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北海道 国政・地方政治スレ

1174チバQ:2018/11/09(金) 03:24:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/245733?rct=series
<舞台裏を読む>自民 「過半数」にこだわり
11/07 08:46 更新
<舞台裏を読む>自民 「過半数」にこだわり
 10月下旬、札幌で開かれた新党大地の会合。鈴木宗男代表(70)が自民党の船橋利実(としみつ)衆院議員(57)=比例代表道ブロック=への批判を始めた。

 「船橋は思い上がりですよ。こっちが応援しないと、選挙に負けますから。私が(船橋氏の選挙区の)道1区に出てもいいくらいですよ」

 何が、鈴木氏の逆鱗(げきりん)に触れたのか。火種は、来春の道議選札幌市中央区(定数3)だ。

 船橋氏が支部長を務める自民党道1区支部はこの夏、現職の千葉英守氏(68)に続く2人目の公認候補を公募した。これに、大地元副代表の阿部千里氏(28)が応じたが、書類による1次審査で落選。船橋氏から鈴木氏に連絡がなかったという。

 応募7人の中から選ばれたのは、ボランティアやPTA活動に従事する主婦檜垣尚子(ひがきひさこ)氏(48)。船橋氏は記者発表で「現職と支持基盤が重ならず、自民党支持層以外に幅広く支援を求められる候補」と紹介した。

 あつれきを生みつつも、自民党が中央区で2議席奪取を目指すのには、訳がある。

 55年体制が確立して以降、道知事が保守・革新の両陣営で入れ替わることはあっても、道議会自民党は最大勢力を保ち続けてきた。同党の元道議は「原動力は1、2人区」と語る。

 道議会47選挙区のうち、1人区は18(美唄市は来春編入)、2人区が14あり、主に町村部や中規模以下の市だ。こうした地域は1次産業の比重が大きく、保守層が分厚い。実際、自民党は2015年の選挙で1、2人区計46議席のうち、28議席を獲得。10年ぶりに単独過半数を確保する土台になった。

 一方、定数3以上の選挙区はリベラル層が一定数いる都市部に多く、議席数に幅があるため、野党や中小政党にチャンスが出てくる。ここ中央区も例外ではなく、自民党は07年の選挙で旧民主党系に2議席を明け渡し、以来2回の選挙で現職しか擁立できなかった。

 自民党は来春の選挙で、総定数100の過半数51を最低目標とする。道都の中心にある3人区で象徴的な勝利を挙げ、「単独過半数を確実にしたい」(党道連幹部)というわけだ。

 4期16年にわたる高橋はるみ道政を、公明党との連携で支えてきた自民党。自公ではなく単独での過半数にこだわるのは、党勢拡大だけが狙いではない。

 印象的な出来事があった。16年12月、道議会自民党は保守系団体・日本会議の働きかけに応じる形で、憲法改正の国会議論を促す意見書案の提出を他の4会派に通告した。日本会議が主張する緊急事態や家族の絆の規定に触れる文案で、4会派は反対。だが自民党は単独過半数を武器に、ぎりぎりまで提出の構えを崩さない。

 最後は改憲に慎重な公明党への配慮などから見送ったが、立憲民主党の若手道議は「『数の力』で何でもできることを思い知らされた」と振り返る。

 次回選挙を経て道議会は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致といった賛否が交錯するテーマに結論を下す場面が増える。道民が投じる一票は、地域の代表を選ぶ以上の重みを持つ。(報道センター 佐藤陽介)


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