[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
北海道 国政・地方政治スレ
319
:
チバQ
:2010/10/09(土) 20:55:38
http://mainichi.jp/hokkaido/jichisaiko/news/20100928ddr041010005000c.html
自治再考:道議会の実像/1 議員定数削減 党略、思惑で「最小限」
◇「自分の選挙に跳ね返る」
「いじっても『支障』のないところを減らすというのが真相だ」。北海道議会の定数削減を巡り、8月に自民党・道民会議の遠藤連幹事長(定数等検討協議会座長)が示した座長試案。渡島、オホーツク管内の定数を各1減とする案に、自民のベテラン道議は辛辣(しんらつ)に批判した。
渡島管内(定数3)は08年10月、自民の道議が死去。欠員1となり残りは自民、民主が各1。オホーツク管内(定数3)は自民2、民主1だが、自民の石井孝一議長は今期限りで引退の意向で、渡島と同様に現職道議への「支障」はない。
06年、前期の定数協は「2増6減案」を今期に引き継いだ。岩見沢、千歳両市を増やし▽渡島▽後志▽胆振▽釧路▽オホーツク▽十勝の6管内を削減する案だったが、渡島、オホーツクを除く4管内は自民、民主が議席を分け合う。定数減は現職道議の死活問題となり、党勢に影響する。
自民の遠藤幹事長は「会派内では定数削減の問題が政争の具にされてきた」と打ち明ける。自民は09年6月の議長選で2派に分かれた。対立候補が定数削減への方針を明確にしない中、石井氏は「地方の議員定数をいたずらに減らすことはない」と表明。地方議員の支持を獲得し、勝利した。遠藤幹事長は「当時から地方を減らさないという合意ができていた」と指摘する。
民主党・道民連合も事情は同じだ。渡島、オホーツクに後志管内(定数3)の1減を加えた計3減案を今月7日にまとめたが、後志の議席は自民2、民主1。ある民主道議は「1減になってもうちは1議席を取れる。影響を受けるのは自民だけだ」と解説する。
◇ ◇
道議会の定数は106。道議1人当たりの人口は5万3092人(07年)で、人口500万人以上の9都道府県別では最も少ない。さらに道財政が危機的状況にあり、定数削減は避けられない。
公職選挙法は「地方議会の議員数は人口に比例して定める」と規定。人口減少が続く地方の定数を削減する2増6減案は法令上妥当な判断だった。しかし、地方選挙区の道議には、都市部の比重が高まることへの懸念が強い。10選挙区で定数28を有する政令市・札幌市には道から権限が大幅に移譲されており「地方の声を届ける地方議員の定数を維持し、札幌の定数を削減すべきだ」という意見が議会内で多数派だ。
ただ、人口以外の要素を考慮した定数配分には法改正が必要。前期の定数協は申し送り事項で「国に、政令市の議員のあり方を検討するよう要望する」と明記したが、今期の定数協は07年4月から約2年間開催されず、放置されていた。自民の本間勲道議は「定数問題は議員にとっていつでも自分(の選挙)に跳ね返ってくるデリケートな問題」と本音を漏らす。
道議会は10月8日の第3回定例会閉会までに削減数を決める方針。党利党略や個々の選挙区事情に配慮すれば、議員にとって影響が最小限の削減にとどまるしかない。
× ×
道民の代弁者として道政をチェックする道議会。どこまでその役割を果たしているのか。連載「自治再考」の第3弾は、道議会の実像を探る。=つづく
毎日新聞 2010年9月28日 北海道朝刊
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板