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北海道 国政・地方政治スレ

1110チバQ:2018/03/24(土) 04:11:49
https://mainichi.jp/articles/20180323/ddl/k01/010/013000c
ニュースプラス
知事選まで1年 高橋氏出馬巡り神経戦 自民も野党も動けず /北海道
毎日新聞2018年3月23日 地方版
 高橋はるみ知事は任期満了(来年4月22日)が約1年後に迫る中、22日に札幌市で開かれた後援会役員会で5選出馬に含みを持たせた。今後、来春の知事選への候補者擁立の動きが本格化するが、現時点では与野党ともに誰も立候補を表明しておらず、神経戦が続いている。【田所柳子、藤渕志保】

 ◆含み持たせる

 与野党ともに最大の注目を注ぐのが、現職の高橋氏の動向。その後援会「北海道を愛するみんなの会」は22日に札幌市で開いた役員総会で、4月1日に会長を吉沢慶信氏から高井修元副知事に交代する人事を決定した。

 高橋氏は「知事5期20年は、生まれた子が成人するほど長いことはよく理解している」としたうえで「後援会をはじめ、多くの方々の推挙、支援があればそれに応えるのは責務だ」とあいさつ。「いずれにせよ道民に恩返ししたい」と5選出馬については含みを持たせるにとどめた。

 自民党道連幹部は「高橋氏が知事選に出馬すれば、誰が相手でも勝てない」と指摘。その態度が決まらない限り自民党道連は新人擁立に動けず、野党も候補者選考を本格的に進められない。高橋氏、自民党道連、野党の3者がけん制し合う「三すくみ」の状況となっている。

 ◆関係悪化の影

 高橋氏は昨年末の毎日新聞へのインタビューで「知事職で5選目を目指すか、その後にあると言われる(参院選などの)国政を目指すか、第三の道を目指すか、しかるべきタイミングにしっかり判断したい」と述べ、今後について5選出馬か参院選を中心に検討する考えを示している。

 学校法人「森友学園」問題などで安倍政権の支持率が急落する中、高橋氏の出馬が最も与党に有利なシナリオだ。北海道はもともと野党が強い地盤で、知事を野党に奪われればその後の国政選挙への影響も大きい。

 ただそこに、副知事人事をめぐる高橋氏と自民道連の関係悪化が影を落とす。20日の道議会では、自民会派49人のうち道連幹部など11人が人事同意案に抗議して退席した。「決定的な対立でなく、けん制のパフォーマンス」(道内与党関係者)との見方もあるが、自民内には「多選で道政が停滞する」(道議)などとの批判もくすぶる。公明党は自民が候補を擁立した場合に、推薦の有無を判断する。

 ◆参院はリスク

 高橋氏が参院選にくら替えして次期知事選で与党新人が勝利した場合、与党にとってはメリットもデメリットもある。

 道内の自民関係者は「野党が分裂している今回のうちに新人に世代交代すれば、次々回に再選しやすくなる」と説明。全国唯一の財政再生団体の夕張市を再生計画見直しなどで立て直してきた鈴木直道市長の名前が浮上するほか、道との関係がある官僚らの擁立を模索する動きもある。

 半面、改選数が1増の3となった2016年の参院選道選挙区で2議席を獲得できなかった自民にとって、道内で圧倒的な知名度のある高橋氏の参院選くら替えはリスクも大きい。保守票が高橋氏に集中して、再び1議席に終わる恐れがあるためだ。橋本聖子自民参院会長が控える比例も調整が難航する。

 ◆野党は協力鍵

 野党側では、立憲民主党の逢坂誠二政調会長代理らの名前が上がる。民進党道連は当初、4月をめどに人選を進める予定だったが、昨年10月の分裂の影響に加え、高橋氏の対応も不明で大幅にずれ込む見通し。野党協力ができるかが鍵となる。

 元ニセコ町長の逢坂氏は同10月の衆院選で民進党と希望の党の合流に反発し、いち早く無所属での出馬を公言し、知名度を高めた。ただ立憲で国会対策や政策分野を担う中心人物の一人で、国政からの転出が難しくなる可能性もある。

 また民進党の小川勝也参院議員は4期目で、来夏の参院選に立候補すれば5期目を目指すことになり「3期までが原則」の連合北海道の支援を得にくくなる。このため、知事選への転向を勧める声もある。先の衆院選で躍進した立憲民主だが、高橋氏と一騎打ちになれば「知名度の点で逢坂氏でも勝ち目がない」(民進幹部)だけに、決め手に欠ける。

 共産党や社民党は、野党統一候補に期待する。「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表を務める上田文雄・前札幌市長は「反原発が大きな争点になる知事選は、国政選挙ではなくても重要な選挙だ」と強調。知事選でも野党共闘を働きかける可能性がある。

 ■ことば

道知事選
 これまで統一地方選で実施されており、前回は2015年3月26日告示、4月12日投開票。2人が立候補し、与党が推薦した高橋氏が野党などが支援する新人を破って道政初の4選を果たした。次期知事選の日程は、今秋に国の特例法で決定される見通し。


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