の増大を懸念する声もある。

 「北海道に理解のある方が今後政権を担われ、大変心強い」。知事は14日の報道陣の取材で、民族共生象徴空間(ウポポイ)や空港一括民営化など菅氏が関わる政策を並べ、菅政権誕生への期待感を口にした。

 10日前の4日、知事は国会内の菅氏の事務所を「陣中見舞い」で訪問。秋田県の農家出身で「たたき上げ」という菅氏の経歴について、知事が「人が心を寄せるところがある」と語ると、菅氏はうなずいたという。

 2人の出会いは2011年の知事の夕張市長就任後、都内であった法政大OBの会合だった。直後に知事が菅氏の事務所を訪ねると、菅氏も翌年夏に夕張を訪問。知事は数カ月ごとに夕張市再建の取り組みを報告し、家族ぐるみで交流を重ねた。

 昨年4月の知事選の自民党内の候補者選びでも、菅氏が水面下で知事の出馬環境を整備。自民党の出馬要請を待たずに知事が手を挙げ、自民党に先んじて公明党の推薦を得ることにも道筋をつけたとされる。知事就任後も中央官僚3氏を道の部次長級で出向させた。

 一方、道政課題となっている核のごみの最終処分場を巡る問題では国と道の方針は反する。知事は慎重姿勢を示し続けているが、道庁内では「菅氏の意向に背くことは難しいのでは」との見方もある。

1370チバQ:2020/09/24(木) 10:28:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/951b0f4a17ae101c4c4e8ddc02cdbeb14ed0988d
北海道議会、禁煙場所で喫煙 3会派と医師会、自民・民主議員を非難
9/24(木) 8:40配信
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たばこ
 北海道議会の自民党・道民会議と民主・道民連合の複数の議員が、法令で喫煙が禁止されている道議会庁舎内でたばこを吸っていたとして、結志会、公明党、共産党の3会派は23日、村田憲俊議長(自民)と対応を協議し、村田議長は自民、民主両会派に法の順守と禁煙の徹底を求めることを約束した。また、北海道医師会も同日、緊急記者会見を開き、喫煙を非難した。

 各会派関係者によると、自民党・道民会議の複数の議員が議員控室などで喫煙。民主・道民連合の議員にも喫煙が確認された。自民会派は「犯人捜しはしない」として事実確認はせず、民主会派は喫煙を認めた道議に注意したという。

 2020年4月施行の改正健康増進法では、道議会などの「議決機関」は喫煙所以外の屋内は禁煙とされている。

 道議会庁舎での喫煙を巡っては、自民会派が喫煙所設置を主張。ほかの会派と意見が分かれたが、新型コロナウイルス対応などを理由に結論は先送りされている。

 北海道医師会の長瀬清会長は札幌市内で開いた記者会見で「公の場であってはならない。道議は道民の健康を守る役割を持つ。事実を認め改めてほしい」と述べた。【山下智恵、高橋由衣】

1371チバQ:2020/10/01(木) 09:55:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/570eba4718564108c695611420c5aa75754df51d
北海道の鈴木知事、核ごみ反対トーンダウン 国や自民道議の反発影響
10/1(木) 6:07配信
28



 鈴木直道知事は30日の道議会予算特別委員会の総括質疑で、後志管内寿都町が高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定過程への応募の是非を8日にも決断すると表明したことに対し、「道の(核抜き)条例を順守し、慎重な判断を」と従来通りの発言を繰り返した。知事は寿都町の応募検討が判明した直後は強く反対の論陣を張ったが、国や道議会自民党会派の反発を受け、無難な発言にトーンダウンしている。

 道議会予算特別委では、民主・道民連合と北海道結志会、共産党の3会派が核のごみに関して質問した。民主の沖田清志氏(苫小牧市)が応募への反対を求めたの対し、知事は「文献調査は条例の趣旨と相いれない」と述べるにとどめた。

 知事は問題が表面化した直後の8月には、巨額の交付金を示して応募を募る国の対応を「頬を札束でたたくやり方だ」などと痛烈に批判。周辺町村や漁協とも連携し反対を訴えたが、9月からの定例道議会では新たな発言を控えている。

 背景には、道議会与党である自民党会派からの反発や新たな対策が打ち出せない道側の事情がある。原発推進派を抱える自民会派は「知事が市町村に口を出すのは地方自治に対する侵害」などと知事を批判。国と道との議論もかみ合わない。知事と梶山弘志経済産業相との会談では梶山氏から「調査では核のごみを持ち込まない。核抜き条例には反しない」と反論された。

 ある道議は「知事は手をこまねいているばかり。最終処分場建設に反対なら、本気で対応を考えるべきだ」と語った。
北海道新聞

1372名無しさん:2020/10/01(木) 20:03:59
財界さっぽろ
https://www.zaikaisapporo.co.jp/news/news-article.php?id=14620

1373名無しさん:2020/10/01(木) 20:05:03
>>1372

【特別掲載】高卒都職員が540万道民のニューリーダーになるまで #鈴木直道 知事の“光と影”(前編)

2020年07月31日 14時59分
月刊財界さっぽろ本誌記事 鈴木直道 東京都 北海道 創価学会 公明党 夕張市 法政大学 猪瀬直樹 武部勤 杉良太郎 石原慎太郎 羽柴秀吉 ボクシング
財界さっぽろ編集部

新型コロナウイルス感染症対策で評価を高め、地元紙調査では仰天の「支持率88%」を叩きだした鈴木直道知事、39歳。間もなく不惑を迎える鈴木氏は今や将来の総理候補の1人にすら数えられているが、必ずしもその人生は順風満帆なものではなかった。

財界さっぽろ2020年5月号(4月15日発売)では、鈴木氏の代名詞である“ピンチをチャンスに”変えてきた、その足跡を特集「鈴木直道の“光と影”」として報じた。ここでは「財界さっぽろオンライン」リニューアル記念として、同特集から5本の記事を再編集し、前後編に分けて掲載する。


鈴木直道氏と姉の優子さん(鈴木事務所提供) ©財界さっぽろ
創価学会員2000人を泣かせた 母子家庭、苦難の生い立ち
「私の人生を大きく変わる出来事がありました。それは両親の離婚です…」

北海道知事選出馬表明から9日後の2019年2月10日、公明党の時局講演会が札幌市内のホテルでおこなわれた。同会は午前、午後の2部制で、あわせて約2000人が集まった。

鈴木氏が冒頭のように切り出し話し始めると、すすり泣きが会場に響いた。

埼玉県に生まれた鈴木氏は、幼少期は父、母、姉の4人家族。だが高校2年生の時に両親が離婚すると、姉とともに母親の光子さんに引き取られた。

鈴木氏は自著「夕張再生市長」(講談社刊)で、当時をこう振り返っている。

「低所得者向けの平屋住宅に引っ越さざるを得なかった。そこは確かに家賃は安いけれど、ボロボロで、すきま風がひゅうひゅう吹き抜ける始末。夜は寒くて眠れないので、姉と二人ですきまに布をつめて寝た。トイレも汲みとり式だった」

「多感な年ごろで、しかも見えっ張りな性格だったから、そんな家に住んでいることが恥ずかしくて、本当の仲のいい友だちしか家に呼んだことはなかった」

生きていくため、光子さんは仕事を掛け持ち。姉の優子さんは短大を中退し、働きに出た。鈴木氏も高校をやめよう考えた。だが、母と姉に止められ、通学しながらアルバイトを始めた。

「校則で禁止されていたが、特別に許可をもらい、朝5時から学校に行くまでは宅配便の配送センター。授業が終わればカメラ屋や酒屋などで毎日働いた。ほかにも、スーパーの品出し、建設現場など、できるバイトは何でもやった」(「夕張再生市長」より)

毎日を過ごす中で、「なぜ、自分だけがこんなひどい目に」と、自暴自棄になることもあったという。

そんな家庭事情から、大学進学を諦めた。鈴木氏は家を探す際などに、行政の支援を受けていることを知る。自分自身と同じように、生活に苦しむ人たちの力になれる――一念発起、公務員を目指すことになった。

公務員試験用の教材は、アルバイト代で購入。猛勉強をした結果、1999年4月勤務の東京都職員採用試験に合格。この年の高卒・専門学校卒の合格者は192人。その中で上から3番目という好成績だった。


法政大学法学部時代の鈴木氏(鈴木事務所提供) ©財界さっぽろ
都職員時代は三足のわらじ 顔にあざをつくりながら…
1999年から東京都職員として働き始めた鈴木氏は、法政大学の夜間に合格した。仕事に勉強に部活と、多忙な日々を送った。

「弱い人を支えたい」と公務員を志望した鈴木氏。入庁後は保健福祉関連のセクションへの配属を希望し、勤務先は東京都衛生研究所(現在の健康安全研究センター)となった。

1374名無しさん:2020/10/01(木) 20:05:31
>>1373

仕事にも慣れた入庁2年目、法政大学二部を受験し合格。学部は法学部法律学科を専攻した。地方自治を学びたいという思いがあった。

当時、埼玉の実家から約1時間半をかけて通勤していた。仕事が終わるとスーツ姿のまま大学に向かう。毎日構内をスーツでウロウロしていたため、就職活動中の学生に間違われたという話もある。

「単位を取得できる」という理由でボクシング部にも入部。軽い気持ちで決めたのだが、その後は過酷な練習が待っていた。

「すぐに『しまった!』と後悔したが、もう遅い。スパークリングで顔に痣をつくって、職場に出入りする業者に『大丈夫ですか?』と訊かれたり、心配した先輩から『今日は帰ったほうがいいよ』と言われたりすることもあった」(「夕張再生市長」より)

大学3年には主将まで務めた。鈴木氏は月刊財界さっぽろ2011年6月号のインタビューで、当時を振り返っている。

「ボクサーとしてリングで戦ってきましたが、ボクシングは気持ちが折れてしまったら負けです。1発もらったら2発返す、そんな戦い方でした。だから闘争心は誰にも負けない自信があります」

都職員になって8年目の秋、当時副知事だった猪瀬直樹からある構想が発表された。財政破たんした夕張市に都から職員を派遣するというもの。

その数週間後、自分がその候補にあがっていることを聞かされる。悩んだ末、夕張に行くことを決意。08年1月、26歳の若者が雪が舞い散る夕張にやって来た。

着任早々、夕張市長(当時)の藤倉肇氏にかけられた忘れられない言葉があるという。「夕張再生市長」の中でこう綴っている。

「最初に感じた印象を忘れないでくれ。その場に長くいると、残念ながら視覚的にも、感覚的にもどんどん麻痺してくる。夕張市民も市の職員も、ある意味で麻痺してしまっている。外から来た人の利点は、第三者のまっさらな目でまちをみられること。そういう目で見たものは、真実を捉えているはずです」

当初の派遣期間は1年だったが、鈴木氏は志願してもう1年延長した。「若手の会」などをつくって地域に溶け込んだ。財政破たんのまちの厳しさを肌で感じた。

10年4月、派遣期間を終え、後ろ髪を引かれる思いで東京に戻った。すると内閣府の「地域主権戦略室」に出向となった。夕張市の参与としてアドバイザーを務めたが、市長選にでるとは夢にも思っていなかった。


選対事務所で支持者に手荒い祝福を受ける ©財界さっぽろ
自称「泡沫候補」が日本一貧乏なマチの市長に
10年11月、鈴木氏は新千歳空港でイベントやボランティア活動で知り合った仲間から、夕張市長選への出馬要請文を受け取り、立候補を表明した。当時の支援者はたった7人。当初は自らを「泡沫候補」と考えていた。

当時、自民党、公明党、みんなの党が推薦したのは元衆院議員の飯島夕雁氏。本来なら民主党支持層だった夕張市農民連絡協議会の支援も取り付け、元自民幹事長の武部勤氏や俳優の杉良太郎氏も応援に駆けつけるなど、盤石の体制で組織選挙を展開した。

前回選挙で3000票以上を獲得した羽柴秀吉氏も、悲願の“国取り”を目指し出馬。夕張では抜群の知名度を誇り「炭鉱時代の生活に戻してやるからな」というキラーフレーズで高齢者からの人気を集めていた。

鈴木氏は当初、この2人の候補を追う立場だった。とった作戦はさわやかな風貌から想像できないほどの“どぶ板選挙”だ。

学生時代にボクシングで鍛えた体力と若さを武器に、とにかく市民と顔を合わせた。当時の夕張の全世帯約6000世帯のうち、延べ5700世帯以上の人たちと会話をしたという。

さらに強力な援軍も現れた。前市長の藤倉肇氏が鈴木氏を後継指名したのだ。市職労も支持を表明し、古巣の都庁から当時副知事だった猪瀬直樹が応援に駆けつけた。

鈴木氏の勢いは止まらない。現職都知事の石原慎太郎氏までもが登場したからだ。

「市民にとってはテレビでしか見たことのない大スター。夕張に現れたときは『本当に来た!』と驚きと歓喜が渦巻いていた。鈴木陣営はホッとしたのでは。どちらかというと羽柴さん寄りだった高齢者の人たちも『もしかしたら鈴木さんは、すごい人なのかもしれない』と思いはじめたのは、間違いなく石原さんの“来夕”がきっかけだった」(夕張市関係者)

迎えた11年4月24日の投票日。鈴木氏の選対事務所に集まったあふれんばかりの支援者たちは、開票速報に目をこらした。投票率は82・67%を記録。プロ野球中継を映していた鈴木選対事務所のテレビ画面に、当確を知らせる速報が流れたのは午後9時過ぎのことだった。

鈴木氏は当選翌日、本誌のインタビューで選挙戦をボクシングに例えて次のように振り返った。

「相手はみんな有名選手で私はデビュー戦。自分自身がどういう選手であるかわからないままリングに上がった感じです。ただ、練習は地道にやっていたことで、最後は体力勝負になり、判定勝ちしたというところでしょうか」

1375名無しさん:2020/10/01(木) 20:11:14
>>1374

【特別掲載】高卒都職員が540万道民のニューリーダーになるまで #鈴木直道 知事の“光と影”(後編)

2020年07月31日 15時00分
月刊財界さっぽろ本誌記事 鈴木直道 北海道 東京都 夕張市 高橋はるみ 菅義偉 吉川貴盛 長谷川岳 石川知裕 創価学会 公明党 ニトリホールディングス
財界さっぽろ編集部

新型コロナウイルス感染症対策で評価を高め、地元紙調査では仰天の「支持率88%」を叩きだした鈴木直道知事、39歳。間もなく不惑を迎える鈴木氏は今や将来の総理候補の1人にすら数えられているが、必ずしもその人生は順風満帆なものではなかった。

財界さっぽろ2020年5月号(4月15日発売)では、鈴木氏の代名詞である“ピンチをチャンスに”変えてきた、その足跡を特集「鈴木直道の“光と影”」として報じた。ここでは「財界さっぽろオンライン」リニューアル記念として、同特集から5本の記事を前後編に分けて再編集。今回は後編となる。


2011年夕張市長選当選後、本誌のインタビューに答える鈴木氏 ©財界さっぽろ
夕張市長(2011〜19)2期8年の奮闘
「“課題先進地域”“モデル地区”として先手を打って政府に対応を求めるのが鈴木知事のスタイル。法的根拠のない緊急事態宣言をいち早く出し、翌日は首相官邸で安倍晋三総理に北海道の窮状を訴えた」

ある政府関係者はそう語る。鈴木氏がこうした政治手法を培ったのは、夕張市長時代だった。

就任後、すぐに取りかかったのは市役所改革だ。いきなり職員の6割を異動させた。これには役所内から不満が噴出したが「前例主義、諦めムードから脱却し、新たな発想を生むためには不可欠」だとして大規模な人事異動を実行した。

さらに副市長職も廃止。これに相当する職員を道と東京都から派遣してもらい、夕張の支出をゼロに抑えながら、熱望していた“よそ者”を迎え入れることができた。

鈴木は夕張市長時代、本誌のインタビューで次のように語っていた。

「260人いた職員は半分以下の約100人まで減り、18人いた市議も9人に半減させ、報酬も40%カットした。部長、次長、課長など、管理職と呼ばれる人が50数人いたのが、たったの3人に。市役所内は係長以下ばかりになり、管理職経験のない職員が『明日から課長をやれ』といった具合で、給料は安いのに仕事と責任はケタ違いに増えた。そんな中で職員が本当に頑張ってくれているんです」

自身の給与も70%カット。退職金なし、交際費もなし。月額25万9000円の給与は全国の市長の中で最も安い金額だった。

市民との直接対話も制度化。「市長と話そう会」を立ち上げ、5人以上で集まった市民に要請されれば、365日24時間、直接出向いて話を聞きに行く。

「市民が抱く疑問や不満に対し、現在どうなっているのか、改善の可能性はあるのか、不可能であるならそれはなぜなのか、どうしてこういう問題が起こったのか……といったことをきちんと説明するのは大切なことだし、私の責任でもある。いくら感情的になっている人でも、たいてい1時間もすれば落ち着き、3時間も話せばお互い理解し合えるところは理解するし、できないことでも、それならばどうすればいいのかと発展的な話ができるものだ」

鈴木氏は自書「夕張再生市長」の中で、そうつづっている。

「コンパクトシティ計画」の具体化は、“課題先進地域”を全面に打ち出し、国や企業から支援を引き出す“鈴木流”の原点とも言える。人口減少を前提として、公営住宅を始め商業施設、医療施設を市の中心部に移そうとする計画は、合理的なようで、住民感情などもあり実現は難しい。

まず公営住宅の53%が集中し、将来の都市拠点となる清水沢地区で、住宅の建て替えによる住環境の改善を始めた。

1376名無しさん:2020/10/01(木) 20:12:26
>>1375

バリアフリー型の無落雪住宅を建設。家の前に庭をつくり、見守り機能も持たせた。この住宅は優れた公的賃貸住宅を表彰する「北の地域住宅賞」で、最高賞の知事賞に選ばれた。

「今年の冬はこれまでの人生でいちばん暖かかった」

古い住宅からこの市営住宅に移り住んだ90代の男性が、鈴木氏にそう語りかけたという。フットワークの軽さを象徴したのが、夕張メロンの輸出促進だ。13年7月末から8月にかけて、鈴木氏は夕張市農協から無償提供を受けたメロン50個を手にカタールを訪れた。

さかのぼること12年1月、東日本大震災で被災した東北3県の子どもたち700人が、夕張を訪れた。これはカタールが被災地に寄付した1億ドルをもとに創設された「カタールフレンド基金」が用いられて実現したことだった。

このときできた縁を生かし、将来的な夕張メロンの輸出につながることも期待してカタールに渡った。

現地の王族たちに市長自ら特産物をアピールする。その姿は日本でも多く報じられた。それを見たアメリカの食品企業の関係者が夕張を訪れ、メロンの輸出をしたいと申し出てきた。

そして14年6月、夕張メロン50年以上の歴史で初めて、本格的な輸出がスタートした。


カタールへの夕張メロン売り込みで高橋はるみ氏(中央)にメロンを手渡す鈴木氏(左)。右はJA夕張市組合長の加藤春之氏(2013年5月) ©財界さっぽろ
企業版ふるさと納税でトップ営業
鈴木氏は市民との対話とともに、実務的な課題では官房長官の菅義偉や総務大臣の高市早苗を始め、中央の政治家、官僚に談判し、成果をもぎ取ってきた。

その最たるものが、113億円の新規事業を盛り込んだ財政再生計画の抜本見直しだった。

「抜本見直しは市役所内でさえも不可能とみられていました。しかし、鈴木さんは政権とのパイプを背景に、有識者、さらにはマスコミまで巻き込んで、17年に実現しました。そのときは厳しい夕張の現状をこれでもかとアピールして、抜本見直しを国から引き出していました」(市役所関係者)

これにより、拠点複合施設の整備、認定こども園の開設といった事業が新たに進められることとなった。

鈴木氏が築いてきた人脈は企業版ふるさと納税にも生かされた。ニトリホールディングス、夕張に生薬畑を持つ漢方薬大手のツムラ、菓子製造のホリ、共立測量設計、学習塾道内大手の練成会。この5社による寄付額は約8億6700万円にものぼる。いずれも“トップ営業”による成果だ。

高齢化率全国一、唯一の財政再生団体――こうした負のブランドを「課題先進地域」「モデル地区」というように、見せ方を変換することで、国の支援を勝ち取る。

JR石勝線夕張市線の「攻めの廃線」も、JR北海道が単独維持困難線区を発表する前に、先手を打ったものだ。廃線にいち早く同意することで、7億5000万円の支援を取りつけた。夕張を“モデル地区”として、他の地区での廃線同意を引き寄せたいJRの思惑をくすぐった。

大胆なタイプに見える鈴木氏だが、ある道庁関係者は「実際の姿は石橋をたたいて渡るようなタイプだと思います。人間関係も同じで、本心を明かしている人は、かなり限定しているでしょう」と話す。

実際、再生計画の抜本見直しも、攻めの廃線も、サプライズだと感じた発表の数年前から練りに練ったものだった。

今回の新型コロナへの対応をめぐっても「かなり細かなところまで鈴木さん本人が国と相談しながらおこなっている」(道庁関係者)という。

一方で、市長時代に達成できなかったこともある。例えば鉄道と一般道路の両方を走れる「DMV」の導入だ。全国初の営業運転を目指し、試験走行までこぎ着けたが、その後はトーンダウン。JR夕張支線が廃止となり、構想は立ち消えとなった。

石炭に変わる新たなエネルギー事業として大きく期待されていた天然ガスの一種である「CBM」(炭層メタン)の活用事業も、断念するに至った。

1377名無しさん:2020/10/01(木) 20:12:52
>>1376


かつて鈴木氏は、夕張にはCBMというメタンガスが77億立方㍍ほどあり、国内生産量の2年分が眠っていると語っていた。

一般家庭はもとより、企業や農家など、街全体で活用する“エネルギーの地産地消”を提唱し、17年9月には国内初の生産試験をスタート。だが、実際のガスの生産量は想定の3分の1以下だった。

夕張はあくまで財政再生団体。補助金や企業版ふるさと納税で得た財源で進めていたCBMの事業化だったが、これ以上のコストはかけられないと判断。18年に試験現場は埋め戻された。

昨年2月28日、鈴木氏は夕張市長を退任した。

最後の退庁時、鈴木氏は涙ぐみながら「私の政治の原点は夕張。みなさんが私を育ててくださいました」と、黄色いハンカチを手にする市民に別れの言葉を送った。


黄色いハンカチを手にする市民に送られて庁舎を去る鈴木氏(2019年2月) ©財界さっぽろ
針のむしろでも覚悟の知事選出馬
「お金を失うことは小さく失うことだ。名誉を失うことは大きく失うことだ。しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ」

鈴木氏にとっての座右の銘だ。知事選出馬の会見でもこの言葉を口にし、決意と覚悟をにじませた。

実は会見の前日まで、自民党道連は候補者選考をめぐり、揉めにもめていた。

18年12月15日、知事だった高橋はるみ氏は5選不出馬を表明した。かねてから自民党道連会長の吉川貴盛氏、会長代行の長谷川岳氏は、鈴木氏を知事選候補に推していた。

その根拠が党本部が実施した世論調査。鈴木氏は知名度があり、支持率も高い。“勝てる候補”と踏んだ。

理由はもう1つある。

鈴木氏が官房長官・菅義偉氏の意中の候補とされていたからだ。菅氏と鈴木氏は法政大学の先輩・後輩の関係。菅氏は市長時代から鈴木氏を何かとかわいがっていた。

吉川氏は菅氏のご意向を過剰なまでに“忖度”したとみられる。そのため、自民の候補者選考は“鈴木ありき”で進められていたと言っても過言ではない。


吉川貴盛氏(右)の政経セミナーに出席した官房長官の菅義偉氏(2016年10月) ©財界さっぽろ
ところが、そうは問屋が卸さない。

鈴木氏の擁立に道内の首長たちが反発した。吉川氏は道市長会や道町村会のトップに理解を求めたが、話し合いは平行線をたどった。

これまでの過程で、ないがしろにされていた道議たちも動き出す。吉川氏宛に道議の意見を聞く場を求める要望書が提出された。

当時、鈴木氏以外に候補にあがっていたのが、国土交通省北海道局長の和泉晶裕氏だった。

長谷川氏は道議たちを前に「和泉氏に意志を確認したが、知事選出馬の可能性は、100%ない」と断言した。

道議たちは、和泉氏は環境が整えば出馬の可能性があると踏んでいたため、この発言は火に油を注いだ格好に。吉川、長谷川両氏と多くの道議との亀裂が深まった。

道内選出の自民国会議員のほとんども、和泉氏擁立で動き、そこに経済界も加わった。

吉川氏は1月27日の道連役員会で、鈴木氏への一本化を図るも断念。鈴木、和泉両氏への意向調査が決まった。

和泉氏が2月1日に退官する噂も出始め、吉川氏は焦ったに違いない。このとき鈴木氏も、針のむしろに座る状態になった。


公明党北海道本部に推薦を要請し同本部を後にする鈴木氏(2019年2月) ©財界さっぽろ
菅氏が創価学会に支援を依頼?
ここで、業を煮やした菅氏が動き出す。1月29日、創価学会の選挙担当副会長が極秘裏に北海道を訪れ、道内の公明党幹部に鈴木氏の支援方針を伝えた。

「こうした創価学会の動きは菅の意を酌んでのものだと言われている」(政界関係者)

時をあわせるように、鈴木氏は1月29日、知事選出馬の意向を固め、2月1日に記者会見を開くと突如表明した。

意向調査前に不意を突かれた和泉派の面々。がく然としたことは想像に難くない。

和泉氏は結局、1月31日になって支援メンバーに知事選不出馬の意向を伝えた。

鈴木氏は会見後、すぐさま公明党北海道本部に向かった。推薦を要請し、同党はいち早く決定した。こうした公明の電光石火の対応は、異例中の異例だった。

知事選は鈴木氏と、野党系が推す元衆院議員・石川知裕氏の一騎打ちとなった。

結果は鈴木氏が162万票あまりを獲得。石川氏に約66万票の差をつけて初当選を飾った。


事務引き継ぎを控えて笑顔の高橋はるみ氏(右)と鈴木氏(2019年4月) ©財界さっぽろ
初登庁の4月23日、息子の年齢ほどの新たな“あるじ”を、道職員たちが1階ロビーで出迎えた。

花束を受け取った鈴木氏は、エレベータを使用せず、階段をさっそうと駆け上がっていった。

道幹部は「さすが、やっぱり若いねぇ」と苦笑いを浮かべながら、全国最年少知事の背中に視線を送っていた。

1378チバQ:2020/10/11(日) 23:06:41
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-469553.html
釧路市長選、3氏が第一声
2020/10/11 10:42北海道新聞

釧路市長選、3氏が第一声

左から鶴間秀典氏、松永俊雄氏、蝦名大也氏

(北海道新聞)

 任期満了に伴う釧路市長選が11日告示され、いずれも無所属で、元釧路市議の新人鶴間秀典氏(46)、元釧路市議の新人松永俊雄氏(71)=共産推薦=、4選を目指す現職蝦名大也氏(61)が立候補を届け出た。3人による選挙戦は2012年以来、8年ぶり。3氏はそれぞれ市内で第一声を上げ、遊説や街頭演説に出発し、選挙戦がスタートした。投票は18日で即日開票される。(届け出順)

■10年後、人口20万人に 鶴間秀典氏(46)=無新



 志ある皆さんが僕を応援してくれた。皆さんのおかげでここまでたどり着くことができた。このまちを変えたい、そういう思いで集ってくれた。その思いがいま、声なき声に火をつけようとしている。

 いまの市政、本当にこのままでいいのだろうか。市の人口は16万6千人。10年前と比べて、2万人減少した。推計値よりも少しいいから、それで仕方ないんだという市長で本当にいいのだろうか。

 10年後に人口20万人を目指すという公約を掲げた。そのために4年間でIT企業10社の誘致、18歳までの医療費無料化、出産一時金、外国語指導助手(ALT)の全校配置、IT教育など看板となる政策で住みたいと思えるまちをつくっていきたいと考えている。10年、20年先を決める大事な選挙。必ずこの釧路を皆さんと一緒に変えてみせる。(栄町5)

■食品製造で全道一に 松永俊雄氏(71)=無新



 観光に偏る市の投資を改め、食品製造で全道一のまちを目指す。市水産加工振興センターを建て直し、魚だけでなく、農作物を使った食品加工に力を入れる。こうしてできた食品をトップセールスで売り込み、国内のみならずアジアへ釧路ブランドの販路を広げる。

 釧路の福祉制度は他都市に比べて劣っている。高校卒業まで入院・通院の医療費を無料化するほか、5万円の出産祝い金の創設、介護保険料や高齢者施設の利用料の負担を軽減するなどして、子育て世代の若者と高齢者が安心して住み続けられるまちをつくる。

 市民の意見が反映されない市政運営が続いてきた。長く市議を務めた経験を生かし、各地に出向いて市民の声を聞き、市政に生かす。新型コロナウイルス対策では、PCR検査体制を抜本的に拡充するほか、全市民に1人5千円の商品券を配る。(松浦町10)

■雇用守り経済活性化 蝦名大也氏(61)=無現



 市長として多くの皆さん、管内の町村に支えてもらい、一体となってまちづくりを進めてきた。一つ一つの課題を真剣に考え、現場の声を聞いた。将来へ見通しをつける4年間の時間をいただきたい。まちの発展には雇用を守り、つくらなければいけない。経済活性化に思い切り取り組む。

 一昨年、人口が苫小牧に抜かれた。今度は帯広と言われる。人口減少は経済構造とリンクしている。経済を進めることが重要で、しっかりした子育て環境も必要だ。さまざまな基盤をつくりたい。まちにあるすべてが財産。その財産を生かしてプラス成長を目指す。

 市の課題だった財政問題は、市民に負担をかけたが解決した。今がステップアップへのスタート地点。いまいちど私にかけてほしい。まちのすべての会社、人がパワーを持てる施策を進めるため力をいただきたい。(大町1)

1379チバQ:2020/10/20(火) 18:50:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3831853e818d8558b4340675293c79361869ea2
釧路市長選挙、現職の蛯名氏が4選
10/19(月) 9:08配信
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北海道放送(株)
 任期満了に伴う釧路市長選挙は18日、投開票され、現職の蝦名大也(えびな・ひろや)氏が4回目の当選を果たしました。

 蝦名氏は、衆議院議員秘書や道議会議員を経て2008年の市長選で初当選しました。4期目を目指した今回は、人口減少対策や雇用の拡大を訴え、ともに無所属で新人の元釧路市議の2人を破りました。

 「責任の重さを痛感している。さまざまな市民生活を守り、発展させていくことが使命」(4選を果たした蝦名大也氏)

 投票率は43.66パーセントで、過去2番目に低かった前回を6.63ポイント上回りました。
北海道放送(株)

1380チバQ:2020/10/20(火) 18:52:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/472460/
釧路市長選 4選・蝦名氏、新人の猛追許す 多選、人口減少の不満が背景か
10/20 05:00

4選を決め、事務所に集まった国会議員や市町村長の前であいさつする蝦名大也氏(右)=18日午後10時30分、釧路市内(小松巧撮影)
 【釧路】18日投開票の釧路市長選で、4選を果たした現職蝦名大也氏(61)に対し、元釧路市議の新人鶴間秀典氏(46)が2万4千票近くを得て、約6千票差まで詰め寄った。多選批判に加え、人口減少に歯止めのかからない市政への不満が背景にあるとみられる。
 「厳しいな、厳しい」。19日朝、当選から一夜明けても、蝦名氏の陣営幹部の顔は険しかった。政党推薦は受けないものの、自民、立憲民主、公明の各党や、新党大地の国会議員や道議らの支援を得た選挙戦。蝦名氏が「あり得ないほど素晴らしい体制」と誇る中、共産党推薦候補との一騎打ちだった前回2016年より約9千票減らした。
 一方、鶴間氏と新人松永俊雄氏(71)=共産党推薦=の合計得票は蝦名氏を約2千票上回った。市財政の再建など3期12年の実績を訴えたものの、「多選批判やマチの先行きへの不透明感といった空気があった」と蝦名氏自身も認める。
 北海道新聞の出口調査では、公約に「10年後の人口20万人」を掲げた鶴間氏に、前回蝦名氏に投票した有権者の3割が流れた。共産を除く各党支持者の2〜4割が鶴間氏に投票したと回答。重視した政策として「人口減少対策」を選んだ有権者は、鶴間氏に投票した人が蝦名氏より多かった。
 総務省発表の1月1日時点の人口動態調査で、釧路市の減少率は全国平均0・24%を大きく超える1・34%。市内人口は年2千人規模で減り、9月末で16万6089人と年内にも帯広市に抜かれる可能性がある。
 蝦名氏は若年層の転出抑制のため、無料経営相談拠点の開設など雇用と経済を重視し、社会減は改善しつつあるが、増加にまで至っていない。鶴間氏がこうした停滞感の受け皿となったといえる。(相川康暁)

1381チバQ:2020/10/23(金) 09:55:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab4aa9a1b65ab1035be34460e1585fd8e9653648
道内13自治体、過疎指定除外も 自民が新法検討 財政支援打ち切り
10/22(木) 6:20配信
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支援前提の事業、中止に追い込まれる恐れも

過疎新法で対象から外れる見通しの道内市町村
 来年3月末に期限切れとなる過疎法に代わる新法案で、道内で最大13市町村が財政支援措置を受けられる「過疎地域」の指定から外れる見通しであることが分かった。自民党は議員立法による新法を検討しており、指定要件となる人口減少率などの基準を変更する案が有力なためだ。来年の通常国会に法案を提出する。指定を外れる市町村は国の支援を前提に事業を計画しており、財源不足で事業中止に追い込まる恐れもある。

 自民党などの試算で明らかになった。過疎地域は人口の減少率と財政力の弱さで決まり、指定された市町村は国が返済額の7割を負担する過疎対策事業債(過疎債)を発行できる。道内179市町村のうち、現在、約8割の149市町村が指定されている。
自民議員「卒業できる自治体には卒業してもらう」
 現行法では過疎地域について、人口減少の起点となる「基準年」を地方から都市部への人口流出が進んだ1960年とする。一方、自民党過疎対策特別委員会が議論する新法案は《1》人口流出がいったん収束した75年《2》過疎地域の人口減少率が最小だった80年―のどちらかを検討。いずれを基準年としても、道内は60年と比べ減少率が小さくなる。

 75年の場合、道内で富良野市や後志管内ニセコ町など12市町村、80年の場合は空知管内月形町が加わった13市町村が過疎地域から外れる見込み。新たに指定される道内市町村はない。「都市部でも人口減少が起きている。卒業できる自治体には卒業してもらう」(同委メンバー)としている。

1382名無しさん:2020/11/06(金) 00:18:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/42297841e7e5d8eafbc97c205c9fb3db242f8881
速報 北海道、初の100人超えで119人 札幌市も最多の93人…5日の新型コロナウイルス感染確認
11/5(木) 10:22配信

 5日、北海道の新型コロナウイルスへの新たな感染確認が、初めて100人を超える119人となりました。このうち、札幌市も最多の93人です。

 鈴木知事と札幌市の秋元市長は4日の緊急会談で、繁華街ススキノの飲食店などに営業時間の短縮を要請することで一致しました。初の100人超えで、対象となる業種や時間帯、支援金を支払うかなどの詳細の詰めを急ぎ、要請を早めることになりそうです。

北海道放送(株)

最終更新:11/5(木) 15:28
HBCニュース

1383チバQ:2020/11/25(水) 14:15:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37d9fd2ce0b5a9a0cb5977385ecea6e93c64ae1
北海道議「国がアイヌ甘やかしている」 訂正の意向示す
11/25(水) 13:23配信

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朝日新聞デジタル
北海道庁=2020年10月

 北海道議会の道見泰憲道議(自民党・道民会議)が24日の環境生活委員会で、道のアイヌ民族の施策について質問した際、「アイヌの人々を甘やかしているのは国であり道であり、アイヌの人々自身ではないか」などと発言した。他会派の道議から発言を問題視する声が上がり、道見道議は発言を「訂正する」としている。

 道見氏はアイヌ民族とそうでない人々との間の格差解消などのための道の施策について、「格差解消のための施策を続けているのに格差が縮まらないのは政策に問題がある」と指摘。同時に「支援のスパイラルから抜け出したくない思いがアイヌの人々や道に見え隠れしているのではないか」と発言した。「このまま利権としてしか扱われないのであれば、アイヌ文化の末路は消滅でしかない」とも述べた。

 質問後、民主・道民連合の道議が発言を問題視し、委員会理事会で協議。自民・道民会議は25日の会合で、具体的な発言を特定せずに、所属議員の発言のあり方について注意したという。

 道見氏は25日、朝日新聞の取材に対し「『甘やかす』との発言は、趣旨を変えない形で訂正したい」とした一方、「施策の問題点を指摘したのであり、間違ったことは言っていない」とも話した。道見氏は札幌市北区選出で現在2期目。

 政府はアイヌ民族を「先住民族」と明記したアイヌ施策推進法を昨年5月に施行。同法ではアイヌ民族の差別を禁止し、アイヌの伝統を守り発展させる施策を国や自治体の責務としている。今年7月には北海道白老町にアイヌ文化をテーマにした初の国立施設「民族共生象徴空間」(愛称・ウポポイ)が開業した。(斎藤徹)

朝日新聞社

1384チバQ:2020/12/11(金) 10:27:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d1e17842faab85d7eb95b29f0654c1e75337c0
自民道議、対アイヌ民族施策は「甘やかしている」…「過保護にしている」に訂正
12/11(金) 7:05配信



 自民党・道民会議の道見泰憲北海道議は10日の環境生活委員会で、過去の同委で、道のアイヌ民族への施策に対する質疑の中で自らが述べた「甘やかしている」との発言について、「過保護にしている」に訂正した。

 この日の同委で、道見氏が発言の訂正を申し出て、荒当聖吾委員長が了承した。道議会事務局によると、今後公表される議事録に反映される。

 発言があったのは、11月24日の同委。「道アイヌ政策推進方策」の検討状況に関する質疑の中であった。問題視した別の道議が訂正を求めていた。

 道見氏は読売新聞の取材に「より適切な言葉に訂正した」と話した。

1385チバQ:2020/12/17(木) 11:52:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/932c466ae45e841b7bdc4d8a3b4da5db6fbe4082
町議提案の"核抜き条例案"議長裁決で「否決」…文献調査進む寿都町 島牧村は条例成立
12/17(木) 11:40配信
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UHB 北海道文化放送
 "核のごみ"の最終処分場選定に向けた文献調査が行われている北海道後志の寿都町。核のごみの持ち込みを拒否する条例案が議会に提案されましたが、否決されました。

 寿都町議会では、議員4人からいわゆる"核抜き条例案"が提出されました。

 条例案は"核のごみ"を持ち込まないことや、調査の第2段階にあたる「概要調査」に進む前に住民投票を行い、結果を尊重することを町に義務付けるものです。

 その後採決が行われ、議長をのぞく8人は賛成・反対が4人ずつでしたが、最後は議長裁決で否決されました。

 一方、文献調査が行われている寿都町と神恵内村に隣接する自治体では、核抜き条例の制定を目指す動きが続いていて、島牧村では15日条例が成立しています。
UHB 北海道文化放送

1386チバQ:2021/02/18(木) 14:01:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/512680?rct=n_politics
<政官ウオッチ>夕張危機 見えぬ指導力
02/18 10:05
 夕張市内でスキー場やホテルを運営する夕張リゾート(夕張)が、札幌地裁から破産開始決定を受けて3日後の今月4日。
 「スキー場やホテルが再開されるよう、先方になりふり構わず働きかけるべきだ」。初開催された厚谷司市長の市政懇談会「あつやトーク」で出席者が市長に迫った。市長は「何もしていないわけではない」と釈明したが、市民の不満の高まりを感じた。
 市内の経済人も「市長は何をやっていたんだ」と怒りをあらわにする。市が事前に経営状況把握に努めていれば、「(滞納している)水道料金は目をつぶるから、スキー場だけでもオープンしてもらえないか」といった交渉をすることができたと考えるからだ。結果は同じかもしれないが、動きが見えないことが腹に据えかねるという。
 厚谷市長に対しては、市役所内部からも「リーダーシップが欠けている」などの声が漏れる。夕張リゾートの破産に加え、市内ではマルハニチロ夕張工場が3月末で閉鎖するなど、雇用・経済環境は厳しさを増している。マチの浮沈を左右しかねない危機にいかに向き合い、行動するか。その結果が問われる局面だ。(志村直)

1387チバQ:2021/02/25(木) 11:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/61e18c89782e517dea20eef54ee325a350d96457
北海道・寿都町漁協 全役員辞任 「核ごみ」で対立表面化
2/25(木) 9:38配信
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寿都町漁協と文献調査を巡る主な動き
 【寿都】原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む後志管内寿都町の寿都町漁協(正組合員110人)で、一戸広良組合長(72)ら役員8人全員が今月辞任していたことが24日分かった。正組合員61人から役員の改選請求が出され、体制刷新を余儀なくされた。背景には経営悪化への不満に加え、役員だけで片岡春雄町長による文献調査応募を支持する姿勢を決めたことへの反発もあり、原子力発電環境整備機構(NUMO)と町民の「対話の場」の開始時期にも影響を与えそうだ。

 同漁協では昨年12月、木村親志前組合長(62)が経営悪化の責任を取る形で辞任し、筆頭理事だった一戸氏が組合長に就任した。ただ組合内では、木村氏を除いた理事6人と監事2人の役員だけで新組合長を決めたことへの不満が拡大。一部の組合員が今月1日、役員の改選を求める61人分の署名を提出。これを受け、13日付で全役員が辞職した。

 一方、片岡町長が文献調査への応募検討を表明した昨年8月以降、同漁協内では応募の是非を議論する場が一度も設けられず、片岡氏支持の姿勢を強めた執行部への不信感が高まっていた。関係者によると、片岡氏が誘致を目指す洋上風力発電が漁業に与える影響を懸念する声も根強く、昨年12月の臨時総会では執行部批判が噴出していた。

1388チバQ:2021/03/04(木) 09:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/54eb397bc01bcb7901f4b0a5f9b311e4c25f4746
核ごみ巡り、対立続く寿都町 調査前に住民投票実施へ
3/4(木) 9:02配信
 国の「核のごみ(原発から出る高レベル放射性廃棄物)」の最終処分場選定を巡り、北海道寿都町の町議会特別委員会が3日、住民投票条例の修正案を賛成多数で可決した。同町では選定プロセスの第1段階の文献調査が始まっている。修正案では、第2段階の概要調査の前と第3段階の精密調査の前にそれぞれ、調査を続けるかどうかの賛否を住民投票で問うとしている。
 片岡春雄町長は2日開会の町議会定例会で、精密調査の前に住民投票を実施するとした条例案を提案。3日に町議9人全員が出席する特別委で審議された。そこで小西正尚議長が、概要調査の前にも住民投票を実施するとした修正案を提案した。いずれの案も住民投票は文献調査の後となる。「核のごみ」に反対する議員はさらなる審議を求めたが、修正案は委員長を除く5対3の賛成多数で可決された。近く本会議でも審議され、可決される公算が大きい。

 寿都町では片岡町長が昨年8月に文献調査への応募検討を表明し、反対派の町議や住民を押し切る形で10月に正式に応募。11月に全国初の調査が同じ道内の神恵内村と同時に始まった。

 寿都町では、「核のごみ」反対派の住民が文献調査応募の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて署名を集め、昨年11月に条例案が町議会に提案されたが否決された。その後も反対派の一部が町議会の調査賛成派へのリコール(解職請求)を検討するなど対立が続く。

 3月3日の町議会特別委でも対立が続いた。片岡町長は新たな住民投票条例案について「町民の不安を和らげる」と提案理由を説明。ただ、住民投票を行うのは計6年間の文献調査と概要調査が終わった後だ。「核のごみ」反対派の町議は「町民が一番安心するのは文献調査を取り下げることだ」「(今秋に)町長選がある。いま条例案を決める意味がなく、廃案にすべきだ」などと主張した。

 特別委の開始から約1時間半後、文献調査を容認する立場の小西議長が修正案を提案。小西氏は、文献調査への応募は「町長の権限」としつつ「文献調査後に民意を問う必要がある」として、修正案で概要調査前にも住民投票を実施する文言を追加した。

 修正案の議論は1時間に満たず、反対派が「採決はだめだ」と声を上げるなか、特別委の木村真男委員長が採決。委員長を除く賛成5反対3人で修正案が可決された。以前は文献調査に反対した町議1人が今回は賛成に回った。

 核のごみについては、「受け入れ難い」とする道条例が2000年に制定されており、鈴木直道知事は概要調査の前に国に意見を聴かれれば反対する姿勢を示している。知事が反対すれば次の段階に進めないことになっている。(伊沢健司)
朝日新聞社

1389チバQ:2021/03/12(金) 22:10:02
https://digital.asahi.com/articles/ASP3C6RXZP3CIIPE01Y.html?pn=5
自民党北海道連の会長選び混迷 対立表面化で3週間空席
会員記事

松尾一郎

2021年3月11日 23時00分
 自民党北海道連の次期会長選びが難航している。昨年12月、会長だった吉川貴盛元農水相が現金供与疑惑の発覚後に辞任。後任の橋本聖子参院議員は2月、急きょ東京五輪・パラリンピック組織委員会会長となり離党した。総選挙を控え、候補者調整などに力を持つ会長は約3週間も空席だ。道連内の対立が会長選びで深刻化し、混迷が収まらない。

 3月10日、東京・永田町の自民党本部の会議室に道選出の自民党国会議員11人が顔をそろえた。会長を内定するための会合だったが、それぞれの主張は平行線で激しい言葉が飛び交った。昼の会合では結局結論が出ず、夕方に再開。午後7時半過ぎに会見した道連会長代行の武部新・衆院議員は「(次期会長の)選任には至らなかった」と語った。

 現在候補とされるのは、当選4回のベテランでかつて道議や釧路市長、そして道連会長を3期務めた伊東良孝衆院議員(72)と、当選1回だが、道知事を4期務めた経験がある高橋はるみ参院議員(67)だ。

 なぜ2人が候補として浮上し、今もまとまらないのか。混迷のきっかけは、昨年12月に判明した吉川貴盛元農水相の疑惑だ。

ここから続き
 当時道連会長だった吉川氏は大手鶏卵業者からの現金供与疑惑が発覚し、体調不良を理由に道連会長を辞任。その後衆院議員も辞職し、収賄罪で在宅起訴された。

 吉川氏は当選同期で安倍政権の官房長官を長く務めた菅義偉首相と近く、近年は国とのパイプ役として道連内で勢いを強めた。吉川氏に近かったのが、道連会長代行の武部氏や長谷川岳・参院議員だ。一方、高橋氏は吉川氏と距離を置く国会議員や道議に近い。2019年の知事選では、菅氏の総務相時代から親しい鈴木直道・夕張市長(当時、現知事)の擁立に動いた吉川氏らと、別の官僚を推した道議や高橋氏、橋本氏らが対立した。

 この対立が吉川氏の辞任後に噴出した。同氏の後任会長選びでは武部氏を推す声が出たが、吉川氏と対立した勢力は橋本氏を擁立。結局、武部氏が引く形で橋本氏が会長に就いた。だが橋本氏が五輪組織委会長に転じ、対立が再燃した。

 橋本氏の後任として浮上したのは武部氏と、橋本氏に近い高橋氏だった。採決で決めれば対立が深刻になる可能性があり、高橋氏と知事時代から親交がある伊東氏が候補として浮上。武部氏は10日の会見で「『伊東先生でまとまらないか』との思いから、私が手を下ろして伊東先生を推薦した」と明かした。

 しかし、高橋氏を支持する議員らはこの「一本化」に反発。道連副会長の中村裕之衆院議員は10日の会合で、武部氏の辞退により高橋氏の会長就任が内定した形になったと主張した。会合に先立つ8日には、八田盛茂・道連幹事長(道議)が記者団に、道議の7割弱は高橋氏支持だと主張。国会議員が高橋氏以外を会長に内定しても、道議が出席する道連総務会でその是非を議論するとし、伊東氏を推す武部氏らを牽制(けんせい)した。

 多くの道連関係者は「伊東さんがはっきりと『(会長を)やらせてくれ』と言えば、誰もノーといえない」とみるが、高橋氏らとの調整は難航している模様だ。武部氏らは来週にも道選出国会議員で開く会合に八田氏らを招き、国会議員が出す結論に同意を求める方向だが、なお混迷が続く可能性がある。(松尾一郎)

1390名無しさん:2021/03/13(土) 06:29:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a967526d3bff0ac4a1cac864275bf5a643f69e2d
鈴木直道・北海道知事が隠したい過去 「夕張リゾート」を中国系企業に売却、不可解な点が
3/13(土) 5:56配信
デイリー新潮
 コロナ対応で脚光を浴びた“知事”といえば、大阪の吉村府知事に次いで名前の挙がるのが、鈴木直道・北海道知事(39)。国に先駆けて「一斉休校」や「緊急事態宣言」に踏み込んだことも記憶に新しい。だが、このイケメン知事を巡っては、古巣「夕張市」から怨嗟の声が絶えないのだ。

 ***

 広大なスキー場を擁する「ホテルマウントレースイ」に人影は見当たらない。かつて客でごった返したエントランスは、140センチを超える積雪に埋もれていた。

 近隣の商店主が嘆息する。

「一番の稼ぎ時であるスキーシーズンに“夕張リゾート”が破綻してしまった。夕張観光の中心地がなくなって、市全体に与えるダメージも甚大ですよ」

 先のホテルやスキー場などを運営していた夕張リゾートは昨年末に休業を発表。今年2月1日に札幌地裁で破産手続きが開始された。いま、このリゾート施設を巡り、鈴木道知事の名が取り沙汰されているのだ。

 炭鉱の町として栄えた夕張市は2007年に事実上の“財政破綻”に陥った。その翌年に夕張市に派遣されたのが東京都職員だった鈴木氏。まもなく都職員を退職し、11年には市長選で初当選を果たす。市政関係者が打ち明けるには、

「鈴木さんが市長になってからも財政難は続き、学校や公共施設の統廃合も進みました。11万人を誇った人口も鈴木市長時代に8千人台まで落ち込んだ。そうしたなか、17年にホテルマウントレースイを含む四つのリゾート施設が、中国系企業・元大(げんだい)リアルエステートの子会社にたった2億円で売却されたのです」

 当時、市長だった鈴木氏と会見に臨んだ同社の中国人社長は、全従業員の雇用継続に加え、100億円規模の投資計画までぶち上げた。だが、その約束は果たされなかった。19年4月、元大グループはリゾート施設を香港系のファンドに約15億円で転売したのだ。

口約束
 ホテルの元従業員が言う。

「ファンドに転売されてからホテルの事業縮小が進み、コロナ禍も重なって従業員は4分の1に。スキーシーズンに巻き返そうと頑張ったものの、日本語も分からないオーナーが早々に廃業を決めてしまったのです」

 この問題を取材するジャーナリストの横田一氏は、

「つまり、鈴木知事は元大グループが10億円以上の転売益を稼ぐのに協力したとも言える。実は、17年当時から、元大グループが過去に長野県のスキー場を転売したことが問題視されていました。一方、中国系航空会社が10億円でリゾート施設の買収を持ち掛けたのに、市の担当者は選考委員にその事実を伝えず、元大グループありきで強引に売却話を押し進めた形跡もあります。さらに、市長だった鈴木氏は元大グループと転売禁止の契約すら交わしておらず、雇用継続や100億円の投資話についてもほぼ全てを口約束で済ませていた。それを反故にされては行政の対応としてあまりにもお粗末です」

 ホテル近くの居酒屋「鶴が亭」の店主・小山哲功氏は憤りを隠さない。

「正直、鈴木知事には腹が立ちますよ。こんな事態を招いた責任があるのに、説明も謝罪もない。そもそも、当時から“鈴木市長は元大から賄賂をもらったんじゃないか”という噂が流れるくらい不可解な売買だった。いま、夕張ではマルハニチロの工場閉鎖が決まり、シチズン子会社の工場でも希望退職者を募るなど、雇用問題も深刻です。中国系企業だけが利益を得るなんておかしいでしょう……」

 元道議の小野寺秀(まさる)氏も、

「本来は自民党をはじめとする保守派もきちんと批判すべき問題ですが、鈴木知事は菅チルドレンで、二階幹事長にも可愛がられているため、道議会で追及したのは共産党議員だけ。とはいえ、夕張再生をアピールして知事選に勝利したわけですから、鈴木知事は市民に説明を尽くすべきです」

〈ピンチをチャンスに〉をモットーとする鈴木知事。第二の故郷のピンチに頬かむりして逃げ回っては看板倒れという他ない。

「週刊新潮」2021年3月11日号 掲載

新潮社

1391チバQ:2021/03/13(土) 06:53:39
>>1390
>11万人を誇った人口も鈴木市長時代に8千人台まで落ち込んだ。
鈴木が就任した2011年の人口は11千人くらいですね。ミスリードさせる書き方は良くない。

1392名無しさん:2021/03/14(日) 17:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/f16c91aa3c95f48e4d8c4b2c740bd7c18edd2290
自民道連会長選び混迷 橋本聖子氏の後任…決裂発言まで出た対立
3/14(日) 7:15配信
毎日新聞
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会長就任で自民を離党した橋本聖子氏(56)の後任の同党道連会長選びが、混迷を極めている。会長不在は後に収賄罪で起訴された吉川貴盛元農相の議員辞職に端を発し、道連は信頼回復が急務だが、逆に内部対立を露呈している格好だ。

 10日に自民党本部で開かれた党所属国会議員の会合。「『決裂』などの激しい言葉が飛び交った」と関係者は明かす。名前が挙がったのは、前知事の高橋はるみ参院議員(67)と、会長を過去3期務めたベテランの伊東良孝衆院議員(72)。採決の是非を巡り収拾がつかず、16日に再度集まることになった。

 吉川氏の後任として会長に就いて間もない橋本氏が2月19日に離党届を出して以降、道連は秋までにある衆院選の体制構築に向け人選を急いだ。しかし、内部には2019年の知事選から続く対立が残っている。菅義偉首相と当選同期で急速に発言権を強めていた吉川氏に近い議員と、そこから距離を置く議員だ。橋本氏や高橋氏は後者寄りとされる。

 知事選では、吉川派が鈴木直道現知事の擁立に動き、反吉川派は別の官僚を推した。会長人事でも、吉川派が会長代行の武部新衆院議員(50)、道議を中心とした反吉川派は高橋氏でまとまり、対立が再燃。両者の会談では折り合わず、武部氏は分裂を避けるため、自身は身を引いて高橋氏の知事時代に会長を経験し親交のある伊東氏を立てようとした。

 だが、溝は埋まらない。高橋氏を推す議員は、武部氏の辞退により高橋氏が内定したと主張。10日の会合に先立つ8日には道連の八田盛茂幹事長が道議51人のうち7割が高橋氏を推しているとの調査結果を示し「道議会の意思を尊重してほしい」とアピールした。

 会長人事は国会議員が内定するが、最終的には道議も出席する総務会を通さねばならない。「伊東氏という結論が出ても東京に突き返す」と話す道議もいる。

 ある道連関係者は「双方の言い分は分かるが、着地点を探せず亀裂が深まれば、信頼回復は遠のくばかりだ」とため息をついた。【山下智恵】

1393チバQ:2021/03/21(日) 23:05:40
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP3P6T5YP3PIIPE01S.html
北海道史上3人目の女性首長、村長では初 留寿都村長選
2021/03/21 20:47朝日新聞

北海道史上3人目の女性首長、村長では初 留寿都村長選

北海道留寿都村長選で初当選を果たし、支持者から花束を贈られた佐藤ひさ子氏=2021年3月21日午後8時17分、北海道留寿都村

(朝日新聞)

 北海道留寿都村長選は21日投開票され、無所属新顔の前村議、佐藤ひさ子氏(62)が、無所属現職の場谷常八氏(71)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は1479人、投票率は81・74%(前回71・99%)。道内の女性首長は高橋はるみ・前北海道知事(2019年退任)、川野恵子・前東神楽町長(12年退任)に続いて3人目。村長では初めてとなる。確定得票数は佐藤氏が760、場谷氏が432。

 佐藤氏は、村職員としての行政経験と村政刷新を訴え支持を増やした。村の基盤となる観光業と農畜産業のブランド化などを公約に掲げた。

 佐藤氏は初当選を受け、「夢の中の気分です。後悔のないよう自分の人生をかけて立候補した。村長として留寿都村をリードしていきたい。未来につながる村づくり、ふる里づくり。子どもや孫に誇れる村政をつくっていきたい」と抱負を述べた。

 場谷氏は、雇用創出や風力発電事業など2期8年の実績を訴えたが、及ばなかった。

 村議補選(被選挙数1)も同日投開票された。

 留寿都村は北海道中央部にあり、洞爺湖町に隣接している山あいの村。人口約1900人、面積約119平方キロメートル。村のウェブサイトによると、村名はアイヌ語の「ル・スツ」(道が山のふもとにあるという意味)から名付けられたという。スキー場や遊園地、ゴルフ場があり、ルスツリゾートの名で広く知られている。

 コロナ禍前の2019年度の観光客数(入り込み総数)は137万人。観光業以外にも、歴史的には農業や畜産業が盛んな土地柄として知られている。(佐久間泰雄、松尾一郎)

1394チバQ:2021/03/24(水) 22:07:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/40d3fdb50b01b3f769cf873a36d70d45ea7982f4
コロナ感染判明の札幌市議 今月居酒屋で10人以上の会食に出席 北海道
3/24(水) 22:00配信
 24日、新型コロナウイルスの感染が判明した、札幌市議会の自由民主党議員会、三神英彦(みかみ・ひでひこ)市議は、今月中旬に地元・南区の居酒屋で開催された商工業関係者の会食に出席していたことがわかりました。
 会食には10人以上が出席していたということです。

 議会事務局によりますと、三神市議は、23日、PCR検査を受け、24日朝、陽性が判明したということです。
三神市議は、22日の第二部予算特別委員会にマスクをつけて出席していました。

札幌市議会・委員会室での消毒作業

 このため、市議会は、会議室や会派控室などを消毒する一方、24日、予定されていた予算特別委員会は延期となり、25日以降についても日程を調整するということです。

予算特別委員会の延期を知らせる貼り紙

 3月24日(水)午後10時00分配信

1395チバQ:2021/04/07(水) 23:06:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fc4af89be0aaa41d3f874d71818e21ac33bd5a
自民党道連会長“長期不在”伊東氏?高橋氏?2派のせめぎあい 北海道
4/7(水) 22:32配信


 自民党の道内組織「道連」で、会長ポストが長期間不在になる異例の事態となっています。混迷の背景とは?

 7日、道議会を訪れた自民党道連の会長代行、武部新(たけべ・あらた)衆院議員。難航する会長人事について道議会議員に説明しました。

 「もう、ひと月半経っているんですけど、速やかにスムーズに話し合いを進め、早く決めていただきたいというお話もありましたけど、慎重に決めていただくように、お願いしたいというご意見もいただいたところです」(自民党道連・武部新会長代行)

 道連会長はもともと吉川貴盛(よしかわ・たかもり)・元農林水産大臣が務めていました。
 しかし、鶏卵会社の元代表から現金を受けとっていた問題が公になった去年12月、「体調不良」を理由に辞任。
 年が明け、橋本聖子(はしもと・せいこ)参院議員が後任の会長となりましたが、その橋本氏も東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長就任で離党したため、1か月半にわたり空席が続いています。
 道内選出の国会議員らは、後任選びのため、これまで6回、会合を開いていますが、会長経験のある伊東良孝(いとう・よしたか)衆院議員を推すグループと、総選挙向けて知名度の高い高橋はるみ参院議員を推すグループに割れています。

 自民党道連会長が決まらないのは、吉川貴盛(よしかわ・たかもり)元農林水産大臣に近い今の執行部と、それに反発するグループがせめぎあっているからです。
 2つのグループは、おととしの知事選で候補の擁立をめぐって激しく対立。しこりは今も残っています。
 今回の会長人事では、吉川氏に近いグループが伊東良孝(いとう・よしたか)氏を。一方、「反・吉川氏」のグループが高橋はるみ氏を支持しています。
 関係者によりますと、7日の会合では、道議から「伊東氏と高橋氏が直接話し合って決めてもらいたい」という声があがりました。
 長びく「内輪もめ」は党のイメージダウンにもつながりかねません。


4月7日(水)「今日ドキッ!」午後5時台

北海道放送(株)

1396チバQ:2021/04/09(金) 10:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bedd0546b479fa244624315dec26a5dae57b77d1
自民北海道連会長、不在が長期化「情けない」 補選は?解散は?
4/9(金) 9:43配信
2

 自民党道連の会長選びが難航し、会長不在の状態が長期化している。候補には前知事の高橋はるみ参院議員(67)と、3期会長を務めたベテランの伊東良孝衆院議員(72)が候補に挙がっているが、それぞれを推すグループが対立し、溝が埋まらないためだ。13日に告示される衆院道2区補選や、秋までには行われる衆院解散・総選挙に向けて、体制に不安を残している。【米山淳、源馬のぞみ】

 「後任選びに時間がかかっていることをおわびしたい」。道連会長代行を務める武部新衆院議員は7日、道議会庁舎で開かれた役員会で会長選びの途中経過を説明したうえで、陳謝した。

 会長不在の発端は、鶏卵大手からの収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相の引責辞任だった。後任の橋本聖子参院議員も東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に就任したのに伴い、1カ月ほどで辞任し、再び空席となった。道選出の国会議員らは2月以降計6回、協議を重ねたが、伊東氏と高橋氏を推すグループが対立し、平行線をたどっている。

 協議が難航する背景には、2019年の知事選から続く対立がある。衆院初当選同期の菅義偉首相(当時は官房長官)と連携して鈴木直道知事の擁立を主導した吉川氏を支持する議員グループと、これに反発する議員グループとの確執だ。

 会長人事を巡っても当初、吉川氏支持グループは武部氏を推したのに対し、道議を中心とする「反吉川派」グループは高橋氏を推し、対立が再燃。武部氏は会長就任を辞退し、代わりに伊東氏を推した。

 その後、高橋氏を推すグループは武部氏の辞退によって「高橋氏が会長に内定した」と主張。3月には八田盛茂道連幹事長が「道議の7割が高橋氏を推している」との調査結果を示し、「道議会の意思を尊重してほしい」とアピールする事態にまで発展。「泥仕合」の様相を呈した。

 7日の役員会では「スムーズに決めてほしい」と早期決着を求める意見もあったが、結論は出なかった。武部氏は役員会後、会長決定の時期について「まったく決まっていない。高橋氏と伊東氏で話し合ってもらうということだ」と記者団に述べるにとどめた。

 一本化の協議がまとまって会長が選出される見通しは立っておらず、自民が擁立を見送った衆院道2区補選は、会長不在のまま行われる公算が大きくなっている。ある道連幹部は「2区補選が終われば、次期衆院選の候補者選びも本格化する。そんな時期に会長が不在とは、情けない」と嘆いた。

1397チバQ:2021/04/15(木) 21:16:07
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210413/7000032890.html
愛別町長選挙告示 現職と元職の争い 3回連続で同じ顔ぶれ
04月13日 18時12分

任期満了に伴う上川の愛別町の町長選挙が13日告示され、現職と元町長の2人が立候補しました。選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。

愛別町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、▼元町長の矢部福二郎氏(69)と、▼3期目を目指す現職の前佛秀幸氏(67)の2人です。
愛別町長選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。
愛別町は人口およそ2600人。
人口の減少が続く中、子育て支援策や農業の振興策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
愛別町長選挙は、今月18日に投票が行われ、即日開票されます。

1398チバQ:2021/04/15(木) 21:16:21
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210413/7000032890.html
愛別町長選挙告示 現職と元職の争い 3回連続で同じ顔ぶれ
04月13日 18時12分

任期満了に伴う上川の愛別町の町長選挙が13日告示され、現職と元町長の2人が立候補しました。選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。

愛別町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、▼元町長の矢部福二郎氏(69)と、▼3期目を目指す現職の前佛秀幸氏(67)の2人です。
愛別町長選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。
愛別町は人口およそ2600人。
人口の減少が続く中、子育て支援策や農業の振興策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
愛別町長選挙は、今月18日に投票が行われ、即日開票されます。

1399チバQ:2021/04/20(火) 01:15:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/534701/
愛別町長選 矢部氏返り咲き「学校給食を実現」
04/19 08:48
接戦の末、当選を果たして万歳三唱する矢部氏(中央)
接戦の末、当選を果たして万歳三唱する矢部氏(中央)
 【愛別】18日に投開票された町長選は、元職の農業矢部福二郎氏(69)=無所属=が、現職の前仏秀幸氏(67)=同=との一騎打ちを制し、町長に返り咲いた。矢部氏は集まった支持者ら約50人の前で「長いこと町政運営から遠ざかっていたが、いつも愛別のことを考えていた。一番に学校給食を実現したい」と決意を述べた。

 矢部氏の選挙事務所には午後9時半ごろに当選の知らせが入った。自宅で待機していた矢部氏が事務所に駆けつけると、大きな拍手で迎えられた。続いて、支援者と万歳三唱を行って喜びを分かち合った。矢部氏は支援者らの前で「この町の現状を訴えながら良い町をつくりたい」と誓った。

1400チバQ:2021/04/28(水) 17:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ece02c9d6e37f7a3e3dde1373ce2c0d182b3150
議会資料をSNSに投稿、謝罪拒否 除名決議で町議失職
4/28(水) 10:58配信
 北海道本別町議会の委員会資料をSNSに投稿し、議会が求めた陳謝も拒んだとして、同町議会は27日、梅村智秀町議(45)の除名を決議した。梅村氏を除く11人全員が賛成した。1期目の梅村氏は同日付で失職した。

 町議会事務局などによると、梅村氏が2月に町国保病院の運営に関する調査特別委員会の資料をSNSに投稿したことが判明。3月定例会で「病院との信頼関係を損なった」として懲罰動議が出され、懲罰特別委が設けられた。同22日に陳謝を求める処分が可決されたが、梅村氏が拒んだため、再び懲罰特別委が置かれた。27日の臨時会で「議員としての資質を欠いている」などとして除名を求める委員長報告が出された。
朝日新聞社

1401チバQ:2021/05/11(火) 14:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e82f2fdbfe8153fb477185437ee3ec24ab1eba7e
北海道で公務員の感染相次ぐ 北見市長、釧路、苫小牧の市職員も
5/11(火) 8:33配信

北海道庁=石川直人撮影
 新型コロナウイルスの感染が北海道全域に広がる中、北見市の辻直孝市長の感染が10日に判明するなど、公務員の感染も相次いでいる。


 9日には、岩見沢市の成人式後に会食した道職員2人を含む新成人19人が感染。居酒屋やスナックをはしごして酒を飲み、マスクを外してカラオケする場面もあった。1カ所に最大で40人以上が集まっていたという。また同日、釧路市で産業振興部観光振興室の30代男性の感染が明らかになり、市は濃厚接触者を含む職員20人を自宅待機とした。

 苫小牧市では10日、庁舎1階の窓口サービス課の業務委託会社職員1人の感染が判明。北見市の辻市長は8日に喉の痛みなどの症状を訴え、10日に入院、PCR検査で陽性が判明した。

 札幌市でも10日、同市保健所分室でパソコンでの入力業務を担当していた50代の女性職員の感染が判明。業務中に市民との濃厚接触はなかったため、保健所の業務は継続する。

 道によると、昨年5月以降、道職員73人の感染を確認。4月は2人だったが、5月は9日までに5人の感染が判明している。【米山淳、平山公崇、本多竹志、本間浩昭】

1402とはずがたり:2021/05/13(木) 23:39:07

佐々木氏の動向とからんだ西川氏の動きとも併せて目が離せませんなあ。

次期旭川市長選に今津氏擁立方針 自民支部
05/13 16:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/543412

 次期旭川市長選を巡り、自民党旭川支部が、元衆院議員秘書の今津寛介氏(44)を推薦候補予定者として擁立する方針を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。同日夕に開かれる支部役員会での手続きを経て正式に決定する。今津氏は同日夜に記者会見し、出馬表明する。

 今津氏は旭川市出身で、衆院道6区(上川管内)の自民党前職、今津寛氏の次男。中央大卒。前回2018年の市長選にも出馬したが、立憲民主党などが推薦した現職西川将人市長(52)に破れた。西川市長の任期は来年11月まで。

残り:133文字/全文:369文字

1403チバQ:2021/05/14(金) 22:58:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f8ef2eb8e70bb4e3382c150bf713128fb451504
礼文町長が余ったワクチン接種「町長がいかがですかと来て…」 北海道
5/14(金) 20:50配信

北海道放送(株)

 市町村長が住民に説明なく「抜けがけ」で新型コロナワクチンを接種するケースが全国で相次いでいますが、道北の離島・礼文町でも、町長に医療従事者向けのワクチンを先に接種していたことがわかりました。

 礼文町によりますと、小野徹(おの・とおる)町長70歳は、新型コロナのワクチンを、先月13日と12日のあわせて2回、町内の診療所で接種を受けました。

 「(診療所の)看護師が退職して居なくなったこともありまして、その分を1人分なんですけど、町長がいかがですかと来たものですから、診療所からね。私も札幌に行く出張があったものですから、であれば打たせてもらうということで、打たせてもらった」(礼文町・小野徹町長)

 小野町長は、HBCの取材にこのように述べ、「町長という立場で接種したわけではない」として、決して「抜けがけ」ではないと説明しました。

 「わが町に900人くらい高齢者がいますから、その中で誰1人を選ぶかということがむしろ大変で、ちょっと先に医療従事者ではない者が先に打ったことについては反省せざるを得ないのかなと思います」(礼文町・小野徹町長)

 島の人口およそ2500人の4割、およそ900人が65歳以上の礼文町。
 町のトップに、本来の時期より前に、医療従事者用の余ったワクチンを接種したことについて、町民は…

 「順当だと思います。島外に出ることも多い方だと思うから、受けるのも必要かと思います」「捨てるよりいい。冷凍庫の戸を閉めないで(ワクチンを)捨てたところさえある。それ考えたら余って投げるより打った方がいいべ」(礼文町民)

 礼文町では、高齢者向けのワクチン接種が、18日から始まる予定です。


5月14日(金)「今日ドキッ!」午後3時台

北海道放送(株)

1404チバQ:2021/05/25(火) 11:19:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1933279e039fbf8a3e04de31fe9eff2ccbef9d9c
「核のごみ」文献調査反対の町議、寿都町長選出馬へ 現職と選挙戦の公算
5/25(火) 10:37配信

北海道新聞
町民の意思示す機会に
核のごみ最終処分場選定に向けた文献調査が進む寿都町内。調査反対派が出馬する町長選が町民の意思を示す機会になりそうだ

 【寿都】原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む後志管内寿都町の越前谷由樹町議(69)が24日、任期満了に伴う10月の町長選に立候補する意向を固めた。越前谷氏は文献調査に反対しており、調査に反対する住民団体幹部らに同日、出馬すると伝えた。現職の片岡春雄町長(72)は既に6選出馬を表明している。町長選は20年ぶりの選挙戦となり、核のごみの問題に対する町民の意思が直接示される最初の機会となる公算が大きくなった。

 片岡町長は昨年10月、自らの「肌感覚」では住民理解は得られたとして、国への文献調査応募を決め、同11月に調査が始まった。調査に反対する越前谷氏が町長選で勝利した場合、国への応募撤回や調査の中止につながる可能性がある。

 関係者によると、越前谷氏は24日夜、文献調査に反対する住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」と「脱・肌感覚リコールの会」の幹部らと町内で会談し、町長選への出馬を要請されて受諾した。近く正式表明する。

1405チバQ:2021/05/25(火) 11:19:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/540443
核のごみ、住民自ら考える場 寿都・神恵内、NUMOに不信感 分断解消へ「本当の対話を」
05/05 05:00
寿都町の住民団体が開いた映画上映会で、核のごみ問題について学ぶ町民ら=4月23日
寿都町の住民団体が開いた映画上映会で、核のごみ問題について学ぶ町民ら=4月23日
 【寿都、神恵内】原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む後志管内寿都町と神恵内村で、住民自身で核のごみの問題や地域振興策を語り合う場をつくる動きが広がっている。両町村では4月中旬、処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)と住民による「対話の場」が始まったが、町内の分断が続く寿都町では紛糾。神恵内村でも村おこしにNUMOが絡むことへの抵抗感があり、住民主体の議論の場を求める声が強まっていた。

 4月23日、寿都町総合文化センターに町民や片岡春雄町長ら約120人が集まり、世界各地にある核のごみの最終処分場候補地を紹介する映画を鑑賞した。主催は文献調査に反対する住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」。ただ賛否の議論ではなく、核のごみの問題を学ぶことが目的だ。

 70代女性は「核のごみの処分がどんなものか関心はあるけど、賛否が対立する町内では話題に出しにくい。開かれた場で学ぶことができてよかった」と話した。

 片岡町長は昨年10月の文献調査応募に際し、町民と処分事業について勉強していく姿勢を強調していた。だが4月14日の対話の場の初会合では、処分事業に「理解を深めていただくこと」を設置目的とする会則案が示され、反対派町議らが「処分場建設ありきだ」と反発。町長が当初約束した参加者の公募を撤回したこともあり、町やNUMOへの不信感が鮮明になった。

 ただ住民の対立が激化すれば、地域の分断が修復不可能になるという懸念も町民に広がった。文献調査の賛否にかかわらず、マチの将来を議論する場を求める機運も高まった。町民の会が映画会を開いたのも、こうした声を受けてのことだ。

 さらに同会は1月、町民同士が本音で語り合う「くっちゃべる会」もスタートさせた。3月までに計3回開き、延べ約100人が参加。家庭内で賛否が割れ険悪になったという女性や、核のごみの処分事業に頼らず漁業による産業活性化が必要という若い男性らが思いを語った。5月以降も開催予定で、共同代表の三木信香さん(49)は「参加者が本当の『対話』をできる場にしたい」と力を込める。

 一方、北海道電力泊原発(同管内泊村)の立地地域として原子力政策と共存してきた神恵内村では、文献調査に表立って反対する動きは乏しい。ただ核のごみの処分事業が主題となる対話の場で、NUMOが地域振興につながる国の支援策についても説明する構えを見せていることに、複雑な思いも持つ村民もいる。

 2012年から村の海産物をフェイスブックで発信するなどの活動を続ける住民団体「神恵内村魅力創造研究会」のメンバーは「地域振興策は会でずっと議論してきた。実情を知らないNUMOが入っても意味がないのでは」と漏らす。

1406チバQ:2021/05/25(火) 21:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/038c6740f2520e537f7f81e3968e5d2a2a64933e
核のごみ文献調査の北海道寿都町 反対派町議が町長選出馬の意向
5/25(火) 18:49配信


毎日新聞
北海道寿都町

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡る文献調査が進む北海道寿都町で、文献調査の応募に反対してきた越前谷由樹町議(69)が、10月に予定される任期満了に伴う町長選に出馬する意向を固めた。2期目から4回連続で無投票当選している現職の片岡春雄町長(72)も既に6選出馬の意向を表明しており、2001年以来、20年ぶりに選挙戦となる公算が大きい。

 片岡町長は昨年10月、国への文献調査応募を決め、同11月に調査が始まった。片岡町長が「肌感覚」で町民の過半数が賛成しているとの考えを示したことに、調査に反対する町民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」や越前谷町議を含む反対派町議らは反発。住民投票の実施や応募撤回を求めてきた。

 越前谷町議は25日、毎日新聞の取材に「生まれ育ったふるさとを守らなければならない。今の町政は町民の声を聞いていない。文献調査の応募撤回を含めて戦っていく」と述べた。反対派団体の推薦を受ける。

