したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

847チバQ:2015/03/18(水) 21:46:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010236000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 中空知4市長選 無投票の公算大 人口激減で人材不足? /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 かつて石炭産業で栄えた中空知地域。4月26日投開票の統一地方選後半戦では芦別、赤平、滝川、砂川の4市長選が行われるが、今のところいずれも無投票となる公算が大きい。急速に進む人口減少は、まちのリーダーの選択肢を示すことも難しくしている。【渡部宏人】

 「こんなことになるとは……」。3月1日、66年の歴史に幕を閉じた道立赤平高(赤平市)。孫娘の卒業式に出席した高松守男さん(76)はため息を漏らした。1989年当時、約170人いた卒業生は9人にまで激減。孫娘は4月から市内の老人介護施設に勤める。「地元に残ってくれたのが、せめてもの救い。早くひ孫の顔が見たい」と話す。

 3日に行われた赤平市長選の立候補予定者説明会。名乗りを上げているのは市議の菊島好孝氏(65)のみで、過去の市長選で一定の存在感を示してきた連合赤平は関係者を出席させたものの、候補予定者の氏名欄には「選考中」とだけ書いた。

 炭鉱マンだった元連合役員(74)は「革新勢力の力も衰えた」と認める。12年前の初出馬の際は連合などの支援を受けて三つどもえの戦いを制し、今回後継指名しないまま引退する高尾弘明市長(70)は「人材が乏しくなった」と現状を嘆く。

    ◇

 中空知5市5町の人口は石炭産業最盛期の1959年には約32万人に上ったが、2014年には約11万人にまで激減。滝川市の前田康吉市長(60)も無投票での再選が濃厚だが「(有権者からの)白紙委任とは受け止めてはいない」とし、「滝川を、人口減少を食い止める中空知のトップランナーにしたい」と、近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進を公約に掲げる。

 昨年11月の奈井江町長選で8選を果たし空知町村会長も務める北良治氏(78)は、この地域の生き残り策として、農業を中心に教育とエネルギーを加えた三つの柱を掲げる。

 その三本柱で活路を見いだそうとしているのが隣接する南空知の三笠市だ。同市も12年9月、人口1万人を割った。赤平高の卒業生らが涙でまなびやに別れを告げた同じ日、市立三笠高では1期生の卒業式が開かれた。3年前、閉校が決まっていた道立三笠高を市に移管し、調理師やパティシエらを養成する食物調理科を開設して再出発した。

 道内各地から生徒が集まる人気ぶりで、今春の入試では千葉県からの志願者もいた。教員出身の小林和男市長(79)は「道教委からは『やめたほうがいい』と諭されたが、存続させてよかった」と振り返る。同市では次世代エネルギーとして、室蘭工大と共同で進める「石炭地下ガス化」事業も進む。

 ◇「対抗馬出たら降りる」
 芦別、砂川両市も現職以外に表だった立候補の動きはなく、無投票となりそう。再選を目指す善岡(よしおか)雅文・砂川市長(64)は「対抗馬が出たら私は降りる」と周囲に公言してきた。「地域がどん底まで疲弊した以上、争いは避けたい」との思いからという。一方、赤平市の60代の自営業男性は「選挙後のしこりを残したくないが、政策論争する光景が見られないのは、やっぱり寂しい」と本音を明かす。

==============

 ◇立候補予定者(敬称略)
 ◆芦別市長選

清沢茂宏 52 無現(1)

 ◆赤平市長選

菊島好孝 65 無新

 ◆滝川市長選

前田康吉 60 無現(1)

 ◆砂川市長選

善岡雅文 64 無現(1)

 (カッコ数字は当選回数)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板