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北海道 国政・地方政治スレ

527チバQ:2011/07/27(水) 22:57:26
>>518
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000501107270001
町議報酬アップ 揺れる 白老町
2011年07月27日




■なり手不足対策 一度は合意
■選挙控え一転「理解得られぬ」


 白老町議会は「通年議会」を導入し、年間の活動日数が延べ204日に及ぶ。議員の若返りのほか、他の仕事との両立が難しいなどの理由から町長が議員報酬の増額の考えを示したのは約半年前。議会内部ではいったん、報酬アップを確認したが、10月に迫った町議選を前に「報酬を上げての選挙は町民に理解が得られない」と「増額」の行方が不透明になってきた。


■「通年議会」実施の白老町


 「このままでは年金生活者の議員が大勢を占める。若い人や女性、幅広い職業や年齢からの議員のなり手がいなくなる」


 飴谷長蔵町長は1月、町報酬審議会に、現在の議員報酬20万7千円から8万9千円増やす「異例」の諮問をした。そして「手取り16万円前後で生活ができない」と危機感を示した。


 町特別職報酬審議会(川田憲秀会長)は諮問の是非を審議してきた。6月上旬、「(議員報酬の引き上げは)審議会も考えが一致している」と答申した。


 同審議会は報酬アップに注文を付けた。(1)多様な層から住民の声を町づくりに反映させる(2)行政が複雑多岐にわたるなか議員は専門的な知識など高い見識が求められる(3)町民の目線や立場に立った活動や議会改革が必要――などだ。


 川田会長は「若手の新鮮な考えや幅広い層の議論で町づくりをしていくことが必要だ。報酬改善も若い人が出やすい環境づくりの一つ」と狙いを話す。


■半数が年金生活


 同議会は議会改革などの一環で2008年、全国で初の「通年議会」を導入。本会議や各委員会、議会報告会など昨年の活動日数は延べ204日になった。導入前に比べて約50日増えた。これに土、日曜日などの町の行事など約30日が加わる。堀部登志雄議長も「片手間で議員が務まらなくなり他の仕事との両立は難しくなっている」。


 現在、同町議は15議員(欠員1)で、平均年齢は62歳。最も若い議員で50歳。最高齢が73歳で2人。70代が3人、60代7人、50代が5人だ。15議員のうち、7議員が年金暮らしで議員を務めている。白老牛などの畜産農家、沿岸漁業が盛んだが、農・漁業者出身の議員はいない。


 若い人が議員になるためには生活費が確保されなければならない。しかし、通年議会の導入で議員活動の拘束が長く、他の職業との兼務が難しくなっているのが実情だ。


■町民は賛否両論


 同議会では今春ごろまで、「報酬増額」を確認していた。だが、10月25日告示、30日投開票の町議選が視界に入ってきた。


 あるベテラン議員は言う。「世の中の流れは議員定数削減や報酬削減。引き上げだけでは町民に理解されない」と選挙を控えて否定的だ。60代の議員は「議員活動を通し、厳しい町民の意見が寄せられている」と話す。


 町民の間では、意見が分かれる。70代の男性は「議員はボランティア的なもので、町の厳しい財政事情から報酬アップは理解されない」と話した。一方で、30代の女性会社員は「女性や若い人の意見を議会に反映させることは町づくりに必要なこと。財政が厳しい中、アップ額を数回に分けるなど改善の手法はある」と理解を示した。


 議員報酬の増額の行方は、選挙直前の9月議会にも示されるかもしれない。


   ◇


 議員の報酬をめぐっては、夕張市の鈴木直道市長も6月、議員数と絡めて、「現行の定数9が適切なのかどうか。人数を減らせば報酬も増やせるし、(政務)調査費を設けることも想定される」と述べた。議員数を削減し、議員一人あたりの報酬を増やしたり政務調査費に回したりする方が望ましいとの考えを示唆した発言だ。


(白勢洋一郎)


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