 越前谷町議は寿都町出身。1974年に同町役場に入庁し、総務課長のほか、片岡町長のもとで助役を務めた。2008年の町議選に初当選し、現在4期目。【高橋由衣】

1407チバQ:2021/06/23(水) 20:41:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbcef28c4c64083d6666b3040f358a15645768d9
北海道寿都町、20年ぶり町長選へ 核のごみ問題争点
6/23(水) 16:46配信

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産経新聞
寿都町長選への出馬表明会見で「当選したら核のゴミを持ち込ませない条例を議会に提案したい」と話す越前谷氏(左)=23日午後、北海道後志(しりべし)管内寿都(すっつ)町(坂本隆浩撮影)

原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査が進む北海道後志(しりべし)管内寿都(すっつ)町の越前谷由樹町議(69)が23日、同町内で記者会見し、10月に任期満了を迎える同町長選に無所属で立候補すると正式に発表した。現職の片岡春雄町長(72)も6選出馬を表明しており、平成13年以来20年ぶりとなる町長選挙が確定的となった。

出馬会見には約50人の支援者らが出席。越前谷氏は出馬の理由について「片岡町長は昨年8月、町民の意見を聞くことなく独断で文献調査に応募しており、この独断的な町政に疑問を抱いた。核のごみのない町民本位のまちづくりを目指し、寿都を守る一念で出馬を決意した」と述べた。

最大の争点となる核のごみ問題については「まちに核のごみはいらない。選挙で当選したら国に応募の撤回を申し出る。また、核のごみを持ち込ませないよう住民基本条例の制定に向けて議会に提案する」などと述べた。

また「国の交付金を使わない身の丈に合った予算編成を進める」などと述べ、文献調査を受け入れた自治体に国から交付される電源立地地域対策交付金を国に返還する考えも示した。

同町はすでに今年度予算で約10億円の交付金を計上しているが、越前谷氏はこれに代わる財源として同町が推進している風力発電に係る補助金や、ふるさと納税などの収入を充てるとしている。

1408チバQ:2021/06/24(木) 15:39:10

2300 :チバQ :2021/06/24(木) 15:38:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/019bc123e54fe92e7e70f7871778fed5459eb23d
衆議院北海道6区 立憲民主は西川将人旭川市長擁立で最終調整 
6/24(木) 12:07配信

 立憲民主党の第6区総支部は、引退の意向を示している佐々木隆博(ささき・たかひろ)衆議院議員の後継として西川将人(にしかわ・まさひと)旭川市長を擁立する方向で最終調整しています。

 西川将人氏は、旭川出身の52歳。北大を卒業後、日本航空を経て2006年、旭川市長に初当選し、現在、4期目です。
 衆議院北海道6区では、立憲民主党の現職、佐々木隆博(ささき・たかひろ)氏が今期限りでの引退の意向を周囲に伝えています。
 立憲民主党第6区総支部は、25日にも連合北海道などと候補者選考委員会を設置し、西川氏を擁立する方向で最終調整しています。
 北海道6区では、すでに自民党の前道議、東国幹(あずま・くによし)氏が立候補を表明しています。


6月24日(木)午前11時30分〜「JNNニュース」

北海道放送(株)

1409チバQ:2021/06/25(金) 21:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e421de01dec290c4f357b9fc2f80635b91792f9a
サウナ問題の池田市長、7月末の辞職表明「けじめとる」
6/25(金) 14:33配信
朝日新聞デジタル
7月30日付で辞職することを表明した冨田裕樹・大阪府池田市長=2021年6月25日午後1時16分、同市、瀬戸口和秀撮影

 大阪府池田市役所に家庭用サウナを持ち込むなどした冨田裕樹市長(44)が25日の市議会で、7月30日付で辞職すると表明した。4月下旬に辞職の意向を表明していたが、これまで具体的な時期は明言していなかった。


 冨田氏は、公明の市議の「辞職に関する明確なスケジュールを示してほしい」との質問に対し、「65歳以上の方々への(新型コロナウイルス)ワクチン接種の完了のめども立ちつつある。辞表は早々に提出して7月30日付で辞任し、けじめを取りたい」と答弁した。

 冨田氏は4月26日に記者会見し、「高齢者へのワクチン接種が行き届いた時に辞職したい」と表明したが、時期は明言しなかった。市議会は翌27日の臨時会で調査特別委員会(百条委員会)の「不信任決議が相当」とする調査報告書案を可決。だが、市長不信任決議案は、公明の3人が賛成の方針から反対に転じるなどしたため、否決されていた。

 公職選挙法によると、市長から辞職の申し立てがあれば、議長は5日以内に市選挙管理委員会に通知し、その翌日から50日以内に市長選が行われる。(瀬戸口和秀)

朝日新聞社

1410とはずがたり:2021/06/28(月) 13:43:03
玉突きで西川後継に市議5期・道議1期の実力派笠木氏(64)を擁立とのこと。
今津の秘書するしか能のなかった次男坊なんかよりはよっぽどマシであろう。かる〜く粉砕して欲しいところ。

旭川市長選候補 立憲民主党は笠木薫氏で調整
2021年06月26日(土)12時25分更新
https://www.hbc.co.jp/news/0759a656aa59691d0f253f02511a93df.html

1411チバQ:2021/06/28(月) 23:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9779d422b839c6fcf6dfd97268f698eefed544e
旭川市長選候補 立憲民主党は笠木薫氏で調整
6/26(土) 12:27配信
北海道放送(株)

 立憲民主党の第6区総支部は、西川将人旭川市長の国政転出を見据え次の市長選の候補に、道議会議員の笠木薫氏を擁立することで調整しています。
笠木氏は、旭川出身の64歳で旭川市議を5期務め、現在、道議1期目です。
関係者によりますと、立憲民主党第6区総支部は、次の衆議院選挙に向け旭川市の西川市長に出馬を要請する方針で、コロナ禍で市政を投げ出した形にならないよう後継候補を示すということです。
旭川市長選では、自民党から元衆院議員・今津寛氏の秘書を務めた、次男の寛介氏が出馬を決めています。

北海道放送(株)

1412チバQ:2021/07/03(土) 22:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d00812b18a302ea13628079b59501fb7696f19c
夕張破綻15年 5年後累積赤字解消 続く苦境、止まらぬ人口減
7/3(土) 14:57配信


北海道新聞
職員維持で負担増
老朽化が進む夕張市役所本庁舎。耐震化に伴う移転の是非が今後の焦点となる

 【夕張】夕張市が2006年6月20日に、353億円もの累積赤字を抱えた財政破綻状態であると表明してから15年が過ぎた。全国唯一の財政再生団体として、現在も毎年26億円を国に返済し続け、そのために高額な水道料金や公共施設の閉鎖など市民に負担を強いている。完済予定の26年度末まであと5年。財政再生団体から脱却した後の市民生活はどう変わり、財政運営はどうなるのか、市は青写真を描くことが求められている。

【動画】住宅街でクマに襲われ4人けが 札幌・東区 猟友会が駆除

 「店の売り上げが伸びない中、手痛い出費」。夕張市内の居酒屋「俺家(おれんち)」の店主、小野佐知子さん(58)は6月上旬、水道料金の納付書を手にため息をついた。市の水道料金は財政破綻当時、1カ月20立方メートル(口径20ミリ)の場合、5848円だったのが、12年の料金改定で現在は全国一高い6978円となっている。俺家の水道料は下水道も含めて1万2千円に上る月もある。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、昨年12月には市内でホテルやスキー場を運営していた夕張リゾートが破綻し、客足は大きく落ち込んでいる。

1万3千人→7248人
累積赤字の残高など

 市民の負担は水道料金だけではない。長寿の祝い金や小中学生の芸術文化観賞経費など56事業が廃止され、破綻前は独立した施設だった市民会館や図書館は昨年3月に完成した拠点複合施設「りすた」内に小規模化、市立美術館は廃止された。まちの将来に不安を抱いた住民の流出は止まらず、破綻時に1万3千人だった人口は今年5月末時点で7248人まで減った。

 「多額の負債を返済するためには市民に負担をお願いするしかなかった」と市幹部は話す。27年度以降は毎年26億円の借金返済がなくなる見通しであるものの、その全額を自由に使えるようになるわけではない。

 市は国から26年度までの10年間で約12億円の特別交付税を受けているが、完済後は交付されなくなる。「りすた」建設には企業版ふるさと納税4億2500万円を充てたものの、残りの事業費約8億円の返済も近く始まる。また、財政破綻後に市職員が大量退職したため、道や国から職員の派遣を受けており、その人数は現在12人。派遣職員の給与は派遣元が負担しているが、借金完済後はその分の年1億円以上を自ら負担しなければならない。

 さらに、現在は市長の月給を条例上の額から50%減らすなど、市職員約160人の給与や期末手当を削減しており、これを元に戻すと年約5600万円が必要となる。市職員の一人は「低額な状態を続けることは優秀な職員を確保する上で妨げとなる」と話す。

 このほか市役所本庁舎は1978年建築と老朽化が進み、現行の耐震基準を満たしていない。土砂災害警戒区域に位置しているため、別の場所への移転新築なども議論が必要となる。厚谷司市長は「老朽化した施設やインフラの更新など課題が山積していることを踏まえ、収支計画を策定していく」と説明している。

1413チバQ:2021/07/08(木) 22:00:36
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-563349.html
北広島市長選 16年ぶり選挙戦に まちづくり訴え
2021/07/04 21:25北海道新聞

北広島市長選 16年ぶり選挙戦に まちづくり訴え

第一声で4期の実績やまちづくりについて話す上野氏(左)と、立候補を届け出後、報道陣に自身の主張を語る水谷氏

(北海道新聞)

 【北広島】4日に告示された任期満了に伴う北広島市長選には、5選を目指す現職の上野正三氏(73)と、新人で元札幌市職員の水谷敦夫氏(60)=いずれも無所属、届け出順=の2氏が立候補を届け出、一騎打ちが確定した。選挙戦となるのは16年ぶり。2氏はそれぞれ市内でまちづくりなどについて訴えた。投開票日は11日。期日前投票は5日から、市役所などで行われる。

■将来に夢と希望を 上野正三氏(73)=無所属・現

 上野氏は午前9時ごろ、選挙事務所(中央3)前で約150人を前に第一声を上げた。防災食育センターの建設予定などを示し、4期の実績を強調。「希望・交流・成長」をキーワードに「市民が将来に夢と希望を持てるまちづくりに全力で当たりたい」と訴えた。

 2023年開業に向けて建設中のプロ野球北海道日本ハムのボールパーク(BP)については、市内小学校の今春の入学児童数が増加したことを取り上げ「BP効果が出たと思っている」と主張した。この後、選挙カーで市内を回り、支持を訴えた。

■古里を良くしたい 水谷敦夫氏(60)=無所属・新

 水谷氏は午後2時ごろ、届け出た後に立候補の理由などを語った。現職上野氏の市政運営を「市民との対話が足りない」と批判。BPには「賛成」とした上で、「どうまちづくりに寄与するのか、3カ月に1度は市民説明も必要だ」と強調した。高齢者や障害者の福祉充実も目指すとした。

 過去3回、無投票が続き「市民が候補者の論戦を聞く機会をつくりたい」と1週間ほど前に出馬を決意したという。札幌市職員として窓口業務に携わってきた行政経験をアピールし「小学生時代から暮らす古里を良くしたい」と訴えた。(後藤耕作、中橋邦仁)

1414チバQ:2021/07/12(月) 11:11:09
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210711/7000036445.html
北広島市長選挙 上野正三氏が5選 16年ぶりの選挙戦制す
07月11日 22時54分

任期満了に伴う北広島市の市長選挙は、11日投票が行われ、無所属で現職の上野正三氏が新人を抑えて5回目の当選を果たしました。

北広島市長選挙の開票結果です。
▼上野正三(無所属・現)当選、1万5754票。
▼水谷敦夫(無所属・新)、2615票。
平成17年以来、16年ぶりの選挙戦となった北広島市長選挙は、現職の上野氏が新人で元札幌市職員の水谷氏を抑えて5回目の当選を果たしました。
投票率は38.20%でした。
上野氏は恵庭市出身の73歳。
北広島市の総務部長や助役を務めたあと平成17年の市長選挙に立候補して初当選しました。
上野氏は「再来年3月に予定されているプロ野球・日本ハムの新球場開業を地域の活性化につなげる『ボールパーク構想』や、JR北広島駅西口地域の再整備事業を市民の理解を得ながら着実に進めていきたい」と話しています。

1415チバQ:2021/07/25(日) 20:22:03

2494 :チバQ :2021/07/25(日) 19:45:23
>>2485-2487あたり
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f31d5080691e818ed83b6425ec344a2b398390
次期衆院選 立憲は道12区に山根理広道議を擁立する方針
7/24(土) 16:34配信
HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 立憲民主党道連と地元選挙区支部は、衆院北海道12区に札幌市北区選出の山根理広道議を擁立する方針を固めました。
 24日に札幌市内で開かれた党の会合で、逢坂誠二道連代表が、山根氏が所属する衆院北海道2区の選挙区支部に要請したものです。山根氏は、かつて道12区選出だった松木謙公衆院議員の秘書などを経て、2019年の道議選で初当選し、現在1期目です。会合の後、逢坂代表は、「山根氏は地域を知っていて、知識の上でも体力の上でも非常にふさわしい」と話しました。一方、山根氏はHTBの取材に「真摯に受け止め、仲間や後援会と議論したい」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示しました。道12区には、自民党が現職の武部新氏、共産党が党北見地区委員長の菅原誠氏の擁立を決めています。

HTB北海道ニュース

1416チバQ:2021/08/07(土) 10:38:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb10761213a40c7ccd7cd8740df896c6e4556c8e
旭川の道議補選にLGBT(性的マイノリティー)の夢月氏が出馬表明  立憲民主党の公認
8/6(金) 12:41配信
HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 道議選旭川市の補欠選挙に、LGBT(性的マイノリティー)の夢月萌絵(むつき・もえ)氏が立憲民主党の公認で出馬する意向を表明しました。
 夢月氏は8月5日の会見で「LGBTやマイノリティーを排除しない社会システムを構築したい。多様性を社会が持つことは強さだと思う」と述べました。
 夢月氏は十勝の幕別町出身の40歳。
 男性の身体に生まれたものの自認する性は女性というトランスジェンダーで、現在は旭川市内のニューハーフショークラブの代表取締役を務めています。
 道議補選には、旭川市議2期目の林祐作氏33歳と旭川市議3期目の木下雅之氏45歳も出馬を表明していて、それぞれ自民党が公認する予定です。

HTB北海道ニュース

1417チバQ:2021/08/07(土) 14:02:16
とりあえずLGBTか障がい者の候補を混ぜておけば、多様性アピールで支持層固めになるしな
って感じがするのは、穿った見方ですかね?

1418チバQ:2021/08/10(火) 20:18:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2adb73018daaa3f1afa78198100ae51869b1d8f3
元札幌市議、除名処分が確定 議長席に9時間、逆転敗訴
8/10(火) 17:35配信

共同通信
 札幌市議会の議長席を約9時間占拠し議事を空転させたとして、除名処分を受けた元市議松浦忠氏(81)が、議会に処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は松浦氏の上告を受理しない決定をした。5日付。松浦氏の請求を認めた一審札幌地裁判決を取り消し、逆転敗訴とした二審札幌高裁判決が確定した。

 判決によると松浦氏は19年5月、統一地方選後の臨時議会で、最年長の議員として臨時議長を務めた。自身がかねて考えていた立候補制での議長選出を提案し、自ら立候補を表明。他議員からの異議を受け付けず、解任されるまで議長席に居座った。同6月に除名処分を受けた。

1419チバQ:2021/08/14(土) 10:11:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bbdc868972bc3beff87bc48100e8d08025209d4
「雰囲気は悪くなった」 核ごみに揺れ、住民が割れた町
8/14(土) 6:00配信

朝日新聞デジタル
住民説明会であいさつする寿都町の片岡春雄町長=2020年9月10日夜、北海道寿都町の町総合文化センター

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場を選ぶための調査に、北海道寿都町が応募を検討していることが明らかになって1年がたった。同町はその後正式に応募し、同じ時期に国からの申し入れを受諾した同じ後志地域の神恵内村とともに、全国初の調査が昨年11月から続いている。国の原子力政策に直結する処分場の問題が北海道で動き出したこの1年を振り返る。(伊沢健司)

【写真】風力の町として知られる寿都町の海岸には風車が並ぶ=北海道寿都町

■寿都町、住民には「寝耳に水」

 「寿都が一翼を担えるのであれば、私の思いとしては、それも一つだ」

 寿都町の片岡春雄町長は昨年8月13日、朝日新聞の取材に、こう語った。国内で原発が運転を始めてから半世紀以上経っても処分場が決まらない現状に「寿都が一石を投じる」と考えたという。

 国から得られる交付金にも期待した。地下300メートルより深くに核のごみを埋める処分場の選定は20年に及ぶ。既存の資料を調べる第1段階の「文献調査」は2年で最大20億円、実際に掘って調べる第2段階の「概要調査」は4年で最大70億円が交付される。地下施設をつくる第3段階の「精密調査」の交付金は未定だ。片岡町長は交付金で、人口減少やコロナ禍で落ち込んだ地域経済を立て直そうと考えた。

 しかし住民には寝耳に水の表明だった。調査に反対する水産加工業者らが9月、町民の会を結成し、応募前の住民投票を求め署名を集めた。町の住民説明会でも調査への反発が目立った。

 しかし、5期20年にわたり務めてきた片岡町長は「肌感覚で町民の賛成はわかる」と、応募前の住民投票を否定。地元の意に反して調査が先に進むことはない、との説明を繰り返し、町長支持派が過半の町議会も追認した。結局、検討表明からわずか2カ月後の10月、調査応募が決まった。

 あれから10カ月。町内は現在どうなっているのか。片岡町長は6月下旬、報道陣に「私が肌感覚と言ったとき以上に雰囲気は悪くなっている」と語った。人口2900人に満たない町では賛否が割れ、人間関係が悪化することを恐れて態度を明かすことをためらう町民が少なくない。

 町では10月に町長選が予定され、6選をめざす片岡町長と、反対派の越前谷由樹町議が立候補を表明。文献調査前の住民投票が実現しなかった町では、この選挙が調査への賛否を町民に問う初めての機会となる。ただ、片岡町長は概要調査へ進む前の来秋に住民投票を実施すると決めたことに触れ「その場がみなさんの答えを出す場だと考えている」と発言。町長選の争点については「疲弊した生活をどうするか。こっちのほうが重要かと私は思っている」と述べた。

■「ボトムアップ」の神恵内村

 一方、寿都町と同じ後志地域にある神恵内村は、異なる経過をたどった。

朝日新聞社

1420さきたま:2021/08/16(月) 00:12:49
>>1416
道議補選旭川市、立憲民主が夢月氏擁立断念
08/15 18:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/578450
 立憲民主党道6区総支部は15日、定数6で欠員2となっている道議選旭川市の補欠選挙(9月17日告示、同26日投開票)に、同党公認で出馬する意向を表明していた旭川市の会社役員、夢月萌絵氏(40)の擁立を取りやめたと発表した。夢月氏から体調不良を理由に出馬を断念する申し出があったという。

 夢月氏は男性として生まれたが、女性を自認するトランスジェンダーで、本名は佐藤好紀

1421とはずがたり:2021/08/21(土) 23:13:15
差し替えか

道議補選旭川市、立憲が女性市議擁立へ
08/20 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/579963

 【旭川】立憲民主党道6区総支部は19日、道議選旭川市の補欠選挙(欠員2、9月17日告示、同26日投開票)に、旭川市議の宮崎アカネ氏(49)を擁立する方針を固めた。擁立を断念した性的少数者(LGBTなど)の当事者に代わる党公認候補となる。

 宮崎氏は旭川市出身。2019年に市議に初当選し、現在1期目。

 道議補選は旭川市長選、市議補選と同日投開票の日程で行われ、いずれも前市議の木下雅之氏(45)、林祐作氏(33)がともに自民党公認で出馬する予定。

1422とはずがたり:2021/09/12(日) 22:42:55

士別市長選挙 新人2人の与野党対決に 投票日は12日
09月05日 17時23分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210905/7000037957.html

任期満了に伴う士別市の市長選挙が5日に告示され、新人2人が立候補しました。

士別市長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、▼立憲民主党の地域支部が推薦する元士別市議会議長の松ヶ平哲幸氏(61)と、▼自民党の地域支部と新党大地が推薦する元士別市議会議員の渡辺英次氏(48)の2人です。
士別市長選挙は平成21年以来12年ぶりの選挙戦となり、自民党の支援を受ける渡辺氏と立憲民主党の支援を受ける松ヶ平氏の与野党対決の構図となっています。
3期12年務めた現職の牧野勇司市長は引退する意向を表明していて、今回の選挙には立候補しませんでした。
士別市は人口およそ1万8000人。
歳入不足が深刻化し市の貯金にあたる財政調整基金も減少する中、いかに財政を立て直すのかや、新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける地域経済の活性化策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
士別市長選挙は今月12日に投票が行われ、即日開票されます。

1423とはずがたり:2021/09/12(日) 22:44:41
https://twitter.com/Kyonkyon_senkyo/status/1437033203361927171
きょんきょん@衆院選2021
@Kyonkyon_senkyo
立憲民主党北海道議の北口雄幸氏によれば、立憲系の士別市議は市議17名中、5名。

このうち1名(松ヶ平氏)が市長選に出て、補選で1人受かったのでプラマイゼロ。
午後9:39 ・ 2021年9月12日・Twitter for Android

1424とはずがたり:2021/09/12(日) 22:58:41
痛い星を落とした模様。。

https://twitter.com/Kyonkyon_senkyo/status/1437049447939121155
きょんきょん@衆院選2021
@Kyonkyon_senkyo
士別市長選 開票率100%
負けたか…。まじかぁ。これはあまりにも手痛い。士別市は佐々木隆博さんの出身地。

1425チバQ:2021/09/13(月) 07:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/206646981bbecac02ff21df452913828da56e3a8
衆院選の「前前哨戦」 北海道士別市長選で自民系新顔が制す
9/12(日) 23:30配信

朝日新聞デジタル
北海道士別市長選で初当選した渡辺英次氏=5日、同市

 北海道士別市長選が12日投開票され、前市議の渡辺英次氏(48)=無所属新顔=が、前市議長の松ケ平哲幸氏(61)=同=を破り、初当選した。

 渡辺氏は新党大地と自民党士別支部の推薦を、松ケ平氏は立憲民主党士別ブロックの推薦を受けており、事実上自民系が制した形となった。

 士別市は衆院北海道6区にあり、同区選出で今期で引退する立憲の佐々木隆博氏の地元。市長を3期務めた現職の牧野勇司氏も立憲系。今月19日に告示される6区内の旭川市長選も立憲系対自民系の構図となっている。このため自民は、士別市長選を次期衆院選の「前前哨戦」と位置づけ、6区の立候補予定者が渡辺氏陣営の応援に入るなど、立憲の牙城(がじょう)の切り崩しに総力を挙げてきた。

 一方で立憲は、佐々木衆院議員や牧野市長の引退による支持者離れを食い止めようと躍起だった。

 今回の市長選の争点は、市が今年度から取り組む財政健全化実行計画への対応などだった。渡辺氏は「若者や子どもが夢を持って暮らせるまちづくりを」と訴え、地域通貨を導入するなどして経済の循環を目指すなどと主張。財政健全化実行計画については「見直しも視野に検証したい」としていた。

 松ケ平氏は「財政健全化は、計画をその都度検証しながらやり抜く」と訴えたほか、市議の定数削減で確保する財源を使い、高校生の医療費無料化実現などを公約に掲げていた。(本田大次郎)

朝日新聞社

1426とはずがたり:2021/09/15(水) 23:12:12

与野党対決の士別市長選挙 自民党支援の渡辺英次氏初当選
09月12日 22時55分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210912/7000038214.html

任期満了に伴う士別市の市長選挙は12日に投票が行われ、自民党が支援した元士別市議会議員の渡辺英次氏が与野党対決を制し、初めての当選を果たしました。

士別市長選挙の開票結果です。
渡辺英次(無所属・新)当選、5988票。
松ヶ平哲幸(無所属・新)、4975票。
新人どうしの与野党対決の構図となった士別市長選挙は、自民党の地域支部と新党大地が推薦した元士別市議会議員の渡辺氏が、立憲民主党の地域支部が推薦しいまの市政の継承を掲げた元士別市議会議長の松ヶ平氏を抑え、初めての当選を果たしました。
投票率は70.59%でした。
渡辺氏は士別市出身の48歳。
市内で建設業を営み、平成22年からことし6月まで11年余りにわたって市議会議員を務めました。
渡辺氏は「農産物や畜産物のブランド化を図り、売り上げを向上させたい。およそ200戸にのぼる市営住宅の空き部屋を移住体験の希望者向けに貸し出すなど有効活用して市の発展につなげていきたい」と話しています。

1427チバQ:2021/09/18(土) 00:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d31e80ea673440ea5382652d7043e4370a26cafe
北海道議補選旭川市区告示 与野党3人立候補 旭川はトリプル戦へ
9/17(金) 17:30配信
朝日新聞デジタル
支持者に向かい、自らの政策を訴える北海道議補選の候補者=北海道旭川市

 北海道議補選旭川市選挙区(被選挙数2)が17日告示され、立憲新顔の宮崎アカネ氏(49)、自民新顔の木下雅之氏(45)、同じく自民新顔の林祐作氏(33)=新党大地推薦=の3人が立候補を届け出た。旭川市では19日に市長選、市議補選も告示されてトリプル選となり、次期衆院選の前哨戦として与野党が論戦を交わす。いずれも26日に投開票される。


 道議会旭川市選挙区は定数6。このうち議員2人が衆院選と市長選に立候補するため辞職して欠員2となり、補選となった。自民1、立憲1だった議席を、自民2、立憲1の3候補が争う。

 この日、3候補はそれぞれ、衆院選や市長選の立候補予定者らと並び、街頭演説をした。宮崎氏はひとり親世帯への支援の充実などを、木下氏は地域資源を生かした「稼ぐ力」のパワーアップなどを、林氏は広域連携型観光の推進などを、それぞれ訴えている。

 3候補はいずれも市議を辞職して立候補したため、19日には市長選とともに市議補選も告示される。市長選には自民などが推薦する今津寛介氏と、立憲などが推薦する笠木薫氏が立候補を予定。市議補選にも自民、立憲、共産が計4人の擁立準備を進める。

 16日現在の有権者数は28万5006人。(本田大次郎)

朝日新聞社

1428チバQ:2021/09/20(月) 09:14:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8e9af70a34209ffde7cfa23dba7bffe1d1fc946
北海道・旭川市長選告示、新顔2人が立候補 衆院選前に与野党が争う
9/19(日) 17:37配信

朝日新聞デジタル
旭川市長選の候補者に拍手を送る支援者たち=旭川市

 北海道旭川市長選が19日告示され、無所属新顔の元衆院議員秘書、今津寛介氏(44)=自民、維新、新党大地推薦=と、無所属新顔の元道議、笠木薫氏(64)=立憲、国民、社民推薦=の2人が立候補を届け出た。市議補選(被選挙数3)には4人が届け出た。同市では道議補選(同2)も告示されており、次期衆院選の前哨戦として、与野党が争うトリプル選となった。投開票は26日。

 市長選は西川将人前市長が、立憲公認で衆院選道6区から立候補するため辞職したことに伴い実施。道6区には自民から前道議の東国幹氏、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から政治団体代表の斉藤忠行氏も立つ予定だ。

 今津氏は市中心部で第一声。「旭川市がこの15年間、なぜ停滞してきたのか。行政に責任がある」と前市政を批判。「発展を取り戻すには、国政、道政と連携して、政治の光を旭川に届けていくことが必要だ」とアピールした。

 市議補選候補と一緒の出陣式では、東氏も壇上に立ち、自民や維新の国会議員のほか、推薦した公明総支部の道議らも駆けつけた。

 笠木氏はJR旭川駅そばで第一声。「33万の旭川市民には、33万通りの生き方がある。多様性を認め合う街をみんなでつくろう」と訴えた。そして「旭川には無限大の可能性がある。埋もれている財産を掘り起こそう」と呼びかけた。

 西川氏も演説したほか、立憲の国会議員らも姿を見せた。笠木氏は、共産の地区委員会が加わる団体からも支援を受ける。

 市長選では新型コロナウイルス対策や、市内で女子中学生がいじめを受けたとされる問題への対応などが争点になっている。コロナ対策について今津氏は「国や道とのパイプをいかし、ワクチンを大量確保する」とし、笠木氏は「接種促進のため、事業所へ2日間の休暇付与をお願いする」とする。いじめ対策として今津氏は、市長直属のいじめ110番設置を、笠木氏はいじめ防止条例の早期制定を掲げる。

 また、市役所の組織改革について、今津氏は「国や道の地方創生に精通した市政補佐官の配置」を、笠木氏は「女性副市長を実現させ、女性視点のまちづくり」を訴えている。

 市議補選には自民、立憲、共産の公認が各1人、無所属で自民推薦の候補が1人、立候補した。

 18日現在の有権者数は28万4984人。(井上潜、本田大次郎)

朝日新聞社

1429チバQ:2021/09/27(月) 00:40:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP9V7TKGP9VIIPE00G.html北海道旭川市長選で今津氏が初当選、自民が支援、野党系候補破る
2021/09/27 00:00朝日新聞

北海道旭川市長選で今津氏が初当選、自民が支援、野党系候補破る

当選を決めて万歳をする今津寛介氏=北海道旭川市

(朝日新聞)

 北海道旭川市で市長選などのトリプル選が26日投開票され、市長選では元衆院議員秘書で無所属新顔の今津寛介氏(44)=自民、維新、新党大地推薦=が、元道議で無所属新顔の笠木薫氏(64)=立憲、国民、社民推薦=を破り、初当選した。自民は15年ぶりに市長の座を奪還し、次期衆院選の前哨戦を制した。道議補選旭川市選挙区(被選挙数2)、市議補選(同3)も開票が進んだ。

 市長選は4期目だった西川将人前市長が、立憲公認で衆院道6区から立候補するため辞職したことに伴い実施。道6区には自民から前道議の東国幹氏と、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から斉藤忠行氏も立つ予定だ。

 今津氏は当選が決まると選挙事務所で、自民や公明、新党大地などの関係者とともに万歳。「この15年の停滞を打ち破って欲しいという市民の思いを受け止めた。夢と希望を持てる旭川の街づくりを、今日からしたい」と挨拶した。

 公約では、新型コロナ対策として「国や道とのパイプをいかし、ワクチンを大量確保する」と掲げた。亡くなった中学2年の女子生徒が過去にいじめを受けていたとされる問題では「真相解明を進める」とし、市長直属の「いじめ110番」設置を約束した。

 今津氏は3年前の市長選で、自民党内を固めきれず、約2万6千票差で西川氏に惨敗。しかし今回、次期衆院選と連動する形で東氏や自民の国会議員と街頭に立ち、道議補選、市議補選の候補とも連携して、党内の一本化に成功した。さらに公明総支部の推薦も得て、国政与党の協力関係を強調した。衆院道6区は前回、立憲が議席を獲得しており、自民関係者は「これで衆院選にも勢いがつく」と分析する。

 笠木氏は西川氏の後継として立候補。西川市政の継承を掲げていたが、現市政への不満を踏まえ、選挙戦の途中からは「新しい旭川をつくろう」と訴えを変化させたが、浸透しなかった。また、西川氏がこれまでの市長選で得ていた保守層からの支持も取り込むことができなかった。(本田大次郎)

1430チバQ:2021/09/27(月) 00:41:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/593266?rct=n_hokkaido
今津氏「新しいまちに」 笠木氏「力及ばず」 旭川市長選
09/26 23:30
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
険しい表情で敗戦の弁を述べる笠木薫氏=同日午後9時40分ごろ(西野正史撮影)
 【旭川】15年ぶりの新人対決となり、26日に投開票された旭川市長選は、元衆院議員秘書の今津寛介氏(44)が前道議の笠木薫氏(64)を下した。早々と当選確実が伝えられ、再挑戦が実った今津氏陣営には喜びの声が上がり、笠木氏陣営は重い空気に包まれた。

 今津氏の選挙事務所は午後8時すぎに「当選確実」が報じられると、大きな拍手に包まれた。今津氏は妻佳子さん(47)と午後9時35分ごろ事務所に姿を現し、「旭川を新しいまちに変えてほしいという、市民の思いが詰まった結果」と述べ、支持者と喜びを分かち合った。

 2018年の前回市長選で敗れてから、街頭で750回以上演説。市民の声を受け「生活道路の排雪倍増」などを公約に盛り込み、「一つ一つスピード感を持って実現する」と語った。

 今回初めて公明党の推薦を受け、旭川商工会議所の政治団体や旭川建設業協会など主要団体の推薦も追い風となった。同商工会議所副会頭の荒井保明選対本部長(60)は「オール旭川として、市政の停滞を変えてほしい」と期待した。

 一方、敗れた笠木氏は午後9時35分ごろ、事務所に姿を見せた。「自分の力が及ばず、申し訳ない」と頭を下げた。

 笠木氏は次期衆院選に出馬する西川将人前市長(52)の後継候補として出馬。敗北について「有権者は変化を求めていたのではないか」と受け止めた。

 出馬表明が7月下旬と遅れたこともあり、中村彰利選対本部長(77)は「(活動の)期間が短く、知名度不足を感じた」と肩を落とした。(小林史明、綱島康之)

1431チバQ:2021/09/27(月) 21:58:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d79b8dfe88b87b15641a127693fbb27de4a390
与野党激突の旭川市長選 前市長後継の立民候補が破れ自民候補が当選 果たして衆院選への影響は
9/27(月) 19:06配信
 事実上の与野党対決となった旭川市長選挙。
 勝利したのは自民党などが推薦する候補でした。
 間近に迫った衆院選にどう影響を与えるのでしょうか。
 「バンザイ!バンザイ!」

 26日投開票が行われた旭川市長選挙。
 初当選したのは自民党などの推薦を受けた新人の今津寛介さん。
 前市長の後継で立憲民主党などが推薦した笠木薫さんを大差で破りました。

 今津寛介氏
 「自民党、公明党、維新の会、新党大地の皆様の推薦で勝ち上がったわけでありまして、やはりこのことは有権者の皆様の判断の大きな選択材料の一つになったと思いますから、衆院選への弾みになるのかなと」

 今回の市長選は衆院選の与野党対決の「代理戦争」とも言える状況に。
 今津さんの当選に満面の笑みを浮かべていたのは北海道6区に自民党から出馬する予定の元道議会議員、東国幹さん。
 市長選の結果を追い風に、選挙区で2連敗中の与党の議席奪還を狙います。

 東国幹氏
 「励みになる。励ましてくれた。(今津さんの政策は)我が党が常日頃から訴えてきたところがかなり多い。その政策に対する自信は持てたと思っている」

 一方、敗れた笠木さんを自らの後継に指名していた前の市長、西川将人さんは衆院選・北海道6区に立憲民主党から出馬予定。
 後継に指名した笠木さんの当選を弾みに、自らの勝利を描いていました。

 西川将人氏
 「今回は残念な結果でありました。分析をしっかりして反省をしていくべきところは何なのか考えていかなければいけない」

 また、北海道6区に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から出馬予定の斉藤忠行さんは「女子中学生のいじめ問題など市民は西川前市長の市政を良しとしなかったのでは」とコメントしています。

HTB北海道ニュース

1432チバQ:2021/09/29(水) 21:42:38
自民林祐作が落選
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210927/7000038625.html
道議補選旭川市選挙区 自民党と立憲民主党が議席分け合う
09月27日 02時14分

旭川市長選挙とあわせて26日投票が行われた道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、いずれも新人の元旭川市議会議員で、▽立憲民主党公認の宮崎アカネ氏と、▽自民党公認で新党大地が推薦した林祐作氏の2人が初めての当選を決めました。
2議席を与野党の3人が争う構図となった道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、選挙前と同様、自民党と立憲民主党が1議席ずつを分け合う結果となりました。

1433チバQ:2021/09/30(木) 07:23:48
>>1432
間違えた
自民木下雅之が落選

1432 チバQ 2021/09/29(水) 21:42:38
自民林祐作が落選
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210927/7000038625.html
道議補選旭川市選挙区 自民党と立憲民主党が議席分け合う
09月27日 02時14分

旭川市長選挙とあわせて26日投票が行われた道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、いずれも新人の元旭川市議会議員で、▽立憲民主党公認の宮崎アカネ氏と、▽自民党公認で新党大地が推薦した林祐作氏の2人が初めての当選を決めました。
2議席を与野党の3人が争う構図となった道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、選挙前と同様、自民党と立憲民主党が1議席ずつを分け合う結果となりました。

1434チバQ:2021/10/18(月) 08:45:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/55834bbed4ff27cbbfc5b1208e311f5aad99addf
「核ごみ」調査、争点に 推進派と反対派一騎打ちへ 北海道寿都町長選、21日告示
10/17(日) 7:11配信

時事通信
北海道寿都町長選への立候補を表明した2氏が出席した政策発表会=2日午後、同町(代表撮影)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定をめぐる文献調査が進む北海道寿都町で21日、任期満了に伴う町長選(26日投開票)が告示される。


 調査を推進する現職と、反対する新人の2人が立候補を表明。調査の是非を争点に選挙戦が展開される見通しだ。選挙の結果次第では調査の今後の進め方に影響が出る可能性がある。

 立候補を表明しているのは、6選を目指す現職の片岡春雄氏(72)と、新人で元町議の越前谷由樹氏(70)。過去4回の町長選は無投票で、選挙戦となれば20年ぶり。

 寿都町は日本海に面した人口約2800人の漁業のまち。町は活性化に向け、町営風力発電所による収入や、ふるさと納税の寄付金などで自主財源の確保に努めてきたが、人口減少は止まらず、過疎化が深刻化している。

 町の将来を不安視する片岡氏は、第1段階の文献調査で国から最大20億円の交付金が支払われる処分地選定手続きに着目。昨年10月に応募に踏み切り、同11月、政府の要請に応じた北海道神恵内村とともに調査が始まった。

 片岡氏は、調査の受け入れについて「10〜20年先に希望の持てる町につなげる」と意義を強調。交付金を雇用創出などに充て、人口減少に歯止めをかけると主張する。全国に原発の課題に関する議論を喚起するため、「町を核のごみ問題を勉強するモデルにしたい」とも説明する。

 これに対し越前谷氏は「町民の間に分断が起きている」として、調査の撤回を訴える。当選した場合は交付金の受け取りを辞退し、身の丈に合った財政運営への転換を目指すという。

 資料で地質などを調べる文献調査は2年間の予定。3段階の調査全体では約20年を要し、次の段階に進むには知事や市町村長の了解が必要だ。町民からは「調査だけで終わるはずがない。核のごみが来ることになる」(70代男性)と不安の声が上がる一方、「住民サービスの継続にはお金が必要だ」(60代女性)と、調査受け入れはやむを得ないとの意見も出ている。

1435チバQ:2021/10/21(木) 09:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e223d2f8ee14eeae2a9171051eb35e5276ba48c6
核ごみ争点に20年ぶり選挙戦 現新2氏が届け出 北海道寿都町長選
10/21(木) 9:26配信

時事通信
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に向けた文献調査が進む北海道寿都町で21日、任期満了に伴う町長選が告示され、調査に反対する新人と調査を推進する現職の2氏が立候補を届け出た。

 調査の是非を争点に20年ぶりの選挙戦が繰り広げられる。投開票は26日。

 立候補したのは届け出順に、新人で元町議の越前谷由樹氏(70)と、6選を目指す現職の片岡春雄氏(72)。

 越前谷氏は、片岡氏を「独断で調査に応募し、町民を分断させた」と批判し、自らが当選した場合は調査を撤回すると明言。調査の交付金に頼らない財政運営を訴える。

 片岡氏は、地域経済の回復を最大の公約に掲げ、調査について「国から交付金も得られる」と意義を強調。調査を次の段階に進めるかは住民投票で賛否を問うと説明し、「(町長選の)争点ではない」としている。

1436チバQ:2021/10/27(水) 10:15:31
火曜日投開票なのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/580ade9ac2cbe1383669d7a95cd02c86d90920a7
「核のごみ」調査推進派の現職・片岡氏が6選 北海道寿都町長選
10/26(火) 21:49配信
朝日新聞デジタル
当選確実の報道を受け、支援者らと万歳をする片岡春雄氏=2021年10月26日午後10時9分、北海道寿都町、日吉健吾撮影

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場の選定に向けた全国初の「文献調査」が進む北海道寿都(すっつ)町の町長選が26日、投開票され、調査を推進する現職の片岡春雄氏(72)が、調査反対派の新顔で前町議の越前谷由樹氏(70)を破り、6選を果たした。

【画像】「核のごみ」10万年隔離できるのか 地下に潜り考えた

 確定得票は片岡氏が1135票、越前谷氏が900票だった。

 当選を果たした片岡氏は支持者らを前に、「核のごみの案件は厳しいと改めて感じた。賛成反対は別に、(文献調査後の)概要調査前に住民投票で意見を聴いて判断させていただきたい。寿都町で冷静に議論が進むことを望む」と述べた。

 越前谷氏は「力が及ばなかった。私の責任だ。町民の皆さんがその道を選んだから仕方が無いが、寿都の将来、未来を考えると私の心はなんともいえない」と語った。

 経済産業省は選挙結果を受け、「個別の選挙結果については控えるが、地域の声を踏まえて、引き続き対話活動を続けていきたい」とのコメントを出した。

 日本海に面した人口約2800人の寿都町では昨年8月、片岡氏が文献調査への応募検討を突然表明。町民の賛否が割れるなかで10月に正式応募し、11月に調査が始まった。

 片岡氏は、人口減や新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域経済を立て直すため、調査で得られる交付金に期待した。核のごみの問題に「一石を投じる」とも主張。漁業や農業の振興策を訴え、文献調査が終わる来秋にも住民投票を行う考えを示してきた。

 一方、越前谷氏は町内の分断を解消するには文献調査の中止が最優先だと主張した。調査応募の前に住民投票をするべきだったと批判。交付金に頼らない財政改革を進めると訴えていた。しかし、町営の風力発電やふるさと納税によって収入を増やしてきた片岡氏への支持が上回った。

 推進派の片岡氏が6選し、文献調査は継続される。ただ、2年間の調査期間が終わる来秋にも、次の段階の概要調査へ進むかの賛否を問う住民投票が予定されており、「国策」による町内の分断が続く可能性がある。

 処分場の選定プロセスは20年に及び、既存のデータや論文を用いる2年間の文献調査、実際に地面を掘る4年間の概要調査、地下施設をつくる14年間の精密調査へと続く。国から地元や周辺自治体には、文献調査で最大20億円、概要調査で最大70億円の交付金が出る。

 国は2000年に法律をつくり、地下300メートルより深くに核のごみを埋める処分場の受け入れ自治体を探してきたが難航。07年には高知県東洋町の当時の町長が応募したが、反対派に町長選で敗れ撤回に追い込まれた。(伊沢健司)

朝日新聞社

1437チバQ:2021/10/27(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd1186da386929a47f7baeedc17d1dee24f1b87
「想定以上に縮まった…落ち着いて勉強進めたい」"核のごみ"争点の寿都町長選 現職が235票差で勝利
10/26(火) 23:21配信

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北海道ニュースUHB
寿都町長選挙で当選した片岡春雄氏

 いわゆる「核のごみ」をめぐる調査の是非が争点となっていた北海道寿都町の町長選挙で、調査を推進する現職・片岡春雄氏(72)が6期目の当選を果たしました。

 当選後、片岡氏は「想定以上に票差が縮まった」としながら、核のごみの最終処分場をめぐっては「時間をかけて落ち着いて勉強を進めていきたい」と語りました。

 20年ぶりに行われた寿都町長選挙には、いずれも無所属で、文献調査に反対する前の町議会議員の新人・越前谷由樹氏(70)と、現職・片岡春雄氏(72)の2人が立候補し、選挙戦を繰り広げ、片岡氏が1135票、越前谷氏が900票で、片岡氏が235票差で勝利しました。

 当選後、片岡氏は多くの支援者に感謝の言葉を述べたあとの会見で「235票差は相当厳しい票差。想定した以上に縮まった」と激戦ぶりを振り返りました。

 "核のごみ"をめぐる議論について町民には「一石を投じた私の思いを改めて訴えて、学んでいただく。短期間ではなくある程度の時間の中で学ぶことが全国的に学びの輪が広がることにつながる。あわてて結論を出すべきじゃない」とし、「私の思いが今回の選挙で町民に伝わっていないことを目の当たりにした。落ち着いて勉強会・説明会をしていきたい」と話しました。

 町を二分する議論となったことで「信任を得たとは思っていない。選挙戦では文献調査から概要調査に移るときに住民投票しようと訴えてきた。(相手候補に投票した町民との)考え方のギャップを埋めていかないとこれからの町づくりをすべきではない。お互い冷静になりながら、町に対する愛情は同じだと思うので、丁寧にわだかまりないような進め方をしたい」と今後の町づくりを慎重に進めていきたいとの考えを示しました。

UHB 北海道文化放送

1438チバQ:2021/12/04(土) 23:16:40
132 チバQ sage 2021/12/04(土) 23:12:53
"来年夏の参院選道選挙区 自民党道連の候補者公募に6人応募|NHK 北海道のニュース" https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211130/7000040685.html

来年夏の参院選道選挙区 自民党道連の候補者公募に6人応募

11月30日 18時13分

来年夏の参議院選挙に向けた動きです。自民党の北海道選挙区の候補者を選ぶ党道連の公募は30日が締め切りとなっていて、これまでに新人あわせて6人が応募しました。

来年夏に行われる参議院選挙で、自民党は定員3の北海道選挙区に2人を擁立する方針で、これまでに現職の長谷川岳氏の擁立を決めています。
残る1人を選ぶ公募は30日で締め切られることになっていて、党関係者によりますと、これまでに、▼道議会議員の大越農子氏(51)、▼元道議会議員の柿木克弘氏(53)、▼元民放アナウンサーの鶴羽佳子氏(53)、▼道議会議員の八田盛茂氏(64)、▼元衆議院議員の船橋利実氏(61)、▼作家の森久美子氏(65)の新人あわせて6人が応募しました。
このうち八田氏と船橋氏は、支援する党員らによる他薦での応募です。
党道連は今後、具体的な選考の方法やスケジュールを決めることにしています。
このほか、定員3の参議院北海道選挙区には、これまでに、▽共産党の新人の松橋千春氏が立候補を表明しています。
また、▽立憲民主党が2人の擁立に向けて調整を進めているほか、▽日本維新の会と▽国民民主党も候補者の擁立を検討しています。

1439チバQ:2021/12/26(日) 14:42:26
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/627635?rct=n_politics
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
12/26 05:00
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
市議会で答弁する帯広市の米沢則寿市長。自民党内では対立候補を探る動きもある=13日(井上浩明撮影)
 【帯広】来年4月の帯広市長選まで4カ月を切り、米沢則寿市長(65)は4選を目指し出馬する意向を固めた。1月にも正式表明するとみられる一方、前回は米沢市長を「応援」した自民党内では対立候補を擁立すべきだとの主戦論が出始めている。自民は10月の衆院選道11区(十勝管内)で中川郁子氏(63)が善戦して比例復活した勢いに乗り、12年ぶりとなる自民系市長の誕生をうかがう。ただ党内は一枚岩ではなく、独自候補擁立に至るかは不透明だ。

■衆院選で勢い/支部内に異論も

 「熟慮している」。米沢市長は7日の定例市議会で、公明党市議から4選出馬の考えを問われ明言を避けた。当初は、支援を受けてきた立憲民主党の市議の一般質問に答える形で出馬表明できないか模索する動きもあったが、周囲の「自民が独自候補を立てるのか見極めるべきだ」との意見もあり見送った。

 「オール十勝」を掲げてきた米沢市長は、十勝の基盤である農畜産業を核にした経済振興や人口減少対策に力を入れ、地域に強い影響力を持つ経済界との関係は良好だ。関係者によると後援会が年明けに出馬を要請し、それを受け立候補を表明する方向で調整。関係者は「4選出馬へ本人の腹は固まっている」と語る。

 投資会社出身の米沢市長は2010年に旧民主党、新党大地の推薦を受けて初当選した。一つの政党に偏らない「市民党」を掲げ、14年に無投票で再選。前回知事選の候補に名前が挙がったこともある。

 前市議会議長との一騎打ちとなった前回18年は、立憲道11区総支部から推薦、自民帯広支部から「応援」を受け、事実上の相乗り態勢を築いた。だが、旗振り役を務める市中心部の再開発事業について説明不足などと批判を浴び、対立候補の出馬表明が告示直前だったにもかかわらず、約6千票差の辛勝。盤石の戦いのはずが、批判票の多さが浮き彫りになる結果だった。

 これに対し、ここへ来て動きを活発化させているのが自民だ。

 「トップの発信力が不足」「議会や各種団体との対話不足が顕著」―。市議会最大会派で自民系の「市政会」は11月、4年に一度発表している市政の検証で、米沢市長の3期12年を厳しく批判。一党一派に偏らない姿勢を評価した4年前の前回検証とは対照的で、ある市議は、米沢市長の4選出馬について「多選は認められない」と話し、対決色を鮮明にする。

 前回から一転、党内で独自候補擁立の動きが出始めたのは、10月の衆院選道11区で、中川氏が立憲の石川香織氏(37)に6千票余りまで迫り、比例復活を果たしたためだ。与党議員の復活を訴えて農業や建設業界の票を固め、前回約1万6千票あった差を縮めた。

 だが、自民帯広支部が今月17日、市内で開いた市長選に向けての初会合では、出席者から「対立候補を出すべきだ」という声が出た一方、「4年前の市長選で米沢氏を応援して以来、今も態勢は変わっていない」との意見もあり対立。会合終了後、ある参加者は「支部内の意見がまとまるめどが全く立たない」とため息をついた。

 市長選翌年の市議選を見据え、候補擁立がプラスに働くのか見極めている市議もいるとみられる。さまざまな思惑が絡み、市長選の構図が固まるのはもう少し時間がかかりそうだ。(水野薫、古谷育世)

1440チバQ:2022/01/02(日) 17:57:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4997e23f9605636f1e8b97413f17100117738f5e
札幌市制100年 政令指定都市移行50年 拡大続け全国第4の市に発展
1/2(日) 6:04配信
北海道新聞
新幹線の札幌駅予定地

 札幌市は今年、市制施行100年、政令指定都市移行50年の二つの節目を迎える。1869年(明治2年)に開拓使が置かれてからほぼ半世紀後の市制施行を契機に、戦時を挟みながら、札幌の近代化、都市化、国際化は進んだ。2008年には人口190万人を突破。人口規模で全国4番目の市に発展し、飛躍の1世紀を歩んできた。

【動画】2029年の眺望、ドローンで体験 札幌駅南口

1922年の人口は12万7044人
 1922年(大正11年)8月1日、札幌は函館、小樽、旭川など他の道内5市と同時に市となった。この時の人口は12万7044人。79年発行の「さっぽろ文庫第7巻『札幌事始』」(札幌市教委編)は当時の市民の様子を「夜は提灯(ちょうちん)行列が延々とつづいて、さながら市内は不夜城と化し(中略)市中は歓喜の一色に塗りつぶされた」と伝える。

 翌23年(同12年)には旧都市計画法が適用され、条丁目を基盤にした中心部の市街化が進展した。昭和に入ると、27年(昭和2年)の市電(路面電車)、30年(同5年)の市営バス(2004年廃止)運行開始など交通網が発達。上下水道の整備が本格化し、37年(同12年)の旧市役所庁舎の完成など近代化が進んだ。

 戦時を挟み、人口は急増する。40年(同15年)の国勢調査で人口20万人を超え、函館を抜き道内一に。戦後は白石村や琴似町など自治体合併により市域が拡大した。北24条周辺にサハリン(樺太)などからの引き揚げ者が住宅街を形成。50年代以降は道内の炭鉱閉山による元炭鉱労働者らの流入が続き、60年、人口は50万人を数えた。

70年代に大きな節目
昭和の高度成長期にビルが目立ち始めた札幌市中心部=1964年撮影=

 「人口増により、開発の中心はそれまでの大通地区周辺から札幌駅以北に広がった。それが市域全体の都市化につながったんです」。札幌の歴史に詳しいタウン誌編集者の和田哲さん(49)は指摘する。

 まちの形を決定づける動きは70年代に大きな節目を迎えた。その中心はやはり72年2月の札幌冬季五輪だ。アジア初の冬の五輪として開催が決まったのは66年。人口増に伴い大量の輸送力が必要になったことと相まって地下鉄や地下街整備の議論が一気に加速した。

 71年11月、地下街オーロラタウン・ポールタウンが完成。同12月、市営地下鉄南北線(北24条―真駒内)が運行を始めた。札幌を象徴する雪まつり開催やテレビ塔完成、もいわ山ロープウェイ開業などは50年代の出来事だが、そこから五輪までに都市は膨張、70年に人口100万人を超えた。

1441チバQ:2022/01/10(月) 19:25:43
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ1B56Y0Q1BIIPE11X.html
「核のごみ」調査の北海道神恵内村、脱原発派が村長選に立候補へ
2022/01/10 16:30朝日新聞

「核のごみ」調査の北海道神恵内村、脱原発派が村長選に立候補へ

北海道神恵内村役場=2021年5月30日

(朝日新聞)

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場選定に向けた「文献調査」が進む北海道神恵内村の村長選(2月22日告示、同27日投開票)に、隣接する泊村で脱原発運動に携わる元会社社長の瀬尾英幸氏(79)が立候補する意向を明らかにした。現職の高橋昌幸氏(71)は6選を目指しており、村長選は36年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。

 瀬尾氏は10日、朝日新聞の取材に対し「最終処分場建設に向けた調査が無抵抗で進み、村長選を無風で終わらせてはいけない。核のごみを根本から問い直す機会にしたい」と語った。16日に立候補を正式表明するという。

 瀬尾氏は小樽市出身。同市内の食品卸売会社で労組幹部や社長を務め、その後2015年、脱原発運動のために北海道電力泊原発がある泊村へ移住。現在は近く発足する「泊原発立地4町村住民連絡協議会」の準備委員会副代表を務める。

 公職選挙法上、市町村長選の立候補で居住地の制限はない。

 神恵内村長選は1986年を最後に無投票が続き、現職の高橋氏は02年の初当選を含め5期連続で無投票当選した。

 「核のごみ」をめぐり神恵内村では20年9月、村商工会が文献調査への応募検討を村議会に請願。村議会で採択され、高橋村長は20年10月に文献調査受け入れを決めた。高橋氏は昨年12月、6選に向け村長選立候補を表明。文献調査について「私が(国の調査申し入れを)受諾した責任を全うしなければならない」と語っていた。

 同じ後志地域で文献調査が進む寿都町では昨年10月、調査推進派の片岡春雄氏が反対派を破り6選した。(鈴木剛志)

1442チバQ:2022/01/15(土) 09:36:33
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-633608.html
道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解
2022/01/15 05:00北海道新聞

道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解

道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解

(北海道新聞)

 来春の道議選に向け、道議会の全5会派でつくる定数等検討協議会が釧路市選挙区(定数4)を1減とする案の検討を始めた。釧路市の定数は1967年以来、新市となっても変わっていない。近年は自民2人、旧民主を含む立憲民主1人、公明1人の当選が続いていたが、定数減が決まれば勢力図も変化しそうだ。

 13日の協議会では、人口の少ない選挙区の方が定数の多い「逆転現象」を解消するため、苫小牧市や帯広市(ともに定数3)より人口の少ない釧路市を1減とし、恵庭市(定数1)を1増とする案が挙がった。各会派で検討した後、2月開会の定例道議会で条例改正案を諮る見込み。道議会全体の議員定数100は維持する方針で一致している。
立憲民主党

1443チバQ:2022/01/25(火) 18:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e4bbfab00ffb86e2127c07720a8c3697025c37
町長ら感染しクラスター、職員出勤は4分の1に 北海道小清水町
1/25(火) 17:30配信

朝日新聞デジタル


 北海道東部・オホーツク地方の小清水町で、久保弘志町長ら町幹部を含む職員25人が感染してクラスター(感染者集団)となり、町の通常業務に支障が出る「非常事態」になっている。

 同町の本庁舎には職員80人が勤務するが、クラスター発生を受け、25日現在で20人しか出勤できていない。窓口業務の受け付けは庁舎ロビーで行われ、9課では電話対応のみという状況だ。

 同町の役場では19日に最初の感染者が確認され、その後、久保町長、加藤友幸教育長らの感染も確認された。25日現在で25人のクラスターとなっている。感染者はいずれも無症状か軽症という。

 町によると、現在本庁舎に出勤できているのは、濃厚接触者と見なされずPCR検査で陰性となった職員のみだ。検査で陰性でもその後に発症したケースもあるため、新たな感染を防ぐため登庁する職員を限界まで減らしている。電話対応をする職員を各課で最低1人出勤させ、残りは自宅待機させるローテーションを組んだ。

 町保健福祉課の斉藤高広課長は「町長からはオンラインで細かい指示が毎日出ている。この態勢が当面は続く」と話している。(神村正史)

朝日新聞社

1444チバQ:2022/01/30(日) 09:49:09
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220127/7000042752.html
函館市選出の道議会議員 自民党・川尻秀之氏が死去 76歳
01月27日 17時21分

函館市選出の道議会議員で自民党の川尻秀之氏が27日午前、亡くなりました。76歳でした。

川尻氏は函館市出身で、叔父で道議会議員だった川尻外治氏の秘書を経て平成3年の道議会議員選挙で初当選し、現在は8期目を務めていました。
この間、自民党道連の新幹線建設促進特別委員長や選挙対策委員長、それに総務会長などを歴任しました。
川尻氏は今月、持病の肺がんの治療のため函館市内の医療機関に入院していましたが、その後容態が悪化し、27日午前、亡くなりました。
川尻氏の事務所によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通夜と葬儀は近親者のみで行うということです。
道議会の函館市選挙区は定員が5人で、欠員は2人に達していないため補欠選挙は行われません。

1445チバQ:2022/02/14(月) 19:23:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ2G4W6LQ2GIIPE017.html
北海道南富良野町長を官製談合防止法違反容疑で逮捕 道の駅めぐり
2022/02/14 15:00朝日新聞

北海道南富良野町長を官製談合防止法違反容疑で逮捕 道の駅めぐり

池部彰・北海道南富良野町長=2020年4月

(朝日新聞)

 北海道南富良野町が発注した道の駅「南ふらの」の機械設備工事をめぐり、入札参加業者に工事価格を漏らして落札させたとして、道警は14日、同町長の池部彰容疑者(72)=南富良野町幾寅=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕し、発表した。道警は認否を明らかにしていない。

 道警は、工事価格を漏洩(ろうえい)させて落札したとして、上富良野町西町2丁目、会社役員有我充人(54)、南富良野町下金山、会社役員秋山隆(70)の両容疑者も公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。

 捜査2課によると、池部容疑者は昨年5月中旬ごろ、道の駅の機械設備工事の一般競争入札をめぐり、特定建設工事共同企業体(JV)の代表会社社長の有我容疑者らに予定価格を算出するもとになる工事価格を漏洩。翌6月に行われた入札で、この共同企業体に落札させた疑いがある。

 入札には4JVが参加し、有我容疑者のJVが1億2290万円で落札。落札率は98%だった。

 池部容疑者は現在6期目。前回2020年4月の町長選挙では無投票当選していた。(角拓哉)

1446チバQ:2022/02/14(月) 20:39:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc884410b859122ce6e6604fcdc82ed46a4a367
北海道・南富良野町長を逮捕 道の駅再編工事で官製談合の疑い
2/14(月) 12:31配信

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毎日新聞
南富良野町の池部彰町長

 北海道南富良野町が発注した道の駅再編工事の一般競争入札を巡り、入札情報を業者側に漏らしたとして、道警捜査2課は14日、池部彰町長(72)を官製談合防止法違反容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。落札した業者関係者のほか、業者との仲介役も逮捕しており、道警は非公表の情報が漏えいした経緯を追及する。

 南富良野町は高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地。「幌舞駅」として登場するJR幾寅(いくとら)駅などを有する観光地として知られる。

 捜査関係者によると、池部容疑者は、同町幾寅の「道の駅南ふらの」の再編工事に関し、2021年6月18日に実施された機械設備工事の一般競争入札で予定価格などを業者側に漏らして談合し、入札を妨害した疑いが持たれている。「有我・飯塚特定建設工事共同企業体(JV)」が1億2290万円で落札し、予定価格1億2551万円に対する落札率は98%だった。

 関係者によると、入札直前の同年6月、池部容疑者がこの入札に関与する「官製談合」と指摘する匿名の投書が複数箇所に寄せられ、落札予定業者の名前も記されていたという。入札直後の町議会で、この問題を追及された池部容疑者は「関与したということはございません」と否定していた。

 池部容疑者は町財税課長や富良野消防署南富良野支署長などを経て00年に初当選して現在6期目。【谷口拓未、土屋信明】

1447チバQ:2022/02/16(水) 19:41:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20220215k0000m010336000c.html「核のごみ」巡り、無風から一転選挙戦に 北海道・神恵内村長選
2022/02/16 08:00毎日新聞

「核のごみ」巡り、無風から一転選挙戦に 北海道・神恵内村長選

2021年4月に完成した神恵内村役場。津波災害に備え、主な機能は2〜3階に置いた=北海道神恵内村で21年11月16日、高山純二撮影

(毎日新聞)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む北海道神恵内(かもえない)村で、任期満了に伴う村長選が22日に告示され、27日に投開票される。5期連続無投票当選の現職に対し、隣接する泊村で脱原発運動を続けてきた新人が立候補を表明。当初の「無風」から一転して36年ぶりの選挙戦になる見通しで、新人の動向に注目が集まっている。

 ◇新人、事務所メド立たず

 立候補予定の新人、瀬尾英幸氏(79)は小樽市出身の元会社社長。2015年に北海道電力泊原発のある泊村に移り住み、脱原発運動を行ってきた。1月16日に記者会見し、「無投票だと(原発問題を)考える機会がなくなる」などとして出馬表明した。しかし、神恵内村に足がかりは少なく、拠点となる事務所設置のメドも立っていない。このため、近隣の岩内町に「仮事務所」を置き、13日に事務所開きを行った。

 神恵内村では村商工会が文献調査の応募検討を求める請願を村議会に提出し、議会が請願を採択。これを受け、国が村に調査を申し入れ、現職の高橋昌幸氏(71)が受諾した。瀬尾氏は核のごみの受け入れ自体には反対姿勢を強調する一方で、形としては民主的な手続きを経て実施が決まった文献調査に対し、「逆にルール破りになる」として即時中止などはできないとのスタンス。会見では「核ごみ問題は争点にしない」と表明した。

 ◇100票で脱原発運動に弾み?

 瀬尾氏のこの方針に、文献調査に反対する村民からは疑問の声が上がっている。私設博物館「銀の鈴記念館」主宰の滝本正雄さん(88)は「この問題を争点にしないのならば、選挙に出る必要はない」としたうえで、「得票が少ないと、反対住民が少ないと思われる。今後の反対運動のリスクになる可能性がある」と指摘。別の村民は「なぜ核のごみ問題を言わないのか疑問に思った。そこは議論した方がよい」と争点化を求める。瀬尾氏を支持する別の自治体の革新系議員も「反対の立場を鮮明にしなければ、選挙としては厳しい」と懸念する。

 Jパワー(電源開発)が建設している大間原発の是非が問われた17年の青森県大間町長選は、原発推進派の2候補が9割以上(3604票)を得票し、中止派の2候補はそれぞれ79票、34票しか獲得できなかった。瀬尾氏は会見で大間町長選に触れ「青森の仲間は当初、『こういう数字は困る』と言っていたが、何年かたつと『あれはあれでよかった。原発反対運動の弾みになった』と評価している。私もそうなっていきたい」と述べ、選挙を行う重要性を強調する。

 さらに、瀬尾氏は毎日新聞の取材に「(核のごみ問題を)争点にしないというのは誤解を生む。文献調査は認めざるを得ないが、(第2段階の調査の)概要調査は断固反対ということを公約に盛り込みたい」と方針転換を図る考えを示したうえで、村の有権者数721人(昨年12月1日現在)を念頭に「100票を超えれば、今後の運動への影響力が違う。支持者には『100票を取れば勝利宣言してもいいよ』と言われた」と自ら「勝敗ライン」を設定する。

 ◇現職陣営「50票以内に」

 迎え撃つ形となる現職の高橋氏は、数百人の村民が加入していると言われる強固な後援会組織を持つ。町長選では02年の初当選以来、5期連続で無投票当選しており、今回は初めての選挙戦となる。

 高橋氏の後援会幹部は「村内の人が立てば、150〜200票は相手方に流れると思うが、今回の相手は村に親戚もいなければ、有力支持者もいない。どれだけの得票を許すか、後援会内の考え方はまちまちだが、個人的には50票以内に収めたいと思っている」と打ち明ける。

 さらに、「100票以上行くと、相手方が何をやり出すか分からない」と村政への影響を懸念したうえで、「『(現職が)勝つだろうから投票に行かない』という人が一番困る。きちんと後援会員に投票を呼びかけたい」と組織の引き締めを図る考えを示した。【高山純二】

1448チバQ:2022/02/17(木) 19:16:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20220217k0000m010052000c.html「核のごみ」争点に 36年ぶり新人出馬へ 北海道・神恵内村長選
2022/02/17 11:34毎日新聞

「核のごみ」争点に 36年ぶり新人出馬へ 北海道・神恵内村長選

高橋昌幸氏

(毎日新聞)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む北海道神恵内村で、任期満了に伴う村長選が22日に告示され、27日に投開票される。5期連続無投票当選の現職に対し、隣接する泊村で脱原発運動を続けてきた新人が立候補を表明。当初の「無風」から一転して36年ぶりの選挙戦になる見通しで、新人の動向に注目が集まっている。

 立候補予定の新人、瀬尾英幸氏(79)は小樽市出身の元会社社長。2015年に北海道電力泊原発のある泊村に移り住み、脱原発運動を行ってきた。1月16日に記者会見し、「無投票だと(原発問題を)考える機会がなくなる」などとして出馬表明した。しかし、神恵内村に足がかりは少なく、拠点となる事務所設置のメドも立っていない。このため、近隣の岩内町に「仮事務所」を置き、13日に事務所開きを行った。

 神恵内村では村商工会が文献調査の応募検討を求める請願を村議会に提出し、議会が請願を採択。これを受け、国が村に調査を申し入れ、現職の高橋昌幸氏(71)が受諾した。瀬尾氏は核のごみの受け入れ自体には反対姿勢を強調する一方で、形としては民主的な手続きを経て実施が決まった文献調査に対し、「逆にルール破りになる」として即時中止などはできないとのスタンス。会見では「核ごみ問題は争点にしない」と表明した。

 瀬尾氏のこの方針に、文献調査に反対する村民からは疑問の声が上がっている。私設博物館「銀の鈴記念館」主宰の滝本正雄さん(88)は「この問題を争点にしないのならば、選挙に出る必要はない」としたうえで、「得票が少ないと、反対住民が少ないと思われる。今後の反対運動のリスクになる可能性がある」と指摘。別の村民は「なぜ核のごみ問題を言わないのか疑問に思った。そこは議論した方がよい」と争点化を求める。瀬尾氏を支持する別の自治体の革新系議員も「反対の立場を鮮明にしなければ、選挙としては厳しい」と懸念する。

 Jパワー(電源開発)が建設している大間原発の是非が問われた17年の青森県大間町長選は、原発推進派の2候補が9割以上(3604票)を得票し、中止派の2候補はそれぞれ79票、34票しか獲得できなかった。瀬尾氏は会見で大間町長選に触れ「青森の仲間は当初、『こういう数字は困る』と言っていたが、何年かたつと『あれはあれでよかった。原発反対運動の弾みになった』と評価している。私もそうなっていきたい」と述べ、選挙を行う重要性を強調する。

 さらに、瀬尾氏は毎日新聞の取材に「(核のごみ問題を)争点にしないというのは誤解を生む。文献調査は認めざるを得ないが、(第2段階の調査の)概要調査は断固反対ということを公約に盛り込みたい」と方針転換を図る考えを示したうえで、村の有権者数721人(昨年12月1日現在)を念頭に「100票を超えれば、今後の運動への影響力が違う。支持者には『100票を取れば勝利宣言してもいいよ』と言われた」と自ら「勝敗ライン」を設定する。

 迎え撃つ形となる現職の高橋氏は、数百人の村民が加入していると言われる強固な後援会組織を持つ。町長選では02年の初当選以来、5期連続で無投票当選しており、今回は初の選挙戦となる。

 高橋氏の後援会幹部は「村内の人が立てば、150〜200票は相手方に流れると思うが、今回の相手は村に親戚もいなければ、有力支持者もいない。どれだけの得票を許すか、後援会内の考え方はまちまちだが、個人的には50票以内に収めたいと思っている」と打ち明ける。

 さらに、「100票以上行くと、相手方が何をやり出すか分からない」と村政への影響を懸念したうえで、「『(現職が)勝つだろうから投票に行かない』という人が一番困る。きちんと後援会員に投票を呼びかけたい」と組織の引き締めを図る考えを示した。【高山純二】

1449チバQ:2022/02/22(火) 21:06:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3BLPKPGLA5J2TFL32LJTOMB3PI.html
北海道神恵内村の村長選告示 「核のごみ」最終処分場が焦点
2022/02/22 12:51産経新聞

北海道神恵内村の村長選告示 「核のごみ」最終処分場が焦点

雪の中で候補者の訴えを聞く有権者=22日午前9時25分。北海道神恵内村(坂本隆浩撮影)

(産経新聞)

原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定にかかる第1段階の文献調査が進んでいる北海道後志(しりべし)管内神恵内(かもえない)村で22日、任期満了に伴う村長選挙が告示された。午前11時時点で現職の高橋昌幸氏(71)と、新人で元食品卸会社社長の瀬尾英幸氏(79)=後志管内泊村=の2人が立候補を届け出ており、昭和61年以来36年ぶりの選挙戦となる。投票日は27日に行われ、即日開票される。

6期目を目指す高橋氏は、午前9時すぎに村役場に近い選挙事務所前で出陣式を行い、集まった60人以上の支援者を前に産業活性化や医療福祉の充実、防災体制の強化などをアピール。最大の焦点である「核のごみ」にかかる第2段階の概要調査受け入れの是非については「決めるのは村民。意見を聞き、意思を確認してから決断する。安心してほしい」と訴えた。

新人の瀬尾氏は午前10時ごろ、村役場前でマイクを握り「私に与えられた任務は4年間で核ごみ問題にくさびを打つこと。そのことが泊原発を廃炉にし、北海道を救う。高橋候補が次の調査に進まないと明言するのなら、今すぐ立候補を取りやめてもいいと思っている」などと述べた。

核のごみにかかる調査は、同じ後志管内の寿都町でも文献調査が進んでおり、昨年10月に行われた町長選挙では現職の片岡春雄氏が当選している。

神恵内村の選挙人名簿登録者数は令和3年12月1日時点で721人。

1450チバQ:2022/02/27(日) 11:53:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/648866?rct=n_jrhokkaido
小樽市長選 並行在来線、5者相乗り…迫氏再選へ争点浮上も
02/22 21:40
 小樽市の迫俊哉市長は22日、開会した定例小樽市議会の冒頭で、任期満了に伴う7月31日告示、8月7日投開票の市長選に再選を目指して立候補することを改めて表明した。市議会で多数を占める与党はおおむね肯定的に受け止めているが、並行在来線の存廃や、政党や労働・経済団体による支持が見込まれる「5者相乗り体制」への賛否など争点に浮上しそうな課題も抱えている。

 迫氏は、最大の課題とする人口減少対策や、新型コロナウイルス禍でダメージを受けた地域経済の回復などについて、「(1期目だけでは)道半ば」とした上で「2期目の市政として、これらの課題を着実に解決に導き、次の世代に引き継ぐ取り組みを進めたい」と決意を述べた。

 市議会与党会派のうち、自民党の浜本進会長は「新型コロナ対応など厳しい環境下での市政運営は評価している」として、前回市長選時と同様に政策協定を締結した上で支援する方針。公明党の高橋克幸団長は「政策に偏りがなく、公約も一定程度進めた。やり残したことを前に進めたい思いは伝わる」。立憲・市民連合の佐々木秩(つかさ)会長は「堅実なリーダーシップを発揮してきた。1期目では支持しており、実績を考えれば方向性を変えることはない」と述べた。

 ただ、マチを二分しかねない懸案事項は横たわる。一つは北海道新幹線札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される並行在来線の函館線余市―小樽間の鉄路の存廃問題。迫氏が既に打ち出しているバス転換の方向性に対し、塩谷や蘭島の沿線住民に反対が広がる。

 前回の市長選時に迫氏を支持した自民、公明、立憲民主と小樽商工会議所を中心とした経済界、連合小樽の主要5団体による「5者相乗り体制」への不満もくすぶる。無所属で出馬する迫氏は、現時点ではどの政党・団体からの支持も受けていないが、前回市長選を戦った陣営関係者からは「なれ合いの体制が生まれていないか」と批判の声は根強い。

 迫氏を支持する経済関係者は「対抗馬が出た場合、(両者の問題などが)市長選の争点となる可能性がある」と懸念する。ほかに出馬の具体的な動きは出ていないが、市議会野党の共産党・川畑正美団長は市長選の対応を未定としつつ「(迫氏は)JR小樽駅前や小樽港第3号埠頭(ふとう)などの再開発に力を入れるのではなく、まずは市民生活を重視して施策を進めてほしかった」と述べた。(平田康人、谷本雄也、久慈陽太郎)

1451チバQ:2022/02/27(日) 11:54:36

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/649130?rct=n_jrhokkaido物流の大動脈五稜郭―長万部間 存廃論議 国・道主導で
02/24 05:00
 <解説>北海道新幹線札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される並行在来線のうち、貨物列車が走る五稜郭―長万部間は本州と道内を結ぶ物流の大動脈だ。それだけに、この区間の存廃は沿線自治体だけでなく、国民生活全体に大きな影響を及ぼす問題になる。(1面参照)

 北海道新聞が昨年3月に実施した沿線7市町へのアンケートで並行在来線の存廃について尋ねたところ、道南の7市町のうち5市町が「現時点で判断できない」と回答。渡島管内長万部町と七飯町は並行在来線の黒字化が困難であることを念頭に「一部区間の廃止はやむを得ない」とした。

 JR貨物の経営支援のため、旅客各社に支払う線路使用料は現在、低く抑えられている。その影響もあり、道内の線路維持費用の多くを負担するJR北海道が経営難に陥っていることも、鉄路を引き継ぐことへの沿線自治体の不安を増幅する一因になっている。

 経営分離後の並行在来線の存廃は、将来の地域交通を大きく左右する問題だけに早期に結論を出し、鉄路の有無に応じたまちづくりを進めていくことが必要だ。ただ、道内の農水産物などを本州に向けて運ぶ五稜郭―長万部間は国全体の物流を左右する。この区間の利用の大半が貨物である現状を踏まえれば、並行在来線のあり方の議論は沿線自治体ではなく、国や道が主導して進めるべきだ。(徳永仁)

1452チバQ:2022/03/06(日) 15:59:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/914448186d434479c2b0b053c3e6bbbda9331dca
稚内市、サハリン事務所に送金不能 維持経費の支払い滞る恐れ ロシア金融制裁で
3/6(日) 13:53配信
北海道新聞
稚内市の代表的な名所・宗谷岬

 【稚内】ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの大手銀行が国際決済網から排除される金融制裁が稚内市サハリン事務所を直撃している。現地への事務所経費の送金ができなくなる見通しで、制裁が長期化すれば事務所の維持が厳しくなる懸念がある。開設から20年、厳しい局面を迎え、市関係者は苦慮している。


 米国や欧州、日本は国際的な決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの大手銀行を排除することを決めた。SWIFTは国境をまたぐ送金、決済の機能を担う「インフラ」といえる。

 市によると、サハリン事務所の主な維持費は事務所の家賃や光熱費、雇用するスタッフの給与などだ。ロシアの銀行に開設した口座に経費を半年ほど賄える預金残高があるが、金融制裁が長期化すれば経費や給与の支払いなどが滞る恐れがある。一方、ロシア国内の物資不足や通貨ルーブルの下落が進めば、インフレが加速するとの懸念も指摘されており、事態は極めて深刻だ。

 打開策として、市職員が現地に出向く際、現金を携帯することも検討している。ただ、外為法などでは国外への持ち出しできる金額に基準があるほか、防犯上のリスクもある。追加制裁で日ロ間の往来が遮断されれば、職員が現地入りできるかどうかも不透明だ。

1453チバQ:2022/03/23(水) 20:00:45
https://kachimai.jp/article/index.php?no=557245
元衆院議員の清水誠一氏が市議補選に出馬表明
2022/03/23 12:33
 帯広市議補選(欠員1、4月10日告示、17日投開票)に自民党の元衆院議員、清水誠一氏(73)が23日、出馬表明した。同日午前、帯広市大通南27の事務所で会見を開き、くりりんセンター建て替え計画など現市政への疑問点を挙げ、「マチが豊かになり、安心・安全な暮らしの実現に向け、帯広・十勝に最後のご奉公をしたい」と話した。同日中に党帯広支部に推薦申請する予定。

 正式な公約は近くまとめる...


