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北海道 国政・地方政治スレ

978チバQ:2015/05/10(日) 20:53:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/
秋元市政の針路 12年ぶり新市長

<上>保守分裂 「オール与党化」兆しも
04/15、04/15 更新


札幌市長選で初当選が確実になり、橋本聖子氏からの電話を笑顔で受ける秋元克広氏=12日午後8時30分ごろ、中央区の選挙事務所
 札幌市長選で、元副市長の秋元克広氏(59)の初当選が確実になった12日午後8時30分ごろ。秋元氏は喜びに沸く中央区の選挙事務所で、意外な人物から祝福の電話を受けた。

■橋本氏から祝福

 相手は自民党の橋本聖子参院議員。「どうもありがとうございました」。わずかな時間だったが、秋元氏は満面の笑みでお礼の言葉を述べた。

 今回の統一地方選で、政令指定都市では唯一、自民・民主対決型となった札幌市長選。民主党、維新の党推薦の秋元氏と、自民党推薦の本間奈々氏(45)との戦いに注目が集まったが、内実は自民党の分裂選挙の色合いも濃かった。

 昨年1月の同党札幌市支部連合会(札連)の推薦候補選考で、経済界有志が秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあり、本間氏支持派との溝が深まった。結局、町村信孝氏(現衆院議長)らが推す本間氏の推薦が決まったが、札連会長だった橋本氏は責任を取る形で辞任。今年2月には橋本氏と森喜朗元首相らが秋元氏に激励の張り紙「為(ため)書き」を送るなど、対立は最後まで尾を引いた。

 接戦が伝えられた市長選だったが、結果は秋元氏が45万3493票を獲得し、本間氏に13万6664票差をつけた。上田文雄市長と本間氏の一騎打ちだった前回2011年の16万3864票差に比べると縮まったものの、秋元氏にとっても「想定外の圧勝」(選対幹部)だった。

 北海道新聞社の出口調査では、自民支持層の約3割が秋元氏に投票した。自民党市議の1人は「心は秋元氏支持という議員もいた」と明かす。

■「現市長と違う」

 自民支持層が多い経済界も割れた。札幌商工会議所(札商)の政治団体「札幌商工連盟」は本間氏を推薦したが、昨年9月には札商に所属する経済人ら有志が秋元氏に出馬を要請。秋元氏の選挙対策本部長は、その1人である加藤欽也昭和交通社長が務めた。

 秋元氏も経済・雇用対策を最重要政策に掲げ、公約に「地元企業への優先発注」「(高速道と市中心部を結ぶ)アクセス道路の早期実現」などを並べ、経済界の協力取り付けへ布石を打っている。札商幹部も「選挙が終わればノーサイドだ。課題を出し合って連携できるような関係をつくりたい」と話す。

 市議選(定数68)では、自民党系会派が25議席を獲得して最大会派を維持した。これに対し、市長選で秋元氏を推薦、支持した会派は、民主党系(21議席)など計23議席にとどまる。表面上は上田市長と同じ「少数与党」での船出となる。

 ただ、自民党ベテラン市議は言う。「秋元氏は、すぐに市長室から国旗を撤去した上田市長とは違う」。選挙戦から浮かび上がったのは、保守層からも一定の支持を集める秋元氏の姿だ。そこには、共産党を除いた「オール与党化」の兆しものぞく。


 12日投開票された札幌市長選は、元副市長の秋元克広氏が初当選し、12年ぶりの新市長が誕生する。秋元市政の行方を展望する。(水野富仁、片山由紀、小倉敦が担当します)


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