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北海道 国政・地方政治スレ

1612OS5:2023/11/06(月) 23:27:23


 巧みなパフォーマンスで民意を引き寄せ、全国区の知名度を築きつつある鈴木直道知事。2期目の任期は23日で半年がたち、核のごみ反対やラピダス誘致など自ら発した言葉の責任を問われる場面が増えてきた。市町村や道議会、国などの複雑な利害関係をどう調整し、広域自治体の長としての役割を果たそうとしているのか。現在の姿を追った。=2回連載します
■SNS戦略使い分け インスタで私生活、政治的主張少なく
 発信力が武器の鈴木直道知事は、交流サイト(SNS)の使い方も特徴的だ。政治家が主に利用する短文投稿サイトX(旧ツイッター)では他記事の転載をはじめ淡泊な内容が多い一方、若者や芸能人が好んで使う写真共有アプリ「インスタグラム」ではプライベートの様子を公開するなど、力の入れようが際立つ。いずれも道政課題や政治的主張に踏み込む投稿は少なく、イメージ戦略を意識しているようだ。
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日

 Xは、米国のトランプ前大統領(フォロワー8750万人)や河野太郎デジタル相(同263万人)、大阪府の吉村洋文知事(同125万人)など国内外の政治家が意見発信ツールとして活用。時に過激な主張で論争の舞台になることもある。鈴木知事は2011年の夕張市長就任当時から旧ツイッターでの発信を行っており、新型コロナウイルス対策で道独自の緊急事態宣言を出した20年には1月から6月までの半年間にフォロワー数が6倍以上の17万人に急増した。
 21年ごろまではコロナ禍で消費が減った牛乳を飲む動画を公開したり、コロナ政策への理解を呼び掛けたりと独自色を出していたが、最近は道の公式Xや報道記事を転載する例が大半で、道の広報的な内容も多い。フォロワーはこの3年半、17万人で横ばいだ。
 反比例するように力を入れているのが、20年6月に始めたインスタグラムだ。写真と動画が中心で、2期目以降の総投稿件数は16日現在53件と、外部の書き込みを転載しているXの230件に及ばないが、愛犬と遊ぶ日常や、特産品を紹介する自身の姿を積極的に公開。フォロワーはこの2年で約8万人増の11万人に上り、都道府県知事では大阪の吉村氏の32万人に次ぐ。カメラ目線で自身の姿を前面に出す写真が多く、道議会では「まるでアイドルのようだ」との声も聞かれる。
 知事は20日の記者会見でSNSでの情報発信を「私自身が感じている北海道の魅力を発信しようということで始めた」とし、「いろいろな媒体があり、効果的に使うことが基本的な考え方だ」と、Xやインスタなど媒体ごとに発信の仕方を工夫していると説明した。
 千葉大大学院の関谷昇教授(政治学)は吉村氏らとの比較に基づき「より親近感を前面に出したイメージ戦略に映る」と分析。「『いいね』を付けられると民意を得た感覚になりやすいが、SNSの外側にある声に耳を澄まし対話する姿勢を欠かしてはいけない」と話している。(久保耕平)


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