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E8%AA%A0%E4%B8%80
1991年(平成3年) 北海道議会議員選挙帯広市選挙区から初当選[3]。
2010年(平成22年) 後援会関係者の一部が、党道連から割り当てられた電話で、中川義雄の長男でみんなの党から出馬した中川賢一の支援を呼びかけた道義的責任を取り、暫定的に務めていた自民党北海道11選挙区支部長、自民党北海道支部連合会副会長、自民党帯広支部長を辞任した[4]。
2011年(平成23年) 6選を目指したが、新人で前帯広市議会議員の山崎泉に928票差で敗れた。
2012年(平成24年) 第46回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独13位で出馬し初当選。
2014年(平成26年) 第47回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独13位で出馬するも落選。
2017年(平成29年) 第48回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独14位で出馬するも落選。

1454チバQ:2022/03/24(木) 22:05:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/660750?rct=n_politics
道議選根室市選挙区、来春は存続 激変緩和措置で
03/24 19:51
 道議会全5会派でつくる定数等検討協議会の冨原亮座長は24日の定例道議会で、根室市選挙区(定数1)の人口が単一自治体で選挙区を維持するための公選法の基準を下回ったものの、来年春の次期道議選は激変緩和措置として存続させることを報告した。道議会は慣例でこうした措置を原則1回限り認めており、2027年に予定される次々回の道議選は根室市が根室管内(定数1)と合区となる可能性がある。

 公選法は単一自治体の選挙区の人口が、都道府県全体の議員1人当たりの人口の5割に達しない場合、原則的に合区対象としている。ただ、当分の間は合区を先送りできる特例も認めている。

 根室市の人口は20年国勢調査で2万4636人。全道の人口を道議の定数100で割った道議1人当たりの人口5万2246人の5割(2万6123人)を下回った。協議会は「漁業の担い手不足が懸念され、北方領土問題が未解決なため、地域代表を確保する必要がある」として、23年道議選での根室市選挙区の存続を決めた。

 合区とするかどうかは、次期道議選以降の協議会が今後の人口などを考慮して判断する。(佐藤圭史)

1455チバQ:2022/04/07(木) 13:04:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db2a1a7b3ae962ea48baa06502e6598ec3d6d3e
夕張市の人口7千人割れ 見当たらぬ打開策 コンパクトシティー化急務
4/6(水) 21:38配信

北海道新聞
雪の重みで倒壊した旧JR清水沢駅前の旧商店。飛散しないようネットがかぶせられただけで、「見栄えが悪い」という声が聞かれる

 【夕張】市の人口(住民基本台帳)が3月末で7千人を割る6959人となった。これは、進行する人口減少に打開策がない現実を改めて突きつけた。財政破綻による赤字が解消される5年後には5千人台前半となるペースで、コンパクトシティー化が一層急務となっている。


 厚谷司市長は6日、「7千人を割ったのは大変残念なこと。空知の産炭地はおしなべて自然減、社会減が大きい。今後も市民に安心して住み続けてもらうまちづくりを進めたい」と話し、人口減の中でも子育て環境の充実などに力を入れていく考えを示した。

 厚谷市長が人口減の要因として特に挙げたのは、昨年3月のマルハニチロ夕張工場の閉鎖。市外への転出数が跳ね上がったとして、地元での大きな雇用先がなくなることの影響の大きさを指摘した。

 現在、財政破綻による国への借金返済額が年間26億円あり、5年後には返済完了となる。全額が自由に使えるわけではないが、人口減を意識した予算の使い方が問われる。直近の「箱もの」として清水沢地区への移転方針を決めた市庁舎について、市長は「必要な防災、行政機能を保持しながら、当然、人口規模に則した設計になるだろう」とする。

 また、市にとって最も差し迫った問題は夕張高の存廃。市長は3月の市議会答弁で、「夕張高は市の存在を左右する。庁内外の意見を聞き、ありとあらゆる手段で存続させる」と強調した。

1456チバQ:2022/04/12(火) 21:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe92eaf1ae4ca2a82a1b8702cdead5f00924ace
帯広市長選挙告示 現職に新人2人が挑む戦い 名寄市長選挙も告示 北海道
4/10(日) 12:05配信
 帯広市と名寄市で、10日、任期満了に伴う市長選挙が告示されました。

 立候補したのは、いずれも無所属で、届け出順に4期目を目指す現職の米沢則寿(よねざわ・のりひさ)氏66歳、新人で元帯広市議会議長の小森唯永(こもり・ただなが)氏72歳、新人で自営業の西川泰史(にしかわ・やすひと)氏49歳の3人です。
 選挙戦は、4選を目指す現職の米沢氏に新人2人が挑む構図です。
 小森氏は前回に続いて2度目の立候補で、3人が争う選挙戦となれば12年ぶりです。
 米沢氏の市政継続の是非が最大の争点です。
 投開票日は17日です。

 また、名寄市長選挙も告示され、これまでに4選を目指す現職の加藤剛士(かとう・たけし)氏1人が立候補しています。


4月10日(日)午前11時30分〜「JNNニュース」

1457チバQ:2022/04/15(金) 08:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/48944e60a85e0e43cbe8869f489e5f446d37617b
道内の町村議 なり手不足深刻 統一地方選まで1年
4/15(金) 6:05配信

北海道新聞
統一地方選での道内町村議選の無投票数

 来年4月の統一地方選まで1年となる中、道内で地方議員のなり手不足が深刻化している。特に町村議会の議員選挙は厳しく、過去3回の統一地方選の町村議選では、全体の3割超の町村が無投票になる状況が常態化。定数割れの町村議選も相次ぐ。こうした厳しい状況を打開するため、地方議員有志が養成講座を開設するなど人材確保に向けた取り組みも始まっている。


 道町村議会議長会によると、統一地方選の町村議選で無投票になった町村の数は、1987年に2桁になって以降、増加傾向が続く。市町村合併の影響で2007年には統一地方選での実施数が減ったものの、11年には無投票が過去最多の34町村に上った。立候補者が定数に満たない定数割れも目立ち、前回19年は、釧路管内浜中町で立候補者が定数に2人届かず、オホーツク管内興部町、胆振管内厚真町、十勝管内中札内村でも立候補者が定数を1人下回った。

 19年の前回統一地方選後もオホーツク管内佐呂間町や胆振管内むかわ町などで無投票の町議選が相次ぐ。

 なぜ、なり手が減っているのか。人口減少で地域の人材が不足している上、財政難の影響で議員報酬が引き下げられ、魅力が薄れているとの指摘もある。道内の町村議員の平均報酬は月18万1734円(昨年7月1日時点)で、全国平均を約4万5千円下回る。

 状況改善に向けた動きも出ている。道内市町村議有志でつくる「地方議会 未来への種まき研究会」は4月9日、札幌市内で議員養成講座を初めて実施。来年1月まで政策の実現方法などについて学ぶ。初回はオンラインを含め、48人が道内各地から参加した。4割近くが40代以下と若いが、オホーツク管内の町議選に立候補を検討する会社員の男性(39)は取材に「子育て支援の充実のために立候補したいが、仕事と両立ができるのか」と不安も口にした。

1458チバQ:2022/04/17(日) 17:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/af408a141eaf5872c5f00b5cdca9ec3461655345
核のごみ、町を静かに分断 北海道・寿都 最終処分地巡りあつれき
4/17(日) 6:00配信


河北新報
核のごみの文献調査が進む北海道寿都町。全国初の町営風力発電が寿都湾に並ぶ

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定を巡り、原子力発電環境整備機構(NUMO)が北海道寿都(すっつ)町などで進めてきた全国初の文献調査が大詰めを迎えている。2020年11月の調査開始以降、町内は推進派と反対派に二分され、周辺町村ともあつれきが生じている。日本で原発が動き始めてから半世紀。核のごみ問題に一石を投じた小さな町の現在地を報告する。(東京支社・桐生薫子)

■表立って語られず

 新千歳空港から西へ180キロ進むと、弓なりに続く美しい海岸線が現れる。かつてニシン漁で栄えた寿都町は、寂れた漁師の家々と11基の風車群が同居する。

 「自然豊かな町で分断が起きている」。そう嘆くのは、元町議越前谷(えちぜんや)由樹さん(70)。昨年10月の町長選に文献調査の撤回を掲げて出馬し、調査推進派の片岡春雄町長(73)に破れた。

 人口2800の町で票差はわずか235。民意は真っ二つに割れながら、町内には調査への賛否を表す看板やのぼり旗は見当たらない。越前谷さんは「誰も表立って核ごみの話を口にしたがらない」と明かす。

 度々開かれるNUMOや町主催の説明会にも足を運ぶ町民は少ないという。

 ペンション経営槌谷(つちや)和幸さん(73)は「参加しただけで『あの人は推進派』と疑われる。調査を容認する店主がいる店は避け、わざわざ町外に買い物に行く人もいる。目に見えない『心の分断』だ」とうつむく。

 町の将来を左右する課題でありながら論争に至らない原因は、調査受け入れに当たっての意思決定プロセスにある、と越前谷さんは指摘する。

 町が調査への応募検討を表明したのは20年8月。賛否を問う町議会全員協議会は非公開で行われ、最終的に片岡町長が「肌感覚では賛成が多い」と応募に踏み切った。町民が直接請求した住民投票条例案は議会の反対多数で否決された。

 前のめりな姿勢は人口減に伴う財源縮小への危機感からだ。今後5年間で2億円前後の経常利益を生む町営風力発電事業は、その後に固定価格買い取り制度(FIT)が期限を迎え、売電価格の大幅な下落が見込まれる。最終処分地の調査で得られる電源立地地域対策交付金は魅力的だ。

 片岡町長は「概要調査まで進めば計90億円が入る。交付金を活用して新たな産業を創出したい」と語る。

1459チバQ:2022/04/17(日) 17:44:56

■周辺町村と摩擦

 したたかな戦略は周辺町村との間にも摩擦を生んだ。20年12月、島牧村が核のごみ持ち込みに反対する「核抜き条例」を制定すると、黒松内、蘭越両町も追随した。島牧村は周辺町村で洋上風力発電の誘致を目指す協議会からも脱退した。

 核のごみは安全性はもとより、風評被害が地域一帯に及びやすい。そのため国は交付金の一部を「地域の実情に応じて近隣自治体や都道府県に配分することができる」と取り決める。

 実際、寿都周辺3町村と道は交付金の配分を拒否。調査初年度の交付金10億円のうち、7500万円を受け取ったのは北海道電力泊原発に隣接する岩内町のみだった。寿都町と並行して文献調査が進む神恵内(かもえない)村の周辺も、対応が割れた。

 越前谷さんは「原発の恩恵がある自治体だけが受け取った。再稼働の見通しが立たず税収が厳しいようだ」とみる。

 これまでの経緯を「若干、独断的な側面があったかもしれない」と省みる片岡町長は、概要調査に進む前にその是非を問う住民投票を行う方針に転換した。

[高レベル放射性廃棄物(核のごみ)] 高レベル放射性廃液を固めたガラス固化体を地下300メートル以深に地層処分し、約10万年間隔離する。自ら手を挙げた北海道寿都町と、国の要請を受け入れた神恵内村で原子力発電環境整備機構(NUMO)による文献調査が進む。3月には大まかなデータの収集が完了し、調査開始から丸2年となる11月を目安に適地かどうかを判断する。概要調査に進む際、国は知事や市町村長の意見に反して先に進んではならないと定めている。

■「金目当て」と批判浴び苦悩

■片岡春雄町長に聞く

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分地の文献調査が進む北海道寿都町の片岡春雄町長がインタビューに応じた。「交付金目当て」との批判を浴び、苦悩した心境を吐露。寿都、神恵内(かもえない)村に続く第3の候補地が出てこない現状に苦言を呈し、国の積極的な関与を求めた。

 -調査開始から間もなく1年半となる。

 「核のごみ問題に一石を投じたいとの思いがストレートに報道されず、犯罪者のような扱いを受けた。『金欲しさにきれい事を言っている』と。海外と比べ日本はどこも候補地に挙がっておらず、スタートボタンを押すべきだと考えた」

 -調査の是非を巡って町内で分断が起きた。

 「私は割れたと思っていない。反対派が大きい声で騒いでいるだけ。一般の人は住民生活の知恵と言うのか、おとなしくしている。住民投票を見送ったのは、後に町長選も控えていて自分の責任で全部やろうと考えたからだ。若干、勇み足だったかもしれない」

 -周辺町村が「核抜き条例」を制定し、交付金の受け取りも辞退した。

 「もっと冷静になるべきだ。交付金を辞退した町村は、もらいにくい雰囲気があったのだろう。どこも財政は大変な状況で、私が逆の立場なら文句を言われても受け取りたい。首長の性格によるものが大きい」

 -文献調査で「適地」とされた場合の対応は。

 「若い世代や高齢層など年代別に分けて町民と対話する場を設ける。1年ぐらいかかるだろう。概要調査前の住民投票は2023年度中には実施したい」

 -道は00年に核抜き条例を制定し、「道内に核のごみは受け入れ難い」とのメッセージを発した。

 「あくまで『宣言』条例だ。鈴木直道知事が条例を根拠に突っ走るなら、全国にいい恥さらしになる。道は北海道電力泊原発の交付金を受け取っている。全部国に返還する根性があるなら、私は何も言わない」

 -寿都、神恵内に続く候補地が出てこない。

 「全国の適否を地図上に色分けした『科学的特性マップ』をなぜ作ったのか。国はどこが最も可能性があるのか知っているはずだ。頭を下げて調査をお願いすればいい。手上げ方式でリーダーに責任をかぶせるやり方は見直すべきだ」

 -国は原子力政策を先送りする傾向がある。

 「東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出や、青森県六ケ所村の核燃料サイクル事業も同じだ。国は結論を分かっている。必要なことは言うべきだ。日本人は少し優しくなり過ぎたのではないか」

河北新報

1460チバQ:2022/04/18(月) 19:56:06
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-670732.html
米沢氏4選、継続に支持 帯広市長選 フードバレー、新段階へ
2022/04/18 00:31北海道新聞

米沢氏4選、継続に支持 帯広市長選 フードバレー、新段階へ

4選を決め、支援者らと万歳で喜びをかみしめる米沢氏(中央)=17日午後10時35分ごろ(井上浩明撮影)

(北海道新聞)

 17日に投開票された帯広市長選は、現職米沢則寿氏(66)=無所属=が、元市議会議長で新人小森唯永氏(72)=同=、自営業で新人西川泰史氏(49)=同=を破り、4選を果たした。米沢氏は4期目に向け、食や農業を軸とした産業振興策「フードバレーとかち」のさらなる推進に改めて意欲を示した。小森、西川の両氏は現市政批判の受け皿になるも、及ばなかった。投票率は45・51%と2018年の前回市長選を0・67ポイント上回ったものの、過去2番目に低かった。米沢市政の継続の是非が争点だったが、ほかに明確な対立軸がなく市民の関心が高まらなかった。新型コロナ禍で外出を控える人が多いことも影響したとみられる。同日行われた市議補選は、元衆院議員の清水誠一氏(73)=無所属=の当選が決まった。

 「おお!」「やった」。17日午後10時25分ごろ、米沢氏の選挙事務所(西3南6)に当選確実の連絡が入ると、集まった支持者約70人から一斉に拍手が上がった。10分後に米沢氏と妻の弥生さん(63)が事務所に現れ、万歳三唱し、4選の喜びをかみしめた。

1461チバQ:2022/04/19(火) 20:28:21
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-671112.html
帯広市長選当選の米沢氏、4千票減の辛勝 真価問われる4期目
2022/04/18 22:00北海道新聞

帯広市長選当選の米沢氏、4千票減の辛勝 真価問われる4期目

当選確実が決まり、支持者にあいさつする米沢氏=17日午後10時35分、帯広市内の選挙事務所(井上浩明撮影)

(北海道新聞)

 【帯広】17日投開票の帯広市長選で4選を果たした現職の米沢則寿氏(66)は前回2018年より4千票余り減らす辛勝だった。元市議会議長小森唯永氏(72)と自営業西川泰史氏(49)の合計得票で全体の過半数を取られ、幅広い信任を得たとは言いがたい。真価が問われる4期目となる。

 「市民から信託をいただき、勝った立場として仕事をしていきたい」。米沢氏は18日午前、記者団に強調した。政党の推薦こそ受けなかったが、立憲民主党や連合北海道が組織的に応援し、自民党の一部道議、市議も支援。盤石の選挙戦となるはずが、予想外の苦戦を強いられた。米沢氏の強気の言葉と裏腹に、陣営幹部は「一騎打ちなら分からなかった」と漏らした。

1462チバQ:2022/04/24(日) 09:44:34
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-672620.html
青山室蘭市長に「最低」発言 市議会「議会側に問題」 会派会議が転換
2022/04/22 08:43北海道新聞

 室蘭市議会は21日、全5会派の会長会議を開き、市議会で市議が青山剛市長を「人間として最低」と批判したことに関し、青山市長に22日に「(発言に)適切な対応を取らなかった議会側に問題があった」と説明することを決めた。その上で青山市長がツイッターで「心が傷つく」と投稿したことに対し、「公人としての意識を持ってSNSを利用してほしい」と口頭で要望する。

 会派会長会議は18日の段階で、市議の発言には問題が無いが、市長のツイッターでの発信は「議会での発言は議会で議論すべきだ」などとして問題視。青山市長に対し文書でSNSの使い方を見直すよう申し入れる方針だった。ただ、インターネット上の批判が続いたことや複数の市議から「市議会にも非があり、申し入れに賛成できない」という声が出たため、方針転換した。

1463チバQ:2022/04/29(金) 00:32:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/675042?rct=n_hokkaidoニュース > 北海道
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<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>下 示せぬ処方箋 ハム移転、育児 対策半ば
04/28 05:00
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>下 示せぬ処方箋 ハム移転、育児 対策半ば
 3月29日、来季に本拠地を札幌ドーム(札幌市豊平区)から北広島市に移すプロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦。新庄剛志監督が「最後の札幌ドーム開幕戦。全国のみなさんを笑顔にできるチームをつくっていく」と宣言するとドームは興奮に包まれた。そんなチームの盛り上がりを札幌市幹部は複雑な気持ちで見つめる。「日ハムに出て行かれるダメージは本当に大きい」

■年20億円超減収

 秋元克広札幌市政の「最大の失政」(与党市議)ともいわれる日ハム移転。懸念されるのが市所有の札幌ドームの経営悪化だ。日ハム移転により施設利用料など年間20億円超の収入を失う見通しで、最寄り駅がある市営地下鉄東豊線の乗客減も必至。2期目の公約で札幌ドームの利活用拡大を掲げた秋元市長は、ドーム内を仕切って収容人数半分の2万人規模のコンサートも可能とする予定だが、市幹部は「集客力があるプロ野球の代替イベントは見当たらない」と嘆く。

 札幌ドームの2020年度決算は新型コロナウイルス禍などで約5億円の営業赤字。秋元市長は日ハム移転後も「市民負担が増えないよう努める」とするが、慢性的赤字体質となれば市税投入が必要となりかねない。

 市長周辺は市民世論にも神経をとがらせる。秋元市長は18日、一時断る方向だった日ハム移転に関するスポーツライターの取材を受けた。「取材拒否と書かれるかも」との声もあったためだ。市長後援会幹部は「札幌ドームの再建策を示せぬまま来春、北広島の新球場が開業すれば市民の不満が再燃しかねない」と来春の市長選を念頭に心配する。

■出生率低下進む

 少子高齢化対策も待ったなしだ。札幌市の20年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子どもの数)は1・09。政令指定都市で最低だった秋元市長就任時の15年時点の1・18からさらに0・09ポイント低下している。

 秋元市長は2期目で保育所の定員増や産前・産後ケアの拡充、小学6年生までの通院医療費の無償化拡充など「子育て支援」に力を入れてきたとするが、市が市民を対象に行った20年度の調査で、札幌市を「子どもを生み育てやすい環境」と答えた割合は47・6%にとどまる。

 2期目の公約に掲げた「不祥事根絶に向けた組織改革」も道半ばだ。19年6月に当時2歳の池田詩梨(ことり)ちゃんが虐待されて衰弱死した事件を巡り、検証にあたった松本伊智朗北大大学院教授は「市役所には他の部署が関わったら一歩引く文化がある」と、職員の縦割り意識を痛烈に批判した。昨年9月には新型コロナワクチンの接種事業で、市が予算の裏付けのない67億5200万円分の業務委託契約を結んでいたことが発覚。秋元市長は「違法な状態。市民に申し訳ない」と釈明に追われた。

 札幌市は市制施行100年、政令指定都市移行50年の節目となる今年、1月1日時点の人口が戦後初めて減少に転じた。今後は超高齢化社会が待ち受ける。持続可能なまちの未来図をどう描き、市民から信頼される市役所改革をどう進めるか。来春の市長選の争点は少なくない。(阿部里子、岩崎志帆、今関茉莉)

1464チバQ:2022/04/29(金) 00:35:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674461?rct=n_hokkaidoニュース > 北海道
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<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>中 オール与党化 市議会と薄れた緊張感
04/27 07:50 更新
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>中 オール与党化 市議会と薄れた緊張感
 「何事もスムーズに進むようになった」。札幌市の秋元克広市長は2期目に入り、周囲にこうつぶやくようになったという。自民党や公明党などが市政野党だった上田文雄前市長時代は、少数与党の市議会で市長提出議案が否決されることもあった。元市幹部は「与党が多数の現在は提出すれば議案が通る。議会対応に割く時間も減ったからだろう」と推測する。

■地元経済界歓迎

 3月30日の市議会本会議ではそれを象徴する出来事もあった。自民党、民主市民連合、公明党は、秋元市長と足並みをそろえ、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の実現を目指す決議案を市議会に共同提出。賛成多数で可決された。秋元市長は直後に記者団に「議会の賛同を得たものと考えており、大変心強く思っている」と述べ、3会派への謝意をにじませた。

 秋元市長は15年の市長選に旧民主党などの推薦を受けて出馬し、自民党推薦候補を破って初当選した。19年市長選では立憲民主党、国民民主党の推薦に加え、自民党と公明党の支持を得て再選。68人の市議のうち8割超を占める3会派の「相乗り市長」となった。

 2期目では秋元市政も政権与党である自民党との関係を深めた。最初に市議会への「根回し」を行うのは民主市民連合から自民党に変わり、五輪招致や再開発関連の用地取得など重要施策に関する国との協議に自民党の国会議員や市議が同席する場面が増えた。

 秋元市長は16日、道内選出の自民党国会議員の政治資金パーティーに出席し、「コロナ禍でも医療関係の補助金、観光業、飲食店の協力金の増額に力を入れてくれた」と持ち上げた。

 自民への接近を歓迎する声は経済界からも上がる。札幌の建設会社社長は「北海道新幹線札幌延伸や中心部の再開発など札幌は国の支援が必要な事業がめじろ押し。国や道との関係も冷え込んだ上田市政を副市長などとして支えてきた秋元市長は、同じ苦労をしたくないのだろう」と心境を察する。

■説明不足の懸念

 現状の相乗り体制に問題はないのか。神原勝北大名誉教授(自治体学)は「行政、議会双方の緊張関係の喪失が懸念される。市議会のチェック機能が弱まれば、市は議会や市民に丁寧な説明や議論を尽くそうとしなくなる可能性がある」と指摘する。

 実際に複数の市幹部は「オール与党化で緊張感が薄れた」と口をそろえる。自民会派内からは、市民の批判を浴びた今冬の市の除排雪について「野党だったら議会で激しく質問していた」との声も漏れる。

 3会派内には来春の市長選は相乗りによる秋元市長の3選出馬が濃厚との見方が多い。民主市民連合のベテラン市議は「議会と秋元市長は両輪で五輪招致も再開発も進める。体制を変える理由がない」とする。

 五輪決議案に反対した市政野党の共産党幹部は「秋元市長は経済界寄りの姿勢が顕著。次期市長選は前回同様、志が同じ仲間と対抗馬を出す流れになるだろう」と対決姿勢を強める。

 1年後に迫る市長選。関係者の駆け引きは始まっている。(石垣総静、五十嵐俊介)

1465チバQ:2022/04/29(金) 00:35:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674079?kk<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>上 高まる不満 除排雪対応で状況一変
04/27 07:53 更新
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>上 高まる不満 除排雪対応で状況一変
 「#秋元の壁」。大雪に見舞われた今冬、札幌市の秋元克広市長の名を冠したハッシュタグ(検索目印)付きの投稿がツイッターなどの交流サイト(SNS)に相次いだ。ハッシュタグには、市内の路肩や歩道に大人の背丈より高い雪山が積まれたことへの批判が込められていた。

 「今は札幌市内の雪対策を最優先事項で対応・処理してください!」「市長は市民の道路より五輪招致に夢中」。投稿には、歩道などの雪山の写真が添付されているものも目立った。

 2月下旬以降、秋元市長が招致を目指す2030年の冬季五輪・パラリンピックの開催意義を伝えるために連日、道内テレビ各局に出演したことも市民の不満を増幅した。当時はまだ雪による市民生活の混乱が続いていた時期。秋元市長はテレビを通して除排雪についても「緊急対応している」と訴えたが、市民の不満は収まらなかった。今冬、市市民の声を聞く課に寄せられた除排雪関連の苦情や意見は例年の約10倍の2625件に上った。

■不支持最多38%

 2期目残り約1年を逆風で迎える秋元市政。北海道新聞社が8〜10日に札幌市民を対象に行った世論調査では、秋元市政に対する不支持の割合は過去最多の38%に上り、初めて支持の割合と並んだ。不支持理由は「市民の声を重視していない」が最多の43%で、昨年4月の前回調査から21ポイントも増えた。支持する割合は過去最多だった前回の55%から17ポイント減った。札幌市幹部は「大雪と五輪招致の影響が大きいが、2期目で支持3割台は低い。市政の実績が市民に伝わっていない」とショックを隠せない。

■コロナで独自色

 市役所出身の秋元市長は15年の就任以来、安定した行政手腕があると評され、新型コロナウイルスが流行した2期目では独自対策も打ち出している。病床逼迫(ひっぱく)のため搬送先が決まらないコロナ患者を一時的に受け入れる入院待機ステーションの開設、感染状況に応じ他部署から市保健所への応援を最大千人規模まで拡充する態勢整備も、他自治体に先駆け取り組んだ。

 コロナ禍以降、国や道に厳しい意見を表明する場面もあった。昨年8月には市内で感染が急拡大していたにもかかわらず、政府が道内への緊急事態宣言を見送ったことに対し記者会見で「なぜ発令にならないのか。理解できない」と批判。2期目の記者会見は100回と1期目4年間の86回を超え、1期目はゼロだった民放テレビへの出演も2期目は29回を数える。

 ただ市民の秋元市政に対する支持割合の低さは、こうした取り組みが市民の評価に結びついていないことを物語る。同時期に行った全道世論調査で、鈴木直道知事の道政運営に対する支持割合は81%で秋元市長の倍以上。知事はフォロワー数17万2千超のツイッターで頻繁に情報発信しているのに対し、市長個人はツイッターを活用していない。

 同志社大の吉田徹教授(比較政治)は「コロナ下では地方自治体のトップが注目されるようになり、住民は自分たちのために何をやってくれるか分かりやすいメッセージを求める傾向が強まった」と指摘する。市長周辺からは「五輪招致では市長には開催経費の話ばかりではなく、夢を語ってほしい」との声も漏れる。

 19年の前回市長選で「市民と共に確かな歩みを」とのスローガンを掲げ、再選した秋元市長。市民の支持を取り戻せるか、残りの任期1年が正念場となる。(野口洸、水野富仁)



 来年の札幌市長選まで約1年。5月2日で2期目の任期が残り1年となる秋元克広市長は出馬するかどうか明言していないが、周辺では次期市長選に向けた動きも水面下で始まっている。市政の課題と今後を探った。(3回連載します)

1466チバQ:2022/05/08(日) 16:47:24
717 チバQ 2022/05/08(日) 12:35:31
八田盛茂 >>174自民北海道選挙区公募漏れで維新比例から・・・
小林悟 21年衆院選北海道1区落選(維新公認)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674002
自民の八田道議が離党届 維新から参院選出馬へ 引き抜きに自民困惑
04/25 21:59
 今夏の参院選で日本維新の会の比例代表候補で立候補する意向を固めた自民党道議八田盛茂氏(65)=小樽市=が25日、自民党道連に離党届を提出した。八田氏は取材に「政治家としての最後の目標として国政で北海道の声を届けたい」と意欲を語ったが、道連内は現職役員の「引き抜き」に困惑が広がり、参院選に向け両党の関係を不安視する声も出ている。

 八田氏は4期目。道連幹事長を経て、道議会会派の自民党・道民会議の議員会長を務めていたが、同日に会派を離脱した。国政進出に意欲を示しており、道連が昨年11月に行った参院選道選挙区(改選数3)の候補者公募に応募したが、その後の選考委員会で落選。維新道総支部の鈴木宗男代表から10日ほど前に参院選出馬の誘いを受け、出馬を決意した。近く議員辞職する。

 自民道連は異例の離党届であることから「役員などで対応を協議したい」(冨原亮幹事長)と預かり扱いとした。自民道議の一人は「道連の中枢にいる人物が任期途中で他党から出馬するとは衝撃だ。除名も検討すべきだ」と反発する。

 これまで道内の両党の関係は、衆院選の小選挙区によって維新が自民を支援する例もあるなど、微妙なバランスで成り立ってきた。今夏の参院選道選挙区を巡っても、擁立の有無を決めていない維新の出方が焦点の一つとなっており、道連幹部からは「相手の意図が見えず、慎重に見極めないといけない」と懸念の声が漏れている。

 道議選小樽市(定数3)では、八田氏が辞職しても欠員2人以上の実施要件を満たさないため、補選は行われない。(金子俊介、伊藤友佳子)


https://www.asahi.com/articles/ASQ526TW8Q52IIPE01B.html
維新が道内2氏を比例候補に擁立 八田・小林氏
有料会員記事維新

中野龍三2022年5月3日 11時00分
 【北海道】日本維新の会は2日、今夏の参院選比例区に自民党道議の八田盛茂氏(65)と医師の小林悟氏(57)を擁立すると発表した。八田氏は小樽市区選出の道議で4期目。自民道連幹事長も務めた。八田氏は会見で、維新からの立候補について「身をもって改革を行う唯一の政党だと判断した」と述べた。4月25日に離党届を自民道連に提出し、道連が対応を検討している。

 小林氏は昨年の衆院選で道1…

1467チバQ:2022/06/12(日) 21:12:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ6D6Q6XQ6DIIPE006.html
苫小牧市長選告示 5選目指す現職に、無所属新顔挑む
2022/06/12 21:00朝日新聞

苫小牧市長選告示 5選目指す現職に、無所属新顔挑む

候補の政見に聴き入る支持者ら=2022年6月12日午前9時16分、北海道苫小牧市内、松本英仁撮影

(朝日新聞)

 北海道苫小牧市長選は12日、告示された。5選を目指す現職の岩倉博文氏(72)に対し、新顔で元精密機械部品メーカー社員の西村俊寛氏(61)が挑む構図となった。前回は岩倉氏の無投票当選で、今回も直前まで対立候補が現れなかった。だが、告示日前日に西村氏が名乗りを上げ、2014年以来8年ぶりの選挙戦になる。

 岩倉氏は、選挙事務所前で第一声を挙げた。堀井学衆院議員(比例北海道ブロック)をはじめ自民党や推薦する公明党の道議、市議らが駆けつけた。

 岩倉氏は第一声で、「2000年の衆院選挑戦以来8度目の選挙、最後の戦いになる。皆さんのお力で勝利させてほしい」と訴えた。4期16年の実績を振り返り、「市民ホールは初めて、民間活力を導入して事業着手するなど将来負担の平準化に腐心した」などと訴えた。約250人の支持者らが遊説に出かける選挙カーを見送った。

 西村氏は午前、市役所前で第一声をあげた。4日に、立候補の意思を固めたという。母文子さん(91)が車いす姿で見守った。

 西村氏は公約として、住みよい苫小牧とは、人々が希望を持ち挑戦できる社会▽市民が自らの意思で選択、納得できる社会▽安定した財政基盤で力のない人も安心して生活できる思いやり社会▽やる気や知識、アイデアがあり、頑張れる人が公正に評価され報われる平衡社会を実現することを列挙。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致反対を強調した。

 投票は19日に40カ所で行われ、午後9時から市総合体育館で即日開票される。11日現在の選挙人名簿登録者数は14万3990人。(松本英仁)

1468チバQ:2022/06/12(日) 21:22:37
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-692473.html
苫小牧市長選 岩倉氏、西村氏が臨戦態勢 12日告示、一騎打ちへ
2022/06/12 05:00北海道新聞

苫小牧市長選 岩倉氏、西村氏が臨戦態勢 12日告示、一騎打ちへ

支援者らと安全祈願祭に臨む岩倉博文氏(中央)

(北海道新聞)

 任期満了に伴う苫小牧市長選は12日告示される。3月に立候補を表明した現職の岩倉博文氏(72)に加え、10日には新人で同市の元精密部品製造会社社員、西村俊寛氏(61)が出馬の意向を明らかにし、無投票の見通しから一転、両氏の一騎打ちが濃厚となった。両氏は告示前日の11日、選挙戦に向けた準備を急いだ。

 岩倉氏は樽前山神社で遊説の安全祈願祭に臨んだ後、支援者らと今後の活動日程を打ち合わせた。取材に対し「いよいよ出陣との心境」と表情を引き締め、告示目前の急展開について「市民に施策を伝え、市民の声を聞く機会を1週間もらえた」と好意的に受け止めた。「最後の選挙戦。しっかり訴えを届けたい」と5選を目指す決意を語った。

1469チバQ:2022/06/26(日) 00:59:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd32613497ea4732cfb887e41e09d308ce3a032
23年春の札幌市長選、元市局長が出馬へ 「五輪招致の民意問う」
6/18(土) 5:00配信

毎日新聞
高野馨氏=札幌市で2022年6月17日、高山純二撮影

 来春の札幌市長選に、元市市民文化局長の高野馨氏(63)が無所属で立候補する意向を固めた。市が目指す2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致に反対しており、「札幌五輪招致の民意を問いたい」としている。7月にも立候補を正式表明する。


 高野氏は17日、毎日新聞の取材に「市長選を住民投票に見立て、賛否を問いたい」としたうえで、市長選の前に札幌が五輪開催都市に内定した場合、内定の辞退・返上を掲げる考えを示した。五輪招致の反対理由については「市の招致活動の進め方が強引で、きちんと市民の声を聞いていない。具体的には正式表明の時に提示したい」と語った。

 高野氏は北海道美唄市出身。専修大卒業後、1982年に札幌市役所に入庁し、観光コンベンション部長や南区長、市民文化局長などを歴任した。4月に市民団体「『オール札幌』市民会議」を設立し、五輪招致の賛否を問う住民投票の実施を求めて要望書を市や市議会各会派に提出した。共産党などは住民投票条例案を市議会に提出したが、自民党、立憲民主党系の民主市民連合、公明党の3会派の反対で否決された。

 市長選を巡っては、共産が別の市民団体などと連携して候補を擁立する方針。秋元克広市長は態度を明らかにしていない。【高山純二】

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e21eceb2ac88ac66fda0f321e0083e229e9d5db
元局長、「五輪反対」掲げ出馬へ 札幌市長選
6/20(月) 18:47配信

時事通信
1972年札幌冬季五輪の聖火台。奥は札幌市役所=札幌市中央区

 来春の任期満了に伴う札幌市長選に、市職員出身で元市民文化局長の高野馨氏(63)が無所属で立候補する意向を固めたことが20日、分かった。

 市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの招致反対を掲げる。7月中旬にも記者会見し、正式に表明する。

 高野氏は取材に対し「市長選を住民投票に見立て、賛否を問いたい」と説明。市長選前に札幌が開催都市に内定した場合は、辞退・返上する考えを示した。

 2期目を務める現職の秋元克広氏(66)は市長選への態度を明らかにしていない。

1470チバQ:2022/07/12(火) 18:03:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fca0dbe9b4fcb03a02190405d13c2427903f4eec
俳優大泉洋さんの兄、市長選出馬へ 市部長の潤氏 北海道函館市
7/12(火) 16:40配信
任期満了に伴う来春の北海道函館市長選に、同市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が出馬の意向を固めたことが12日、分かった。

 大泉氏は、俳優大泉洋さんの兄。時事通信の取材に「次の市長選を目指している」と語った。

 大泉氏は同日、工藤寿樹市長(72)に退職願を提出。受理されたといい、31日付で退職する。

1471チバQ:2022/07/19(火) 19:58:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071600118&amp;g=elc
五輪招致が争点に浮上 反対の元市幹部出馬へ―札幌市長選
2022年07月16日13時32分

札幌オリンピックミュージアム前に設置されている五輪のシンボルマーク。奥は大倉山ジャンプ台=2021年11月30日、札幌市中央区
札幌オリンピックミュージアム前に設置されている五輪のシンボルマーク。奥は大倉山ジャンプ台=2021年11月30日、札幌市中央区

札幌市長の秋元克広氏
札幌市長選に出馬表明した高野馨氏

 来春の任期満了に伴う札幌市長選で、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの招致が争点に浮上した。市が行った意向調査では賛成が5割にとどまり、さらなる市民の理解が求められている。市長選の動きが招致活動に影響する可能性もありそうだ。

 30年大会の開催地は年内にも一本化が見込まれ、来年5〜6月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる予定。
 こうした中で15日、市職員出身で元市民文化局長の高野馨氏(63)が「五輪招致反対の立場で立候補し、市民に賛否を問う」と出馬表明した。現職で2期目の秋元克広市長(66)も3選に意欲的とみられ、市長選の争点について「五輪が一つであることは間違いない」と認める。
 市が3月、市民1万人に郵送で行った意向調査(回収率58%)は、五輪招致に賛成意見が52%、反対意見が38%だった。共産党などは市民の意向を確認するため、招致の賛否を問う住民投票を行う条例案を市議会に提出したが、6月に反対多数で否決された。
 1972年の冬季五輪を機にインフラ整備が進んだ市にとって、2回目の招致は「まちの再整備に欠かせないもの」(市幹部)だ。意向調査で懸念が多かった大会経費について、市は広報誌や出前講座を通じて、既存施設の活用で対応することや、招致による経済効果も説明する。
 全国的な機運醸成では日本オリンピック委員会(JOC)と共に「プロモーション委員会」を立ち上げ、開催意義の磨き上げや発信を図るが、市民に直接説明する場は少なく、先の幹部は「本気で市民理解を広げる気があるのか」と疑問を投げ掛ける。

1472チバQ:2022/08/01(月) 13:25:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7bdc56681e6fd431f43a386bbd2dc62b1d5e85a
小樽市長選告示 3人が立候補 2期目を目指す現職に新人2人が挑む 人口減少をどう食い止めるか
8/1(月) 11:44配信
 任期満了に伴う小樽市長選が、31日、告示され、現職と新人のあわせて3人が立候補しました。

 立候補したのは、届け出順に、共産党の新人で、元病院職員の野呂田博之(のろた・ひろゆき)氏64歳、無所属の新人で小樽市保健所の元所長、秋野恵美子(あきの・えみこ)氏70歳、無所属の現職、迫俊哉(はざま・としや)氏63歳、の3人です。
 選挙戦は、2期目を目指す迫氏に、新人2人が挑む構図です。
 小樽市は人口が11万人を割り込んでいて、急速な人口減少をどう食い止めるかや、子育て支援、地域経済の活性化が主な争点となる見込みです。
 小樽市長選の投票日は、今月7日で即日開票されます。


8月1日(月)「THE TIME,」午前6時台

北海道放送(株)

1473チバQ:2022/08/03(水) 21:25:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/709011/
<デジタル発>函館市長選、繰り返されてきた「現職VS元部下」 大泉洋さん兄と現職工藤氏の行方は?
07/25 11:14 更新
 函館市の大泉潤保健福祉部長(56)が7月12日、任期満了に伴う来年春の函館市長選に立候補する意向を表明しました。市長選への出馬表明は、大泉氏が初めてです。3期目の現職・工藤寿樹市長(72)は今のところ態度を明らかにしていません。過去の函館市長選を振り返ると、現職の勝率が高い一方、直近2回の市長交代は市役所出身者同士の一騎打ちによるものでした。果たして道南の中核市のリーダーは誰にー。(函館報道部 佐藤陽介)

函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏(左)と記者会見で質問に答える工藤寿樹市長(右)=どちらも藤井泰生撮影
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏(左)と記者会見で質問に答える工藤寿樹市長(右)=どちらも藤井泰生撮影

 「本日、7月31日付の退職願を市長に提出しました。次の市長選を目指したいと思っています」。大泉氏は7月12日、函館市内で記者団にこう語りました。

 俳優大泉洋さん(49)の兄でもある大泉氏は江別市出身。札幌北高、早稲田大を経て、1995年に函館市役所に入庁しました。父親の道南勤務をきっかけに、函館に憧れを抱いたといいます。

 大泉洋さんに出馬を伝えたのかとの記者団の質問には「話はしてます」と答えつつ、「大泉洋は北海道を代表するタレントとして活躍していますが、市長選とは全く違う活動をしています」と強調。「ただ、家族思いの最高の弟です」とも付け加えました。

函館市内の小学校視察前に記者団の質問に答える大泉潤氏=12日(藤井泰生撮影)
函館市内の小学校視察前に記者団の質問に答える大泉潤氏=12日(藤井泰生撮影)

 約1時間後、今度は工藤氏が市役所で取材に応じました。記者団から「大泉氏が出馬表明した」と伝えられると「まだ一般職なのに」と発言。自らの市長選への対応については、新型コロナウイルスの感染再拡大や物価高を挙げ「こんな状況で自分の進退をどうだこうだと言うことは、市民にお叱りを受けかねない。自分のことは後回しです」と公務優先の姿勢を示しました。

 その2日後の7月14日の定例記者会見では「一般職なのに」との発言の真意を問われ、大泉氏の市職員の任期が残っていることを念頭に「きちんと辞めてからお話しすべきではないのか」と大泉氏の対応に疑問を呈しました。

大泉氏の出馬表明を受け、函館市役所で取材に応じる工藤寿樹市長=12日午後2時30分(梶蓮太郎撮影)
大泉氏の出馬表明を受け、函館市役所で取材に応じる工藤寿樹市長=12日午後2時30分(梶蓮太郎撮影)

 関係者によると、大泉氏と工藤氏は6月下旬に東京都内で会談しています。大泉氏は立候補の意向を伝え、工藤氏は自身が出馬するかどうか明言しなかったとされます。市幹部や経済界の中には「工藤氏は、少なくとも大泉氏を自分の後継にする気はない」との見方が多くなっています。

1474チバQ:2022/08/03(水) 21:26:42
■過去の選挙では現職強し
 過去の函館市長選にさかのぼってみましょう。戦後の公選制で選出された函館市長は工藤氏まで計9人います。このうち市職員出身は5人で、過去3人しかいない函館市名誉市民の一人、吉谷一次も含まれます。民間出身は1986〜99年に務めた木戸浦隆一氏のみです。

4期目半ばで函館市長を退任し、贈られた花束を手に市役所を去る木戸浦隆一氏=1999年3月
4期目半ばで函館市長を退任し、贈られた花束を手に市役所を去る木戸浦隆一氏=1999年3月

 平成以降に目を向けると、市長選は9回あり、現職が立候補しなかったのは99年だけでした。前年に4選を果たした木戸浦氏が病気で辞職したことに伴う選挙でした。



 現職が立候補した8回のうち、市長の座を守ったのは6回に上ります。現職市長は行事やメディアを通じて市民への露出が多く、知名度が高くなる傾向があります。市政運営でも、各種団体と連携するうちに経済界などと結びつきを強め、幅広い支持を得やすくなるとされます。いわゆる「現職の強み」といわれるものです。

 現職が敗れたのは2007年と11年の2回でした。どちらも市役所出身者同士の一騎打ちでした。

函館市長選の公開討論会で握手する井上博司市長(左)と西尾正範前助役=2007年4月、函館市内のホテル
函館市長選の公開討論会で握手する井上博司市長(左)と西尾正範前助役=2007年4月、函館市内のホテル

 2007年は、3選を目指す井上博司市長と西尾正範前助役の対決でした。企画部長や、現在の副市長に当たる助役を経て1999年に市長に就いた井上氏は、12歳年下の西尾氏の立案力を認め、重要政策を任せます。2003年には当時54歳の西尾氏を助役に抜てきしました。

 ところが西尾氏は06年、市政トップである井上氏が経済界や市議会の有力者と癒着していると訴え、辞職。翌年の市長選に「だまってられない、この指とまれ!」のスローガンを掲げて挑み、選挙戦で井上氏への批判を繰り広げました。結果、経済界や政党の支持を取り付けた井上氏に圧勝します。

函館市長選で当選確実となり喜ぶ西尾正範氏(右)=2007年4月、函館市中島町
函館市長選で当選確実となり喜ぶ西尾正範氏(右)=2007年4月、函館市中島町

 もう一つの、2011年に行われた選挙は、西尾氏と工藤氏の争いでした。工藤氏は企画部長や助役を経て、07年の西尾市政の始動に当たり副市長に迎え入れられました。2人は、函館市に合併する前の亀田市役所の1973年入庁の同期です。

 その工藤氏も結局、上司とたもとを分かちました。西尾氏は市長選での舌鋒(ぜっぽう)鋭い批判が尾を引き、経済界や市議会とのしこりを解消できず、かじ取りに苦しみます。工藤氏は09年、「何を志しているのか感じ取れない」と西尾氏を批判し、辞職。経済界の一部の支援を受けて11年の市長選に出馬し、西尾氏を1万2千票上回りました。

函館市議会で副市長の辞任の理由について、起立して答弁する工藤寿樹氏。左は西尾正範市長=2009年12月
函館市議会で副市長の辞任の理由について、起立して答弁する工藤寿樹氏。左は西尾正範市長=2009年12月
■「市役所の空気重くなった」の声も
 さて、今回はどうなるのでしょうか。選挙まであと9カ月あり、構図が固まるのはまだ先になりそうです。仮に工藤氏が立候補するなら、またしても現職と元部下の対決となります。

 工藤氏は14日の記者会見でも「決めていない」と話しました。にもかかわらず「07年や11年の選挙と重なって見える」(経済団体幹部)との声が上がるのは、工藤氏もまた、同じ早稲田大卒の大泉氏を重用してきた経緯があるからです。

 市長就任と同時に秘書課長に置き、17年には観光都市の重要ポストである観光部長に引き上げました。当時、市役所内では「大泉氏を後継に考えているのでは」とうわさされていたほどです。ところが工藤氏は、大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、評価を変えたとされます。

 19年には保健福祉部長へ横滑りさせました。周囲には大泉氏について「決断力がない」と漏らしています。工藤氏の後援会は今秋にも政治資金パーティーを開く予定で、選挙の準備と捉える向きもあります。

原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相(左)、細川護熙元首相(右)と取材に応じる工藤寿樹市長=2015年10月、函館市役所
原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相(左)、細川護熙元首相(右)と取材に応じる工藤寿樹市長=2015年10月、函館市役所

1475チバQ:2022/08/03(水) 21:26:57
 工藤氏は1期目の14年、国などを相手取って電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こし、保守層から革新系まで支持を広げました。現職の強みがあり、3期12年の実績も武器になります。一方、4選となれば多選批判を浴びる可能性もあります。多選は一般論として「政策がマンネリ化する」「イエスマンばかり登用し、組織が硬直化する」との弊害が指摘されています。4期目の最終年に77歳となる年齢もマイナスに働くかもしません。

大間原発訴訟の初弁論に出廷するため、東京地裁に入る工藤寿樹函館市長(中央)ら原告・弁護団=2014年7月
大間原発訴訟の初弁論に出廷するため、東京地裁に入る工藤寿樹函館市長(中央)ら原告・弁護団=2014年7月

 大泉氏の強みが「大泉洋の兄」であることは衆目の一致するところです。大泉氏の周辺には、弟の知名度や好感度の高さがそのまま本人のイメージにつながる期待があります。ですが、現時点で大泉氏はなぜ市長を目指すのか、どんな政策を掲げるのか、政策をどう実現させるか、一切語っていません。これから明らかにするのでしょうが、市の元特別職からは「弟の七光」との厳しい声も上がります。

大泉潤氏
大泉潤氏

 市役所内には「井上氏と西尾氏の『親子げんか』、西尾氏と工藤氏の『兄弟げんか』で市役所の空気は重くなった」(市幹部)として厭戦(えんせん)ムードも漂います。当然、2人以外に名乗りを上げる人が現れれば、構図はまた違ったものになります。函館は道内の他の自治体よりも人口減少が進んでおり、市役所出身ではなく、民間の発想を持った市長を待ち望む声もあります。

 函館市長選は来年春の統一地方選に合わせて行われます。統一地方選は知事選や都道府県議選、政令市の市長選などが行われる通称「第1ラウンド」と、それ以外の「第2ラウンド」に分かれます。今後の動き次第では、函館市長選は第2ラウンドの注目選挙になりそうです。

1476チバQ:2022/08/03(水) 21:27:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/704914?kk
函館市長選、焦点は現職の出方 後継とうわさの大泉氏出馬表明 背景に地元経済界の事情も
07/13 09:27 更新
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
工藤寿樹市長
 【函館】来年春の函館市長選は、市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が出馬を表明したことで、3期目の工藤寿樹市長(72)が今後、どう態度を表明するかが焦点となる。大泉氏は5年前に工藤氏から観光部長に抜てきされ、次の市長候補とも目されてきたが、最近は2人の間に溝が生じているとされる。経済界の一部に工藤氏の4選出馬を求める声もあり、選挙戦となる可能性もある。

 「本日、退職願を工藤市長に提出した」。大泉氏は12日、記者団にこう語り、市長選に出馬する決意を述べた。

 関係者によると、大泉氏と工藤氏は6月下旬、東京都内で会談し、大泉氏は出馬の意向を伝達した。工藤氏は続投の有無について明言しなかったという。

 大泉氏は、父親の道南勤務をきっかけに函館に憧れを抱き、早大卒業後に市役所入りした。同じ早大卒の工藤氏も目をかけてきた。

 工藤氏が副市長を経て2011年の市長選で初当選すると、秘書課長としてそばに置いた。17年には重要ポストである観光部長を任せ、市役所内では「後継に考えているのでは」とうわさされた。

 ただ、実行力があるとの評価の一方、ワンマンとの指摘もある工藤氏はその後、大泉氏の働きぶりを見て、「決断力がない」と漏らすようになった。19年には保健福祉部長に横滑りさせた。

 地元経済界の事情も2人の関係に影響している。工藤氏に批判的な経済人が大泉氏を推し、この経済人と相いれない経済人らが工藤氏の4選を望む構図になっている。

 焦点は工藤氏の出方だ。5月に後援会が新型コロナウイルス禍を受け過去2年は中止した政治資金パーティーの年内開催を確認。選挙の準備との見方が駆け巡った。工藤氏は周囲に「まだやりたい仕事がある」と漏らしている。

 工藤氏はクルーズ船を受け入れる埠頭(ふとう)整備などを実現させたが、4期目になれば多選批判を浴びかねない。大泉氏はこれまでの経歴を踏まえ、観光振興や福祉政策を訴えるとみられる。俳優大泉洋さんの実兄で、「人気は出るかもしれないが、実績が認められたのではなく『弟の七光』だ」(市の元特別職)との冷めた見方もある。直近2回の函館市長交代は市役所出身者同士の対決で起き、厭戦(えんせん)ムードもある。

 大泉氏の「有名俳優の兄」の肩書は支持を取り込む武器になるとの見方は多い。記者団から大泉氏の出馬表明を聞いた工藤氏は「まだ一般職なのに」と不快感を示した。工藤氏の判断が注視される。(徳永仁、坂口光悦)

1477チバQ:2022/08/05(金) 18:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f4cf50e0889f5e7cac370326290ad75f5b75a7
旧統一教会と40年以上関わり 北海道市議「縁を切ると言う気ない」
8/5(金) 17:03配信
 元衆院議員の清水誠一・北海道帯広市議(73)=自民党会派=が、40年以上にわたり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」と付き合いがあることが明らかになった。清水氏は8月5日、毎日新聞の取材に「(自身の)後援会の入会カードを集めてもらっていた」と述べ、支援を受けた経緯にふれ「一切縁を切ると言う気もない」と話した。

【一覧】旧統一教会との関係を明かした主な政治家

 清水氏は帯広市議、北海道議、衆院議員を歴任し、2022年4月の帯広市議補選で市議に返り咲いている。

 清水氏によると、旧統一教会が反共産主義を掲げて創設した「国際勝共連合」を知ったのは1970年代後半。当時の帯広市長選で自身が支援する候補者の選対の中にメンバーが数人いたという。その後、政治家となり、90年ごろには、自身の後援会の入会カードを集めてもらうこともあった。

 一方で、清水氏は「支援を依頼するのは旧統一教会だけではない」と強調。他に複数の宗教団体の名前を挙げ、「別の宗教団体の方が(関係性が)強かった」と話した。

 旧統一教会をめぐっては80年代以降、不安や恐怖をあおって高額な物品を売りつける「霊感商法」の事件化や、高額献金の強要をめぐる訴訟などで何度も社会問題となってきた。しかし、清水氏は「社会問題化しているということ自体、今まで認識したことがなかった。たぶん、本州と北海道の違いではないか」と語った。これまで関係を絶たなかった理由としては、寄付金や会費を払うなどの対価を求められなかったことや、反共産主義という方向性が一致していたことなどを挙げた。

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、教団側との今後の関係について問われると「一生懸命頑張ってくれている(自身の政治活動などを支援する)ボランティアの人たちがいる。あの人たちも社会を良くしたいと思っているわけであって、今後『あそこの団体と関わる人とは一切縁を切ります』というのは僕の立場では言えないし、言う気もない」と述べた。【後藤豪】

1478チバQ:2022/08/16(火) 19:13:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/715295
小樽市長選、迫俊哉氏が再選 投票率は過去最低39・94%
08/08 11:48 更新
小樽市長選、迫俊哉氏が再選 投票率は過去最低39・94%
 【小樽】任期満了に伴う小樽市長選は7日投票、即日開票の結果、無所属で現職の迫俊哉氏(63)=自民、立憲民主、公明推薦=が、無所属新人で元市保健所長の秋野恵美子氏(70)と共産党新人で同党小樽地区委員長の野呂田博之氏(64)を破り、再選を果たした。

 当日有権者数は9万6783人で、投票者数は3万8658人。投票率は39・94%と2018年の前回を14・94ポイントと大きく下回り、過去最低を更新した。無効票は468。

◆小樽市長選結果(敬称略)

当25,875 迫俊哉

  6,513 秋野恵美子

  5,802 野呂田博之

1479チバQ:2022/08/30(火) 23:09:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/722624/?kk
<舞台裏を読む>来春の道知事選候補、逢坂氏どう決断 立憲、人選遅れは否めず
08/27 19:40 更新
 立憲民主党は来春の知事選候補者の擁立作業を急ぐ。2019年の前回知事選で与党系の鈴木直道知事に及ばず、7月の参院選道選挙区で惜敗した石川知裕元衆院議員を再び担ぐ案も浮上したが、石川氏は参院選後、自身のメールマガジンで政治活動の休止を示唆。再選を目指す方向の鈴木氏への対抗馬擁立は困難を極めそうだ。場当たり的な対応で敗北を重ねた過去の教訓を生かせるか。責任者となった逢坂誠二道連代表の手腕が問われる。


■石川氏「力尽きた」

 「どんなことにもへこたれないことを信条に頑張ってきた。しかし、さすがに今回は力尽きた」。石川氏は7月下旬、衆院議員時代の10年前から配信してきたメルマガで休刊を宣言した。「政治を語る気力が湧いてこない」などと心境をつづり、翌週の次号をもって休刊。立憲道連では「知事選の候補者選びは完全に白紙に戻った」との受け止めが広がった。

 高い支持を保つ鈴木氏は再選出馬の方向が既に固まっている。自民、公明両党は推薦する見通しで、知事選と連動する道議選を含めた準備を着々と進めている。

 立憲は逢坂氏が「独自の候補を立てて戦う」と明言するが、7月末の道連会合では候補者選定を急ぐ方針の確認にとどまった。19年の前回知事選は告示1カ月半前の2月まで候補者を決められなかったことを踏まえ「擁立の遅れが最大の敗因」と分析。遅くとも年内の決定を目指す。ただ、現状は衆目が一致する候補者が見当たらず、人選の遅れは否めない。

 前回は早くから本命視された逢坂氏が再三の出馬要請を固辞。代わりの候補者探しも難航し、支持団体の連合北海道会長が責任を取って出るべきだとの声が上がるなど迷走した。火中の栗を拾ったのが石川氏で、敗れはしたが96万票を獲得し一定の支持を得た。地元十勝だけでなく全道で知名度を上げ、今夏の参院選に2人目の党公認候補として擁立される伏線にもなった。

 メルマガの筆をおいた石川氏も、今後の政治活動を尋ねる取材には「白紙」と述べるにとどめ、党内では再起を望む声が多い。知事選出馬に関しても「参院選で敗れた直後に勝算なく現職にぶつけるのは酷だ」と慎重論が強い一方、一部に期待も残るのは、石川氏への評価の表れと言える。ただ裏を返せば、候補者に堪え得る人材や長い目で発掘・育成する戦略が不足していることを物語っている。

1480チバQ:2022/08/30(火) 23:09:32
■迷走重ね自民と差

 かつて旧民主党の「王国」とされた北海道の知事選で今、自民が盤石の強さを誇るのは、高橋はるみ前知事の誕生で保守系道政が復活した2003年以降、民主とその流れをくむ立憲が、候補者選びで迷走を重ねたことと無関係ではない。

 自民と旧社会党がしのぎを削っていた1983年、保守系の堂垣内尚弘知事の後継として自民が推した前副知事に対し「社会党のプリンス」横路孝弘氏が衆院議員から転身して初当選。24年ぶりに革新道政を奪還した横路氏は、以後3期12年にわたりおおむね安定した支持を得た。ポスト横路として95年知事選に出馬した堀達也氏も、自民が推した伊東秀子氏に圧勝。当時は自社さ連立政権で、人選が難航した自民が窮余の一策で社会党衆院議員だった伊東氏を担いだ形だった。55年体制が終わり、政治は流動化していた。

 続く99年知事選で、保革対立の構図は一層薄まる。自民は独自候補を出せず、堀氏は道政史上初の与野党相乗りで再選。2期目の堀氏に民主は「自民寄りだ」と反発し、03年知事選は不支持に回る。代わりに白羽の矢を立てたのが後志管内ニセコ町長だった逢坂氏だ。しかし選挙戦の主役と期待が高まる中で辞退され、鉢呂吉雄衆院議員(当時)の擁立で決着した時には告示前1カ月を切っていた。

 一方の自民は支持が伸び悩む堀氏に替えて官僚出身の高橋氏を擁立し、乱戦に勝利。高橋氏は以後も「はるみ人気」で4選を果たし、自民優位の政治状況を固めた。後任を選ぶ19年は、立憲にはリセットの好機だったが、逢坂氏待望論を引きずったまま決めきれなかった03年と同じ轍(てつ)を踏む。党内抗争を経ながらも、無党派層の支持を見込める鈴木氏で道政与党の座を守った自民の強さが際立った。

■「責任取れるのか」

 「鈴木氏はいずれ国政に転出する。その後を見据えて対応するべきでは」。立憲道連では今、そんな声が漏れる。来春の知事選は独自候補擁立を見送り、鈴木氏に相乗りする説さえささやかれる。

 逢坂氏の意向もあり、現時点では主戦論が基調だ。ただ擁立作業は「のたうち回ることになる」(道連幹部)と曲折が予想され、越年する恐れも拭えない。

 今年初め、立憲道連幹部と支持者との会食の席。石川氏を参院選候補に推す逢坂氏に出席者が「責任は取れるのか」と念を押した。参院選に出せば、直後に控える知事選に擁立する道は限りなく狭くなる。その場合、自ら知事選に出馬する覚悟はあるのかという意味だ。関係者によると、逢坂氏は「箸が止まった」という。それ以上突っ込んだやりとりにはならなかったとされる。

 過去の知事選で、執行部から口説かれる側だった逢坂氏は今、候補者選びの最終責任を負う立場にある。「あらゆるチャンネルを通して探している」と話す逢坂氏がどのような結論を出すのか、注視されている。(岩崎あんり、小森美香)

1481チバQ:2022/09/08(木) 17:53:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebffe17b50004908f3c3872d4a598c74e5ed01c6
函館市長選 工藤氏4選目指し出馬へ 大泉洋氏の兄と選挙戦か
9/8(木) 11:16配信

北海道新聞
函館市の工藤寿樹市長

 北海道・函館市の工藤寿樹市長(72)は7日、来年春の函館市長選に4選を目指して出馬する方向で最終調整に入った。関係者が明らかにした。市長選では、元函館市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が7月に出馬の意向を表明しており、市役所出身者同士による選挙戦の公算が大きくなった。大泉氏は俳優の大泉洋さん(49)の実兄。


 工藤氏は同日、北海道新聞の取材に対し「いずれ時期が来たら判断する」と述べた。22日の後援会会合までに最終判断するとみられる。


 工藤氏は4選出馬について態度を明らかにしてこなかったが、経済界の一部や後援会に続投を求める声がある。出馬する場合、3期の実績や福祉政策の充実、観光振興などによる経済再生を訴えるとみられる。

 工藤氏は檜山管内乙部町出身。早大卒業後、1973年に函館市と合併する前の旧亀田市役所入り。2009年に函館市副市長を辞職し、11年の市長選で初当選した。1期目に国などを相手取り、電源開発大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟を起こした。

1482チバQ:2022/09/24(土) 21:57:55
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-735075.html
元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明
2022/09/22 22:06北海道新聞

元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明

元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明

(北海道新聞)

 来春の函館市長選に向け、工藤寿樹市長(72)が4選出馬を表明した。7月に出馬表明した元函館市保健福祉部長の大泉潤氏(56)との「元上司・部下」対決は激戦も予想される。道南の各政党には工藤市政の評価に差はあるが、対応は情勢を見極めながらの判断になりそうだ。

 工藤氏は初当選した2011年と3選した19年の選挙で各党の推薦を受けなかった。再選を果たした15年の選挙は自民、公明両党の支部から推薦を受け、立憲民主党の前身の民主党から「支援」を得た。
立憲民主党
市区町村長

1483とはずがたり:2022/09/27(火) 15:06:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/731851
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整
09/16 05:00
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整

 【北広島】来年春の道議選北広島市(定数1)に向け、自民党北広島支部は14日、臨時総会を開き、元HBCアナウンサーの鶴羽芳代子氏=本名・佳子=(54)を候補とすることを決めた。これに対し、立憲民主党の議員らでつくる会派に属する現職の小岩均氏(63)は立候補に向け、支援者らと調整を続けている。自民系と立憲民主系の候補を軸とする争いとなるとみられる。
残り:563文字 全文:737文字

1484チバQ:2022/10/23(日) 09:53:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/122457ef47cd31265894c8d9dc5d78c1185f3ac1
半年後に迫る北海道知事選と札幌市長選 現職2氏の不安要素
10/23(日) 8:59配信

毎日新聞
記者会見で質問に答える鈴木直道知事=札幌市中央区で2022年9月13日、米山淳撮影

 来春の統一地方選に合わせて実施される知事選と札幌市長選(2023年4月9日投票)まで半年を切った。知事選には現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬する見通しだが、正式な立候補表明には至っていない。対抗馬擁立に向けた動向を注視しながら、表明のタイミングを慎重に探っているとみられる。野党側は高い支持率を維持する鈴木知事に対抗する候補擁立に頭を悩ませている。【真貝恒平、山田豊、高橋由衣】


 ◇知事選―「可もなく…」道議と距離

 「さまざま課題に今、全力で向き合っているところで、それが何より大事だと思う」。鈴木知事は今月7日の記者会見で再選出馬への意欲を問われ、明言を避けた。

 19年の前回選で鈴木氏を推薦した自民、公明両党の道組織幹部は、鈴木氏が立候補する場合には支援する意向を明らかにしており、「再選出馬は規定路線」との見方が強い。表明時期については11月下旬〜12月上旬の定例道議会や後援会会合などが有力視されるが、鈴木氏に近い自民道議からは「相手の出方を見極めながら、表明は年明けでもいい」との声も上がる。鈴木氏が初当選以来、地元紙の世論調査などで高い支持率を維持していることへの自信も見え隠れする。

 ただ、自民道連の一部からは不安の声も上がる。前回選では当初、道議の大半が国土交通省幹部の擁立に動いたのに対し、道連会長だった吉川貴盛元農相らが鈴木氏を推したことで道連内に大きな混乱を招いた。

 吉川氏はその後、収賄事件が発覚して衆院議員を辞職。同事件で起訴された。鈴木氏を支援していたベテラン道議も相次いで死去した。ある道議は「しこりはもうないが、明確な後ろ盾がなく、ふわっとした支持の中で、鈴木知事と道議の間に微妙な距離感が生まれている」と指摘する。

 また、鈴木氏の道政運営に対する不満の声も漏れる。道の新型コロナウイルス対策について、別の道議は「可もなく不可もなく、という印象。特に目を見張る成果があったわけではない」とした上で、「高い支持率とはいえ、就任当初に比べると少し下がっているのも事実」と話し、盤石とは言えない現状を指摘する。

 一方、野党側は対抗馬の擁立に向けて立憲民主、国民民主両党の道連と連合北海道が協議を続けているが、難航している。立憲道連の逢坂誠二代表は22日、札幌市内で記者団に「できる限り具体的な候補者の擁立を急いでいるが、現時点では、この人が適任ではないかと当たっている状態だ」と述べるにとどめた。

 一般的に基盤が強いとされる再選出馬の現職への対抗馬擁立は容易ではない。前回選では「野党統一候補」として擁立した元衆院議員の石川知裕氏(49)が96万票を獲得したが、初当選した鈴木氏の162万票には遠く及ばなかった。

 ある野党関係者は「年内か年明けには候補発表の流れにしたいが、厳しい戦いになるのですんなり話が進むかは未知数だ」と危機感を募らせる。別の関係者は「知事選だけを考えると『負け戦だ』と逃げ腰になる人が多くなるかもしれないが、中長期的な視点で先を見据えた戦略を練ってほしい」と注文を付けた。

1485チバQ:2022/10/23(日) 09:53:21
 ◇札幌市長選―五輪招致、不安要素に

 札幌市の秋元克広市長(66)は3選を目指して市長選に立候補する意向だ。2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致への期待感もあり、秋元市政の継続を求める声が大きいことも踏まえて判断したとみられる。

 11月初旬には秋元氏の後援会主催のセミナーが予定されている。正式な出馬表明には至らないとみられるが、後援会幹部は「五輪招致への期待は大きいが、2期目は新型コロナ(の感染拡大)もあり、思うようには動けなかっただろう」と3選に向けた思いを推し量る。

 秋元氏は2015年の市長選に旧民主党などの支援を受けて出馬し、初当選した。19年の前回選では与野党相乗りで支援を受け、共産党などが支援する候補を破り再選した。

 来春の市長選では五輪招致の是非が大きな争点となる見通しだ。市議会では自民、公明、立憲系の「民主市民連合」の3会派が五輪招致を推進しており、秋元氏が3選出馬を表明した場合、前回選と同様に与野党から幅広く支援を受ける公算が大きい。

 ただ、五輪招致を巡っては不安要素もある。市が3月に市民を対象に行った郵送のアンケートでは招致への賛否が拮抗(きっこう)し、市民の機運醸成が課題となっている。さらに8月以降、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件が発覚し、市も動向を注視せざるを得ない状況が続く。

 五輪招致を推進する市議は「汚職事件があってから、肌感覚として五輪のイメージが悪くなっている」とこぼす。秋元氏の後援会幹部も「どこまで選挙に影響するか……」と気をもむ。

 市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬を表明している。高野氏は市の財政が悪化しているなどとして五輪招致反対を掲げ、「市長選を住民投票に見立て、賛否を問う」としている。同じく五輪招致に反対する共産党も市民団体「明るい札幌市政をつくる会」と連携して、候補を擁立する方針を示している。

1486チバQ:2022/11/07(月) 19:58:24
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221106/7000052196.html
網走市長選挙 現職・水谷洋一氏が4選 12年ぶり選挙戦制す
11月06日 23時16分

12年ぶりの選挙戦となった網走市の市長選挙は6日に投票が行われ、無所属で現職の水谷洋一氏が新人を抑えて4回目の当選を果たしました。

網走市長選挙の開票結果です。
▼水谷洋一(無所属・現)当選 7715票
▼飯田敏勝(無所属・新) 4749票
任期満了に伴う網走市長選挙は2010年(平成22年)以来、12年ぶりの選挙戦となりました。
現職の水谷氏が共産党網走市委員会が推薦した新人の飯田氏を抑えて4回目の当選を果たしました。
投票率は44.37%で、前回、選挙戦になった12年前の選挙を20.95ポイント下回り、過去最低になりました。
水谷氏は網走市出身の59歳。
衆議院議員の秘書を経て網走市議会議員を務めたあと、2010年の市長選挙に立候補して初当選し、現在3期目です。
水谷氏は「乳児のミルクやおむつの支援、小中学校での給食の無償化を行い、子育てしやすいまちづくりを進める。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、観光客の誘致に力を入れたい」と話しています。

1487チバQ:2022/11/07(月) 20:03:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/756290
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
11/06 19:49 更新
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
 札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪の開催地の内定時期が来春にずれ込む見通しとなり、来年4月9日と想定される札幌市長選で招致の是非が大きな争点となりそうだ。内定時期は市長選前後となる可能性もあり、市民の注目を集めるのは必至。3選出馬する方向の秋元克広市長(66)の周辺は、東京五輪汚職事件で強まる逆風を警戒し、五輪反対を掲げ出馬表明した元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)や、独自候補を擁立方針の共産党は「事実上の住民投票になる」と勢いづいている。

 「人口減少の状況で多額のお金を掛けてどうするという声があるが、五輪・パラリンピックを活用しながらまち全体を変えていくことが必要」。2日に市内で開かれた後援会主催の政治資金パーティーで、秋元氏は約800人を前に開催意義を強調した。パーティーでは3月の北京冬季パラリンピックの日本選手団関係者も講演し、後援会幹部は「招致実現に向けた市長の強い思いだ」と解説する。

 国際オリンピック委員会(IOC)は当初12月に五輪開催地を内定する方針だったが、来春に先送りする見通し。汚職事件の行方や日本世論の反応を見極めるためとみられる。具体的な内定時期は不明だが、市長選前の来年3月や市長選後の同4月との見方がある。

 開催地内定前に市長選が行われれば、招致の是非に市民の関心が集まるのは確実。市幹部は「IOCは市長選の結果で最終判断するのでは」と警戒する。市長選が開催地内定後となる場合も「仮に札幌に内定した後に市長選が行われても、招致の是非は問われる」(別の市幹部)とみられる。

 市長周辺の危機感は強い。市が3月に行った招致に関する市民対象の郵送調査では賛成意見は5割超、反対意見は4割近く。7月以降は汚職事件が逆風に。大会開催経費の新たな試算では、物価高で市の負担分が40億円増となった。別の市幹部は「今は反対意見の方が多いだろう」と漏らす。

 招致を推進する市議からは「秋元氏が勝てば反対派は収まる」と強気の声もあるが、同じく招致推進派の自民党市議は「秋元氏が前回より得票率を落とせばIOCは五輪反対の声は強いと評価する」と懸念する。

 五輪反対派は内定時期先送りを好機とみる。無所属での出馬を表明する高野氏は「市長選を住民投票に見立てて戦う」と強調。共産党も市民団体と連携し独自候補を擁立する方針で「住民投票で市民の信を問わず、招致活動を進める姿勢に疑義を訴えたい」とする。(野口洸、五十嵐俊介)

1488チバQ:2022/11/09(水) 18:22:19
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/757462/?rct=n_major
<デジタル発>「静」の大泉氏、「動」の工藤氏 選挙の常識覆す異例の函館市長選、最新情勢は〜
11/09 11:30 更新
 来年4月の函館市長選に向け、大泉潤・元函館市保健福祉部長(56)が10月12日の記者会見で立候補を正式表明し、10月27日には4期目を目指す工藤寿樹氏(72)が事実上の決起集会となる市政報告会を開きました。注目の選挙は、挑む側であるはずの新人・大泉氏の動きが目立たず、受けて立つ立場の現職・工藤氏が攻勢を強める異例の展開になっています。現地で何が起きているのか、最新情勢を報告します。(函館報道部 佐藤陽介)

(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
■「ここまでやるのか…」
 「こ〜んに〜ちは〜!」。大泉氏の会見を間近に控えた10月10日、現職の工藤氏は函館市が後援する福祉イベントのあいさつで、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さん(札幌出身)の物まねを披露し、会場をどよめかせました。

 工藤氏は続けます。「アントニオ猪木さんも難病と闘った末に亡くなりました。皆さんも健康には気を付けて、寿命を延ばしていこうじゃありませんか。ということで、猪木さんのいつものあれで締めたいと思います。ご起立ください」。そう告げると「1、2、3、ダーッ!」と叫び、イベント関係者と拳を突き上げました。

 函館が舞台となった映画に主演したアントニオ猪木さんは2008年、「はこだて観光大使」に委嘱されました。工藤氏と面会したこともあります。

「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所
「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所

 工藤氏のユニークなあいさつには、市長在任が11年半に及ぶ自らの「お堅いイメージ」を払拭し、親しみやすさをアピールする狙いがありそうです。とはいえ、居合わせた市民は「あの工藤さんが、ここまでやるのか」と驚きを隠せない様子。俳優・大泉洋さんの兄である元部下を意識し、無党派層、とりわけ若者の取り込みに腐心しているようです。

 工藤氏は出馬を決意した今夏以降、現職市長として函館市内のあらゆるイベントに顔を出しています。市幹部が「こんな小さな行事にも出るのか」と目を見張るほどです。

■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

1489チバQ:2022/11/09(水) 18:23:43
■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた
会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた

