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北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

26とはずがたり:2008/10/14(火) 17:36:21

2008.10.06
中川 昭一氏 自民党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (上)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081006-01/index.htm

「選択」してもらう戦い

 「勝ち抜くことが最終目標ではない。引き続き中川に仕事をやらせるのかやらせないのか、十勝の皆さんに選択してもらう戦いだ」

 4日、幕別町内で開かれた中川昭一の国政報告会。事実上の決起集会となった同集会で中川は、集まった約1000人の支持者に支援を訴えた。麻生政権では重要閣僚の財務・金融相に就任、ポスターでも掲げる「実力本位」の4文字を意識した発言となった。

■かつてない逆風
 農水、経産に続く4回目の入閣、しかも金融を担当し、実質的に「旧大蔵相」に当たる権限を持った。後援会内部には「大臣を落とすわけにはいかない」との雰囲気が日増しに高まる。

 中川の9選を目指す次期衆院選は厳しい環境下にもある。構造改革の下で進んだ中央と地方の格差拡大を受けて、かつてない逆風が自民に吹き付けているからだ。党が独自で行った調査によると、十勝でも市部・郡部を問わず「接戦」の数値が示された。選対本部長の矢野征男は「自民党にとって正念場の選挙。中川の戦いは厳しい」と公の場で繰り返す。

■コンテナに登る
 2005年衆院選で民主新人の石川知裕との票差は約2万票はあった。しかし、この3年間、政権与党が展開する政策への不満に加え、入閣や党幹部の就任で地元入りが減った中川に対し「距離が遠い」との声がくすぶった。この間隙(かんげき)を縫い、石川が保守の牙城だった農村などで浸透を進め、次期衆院選で接戦が予想される背景となった。

 麻生内閣誕生前の9月中旬、帯広市と周辺3町で街頭演説を行い、町村後援会を回る中川の姿があった。芽室ではビール箱ならぬジャガイモの「ミニコンテナ」に上がり、持論である景気対策を訴えた。「どぶ板」は久しぶりだったが、「聞いている人の顔がよく見えた」と中川。支持者の間には「印象が変わった」との声が広がった。

 次期衆院選では再び、財務・金融相の就任で本人不在の選挙戦を強いられることに。中川も「若い候補に応援を頼まれたら断れない」とする。党支部と後援会は本人不在をカバーする意味で、選対本部長に前ホクレン会長の矢野、本部長代行に帯広商工会議所会頭の高【異体字】橋勝坦を充て、経済・産業界が一枚岩で推す態勢を整えた。

 主要閣僚や党三役を歴任、議員生活25年の節目を迎えた中川にとり、9選の壁を打ち破れば大きな飛躍が待っていると周囲はみる。4日、帯広市内で開いた後援会事務所開き、中川は自分に言い聞かせるように「新たなスタート」を訴えた。
(文中敬称略、衆院選取材班)

◆   ◆   ◆

 衆院解散・総選挙の早期実施を見越し、十勝(道11区)で立候補を予定する中川昭一(55)=自民現・8期、財務・金融相=、石川知裕(35)=民主現・1期、比例道ブロック=、渡辺紫(60)=共産新=の3氏は、事務所開きを行うなど本番に向けての準備を進めている。事実上の臨戦態勢に突入した3陣営の動きをリポートする。

27とはずがたり:2008/10/14(火) 17:36:41

2008.10.07
石川 知裕氏 民主党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (中)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081007-01/index.htm
地域に税金を取り戻す

 「前回衆院選では落選した翌日から1日も休まず地域の声を聞いてきた。官僚の天下りをなくし、地域に、1人ひとりに税金を取り戻す」

 5日、帯広市内で開いた石川知裕の事務所開き。石川は「地域のための政治」を重ねてアピールした。

■街頭演説も継続
 石川は昨年3月、比例で繰り上げ当選、次期衆院選は現職の立場で迎える。「前回は選対の指示に従うだけだったが今では自分なりに戦略を描いている。頼もしい」と民主党十勝の関係者。同党への風と「現職代議士」という核を持ち、陣営には過去の選挙戦にはない勢いが漂う。

 2005年衆院選で中川昭一に約2万票差まで迫り、この時の善戦が結果的に繰り上げ当選へとつながった。石川自身は当選後も「研修」と称して1次、2次、3次産業の現場を回り、毎週月曜の街頭演説も継続。自転車街宣で若さと行動力もアピールしてきた。「住民目線」で真っ向勝負を掲げる。

