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北海道 国政・地方政治スレ

343チバQ:2010/11/03(水) 11:06:04
■4者協議 中尾氏、一転「無党派の集結大事」

無党派候補の一本化をテーマに話し合いのテーブルにつく(左手前から時計回りに)坪井善明、秋山孝二、中尾則幸、山口たかの4氏=9日午後、中央区内のホテルアーサー札幌
 六日 秋山氏の呼びかけで、無党派候補本人による四者協議の九日開催が固まった。

 本人協議となり、各候補との日程調整から取材対応まで自ら行うことになった秋山氏は「誰に一本化するかはまさにその場で話し合う。『白紙』の立場で臨んでもらうのが条件」と報道各社の取材に趣旨を説明した。

 が、最多得票の中尾氏陣営の見解は違った。陣営幹部は九日の協議を「聞いていない」とした上で、「会合に出るにしても、前回の十六万票の重みを評価してほしい。それを無にした形で『白紙』で臨めというのは無理がある」と言い切った。

 七日 「自分が出ることを前提とする方が一人でもいらっしゃるなら、四者協議に入る前でも、この話はなかったことにしたほうが良いのかもしれない」。秋山氏は中尾陣営の反応を念頭に置き、九日以前の協議打ち切りの可能性に言及した。

 一方、夜の幹部会を終えた中尾氏は一転、態度を軟化させる。「九日の協議の話は聞いていたが、胸に納めていた。まずは無党派の結集が大事だ。誰が出るとかではなく、話し合いが先だ」

 四者が協議のテーブルにつく環境は整った。が、中尾氏の様子を伝え聞いた秋山氏は彼の発言の真意を測りかねていた。中尾氏の姿勢に不信感を募らせていた秋山氏の後援会幹部は「中尾氏のペースに完全に乗せられている」と苦虫をかみつぶした。

 七日午後 先の市長選で最下位に終わった佐藤宏和氏を推した「明るい札幌市政をつくる会」。共産党や札幌地区労連などの関係者が出席した選挙後初の役員会は重苦しい空気に包まれた。会議は三時間近く続いたが、再選挙に候補を擁立するかの結論は出なかった。

 ある役員は「意見は真っ二つに分かれた。他候補との連携も難しいだろう」と話した。乱立した無党派候補にすら追い抜かれる屈辱的な結果。ショックから脱却して態勢を立て直す方向性は見えない。

 八日午後 中央区の閑静な住宅街の一角にある坪井氏の自宅マンション。まず秋山氏が、数分遅れて中尾氏が現れ、相次いで建物の中へ消えていった。それぞれの陣営幹部にもほとんど知らされていない隠密行動。この中で秋山氏は、坪井、中尾両氏とそれぞれ個別に話し合った。

 ほぼ二時間後。マンションの裏口から出てきた秋山氏が迎えの車に硬い表情のまま乗り込んだ。「無党派勢力の結集が必要だという点で合意できた。あすの記者会見で四人の共通認識は示せる」。山口氏との電話会談も重ねていた秋山氏は、四候補者による協議の意義を強調した。が、一方では「『この人を候補にします』という結論だけが価値ある答えではない」とも語り、候補一本化が現実的には難しいことを示唆した。

 「第三極」の道筋が定まらぬなか、二大政党を基盤とする候補予定者二人は事実上の選挙戦にすでに突入していた。


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