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北海道 国政・地方政治スレ

517チバQ:2011/05/28(土) 23:44:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110528-00000007-mailo-hok
夕張ものがたり:最年少市長〜30歳の挑戦 新市政序章/下 /北海道
毎日新聞 5月28日(土)10時54分配信

 ◇“一石三鳥”の新人事 成績主義に職員戦々恐々
 異例の決断にはしたたかな計算があった。13日、臨時市議会に出席した鈴木直道市長は副市長ポストを空席にすると表明。27日に課長級職員の派遣が決まった東京都のほか、道にも副市長に相当する理事職を求め、道も応じることを決めた。今年4月現在、道内35市のうち副市長を置いていない市は人口約4400人の歌志内市だけ。副市長ポストを空席にすれば報酬相当額も節約できるうえ、「東京と夕張をつなぐ」という選挙公約のアピールにもなるという算段だ。
 副市長人事をめぐっては、市役所OBや市長選で戦った対立候補の名前が浮上していた。しかし、鈴木市長は「市内には人材がいない」(市幹部)と早くから見切りを付けていたようだ。東京都庁からの招へいを検討したものの、副市長給与は月24万9000円で、希望する人材を招くにも条件が低過ぎた。
   ◇
 鈴木市長からすれば、人材難や財政難をクリアし、選挙公約をアピールする「一石三鳥」の判断だったものの、ある職員は「道と都から来る理事職と生え抜きの幹部職員がうまくやれるのか不安。足の引っ張り合いにならなければいいが……」。だが、市職員が抱える不安はこれだけではない。鈴木市長が選挙公約に掲げた「成績主義」の導入もその一つだ。
 鈴木市長は「選挙期間中、行政への不満をたくさん聞いた」などとして、東京都に倣い、職員を仕事ぶりで評価する成績主義を導入する考えだ。早期に実現し、市役所の変化を市民にアピールしたいところだが、「評価の基準は?」「できない職員はどうなる?」と現場の職員は戦々恐々。現在は市議を務める市職員労働組合の厚谷司前委員長は「組合として現段階では容認している」と当面はどのような制度設計になるのか見守る構えだ。
   ◇
 さらに職員の自己啓発にもつなげようと導入しようとしている「一人一活動」も懸念材料だ。
 市職員が地域に暮らす一市民として、祭りや町内会などの活動に積極的に参加することを促す狙い。「市長だってスーパーマンじゃない。彼一人に任せきりじゃなく、役所全体が頑張ることで支えないといけない」と、30代までが入会資格を持つ市役所の「若手の会」の村井啓佑会長(30)は大賛成だ。
 ただ財政破綻前の06年に300人を超えていた夕張市の職員数(消防を含む)は147人まで減った。職員数は半減し、1人当たりの業務量は確実に増えている一方で、給与は2割減となり、ラスパイレス指数(国家公務員を100とした場合の地方公務員の給与水準)は全国最下位レベル。「合わせて導入される成績主義の内容次第では、職員の反発が起きかねない」(中堅職員)
 選挙期間中、「厳しい状況の中で、頑張っている姿が輝く」と理想を語ってきた若き市長の思いはどこまで浸透し、現実を変えていく力になるのか。全国最年少市長の「第2章」が始まる。
   ×  ×
 この連載は円谷美晶、吉田競、高山純二が担当しました。

5月28日朝刊


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