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北海道 国政・地方政治スレ

336チバQ:2010/11/03(水) 11:03:37
■保守一本化 水面下の動き 道見氏「許せない」

市長選で3位となった結果を受け、記者会見する道見重信氏=4月14日未明、中央区の選挙事務所
 話を選挙後に戻そう。道見氏の差し替え方針ですぐに候補に挙がったのが石崎氏だった。

 四月十四日午前 石崎氏は北海道新聞の取材に対し、市長選候補に取りざたされていることに「昨年末から国政を目指していることに変わりはない」と冷静さを守った。

 十四日午後 坪井氏が供託金没収という結果に終わったのを受け、坪井氏の事務所では、中田氏を含め、陣営幹部が今後の検討をしていた。そこに、中田氏の携帯電話が鳴った。町村氏からだった。町村氏は「保守系候補一本化に力を貸してほしい」と打診。「道見後」に向け、水面下の動きが始まった。

 十六日 昨年末に石崎氏擁立に動いた若手経済人と石崎岳氏の後援会幹部が会談。後援会幹部が、再選挙での石崎氏出馬について経済人に意見を聞いた。この経済人は「積極的には支援に動けない」ことを伝えたという。

 同じ日。道見氏は、上京し、国会議員らにあいさつ回りをしていた。ある国会議員には「次は勝てる態勢で臨まないといけない」と話したが、自らの再出馬の考えについては明言しなかった。

 しかしこのころ、道見氏は、支援者らへのあいさつ回りを行う中で「おれが知らない間に、首をすげ替えようなんて、許せない」と反発していたという。

■責任論 吉川氏「体制を一新して臨む」
 民主党や、無党派勢力結集の動きも活発化していた。

 十六日夜 先の市長選で最多得票だった弁護士の上田文雄氏(54)は、中央区のホテルであった連合札幌の集会で、「本番に向けて心の準備をしたい」と、再出馬の意向を明らかにした。

 関係者によると、実は前日の十五日、関係者と今後の打ち合わせをした際、上田氏の妻が「十七万票の支持に応えるべきです」と“主戦論”を唱えたのに上田氏は後押しされたという。

 同じ日。市長選で二位となった元参院議員の中尾則幸氏(56)の陣営関係者が、坪井氏の陣営を訪問。「政党推薦を受けなかった四候補で次は、無党派連合でやらないか」と打診。この関係者は、前札幌市議の山口たか氏(53)の陣営も訪ね、無党派一本化を打診した。
 自民党札連内では、保守分裂、道見氏三位に対して、執行部の責任論が公然とささやかれ始めた。

 十八日夜 自民党札連の宮本幹事長が、胸の内ポケットに幹事長の辞表を忍ばせ、北区の吉川会長の事務所に向かった。100人委設立時から、札連と同委の窓口的な役割を果たした宮本氏は、坪井氏擁立を断った吉川氏に対する反発が極めて強かった。宮本氏は、吉川氏に「責任を明確にしましょう。こういう方法でなければ、保守一本化は不可能だ」と迫った。

 十九日朝 札幌市中央区で、札連が役員会を開き、今年の札連定期総会を当初予定していた六月ではなく、再選挙前の五月十日に開くことを決めた。吉川氏は、自らの責任論には言及しなかったが「体制を一新して再選挙に臨む」方針を打ち出した。このとき、吉川氏の会長辞任の腹は固まっていた。

 さらに札連は、再選挙での「保守一本化」することを合意。今後は経済界と連携し、その調整を札幌関連の国会議員四人に委ねた。候補者選びの主導権が、市長選をめぐって混乱した札連から、国会議員に委ねられた瞬間だった。


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