 会見で大泉氏は「時間がかかっているという話があるんですね」と苦笑。そして「私の感覚からすれば、来年4月に選挙があって、半年前の10月に出馬の正式会見を行うのは、決して遅くない」と反論しました。別の記者から街頭演説の予定を問われると「まだ時期は決めていませんが、やっていきたいです」と答えました。

 現時点で大泉氏は一度も街頭に立っていません。SNSでの発信もこれからです。

■工藤氏に抜てきされた大泉氏
 「動」の現職と、「静」の新人―。普通の選挙とは異なる構図に見えます。その背景を探る前に、2人の経歴や関係性を紹介します。

 工藤氏は1949年、檜山管内乙部町生まれ。函館ラ・サール高を経て73年に早稲田大法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所に入りました。入庁同期に、5月に死去した西尾正範前市長がいます。

 函館市役所では財政部門などを歩みました。木戸浦隆一市長(1986〜1999年在任)の秘書も務め、この経験が現在の政治活動に生きているといいます。企画部長や助役を歴任し、2007年に誕生した西尾市政で副市長に起用されました。09年、「何を志しているのか感じ取れない」と西尾氏を批判し、退職。11年の市長選で西尾氏との一騎打ちを制し、初当選を果たします。

 1期目の2014年には国などを相手取り、電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしました。この訴訟は市民に好意的に受け止められ、保守層から革新系まで支持を広げます。15年、19年の市長選は、危なげなく対抗馬を退けました。



 大泉氏は1966年、江別市生まれです。札幌北高、早稲田大法学部を経て95年、函館市役所に入りました。中学時代、父親が函館近隣の渡島管内七飯町の養護学校(現・特別支援学校)に単身赴任しており、家族で旅行した函館の景観や歴史に魅了されたといいます。

 1997年、函館で開かれた世界星形城郭サミット(五稜郭サミット)を担当。9カ国10都市のリーダーに接し、「市長というものが視野に入った」と振り返ります。その後、大泉洋さんが人気タレントの階段を駆け上がる中、「函館市役所に兄がいる」と一部で話題になり、知る人ぞ知る存在になります。

 2011年、早稲田大法学部卒の先輩である工藤氏が市長に就くと、秘書課長に登用され、保健福祉部次長を経て2017年、観光都市・函館の重要ポストである観光部長に抜てきされます。

函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月
函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていました。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼びます。

 ところが事態は逆のベクトルへ進みます。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされます。「物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた」。このような評価を聞いた関係者は少なくありません。工藤氏は2019年の3選直後、大泉氏を副市長などの特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせます。

1490チバQ:2022/11/10(木) 19:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e7df48ceb5bbb7c919fbe6f878d8aad0e9ce69e
北海道知事選に門別氏出馬表明 昨年衆院選で落選
11/10(木) 17:36配信


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産経新聞
来年の北海道知事選に出馬表明した門別芳夫さん=10日午後、北海道庁(坂本隆浩撮影)

北海道岩見沢市の建設設備業、門別芳夫氏(61)が来年4月に任期満了を迎える北海道知事選挙に出馬すると正式に表明した。10日に北海道庁で記者会見し、「北海道は現在、人間で例えるなら不健康な状態。放っておいたら大変なことになるという危機感を感じている。『北海道を守り、育て、豊かにする』をスローガンに、道民の声を聴きながら道政に取り組みたい」などと抱負を語った。

門別氏は札幌市出身。前回衆院選の比例北海道ブロックでれいわ新選組の公認を受けて立候補し落選した。道知事選は無所属で出馬し、政党からの推薦も受ける予定はないという。

同知事選をめぐっては、現在1期目の鈴木直道知事(41)が再選を目指して出馬する可能性が高いほか、立憲民主党と国民民主党、連合北海道など4団体が独自候補者の擁立に向けて協議を進めている。

1491チバQ:2022/11/25(金) 17:50:48
https://www.sankei.com/article/20221121-WZ5SBYQKJFJVZNFLKDJVHT3LEI/
激戦模様
一方、北海道知事選は岩見沢市の自営業、門別芳夫氏(61)が無所属で出馬すると表明した。現職の鈴木直道知事(41)は態度を明らかにしていないが、再選出馬はほぼ既定路線だ。表明すれば自民、公明両党が推薦する見通しだ。対する立憲民主党など野党陣営は独自候補の擁立作業を加速させている。


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2030年の冬季五輪招致で揺れる札幌市では、招致を進める現職の秋元克広氏(66)が「やり残したことがある」として12月にも3選出馬を表明。誘致反派の元札幌市幹部の高野馨氏(63)が出馬予定で、共産党や革新系市民団体も連携して独自候補の擁立を模索するなど知事選、市長選ともに激戦が予想される。(森山昌秀、青山博美、坂本隆浩)

1493チバQ:2022/11/28(月) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758864/?rct=n_localelection
室蘭市長選まで半年 現職青山氏の去就注目 後援会は出馬要請へ/市労連など候補擁立の動き
11/11 05:00
 統一地方選の後半戦となる室蘭市長選は、来年4月23日と想定される投開票日まで半年を切った。現職の青山剛氏(44)は進退を明らかにしていないが、後援会は4選出馬を要請する方針。現職市議と、過去の市長選の候補者それぞれで出馬を探る動きもある。

 青山氏は8日、北海道新聞の取材に応じ、出馬するかどうかは「残る任期中に課題解決の方向性を示した上で判断する」と述べた。課題とは、凍結されている3総合病院の再編・統合や人口減少対策などを指している。

 態度を保留する青山氏とは対照的に、後援会幹部は「当然、出馬を要請する」と話す。過去2回の市長選で青山氏は、前年12月の定例室蘭市議会の閉会後に出馬表明しており、来月1日開会、16日閉会予定の次回定例会後の動向が注目される。

 一方、お膝元の室蘭市職員でつくる「市職員労働組合連合会」(市労連)は独自候補の擁立を目指す。市労連が9月に実施した、青山氏の市政運営についてのアンケートでは「リーダーシップに問題がある」など手腕を疑問視する声が多く寄せられたため、先月20日、前回選挙で同氏に出した推薦を今回は「白紙」にすることを決めた。

 市労連幹部は「市政運営に停滞感を覚える職員は多く、新しいリーダーが必要だ」と話しており、現職市議の擁立で調整している。

 過去の市長選候補者も出馬の準備を進めており、早ければ年内に表明する見通し。取材に「室蘭のリーダーを決める大切な機会。選挙を行い、民意を確認しなければならない」と話した。(古田裕之、渡辺愛梨)

1494チバQ:2022/11/28(月) 20:03:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/761918/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>③ 東京での極秘会談決裂
11/18 13:52 更新
 2011年、工藤寿樹氏が函館市長に就くと秘書課長に登用されたのが、早稲田大法学部卒の後輩に当たる大泉潤氏だった。保健福祉部次長を経て17年には、観光都市の重要ポストである観光部長に抜てきされる。

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていた。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼んだ。

 だが事態は逆のベクトルへと進む。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされる。物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた―。こうした評価を聞いた関係者は少なくない。工藤氏は19年の3回目の当選後、大泉氏を副市長など特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせた。

 2人に生じた溝は、地元経済界の複雑な事情とも絡み合う。次の市長選を巡り、一部の企業経営者が大泉氏を強く推すようになり、今年に入ると「大泉氏が市長選を目指して退職する」とのうわさが広まった。一方、その経営者と相いれない経済人が工藤氏に続投を促すようになる。

 6月下旬、疎遠になっていた工藤氏と大泉氏は東京でひそかに会談。ある経済関係者が同席したとされる。大泉氏が市長選に挑む意欲を伝える一方、工藤氏は自らの態度を明らかにせず、会談はかみ合わないまま物別れに終わる。

 7月12日、大泉氏は工藤氏に退職願を提出し、出馬を表明。「ゼロからの、こつこつ歩きながら始める選挙戦になる」と語った。



 次回は工藤氏の出馬表明に至る経緯を振り返ります。全編はこちらで読めます。

1495チバQ:2022/11/28(月) 20:04:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/764006/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑥ 各党 思惑絡み対応に差
11/22 05:00
 函館市長選に向け、大泉潤・元市保健福祉部長と工藤寿樹市長は10月中旬にそれぞれ、自民党、立憲民主党、公明党の各支部に推薦を要請した。

 工藤氏は現職に挑んだ2011年の選挙で政党の推薦を得なかった。15年の選挙では自民、公明の支部の推薦と、立憲の前身の民主党の地方組織から「支援」を受けた。19年の選挙では各党に推薦を求めなかった。今回、推薦を要請したのは危機感の表れと言える。

 各党の対応には差がある。市議会の自民系会派は工藤市政の与党を自任。自民党函館支部長を務める佐々木俊雄道議(函館市)は今月11日、工藤氏側に推薦すると伝えた。工藤氏は同党道連にも推薦を依頼、道連は「推薦する方向で検討中」(幹部)とする。

 自民の中堅道議は「道連が推薦するなら、鈴木直道・道知事が応援に入ってくれるのでは」と期待する。

 公明も工藤氏との関係は良好だ。10月の工藤氏の市政報告会には自民市議に加え、公明市議も顔をそろえた。工藤氏は最近、公明の支持母体である創価学会の関連行事に出席した。ただ創価学会関係者は「中には大泉氏を応援したいという人もいる」と打ち明ける。

 立憲には大泉氏を応援する市議会の重鎮がいる。立憲の別の市議も、工藤氏が来年度以降の高校生以下の医療費無償化を発表したことを、9月の市議会で問題視。自治体の首長は選挙が予定されている場合、選挙後の新規事業には手を付けないのが通例だ。工藤氏は法的問題はないとし「新制度ではなく制度改正」と反論した。

 一方で立憲を支える労働組合の一部には、大間原発建設凍結で歩調を合わせてきた工藤氏を評価する声もある。立憲代表代行で衆院道8区選出の逢坂誠二氏は情勢を見極めている。



 次回は2人の政策を点検します。全編はこちらで読めます。

1496チバQ:2022/11/28(月) 20:05:17

2064 :チバQ :2022/11/28(月) 20:04:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/762970/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑤ 工藤氏、経済界から推薦
11/19 05:00
 直近2回の函館市長交代は、市役所出身の現職に元部下が挑んだ選挙で起こった。次の選挙はどうか。情勢を組織、政策、戦術の三つの「S」から読み解く。

 まずは組織から。大泉潤・元函館市保健福祉部長の後援会長には佐々木馨・道教育大名誉教授が就いた。「函館の歴史的風土を守る会」会長など複数の文化団体の代表を務める。後援会の幹事には函館視覚障害者福祉協議会の島信一朗理事長と五島軒(函館)の若山豪社長が名を連ねた。

 39歳の若山氏は「函館・道南の未来を考える若手経営者の会」を4月に立ち上げ、発足式では菅義偉前首相があいさつした。同会の9月例会には大泉氏も姿を見せており、大泉氏支援を明言する会員もいる。後援会の構成からは「文化」「福祉」「若手経営者」のキーワードが浮かび上がる。

 工藤寿樹市長の後援会は室田晴康会長(整骨院経営)、成沢茂幹事長(成沢機器社長)ら、早稲田大や函館ラ・サール高の同窓生が中心だ。10月の市政報告会には函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館建設業協会の森川基嗣会長ら約500人が出席し、組織力を示した。

 工藤氏と大泉氏は共に函館商工会議所の政治団体「日本商工連盟函館地区連盟」に推薦を依頼。同連盟は今月1日、工藤氏の推薦を決めた。記者会見で久保会頭は「外国人観光客が年間50万人来る原動力になった」と工藤氏をたたえ、「立候補しないならあおるつもりはないが、するならわれわれも一生懸命やる。年齢のことを言う人もいるが、感性が若い」と話した。

 函館建設業協会も、工藤氏に推薦を出した。大泉氏へは理容や飲食などの業界団体が推薦を決めている。



 次回は2人と政党の関係に着目します。全編はこちらで読めます。

1497チバQ:2022/11/28(月) 20:05:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765937/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑨ 大泉氏弟 影響どこまで
11/26 11:20
 函館のかじ取り役を担うのは、工藤寿樹市長なのか、大泉潤・元市保健福祉部長なのか。それとも第3の候補が現れるのか―。

 自らの政策アイデアについて「全く枯れてない」とする工藤氏は「厳しい選挙になる」と公言しつつ、「彼は大泉洋の兄というだけ」と周囲に語る。支援者は「やる気がみなぎっている」と口をそろえ、経済団体幹部は「大泉氏には選挙参謀がおらず、態勢ができていない」として工藤氏優勢とみる。

 出遅れ気味に映る大泉氏が、「大泉洋の兄」の1点のみで有利との見方もある。

 「工藤氏は前回選挙で対抗馬に3万票の得票を許した。大泉氏なら『何か変えてくれるんじゃないか』『明るくなりそう』という期待感で、かなり取るだろう」(有力経済人)。2007年の市長選では、組織を固め切ったとされた現職の井上博司氏が、市政批判を繰り広げた前助役の西尾正範氏に敗れた。

 工藤氏はきょう26日に73歳を迎え、4期目となれば多選に当たる。組織力で劣る大泉氏は、立憲民主党の道外有力議員に支援を求めたり、札幌経済界の有力者と会食したりと支持拡大へ試行錯誤を続ける。

 市役所内では「決断力がある」(幹部OB)とされ、ワンマンとも評される工藤氏。人当たりが良く、時に線の細さも指摘される大泉氏。工藤氏陣営幹部は「大泉洋は好きだったが、最近はテレビで見るとチャンネルを替える」と漏らす。

 国民的タレントが、兄の選挙にどれだけ影響を与えるか、多くの関係者が測りかねている。「最後はみんな、勝ち馬に乗る」。こう予言する政党幹部もいる。

 大泉氏は当初、記者会見を10月5日に開く予定だったが、1週間先送りした。臆測を呼んだが、自民党の高橋はるみ参院議員らが大泉氏を衆院道8区に擁立しようと動き、「本人にその気はなかったが、前道知事からの打診であり、丁寧に対応するため一拍置いた」(大泉氏周辺)という。

 自民党としては、関係が良好な工藤氏が市長にとどまり、敗戦が続く衆院道8区に人気俳優の兄を立てられるなら、願ったりかなったりというわけだ。高橋氏と大泉氏は、ひそかに会談。大泉氏は市長選に出ると伝えた。

 思いもよらない動きが出てくるのもまた、政治の世界だ。市長選は来年4月23日投開票。政策と実行力を兼ね備えた候補は誰か。市民の選択が問われている。=おわり=(佐藤陽介、徳永仁、坂口光悦、宮木友美子が担当しました)




全編はこちらから。

1498チバQ:2022/12/14(水) 11:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a3717a4f2a6240fbfbc5c0769ce88a4726d0ef3
北海道知事選「奇妙な静けさ」 道議会与野党とも踏み込まず
12/14(水) 10:19配信


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北海道新聞
1期目総括と再選出馬、道議会与野党は知事にどう聞いた?

 開会中の第4回定例道議会(4定)で、来年4月の知事選を巡る論戦が低調だ。13日の審議で与党会派の自民党・道民会議は、再選出馬する方向の鈴木直道知事に出馬の意向を尋ねず、1期目の道政運営に対する評価にも触れなかった。立憲民主党が基盤の野党会派民主・道民連合も対立候補擁立の遅れから批判は鋭さを欠く。知事選の構図が固まらない時期の駆け引きなのか、対決ムードが高まらないのか。道議会は「奇妙な静けさ」に包まれている。

【動画】高さ10メートル…やっと降りられたニャ〜 苫小牧・緑ケ丘公園で木登り猫救出 消防隊出動、50代女性保護

 知事選が目前に迫る、この時期の4定はこれまで、現職知事が去就を表明する節目になってきた。堀達也元知事は1999年、高橋はるみ前知事は2007年の知事選に向け、その前年の4定開会前にそれぞれ記者会見で再選出馬を表明。4定は知事選を見据えた論戦の舞台になった。

 当初は4定の自民の質問に答える形で再選出馬を表明するとの見立てもあった鈴木知事。だが、野党の対抗馬擁立が遅れていることなどから、知事側には慎重に表明時期を探りたい意向があり、自民有力道議は「何の答弁も得られないのにあえて聞く必要はない」として、質問の見送りは当然との見方を示す。

 一方の民主会派は9月の第3回定例会(3定)で、知事の1期目の道政運営を検証し「これ以上の道政運営を任せることはできない」などと指摘。対抗馬擁立を念頭に知事への対決姿勢を鮮明にした。だがその後、対抗馬の擁立作業は進んでおらず、越年は避けられない見通しだ。

 道議の一人は「今、知事批判を強めても『野党はまだ対抗馬も決められないのに』と足元を見られかねない」と苦渋の表情を浮かべた。

1499チバQ:2022/12/19(月) 13:41:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd64cb595656dc4c420cd275d2f5f61814d96924
五輪招致 札幌市議会の立憲系会派が板挟み 推進派の市長支える与党 支持者に広がる反対論
12/19(月) 10:15配信


北海道新聞
市民意向再調査の声も
札幌市議会が入る市役所本庁舎

 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、札幌市議会(定数68)の立憲民主党系会派の民主市民連合(19人)が苦境に立たされている。秋元克広市長を支える市政与党として招致には賛成の立場だが、東京五輪の汚職、談合事件を受け支持者に反対論が広がっているためだ。来年春の市議選もにらみ、同会派からは市民の意見をあらためて聴くよう求める声も出ている。


 民主市民連合は五輪招致を掲げた上田文雄前市長の後継として15年に就任した秋元市長を1期目から支え、五輪招致には「子供に夢と希望を与える」として賛成だ。2期目から秋元市長を支援する自民党(27人)、公明党(10人)とともに3月には招致実現を目指す決議案を賛成多数で可決させた。

 風向きが変わったのは東京大会を巡る汚職事件発覚以降。支持者から「なぜ五輪推進か」との批判が寄せられるようになった。支持者に労組関係者も多い民主市民連合の市議は「経済的な恩恵が強調されがちな五輪招致は、支持者には受け入れられにくい」とみる。

 五輪招致の是非を問う住民投票を求め市議会に提出された請願を巡っても、苦しい対応を迫られた。請願の代表者は市の自治基本条例制定に関わった専門家。同会派内では「むげにできない」「継続審議にできないか」との声も多かった。

 だが最終的には招致推進の立場を堅持。13日の市議会本会議では自公と足並みをそろえて請願の採択に反対し、請願を不採択とした。支持者から「次の選挙は応援しない」と言われた同会派の市議もいるという。

 同会派のベテラン市議は「再発防止策が講じられるまで招致活動は立ち止まるしかない。市が3月に行った招致に関する市民意向調査から状況は変わっており、住民投票とは別の形で市民の意見を聴くよう市に求めていきたい」と話した。

1500チバQ:2022/12/24(土) 02:20:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/779433/?rct=n_politics
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
12/23 09:13 更新
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
 来年4月の札幌市長選は、現職の秋元克広氏(66)が22日に元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)に続いて出馬表明したことで、選挙戦となることが確実となった。市長選には共産党も独自候補を擁立方針。2030年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す秋元氏に対し、高野氏と共産党は招致反対を鮮明にしており、五輪招致の是非が大きな争点となる。

 「さまざまな市政課題があるが、五輪招致は争点の一つにあると思う」。秋元氏は同日の出馬会見で記者団から争点を問われ、こう述べた。五輪の開催意義についても「子どもたちの夢や希望をかなえ、世界に目を向けるきっかけとなる」として、選挙戦でも訴えていく考えを強調した。

 札幌市の五輪招致活動は東京五輪を巡る汚職、談合事件を受けて逆風にさらされてきた。秋元氏は出馬会見2日前の20日、日本オリンピック委員会(JOC)と記者会見を開き、年度内にも再発防止策検討に着手し、防止策を取りまとめた後に意向調査を行う考えを示した。秋元氏の後援会幹部は「出馬会見前に招致活動の先頭に立つ決意を示す狙いもあった」と明かす。

 秋元氏は前回市長選同様、国政与野党の相乗り候補となる見通し。ただ一枚岩の支援を得られるかは見通せない。秋元氏はこれまで招致に関する意向調査実施に否定的だったが、20日にはJOCと調査実施を発表。調査に反対の自民党内には波紋が広がる。自民党札幌市支部連合会幹部は「寝耳に水。突然の方針転換に戸惑っている関係者は多い」と打ち明ける。

 1期目から秋元氏を支える立憲民主党支持層にも不満が広がる。北海道新聞社が16〜18日に札幌市民を対象に行った世論調査では、立憲民主支持層で秋元氏の不支持の割合は4月調査より25ポイント増の55%と、支持する割合の36%を上回った。

 立憲民主党札幌支部幹部は「不支持の割合が高まった要因は五輪招致しか考えられない。秋元氏が自民寄りに見えることも不満なのだろう」とみる。

 一方、五輪招致の賛否を問う住民投票を求めてきた高野氏や共産党は対決姿勢を強める。秋元氏の会見後、高野氏は「五輪招致からの完全撤退を掲げ、秋元市政を継続するかどうかを市民に問いたい」と述べた。

 共産党は「民意を尊重するのであれば正々堂々と住民投票を決断すべきだ」と指摘。市民団体と連携し擁立作業を急ぐ。(野口洸、工藤雄高、岩崎志帆)

1501チバQ:2022/12/26(月) 18:26:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e54dadb98331cc85b840fd80e665746741b5030
北海道深川市長に新顔の田中氏 16年ぶり選挙戦で現職の5選阻む
12/26(月) 15:00配信
 北海道深川市長選は25日投開票され、無所属新顔の元市議会副議長、田中昌幸氏(61)が、ともに無所属で5選を目指した現職の山下貴史氏(70)、新顔の元市議、佐々木一夫氏(72)を破り初当選を果たした。選挙戦は16年ぶり。当日有権者数は1万7021人、投票率は60・18%(前回2007年1月、77・24%)で過去最低だった。

【写真】初当選を決め、小さなくす玉を割る田中昌幸氏。「おめでとう!」の文字が飛び出した=2022年12月25日午後10時50分、北海道深川市五条、松田昌也撮影

 田中氏は「トップが情報発信に取り組み、市民へ説明していく重要性を強く感じる。子育てする若い世代も含めた多様な声を施策に反映したい」と訴え、支持を広げた。

 山下氏は市長4期の実績を掲げ、佐々木氏は市政批判を繰り広げたが、ともに及ばなかった。

     ◇

 「選挙戦を通して、『深川市を元気にしてほしい』という声を耳にしてきた」――。初当選を決めた田中氏は、選挙事務所に集まった支援者を前にそう語った。

 市議を5期、市議会の副議長も務めた。市職員労働組合の特別執行委員としても活動してきた。選挙期間中は子育て施策に力を入れると訴えた。

 一方、元衆院議員の山下氏は、官製談合事件を受けて、2007年に市長に就任。市財政の再建を進めた。

 子ども施策の重要性を訴えたが、別の新顔、佐々木氏からは多選を批判され、有権者の支持を集めきれなかった。(松田昌也)

■深川市長選の確定得票

田中昌幸(61) 無新 4930 当

山下貴史(70) 無現 4222

佐々木一夫(72) 無新 1010

朝日新聞社

1502チバQ:2022/12/31(土) 18:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fffc7d39b416a26ecbc91fa19a30b315a1346aa
「高犬早苗さんを葬儀大臣に」立憲民主党市議の侮辱ツイートに批判殺到 謝罪&離党表明も反発続く
12/31(土) 11:48配信


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J-CASTニュース
野村パターソン 和孝・旭川市議のツイッター(@nadcjp)より

 立憲民主党所属の野村パターソン和孝・旭川市議会議員が2022年12月30日にツイッターで、高市早苗・経済安全保障担当相についての投稿が「不適切」だったとして謝罪し、離党を表明した。

【投稿】削除された高市早苗氏への侮辱ツイート

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」などとツイートしていた。

■「今日も何事もなかったかのようにツイートします」

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」と投稿し、「侮辱行為」などとして批判が相次いだ。野村氏は29日に「(また何かが始まってしまったね)」「(どのキーワードで起動するかと思えば案の定)」などの投稿を繰り返した。

 同日は「大切なお知らせ」として「今日まで僕のツイートを読んでくれた皆様、リプやRTをしてくださった皆様、今まで本当にありがとうございました。皆さんと過ごしたツイッターでの時間は僕の宝物です。今日も何事もなかったかのようにツイートしますのでよろしくお願いします #お知らせは特にありません」と煽るような投稿もしている。

 一般ユーザーから「ツイッターから居なくなるのかと思って、物凄くビックリして......」などと心配の声が寄せられると、「え、すいません(笑) 不思議な層が湧いているので、ひっかけツイートでした」としていた。

 しかし、同日夕方には次の通り謝罪した。問題のツイートは削除した。

「こちらの不適切ハッシュタグで気分を害されたすべての皆様に心から謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした。今後同様のことが起きないよう、気をつけてツイッターを利用させていただきます。個人の誤発信ですので旭川の人々や地域については悪く思わないで頂きますようご理解くださいませ」

 高市氏にもメンションを送り、「高市様へ この度は不適切ハッシュタグの投稿により大変なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫びを申し上げます。また関係者・支援者の皆さまにも心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない」
 野村氏は30日、「この度、立憲民主党を離党させていただくこととなりました。思いを文書にさせていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。これまで応援してくださった関係者の皆様、支援者の皆様に心から感謝いたします。このような結果になってしまい申し訳ありません」とツイートし、離党を発表した。

 離党に至るまでの経緯について、文書を2枚添付し釈明している。「生まれ故郷の北海道旭川市の未来への提言を行えるよう努力してきたつもり」とした野村氏は、政治活動の中で自身に変化が起きたという。

「『怒り』という感情からは程遠い生活をしてきた私が、日本の構造的な問題や政治に対して心の底から怒りを感じ、この状況を変えたいと強く思いました。『怒り』は私の言動を過激なものにしてしまいました」

 問題のツイートをした理由については、こう説明している。

「その結果、悪い冗談のツイートとは言え、私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない発信をしてしまい、大変多くのご批判をいただきました」

 野村氏は「党や支援してくださった方々にこれ以上の迷惑はかけられません」として自身から離党を申し出て、了承を得たとした。

 野村氏の謝罪と離党発表については「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの......」といった表現をめぐり、「謝罪した後で、この言いよう。あくまで自分は正しい言い草。反省? 謝罪? 中身を伴っていませんが」「この期に及んでもまだ自分が悪いとは思わないんだな」「侮辱したこと自体は謝罪してないのか」などと疑問の声が相次いでいる。

1503OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/868980cda74f55b198299bb66ef8c750683f982d
北海道知事選 現職・鈴木直道氏が出馬意向 野党は候補選び難航
1/5(木) 8:43配信


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毎日新聞
鈴木直道・北海道知事

 4月9日投票の北海道知事選に現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬することが4日、関係者への取材で判明した。15日に札幌市内で開く後援会の会合で支持者に出馬の意向を伝えるという。

 複数の関係者によると、鈴木氏は15日午前に札幌市の札幌プリンスホテル国際館パミールで開かれる後援会の会合で支持者らに出馬の意向を伝え、以降の記者会見で正式に再選に向けた出馬表明をする見通し。鈴木氏の後援会「活力あふれる北海道の未来を実現する会」の幹部らは2022年末までに、その他の関係者らも23年始めに鈴木氏の出馬意向を把握したという。

 関係者によると、1期目に注力した温室効果ガス排出ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の取り組み強化や再生可能エネルギーを生かした地域活性化、北海道の食と観光の魅力促進などを公約の柱にする見込みだという。自民党道連と公明党道本部は前回選同様、支援する方針だ。

 一方、野党統一候補の擁立を目指す立憲民主党などは候補選定を進めているが、難航している。関係者によると、北海道にゆかりのある中央省庁の女性官僚に打診をしたが、出馬の意向は固まらなかった。関係者は「後は発表のタイミングだけという程だったと聞いた」と話す。別の関係者は「(打診を)受け止めて真剣に考えてくれたが、出馬まで至らなかった」と語った。

 立憲の荒井優衆院議員(北海道3区)も知事選出馬の打診を受けたというが、出馬を見送った。4日朝に札幌市内で新年の街頭演説を実施した立憲道連の梶谷大志幹事長は「現時点で候補選定には至っていないが、一日も早く対応したい。候補選定と共に、どんな北海道を実現するのかを示したい」と語った。

 知事選はこのほか、2021年衆院選比例代表北海道ブロックにれいわ新選組から立候補して落選した門別芳夫氏(61)が無所属での出馬を表明している。【山田豊】

1504OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:58:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15fc60d1527c898b58c6df7f29c4a8a8916b732
自ら出馬は?「それはない…」北海道知事選 野党側の候補擁立が難航 統一地方選まで3か月 札幌は五輪争点
1/9(月) 20:04配信
 4年に1度の統一地方選まで残り3カ月です。

 注目される北海道知事選は3月23日、札幌市長選は3月26日にそれぞれ告示され、ともに4月9日に投開票されます。

 札幌市長選では五輪招致の是非が大きな争点として浮上する一方で、知事選は選挙戦の構図すら定まらない状況です。

 今後4年間の北海道の方向性を決める統一地方選の現状を取材しました。

大変さがにじむ市長

 3期目を目指し、春の札幌市長選に出馬する現職の秋元克広市長。

 秋元 札幌市長:「(Q:大変な状況続くが?)そうですね。色々な状況が変わるので対応していかなきゃいけない」

 与野党相乗りの方向で調整が進み、選挙戦では強力な支援が期待されますが、12月の出馬会見直前、表情は少し曇り気味でした。

 これまで先頭に立って進めてきた五輪招致の是非が、市長選の大きな争点となっているからです。

大きくなる声…

 五輪招致反対デモ:「五輪はやめろ!」

 2022年11月、札幌市内で行われた五輪招致反対のデモです。

 当初は招致におおむね好意的だった札幌市民も、東京大会をめぐる汚職事件などで一転。

 秋元市長は出馬会見の2日前、東京都内でJOCと会見を開き、機運醸成活動を一旦中止し改めて招致の是非を問うと述べました。

 秋元 札幌市長:「(民意で)反対が多ければ(招致を)進めていくのは難しい」

 再調査の結果次第で、招致断念もあり得るとしましたが、調査を市長選前に行うかは決まっていません。

どうなる五輪招致

 市長選には、五輪招致反対を訴える元・札幌市市民文化局長で、市民政党代表の高野馨氏が立候補を表明しているほか、共産党も候補者擁立を目指しています。

 秋元市長の五輪招致を市民はどう評価するのか。市長選の大きな争点となります。

知事は答えず…

 1月5日、札幌市内の政財界のトップが集まった新年交礼会。姿を現したのは鈴木知事です。

 鈴木 北海道知事 :「(Q:出馬の意向を固めたが?)……」

 関係者によりますと、鈴木知事は2022年末までに出馬の意向を固め後援会の幹部などに伝えました。

 すでに選挙事務所も決めていて、1月15日の後援会の会合で正式表明したあと、記者会見を開く予定です。

1505OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:59:09
 一方で「4年間の実績はなにもない」と厳しく評価する野党側。独自候補の擁立を目指していますが、高い人気を維持する鈴木知事との選挙戦は苦戦が予想され、調整は難航しています。

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(鈴木知事は)仕事の実績は評価できないという声が多いが、一方で人気は高い。立ち向かうには強力な相手。(候補の打診を)何人かトライしたが残念ながら成就していない」

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(Q:自身の出馬は?)それはないと思う」

 知事選には岩見沢市の自営業、門別芳夫氏が無所属で立候補を表明しています。

 統一地方選まで残り3か月。未だに対決の構図が見えてきません。

内幕は…

 関係者によりますと、与党が推薦する鈴木知事に対する野党側は去年、中央省庁の官僚に接触しましたが、秋ごろまでには擁立を断念しました。

 つづいて、2022年10月に立憲民主党・岡田幹事長が北海道に来た際、前・国会議員を含む4人の支部長に出馬を打診しましたが、いずれも承諾しなかったということです。

果たして誰が…

 立憲民主党としても、知事選に候補を擁立しない訳にはいかないですが、厳しい状況が続いています。

1506OS5:2023/01/22(日) 19:59:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790175
札幌市長選「反五輪票」分散か 元市局長が連携否定、共産は独自候補擁立へ

2023年1月21日 05:00(1月21日 06:11更新)

4月の札幌市長選を巡り、2030年札幌冬季五輪招致に反対する勢力が割れ、「反五輪票」が分散する公算が大きくなっている。招致反対を掲げる元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬表明し、同じく招致反対の共産党も独自候補を擁立する方向となったためだ。招致を推進する現職の秋元克広氏(66)が3選を目指し支持基盤を固める中、共産内には「反対派が複数出れば現職を利する」として、高野氏と連携し統一候補とするよう望む声もくすぶる。
 「市長選の最大の争点は五輪問題。早期の候補擁立に全力を挙げる」。共産党道委員会などでつくる市民団体「明るい札幌市政をつくる会」の木村俊二代表は20日夜、市内で開いた集会で候補擁立を急ぐ方針を改めて強調した。関係者によると、これまでに同市長選出馬経験者らが候補に挙がったが、候補は決まっていない。
 前回の19年市長選で、共産党はつくる会と連携して新人候補を擁立。出馬表明が2月末と遅れたが、秋元氏との一騎打ちで総投票数の3割を獲得して善戦した。
 今回は五輪招致が争点の一つになるため、つくる会などは昨年末、反対派がまとまれば前回より票が上積みできるとみて、高野氏に水面下で統一候補となるよう打診した。だが、高野氏は「立憲民主党を含む統一候補でないならば連携は考えられない」と否定。共産側には「市長選と市議選を連動させて現職への批判票を掘り起こすべきだ」との声もあり、独自候補擁立の流れが強まった。
 一方、高野氏は20日夜、五輪招致に関する市民講座に講師として出席し、「市長選では招致の是非を問う住民投票に見立てて戦いたい」と語り、共産などとの連携を改めて否定した。
 高野氏は18日には4月の市議選と道議選に向け、自身が代表を務める政治団体の公認候補を公募すると発表。市議選や道議選で共産候補と争う可能性があり、市長選で共産と連携する可能性はさらに遠のいた。
 こうした状況に対し共産関係者は「このままでは市長選で五輪批判票が分散しかねない」と危機感を抱く。つくる会などは高野氏を含む五輪反対派と秋元氏の一騎打ちの構図となる道を探る考えだが、見通しは見えていない。
 秋元氏は前回同様に立憲民主党、自民党、公明党などの相乗り候補となる見通しで、五輪招致の意義を訴えていく方針。(久保耕平、岩崎志帆)

1507OS5:2023/01/22(日) 20:00:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/788014
立憲、大泉氏どう支援? 「推薦すべき」多数、保守離れ懸念 自民は現職工藤氏推薦 函館市長選
2023年1月16日 22:16(1月17日 15:15更新)
 函館市長選(4月23日投開票)を巡り、立憲民主党は近く、元市保健福祉部長の大泉潤氏(56)を推薦するか、推薦を出さずに支援するか判断する。党内の一部に「立憲だけが推薦すると保守票が離れ、大泉氏にとって良くない」との声もあるが、現時点では推薦すべきだとの意見が多い。
 市長選には大泉氏と現職の工藤寿樹氏(73)が無所属で出馬を予定。両氏は共に自民、公明、立憲3党に推薦を要請し、自民党道連は工藤氏推薦を決めた。立憲道8区総支部は先月、「工藤氏は市民の声を聞いていない」などとして大泉氏支援の方向性を決めた。
 支援には推薦のほか、1段階下の支持や、推薦も支持も出さず応援する方法がある。一部市議は「大泉氏が保守票を取り込むため、推薦を出さず応援すべきだ」と主張。「自民、立憲の与野党対決はそぐわない」と語る支部幹部もいる。
 一方、党関係者は「推薦要請を受けたのに大泉氏にマイナスだから出さないというのは自己否定」と訴える。推薦を出し、道議選や市議選で連動すべきだとの声もある。同支部の板倉一幸幹事長は「月内に決めたい」と話す。(坂口光悦)

1508OS5:2023/01/22(日) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790679
北海道知事選、過去も「短期決戦」 告示まで2カ月 構図なお固まらず
2023年1月22日 19:33(1月22日 19:42更新)
 道知事選は3月23日の告示が2カ月後に迫った。現職の鈴木直道知事(41)が15日に再選出馬を表明し自民、公明両党が推薦する方向となっている一方、立憲民主党などの対抗馬擁立は遅れ、構図はなお固まっていない。過去にも知事選の構図決定は早くても告示3カ月前、遅ければ1カ月を切った後という短期決戦になってきた歴史があり、専門家は「政策論争が深まらず、道民にとって望ましくない」と指摘する。
 全国の知事選では主要与野党による相乗りが目立つ一方、道内はほぼ毎回、与野党対決型となってきた。今年の統一地方選で行われる9道府県の知事選でも、明確な対決型は数少ない見通しだ。ただ、道内は立憲の候補者選びが難航していることから、告示2カ月前に迫りながら選挙ムードは高まっていない。
 道知事選はこれまで、政党のさまざまな都合で、候補や支援の構図が確定する時期が遅れてきた=表=。政党が「本命」を擁立できず次の候補の検討に時間を要したり、党内で激しく意見が対立してまとまらなかったりした例が目立つ。
 2003年は、旧民主党が本命候補の辞退を受け衆院議員だった鉢呂吉雄氏を3月に入って急転直下で擁立。15年は民主内で意見が分かれ、出馬表明済みだった佐藤のりゆき氏への支持決定が遅れた。前回19年は、自民内で鈴木氏と国土交通省の官僚を推す勢力が割れ、鈴木氏に決めるのに2月上旬までかかった。
 今回は野党の出遅れに加え、鈴木氏も野党の動向や新型コロナウイルスの感染状況を見極めたことで、現職ではほぼ例のない年明けの出馬表明になった。正式な記者会見は今月28日になる方向で、まだ2期目への政策などは示していない。
 北海学園大の山本健太郎教授(政治学)は、政党や候補者の事情で定着しつつある短期決戦に関し「政策論争が深まらず、目立った失政でもない限り現職優位になり、新人対決の場合も『知名度合戦』になってしまう」と指摘。「4年に1度の絶好の議論の機会である知事選は、北海道の進むべき道や具体的な手段が有権者に提示されることが重要で、それができる候補を擁立するのが政党の責任でもある」と話す。
 知事選は、新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での出馬を表明している。(金子俊介)

1509チバQ:2023/01/28(土) 21:41:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2703404fafd32c77e219823f28a9f039afe60d00
「自治体として存続させるためには」財政破綻の夕張市、直面した現実
1/28(土) 17:00配信

朝日新聞デジタル
市役所近くにある歩道橋。全体が変色している=北海道夕張市

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった北海道夕張市。古ぼけた市役所の周辺では、いまにも崩れそうな空き家が解体されていた。


 かつて炭鉱で栄えた街は07年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 当然ながら、昭和30年代に11万人を超えた住民は激減。市の人口はいま、7千人を切る。

 「ここまで極端に人口が減ると、過剰なインフラが財政の重荷になってしまう。その中でどうやって自治体を維持していくかは、本当に難しかった」

 そう振り返るのは、夕張市の元幹部だ。

 かつて炭鉱労働者とその家族が住んだ炭鉱住宅は、その多くが無人となる。各地に造られた公園は、廃虚のようになったところもあった。そうした公園をなくそうとすると、一部の市民から猛反発を受けたという。

 元幹部は言う。

 「自治体を存続させるためには、何を優先して残し、そのために何を捨てなければいけないか。それはいまの夕張にも続いている課題だし、いずれ全国多くの自治体が直面する」
https://www.asahi.com/articles/ASR143H7ZR14IIPE005.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&amp;ref=yahoo
「公園なくさないで」憤る住民 向き合った夕張元幹部が見すえた未来
有料記事統一地方選挙2023

岡戸佑樹 長谷川潤2023年1月8日 19時00分

古ぼけた市役所の周辺には、重機の音が響き渡る。いまにも崩れそうな空き家を作業員が解体していた。

 昨年12月15日、北海道夕張市を訪ねた。

 積もった雪の下には、がれきが散らばる。民家の残骸だろうか。坂道を少し下ると、至るところが変色した歩道橋が目に入った。

 炭鉱で栄えた夕張市は、昭和30年代には11万人を超える住民が暮らした。一律的な炭鉱住宅に労働者とその家族が住み、山間地にある街を潤した。

 だが、時代の流れとともに、炭鉱はその歴史的役割を終え始める。

 市が次の産業に見いだしたのが、観光だった。

 市役所から南西に800メートルほど。山肌に造られたスキー場の手前には、白で染まった「ホテルマウントレースイ」がそびえ立つ。

 かつては市が運営していたが、いまは中国系企業が所有する。ところが、コロナ禍以降、ホテルは休業したままの状態が続く。

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった夕張市は翌年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 それでも夕張市という自治体は続き、そこには少なくない数の住民が残った。

「移り住め、というのは残酷な話」
 行政サービスは全国最低クラ…

1510チバQ:2023/01/28(土) 21:42:07
https://www.asahi.com/articles/ASR1435GHQDPIIPE00Q.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&amp;ref=yahoo
「借金を返すだけでいいのか」財政破綻の夕張職員、市長と流した涙
有料記事統一地方選挙2023

長谷川潤2023年1月7日 19時00分

 地名を冠した高級メロンで知られた地元は、あの日から「借金のまち」になった。

 それから十数年。

 「ここではちょっとした発表会なんかもできるんですよ」

 久々に晴れた師走の午後、北海道夕張市職員の寺江和俊(61)は、うれしそうに話した。

 大きな窓から日差しが差し込む広々とした勤務先の一隅には、テニスコートほどの広さの多目的ホールがある。清潔感があり、使い勝手の良さそうな空間。どこにでもありそうなホールは、住民たちが長い間、待ち望んでいたものだった。

 2006年6月、市の巨額な負債が明るみに出た。道の調査で負債総額は632億円とされ、その後、解消すべき赤字が、税収など通常見込まれる市の収入(標準財政規模)の8倍を超える353億円であることが判明した。

 財政破綻(はたん)した自治体は、新たな借金となる地方債の発行が制限される。国に再生計画を提出した上で特例債の発行が許されるが、その代償として、計画の変更や計画にない事業を実施する際は、すべて国と協議し、同意を得なければならなかった。

 「あきらめの空気が漂っていました」

 寺江は振り返る。歳入確保のため、税金や手数料、使用料が軒並み上がった。市の職員は半数以下に減り、給与は大幅カット。小中学校は統廃合され、公園や図書館などの公共施設も集約か廃止せざるを得なかった。生活に必要な最低限の事業以外は、すべて中止か縮小された。

「ここで辞めてどうする」
 破綻直後、主事だった寺江は…

1511チバQ:2023/01/29(日) 01:22:41
北海道8区
2012小選挙区当選
2014比例復活
2017落選
2021落選
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793429
前田氏が出馬表明 道議選渡島管内

2023年1月27日 22:15
 自民党の前田一男元衆院議員(56)は27日、4月の道議選渡島管内(定数2)に立候補すると正式表明した。函館市内で北海道新聞の取材に対し「国政への思いもあるが、その思いを一度断ち切って、道政の仕事をしっかりやりたい」と述べた。
 渡島管内選出の自民党現職、冨原亮氏(49)が選挙区を函館市(定数5)に移すことについて「渡島管内に混乱が広がっている」と指摘。「地域の方々の憤りも踏まえ、対処しなければならないと思った」と語った。北海道新幹線札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離に関し、貨物路線維持の必要性も訴えた。
 前田氏は松前町長を経て衆院当選2回。事務所は七飯町に置く予定。(宮木友美子)

1512チバQ:2023/01/29(日) 02:09:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790182/
4月道議選 自民、道南で異例の展開 現職道議「国替え」元衆院議員は出馬検討
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2023年1月20日 23:00
 4月の道議選を巡り、自民党道連は20日、渡島管内(定数2)選出の現職冨原亮氏(49)を公認する選挙区を、同管内から函館市(定数5)に変更すると発表した。同党の前田一男元衆院議員(56)が道議選渡島管内に出馬する方向で最終調整していることが背景にある。道南地方は現職道議が「国替え」し、国政経験者が道議選に移る異例の展開になっている。
 前回の道議選函館市で自民党は川尻秀之氏と佐々木俊雄氏(72)の2人が当選した。川尻氏は昨年1月に死去。佐々木氏は今月19日に引退を表明し、いずれも入れ替わることになった。
 元松前町長で衆院議員を2期務めた前田氏は昨年10月、次期衆院選の候補予定者となる自民党道8区支部長の公募に応じず、道議選への出馬を検討し、渡島管内を視野に入れていた。渡島管内は冨原氏と立憲民主党の候補が1議席ずつを分け合っており、「前田氏の存在が冨原氏の判断に少なからず影響した」(党関係者)という。現職道議の国替えは極めて珍しい。
 4回連続当選し、自民党道連幹事長を務める冨原氏は北海道新聞の取材に対し「函館市への候補擁立へ努力していたところ函館市内から強い要請があった。道南の政治情勢を考えると使命だと感じた」と話した。
 道議選函館市では自民党函館市議の藤井辰吉氏(44)も20日、立候補を表明した。立憲民主党現職の平出陽子氏(74)、同党現職の高橋亨氏(69)、公明党新人の海野真樹氏(45)、共産党新人の本間勝美氏(54)も出馬を予定し、選挙戦になる見通し。(徳永仁)

1513チバQ:2023/01/29(日) 02:30:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793776
立憲・池田氏 知事選擁立 野党陣営 出馬要請へ調整
会員限定記事
2023年1月29日 01:30
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池田真紀氏
池田真紀氏
 立憲民主党道連は28日、4月9日投開票の道知事選に同党元衆院議員で新人の池田真紀氏(50)を擁立する方向で最終調整に入った。29日に国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議と4者会合を開き、候補者として提案。了承されれば正式に出馬を要請する。再選を目指して立候補を表明している現職の鈴木直道知事(41)は自民、公明両党が推薦する方針で、与野党対決の構図が固まる見通しとなった。
 複数の関係者が明らかにした。3月23日の告示まで残り2カ月を切る中、立憲などは道議選と連動させ、全道の有権者への浸透を急ぐ。
 池田氏は東京都板橋区出身。同区職員を経て2011年から札幌市内を拠点に社会福祉士として困窮者支援などに取り組んだ。14年衆院選で旧民主党系候補として道2区(札幌市北区、東区)に初出馬し、16年には当時の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙で野党統一候補となった。17年衆院選で比例復活により初当選し、衆院厚生労働委員会委員や党政調会長補佐などを務めた。21年衆院選は落選し、現在は立憲道5区総支部代表。
 立憲道連は池田氏の政治経験や福祉分野での活動実績、道央圏を中心とした知名度を評価。鈴木知事に対し、女性候補としてより明確な対立軸を示せる点も考慮した。
 道連執行部はこれまで、道内に関係のある中央官僚や党国会議員らを対象に候補者の人選を進めたが擁立に至らず、今年に入り作業を加速させていた。
 知事選には新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での立候補を表明している。(岩崎あんり、小森美香)

1514OS5:2023/02/11(土) 22:22:32

392 :OS5 :2023/02/11(土) 22:22:02
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230208/7000055020.html
衆議院北海道8区 自民・元議員は道議会議員選挙へ
02月08日 19時55分

自民党の前田一男元衆議院議員がことし4月の道議会議員選挙に渡島地域の選挙区から党公認で立候補することが決まり、今後、次の衆議院選挙で北海道8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。

ことし4月に行われる道議会議員選挙の渡島地域の選挙区を巡っては、自民党の現職が函館市選挙区に変更し、党が候補者選びを進めていましたが、前田一男元衆議院議員が8日、党公認で立候補することが決まりました。
前田氏は松前町出身の56歳。
平成24年の衆議院選挙で初当選し、2期務めましたが、その後の2回の衆議院選挙では議席を確保できませんでした。
前田氏が務めていた北海道8区の支部長は不在の状態が続いていて、今後、次の衆議院選挙で8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。
前田氏は「地域へ貢献したいという思いは変わらないので、道南全体をふかんしながら地域の発展に貢献していきたい」と話しています。
道議会議員選挙の渡島地域の選挙区には立憲民主党の現職、笹田浩氏が立候補を表明しています。

1515OS5:2023/02/13(月) 17:57:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a5c58bfaa5aef5a6adaa823870fce9d9a50f95
統一地方選 参政・れいわが北海道で積極擁立 国政へ足場固め狙う
2/13(月) 11:31配信

北海道新聞
道内「新興勢力」の統一地方選での方針

 4月の北海道議選と道内市町村議選で、比較的新しい小規模政党が積極的に候補を擁立する動きを見せている。昨夏の参院選で国政の議席を初めて得た参政党は、全道で30人程度を立てる方針で、れいわ新選組も既に札幌や函館などの市議選に計4人を擁立。国政選挙に向けて足場を固める狙いがあり、「新興勢力」の攻勢に自民、立憲民主など各党は警戒感を強めている。


 参政党は1月の十勝管内清水町議選で女性候補が当選し、昨年入党した町議を含め道内の議員が2人となった。道議選では十勝管内(定数4)と後志管内(同2)に各1人のほか、市議選は札幌、帯広両市などに計12人の公認を決定。今月末まで公募を続ける。

 同党は昨夏の参院選道選挙区にも候補を出した。得票は後志管内(小樽市除く)が1274票、十勝管内(帯広市除く)が1954票と過去の道議選の当選ラインに遠く及ばないが、既に両地域に党支部を設立するなど支持拡大を図っている。党役員の田中義人後志管内倶知安町議は「擁立候補の7割以上を当選させたい」と語る。次の衆院選でも道内の小選挙区に候補を立てることを目標とする。

 また、れいわは道内の地方議会で初の議席獲得を狙い、札幌、函館、帯広、滝川の市議選に計4人を擁立。地方組織を持たないが、街頭での対話集会や交流サイト(SNS)での発信を通じて無党派層の取り込みを図る。山本太郎代表は1月中旬の札幌市内での集会で「まだまだ小さい政党。みんなで育てて大きくしていただきたい」と訴えた。

 道内ではこれまで勢力の小さかった日本維新の会と国民民主党も複数の候補を立てる。維新は札幌市議選で計6人を公認し、道議選でも擁立を検討。国民は道議選の札幌市中央区、市議選の帯広、苫小牧、岩見沢市に計4人が出馬する。

 これに対し、自民道連は保守層に一定の支持がある参政党を特に警戒。自民道議は「着実に支持を広げており侮れない」。立憲も「反自民」の受け皿分散や、れいわなどとのリベラル票の食い合いが予想され、道連関係者は「一定の票を取られるだろう」と分析する。

1516OS5:2023/02/17(金) 13:45:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1d62fe722b165115a46feccc26c35d34d0993c6
北海道知事選、与野党対立が鮮明 札幌市長選は現職相乗り
2/17(金) 8:00配信

朝日新聞デジタル
北海道庁=2021年5月12日、札幌市中央区

 4月の北海道知事選と札幌市長選で、各政党による支援態勢がほぼ固まった。知事選は与野党対立が鮮明となる一方、市長選は各政党が現職に相乗りする構図となっている。

 各政党が独自の基準で決める推薦や支持は、選挙管理委員会に届け出る必要はない。推薦の方が支持よりも支援度合いが高く、さらに度合いの弱い支援もある。

 知事選では自民、公明、新党大地が現職の鈴木直道氏(41)を推薦する。立憲民主が池田真紀・元衆院議員(50)を推薦、国民民主は地方組織の支持となる。札幌市長選では現職の秋元克広氏(67)を立憲民主と新党大地が推薦し、自民、公明、国民民主が地方組織で支持する。

 2019年の前回選挙と対応が異なるのは国民民主だ。前回は知事選・市長選ともに党本部の推薦だったが、今回は党道総支部連合会の支持に「格下げ」となった。前回の選挙後、一部議員が立憲民主に合流して20年9月に新・国民民主になった経緯も影響している。

 支持を決めた16日の役員会後、藤井和則幹事長は「推薦は党本部の決定まで時間がかかるため、地元レベルで判断できる支持にした。支援レベルが下がるわけではない」と説明した。

 知事選にはこのほか自営業の門別芳夫氏(61)が立候補を表明済み。市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が立候補を表明している。(日浦統、新田哲史)

朝日新聞社

1517OS5:2023/02/27(月) 14:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8096e6e4c03545559a8a7c94129ec191fc4cf661
札幌市長選告示まで1カ月 高野氏、「五輪撤退」を公約 秋元氏、政党が推薦や支持
2/27(月) 11:14配信


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北海道新聞
札幌市長選

 札幌市長選(4月9日投開票)は3月26日の告示まで1カ月となった。2030年札幌冬季五輪招致反対を掲げる新人の元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)は先陣を切って22日に公約を発表し、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は主要政党の推薦や支持を取り付けて態勢を固める。一方、市民団体と候補を擁立予定の共産党は最終調整を進めている。

【動画】雪解け後に大規模崩落? 十勝の「幻の橋」進む劣化 上士幌 タウシュベツ川橋梁

 「五輪をやめて市民の暮らしのためにお金を使う」。高野氏は22日の公約発表会見で、住民投票で民意を確認した上で五輪招致から撤退する方針を示したほか、小中学校の給食費無償化や地下鉄延伸など積極的な財政出動を伴う政策を打ち出した。

 秋元氏が市長在任中に小学6年まで無料とした子ども医療費助成の高校生までの対象拡大や、共産党が秋元氏に求めてきた低所得者ら対象の福祉灯油の導入など、双方の政策を意識したような公約も目立った。

 課題は既存政党・団体の組織的支援がない中で、どこまで支持を広げられるかだ。高野氏は個人ツイッターを使わない秋元氏に対し、連日のようにツイッターで主張を投稿。今後は交流サイト(SNS)などを通じて知名度拡大を目指す。

 秋元氏は3月10日まで市議会開会中のため、後援会が企業や団体を回っている。立憲民主党から推薦、自民党札幌市支部連合会と公明党札幌総支部連合、国民民主党道連から支持を取り付け、連合北海道など十数団体からも推薦を受けた。

 陣営が懸念するのは東京五輪を巡る逆風だ。今月には談合事件で逮捕者も出たため、後援会幹部は「東京と札幌は関係ないとは言え招致推進派の現職にはタイミングが悪い」と漏らす。

 陣営は高野氏の公約についても「実現性は疑問だが、有権者受けするのでは」と警戒する。秋元氏は24日の定例記者会見で高野氏の公約の受け止めを問われ「財源負担を含め公約には覚悟と責任を示すべきだ」と批判をにじませた。秋元氏は3月上旬にも公約を発表し活動を本格化させる。

1518OS5:2023/03/02(木) 17:51:09
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/96245.html
2023年3月1日特集記事
現職の実績 工藤vsタレント兄 大泉 上司と部下が対決 函館市長選挙
4月23日に投票が行われる北海道の函館市長選挙は、地元メディアのみならず、週刊誌やネットメディアも取り上げ、地方選挙としては異例の注目を浴びている。
立候補の意向を表明しているのは同じ大学を卒業し、市役所の上司と部下の関係だった2人だ。
(函館局 毛利春香)

函館市役所から2人が立候補へ
写真:立候補予定の工藤氏と大泉氏

立候補を表明しているのはこの2人。
現職の工藤寿樹は、2011年に現職を破って以来市長を務め、4期目を目指す。
新人の大泉潤は、工藤の部下として部長職を歴任し、タレント・大泉洋の兄だ。
突然のことだった。去年7月、市長の工藤は、保健福祉部長の大泉から、函館市の職員を辞める退職願を受け取った。
翌年の市長選挙への立候補を見据えてのことだった。

上司の工藤は「私がどうこう言うことはありません。本人がそういう希望なら、私は特別何も。頑張りなさいとは言いました」。

これに対して部下だった大泉は退職願を提出した日「ゼロからこつこつ歩きながら始める選挙戦になると思います」。

写真:五稜郭
函館市は北海道南部に位置し、戊辰戦争の舞台となった五稜郭や、和洋折衷の雰囲気を残す町並み、函館山からの夜景でも知られる。イカをはじめとする海産物も豊かな港町で、市内を走る路面電車では日々、観光客の姿を見る。

一方、高齢化は進む。人口約24万3900人のうち65歳以上が35%を超え、北海道内でも高い水準にある。観光地に空き家も目立ち、まちの活性化は大きな課題だ。

その函館市のリーダーを決める市長選挙の投票は4月23日に行われ、この2人が立候補の意向を表明している。

1519OS5:2023/03/02(木) 17:51:21
立候補予定の2人は
大泉が市役所を去った2か月後の去年9月、工藤は4期目を目指して立候補を表明した。これを最後の立候補としている。
工藤は北海道乙部町出身の73歳。早稲田大学法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所へ入った。函館市役所で部長職や副市長を務め、2011年の選挙で現職を破って当選し、現在3期目だ。
今回の選挙を「普通の選挙ではない」と語る。

写真:インタビューに応じる工藤氏
(工藤寿樹)
「マスコミがタレントの兄だと過剰に取り上げて話題を呼ぶ。それは大泉陣営にとって有利な取り上げられ方で、話題性だけが先行する。そこには普通の選挙と違って危機感を持っている。マスコミなんて来なくていい、そっと戦わせてくれないのか。本人ではなくて弟たるタレントと戦っているような感じになる。ただ、多くの人は人柄や資質、政策で選ぶと思うので、単純にタレントの兄だからというだけで選ぶほど有権者は愚かではないと思っている」

一方の大泉は去年10月、後援会の発足にあわせて初めて記者会見して立候補を表明した。
大泉は北海道江別市出身。投票日には57歳になっている。工藤と同じ早稲田大学法学部の卒業で後輩にあたる。1995年に函館市役所に入り課長職や部長職を務めた。市内の出身ではないが、父親が隣接する七飯町で勤務していた。
弟には選挙への応援を頼む考えはないとしている。

写真:インタビューに応じる大泉氏
(大泉潤)
「大泉洋のことを聞かれる、話題になることは増えましたね。非常に誇らしいですよ。お世辞もあるかもしれないけど、みんな褒めてくれる。僕も彼が好きだし、とてもうれしいですよね。純粋にそういう気持ちです。選挙に応援だとかいう話をしたことはないし、弟と自分の政治活動は言葉どおり本当に、別なものです。工藤市長については個人としての評価は控えますが、出された政策を読んでも、これまでを継続なさるということだと感じています」
かつての上司と部下 お互いに厳しい目
工藤が市長に就任した際に部下だったのが大泉だ。
同じ大学の学部を卒業した後輩で、秘書係長を務めたことがあった大泉を秘書課長に抜擢。その後も函館の主力産業をけん引する観光部長や、コロナ禍の保健福祉部長を任せ2人で市政の中核を担ってきた。
そんな2人の関係を「師弟関係のようなものだった」と話す人もいるが、当の本人はお互いをどう見ているのか。

選挙戦で争うことになったいま、工藤が大泉を見る目はこれまで以上にシビアだ。
工藤は、大泉を育てようという思いがあったが、実際に要職を任せてみるとその仕事ぶりは、度々、市長に伺いを立て判断能力に欠けていたと振り返る。

(工藤寿樹)
「市長候補になんて全く考えていなかった、私の後継としてはね、それは全くない。実際の選挙戦を前にして、今は本人の資質や政策に関係なく話題を呼んでいるというのが実態で、それ以上なんとも言いようがない」

大泉もまた、工藤と仕事をする中で、市長の後継者として市政を譲り受けようなどと考えたことはなかったと振り返る。
現市政の人口減少への危機感の欠如や、市民置き去りの市政運営を改革するために自ら立候補するという。

(大泉潤)
「不十分だったかもしれないけど、支えてきたという自負はあります。工藤市長は、辞める時が来ても誰かに譲ることはしないで新しい人同士が競えばいいと話していたし、僕は後継者だと感じたことはありません」

対照的な戦い方 組織と草の根
選挙戦に向けて、2人は対照的な展開を見せている。

写真:選挙事務所の工藤氏
工藤は、自民党から推薦を取り付けた。
後援会では支援者へのあいさつ回りを進めるとともに、パンフレットを投かんし、政策の浸透を図る。
1月の事務所開きには市の商工会議所会頭や建設業協会会長をはじめ、各種団体の代表者がスーツ姿で勢ぞろいした。
組織固めを重要視して、市長を3期務めた実績の強みを訴える。
工藤本人は「選挙の話はしないけれど」としたうえで、公務を最優先しながら市長として声がかかる会合やイベントに顔を出している。

写真:演説する大泉氏
大泉は、立憲民主党から支持を得た。
陣営幹部には、大学教授や若手経営者、福祉団体の代表がいて、草の根で幅広い層への支持を広げたい考えだ。
2月に行われた事務所開きには親子連れなど、老若男女、幅広い世代の姿があった。
本人も、町内会の集まりや学生が参加するイベントなど様々な場所へ足を運び、街頭演説も始めて政策を訴える。
大泉は「僕は無所属で市民党として、いろいろな人から多くの支持を得たい」と話す。

1520OS5:2023/03/02(木) 17:51:33
どうする函館 2人の政策は
工藤は「人口減少対策と経済回復」を強く打ち出している。
学童保育料の助成拡大や、学校給食の無償化へ向けて公費負担制度を導入するなど少子化対策に力を入れる。経済分野では、若者の雇用の受け皿となるIT関連企業やワーケーションの誘致、キングサーモンと昆布の完全養殖技術の確立を掲げた。このほか、観光客数については過去最大となる年間600万人を目指すとした。

大泉は「選ばれるまちになるため、都市のステータスを上げる」と何度も口にする。
子育てや教育といった未来への投資に力を入れるほか、函館を交通の要所として発展させること。経済や雇用の部分では、地域内経済の循環が必要だとして、公共事業の発注を地元優先にすることや、再生可能エネルギーで電力の地産地消を推進することを掲げている。

函館市長選挙は、統一地方選挙後半戦、4月16日に告示され、23日に投票が行われる。
100万ドルの夜景の輝きが照らし出すのは、どちらが描く未来なのか。
(文中敬称略)

1521OS5:2023/03/06(月) 22:59:23
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230306-OYT1T50075/
札幌市長選、3氏激戦か…五輪招致の是非争点に
2023/03/06 09:44
 3月26日告示、4月9日投開票の札幌市長選は、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)、元市民文化局長の高野馨氏(63)、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)の3人で争う構図がほぼ固まった。市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの是非について、それぞれ主張が異なっていて、激しい選挙戦が予想される。

札幌市長選、木幡氏が出馬表明…冬季五輪招致に反対「もっと重視すべきことがある」

■取り組み継続
秋元克広氏
 秋元氏は立憲民主と新党大地の推薦、国民民主の道組織の支持、自民・公明両党の市組織の支持を受ける。

 秋元氏は重点政策として、新型コロナ禍で打撃を受けた経済の回復や除雪体制の強化などを挙げ、「2期8年の取り組みを継続する」と強調する。

 自ら推進する五輪招致については、「開催意義を伝えていく」とした一方で、年内に住民投票を含めた意向調査で再度、民意を確認すると話した。ただ、昨年3月の意向調査(郵送)で賛成が5割にとどまり、東京五輪を巡る汚職・談合事件などで市民の「五輪不信」は強まっている。後援会幹部は「五輪に対する不信感を 払拭ふっしょく できるかが鍵を握る」と警戒する。

■積極的な財政出動
高野馨氏
 高野氏は1982年に市役所に入庁し、南区長を務めた。現在は地域政党「市民政党さっぽろ」の代表を務める。

 最大の争点として五輪招致を挙げる。2月の公約発表の記者会見では、反対の立場を示した上で、「(当選後に)住民投票を実施し、民意を確認する。反対が上回った場合は完全撤退する」とした。賛成が上回った場合は「招致を継続する」と述べた。

 公約は積極的な財政出動を柱とする。除排雪体制の官民協働方式への移行、札幌市営地下鉄の延伸、札幌丘珠空港の石狩市への移転などを盛り込んだ。「五輪招致をやめれば、市民の安心や安全な暮らしにお金を使えることを訴えたい」と意気込む。

■暮らし重視
木幡秀男氏
 木幡氏は市内の病院などでソーシャルワーカーとして勤務した後、21年から札幌のNPO法人の事務局長を務める。共産党道委員会と新社会党道本部の推薦を受ける。

 今月1日の出馬会見では、秋元市政について大型開発を優先し、市民を無視していると批判。「安心して子育てできる町づくりをする」と強調した。五輪招致については、「即中止を求める」と主張する。住民投票の実施も視野に入れる。

 推薦する共産は当初、同じ五輪反対を訴える高野氏と連携を模索していたが、高野氏が固辞。候補者の擁立に苦戦し、木幡氏が出馬要請を受けたのは、会見の9日前だった。準備不足感は否めず、知名度が課題となる。近く公約を発表する。

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1522OS5:2023/03/12(日) 19:51:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/814573
道議選上川管内、16年ぶり争い 31日告示 政治家一家の長男出馬 割れる保守、立憲試金石<2023選挙最前線>

2023年3月10日 23:32(3月11日 13:02更新)

 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、上川管内(定数3)は4氏が出馬を予定し、16年ぶりの選挙戦に突入する。政治家一家の悲願と自民党の世代交代、立憲民主党の意地がぶつかり合う。
■家の悲願
 「父や弟は選挙でたすきを掛けたことがあるが、私は生まれて初めてになる」。新人で自民公認の今津寛史氏(49)は3日、上川管内美瑛町内の後援会事務所の朝礼でこう語った。
 今津氏の弟は旭川市長の寛介氏(46)。衆院道6区(上川管内)を地盤とした元衆院議員の寛氏(76)の長男と次男で、政治家一家として知られる存在だ。
 寛史氏は米国留学中だった2000年、父が衆院選で敗れた後、秘書を務めるため急きょ帰国。共に秘書だった寛介氏と、17年に政界引退を表明した父を支えた。一家に近い経済人は「2人とも選挙に弱い父を守るのに精いっぱいだった」と振り返る。
 兄弟はその後、別の衆院議員の秘書となり、弟は18年の旭川市長選で惜敗したものの21年に初当選。呼応するように22年3月、寛史氏も道議選上川管内への出馬を表明し、美瑛町に居を移した。
 兄弟そろって政治の表舞台に立つことは今津家の悲願だ。父の寛氏は自身の有力支援者らに電話をかけるなど後押ししており、2月下旬に美瑛町農協幹部と面会した際は「寛史は美瑛の土になる」と強調した。
■世代交代
 だが、一家総出の戦いに対し、同じ自民系の陣営関係者にさえ「事実上の世襲だ」「政治家を家業にしているように見える」との不満がくすぶる。
 上川管内の自民は今回、世代交代の選挙となる。7期目の竹内英順氏が21年7月に死去し、同じ7期目の本間勲氏(78)も今期で引退。今津氏に加え、自民公認で出馬予定の元上富良野町議の金子益三氏(54)、無所属で自民推薦の元富良野市議の水間健太氏(40)も新人だ。
 自民系の新人3氏が保守票を奪い合う構図となる中、ある陣営関係者は「親の七光で当選するならばうらやましい」と本音を漏らす。金子氏は基幹病院の存続や、在宅医療と訪問介護の拡充などを強調。水間氏は父親として教育環境整備などを唱え、子育て世代などの支持拡大を狙う。
 一方、立憲民主党は現職で5選を目指す北口雄幸氏(66)が保守系新人3氏を迎え撃つ形になる。北口氏は地元・士別市で2月18日に開かれた事務所開きで、基幹産業の農業を巡り「若い担い手が安心して続けられる仕組みを」と訴えた。
 保守勢力が割れる中、野党唯一の候補となる北口氏は手堅く支持層をまとめたいところ。ただ、立憲は今回、2人目の擁立を目指したが不調に終わった経緯もある。21年の衆院選道6区でも立憲の候補が自民に水をあけられた。
 次期衆院選に向け、北口氏の戦いが上川の立憲にとって党勢を計る試金石となる。(千葉佳奈、佐藤愛未)

1523OS5:2023/03/12(日) 19:54:10
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/811428
乱戦模様の道議選函館市 内情を探る<2023選挙最前線>
2023年3月5日 19:10(3月5日 21:19更新)

 【函館】31日告示の道議選で、7氏が出馬予定の函館市(定数5)が乱戦模様だ。前回議席を得た3党のうち、自民党は内部対立が影を落とし、隣接する渡島管内(同2)の現職が「国替え」する異例の事態に。立憲民主党と公明党もそれぞれ不安を抱え、混戦に拍車を掛けている。
 「市民にまだまだ認知されていない」。自民現職の冨原亮氏(50)は2月23日の事務所開きでこう訴えた。関係が近い元知事の高橋はるみ参院議員(69)も駆けつけ、頭を下げた。党道連幹事長も務める冨原氏が危機感を示すのは、当選4回を重ねた渡島管内から選挙区を移すからだ。
 函館市で前回当選した自民2氏のうち、川尻秀之氏は昨年死去し、佐々木俊雄氏(72)は引退を表明。後継として函館市議の藤井辰吉氏(44)と共に手を挙げたのが冨原氏だった。冨原氏は国替えについて「函館の経済界首脳から要請があった。道南・渡島を思っての決断」と理解を求める。
 だが、裏の事情がある。衆院道8区(渡島、檜山管内)で落選が続く元衆院議員の前田一男氏(56)の動きだ。元渡島管内松前町長の前田氏は昨秋以降、道議選渡島管内への出馬を模索。冨原氏に対しても「衆院選で本気で応援してくれなかったとの不満がある」(周辺)とされる。
 冨原氏はこれまで、渡島管内で立憲現職と議席を分け合ってきたが「前田氏が参戦すれば落選もあり得る」(自民関係者)。函館市への国替えに動き、4月の函館市長選に向けては現職の工藤寿樹氏への自民道連による推薦を主導。工藤氏を推す市内経済人とも距離を縮めた。衆院道8区出馬を視野に大票田・函館に移ったとの観測もある。
 結局、道議選函館市には自民から冨原氏と藤井氏が立候補することなり、前田氏との競合は避けられたが、しこりは残る。前田氏は交流サイト(SNS)で「函館からは無所属で出馬するのが筋」などと冨原氏を批判。前田氏に近い経営者は「前田氏は函館でも影響力がある。票は藤井氏に集める」と話す。2月に入り、市内には藤井氏と前田氏の顔が並ぶポスターが張り出された。
 また、2月15日には函館市長選に挑戦した経験もある無所属新人の広田知朗氏(61)が道議選函館市への立候補を表明。保守系とされる広田氏は出馬を巡り、前田氏と面会を重ねたという。
 懸念材料があるのは自民だけではない。立憲は現職で共に副議長を経験した平出陽子氏(74)と高橋亨氏(69)が2議席死守を目指す。ただ対抗馬が若返る中、年長の2人となり、道8区選出の逢坂誠二衆院議員は「厳しいが、何とか2議席勝ち取りたい」と語る。
 公明新人の海野真樹氏(45)は、知名度が課題だ。最近、司会を務めたフォーラムで、立憲が市長選で支持する新人の大泉潤氏をあえて紹介し、公約を訴える機会を与えた。支持層を広げようと腐心している。
 一方で勢いづくのが共産党新人の本間勝美氏(54)だ。共産が函館市で最後に議席を得たのは17年前の補欠選挙。共産幹部は自民2人の票がどちらかに偏れば当選ラインが下がるとみて「千載一遇のチャンス」と話す。(宮木友美子)
函館市長選 投開票まで2カ月、工藤氏と大泉氏が臨戦態勢 過去は現職有利、市役所出身者対決では新人勝利

1524OS5:2023/03/15(水) 11:01:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/56c83dabf64ce03cd0c805449f85b22c2daf2f47
知事選唯一の与野党対決か 現職は自民と微妙な距離感 北海道
3/15(水) 7:30配信


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毎日新聞
北海道庁=石川直人撮影

 「北海道を再び成長軌道に押し上げていくための戦いだ」。再選を目指す無所属現職の鈴木直道氏(42)は10日、札幌市で開かれた自身の後援会の総決起大会で声を張り上げた。大会では後援会長を務める家具・日用品販売大手「ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長が「2期目は実績を具体的に出す段階だ」とハッパをかけたほか、菅義偉前首相が激励のビデオメッセージを寄せた。

 財政再建を進める夕張市で市長を2期務めた鈴木氏。埼玉県出身で全道規模の支持組織はないが、前回2019年の統一地方選で自民、公明両党の支援を受けて北海道知事選に出馬した。立憲民主、共産、国民民主、自由、社民5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏に65万票の大差を付け初当選を果たし、38歳の全国最年少知事となった。

 地元紙の世論調査などで高い支持率を維持する鈴木氏だが、物価高や地域経済の低迷もあって、自民会派の道議からは「鈴木カラーが出たとは言えない」と不満の声も漏れる。

 自民との微妙な距離感の背景には、知事候補に鈴木氏を推した自民道連執行部と、国土交通省局長を推した経済団体トップや道議の一部らが対立した前回選がある。後ろ盾だった吉川貴盛元農相は、収賄事件の発覚で衆院議員を辞職(起訴され、昨年有罪が確定)しており、鈴木氏の支持基盤は盤石とは言えない。

 身内からの冷ややかな視線を振り払うかのように、鈴木氏は今年に入り「空中戦」を仕掛けている。次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」の工場誘致だ。2月には東京の本社を訪れ、トップセールスにより北海道千歳市への誘致を実現させた。

 若さへの期待度が高かった前回とは異なり、今回は1期目の評価がそのまま票に表れる。鈴木氏は最近「決断力」という言葉を口にする。リーダーシップをアピールするのは、自らの力が試されていることを強烈に意識しているとも言えそうだ。

 一方、野党は「不戦敗はあり得ない」(立憲道連の逢坂誠二代表)として元衆院議員の池田真紀氏(50)を擁立した。主要野党は16年衆院補選と17年衆院選の北海道5区で、池田氏に候補を一本化。池田氏はいずれも自民候補に敗れたものの、17年は比例代表で復活当選を果たして衆院議員を1期務めるなど、「野党共闘のシンボル」と呼ばれた。

 池田氏は2月4日に記者会見して無所属での立候補を表明。「民主党王国・北海道」の象徴的存在で道知事や衆院議長を務めた横路孝弘氏(同2日に死去)から後押しされ、「出馬を決めた」と強調した。ソーシャルワーカーなどの経験を生かし、福祉や暮らしに重点を置くとして「誰一人取り残さない、温かい道政」を掲げる。中央とのパイプを強調する鈴木氏との違いを鮮明にする戦略だ。

 ただ、池田氏を推薦した立憲に対し、共産と国民民主、社民は道組織レベルの「支持」にとどめた。逢坂氏が強調する野党の「大きな塊」を形成して、強固な支援態勢を構築できるかは不透明だ。

 今回の統一地方選も北海道が知事選唯一の本格的な与野党対決となる見通し。立憲党本部は「この選挙を勝てればインパクトは大きい。正直厳しいが最善を尽くす」(幹部)と力を込める。泉健太代表は池田氏の立候補表明後の2月に北海道入りし、ともに街頭に立った。立憲にとっては他の野党をどこまで巻き込めるかがカギとなりそうだ。【真貝恒平、山田豊、安部志帆子】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

 ◇北海道知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順
鈴木直道(すずき・なおみち)42[元]夕張市長 無現①=[自公]
池田真紀(いけだ・まき)50[元]衆院議員 無新=[立]
門別芳夫(もんべつ・よしお)61建設設備業 無新
みくま35投資家 無新

1525OS5:2023/03/16(木) 23:57:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816083
<統一地方選2023 攻防の構図>1 道議選上川管内 富良野対決、熾烈極める
会員限定記事
2023年3月14日 22:11(3月14日 22:14更新)
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左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
北口雄幸 66 立現《4》
今津寛史 49 自新
金子益三 54 自新
水間健太 40 無新

