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北海道 国政・地方政治スレ
345
:
チバQ
:2010/11/03(水) 11:06:58
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/senkyo2003/why/02.html
<中> 新しい萌芽 2003/05/02(金)
“相乗り”拒む有権者
かつて再選挙を経験した千葉県の富津市役所。札幌の構図とは違いがあるという
札幌市長選の投開票日翌日の十四日。宮城県庁での記者会見で、改革派として知られる浅野史郎知事は、同市長選の再選挙という結果に言及した。
「非常にナンセンス。四分の一得票しなくてはだめだということであれば、再選挙は上位四人に限定すべきだ。でないと、論理的には永久に再選挙をやり続けることになる。これは悪夢ですよ」
政党の枠組みの中で、選挙が戦われていた時代には想像だにできなかった再選挙。枠組みがひ弱になった今、再選挙はどの自治体でも起こりうる。札幌への全国の自治体の関心は、そんな懸念を映している。
一九七九年の市長選で、再選挙を経験した千葉県富津市を訪ねた。千葉市から電車で約一時間の海沿いにある、人口約五万二千人の都市。自民党の元衆院議員浜田幸一氏の出身地であり、典型的な保守地盤だ。
当時の選挙は、現職だった白井長治氏への高齢批判などから、農協幹部や消防学校長ら新人四人が相次いで立候補し、保守系五人の骨肉の争いとなった。投票率は89・32%で、一位の得票率は23・4%。再選挙では一、四位の新人と三位の現職の三人が立候補し、現職の白井氏が逆転勝利した。
富津市選挙管理委員会事務局の石原英夫主幹の元にはここ数年、選挙のたびにマスコミなどから「再選挙になった場合」を想定し、その経験の問い合わせが増えている。
問い合わせが急増しているのは、富津市のように地域のしがらみによる保守乱立ではなく、力を失いつつある政党候補と無党派候補が入り乱れ、選挙結果を不透明にしているケースが増えているからだ。
石原主幹は「札幌の場合は保守系候補が乱立したうちの再選挙とは明らかに違います。大都市では、もう政党への求心力だけでは四分の一をまとめきれないということなんでしょう。正直、驚いています」と話す。
今回の統一地方選の特徴は与野党相乗り候補の減少だった。前回九九年の統一地方選では、十二カ所の知事選のうち十カ所で与野党相乗り候補が当選したが、今回は二カ所にとどまった。
政治評論家の岩見隆夫さんは、与野党相乗りの機運は東西の冷戦構造が終えんに差し掛かった一九八〇年代後半からの特徴だと指摘する。
「保革でしのぎを削ってきた政党が冷戦構造の崩壊でよりどころを失ってしまった。やがて、地方政治では独自候補を立てる気概まで失い、勝ち馬に乗っかることだけを優先させた。結果の見えた選挙が続けば有権者は白けるのは当然だ」(岩見氏)
札幌も含めて議会も選挙も総与党化に向かって走ってきた地方政治。結果が分かり切った政治や選挙への有権者の抵抗が、七人もの候補者創出につながったのではないか。と同時に、再選挙を選択した民意は、なれ合い政治への有権者からの痛烈な批判のようにも見える。
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