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北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

372チバQ:2010/12/19(日) 21:55:33
>>136とか

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101219ddlk01010165000c.html
サンデー・トピックス:北見市庁舎新築計画 公約から、かけ離れ /北海道
 長年にわたり空転を続け、「政争の具」と市民から揶揄(やゆ)された北見市庁舎の新築問題。ようやくまとまった計画は、庁舎をJR北見駅西側の隣接地に移転し、現在の敷地を北見赤十字病院に提供する内容だ。だが、小谷毎彦(つねひこ)市長が掲げた公約からは大きくかけ離れ、今も市長室の位置を巡って議論は続く。混迷の背景を探った。【渡部宏人】

 ◇議会対立、市民不在 総事業費118億円、財政破綻危惧も
 ◆「前市長案と同じ」

 市の計画によると、新しい庁舎はJR北見駅西隣の旧東急百貨店ビル(通称・まちきた大通りビル)をリニューアルし、6〜4階に総務部など主要部局を配置。3階〜地下1階を商業施設とする。さらに、隣接する立体駐車場ビル1階に市長室を入れ、そのまま「本庁舎」として使う。

 だが、11月下旬から12月にかけて行われた住民説明会では不満が噴出した。「(場所が)結局、神田(孝次)前市長の案に近くなった。現在地の公約だったから小谷市長に投票したのに……」。前回08年の市長選で、民主党道議だった小谷氏が公約に掲げたのは、現在地に「小さな庁舎」を建て替える案。それが最終的に、野党に転じた保守勢力に巻き返された形となったからだった。

 市長室を立体駐車場ビルに入れる案にも不満がくすぶる。市長室が主要部局から離れた庁舎を「議場にいる人が作った成果」と皮肉る人もおり、小谷市長も「今の場所(立体駐車場ビル)がふさわしいとは思っていないが、議会の決定は覆せない。(市長室を旧東急百貨店ビルに移すべきだとの意見も多く)議会と相談して決めたい」と苦渋の選択だったことを認めている。

 ◆撤回理由

 その小谷市長が公約を取り下げてまで決着を図った背景には、北見赤十字病院の存在がある。「あちこちに行くのは止めたい」と病院は神田前市長時代から庁舎敷地提供の要望を続けてきた。小谷市長は、隣接する庁舎敷地なら「建設コストが安く、(市中心部のほうが)来院者の病院離れも防げる」との理由から、09年7月に庁舎敷地の無償貸与と公約撤回を決断した。

 その後、小谷市長は庁舎候補地を「現在地周辺」に広げ、庁舎近くの旧分庁舎に暫定的に移転、その後に約200メートル西側の都市公園に移る案などを示したが、野党は「赤十字病院の新築が迫っており時間がない」などと反発を続けた。

 市は11年度の現庁舎解体を決めており、有利な条件で起債できる「合併特例債」の期限も迫り、新しい庁舎の工事を14年度までに終える必要がある。加えて、与党が少数派の議会では、野党案を受け入れざるを得なかった。小谷市長の主張で残ったのは、ガス漏れ事故など危機管理で批判された神田市政の反省から「災害時支援庁舎」を新設し、庁舎移転候補地として検討した都市公園に建設することだけだった。

373チバQ:2010/12/19(日) 21:55:48
◆残った課題

 計画はまとまったものの課題は残る。現庁舎の解体▽旧東急百貨店ビルの大規模改修▽立体駐車場ビルとは別に建設する駐車場−−など総事業費は約118億円に上る。小谷市長の最初の建て替え案では金額は示されなかったが、約87億円と試算された神田前市長の案を大きく上回る。

 新しい立体駐車場に38億円、災害時支援庁舎が11億円と新設費用が大きい。「待望久しい物件」(村井泰彦北見建設業協会長)と期待の声もあるが、今後は図書館などハコモノの建設事業が目白押し。「(財政破綻し)第二の夕張になりかねない」と元市幹部は危惧する。

 住民説明会では「そんなお金があれば別の場所に庁舎を作れないのか」といった意見が相次ぎ、「新病院になって医者が確保できるのか」と08年に内科医が大量退職した北見赤十字病院に不信感を募らせる人もいた。「結局、市議同士が格闘しただけで市民は傍観者」と有権者不在を嘆く声が聞こえてくる中、市は一連の都市再生基本計画を含む「中心市街地活性化基本計画」を、11年1月にも国に申請する。

 ◇一時凍結、新築、建設… 混迷25年「政争の具」に
 庁舎の新築計画は、市の開基100年(1996年)記念事業として85年にスタートした。55年に建設された現庁舎の老朽化が目立ち始め、95年の市長選では現職の久島正氏(故人)が現在地での新築を掲げたが、「一時凍結」を訴えた新人、小山健一氏に屈した。その小山氏も再選を狙った99年選挙で「新築」を公約としたが、「財政再建のため建て替えはしない」と反対した神田孝次氏に敗れ、庁舎問題は白紙に戻った。

 神田氏も、2期目に周辺自治体との合併協議会が発足したことから、合併特例債を当て込み「庁舎建設」へとかじを切った。しかし、JR北見駅東側案が浮上する中、その隣接地を市長の同族企業が先行取得していた事実が発覚して頓挫。その後も庁舎南側への移転案、分庁舎が入る旧東急百貨店ビル(JR北見駅西側)増築案などの提案も実現せず、旧百貨店ビルへの移転を主張した前回選挙では、小山氏が後援会長を務めた小谷毎彦氏に敗れた。

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 ◇北見市庁舎を巡る主な流れ◇
1955年11月 現庁舎が完成

1994年 5月 久島正市長が現在地での新庁舎建設案を発表

1995年 4月 「一時凍結」の小山健一氏が初当選

1998年 3月 小山市長、新庁舎(現在地)の建設計画策定

1999年 4月 庁舎建設反対の神田孝次氏が初当選

2001年 7月 市議会庁舎建設特別委「現時点では建設すべきでない」

2003年10月 任意の合併協議会発足(北見、端野、常呂、津別)

2004年 9月 北見赤十字病院が庁舎敷地提供の要望書

2006年 3月 合併で新北見市誕生(北見、端野、常呂、留辺蘂)

      4月 神田市長3選 庁舎建設にかじを切る

2007年 5月 きたみ東急百貨店が撤退表明

2008年 2月 旧東急百貨店ビルに企業局など入居。物販施設と分庁舎の複合施設となる

      5月 神田市長、同ビルへの本庁舎移転を表明

     11月 同ビル移転案が否決。「民意を問う」と神田市長辞職

     12月 出直し市長選で、小谷毎彦氏が初当選

2009年 7月 小谷市長、「北見赤十字に敷地無償貸与」を表明

2010年 1月 北見赤十字が北見市に財政支援を要請

      3月 野党など市庁舎移転の修正議決案可決

      3月 市議選

      8月 小谷市長が公約撤回。「現在地周辺」を断念

     10月 市議会が都市再生基本計画案を了承

     11月 庁舎移転など都市再生計画の住民説明会が始まる


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