 「大先輩の竹内英順道議が志半ばで亡くなり、富良野を守った本間勲道議も勇退を決めた。富良野から、上川の町村から道議の火を消してはいけない」
 2月に上富良野町で約200人を集めた、道議選上川管内(定数3)に出る元同町議で自民党新人金子益三の決起集会。決死の形相で金子が訴えると、一部の出席者は同選挙区選出の竹内も本間も後継指名をしていないことを念頭に苦笑した。「金子はなりふり構わずだ」
 2007年以来16年ぶりの選挙戦となる同選挙区。立憲民主党現職の北口雄幸と父が元衆院議員で自民党新人の今津寛史が優勢とされる中、上川南部を地盤とする2人が熾烈(しれつ)な争いを展開している。金子と元富良野市議で自民推薦の新人水間健太だ。
 竹内が一昨年急逝し、上川南部を拠点とする7期目の本間の引退がささやかれていた昨年7月、金子は出馬を表明。道6区選出の衆院議員東国幹の連合後援会長も務めるふらの農協の植崎博行組合長らが上川南部の候補者一本化を目指す中、金子はいち早く事務所開きした。
 大票田・富良野市の選出ではないことから劣勢との見方もあったが、28年ぶりとなる上富良野出身の道議輩出に向けた支持者の期待と、20年近くの町議経験で培った人脈をフル活用。上富良野町と富良野市の間に位置する中富良野町議の重鎮、北條隆光(91)とともにあいさつ回りを徹底。同町内の水間陣営の切り崩しを図る。周囲も「挽回してきた」と勢いに乗る。
 本間は後継指名をしていないが、「政治信条が同じ」として水間を支援する。水間も本間との写真を冊子に使うなど事実上の後継をアピールし、今月5日に富良野市であった自民党の会合では「本間氏がともし続けた道政への火を消さぬよう勝ち抜きたい」と強調した。
 ただ、事務所開きも今年1月下旬と自民系候補3人の中で最も遅く、陣営内には焦燥感が広がる。本間の意向で「無党派からの支持が必要」として自民党公認でなく推薦にとどめた一方、水間は同党富良野支部幹事長を続けている。このため富良野地方の関係者からは「無党派層を取り込めないのでは」との声も聞こえる。
 2人とも選挙区内21市町村のうち後援会の設置数は7自治体ずつとほぼ互角。衆院議員の父の地盤を事実上引き継ぐ今津は富良野、上富良野などを除く19市町村と数で上回るが、自民党関係者らは「上川北部にどこまで食い込めるかが勝敗のカギ」とみている。
 その上川北部の士別市を拠点とし、5選を目指す立憲民主党現職の北口雄幸も心穏やかではない。自身が支えてきた士別市議の喜多武彦が、水間の士別市後援会長に就いたのだ。同党道6区総支部は2人目の擁立すら断念したものの、3回連続で無投票当選を重ねているだけに、北口の周辺は「今の実力が分からない」と漏らす。


 道議選は31日の告示まであと半月となり、市議選や町長選も4月中旬の告示まで1カ月に迫った。上川管内の各種選挙における攻防の構図を追う。(統一地方選取材班)
=敬称略、5回連載します=
※候補予定者の並びは現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順

1526OS5:2023/03/16(木) 23:58:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816740
<統一地方選2023 攻防の構図>2 道議選旭川市 与野党ともに「身内が敵」
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2023年3月15日 21:51(3月15日 22:00更新)
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候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順
候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順


安住太伸 52 自現《2》
林祐作 34 自現《1》
松本将門 53 立現《1》
宮崎アカネ 50 立現《1》
寺島信寿 58 公現《1》
真下紀子 66 共現《5》
木下雅之 46 自新

 11日、旭川市内で行われた自民党道6区支部(上川管内)の合同選対事務所開き。東国幹衆院議員ら約100人が集まる中、道議選旭川市(定数6)に出る自民現職の安住太伸、林祐作と並びながら、新人の木下雅之が力を込めた。「自民党で3議席を獲得できるかは、私が当選できるかにかかっている」
 現職道議の市長選出馬と衆院選出馬に伴う2021年秋の道議補選で唯一敗れた木下。「地味で泥くさい」と自ら称し、1年半近くの浪人生活では市内をくまなく回り続けた。ベテラン市議も「木材や製造業などの団体をまとめつつある」と評するほどになったが、苦杯の味を誰よりも知る。3人の共闘を呼び掛けながら、林や安住の支持者にも接近を図っている。
 道議補選で木下に1万票以上の差となる4万8345票で初当選した林の陣営幹部によると、木下は「林さんは大丈夫」と言いつつ林を支援する企業も訪問し、自らへの支援を呼び掛けているという。対する林も2月の事務所開きで「大丈夫という言葉が一番の敵」と危機感を口にしており、陣営関係者が逆に「木下は勢いがある」などと一部企業に言って回り、支持者の囲い込みに躍起だ。
 かつてみんなの党道支部長を務め、各級選挙で自民党候補と競い合った安住も穏やかではない。道議選は19年の前回まで無所属で戦い続け、今回は自民党復党後初となるだけに、同党関係者は「これまでの紆余(うよ)曲折で離れた支持者の数も結果に影響する」とみる。企業を訪問した際に林と木下のポスターがあって安住だけないこともあるという。党内では「結局は保守層の票の奪い合い」との見方がもっぱらだ。
 道政与党の公明党から出馬する寺島信寿も焦りは同じ。前回は自民の候補が2人だったのに今回3人に増えたことで「前回寺島に回っていた自民票が削られる可能性がある」(寺島陣営幹部)と懸念する。
 「再度松本を道議会に送って」「宮崎の議席を守り抜く」。立憲民主党の支持母体である連合が9日に旭川市内で開いた集会では、同選挙区に同党から出る松本将門と宮崎アカネの勝利を訴える声は各陣営から上がったが、共闘の呼び掛けは聞こえなかった。複数の出席者は「このままだと、どちらか一方が落選するのでは」と漏らし、「最大の敵は身内」という構図は与野党で共通する。
 連合の全面支援を受け、道議補選でトップ当選した宮崎にとって、今回は労組票が二分される。前回最下位の1万6890票だった松本に主要労組の票が割り当てられ、宮崎陣営の関係者は「一方に偏っていないか。こっちは浮動票の獲得に当落がかかっている」と焦燥感を募らせる。最近では松本の支持者が多い地区にも入っているという。
 黄色信号がともるのは共産党の真下紀子も同様だ。昨年の参院選比例代表の市町村別得票数で、旭川市の共産党票は約1万1千票にとどまり、前回の自身の得票数1万8千票を大幅に下回った。「今回は本当に危ない」。当選5回の大ベテランの陣営関係者も危惧する。
 「このままでは負ける」「何とか6番目に入らせて」。各候補の訴えは切実だ。=敬称略=(統一地方選取材班)

1527OS5:2023/03/20(月) 08:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f245ea5777803e9d7fdb68bdeab07af9230268c
揺れる札幌五輪招致 市長選の争点に 統一地方選
3/19(日) 7:01配信
 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致が揺れている。

 東京五輪を巡る汚職・談合事件の影響で逆風を受ける中、統一地方選で行われる市長選(4月9日投開票)では推進派の現職と、反対派の2人の新人が立候補を表明。招致の是非が最大の争点となる見通しだ。

 30年冬季五輪に関し国際オリンピック委員会(IOC)は昨年末、開催地決定の無期限先送りを発表した。市も事件を受け、招致に関する積極的な活動を現在休止している。

 市は1972年に続き2度目の五輪開催をまちづくり転換の起爆剤にしたい考え。しかし、昨年3月に行った市民意向調査では賛成は52%にとどまった。市は今秋にも対象を全国に広げ意向調査を再度実施する方針だ。

 市長選で3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は立憲民主党の推薦や自民、公明、国民民主各党の地方組織の支持を受ける。五輪招致に関し「まずは国内外の信頼を回復することが重要。市民の意向を確認した上で招致を目指す」と強調。賛否を問う住民投票の実施については「選択肢をなくしたわけではない」と、明言を避けている。

 一方、新人2氏は招致反対では一致するが主張は異なる。元市局長の高野馨氏(63)は住民投票を実施し反対が上回れば撤退すると主張。共産党が推薦するNPO法人理事の木幡秀男氏(62)は「即中止」を訴える。

 共産は高野氏との連携を模索したが、高野氏が固辞。「反五輪票」の分散は避けられない情勢で、共産関係者からは「一本化できず複雑だ」との声が漏れる。それでも秋元氏の後援会幹部は「東京と札幌は関係ないが、市民からの風当たりは強い」と指摘。陣営は、五輪招致への不信感が強まれば選挙戦に影響しかねないとして警戒を強めている。

1528OS5:2023/03/21(火) 21:07:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817362
<統一地方選2023 攻防の構図>3 美瑛町長選 「農対商」因縁の対決再び
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2023年3月16日 21:53
角和浩幸 55 無現《1》
佐藤晴観 49 無新

 「町民提案事業を募るなど、多くの町民の声を聴いて町政に反映してきた」。10日に行われた美瑛町議会本会議一般質問で、1期目の自己評価を問われた現職町長の角和浩幸は町民に寄り添う姿勢をアピールした。
 議長席の佐藤晴観は、その答弁を聞き、出馬は間違ってなかったと確信した。「話を聞くのは当たり前。美瑛の将来像がない」
 5回連続の選挙戦となり、角和と佐藤の一騎打ちの公算が大きくなっている美瑛町長選。一般的に優位とされる2期目に臨む角和が昨年12月に出馬表明した後、一時は無投票もささやかれたが、町議を3期12年務めた佐藤が年明けの1月に名乗りを上げた。
 佐藤が特に強調しているのが、角和町政下で「役場が機能していない」という考えだ。佐藤の目にはかつてと比べて職員の士気が低下したように映るという。町幹部の中にも「角和は決断力に欠ける」との声がある。佐藤が自身の出身を地元美瑛と繰り返しているのも、横浜出身で京都からの移住者の角和に対する批判の受け皿となる狙いがある。
 こうした角和への思いは、会社役員の佐藤が理事だった美瑛町商工会にも共通する。4人が乱立した2019年の前回町長選は美瑛町農協が角和を推し、商工会は別の候補を支援。事実上、両者の対決となり、角和が803票差の3314票で勝利した。以来、商工会には「農協と町の関係が目に余る」などと不満が渦巻く。
 今回も角和の後援会長に農協組合長の熊谷留夫、佐藤側に商工会会長の滝田勝彦が就き、「農対商」の構図になった。この因縁はいつから続くのか―。
 15年の前々回、当時5選確実とされた前町長の浜田哲(70)に対し、農協職員を経て町議になった新人が告示日直前になって出馬。農協と商工会はともに浜田を支援し、浜田は53票差で辛勝したが、浜田と商工会には「農協が新人を送り込んだ」との疑念が芽生え、双方の亀裂をもたらした。
 前回選挙でも農協側の角和が引退を目前にした浜田について「町民の声に耳を傾けていない」と現職批判を展開。浜田自身は今回の選挙への関与を否定するが、複数の関係者によると、昨年12月に佐藤の後援会幹部らも含む懇親会に出席しており、角和陣営には「前回選挙の意趣返し」との見方は少なくない。
 佐藤は2月の事務所開きで浜田について「美瑛という観光ブランドを確立してくれた」とたたえ、浜田町政を評価した。「農商工連携で元気なまちづくりを」とのスローガンも掲げており、当選後に農協を取り込む構えだ。
 一方、角和陣営関係者は「佐藤は現職批判ばかりで具体的な政策は乏しい。町政は後退する」などと反発。役場内からは「角和町政で移住政策に力を入れ、22年は人口が転入超過になった」「人の話を聞く姿勢がある」と評価する声もある。
 政争のマチ美瑛―。今回も激しい戦いとなるのは必至で、多くの町民は口をそろえる。「しこりは間違いなく残るだろう」。=敬称略=(統一地方選取材班)

1529OS5:2023/03/21(火) 21:08:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817961
<統一地方選2023 攻防の構図>4 道議選名寄市 厚い保守地盤、
2023年3月17日 21:37
中野秀敏 66 自現《3》

 「相手は見えない状況だが、しっかり気を引き締めていこう」
 9日夜、名寄市内で開かれた自民党現職道議中野秀敏の後援会拡大役員会。中野は冒頭のあいさつを済ませると、道議選名寄市(定数1)で4選に向けた選挙活動に関する議事を後援会幹部に託して退席。同じ時間帯に同市内で開かれていた陸上自衛隊第2師団幹部を囲む会に向かった。
 2月中旬の選対本部の事務所開きでも中野は自身の3期12年間の実績や政策を訴えることはしなかった。もっぱら、道議選と同じ4月9日投開票の道知事選で再選を目指す鈴木直道を支えるべく協力を支持者に呼び掛けた。陣営関係者は「うちの選挙活動は1日で終わる。その分の余力を知事選に回す」と言い切った。
 選挙戦となった前回と異なり、今回の道議選名寄市は中野以外に出馬を表明した候補はおらず、中野の無投票当選の可能性が高まっている。
 名寄市内は陸上自衛隊名寄駐屯地関係者や農業者らを中心とした保守層が厚い。同じ保守系で昨年4月の名寄市長選で3回連続無投票で4選を果たした加藤剛士(52)の後援会組織と支持基盤は重なり合い、盤石の選挙態勢が敷かれている。
 立憲民主党や連合名寄などは昨年夏から連合内の組合員をはじめ独自候補の擁立を模索してきたが、選考作業は難航。国政や道政、市政との連携を掲げる中野陣営を崩せるだけの若くて知名度のある人材を見つけられず、連合内には厭戦(えんせん)ムードも漂っていた。3月中旬、中野陣営が見切っていたように同党は対立候補の擁立断念に追い込まれた。
 取材に対し、同党道6区総支部関係者は「戦える態勢になかった」と述べた。中野後援会関係者も「向こうの人材不足は分かっていた。対立候補が出そうな時は気配が伝わってくるが、今回はそれが一切なかった」と指摘する。
 中野の無投票当選の公算が高まる中、両陣営関係者が意識するのが、名寄市単独で維持していた道議選の選挙区が人口減で消滅するかもしれないことだ。2月末現在、2万5937人である市の人口が2025年の国勢調査で公選法が定める道議選1選挙区を維持する上で必要な議員1人当たりの人口基準を下回れば、次回27年選挙から上川管内区(定数3)と合区の可能性が出てくる。
 ある連合関係者は「上川管内区にはすでに士別の北口雄幸道議がいる。上川北部最大の都市である名寄から候補を出したいが、労組関係から2人も道議を出せるだろうか」と気をもむ。中野の後援会幹部も上川中南部で保守系候補3人が争う現状を念頭に「上川北部から自民党道議を出さないわけにはいかない」と厳しい選挙を覚悟している。
 無風選挙に終わりそうな道議選名寄市。関係者の関心は早くも4年後に向かっている。=敬称略=
(統一地方選取材班)

1530OS5:2023/03/21(火) 21:09:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818593
混戦の道議選十勝、身内同士で火花 自民系3人乱立、立憲側も不穏<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年3月19日 20:21(3月19日 21:10更新)
 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、十勝管内(定数4)は「身内の争い」が激しくなっている。前回は与党系と野党系が2議席ずつを分け合ったが、今回は自民党内で候補者調整が難航し、推薦を含む3人が立候補を表明。立憲民主党現職は旧民主党系の無所属現職と支持層を奪い合う。新興勢力の参政党も加わり計6人が出馬予定で、8年ぶりの選挙戦となる。
 「私の政策の一本目の柱には農林水産業を掲げている」。無所属新人で自民推薦の坂本夏樹氏(52)は18日、十勝管内音更町での決起集会でこう訴えた。
 自民党内の候補者選びは混迷した。現職で7期目の喜多龍一氏(71)の公認は早々に決まったものの、昨年7月に6期目の大谷亨氏(75)が引退を表明。当初、大谷氏の地盤と重なる党芽室支部(同管内芽室町)が後継を探したが、適当な人物が見つからないとして、大票田の同管内音更町を抱える党音更支部に候補者探しを打診した。
 秋になって名乗りを上げたのが、不動産会社社長で音更町議だった坂本氏。ところが、農家出身である大谷氏の後援会からは「農業者から候補者を出すべきだ」との声が上がり始めた。
 農業王国・十勝から農家出身の道議がいなくなる―。不安を強めた大谷氏の後援会は昨年末、農家で芽室町議だった黒田栄継氏(47)に出馬を打診。黒田氏は「農業の現場で生きてきた人間として思いを届ける」と立候補を表明した。
 釈然としない気持ちが残るのは坂本氏側だ。陣営内には「そもそも芽室支部に頼まれて候補者を擁立したのに」との声もくすぶる。党第11区支部内でも、両氏の公認・推薦を巡って意見が分かれた。最終的に2人とも推薦を道連に申請することで落ち着いたものの「勝っても負けてもしこりを残す」(自民関係者)結果となった。自民系が3人乱立する選挙戦となり、ベテランの喜多氏も「簡単な選挙ではない」と気を引き締める。
 一方、立憲現職の小泉真志氏(60)と、2015年の道議選を旧民主党公認で戦った無所属現職のベテラン池本柳次氏(76)の間も穏やかではない。野党勢力が退潮傾向にある中で、労組など支持基盤が重なるためだ。
 昨年の参院選道選挙区では、小泉氏がかつて会長を務めた連合十勝が、立憲が擁立した地元の石川知裕元衆院議員(49)を支えた。池本氏は、連合北海道の推薦を受けた同じ立憲の徳永エリ参院議員(61)を支援。石川氏が敗れ、両陣営には「しこりばかりが残った」(野党関係者)という。
 与野党とも「身内」の関係に不安を抱える中、参政党は元芽室町議で芽室町長選にも立候補経験がある吉田敏郎氏(62)を擁立。与野党は共に「支持者が重なる」として警戒を強める。戦いの行方は混沌(こんとん)としている。(鈴木宇星、小坂真希)

1531OS5:2023/03/23(木) 19:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b8b1765df9c0d898753d66c4e13b4d8c6d8fadf
職員「長年の言動で心壊れた」 パワハラの副町長が辞職
3/17(金) 8:51配信



毎日新聞
北海道壮瞥町

 北海道壮瞥町の黒崎嘉方(よしまさ)前副町長(64)が男性職員へのパワーハラスメントの責任を取って辞職=10日付=していたことが16日、明らかになった。町はこの日の臨時町議会に、指導監督が不十分だったなどとして田鍋敏也町長を減給30%(1カ月)などとする条例案を提出し、可決された。

 町によると、昨年12月、抑うつ状態で病気休暇中の男性職員から「長年の副町長の言動で心が壊れた」との申し出があった。調査したところ、前副町長がパワハラを認めた。町は「20年9月ごろから行き過ぎた指導があった」としている。【平山公崇】

1532OS5:2023/03/23(木) 22:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/774aa9ddbaa4216ca4614a9571e35d9dbae0744c
コロナ、経済…鈴木道政の評価、争点に 北海道知事選に4氏届け出
3/23(木) 19:00配信
 北海道知事選が23日、告示された。新顔で建設設備業の門別芳夫氏(61)、再選をめざす現職の鈴木直道氏(42)、新顔で元立憲民主党衆院議員の池田真紀氏(50)、新顔で元美容師の三原大輔氏(48)の無所属4人が立候補を届け出た。1期4年の鈴木道政の評価などを争点に、17日間にわたる選挙戦が始まった。4月9日に投開票される。

 鈴木氏が自民党と公明党、新党大地の推薦を受ける一方、池田氏は立憲が推薦、共産党、国民民主党道連、社民党道連合、市民ネットワーク北海道が支持し、事実上の与野党対決の構図となった。統一地方選で行われる全国9知事選の中で、唯一の「与野党対決型」だ。池田氏には連合北海道も推薦する。

 選挙戦では、コロナ禍や物価高の影響を受ける道内経済の立て直しを始め、少子化や人口減少対策、泊原発の再稼働などエネルギー問題、鉄路を含む公共交通政策なども主な争点になる。

 立候補の意向を表明していた札幌市の投資家の女性(35)は届け出なかった。

■「格差ない社会つくりたい」門別芳夫氏

 なぜ知事選に立候補しようと思ったのか。私のもとにはガス・電気代の値上げや新型コロナウイルスの影響などに苦しむ人たちから、自分たちに目を向けてほしいというたくさんの声が届いている。

 今の北海道の政治は一生懸命やっているが、向いているのは経済界や投資家、富裕層。喜んでいるのはごく一部で、毎日の生活に必死な人たちがたくさんいる。札幌に一極集中し、地方は過疎化している。格差のない社会をつくりたい。北海道のどこに住んでいても、生きていてよかったと思える政治をしたい。大切なのはまず人の話を聞くこと。道民の声を聞かない今の道政の象徴が、北海道百年記念塔の解体だ。

 道の財政を見直し、北海道民生活応援給付金を考えている。小さな力だが、前回選挙に行かなかった人たちが動けば、北海道の政治は変わる。(岡田昇)

■「『子ども応援社会』を実現」鈴木直道氏

 知事に就任し、新型コロナウイルス対策に取り組み、総額1376億円の緊急経済対策を行ってきた。しかし、まだ厳しい状況にある。道民の命と暮らしを守ることに全力で取り組ませてほしい。道政に空白をあけてはならない。

 喫緊の課題は、子育て支援だ。さらなる負担軽減や市町村をサポートし、社会全体で子育てを応援する「子ども応援社会」を実現する。医療・福祉を充実させ、道民が安心安全に住み続けられる、やさしくあたたかい社会を先頭に立ってつくらせてほしい。

 ゼロカーボン北海道で環境と経済の好循環を生み出す。次世代半導体の会社「ラピダス」の工場誘致を勝ち取り、今後は半導体関連産業の集積を図る。エネルギー、デジタル、食の三つをキーワードに北海道のポテンシャルを発揮し、北海道の価値を高めていく。そのための挑戦をさせていただきたい。(中野龍三)

■「人権や医療・福祉に重点」池田真紀氏

 ソーシャルワーカーや福祉事務所職員として、住民の命や暮らしに向き合う現場にいた。地域の政策、自治体の可能性は無限にあると痛感した。政治の役割は人々の命や暮らしを守る、そして平和を守ることだ。

 人に温かい、血の通った道政をつくっていく。同性パートナーシップ制度や人権条例、子どもオンブッド、医療・福祉の人材バックアップセンターなどの公約は、これまでの経験からできると確信したことだ。

 北海道には他府県にはない大自然の恵み、一次産業がある。この基幹産業を守るため、道路、鉄路を含めた交通の確保を道の責務で行っていく。179市町村がそれぞれの魅力を生かすためには、広域の課題は道がしっかり引き受けて国に意見し、事業を作ることが重要だ。常設型の道民投票条例も制定し、道民の声がしっかり反映される政治にしなければならない。(新田哲史)

■「百年記念塔を次の世代へ」三原大輔氏

 命をかけて山を開き、荒れた野を耕した先人たちの血と汗と命、労苦のおかげでいまの北海道がある。52年前、開拓の人々に感謝と慰霊と心を込めて建てられた北海道百年記念塔がいま、正当な理由もなく壊されようとしている。

 もし歴史をさかのぼって痕跡が見つからなかったら、私たちは何をよりどころに自分の存在意義を見つければいいのか。先祖から受け継いだ命がいま自分へとつながっている奇跡に感謝し、未来の子供たちへと引き継ぐためにも、歴史を体現する百年記念塔を絶対に壊してはならない。

 立候補したのもこれが理由だ。記念塔解体の暴挙を知って、反対の声を上げてほしい。いま世界中で「キャンセルカルチャー」の名の下で歴史的建造物や銅像が破壊されている。子供たちへ思いをつなげていかなければ、北海道の未来、日本の未来も危うくなる。(新田哲史)

朝日新聞社

1533OS5:2023/03/23(木) 23:03:09
https://mainichi.jp/articles/20230318/k00/00m/010/135000c
世代交代へ“必死の後継者探し” 「定員割れ」も浮上の町議会
谷口拓未

北海道
毎日新聞 2023/3/18 17:30(最終更新 3/18 17:30) 1341文字
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 近年、地方議員選で顕著になっているのが「なり手不足」の問題だ。4月の統一地方選を前に頭を抱えている議会も少なくない。北海道新十津川町議会もその一つ。「地方自治の一翼」を守ろうと、必死の後継者探しが繰り広げられていた。【谷口拓未】

 「会議を何度もやっている。それだけみんなが町政に真剣ということ。無駄なことじゃない」。新十津川町の安中経人町議(73)は3月上旬の会合で、支援者らに呼びかけた。3回当選の「多選」を理由に今季限りでの引退を決めた安中町議。その後継者を決める会合は7回目の今回も結論はまとまらなかった。定数11の町議選の告示は4月18日。1カ月と少し先まで迫っている。安中町議は「慌てている」と心境を明かした。


 農業を基幹産業とする新十津川町は、人口約6400人で高齢化率は40%超(2020年国勢調査)。住民同士の結びつきが強く、慣例的に地域や産業別で町議候補を擁立することもあるという。安中町議も安定した地域住民の支援を受けてきた。

 候補者探しは町全体の課題だ。前回選(19年)はかろうじて定数と同数の11人が立候補し、無投票となった。その後、1人が在職中に死亡。今回の町議選に向けて報道各社が2月までに現職10人に出馬の意向を確認したところ、半数以上が引退を決めたり検討したりしていることが明らかになった。平均年齢は67歳。加齢が理由の一つだった。


 候補者が定数に満たない「定員割れ」の可能性も浮上している新十津川町議会。候補者が集まらない理由について、安中町議は「議員や議会の仕事ぶりや重要性、やりがいが理解されず、手が挙がらないというのはある」とみる。町議会の衰退につながるとして「地方自治が住民と乖離(かいり)し、行政の監視機能も失われる。まちづくりの主体は住民だが、根幹が揺らぐ」と危惧する。

2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 別の町議はさらに付け加えた。「『本業』をなげうって専従できるほどの報酬がもらえない。ということは、農業や自営業と両立しないといけない。それは本当にしんどいし、難しい」


 町議は議会だけでなく、地域の集会や行事への参加などで多忙を極めるという。「『二足のわらじ』ならヘトヘトさ。若い人に『やってくれ』とも言えない。できるのは定年退職した人じゃないの」とこぼした。

 なり手不足を踏まえ、町は条例を改正し、19年から議員報酬を2万6000円増額して月21万5000円とした。しかし、解決の糸口は依然として見つからないままだ。


 安中町議は「新しいリーダーが必要なのに、立候補者が定数に届いて『そろった』と喜ぶなんて不幸な話だ。『地域のために』という思いのある若い人が立ってくれるのが理想だが……」と遠くを見つめる。「続投」を求める声も上がっているが、将来を見据えて受諾するつもりはないという。

 告示が刻一刻と近づく中、町内で「立候補者が定数に届くのでは……」という希望的観測も出てはいるが、先行きは不透明だ。

    ◇  

 前回19年統一選で道内100町村議選のうち32町村議選は無投票だった。

 共同通信が22年11月〜23年1月に全ての都道府県と市区町村(計1788)の議長を対象にアンケート(回答率99・7%)したところ、63%が議員のなり手不足を感じていると答えた。

1534OS5:2023/03/29(水) 01:58:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822799/
定数3に減る道議選釧路市に5氏出馬表明 現職4氏に危機感 与野党混戦で公明は異例のてこ入れ

2023年3月28日 05:00(3月28日 13:59更新)

 【釧路】現職の1人以上が議席を失う―。31日告示の道議選で、定数が4から3に減る釧路市は現職4氏全てと新人1氏が出馬を表明し、与野党入り乱れての激戦となる。公明党本部が異例のてこ入れを展開し、同じ与党の自民党とも票を奪い合う。野党も立憲民主党が、衆院選道7区(釧路、根室管内)唯一の道議の議席維持に必死だ。釧路市長選に出馬経験がある無所属新人も加わり、情勢は見通せない。


 混戦を象徴するのが、公明の動きだ。
 「定数が減り有力候補がひしめく中、並大抵なことで勝ち抜ける状況でない」。公明の山口那津男代表は今月16日、現職の田中英樹氏(54)の応援で釧路入りし、危機感を強調した。2月25日には石井啓一幹事長も釧路入りした。
 定数削減による当選ライン上昇は、組織票を強みとする公明にとって厳しい条件。党本部は釧路市を全国的な重点区と位置づけ、トップとナンバーツーが相次いで入る手厚い支援を展開する。石井氏は元国土交通相でもあり、自民関係者は釧路入りを受け「建設業者などうちの支持層も、田中氏の動向を気にせざるを得なくなった」と警戒感を隠さない。
 道議会議長の自民現職で、6期目を目指す小畑保則氏(74)の陣営にも緊張感が漂う。13日に市内で開かれた総決起集会では準備した500席が埋まり、スタッフが慌ただしくいすを増やした。


 出馬を表明したのは今年1月。出遅れを危惧した陣営は、釧路市議や支援企業に「ひたすらファクスで参加を呼び掛け」、約700人の支援者を集めた。陣営幹部は「議長の職務で地元の活動は減った。『議長だから安心』というムードを何とかしたい」と引き締めを図る。
 同じ自民現職で、小畑氏と支持層が一部重なる笠井龍司氏(57)の危機感はさらに強い。4回目となる道議選で、初めて自民の鈴木貴子衆院議員(37)=比例代表道ブロック=と並ぶ2連ポスターを作製した。
 父で新党大地代表を務める日本維新の会の宗男参院議員(75)=比例代表=と笠井氏は、笠井氏が秘書を務めていた北村直人元衆院議員が2005年衆院選で敗北した際、宗男氏がその一因となったことなどから距離があるとされてきた。だが今回は大地票の取り込みに期待し、陣営関係者は「できることは何でもする」と語る。


 一方、立憲現職の壬生勝則氏(55)は初当選した前回、次点の共産党候補にわずか432票差まで迫られた。共産は今回は候補擁立を見送っており、壬生氏は「野党の火を消さない」と呼び掛け、共産票の取り込みにも期待をにじませる。
 与野党が激しく動く中、無所属で名乗りを上げているのが元釧路市議の鶴間秀典氏(48)。3年前の釧路市長選で約2万4千票を獲得しており、草の根で無党派層の掘り起こしを図る。他の陣営は「票の動きが予想できない」と動向を気にかける。(野呂有里、伊藤凱、菊池圭祐)

1535OS5:2023/03/29(水) 01:59:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552/
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
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2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
 【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を加味して情勢を探った。

1536OS5:2023/03/29(水) 16:55:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230328-OYT1T50088/
北海道議、世代交代加速へ…引退・死去20人
2023/03/28 11:00
選挙・北海道
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 31日に告示される北海道議選は、立候補を見送り引退するベテランの現職が多く、改選後、世代交代が一気に進む見込みだ。任期途中で議員が死去した選挙区も目立ち、選挙戦の構図を大きく変えた地域もある。

[注目知事選]北海道、唯一の与野党全面対決…統一地方選
重鎮が引退

 道議会の定数は100。議会事務局によると、改選前に引退を表明または死去した道議は20人で、前回選前の13人を大幅に上回る。

 最大会派「自民党・道民会議」(49人)は、現職最年長の神戸典臣氏(83)ら議長経験者の重鎮3人を含む8人が不出馬を決めた。立憲民主党の会派「民主・道民連合」(27人)も、7期務めた三津丈夫氏(77)ら3人が引退する。

新しい顔ぶれとなる道議会の庁舎
 札幌市中央区(定数3)では、再選を目指す自民の檜垣尚子氏(53)のほかは新人が立候補する見通しだ。自民のもう一人の候補となる千葉真裕氏(40)は、5期務めた父・英守氏(73)の引退に伴い、公募を経て後継となった。

 立民の田中勝一氏(54)は引退する藤川雅司氏(66)の後継。ほかにも、共産党の森英士氏(45)、国民民主党の小川陽平氏(33)、無所属で出馬を検討中の柳田真希氏(45)と顔ぶれは若い。

 同市西区(定数3)では、9期務めた自民・和田敬友氏(72)の後継として息子の敬太氏(39)が出馬する。自民のもう一人も同年代で3選を目指す現職・加藤貴弘氏(40)。立民の現職・武田浩光氏(62)、無所属新人の宮成道保氏(64)の4人が争う見込みだ。

 ある自民道議は「会派内だけでなく、道庁とのやり取りでも影響力のある議長経験者が複数いなくなる。若手からベテランまでがまとまるには、新たな議長や道連幹事長らのかじ取りが重要になる」と話す。

 立民の中堅道議は「会派自体の人数が旧民主党時代から減っている。今後は、より結束していく体制を考えていかなければならない」と気を引き締める。

構図に変化
 現職の突然の死去は、各選挙区の構図にも変化をもたらしている。

 函館市(定数5)では、自民の現職2人がともに死去したのに伴い、党道連幹事長の現職・冨原亮氏(50)が渡島地域から選挙区を替えて立候補するほか、元市議の藤井辰吉氏(44)が出馬する。公明党も現職が引退し、新人の海野真樹氏(45)を立てる。

 与党側がいずれも「新顔」に替わるのに対し、立民は現在8期目の平出陽子氏(74)と5期目高橋亨氏(69)の両現職が立つ。共産新人の本間勝美氏(54)、無所属新人の広田知朗氏(61)も出馬する混戦模様で、立民関係者は「票が全く読めない」と困惑する。

 上川地域(定数3)は、ともに7選の自民・竹内英順氏、本間勲氏(78)、4選の立民・北口雄幸氏(66)の3人が過去3回、無投票で当選を重ねてきた。

 一昨年、竹内氏が急逝したことで均衡が崩れた。

 昨年3月、元衆院議員秘書の今津寛史氏(49)がいち早く出馬表明。7月に元上富良野町議の金子益三氏(54)、8月には引退を決めた本間氏の後継として元富良野市議の水間健太氏(40)が続いた。自民は今津、金子両氏を公認、水間氏は推薦とし、自民系だけで定数と同じ3人となった。

 立民は昨年4月、衆院道6区総支部の幹部会で北口氏のほか2人目の擁立方針を決定し、富良野市議らに声をかけたが、折り合わずに擁立を断念。自民系3新人と立民現職1人が争う構図となる見込みだ。

1537OS5:2023/04/03(月) 19:57:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/825934
船橋、武部両派が和解強調 無投票の道議選北見市 次期衆院選へ野党は警戒<2023選挙最前線>
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2023年4月2日 17:43(4月2日 23:37更新)
 【北見】3月31日告示の道議選北見市(定数2)は、2007年以来16年ぶりの無投票で自民党現職の船橋賢二氏(59)と、無所属現職で立憲民主党などが推薦する鈴木一磨氏(51)が当選した。前回、前々回は事実上の分裂選挙となった自民は、長く対立してきた「船橋派」と「武部派」が関係修復を改めてアピール。立憲は次期衆院選に向け、道12区(オホーツク、宗谷管内)での議席奪回へ危機感を募らせる。
 31日午後5時すぎ。「おめでとう」。船橋氏の無投票3選に沸く選挙事務所に、道12区選出の武部新衆院議員(52)の姿があった。船橋氏の当選が決まった日に事務所を訪れたのは今回が初めて。それほど船橋、武部両派の溝は深かった。
 船橋氏はかつて武部氏の父である勤元自民幹事長(81)の秘書を約10年間務め「おやじさん」と慕っていた。ところが、12年の衆院選で道12区の勤氏の後継に息子の新氏が決まり、両派の関係悪化が表面化した。
 当時、北見市選出の道議だった船橋氏の兄利実氏(62)=現参院議員=は勤氏の後継を狙っていたもののかなわず、地元を離れて札幌の道1区での国政挑戦を余儀なくされた。賢二氏は兄の後を受け15年の道議選に初出馬。この時は別の候補が自民公認となり、無所属での戦いを強いられた。19年道議選は賢二氏に加え別の1人も公認され、保守分裂の選挙となった。
 潮目が変わったのは、19年の北見市長選。船橋、武部両派の後援会が合同で辻直孝現市長の選挙事務所を取り仕切った。21年衆院選は、船橋派の後援会役員が新氏の選対本部に入り、全面的に支援。昨年7月の参院選では逆に新氏が利実氏を応援した。
 さらに今回は、賢二氏の事務所開きに、重鎮の勤氏が初めて顔を見せた。賢二氏は「これまでの選挙でも案内は送っていたが、出席には驚いた」と明かす。
 ただ、武部派は道議選の候補擁立を昨年末まで模索。関係者は「特に高齢の支援者の対立は根深い。今回も有力な候補者がいれば、間違いなく分裂選挙に突入していた」と語る。
 一方、両派の「雪解け」に警戒を強めるのが、立憲など野党側だ。今回、道議選で鈴木氏は議席を守ったものの、衆院道12区では旧民主党系は12年以降、議席を逃し続けている。
 鈴木氏の陣営幹部は「全道でここまで(自民と野党の勢力の)差があるのはオホーツク管内、道12区ぐらいだ。自民は両派の融和が進み、かつてのような『しこり』も感じない」と危機感をあらわにする。
 多くの地元関係者が注視する両派の関係。世襲や家名がものを言う政治体質を象徴する一方、今後もオホーツク、道12区の政治の流れの鍵を握るのは間違いない。(相川康暁、水野薫、山田健裕)
札幌選出道議、問われる存在意義 市とほぼ同じ権限、不要論も<2023選挙最前線>

1538OS5:2023/04/03(月) 20:13:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
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2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を...

1539OS5:2023/04/05(水) 16:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7275db371e2e874e1d86af87881808a8974db67c
「横一線」9人中5人が女性候補の札幌市議選・白石区 統一地方選 
4/5(水) 10:00配信
 札幌市議選白石区(定数7)は候補者9人のうち女性が5人を占め、同市議選で唯一、女性の割合が半数を超えた。混戦模様で、関係者は「横一線」と口をそろえる。

 「無所属だからこそ思い切ってできることがあります」。無所属現職の山口和佐氏(46)は1日、住宅街でマイクを握り、「4期16年の実績」を訴えた。2007年に旧民主党公認で初当選。19年の前回選では立憲民主党公認で当選を果たしたが、昨秋離党した。

 山口氏は昨春の党からの出馬確認の際、実母の介護などを理由に一度は引退の意向を伝えた。立憲は現職の漆原直子氏(55)に加え、新人で行政書士の篠原菫氏(39)を擁立。山口氏は昨年10月に引退を撤回したが、立憲とは決別せざるを得なかった。今回、「政党のしがらみのない政治」をアピールする。

 子育て中の女性経営者など篠原、山口両氏の共通点の多さから、当初党内にも「票が割れるのではないか」という懸念があったという。篠原氏は「若さと新人ならではの市民目線をアピールしたい」として多様性社会の実現などを訴える。

 一方、自民党は佐々木美津子氏(60)、阿部英明氏(57)、藤田稔人氏(45)の現職3人を擁立した。5期目を目指す佐々木氏の陣営関係者は「女性だから目立って有利ということはない。3人出ると票が割れ、自民で当落を争うことになりかねない」と話す。

 共産党現職の佐藤綾氏(53)は「党は30年以上前から白石区で女性議員を出し、受け入れられる下地を作った」と女性候補増を歓迎。一方で「今回は新型コロナの影響なのか選挙ムードが盛り上がららない」と懸念する。市議選白石区には、3期目を目指す公明党現職の前川隆史氏(55)、日本維新の会新人で行政書士の小和田康文氏(52)も立候補している。

 各陣営が注目するのが、19年に市議会の議長席を長時間占拠したとして除名処分を受けた松浦忠・元市議(今回は不出馬)が持つ票の行方だ。ある陣営関係者は「松浦氏には一定の熱心な支持者がいた。その票がどうなるかで、結果が変わる可能性がある」と指摘する。【今井美津子】

1540OS5:2023/04/05(水) 21:48:41

2313:OS5:2023/04/02(日) 17:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/266c0d5902a73afb772a1e2b32028354a155d2d7
[北海道知事選挙・情勢分析]鈴木直道氏が安定の戦い
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

北海道(4)
(写真:読売新聞)

門別芳夫 61 建設設備業 無 新
鈴木直道 42 知事〈1〉 無 現〈自〉〈公〉
池田真紀 50 (元)衆院議員 無 新〈立〉〈共〉〈社〉
三原大輔 48 (元)美容師 無 新

 再選を目指す鈴木が安定した戦いを展開している。

 鈴木は、北海道夕張市長から転じ、前回選で当時全国で最年少の知事となった。新型コロナウイルス対応で全国に先駆けて独自の緊急事態宣言を出した実績などを強調する。商工自営・自由業の7割を固めた。自民、公明両党の推薦を得たほか、業界団体からも支援を受ける。

 衆院議員経験のある池田は、2月の出馬表明後、推薦を受ける立憲民主党に加え、共産、社民両党と、国民民主党の地元組織から支持を得た。野党共闘体制は構築したが、立民支持層からの支持は6割強にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88fcc89088e8d3f7a4a84b159ee6a9e6c855e989
[札幌市長選挙・情勢分析]秋元克広氏が浸透
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

札幌市(3)
(写真:読売新聞)

木幡秀男 62 人権NPO理事 無 新〈共〉
秋元克広 67 市長〈2〉 無 現〈立〉
高野馨 64 (元)市市民文化局長 無 新

 3選を狙う現職の秋元が、戦いを優位に進めている。

 秋元は立憲民主党の推薦のほか、自民、公明、国民民主各党の地方組織から支持を取り付けた。2期8年の実績を強調し、幅広い年代に浸透する。高野は、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致の反対を無党派層などに訴えるが、十分に浸透しきれていない。木幡は共産党支持層以外への支持の広がりが課題だ。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

1541OS5:2023/04/10(月) 09:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fc8db526f0e7673aa6e59bc3ea197c6c31d5ab
札幌市長選、秋元克広氏3選 「五輪誘致」一様でない民意
4/9(日) 22:44配信
 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選は9日に投開票され、市への招致を進めてきた現職の秋元克広氏(67)が、招致反対の2新人を破って3選を果たした。東京大会を巡る汚職事件などで招致に逆風が吹く中、秋元氏は「市民の意向を確認した上で進める」として支持を取り付けた。ただ、招致の是非を巡り今後実施する意向調査で反対が賛成を上回る可能性もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「東京大会の問題を検証し、クリーンな大会を目指すことを市民に示したうえで、札幌に五輪が必要なのか冷静に議論していきたい」。9日夜に当選確実の報を受けた秋元氏は、市内の事務所でこう語った。立憲民主党が推薦、自民・公明・国民民主各党の地方組織から支持を得ていた。

 毎日新聞は9日、北海道放送(HBC)と合同で、市長選の投票を済ませた有権者を対象にインターネットで投票行動調査を実施し、2044人から回答を得た。五輪招致をどう思うかの問いについては「反対」が50%で、「賛成」の24%を大きく上回った。「どちらとも言えない」は25%だった。

 「反対」とした人が市長選の投票先と回答したのは、元市局長の高野馨氏(64)が42%、秋元氏が36%、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)=共産党北海道委員会推薦=が22%。「賛成」と答えた人については、92%が秋元氏に投票したと回答した。

 秋元氏に投票したと回答した人のうち招致に「賛成」したのは35%、「反対」は30%、「どちらとも言えない」は34%だった。

 調査結果からは、秋元氏の3選でただちに五輪招致が信任されたとは解釈しづらい状況がうかがえる。

 有権者の声も一様ではない。会社役員の男性(62)は、東京大会のスポンサー契約や大会運営を巡る汚職・談合事件で逮捕者が続出したことを踏まえ「札幌でも同じことが起きないとは限らない。慎重になるべきだ」と招致に反対するものの、秋元氏に1票を投じた。「市長の仕事は五輪招致だけではない。迷ったが、総合的に判断して決めた」

 飲食店従業員の女性(20代)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた市内の歓楽街・ススキノで働く。「ススキノの飲食店の復活のきっかけになるのでは」と期待している。ただ「五輪よりも物価高対策や経済政策を優先すべきだ」とも述べた。

 札幌市への冬季五輪の招致は14年、当時の上田文雄市長が表明した。26年大会を目指したが、18年に発生した北海道胆振東部地震を理由に30年大会へと切り替えた。秋元氏は上田市政を踏襲して招致を推進してきた。札幌市で開催されれば1972年以来2回目だ。

 市が22年3月に市民を対象に実施した意向調査(郵送調査)は、招致に「賛成」「どちらかといえば賛成」との回答が合わせて52%に。だが22年夏以降、東京大会を巡る汚職・談合事件が相次いで発覚し、風向きは一変した。国際オリンピック委員会(IOC)は22年12月の理事会で30年冬季五輪の候補地決定を先送りした。日本オリンピック委員会(JOC)と市の招致活動は事実上ストップしている。

 市は今後、東京大会のような事件が起こらないよう、独自の再発防止策を取りまとめ、今年度の早い時期に公表する。その上で市民に招致の是非を尋ねる意向調査を再実施する方針だ。秋元氏は「市民の意見を尊重する」としている。【高橋由衣、米山淳、安達恒太郎】

1542OS5:2023/04/10(月) 09:40:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88a39fc5f2ecb97d482ccfc320300858e3568fa
札幌五輪 議論低調、見えぬ青写真 札幌市長選・秋元氏3選
4/9(日) 21:16配信


産経新聞
当選確実を受けて万歳三唱する秋元克広氏(右から2人目)=9日午後8時7分、札幌市中央区の選挙事務所(坂本隆浩撮影)

2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点の1つだった札幌市長選は、無所属現職の秋元克広氏(67)が3選を確実にした。一方、選挙戦では「阻止」「白紙撤回」を掲げた新人2人に対し、招致実現を掲げてきた秋元氏は東京五輪・パラリンピック大会を巡る汚職・談合事件を念頭に「争点化」を回避。招致を巡る議論は深まらず、今後の青写真は描けないままだ。

当選確実の一報を受けた秋元氏は午後8時7分ごろ、札幌市内の選挙事務所に笑顔で姿を見せ、集まった支援者とともに万歳三唱で3期目の当選を喜んだ。

共同会見の冒頭、秋元氏は自ら五輪招致について触れたが、「東京大会でのいろいろな出来事を検証し、クリーンな大会を札幌市として目指していく。最終的には市民の意向を確認して進めていくことを公約に掲げてきたので、そういうプロセスで進めていきたい」と述べるにとどめた。

30年の冬季五輪を巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月、開催地決定を今秋から先送りすることを決定。東京五輪・パラ大会の談合事件捜査が続いていた同月、札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が積極的な機運醸成活動の休止を発表した。

市などは今後、全国の住民を対象にした意向調査を行う方針で、失墜した五輪のイメージをどれだけ払拭できるかが招致活動再開のカギとなる。有権者の一人は「重要な争点のはずなのに候補者からは賛成や反対の主張ばかりで、その理由があまりなかった。判断材料としては不十分だった」と不満を漏らした。

1543OS5:2023/04/10(月) 09:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6c46a16f7ffa355a0ba6156003356495409e8f
鈴木氏「北海道押し上げる」 物価高対応、機動的に 道知事選
4/10(月) 2:57配信


 北海道知事選で再選を果たした鈴木直道氏(42)。

 自民党道連や経済団体の幹部が顔をそろえた札幌市内の選対事務所で、9日午後8時直後に当確の知らせが入ると、歓声が湧き上がった。拍手で迎えられ笑顔で万歳し、「北海道の価値を押し上げる」と決意表明。今後の道政運営について問われると「物価高対応を機動的、追加的に実行していく」と、一転して厳粛な面持ちで答えた。

 1期目の道政運営への評価の側面もあった知事選は、盤石の勝利だった。選挙戦で鈴木氏は脱炭素やデジタル化を訴えたほか、半導体の新会社ラピダス(東京)の工場を千歳市内に誘致した実績もアピール。「北海道はものづくり産業が弱い」と指摘し、「関連産業の集積を進めたい」と意気込みを語った。

 野党が支援する元衆院議員の池田真紀氏(50)は、人権条例の制定など福祉政策の拡充を訴えたが、出馬表明の遅れもあり及ばなかった。

1544OS5:2023/04/10(月) 10:00:35
北海道で、野党のこの負け方はヤバいのでは?
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18791/skh51889.html
北海道知事選
有権者数4,368,708
開票終了
投票率51.70%

1,692,436(75.6%)鈴木直道 無現42歳当選:2回目推薦:自民・公明・大地元北海道夕張市長元東京都職員
0,479,678(21.4%)池田真紀 無新50歳推薦:立民支持:共産・国民道連・社民・ネット(北海道)元衆議院議員社会福祉士
0,040,579(01.8%)門別芳夫 無新61歳建設設備業元便利屋業
0,024,978(01.1%)三原大輔 無新48歳美容師元郵便局員


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18792/skh51890.html
札幌市長選
有権者数1,665,190
開票終了
投票率50.99%
458,221(56.0%)秋元克広 無現67歳当選:3回目推薦:立民・大地支持:自民札幌市連・公明札幌総支連・国民道連元札幌市副市長元札幌市市長政策室長
234,834(28.7%)高野馨  無新64歳元札幌市市民文化局長政治団体代表
124,692(15.2%)木幡秀男 無新62歳推薦:共産元北海道勤医協職員NPO法人事務局長

1545OS5:2023/04/10(月) 22:55:19
6票差

北海道議選札幌市東区
定員4
有権者数221,078開票終了投票率47.55%


25,810(25.4%)渡邊靖司  自民 現67歳 当選:2回目
24,986(24.6%)渕上綾子  立民 現48歳 当選:2回目推薦:社民
18,950(18.7%)阿知良寛美 公明 現67歳 当選:3回目
15,863(15.6%)山崎真由美 維新 新49歳 当選:1回目推薦:大地
15,857(15.6%)宮川潤   共産 現62歳 当選:2回

1546OS5:2023/04/10(月) 23:14:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830081/
千歳、保守の牙城崩れる 恵庭、自民手堅い戦い 道議選千歳市、恵庭市
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2023年4月10日 22:59
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 【千歳、恵庭】9日投開票された道議選千歳市(定数2)は、自民党現職の2氏に挑んだ無所属新人が自衛隊駐屯地・基地を抱える保守の牙城の一角を崩して初当選した。人口増に伴って定数が「2」に1増した恵庭市では自民党が手堅く票を集め、新人と現職が立憲民主党新人を退けた。投票率は、千歳市が前回2019年から7・28ポイント減の46・86%で過去最低となり、恵庭市も5・98ポイント減の53・65%と、09年の道議補選の45・65%に次いで過去2番目に低かった。

 千歳市では、自民党現職の太田憲之氏(42)が、若さと行動力を前面に出して3回連続のトップ当選。立憲民主党の推薦を受けた無所属新人の元市議会副議長、小林千代美氏(54)が「女性の元気を地域の元気につなげる」と訴え、2位に滑り込んだ。4選を目指した自民党現職の梅尾要一氏(67)は自衛隊など組織票を固めて「これまでにない厳しい戦い」に臨んだが、252票差で及ばなかった。
 投票率の低さも影響して、自民党2氏は太田氏が前回よりも5152票、梅尾氏が2695票それぞれ減らし、合わせて7847票も少なかった。一方で、小林氏は、前回の立憲民主党元職の8643票を2708票上回った。小林氏は女性や無党派層などからの支持を基礎票に上乗せできたようだ。

 恵庭市では、自民党新人で元恵庭市議の早坂貴敏氏(46)が恵庭青年会議所の若手経済人らの支援でトップ当選。自民党現職の田中芳憲氏(66)は4期の実績を訴え、早坂氏とは132票差の2位で5選を果たした。立憲民主党新人の和泉優氏(45)は知事選候補の池田真紀氏(50)と連動した選挙戦を展開したが、当選ラインに届かなかった。
 自民党2氏の合計得票は投票率が低迷しても、前回(定数1)に田中氏が獲得した2万3365票から1257票の減少にとどめた。一方、和泉氏は前回、自民党の田中氏に対抗した国民民主党新人の9814票を1752票下回った。
 投票率は両市とも低く、有権者の関心が高まらない中での選挙戦は、基礎票を固め、新たな票を掘り起こした陣営が当選をたぐり寄せた。(犬飼裕一、工藤さえら、中川渚)

1547OS5:2023/04/10(月) 23:15:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830049/
道議選十勝管内、帯広市 与野党に課題残す
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2023年4月10日 22:03(4月10日 22:17更新)
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 9日投開票した道議選十勝管内(定数4)は6氏が争う混戦の中、与党系2氏、野党系2氏がそれぞれ議席を分け合った。ただ、自民は3議席獲得を掲げたものの、結束力の弱さを露呈。野党系も身内が激しく争い、双方に課題を残した。一方、4氏が立候補した道議選帯広市(定数3)は与野党ともに低投票率の影響もあって得票数を減らし、全般的に勢いを欠いた。四捨五入のため、合計は100にならない場合がある
■十勝管内 身内の争い激しく
 自民はこれまで2氏を擁立して2議席を確保してきたが、今回は3氏が立候補し、票の掘り起こしにつなげた。選挙戦となった前回2015年より投票率が下がる中、3氏の合計得票数は15年比7・3%増の5万1134票と伸ばした。


 3氏の中で唯一、2万票を上回る得票で当選した党公認の現職喜多龍一氏(71)の陣営幹部は「守りに入れば負ける。最後まで攻めに徹した」。他陣営からの票の切り崩しを許さず、7期28年の現職の存在感をアピールした。
 次いで当選したのは党推薦の新人黒田栄継氏(47)だ。農業者の立場を前面に押し出して支持を広げた。JA北海道中央会前会長の飛田稔章氏(75)を選対本部長に据え、農業票の取り込みに力を注いだ。
 一方、同じく党推薦の新人坂本夏樹氏(52)は、草の根の選挙戦を展開。地盤で大票田の音更では6氏の中で最多得票だったが、他町村では伸び悩み、次点に終わった。党内の候補者選びが難航し、出馬表明が遅れて浸透しきれなかった。
 自民は3氏が争って「党としての統率力を失った」(自民関係者)結果、「漁夫の利を得た」(立憲関係者)のが野党系だ。今回、立憲の小泉真志氏(60)、無所属現職の池本柳次氏(76)が当選を果たした。
 とはいえ、自民に押される形で選挙戦に突入した2氏も、支持基盤が重なり「骨肉の争い」(関係者)になった。
 小泉氏は立憲の衆院議員の石川香織氏(38)と元衆院議員で夫の知裕氏(49)に加え、音更を地盤にした元道議の佐々木恵美子氏(73)の応援を受けて、音更、幕別、芽室の3町を中心に1万5093票を獲得した。
 一方、池本氏は「最後の1議席を争っている」と繰り返し危機感を訴え、3町以外を手堅くまとめ、4位に滑り込んだ。
 野党関係者は「自民がベテラン現職、新人2氏も擁立して脅威だったが、票を割り振りするようなことがなく、結果的に(野党系の)2議席維持につながった」と胸をなで下ろす。
 参政党も吉田敏郎氏(62)を擁立したが、知名度不足は解消できず、支持は限定的だった。(鈴木宇星、小坂真希)
■帯広市 ともに得票数減
 自民は前回に続いて2議席を守ったが、当選した清水拓也氏(48)、村田光成氏(55)の合計得票数は3万6999票と前回より約6千票も減った。清水陣営の関係者は「企業回りを積極的に行ったが取りこぼした」。村田氏も帯広市議団とは連動しきれなかった。


 立憲も、勇退する三津丈夫氏(77)に代わり、鈴木仁志氏(63)を当選させたが、19年の三津氏の得票数から約5千票を減らした。
 三津氏、鈴木氏を支援してきた連合十勝の関係者は主要な労働組合の加入率が下がる中、「組合で票を固める選挙が通用しなくなった」と困惑。立憲関係者も「党の勢いもない」と今後に危機感を募らせる。
 共産は新人佐々木とし子氏(68)擁立の出遅れが最後まで響いた。最近の選挙では順調に得票数を伸ばしていたものの、今回は15年より3千票弱減らした。(古谷育世、泉本亮太)
■道知事選 18町村と帯広市で投票率最低
 道選管によると、9日投開票の道知事選で、帯広市をのぞく管内18町村の投票率は前回比5・66ポイント低い62・28%となり、過去最低になった。帯広市の投票率も今回は過去最低となり、記録的な低さになった。
 管内18町村の過去最低の投票率は2011年の63・88%だった。その後は回復して67%台で推移していたが、今回は11年の投票率をさらに下回った。帯広市の投票率も50%台を初めて割り込み、47・28%だった。
 管内18町村の投票率は、足寄町で投票用紙の二重交付とみられるミスが分かり、9日中に集計されなかった。また、男女別の投票率は男性62・23%(同5・62ポイント減)、女性62・33%(同5・69ポイント減)だった。(田島工幸)

1548OS5:2023/04/10(月) 23:16:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830019/
札幌市東区わずか6票差で明暗 1桁差、道議選では珍しく
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2023年4月10日 21:16(4月10日 21:37更新)
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道議会本会議場
道議会本会議場
 9日投開票の道議選札幌市東区(定数4)で、日本維新の会新人の山崎真由美氏(49)が、次点の共産党現職にわずか6票差で4位に入り初当選した。道選管によると、道議選では2003年以降、同年の函館市(当時定数6)で16票差で当落が分かれた例があるが、1桁差の決着は珍しい。
 山崎氏の得票は1万5863票。維新として初めて道議の議席を獲得した。3選を目指した共産の宮川潤氏(62)は1万5857票で届かなかった。
 当選が確定したのは10日午前3時ごろ。山崎氏は「奇跡が起きた」と喜びを語った。1桁差での決着について、道選管は「市町村議選では珍しくないかもしれないが、道議選でこれほどの僅差は知る限りない」と話している。(敦沢政俊)

1549OS5:2023/04/10(月) 23:18:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830017/
道議選後志管内 勢力争い、激化の様相 16年ぶり選挙戦契機に
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2023年4月10日 21:13
 道議選後志管内(定数2)は、自民党現職の村田憲俊氏(73)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党現職の市橋修治氏(73)=社民党道連推薦=の両ベテランが安定した戦いで議席を守り、参政党新人の田中義人氏(50)は力及ばなかった。一方で、16年ぶりの選挙戦となったことで、各陣営が抱える課題も明確になり、今後の勢力争いがさらに熱を帯びそうだ。
 選挙区の19町村で村田氏は2万1382票で6選、市橋氏が約7600票差の1万3831票で5選を果たした。田中氏は町議を務めた倶知安町などで健闘したものの、大差で敗れた。
 「私自身、もっと地元に根ざして信用を得たい」。9日夜、当選確実となり、岩内町の事務所で支持者約80人を前にあいさつした村田氏に笑顔は少なかった。
 前道議会議長として圧勝が求められていた。それ以上に、2021年の衆院選道4区(当時は札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)で自民党の中村裕之氏(62)が勝利したものの、立憲民主党の大築紅葉氏(39)に比例復活を許しただけに、次の衆院選に向け「数字が大事」(陣営関係者)と位置づけた戦いだった。
 だが、ふたを開ければ、中村氏のお膝元の余市町で同町在住の市橋氏に最多得票を譲った。倶知安町では田中氏とも競る展開に。「将来は羊蹄山麓で道議がほしいから、村田氏にあまりてこ入れできない」(同町の自民党関係者)との保守層内の力学が働いたという見方もある。村田氏は今後、道政与党の立場を生かし、地盤の再構築に当たる。
 市橋氏の陣営も、村田氏の背中が遠かった今回の結果を厳しく受け止めている。選挙戦中盤、集会などの集まりの鈍さに陣営幹部が「組織の力が低下し、労組の退職者の高齢化も進んで活動できる人が減っている」と漏らす場面もあった。
 陣営では次の大築氏の戦いに備えることに加え、「市橋氏はおそらく今回が最後。あまりに村田氏に水をあけられると、次のなり手がいなくなる」(幹部)との危機感があった。市橋氏は大築氏と今年だけで14日間、一緒に選挙区を回り、初めて動画サイトで活動も発信した。その結果、3町村で最多得票を記録。だが、得票率は内々に意識した35〜36%を下回る33・89%だった。陣営幹部は「組織、支持者の若返りなど戦い方の見直しが必要」と話す。
 「今回はファーストステップ。次に向けてしっかり足跡を残せた」。田中氏は9日夜、倶知安町内の事務所で、支持者を前にすがすがしい表情で語った。
 陣営幹部は「投票率を伸ばせず、組織票を崩せなかった」と悔しがる。一方で加速するリゾート開発の課題などを交流サイト(SNS)で発信し、昨夏の参院選比例代表で参政党が19町村で獲得した1132票を大きく上回った。今後、国政への挑戦も取り沙汰される田中氏は当面、党役員として政策の発信を続ける。(前野貴大、須藤真哉、加藤遥花)

1550OS5:2023/04/10(月) 23:19:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830016/
道議選小樽市 自民、立憲に弾み 市議選や衆院選にらみ
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2023年4月10日 21:08
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小樽市総合体育館で行われた道知事選、道議選の開票作業=9日夜
小樽市
 9日投開票された道議選小樽市(定数3)は、自民党現職の佐藤禎洋氏(63)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党元職の川澄宗之介氏(49)、共産党新人の丸山晴美氏(53)が当選した。人口減に伴う次期道議選での定数1減を見据え、各陣営が2位以内当選を掲げる中、佐藤氏は自己最多得票でトップで3選。前回落選の川澄氏は組織票を固めて道政復帰を決めた。初挑戦の丸山氏は、引退する現職の議席を守った。
 投票率は過去最低の46・57%と初めて5割を下回ったが、自民、立憲、共産各党は16日告示の市議選と合わせ完勝を狙うほか、石狩市が編入された新たな選挙区で行われる次期衆院選への布石ともしたい考えだ。
 佐藤氏の陣営は告示前から「最多得票での1位当選」(幹部)を目標に掲げていた。前回の自民候補は佐藤氏を含め2人。今回は佐藤氏のみとなり、連携する公明党票の大半が上積みできると踏んでいたからだ。
 実際、幹部の一人は「2万3千票は狙いたい」と強気だったが、様相が変わったのは告示直後。新型コロナウイルス禍で活動が制限された期間が長かった影響もあったのか、期日前投票の出足の鈍さなどが伝わると、「いつもと何かが違う」と焦りを募らせた。個人演説会を中心に基礎票固めに注力し、最終盤は街頭演説を急きょ増やした。
 無投票当選した道議選石狩管内の自民現職が応援に入るなど、衆院選を意識した協力体制も強化。前回を1200票余り上回る約1万8500票にとどまったが、党道4区支部関係者は「低投票率など厳しい状況下で、有言実行の結果を残せたのは大きい。今後に弾みがつく」とする。
 4年ぶりに返り咲いた川澄氏は前回752票差で敗北。陣営は今回当初から低投票率を想定し、幹部は「無党派層の動向は読み切れない」として、支持母体の連合小樽傘下の労組など組織の引き締めを徹底し、次回の定数減を念頭に「最下位当選は許されない」とはっぱをかけ続けた。
 選対本部長には一昨年秋の衆院選で市内など都市部で強さをみせた大築紅葉衆院議員が就任。週末を中心に二人三脚で街頭に立ち、大築氏を支持する子育て世代や働く女性らに向けて、教育や雇用施策を訴えた。
 前回より172票多い約1万2300票の結果に、連合小樽幹部は「候補を1人に絞った自民の大勝ちが予想される中、票を伸ばした。本当の勝者はわれわれだ。自公の組織力は弱体化している」とみて、反転攻勢をかける構えだ。
 共産は、市議1期と政治経験の浅い丸山氏の擁立を不安視する声もあったが、2015年以降3期連続で議席を保った。昨年8月の市長選では、党公認候補の得票が無所属新人を下回る「波乱」があり、今回も唯一、前回から3千票減らして約9800票での当選。党小樽地区委員会幹部は「道議選、市議選と勝利を重ね、議員活動で存在感を示すことで支持を広げていく」と強調した。(阿部里子、河田俊樹、久慈陽太郎)

1551OS5:2023/04/10(月) 23:20:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829997/
道議選釧路市 鶴間氏、無党派から支持 既存政党に不満鮮明 与野党の現職2人落選
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2023年4月10日 20:31(4月10日 20:48更新)
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開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)
開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)

 9日投開票された道議選釧路市(定数3)は、与野党の現職2人が落選し、当選した3人が得票数1万3千〜1万4千票台にひしめく接戦となった。草の根選挙の無党派新人が当選し、既存政党への有権者の不満があることがうかがえる。


 「全くの想定外」。無所属新人の鶴間秀典氏の当選に、各陣営から驚きの声が上がった。鶴間氏は釧路市議を経て、前回の道議選と3年前の釧路市長選に立候補。市長選では2万4千票近くを集めたが、再度挑む道議選でも得票につながるかは未知数だった。


 北海道新聞社が期日前投票に行った人を対象に実施した調査では、鶴間氏は無党派層を中心に支持を集めた。かつて所属した自民党の支持者のほか、立憲民主党、共産党の支持者の一部も流れ、支持政党にかかわらず現状に不満があったり、変革を求めたりした層の共感を得たようだ。
 一方、前回は約1万7千票でトップ当選した道議会議長の自民党現職小畑保則氏は落選。出馬表明が今年1月と遅く、議長の公務で地元活動が減っていたことに加え、「戦い方を誤った」(小畑氏)。インターネットの活用や若者向けの対策で差をあけられたと分析した。
 立憲民主党現職の壬生勝則氏の得票も前回並みの約1万1千票にとどまった。陣営関係者は「1万1千は基礎票。支持が広がらなかった」とする。候補を擁立しなかった共産党との協力も期待したが、「政策も違い、応援する根拠がない」(共産党関係者)として自主投票となり、取り込みきれなかった。その結果、衆院道7区(釧路、根室管内)に旧民主党の流れをくむ道議がいなくなった。
 公明党現職の田中英樹氏は支持母体創価学会がフル稼働し、大規模な動員戦術を展開。田中氏や自民党現職の笠井龍司氏は交流サイト(SNS)を活用して具体的な政策を提案し、若者や子育て世代にアピールし、いずれも前回から約千票を積み増した。


 一方、道議選釧路管内(定数1)では、全町村で自民党現職の桐木茂雄氏の得票が立憲民主党新人の清水達也氏を上回り、得票率は6割を超えた。ただ、人口が最多で若い世代の多い釧路町では、同町在住の清水氏が約3100票を獲得、弟子屈町在住の桐木氏に約600票差まで迫った。(統一地方選取材班)

1552OS5:2023/04/10(月) 23:21:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829915/
道議選旭川市 自民36年ぶり3議席 立憲、共産 立て直し急務
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2023年4月10日 19:27
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 9日に投開票された道議選旭川市(定数6)は、全道情勢と同様に道政与党の自民党と公明党の勝利と、立憲民主党や共産党など野党側の党勢低下を印象づけた。自民は36年ぶりに3議席を獲得し、一昨年の旭川市長選や衆院選で躍進した勢力がさらに増した格好。立憲は1議席を失い、共産も得票数を減らし続けており、いずれも立て直しが急務となっている。
 「自民として3議席を取り、公明と合わせて過半数となる。国と道、旭川市が今、(与党で)まっすぐにつながろうとしている」
 一昨年の道議補選で敗れながらも今回は5位に入り、自民勝利の立役者となった新人の木下雅之氏(46)は10日、市内で開いた当選報告会で支持者ら約100人を前にこう強調。政策決定への影響力を強めているとの認識を示しながら勝利の余韻に浸った。
 旭川の自民は一昨年の市長選で今津寛介氏が勝ち、その直後の衆院選でも東国幹氏が当選。今回は1986年以来となる道議3議席を獲得し、「歴史的な快挙だ」(自民関係者)などと沸く。一時他党に属し、各級選挙で自民候補と対決してきた安住太伸氏(53)は今回が自民復党後初の選挙となり、最下位になるとの予想もあったが、逆にトップ当選。支持基盤の強さを見せつけた。
 公明現職の寺島信寿氏(58)も関係者の間で劣勢が伝えられる中、東氏の支持層の一部が支援に回ったともされ、陣営幹部は勝因を「国と道と市の橋渡し役を担えた」と分析した。
 ただ、こうした祝福ムードと異なるのが自民現職の林祐作氏(34)だ。一昨年の道議補選で5万票近く獲得し、選挙前には「トップ当選は間違いない」とされたが、2位に甘んじた。本人も当確後に陣営内で「悔しい」と漏らし、「4年後にリベンジを果たす」と誓った。
 立憲は民主党時代も含めて前回19年に奪還した議席を再び失った。宮崎アカネ氏(50)は安定した戦いを見せたが、松本将門氏(53)が6位に3千票近くの差を付けられた。陣営幹部らは労組の影響力低下に加え、松本氏自身の活動不足を敗因に指摘。立憲道6区総支部幹部は「すごい痛手だ」として、16日告示の旭川市議選や次期衆院選への影響を懸念した。
 6選を果たした共産のベテラン真下紀子氏(66)も15年以来票を減らし続け、今回は過去最低。「私の力不足」と認める。党組織の弱体化も否めないのが現状で、4年後に向けた活動の仕方が問われている。(統一地方選取材班)

1553OS5:2023/04/10(月) 23:21:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829577/
<道議選 注目の候補>函館市・冨原亮氏 異例「国替え」で辛勝
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2023年4月10日 02:54(4月10日 05:06更新)
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冨原亮氏
冨原亮氏
 函館市(定数5)では渡島管内から選挙区を移した自民党道連幹事長の冨原亮さん(50)が5位に入った。10日未明、選挙事務所で「本当に難しい選挙だった。函館に政治のインパクトを感じてもらえるように、しっかり働く」と語り、ほとんど笑顔は見せなかった。
 函館市で議席を守ってきた自民現職2人が任期途中で死去。自民の元衆院議員が渡島管内から立候補する構えを見せ、冨原さんは競合を避ける形で異例の「国替え」に踏み切った。記者会見では「函館は道南の中心。道南全体を思っての決断」と説明した。
 「函館では知名度ゼロからの戦い」(陣営幹部)。4期の実績を訴え、建設業界を中心に組織型選挙を展開した。橋本聖子さんら国会議員や道議が応援に入り、知事の鈴木直道さんとの連携も盛んに強調した。
 一方、元衆院議員や有力経済人らは自民新人を支援。「道連幹事長の落選は前代未聞」(自民関係者)とされる中、冨原さんは選挙戦中盤、「不安だ」とも周囲に漏らした。
 5期目を迎える冨原さんは支持者に感謝し、「道のさまざまな事業を持ってくることを約束する」と述べた。(宮木友美子)

1554OS5:2023/04/11(火) 18:43:29
>>1534>>1551 定数4→3に減
北海道議選釧路市
定員3
有権者数137,237
開票終了投票率48.95%
14,770(22.4%)田中英樹 公明現54歳 当選:3回目
14,216(21.6%)鶴間秀典 無 新48歳 当選:1回目
13,642(20.7%)笠井龍司 自民現57歳 当選:4回目
12,057(18.3%)小畑保則 自民現74歳 当選:5回推薦:大地
11,208(17.0%)壬生勝則 立民現55歳 当選:1推薦:社民

1555OS5:2023/04/12(水) 20:30:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830450
現職か元市議か 室蘭市長選、支持割れる連合傘下労組<2023選挙最前線>
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2023年4月11日 18:41(4月11日 23:06更新)
 【室蘭】16日告示の室蘭市長選(23日投開票)は、連合室蘭加盟労組の支援が割れる異例の展開となっている。傘下の2大労組が過去3回の市長選と同様に現職を推す一方、市職員労働組合(市職労)などは新人の元市議の支持に回った。連合室蘭は今回初めて市長選での推薦見送りを決定。これまで長く築かれていた「秩序」が崩れる中、2氏に元道議の新人を加えた36年ぶりの三つどもえの選挙戦に突入する。...

1556OS5:2023/04/12(水) 20:32:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830011
「道議で経験培う」 鶴間氏、釧路市長選へ意欲
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2023年4月11日 05:00(4月11日 16:55更新)
 道議選に当選し、次期釧路市長選に出馬の意向を示したゲストハウス経営、鶴間秀典氏(48)は北海道新聞の取材に対し、「急速に進む釧路の衰退を止めなければならない。道議として地域の活性化に取り組み、その上で市政の場で市民の役に立ちたい」と市政運営への意欲を語った。...

