したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

1335チバQ:2019/05/30(木) 23:06:08
 一方の立憲民主党も、道議選の戦いは盤石だったと言えない。ともに新人で、前旭川市議会議長の笠木薫氏(62)と元道職員の松本将門氏(49)が当選し、開票日の選挙事務所では2議席確保に喜びの声が上がったが、松本氏の陣営では「自民党の失策で勝っただけ」と冷静に見る関係者もいた。

 労組出身の松本氏は昨年8月に出馬表明しながら、知名度不足に最後まで苦しんだ。陣営幹部が「とにかく6位に入れるよう、必死で戦う」と繰り返したのも、労組票を基盤としたかつての組織型選挙がフル回転する時代ではなかったからだ。土壇場になって、元官房長官五十嵐広三氏の選挙に5期にわたり携わった全道庁OBがてこ入れに入ったが、結果は1万6千票余りと「前回までの選挙なら落選レベル」(党関係者)だった。

 立憲民主の支持基盤となる労組の運動量が弱まる中、15年の市議選で7千票超を獲得してトップ当選した笠木氏も、思うように票が伸びなかった。

 引退した現職の後継がなかなか決まらない中、今年1月の出馬表明という出遅れスタート。立憲民主の票割りも松本氏に厚く振り分けられ、笠木氏には不利だった。市議5期20年の実績を誇る「最強の新人候補」(党幹部)は、加藤票の一部など保守票も取り込んだが、目標の2万票をぎりぎり達成するにとどまった。当選順位も4位と公明新人の後塵を拝した。

 立憲民主2人の合計得票は3万7404票と、現職2人が立った前回より約700票減らした。こうした状況に、労組OBは「どん底だったときよりは回復しているが、旧民主系への信頼が戻っていないということ。これがいまの立憲民主の実力」と漏らす。自民党と同様、各級選挙に臨む態勢の再構築を迫られる結果に終わった道議選だったと言えるのではないか。

       ◇

 21日に投開票された旭川市議選(定数34)は、立候補した現職26人、元職1人、新人11人の計38人のうち、現職25人、元職1人、新人8人が当選した。

 市議会会派別では、北海道新聞の取材によると、最大会派となるのは自民党・市民会議で11人、次いで民主・市民連合が10人。今後、市議会では山積する市政の課題に対し、二大会派を中心とした駆け引きが激しくなると予想され、西川将人市長は難しい議会運営を強いられることになる。

 旭川大の公立化構想では、西川市長が市立化を目指す方針を固めており、近く表明する運び。市議会では今後、関連予算案の提出も見込まれ、市政与党会派の民主は、他会派や無所属の市議の協力をどう得ていくか力量が問われる。5月には議長・副議長選も控え、会派間のやりとりは大型連休と前後して始まりそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板