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北海道 国政・地方政治スレ

643チバQ:2014/04/08(火) 21:21:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/531943.html
北海道内の市長選、7連続無投票 財政難で裁量縮小、魅力低下か(04/08 09:18、04/08 09:55 更新)
 道内の市長選で候補者が1人しか立候補せず、無投票当選となる事例が相次いでいる。6日告示の帯広、名寄市長選も現職以外に届け出がなく、道内市長選では異例の7連続の「無風」となった。自治体の財政難などで裁量が縮小し、首長の魅力が薄れていることが原因の一つとみられる。ただ、無投票は、住民の選択肢や地域のあり方をめぐる論戦の機会を奪い、まちづくりにマイナスになる危険性をはらんでいる。

 「自分では『無投票』という言葉より『無競争』という方がしっくりいく。(1期目の)4年間を評価し、市民から『もう一度、仕事をしろ』という総意をいただいたと思う」。帯広市の現職米沢則寿氏(58)は市政史上初の無投票当選が決まった6日、市内の選挙事務所で報道各社のインタビューにこう答えた。

 道選管によると、昨年以降、道内で行われた市長選は8回。13年6月の紋別市長選が選挙戦になった後は無風だ。人口規模の小さい町村長選では、選挙後に地域が対立しないよう候補者を一本化する傾向が強かったが、都市化が比較的進み、しがらみも少ないとみられる昨年6、11月告示の北広島、恵庭も無投票だった。

 北海学園大の横山純一教授(地方財政論)は「道内は保革対立が続いてきたので、7回連続で無投票になるのは珍しい」と話す。

 この原因について、自民党の道議は「自治体財政が厳しいことから、市長になってもやりたい政策ができないだけではなく、報酬も削減されて、誰もやりたがらないためだ」。同じ観点から、民主党の道議は「市長を志す『候補者候補』の若者が減った」とみる。ただ、無党派層が増える中、政党が候補者を発掘する力が落ちていることも背景にある。

 同大の稲垣浩講師(自治体学)は「まちづくりの手段として、NPOやインターネットを通じた市民活動も一段と注目されるようになり、自治体のトップに立つ必要性が低くなったのも一因」と分析。無投票により、市長をチェックする機会が減るため、「住民による定期的な政策評価などが重要になる」と指摘する。

 年内の市長選は、告示が今月13日の富良野、6月の苫小牧、秋に市長の任期満了を迎える根室、旭川、網走の5市で予定される。このうち苫小牧では民主党が、旭川では自民党が、それぞれ現職に対抗する候補の擁立作業を進めているが、いずれも難航。告示が迫っている苫小牧では、無投票の可能性も指摘される。

 来年は、統一地方選を含め、札幌や函館など17市長選が行われるが、無投票が相次ぐ状況が続けば、対立軸を示せない政党の意義も問われそうだ。


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