 陣営では従来の「党・農・労」の3軸を基盤に、石川個人が3年間で切り開いた人脈、石川と同郷(足寄町)の鈴木宗男(新党大地代表)との協力で上乗せし11万票を目指す。前回は拠点を分けた党支部と連合後援会(新しい風の会)が同じ事務所に入居、連携を密にした。合同選対本部長の池本柳次は「何としても小選挙区で勝つ」と強調する。

■カギ握る鈴木票
 ポイントは鈴木・大地票の行方。道議の佐々木恵美子は9月28日の石川の国政報告会(音更)で、「共闘が実現すれば、約束事項について自分も最大限の努力を誓う」とラブコールを送った。「大地は民主と連携する国民新党と統一会派を結成した。鈴木さんの協力が得られれば大きなインパクトになる」と、党支部の幹部は語る。

 8日夜には幕別町内で全十勝規模の総決起集会を開催。国会での補正予算審議が流動的で、仮に石川本人が十勝入りできなくても、決行する構えだ。集会の実行委員長でもある池本は「11区で『選手交代』しなければ政権交代の実現はない。北海道からのろしを上げる」と意気込む。

 麻生内閣で財務・金融相に就任した中川は依然として大きな壁だが、石川本人は「補正予算案の審議など麻生政権のかじ取り次第で、財務・金融大臣の中川さんの立場にも直接影響が及ぶはず」と政局の行方を注視。一気に畳み掛ける機会をうかがう。

 「泥臭く、地べたをはいつくばってでも支援を訴えていく」−。石川はあくまでも挑戦者の気持ちで決戦に臨むことにしている。
 (文中敬称略、衆院選取材班)

28とはずがたり:2008/10/14(火) 17:37:05
>>26-28

2008.10.08
渡辺 紫氏 共産党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (下)
http://www.tokachi.co.jp/election/20081008-01/index.htm

“流れ”投票につなげる

 「もうけを出している大企業ばかり減税し負担は庶民に押しつける。今の政治でいいんですか」

 4日、幕別町内のスーパー前で行われた渡辺紫(ゆかり)の街頭演説。母が子を諭すような柔らかい語り口に、買い物客らが1人また1人と足を止めた。中には片手に買い物袋、もう片手につえを握り、うなずきながら聞き入る80代女性の姿もあった。

■1年で100人入党
 自民、民主の2大政党制の下で鬱積(うっせき)する底辺の不満。共産党陣営は過去の選挙戦ではなかった手応えを感じている。

 プロレタリア作家小林多喜二の「蟹工船」は十勝でも静かなブームになった。過酷な労働を強いられる主人公たちの描写は、ワーキングプアや格差問題に重なると若者や働く世代を中心に共感を呼んだ。共産党はこの1年間、全国で1万人の党員を増やしたが、十勝でも若者から高齢者までの幅広い世代で100人が入党している。

 「基本路線は自民も民主も変わらない。大連立構想ではっきりと露呈した」と、同党十勝地区委員会委員長の佐藤糸江。この流れをいかに投票につなげるかが、カギだとする。次期衆院選で同党は比例を重点に全国で650万、道内では35万票の目標を掲げた。十勝は小選挙区との連動で、2万3000票(前回衆院選の比例は1万3918票)と設定した。

■課題は知名度
 渡辺に対し陣営は、2期8年間紋別市議を務め、党道女性部長として活動してきた実績・経験に期待を寄せる。3人の男児を育てた母親でもあり、紋別時代には地域の若い母親と一緒に保育所を増やす運動を展開し実現させた。11区唯一の女性候補として、「子育て世代との接点を増やしていきたい」と渡辺は語る。

 課題は知名度。芽室町の農家で生まれたとはいえ、十勝では落下傘候補で、昨年暮れ、32年ぶりに故郷に戻ったばかり。これまでは2現職に対抗するべく、街頭演説を精力的にこなしてきた。道東をエリアとする比例重複候補でもあるが、9月からは十勝での運動に絞り、大票田の帯広や近隣町村を集中的に回っている。

 ここに来て党地区委員会も、管内200程度はある支部・後援会をフル回転させつつある。8日夜には地区委員会事務所(帯広市西9南17)で決起集会を開き、総選挙勝利に向け弾みをつける構えだ。

 「今の政治を変えたいという雰囲気は高まっている。1人でも多くの人に会い共産党への支持を伸ばしたい」。渡辺は意気込んでいる。
(文中敬称略、衆院選取材班)


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