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北海道 国政・地方政治スレ

1375名無しさん:2020/10/01(木) 20:11:14
>>1374

【特別掲載】高卒都職員が540万道民のニューリーダーになるまで #鈴木直道 知事の“光と影”(後編)

2020年07月31日 15時00分
月刊財界さっぽろ本誌記事 鈴木直道 北海道 東京都 夕張市 高橋はるみ 菅義偉 吉川貴盛 長谷川岳 石川知裕 創価学会 公明党 ニトリホールディングス
財界さっぽろ編集部

新型コロナウイルス感染症対策で評価を高め、地元紙調査では仰天の「支持率88%」を叩きだした鈴木直道知事、39歳。間もなく不惑を迎える鈴木氏は今や将来の総理候補の1人にすら数えられているが、必ずしもその人生は順風満帆なものではなかった。

財界さっぽろ2020年5月号(4月15日発売)では、鈴木氏の代名詞である“ピンチをチャンスに”変えてきた、その足跡を特集「鈴木直道の“光と影”」として報じた。ここでは「財界さっぽろオンライン」リニューアル記念として、同特集から5本の記事を前後編に分けて再編集。今回は後編となる。


2011年夕張市長選当選後、本誌のインタビューに答える鈴木氏 ©財界さっぽろ
夕張市長(2011〜19)2期8年の奮闘
「“課題先進地域”“モデル地区”として先手を打って政府に対応を求めるのが鈴木知事のスタイル。法的根拠のない緊急事態宣言をいち早く出し、翌日は首相官邸で安倍晋三総理に北海道の窮状を訴えた」

ある政府関係者はそう語る。鈴木氏がこうした政治手法を培ったのは、夕張市長時代だった。

就任後、すぐに取りかかったのは市役所改革だ。いきなり職員の6割を異動させた。これには役所内から不満が噴出したが「前例主義、諦めムードから脱却し、新たな発想を生むためには不可欠」だとして大規模な人事異動を実行した。

さらに副市長職も廃止。これに相当する職員を道と東京都から派遣してもらい、夕張の支出をゼロに抑えながら、熱望していた“よそ者”を迎え入れることができた。

鈴木は夕張市長時代、本誌のインタビューで次のように語っていた。

「260人いた職員は半分以下の約100人まで減り、18人いた市議も9人に半減させ、報酬も40%カットした。部長、次長、課長など、管理職と呼ばれる人が50数人いたのが、たったの3人に。市役所内は係長以下ばかりになり、管理職経験のない職員が『明日から課長をやれ』といった具合で、給料は安いのに仕事と責任はケタ違いに増えた。そんな中で職員が本当に頑張ってくれているんです」

自身の給与も70%カット。退職金なし、交際費もなし。月額25万9000円の給与は全国の市長の中で最も安い金額だった。

市民との直接対話も制度化。「市長と話そう会」を立ち上げ、5人以上で集まった市民に要請されれば、365日24時間、直接出向いて話を聞きに行く。

「市民が抱く疑問や不満に対し、現在どうなっているのか、改善の可能性はあるのか、不可能であるならそれはなぜなのか、どうしてこういう問題が起こったのか……といったことをきちんと説明するのは大切なことだし、私の責任でもある。いくら感情的になっている人でも、たいてい1時間もすれば落ち着き、3時間も話せばお互い理解し合えるところは理解するし、できないことでも、それならばどうすればいいのかと発展的な話ができるものだ」

鈴木氏は自書「夕張再生市長」の中で、そうつづっている。

「コンパクトシティ計画」の具体化は、“課題先進地域”を全面に打ち出し、国や企業から支援を引き出す“鈴木流”の原点とも言える。人口減少を前提として、公営住宅を始め商業施設、医療施設を市の中心部に移そうとする計画は、合理的なようで、住民感情などもあり実現は難しい。

まず公営住宅の53%が集中し、将来の都市拠点となる清水沢地区で、住宅の建て替えによる住環境の改善を始めた。


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