1557OS5:2023/04/16(日) 23:32:28
https://www.asahi.com/articles/ASR4J549ZR4JIIPE00G.html
現職と大泉洋氏の兄が一騎打ち 函館市長選、争点は加速する人口減少
有料記事統一地方選挙2023

阿部浩明 佐々木洋輔2023年4月16日 17時35分

船を下りて観光地へと向かう外国人観光客=2023年3月25日、北海道函館市、阿部浩明撮影

 北海道函館市長選は16日告示され、4選を目指す現職の工藤寿樹氏(73)と元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。市役所出身者同士による「身内対決」は直近2回の市長交代と同様、部下が上司に挑む構図となった。

 最大の争点は、道内で最も歴史のある街で続く急激な人口減少対策だ。毎年3千人ずつ減っていく「細る中核市」をどう再生させるのか、論戦が始まった。

 工藤氏は出陣式の冒頭、「新型コロナの感染対策に追われて、外交的なこと、交流人口の増加や企業誘致などを思うように進めることができなかった」と振り返り、「コロナを乗り越え、函館の街をまた元気に戻していく。そのことを自分の手でやらせてほしい」と呼びかけた。

 コロナで傷んだ地域経済の再生が急務とし、「台湾便だけでなくて韓国便や中国便を復活させ、観光客600万人を目指す。観光再生の波及効果で製造業、建設業、農業、漁業、物販飲食、商店街の底上げを図っていく」と訴えた。

 「停滞か前進か」をキャッチフレーズに掲げる大泉氏は第一声で、「閉塞(へいそく)する時代は終わらない、そう思っていませんか。函館は必ず変われる。足りなかったのは政治的意思だ」と語気を強めた。

 若い世代を念頭に、「子ども、教育、そうした未来への投資が必要だ。将来にわたって継続していく政策パッケージをつくり、それを伝えていく。若い人がここで家族をつくる、この街で母になる、そうした決断には大変な覚悟がいる。この街に守られていると思えるような、温かい行政に全力を尽くす」と訴えた。

1558OS5:2023/04/19(水) 13:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2230b78df50b18e3da36a10b67172069909855
北海道・函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に
4/19(水) 6:00配信
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。

 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。

 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。

 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。

 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。

 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。

 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。

 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。

 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。

 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。

 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。

1559OS5:2023/04/19(水) 22:11:46
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98233.html
2023年4月18日特集記事
13回連続無投票の村長選「選挙はこりごり」二分された村の禍根
半世紀“無風”
4年に一度の政治決戦、統一地方選挙。
北海道初山別村の村長選挙は今回で13回連続の無投票となり、半世紀近くにわたって無投票が続いている。
なぜここまで長く無投票が続くのか。
調べてみると、最後に行われた52年前の村長選挙が地域社会に深い禍根を残したようで…
(海野律人、土田史世)

最後の村長選は52年前
写真:日本海に面した初山別村
札幌市から北へおよそ200キロ。
北海道の北西部に位置する初山別村は、日本海に面した漁業と酪農が基幹産業の村だ。
かつてはニシン漁で栄えた村も過疎が進み、ピーク時に6000人近くあった人口は約1100人にまで減った。北海道内の市町村の中で4番目に少ない。
この初山別村の村長選挙が選挙戦となったのは、今から52年前の昭和46年(1971年)で、以来、半世紀近く無投票が続いている。

表:無投票の村長は江良重太郎5期20年(2期目から無投票)、阿部稔4期16年、宮本憲幸5期目へ
村を二分した選挙戦
現地に足を運び、村民に無投票が続いている理由を尋ねると「村には和を乱す選挙を避けようとする傾向がある」と多くの人が口をそろえる。

選挙戦で何があったのか。
“直近”の選挙であっても、行われたのは52年前。投票した経験がある村民は最年少でも72歳になっている。
当時を知る、初山別村の元村議会議員、成田邦好(87)に話を聞くと、選挙は村の教育長と地元農協の幹部の新人どうしの一騎打ちだったという。村民の関心は高く、投票率は97パーセントにも上った。
選挙戦は苛烈を極めたという。

元村議会議員 成田邦好さん
(元村議会議員 成田邦好)
「選挙当日はすごかったよ。お祭り以上だった。村人全員が出てきたんじゃないかな。相手候補の地盤の集落に入ろうとしても、門番みたいな人がいてなかなか入れてもらなかった。誰がどちらに票を入れようとしているのか、情報をつかむために随分張り込みをしたよ。“相手方に寝返ろうとしている”なんて情報が入ったら、見張りに行ったもんだ」
選挙が終わるやいなや、村には多くの刑事が訪れ、連日、捜査が行われたという。

写真「羽幌タイムス」選挙違反ついに候補も組合長も逮捕十人に
地元紙「羽幌タイムス」(2021年廃刊)は、公職選挙法違反の疑いで候補者本人やその兄弟、陣営の幹部など、選挙関係者が相次いで逮捕されたと伝えている。
(元村議会議員 成田邦好)
「村の人はみんなびっくりしたのでは。逮捕者があんなに出るなんて考えてもいなかったからね。激しい選挙戦で小さな村が二分されてしまった。その反動から“もう選挙はこりごりだ”という空気が村全体を覆い、今日まで無投票が続いていると思うね」

今日まで残る禍根
「無難に」「地域の和を乱さないように」
そうした村の“空気”が反映されてか、選挙戦はそれきり行われていない。
無投票は昭和から平成を飛び越えて令和の時代まで。

1560OS5:2023/04/19(水) 22:12:03
現職を含め、無投票で当選を重ねた3代の村長は、いずれも村役場の出身者が務めている。
村内では「行政を安定的に運営できている」と評価する声がある。
その一方で、長年、村政に変化が起きにくく、過疎や少子高齢化などの課題に十分に対処できていないのではないかという指摘があるのも確かだ。

今回も無投票で当選が決まる
村のリーダーが、投票という民主主義の洗礼を受けずに選ばれ続けている現状。

写真:演説する現職の宮本憲幸氏

4月18日、村長選挙の告示日。立候補した1人が街頭で演説し、1日だけとなる選挙活動を行った。

午後5時に立候補の受け付けが締め切られると、今回も唯一の立候補者となった現職の宮本憲幸(65)の無投票当選が決まった。

写真:当選が決まり万歳する現職の宮本憲幸氏
5回連続の無投票当選だ。
当選直後、丁寧に住民の意見を聞いて村政を進める考えを示した。

(5回連続無投票当選 宮本憲幸)
「長く無投票が続いているが、人口減少の時代にあって選挙のあり方について新しい対応が求められているのではないか。初山別村において、村民が投票に参加する機会がないということであれば、住民の声を丁寧に聞くことが求められる。私はこれからも地域に足を運び、村民の悩みや要望をより丁寧に聞いていくようにしたい」

選挙はあったほうがいいけれど…
選挙戦がないまま“無風”の状況が続く初山別村。
風は吹いていないはずでも、村民の心は揺れ動いている。

元村議の成田は言う。
「ここ初山別村は漁師町だからね、やっぱりみんな元気があったよ。だけど、最後の選挙のあと、村から元気がなくなってしまった。誰が悪いというわけでもないけど、マンネリ化してしまった。だからね、選挙はあったほうがいいと思う。意欲に燃える新人が自分の考えを持って立候補する。候補者どうしがいろいろな意見を出し合うことで、村の発展につながるのだから。若手には、ぜひ選挙に出て、村の人口減少を抑えてほしいね」
(文中敬称略)

1561OS5:2023/04/19(水) 22:14:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833840
函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に<2023選挙最前線>
2023年4月18日 19:44(4月19日 01:16更新)
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集会で「ガンバロー」と声を上げる工藤寿樹氏=17日午後7時10分(藤井泰生撮影)
演説会場で拳を上げて有権者に支援を訴える大泉潤氏=16日午後2時30分(中本翔撮影)
函館市
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。
 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。
 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。
 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。
 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。
 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。
 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。
 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。
 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。
 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。(坂口光悦)

1562OS5:2023/04/19(水) 22:15:07
https://www.tokyo-np.co.jp/article/244883
札幌五輪 市長選で推進派が勝っても招致先延ばし案が浮上 「死票」の力を考えた
2023年4月19日 12時00分
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)

 終盤を迎えた統一地方選。2030年冬季五輪招致が争点となった札幌市長選は推進派の現職が当選したが、反対派の票が4割を上回り、34年大会招致に先延ばしする案が浮上した。札幌招致が困難になっているとする海外発の報道も。落選者に投じられた死票が政策を変えつつあるのか。「一票」の力に注目が集まっている。(西田直晃、木原育子)
◆秋元氏は選挙中、五輪招致をほとんど発信せず
  「敗れはしたが、市政の現状に一石を投じられた。意義はあったと思う」
 市長選で五輪招致反対を訴えた市の元市民文化局長高野馨氏(64)。昨年7月にいち早く出馬表明した。
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)

 招致を進めてきた与野党相乗りの現職秋元克広氏(67)に、高野氏と共産推薦の木幡きばた秀男氏(62)の無所属新人2人が招致反対を掲げて挑む構図。反対派候補の一本化の動きもあったが、実らなかった。自民、公明、立憲民主、国民民主などが支援する秋元氏が堅固な組織戦を展開する一方、高野氏の陣営は事務局長とボランティアが数人だけ。高野氏自ら街宣車でマイクを握り、約2200枚のポスターを貼り終えたのは告示から5日後だった。
 だが、終わってみれば、敗れた2人の得票率は計44%。秋元氏は56%で3選を果たしたが、前回から15ポイント急落した。報道各社の出口調査では招致反対が5〜6割で、秋元氏に投票した人にも少なくなかった。
 「五輪反対票が分散し、高野陣営は組織が非常にもろかった。でも、その割に票差は小さかった」と話すのは、札幌学院大の川原茂雄教授(教育学)。「秋元氏は支援を受ける政党の意向を気にし、選挙中に五輪招致についてほとんど発信しなかった。市民の中に反対意見が根強い点を意識し、争点隠しに走ってしまった。中途半端な姿勢に有権者の疑いの目が向けられた」と解説する。
◆ジュネーブ発「30年札幌五輪招致困難」の報道
 秋元氏は投開票日の9日、招致を継続する構えを見せた。だが翌10日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「市民の多くの方々が懸念と不安を持っている」と述べ、地元財界から要望がある「2034年大会」への目標変更の可能性に触れた。
 秋元氏は否定せず、その後の記者会見で「国際オリンピック委員会(IOC)との協議は、30年以降の開催に関心のある都市という形で進めている」と説明。14日には「30年札幌五輪招致困難」とジュネーブ発で共同通信が報じた。
 先延ばしが既定路線になったかのような現状。川原氏は「選挙結果を考慮したにせよ、投開票日の翌日の方針転換は少し唐突すぎる。反対の声を意識したJOCは、選挙前にすでに後ろ倒しの方針をある程度決めていたのでは」とみる。
 五輪反対派は選挙に敗れはしたものの、結果的に、招致を巡る市の方針は変更されつつある。
 23万票余を獲得した高野氏は「善戦でなく大敗だと思っているが、五輪強行への不満の受け皿にはなれた」と回想。選挙戦を通じ、「市民の反応を見て感じたのは、住民投票の実施ではなく、即時撤退と言い切ってもよかったということ。財政が厳しく、五輪を開催できる余裕などないことを有権者は理解していた」と強調する。
 12万票余りを得た木幡氏も「東京五輪を巡る汚職、談合事件が終わっておらず、市民の反対感情は根強い。五輪断念の民意が示され、決着がついた選挙だと思う」と言い切った。

1563OS5:2023/04/19(水) 22:15:20
◆IOCが注目するワケ
 札幌市長選はIOCにも注目されていた。開催都市の盛り上がりを重視するからだ。札幌市が行った昨年3月の市民意向調査で五輪賛成派は過半数ぎりぎりの52%。住民投票を求める声が高まったが、市が拒み続けたことも疑念を生んでいた。
 その結果が出た今回の選挙戦。実はJOC幹部がスイス・ローザンヌに出向き、IOC側に34年招致も視野に入れる意向を伝えていたと、15日の北海道新聞が報じている。30年招致困難の空気が漂う中、17日には秋元市長と山下会長が会談。山下氏は「再選の報告だった」と述べるにとどめたが、34年大会に舵かじを切る姿勢がさらに鮮明になっている。
 IOC、札幌市、JOCの3者が呼応するようにみえるのはなぜなのか。元JOC参事で五輪アナリストの春日良一氏は、19年にIOCが示した「招致プロセスの変更」の影響を指摘する。「将来開催地委員会」を設置し、開催都市から情勢を逐一報告させるシステムだ。
 春日氏は「これまではロビー活動や多額な賄賂、過剰な接待攻勢など不透明な競争があった。これを是正するため、IOC側が開催都市の意向を聞き、仲良く相談しながら、競争しないで決める方法になった。3者の足並みがそろうのは新ルールで意向を伝え合っている表れだ」と解説する。
◆東京五輪汚職事件の総括もなく
 だが、30年大会招致を巡っては、スウェーデンがラトビアを含めた開催に名乗りをあげ、新たにスイスも検討を表明した。札幌が軸足を移しつつある34年は米・ソルトレークシティーが本命といわれ、カナダ・バンクーバーも含め選択肢は6候補に増えたといわれる。
 これに対し、日本では東京五輪汚職事件の公判が始まったばかりだ。34年開催に先延ばしすることで、事は収まるのか。
 五輪を巡る問題に詳しいジャーナリストの後藤逸郎氏は「とにもかくにも五輪をやりたい思いはよく伝わるが、具体的にどうしたら事件を防げたのか総括もない中で、往生際が悪い」と指摘。「他の政治的な目標を設定できない貧困ささえ感じる。五輪にすがっているようにみえる」と話す。
◆反対派の意見を聞けるかが政治の全て
 一方、国政では選挙に勝った側がそれを「錦の御旗」のように掲げるのが常。少数派の意見を無視して、政策を強行する姿勢が目立つ。
 ジャーナリストの田原総一朗氏はある野党系議員から聞いた話として、「以前は国会質問で侃々諤々かんかんがくがくの議論をしても、必ず『国会を活性化させてくれてありがとう』と連絡があったが、安倍晋三元首相以降見事になくなったようだ」と話す。「反対派は切り捨てるという現在の政治状況をよく表している。どれだけ反対派の意見を聞けるかが政治の全てなのに」
 そんな中、札幌で反対派が負けた選挙が政策を変え始めているのはなぜか。政治評論家の小林吉弥氏は「国政と違い、地方自治は、反対派の意見を抑え込む手法は得策ではない」とする。「地方自治はそれだけ市民との距離も近く、弾力性がある。反対派の意見もしっかり聞き、無党派層も取り込まなければ立ちゆかない」
 23日には、統一地方選後半戦の投票がある。小林氏は「顔触れで勝敗が予想できてしまうようなケースでも、勝者に緊張感を持たせるためにも、ぜひ投票所に足を運び、それぞれの意志を政治に投じるべきだ」と話している。
◆デスクメモ
 2008年の山口県岩国市長選で、岩国基地への米空母艦載機移駐に反対する現職が敗れた。選挙前も報じたが、後片付け中の事務所を訪れると「終わった選挙の取材も大事」と応じ、「行く末が心配」と語った。極東最大級の航空基地になった今、言葉通りの転換点だったと感じる。(本)

1564OS5:2023/04/20(木) 21:26:44
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023042001001579.html
総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補
2023/04/20 19:50共同通信

総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補

総務省

(共同通信)

 16日告示の北海道旭川市議選に女性として立候補したトランスジェンダーの候補を巡り、道選挙管理委員会は20日、総務省から戸籍の性別で集計するよう指示があり、扱いを「男性」に変更したと明らかにした。候補者は男性の体に生まれたが、自認する性の女性で届け出て受理されていた。

 道選管によると、市選管から16日、届け出状況の報告があり、総務省に市が受理した「女性」として報告。翌17日、LGBTなど性的少数者の候補者の性別取り扱いを確認したところ、総務省から戸籍に基づき報告するよう指示があった。

 市選管は自認する性での届け出を認めており、候補者に変更を求めることはないとしている。

 総務省の担当者は「性別は、立候補者が選管に届け出る際に提出した戸籍抄本などに基づいて統計を取っている。道選管からは17日に性別訂正の報告を受けた」と説明した。

1565OS5:2023/04/24(月) 19:08:59
https://www.asahi.com/articles/ASR4S43Y9R4SIIPE003.html
票数同数でくじ引き決着 過去にも3回「なぜこんなに多いのか」
統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 12時35分

北海道

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 23日に投開票された北海道大樹町議選(定数12)は、最後の1議席をめぐって、候補者2人の票数が127票で同数となった。2人は、無所属現職の吉岡信弘氏(67)と、無所属新顔の出貝光基氏(39)。公選法の規定により、くじ引きで吉岡氏が当選となった。

同町議選では、2003、07年、15年にも得票同数によるくじ引きが行われている。同町選管は「なぜこんなに同数になることが多いのか分からない。不思議だ」と話している。(中沢滋人)

1566OS5:2023/04/24(月) 19:37:09
https://www.asahi.com/articles/ASR4S44Z7R4QIIPE007.html
「宇宙のまち」でトップ2同士の戦い 当初は無風、一変させた勝手連
有料記事統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 14時00分
 「宇宙のまち」で、トップとその元側近が一騎打ちを繰り広げる選挙戦が展開された。ロケット打ち上げ拠点「スペースポート(宇宙港)」の整備を進める北海道大樹町。23日に投開票された町長選では、前副町長が現職を破って初当選を果たした。「争点がない」と評されてきた一方、政治に関心のなかった世代が関わった擁立劇を評価する声もある。


 「2期8年の町づくりの成果が、活気ある今の大樹につながった。町長としての責務を果たしたい」

 15日に開かれた政策討論会で、3期目を目指す酒森正人町長(64)はアピールした。

 すると、同じ壇上に立った前副町長で新顔の黒川豊氏(62)は「問題山積の中、スピード感を持ち、住民対話の姿勢で町政を担ってほしいという若手勝手連の要請を重く受け止め、出馬を決意した」と訴えた。

 2人の出自は似ている。

 ともに地元出身で長く町職員として町政を支え、副町長の重役も担った。酒森町政2期目に入った2019年5月に、航空宇宙推進室長だった黒川氏が副町長に就任。以来、二人三脚で町政のかじ取りをしてきた。

「ロケット事業が忙しくて……」

大樹町
黒川豊  2,311票 62歳 無所新〈元〉副町長
酒森正人 1,140票 64歳 無所現〈元〉副町長

1567OS5:2023/04/24(月) 19:37:28
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057047.html
大樹町長選挙 元副町長の黒川豊氏が現職破り初当選
04月23日 20時42分

十勝の大樹町長選挙は無所属の新人で、元副町長の黒川豊氏が現職の酒森正人氏を破り、初めての当選を果たしました。
黒川氏は大樹町出身の62歳。
町の商工観光課長や航空宇宙推進室長を経て4年前から副町長を務めました。
黒川氏は「対話を重視したまちづくりを進める。子どもの遊び場の整備や1次産業への支援、宇宙港の拡充による地域振興などに取り組んでいきたい」と話しています。

1568OS5:2023/04/25(火) 21:01:06
中山智康 2019年道議選無投票当選 北海道結志会(元民主系 中間会派)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057064.html


伊達市長選挙 新人の堀井敬太氏が初当選
04月23日 22時10分

24年ぶりの選挙戦となった伊達市長選挙は無所属の新人で、元監査法人職員の堀井敬太氏が初めての当選を果たしました。
堀井氏は伊達市出身の42歳。
大学院を修了後、東京の監査法人で自治体の政策づくりなどに携わりました。
今回の伊達市長選挙は、6期24年務めた現職の菊谷秀吉市長の引退を受けて新人どうしの争いとなりました。
選挙戦で、堀井氏は、子育て世帯への支援を充実させると訴え、高校生までの医療費や第3子以降の給食費の無償化、子どもたちが資格を取得するためのサポート体制の強化などを掲げました。
堀井氏は「子どもの笑顔があふれるまちを目指し、若い世代が安心して住み続けられるようまちづくりを進めていく。伊達のよさや豊かさを全国に打ち出してきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230307/7000055782.html
来月の伊達市長選挙 新人2人立候補表明 24年ぶり選挙戦へ
03月07日 19時09分

来月行われる伊達市の市長選挙。7日までに新人2人が立候補を表明し、24年ぶりに選挙戦となる見通しとなりました。

任期満了に伴う伊達市長選挙。7日までに、いずれも新人で、▼道議会議員の中山智康氏と、▼元監査法人職員の堀井敬太氏が立候補する意向を表明し、選挙戦となる見通しです。
伊達市長選挙は過去5回にわたり無投票で当選が決まっていて、選挙戦となるのは平成11年以来、24年ぶりです。
今回の選挙。道内の現職の市長で最も長い6期を務める現職の菊谷秀吉市長は引退する意向を明らかにしています。
伊達市は人口およそ3万2000人。
基幹産業は農業などの1次産業です。
人口減少が進む中、どう財源を確保していくかや、子育て世代への支援策などが課題となっています。
伊達市長選挙は統一地方選挙・後半戦で来月16日告示、23日投開票の日程で行われます。

堀井敬太 10,032票:60.38% 42歳 無所新
中山智康 06,584票:39.62% 48歳 無所新

1569OS5:2023/04/25(火) 21:03:20
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057065.html
三笠市長選挙 現職の西城賢策氏が3回目の当選
04月23日 22時13分

20年ぶりの選挙戦となった三笠市長選挙は無所属の現職、西城賢策氏が3回目の当選を果たしました。
西城氏は三笠市出身の72歳。
1969年(昭和44年)に市役所に入り、総務部長や副市長などを務めたあと、2015年(平成27年)の市長選挙に立候補して初当選し、現在2期目です。
西城氏は「炭鉱や化石などを活用した観光施策に力を入れるほか、大雪対策や公共交通の維持など住民生活の利便性を向上させ、住みやすいまちづくりを進めたい」と話しています。



西城賢策 2,811票:69.87% 72歳 無所現
竹田智鶴 1,212票:30.13% 54歳 無所新 元市議

1570OS5:2023/04/25(火) 21:05:10
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057058.html
赤平市長選挙 現職の畠山渉氏が2回目当選
04月23日 21時37分

現職に新人が挑んだ赤平市長選挙は無所属で現職の畠山渉氏が2回目の当選を果たしました。
畠山氏は赤平市出身の55歳。
1986年(昭和61年)に市役所に入り、企画課長などを務めたあと、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の赤平市長選挙は、現職の畠山氏に、自民党、公明党中空知総支部、新党大地が推薦した元市立病院事務長の井上英智氏が挑む構図となりました。
畠山氏は「小中学校の給食費の無償化など子育て支援を充実させるほか、炭鉱遺産を活用した観光に力を入れ、市内を訪れる人を増やして地域経済を活性化させたい。互いに思いやり、助け合う共生のまちを目指したい」と話しています。



畠山渉  3,746票:66.07%55歳 無所現
井上英智 1,924票:33.93%52歳 無所新 推薦・支持:自民 / 大地

1571OS5:2023/04/25(火) 21:06:06
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818044/
赤平市長選 保革対決で激戦必至 畠山氏、私道除雪の実績強調 井上氏、医療の広域連携必要
会員限定記事
2023年3月17日 22:44(3月17日 23:35更新)
 【赤平】4月16日告示、23日投開票の赤平市長選まで1カ月を切った。再選を目指す現職の畠山渉氏(54)と、新人で前市立病院事務長の井上英智氏(52)が出馬を表明している。畠山氏は前回、連合北海道赤平地区連合会などの要請を受け、自民の推薦を得た当時の現職に勝利。今回は井上氏に自民・公明・大地が推薦状を出しており、前回同様「保守対革新」の構図となっている。かつて炭鉱で栄え、労組の力が強いとされてきた赤平だが、閉山後の現在の組織力は未知数で、激戦は必至の情勢だ。...

1572OS5:2023/04/25(火) 21:08:39
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057062.html
江別市長選挙 元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実
04月23日 22時02分

新人3人の争いとなった江別市長選挙は、無所属の新人で元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実になりました。
江別市長選挙は午後9時すぎに開票が始まりました。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や23日に投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、元副市長の後藤氏が元市議会議員の2人をリードして優勢です。
また、開票所で行っている取材でも、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから後藤氏の初めての当選が確実になりました。
後藤氏は、美唄市出身の62歳。
1985年(昭和60年)に江別市役所に入り、経済部長や総務部長を経て、去年12月まで副市長を務めました。
今回の江別市長選挙は、4期16年務めた現職の三好昇市長の引退を受けて新人どうし3人の争いとなりました。
選挙戦で、後藤氏は、子どもの医療費に対する助成を拡充するなど、子育て支援を充実させるほか、札幌に隣接するまちの優位性を生かして企業の誘致を進めるなどと訴えました。
そして、経済団体や労働組合などの支援を受け、自民党や立憲民主党の支持層から幅広い支持を集めたほか、無党派層にも支持を広げ、初めての当選が確実になりました。

江別市長選挙で初当選を確実にした後藤好人氏は、「きょうがスタートだと思う。保健センターや病院と連携しながら子育て支援にきちんと取り組んでいく。地元に就職する学生は少ないのでどうやって地元に定着させるかが課題だ。学生のみなさんに地元に定着してもらえるよう多くの市民と話す機会を設けながら、笑顔を絶やさず、みなさんと一緒にまちづくりを進めていきたい」と述べました。


以下出口調査結果略



後藤好人 24,694票:50.25% 62歳 無所新 副市長
堀直人  15,934票:32.43% 42歳 無所新 市議
清水直幸 08,512票:17.32% 61歳 無所新 市議

1573OS5:2023/04/25(火) 21:10:31
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057067.html
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稚内市長選挙 現職の工藤広氏が4回目の当選
04月23日 22時43分

現職に新人が挑んだ稚内市長選挙は無所属の現職で、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した工藤広氏が4回目の当選を果たしました。
工藤氏は稚内市出身の73歳。
市の経済部長や副市長などを経て2011年(平成23年)の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の稚内市長選挙は、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した現職の工藤氏に、新人で元市議会議員の佐々木政美氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、工藤氏は、▼スポーツ複合施設などの公共施設の整備や▼子育て支援策の拡充など、3期12年にわたる市政運営の実績を強調しました。
工藤氏は「人口減少が進む中で水産や酪農、観光といった基幹産業を守る政策を進めていく。風力やバイオマスなど再生可能エネルギーを積極的に導入して、企業誘致につなげていきたい」と話しています。


工藤広  09,245票:60.40% 73歳 無所現 推薦・支持:自民
佐々木政美06,061票:39.60% 60歳 無所新

1574OS5:2023/04/25(火) 21:13:32
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057053.html
夕張市長選挙 現職の厚谷司氏が2回目当選
04月23日 21時12分

現職に新人が挑んだ夕張市長選挙は、無所属で、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷司氏が2回目の当選を果たしました。

厚谷氏は、夕張市出身の57歳。
市の職員を経て、2011年(平成23年)から市議会議員を2期務め、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の夕張市長選挙は、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷氏に、新人で市の元市民課長の佐藤学氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、厚谷氏は、市が「財政再生計画」に基づいて国に返済してきた「再生振替特例債」の償還が4年後に終わるのを見据えて、医療や福祉など縮小されてきた市民サービスの充実に向け、取り組みを進めると訴えました。
そして、推薦を受けた自民党や立憲民主党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集め、2回目の当選を果たしました。

再選を果たした現職の厚谷司氏は「私が進めてきた財政再建に対する批判や考え方の違いから今回は厳しい選挙戦となった。夕張市は353億円あった借金があと4年でゼロになる。次の4年間ではこれまで夕張市が歩んできた歴史を検証しながら次の時代の町作りを進めていきたい。町内では人口減少が加速しているので、メロンを初めとする基幹産業や教育を守り、健康寿命日本一の町を目指していく」と述べました。

以下出口調査省略

https://www.asahi.com/articles/ASR4J51DHR4GIIPE01F.html
財政破綻の夕張市長選、「身内」対決へ 借金完済時のリーダーは
統一地方選挙2023

長谷川潤2023年4月16日 15時30分
 かつて財政破綻(はたん)した北海道夕張市の市長選は16日に告示され、いずれも市職員の経験を持つ現職と新顔の一騎打ちとなった。財政再建を進めながら、人口減少や少子高齢化、公共施設の老朽化など、山積する課題にいかに取り組むかが問われる。

 現職の厚谷司氏(57)=立憲推薦=と元市職員の佐藤学氏(51)が、いずれも無所属で立候補した。

 元市職員の厚谷氏は市議を2期務めた後、前回選挙で初当選した。佐藤氏は、鈴木直道・前市長(現知事)時代から、市職員として財政再建に携わった。

 2007年に財政破綻した同市は、全国唯一の財政再生団体。財政再生計画に基づき、現在も毎年約26億円の借金を返済している。

 300億円以上あった借金「再生振替特例債」の残高は100億円を切った。返済終了は4年後の27年3月の予定で、今回の任期と重なる。新市長には、借金返済後を見据えた市政運営が期待されている。(長谷川潤)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/832649
夕張市長選、「鈴木票」の行方鍵 現職・厚谷氏、一定の距離感 新人・佐藤氏、継承アピール<2023選挙最前線>

【夕張】16日告示、23日投開票の夕張市長選で、2019年まで市長を2期務めた鈴木直道知事(42)の支持者の動きが焦点となっている。現職で再選を目指す厚谷司氏(57)は前回19年に鈴木市政を基本的に継承する姿勢を示した一方、新人で元市課長の佐藤学氏(50)は鈴木氏の元部下だった間柄。鈴木氏の動向次第で票が大きく動く可能性もあるだけに、両陣営は神経をとがらせている。...


厚谷司  2,347票:55.67% 57歳 無所現 推薦・支持:立憲
佐藤学  1,869票:44.33% 51歳 無所新

1575OS5:2023/04/25(火) 21:18:01
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230425/7000057129.html
室蘭市長選挙で4回目当選の青山剛氏に当選証書付与
04月25日 18時55分

室蘭市長選挙で4回目の当選を果たした青山剛氏に25日、当選証書が手渡され、「職員や市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていきたい」と述べました。

23日に投票が行われた室蘭市長選挙は、現職の青山氏が新人2人を抑えて4回目の当選を果たしました。
青山氏は25日午前、当選後初めて市役所に登庁し、正面玄関の前で花束を受け取ったあと、出迎えた職員に笑顔で声をかけながら庁舎内に入っていきました。
このあと、室蘭市選挙管理委員会の近江毅委員長から青山氏に当選証書が手渡されました。
今回の選挙では、市の職員でつくる労働組合が新人の元市議会議員を支持していて、青山氏は午後に行った記者会見で、「職員の皆さんや市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていこうと改めて感じた。どうやって市民の期待に応えていくかをしっかりと強く示すことで、職員の信頼を得ていきたい」と述べました。
また、NHKの出口調査で、スキー場など3つの公共施設を廃止する市の方針に対し「反対」が70%に上ったことについて問われると、「方針に変更はない」としたうえで、「ハード面で費用はかけられないが、ソフト面での支援で一定の理解を得られるよう、市民がどのようなことを望んでいるのか話を聞いていきたい」と述べました。

青山剛  15,622票:45.07% 45歳 無所現
小田中稔 12,733票:36.74% 59歳 無所新
川畑悟  06,303票:18.19% 52歳 無所新 09年衆院選落選 19年市長選落選ほか

1576OS5:2023/04/25(火) 21:20:52
大泉潤  98,174票:80.70% 57歳 無所新 推薦・支持:立憲
工藤寿樹 23,483票:19.30% 73歳 無所現 推薦・支持:自民

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057069.html
函館市長選挙 市の元部長の大泉潤氏が現職破り初当選
04月23日 23時42分

現職に新人が挑んだ函館市長選挙は、無所属で立憲民主党が支持した新人の大泉潤氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦した現職の工藤寿樹氏を破り、初めての当選を果たしました。
大泉氏は、江別市出身の57歳。
1995年(平成7年)に函館市役所に入り、秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めました。
今回の函館市長選挙は、立憲民主党が支持した市の元部長の新人、大泉氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦し、4期目を目指した現職の工藤氏に挑む構図となりました。
選挙戦で、大泉氏は、3期12年にわたるいまの市政からの転換を掲げ、「函館が選ばれるまちになるよう都市としてのステータスを引き上げる」と訴えました。
さらに、子育て支援や教育環境の充実に力を入れるとともに、函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査や、ふるさと納税の寄付額を年間100億円にまで増やす取り組みを進めるなどと訴えました。
そして、支持を受けた立憲民主党の支持層を固めたほか、工藤氏を推薦した自民党や公明党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集めて、初めての当選を果たしました。

1577OS5:2023/04/25(火) 21:21:40
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98397.html
2023年4月23日特集記事
“大泉ブランド”の影響力は 異例の注目 函館市長選挙
「停滞か、前進か」
北海道の観光名所、港町の函館で行われた今回の市長選挙。
4期目を目指す現職の工藤寿樹(73)に挑んだ、新人の大泉潤(57)の訴えだ。
自民党と公明党函館総支部から推薦を得た工藤と、立憲民主党から支持を得た大泉との対決。
大泉はタレント大泉洋の実兄という話題性もあり、地方選挙としては異例の注目を集めたが、それ以上に熱戦となったカギは、函館を覆う「閉塞感」打破への期待だった。
(函館局 毛利春香)

“大泉ブランド”には頼らない?
函館市長選挙は投票率の低迷が続き、前回は50%を下回った。
しかし北海道内の自治体でも最悪のペースで進む人口減少への対策やコロナ後の地元経済の回復など、函館には地方都市ならではの課題が山積している。


3期12年の実績を強調する工藤に挑むのは、かつて工藤の秘書を務め、市の観光部長や保健福祉部長を担ってきた大泉だ。ともに市政を支えてきた市役所の元上司と部下の戦いに加え、大泉の名前が広く知られていることもあり、選挙への関心は以前よりも高まった。

有権者に聞くと「大泉洋さんが函館に来てくれたら盛り上がる」と“大泉ブランド”がまちの活性化に与える影響を明確に期待する声もあった。

だが大泉本人は、弟の大泉洋について「自分の政治活動と弟のことは別なものだ」として、応援を頼むつもりはないと口にしていた。
そして、実際に選挙期間を通じて函館に来ることもなかった。

徐々に広がる支援の輪
2022年7月、市長選に備え函館市役所を退職した大泉は、地元のイベントや町内会の集まり、団体や企業などを自分の足でくまなく回って市民の声を聞いてきた。このスタイルは選挙戦が始まっても変わらず、徐々に支援の輪が広がっていった。
2023年3月、市内のホテルで開催した総決起集会には老若男女1000人近くが参加。伝説的ロックバンド、クイーンの「We Will Rock You」のテーマ曲にあわせて大泉が入場すると、盛大な拍手が沸き起こった。
大泉は「函館の都市のステータスを上げる」と何度も訴え、「停滞か前進か」と呼びかけた。終了後には大泉との握手を求める人たちの列が絶えなかった。

1578OS5:2023/04/25(火) 21:21:55
そして満を持して迎えた告示日。大泉は雨に打たれながら、第一声でこう訴えた。
「皆さん函館は変わらない。閉塞する時代は終わらない、そう思っていらっしゃいませんか。大丈夫です。リーダーがかわればまちは変わります。地域の誇りを取り戻し、市民の皆さまの命と暮らしを守るために、持てる力の全てをささげて参ります」

新人を追う現職
「相手候補が一歩先に行っています」
出陣式で危機感をあらわにしたのは、工藤陣営だった。

工藤本人も地元企業でのあいさつで、こう口にした。
「(大泉)本人はどうってことないんですけど、タレントの姿がちらついていて厳しい選挙だと受け止めている」

演説する工藤氏
「自分にとってこれが最後の戦いになる」と公言して臨んだ選挙。そして「大泉には任せられない」とも語っていた工藤。新人、そしてかつての部下にはどうしても負けられない戦いだ。

“新しい風”への期待
選挙戦で大泉が訴えたのは、JR函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査やふるさと納税の寄付額年間100億円、所得制限のない第2子以降の保育料の無償化や新小学1年生への1人あたり10万円支給など、大胆とも言える政策が並ぶ。

SNS用の写真撮影をする大泉氏

大泉陣営は若者をはじめ幅広い世代に支持を広げようと、SNSを最大限に活用。遊説中もSNS専門のボランティアが同行し選挙運動の様子を細かく発信してきた。
陣営の活動にボランティアで集まる人の中には、SNSで連絡を取り合い、初めて会う人どうしもいたという。

選挙事務所には大泉に向けた応援メッセージがボードにはられ、支援者から寄せられた色とりどりの折り鶴が部屋いっぱいに飾られている。
街頭の遊説でも熱心に聞く人たちの姿が目立った。

聴衆と話す大泉氏
タレントの兄が候補だったとはいえ、なぜここまで選挙戦が熱を帯びたのか。
実際の有権者の考えは。
「現職が何もしなかったわけではないが良くなったとも感じない」

そして圧倒的に多かったのが、函館を覆う閉塞感を打破する“新しい風”への期待感だった。
「コロナで観光地の函館は大打撃を受けたのに支援が足りていない」
「まちが廃れたと感じる。なんとかしてほしい」

1579OS5:2023/04/25(火) 21:22:05
「期待感」と「重み」を感じた
大泉はみずからを「市民党」と位置づけ、幅広い層から支持を集めようと動いていた。陣営側も政党の色をつけたくないと、支持を得た立憲民主党の国会議員にも応援弁士の依頼をしなかったという。

総決起集会で多くの聴衆に囲まれる大泉氏
選挙戦終盤、多くの支援者が集まった総決起集会の後、「新人ながら知名度がある」と言われてきた中で、改めて大泉洋の存在について聞いた。

「大泉洋という弟がいて、その兄である私が立候補したわけですから、弟の知名度のおかげでこれだけの方が来ていただいたのは本当に間違いないです。おかしな言い方かも知れませんが、いい弟を持ったなと思っています」

選挙の手ごたえについては「本当に初めてなので、実際分からないなと思うところですが、熱気というか期待感、それはものすごく感じて、むしろずっしり重いものを感じました」と話した。

新しいリーダーの誕生

戦いを制し、函館の新しいリーダーに選ばれたのは大泉だった。

「函館をあきらめない多くの皆さんに党派を超えて支援していただいた結果、いまの勝利があると思う。市民や地域が分断されることはあってはならず、国籍や年齢、性別、政党を超えて誰もが幸せを感じられる社会を実現する誰一人置き去りにしない寄り添う行政に全力を尽くしていく」と決意を述べた。
(文中敬称略)

1580OS5:2023/04/25(火) 21:25:53
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057054.html
天塩町長選挙 町の元教育長の吉田忠氏が現職破り初当選
04月23日 21時16分

日本海側の天塩町長選挙は無所属の新人で、町の元教育長の吉田忠氏が現職の佐々木裕之氏を破り、初めての当選を果たしました。
吉田氏は天塩町出身の57歳。
1984年(昭和59年)に町役場に入り、総務課長や教育長などを務めました。
吉田氏は「医師が1人しかいない町立病院に複数の医師を配置したうえで、看護師を安定的に確保して医療の充実を図りたい。ふるさと納税の返礼品を充実させて自主財源を確保し、産業振興や若手の人材育成に充てたい」と話しています。




吉田忠  1,375票 57歳 無所新
佐々木裕之0,704票 71歳 無所現

1581OS5:2023/04/25(火) 21:27:35
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057056.html
斜里町長選挙 元町議会議員の山内浩彰氏が現職破り初当選
04月23日 21時28分

オホーツク海側の斜里町長選挙は、無所属の新人で元町議会議員の山内浩彰氏が現職の馬場隆氏を破り、初めての当選を果たしました。

山内氏は斜里町出身の63歳。地元の農協職員を40年近く務めたあと、2019年(平成31年)から町議会議員を務めました。
山内氏は「ふるさと納税を拡充して町の財源を確保するとともに、官民で連携して医療や介護などの人材を確保する取り組みも進めていきたい」と話しています。

【“現状打破したい思いが結果に”】
斜里町長選挙で初当選した山内氏は報道陣の取材に対し、「現状の町の閉塞感(へいそくかん)を打破したいという思いが今回の結果につながったと思う。観光業の回復に向けては、事故の原因をしっかりと究明した上で、町内の需要から掘り起こし、インバウンドの誘客に向けて事業者とともに考えたい。現職が立て直してくれた財政状況を踏まえ、ふるさと納税の拡充による自主財源の確保を行い、さまざまな取り組みにつなげていきたい」と述べました。


https://www.asahi.com/articles/ASR4L5JHVR4KIIPE00Q.html
観光船事故の斜里、町長選は現新一騎打ち 投開票日は事故1年当日
統一地方選挙2023

古源盛一 長谷川潤2023年4月18日 17時30分

 北海道斜里町長選は18日、告示され、現職と新顔の一騎打ちとなった。昨年4月、町内のウトロ漁港から出航した小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が知床半島沖で沈没し、観光業などに大きな影響が出た。世界自然遺産を抱え、自然との共存を目指してきた地元には、人口減や地域活性化に加え、安全対策など新たな課題が突きつけられた。

町長選には、現職の馬場隆氏(72)と元町議の山内浩彰氏(63)が立候補を届け出た。

 馬場氏は午前中、ウトロ地区に入った。「事故から、安全に気をつけること、安心して楽しめる知床を作らなければダメだと教えられた」と述べ、「マイナスをゼロに、そしてプラスにする思い切った努力が今こそ必要だ」と訴えた。

 3期12年を振り返り、「これまでは財源不足などを理由に、なければダメなものを優先し、あったらいい、に踏み切れなかった」と反省。今後は過疎指定されたことで得られる有利な財源などを生かし、「みなさんと相談しながらやっていく」と述べた。

 一方の山内氏は、役場などがある町中心部で第一声。「斜里町を再び元気にしたいとの思いで立候補した」と述べ、ふるさと納税を拡充しながら自主財源を確保し、町民からの要望がある温浴施設の実現などを進めて、地域を活性化したいと訴えた。

 第一声では、これまでの町政課題の解決策に時間を割き、課題への対策室をつくり「いまできることはすぐにやる。時間のかかることは、町民にきちんと説明する」とメリハリのある町政の実現を掲げた。

 投開票が行われる23日は、事故から1年にあたり、町内では追悼式も予定されている。(古源盛一、長谷川潤)


山内浩彰 3,013票 63歳 無所新
馬場隆  2,858票 72歳 無所現

1582OS5:2023/04/25(火) 21:29:17
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057051.html
陸別町長選挙 元町議会議員の本田学氏が現職破り初当選
04月23日 21時00分

十勝の陸別町長選挙は無所属の新人で、元町議会議員の本田学氏が現職の野尻秀隆氏を破り、初めての当選を果たしました。
本田氏は陸別町出身の52歳。
テント製造会社を経営するかたわら、2011年(平成23年)から町議会議員を3期務め、4年前から議長を務めました。
本田氏は「再生可能エネルギーの推進や新規就農の支援などに取り組んでいきたい。町民1人ひとりに寄り添い、平等で優しい、笑顔の町を目指したい」と話しています。


本田学  829票 52歳 無所新 
野尻秀隆 723票 69歳 無所現

1583OS5:2023/04/25(火) 21:37:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836751/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>上 「風」狙い通り 異例の大差

2023年4月24日 21:35(4月25日 07:47更新)

 「おめでとうございます! 工藤さんにもお世話になっていたので静観していましたが、函館を思う気持ちは一緒だと思うので、GLAYも函館の皆さんともっと盛り上げていけたら」
 函館出身のロックバンドGLAYのTERUさんが24日にこう投稿するなど、交流サイト(SNS)には函館市長選で当選した大泉潤氏への祝福が相次いだ。
■驚くほど良い反応
 現職の工藤寿樹氏に4倍もの異例の大差をつけた。「現職が3万票取れないなんて初めてだ」(経済団体幹部)と驚きが広がったが、大泉氏にとっては狙い通りの展開だった。
 昨年7月の出馬表明後、動きが見えないとの指摘もあったが、会う人、会う人の反応は驚くほど良かった。何より、弟の洋さんの人気や好感度を最も理解しているのが「大泉洋の兄」を長年経験してきた大泉氏本人だった。大泉氏周辺は昨年12月、「相手にいくら取られても8万票対4万票で勝てる」と自信を見せた。
 告示後、選挙カーで回ると沿道や窓から多くの人が手を振った。街頭に団体の動員ではない市民が集まり、スタッフが「写真撮影はこちらです」と誘導した。女性経営者らが応援組織を立ち上げ、事務所は当選を祈る折り鶴であふれた。
 道南の政党関係者によると、昨年後半の情勢調査で大泉氏は既に大きく先行していた。「優勢では」との見立てが徐々に伝わると、立憲民主党が支持しているにもかかわらず、与党関係者の態度も変化する。有力者から「応援している」と連絡があり、道外の首長も応援に訪れた。鈴木直道知事は3月に函館で開いた集会で、突如現れた大泉氏に「一緒に北海道を盛り上げましょう」と声をかけた。
■オール函館が変化
 12年にわたり道南をけん引してきた工藤氏は、自民、公明両党や函館商工会議所の政治団体、函館建設業協会などの推薦を受けながら、厳しい戦いとなった。
 昨年9月の出馬表明後、市長の公務として各団体の要望を聞く懇談会を開いたが、会場を後にする出席者から「選挙前になって何を今さら」との声が漏れた。インタビューなどで大泉氏を批判する工藤氏の姿を見て、ある国会議員は「元部下を批判するのは逆効果」と苦言を呈した。
 今年3月、自民関係者は「今からでも出馬をやめた方がいい」と話した。1期目に大間原発差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げ、「オール函館」とまで呼ばれた体制は姿を変えていた。
 活路を見いだしたのが、大泉氏が掲げた公約への反論だ。新幹線の函館駅乗り入れについて、JR関係者にも内容を確認し、実現性がないと指摘した。だが反転攻勢を狙った4月上旬の公開討論会は、自らの新型コロナウイルス感染で中止となった。
 選挙終盤、大泉氏について「タレントの兄じゃなかったら泡沫(ほうまつ)候補だ」と語った工藤氏。最終日、本町交差点での街頭演説に足を止める市民は少なかった。
 工藤氏は23日夜、「少しでも函館のまちを前進させてきたかなと思う」と記者団に述べた。「こんな『風』でトップが決まるのは大泉氏にとっても良くない」(道南の政党幹部)との声も上がる。大間原発訴訟や行財政改革、観光客誘致などに取り組み、豪腕とも呼ばれた政治家は約50年勤めた市役所を間もなく去る。(坂口光悦)


 函館市長選は大泉潤氏が圧勝した。その背景や今後の課題を探った。(2回連載します)

1584OS5:2023/04/25(火) 21:38:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837342/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>下 目を引く公約 実現に責任
2023年4月25日 21:21
 「16年前の市長選と似ている。すごく危機感を抱いている。あの時は経済界の支援を得た現職に新人が圧勝した」。函館市長選の告示翌日、現職の工藤寿樹氏の集会で自民党の応援弁士はこう述べ、工藤氏への投票を訴えた。
 2007年の市長選は政党や経済界の支援を受けた現職の井上博司氏と、前助役の西尾正範氏の師弟対決だった。西尾氏は井上氏が市内有力者と癒着していると批判し、草の根選挙を掲げて大勝。自民、公明両党や経済界が支援した工藤氏に大泉潤氏が圧勝した今回と、確かに共通点がある。
 西尾氏は就任後、経済界との関係修復に時間がかかり、市議会でも公約などを巡り厳しい追及を受けた。市民には市政が停滞していると映り、西尾氏は4年後の選挙で工藤氏に敗れた。
 大泉氏にも、いばらの道が待ち受けているのか。市職員として西尾市政の姿を見てきた大泉氏は「当初から選挙後にしこりが残らないよう留意してきた」(周辺)という。工藤氏を批判する際も感情的にならないよう努め、選挙戦では「分断を繰り返す時代は終わった」と融和を強調してきた。
■強みは市民の支持
 大泉氏にとって強みは、過去最多9万8174票に上る市民の支持だ。高い求心力を得た中での船出となり、陣営幹部は「工藤氏を支持した勢力とも、すぐにうまくいく」とみる。実際、経済団体幹部は「市とは一体で連携してやっていくものだ」と協力姿勢を示す。
 自民、公明も対決路線を取らないとの観測がある。北海道新聞の出口調査によると自民、公明支持層の7割超が大泉氏に流れた。投開票の翌朝には、市議選でトップ当選した自民市議が大泉氏の事務所を訪れ「良かったですね」とあいさつした。公明党函館総支部の茂木修支部長は取材に対し「公明支持層にも市政を変えたいと思った人が多かったのだろう」と語った。
■「乗り入れ」高い壁
 関係者の関心は、むしろ大泉氏の公約の行方に向いている。注目を浴びるのが新幹線の函館駅乗り入れだ。新函館北斗―函館駅の線路にレールを1本加え、新幹線が走行できる線路幅とし、東京発のミニ新幹線を新函館北斗から函館に走らせる方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 だが市役所内にはハードルは高いとの見方が多い。レールの敷設工事中、貨物を含む列車を運休せざるを得ないという問題がある。工藤氏も選挙戦で、大泉氏は車両製造費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、国や道の協力は得られないと指摘。大泉氏を支持した立憲民主党の道議も否定的で、自民の国会議員も「大泉氏に無理だと伝えたい」と話す。
 大泉氏は課題や経費、ニーズについて、年度内に調査結果を発表する意向だ。公約はあくまで「乗り入れに関する調査実施」であり、「乗り入れ実現」ではないが、「目玉公約なのだから『調査したけど無理でした』では済まされない」(有力経済人)との声もある。
 公約では、ふるさと納税を年間100億円に増やし、五稜郭の世界遺産登録を目指すとも訴えた。目を引くものを並べた形だが、市民の多くの負託を受けただけに責任は重い。市幹部は西尾市政も念頭に「函館の人はすぐ飽きる。大泉市政も支持されるのは1、2年だろう」と漏らす。大泉氏はこうした見立てを、政策の実現で覆せるだろうか。(宮木友美子)

1585OS5:2023/04/25(火) 21:41:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836639/
大泉氏圧勝の函館市長選 得票は現職の4倍 知名度や薄い政党色、市民の不満決定打

2023年4月24日 19:27(4月24日 21:17更新)
【函館】23日投開票された函館市長選は元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、現職の工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=に大差をつけ初当選した。得票は、与党などの支援を受け3期12年の市政運営でも大きな失点がないとされる工藤氏の約4倍。弟で俳優の大泉洋さんの人気、保守層への浸透、市民の不満などが「うねり」となって、予想以上の圧勝を生んだ。
 「期待に応えなければならない気持ちでいっぱいだ」。大泉氏は24日、市役所で当選証書を受け取り、記者団に語った。
 大泉氏の得票は9万8174票。1975年に矢野康市長が得た9万2109票を上回り、過去最多となった。市幹部は「工藤氏とこんなに差が開くとは」と絶句する。
 工藤氏の陣営幹部は「組織の支援が『弟』の人気に吹き飛ばされた」と嘆く。大泉氏はタレント候補ではないが、弟の知名度で無党派層が流れるとの見方は強かった。
 実際、北海道新聞社の出口調査で無党派層は87%が大泉氏に投票。市長を選ぶ基準を尋ねたところ「人物や人柄」が38%とトップで「政策や公約」の26%を上回った。大泉氏周辺は「洋さんの好感度は別格。有権者は見た目も似ている2人を重ね合わせた」とみる。
 また、自民支持層の77%、公明支持層の71%も大泉氏に流れた。立憲の支持を受けた大泉氏だが、知事選で自公が推薦した鈴木直道氏の集会など自民系の会合にも姿を現し、道議選では自民候補の事務所にも顔を出した。政党色を打ち消す戦略が奏功した形だ。
 自公支持層が工藤氏から離反したのには別の理由もある。工藤氏は大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟でリベラル系にも支持を広げ、国政選挙や知事選で保守系候補への応援に熱心でなかったとされる。関係者によると工藤氏陣営は告示後、鈴木氏に応援を打診したが鈴木氏周辺に断られたという。
 さらに圧勝を決定づけたのは、市民の工藤市政への不満だ。工藤氏が約7万票を得て3選した前回2019年の市長選でも、告示直前に支持基盤がない女性候補が名乗りを上げ、3万7千票を集めた。
 工藤氏は人口減少について、かねて「国の問題」と発言してきた。そこへ大泉氏は「人口減少への危機感が欠如している」と指摘し、政策が思いつきで立案されているとも批判。市民の不満をすくい取った。
 函館市長選には「下克上」の歴史もある。07年は政党や団体を固めた現職に対し、市政運営を批判した前助役が大勝した。市OBは「今回も市民はトップ交代で閉塞(へいそく)感を打破しようと判断した」と語る。
 投票率は前回より8・83ポイント増の58・15%になり、関心の高さを裏付けた。大きな期待を背負った大泉氏。今度は自身が市民の評価の矢面に立つことになる。(徳永仁、宮木友美子)

1586OS5:2023/04/25(火) 21:41:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836677/
更別村議に移住者夫婦が当選 政治学者の妻と数学史家の夫、村政と向き合う
2023年4月24日 20:00
当選証書を手にする尾立要子さん(左)と斎藤憲さん
 【更別】移住者の夫妻尾立(おりゅう)要子さん(57)と斎藤憲さん(65)が18日告示の村議選で無投票当選し、24日、村役場で当選証書を受け取った。政治学を研究し、大阪公立大の客員研究員を務める妻の尾立さんと、地方議会のあり方を考えてきた夫の斎藤さん。異色の夫妻は批判も覚悟で村政と向き合おうとしている。...

1587OS5:2023/04/25(火) 22:33:45
>>1555
https://www.muromin.jp/news.php?id=85158
2023/04/24 11:45統一地方選

室蘭市長、青山氏4選 小田中氏、川畑氏破る
 室蘭市長選は、現職の青山剛氏が経済界や日鉄と日鋼の二大労組の組織票を手堅くまとめ、さらにまち場の支持を集めて1万5622票を獲得。他の2氏を振り切り接戦を制した。これまでの3期12年の行政手腕と実績、経験が評価された。

 選挙戦は、これまで推薦を受けていた市職員らで構成する市職員労働組合連合会(市労連)が小田中氏に出馬を要請。従来の支持組織である連合が割れて厳しい戦いとなった。この中、地域や商店街をはじめ、無党派層へも食い込み公約などをアピール。知名度を生かして有権者との距離を縮める戦略を進めた。

 小田中氏は、市労連の支持を受けて昨年12月にいち早く出馬表明し、現職批判の受け皿として行政刷新を訴えたが、及ばなかった。川畑氏も精力的に独自の活動を展開したが、2氏の間で埋没し、浸透しなかった。

◆―― 開票結果
当15,622 青山  剛 45 無現④
 12,733 小田中 稔 59 無新
  6,303 川畑  悟 52 無新

 ※得票数。当は当選、氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別、丸数字は当選回数。

◆―― 当選者
青山  剛 45 無現④
①市長②市議、室蘭工業大助手③札幌市④室蘭工業大大学院

 ※氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別。丸数字は当選回数。略歴は①現職、肩書②経歴③出生地④最終学歴

◆―― 批判票分散で有利に
 【解説】室蘭市長選は、経済界を中心に推す青山剛氏が4選を決めた。市民は青山市政を信任、将来を見据えた都市整備や行財政改革といった青山路線継承を選択した。

 室蘭民報社の調査では、市長選で重視した政策や争点として、景気・雇用の経済対策を望む声が多く、青山氏の進めるフェリーやクルーズ船寄港による地域活性化、洋上風力の推進などに合格点を与えた格好。過去の市長選でアピールした若さに加え、市議時代も含めた20年の経験を特に強調し、浸透した結果だろう。

 ただ小田中、川畑両氏を合わせた得票が全体の過半数を超えた。「3期12年の市長選挙ではない」(政党関係者)や市政運営への不満の声も多く聞かれる中、三つどもえの戦いが青山氏に有利に働いたことも見逃せない。市職員や市議会、支援が割れた労働界との関係構築は必須だろう。

 閉塞感に包まれたコロナ禍からの脱却、洋上風力などの再生可能エネルギーによる新産業創出、さらに病院再編など課題は山積み。若手からベテランの域に入った青山氏の一挙手一投足が、市民に今まで以上に注目されている。

1588OS5:2023/04/25(火) 22:36:59
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057055.html
美瑛町長選挙 現職の角和浩幸氏が2回目の当選
04月23日 21時19分

上川の美瑛町長選挙は無所属の現職、角和浩幸氏が2回目の当選を果たしました。
角和氏は横浜市出身の55歳。
京都新聞の元記者で、美瑛町に移住して農業を営み、2011年(平成23年)から町議会議員を2期務めたあと、前回・4年前の町長選挙に立候補して初当選しました。
角和氏は「4月に施行された町の自治基本条例を着実に運用し、住民主体の町づくりを進めていきたい。JR美瑛駅周辺の再開発や福祉の充実にも取り組んでいく」と話しています。



>>1528
角和浩幸  3,445票 55歳 無所現 〈元〉町議  農協
佐藤晴観  2,581票 49歳 無所新 〈元〉町議長 商工会

1589OS5:2023/04/29(土) 08:35:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837985
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>番外編 取材記者が振り返る
会員限定記事
2023年4月26日 22:30

23日の函館市長選は、新人の大泉潤氏が現職の工藤寿樹氏に勝利した。取材した記者たちが振り返った。



 A 大泉氏が9万8174票を得たのに対し、工藤氏は2万3483票だった。大泉氏については昨夏の出馬表明当初から強い候補になるとみていたが、ここまで差が開くとは。強気だった工藤氏も2月以降は「もし負けたら」という話を周囲にするようになった。
 B 大泉氏の地域衰退への危機意識が市民の共感を得たのは間違いない。だけど、やはり弟の洋さんの存在が大きかった。大泉氏自身も選挙後、「彼がいなければ勝利はなかった」と認めた。3月から眼鏡を外し、見た目も弟を意識しているとうわさされたけど、本人は否定している。関係者によると、洋さんが選挙に関わらないことは事前に確認していたそうだ。
 C 大泉氏の3月18日の集会に、政党などの動員ではない一般市民が詰めかけたのを見て、勢いを確信した。集会では函館出身の人気バンドGLAYのTAKUROさんが「函館のために立ち上がるということで、住みよいマチに成長させてほしい」とエールを送る動画も披露された。これに驚いたのはTAKUROさんと親交がある工藤氏。同時期にTAKUROさんから「函館のために互いに頑張ろう」との動画が送られていたといい、すぐにホームページに載せていた。
 D 工藤氏陣営は最終盤になって鈴木直道知事を呼ぼうとしたが、断られた。それまで工藤氏は、鈴木氏と距離がある自民党の高橋はるみ参院議員を頼っていた経緯があり、関係者からは「都合のいい話だ」との声も漏れた。
 A 今回の選挙は政党にとって課題が残った。立憲民主党は大泉氏に推薦を出そうとしたけど、自分たちが前に出ると保守票が逃げるかもしれないと配慮し、1段階下の支持とした。大泉氏が自民、公明両党推薦の鈴木知事の集会に出ても、道議選の自民候補を激励しても立憲は黙認した。組織力で大泉氏を支えたのは間違いないけど、大泉氏に既に主導権を握られている感がある。
 D 自民、公明は工藤氏を推薦したのに、北海道新聞の出口調査では両党支持層の7割超が大泉氏に投票した。大泉氏に「風」が吹く中、工藤氏支援に力が入らなかった。裏で大泉氏を応援する関係者もいた。
 C 自民の工藤氏推薦を主導したのは、道議選で渡島管内から函館市に「国替え」した冨原亮道議。ただ告示後の工藤氏の集会に姿を見せず、陣営は首をかしげていた。自民内では冨原氏と、道議選渡島管内で当選した前田一男元衆院議員に溝があり、次の衆院選道8区の候補選びは多難だ。
 B 先の話だろうが、大泉氏はこれだけ人気があれば知事選や国政という声も出てくるかもしれない。昨秋には市内の経営者や高橋はるみ氏が大泉氏に、衆院道8区に自民から出馬しないか声をかけた経緯もある。大泉氏は選挙戦で道外首長の応援も受け、兵庫県播磨町の佐伯謙作町長は最終日に「私は大泉党。仲間を集めて国を変える勢力をつくる」と応援演説した。
 A 討論会や候補者インタビューの反応では「工藤氏の政策の方が現実的で具体的だ」との声を聞いた。人口減少対策や地域活性化で重要なのは企業誘致や新産業創出による若者のつなぎ留めだと思う。情報収集や独創的なアイデアに加え、人脈を生かしたトップセールなど政治力も必要だ。大泉氏に求められるのは政策実現で市民の暮らしを豊かにすることだろう。

1590OS5:2023/05/02(火) 09:16:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/839168
道議会6会派の構成決定 自民54人
会員限定記事
2023年4月28日 20:35
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 道議会(定数100)の新たな会派構成が決まった。9日投開票の道議選で初めて議席を得た日本維新の会の新会派を加え、改選前から1増の6会派が、28日までに届け出た。最大会派の自民党・道民会議は、自民の公認・推薦で当選した52人に、無所属新人の2人が加わり54人になった。
 自民会派に加入した2人は、いずれも、野党系会派の北海道結志会所属道議の後継として出馬していた日高管内(定数2)の小林雄志氏と、伊達市(同1)の高田真次氏。自民は、前回2019年改選時に届け出た53人から1人増やした形。公明党は横ばいの8人で、自民会派と合わせた鈴木直道道政の与党は62人になった。
 一方、立憲民主党議員らでつくる民主・道民連合は、19年改選時から1人減の26人。結志会は、政治団体の市民ネットワーク北海道が推薦した札幌市北区(定数4)の石川佐和子氏、釧路市(同3)の鶴間秀典氏を加え、19年改選時と同数の9人を確保した。
 共産党は3人から2人に減った。維新会派は「維新・大地」の名称で1人会派。(岩崎あんり、金子俊介)

1591OS5:2023/05/09(火) 11:30:53

https://news.yahoo.co.jp/articles/97a41fbb07f8935e80a07cfb02597f3b36a2c64b
母になりすまし投票疑い書類送検 北海道士別市議長、統一選
5/8(月) 22:37配信
 4月9日に投開票された統一地方選前半戦の北海道知事選と道議選で、母親になりすまして投票したとして、北海道警は8日、公選法違反(詐偽投票)の疑いで士別市議会の井上久嗣議長(63)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 書類送検容疑は、知事選(3月23日告示)と道議選(同31日告示)の選挙期間中、意思表示が困難な母親に代わり、井上氏が応援する候補者に郵便投票で投票した疑い。

 井上氏は8日、共同通信の取材に「道義的責任が非常に重いことだと受け止めている。今後は検察の捜査に協力する」と述べた。

 士別市議会によると、井上氏は8日、議員辞職願を提出し、副議長預かりとなった。

1592OS5:2023/05/15(月) 02:42:51
13自民党・市民会議
08民主・市民連合
05公明党
04共産党
03無党派G
01無所属

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844321
旭川市議会会派 与党系18人、ねじれ解消 自民が参政取り込む

2023年5月11日 20:30
 旭川市議会(定数34)は11日、改選後初の議員協議会を開き、会派構成を決めた。最大会派は自民党系「自民党・市民会議」で、保守色の強い参政党の笠井真奈美氏が加わり、改選前の11人から13人に伸ばした。今津寛介市長を支える与党会派は公明党と合わせて18人となり、過半数を獲得。野党が多数を占める「ねじれ」を解消した。
 第2会派は野党の立憲民主党系「民主・市民連合」で9人から8人に後退した。公明党は5人、共産党は4人で改選前と変わらず、現有勢力を維持。無所属議員の一部で構成する「無党派G」には、れいわ新選組の野村パターソン和孝氏が加わり、改選前と同じ3人を確保した。
 4月の市議選では、自民党系、公明党の与党が改選前の16人から17人に伸ばしたが、勝敗ラインの過半数に届かず、野党と勢力伯仲となった。自民党系会派や野党会派は過半数獲得を巡り、初めて議席を獲得した参政党の笠井氏に会派入りを打診。笠井氏は「保守的な価値観や考え方が近い。参政党の政策とぶれることなく、協力関係をつくりたい」とし、自民党系会派に入ることを決めたという。
 今津市長は安定した市政運営が可能になり、自民党の市議は「過半数を取れたのは大きい。今までの議会運営とは変わる」と強調。立憲民主党の市議は「厳しくなった。チェック機能を果たしたい」と警戒する。
 改選後初の臨時市議会は19日開会し、議長選が行われる。自民党系会派からの選出が有力で、元議長の安田佳正氏と福居秀雄氏らの名が浮上している。(和泉優大、佐藤愛未)

1593OS5:2023/05/15(月) 02:43:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844983/
自民会派、知事と協調継続 議長候補に冨原氏 対抗馬に票4割
2023年5月12日 21:29(5月13日 02:02更新)
 道議会の自民党・道民会議(54人)が議長候補に選んだ冨原亮氏(50)=函館市=は、党道連幹事長を務めるなど道内自民の「主流派」で、鈴木直道道政との協調路線の継続を基本的に選択した結果といえる。ただ、一騎打ちとなった松浦宗信氏(68)=根室市=にも4割近い票が流れた。道政与党として、道との対立を表面化させないこれまでの会派運営からの転換を求める声の表れとの見方も出ている。
 冨原氏は34歳で道議に初当選し、道議会や党務で要職を歴任。先の道議選では渡島管内から函館市(定数5)に選挙区を移し、5回目の当選を決めた。
 昨年9月の定例道議会の一般質問では、まだ2期目の出馬表明をしていなかった鈴木知事に「出馬表明がなされると確信しており、多くの道民も待ち望んでいる」とエールを送る場面も。道議の中では知事に近い存在とされ、支持した中堅道議は「自民側の声を届けつつ円滑な道政運営ができる」と語る。
 今回の議長候補選では「大本命」(自民道議)と目されており、33票を得た一方、松浦氏も21票を獲得した。松浦氏を支持した有力道議は「与党であっても、わが会派には今の道をもっと厳しくただす姿勢が必要だ」と注文する。背景には、知事の道政運営を批判する場面が少なかった会派の姿勢への不満も見え隠れする。
 議長の人選が重視されるのは、首長と議会の二元代表制のもとで、知事と並ぶ北海道の「顔」として強い影響力を持つからだ。報酬も議員より高く、道の政策決定や人事にも影響を与えることがある。また、道と事前に質疑応答をすり合わせる「答弁調整」をはじめ、道民との距離が指摘される道議会の改革を主導する役割も担う。
 冨原氏は12日、議長候補に選ばれたことについて記者団に「重く受け止めている。果たさなければならない役割の重要性を改めて認識している」と述べた。2期目を迎えた鈴木道政への監視機能をどう高めていくのか、道民により開かれた議会への改革にどう取り組むのかが注目されそうだ。(金子俊介、小宮実秋)

1594OS5:2023/05/15(月) 21:53:22
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20230514/7000057526.html
石狩市長選挙 現職・加藤龍幸氏が新人2人抑え2回目の当選
05月14日 22時41分

現職に新人2人が挑んだ石狩市の市長選挙は14日に投票が行われ、無所属の現職、加藤龍幸氏が新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。

石狩市長選挙の開票結果です。
▼加藤龍幸(無所属・現)当選 1万3769票
▼安田秀子(無所属・新) 3475票
▼岩渕勉(無所属・新) 3191票
任期満了に伴う石狩市長選挙は現職の加藤氏が環境保護団体代表の安田氏と元石狩消防署課長の岩渕氏の新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。
投票率は43.65%で、これまでで最も低かった前回・4年前の50.37%を6.72ポイント下回り、過去最低となりました。
加藤氏は札幌市出身の67歳。
道職員を経て2007年(平成19年)に石狩市役所に入り、市長政策室長や企画経済部長を務めたあと、前回の選挙に立候補して初当選しました。
加藤氏は「国の指定を受けた『脱炭素先行地域』として、再生可能エネルギーの利用拡大や関連産業の誘致に力を入れるとともに、子育て支援の強化や高齢者の生活を支える公共交通の拡充にも取り組みたい」と話しています。

1595OS5:2023/05/16(火) 22:42:32
定数11に対し12人立候補。→1人だけ落選
TOP当選者が町長選へ出馬。
落選した一人が繰り上げ当選。なんだ!?と思ったら
町長が亡くなったから 急な選挙なのね


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/846681

辞職受け、繰り上げ 羽幌町議に金木氏
2023年5月16日 22:10
 【羽幌】町選管は16日の選挙会で町長選(23日告示、28日投開票)出馬に伴う森淳氏(70)の町議辞職に伴う欠員補充のため、公職選挙法の規定に基づき、4月23日投開票の同町議選で次点だった金木直文氏(65)=共産=の繰り上げ当選を決めた。当選証書も同日、付与された。金木氏は5期目。(竹内博)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/842700
羽幌町長選 前議長の町議が出馬へ

2023年5月8日 23:32

 留萌管内羽幌町の前町議会議長の町議森淳氏(70)は8日、北海道新聞の取材に対し、駒井久晃町長の死去に伴う町長選(23日告示、28日投開票)に立候補する意向を明らかにした。森氏は4月23日投開票の同町議選で当選している。町長選への出馬表明は森氏が初めて。


https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230420/7000056952.html
羽幌町の駒井久晃町長が死去
04月20日 20時01分

羽幌町の駒井久晃町長が、19日、札幌市内の病院で悪性リンパ腫のため亡くなりました。69歳でした。

羽幌町によりますと、駒井町長は3月13日から札幌市内の病院に入院したあと4月に入って、一時、退院し、公務に復帰しましたが、4月7日に再入院し19日に亡くなったということです。
羽幌町出身の駒井町長は平成7年から町議会議員を務め、5期目の途中で辞職して平成26年の町長選挙に立候補して初当選し、3期目の任期途中でした。
当面、鈴木典生副町長が町長の職務を代行するということです。
駒井町長の死去は4月23日までに職務代理者から羽幌町の選挙管理委員会に通知され、後任を選ぶ選挙は選挙管理委員会が通知を受け取ってから50日以内に行われるということです。

1596OS5:2023/05/17(水) 21:18:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/eefe0812c960f5cdef565e9f085815a696dcac99
立憲民主党道連 逢坂代表 辞意表明一転 来月の任期切れまで続投表明 任期後については「否定的な思い」
5/17(水) 21:12配信


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HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 辞意を表明していた立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、党内での慰留などを受けて来月の任期切れまで続投すると表明しました。

 立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、先月の北海道知事選で推薦した候補が現職に大敗したことなどを受けて、「責任を取る」として辞意を表明していました。
 17日に国会内で報道陣の取材に応じた逢坂代表は、道内選出国会議員全員から慰留の文章を受け取ったことや、13日に行われた道連の常任幹事会で、選挙の総括を先にするように求められたことを受け、「(来月の)任期いっぱいで選挙総括を行う。
 そこまでは道連代表を継続する」と述べました。
 逢坂代表の任期は、来月の道連大会までとなっており、その後の続投については「責任があるということは痛感してますので、私としてはその後を続けるということについては、否定的な思い」としています。

HTB北海道ニュース

1597OS5:2023/06/06(火) 08:12:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/856373
美唄市長選、現新一騎打ち 市議選も選挙戦に
2023年6月4日 17:15(6月4日 20:29更新)

 【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は4日告示され、いずれも無所属で、自民党美唄支部が推薦する新人の元病院職員桜井恒氏(39)と、再選を目指す現職板東知文氏(70)=届け出順=が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。同日告示の市議選は定数14に対して現職8人、元職1人、新人7人の計16人が出馬し、選挙戦が確定した。各候補者は市内各地を回り、人口減対策やまちの将来像について語り、支持を訴えた。11日の開票まで1週間にわたり舌戦が繰り広げられる。(横田望、三浦高志)
■生活守ること最優先 桜井恒氏(39)=無所属・新人
 桜井氏は午前8時すぎに西1南2の後援会事務所で出陣式を行い、集まった支持者約150人と必勝を祈願。その後JR美唄駅前に移動し、第一声を上げた。
 「市民一人一人から物価高や除雪、子育ての苦労など多くの悩みを聞いた。最優先すべきは皆さまの生活を守ること」と述べ、全市民への1万円給付、福祉除雪の条件緩和などに取り組むと主張。北海道せき損センターの市外移転の可能性が出てきたことにも触れ「もし移転しても暮らしを守る医療ができるよう、市立病院の中身を早急に変えなければならない」とした。
 また財源として現在実施中の事業の優先順位を見直すとし、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の改修などについて「資材高騰の状況下で行う必要はあるのか」と指摘。「美唄の未来を支える子供たちへの投資にも取り組んでいく。そんなまちづくりをぜひ後押ししてほしい」と訴えた。
 その後、支持者らと握手を交わし選挙カーで出発。市内各地で遊説した。
■市街地再開発目指す 板東知文氏(70)=無所属・現職
 「1期目の成果を踏まえて、美唄に暮らす喜びと誇りをつくりあげる決意を新たにしている」。板東氏は午前9時ごろ、約150人の支持者らが集まる中、大通西1南1の事務所前で第一声を上げた。
 板東氏は、ふるさと納税寄付額が4年間で約18倍の18億円に増加したことや、全道に先駆けて地域包括ケア推進条例を制定したことなどを実績として挙げた。建て替え工事中の市立美唄病院は、完成後も人口減や高齢化の状況によって病床数や機能の見直しを段階的に行う計画で、板東氏は「国からも高い評価を受けている」と強調した。2期目に向けては、市内での日本語学校の開設や中心市街地の再開発などを掲げた。
 地域の中核的病院の北海道せき損センターが市外への移転を含めた建て替えを検討していることに関しては「美唄での建て替えを地域の基本的な考え方として対応していく」と訴えた。
 その後、峰延や東明など市内各地を選挙カーで回り、支持を呼び掛けた。

1598OS5:2023/06/13(火) 19:51:19
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1599OS5:2023/06/13(火) 19:53:22
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-860454.html
初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す
2023/06/12 23:00北海道新聞

初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す

当選が決まり、支持者と万歳三唱する桜井恒氏(右)=11日午後10時55分ごろ、西1南2の後援会事務所

(北海道新聞)

 【美唄】11日投開票の美唄市長選は、新人の桜井恒氏(39)=自民党美唄支部推薦=が、再選を目指した現職板東知文氏(70)との一騎打ちを1131票差で制し、初当選を果たした。選挙期間中、両陣営ともに「現職有利」との見方を示していたが、桜井氏は知名度不足解消に向け、多くの市民と対話を重ねる選挙戦を展開。若手農業者を中心に支援の輪が広がり、市勢に漂うとされる閉塞(へいそく)感打破を39歳に託す結果につながった。...

