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北海道 国政・地方政治スレ
383
:
チバQ
:2010/12/26(日) 18:46:06
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20101214ddlk01010292000c.html
自治再考:2期目の高橋道政/1 企業誘致の実態 /北海道
◇順調…実は「水増し」 問われる雇用の質
「200件の企業立地」と「10万人の雇用創出」。高橋はるみ知事が「道政の最重要課題」と位置づけるのが経済・雇用対策だ。
長期低迷から抜け出せない北海道経済を、民主導の自立型経済構造へと転換し、雇用を生み出す。こうした政策は、経済産業省の元官僚の知事にとって「得意分野」。道のまとめによると、企業立地は目標の200件を超え、雇用創出も2年間で約5万人。知事の戦略は順調に進んでいるように見える。
だが、その中身を探ると、実態は異なる。数字の「水増し」が浮かび上がってくる。
■ ■
高橋知事は前回07年の知事選公約に「戦略的な企業誘致を加速し、(07〜10年度の)4年間で200件の企業立地」を盛り込んだ。道産業立地課によると、今年9月末時点で道が誘致した企業は「201件」。同課は「公約は達成できた」としている。
ただし、「201件」と数えた基準は厳密ではない。道外企業が道内に進出したケースは110件にとどまり、残る91件は道内企業の移転など。カウント時点で北海道産業振興条例などによる道の補助金対象となったのは91件。道が相談を受けたり、工業団地や支援制度の案内書を渡しただけなど、道の何らかの関与があれば、「誘致実績」にカウントされる。
高橋知事が当初、「戦略的な企業誘致」の核に見据えていたのは、下請け企業などに波及効果の高い自動車産業だった。1期目の06年にはトヨタ自動車系列の自動車部品メーカー大手のアイシン精機を苫小牧市に誘致。2期目の07年にもデンソーを千歳市に誘致したが、その後はリーマン・ショックの影響もあり、足踏み状態だ。
「企業誘致なんかやってるのは時代遅れ。企業は生産を海外に移そうとしているのに」。道東京事務所の企業誘致担当者は、訪問先の会社社長の一言が耳に残る。担当者は「企業を訪問しようとしても7割は断られる」と苦境を明かす。
■ ■
道は08年3月に「(08〜11年度の)4年間で10万人の雇用創出」の目標を掲げた雇用創出基本計画を策定した。前半が終わった09年度末時点で、新規雇用は「5万1035人」。だが、必ずしも新たな雇用の場が増えることを意味しない。
09年度の実績は2万6603人。うち3分の1に当たる9120人は、高校生を対象にした合同面接会などで就職あっせんした人数で、道が求人を新規開拓したとは言い難いケースが含まれる。しかも9053人は国の事業による就職者だ。
正規か非正規雇用かも把握していない。最近、アルバイトや派遣社員が多いコールセンターが道内に相次いで進出しており、連合北海道の幹部は「離職率が高い非正規労働者も雇用実績にカウントしている」と批判する。
道内の完全失業率(年平均)は全国平均値を上回る高水準で推移。知事の2期目就任時の07年は5・0%だったが、09年は5・5%に上昇し、失業者は15万人に上る。
雇用問題に詳しい川村雅則・北海学園大准教授(労働経済)は「企業誘致型の政策で地域に持続可能な雇用が根付くのか検証する必要がある。雇用の量だけではなく、質を高めなければならない」と指摘する。
× ×
来年4月の知事選に3選出馬の意向を固めた高橋知事。2期目の4年間、何をしてきたのか。連載「自治再考」の第4弾は高橋道政の主要政策を点検し、その実態に迫る。
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