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北海道 国政・地方政治スレ

1528OS5:2023/03/21(火) 21:07:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817362
<統一地方選2023 攻防の構図>3 美瑛町長選 「農対商」因縁の対決再び
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2023年3月16日 21:53
角和浩幸 55 無現《1》
佐藤晴観 49 無新

 「町民提案事業を募るなど、多くの町民の声を聴いて町政に反映してきた」。10日に行われた美瑛町議会本会議一般質問で、1期目の自己評価を問われた現職町長の角和浩幸は町民に寄り添う姿勢をアピールした。
 議長席の佐藤晴観は、その答弁を聞き、出馬は間違ってなかったと確信した。「話を聞くのは当たり前。美瑛の将来像がない」
 5回連続の選挙戦となり、角和と佐藤の一騎打ちの公算が大きくなっている美瑛町長選。一般的に優位とされる2期目に臨む角和が昨年12月に出馬表明した後、一時は無投票もささやかれたが、町議を3期12年務めた佐藤が年明けの1月に名乗りを上げた。
 佐藤が特に強調しているのが、角和町政下で「役場が機能していない」という考えだ。佐藤の目にはかつてと比べて職員の士気が低下したように映るという。町幹部の中にも「角和は決断力に欠ける」との声がある。佐藤が自身の出身を地元美瑛と繰り返しているのも、横浜出身で京都からの移住者の角和に対する批判の受け皿となる狙いがある。
 こうした角和への思いは、会社役員の佐藤が理事だった美瑛町商工会にも共通する。4人が乱立した2019年の前回町長選は美瑛町農協が角和を推し、商工会は別の候補を支援。事実上、両者の対決となり、角和が803票差の3314票で勝利した。以来、商工会には「農協と町の関係が目に余る」などと不満が渦巻く。
 今回も角和の後援会長に農協組合長の熊谷留夫、佐藤側に商工会会長の滝田勝彦が就き、「農対商」の構図になった。この因縁はいつから続くのか―。
 15年の前々回、当時5選確実とされた前町長の浜田哲(70)に対し、農協職員を経て町議になった新人が告示日直前になって出馬。農協と商工会はともに浜田を支援し、浜田は53票差で辛勝したが、浜田と商工会には「農協が新人を送り込んだ」との疑念が芽生え、双方の亀裂をもたらした。
 前回選挙でも農協側の角和が引退を目前にした浜田について「町民の声に耳を傾けていない」と現職批判を展開。浜田自身は今回の選挙への関与を否定するが、複数の関係者によると、昨年12月に佐藤の後援会幹部らも含む懇親会に出席しており、角和陣営には「前回選挙の意趣返し」との見方は少なくない。
 佐藤は2月の事務所開きで浜田について「美瑛という観光ブランドを確立してくれた」とたたえ、浜田町政を評価した。「農商工連携で元気なまちづくりを」とのスローガンも掲げており、当選後に農協を取り込む構えだ。
 一方、角和陣営関係者は「佐藤は現職批判ばかりで具体的な政策は乏しい。町政は後退する」などと反発。役場内からは「角和町政で移住政策に力を入れ、22年は人口が転入超過になった」「人の話を聞く姿勢がある」と評価する声もある。
 政争のマチ美瑛―。今回も激しい戦いとなるのは必至で、多くの町民は口をそろえる。「しこりは間違いなく残るだろう」。=敬称略=(統一地方選取材班)


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