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北海道 国政・地方政治スレ

1362チバQ:2019/10/18(金) 13:56:27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/352918?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>町民の声拾い現職破る 雄武町長選
10/09 09:42
<舞台裏を読む>町民の声拾い現職破る 雄武町長選
 町長選で現職の壁を破ったのは、新人候補が掲げたシングルイシュー(単一の争点)だった。医療体制の充実を求める町民の声を敏感に感じ取り、草の根の選挙活動が実を結んだ。

 24年ぶりの選挙戦となったオホーツク管内雄武町長選。元町議で新人の石井友蔵氏(68)が54票差で、3選を目指した現職の中川原秀樹氏(69)を下した。

 9月22日の投開票日。石井氏の選挙事務所が当選の知らせに沸く中、陣営幹部は「町民の声を丁寧に拾った結果だ」と振り返った。

 石井氏の立候補表明は、告示約1カ月前の8月中旬。中川原氏より2カ月遅れだった。石井氏が当初掲げた政策は「町民の声を聴く、風通しの良い役場づくり」だった。

 出馬表明から2週間、町民の声を拾って歩いた石井氏は、ある結論に達する。「高齢者を中心に有権者の多くが医師の診療姿勢など町国保病院の現状に不満を抱いている」

 急きょ、公約の一つだった常勤医増を軸にした町国保病院の再生を最重要政策に格上げ。高度医療が受けられる旭川への医療バス運行の検討も訴え、高齢者らを中心に支持が広がった。

 中川原氏は、6月の出馬表明後、町内の有力企業や団体から推薦を取り付け、「1次産業の徹底強化」を公約に掲げた。訴えは2期8年の実績の強調が中心で「将来に夢が抱ける政策がなかった」(陣営幹部)。

 中川原氏は2011年9月に無投票で初当選した。当時の町長が急病で出馬を断念。副町長の中川原氏は町議会幹部らの支援を受けて出馬した経緯がある。前回15年も無投票再選していた。今回は24年ぶりの選挙戦となり、陣営に戦い方を知る幹部は少なかった。

 中川原氏には、就任当初から役場内外で「ワンマン」「独善的」との見方がつきまとっていた。

 同町では2018年3月、当時の副町長が任期を3年半以上残して辞任。副町長が社長を務める町の第三セクターが運営するホテル日の出岬の委託業務への対応を巡り、町長との信頼関係が崩れたことが一因とされる。

 15年12月には男性係長が自殺。長時間労働が影響したとみられている。一連の問題を巡って、町民から真相を知りたいとの声が上がっても、中川原氏には丁寧な説明をしようとする姿勢に欠けていた。

 町民からは「顔は中川原でも、心は石井という隠れキリシタンはかなり多い。特に役場は半数以上」との声も漏れた。現職への不満が新人への追い風となった。

 3期目を目前にしていた中川原氏。投開票日の事務所は予想外の結果に、重苦しい空気に包まれた。得票数を記したポスターを眺めながら中川原氏は首をかしげるばかりだった。

 道内では、統一地方選が行われた47市町村長選のうち、約6割の26の選挙で無投票となり、現職の連続無投票当選も相次いだ。5期連続無投票が続いていた雄武町長選に風穴をあけた石井氏の挑戦。新町長として医療関連の公約を実現できるか。期待を託した町民は行方を注視している。(紋別支局 泉本亮太)


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