1600OS5:2023/06/20(火) 21:46:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863610/
自民道連が新体制発足 中村裕之会長で早期決着 衆院選へ問われる手腕
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2023年6月18日 19:51(6月18日 22:40更新)
自民党道連は18日、札幌市内で定期大会を開き、中村裕之衆院議員(62)を正式に会長に選出した。前回2021年の会長選びは内部対立に発展したが、今回は衆院選対応を急ぐ事情もあり、早期決着で新体制を発足させた。
 大会では衆院選候補となる支部長の不在が続く道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)、道8区(渡島、檜山管内)の支部長選定を急ぐなど23年の活動方針も決定。中村氏は「次の解散総選挙で必ず勝利し1人でも国会議員を増やす」と決意を述べた。
 中村氏は道4区(札幌市手稲区、西区の一部、石狩市、後志管内)選出の4期目で、農林水産副大臣などを務めた。任期満了で退任した前会長の伊東良孝衆院議員の後任。13日の道内関係国会議員会合で内定していた。任期は25年6月まで。
 中村氏に円滑に決まったのは内部対立を回避した結果だ。前回の会長選びは東京五輪・パラリンピック組織委員会会長就任のため道連会長を退いた橋本聖子参院議員の後任選びが紛糾、3カ月近く会長不在が続いた。今回は通常国会中の衆院解散論も浮上する中で選考が行われ、選挙態勢の構築を急ぐ流れとなった。
 武部新衆院議員(52)と高橋はるみ参院議員(69)の名前も挙がったが、伊東氏や橋本氏が水面下で調整し、衆院議員であることや当選回数、年齢、経験を重視する方針を確認。中村氏は武部氏と同期だが年長で、異論は出なかった。
 道連会長は従来、当選回数などに基づく持ち回りや会長経験者らの協議で決まるのが慣例だった。選考基準が不明確なことが前回の混乱を助長した面もあり、中村氏は大会後、基準をより明確化する必要があるとの認識を記者団に示した。
 中村氏は道議経験もあり「国政選挙で道議と連動しやすくなる」との期待が道連内にある。前回衆院選小選挙区で立憲民主党の新人候補に僅差に迫られた経過もあり、全道の選挙態勢と自身の足場固めの両立が課題となる。(金子俊介)
首相、解散時期探る 改造後の秋なら「増税隠し」の批判も

1601OS5:2023/06/20(火) 21:47:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863056/
自民 道8区応募ゼロ 公募残り1週間、7月1日に選考委
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2023年6月16日 22:16
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 自民党道8区支部は23日締め切りの支部長公募を経て、7月1日に選考委員会を開く予定だ。だが応募は今のところゼロ。党関係者が出馬を打診した女性著名人も固辞した。選考は難航する可能性がある。
 支部長は次の衆院選の候補予定者になる。支部幹部によると女性1人から意欲が伝えられたが応募に至っていない。支部内では複数の女性著名人の名前が浮上したが、出馬の意向がないことを確認したという。
 公募は5月29日に開始し、選挙区内で党員50人を含む200人の推薦が条件。選考では女性候補や若さを重視するとした。昨年10月の公募の条件は党員25人を含む50人の推薦だったため、厳格化が影響しているとの見方もある。
 「有力候補がいなければ党本部に委ねることもあり得る」(有力経済人)との声も出る。
 道8区では自民党の前田一男氏(現道議)が立憲民主党の逢坂誠二氏に3連敗している。(宮木友美子、芝垣なの香)

1602OS5:2023/07/10(月) 19:53:14
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1603OS5:2023/07/27(木) 16:14:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/882713/
パワハラ問題、現職に逆風 2023北見市長選 立憲・労組から批判噴出 保革相乗り見通せず
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2023年7月24日 21:51
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北見市
北見市
 9月3日告示、10日投開票の北見市長選を巡り、市職員によるパワーハラスメント(パワハラ)問題が現職陣営の逆風となっている。市職員出身の辻直孝市長を1、2期目とも支えた立憲民主党や労働組合では、辻氏への批判が噴出。自民党も一枚岩ではないため、過去2回の市長選のように保革相乗りの「オール北見」の支援を取り付けられるか見通せない情勢だ。
 「パワハラ問題が解決していないのに、評判の良くない辻市長になぜ党として乗っかろうとするのか」。23日、市内で開かれた立憲民主党道12区総支部定期大会。一般党員からは辻氏への支持見合わせを求める声も上がった。
 同党北見支部長を務める鈴木一磨道議(北見市選出)は「立憲として(辻氏と)どう対峙(たいじ)するかは決めていない」とし、パワハラ問題も含めて辻市政を総括する必要があると説明。その上で、「雲行きが怪しく、『オール北見』にならない可能性もある。『辻氏でいいのか』という議論をしなければならない」と現職陣営との距離感をにじませた。
 2015年の前市長の急死を受け、辻氏の初当選時は自民系や民主(現・立憲)系を含めた保革相乗りが実現。19年もオール与党態勢で再選を決めた。立憲民主党の支持母体の連合北海道北見地区連合会は15年と19年の市長選同様、辻氏支援に前向きな姿勢を示してきた。
 ただ、連合北見には市職員労働組合も含まれ、パワハラ問題発覚後、市の対応を疑問視する組合員も少なくない。立憲系のある市議は「党として自由投票もあり得る」と指摘。市職員出身の辻氏にとって、いわば「身内」から厳しい声が上がっている状況だ。
 パワハラ問題に加え、ともに市議会の最大会派である連合・立憲系の「市民・連合クラブ」と船橋賢二道議(同市選出)を支持する「次代」に対し、3選出馬の根回しが不足していたとされ、不満が渦巻く。ある立憲関係者は「このままだと現職を応援するのは(自民党の)武部新衆院議員の陣営だけになるのでは」との観測も漏れる。
 ただ、別の立憲関係者は「立憲から市長選に候補を立てれば、連合の顔をつぶすことになる」と懸念。辻氏への対抗馬擁立は難しく、対応に苦慮している。(山田健裕)

1604OS5:2023/07/27(木) 16:15:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/876230/
北見市長選 船橋陣営候補擁立に含み 説明会に4陣営 保守分裂の可能性も
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2023年7月11日 22:44
北見市
 9月10日投開票の北見市長選まで2カ月を切り、市選管は今月11日、立候補予定者向けの説明会を市役所で開いた。既に立候補を表明している現職の辻直孝市長、2期8年間にわたり辻市政を支えてきた自民党の船橋賢二道議(北見市)、共産党北見地区委員会の各関係者と、氏名非公表の1陣営の計4陣営が出席した。保守系候補を一本化してきたこれまでの構図から一転し、保守分裂選挙となる可能性も出てきた。
■現職・辻氏との溝表面化
 11日の説明会後、船橋道議後援会の渡部徳章幹事長は北海道新聞の取材に対し、「立候補者を出すか出さないかは検討中」と述べ、擁立に含みを持たせた。
 辻市長は6月28日、定例北見市議会代表質問で立憲民主党系の「市民・連合クラブ」の質問に答える形で、3選出馬を表明。新型コロナウイルス禍の収束を見据え、デジタル化や環境に配慮したグリーン化に力を入れることで、地方創生を推し進める考えを示した。
 前回、前々回の選挙と異なるのは、船橋道議との距離感だ。桜田真人前市長が任期途中で死去したことに伴う2015年の選挙では、「オール北見で支えられる候補」として辻氏に白羽の矢が立った。それ以来、船橋道議は、選挙運動に不慣れな辻氏を後援会メンバーが手伝うなど積極的に支えてきた。
 ただ、船橋陣営幹部が「2期目の4年間、市長からほとんど連絡がなかった」と不満を漏らすなど、溝が少しずつ表面化。6月中旬に北見市内のホテルで開かれた船橋道議の政経セミナーに辻市長の姿はなく、浅野目浩美副市長が代理で出席。その後、辻市長と船橋道議に加え、両者の後援会幹部を交えての話し合いが行われたが、不調に終わった。
 一方、辻市長は地元選出の自民党の武部新衆院議員と近く、保守系は一枚岩ではない。衆院解散・総選挙の日程も見通せない状況で、自民党関係者からは「辻氏は混乱していた市政を立て直した。船橋道議が新たな候補者を立てれば、自民党の分裂は避けられない」と懸念の声が出ている。(水野薫)

1605OS5:2023/08/11(金) 23:00:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/5611871d4c18ccce01945ac6ca72344acf185869
北海道北見市パワハラ問題 第三者委設置へ 市長が対応一転
8/11(金) 13:15配信

北海道新聞
一連のパワハラ問題を受け、陳謝する辻直孝市長(中央)

 【北見】北見市の辻直孝市長は10日の記者会見で、市職員が2022年にパワーハラスメント(パワハラ)被害を市に申し立てた際、窓口の職員課長が取り下げを促していた問題について、事実関係調査のため第三者委員会を設置する考えを明らかにした。

 先月の会見では市内部での調査にとどめ、第三者による調査を否定していたが、同問題に対する市長の対応の鈍さに市議会などから批判の声が相次いだ。この日は「市民に心配と迷惑をかけた」と初めて陳謝し、「市内部での確認にとどまらず、第三者委員会に委ねることが適当と判断した」と説明した。

 第三者委員会は、弁護士や社会保険労務士、臨床心理士ら4人程度で構成し、9月にも初会合を開く。調査は、職員課長の取り下げ行為の有無のみを対象とする。調査結果の公表方法や時期は、委員会の判断に任せるとした。

 申立書などによると、職員5人は役職が上の男性職員から頭をたたかれるなど約30件のパワハラを13〜22年に受けた。当時の職員課長が同2月に申し立て内容を聴取した際、「申し立てをやめないか」と取り下げを促した。

1606OS5:2023/08/29(火) 07:26:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
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2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1607OS5:2023/08/29(火) 07:28:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
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2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1608OS5:2023/09/17(日) 09:53:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f00d97a07cf1d53c57789c36059f5f0c89cca37
函館・大泉市長、目立つ自民との接触 選挙支えた立憲困惑 次期衆院選の対応は?
9/16(土) 6:01配信
北海道新聞
大泉潤・函館市長

 4月の函館市長選で立憲民主党の支持を受けた大泉潤市長が、自民党の議員や関係者と接触する場面が目立っている。市長選で大量得票した大泉氏が次の衆院選道8区(渡島、檜山管内)でどう動くのか、両党関係者が注視する。


 大泉氏は1日、自民の牧島かれん前デジタル相と市役所で意見交換した。自治体トップと与党国会議員の面会は珍しくないが、波紋を広げたのは、7月に自民の道8区候補予定者に決まった向山(むこうやま)淳氏(39)が同席したからだ。立憲現職の逢坂誠二氏(64)の周辺は「驚いた。市長はなぜ部屋に通したのか」といぶかる。

 市長選で大泉氏は自民、立憲、公明の3党に推薦を要請したが、自公は対抗馬の工藤寿樹前市長を推薦。立憲は大泉氏を支持し、選挙戦を組織面で支えた。大泉氏は7月、立憲道8区総支部の大会で「意見をいただきながら、まちづくりを前に進めたい」とあいさつし、一定の配慮は示す。

 だが大泉氏は今夏、自民の森山裕選対委員長(当時)と水面下で面会。最近も交流サイト(SNS)に、菅義偉前首相に漫画「ゴールデンカムイ」のグッズを贈る写真を載せた。大泉氏はハードルが高いとされる新幹線の函館駅乗り入れを掲げており、市幹部は「実現に向け政権与党と人脈を築くのは当然」と説明する。

 道8区は、党代表代行の要職も務める立憲の逢坂氏が3連勝中だが、今回は激戦になるとの見方があり、同党内には大泉氏の応援に期待する声がある。一方、自民の地元支部幹部は「市長とは距離が縮まっている。両陣営に五分五分で応援してくれればいい」と話す。

 逢坂氏、向山氏ともSNSに大泉氏と一緒に収まる写真を投稿するなど、駆け引きは事実上始まっている。大泉氏は8月の記者会見で、次の衆院選で立憲を応援するか問われ「私は無所属で立候補した。市民党という言葉が一番合う」とかわした。

1609OS5:2023/11/06(月) 23:20:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/935668/
札幌市議会「維新・大地」分裂へ 鈴木宗男氏の維新離党受け 代表が1人会派に
会員限定記事
2023年11月2日 20:31(11月2日 21:25更新)
 地域政党・新党大地代表の鈴木宗男参院議員が日本維新の会を離党したことなどを受け、札幌市議会の会派「維新・大地」の脇元繁之会長は2日、市役所で記者会見し、日本維新の会を離党し同会派を抜けて一人で活動すると発表した。同会派は残る4人が会派名から「大地」という文言を削除した上で活動を続ける方針で、「維新派」と「大地派」で分裂する。
 同会派の所属議員5人は4月の市議選で、維新の公認を受けて初当選。脇元氏ら4人は、新党大地の推薦も受けた。脇元氏は鈴木氏の私設秘書を務めており、2日付で離党届と会派離脱届けを提出。離党の理由については会見で「鈴木氏の離党が大きな要因。維新の政策を全て否定しているわけでない」と説明した。
 一方、鈴木氏が離党後、自民党を支援する考えを示したことなどを理由に、同会派は会派名に「大地」を含まない名称に変更することを決定。新たな会派名は近く決定する。1人会派の道議会は名称の継続を決めている。(蒲生美緒)

1610OS5:2023/11/06(月) 23:21:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/927973/維新の会 鈴木宗男氏と対決色鮮明 構図変わるか<フォーカス>
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2023年10月19日 23:32(10月20日 14:44更新)
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 日本維新の会が次期衆院選に向け、道内全小選挙区での主戦論にかじを切った。維新道総支部の前代表だった鈴木宗男氏は自民、公明両党との協力関係から候補擁立を一部の選挙区にとどめていた。政権との対決姿勢を強める党本部にとっては「足かせ」が取れた形と言える。野党第1党を狙う維新の動きは選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、道内与野党は警戒する。
 「党勢拡大するのは選挙しかない。人材がいれば支部長に選任していきたい」。井上英孝新代表は19日、札幌市内で記者団にそう強調し、道内全小選挙区に候補を立てることで比例代表道ブロックの票を掘り起こす意欲を示した。前身の旧維新の党が2014年衆院選で得て以来となる道内議席の獲得を目指す。
 道内の維新は20年3月の総支部設立以来、党本部から大きな裁量を与えられた鈴木氏が、古巣の自民党に一定の配慮を示しながら各級選挙に臨んできた。鈴木氏は21年衆院選、22年参院選で自身が代表を務める地域政党・新党大地として一部の自民候補を推薦するなど、岸田文雄政権と距離をとる馬場伸幸代表ら執行部とは異なる動きを見せてきた。党としては鈴木氏が去ったことで、道内でも自民を含む各党との対決姿勢をアピールしやすくなる。
 鈴木氏は維新から出馬した19年参院選比例代表で道内9万4千票を集めたが、維新が全国で躍進した21年衆院選では比例代表道ブロック(定数8)の党の得票が21万5千票と目標の25万票に届かず自民、立憲、公明に議席を押さえられた。
 鈴木氏の与党寄りの言動が改革政党としての維新への追い風を道内では弱めた可能性もあり、鈴木氏の離党は維新にとって功罪両面がありそうだ。井上氏は「維新らしさを道民に理解してもらい、応援してもらうチャンスだ」と訴える。
 維新本部は従来、大阪都構想への協力を得るため公明現職のいる選挙区への擁立を避けてきたが、都構想の頓挫や統一選での伸長を経て対公明の方針も転換。衆院選に向け対抗馬の擁立に動く中、全国で唯一、空白だったのが道10区だった。鈴木氏は道総支部代表在任中の9月、同区の公明現職に大地として推薦を出しており、維新にとっては鈴木氏の離党で候補擁立のハードルが下がった。
 与野党は影響を注視する。21年衆院選の投開票日に北海道新聞が行った出口調査によると、維新が候補を立てた道1〜3区では自民支持層の10%前後が維新候補に投票したと答え、立憲支持層で維新に流れた3%前後より多かった。
 今後の候補擁立作業が未知数なこともあり、自民道連幹部は「自民票がどれだけ流れるのかは読めない。静観するしかない」と様子見の構え。立憲道連幹部は「自民と保守票を取り合ってくれれば良いが、野党票を奪われる可能性もある」とし、21年選挙に比べ政権批判票の争奪戦が激しくなることを懸念する。
 大阪を拠点に道総支部を率いることになった井上氏は鈴木氏との関係について「党勢拡大を最優先に考えたい」としつつ「さまざまなやりとりがないわけではない」と連携の可能性を否定しなかった。札幌市議会と道議会の会派名「維新・大地」の名称をどうするかも所属議員の意向を尊重するとし、鈴木氏との決定的な対立は控えている。1人会派の道議会は名称継続を早々と決めており、鈴木色は一定程度残りそうだ。(金子文太郎、金子俊介)

1611OS5:2023/11/06(月) 23:26:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/930508/
<知事近影 2期目半年>上 鈴木流PR戦略岐路 敏感に世論察知し発信
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2023年10月24日 23:39(10月25日 09:49更新)
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 17日、首相官邸。報道陣のカメラのフラッシュの先に、オホーツク産ホタテの刺し身を岸田文雄首相に勧める鈴木直道知事(42)の姿があった。「国会も始まるので、いっぱい食べていただいて」。政治日程に絡めて栄養価の高さをPRし、首相は「もう1個食べていい?」とお代わりしてみせた。東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国による禁輸措置の影響が深刻化する中、漁業者支援を訴える姿が全国に報じられた。
 「セットしていただけませんか」。オホーツク、宗谷管内を地盤とする自民党の武部新衆院議員(道12区)を通じ、首相との面会の設定に動いたのは知事自身だった。9月にはラピダス(東京)の次世代半導体工場起工式に出席するため千歳市に入った西村康稔経済産業相にも直接持ちかけ、共に試食する場を設けた。
 新型コロナウイルス対策の独自の緊急事態宣言をはじめ、世論に敏感に反応した発信で支持を集めてきた知事。自民、公明両党の推薦を受け、4月の知事選で再選を果たしてからもその手法は健在だ。
■リスク及ぶ案件とは距離
 一方で、リスクを感じ取った案件から距離を取る如才なさもうかがえる。
 札幌市の秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が2030年冬季五輪・パラリンピック招致断念を発表した11日夕。知事は知事室前に報道各社を集め「協力してきた自治体や関係者、市民や道民に丁寧に説明してほしい」と札幌市に注文を付けた。
 冷淡とも取れるコメントに、札幌市役所ではさざ波が立った。知事はもともと招致を公約に掲げて19年に初当選し、市、道、経済界など各界を挙げて機運醸成に取り組むプロモーション委員会の副会長に22年春に就任。札幌市とは運命共同体であるはずだった。東京五輪の汚職・談合事件で招致への支持が低迷する中、「このまま機運醸成を進めるのは難しい」と慎重姿勢に傾斜。「機を見るに敏」な面に接した市幹部はこう感じたという。「うまくいかなければ突き放すのか」
 五輪だけではない。知事選ではラピダス誘致を自身の実績として前面に出したが、再選後、多額のインフラ整備費や建設人材不足による札幌駅前再開発への影響、道央一極集中などの課題が指摘されると「実績アピールは極端に減った」と複数の道議は話す。
■ラピダス電力・原発 難題
 今後、北海道全体の懸念事項となりかねないのが、ラピダスが必要とする膨大な電力だ。27年の工場本格稼働後は全道の電力使用量の1〜2割を占めると予想される。知事が賛否を明らかにしていない北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働を後押しする一因となり得る。どう賄うべきかの認識を記者会見で問われると「ラピダスと電力事業者で協議が行われていると考える」と深入りを避けた。
 8月、自民党本部で開かれた道内選出議員との意見交換。道連の新会長に就任したばかりの中村裕之衆院議員が、知事にこんな言葉をかける場面があった。「経産省の期待に背くことはないと思っていますよ」
 中村氏は泊原発が立地する後志管内を中心とする道4区の選出。早期再稼働を進める立場で、同管内寿都町、神恵内村での「核のごみ」最終処分場選定に向けた文献調査の概要調査移行にも前向きだ。いずれも知事がラピダスのインフラ整備などで支援を求める経産省の所管案件であることが、一つの臆測を呼んでいる。
 原発再稼働、そして知事が道の核抜き条例を根拠に反対する概要調査移行を巡り、政府・与党が圧力を強めるのではないか―。
 経産相時代にラピダス設立に関わった自民の萩生田光一政調会長は今月の札幌市での講演で、同社の千歳進出について「北海道がいいということで知事とも相談し、誘致を宣言してもらった」と自身の関与に言及した。「貸し」を示唆するような萩生田氏の言動に同党道議は「原子力政策でねじ込まれそうだ」と漏らす。
 「概要調査に進むのは反対。その姿勢は特に変わっていません」。知事は18日、ラピダス支援を含む補正予算要望で経産省に西村氏を訪ねた後、記者団に強調した。ただ、知事がぶれない姿勢をアピールしても、巨大な国家事業を取り巻く関係者の受け止めはさまざまだ。自民の道内選出国会議員はこう話す。「『核抜き条例があるから反対』と言うが、解釈次第でなんとかなるということもある」(金子俊介)

1612OS5:2023/11/06(月) 23:27:23


 巧みなパフォーマンスで民意を引き寄せ、全国区の知名度を築きつつある鈴木直道知事。2期目の任期は23日で半年がたち、核のごみ反対やラピダス誘致など自ら発した言葉の責任を問われる場面が増えてきた。市町村や道議会、国などの複雑な利害関係をどう調整し、広域自治体の長としての役割を果たそうとしているのか。現在の姿を追った。=2回連載します
■SNS戦略使い分け インスタで私生活、政治的主張少なく
 発信力が武器の鈴木直道知事は、交流サイト(SNS)の使い方も特徴的だ。政治家が主に利用する短文投稿サイトX(旧ツイッター)では他記事の転載をはじめ淡泊な内容が多い一方、若者や芸能人が好んで使う写真共有アプリ「インスタグラム」ではプライベートの様子を公開するなど、力の入れようが際立つ。いずれも道政課題や政治的主張に踏み込む投稿は少なく、イメージ戦略を意識しているようだ。
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日

 Xは、米国のトランプ前大統領(フォロワー8750万人)や河野太郎デジタル相(同263万人)、大阪府の吉村洋文知事(同125万人)など国内外の政治家が意見発信ツールとして活用。時に過激な主張で論争の舞台になることもある。鈴木知事は2011年の夕張市長就任当時から旧ツイッターでの発信を行っており、新型コロナウイルス対策で道独自の緊急事態宣言を出した20年には1月から6月までの半年間にフォロワー数が6倍以上の17万人に急増した。
 21年ごろまではコロナ禍で消費が減った牛乳を飲む動画を公開したり、コロナ政策への理解を呼び掛けたりと独自色を出していたが、最近は道の公式Xや報道記事を転載する例が大半で、道の広報的な内容も多い。フォロワーはこの3年半、17万人で横ばいだ。
 反比例するように力を入れているのが、20年6月に始めたインスタグラムだ。写真と動画が中心で、2期目以降の総投稿件数は16日現在53件と、外部の書き込みを転載しているXの230件に及ばないが、愛犬と遊ぶ日常や、特産品を紹介する自身の姿を積極的に公開。フォロワーはこの2年で約8万人増の11万人に上り、都道府県知事では大阪の吉村氏の32万人に次ぐ。カメラ目線で自身の姿を前面に出す写真が多く、道議会では「まるでアイドルのようだ」との声も聞かれる。
 知事は20日の記者会見でSNSでの情報発信を「私自身が感じている北海道の魅力を発信しようということで始めた」とし、「いろいろな媒体があり、効果的に使うことが基本的な考え方だ」と、Xやインスタなど媒体ごとに発信の仕方を工夫していると説明した。
 千葉大大学院の関谷昇教授(政治学)は吉村氏らとの比較に基づき「より親近感を前面に出したイメージ戦略に映る」と分析。「『いいね』を付けられると民意を得た感覚になりやすいが、SNSの外側にある声に耳を澄まし対話する姿勢を欠かしてはいけない」と話している。(久保耕平)

1613OS5:2023/11/06(月) 23:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931828/
<知事近影 2期目半年>下 鈴木道政 働く遠心力
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2023年10月27日 00:10
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■医療大移転「報道で承知」
 13日に道庁2階で開かれた鈴木直道知事の定例記者会見。北海道医療大(石狩管内当別町)の北広島市への移転について、道が把握した経緯に質問が及ぶと、こう答えた。「概要は報道を通じて承知しました」
 同大のプロ野球北海道日本ハム「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)への移転検討が報じられたのは9月22日。大学側から当別町に事前協議は一切なかったが、知事も「寝耳に水」だった。副知事経験者の一人は「道の調査能力が落ちている。各部署にまたがることなのに、考えられない」と嘆く。
 人口約1万5千人の当別町にとって、約4400人の学生と教職員を抱える同大の存在は大きく、JR学園都市線の利用客数にも影響する。広域自治体の道は、移転構想を事前に察知した上で影響を分析し、対策を考えるのが本来の姿だ。
 道幹部は「みんなに隠していたんだから。ウチだけでなく、当別にすら、ずっとですよ」というが、関係者によると、JR側は事前に認識していたという。道庁内は移転判明後も関心を払う空気感に乏しい。同町関係者は「知事は元夕張市長で、小さいマチにいたのだから『当別は大変だろう』という思いに至ってほしかった」と打ち明ける。
■宿泊税 市町村と調整難航
 知事の公約で、道が導入を目指す法定外目的税「観光振興税」(宿泊税)では、市町村との調整が後手に回っている。
 道は9月、宿泊料金に応じて100〜500円とする「段階的定額制」を導入し、年60億円を徴収する案を有識者懇談会に提示。オブザーバー参加した札幌など7市は難色を示した。市町村にとって、道の課税額が多ければ宿泊者の負担感が強まり、上乗せしづらくなるからだ。
 税収の使途も理解を得られていない。観光ガイド育成などに充てる考えを示すものの、導入を検討する自治体幹部は、ガイドの必要性は認めた上で「人手不足の観光業界が望むのは旅館の従業員だ」と指摘する。
 宿泊税を巡る議論は、知事と自民党との微妙な関係も浮き彫りにする。
 「はっきりしないので再度伺います」。自民党・道民会議の太田憲之氏は4日の道議会予算特別委員会で、道が「段階的定額制」に決定したのかどうかを6回にわたり、再質問。知事が答弁に窮し、審議は度々中断した。
 自民は道と事前に質疑応答をすりあわせる「答弁調整」を行い、通常の委員会審議はよどみなく進む。この日は開会直前になっても道が曖昧な回答を続けていた。道政与党が表舞台で知事を追い込む展開に、有力道議は「知事と自民会派の距離を示す象徴的な場面だ」と解説する。これまでに知事自ら、自民が設置する宿泊税検討会の幹部らに根回しした形跡もないという。

1614OS5:2023/11/06(月) 23:30:15
■「国政転出」くすぶる臆測
 宿泊税に限らず、自民道議には知事への冷ややかな見方が広がる。2019年の知事選での自民内の対立がきっかけで生まれた知事との溝に加え、道議との関係構築に消極的なことに不満があるためだ。
 再選した今年4月の知事選の演説で、知事は道議選に立候補している自民候補の名前に触れることが少なかった。人気の高い知事が支援を口にすれば、追い風になる―。連携を期待した道議たちからは「せっかく支持者を集めてあげたのに」と恨み節が漏れた。
 知事が個別に関係を深める場面はまれで、道政課題に関する相談や根回しなどで腹を割って話した道議は少ない。複数の道議は「本音が分からない」「パフォーマンス重視だ」と口をそろえる。知事周辺はこう分析する。「関係が近くなって、しがらみができることを嫌がっている」
 市町村や道議会と距離がある中、道民からの高い支持という「一点突破」で道政に臨む知事。42歳という若さに加え、周囲との遠心力も相まって、周辺には「国政転出論」がくすぶる。菅義偉元首相という後ろ盾の存在もある。
 「知事、まだ間に合いますよ」。定例道議会が閉会した今月6日、知事と年齢が近い加藤貴弘道議(40)が、自民会派を訪れた知事に冗談で語りかけた。加藤氏は次期衆院選の公認候補予定者となる道1区の支部長に決まって間もない。知事は「何がですか」と苦笑いでかわした。
 道1区は無党派層が多く、14年以降、自民候補が連敗中。人気が高く、浮動票の取り込みが期待できる知事の出馬説がささやかれてきた。自民道連幹部も、道1区の公募があった6月、出馬の意向を直接確認。知事は否定したという。
 道内小選挙区の自民公認候補予定者は全て決定済み。同党では、小選挙区で落選し比例代表で復活当選できなかった場合でも再挑戦できるケースが多く、すぐに選挙区が空くとは限らない。
 知事職にとどまるか、国政転出か―。2期目始動直後でも、去就に注目が集まる知事。国政転出の意思を問う周囲にこう漏らした。「ないですよ、そんなの」。全国で2番目に若い知事として、今後どんなキャリアを歩むのかは見通せない。(金子俊介、小宮実秋)
賛否割れる課題、決断を 北海学園大・山本健太郎教授
 2期目就任から半年を迎えた鈴木直道知事の政治姿勢や課題について、北海学園大の山本健太郎教授(政治学)に聞いた。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。

1615OS5:2023/11/06(月) 23:30:30
知事は二つの政治家像を意識し、演出しているとみています。一つは新型コロナウイルス禍のような危機に強いリーダー、もう一つは個人の交流サイト(SNS)などで見せる親しみやすいリーダーです。こうした像は1期目前半である程度完成し、人気獲得に成功したと言えます。その力を使って、賛否の分かれる大きな決断や改革に踏み込むべきなのに、イメージ維持にきゅうきゅうとしているように映ります。
 2期目も、その傾向は変わりません。分かりやすく世論の支持を得られるような新たな発信材料を、常に必要としているのではないでしょうか。その例が、知事選でラピダス(東京)の次世代半導体工場誘致を訴えたことや、中国の禁輸の影響を受けている道内水産物の支援なのでしょう。
 ただ、そうした姿勢だけでは近視眼的になりがちです。ラピダスで言えば進出は入り口でしかありません。懸念を含め、北海道がどうなっていくか、長い時間軸で示さなければならない。膨大な電力需要が想定されており、全道の供給体制が問われています。単に再生可能エネルギーの推進を掲げるのでなく、北海道電力泊原発再稼働の是非を含めて語る責任があります。
 本来、広域自治体のトップには市町村や関係団体などの間で錯綜(さくそう)する利害関係の調整が求められますが、目立たない仕事だからか、対立を避けたいからなのか、知事はあまり重視していないように見えます。
 特に宿泊税での市町村との調整難航は、日常的な信頼関係を築けていないためでしょう。市町村が道を通さず国と直接やりとりをする「道庁スルー」の結果と言えます。北海道医療大の北広島移転を事前に把握できなかったのも、情報収集力の衰えが透けます。いずれも、道が財政難でも存在感を発揮できる分野です。
 今のままでは、明確な実績は乏しいと言わざるを得ません。いつか国政に転出するとしても、大勢の議員の中の1人になるわけですから、移り気な世論に寄り添う戦略のみでは先細りが懸念されます。
 脱炭素など国の方針をそのまま取り入れたような政策にとどまるのでなく、人口減など厳しさを増す北海道の課題に真摯(しんし)に向き合い、批判を受けても、政治家として自分が何をなしたいのかを示すべきです。(聞き手・金子俊介)

1616OS5:2023/11/06(月) 23:32:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931085/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊤ 脱工藤流 問われる統率力と自治
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2023年10月25日 21:42
 9月後半、函館市内の異業種交流会に招かれた大泉潤市長(57)は力説した。「古びた公共施設は、ほったらかし。除雪の状況や道路はボロボロ。10年前にふるさと納税を100億円集められていたら、そういう所に使えた。でも前市長は『何を返礼品にするんだ』と言っていた」
 工藤寿樹前市長との師弟対決を大差で制し、市長に就いてから10月27日で半年。138項目の公約のうち、補正予算で31項目に着手している大泉氏は「あんなに日程を入れなくてもいいのに」(市幹部)との声が上がるほど、さまざまな行事に顔を出す。講演依頼にも頻繁に応じ、いまだに前市政に言及する。
 工藤氏が大泉氏について「決断力がない」と周囲に語っていたのは有名な話だ。大泉氏はその工藤氏の市政運営を「政策が直感、その場限りのエピソードに端を発して発案されることがしばしばあった」と出馬会見で批判した経緯がある。
■政策を見直し
 市長就任から2カ月後、市は人口減少対策本部の初会合を開いた。8月には市長公約推進会議を設置。共に工藤市政にはなかった組織だ。選挙戦であえて掲げた「合理的根拠に基づく政策立案」の一環という。
 工藤氏の肝いりだった東雲広路(しののめひろじ)の再整備も当面見送ると決めた。棒二森屋跡地の新ビルに五つの公共施設を集約する方針も白紙にした。そもそも大泉氏が目玉政策とする新幹線の函館駅乗り入れは、工藤氏が実現性を完全否定していたものだ。
 「工藤さんのやり方を全部変えたいのだろう」(有力経済人)。今月上旬に函館商工会議所の久保俊幸会頭らと台湾を訪れた大泉氏は当初、通例だった大人数の訪問団方式にこだわらないと伝えてきたという。
 国を相手取って大間原発訴訟を起こした工藤氏は豪腕と呼ばれる一方、ワンマンとの評価も付きまとい、市民と距離が生まれたとされる。大泉氏は最近、学生や子育て中の女性との意見交換会を企画。全ての町会を回る考えも示す。フェローという新たな役職も設け、デジタルの専門家を委嘱した。「聞く耳を持つ」姿勢を強調するのは工藤氏へのアンチテーゼに見える。
■「人ごと」批判
 「徐々に自信をつけている」。半年間の市政運営についてこうみる道議もいれば「他を気にせず、もっと色を出せばいい」と語る支援者もいる。「大泉洋の兄」のネームバリューはなお絶大で、物腰の柔らかさも手伝い「つつがなく市政運営に努めている」というのが市民の平均的な感覚かもしれない。
 大泉氏周辺が「あれは危なかった」と振り返る出来事がある。市教委は今夏、バスの運転手不足で全小学校のプール学習を中止した。プールがある学校だけでも行うべきだとの意見が市議会で相次いだが、大泉氏の答弁は「市長部局のトップが介入するのはふさわしくない」。大きな批判にはつながらなかったが、自民党市議は「まるで人ごとだった」と疑問を呈す。
 自治の進め方にも注文がつく。道南の政党幹部は「市民を巻き込んだ議論の場で公約の進捗(しんちょく)を報告すべきだと助言した」というが、聞き入れられた形跡はない。
 市の元特別職も市民会議の設置を唱える。「部下に公約を検証させても査定は甘くなる。市民との意見交換はシナリオ通りに進みがちだ。見せかけだけの『脱工藤』では駄目だ」。大泉氏が目指す新たな市長像が、停滞するマチを変えられるのか問われている。


 大泉流とは何か、点検する。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当し、3回連載します)

1617OS5:2023/11/06(月) 23:33:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931733/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く
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2023年10月26日 21:30(10月27日 12:52更新) 「誰も置き去りにしない函館をつくる」。大泉潤市長の話は、時に立憲民主党の政治家の演説のようにも聞こえる。自民党のある道議は「大泉氏はもともと保守だ。選挙で野党を応援することはない」と願望交じりに語る。
 政策を見ると、新小学1年生への10万円給付といった再分配や、多様性を強調する姿勢はリベラル勢力の訴えと通底する。湯川団地唯一の銭湯を買い取り、市営で存続させたのも経済合理性にとらわれない判断だ。生活保護世帯の割合が高く、困窮者が多いとされる函館では理解を得られるスタンスだろう。
 一方、目玉に掲げる新幹線の函館駅乗り入れは、大型の公共事業そのものだ。市長就任当日、市のホームページのトップ画面から「大間原発建設の凍結を求める」とのバナーが消えたことにも、市民団体から懸念の声が上がった。最近はしきりに、ふるさと納税を創設した自民の菅義偉前首相を持ち上げ、森山裕総務会長ら有力者と面会する。
■公約は幅広く
 確かにリベラルや保守といった従来の尺度での軸は見えにくい。138項目に上る公約はもともと各界の要望を積み上げたといい、幅が広くて当然とも言える。市長選では立憲から支持を受けたが、工藤寿樹前市長を推薦した自民、公明を含む3党に、横並びで推薦を要請した経緯もある。
 大泉氏は7月、逢坂誠二衆院議員が代表を務める立憲道8区総支部の大会に来賓で出席し、こう訴えた。「立憲の主張がずっと前から実践されていれば、人口減少は緩やかで市民福祉も向上していた」
 今月18日の東京六大学出身者の会合では「函館にどんどん女性政治家が誕生することを期待する」とあいさつ。参加者の多くは、その場にいた向山淳・自民道8区支部長を意識した発言と受け止めた。このあと「衆院で働けるよう頑張る」と話した向山氏とは9月にも市役所で面会している。
■案外したたか
 立憲と自民の双方に配慮してみせ、記者会見での「衆院選で立憲を応援するか」との問いにも「私は市民党」と答えた大泉氏。「案外したたかだ」というのが道南の政界関係者の一致した見方になりつつある。「新幹線乗り入れでも補助金獲得でも国とのパイプが不可欠だ。立憲には最低限の義理を立て、政権与党と関係を築くということだ」。大泉氏周辺はこう解説する。
 意外なのは、市長選の見返りを求めていいはずの立憲の一部から「次の衆院選では自民さえ応援しなければいい」(市議)との声が上がることだ。抜群の人気を背景に大泉氏が主導権を握る構図になっている。
 今月2日、大泉氏は名産の柿のPRで市役所を訪れた奈良県五條市長に「女優の尾野真千子さんって名誉市民なんですか」と切り出した。五條市長が「そうなんです」と答えると「うちの弟と共演していて…」。その場は笑いに包まれた。
 「大泉の賞味期限は短いから」と周囲に語る大泉氏は土日も地域の小さなイベントに参加し、9月中旬には森町の「さわらふるさとまつり」でもマイクを握った。「大きな支持を得ただけに、失うのが不安なんじゃないか」(市幹部)。政治バランスと、求心力の源泉である人気の維持という二つの命題を抱える大泉氏は「市民の幸福度を上げる」との約束を果たせるだろうか。
<大泉市長が掲げる政策>
 第2子以降の保育料無償化/新小学1年に10万円支給/学童保育料の助成拡大/ヤングケアラー調査/公立はこだて未来大の授業料無償化/看護系大学・看護学部設置検討/がん検診無料受診の対象拡大/介護人材に奨励金/4年後にふるさと納税100億円/新幹線函館駅乗り入れの検討調査/企業誘致の強化/観光地域づくり推進法人(DMO)設立/総合ミュージアム開設/アーバンスポーツ普及・振興/放課後の無料学習支援/高齢者交通助成拡大/手話言語条例・障害者コミュニケーション条例制定(10月6日の道新函館政経文化懇話会での講演から)

1618OS5:2023/11/06(月) 23:34:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/932594/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊦こだわり 「新幹線」成否、命運握る
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2023年10月28日 09:24(10月28日 10:22更新)
 「新幹線って、どうなの?」。菅義偉前首相は9月、旧知の関係者に尋ねた。
 「新幹線」とは大泉潤函館市長が目指す新幹線の函館駅乗り入れのことだ。大泉氏は就任後、菅氏と少なくとも3回は面会。新幹線乗り入れについても理解を求めた。市長選で助言を受けた道外の元市長の紹介がきっかけだったが、菅氏周辺は「ここまで短期間で接近した政治家はいない。菅氏は大泉氏のことを気に入っているようだ」。
 菅氏は、運輸族だった小此木彦三郎元通産相の秘書出身。官房長官時代にJR北海道の再生に注力した。道南に親類もいる。官僚的な縦割り行政の打破を身上としており、菅氏が乗り入れに関心を抱いていると伝え聞いた霞が関関係者は「前首相はどういう意向なのか」と気をもむ。
 だが現時点では「できるわけがない」(道内選出国会議員)との見方が多い。大物とのパイプで一点突破を図ろうとするのは困難性が高い裏返しでもある。
 例えば、大泉氏が有望とみるフル規格の新幹線乗り入れは、新函館北斗―函館間のような在来線区間では異例だ。線路の拡幅だけではなく、車両の左右の間隔確保や電化対応の課題もある。新たなシステム導入が必要だと説明する関係者もいる。札幌―函館間が新幹線で直通となれば採算が取れるのでJRも運行を引き受ける―。大泉氏はこう期待するが、JR幹部は「利益など出ない」と話す。
■「調査は総意」
 市議会では自民党市議が乗り入れの調査費について「捨てるようなもの」と批判。5月の大泉氏との会談で乗り入れは困難と主張した久保俊幸・函館商工会議所会頭は、なお周囲に「新幹線は譲らない」と語る。
 ところが大泉氏は9月の経営者向けの講演で「地域活性化の目玉は新幹線一択」とむしろ踏み込んだ。別の会合では「議会でも『終わった話』という人がいるが、そういう人が一番危険。忘れさせようとしている」と語気を強め、10月の講演では「調査費を含む予算が全会一致で可決された。調査は市と市議会の総意だ」と強調した。
 温厚なイメージがある大泉氏だが、新幹線のことになるとトーンが上がる。「市長が言うのだからできるのだろう」と信じる市民も多く、支援者の一人は「大きく打ち上げただけに、断念となれば打撃は大きい。落とし所を柔軟に探ることも大事なのだが」と漏らす。
■見積もり焦点
 今後の焦点は市が実施している調査の結果だ。線路工事などを含む整備費について大泉氏は「2千億円なら大変だが75億や100億なら捻出する」と言及。鉄道関係者は「400億円程度はかかるだろうが、市の調査では低い見積もりになるのでは」と推測する。
 今月10日、函館港に係留されている青函連絡船「摩周丸」の関連行事。大泉氏は同席した島田修JR北海道会長に「この場で伝えることではないかもしれませんが、新幹線乗り入れの調査を始めることとなりました」と声をかけた。笑顔で話をそらした島田氏は2014年、菅氏主導の人事で社長に起用され、経営再建に苦心してきたその人だ。
 新幹線乗り入れに賭ける判断は正しいのか、実を結ぶのか。今後の大泉市政を左右することになる。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当しました)
<ことば>新幹線函館駅乗り入れの検討調査 大泉潤函館市長の公約で、補正予算に3700万円を計上。整備費や乗客数を試算し、収支を予測する。フル規格とミニ新幹線の両方を対象に課題も探る。第三セクターが線路などを維持管理し、JR北海道が運行を担う上下分離方式を軸に検討。在来線の存続も目指す。9月に千代田コンサルタント(東京)と調査の委託契約を締結。12月ごろ中間報告を行い、年度内に調査結果を示す。
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く

1619OS5:2023/11/08(水) 07:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c614b47ea9b6c03b61e0e292a520849ac6646
北海道苫小牧・岩倉市長倒れ意識不明 出張先の韓国・仁川空港
11/7(火) 23:53配信

北海道新聞
岩倉博文市長

 苫小牧市の岩倉博文市長(73)は7日夕、出張先の韓国・仁川国際空港で意識不明となり倒れた。苫小牧市によると、同日午後5時半ごろ同空港に到着し、入国審査前だった。空港外の病院に搬送され、同日午後10時現在、集中治療室(ICU)で手当てを受けている。脈と呼吸はある。

1620OS5:2023/11/09(木) 12:43:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef5253285c77a935072028075d66276495c879
北海道苫小牧市の岩倉市長、出張先の韓国で救急搬送
11/8(水) 10:28配信
産経新聞
北海道苫小牧市の岩倉博文市長=2021年9月(坂本隆浩撮影)

北海道苫小牧市の岩倉博文市長(73)が7日、出張先の韓国・仁川(インチョン)国際空港で意識を失って倒れ、同国内の医療機関に救急搬送されていたことが分かった。詳しい容体はわかっていないが、現在は集中治療室で治療を受けており、午後にも検査が行われる。

苫小牧市によると、岩倉市長は7日午後5時半ごろ、空路で到着したインチョン国際空港内で入国審査前の待機中に意識がなくなり倒れた。空港内のメディカルセンターに搬送され、呼吸と脈が戻ったことが確認された後、空港外の大学病院に救急搬送された。

岩倉市長は苫小牧港管理組合の管理者で、苫小牧港をPRするため7日から10日の日程で韓国の釜山などを訪れる予定だった。

岩倉市長は平成12年に衆院議員を務めた後、18年に市長選挙で初当選。現在5期目。

1621OS5:2023/11/09(木) 21:24:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/938353/
札幌市議会「維新・大地」 会派名「日本維新の会」に
2023年11月8日 23:18(11月8日 23:20更新) 市議会事務局は8日、市議会会派「維新・大地」が同日付で会派名を「日本維新の会」に変更したと発表した。会長には坂元倫孝氏が就任。同会派を離脱すると表明していた前会長の脇元繁之氏は、同日付で1人会派「大地さっぽろ」として活動すると同事務局に届け出た。(蒲生美緒)

1622OS5:2023/11/12(日) 10:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/827983d38c768b39b42811d84b55f1150a61dd7b
速報)出張先の韓国で倒れた苫小牧市岩倉博文市長 意思疎通できるまでに回復 帰国に向けて調整も
11/11(土) 15:32配信
STVニュース北海道

苫小牧市によりますと、出張先の韓国の空港で倒れ集中治療室で処置を受けていた苫小牧市の岩倉博文市長は、11日午後0時半現在、意思疎通ができるまでに回復したということです。

現在、ICUで治療を続けていますが、徐々に状態が安定してきており、帰国にむけて調整を始めているということです。

苫小牧市は、治療内容の詳細についてはご家族の心情を考慮し公表を差し控えるとしています。

岩倉市長は今月7日、出張先の韓国・仁川国際空港に到着後、入国審査を待っていた際に倒れ、意識不明の状態が続いていました。

苫小牧市は、心臓がけいれんして全身に血液を送れなくなる「心室細動」を起こした可能性が高いと現地の担当医師から説明があったと説明していました。

1623OS5:2023/12/11(月) 22:22:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951815/
<室蘭・年末回顧2023>三つどもえ市長選 青山氏4選 街を熟知、見せた執着心
会員限定記事
2023年12月11日 21:45
 室蘭市長選まで残り2カ月と迫った2月中旬。室蘭プリンスホテル(中央町)の大広間で、現職青山剛氏(46)の非公開の後援会が開かれ、市内の弁護士、芝垣美男さん(78)は約40人を前にこう話した。「市長の評判は良くない。タクシーに乗ればどの運転手も市長のことを悪く言う。今回は厳しい戦いになるだろう」。廊下から壁越しに芝垣さんが語るのを聞きながら、私はこれから始まる激しい選挙をどう取材したら良いか考えを巡らせていた。
■36年ぶり激戦
 市長選は青山氏と元市議小田中稔氏(60)、元道議川畑悟氏(52)が出馬し、36年ぶりの三つどもえとなった。4選を目指す選挙は、青山氏にとって最も大変な戦いになったと言える。
 2011年の初出馬から3期連続で青山氏を推薦してきた連合室蘭が推薦を見送った。傘下の市職員労働組合が、「現職にはリーダーシップがない」として組織内市議だった小田中氏を擁立したことが大きい。前回まで青山氏支持だった滝口信喜道議(76)=室蘭市=も「西胆振の中心を担う室蘭の市長として仕事を果たせていない」として小田中氏支援を打ち出した。
 一方、連合室蘭傘下最大の日本製鋼所室蘭と日本製鉄室蘭の両労働組合は青山氏を支持。企業城下町で2大民間労組が青山氏を推した影響は大きく、結果は青山氏1万5622票、小田中氏1万2733票、川畑氏6303票となった。
■「どぶ板」展開
 選挙戦を通じ、青山氏の選挙への並々ならぬこだわり、良い意味での執着心を感じた。選挙カーを追っていると、青山氏は窓から手を振る人がいれば車を降りて一軒一軒、ほぼ全て回った。選対メンバーが「足が筋肉痛でついて行けない」とこぼすほどだった。青山氏は、どこに誰が住み、地域の有力者は誰で、どんな話をしたら受けるか熟知していた。25歳で市議に初当選し、3度の市長選で培ったどぶ板選挙を垣間見た。
 青山氏の公約は財政安定化を中心に目玉政策は少なかった。市政運営では対立を避け、遺恨を残さないことを重視。勝因について確かなことは分からないが、選挙後の記者会見では、敗れた2氏の合計得票数が青山氏を上回ったことについて問われ、「他候補に入った票がすべて批判票だとは思わない」と述べた。
 「これからは、もっと強い市長でなければならない」。当選後、支援者がそう叱咤(しった)激励するのを見た。常日頃「リーダーシップがない」「決断力がない」などとの批判がつきまとう青山氏。市内の3総合病院の統合・再編や、給油所でのガソリン漏えい問題の収拾など課題は山積している。4期目の今こそ、独自色や指導力を発揮することを、市民は強く望んでいるに違いない。(古田裕之)


 今年も残すところ3週間。西胆振で起きた印象深いニュースや話題を、担当記者が思いを交え振り返る。(随時掲載します)

1624OS5:2024/01/18(木) 20:11:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0127bb05dbd35acbdb3d63dc3f26cc1699f1deef
8人中3人欠員の崖っぷち議会 補欠選挙どうなる? 地方議会の縮図がここに 町の政治の行く末は?
1/18(木) 19:26配信

HTB北海道ニュース

去年82歳の新人議員が誕生し、話題となった北海道の北竜町議会。その後、議員の定員8人のうち3人が欠けてしまい、崖っぷちに。急きょ行われた補欠選挙は、どうなったのか取材しました。

年の瀬の北竜町役場。この日、町議会議員補欠選挙の説明会が開かれました。それぞれ事情を抱えながら出馬を決めた、3陣営が集まりました。

選挙管理委員長:「今回、選挙すべき議員の数は、現在3人となっています」。

1人は、この2カ月前に亡くなった寺の住職の妻。檀家に後押しされて、立候補することに。

新人・林佳子さん(61):「以前からもう少し女性の方もなればいいのに、という外からの思いだった。自分でなるとは思っていなかったが、やってみようと決意した」。

こちらは、4期16年町議会議員を務め、副議長にもなったことがある農家の男性。

元職・沢田正人さん(68):「もう一度、以前のように町づくりに取り組んでみたいと思ったので出ることにした」。
記者:「もしも他に出る人がいれば自身は出なかった?」
沢田さん:「まあ、そうですね。いればね」。

どこか落ち着きのない、こちらの男性は…。

選挙管理委員長:「ネクタイしていると違和感がある。かっぽう着の方が…」。
男性:「割と似合っていると思っている」。

沖野学さん、50歳。町内で居酒屋を経営しています。

新人・沖野学さん(50):「意気込み?そうですね…。産業を盛り上げていきたいという意気込みですね。意気込みね…、はい」。

「ひまわりのまち」として知られる北竜町。その議会は去年、波乱の1年となりました。

佐野豊町長:「担い手がいなくなれば、自治は衰退し空洞化する。民主主義が機能しなくなるという恐れがある」。

去年2月の町議会議員選挙に出馬したのは定員8人に対し7人で、全員が無投票当選。町の歴史で初めて、議会に欠員が出ました。2人以上欠員が出ていたら補欠選挙になるところでしたが、82歳で初当選した議員が現れ、ギリギリ議会が成り立ってきました。ところが…。

故・松永毅議員(9期目・当時80歳):「年も年だからさ。いま辞めごろかなと元々考えがあった。(周りからの)要請で『出たら』と。ただそれだけ」。

後継者が見つからずに議員を続けていたベテランが、去年11月に他界。急きょ補欠選挙が行われることになったのです。さらに…。

前議長・佐々木康宏さん(67):「新たな北竜の将来に向かっての姿を、自分なりに描きたい」。

議員歴30年以上の議長が、来月行われる町長選挙への出馬を決め辞職。JA元幹部の男性もすでに立候補を表明していて、実に12年ぶりの町長選挙が見込まれています。

JAきたそらち北竜地区前代表理事・北清裕邦さん(62):「農業を一歩前進させたいという熱い思いを持って、立起を表明した」。

問題は、議員が3人欠けた状態の町議会です。議員の補欠選挙に出馬を決めた沖野さんは、高校を卒業してから料理人一筋で、政治経験はゼロ。それでも、地元商工会の副会長としての手腕を買われ、前の議長におよそ1年前から誘われていました。

新人・沖野学さん(50):「葛藤はあった。客商売をやっているので、議会が入った時には休むか、ちょっと遅れてしまうから『出来ない』と注文を断ることがあると思う。今まで通りの生活ができないんじゃないか、というのがあったので」。

議員のなり手不足は、北竜町だけの問題ではありません。去年4月の統一地方選挙で改選された道内100町村のうち、無投票だったのは48町村。このうち定員割れは、11町村に上りました。

出馬を阻む要因の一つには、地方議員の報酬の低さがあります。北竜町の議員報酬は月額17万7000円。税金などが引かれた手取りは、12万円前後です。

専門家は、選挙が無投票に終わることの問題点を、こう指摘します。

東北大学大学院・河村和徳准教授:「選挙の時に出てくる公約は、ある意味アイデア集。無投票ということは選挙戦が実質やられていないので、地域の課題は可視化する機会を失っている」。

1625OS5:2024/01/18(木) 20:11:38
補欠選挙の告示日。朝の段階で立候補の届け出をしたのは、説明会にも出席した3人。沖野さんの出陣式には、2人の子どもも駆けつけました。

新人・沖野学さん(50):「誰かがやってくれるであろうという思いを持っていた。後援会の皆さんがやってみろと言ってくれたおかげで、やっとまず一歩踏み出すことができた」。

支援者の前で、意気込みを語った沖野さん。出陣式を終えると…。

沖野さん:「これからちょっと仕事。仕出し(の予約)が入っていて、オードブルを作る。(当選したら)これもやりつつ議会もやりつつなので、うまく調節してやっていくしかない。やはり(報酬が)安いので、子ども2人育てるには議員専任というのはあり得ない話なので」。

他2人の候補者は…。

元職・沢田正人さん(68):「自分の政策を実現するには町長になるか議員になって一般質問するしかない。行政に関わっていた方が、いろいろな形で町づくりができる」。

新人・林佳子さん(61):「幸せと思えるまちづくり、充実した教育と福祉を目指して取り組んでいきたい」。

届け出が締め切られた午後5時。

支援者:「3人で決まりました」。
新人・沖野学さん(50):「連絡来た?」
支援者:「おめでとうございます」。
沖野さん:「ありがとうございます」。

3人全員が無投票で当選しました。

支援者:「先生、学くんって呼べなくなる」。
沖野さん:「言ってよ」。

1期目・寺垣伸晃議員:「ようやく欠員議会から定員議会になって本当に良かった」。

見えない民意に応えることができるのか。議員としての真価が問われます。

新人・沖野学さん(50)「あの人ができるんだったら、自分もできると思ってくれる人が出てきたらいい。僕より若い世代も出てきたらいい」。

HTB北海道ニュース

1626名無しさん:2024/03/10(日) 19:28:37
石川元衆院議員 大腸がん公表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/985532/

>東京都内の病院に入院し手術を受ける。「しばらく政治活動は休止する」としている。
>帯広市での会合で後援会関係者が報告を代読し「ステージ4で肝臓とリンパに転移していると診断された」と述べた。入院は11日から約3週間の予定。

1627OS5:2024/04/22(月) 11:12:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1002051/
パワハラ疑う行為、会派幹部対処せず 旭川市議会 議員4人離脱の民主・市民連合
渡辺愛梨 会員限定記事
2024年4月18日 23:22
 旭川市議会(定数34)で、「民主・市民連合」に所属する議員4人が会派を離れ、新たに「旭川市民連合」を結成したのは、先輩議員から新人議員へのパワーハラスメントが疑われる行為に対し、会派幹部が適切に対処しなかったことが背景にある。市議会事務局によると、民主・市民連合の分裂は1997年の結成以来初めて。

 旭川市民連合を結成したのは、高木啓尊氏、塩尻英明氏、植木大輔氏、小林祐季氏の4人。関係者によると、昨年9月の第3回定例会の分科会で質問に立った新人議員の質問資料を、先輩議員が本人に無断で内容を書き換えたなどの行為があった。新人議員が会派幹部に相談したところ「当事者同士で解決してほしい」などと問題と向き合わなかったことに対して反発した格好だ。
 民主・市民連合は8人から4人に減ったが、市政野党と与党の構成は17人ずつで変わらない。旭川市民連合の高木会長は「会派を分けることで、民主会派として代表質問に立つ回数が増えるなどの利点が考えられる」と説明する。
 共闘を模索する共産党の能登谷繁団長は「野党会派として、自公政治の影響に対峙(たいじ)する姿勢は持ち続けてほしい」と要望。次期衆院選ついては「野党共闘も予想される。政策的な連携は引き続き注視したい」とする。


https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/council/6100/6120/d066336.html
最終更新日 2023年12月15日
自民党・市民会議(12人)
(顧問 杉山 允孝、会長 松田 卓也、副会長 佐藤 さだお、幹事長 菅原 範明、副幹事長 えびな 安信、会計 石川 まさゆき)
杉山允孝、福居秀雄、松田卓也、佐藤さだお、菅原 範明、高ひでとし、えびな安信、沼﨑雅之、石川まさゆき、たけいしよういち、 あべなお、笠井まなみ

民主・市民連合(8人)
(会長 高見 一典、副会長 品田 ときえ 、幹事長 高木 ひろたか、副幹事長 塩尻 英明、会計 江川 あや)
高見一典、品田ときえ、高木ひろたか、髙橋紀博、塩尻英明、江川あや、植木だいすけ、小林ゆうき

公明党(5人)
(会長 高花 えいこ、幹事長 中野 ひろゆき、会計 皆川 ゆきたけ)
中村のりゆき、高花えいこ、中野ひろゆき、皆川ゆきたけ、駒木おさみ

日本共産党(4人)
(団長 能登谷 繁、幹事長 石川 厚子、会計 中村 みなこ、政策調整 まじま 隆英)
能登谷繁、石川厚子、まじま隆英、中村みなこ

無党派G(3人)
(会長 金谷 美奈子、副会長 上野 和幸、幹事長・会計 のむらパターソン 和孝)
金谷美奈子、上野 幸、のむらパターソン 和孝

無所属(2人)
安田佳正、横山啓一

1628OS5:2024/05/19(日) 19:41:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1005286/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊦ 再開発減速、かすむ針路
蒲生美緒 会員限定記事
2024年4月26日 0:00(4月26日 0:10更新)

 昨春の市長選。秋元克広市長はJR札幌駅前での演説で冬季五輪招致に触れた上で、こう訴えた。「駅前は大きく変わっていく。札幌の街がにぎやかになることで多くの方が訪れ、地域の経済力が上がる」
 期待の中心にあったのは、北海道新幹線の2030年度末の札幌延伸に伴う駅前の再開発計画だ。だが、トンネルの難工事などを理由に国などは近く、30年度末の延伸断念を発表する方針。市長は4月23日の会見で「開業が先延ばしになれば、まちづくりに大きな影響がある」と述べた。
 新幹線延伸の遅れとは別に、同駅前の再開発事業は昨年以降、資材高騰や人手不足を背景に計画の先送り、見直しの動きが顕在化していた。南口では札幌西武跡地に建設予定の再開発ビルも規模を縮小。次世代半導体の量産化を目指すラピダスの千歳進出による札幌への経済波及効果は読み切れず、逆に札幌の再開発事業にとってはさらなる人手不足につながるとの見方も強い。
■市民に不便さ
 再開発の遅れは、市民生活にも大きな影響を与えている。バスターミナルが仮設となっている南口周辺では、再開発により商業施設エスタ併設のターミナルが昨年9月に閉鎖され、バス停は周辺18カ所に分散設置された。バス停がどこにあるのか戸惑う市民は今も多い。南区に住む介護職員久末しのぶさん(51)は「バス停の場所が分かりづらい」とこぼす。強い雨風はしのげず、ベンチもないため不満も広がる。
 JR北海道は今年2月、南口に新設する再開発ビルの開業時期を当初計画の28年度から最長2年延期する方針を表明。ビル内に整備するターミナルを29年度に完成させる目標を延期するかについては「検討中」とし、バス停が分散した状況の長期化は必至だ。
 久末さんの自宅近くの地下鉄真駒内駅では駅発着のバス路線の減便が相次いでいる。久末さんは「新幹線の開業遅れは覚悟していたが、新ターミナル完成が遅れるのはつらい。中心部も郊外も不便で、将来の暮らしに不安が募る」と話す。
 自民党のベテラン市議は「五輪があれば、国は30年度末に開業を間に合わせ、再開発事業も加速した可能性がある。市の将来にとって大ダメージだ」。市幹部も「まちづくりの針路が見えなくなった」と言う。
■人口減見据え
 少子高齢化に伴う人口減も、まちづくりの未来に影を落とす。市の合計特殊出生率は1.08(21年)と政令市で最低水準。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、市の人口ピークは既に過ぎ、50年には180万人を割る。
 市長は札幌の将来を支える次世代への「投資」も始めた。3期目の公約の柱に子ども医療費無料化の拡充を掲げ、小学6年までの通院費無償化については、所得制限を付けながらも本年度から中学3年、25年度から高校3年までに拡大する。
 ただ、既に高校3年まで対象にしている政令市や首都圏の自治体は多く、自民党会派の市議は「目新しさがあるとは言い難い」。日本維新の会の会派幹部は「道都としてあぐらをかく時代は終わった。経済力を維持し、持続可能なまちの発展のためには、子育て施策のさらなる充実が不可欠」と言う。

1629OS5:2024/05/19(日) 19:42:00
■「最後の仕事」
 現任期は残り3年。敬老優待乗車証(敬老パス)の見直しという「痛み」を伴う改革に着手したことから、「市長は最後の仕事の一つとして決着させる決意」(市幹部)と見る向きもある。一方、現時点で明確な後継候補は浮上しておらず、4選出馬の可能性も指摘される。
 13日、明治時代に札幌の街の礎を築いた開拓判官の島義勇(1822〜74年)の没後150年式典。市長はあいさつで「市役所1階にある島の銅像は右手を掲げ、将来を見据えた姿をあらわしている。150年がたち、札幌は世界から憧れられるまちになった」と述べた。市長は島のように長期的な展望にたって道都の未来像を描くことができるのか-。真価が試される。
■都市の魅力、発信続けて
 札幌市立大の原俊彦名誉教授(人口学)の話
 冬季五輪招致は再開発事業を活性化させ、札幌が国際都市として発展するための契機だった。招致は実現しなかったものの、札幌は豊かな自然や教育環境、降雪の多さなど、世界的に見ても個性がある都市。国内外から広く人や資本を呼び込むため、秋元市政は都市の魅力をアピールする姿勢を持ち続けてほしい。そのことが人口減のスピードを抑えることにもつながる。
 胆振東部地震や新型コロナの対応など秋元市長の堅実な市政運営は評価できる。一方、五輪招致を断念したことで、市政の方向性が市民には見えづらくなっている。札幌の国際都市としての将来ビジョンを明確に示すことが重要だ。

1630OS5:2024/05/19(日) 19:43:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1004186/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊤ GX急進 にじむ危機感
五十地隆造 会員限定記事
2024年4月23日 23:43(4月25日 14:47更新)
 「長谷川岳参院議員の打ち合わせと資料づくりに忙殺されて本来の仕事ができません」「若手職員は市幹部が長谷川氏の要求にNOと言えずに言いなりで動く市政に辟易(へきえき)しています」
 昨年末ごろから、秋元克広市長宛てに市職員からこうしたメールが相次ぐようになった。北海道新聞が入手したメールには、脱炭素社会を目指すGX(グリーントランスフォーメーション)担当職員らが長谷川氏との関係を改めるよう求める訴えがつづられている。
■長谷川氏の影
 GXは「影の札幌市長」との異名をとる長谷川氏の肝いりだ。秋元市長は2015年の就任以来、冬季五輪・パラリンピックを追い風に、観光客の誘致やバリアフリー化の推進などを進めようとしてきたが、昨年10月に潮目が変わった。国際オリンピック委員会(IOC)が30年と34年の冬季五輪開催地を同時決定すると発表し、札幌は34年開催も絶望的になったからだ。
 11月にはスポーツ局招致推進部からGX担当部署を増員するなど一気にGXへシフト。後援会幹部は「五輪がだめになった危機感もあり、市長はGXに振り切った」と話す。
 市長は12月、五輪招致活動の停止を正式表明し、今年1月下旬には特区指定に向けた提案書を国に提出。「五輪招致を停止し、GXという新たな方向に向かう」。1月末の本年度予算案の記者会見で力を込めた。
 ただ、札幌は同じく6月の金融・資産運用特区指定を目指す東京や福岡などライバル都市と比べると、立地に恵まれず、民間との連携にも課題があり、海外の資産運用会社の誘致など実現性に疑問符が付く。市長も周囲に「海外からの誘致が簡単に進むと思っていない」と語る。こうした中、「市長が頼れる国会議員は長谷川氏しかいないのが実情」(市幹部)という。
■庁内不満噴出
 長谷川氏はYOSAKOIソーラン祭りの創設者で人脈が広く、市が国へ要望を通すのを後押しした「功績」もある。特に市と国のパイプ役だった吉川貴盛元農水相が収賄事件で失脚して以降、市議会自民党の重鎮・三上洋右氏の後ろ盾も得て存在感を高めてきた。一方で市職員への過度な要求や叱責(しっせき)が問題視され、その豪腕ぶりから市役所内部では「百害あって五百利ある」とも評される。
 「(国会議員の)長谷川氏は市の処分対象ではないので、パワハラ行為の調査はしない」。市長は4月23日の会見で明言した。GX推進に急速にかじを切った結果、過度な負担がかかる市職員からは「職員よりも長谷川氏を守ろうとしている」との不信感が広がっている。市長も「多くの職員が『五輪の次はGXか』と不満を感じているのは分かっている」と周囲に漏らす。

1631OS5:2024/05/19(日) 19:44:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1004674/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊥ 痛み伴う改革 難局必至
芝垣なの香 会員限定記事
2024年4月24日 22:06(4月25日 13:49更新)

 「市民の声を聞いて丁寧に進めるように」。昨年10月、敬老優待乗車証(敬老パス)を担当する部局から、新制度移行案について説明を受けた秋元克広市長の指示は簡潔だった。利用上限額を2万円に引き下げ、歩数などに応じてポイントを与えるスマホアプリの導入という移行案の柱について、市内部では市長の了承を得たとの受け止めが広がった。
■新パスに反発
 約5カ月後の3月下旬、札幌市内の会議室を高齢者ら約90人の市民が埋め尽くした。市が示す案に対し、現行制度の存続を求める市民団体「札幌敬老パスを守る連絡会」が開いた集会。「新制度の理解が深まらない中で議論を進めるのはもってのほか」「利用者の声をしっかり聞いて」。会場に怒りの声が響いた。団体は4月26日に約2万筆の署名を市に提出する。
 これらの市民の声を受け、定例市議会では与野党会派からも異論が相次ぎ、市は3月に急きょ、現行パスの継続利用を含めた当面の経過措置の導入を発表。「将棋の世界で言えば、指す順番を間違える『手順前後』だ」。1人会派「大地さっぽろ」はこう指摘して予算案に反対。賛成した与党会派にも「迷走」と反発が広がった。
 ポイントを付与して運動を促す健康増進策と組み合わせることで高齢者の批判をかわし、事業費削減につなげられる―。こうした思惑は「高齢者と議会の予想以上の反発」(市幹部)で外れた。議論の進め方に唐突感があった点は否めず、市長は周囲に「市民に混乱を生じさせた」と漏らす。自民党会派の幹部は「市長には腹をくくって取り組む覚悟が見えない」と苦言を呈する。
■借金過去最高
 ただ、行財政改革は待ったなしの状況だ。1972年に政令指定都市に移行してから、毎年1月1日時点の市の人口は右肩上がりだったが、2022年に196万668人と初めて前年を下回った。人口減少局面に入りながらも、65歳以上の高齢化率は28・6%と、この20年で12・4ポイント上昇した。
 財政運営も厳しさを増している。物価高騰も背景に、2024年度末の一般会計の市債残高は過去最高の1兆1587億円に達する見込み。国が後に地方交付税で穴埋めする臨時財政対策債5025億円を差し引いても、約6562億円の「借金」が積み上がっている。一方で、貯金にあたる財政調整基金は124億円まで減る見通しだ。

1632OS5:2024/05/19(日) 19:44:35
改革が求められるのは、敬老パスだけではない。「除排雪業者の担い手は50代以上が6割。10年、20年先に今の体制を維持できるだろうか」。市除雪事業協会の宮浦征宏会長は、生活道路の排雪で市と町内会など地域が費用を分担する「パートナーシップ排雪制度」の将来を懸念する。
■除排雪制度も
 市は本年度、同制度の見直し議論に着手し、毎年増え続ける排雪費と、事業者の担い手確保策を議論する。全世代に密接した課題だけに、市幹部は「進め方を誤ると、敬老パスよりも大きな反発が起きる」。財政負担を巡る議論まで踏み込めるかは不透明だ。
 こうした行財政改革は、支持率とは裏表の関係にある。北海道新聞社が今月実施した市民対象の世論調査では、敬老パス移行案の反発もあり、秋元市政への不支持の割合が22年12月の前回調査より4ポイント増の計44%、支持が同5ポイント減の計35%。15年の就任以来初めて不支持が支持を上回り、不支持の割合は過去最多を更新した。
 昨春の市長選で「将来世代に過度な負担を残さない財政運営に取り組む」と訴えた秋元市長。持続可能な福祉や除排雪のあり方を巡る議論は避けて通れないが、市民の痛みを伴う難題だけに、さらなる難局が予想される。歴代市長が積み残しにしたともいえる課題を控え、市長周辺は言う。「これからはぶれずに取り組むしかない」
■一律廃止方針は不適切

札幌大の武者加苗教授(地方財政論)の話
 敬老パスは全国の政令指定都市でも廃止が進んでいるが、札幌市が進める一律廃止の方針は適切ではない。所得や資産状況などを踏まえ、生活困窮者は除外すべきだ。除排雪は、大学生らの協力を仰げないか連携を模索しても良いと思う。
 出生率が低い札幌では、高齢者を支える若い世代にも目を向ける必要がある。市民全員が満足できる政策はなく、最終的にはトップが決断しなければいけない。持続可能な福祉のあり方について、将来的な財政見通しなどを示しながら、丁寧な説明を尽くし、理解を得る努力を続けていくことが求められる。

1633OS5:2024/05/26(日) 19:45:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1016184/
岩見沢市長選、一騎打ちか 出馬模索の道外保守系議員断念
野呂有里 、斉藤千絵 、横田望 有料記事
2024年5月24日 21:18(5月24日 21:38更新)

【岩見沢】8月18日告示、25日投開票の岩見沢市長選まで3カ月に迫った。出馬を模索しているとされた道外の保守系議員が5月に入り、出馬を断念。すでに立候補を表明している新人で元市職員の若林宗洋氏(39)と、現職で4選を目指す松野哲氏(68)=表明順=との一騎打ちとなる可能性が高まっている。
■若林氏陣営 街頭演説の範囲拡大

1634OS5:2024/05/26(日) 19:53:51
>報酬は日当4800円、見回り3700円、発砲した場合1800円で、1日最大1万300円。金額は、近隣の砂川市を参考にしたという。https://news.yahoo.co.jp/articles/156394a108e216e3b008371967027c8a5421b99d
ろや、猟友会も怒るわ・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/156394a108e216e3b008371967027c8a5421b99dヒグマ駆除「特殊部隊と戦うようなもの」 北海道の猟友会が協力辞退
5/26(日) 14:00配信

朝日新聞デジタル
道内ではヒグマによる被害が増えている(本文とは関係ありません)=道内

 北海道奈井江町の北海道猟友会砂川支部奈井江部会が、条件面で折り合わず、町のヒグマ駆除への協力要請を辞退したことがわかった。山岸辰人部会長(72)は「命がけでやるには、あまりに割に合わない」と訴えている。

【動画】頭に突き刺さったヒグマの牙「もうだめだ」生還を果たした猟師の秘策

 奈井江町は人口4785人。札幌市と旭川市の中間に位置し、ブランド米「ゆめぴりか」などの生産で知られる。

 道内では、市街地へのヒグマ出没が相次いでいる。奈井江町でも昨年は20件の目撃情報があった。9月には市街地近くのゴルフ場にヒグマが居座り、同部会が追い払った。報酬はなく、ボランティアだった。

 町には、これまでヒグマ対策で猟友会との取り決めがなかった。今年4月、「鳥獣被害対策実施隊」を設置し、同部会にヒグマ出没時の見回りやワナの設置、捕獲駆除から処分まで、一連の対応への協力を要請した。報酬は日当4800円、見回り3700円、発砲した場合1800円で、1日最大1万300円。金額は、近隣の砂川市を参考にしたという。

 これに対し、猟友会側は「報酬が少なすぎる」などと反発。5月18日付の書面で「人員的にも難しい」と辞退した。同部会の会員は70代が中心の5人。それぞれ仕事があり、急な呼び出しへの対応は難しい。報酬には、駆除後の解体や火葬場での焼却処分まで含まれており、「8時間労働では、とても終えられない。後継者も育たない」と困惑する。

 山岸部会長は、ヒグマ駆除の危険性が軽視されていると感じている。「ヒグマは賢い動物だ。森の中はクマのフィールド。こっちは見えていなくてもヒグマにはこっちが見えている。どこから襲いかかってくるかわからず、一瞬で顔をかじられたハンターを何人も知っている。米軍の特殊部隊と森の中で戦うようなものだ」と話す。

朝日新聞社

1635OS5:2024/05/28(火) 22:42:38
>>1466 八田盛茂 2022年維新比例落選
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1017676/
積丹の未来 2氏熱く 町長選24年ぶり選挙戦
伊藤圭三 、矢野伶奈 有料記事
2024年5月28日 21:24(5月28日 21:38更新)
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 【積丹】任期満了に伴う町長選は28日告示され、現職で5選を目指す松井秀紀氏(76)と、新人の元道議八田盛茂氏(67)=いずれも無所属、届け出順=が立候補し、2000年以来24年ぶりの選挙戦に突入した。両氏は町中心部の選挙事務所前で第一声を上げ、5日間の舌戦をスタートさせた。目立った争点はなく、両候補は現町政の継続か否かを訴えた。投開票は6月2日。...

