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北海道 国政・地方政治スレ
482
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:11:02
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104210002
《統一地方選》薄れゆく旧町村の声
2011年04月21日
■合併市選挙区 存廃に揺れる
函館市の中心部から約50キロ東に位置する椴法華(とどほっけ)地区。市議選が告示された4日後の20日、多くの選挙カーが漁業の盛んな海沿いの地区を走っていた。
多くの陣営が訪れる理由について、ある市議候補者の陣営は「合併した旧町村は旧函館市に比べ投票率が高い。とりわけ候補者がいない椴法華は票が見込める」とそろばんをはじく。
■定数減り進退決意
1月下旬。恵山岬の温泉施設に地区唯一の函館市議村井正幸さん(64)と、後援会員約20人が集まった。議題は、2カ月半後に迫った市議選に立候補するかどうかだった。
村井さんは旧椴法華村議。旧南茅部、旧戸井、旧恵山の3町とともに函館市に合併した2004年、特例で函館市議となった。
4年前の市議選は旧4町村ごとに定数1が設けられ、椴法華選挙区では村井さんが3人の候補者を抑えて市議となった。しかし、389票は当選した全市議で最少の得票だった。
「よその地区は人口があるからいいが、椴法華は厳しい」。立候補しても勝算が見込めないことを村井さんがほのめかすと、後援会員らはうなずいた。
今回の市議選。旧4町村に配慮した選挙区が廃止され、前回07年よりも定数は8減った。
「地元の票を全部集めても足りない。定数削減の時から(引退の)覚悟は決めていた」と村井さん。今後、地区の声が行政に届かなくなることを心配する。
「市議がいなくなれば、椴法華は町内会単位になってしまう」。旧椴法華村で喫茶店を経営し、町内会長も務める川口英孝さん(62)はいう。
約50年前に4千人近くいた人口は今、約1200人。高齢化率も4割近くと市内では旧恵山町に次いで高く、地区の課題はまだまだ残っている。
地元候補がいない市議選。川口さんはいう。「今回は誰に投票するか、まったく判断がつかない」
■「1回限り」を覆す
国道沿いの所どころに雪が残る伊達市大滝区(旧大滝村)。区内に設けた市議選大滝選挙区(定数1)の掲示場には、現職と新顔の2枚のポスターが並ぶ。
定数は07年の前回から3減となったが、本来は、今回全市1区での戦いになるはずだった。
伊達市と旧大滝村は06年3月に合併した。合併協定書では選挙区の設置は前回07年の1回限りと決めていたが、これが覆った。昨年9月の市議会で選挙区を設けることの賛否は、1票差で賛成(11)が反対(10)を上回った。
「地域を熟知した議員が必ず1人出せることになってよかった」と今期限りで引退する大滝選挙区の市議大宮不二雄さん(69)。全市1区だと、壮瞥町を挟んだ飛び地の上、有権者が全市の4%弱の大滝区から議員が出せない可能性があることに危機感があった。
大滝区の宇佐美雅昭さん(68)は昨年1月、選挙区設置を求める署名を市議長に提出した。10日ほどで有権者の45%、約500人の署名が集まった。「地元議員がゼロになり、地域の声が行政に届きにくくなる不安の表れ」と感じた。それでも、4年後を見通すと、宇佐美さんは今回が最後だと思う。選挙区があることで、他の議員が(大滝区に)無関心になりかねない。
選挙区に反対する人たちもこれを懸念する。元市議長の下田良夫さん(84)は「全議員が大滝にも行くようになった方が、住民の声は届くはずだ」と言う。
合併の一体感をつくりつつ、人口の少ない地域の声をより吸い上げる仕組みとは――。難題を背負ったまま選挙戦は繰り広げられている。
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