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北海道 国政・地方政治スレ

1412チバQ:2021/07/03(土) 22:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d00812b18a302ea13628079b59501fb7696f19c
夕張破綻15年 5年後累積赤字解消 続く苦境、止まらぬ人口減
7/3(土) 14:57配信


北海道新聞
職員維持で負担増
老朽化が進む夕張市役所本庁舎。耐震化に伴う移転の是非が今後の焦点となる

 【夕張】夕張市が2006年6月20日に、353億円もの累積赤字を抱えた財政破綻状態であると表明してから15年が過ぎた。全国唯一の財政再生団体として、現在も毎年26億円を国に返済し続け、そのために高額な水道料金や公共施設の閉鎖など市民に負担を強いている。完済予定の26年度末まであと5年。財政再生団体から脱却した後の市民生活はどう変わり、財政運営はどうなるのか、市は青写真を描くことが求められている。

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 「店の売り上げが伸びない中、手痛い出費」。夕張市内の居酒屋「俺家(おれんち)」の店主、小野佐知子さん(58)は6月上旬、水道料金の納付書を手にため息をついた。市の水道料金は財政破綻当時、1カ月20立方メートル(口径20ミリ)の場合、5848円だったのが、12年の料金改定で現在は全国一高い6978円となっている。俺家の水道料は下水道も含めて1万2千円に上る月もある。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、昨年12月には市内でホテルやスキー場を運営していた夕張リゾートが破綻し、客足は大きく落ち込んでいる。

1万3千人→7248人
累積赤字の残高など

 市民の負担は水道料金だけではない。長寿の祝い金や小中学生の芸術文化観賞経費など56事業が廃止され、破綻前は独立した施設だった市民会館や図書館は昨年3月に完成した拠点複合施設「りすた」内に小規模化、市立美術館は廃止された。まちの将来に不安を抱いた住民の流出は止まらず、破綻時に1万3千人だった人口は今年5月末時点で7248人まで減った。

 「多額の負債を返済するためには市民に負担をお願いするしかなかった」と市幹部は話す。27年度以降は毎年26億円の借金返済がなくなる見通しであるものの、その全額を自由に使えるようになるわけではない。

 市は国から26年度までの10年間で約12億円の特別交付税を受けているが、完済後は交付されなくなる。「りすた」建設には企業版ふるさと納税4億2500万円を充てたものの、残りの事業費約8億円の返済も近く始まる。また、財政破綻後に市職員が大量退職したため、道や国から職員の派遣を受けており、その人数は現在12人。派遣職員の給与は派遣元が負担しているが、借金完済後はその分の年1億円以上を自ら負担しなければならない。

 さらに、現在は市長の月給を条例上の額から50%減らすなど、市職員約160人の給与や期末手当を削減しており、これを元に戻すと年約5600万円が必要となる。市職員の一人は「低額な状態を続けることは優秀な職員を確保する上で妨げとなる」と話す。

 このほか市役所本庁舎は1978年建築と老朽化が進み、現行の耐震基準を満たしていない。土砂災害警戒区域に位置しているため、別の場所への移転新築なども議論が必要となる。厚谷司市長は「老朽化した施設やインフラの更新など課題が山積していることを踏まえ、収支計画を策定していく」と説明している。


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