1636名無しさん:2024/05/30(木) 21:28:54
>>1633
岩見沢にゆかりのある道外の地方議員関係者って誰だろう

1637OS5:2024/05/31(金) 07:20:34
誰ですかねー!?
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997086/

岩見沢市長選 三つどもえも 新人が出馬表明、現職後援会始動 道外地方議員も検討か
野呂有里 、横田望 、池田静哉 会員限定記事
2024年4月5日 21:12

北海道新聞デジタル
 【岩見沢】任期満了に伴う岩見沢市長選(8月18日告示、25日投開票)を巡る動きが活発化し始めた。3月下旬には新人で元岩見沢市職員の若林宗洋氏(39)が立候補を表明。現職で3期目の松野哲氏(67)は態度を明らかにしていないが、後援会も動き始め、立候補は確実とみられる。さらに別の候補者が出馬するとの観測もあり、三つどもえの戦いとなる可能性もある。

 「市民が岩見沢の未来に希望を持てるようにしたい」。3月25日の出馬会見で、経済活性化など七つの公約を説明した若林氏。市立総合病院と北海道中央労災病院を統合し、2028年春に開院予定の新病院建設には約423億円の財政負担が見込まれることから、選挙戦では財政健全化を軸に訴えていく考えを示している。
 岩見沢市出身で、北海学園大院修了後、12年に岩見沢市役所入り。無所属で活動する方針とあり、近く後援会組織を整え、知名度アップと政策の浸透を目指す。子育て政策など松野市政には一定の評価を示しており、現職との違いをどう打ち出して支持を広げるかが課題となりそうだ。
 一方、松野氏はこれまで「しかるべき時に判断する」と述べるにとどまっている。「大きな失策はない」(保守系市議)とされ、新病院建設に向けた財源の確保や医療体制の構築などで「手腕を発揮できる」(後援会関係者)との期待もある。
 無投票だった20年の前回市長選は7月に出馬を正式表明した。ただ、22年の深川市長選、23年の美唄市長選では新人が現職を破るなど、多選批判や刷新を求める流れもあるだけに、後援会幹部の1人は「今回は早めに動いた方がよい」と警戒感を示す。後援会は松野氏への出馬要請に向けた準備を進める方針だ。
 一方、政党関係者や経済界の間では「岩見沢にゆかりがある保守系の道外地方議員が立候補を検討している」との観測も流れており、4年前とは一転して混戦になる可能性もある。その場合、自民・公明両党がどの候補を推すかによって、衆院選道10区(空知、留萌管内)の態勢づくりに影響するとの見方もある。立憲民主や共産なども含めた、各政党の判断も注目される。

1638OS5:2024/06/12(水) 01:50:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20240611-OYTNT50059/
新幹線函館乗り入れ、自民系「賛成」 市議会最大会派 慎重姿勢から転換 
2024/06/11 11:00

 函館市の大泉潤市長が目指す北海道新幹線の函館駅乗り入れを巡り、市議会最大会派の自民党系「新市政クラブ」(9人)が賛成を表明した。同会派はこれまで乗り入れの調査実施には慎重姿勢だったが、乗り入れ実現に賛意を明らかにしたことで、今後の市議会での議論にも影響しそうだ。


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■出村市議が明言
 5日の市議会予算特別委員会で、同会派幹事長の出村ゆかり市議が新幹線の乗り入れについて「会派として賛成」と明言した。

 昨年7月の市議会定例会では、市が予算案に計上した3773万円の調査費用について、所属議員が「既存の資料を分析すれば(乗り入れはできないという)結論は得られる。予算は捨てるようなもの」と厳しく指摘していた。

 出村市議は9日、読売新聞の取材に「実現には超えなければならない課題はあるが、乗り入れ自体は賛成だ」と述べた。ただ、所属議員の一部には「会派内の調整はなく、個人の発言だ」との受け止めもある。

 次期衆院選を見据える自民党道8区支部長の向山淳氏も、新幹線乗り入れに前向きな姿勢に転換。関係者は「向山氏が大泉市長の支持層から反発されないよう、(出村市議は)前向きなトーンにしたのだろう」とみる。

■賛意の立民系驚き
 自民会派の姿勢に、他会派は首をかしげる。昨年の市長選で大泉氏を支持した第2会派の立憲民主党系「民主・市民ネット」(8人)は、新幹線乗り入れに賛意を示してきた。5月下旬には同党の市議や道議が、大泉市長も招いて、乗り入れを目指す勉強会を非公開で開催した。

 同会派幹部は「(新市政クラブは)いつから態度が変わったのか」と驚きを隠さない。今後の方針については「大泉市長を支えるというスタンスだ」と語る。

■公明「今は是々非々」
 一方、市長選で自民とともに前市長を支持した公明党(4人)は、態度を明らかにしていない。公明関係者は「今の段階では是々非々だ」と述べるにとどめた。

 市議会定例会は10日、本会議を開き、乗り入れ検討調査費の190万円増額を含む今年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。

北海道の最新ニュースと話題

1639OS5:2024/06/30(日) 19:34:09
北海道道議選(2023)

札幌市中央区定数3開票終了投票率49.18%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 千葉真裕 40 自民(公) 新① 25,166票
当選 田中勝一 54 立憲(社) 新① 23,733票
当選 檜垣尚子 53 自民(公) 現② 23,254票
落選  小川陽平 33 国民 新 12,862票
落選  森英士 45 共産 新 12,565票

札幌市北区定数4開票終了投票率49.47%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 山根理広 47 立憲(社) 現② 21,050票
当選 道見泰憲 56 自民 現③ 20,601票
当選 中野渡志穂 57 公明 現③ 19,509票
当選 石川佐和子 64 無所属 新① 18,652票  【会派:結志会】
落選  吉川隆雅 46 自民 現③ 17,647票
落選  小室正範 71 共産 新 10,439票
落選  境信哉 56 参政 新 6,128票

札幌市東区定数4開票終了投票率47.55% >>1548 6票差
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 渡辺靖司 67 自民 現② 25,810票
当選 渕上綾子 48 立憲(社) 現② 24,986票
当選 阿知良寛美 67 公明 現③ 18,950票
当選 山崎真由美 49 維新 新① 15,863票 〘会派:維新・大地〙
落選  宮川潤 62 共産 現② 15,857票

札幌市白石区定数3開票終了投票率46.40%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 広田まゆみ 59 立憲(社) 現⑤ 26,824票
当選 伊藤条一 67 自民 現⑨ 25,618票
当選 森成之 69 公明 現⑦ 17,423票
落選  伊藤理智子 61 共産 新 12,050票

札幌市厚別区定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 菅原和忠 64 立憲(社) 現③
当選 花崎勝 69 自民(公) 現④

札幌市豊平区定数3開票終了投票率49.19%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 松山丈史 49 立憲 現④ 27,185票
当選 吉田祐樹 50 自民(公) 現④ 25,258票
当選 大越農子 53 自民(公) 現③ 22,998票
落選  柳田真希 45 無所属 新 14,836票

札幌市清田区定数2開票終了投票率55.06%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 宮下准一 65 自民(公) 現② 20,553票
当選 梶谷大志 51 立憲 現⑤ 19,802票
落選  中村真実 44 無所属 新 8,670票

札幌市南区定数2開票終了投票率55.78%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 丸岩浩二 53 自民 現③ 29,217票
当選 畠山みのり 57 立憲(社) 現③ 23,655票
落選  松田隆嗣 49 諸派 新 8,892票

札幌市西区定数3開票終了投票率52.32%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 武田浩光 62 立憲(社) 現② 32,189票
当選 加藤貴弘 40 自民(公) 現③ 28,367票
当選 和田敬太 39 自民(公) 新① 25,665票
落選  宮成道保 64 無所属 新 6,632票

札幌市手稲区定数2開票終了投票率54.68%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 武市尚子 46 自民(公) 新① 31,559票
当選 清水敬弘 48 立憲(社) 新① 22,617票
落選  榎新平 40 諸派 新 8,107票

1640OS5:2024/06/30(日) 19:34:20
小樽市定数3開票終了投票率46.57%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 佐藤禎洋 63 自民(公) 現③ 18,505票
当選 川澄宗之介 49 立憲 元② 12,313票
当選 丸山晴美 53 共産 新① 9,891票
落選  岸伸一 43 無所属 新 2,232票

室蘭市定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 滝口信喜 76 無所属(立) 現⑧  【会派:結志会】
当選 千葉英也 54 自民(公) 現③

岩見沢市定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 村木中 55 自民(公) 現④
当選 中川浩利 54 立憲 現③

苫小牧市定数3開票終了投票率44.35%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 沖田清志 59 立憲 現④ 21,057票
当選 板谷良久 55 自民 新① 20,672票
当選 中村守 55 公明 新① 12,525票
落選  西村俊寛 62 無所属 新 6,368票

江別市定数2開票終了投票率52.35%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 木葉淳 52 立憲 現② 23,285票
当選 角田一 54 自民(公) 新① 21,264票
落選  和田貴志 52 無所属 新 6,170票

千歳市定数2開票終了投票率46.86%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 太田憲之 42 自民(公) 現③ 13,976票
当選 小林千代美 54 無所属(立) 新① 11,351票
落選  梅尾要一 67 自民(公) 現③ 11,099票

滝川市定数1開票終了投票率54.93%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 水口典一 56 無所属 新① 10,578票  【会派:結志会】 大河昭彦後継
落選  佐々木和代 54 自民(公) 新 6,957票

登別市定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 赤根広介 42 無所属 現④  【会派:結志会】

恵庭市定数2開票終了投票率53.65%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 早坂貴敏 46 自民(公) 新① 11,120票
当選 田中芳憲 66 自民(公) 現⑤ 10,988票
落選  和泉優 45 立憲(社) 新 8,062票

伊達市定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 高田真次 52 無所属 新① 自民会派

北広島市定数1開票終了投票率55.28%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 鶴羽代子 55 無所属(自・公) 新① 13,371票
落選  小岩均 63 無所属(立) 現② 12,532票

空知管内定数4【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 稲村久男 67 立憲 現⑤
当選 白川祥二 72 無所属 現③  【会派:結志会】
当選 荒当聖吾 56 公明 現④
当選 植村真美 47 自民 現②

石狩管内定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 佐々木大介 41 自民(公) 現②
当選 池端英昭 63 無所属(立) 現③

後志管内定数2開票終了投票率59.28%  >>1549
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 村田憲俊 73 自民(公) 現⑥ 21,382票
当選 市橋修治 73 立憲(社) 現⑤ 13,831票
落選  田中義人 50 参政 新 5,594票

胆振管内定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 戸田安彦 54 自民(公) 新①

日高管内定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 藤沢澄雄 66 自民(公) 現⑥
当選 小林雄志 50 無所属 新①  会派自民

1641OS5:2024/06/30(日) 19:34:33
函館市定数5開票終了投票率50.97% >>1523
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 藤井 辰吉 44 自民 新① 20,652票
当選 平出 陽子 74 立憲(社) 現⑨ 19,267票
当選 海野 真樹 45 公明 新① 17,498票
当選 高橋 亨 69 立憲 現⑥ 16,703票
当選 冨原 亮 50 自民 現⑤ 15,023票 国替え>>1553
落選  本間勝美 54 共産 新 11,053票
落選  広田知朗 61 無所属 新 4,753票

北斗市定数1開票終了投票率49.67%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 滝口直人 67 自民(公) 現② 10,795票
落選  石川秀行 51 立憲 新 7,185票

渡島管内定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 前田一男 56 自民(公) 新①  元代議士
当選 笹田浩 62 立憲 現④

桧山管内定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 内田尊之 62 自民 現③



旭川市定数6開票終了投票率46.91% >>1526>>1552
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 安住太伸 53 自民 現③ 25,227票
当選 林祐作 34 自民 現② 20,444票
当選 宮崎アカネ 50 立憲 現② 18,622票
当選 寺島信寿 58 公明 現② 17,352票
当選 木下雅之 46 自民 新① 16,648票
当選 真下紀子 66 共産 現⑥ 16,055票
落選  松本将門 53 立憲(社) 現① 13,252票

稚内市定数1開票終了投票率54.16%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 吉田正人 62 自民(公) 現⑥ 9,486票
落選  建部奈津子 49 立憲(社) 新 4,989票

名寄市定数1【無投票当選】>>1529
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 中野秀敏 66 自民(公) 現④

上川管内定数3開票終了投票率61.52% >>1522>>1525
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 今津寛史 49 自民(公) 新① 22,460票  父は今津寛
当選 北口雄幸 66 立憲(社) 現⑤ 18,947票
当選 水間健太 40 無所属(自・公) 新① 13,789票
落選  金子益三 54 自民(公) 新 6,683票

留萌管内定数1開票終了投票率64.94%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 浅野貴博 45 自民(公) 現③ 16,222票
落選  野呂照幸 66 立憲 新 6,421票

宗谷管内定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 三好雅 48 自民(公) 現④

1642OS5:2024/06/30(日) 19:34:54
釧路市定数3開票終了投票率48.95% >>1534減員区 >>1551
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 田中英樹 54 公明 現③ 14,770票
当選 鶴間秀典 48 無所属 新① 14,216票  【会派:結志会】
当選 笠井龍司 57 自民 現④ 13,642票
落選  小畑保則 74 自民 現⑤ 12,057票
落選  壬生勝則 55 立憲(社) 現① 11,208票

帯広市定数3開票終了投票率46.78% >>1547
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 清水拓也 48 自民(公) 現③ 22,847票
当選 鈴木仁志 63 立憲(社) 新① 16,590票
当選 村田光成 55 自民(公) 現② 14,152票
落選  佐々木とし子 68 共産 新 8,776票

北見市定数2【無投票当選】  >>1537
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 鈴木一磨 51 無所属(立・社) 現②
当選 船橋賢二 59 自民(公) 現③

網走市定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 佐藤伸弥 50 無所属(立) 現⑤  【会派:結志会】

根室市定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 松浦宗信 68 自民(公) 現⑤

オホーツク東部定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 高橋文明 70 自民(公) 現⑩

オホーツク西部定数2【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 久保秋雄太 45 自民(公) 現③
当選 新沼透 69 無所属 現③  【会派:結志会】

十勝管内定数4開票終了投票率61.72%  >>1530>>1547
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 喜多龍一 71 自民(公) 現⑧ 22,389票
当選 黒田栄継 47 無所属(自・公) 新① 16,808票
当選 小泉真志 60 立憲(社) 現② 15,093票
当選 池本柳次 76 無所属 現⑦ 14,205票  【会派:結志会】
落選  坂本夏樹 52 無所属(自・公) 新 11,937票
落選  吉田敏郎 62 参政 新 2,332票

釧路管内定数1開票終了投票率55.75%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 桐木茂雄 60 自民(公) 現③ 16,516票
落選  清水達也 40 立憲(社) 新 9,290票

根室管内定数1【無投票当選】
候補者名 年齢 党派 現・元・新
当選 中司哲雄 75 自民(公) 現⑥

1643OS5:2024/07/01(月) 01:05:50
419:OS5:2024/07/01(月) 01:04:33

維新都道府県議会議員

北海道議会
山崎真由美


宮城県議会
石森悠士
小野寺健
(国会議員:早坂あつし)

福島県議会
鳥居作弥

埼玉県議会
0
(国会議員:高橋英明 沢田良)

東京都議会
松田龍典
(国会議員:小野たいすけ 阿部司 音喜多駿)

栃木県議会
大久保ゆみ

千葉県議会  千葉新政策議員団(6名)
松戸隆政
田沼隆志
(国会議員:藤巻けんた)

神奈川県議会
佐藤知一
日浦和明
松川正二郎
阿部将太郎
添田勝
片桐紀子
(国会議員 浅川義治 金村りゅうな 松沢しげふみ)

中部エリア0人

愛知国会議員(岬まき 杉本和巳)

滋賀県議会
河村浩史
田中誠
柴田栄一

京都維新の会  国民と統一会派
9人 省略

大阪維新の会
51人 省略

兵庫維新の会
21人 省略

奈良県議会
13人 省略

和歌山県議会

(国会議員:林ゆみ)

中国地方0
広島国会議員(空本せいき)

徳島県議会
曽根大志
(国会議員:吉田とも代)

愛媛県議会 県連組織がない?
西岡新

福岡県議会
新開嵩将
塩生好紀
新開崇司
(国会議員:山本ごうせい 阿部ひろき)

熊本県議会 
星野愛斗

大分県議会
三浦由紀

沖縄県議会
當間盛夫 
大田守

1644OS5:2024/07/01(月) 23:06:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/038a128718b317040f2e2ed75d6913ad73422503
ドラッグストア「サツドラ」に役場支所 民間の店舗内に設置されるのは北海道初 単独で建設より約8800万円削減で町長「『3方よし』でできた施設」北海道当別町
7/1(月) 20:58配信

HBCニュース北海道

北海道放送(株)

 北海道石狩市当別町のドラッグストアの店内に、役場の支所が道内で初めて開設されました。

7月1日に業務を開始した当別町役場の西当別支所は「サツドラ当別太美店」の中に設置されています。
民間企業の店舗内に役場の支所が設置されるのは、道内で初めてです。
西当別地区ではこれまで、住民票などの発行以外はおよそ10キロ離れた町役場まで行く必要がありましたが、支所開設で住民サービスの8割ほどを受けることができるようになりました。

町民
「向こうの(役場)だと20分くらいかかるけれど、ここだったら2、3分で来れる」

当別町・後藤正洋町長
「行政もサツドラも良くなる。『3方よし』でできた施設だと思う」

当別町の支出は単独で支所を建設するよりも約8800万円削減できたということです。

北海道放送(株)

1645OS5:2024/07/15(月) 07:36:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a03e684cca57f0af8d651ecbac2e195f14b4b74
北海道・釧路市「避暑」滞在者誘致、曲がり角 高齢者多く移住につながらず
7/15(月) 6:02配信

北海道新聞
4月に釧路市へ移住した笹島洋子さん。夏の涼しさや新鮮な魚介類が移住の決め手になったという

 【釧路】避暑を目的とした長期滞在者を誘致する釧路市の取り組みが転機を迎えている。年間の長期滞在者数は12年連続1位で道内避暑地として確固たる地位を築いた。ただ、滞在者の大半は60代以上で移住につながるケースはわずか。滞在者数が伸び悩む兆しもあり、同市は若者に照準を合わせるなど戦略の見直しを迫られている。

【動画】<タンチョウ100年>冬編

 「夏は冷房がなくても快適で、トキシラズやホッケがおいしい。釧路をついのすみかにしたい」。4月に釧路市内に移住した大阪出身の笹島洋子さん(80)は、こう喜ぶ。7年前に夫が亡くなり夏の2カ月間を釧路で過ごすようになった。新型コロナウイルス禍で2020年からほぼ通年で滞在。冬の凍結路面にも慣れたという。

 釧路市が涼しいのは、道東沿岸で発生した海霧が陸地に流れて日光を遮り、気温の上昇が抑えられるため。全国的に記録的な猛暑となった昨夏、釧路市中心部は最高気温が30度以上の真夏日がゼロだった。

 市は、ビジネス客などを除いて4日以上過ごす人を「長期滞在者」と定義。希望者向けに物件や生活情報の紹介などを担うワンストップ窓口を市役所に設置し、図書館の利用や、65歳以上は博物館や展望台の入館料が無料になる特典カードも発行している。市や宿泊業者などでつくる「くしろ長期滞在ビジネス研究会」も首都圏などの移住フェアでPRしてきた。

 釧路市の長期滞在を研究する阪南大(大阪府)の森重昌之教授(観光ガバナンス)は「釧路の取り組みは成功例。釧路に貢献したい気持ちを持つファンを増やすことが地域の存続や活性化につながる」と評価する。

 市と釧路公立大は17年、1〜12月の長期滞在者約1700人の消費による経済波及効果は約3億円と試算した。市は、現在は長期滞在者が2千人を超えていることから、経済波及効果はさらに上昇しているとみる。

 ただ、長期滞在者の9割が60代以上で、定住につながっているとはいえない。市総合政策部は「定住にまで至ったのはこれまで数人程度でレアケース」とする。住民基本台帳によると、市人口は今年6月時点で15万5593人。長期滞在者の誘致に乗り出した09年と比べると17.5%減で、23年の転出超過も1317人と直近10年で最多となっている。

1646OS5:2024/08/18(日) 22:02:47
1期目で市長選に出馬するのもどうかと思いますが・・・
保守系無所属

>>1642

釧路市定数3開票終了投票率48.95% >>1534減員区 >>1551
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 田中英樹 54 公明 現③ 14,770票
当選 鶴間秀典 48 無所属 新① 14,216票  【会派:結志会】
当選 笠井龍司 57 自民 現④ 13,642票
落選  小畑保則 74 自民 現⑤ 12,057票
落選  壬生勝則 55 立憲(社) 現① 11,208票


https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240717/7000068485.html
釧路市長選挙 道議会議員の鶴間秀典氏が立候補表明
07月17日 16時55分

ことし10月に行われる釧路市の市長選挙に道議会議員の鶴間秀典氏が立候補する意向を表明しました。

鶴間氏は17日、釧路市内で記者会見を開き、「人口減少や孤立化、経済の衰退、さらには物価が上昇して貧困層が増えた。そういった中でいまのままの政治を続けていいのか。だからこそ、いち早くこの釧路を変えていきたい、よくしていきたい」と述べ、ことし10月の釧路市長選挙に立候補する意向を表明しました。
鶴間氏は釧路市出身の50歳。
釧路市議会議員などを経て、去年から道議会議員を務め、市長選挙は前回、2020年に続いての立候補となります。
次の釧路市長選挙にはこれまでに▽現職で5期目を目指す蝦名大也氏(65)が立候補を予定しています。
釧路市長選挙は10月13日に告示され、20日に投票と開票が行われます。

1647OS5:2024/08/26(月) 06:12:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/5eb37ee0e9ef92ece442f0d674c8a079ecca82c9
岩見沢市長に現職の松野氏が4選、8年ぶり選挙戦は市政継続へ
8/26(月) 6:00配信

朝日新聞デジタル
8年ぶりの選挙戦となった岩見沢市長選の開票作業が始まった=2024年8月25日午後9時30分、岩見沢市総合公園スポーツセンター、佐々木洋輔撮影

 8年ぶりの選挙戦となった岩見沢市長選は25日投開票され、いずれも無所属で、現職の松野哲氏(68)が、新顔で元市職員の若林宗洋氏(39)を破り、4選を果たした。当日有権者数は6万5192人、投票率は46・69%(2016年は48・02%)だった。

 岩見沢市民は3期12年続いた「松野市政」の継続を選択した。

 選挙戦で松野氏は、2028年に市立総合病院と北海道中央労災病院を統合し、新病院を建設する計画推進を最重要課題と主張。また、「毎年、災害級の豪雪に見舞われる」と、除排雪事業への予算の積極配分を掲げ、「市民の命と健康を守る」と訴えた。

 若林氏は39歳の若さをアピール。市の財政状況を問題視し、新病院建設の計画見直しを訴えた。また「稼ぐ力が必要だ」と呼びかけ、物流拠点となる「道の駅」を建設し、トラックステーション化する構想や、プロ野球日本ハムの2軍施設の誘致などを掲げたが、及ばなかった。(佐々木洋輔)

朝日新聞社

1648OS5:2024/08/27(火) 00:07:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/84823066b7a2bb707d5977ff0feb2bd091ad85d0
「政治的には救ってやらないからな」 小樽市議会議員が酒に酔って市民に暴言 「長谷川岳議員より悪いことした」 謝罪し立憲民主党に離党届を提出 北海道小樽市
8/26(月) 21:30配信


UHB 北海道文化放送

 8月24日夜、小樽市の市議会議員が酒に酔って暴言を吐くなど市民とトラブルになりました。

【動画】「おかしいだろ」「苛立つな」長谷川岳議員 新たな威圧的言動

 事態を受けて、議員は所属する立憲民主党に離党届を提出しました。

暴言…市民とのトラブル
酒に酔って暴言を吐く中村議員

「お前バカじゃねえか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思ってんだ、俺のこと」(中村誠吾小樽市議)

 撮影している市民に向かって暴言を吐く男性は、立憲民主党の中村誠吾・小樽市議です。

 動画には路上で放尿しようとするシーンも映っていました。

放尿しようとするシーンも…

 24日午後8時ごろ、小樽市内の公園で開かれていた町内会の花火大会で、中村議員が市民の男性とトラブルになりました。

 男性によりますと、中村議員が遊んでいた子どもたちに「こっちにこい」などと怒鳴っているのに気づいたといいます。

 さらに保護者に対して…

 「『夜に子供を一人で歩かせていいのか』って始まったんですよ」(撮影した市民)

議員は激高しトラブルに
男性が注意したところ激高

 男性が注意したところ、中村議員が激高したといいます。

 「『子供を守るためにあなたに注意してるんです』って言ったんですよ。『お前ら、ふざけるなこの野郎』って始まって」(撮影した市民)

 男性によると、花火大会には露店などはありませんでしたが、中村議員は当時ベンチで酒を飲みタバコを吸っていたとのことです。

 さらに中村議員はこう続けたといいます。

 「俺が連合北海道からすべての政治局の担当やってきた。お前らガキなんだよ。お前らより強い。もうこれでお前たちのこと救ってやらないからな。政治的には救ってやらないからな」(中村誠吾小樽市議)

事件には至らず謝罪
事件には至らず…

 通報を受けて駆け付けた警察官が事情を聴取しましたが、事件には至りませんでした。

 トラブルから一夜明け、中村議員に話を聞くと…

 当日は午後2時から酒を飲み、記憶があいまいだと話しました。

一夜明けインタビューに応じる中村議員

 「もちろん僕ですよ。(Q:服が同じですね)だから、そうだって分かった。この通り酔ってて覚えてないです。私も長谷川岳氏の(威圧的言動)見てひどいなって思いはしてました。だけど私の方がもっと悪い一般市民の方にそういう態度とったんだから。大変失礼なことをした」

 目撃した人は…

 「市議会議員の名前出されて市民に暴言を吐いて、あれが小樽市の代表でいいのか」(目撃した市民)

立憲民主党から離党
威圧的言動が問題となった長谷川岳議員

 事態を受けて、中村議員は所属する立憲民主党に離党届を提出しました。

 「(中村市議は)議員にあるまじき言動をして警察に事情を聞かれた。立憲民主党道連として深くお詫びします。申し訳ございませんでした。中村市議の離党届が提出されました」(立憲民主党道連 幹事長 笹田浩 道議)


 北海道では2024年、自民党の長谷川岳・参院議員や北見市の市議会議員が自治体職員などに威圧的な言動をするトラブルが相次いでいます。

中村議員は離党届を提出

 政治学の専門家は…

 「権力をかさにきて暴言なり威圧的な言動をするということは残念ながら起こりうることで、昔から変わらないという見方もできる。このところハラスメントに対する意識が高まっています。ましてやSNSやスマホでの録音も最近増えてきているところを見ると、今まで以上に気をつけることが議員・政治家には求められると思います」(北海学園大学 法学部政治学科 山本健太郎 教授)

UHB 北海道文化放送

1649OS5:2024/08/28(水) 20:28:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1055682/
苫小牧市長が公務復帰 任期満了まで意欲
小野聡子 会員限定記事
2024年8月28日 17:30(8月28日 17:30更新)
 【苫小牧】体調不良で自宅療養していた苫小牧市の岩倉博文市長(74)は28日、約2カ月ぶりに公務に本格復帰した。市役所で同日開いた記者会見で「残された任期、覚悟をもって市政運営を進める」と述べ、2026年7月の任期満了まで職務を続ける意欲を示した。
 岩倉市長は会見で、昨年11月以来、体調不良で2度公務を離れたことについて「大変重く受け止めている」と述べた。現在の体調は「悪くない」とし、今回の公務復帰は医師の了承を受けたという。「足腰がまだ回復していない」として、車椅子で会見に出席した。
 岩倉市長は昨年11月7日、出張先の韓国で心室細動による不整脈で倒れ、今年2月14日にいったんは公務に復帰。体調を崩して6月24日から入退院を繰り返し、副腎機能不全と診断され、7月17日から木村淳副市長を職務代理者としていた。

1650OS5:2024/09/02(月) 11:58:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/b66d64873e10983c440d40ee291b1405d8368e51
北海道・北見市の「長寿祝い金」厚遇一転、全廃方針 財政難で見直し 「高齢者切り捨て」反発も
9/2(月) 11:32配信

北海道新聞
北海道内の人口10万人以上の市の長寿祝い金制度の状況

 【北見】深刻な財政難を背景に、北見市が「長寿祝い金制度」を中心とした敬老事業を3年後にほぼ全廃するなどの見直し案を打ち出している。年齢に応じた3回の祝い金と100歳以上への祝い品を贈る制度で、道内主要市では極めて手厚く、照準を定めた。7千万円以上の削減効果を見込むが、物価高で負担が増す中、高齢者の反発の声は強く、市の目算通り進むかは不透明だ。

 「ほかに削る部分があると思う。祝い金を楽しみにする高齢者の存在を忘れないで」。来年に祝い金3万円の対象となる市内の無職男性(86)は見直し案に憤る。

 長寿祝い金制度は旧北見市が2004年にスタートし、06年の1市3町による合併以降も踏襲してきた。現在、数え年で77歳に1万円、88歳に3万円、99歳に5万円の祝い金を贈呈。100歳以上に祝い品を毎年贈っている。計3回の祝い金は道内の10万人以上の市で最多だ。23年度の対象者は計3029人、費用は5190万円。高齢化の進行により、19年度比で約750万円増と年々膨らんでいる。

 さらに毎年9月、数え年77歳以上を対象に敬老会を実施。花束など記念品を贈り、23年度の費用は2225万円かかった。長寿祝い金制度と合わせ、敬老事業費は総額7415万円に及ぶ。
 市が敬老事業見直しにかじを切ったのは、財政難が理由だ。2月策定の中期財政計画では、人件費や扶助費の増加に加え、各種基金が底をつき、26年度以降に毎年30億円規模の財源不足となる見通し。大規模な経費削減策が必要で、総事業費12億円の図書館新築計画のゼロベースでの見直しや非正規公務員の大幅削減も検討している。

1651OS5:2024/09/08(日) 23:54:02
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1059469/
釧路市長選、異例の混戦 現職に2道議挑戦 保守分裂なら衆院選影響も
田鍋里奈 会員限定記事
2024年9月5日 22:56(9月6日 10:33更新)
 【釧路】自民党の笠井龍司道議(58)=釧路市=は5日、任期満了に伴う釧路市長選(10月13日告示、同20日投開票)に出馬すると正式表明した。出馬表明済みで5選を目指す現職の蝦名大也市長(65)と無所属の鶴間秀典道議(50)=同=による三つどもえの選挙戦となる可能性が高まった。蝦名、笠井両氏は自民党を支持基盤としており、分裂選挙になれば秋にも見込まれる次期衆院選道7区(釧路、根室管内)の情勢に影響しかねないとの見方も出ている。
 「大手を振って釧路市政に挑む」。5日、市内の後援会役員会で出馬を了承された後、笠井氏は報道陣に述べた。
 笠井氏はかねて市長候補に目されてきたが、蝦名氏に配慮して出馬に消極的だった。しかし、蝦名、鶴間両氏の一騎打ちになれば、「多選批判」のある蝦名氏が苦戦するとの観測が自民関係者などに広がった。
 一方、前回市長選で蝦名氏に約6300票差まで迫った鶴間氏だが、行政経験が少ないと不安視する声もあり、笠井氏は蝦名、鶴間両氏への批判票を取り込めば勝機があると判断したとみられる。
 市長選は日本製紙釧路工場閉鎖などで打撃を受けた経済の活性化などが争点になる見通し。蝦名氏には枯渇していた財政調整基金など市の貯金を100億円に増やすなど手腕を評価する声が市役所にある。
 ただ、蝦名氏と笠井氏は支持者の一部が重なる。蝦名氏は過去の市長選で自民の支援を受け当選。笠井氏の後援会幹部は「蝦名氏と票の奪い合いになる」と懸念する。
 保守分裂の様相に困惑するのが、自民党道7区選出の伊東良孝衆院議員(75)と、同区支部長の鈴木貴子衆院議員(38)=比例代表道ブロック=。両氏は今回、蝦名氏を支援する構えだったが、伊東氏の後援会関係者は「衆院選で何度もマイクを握ってくれた笠井氏を推さないと決めれば後援会内のハレーションは大きい」と懸念。鈴木氏周辺も「伊東氏と対立する構図になれば衆院選に影響する」と話す。
 伊東氏は次期衆院選で比例名簿への上位登載を条件に鈴木氏の7区支部長就任を認めたが、過去に議席を争った。保守系市議は「伊東派も鈴木派も衆院選を見据え、波風を立てたくないとの空気が大勢を占めている」と話す。このため、両氏は態度表明を控える可能性もある。

1652OS5:2024/09/19(木) 21:43:11
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1062909/
豊浦町長 辞職の意向 病気など理由
足利直哉 会員限定記事
2024年9月14日 4:00
豊浦】胆振管内豊浦町の村井洋一町長(73)が病気などを理由に任期途中で辞職の意向を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。...

1653OS5:2024/09/23(月) 22:04:00
>>573
>落選した前町長の佐藤克男容疑者(62)を公職選挙法違反(公務員の地位利用、法定外文書の配布)容疑で逮捕
2012年
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-1066179.html現職と元職、一騎打ちか 森町長選告示まで1週間 28日討論会
2024/09/23 21:23北海道新聞

現職と元職、一騎打ちか 森町長選告示まで1週間 28日討論会

 

(北海道新聞)

 【森】任期満了に伴う森町長選(10月1日告示、6日投開票)は告示まで9月24日で1週間となった。今年3月に出馬表明をした現職岡嶋康輔氏(45)に対して、元町長のシステム開発会社社長、佐藤克男氏(74)が今月13日に出馬表明し、現職と元職の2氏による選挙戦となる見込みだ。森青年会議所は28日午後6時半から、町公民館で公開討論会を開催する。...

1654OS5:2024/10/05(土) 18:58:09
2090 OS5 2024/10/04(金) 06:29:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/17604af44916235a7f064fb2f30eb78ec6e6b086
保守系候補による三つどもえ、北海道釧路市長選は衆院選と同日投開票
10/4(金) 6:15配信

朝日新聞デジタル
蝦名大也氏

 次期衆院選と同日投開票の日程が示された北海道釧路市長選の告示(20日)まで残り2週間余り。5選をめざす蝦名大也氏(65)と、地元の道議だった鶴間秀典氏(50)と笠井龍司氏(58)の新顔2人がいずれも無所属で立候補する準備を進めている。保守系候補の三つどもえの様相で、激しい選挙戦となる見通しだ。

【写真】鶴間秀典氏

 過去の同市長選では、1977〜1996年に市長を務めた鰐淵俊之氏(故人)が5選したのが最多。蝦名氏が当選すれば並ぶ。

 蝦名氏は7月上旬の後援会の集会で立候補を表明した。前回2020年の市長選では任期満了の1年前に表明していたが、今回はぎりぎりまで先延ばしした。多選批判を見極めるねらいがあったとみられる。

 9月上旬に開かれた蝦名氏の集会では、道内最多当選となる8期目の棚野孝夫・白糠町長、6期目の若狭靖・厚岸町長らが応援にかけつけた。あいさつで蝦名氏は「あと1期、最大限の力を出して次の人へのベースをつくる。5期目を総仕上げとする」と述べた。

 鶴間氏は7月中旬に立候補を表明した。前回市長選で蝦名氏に敗れたものの約6300票差まで迫った。その後、昨年の統一選で初当選して道議に転じたが、市長選再挑戦の検討を続けてきたという。

 現市政について、鶴間氏は「失敗を恐れるあまり、中途半端に陥っている。もっとチャレンジすべきだ」と指摘する。

 笠井氏は9月に入って立候補を表明した。自民公認の道議として、「道政からふるさとに尽くす」と慎重な姿勢を示してきたが、市民有志から推薦され決意した。

 取材に対し、「総仕上げという現職の蝦名氏と改革思考の鶴間氏とは別の選択肢を示したい」と話す。

朝日新聞社

1655OS5:2024/10/20(日) 21:13:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b11d429bd1aa8275dd030b777831c3be03c44bf1
北海道釧路市長選が告示 保守系による三つどもえの争い
10/20(日) 18:45配信

朝日新聞デジタル
 北海道釧路市長選が20日告示された。新顔で前道議の鶴間秀典氏(50)、現職で5選をめざす蝦名大也氏(65)、新顔で前道議の笠井龍司氏(59)の3氏が届け出て、保守系無所属候補の三つどもえの争いとなった。

鶴間氏は同市星が浦大通3丁目の事務所で第一声。午後にごみ拾いをしながら市内を歩き、支持を訴えた。理工系のサテライトキャンパス誘致などを公約に挙げる。

 蝦名氏は同市大町1丁目の事務所で出陣式を開き、旧音別町や旧阿寒町でも街頭に立った。4期16年の実績を訴え、医療や食料生産など9分野で「魅力向上」を掲げる。

 笠井氏は同市末広町13丁目の事務所前で第一声。その後市中心部や旧音別町を選挙カーで回った。子育て環境整備や周辺町村と連係した観光振興などを訴える。

 同市長選では1977〜93年に5選したのが過去最多。蝦名氏の市政への評価や、人口減少対策などが争点となる。

 投票は衆院選と同じ27日で即日開票される。19日現在の選挙人名簿登録者数は13万6392人。(古源盛一、山本智之)

朝日新聞社

1656名無しさん:2024/10/28(月) 12:23:00
2024年10月 釧路市長選挙 新人・鶴間氏が初当選 現新3人の争いを制す
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/lreport/articles/300/106/18/
現職と新人、あわせて3人の争いとなった釧路市長選挙は10月27日に投票が行われ、無所属で新人の鶴間秀典氏が初めての当選を果たしました。

釧路市長選挙の開票結果です。
▼鶴間秀典(無所属・新)当選 2万7103票
▼笠井龍司(無所属・新) 2万5702票
▼蝦名大也(無所属・現) 2万1081票
新人の鶴間氏が現職と元道議会議員の新人を抑えて、初めての当選を果たしました。

鶴間氏は釧路市出身の50歳。
2003年(平成15年)に合併前の旧阿寒町の町議会議員に初当選し、2019年(平成31年)まで釧路市議会議員を務めました。
前回・4年前の釧路市長選挙で現職の蝦名氏に敗れたあと、去年の道議会・釧路市選挙区で初当選を果たしました。
今回の選挙戦では、サテライトキャンパスや企業を誘致して、若い世代の学びの場と働く場を確保することや、JRの貨物駅を拡張して物流を強化することなどを訴えました。
その結果、自主投票となった立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。

1657OS5:2024/10/28(月) 17:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a79b9ae4a602aff872323d5a303be0233e4eb6
北海道釧路市長選に鶴間秀典氏初当選 2度目の挑戦で三つどもえ制す
10/28(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
釧路市長選で当選を果たし、腕を振り上げて喜ぶ鶴間秀典氏=北海道釧路市

 北海道釧路市長選は27日、衆院選と同日で投開票され、新顔で前道議の鶴間秀典氏(50)が、新顔で前道議の笠井龍司氏(59)、現職の蝦名大也氏(65)との保守系無所属の三つどもえを制し、初当選した。当日有権者数は13万5139人。投票率は55.73%(前回43.66%)だった。

 確定得票数は鶴間氏2万7103票、笠井氏2万5702票、蝦名氏2万1081票。

 鶴間氏は約6300票差に迫った前回に続く市長選。現市政を「失敗を恐れるあまり中途半端に陥っている。もっとチャレンジすべき」と訴え、批判票を集めて支持を広げた。

 笠井氏は立候補表明が9月上旬。「人が代われば局面が変わる」と訴えたが、出遅れが響いた。蝦名氏は4期16年の実績を強調。過去最多に並ぶ5選をめざしたが、多選批判をかわしきれなかった。

 初当選を果たした鶴間氏は支持者らを前に、「今の釧路は若者が出て行って、帰って来ない。住んで楽しく、夢と活気のある釧路にしていきたい」と語り、人口減少対策のほか、子育てや教育、介護などの充実に向けて取り組む考えを示した。(山本智之、古源盛一)

朝日新聞社

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20241028/7000070844.html
釧路市長選挙 新人 鶴間秀典氏が初めての当選
10月28日 00時59分

現職と新人、あわせて3人の争いとなった釧路市長選挙は無所属で新人の鶴間秀典さんが初めての当選を果たしました。

釧路市長選挙の開票結果です。
▼鶴間秀典、無所属、新、当選。2万7103票。
▼笠井龍司、無所属、新、2万5702票。
▼蝦名大也、無所属、現、2万1081票。
新人の鶴間さんが現職と元道議会議員の新人を抑えて、初めての当選を決めました。
鶴間さんは釧路市出身の50歳。
2003年に合併前の旧阿寒町の町議会議員に初当選し、2019年まで釧路市議会議員を務めました。
前回・4年前の釧路市長選挙で現職の蝦名さんに敗れたあと、去年の道議会・釧路市選挙区で初当選を果たしました。
今回の選挙戦では▼サテライトキャンパスや企業を誘致して、若い世代の学びの場と働く場を確保することや、▼JRの貨物駅を拡張して物流を強化することなどを訴えました。
その結果、自主投票となった立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。

【鶴間氏・喜びの声】
釧路市長選挙で初めての当選を果たした無所属で新人の鶴間秀典さんは「きょうほどうれしい日はない。皆さんが勝たせてくれた勝利だ。市長になって釧路を立て直す、市民のために全力で働くことが使命であり、天命だと思う。命をかけて釧路のため尽くすと決意を新たにした。どうかこれからも支えてほしい」と述べました。
【蝦名氏・落選の声】
釧路市長選挙で落選した無所属で現職の蝦名大也さんは「最後という思いで立候補したが、一票一票の期待に応えられず、大変申し訳ない思いだ。市民のおかげで16年間、市長職を務めることができた。改めて感謝を申し上げたい」と述べました。
【笠井氏・落選の声】
釧路市長選挙で落選した無所属で新人の笠井龍司さんは「千載一遇の地域活性化の機会を得られるとの思いだったが至らず、結果を残せなかったことにおわびを申し上げたい。後援会とよく相談して今後の方向性を皆さんに伝えたい」と述べました。

1658OS5:2024/10/28(月) 17:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1d9081882ab3d1538eb666ef7fb650b1c8907c5
「以前のような状態で仕事ができない」苫小牧市の岩倉博文市長が退職届を提出 肺炎で一時入院
10/28(月) 16:40配信

STVニュース北海道
STVニュース北海道

北海道苫小牧市の岩倉博文市長が、市議会に退職届を提出しました。

(岩倉博文市長)「退職届を提出させていただきます」

STVニュース北海道

岩倉博文市長は、苫小牧市議会の藤田広美議長に退職届を提出しました。

岩倉市長は今月、肺炎を患って入院していましたが、19日に退院して自宅療養を続けていました。

(岩倉博文市長)「最悪という状態ではないけれども、以前のような状態で仕事をするというところまではいってない」

岩倉市長は苫小牧市出身の74歳で、衆議院議員を1期務めたあと、2006年の市長選で初当選、現在5期目を務めています。

市議会は来月5日にも退職届を審議する臨時議会を開く予定で、認められた場合、即日市長は失職します。

1659OS5:2024/10/29(火) 13:49:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc936dd387a71ee2e18a1c447ad4df5e33f05f95
北海道苫小牧市の岩倉博文市長が退職届 昨年以降、入退院繰り返す
10/29(火) 11:00配信

朝日新聞デジタル
藤田広美・市議会議長(右)に退職届を提出した岩倉博文市長=2024年10月28日午後1時32分、北海道苫小牧市役所、松本英仁撮影

 北海道苫小牧市の岩倉博文市長(74)=5期目=は28日、「議会の同意を得た日をもって退職したい」旨の退職届を藤田広美・市議会議長に提出した。これを受け、来月5日にも市議会臨時会が招集され、岩倉市長の退職が認められる見通しだ。その場合、年内にも市長選が行われることになる。

 岩倉市長は昨年11月、韓国出張中に体調不良で倒れて以降、2度の市長職務代理者を置くなどして入退院を繰り返した。今月12日にも肺炎の疑いで市内の病院に救急搬送されるなど、健康状態が思うように回復していなかった。岩倉市長は、「最悪の状態ではないが非常に中途半端だ。以前のような状態で仕事ができない」と退職理由を明かした。

 車いす姿の岩倉市長から退職届を受け取った藤田議長は、「市の財政健全化に向けて奮闘する姿を、同じ当選回数の議員として見てきた。文字通り命がけで様々な取り組みを通じて市の発展に尽くされ、感謝している」と述べた。(松本英仁)

朝日新聞社

1660OS5:2024/11/03(日) 20:14:13
衆院選出馬した元道議
▽1区(5人)
加藤貴弘 41☆元道議   自新 
23年道議選当選(札幌市西区)>>1639→24年落選

 ▽2区(4人)
山崎泉  51☆元道議   維新
15年道議選当選(帯広市)大地系→19年出馬せず
21年2区補欠選落選 21年2区衆院選落選 24年落選

 ▽3区(5人)
鳥越良孝 68☆元道議   維新 
15年道議選落選(北見市)大地系→鳥越良孝

1661OS5:2024/11/19(火) 21:27:49
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/lreport/articles/300/105/80/
2024年10月 道議会釧路市選挙区補欠選挙 新人2人が無投票で初当選
2024年10月18日
NHK北海道
選挙北海道
道議会・釧路市選挙区の補欠選挙は10月18日に告示され、定員2人に対し、立憲民主党と自民党の新人2人のほかに立候補の届け出はなく、無投票で当選が決まりました。

無投票で当選したのは、届け出順に、立憲民主党の新人の岡田遼氏(41)と、自民党の新人の伊東尚悟氏(43)の2人です。
2人はいずれも今月まで釧路市議会議員を務めていて、今回が初めての当選となりました。

1662OS5:2024/11/26(火) 13:16:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5496f838af2076a70fb845a6d2fadace93d0f962
函館市長のパーティー券、元副市長らが市役所内で職員に販売
11/26(火) 11:51配信


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毎日新聞
北海道函館市役所=真貝恒平撮影

 北海道函館市の大泉潤市長(58)の政治資金パーティー券を、後援会の会計責任者(元市部長職)と元副市長が市役所内で市職員に販売していた。大泉市長は25日、「今後は誤解を招かないよう現職の職員にパーティー券を売らず、市幹部にも市政報告会への出席を控えるよう伝える」と述べた。

【図で解説】そもそも…自民・安倍派の政治資金問題の構図

 政治資金規正法は、地位を利用して市職員ら一般職の公務員が券の販売に関与したり、第三者が公務員に販売を求めたりすることを禁じている。

 大泉市長の政治資金パーティーは後援会主催で10月12日に市内のホテルで開催。券は1枚5000円で約900人が出席した。市から部長や次長、課長ら約70人が出席し、多くが勤務時間中に購入を勧められていたという。

 大泉市長は「市役所内でパーティー券を売られていたことを知らなかった。勤務時間中にパーティー券を販売することは地方公務員法に抵触する恐れがあると思い、ないようにしたい」と述べた。【三沢邦彦】

1663OS5:2024/11/30(土) 07:36:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/10b8295daefcdfe598d95e4252110adae55d195c
苫小牧市長選は41年ぶり新顔同士の争いか 与野党対決は14年ぶり
11/30(土) 7:15配信

朝日新聞デジタル
苫小牧市役所の本庁舎

 前市長の岩倉博文氏(74)が健康問題を理由に任期途中で辞職したことに伴う北海道苫小牧市長選は12月1日に告示される。表明順に前市議の金沢俊氏(50)と前市職員の田村一也氏(49)が立候補の意思を示し、新顔同士の争いが濃厚となった。同市長選が新顔同士の戦いになるのは、4氏で争った1983年以来だ。


 金沢氏は、三菱商事社員や市職員を経て市議に当選5回。2019年5月から約2年間、市議会議長も務めた。市長を5期18年務めた岩倉氏から「後継者」と指名された。子育て支援や教育問題など子どもに関する政策や経済振興、企業誘致などの公約を掲げる。自民党苫小牧支部、公明党苫小牧総支部が推薦している。

 田村氏は25年余り務めた市職員を22日付で退職。苫小牧水道労組執行委員長や連合苫小牧の事務局長など労働運動にも取り組んだ。「岩倉市政は市民の考えを政策に十分に生かしていない」として、市民参加型のまちづくり、全ての世代が住みやすいまちをめざす。社民党道連合や立憲民主党苫小牧支部が推薦する。

 金沢氏に与党の、田村氏に野党の、道・支部組織がそれぞれ推薦を出し、駅前再開発や人口減少対策など苫小牧市の将来像を巡る政策論争が期待される。与野党の対決構図は10年以来だ。

 このほかにも立候補を模索する動きがある。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は14万1614人。(松本英仁)

朝日新聞社

1664OS5:2024/12/01(日) 22:28:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b7e423d69debcb282d149cead40d62ddf7c32c7
岩倉市政の継続か否か 北海道・苫小牧市長選は新顔同士が一騎打ち
12/1(日) 21:30配信

朝日新聞デジタル
苫小牧市長選の出陣式で拍手を送る支持者たち=2024年12月1日午前9時5分、北海道苫小牧市内、松本英仁撮影

 前市長の岩倉博文氏が健康問題を理由に任期途中で辞職したことに伴う北海道苫小牧市長選は1日告示され、いずれも無所属新顔で前市議の金沢俊氏(50)、前市職員の田村一也氏(49)が立候補を届け出て一騎打ちの選挙戦になった。8日に投開票される。

 第一声では、5期18年の岩倉市政の継承を訴える金沢氏に対し、田村氏は市民の声をより多く生かした市政への転換を訴えた。

 金沢氏は「七つのビジョン、34項目91の施策を掲げ、市のピークだった17万人台まで人口を戻し、ゆくゆくは20万人に挑戦したい。皆さんの力を頂き、岩倉市政以上の実績に向けて最大限頑張る」と述べた。岩倉氏が前回の市長選で贈られた当選祈願の千羽鶴も引き継がれ、支持団体が披露する伝統の木やりに送られて遊説に出発した。

 田村氏は「子育て支援策を拡充し、働く人が住み続けたいと思う街にするため、市民が主役の、市民参加で希望が膨らむ市をつくる」と訴えた。立憲民主党道連の逢坂誠二代表も応援に駆けつけ、「前市政は市の潜在能力の高さを生かしきれていない。流れをしっかり変え、住んでいる人たちが良かったと言える街をつくるのが新市長の役割だ」と支持を訴えた。

 前回の選挙でも争点だったカジノを含む統合型リゾート(IR)問題について、金沢氏は「投資を呼び込む方法として灯は消さない」、田村氏は「反対の声が根強いうちは推進しない」との立場だ。

 11月30日現在の選挙人名簿登録者数は14万1519人。(松本英仁)

朝日新聞社

1665OS5:2024/12/01(日) 22:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eccad649d510c9611b6226a63c5522455f32841
北海道内で急速に縮む交通網、市民痛手 札幌は5年でバス2割減 減る外出、通学は混雑
12/1(日) 14:14配信
北海道新聞
今月から減便されるダイヤが掲示された北海道中央バスの停留所=札幌市豊平区

 全道的なバスの運転手不足で、1日から道内5社が減便する。札幌圏では約300便のバスが減便となり、札幌市内の便数は5年前に比べ2割減となるなど、たたみ掛けるように地域の交通網が縮小している。人件費や燃料費の高騰を背景に、札幌市内では同日から、27年ぶりにバス運賃が30円値上げされ、家計への負担も増している。

 札幌市内で唯一、JRや地下鉄路線がない清田区で暮らす鈴木亨さん(84)は「ダイヤ改正の度にバスが減る。タクシーもなかなか来ず、何で移動すればいいのか」と不安を抱える。

  鈴木さんの自宅周辺では、12月から北海道中央バス(小樽)が11便を減らす。昨年12月の改正ではJR札幌駅前への直通バスが、中間地点の地下鉄駅までに短縮され、外出の機会も減った。鈴木さんは「地下鉄への乗り換えで料金がさらにかかる。高齢者にとって乗り換えで歩くのもゆるくない」とこぼす。

 特に都市部の札幌圏では、多くの路線を維持するだけの運転手の確保が難しく、大規模な減便が相次ぐ。札幌圏では昨年12月に約350便、今年4月に約500便が減便した。12月にはさらに約300便減る。札幌市によると、23年の市内のバス運行本数(1日当たり)は7653便で、5年前の2割の1986便が減少した。

1666OS5:2024/12/09(月) 00:22:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4ad60e1a1f17313bf8ef0540cd60b525b58d05d
苫小牧市長選は前市議の金沢俊氏が初当選 前市長から後継指名
12/9(月) 0:15配信

朝日新聞デジタル
当選を決め、支持者からお祝いの花束を受け取る金沢俊氏=2024年12月8日午後10時54分、北海道苫小牧市若草町3丁目、松本英仁撮影

 前市長の岩倉博文氏(74)が健康問題を理由に任期途中で辞職したことに伴う北海道苫小牧市長選は8日投開票され、無所属新顔で前市議の金沢俊氏(50)が、無所属新顔で前市職員の田村一也氏(49)を破って初当選した。当日有権者数は14万247人。投票率は38・70%(前回の2022年は33・99%)だった。金沢氏の任期は8日から4年間。10日に初登庁する。

 当選を決めた金沢氏は「短期決戦だったが、皆さんのご支援で勝利できた。岩倉市政を引き継ぎ、今ある課題にしっかり取り組み、挑戦して新しい苫小牧の未来をつくっていく。まだまだ伸びしろがあり、今後も選ばれるまち、人口20万人都市をめざして頑張っていく」と抱負を述べた。

 金沢氏は、5期18年の岩倉市政を与党市議として支え、岩倉氏から後継指名を受けた。子育てや教育の支援を拡充する「子どもど真ん中」政策など七つのビジョン、34項目91の施策を掲げ、企業支援や経済振興で人口増加に挑戦すると訴えた。自民、公明両党の地元支部の推薦を受け、両党の道議、市議らのほか支持を表明した経済団体やスポーツ団体など厚い保守地盤を背景に優位に戦いを進めた。

 田村氏は、苫小牧地区連合の事務局長を務めるなど労働組合運動でも活躍したが、立候補表明が11月23日と出遅れた。「より市民の声を生かした市政への転換」を訴え、労働組合や立憲民主、社民両党が組織的に支援し、共産党の自主的な応援も受けたが、知名度不足を解消できなかった。

 今回の市長選は41年ぶりに新顔が争った。金沢氏を与党が、田村氏は野党がそれぞれ推す与野党対決の構図は2010年以来となった。(松本英仁)

苫小牧市長選の確定得票

当 28,879 金沢俊 50 無新 (1)
24,925 田村一也 49 無新

(確定得票)

朝日新聞社

1667OS5:2024/12/11(水) 23:29:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/66258573d7dae2e3b41cc5424aac3989e0ed038c
「私を葬りたいと思った方がどこかに」離党勧告を受けている日本維新の会の坂元市議「離党するつもりない」
12/11(水) 18:43配信

HTB北海道ニュース

政務活動費の使い方が不適正だとして離党勧告を受けている、日本維新の会の坂元倫孝札幌市議が11日に会見を開き、離党するつもりはないと話しました。

札幌市議・坂元倫孝氏(日本維新の会) 
「市政便りの部分が年度またぎとなってしまったことは確かなんですが、私腹を肥やしたことはございませんし」

坂元市議は、日本維新の会北海道総支部が離党勧告を出した理由について、「市政報告だより」の印刷費や配布人件費などとして昨年度の政務活動費から154万円が支払われたものの、納品や配布が昨年度中に行われず、「年度またぎ」の不適正な会計処理となったためだと説明しました。
坂元市議はこの離党勧告を不服としています。

札幌市議・坂元倫孝氏(日本維新の会)
「何らか私を葬りたいと思った方がどこかいいるのかもしれません」

坂元市議は、手続き上の不備にもかかわらず離党勧告は重過ぎるとして今後、党本部に取り消しを働きかける意向を示しました。
日本維新の会をめぐっては、北区選出の荒井勇雄市議も、政務活動費の使い方が不適正だとして離党勧告を受けています。

HTB北海道ニュース

1668OS5:2024/12/14(土) 14:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/af69b3d2ae25da87cfa3abc5c39503b867b84c75
日本維新の会札幌市議2人の離党勧告処分 北海道支部副代表が“処分無効”を主張 内部で混乱続く
12/14(土) 11:51配信
北海道放送(株)

日本維新の会の札幌市議が受けた離党勧告について、北海道総支部の副代表は正式な手続きを経ていないため、無効だと主張しました。

【写真を見る】日本維新の会札幌市議2人の離党勧告処分 北海道支部副代表が“処分無効”を主張 内部で混乱続く

維新の北海道総支部は、坂元倫孝氏と荒井勇雄氏の2人の札幌市議について、政務活動費の支出に不正があるなどと匿名で指摘があったことなどから、11月、2人に離党勧告処分を出しました。

日本維新の会 北海道総支部 小林悟副代表
「副代表であるわれわれが知らない間に処分が出るのはありえないこと」

13日、支部の小林悟副代表は会見でこう述べ、処分の無効を主張。

一方で、支部の代表らは19日に処分の正式決定を発表するとしていて、内部で混乱が続いています。

1669OS5:2025/01/04(土) 10:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e45bd4063fb075fcabbfc1af6a68131065568762
返礼品目玉は「江差町長と会食」 10年前好評も今回は苦戦
1/3(金) 15:32配信

共同通信
北海道江差町のふるさと納税返礼品になっている「照井誉之介町長との会食」の説明

 北海道江差町が昨夏から、ふるさと納税の返礼品の目玉に照井誉之介町長(40)との会食を掲げている。約10年前にも当時全国最年少首長だった照井町長による観光案内を返礼品とし、300万円超の寄付を集めたが、今回は苦戦中。町長は「前回のように若さを売りにできなくても、まちづくりの経験に裏打ちされた話は今だからこそできる」と強調する。

 北海道南部の江差町は江戸時代にニシン漁で栄えた人口6600人ほどの港町。昨年6月に新設したふるさと納税の返礼品は、町内の高級旅館の個室温泉付き客室1泊2食で、さらに夕食を照井町長と一緒に食べられるというもの。必要な寄付額は1人券なら29万5千円。

 照井町長は新聞記者として江差町で勤務していた縁で2014年、29歳で町長選に出馬し、当時全国最年少の首長になった。15、16年度に「日本一若い町長のおもてなし江差ツアー」を返礼品にすると約330万円の寄付が集まった。

 今回、旅館から提案を受けたが、年末にようやく1件、51万6500円の送迎付きペア券の申し込みがあった。

1670OS5:2025/01/09(木) 02:24:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1108084/
北海道・芦別市長選、稲津氏に出馬要請 市民有志
宍戸透 有料記事
2025年1月7日 0:00(1月7日 5:47更新)
 【芦別】任期満了に伴う芦別市長選(2月9日告示、同16日投開票)で、市民有志グループが公明党の稲津久元衆院議員(66)に立候補を要請していたことが分かった。稲津氏は6日、北海道新聞の取材に対し「要請を重く受け止めている。芦別にとって何が良いことか考えている」と述べた。...

1671OS5:2025/01/23(木) 00:14:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1113823/
芦別市長選 稲津氏は不出馬
宍戸透 有料記事
2025年1月22日 0:00
 【芦別】任期満了に伴う芦別市長選(2月9日告示、同16日投開票)で、市民有志グループから立候補を要請されていた公明党の稲津久元衆院議員(66)は21日、北海道新聞の取材に対し、同市長選に立候補しない考えを示した。...

1672OS5:2025/02/03(月) 22:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf83ea74ad8b1275a438dbdedf1cb5aa3f6416ac

札幌市職員の「名刺自腹」慣習廃止 市長も過去に違和感…格安で実現
2/3(月) 19:00配信

朝日新聞
公費負担となる札幌市職員の名刺の基本デザイン(表)。「笑顔になれる街」札幌をイメージしたロゴをあしらっている=札幌市提供

 札幌市は3日、長年にわたって市職員が「自腹」で作成してきた名刺について、今後は原則公費負担とすると発表した。人によってバラバラだったデザインも統一する。

【写真】名刺の基本デザイン(裏)=札幌市提供

 名刺を自費で作成する慣習は全国の自治体にあり、札幌市もごく一部の部署をのぞいて例外ではなかった。多くの職員は入庁時に「仕事で使うものなのに、なぜ……」「民間企業なら会社負担が一般的なのに」などと違和感を抱きつつも、先輩職員らの姿をみて「そういうものか」と受け入れてきた。

 市職員を経て市長になった秋元克広市長も昨年6月の定例会見で同様の経験を明かし、「職員のモチベーションの意味でも改善したい」と語っていた。

 市職員は約2万人で、職務上必要な場合は全員が公費負担の対象。業者に個人で発注した場合の相場は100枚で1500円程度だが、自前の印刷センターを活用することで、紙、印刷代込みで100枚600円台と格安で作れる。

 デザインも公表した。表面には、市がめざす「笑顔になれる街」を象徴する「サッポロスマイルロゴ」を配し、裏面はライラックや雪など札幌の四季をイメージしたデザインを個人で選べる。

 市広報課の担当者は「名刺交換の際に、デザインが雑談のきっかけになることもある。市が大切にしていることが広がるという、シティープロモーション効果にも期待したい」と話している。(原知恵子)

朝日新聞社

1673OS5:2025/03/10(月) 23:15:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc5448e28c97d8b5fc56cdb5d80e233dce16dc4
北海道寿都町長7選出馬へ 核ごみ処分で文献調査容認
3/10(月) 18:05配信

共同通信
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定で、北海道寿都町での文献調査を受け入れた片岡春雄町長が、11月の町長選に7選を目指して出馬することが10日、分かった。片岡氏が同日の町議会で表明した。

 次期町長選で出馬を表明するのは片岡氏が初めて。取材に「持続可能なまちづくりに道筋を付けるため全力を尽くす」と強調し、最終処分場選定を巡っては「議論が町内だけでなく全国的なものになるよう、国に求めていく」とした。

 寿都町は2020年に調査に応募し、同年、全国初の調査が始まった。21年の町長選では、片岡氏が反対派の新人を破り再選した。

1674OS5:2025/03/24(月) 21:37:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/809b1d4f51c5e60fb948b69fe9ad420aadd89521
釧路市長が公職選挙法違反か 「弁解するつもりはない」市長続ける考え 香典や酒を寄付 北海道
3/24(月) 16:12配信


STVニュース北海道

STVニュース北海道

北海道釧路市の鶴間秀典市長が、道議会議員だった2024年夏ごろ、後援会関係者の葬儀後に自ら香典を渡していたことを明らかにしました。

公職選挙法に抵触する可能性があるということです。

釧路市の鶴間市長は3月24日、道議だった2024年夏ごろ、自身の後援会関係者の葬儀後に香典1万円を自ら渡していたことを明らかにしました。

葬儀後に香典を渡すことを禁じている公職選挙法に抵触する可能性があるということです。

さらに、公選法では選挙区内の有権者への寄付も禁じられていますが、町議だった20年以上前から、市内の町内会や神社などに対し、慣習的に酒を寄付していたということです。

鶴間市長は市長を続ける考えを示しています。

(釧路市 鶴間秀典市長)「すべて私がやったことで弁解するつもりはない。判断は市民に任せたい」

また、鶴間市長は2024年の釧路市長選後にも、当選のお礼が書かれた手紙を後援会関係者3000人以上に郵送したことも明らかにしています。

1675OS5:2025/03/28(金) 10:03:29

8412 :OS5 :2025/03/28(金) 10:02:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f42c778bd6cff9ee0930dffd06f006761ab7c97
元維新の札幌市議、「実態ない事務所」に政務活動費 電気も契約せず
3/27(木) 19:00配信

朝日新聞
札幌市議会の本会議の様子=2025年2月20日、札幌市中央区、原知恵子撮影

 札幌市議会は27日、旧会派「日本維新の会」の議員が、政務活動の実態がない事務所の維持費用に政務活動費を充てていたなどとして、計約66万7千円の返還を求めると発表した。


 指摘を受けたのは、北区選出の荒井勇雄市議=1期目=。議会の調査報告によると、荒井氏は事務所として借りていた北区のマンションの2023年9月〜24年3月分の家賃など63万5700円を政務活動費から支払った。ただ、入居以来、電気・ガス契約がなされたことはなく、パソコンやコピー機もなかった。所在地も一般公開されなかった。

 調査に対し、荒井氏は「政党からの指示と思って仕方なく賃貸契約した」「予想通り活用できなかったので、無駄な支出だと思い、個人の判断で1年足らずで解約した」。また、「採光が良く、電気がなくても問題なかった」「事務所に行ったときだけ、ブレーカーを上げて使っていた」などと回答したという。

 市議会は、こうした状況について「公金の無駄遣いによる不適正な支出」と判断。会派に全額返還を求めることを決めた。ほかにも、別の事務所費約3万1千円分の返還も求める。

朝日新聞社

1676OS5:2025/03/31(月) 23:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3bd064aba8a6d486362df3391d6b90244f43cb
札幌市議会、元維新の2議員に「猛省を求める決議」政務活動費問題
3/28(金) 19:30配信

朝日新聞
政務活動費の不適正な取り扱いをめぐり、「謝罪・猛省及び返還等を求める決議」が可決された荒井勇雄氏。議場で謝罪の弁を述べた=2025年3月28日、札幌市中央区、原知恵子撮影

 札幌市議会の旧会派「日本維新の会」の2023年度分の政務活動費に不適正な取り扱いがあった問題で、市議会は28日、荒井勇雄市議と坂元倫孝市議それぞれに猛省と返還などを求める決議案を可決した。

 提出者は、2氏をのぞく全議員。

 荒井氏に対する決議では、「議員として公費を扱う責任感が欠落している」「(調査に際し)虚偽とみられる説明をしたほか、矛盾点を指摘されると発言を撤回するなど説明責任を果たす意識が欠如した不誠実な対応が散見された」。坂元氏に対する決議では「会派の経理責任者の立場にありながら、支出の必要性や妥当性の確認を怠った」などと断じた。

 2議員は、党道総支部から市政だよりの発行などが「不適正な支出にあたる」として離党勧告処分を受け、離党。約240万円を返還した。こうした事態を受け、市議会も独自の調査を実施。新たに荒井氏の事務所費計約66万7千円を「不適正」と判断し、会派に返還を求めている。

 決議で、公の場での謝罪を求められた荒井氏は「このような事態を招き猛省しております。ご助言ご指摘を厳粛に受け止め、心から謝罪をさせていただきます」と議場で頭を下げた。

 2024年の札幌市議の報酬は年額約1462万円(議長・副議長をのぞく)。政活費は議員報酬とは別に、市政のために必要な活動の経費の一部として議員1人あたり月額40万円が会派に対して交付され、年度末に残額があれば市に返還することになっている。(原知恵子)

朝日新聞社

1677名無しさん:2025/05/04(日) 18:52:45
>>733アイヌは先住民族か疑念 >>660道議が差別的表現
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1153026/
日本保守党、元道議・小野寺氏を擁立 参院選道選挙区
関口潤
2025年4月25日 18:33
 日本保守党は25日、この夏の参院選道選挙区(改選数3)の公認候補として、元北海道議の小野寺秀氏(61)を擁立すると発表した。

1678OS5:2025/05/05(月) 08:08:04
144 名無しさん 2025/05/04(日) 18:50:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1155338/
渡辺元衆院議員、自民北海道10区支部長に応募
斉藤千絵 野呂有里 有料記事
2025年5月2日 18:30(5月2日 22:15更新)
 【岩見沢】自民党の渡辺孝一元衆院議員(67)は2日、北海道新聞の取材に対し、次期衆院選の北海道10区(空知、留萌管内)の立候補予定者となる自民党道10区支部長の公募に応じたことを明らかにした。同じく道10区を地盤とする植村真美道議(49)=空知管内=も近く応募する見通し。...

1679OS5:2025/05/23(金) 01:55:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/202a2919b15e61d9020ae9f6d4cec37fe4b682a4
留萌市長が葬儀後日に香典 北海道、本人名義で枕花も
5/22(木) 12:20配信

共同通信
 北海道留萌市の中西俊司市長(68)が2023年以降で計5回、知人らの葬儀の後日に各1万円の香典を渡したことが22日、市長への取材で分かった。18年8月以降、本人名義で葬儀4件に枕花を送ったとも説明。いずれも相手は市内在住で、選挙区内の人への寄付を禁じた公選法に抵触する可能性がある。市長は「十分反省する」と述べ、辞任は否定した。

 公選法は、香典を渡すことが認められるのは葬儀当日や通夜に政治家本人が参列する場合のみと定める。市長は、後日に渡してはならないとは知らなかったとし、枕花については「親しくしていた人に出したい気持ちを優先してしまった」とした。

1680OS5:2025/06/04(水) 20:54:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a14d67667f28550894e902115d03524cc3c6c3fa
北海道議会議長に異例の"ベテラン"9期・伊藤条一氏を選出
6/4(水) 19:04配信
HTB北海道ニュース

HTB北海道ニュース

北海道議会の最大会派・自民党で新たな議長選びが行われました。5期からの選出が慣例となっていましたが、選ばれたのは9期の道議です。

須藤有基記者:「いまこちらの中で開票作業が進められています」

議長候補に名乗りをあげたのは、白石区選出で9期の伊藤条一道議と、恵庭市選出で5期の田中芳憲道議の2人です。
自民党会派内では、これまで慣例で5期生の中から議長を選んでいましたが、現在5期の議員が3人と少ないことなどから、9期の大ベテラン伊藤道議が出馬する異例の展開となりました。会派内で行われた選挙の結果、伊藤道議が過半数の票を得て議長候補に選ばれました。

伊藤条一道議:「公平で公正な中立を保って議会運営を進めていきたいと思っている」

第2会派から出すのが慣例となっている副議長候補には、民主・道民連合の梶谷大志道議が決まっていて、17日開会予定の定例道議会で選出される見通しです。

HTB北海道ニュース

1681OS5:2025/06/06(金) 16:53:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ec8c0279ad64d43c3ccea80152eb27d4f948298
混乱の旭川市議会 辞めるのを辞めた副議長が電撃辞職 議長は続投へ 
6/6(金) 16:12配信



HTB北海道ニュース

議長と副議長が慣例の2年での交代を拒み混乱が続いている旭川市議会で5日、副議長が電撃辞職しました。議長は引き続き続投の意思を示しています。

福居秀雄議長)
「私としては職責を全うして、その責務を全うしたいと思っている次第でございます」。

おととし5月から旭川市議会の議長を務める自民党・市民会議の福居秀雄市議です。
地方自治法で定められた議長と副議長の任期は4年ですが、旭川市議会では慣例で2年ごとに交代してきました。福居議長と中村徳幸副議長は、慣例にならい就任から2年で辞職する意向を示していました。しかし、先月13日に急きょ辞意を撤回。新たな正副議長を選出するはずだった14日の臨時議会は無くなり、本会議が28年ぶりに流会する異例の事態となりました。

共産党 石川厚子市議)
「第3回臨時会を流会させた責任があると思うが、議長のお考えは」。

福居秀雄議長)
「流会になったことは非常に残念に思っている次第であります」。

なぜ、2年で辞職しないのか。
福居議長らは各会派の会長会議に野党側が出席しない現状を正常化するためと説明しています。しかし、野党側からはこんな指摘も。

旭川市議会の構成は、これまで自民と公明の与党系が17人、野党系と無所属が16人でした。しかし、先月8日に自民系の市議1人が無所属に転じ、与党が過半数を割ることになりました。

共産党・能登谷繁市議)
「また(正副議長の選挙で)勝てると思ったのに勝てなくなったからやめると。辞めるのを辞めたというのはあまりにも身勝手な行動」。

旭川市民連合・塩尻英明市議)
「こういう混乱が起きている状況を解消するためであれば、辞任をすべきではないかなと思います」。

こうした中、急展開が。
5日に中村副議長が「議会を流会させた責任は重い。議会を正常化させるため」として辞職したのです。
旭川市議会では今月12日から定例会が始まります。前日の11日の議会運営委員会で福居議長の人事について再度、議論される予定です。

福居秀雄議長)
「旭川市民そして旭川市のためにですね、その責務を果たしていきたいと思っております」。

1682OS5:2025/06/10(火) 10:15:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf4f9ee9516739f47e37a2a66a64e90eb33cd127
北見市幹部 業者が接待 27回約80万円 内規違反、処分も 「認識不足だった」
6/10(火) 9:59配信

北海道新聞
北見市役所

 【北見】北見市の複数の幹部職員らが、公共施設の指定管理や事業運営を委託している民間事業者「北見都市施設管理公社」の社長から、過去3年間で少なくとも27回、計約80万円の接待を受けていたことが9日分かった。接待を受けた市幹部は当時、教育長だった副市長ら。幹部の大半は公社が受託した施設の運営や、事業の委託先を公募または随意契約で選定する立場にあった。公社社長は「利害関係者」で、幹部らは市の内規に違反しており、処分対象になる可能性がある。

【図解】北見市幹部接待の構図

 同市の武田雅弘副市長は取材に対し、2年前の教育長時代に複数の課長と一緒に接待を受けたと認め、「会食で契約に関する話題は出ず、仲間うちでの教育長就任祝いと思って出席していたが、認識不足だった」と話した。公社の小林敬里社長は「接待は不適切との考えはあった。ただ、施設運営のため、重要な情報を集める必要があった」と答えた。

 国家公務員倫理法の規定は、利害関係者からの接待を禁じており、地方自治体にも同様の施策を求めている。北見市は内規で職員に対し、利害関係者からの接待を禁じており、研修などで周知していたが幹部が守っていなかった。

1683OS5:2025/06/16(月) 08:25:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f57bc3ed7e53a9fe216753be4ffa760ef5b444ac
新顔の山崎彰則氏が初当選、12年ぶり選挙で6選阻む 紋別市長選
6/16(月) 7:00配信

朝日新聞
紋別市長選の開票作業が始まった=2025年6月15日午後9時16分、北海道紋別市、神村正史撮影

 2013年以来12年ぶりの選挙戦となった紋別市長選は15日、投開票され、新顔で元市議の山崎彰則氏(57)が、現職で6選をめざした宮川良一氏(71)を破り、初当選した。当日有権者数は1万6522人。投票率は59・35%(13年57・67%)だった。

 山崎氏は「新時代!進化する紋別を創造!」と訴え、「深刻化する人手不足に対応する仕組みを構築」「人やモノの循環促進」などを公約に挙げ、浸透を図った。

 宮川氏は「希望と感動の街づくり」をキャッチフレーズに、「生活支援施策の充実」「誇りと愛着の持てる新庁舎の建設」などを掲げたが及ばなかった。(神村正史)

当 5,540 山崎彰則 57 無新(1)
4,090 宮川良一 71 無現

(確定得票)

朝日新聞社

1684OS5:2025/06/16(月) 11:59:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea1c6e863e5c4da4c918a4274a4a4880c860f16
北海道・旭川市議会議長「辞めるのやめた」で大紛糾 市議会の混乱はなぜ長期化しているのか
6/16(月) 6:01配信


北海道新聞
議会運営委員会で続投への意欲を述べる福居議長=6日

 【旭川】旭川市議会の議長人事を巡る混乱が収まらない。慣例の2年交代を拒否して続投の意思を示した正副議長に対する野党の反発で、5月の臨時市議会が流会し、市の補正予算案を審議できなかった市議会。野党は12日開会の定例市議会に向けて議長不信任決議案の提出までちらつかせており、混乱が収拾するか見通せない異例の事態に陥った。背景には市政与党として議長ポストを死守しようとする狙いがあるが、会派間の主導権争いが行政に対する監視機能を停滞させている形だ。

【動画】国内最大級のマーチングバンドの祭典 「第93回北海道音楽大行進」 雨天中止で代替コンサート

 11日午後にあった同議会の議会運営委員会。正副議長人事についてはこの日も対応が決まらず、与野党議員は足早に会議室を出た。ポストを巡る会派間の駆け引きは激しさを増しており、ある議員は「早く正常化させないと」とぼやいた。

 自民会派所属の福居秀雄議長は5月8日、公明の中村徳幸副議長(当時)と共に辞意を表明。正副議長を2年交代とする旭川市議会の慣例を踏まえた対応だが、多数派のため両氏は再選が有力視されていた。

 だが、同じ日に自民会派から1人が離脱したことで情勢が変わった。自公で過半数を割り、交代を余儀なくされるとみた両氏が一転して辞意を撤回した。これに他会派の市議が反発し、予定していた臨時市議会が流会。旭川市議会の流会は1997年以来。中村副議長は今月5日、責任を取る形で辞任した。

旭川市議会の正副議長人事を巡る経緯

 一方の福居氏は今も議長職を降りる意思を示していない。それはなぜか。同氏は周囲に「市長を支えるためだ」と漏らす。過半数を失った上、議長の座まで譲っては与党の立場が揺らぐとの危機感もあるようだ。

 2021年、15年ぶりの自民系市長として今津寛介市政が始まった。当時少数与党だった自公会派は、23年の市議選後に参政党の市議を招き入れる形で過半数を確保。今津市長に有利な議会運営を進めようと、正副議長と議運委の正副委員長の4ポストを独占した。今回の「改選期」でも自公で正副議長ポストを維持できる目算だったが、多数派となった野党が候補を一本化する可能性が高まると、地方自治法が定める4年の任期を持ち出し「全うしたい」と強硬策に出た。

 野党側は4月に本会議場での国旗掲揚を決めた福居議長に対し不信任決議案を出し、否決されている。今回は多数派となったため可決となる可能性が高く、そうなれば北海道内の市議会では02年の北見市議会以来となる異例の状況だ。

 だが、法的拘束力はなく、「議長人事問題はいったん先送りにして議案審議に入るべきだ」(中堅与党市議)との声も上がる。12日の議会開会後は休会し、17日の再開までに与野党は出方を探ることになる。

 1997年も同様に正副議長が2年で辞任せず、重要議案を審議する定例市議会が流会するなど混乱は約4カ月続いた。今回、臨時市議会に補正予算案を提出できなかった市は、帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種の自己負担額を引き下げるための費用4千万円を、議会審議を経ないまま専決処分で一般会計予算に追加した。

 北大公共政策大学院の山崎幹根教授(地方自治論)は、地方自治体では首長と議員がそれぞれ住民の直接選挙で選ばれることを踏まえ「国政のように与野党で対立するのは有権者を置き去りにした行動だ」と指摘。「議会全体で首長に対する建設的な批判を行う『野党的機能』を果たす原点に立ち返るべきだ」と訴える。

 北海道内の35市議会のうち、議長ポストを慣例で2年交代としているのは札幌、函館など4割の15議会に上る。2年か4年かを随時協議して決めている議会もある。

 地方自治法は議長任期を4年間と定める。ただ、旭川市議会では40年以上前、「議長ポストを多くの市議に回す」(ベテラン市議)との理由から、2年とする慣例が始まったとされる。

 議長人事を巡る混乱は少なくない。道東のある市議は「2年交代で議長に就く約束をほごにされた会派の反発で、議会運営が数日滞ったこともある」と明かす。

 2019年には札幌市議会で一時的に議事を担った最年長市議が、議長選出の方法に異を唱えて8時間議事が停止。市議会はその後、市議を除名し、訴訟にまで発展した。

1685OS5:2025/06/22(日) 00:40:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/58f2835c4226407d7943aa4e62a119addc6db406
前代未聞!不信任可決も続投の旭川市議会議長 一転、辞職願を提出も後任に再び?異例の再選戦略の行方は…
6/20(金) 16:07配信

HTB北海道ニュース

HTB北海道ニュース

慣例の2年で交代せず不信任決議案が可決された後も続投していた旭川市議会の議長が20日に辞職願を提出しました。

旭川市議会 福居秀雄議長)
「多くの市民に対して不安を与えたことに責任を感じております。この度、辞職願を提出させていただきました」。

旭川市議会の福居秀雄議長。慣例の2年での交代を拒んでいました。これに野党会派が反発し、先月は臨時市議会が流会するなどの混乱が発生。20日、「流会した責任を重く受け止める」などとして、副議長に辞職願を提出しました。
旭川市議会の構成です。
以前は自民と公明などの与党系が17人、野党系と無所属は、16人でしたが、先月、自民系の市議1人が無所属に転じ、与野党のバランスが逆転。その結果、12日の本会議では福居議長への不信任決議案が賛成16、反対15で可決されました。
となると、新たな議長も野党側から選出されるのが自然な考え方ですが、そうもならないようです。
与党側は「9月に選挙を控える市長を支えなければいけない」と議長の席を死守する構えです。
そこで、次の議長候補として自民会派が白羽の矢を立てたのが、なんと、20日に辞職願を出した福居議長なのです。
これには野党会派も疑問を呈します。

共産党・能登谷繁市議)
「不信任の議決に対する責任もあって辞めると言っている人が午後になったら次の候補になって出てくるというのはいかがなものかなと。率直にびっくりしましたね」。

旭川市民連合・高木啓尊市議)
「不信任を可決させていただいたのでその方を推すというわけにはいかないかなと思います」。

不信任決議案が可決された後で勝ち目はあるのでしょうか。
再び、市議会の構成です。

少数与党の自民・公明に加え、無所属の元自民系の市議1人が、福居議長の再選を支持する態度を明らかにしています。これにより福井議長が過半数の支持を得て、再選される見通しとなっています。
新たな議長は来週23日の本会議で選出されます。
議長人事の混乱もあり、いまの定例会は会期が3日間延長されるなどの影響も出ています。

HTB北海道ニュース


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