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北海道 国政・地方政治スレ

243チバQ:2010/01/20(水) 21:30:34
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000681001180003
(中)揺らぐ十勝の政治力
2010年01月18日





石川知裕議員も出席する予定だった道議の新年交礼会。鈴木宗男衆院議員(左)はあいさつの大半を検察批判に費やした=十勝支庁音更町

■中川氏急逝に続く逆風


 「間違った権力とは戦うという意思表示だけはやっていこう」。17日、十勝支庁音更町のホテルで開かれた民主党道議の新年交礼会で、来賓の鈴木宗男・新党大地代表が検察批判を繰り広げると、大広間を埋めた数百人から拍手が沸いた。


 本来なら、地元選出の石川知裕衆院議員も出席する予定だった。だが、小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏の秘書だった時に関与したとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕されてしまった。


 政治主導を掲げる同党は政権奪取後、国会議員や地方組織を陳情窓口と決定。十勝では石川議員の役割が大きくなるはずだった。絶大なる力を持つ小沢氏への橋渡し役として期待が高まっていただけに逮捕の衝撃は大きい。


 砂川敏文・帯広市長ら地元首長はこの日、十勝地方が抱える政策課題を同党や政府に伝えるための役割分担を確認。逆風の中で結束を固めようとしている。


 しかし、中川昭一元財務・金融相を急死で失い、今また石川議員が痛手を負った十勝地方は重苦しい空気に包まれている。十勝町村会長でもある高橋正夫・本別町長は、こう嘆く。


 「頼りになるのは国会議員なのに、十勝のことを知る大事なパイプ役がいない影響は大きい」


   ■ ■


 国内屈指の農業地帯・十勝地方は、中川氏が父・一郎氏から引き継いで地盤を固めた「中川王国」だった。親子ともども自民党の衆院議員で農林水産相を務め、一郎氏は派閥のトップ、昭一氏も党や内閣の要職を重ねた。


 その力で、一郎氏は十勝に多額の農地整備予算を付けて開発を推し進め、手厚い補助も実現。昭一氏は外国産の安い農産物の輸入阻止に動き、十勝の農業を盤石にした。恩恵を受けた農家は、選挙で票を投じて圧勝させてきた。


 ところが、昭一氏は昨年の総選挙で「もうろう会見」が響いて落選した末、昨年10月に急逝。後援会は解散し、一郎氏の時代から半世紀にわたって続いた王国は消滅した。次の総選挙に立つ後継者も決まっていない。昭一氏の叔父で今年夏に改選期を迎える中川義雄参院議員も、総選挙での自民惨敗の影響で立候補できるかどうか分からない状況だ。


   ■ ■


 一方、石川議員はようやく昨年の総選挙で昭一氏を破り、王国を崩壊に導いた。足寄町出身で、当選をめざして選挙区内をくまなく歩いてきただけに地域事情は熟知している。30代の若さが売りもので、支援者が「フットワークの軽さは並大抵のものではない」と驚くほどだったが、与党の議員として力を発揮する前につまづいた。


 民主党と連携し、検察批判を強めている鈴木氏も今後に不安材料を抱えている。石川議員と同じ足寄町出身で、十勝を基盤として活動を続けてきたが、あっせん収賄などの罪で現在も係争中だ。最高裁で有罪が確定した場合には公民権停止となり、失職することになる。


 「十勝が政治的に空白となるのが不安だ」。音更町のホテルで鈴木氏の激しいあいさつを聴いていた一人は、そうつぶやいた。


   ◇


■「私は元気です」 石川議員、地元へメッセージ


 逮捕された石川知裕衆院議員が地元の支持者らにあてたメッセージが、接見した弁護士を通じて地元事務所などに送られた。「私は元気ですので心配しないでください。自分は道徳的に恥ずかしいことを決してしておりません。いずれ、事の真実が明らかになると思います」としている。


 石川議員の事務所は後援会などと連名で、このメッセージに「これからも石川議員を支えていく」と書き込んだメモを作り、各地の後援会や支持者に送ったという。


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