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北海道 国政・地方政治スレ

375チバQ:2010/12/26(日) 18:41:28
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101221ddlk01010168000c.html
自治再考:札幌市政の検証/1 アクセス道路 /北海道
 ◇建設容認に方針転換 経済界は歓迎、「変節」批判も
 上田文雄・札幌市長(62)の「方針転換」が波紋を広げている。札幌の都心部と高速道を結ぶ都心アクセス強化道路(アクセス道路)について、反対から容認に転じたからだ。20日、札幌市内のホテルで開かれた3選出馬会見でも、上田市長は「都心部と高速道路を接続させることは時代の要請ではないかと思う。経済効果という側面もあり、(アクセス道路は)必要だと考えている」と述べた。

 アクセス道路は、前回07年の同市長選で、自民党や経済界などの支援を受けて立候補した元国土交通省技監の清治真人氏が掲げた主要政策だった。民主党などの推薦を受けた上田市長は「札幌は主な社会資本整備は終えている」「大型公共事業による活性化は20世紀で終わった」と批判を繰り返していた。

 道路の建設費用は数百億円にも上り、上田市長の財政再建路線とも相反する。市長与党の民主会派ベテラン市議は「街作りのビジョンがない。(次の)選挙や公共事業ありきの主張なら賛成できない」と市長の「変節」に憤りを隠さない。

   ◇

 上田市長は09年5月、市議会本会議で初めてアクセス道路建設に前向きな姿勢を示した。今年1月には、札幌商工会議所の高向巌会頭が建設を要請。市は来年度に策定する総合交通計画にアクセス道路を盛り込む方針で、建設はもはや「既定路線」とも言える。経済団体幹部は「自身の公約を覆し、(建設反対は)間違っていたことを認めた。大したものだ」と上田市長を高く評価する。

 09年秋の民主党政権発足後、上田市長は自民の牙城でもある経済界との距離を縮めてきた。北海道新幹線の札幌延伸問題などで新政権とのパイプに期待する経済界に対し、市長側も次の選挙で支持拡大や集票が期待できる。後援会や民主会派の幹部は「企業を敵に回す必要はない」と述べ、暗に両者の思惑が一致したことを認める。

   ◇

 新たな支持層を掘り起こす上田市長に対し、従来の支持層には不安が生まれる。労組出身の後援会幹部は「問題は基本的なスタンスをどこに置くかだ。市民や労働者か、あるいは経済界か。そこは一線を画してほしい」とけん制。前回市長選で「市民自治」を掲げた上田市長が経済界にもスタンスを広げつつあることを懸念する。

 一方で、前総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)を擁立した自民党は市政奪還が至上命令。しかし、自民会派のベテラン市議は上田市長について、「本音で言えば、誰がやっても厳しい状況で一生懸命やっている」と評価も口にする。事実上の「民主対自民」の構図になるとみられる市長選。表面上の対立とは裏腹に政策の垣根は限りなく低くなる可能性がある。=つづく

  ×  ×

 来年4月に行われる札幌市長選。上田市長は3選を目指して、立候補を表明した。03年の初当選時から基本理念に据えてきた「市民自治」は進んだのか。連載「自治再考」の第5弾は、2期目の上田市政を検証する。


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