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北海道 国政・地方政治スレ

976チバQ:2015/05/10(日) 20:52:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/mitounoyonnkime/
未踏の4期目 高橋道政の行方

<上>批判意識、「挑戦」前面に
04/14


当選確実となり、笑顔で支持者に頭を下げる高橋はるみ氏(右)。左は自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長=12日夜、札幌市中央区の選挙事務所
 13日未明、道政史上初の4選を果たした高橋はるみ知事(61)は、人もまばらになった札幌市中央区の選挙事務所で自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長、吉川貴盛本部長代行ら道連幹部と笑顔で向き合っていた。知事は「先生方の選挙はどうなっています」と自民党道議の当落を気にかける余裕を見せた。新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)との一騎打ちを制し、場は和やかな空気に包まれた。

 だが、選挙戦では「北海道の経済はこの12年間、疲弊、停滞を続けている」などと、多選問題を含め現職批判を全面的に展開した佐藤氏が、高橋氏の対抗馬としては過去最高の114万票を獲得。高橋氏の得票数は149万票と、前回より35万票減らした。一定の批判票の存在を意識せざるを得ない結果に、高橋氏は13日朝、「相手候補の批判のポイントを精査して、これからの道政運営に反映させなければならない」と謙虚な姿勢を見せた。

 知事が出馬表明する1カ月前の昨年11月26日、自民党道連の柿木克弘幹事長は札幌市内のレストランで道幹部を交え、高橋氏と4選出馬問題を協議した。柿木氏はその席で道連内の高橋道政検証で厳しい意見もあったことを伝えた上で、《1》国への提案力《2》地域重視の視点に立った大胆な発想の転換《3》政策と予算の集中《4》果敢で行動的なリーダーシップ―などと高橋氏の政治姿勢に注文を付け、最後にこう加えた。「人気があるとか、選挙に強いからではなく、気持ちよく道民に説明できる形の中で正式に支援表明したい」

 ともすれば「無難で失点のないことが最大の強み」などと言われる高橋道政への批判を意識した発言だったことは間違いない。

 「身内」からのこのような声を意識したのか、高橋氏は選挙戦で「新しい発想で、大胆に挑戦する」ことを強調。道産食品輸出額1千億円などの数値目標を公約に掲げたほか、選挙戦終盤の街頭演説や12日の北海道新聞のインタビューでは、2030年度末に決まった北海道新幹線の札幌延伸時期について、さらなる前倒しを模索するとの発言も出た。

 今回の選挙結果を受けて自民党や道幹部の間では「高橋氏の5選出馬はないだろう」との見方が少なくない。懸念されるのは求心力が徐々に衰えてゆくレームダック(死に体)化だ。ある道幹部は「これからは、任期最後まで求心力を維持することが知事の大きな課題になる。そのために、新幹線の延伸前倒しなど踏み込んだ発言も出たのだろう」と推測する。

 高橋氏は12日のテレビインタビューで「大胆に挑戦する」ことの具体例として、公約に掲げた18年の「北海道150年事業」を挙げた。1869年(明治2年)に蝦夷地(えぞち)から北海道に名称が変わって150年目の年に、北海道の歴史や文化遺産を内外に発信するとの内容で、「道民的な運動をぜひ展開していきたい」と意気込んだ。18年度は4期目の最後の年度にも当たる。果たして、それが花道を飾るイベントにもなるのか―。高橋氏は15日に道庁に登庁し、4期目の実質的なスタートを切る。(報道センター 青山修二)


 40年ぶりの一騎打ちとなった道知事選は、高橋はるみ氏が勝利し、道政史上初の4選を果たした。道政の安定的な継続を望んだ民意が表れた一方、敗れた佐藤のりゆき氏も114万票を獲得し、高橋道政への不満が表面化した形だ。今後4年間の道政を展望する。


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