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北海道 国政・地方政治スレ

415チバQ:2011/02/25(金) 22:56:25
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941102250001
《政党はどこへ》(下)
2011年02月25日

統一地方選の立候補予定者を発表したみんなの党。このほか、道内の議員選挙には複数の政治団体が「初挑戦」する=11日、札幌市中央区

■脱・既存政党 道内でも
■市民の不満を反映


 先月末、道選挙管理委員会に、新しい政治団体の設立届けが出された。名称は「無所属・道民党の会」。苫小牧市の鳥越浩一市議(42)ら3人が共同代表を務める。


 鳥越氏は無所属で現在2期目。市政課題のほか、北海道の将来ビジョンについても考えてきた。しかし、市議になって痛感したことは、議会における「しがらみの強さ」だった。


 議会の会派は上意下達の色合いが強い。そのうえ、政策決定は議会内外の有力者の意向に左右されがちだ。しがらみを断ち切って、政党の枠にとらわれない議論ができる議会を実現させないといけない――。この思いから、政治団体設立に踏み切った。目標は道議会での議席確保だ。


 ただ、政党そのものを否定しているわけではない。「違う政党、違う党派を結びつける役割を目指している。政党に属していようと、属してなかろうと一向に構わない」


 札幌市でも先月末、新たな政治団体「改革札幌」が発足した。現職の同市議が中心となり、市長選や市議選での候補者擁立を模索している。


■河村氏らとは一線


 既存の政党を否定する動きが全国各地で見られる。象徴的なのが名古屋市の河村たかし市長や、大阪府の橋下徹知事の行動だ。両氏はそれぞれ「減税日本」「大阪維新の会」という地域政党を立ち上げ、連携も強めている。


 今月初めには、河村氏が仕掛けた愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会の解散の是非を問う住民投票の「トリプル選」があった。結果は、いずれも河村氏の狙い通りとなった。


 こうした動きが道内に波及するかどうかは未知数だ。河村氏や橋下氏の手法に対しては、「無所属・道民党の会」や「改革札幌」の関係者も「ちょっとやり過ぎ。もっと議論をする必要がある」「首長と議会のバランスが崩れ、自治が崩壊するのでは」と批判している。


 だが「既存政党から有権者が離れている」との認識では一致している。道民党の会の鳥越氏は「いろんな地域政党が共存し、様々な国政課題について共に働き解決していくことを目指している」と、地域政党が持つ可能性を語る。


■楽観と危機感 交錯


 既存政党否定の動きは、有権者の感情を率直に反映したものといえる。半世紀以上にわたって政権の座に就いてきた自民党への失望、政権を奪取したものの期待に応えられていない民主党への不満が代表的なものだろう。


 道内の既存政党組織は様々な反応を見せる。


 民主党北海道の関係者は「道内での動きは限定的だ」と楽観論に立つ。自民党道連幹部は「河村・橋下的なもの」について「都市部の動き。道内では都市部での存在感がまだまだだ」と見る。


 だが、2009年8月に新党の先駆者として発足し、既存政党の中でも歴史が新しいみんなの党は危機感を抱く。同党北海道連絡会議の中村敬臣事務局長は「(自らの党の)停滞感を感じる。政策を継続的に訴える力が細ってきた」と分析するとともに、政党を取り巻く状況を嘆いた。


 「政治不信があまりに広がりすぎている」


(この連載は天野みすず、平間真太郎、古賀大己が担当しました)


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