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北海道 国政・地方政治スレ

1273チバQ:2019/02/06(水) 17:59:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273863?rct=n_politics
<舞台裏を読む>任期大詰め 関心は参院選
02/06 05:00
<舞台裏を読む>任期大詰め 関心は参院選
「今年は知事を呼ばなくていいんじゃないか」

 札幌市内選出の自民党道議は、後援会幹部にこう告げられた。毎年2月に開く後援会の新年会に高橋はるみ知事(65)を招くのは、恒例のことだった。道議は「こんなこと初めてだ」。

 昨年12月15日、高橋氏は今春の知事選で5選を目指さず、夏の参院選に自民党公認で出ると表明した。組織のトップが退任を口にした瞬間、政治的影響力を失う「レームダック(死に体)」に陥るのは、至極当然のことである。

 道幹部は「胆振東部地震直後とは仕事の向き合い方が違う。道政への興味が急速に薄れているようだ」と、高橋氏本人の気持ちの変化も感じ取る。

 2017年夏以降、周辺に5選不出馬を伝えつつ、求心力を維持するため、表向きは知事選と参院選の両にらみの姿勢を示し続けてきた。それだけに「つき物が取れたように晴れやかな表情になった」(側近)。

 昨年12月22日、札幌市内で道などが開いた公共交通の利用促進を考えるフォーラム。高橋氏は、直前に講演した千葉県の第三セクターいすみ鉄道の前社長に語りかけた。「いすみ鉄道にも乗りたいと思っています。ちょっと暇になるかもしれないので」

 1月下旬の記者会見では「全身全霊で知事の仕事を全うしたい」と強調したが、知事という緊張感を強いられる仕事から解放されるためか、気の緩みと取られかねない発言も出始めた。さらに、関心は自らが挑む参院選にも向いている。

 「今年は特に、ありとあらゆる分野の新年会に参加させていただいています」。1月21日、札幌市内での北海道建設業協会の新年懇親会ではこうあいさつし、聴衆の笑いを誘った。

 この日は新年会5件を掛け持ちした。高橋氏周辺は「参院選を意識した分刻みの日程だ」と明かす。

 自身の後継となる知事選候補選びでも、したたかさを見せる。

 高橋氏は当初、鈴木直道夕張市長(37)を有力候補に挙げていたが、自民党道議や市町村長の有志、経済人らが国土交通省の和泉晶裕氏(57)の擁立を求めると、和泉氏支持をにじませた。

 1月16、17日には東京と札幌で3度、記者団の取材に応じ、「知事の仕事のパートナーは道議、市町村長だ。与党道議の半分以上が出馬要請したことは重い」と繰り返した。党内で巻き起こる対立に「加勢」する形になり、普段は政治的な発言に慎重な高橋氏らしくない対応に注目が集まった。ベテラン道議は「市町村長や道議に恩を売る選挙活動だ」と分析する。

 与野党の一部で一時取り沙汰された「相乗り論」にも関わったとされる。野党道議によると、高橋氏から電話で「和泉さんで相乗りできませんか」と口説かれた。

 道政史上初の4期目の任期もいよいよ大詰めを迎える。目の前には、胆振東部地震の復興やJR北海道の路線見直しなど重要課題が山積みのまま。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致については、判断せず次の知事に先送りするとの見方が強い。

 高橋道政を歴史がどう評価するか。残り3カ月弱における振る舞いもまた、一つの判断材料になるはずだ。(報道センター 竹中達哉)


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