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北海道 国政・地方政治スレ

1175チバQ:2018/11/09(金) 03:28:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226848?rct=s_government_hokkaido
<舞台裏を読む>宙に浮く上田氏「起用策」
09/11 05:00
<舞台裏を読む>宙に浮く上田氏「起用策」
 「僕は呼ばれないんじゃないかな」。前札幌市長の上田文雄氏(70)は冗談めかして答えた。来春の市長選に再選出馬の意向を固めた秋元克広市長(62)の応援をするかどうか、周囲に問われた時のことだ。

 道都の政治決戦は7カ月後。立憲民主、国民民主、自民、公明各党が秋元氏への相乗りを模索し、前回に続き独自候補擁立を目指す共産党との「一騎打ち」となる線が濃厚だ。そんな中、昨年10月の前回衆院選で立憲民主と共産などの野党共闘の橋渡し役を演じた上田氏と、上田氏が後継指名した秋元氏の間に微妙なすきま風が吹き始めている。

 秋元氏の3年前の市長選のキャッチフレーズは「つづける、つなぐ、つぎへ」。上田氏は秋元氏の街頭演説で応援の弁舌を振るい、高い支持率を誇った上田市政の引き継ぎを印象づけた。選対が描いた作戦は浸透し、自民党が推す元総務官僚・本間奈々氏を破った。

 その上田氏は退任後、市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表として、野党共闘の実現に奔走。衆院選に続き、札幌市長選と同じ投開票日の次期道知事選でも、野党統一候補の擁立を狙う。市民の風は脱原発や護憲などの基本政策で共産党と近い。上田氏を突き動かすのは共産を含む野党の結束なくして、国政や道政レベルで勝ち目はないとの危機感だ。

 一方、秋元氏は就任後、普通建設費を毎年1千億円以上確保し、自衛隊関連の会合にも頻繁に顔を出す。前回選挙で秋元氏を支えた市議は「前市長は共産党に接近したように見え、現市長は保守層への配慮がにじむようになった」と話す。

 「そんなことは僕が一番よく分かっている」。秋元氏と上田氏の関係を気遣う立憲民主党関係者が「共産党との関係が近すぎる」と懸念を伝えたとき、上田氏は語気を強めたという。

 市長選への上田氏の態度をめぐり、札幌政界にはさまざまな臆測が渦巻く。「共産党候補の応援に回るのではないか」「後継の秋元氏が不利になるような動きは控えるはずだ」「国政と統一地方選は別。前回のように前面に立って応援してくれるだろう」―。

 秋元氏にとって次期市長選は「秋元カラー」を前面に出せるかどうかがひとつのカギ。上田氏の応援は、もろ手を挙げて歓迎されるわけでもない。市議会与党の民主市民連合でさえ、「2期目となれば親離れが必要だ」(ベテラン市議)とくぎを刺す。

 秋元市政は、プロ野球日本ハムのボールパーク構想(BP)、冬季五輪招致問題といった大きな課題を抱え、つまずきが重なれば支持離れのリスクもある。

 相乗り選挙となっても安穏としてはいられない。「その後の求心力を確保するには、与野党対決型だった前回市長選や、上田氏の市長選時の得票を上回る必要がある」と後援会幹部。得票につながるのは上田カラーの継承か払拭(ふっしょく)か、秋元氏側近らは頭を悩ませる。

 市民の風は5月から、統一地方選での野党共闘について会議を重ねる。ところが札幌市長選についてはまったく議題に上らない。主要メンバーの一人は「距離を置いて眺めるしかない」と様子見を決め込む。

 現職の再選戦略が明確に見えない中、「市民派弁護士」の“起用策”は定まらないまま宙に浮く。(報道センター 五十嵐知彦)


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