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北海道 国政・地方政治スレ

284チバQ:2010/04/20(火) 12:16:30
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100420ddlk01010168000c.html
ニュースプラス:3市長選痛み分け どうなる参院選 民主に漂う危機感 /北海道
 ◇自民「反転攻勢」も不透明
 今夏の参院選の行方を占ううえで注目された帯広、名寄、富良野の3市長選は、民主党系が帯広、自民党系が名寄と富良野で当選し、勝敗を分け合った。ただ民主側にとっては、帯広は予想に反した薄氷の勝利で、参院選に向け危機感が漂う。自民側は「反転攻勢の礎に」と位置づけるものの、有権者の支持が回復するかどうか不透明だ。【田中裕之、横田信行、岸川弘明、和田浩幸】

 ■138票の小差

 「ぎりぎりまで当選が決まらず、いろんな風が吹いていたと思った」。19日午前、帯広市役所で当選証書を受け取った民主推薦の米沢則寿(のりひさ)氏は、138票差の勝利をそう振り返った。

 民主は今回、数千票差の勝利を目算していた。前回市長選は自民推薦の現職に民主推薦候補が1000票差まで迫り、昨夏の衆院選では当時民主党の石川知裕衆院議員が故中川昭一元財務・金融担当相に市内で約1万1000票差を付けて「中川王国」を打ち破った。今回も米沢氏が地元経済人の要請で出馬を決めており、有利な条件はそろっていた。

 しかし、石川議員が政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴され、離党を余儀なくされるなど「政治とカネ」の問題も直撃した地域。選対の常任顧問を務めた池本柳次道議は「今の政権与党の影響は少なからず出たと思う」と語る。

 自民推薦の上野敏郎氏の選対本部長を務めた清水誠一道議は「残念な結果だが、民主の支持率も下がっており、国民も私たちの政策に戻ってくると意を強くしている」と巻き返しを狙う。

 ■追い風止まり

 支援候補が敗れた名寄、富良野両市では、民主党のショックは一段と大きい。地元・道6区選出の佐々木隆博衆院議員は18日夜、名寄の選挙事務所で「まさかこんな結果になるとは」と唇をかんだ。

 民主は6区で、政権交代の余勢を駆って士別市長選(昨年9月)で同党推薦の新人を当選させ、今回の2市長選も重視してきた。しかし富良野は、前回自民支持だった農協の支援を受けながら逆に票差がつく結果に。佐々木氏は「地方ではもう衆院選の時の追い風は吹いていない」と危機感をあわらにする。

 一方、2勝した自民だが、6区の党関係者は「地方には自公政権の構造改革で疲弊したという思いを持つ人がまだ多い。簡単に党への支持が回復するとは思えない」と慎重な見方を示す。

 ■浮動票の行方は?

 参院選道選挙区(改選数2)では民主2人、自民1人、共産1人などが立候補予定。今回の選挙結果の影響について、民主道連は「国政選挙と地方選挙は性格が違う」(佐野法充(のりみち)幹事長)、自民道連は「市民の目は自民党に若干向いてきてくれている」(竹内英順(ひでのぶ)幹事長)と分析する。

 道選挙区には政党支持率を伸ばすみんなの党も候補者を出す方針。民主の徳永エリ氏陣営の幹部は「徳永さんは無党派がターゲット。浮動票が新党に吸収されるのではないか」と警戒感を強める。

 ◇民主系得票、勢いに陰り−−3市
 3市の最近の主な選挙で民主、自民系の候補者の得票数を抽出して比較すると=グラフ参照=政権交代につながった昨年8月の衆院選や07年7月の参院選時に比べ、民主系候補の勢いに陰りが出ていることがうかがえる。

 自民系候補が多くの票を獲得したのは、小泉政権下で自民が圧勝した郵政選挙(05年9月)と、統一地方選で自民系の高橋はるみ氏が再選を果たした知事選(07年4月)。しかし、わずか3カ月後に実施された参院選では民主公認候補が一気に票を伸ばし、その勢いは昨年の衆院選でも維持された。

 ところが今回の市長選は、民主党の負け越し。名寄、富良野両市の民主系候補の得票率は、郵政選挙時よりも下だった。

 知名度や実績、地盤など候補者個人の事情もあり、得票率がそのまま両党の勢いを反映しているとは言い切れないが、民主党には厳しい結果になった。【木村光則、水戸健一】


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