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北海道 国政・地方政治スレ

742チバQ:2014/11/17(月) 19:20:36
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141117011350002.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(6)高橋知事インタビュー

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写真:高橋はるみ知事
拡大高橋はるみ知事
■経済自立「少しずつ形に」

■知事選「頭の中で整理中」

 高橋はるみ知事(60)は来春、3期目の任期満了を迎える。このほど朝日新聞のインタビューに応じ、2003年に知事に就任して以来取り組んできた重要政策について振り返った。5カ月後に迫った次期知事選については「頭の中で整理している」と話すにとどめた。

――道内総生産が下がっています。国の公共事業の減少も大きいと思いますが、現状をどうみますか。

 「確かに道内総生産は減っています。でも全国の総生産も減っていて、同じ苦戦をしているのだと思う。中でも公共事業は全国以上に大きく落ち込んでいるのに、国内総生産に占める道のシェアは変わっていない。それは道庁と民間がともにがんばった成果ではないか。『成果』という言葉を自分自身の道政に使うのは好きではないけれど、数字はそう示していると思います」

――民間主導による「自立型経済」の実現は遠いように思います。

 「自動車関連産業の出荷額はこの10年で明らかに増えました。食料品製造業の出荷額も約700億円増え、機能性食品を含むバイオ産業の売り上げも倍増している。私は経済部や農政部と一丸となって誘致に取り組みました。北海道のよい資源と素材を生かして自前の経済を目指す動きは、少しずつですが形になっています」

――思い切った財政再建に取り組みましたが、職員構成にゆがみも出ています。

 「就任直後、財政担当から『とにかく行財政改革をやらないと道がダメになる』と説明を受けました。財政を立て直すには、人件費だけではなく建設予算も一定程度削減しないといけない。あっちからもこっちからもたたかれ、職員の方々にも本当に申し訳なかったけれど、道財政の将来のために断固やりました。ご協力のたまもので、収支不足額はピーク時の3分の1に減り、ほんの少しですがゆとりが出てきた。でも気を抜かずに効率化・合理化を進めなければなりません」

 「職員構成のゆがみを解消するために、新規採用をここ数年増やしています。さらに採用時の『上級』『初級』といった序列もなくしました。厳しい中でも少しずつ知恵を出し、士気向上を図っています」

――来道外国人観光客数は、公約の110万人を達成しました。円安のおかげでしょうか。

 「それは違います。2003年春ごろの為替は今とほぼ同じでした。民間の方々が各地で観光資源を磨き上げ、我々と連携して海外や道外にアピールした結果だと思います」

 「道としては、ビザ要件の緩和を国に要請しました。また、台湾人観光客が自国の運転免許で運転できるように制度改正を働きかけました。新規航空路線とチャーター便の誘致も、市町村や民間と協力して一生懸命やったつもりです」

――支庁制度改革などの地方分権は中途半端だったとの指摘を聞きます。

 「批判はよく承知しています。ただ私としては新たな9総合振興局と5振興局に、組織編成や交付金などの裁量をできる限り増やしました。市町村への権限移譲は、押しつけるのではなくて手を挙げてもらう方式をとっています。移譲の効果が高いものを1400ほどリストアップして『移譲できます。どうですか?』と尋ね、全項目で実績があります。特にパスポートの発券事務と農地転用の許可権限の移譲は地域にとって便利で、市町村のプレゼンスも高めていると思います。ただ、まだ努力しないといけない」

――次期知事選への態度をまだ表明していません。何を基準に判断しますか。

 「いま人口減少という一大危機があり、その処方箋(せん)をいろいろ考えています。道民の方々にそれをお示しできるかどうか、頭の中で整理をしているところです」

 (聞き手・山吉健太郎)

 =おわり


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